JP2020157394A - ロボット装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータがロボットの操作を容易に行うことが可能なロボット装置を提供する。【解決手段】マニピュレータ装置1は、マニピュレータ11と、マニピュレータ11による作業箇所を撮像するカメラ12aと、カメラ12aのカメラ傾斜角度を取得する傾斜角度取得部24bと、カメラ12aの撮像画像を表示するモニタ21aと、取得されたカメラ傾斜角度に応じて、モニタ21aの画面が向く方向の傾斜角度であるモニタ傾斜角度を制御するモニタ制御部24aと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ロボット装置に関する。
ロボット装置として、例えば、特許文献1に記載された装置が知られている。このロボット装置において、オペレータは、カメラで撮像された画像をモニタで確認しながらロボットの操作を行うことができる。
特許第4558682号
このようなロボット装置においては、ロボットによる作業箇所が撮像されるように、カメラの撮像方向(向き)が変化する。この場合、オペレータがモニタに表示されるカメラの撮像画像を見ながらロボットの操作を行う際に、カメラの撮像方向の傾斜度合いも考慮してロボットを移動させる必要が生じることがある。しかしながら、オペレータは、モニタの表示画像を見ただけではカメラの傾斜度合いを容易に把握することは困難であり、ロボットの意図した操作を行うことができないことがある。このように、カメラの撮像方向が変化する場合であっても、オペレータがロボットの操作を容易に行うことができる装置が求められている。
そこで、本発明は、オペレータがロボットの操作を容易に行うことが可能なロボット装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るロボット装置は、関節を有するロボットと、撮像方向を変更可能であり、ロボットによる作業箇所を撮像するカメラと、カメラの撮像方向の傾斜角度であるカメラ傾斜角度を取得する傾斜角度取得部と、カメラの撮像画像を表示するモニタと、取得されたカメラ傾斜角度に応じて、モニタの画面が向く方向の傾斜角度であるモニタ傾斜角度を制御するモニタ制御部と、を備える。
このロボット装置では、カメラ傾斜角度に応じて、モニタ傾斜角度が制御される。これにより、オペレータは、モニタを視認することにより、モニタ傾斜角度に基づいてカメラの傾斜度合いを容易に把握できる。従って、オペレータは、把握したカメラの傾斜度合いを考慮しつつ、ロボットの操作を容易に行うことができる。
ロボット装置において、傾斜角度取得部は、カメラ傾斜角度として、上下方向におけるカメラの撮像方向の傾斜角度であるカメラチルト角を取得し、モニタ制御部は、モニタ傾斜角度として、上下方向におけるモニタの画面が向く方向の傾斜角度であるモニタチルト角を制御してもよい。ここで、例えば、モニタの表示画像内に地面(床面)が含まれていると、オペレータは、オペレータ自身の重力方向と表示画像における地面の垂直方向とが一致していると認識してしまうことがある。この場合、オペレータは、カメラの傾斜度合いを考慮せずにオペレータ自身の重力方向に基づいてロボットの操作を行い易くなり、意図した操作を行うことができないことがある。しかしながら、このような場合であってもモニタ制御部がモニタチルト角を制御することにより、オペレータは、カメラチルト角の傾斜度合いを容易に把握することができる。そして、オペレータは、把握したカメラチルト角の傾斜度合いを考慮してロボットの上下方向の操作を容易に行うことができる。
ロボット装置において、モニタ制御部は、取得されたカメラチルト角に基づいて、モニタの上下方向の位置を制御してもよい。この場合、オペレータは、カメラチルト角の傾斜度合いをより一層容易に把握でき、ロボットの操作を容易に行うことが可能となる。
ロボット装置は、ロボットを操作するためにロボットのオペレータによって移動させられる操作入力部と、オペレータによって移動させられる操作入力部の位置を検出する位置検出部と、位置検出部によって検出された操作入力部の位置に基づいて、ロボットを駆動させるロボット制御部と、を更に備えていてもよい。この場合、ロボット装置は、オペレータによる操作入力部の移動に基づいてロボットを駆動できる。
ロボット装置において、位置検出部は、モニタの画面の傾斜角度の変化と共に傾斜可能にモニタに取り付けられていてもよい。例えば、オペレータが操作入力部を上下に動かした場合、モニタ傾斜角度(カメラ傾斜角度)が異なるとセンサから出力される検出結果も異なる。すなわち、オペレータが同じ操作を行っても、カメラ傾斜角度に応じた検出結果が出力される。このような検出結果に基づいてロボットが駆動されることで、オペレータがカメラ傾斜角度を考慮して操作入力部を移動させなくても、カメラ傾斜角度を考慮したロボットの駆動が自動で行われる。従って、オペレータは、カメラ傾斜角度を考慮することなく、ロボットの操作を容易に行うことができる。
