JP2002306820A - 遊技媒体研磨装置 - Google Patents
遊技媒体研磨装置Info
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- JP2002306820A JP2002306820A JP2001118709A JP2001118709A JP2002306820A JP 2002306820 A JP2002306820 A JP 2002306820A JP 2001118709 A JP2001118709 A JP 2001118709A JP 2001118709 A JP2001118709 A JP 2001118709A JP 2002306820 A JP2002306820 A JP 2002306820A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 薄状にしても容易に破断することなく、ま
た、研磨の際に伸びが生じて研磨能力が低下したり、捩
れが生じて研磨に支障をきたす恐れがない研磨部材を適
用した遊技媒体研磨装置を提供すること。 【解決手段】 研磨部材110の研磨面130aに遊技
媒体Pを接触させることにより前記遊技媒体Pの研磨を
行う遊技媒体研磨装置であって、前記研磨部材110
は、前記研磨面130aを構成する研磨材130の裏面
側に、高抗張力を有するフィルム150が張り合わされ
てなる。
た、研磨の際に伸びが生じて研磨能力が低下したり、捩
れが生じて研磨に支障をきたす恐れがない研磨部材を適
用した遊技媒体研磨装置を提供すること。 【解決手段】 研磨部材110の研磨面130aに遊技
媒体Pを接触させることにより前記遊技媒体Pの研磨を
行う遊技媒体研磨装置であって、前記研磨部材110
は、前記研磨面130aを構成する研磨材130の裏面
側に、高抗張力を有するフィルム150が張り合わされ
てなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
スロットマシン等の遊技機に使用される遊技媒体である
パチンコ玉やコイン等の遊技媒体に対して研磨部材を当
接させることにより遊技媒体の研磨を行う遊技媒体研磨
装置に関する。
スロットマシン等の遊技機に使用される遊技媒体である
パチンコ玉やコイン等の遊技媒体に対して研磨部材を当
接させることにより遊技媒体の研磨を行う遊技媒体研磨
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技媒体研磨装置としては、例
えば特開平11−179042号公報に記載されたもの
等が知られており、織布や不織布等の研磨部材を移送さ
れる遊技媒体であるパチンコ玉に接触させることによ
り、パチンコ玉の表面に付着した人脂、ヤニや塵等の付
着物を除去するものである。
えば特開平11−179042号公報に記載されたもの
等が知られており、織布や不織布等の研磨部材を移送さ
れる遊技媒体であるパチンコ玉に接触させることによ
り、パチンコ玉の表面に付着した人脂、ヤニや塵等の付
着物を除去するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに研磨部材を用いる研磨装置にあっては、研磨部材に
対して遊技媒体を接触させることにより研磨するもので
あるため、例えば限られたスペース内に配設するための
小型の研磨装置等に適用すること等を目的として研磨部
材を薄状にすると、その研磨部材を構成する繊維等の特
性にもよるが、一般的には研磨時において研磨部材が破
断しやすくなるという問題を有していた。
うに研磨部材を用いる研磨装置にあっては、研磨部材に
対して遊技媒体を接触させることにより研磨するもので
あるため、例えば限られたスペース内に配設するための
小型の研磨装置等に適用すること等を目的として研磨部
材を薄状にすると、その研磨部材を構成する繊維等の特
性にもよるが、一般的には研磨時において研磨部材が破
断しやすくなるという問題を有していた。
【0004】また、特に研磨部材が伸長性を有する繊維
等からなる場合においては、遊技媒体を研磨する際や、
従来公知のように研磨部材が巻取り交換可能に設けられ
る場合における巻取りの際において研磨部材に伸びが生
じることにより研磨能力が低下したり、捩れが生じて遊
技媒体の研磨に支障をきたす恐れがあった。
等からなる場合においては、遊技媒体を研磨する際や、
従来公知のように研磨部材が巻取り交換可能に設けられ
る場合における巻取りの際において研磨部材に伸びが生
じることにより研磨能力が低下したり、捩れが生じて遊
技媒体の研磨に支障をきたす恐れがあった。
【0005】よって、本発明はこのような問題点に着目
してなされたもので、薄状にしても容易に破断すること
なく、また、研磨の際に伸びが生じて研磨能力が低下し
たり、捩れが生じて研磨に支障をきたす恐れがない研磨
部材を適用した遊技媒体研磨装置を提供することを目的
とする。
してなされたもので、薄状にしても容易に破断すること
なく、また、研磨の際に伸びが生じて研磨能力が低下し
たり、捩れが生じて研磨に支障をきたす恐れがない研磨
部材を適用した遊技媒体研磨装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の遊技媒体研磨装置は、研磨部材の研磨面に
遊技媒体を接触させることにより前記遊技媒体の研磨を
行う遊技媒体研磨装置であって、前記研磨部材は、前記
研磨面を構成する研磨材の裏面側に、高抗張力を有する
薄状のフィルムが張り合わされてなることを特徴として
いる。この特徴によれば、研磨材に高抗張力を有するフ
