JP2002307335A - 墨 壺 - Google Patents

墨 壺

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JP2002307335A
JP2002307335A JP2001110830A JP2001110830A JP2002307335A JP 2002307335 A JP2002307335 A JP 2002307335A JP 2001110830 A JP2001110830 A JP 2001110830A JP 2001110830 A JP2001110830 A JP 2001110830A JP 2002307335 A JP2002307335 A JP 2002307335A
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Tetsushi Sato
哲史 佐藤
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Patent Island Co Ltd
Tajima Tool Corp
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PATENT ISLAND KK
Patent Island Co Ltd
Tajima Tool Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 墨室111内の墨汁浸透部材5に墨打ち糸3
を圧接させて墨汁を付着させることのできる構造を有す
る墨壷を、安価に提供する 【解決手段】 墨室111の上部に封着された弾性封口
体15が、キャップ部151と、その内面から墨室11
1内へ向けて延びる柱状部152からなり、墨室111
内における墨打ち糸3の通り道の上方に配置された押圧
部材16が、弾性封口体15の柱状部152に取り付け
られ、墨室111内の墨汁浸透部材5に対する押圧部材
16の押圧面の面積が、柱状部152の先端面積よりも
大きくなっている。弾性封口体15のキャップ部151
を手指で押圧して凹ませることによって押圧部材16が
下方変位し、墨汁浸透部材5と墨打ち糸3とを押し付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木工あるいは建築
における墨打ち作業に使用される墨壷において、特にそ
の墨室内の墨汁浸透部材に墨打ち糸を圧接させて墨汁を
付着させるための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築作業者等が使用する墨壷は、ケース
内に糸巻き及び墨室が設けられ、糸巻きに巻かれた墨打
ち糸が、ケースの一端に形成された糸繰り出し口から外
部へ繰り出され、先端に、この墨打ち糸を墨打ち起点に
止着するためのかるこが繋着された構成を有する。墨室
には、墨汁を沁み込ませた墨汁浸透部材が詰め込まれて
いる。この墨壷を用いた墨打ち作業においては、まず、
かるこを墨打ち起点に止着してから、ケースを移動させ
ることによって墨打ち糸を引き出すと、この墨打ち糸に
は、墨室内を通る過程で、墨汁浸透部材との接触によっ
て墨汁が付着するので、この糸を墨打ち対象面に向けて
手指ではじくことによって、墨線を転写することができ
る。
【0003】また、この種の墨壷には、墨汁浸透部材に
浸透保持された墨汁が少なくなって、転写される墨線が
薄くなった場合に、墨汁浸透部材を墨打ち糸に押し付け
ることによって、十分に墨汁を付設させ、濃い墨線を転
写させるようにしたものがある。このような墨壷として
は、例えば図7に示されるように、ばねaで墨室の上方
へ向けて付勢された片持ち支持の押圧板bを、墨室の上
部開口を開閉する墨室カバーcの開口部に封着されたゴ
ムキャップdで押圧して揺動変位させることによって、
墨室内の墨汁浸透部材fと墨打ち糸gとを押し付けるよ
うにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の墨壷によれば、墨汁浸透部材fを墨打ち糸gに押し付