ロボット装置において、ロボット制御部は、位置検出部によって検出された操作入力部の位置をモニタ傾斜角度に基づいて補正して、ロボットを駆動させてもよい。この場合、オペレータは、カメラ傾斜角度を考慮して操作入力部を移動させなくても、カメラ傾斜角度を考慮したロボットの駆動が自動で行われる。従って、オペレータは、カメラ傾斜角度を考慮することなく、ロボットの操作を容易に行うことができる。
ロボット装置は、ロボットのオペレータに対して3次元画像を表示する3次元モニタを更に備え、モニタ制御部は、3次元モニタによって表示される3次元画像を制御すると共に3次元モニタによって表示される仮想の3次元空間内にカメラの撮像画像を表示するモニタを表示させ、カメラ傾斜角度に基づいて3次元空間内におけるモニタのモニタ傾斜角度を制御してもよい。この場合、ロボット装置は、3次元空間内に表示されたモニタの傾斜によって、オペレータに対してカメラの傾斜度合いを認識させることができる。これにより、オペレータは、3次元モニタを用いてロボットの操作を容易に行うことができる。
ロボット装置は、ロボットを操作するためにロボットのオペレータによって移動させられる操作入力部と、ロボットによって移動させられる操作入力部の位置を検出する位置検出部と、位置検出部によって検出された操作入力部の位置に基づいて、ロボットを駆動させるロボット制御部と、を更に備え、ロボット制御部は、位置検出部によって検出された操作入力部の位置を取得されたカメラ傾斜角度に基づいて補正して、ロボットを駆動させてもよい。この場合、オペレータは、カメラ傾斜角度を考慮して操作入力部を移動させなくても、カメラ傾斜角度を考慮したロボットの駆動が自動で行われる。従って、オペレータは、カメラ傾斜角度を考慮することなく、ロボットの操作を容易に行うことができる。
本発明の一側面によれば、オペレータがロボットの操作を容易に行うことができる。
図1は、マニピュレータ装置のマニピュレータ及びカメラを示す概略構成図である。 図2は、マニピュレータ装置の操作ユニットを示す概略構成図である。 図3は、マニピュレータ装置の機能構成を示すブロック図である。 図4は、カメラの傾斜を説明するための模式図である。 図5は、モニタの傾斜及び上下方向の移動を説明するための模式図である。 図6(a)及び図6(b)は、カメラの撮像画像を示す図である。 図7は、オペレータがマニピュレータを操作する様子を示す模式図である。 図8は、オペレータがマニピュレータを操作する様子を示す模式図である。 図9は、変形例における操作検出部の取り付け位置を示す模式図である。 図10は、変形例においてオペレータがマニピュレータを操作する様子を示す模式図である。 図11は、変形例におけるVRゴーグルを用いて提示される仮想の3次元空間内のモニタを示す模式図である。
以下、本発明に係るロボット装置をマニピュレータを制御するマニピュレータ装置に適用した実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1〜図3に示されるように、マニピュレータ装置(ロボット装置)1は、ロボットユニット10、及び操作ユニット20を備えている。このマニピュレータ装置1は、例えば、人が立ち入れない場所等における作業を遠隔操作によって行う場合などに用いられる。本実施形態において、マニピュレータ装置1は、作業対象物Wに対して各種の作業(位置を移動させる作業等)を行う。
図1及び図3に示されるように、ロボットユニット10は、マニピュレータ(ロボット)11、カメラユニット12、ロボット側制御装置13、及びロボット側通信装置14を備えている。マニピュレータ11、カメラユニット12、及びロボット側制御装置13は、一例として、作業対象物Wの近傍に設けられた機台Sに設置されている。但し、マニピュレータ11等は機台Sに設置されることに限定されない。例えば、マニピュレータ11等は、自走可能な無人車両に搭載されていてもよい。
マニピュレータ11は、アーム部11a、及び把持部11bを備えている。アーム部11aは、少なくとも一つの関節をしている。例えば、アーム部11aとして、六つの関節を有する6軸マニピュレータが用いられてもよい。マニピュレータ11の基端部は、機台Sに取り付けられている。マニピュレータ11の先端部には、把持部11bが取り付けられている。把持部11bは、作業対象物Wを把持する機構により構成されている。例えば、マニピュレータ11は、把持部11bによって作業対象物Wを把持し、アーム部11aの関節を可動させることによって作業対象物Wを移動させる。