ィルムが張り合わされることにより、研磨の際において
研磨材に伸びが生じて研磨能力が低下したり、捩れが生
じて遊技媒体の研磨に支障をきたす恐れがない。また、
薄状で強靱な研磨部材を容易に構成できる。
に、本発明の遊技媒体研磨装置は、研磨部材の研磨面に
遊技媒体を接触させることにより前記遊技媒体の研磨を
行う遊技媒体研磨装置であって、前記研磨部材は、前記
研磨面を構成する研磨材の裏面側に、高抗張力を有する
薄状のフィルムが張り合わされてなることを特徴として
いる。この特徴によれば、研磨材に高抗張力を有するフ
ィルムが張り合わされることにより、研磨の際において
研磨材に伸びが生じて研磨能力が低下したり、捩れが生
じて遊技媒体の研磨に支障をきたす恐れがない。また、
薄状で強靱な研磨部材を容易に構成できる。
【0007】本発明の遊技媒体研磨装置は、前記フィル
ムは、ポリエステル樹脂からなることが好ましい。この
ようにすれば、薄状で均一な厚みのフィルムを容易に構
成できる。
ムは、ポリエステル樹脂からなることが好ましい。この
ようにすれば、薄状で均一な厚みのフィルムを容易に構
成できる。
【0008】本発明の遊技媒体研磨装置は、前記フィル
ムは、2軸延伸樹脂からなることが好ましい。このよう
にすれば、強靱性の高いフィルムを構成できる。
ムは、2軸延伸樹脂からなることが好ましい。このよう
にすれば、強靱性の高いフィルムを構成できる。
【0009】本発明の遊技媒体研磨装置は、前記研磨材
は、超極細繊維糸を使用した織布であることが好まし
い。このようにすれば、研磨材における研磨面が超極細
繊維糸を使用した織布により構成されるので、従来より
拭き取り難かった人脂、ヤニ等の油脂成分が超極細繊維
中に取り込まれるようになり、遊技媒体を効率良く良好
な研磨状態とすることができる。
は、超極細繊維糸を使用した織布であることが好まし
い。このようにすれば、研磨材における研磨面が超極細
繊維糸を使用した織布により構成されるので、従来より
拭き取り難かった人脂、ヤニ等の油脂成分が超極細繊維
中に取り込まれるようになり、遊技媒体を効率良く良好
な研磨状態とすることができる。
【0010】本発明の遊技媒体研磨装置は、前記超極細
繊維糸が海島構造を有する樹脂からなる長繊維であるこ
とが好ましい。このようにすれば、海島構造を有する樹
脂は、例えば紡糸後において海部を所定の溶媒により溶
出させることで簡便かつ効率良く長繊維である超極細繊
維糸を得ることができる。
繊維糸が海島構造を有する樹脂からなる長繊維であるこ
とが好ましい。このようにすれば、海島構造を有する樹
脂は、例えば紡糸後において海部を所定の溶媒により溶
出させることで簡便かつ効率良く長繊維である超極細繊
維糸を得ることができる。
【0011】本発明の遊技媒体研磨装置は、前記研磨部
材が帯状に構成されるとともに、巻取り手段により巻取
り可能に設けられていることが好ましい。このようにす
れば、研磨部材の交換を手間をかけることなく容易に行
えるばかりか、研磨部材を所定のスペース内に効率よく
設けることが出来る。
材が帯状に構成されるとともに、巻取り手段により巻取
り可能に設けられていることが好ましい。このようにす
れば、研磨部材の交換を手間をかけることなく容易に行
えるばかりか、研磨部材を所定のスペース内に効率よく
設けることが出来る。
【0012】本発明の遊技媒体研磨装置は、前記研磨部
材は、前記研磨材における前記研磨面の裏面側に張り合
わされた前記フィルムに別の研磨材が張り合わされてな
り、前記フィルムの両面側に前記研磨面が構成されてい
ることが好ましい。このようにすれば、研磨部材の両面
をそれぞれ研磨面として使用することが出来る。
材は、前記研磨材における前記研磨面の裏面側に張り合
わされた前記フィルムに別の研磨材が張り合わされてな
り、前記フィルムの両面側に前記研磨面が構成されてい
ることが好ましい。このようにすれば、研磨部材の両面
をそれぞれ研磨面として使用することが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 (第1実施例)本実施例の遊技島1は、図1に示される
ように、前後面(後面は図示せず)に所定の台数(本実
施例では4台)の遊技機としてのパチンコ機2および該
パチンコ機2に1対1に設けられる玉貸機3が載置され
るとともに、内部にこれらパチンコ機2を稼動させるの
に必要なパチンコ玉Pの揚送装置等の適宜装置が収容さ
れて1つの独立したユニット構成とされた遊技島台1’
が、長手方向に複数連結されることにより構成されてい
る。
に基づいて詳細に説明する。 (第1実施例)本実施例の遊技島1は、図1に示される
ように、前後面(後面は図示せず)に所定の台数(本実
施例では4台)の遊技機としてのパチンコ機2および該
パチンコ機2に1対1に設けられる玉貸機3が載置され
るとともに、内部にこれらパチンコ機2を稼動させるの
に必要なパチンコ玉Pの揚送装置等の適宜装置が収容さ
れて1つの独立したユニット構成とされた遊技島台1’
が、長手方向に複数連結されることにより構成されてい
る。
【0014】遊技島台1’は、その前後面における下部
が腰板7により覆われるとともに、前後面における上部
が幕板6aと、呼び出しボタン17を備えた呼び出しラ
ンプ8が前面に設けられるランプ板6bとにより覆われ
ており、腰板7の上端部に、複数(本実施例では前後面
に2機ずつ)のパチンコ機2、及び各パチンコ機2に1
対1に対応するように隣接配置される玉貸機3とが載置
出来るように構成されている。また、各パチンコ機2の
下部には、計数装置4が各パチンコ機2に対応するよう
に設けられている。
が腰板7により覆われるとともに、前後面における上部