けるための構造が複雑で、製作コストを押し上げる要因
となっていた。しかも手指による押圧力は、薄肉のゴム
キャップdから、押圧板bに形成された突起b’を介し
て押圧板bの本体部分に伝達されるので、手指に受ける
感触が硬いものであった。
【0005】本発明は、上記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、その技術的課題とするところは、墨室内の
墨汁浸透部材に墨打ち糸を圧接させて墨汁を付着させる
ことのできる構造を有する墨壷を、安価に提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
請求項1に係る発明は、ケース内に糸巻き及び墨室を有
し、墨打ち糸が前記糸巻きから前記墨室内の墨汁浸透部
材を通って外部へ導出された墨壷において、前記墨室の
上に位置してケースの上部に封着された弾性封口体と、
前記墨室内における前記墨打ち糸の繰り出し経路の上方
に配置され前記弾性封口体に取り付けられた押圧部材と
を備えるものである。
【0007】また、請求項2の発明に係る墨壷は、請求
項1の構成において、押圧部材が弾性封口体の内面に形
成された柱状部に取り付けられ、墨汁浸透部材に対する
押圧部材の押圧面の面積が前記柱状部の先端面積よりも
大きいものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の好ましい実施の形
態を示す墨壺の平面図、図2は下面図、図3は図1のII
I−III線に沿って切断した断面図、図4は図1のIV−IV
線に沿って切断した断面図である。これらの図に示され
るように、本形態の墨壺は、ケース1と、このケース1
の糸巻き収容部11bに回転自在に収容された糸巻き2
と、糸巻き2に巻回された墨打ち糸3と、糸巻き2に設
けられたばねチャージ部4と、ケース1の墨室111に
収容された墨汁浸透部材5と、墨打ち糸3の先端に繋着
されたかるこ6と、を備える。
【0009】ケース1は、前方が筒状の墨室形成部11
a、後方が糸巻き収容部11bとなっているケース本体
11と、墨室形成部11aの先端に接合されたトップ部
材12と、墨室形成部11aの上部に設けられた墨室カ
バー13と、糸巻き収容部11bに着脱自在に設けられ
たリング蓋14とからなる。
【0010】ケース本体11はABS等の合成樹脂で成
形されたものであって、その墨室形成部11a内には、
墨汁浸透部材5が充填される墨室111が形成されてお
り、墨室111と糸巻き収容部11bとの間の仕切壁1
12には、墨室111内へ向けて突出した糸挿通管11
3が形成されている。
【0011】トップ部材12は、ポリアセタール等の耐
摩耗性樹脂材で成形されたものであって、ケース本体1
1における墨室形成部11aの先端内周にパッキンを介
して挿入・固定され、内周に糸繰り出し口122が形成
された本体部121と、墨室形成部11aの先端に衝合
されたフランジ部123とからなる。トップ部材12の
糸繰り出し口122は、墨室111側の内端が墨打ち糸
3とほぼ同径の細い円孔状をなし、外側の開口縁122
aが扁平な長孔状に形成されている。
【0012】墨打ち糸3は、糸巻き2からケース本体1
1における糸挿通管113及び墨室111内を通って、
墨汁を染み込ませた墨汁浸透部材5に接触され、トップ
部材12に形成された糸繰り出し口122からケース1
の外部へ導出されている。
【0013】図5は、墨室カバー13を開いた状態を、
図1のIV−IV線に沿って切断して示す断面図である。こ
の図5にも示されるように、ケース本体11の上部壁面
には、墨室111の上部開口111aを有し、この上部
開口111aを開閉する墨室カバー13は、ABS等の
合成樹脂等で成形されたものであって、一側に形成され
た枢結部131が、上部開口111aの一側に位置して
ケース本体11に形成された枢結部114と枢結され、
自由端である他側に形成された被掛止部132が、上部
開口111aの他側に位置してケース本体11に形成さ
れた掛止部115にスナップ的に嵌合することにより、
上部開口111aを閉塞した状態に掛止されるようにな
っている。また、前記自由端には、この墨室カバー13