カメラユニット12は、カメラ12a、カメラ駆動部12b、及び傾斜角度検出センサ12cを備えている。本実施形態において、カメラユニット12は、機台Sに設けられたカメラ支持フレームSaに取り付けられている。カメラ12aは、撮像方向を変更可能であり、マニピュレータ11による作業箇所を撮像する。本実施形態においては、カメラ12aとしてステレオカメラが用いられる。カメラ12aによって撮像される画像は、動画であってもよく、静止画であってもよい。カメラ12aが撮像した画像データは、ロボット側制御装置13に入力される。
カメラ駆動部12bは、カメラ12aの向き(撮像方向)を変化させる。ここでは、カメラ駆動部12bは、ロボット側制御装置13から入力されたカメラ制御信号に基づいて、カメラ12aのパン角及びチルト角を変化させる。カメラ12aの向きを変化させるためのカメラ駆動部12bの機構としては、周知の種々の機構が採用され得る。
傾斜角度検出センサ12cは、カメラ12aの撮像方向の傾斜角度であるカメラ傾斜角度を検出する。本実施形態において、傾斜角度検出センサ12cは、カメラ傾斜角度として、上下方向におけるカメラ12aの撮像方向の傾斜角度であるカメラチルト角を検出する。傾斜角度検出センサ12cによって検出されたカメラチルト角データは、ロボット側制御装置13に入力される。
ロボット側通信装置14は、操作ユニット20の操作側通信装置25と通信を行うための通信機器である。ロボット側通信装置14は、操作側通信装置25と無線通信を行ってもよく、有線通信を行ってもよい。ロボット側通信装置14は、カメラ12aが撮像した画像データ、及び傾斜角度検出センサ12cによって検出されたカメラチルト角データを操作側通信装置25に送信する。また、ロボット側通信装置14は、マニピュレータ11を作動させるためのマニピュレータ制御信号、及びカメラ駆動部12bを作動させるためのカメラ制御信号を操作側通信装置25から受信する。
ロボット側制御装置13は、マニピュレータ11及びカメラユニット12における各制御を実行する制御機器である。ロボット側制御装置13は、例えば、CPU、ROM及びRAM等のハードウェアと、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアとにより構成されるコンピュータが用いられる。図3に示されるように、ロボット側制御装置13は、機能的には、マニピュレータ制御部(ロボット制御部)13a、及びカメラ制御部13bを備えている。
マニピュレータ制御部13aは、操作ユニット20の操作検出部23によって検出された操作入力部22の位置等に基づいて、マニピュレータ11を駆動させる。ここでは、マニピュレータ制御部13aは、ロボット側通信装置14が受信したマニピュレータ制御信号をマニピュレータ11に対して出力することにより、マニピュレータ11を駆動させる。これにより、マニピュレータ11に設けられたアクチュエータがマニピュレータ制御信号に従ってアーム部11a及び把持部11bを駆動することによって、マニピュレータ11がマニピュレータ制御信号に応じて作動する。
カメラ制御部13bは、カメラユニット12の作動の制御を行う。カメラ制御部13bは、ロボット側通信装置14が受信したカメラ制御信号をカメラユニット12に対して出力することにより、カメラ駆動部12b等を駆動させる。このように、カメラ制御部13bは、カメラ制御信号に基づいてカメラ12aの撮像方向及びズーム等を制御する。
図2及び図3に示されるように、操作ユニット20は、モニタユニット21、操作入力部22、操作検出部(位置検出部)23、操作側制御装置24、及び操作側通信装置25を備えている。
モニタユニット21は、モニタ21a、及びモニタ駆動部21bを備えている。モニタ21aは、操作側制御装置24から入力された画像表示信号に基づいて、カメラ12aが撮像した画像を表示する。本実施形態において、カメラ12aは、マニピュレータ装置1のオペレータPに対して立体的に画像が認識されるように3次元画像を表示する。例えば、オペレータPは、モニタ21aの表示画像を立体的に視認するための3Dメガネ等を装着していてもよい。これにより、オペレータPは、マニピュレータ装置1の作業箇所内の各物体の3次元的な位置関係を把握できる。
モニタ駆動部21bは、モニタ21aを支持する。モニタ駆動部21bは、操作側制御装置24から入力されたモニタ駆動信号に基づいて、モニタ21aの画面が向く方向の傾斜角度であるモニタ傾斜角度を変化させることができる。ここでは、モニタ駆動部21bは、モニタ傾斜角度として、上下方向におけるモニタ21aの画面が向く方向の傾斜角度であるモニタチルト角を変化させる。なお、モニタ駆動信号は、詳しくは後述するようにカメラチルト角データに基づいて生成されている。また、モニタ駆動部21bは、モニタチルト角に加え、操作側制御装置24から入力されたモニタ駆動信号に基づいて、モニタ21aの上下方向の位置を変化させることができる。