が幕板6aと、呼び出しボタン17を備えた呼び出しラ
ンプ8が前面に設けられるランプ板6bとにより覆われ
ており、腰板7の上端部に、複数(本実施例では前後面
に2機ずつ)のパチンコ機2、及び各パチンコ機2に1
対1に対応するように隣接配置される玉貸機3とが載置
出来るように構成されている。また、各パチンコ機2の
下部には、計数装置4が各パチンコ機2に対応するよう
に設けられている。
【0015】この計数装置4は、各パチンコ機2の下皿
5に設けられた排出口(図示せず)から排出されるパチ
ンコ玉Pを貯留可能な玉受皿35を有しており、この玉
受皿35の前面に設けられたスライドレバー34を操作
することで、玉受皿35内に貯留されたパチンコ玉Pを
計数した後、遊技島台1’内部の下方に設けられる回収
樋部40(図3参照)に返却するように構成されてい
る。
5に設けられた排出口(図示せず)から排出されるパチ
ンコ玉Pを貯留可能な玉受皿35を有しており、この玉
受皿35の前面に設けられたスライドレバー34を操作
することで、玉受皿35内に貯留されたパチンコ玉Pを
計数した後、遊技島台1’内部の下方に設けられる回収
樋部40(図3参照)に返却するように構成されてい
る。
【0016】また、この計数装置4の前面には、遊技者
が所望するパチンコ玉Pを払出すための払出ボタン33
が設けられており、遊技者は一度計数したパチンコ玉P
を前記払出ボタン33を操作することで再度使用するこ
とができるようになっている。
が所望するパチンコ玉Pを払出すための払出ボタン33
が設けられており、遊技者は一度計数したパチンコ玉P
を前記払出ボタン33を操作することで再度使用するこ
とができるようになっている。
【0017】幕板6a、ランプ板6bはそれぞれ前方に
開放可能に設けられており、これら幕板6aやランプ板
6bを開放することにより、図3に示されるように遊技
島台1’内の上部位置に設けられた供給樋部36に連結
される供給管29、30内において発生する玉づまりや
各電設部等のメンテナンスを外部より行えるようになっ
ている。
開放可能に設けられており、これら幕板6aやランプ板
6bを開放することにより、図3に示されるように遊技
島台1’内の上部位置に設けられた供給樋部36に連結
される供給管29、30内において発生する玉づまりや
各電設部等のメンテナンスを外部より行えるようになっ
ている。
【0018】ランプ板6bとパチンコ機2との間には、
計数装置4により計数される獲得玉数の合計や、遊技終
了時や離席時における処理状況および案内情報およびパ
チンコ機の遊技情報等が表示可能とされたLED表示装
置38が設けられている。また、LED表示装置38の
側方における互いに隣接する2機のパチンコ機2の中間
位置には、記録媒体である磁気カードへの情報の記録お
よび読み出しが可能な磁気カードリーダライタ39が設
けられ、そのカード挿入発行口37が露出するように設
けられているとともに、LED表示装置38におけるカ
ード挿入発行口37の反対側の側方には、LED表示装
置38に表示された獲得玉全数を、カードリーダライタ
39により磁気カードに書き込んで発行させる全数精算
ボタン19と、遊技者が離席する際に離席情報が書き込
まれた磁気カードを発行させる離席ボタン21とから成
る操作ボタンとが、電設パネル18上に設けられてい
る。
計数装置4により計数される獲得玉数の合計や、遊技終
了時や離席時における処理状況および案内情報およびパ
チンコ機の遊技情報等が表示可能とされたLED表示装
置38が設けられている。また、LED表示装置38の
側方における互いに隣接する2機のパチンコ機2の中間
位置には、記録媒体である磁気カードへの情報の記録お
よび読み出しが可能な磁気カードリーダライタ39が設
けられ、そのカード挿入発行口37が露出するように設
けられているとともに、LED表示装置38におけるカ
ード挿入発行口37の反対側の側方には、LED表示装
置38に表示された獲得玉全数を、カードリーダライタ
39により磁気カードに書き込んで発行させる全数精算
ボタン19と、遊技者が離席する際に離席情報が書き込
まれた磁気カードを発行させる離席ボタン21とから成
る操作ボタンとが、電設パネル18上に設けられてい
る。
【0019】遊技島台1’の内部には、図3に示される
ように、各パチンコ機2よりアウト玉として排出される
パチンコ玉Pや、計数装置4により計数されたパチンコ
玉Pを回収する回収樋部40と、この回収樋部40の下
流側端部に連接され、回収樋部40内に回収されたパチ
ンコ玉Pを揚送モータ25により上方に揚送する揚送装
置26とが下部位置に設けられているとともに、各パチ
ンコ機2や玉貸機3等に供給するパチンコ玉Pが供給さ
れる供給樋36が上部位置に設けられている。この上方
の供給樋36には、揚送装置26から上方に向けて延設
される揚送樋27を介して揚送されるパチンコ玉Pが供
給されるようになっているとともに、供給樋36に供給
されたパチンコ玉Pは、その側面に配設される供給管2
9、30を介して流下されてパチンコ機2や玉貸機3に
供給されるようになっている。
ように、各パチンコ機2よりアウト玉として排出される
パチンコ玉Pや、計数装置4により計数されたパチンコ
玉Pを回収する回収樋部40と、この回収樋部40の下
流側端部に連接され、回収樋部40内に回収されたパチ
ンコ玉Pを揚送モータ25により上方に揚送する揚送装
置26とが下部位置に設けられているとともに、各パチ
ンコ機2や玉貸機3等に供給するパチンコ玉Pが供給さ
れる供給樋36が上部位置に設けられている。この上方
の供給樋36には、揚送装置26から上方に向けて延設