を手指で開くための指掛け凸部133が形成されてい
る。
【0014】墨室カバー13の外周下面には、被掛止部
132をケース本体11の掛止部115に掛止すること
によって上部開口111aを閉塞した時に、この上部開
口111aの外周上面に密接して、墨室111内の墨汁
の漏れを防止するためのゴム製パッキン134が周設さ
れている。
【0015】図6は、墨室カバー13と、弾性封口体1
5及び押圧部材16の分離斜視図である。この図6に一
層明確に示されるように、墨室カバー13の中央部に
は、円形孔13aが開設されている。この円形孔13a
には、弾性封口体15を介して押圧部材16が取り付け
られている。また、円形孔13aの周囲は、墨室111
側へ凹んだ凹部13bとなっている。
【0016】弾性封口体15はゴム材で成形されたもの
であって、裾部外周面に形成された環状溝151aにお
いて円形孔13aに密嵌された上方へ凸のキャップ部1
51と、その内面から墨室111内へ向けて延びる柱状
部152からなり、この柱状部152にはその延長方向
へ互いに平行に延びる複数の嵌合孔152aが形成さ
れ、下面に開口している。また、押圧部材16はABS
等の合成樹脂材で成形されたものであって、下面が緩や
かな球面状に凹んだ円盤状の本体部161と、その上面
から延びて弾性封口体15の柱状部152の嵌合孔15
2aに嵌着された複数の軸部162からなり、本体部1
61は、柱状部152よりも十分に大径に形成されてい
る。
【0017】墨室カバー13の被掛止部132をケース
本体11の掛止部115に掛止することによって墨室1
11の上部開口111aを閉塞した状態において、押圧
部材16は、墨室111における墨打ち糸3の繰り出し
経路の上部に位置している。そして、この押圧部材16
は、弾性封口体15におけるキャップ部151を手指で
押して凹ませることによって、その柱状部152と共に
下方変位して、墨打ち糸3と墨汁の浸透した墨汁浸透部
材5とを強制的に押し付け、墨打ち糸3に墨汁を十分に
付着させるものである。手指による押し付け力を解除す
れば、押圧部材16は、キャップ部151の復元力によ
って復帰動作される。
【0018】糸巻き2は、外周に墨打ち糸3を巻回する
リール21と、このリール21の内周のばねケース21
a内に収容されて一端がリール21に固定されると共に
他端が後述するばね芯41に固定されてリール21を墨
打ち糸3の巻き取り方向に付勢する渦巻きばね22と、
リール21の軸方向一側に形成されリング蓋14の内周
から外部へ露出した巻き取りハンドル23とからなり、
巻き取りハンドル23の外側面には、手指で回転操作す
るための複数の指掛け凹部23aが形成されている。こ
れらの部材はABS等の合成樹脂で成形されており、こ
の糸巻き2は、リング蓋14をケース本体11の糸巻き
収容部11bから取り外すことによって、この糸巻き収
容部11b内から取り出すことができる。
【0019】ばねチャージ部4は、糸巻き2のリール2
1の内周に同心的かつ相対回転可能な状態に組み込まれ
たばね芯41と、ケース本体11の糸巻き収容部11b
における底壁114の下面にばね芯41と同心的に配置
されたチャージハンドル42と、底壁114の軸孔に挿
通されたチャージハンドル42の中心軸にビス43で固
定されると共にばね芯41に対してチャージ方向にのみ
係合するクラッチ部材44とからなる。チャージハンド
ル42の外側面には、手指で回転操作するための指掛け
凹部42aが形成されている。
【0020】チャージハンドル42の外周近傍部におけ
る円周方向一部には、係止ピン45が軸方向移動自在か
つ抜け止めされた状態で挿通され、この係止ピン45
は、コイルスプリング46によって、常時ケース本体1
1の糸巻き収容部11bの底壁114へ向けて付勢され
ている。一方、前記底壁114の下面には、チャージハ
ンドル42をその中心軸の周りに回転させた時の、係止
ピン45の軌跡と対応する円弧状に延び、糸巻き2の巻
き取り方向と反対の方向、すなわち渦巻きばね22を弛
緩させる方向の端部へ向かって漸次深くなるスパイラル
面114aが形成されている。