本実施形態において、モニタ駆動部21bは、図2に示されるように、モニタ21aの画面がオペレータPの頭部を向いた状態で、オペレータPの頭部を中心として円弧状に上下方向に移動するように、モニタ21aのモニタチルト角を変化させ且つモニタ21aを上下方向に移動させる。モニタ21aのモニタチルト角を変化させる機構及びモニタ21aを上下に移動させる機構としては、周知の種々の機構が採用され得る。
操作入力部22は、マニピュレータ11を操作するためにオペレータPによって操作される操作機器である。ここでは、操作入力部22は、マニピュレータ11を操作するためにオペレータPによって移動させられる。例えば、オペレータPは、アーム部11aを可動させて把持部11bの位置を移動させたい場合、操作入力部22を把持して操作入力部22を移動させる。
また、操作入力部22は、把持部11bを操作するために行われるオペレータPの入力操作、及びカメラユニット12を操作(カメラ12aの撮像方向の操作及びズーム操作等)するために行われるオペレータPの入力操作等、各種の入力操作を受け付ける。操作入力部22は、これらの入力操作を受け付けると、受け付けた入力操作に基づいて入力操作信号を生成する。操作入力部22は、生成した入力操作信号を操作検出部23へ送信する。例えば、操作入力部22は、赤外線等を用いて非接触で操作検出部23に入力操作信号を送信する。
操作検出部23は、オペレータPが操作入力部22に対して行った操作を検出する。ここでは、操作検出部23は、オペレータPによって移動させられる操作入力部22の位置を非接触で検出する。操作検出部23は、3次元のセンサ座標系内における操作入力部22の位置を検出する。例えば、操作検出部23は、赤外線等を用いて、センサ座標系内における操作入力部22の位置を非接触で検出してもよい。操作検出部23は、周知の種々の方法を用いて、操作入力部22の位置を非接触で検出することができる。操作検出部23は、例えば、モニタユニット21が設置されるテーブル等に固定されている。
なお、操作検出部23は、操作入力部22の位置を非接触で検出することに限定されない。操作検出部23は、非接触で検出すること以外にも、種々の方法によって操作入力部22の位置を検出できる。例えば、操作検出部23は、バイラテラルなマスタスレーブシステム等によって、操作入力部22の位置を検出してもよい。
また、操作検出部23は、操作入力部22から送信された入力操作信号を非接触で受信する。操作検出部23は、検出した操作入力部22の位置データ及び受信した入力操作信号を、操作側制御装置24へ出力する。なお、操作検出部23は、操作入力部22から送信された入力操作信号を非接触で受信することに限定されない。
操作側通信装置25は、ロボットユニット10のロボット側通信装置14と通信を行うための通信機器である。操作側通信装置25は、マニピュレータ11を作動させるためのマニピュレータ制御信号、及びカメラ駆動部12bを作動させるためのカメラ制御信号をロボット側通信装置14へ送信する。また、操作側通信装置25は、ロボット側通信装置14から送信された画像データ、及びカメラチルト角データを受信する。
操作側制御装置24は、操作ユニット20における各制御を実行する制御機器である。操作側制御装置24は、ロボット側制御装置13と同様の構成を有するコンピュータが用いられる。図3に示されるように、操作側制御装置24は、機能的には、モニタ制御部24a、傾斜角度取得部24b、及び操作制御部24cを備えている。
モニタ制御部24aは、モニタ21aに表示される画像の制御を行う。モニタ制御部24aは、操作側通信装置25によって受信された画像データに基づいて、モニタ21aに画像を表示させるための画像表示信号を生成する。モニタ制御部24aは、生成した画像表示信号をモニタユニット21に入力する。これにより、モニタ21aには、カメラ12aが撮像した画像が表示される。なお、モニタ制御部24aは、モニタ21aに3次元画像を表示させる場合、画像データに基づいて3次元画像を表示させるための画像表示信号を生成し、モニタ21aに入力すればよい。
また、モニタ制御部24aは、傾斜角度取得部24bで取得されたカメラチルト角に基づいてモニタ駆動部21bを駆動し、モニタ21aのモニタチルト角を制御する。ここでは、モニタ制御部24aは、傾斜角度取得部24bで取得されたカメラチルト角に応じてモニタチルト角を制御するためのモニタ駆動信号を生成し、生成したモニタ駆動信号をモニタ駆動部21bへ出力することによってモニタチルト角を制御する。