される揚送樋27を介して揚送されるパチンコ玉Pが供
給されるようになっているとともに、供給樋36に供給
されたパチンコ玉Pは、その側面に配設される供給管2
9、30を介して流下されてパチンコ機2や玉貸機3に
供給されるようになっている。
【0020】また、揚送樋27における上方所定箇所に
は、揚送装置26を介して揚送される遊技媒体としての
パチンコ玉Pの研磨を行う研磨装置41が設けられてお
り、汚れた状態のパチンコ玉Pが供給樋36に供給され
ないようになっている。なお、この研磨装置41の構造
や作用に関する詳細は後述する。
は、揚送装置26を介して揚送される遊技媒体としての
パチンコ玉Pの研磨を行う研磨装置41が設けられてお
り、汚れた状態のパチンコ玉Pが供給樋36に供給され
ないようになっている。なお、この研磨装置41の構造
や作用に関する詳細は後述する。
【0021】このように構成された遊技島台1’にあっ
ては、パチンコ機2からアウト玉として排出されたパチ
ンコ玉Pや、パチンコ機2から賞球として下皿5を介し
て計数装置4の玉受皿35内に排出された後に計数装置
4により計数されて遊技島台1’内に返却されたパチン
コ玉Pは、回収樋部40内に回収された後、揚送装置2
6により揚送樋27を介して揚送されるとともに、揚送
の途中で研磨装置41により研磨された状態で供給樋3
6に供給され、供給管29、30を介して再びパチンコ
機2や玉貸機3に供給されるようになっている。よっ
て、パチンコ玉Pは遊技島台1’内を循環して繰り返し
利用されるようになっている。
ては、パチンコ機2からアウト玉として排出されたパチ
ンコ玉Pや、パチンコ機2から賞球として下皿5を介し
て計数装置4の玉受皿35内に排出された後に計数装置
4により計数されて遊技島台1’内に返却されたパチン
コ玉Pは、回収樋部40内に回収された後、揚送装置2
6により揚送樋27を介して揚送されるとともに、揚送
の途中で研磨装置41により研磨された状態で供給樋3
6に供給され、供給管29、30を介して再びパチンコ
機2や玉貸機3に供給されるようになっている。よっ
て、パチンコ玉Pは遊技島台1’内を循環して繰り返し
利用されるようになっている。
【0022】各遊技島台1’には、遊技島台1’を構成
する各部と接続されるとともに、これら各部との信号や
データのやり取りを行う入出力部(図示略)や、各部の
状況データ等を記憶するための記憶部(図示略)や、外
部に設けられる管理コンピュータ(図示略)との通信を
行う通信部(図示略)や、所定の制御プログラムを実行
して制御動作を行うCPU(中央演算処理装置(図示
略))等を内在して遊技島台1’の動作制御を実施する
コントロールユニット(図示略)が設けられており、該
コントロールユニットに接続されている各部や、玉貸機
3、パチンコ台2等の各装置の制御および稼働状況(エ
ラー等)が管理されるようになっている。
する各部と接続されるとともに、これら各部との信号や
データのやり取りを行う入出力部(図示略)や、各部の
状況データ等を記憶するための記憶部(図示略)や、外
部に設けられる管理コンピュータ(図示略)との通信を
行う通信部(図示略)や、所定の制御プログラムを実行
して制御動作を行うCPU(中央演算処理装置(図示
略))等を内在して遊技島台1’の動作制御を実施する
コントロールユニット(図示略)が設けられており、該
コントロールユニットに接続されている各部や、玉貸機
3、パチンコ台2等の各装置の制御および稼働状況(エ
ラー等)が管理されるようになっている。
【0023】このコントロールユニットは、通信ケーブ
ルを介して外部管理コンピュータとデータ通信可能に接
続されているとともに、遊技島台1に設置される各パチ
ンコ機2に搭載されている遊技用マイコン(図示略)と
インターフェイスを介して接続されて、各パチンコ機2
における遊技情報(始動、特賞、確変、時短)等が出力
されるようになっており、これら各パチンコ機2におけ
る遊技情報が各パチンコ機2の台番号とともに前記管理
コンピュータに出力されて逐次更新登録されるようにな
っている。
ルを介して外部管理コンピュータとデータ通信可能に接
続されているとともに、遊技島台1に設置される各パチ
ンコ機2に搭載されている遊技用マイコン(図示略)と
インターフェイスを介して接続されて、各パチンコ機2
における遊技情報(始動、特賞、確変、時短)等が出力
されるようになっており、これら各パチンコ機2におけ
る遊技情報が各パチンコ機2の台番号とともに前記管理
コンピュータに出力されて逐次更新登録されるようにな
っている。
【0024】更に遊技島台1’内には、特に図示しない
が、パチンコ機2に供給される補給玉数の計数を行う補
給玉計数機と、パチンコ機2より排出されるアウト玉の
計数を行うアウト玉計数機とが、パチンコ機2の上方お
よび下方の所定位置に設けられており、これら各計数機
が前記コントロールユニットに接続されてこれら各計数
機による計数情報(補給玉数、打込玉数)が前記コント
ロールユニットより前記管理コンピュータに送信され
て、該補給玉数と打込玉数とより算出される差玉数とと
もに逐次更新登録されるようになっている。
が、パチンコ機2に供給される補給玉数の計数を行う補
給玉計数機と、パチンコ機2より排出されるアウト玉の
計数を行うアウト玉計数機とが、パチンコ機2の上方お
よび下方の所定位置に設けられており、これら各計数機
が前記コントロールユニットに接続されてこれら各計数
機による計数情報(補給玉数、打込玉数)が前記コント
ロールユニットより前記管理コンピュータに送信され
て、該補給玉数と打込玉数とより算出される差玉数とと
もに逐次更新登録されるようになっている。