【0021】墨室111内の墨汁浸透部材5は、綿ある
いはフェルト等を墨汁の浸透可能な保護シートでくるん
だ墨綿51と、その上に配置されたスポンジ52からな
る。スポンジ52には、墨打ち糸3を両側から挟み込む
ように、スリットが形成されている。
【0022】かるこ6は、ABS等の合成樹脂製の柄6
1と、この柄61に基部が埋設固定された金属製の刺通
針62と、この刺通針62の外周を包囲するABS等の
合成樹脂製の保護材63とからなる。前記柄61は扁平
な形状に形成されており、その刺通針62側の端部及び
保護材63は、墨打ち糸3を完全に糸巻きリール21に
巻き取った状態において、トップ部材12の糸繰り出し
口122に挿入された状態に掛止されるようになってい
る。また、刺通針62はその尖端部のみが保護材63の
先端から突出している。
【0023】ばねチャージ部4は、一種のワンウェイク
ラッチを構成するものである。すなわち、墨打ち糸3を
ケース1から繰り出すと、リール21が墨打ち糸3の繰
り出し方向へ回転されるのに対し、同方向へのばね芯4
1の回転が阻止されており、このため、渦巻きばね22
がばね芯41に巻き込まれてチャージされるようになっ
ている。
【0024】また、かるこ6がトップ部材12の糸繰り
出し口122に半収容状態に係止されるか、あるいはか
るこ6を止着して墨打ち糸3を張設することによって、
糸巻き2のリール21が巻き取り方向へ回転できない状
態では、係止ピン45の外端部を手指で摘んでコイルス
プリング46の付勢力に抗して引き出し、巻き取り方向
へチャージハンドル42を回転させれば、渦巻きばね2
2を任意に蓄勢することができ、逆方向に回転させるこ
とによって、渦巻きばね22を任意に弛緩させることが
できる。
【0025】上述の構成を有する墨壺を用いて、墨打ち
作業を行う場合は、まず、かるこ6の刺通針62を墨打
ち対象面(図示省略)における墨打ちの一方の起点に突
き刺してから、ケース1を墨打ちの他方の起点へ向けて
移動させることによって、糸巻き2のリール21に巻か
れた墨打ち糸3を、ケース1の移動距離分だけ繰り出
す。墨打ち糸3には、墨室111内を通って繰り出され
る過程で、墨汁を染み込ませた墨汁浸透部材5に接触す
ることによって、墨汁が付着する。また、この墨打ち糸
3の繰り出しに伴って、渦巻きばね22がチャージされ
る。
【0026】次に、ケース1を墨打ちの他方の起点まで
移動させたら、このケース1のトップ部材12の開口縁
122aで墨打ち糸3を押止することによって、墨打ち
糸3をかるこ6との間に張設する。墨打ち糸3には、チ
ャージされた渦巻きばね22の引き込み力によって適当
なテンションが与えられているので、これを墨打ち対象
面に向けて指ではじいて打ち付けることによって、直線
状の墨線を転写することができる。
【0027】墨打ち作業終了後は、墨打ち糸3を強引に
引っ張るなどして、かるこ6を墨打ち対象面(図示省
略)から引き抜けば、墨打ち糸3の繰り出し過程でチャ
ージされた渦巻きばね22によって、リール21が巻き
取り方向に回転するため、墨打ち糸3は、かるこ6がト
ップ部材12の糸繰り出し口122に半収容状態に係止
されるまで、前記リール21に自動的に巻き取られる。
【0028】墨打ち作業のために墨打ち糸3を繰り出す
過程では、ケース1を掴んでいる手の指で弾性封口体1
5のキャップ部151を押圧して凹ませると、この弾性
封口体15に結合された押圧部材16が下方変位して、
墨室111内を通る墨打ち糸3と墨汁の浸透した墨汁浸
透部材5とを強制的に押し付ける。このため、墨打ち作
業の繰り返しによって、墨室111内の墨汁浸透部材5
に浸透保持された墨汁の量がある程度減少した場合で
も、墨打ち糸3に墨汁を十分に付着させて明瞭な墨線を
転写することができる。
【0029】押圧部材16の本体部161は、弾性封口
体15の柱状部152よりも十分に大径に形成されてい
るため、墨汁浸透部材5を広い領域にわたって均等に圧
縮する。その結果、一部分に押圧力が集中して作用する
場合に比較して、墨打ち糸3への墨汁の付着が良く、し
かも墨打ち糸3及び墨汁浸透部材5が損傷しにくくな
る。