さらに、モニタ制御部24aは、傾斜角度取得部24bで取得されたカメラチルト角データに基づいてモニタ駆動部21bを駆動し、モニタ21aの上下方向の位置を制御する。ここでは、モニタ制御部24aは、傾斜角度取得部24bで取得されたカメラチルト角に基づいて、モニタ21aの上下方向の位置を制御するためのモニタ駆動信号を生成し、生成したモニタ駆動信号をモニタ駆動部21bへ出力することによってモニタ21aの上下方向の位置を制御する。
すなわち、モニタ駆動信号には、モニタチルト角を制御するための信号と、モニタ21aの上下方向の位置を制御するための信号とが含まれている。これにより、モニタ制御部24aは、モニタ駆動信号を用いてモニタ21aのモニタチルト角及びモニタ21aの上下方向の位置を制御する。
なお、モニタ制御部24aは、図2に示されるように、モニタ21aの画面がオペレータPの頭部を向いた状態で、オペレータPの頭部を中心としてモニタ21aが円弧状に上下方向に移動するように、モニタ21aのモニタチルト角を変化させ且つモニタ21aを上下方向に移動させるためのモニタ駆動信号を生成する。
本実施形態において、モニタ制御部24aは、水平方向に対するカメラ12aの撮像方向の傾斜角度(カメラチルト角)の大きさと、水平方向に対するモニタ21aの画面が向く方向の傾斜角度(モニタチルト角)の大きさとが互いに一致するように、カメラチルト角に基づいてモニタチルト角を制御する。すなわち、カメラ12aの撮像方向と、モニタ21aの画面に垂直な線とが平行となっている。
例えば、図4において実線で示されるカメラ12aのように、カメラ12aが水平方向を向いている。この場合、モニタ制御部24aは、カメラチルト角に基づいて、図5において実線で示されるモニタ21aのように、モニタ21aの画面がオペレータPの頭部を向き且つモニタ21aをオペレータPの頭部の高さ位置に位置させるためのモニタ駆動信号を生成する。この場合、図6(a)に示されるように、モニタ21aには、作業対象物Wの上部が映っている。このため、オペレータPは、モニタ21aの傾斜及びモニタ21aに表示される画像に基づいて、カメラ12aの傾斜度合い(カメラ12aが水平方向を向いていること)を容易に把握できる。
また、例えば、図4において破線で示されるカメラ12aのように、カメラ12aが下方向を向いている。この場合、モニタ制御部24aは、カメラチルト角に基づいて、図5において破線で示されるモニタ21aのように、モニタ21aの画面がオペレータPの頭部を向き且つモニタ21aをオペレータPの頭部の高さ位置よりも下方の位置に位置させるためのモニタ駆動信号を生成する。すなわち、カメラ12aが斜め下方を向き、モニタ21aが斜め上方を向いている。この場合、図6(b)に示されるように、モニタ21aには、作業対象物Wの下部及び地面Gが映っている。このため、オペレータPは、モニタ21aの傾斜及びモニタ21aに表示される画像に基づいて、カメラ12aの傾斜度合い(カメラ12aが斜め下方側を向いていること)を容易に把握できる。
傾斜角度取得部24bは、カメラ12aの撮像方向の傾斜角度であるカメラ傾斜角度を取得する。ここでは、傾斜角度取得部24bは、カメラ傾斜角度として、操作側通信装置25が受信したカメラチルト角データ(カメラチルト角)を取得する。
なお、傾斜角度取得部24bは、操作側通信装置25を介して傾斜角度検出センサ12cによって検出されたカメラ傾斜角度を取得すること以外にも、操作検出部23によって検出されたカメラ12aの向きを操作するための入力操作に基づいてカメラ傾斜角度を取得してもよい。すなわち、傾斜角度取得部24bは、実際のカメラ12aの傾斜を検出するのではなく、カメラ12aを作動させるための信号をカメラ傾斜角度として取得してもよい。このように、傾斜角度取得部24bは、種々の方法によってカメラ傾斜角度を取得することができる。
操作制御部24cは、操作検出部23から入力された操作入力部22の位置データ、及び把持部11bを操作するための入力操作信号に基づいて、マニピュレータ11を作動させるためのマニピュレータ制御信号を生成する。
ここで、本実施形態においてマニピュレータ装置1は、カメラ12aの座標系(以下「カメラ座標系」という)を基準として、マニピュレータ11の動作を制御する。これにより、オペレータPは、図7に示されるように、モニタ21aに表示された画像(カメラ12aの撮像画像)を基準として、マニピュレータ11(把持部11b)を上下左右に移動させることができる。すなわち、オペレータPは、図7のモニタ21a内に示される矢印B1のように把持部11bを右方向に移動させたい場合、矢印A1で示されるように操作入力部22を右方向に移動させればよい。