【0025】また、前記コントロールユニットには、全
数精算ボタン19、端玉精算ボタン20、離席ボタン2
1から成る操作ボタン、及び玉貸機3も接続されてお
り、前述した払出ボタン33が操作された場合におい
て、玉貸機3の内部に設けられた玉切り払出しユニット
(図示略)が作動して予め設定された所定数のパチンコ
玉Pが返却されるようになっている。
数精算ボタン19、端玉精算ボタン20、離席ボタン2
1から成る操作ボタン、及び玉貸機3も接続されてお
り、前述した払出ボタン33が操作された場合におい
て、玉貸機3の内部に設けられた玉切り払出しユニット
(図示略)が作動して予め設定された所定数のパチンコ
玉Pが返却されるようになっている。
【0026】また、計数装置4により計数された獲得玉
数データや払出ボタン33の操作により返却された玉数
データは、前記コントロールユニットにより適宜加算ま
たは減算されて逐次LED表示装置38に表示されるよ
うになっている。
数データや払出ボタン33の操作により返却された玉数
データは、前記コントロールユニットにより適宜加算ま
たは減算されて逐次LED表示装置38に表示されるよ
うになっている。
【0027】玉貸機3は、図2に示されるように、その
前面に、パチンコ玉Pの貸出しが可能であることを遊技
客に知らせる作動ランプ12と、1,000円紙幣及び
2,000円紙幣を挿入可能な紙幣挿入口10と、50
0円硬貨を投入可能な硬貨投入口13と、投入された硬
貨が内部に設けられる図示しない硬貨選別機内にて詰ま
った場合にこれを返却させるための硬貨返却ボタン42
と、紙幣挿入口10に1,000円もしくは2,000
円の紙幣が投入された場合に操作が有効となり、貸出さ
れるパチンコ玉Pの数量が500円分とされる貸出金額
ボタン43aと、貸出されるパチンコ玉Pの数量が1,
000円分とされる貸出金額ボタン43bとからなる選
択部43と、投入金額やその時点における残金並びにエ
ラーコード等が表示される表示パネル44と、前記貸出
金額ボタン43a、43bの操作により駆動され、選択
部43にて選択されている貸出し金額に相当する所定数
のパチンコ玉Pを計数して払出す内部の玉切り払出しユ
ニットから排出されたパチンコ玉Pを、対応する所定の
パチンコ機2の上皿9に導くノズル15と、返却された
硬貨を取り出す返却硬貨取出口45と、が設けられてい
る。
前面に、パチンコ玉Pの貸出しが可能であることを遊技
客に知らせる作動ランプ12と、1,000円紙幣及び
2,000円紙幣を挿入可能な紙幣挿入口10と、50
0円硬貨を投入可能な硬貨投入口13と、投入された硬
貨が内部に設けられる図示しない硬貨選別機内にて詰ま
った場合にこれを返却させるための硬貨返却ボタン42
と、紙幣挿入口10に1,000円もしくは2,000
円の紙幣が投入された場合に操作が有効となり、貸出さ
れるパチンコ玉Pの数量が500円分とされる貸出金額
ボタン43aと、貸出されるパチンコ玉Pの数量が1,
000円分とされる貸出金額ボタン43bとからなる選
択部43と、投入金額やその時点における残金並びにエ
ラーコード等が表示される表示パネル44と、前記貸出
金額ボタン43a、43bの操作により駆動され、選択
部43にて選択されている貸出し金額に相当する所定数
のパチンコ玉Pを計数して払出す内部の玉切り払出しユ
ニットから排出されたパチンコ玉Pを、対応する所定の
パチンコ機2の上皿9に導くノズル15と、返却された
硬貨を取り出す返却硬貨取出口45と、が設けられてい
る。
【0028】また、玉貸機3には供給管30の下端部が
連結されており、供給樋36内のパチンコ玉Pが玉貸機
3内部に逐次自由落下にて供給されるようになってい
る。さらに、特に図示しないが、玉貸機3の内部上方位
置には紙幣挿入口10より投入される紙幣を識別する紙
幣識別機が配設されており、投入された紙幣が正規の紙
幣であるか否かの識別や、その券種が最小額紙幣である
1,000円紙幣もしくは2,000円紙幣のいずれか
であるのかの識別等がなされるようになっているととも
に、その内部に設けられた搬送機構(図示略)により、
正規と判定された紙幣の送り出し並びに不良と判定され
た紙幣の紙幣挿入口10からの返却が可能とされてい
る。
連結されており、供給樋36内のパチンコ玉Pが玉貸機
3内部に逐次自由落下にて供給されるようになってい
る。さらに、特に図示しないが、玉貸機3の内部上方位
置には紙幣挿入口10より投入される紙幣を識別する紙
幣識別機が配設されており、投入された紙幣が正規の紙
幣であるか否かの識別や、その券種が最小額紙幣である
1,000円紙幣もしくは2,000円紙幣のいずれか
であるのかの識別等がなされるようになっているととも
に、その内部に設けられた搬送機構(図示略)により、
正規と判定された紙幣の送り出し並びに不良と判定され
た紙幣の紙幣挿入口10からの返却が可能とされてい
る。
【0029】次に、研磨装置41の詳細を、図4〜図8
に基づいて説明すると、研磨装置41は、図4に示すよ
うに、主軸51に4個のロータ52(52a、52b、
52c、52d)が横並びに配設・固定されている。ま
た、ユニット側板50の外側に突出した主軸51の端部
には歯車53が嵌合されており、この歯車53は駆動モ
ータ54のピニオンギヤ55と歯車56を介して噛み合
わされている。
に基づいて説明すると、研磨装置41は、図4に示すよ
うに、主軸51に4個のロータ52(52a、52b、
52c、52d)が横並びに配設・固定されている。ま
た、ユニット側板50の外側に突出した主軸51の端部
には歯車53が嵌合されており、この歯車53は駆動モ
ータ54のピニオンギヤ55と歯車56を介して噛み合