【0030】弾性封口体15は、押圧部材16に対する
押圧操作部としての機能と、この押圧操作のために墨室
カバー13に開設した円形孔13aに対する密封手段と
しての機能を兼備するものである。そして、手指による
弾性封口体15のキャップ部151からの押圧力は、キ
ャップ部151と同じゴム材からなる柱状部152を介
して押圧部材16の本体部161へ伝達されるので、手
指の腹に受ける感触が軟らかくなる。
【0031】弾性封口体15のキャップ部151を介し
て押圧部材16を押圧しても、墨打ち糸3への墨汁の十
分な付着量が得られなくなった場合は、墨室カバー13
を開き、墨室111内の墨汁浸透部材5に墨汁を補充す
る。補充後は、墨室カバー13を閉止して、その被掛止
部132を、ケース本体11の掛止部115にスナップ
的に嵌合することにより、墨室カバー13に周設された
パッキン133が上部開口111aの外周上面に適当な
面圧で密接して、墨室111内の墨汁の漏れを防止す
る。
【0032】また上述のように、墨室111の開閉は専
ら墨室カバー13によって行われ、弾性封口体15のキ
ャップ部151を着脱するようなことはないので、キャ
ップ部151と墨室カバー13の間の密封性が損なわれ
ない。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明に係る墨壺によると、墨
室内における墨打ち糸と墨汁浸透部材とを押し付けて、
墨打ち糸に確実に墨汁を付着させるための手段が、墨室
の上部開口に封着された弾性封口体と、この弾性封口体
に取り付けられた押圧部材からなる簡素な構造によって
実現されるため、低コスト化を図ることができる。
【0034】請求項2の発明に係る墨壺によると、押圧
部材が弾性封口体の内面に形成された柱状部の先端に取
り付けられ、墨汁浸透部材に対する押圧部材の押圧面の
面積が前記柱状部の先端面積よりも大きいため、墨打ち
糸への墨汁の付着が良く、しかも墨打ち糸及び墨汁浸透
部材が損傷しにくくなり、押圧部材への押圧力が弾性封
口体の柱状部を介して伝達されるので、手指に受ける感
触が軟らかくなり、操作性が向上するといった効果が実
現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る墨壷の好ましい実施の形態を示す
平面図である。
【図2】上記墨壺の底面図である。
【図3】上記墨壺を図1のIII−III線に沿って切断して
示す断面図である。
【図4】上記墨壺を図1のIV−IV線に沿って切断して示
す断面図である。
【図5】上記墨壺の墨室カバーを開いた状態を、図1の
IV−IV線に沿って切断して示す断面図である。
【図6】上記墨壷における墨室カバーと弾性封口体及び
押圧部材の分離斜視図である。
【図7】従来の技術による墨壷の部分断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 111 墨室 13 墨室カバー 15 弾性封口体 151 キャップ部 152 柱状部 16 押圧部材 2 糸巻き 3 墨打ち糸 5 墨汁浸透部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に糸巻き及び墨室を有し、墨打
    ち糸が前記糸巻きから前記墨室内の墨汁浸透部材を通っ
    て外部へ導出された墨壷において、 前記墨室の上に位置してケースの上部に封着された弾性
    封口体と、前記墨室内における前記墨打ち糸の繰り出し
    経路の上方に配置され前記弾性封口体に取り付けられた
    押圧部材とを備えることを特徴とする墨壷。
  2. 【請求項2】 押圧部材が弾性封口体の内面に形成され
    た柱状部に取り付けられ、墨汁浸透部材に対する押圧部
    材の押圧面の面積が前記柱状部の先端面積よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の墨壺。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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