ここで、センサ座標系、及びカメラ座標系について説明する。例えば、図2、図7及び図8に示されるように、操作検出部23が操作入力部22の位置を検出するときのセンサ座標系は、X1軸、Y1軸及びZ1軸によって構成される3次元の直交座標系を有する。具体的には、例えば、Z1軸は、鉛直方向に沿った軸である。X1軸は、オペレータPがマニピュレータ11を操作するためにモニタ21aを向いた状態において、オペレータPの左右方向に沿った軸である。Y1軸は、X1軸及びZ1軸に直交する軸である。また、図7及び図8に示されるように、カメラ座標系は、X2軸、Y2軸及びZ2軸によって構成される3次元の直交座標系を有する。具体的には、例えば、Y2軸は、カメラ12aの撮像の中心軸である。Z2軸は、例えば、Y2軸が水平方向となるようにカメラ12aの向きを調整した場合において、Y2軸に対して直交し且つ鉛直方向に沿った軸である。X2軸は、Y2軸及びZ2軸に直交する軸である。
センサ座標系におけるX1軸、Y1軸及びZ1軸は、カメラ座標系におけるX2軸、Y2軸及びZ2軸にそれぞれ対応している。
本実施形態において操作制御部24cは、図7に示されるように、例えば、オペレータPが操作入力部22をX1軸に沿って移動させた場合、マニピュレータ11の把持部11bがX2軸に沿って移動するようにマニピュレータ制御信号を生成する。操作制御部24cは、図8に示されるように、例えば、オペレータPが操作入力部22をY1軸に沿って移動させた場合、マニピュレータ11の把持部11bがY2軸に沿って移動するようにマニピュレータ制御信号を生成する。操作制御部24cは、図8に示されるように、例えば、オペレータPが操作入力部22をZ1軸に沿って移動させた場合、マニピュレータ11の把持部11bがZ2軸に沿って移動するようにマニピュレータ制御信号を生成する。
このように、操作制御部24cは、カメラ座標系を基準としてマニピュレータ11(把持部11b)が移動するようにマニピュレータ制御信号を生成する。
具体的には、例えば、図8に示されるように、カメラ12aが斜め下方向を向いている状態において、オペレータPが矢印A2で示されるように操作入力部22を鉛直方向(Z1軸)の下方側に移動させた場合、把持部11bは、矢印B2で示されるようにZ2軸に沿って斜め下方に移動する。
例えば、図8において矢印B3で示されるように把持部11bを鉛直方向の下方側に移動させたい場合、オペレータPは、矢印A3で示されるように鉛直方向の下方且つ前方に向けて操作入力部22を移動させればよい。ここで、上述したように、カメラチルト角に応じてモニタ21aが傾斜している。このため、オペレータPは、カメラ座標系の傾斜(カメラチルト角)を把握できる。すなわち、オペレータPは、カメラ座標系とセンサ座標系とのずれを把握できる。従って、オペレータPは、矢印B3で示されるように把持部11bを鉛直方向の下方側に移動させる際に、操作入力部22をどの程度斜め下方向に移動させればよいか(どの程度前方に移動させればよいか)を容易に把握できる。
また、操作制御部24cは、操作検出部23から入力されたカメラユニット12を操作するための入力操作信号に基づいて、カメラユニット12を作動(カメラ12aの向き及びズーム動作等)させるためのカメラ制御信号を生成する。
操作制御部24cは、生成したマニピュレータ制御信号及びカメラ信号を操作側通信装置25へ出力する。これにより、マニピュレータ制御信号及びカメラ信号は、操作側通信装置25を介してロボットユニット10へ送信される。
以上のように、このマニピュレータ装置1では、モニタ21aのカメラチルト角に応じて、モニタ21aのモニタチルト角が制御される。これにより、オペレータPは、モニタ21aを視認することにより、モニタチルト角に基づいてカメラ12aの傾斜度合いを容易に把握できる。従って、オペレータは、把握したカメラ12aの傾斜度合い(カメラチルト角)を考慮しつつ、マニピュレータ11の操作を容易に行うことができる。
ここで、例えば、モニタ21aの表示画像内に地面G(床面)が含まれていると、オペレータPは、オペレータ自身の重力方向と表示画像における地面Gの垂直方向とが一致していると認識してしまうことがある。この場合、オペレータPは、カメラ12aの傾斜度合いを考慮せずにオペレータ自身の重力方向に基づいてマニピュレータ11の操作を行い易くなり、意図した操作を行うことができないことがある。すなわち、例えば図8に示されるように、把持部11bを矢印B3のように下方側に移動させる際に、オペレータPは、操作入力部22を矢印A2のように下方側に移動させてしまうことがある。しかしながら、このような場合であってもモニタ制御部24aがモニタチルト角を制御することにより、オペレータPは、カメラチルト角の傾斜度合いを容易に把握することができる。そして、オペレータPは、把握したカメラチルト角の傾斜度合いを考慮してマニピュレータ11(把持部11b)の上下方向の操作を容易に行うことができる。