わされている。
【0030】各ロータ52の外周部には、U字状溝62
が円周方向に列設されており、各U字状溝62にパチン
コ玉Pを取り込んで回転搬送するように構成されてい
る。この研磨装置41は、パチンコ玉Pを4列で揚送す
る構成となっていて、隣り合うロータ52のU字状溝6
2は、1/4ピッチだけ位相をずらして配設されてい
る。これにより、パチンコ玉Pが同時にロックすること
がない。
が円周方向に列設されており、各U字状溝62にパチン
コ玉Pを取り込んで回転搬送するように構成されてい
る。この研磨装置41は、パチンコ玉Pを4列で揚送す
る構成となっていて、隣り合うロータ52のU字状溝6
2は、1/4ピッチだけ位相をずらして配設されてい
る。これにより、パチンコ玉Pが同時にロックすること
がない。
【0031】また、各ロータ52のU字状溝62の底部
には、シリコンゴムなどからなるゴムリング63が設け
られており、ロータ52によって搬送されるパチンコ玉
PがU字状溝62の内部で移送方向に転動しないように
固定する構造となっている。なお、このゴムリング63
に代えて、各U字状溝62の底部にゴムチップ等を埋め
込むようにしてもよい。
には、シリコンゴムなどからなるゴムリング63が設け
られており、ロータ52によって搬送されるパチンコ玉
PがU字状溝62の内部で移送方向に転動しないように
固定する構造となっている。なお、このゴムリング63
に代えて、各U字状溝62の底部にゴムチップ等を埋め
込むようにしてもよい。
【0032】また、ロータ52の周辺部には、図5に示
すように、ロータ52の図面左側に、逆U字状のパチン
コ玉通路64aを有するパチンコ玉ガイド64が配設さ
れており、図面右側には直立状のパチンコ玉通路65a
を有するパチンコ玉ガイド65が配設されている。そし
て、揚送装置26の揚送モータ25の回転よりは、研磨
装置41のロータ52の回転を若干速くして、パチンコ
玉ガイド64の逆U字状のパチンコ玉通路64aにパチ
ンコ玉Pが詰まった状態を発生させないようにしてい
る。すなわち、揚送装置26により揚送されてきたパチ
ンコ玉Pが研磨装置41に押し込まれないようにしてい
る。このため、パチンコ玉通路64aを押し上げられて
くるパチンコ玉Pは頂点からロータ52方向に自由落下
する。
すように、ロータ52の図面左側に、逆U字状のパチン
コ玉通路64aを有するパチンコ玉ガイド64が配設さ
れており、図面右側には直立状のパチンコ玉通路65a
を有するパチンコ玉ガイド65が配設されている。そし
て、揚送装置26の揚送モータ25の回転よりは、研磨
装置41のロータ52の回転を若干速くして、パチンコ
玉ガイド64の逆U字状のパチンコ玉通路64aにパチ
ンコ玉Pが詰まった状態を発生させないようにしてい
る。すなわち、揚送装置26により揚送されてきたパチ
ンコ玉Pが研磨装置41に押し込まれないようにしてい
る。このため、パチンコ玉通路64aを押し上げられて
くるパチンコ玉Pは頂点からロータ52方向に自由落下
する。
【0033】また、パチンコ玉通路64aに臨んで、ロ
ータ52のパチンコ玉導入部と対向する位置に、ゴム製
で円筒状のロック防止ローラ(ロック防止手段)66が
配設されている。このローラ66は、2枚のユニット側
板50に回転自在に軸支された回転軸67に固定されて
おり、回転軸67の側板50の外側に突出した先端部に
は、図6に示すように歯車68が嵌合されており、この
歯車68は前記駆動モータ54のピニオンギヤ55と歯
車56を介して噛み合わされている。そして、ロック防
止ローラ66はロータ52の周速とほぼ同程度の周速で
逆向き回転させられている。これにより、ロータ52の
U字状溝62の先端部62aがパチンコ玉Pを押さえ込
んだときに、パチンコ玉Pはロック防止ローラ66に喰
い込み、ロック防止ローラ66とパチンコ玉Pとの摩擦
抵抗が急増して、パチンコ玉Pにロック防止ローラ66
と逆向きの回転が与えられ、ロック状態から脱出する。
ータ52のパチンコ玉導入部と対向する位置に、ゴム製
で円筒状のロック防止ローラ(ロック防止手段)66が
配設されている。このローラ66は、2枚のユニット側
板50に回転自在に軸支された回転軸67に固定されて
おり、回転軸67の側板50の外側に突出した先端部に
は、図6に示すように歯車68が嵌合されており、この
歯車68は前記駆動モータ54のピニオンギヤ55と歯
車56を介して噛み合わされている。そして、ロック防
止ローラ66はロータ52の周速とほぼ同程度の周速で
逆向き回転させられている。これにより、ロータ52の
U字状溝62の先端部62aがパチンコ玉Pを押さえ込
んだときに、パチンコ玉Pはロック防止ローラ66に喰
い込み、ロック防止ローラ66とパチンコ玉Pとの摩擦
抵抗が急増して、パチンコ玉Pにロック防止ローラ66
と逆向きの回転が与えられ、ロック状態から脱出する。
【0034】このパチンコ玉ガイド64の下方には、図
7に示すように、下端が揚送装置26に連結される揚送
樋27の上部が金具69によって連結されており、パチ
ンコ玉ガイド64の中央部には、研磨紙送りローラ(駆
動ローラ)80が配設されている。この研磨紙送りロー
ラ80は、軸81に回動自在に軸支された揺動板82
と、揺動板82の端部近傍に設けられた駆動軸83と、
この駆動軸83に嵌合され、中央部が盛り上がった太鼓
状のゴム製の駆動ローラ84と、揺動板82をロータ5
2の方向に付勢するばね85などで構成されている。
7に示すように、下端が揚送装置26に連結される揚送
樋27の上部が金具69によって連結されており、パチ
ンコ玉ガイド64の中央部には、研磨紙送りローラ(駆
動ローラ)80が配設されている。この研磨紙送りロー