モニタ制御部24aは、カメラチルト角に基づいて、モニタチルト角に加えてモニタ21aの上下方向の位置を制御する。これにより、オペレータPは、モニタ21aを視認することによってカメラチルト角の傾斜度合いをより一層容易に把握でき、マニピュレータ11の操作を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、操作検出部23は、図9に示されるように、モニタ21aのフレーム等に固定されていてもよい。すなわち、操作検出部23は、モニタ21aの画面の傾斜角度の変化と共に傾斜可能にモニタ21aに取り付けられていてもよい。この場合、モニタ21aの傾斜に合わせて操作検出部23のセンサ座標系Tも傾斜する。すなわち、図10に示されるように、カメラ座標系の傾斜(チルト角)とセンサ座標系の傾斜(チルト角)とが一致する。この場合、オペレータPは、図10において矢印B4で示されるように把持部11bを下方に移動させたい場合、操作入力部22を矢印A4のように下方に移動させればよい。すなわち、オペレータPは、上記実施形態のようにカメラ座標系とセンサ座標系とのずれを考慮することなく、マニピュレータ11を直観的に操作することが可能となり、マニピュレータ11の操作をより一層容易に行うことができる。
また、操作検出部23が図9に示されるようにモニタ21aに取り付けられていなくても、マニピュレータ装置1は、カメラ座標系とセンサ座標系とを一致させることができる。具体的には、例えば、操作検出部23は、図2に示されるように、テーブル等に固定されている。この場合、マニピュレータ制御部13aは、操作検出部23によって検出された操作入力部22の位置をモニタチルト角に基づいて補正して、マニピュレータ11を駆動させる。すなわち、マニピュレータ制御部13aは、カメラ座標系とセンサ座標系とが一致するように、マニピュレータ制御信号を補正してマニピュレータ11を駆動する。これにより、オペレータPは、カメラ座標系とセンサ座標系とのずれを考慮することなく、マニピュレータ11の直観的な操作が可能となり、マニピュレータ11の操作をより一層容易に行うことができる。
なお、マニピュレータ制御部13aは、モニタ制御部24aがモニタ21aを制御するときの信号をモニタチルト角として取得してもよい。また、図2に示されるように、モニタ21aの傾斜角度を検出する傾斜角度検出センサ26が設けられている場合、マニピュレータ制御部13aは、傾斜角度検出センサ26によって検出されたモニタチルト角を取得してもよい。また、モニタチルト角は、カメラチルト角に応じて制御される。このため、マニピュレータ制御部13aは、カメラチルト角を取得し、取得したカメラチルト角に基づいてモニタチルト角を算出してもよい。
また、マニピュレータ装置1は、モニタユニット21に代えて、図11に示されるようにマニピュレータ11のオペレータPに対して3次元画像を表示するVR(virtual reality)ゴーグル(3次元モニタ)30を備えていてもよい。VRゴーグル30は、オペレータPの目の前に位置するようにオペレータPの頭部に装着される。この場合、モニタ制御部24aは、VRゴーグル30によって表示される3次元画像を制御すると共にVRゴーグル30によって表示される仮想の3次元空間V内にカメラ12aの撮像画像を表示するモニタ31を表示させる。モニタ制御部24aは、モニタ31の他に、マニピュレータ11を操作するための操作メニュー等を仮想の3次元空間V内に表示させてもよい。
モニタ制御部24aは、実施形態におけるモニタ21aと同様に、傾斜角度取得部24bで取得されたカメラチルト角に基づいて、仮想の3次元空間V内におけるモニタ31のモニタチルト角を制御し且つ上下方向の位置を制御する。なお、図11では、VRゴーグル30によってオペレータPの目の前に提示される仮想の3次元空間Vが模式的に示されている。
VRゴーグル30を用いた場合、操作検出部23はテーブル等に固定されており、図9を用いて説明した変形例のように操作検出部23を傾斜させる(センサ座標系を傾斜させる)ことはできない。このため、マニピュレータ制御部13aは、操作検出部23によって検出された操作入力部22の位置をカメラチルト角に基づいて補正して、マニピュレータ11を駆動させてもよい。すなわち、マニピュレータ制御部13aは、カメラ座標系とセンサ座標系とが一致するように、マニピュレータ制御信号を補正してマニピュレータ11を駆動してもよい。これにより、オペレータPは、カメラ座標系とセンサ座標系とのずれを考慮することなく、マニピュレータ11の直観的な操作が可能となり、マニピュレータ11の操作をより一層容易に行うことができる。
なお、上記実施形態及び変形例において、傾斜角度取得部24bはカメラ12aの撮像方向の傾斜角度として水平方向の傾斜角度(カメラパン角)を取得する。そして、モニタ制御部24aは、カメラ12aの水平方向の傾斜角度に応じて、モニタ21aの画面が向く方向の水平方向の傾斜角度(モニタパン角)を制御してもよい。また、モニタ制御部24aは、カメラ12aのカメラチルト角及びカメラパン角に応じて、モニタ21aのモニタチルト角及びモニタパン角を制御してもよい。これらの場合であっても、オペレータPは、モニタ21aの傾斜角度に基づいてカメラ12aの傾斜度合いを容易に把握できる。従って、オペレータPは、把握したカメラ12aの傾斜度合いを考慮しつつ、マニピュレータ11の操作を容易に行うことができる。
また、モニタ制御部24aがモニタ21a(モニタ31)の上下方向の位置を変化させることは必須ではない。モニタ制御部24aは、モニタ21a(モニタ31)の向きのみを変化させてもよい。
なお、本発明に係るロボット装置は、いわゆるロボットアームとしてのマニピュレータ11を遠隔操作するマニピュレータ装置1に適用されることに限定されない。ロボット装置は、少なくとも一つ以上の関節(少なくとも2軸以上の軸)を有する種々のロボットを遠隔制御できる。
1 マニピュレータ装置(ロボット装置)
11 マニピュレータ(ロボット)
12a カメラ
13a マニピュレータ制御部(ロボット制御部)
21a、31 モニタ
22 操作入力部
23 操作検出部(位置検出部)
24a モニタ制御部
24b 傾斜角度取得部
30 VRゴーグル(3次元モニタ)
V 仮想の3次元空間

Claims (8)

  1. 関節を有するロボットと、
    撮像方向を変更可能であり、前記ロボットによる作業箇所を撮像するカメラと、
    前記カメラの撮像方向の傾斜角度であるカメラ傾斜角度を取得する傾斜角度取得部と、
    前記カメラの撮像画像を表示するモニタと、
    取得された前記カメラ傾斜角度に応じて、前記モニタの画面が向く方向の傾斜角度であるモニタ傾斜角度を制御するモニタ制御部と、を備えるロボット装置。
  2. 前記傾斜角度取得部は、前記カメラ傾斜角度として、上下方向における前記カメラの撮像方向の傾斜角度であるカメラチルト角を取得し、
    前記モニタ制御部は、前記モニタ傾斜角度として、上下方向における前記モニタの画面が向く方向の傾斜角度であるモニタチルト角を制御する、請求項1に記載のロボット装置。
  3. 前記モニタ制御部は、取得された前記カメラチルト角に基づいて、前記モニタの上下方向の位置を制御する、請求項2に記載のロボット装置。
  4. 前記ロボットを操作するために前記ロボットのオペレータによって移動させられる操作入力部と、
    前記オペレータによって移動させられる前記操作入力部の位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部によって検出された前記操作入力部の位置に基づいて、前記ロボットを駆動させるロボット制御部と、
    を更に備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボット装置。
  5. 前記位置検出部は、前記モニタの画面の傾斜角度の変化と共に傾斜可能に前記モニタに取り付けられている、請求項4に記載のロボット装置。
  6. 前記ロボット制御部は、前記位置検出部によって検出された前記操作入力部の位置を前記モニタ傾斜角度に基づいて補正して、前記ロボットを駆動させる、請求項4に記載のロボット装置。
  7. 前記ロボットのオペレータに対して3次元画像を表示する3次元モニタを更に備え、
    前記モニタ制御部は、前記3次元モニタによって表示される前記3次元画像を制御すると共に前記3次元モニタによって表示される仮想の3次元空間内に前記カメラの撮像画像を表示する前記モニタを表示させ、前記カメラ傾斜角度に基づいて前記3次元空間内における前記モニタの前記モニタ傾斜角度を制御する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボット装置。
  8. 前記ロボットを操作するために前記ロボットのオペレータによって移動させられる操作入力部と、
    前記ロボットによって移動させられる前記操作入力部の位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部によって検出された前記操作入力部の位置に基づいて、前記ロボットを駆動させるロボット制御部と、
    を更に備え、
    前記ロボット制御部は、前記位置検出部によって検出された前記操作入力部の位置を取得された前記カメラ傾斜角度に基づいて補正して、前記ロボットを駆動させる、請求項7に記載のロボット装置。
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