ラ80は、軸81に回動自在に軸支された揺動板82
と、揺動板82の端部近傍に設けられた駆動軸83と、
この駆動軸83に嵌合され、中央部が盛り上がった太鼓
状のゴム製の駆動ローラ84と、揺動板82をロータ5
2の方向に付勢するばね85などで構成されている。
【0035】また、ユニット側板50の外側に突出した
主軸51には、図8に示すように、ピニオンギヤ86と
エンコーダ87が取り付けられており、さらにエンコー
ダ87を挟み込むように光スイッチ88が配置されてい
て、主軸51の回転を検出している。また、ピニオンギ
ヤ86は、歯車90、91、92、93、94の歯車列
を介して歯車95に連結されており、主軸51の回転
は、減速されて研磨紙送りローラ80の駆動軸83に伝
達され、駆動ローラ84を回転させる。なお、この駆動
ローラは研磨カセット100の紙送り駆動源となり、こ
の駆動ローラ84の回転数が紙送り速度を制御する。
主軸51には、図8に示すように、ピニオンギヤ86と
エンコーダ87が取り付けられており、さらにエンコー
ダ87を挟み込むように光スイッチ88が配置されてい
て、主軸51の回転を検出している。また、ピニオンギ
ヤ86は、歯車90、91、92、93、94の歯車列
を介して歯車95に連結されており、主軸51の回転
は、減速されて研磨紙送りローラ80の駆動軸83に伝
達され、駆動ローラ84を回転させる。なお、この駆動
ローラは研磨カセット100の紙送り駆動源となり、こ
の駆動ローラ84の回転数が紙送り速度を制御する。
【0036】また、パチンコ玉ガイド65の上方には、
上端が供給樋36に連結される揚送樋27の下部が金具
70によって連結されている。また、パチンコ玉ガイド
65内には、研磨装置41の場合と同様、ロータ52を
臨むところにガイド爪71が配設されていると共に、中
央部には板ばね72によりパチンコ玉ガイド65内側に
付勢されたストッパー73が配設されている。ストッパ
ー73は、駆動モータ54の停止時に、上端が供給樋3
6に連結される揚送樋27内に在留しているパチンコ玉
Pの自重によるロータ52の逆転を防止するためのもの
である。
上端が供給樋36に連結される揚送樋27の下部が金具
70によって連結されている。また、パチンコ玉ガイド
65内には、研磨装置41の場合と同様、ロータ52を
臨むところにガイド爪71が配設されていると共に、中
央部には板ばね72によりパチンコ玉ガイド65内側に
付勢されたストッパー73が配設されている。ストッパ
ー73は、駆動モータ54の停止時に、上端が供給樋3
6に連結される揚送樋27内に在留しているパチンコ玉
Pの自重によるロータ52の逆転を防止するためのもの
である。
【0037】これにより、ロータ52のU字状溝62に
取り込まれて搬送されてきたパチンコ玉Pは、ガイド爪
71によりパチンコ玉ガイド65内に導びかれると共
に、ストッパー73により逆送を阻止された状態で、下
側から順次押されるようにして上昇してゆく。また、こ
のストッパー73の下側には、軸74、ばね75、レバ
ー76からなる引っかけ金具77が配置されており、研
磨カセット100の一端を支持している。
取り込まれて搬送されてきたパチンコ玉Pは、ガイド爪
71によりパチンコ玉ガイド65内に導びかれると共
に、ストッパー73により逆送を阻止された状態で、下
側から順次押されるようにして上昇してゆく。また、こ
のストッパー73の下側には、軸74、ばね75、レバ
ー76からなる引っかけ金具77が配置されており、研
磨カセット100の一端を支持している。
【0038】研磨カセット100は、左右にフレーム1
01を有し、フレーム101の一端にはフック部102
が形成されている。このフック部102は、研磨装置4
1の2枚の側板50同士の間に渡って設けられた軸89
に引っかけるように構成されている。また、フレーム1
01の他端には、フレーム101同士の間に渡って軸1
03が設けられており、研磨装置41に設けられた引っ
かけ金具77のレバー76の凹部76aに嵌め込むよう
になっている。また、フレーム101同士の間には、ロ
ータ52に沿って弧状に当て板(玉ガイド)104が渡
されており、当て板104のパチンコ玉Pが通る溝には
クッション105が溝に沿って設けられている。また、
このクッション105の上面には、パチンコ玉を列状に
移送案内する凹溝105a(図11(b)参照)が並設
されている。
01を有し、フレーム101の一端にはフック部102
が形成されている。このフック部102は、研磨装置4
1の2枚の側板50同士の間に渡って設けられた軸89
に引っかけるように構成されている。また、フレーム1
01の他端には、フレーム101同士の間に渡って軸1
03が設けられており、研磨装置41に設けられた引っ
かけ金具77のレバー76の凹部76aに嵌め込むよう
になっている。また、フレーム101同士の間には、ロ
ータ52に沿って弧状に当て板(玉ガイド)104が渡
されており、当て板104のパチンコ玉Pが通る溝には
クッション105が溝に沿って設けられている。また、
このクッション105の上面には、パチンコ玉を列状に
移送案内する凹溝105a(図11(b)参照)が並設
されている。
【0039】また、フレーム101同士の間には、図5
に示すように、研磨装置41の駆動ローラ84に対向す
る位置に、従動ローラ軸106が設けられており、この
軸106には従動ローラ107が嵌め込まれている。ま
たさらに、フレーム101同士の間には、巻出し・巻取
りリール108、109が取付られている。巻出しリー
ル108には研磨部材である研磨シート110がロール
状に巻回され、巻出しリール108から巻き出された研
磨シート110は、ロータ52に沿って弧状に延設さ
れ、巻取りリール109に巻き取られるようになってい
る。研磨シート110は、ロータ52の回転に同期させ
て送られる。すなわち、巻取りリール109および駆動
ローラ84と従動ローラ107との協同作業によってゆ
っくり巻取られることにより、クッション105の上面
をゆっくり走行する。なお、研磨シート110の構成の
詳細は後述することとする。
に示すように、研磨装置41の駆動ローラ84に対向す
る位置に、従動ローラ軸106が設けられており、この
軸106には従動ローラ107が嵌め込まれている。ま
たさらに、フレーム101同士の間には、巻出し・巻取
りリール108、109が取付られている。巻出しリー
ル108には研磨部材である研磨シート110がロール
状に巻回され、巻出しリール108から巻き出された研
磨シート110は、ロータ52に沿って弧状に延設さ
れ、巻取りリール109に巻き取られるようになってい
る。研磨シート110は、ロータ52の回転に同期させ
て送られる。すなわち、巻取りリール109および駆動
ローラ84と従動ローラ107との協同作業によってゆ
っくり巻取られることにより、クッション105の上面
をゆっくり走行する。なお、研磨シート110の構成の
詳細は後述することとする。
【0040】従動ローラ軸106に嵌合された図示しな
い歯車は、図4に示すように、歯車111、112、1
13の歯車列を介して、巻取りリール109の回転軸1
09aに取り付けられた歯車114(図5参照)に連結
されており、従動ローラ106の周速度よりは巻取りリ
ール109の巻取り速度の方が速くなるように構成され
ている。これにより、研磨シート110は、巻取りリー
ル109に巻かれるときに従動ローラ107によって制
動が掛けられている状態となって弛みを生じることがな
い構造となっている。
い歯車は、図4に示すように、歯車111、112、1
13の歯車列を介して、巻取りリール109の回転軸1
09aに取り付けられた歯車114(図5参照)に連結
されており、従動ローラ106の周速度よりは巻取りリ
ール109の巻取り速度の方が速くなるように構成され
ている。これにより、研磨シート110は、巻取りリー
ル109に巻かれるときに従動ローラ107によって制
動が掛けられている状態となって弛みを生じることがな
い構造となっている。
【0041】なお、図7に示すように、フレーム101
の下側にはU字状溝117が2カ所設けられており、こ
のU字状溝117に巻出し・巻取りリール108、10
9の軸108a、109aを嵌め込むようになってい
る。また、フレーム101の外側表面には、案内ピン1
18によりスライド自在に樹脂製のフック部材119が
取り付けられており、フック部材119の下側にも、鈎
状の溝119aが2カ所設けられていて、研磨紙110
の交換時、すなわち巻出し・巻取りリール108、10
9の交換時にはフック部材119を図の左側にスライド
させて、リール108、109を装着した後、手を離す
と、フック部材119はアーム119bの反力により右
側に戻り、軸108a、109aは確実にロックされ支
持される構造となっている。
の下側にはU字状溝117が2カ所設けられており、こ
のU字状溝117に巻出し・巻取りリール108、10
9の軸108a、109aを嵌め込むようになってい
る。また、フレーム101の外側表面には、案内ピン1
18によりスライド自在に樹脂製のフック部材119が
取り付けられており、フック部材119の下側にも、鈎
状の溝119aが2カ所設けられていて、研磨紙110
の交換時、すなわち巻出し・巻取りリール108、10
9の交換時にはフック部材119を図の左側にスライド
させて、リール108、109を装着した後、手を離す
と、フック部材119はアーム119bの反力により右
側に戻り、軸108a、109aは確実にロックされ支
持される構造となっている。
【0042】研磨カセット100を、フック部材119
により研磨装置41に装着すると、研磨シート110は
駆動ローラ84と従動ローラ107間を通り、当て板1
04の外周面を一周して巻取りリール109に巻取られ
た状態になる。
により研磨装置41に装着すると、研磨シート110は
駆動ローラ84と従動ローラ107間を通り、当て板1
04の外周面を一周して巻取りリール109に巻取られ
た状態になる。
【0043】そして、駆動モータ54によってロータ5
2を回転させると、ロータ52のU字状溝62に抱え込
まれて回転搬送されるパチンコ玉Pは、ゴムリング63
によってロータ52のU字状溝62内での回転が阻止さ
れ、これによりパチンコ玉Pが研磨シート110に摺接
する際に、パチンコ玉Pは研磨シート110に転接する
ことなく、擦り付けられて研磨シート110により研磨
される。また、研磨装置41のユニット側板50の最下
端には、発光部と受光部とからなる紙切れ検知用手段1
20が配置されていて、研磨シート110が少なくなる
と知らせるようになっている。
2を回転させると、ロータ52のU字状溝62に抱え込
まれて回転搬送されるパチンコ玉Pは、ゴムリング63
によってロータ52のU字状溝62内での回転が阻止さ
れ、これによりパチンコ玉Pが研磨シート110に摺接
する際に、パチンコ玉Pは研磨シート110に転接する
ことなく、擦り付けられて研磨シート110により研磨
される。また、研磨装置41のユニット側板50の最下
端には、発光部と受光部とからなる紙切れ検知用手段1
20が配置されていて、研磨シート110が少なくなる
と知らせるようになっている。
【0044】本実施例に用いた研磨部材としての研磨シ
ート110は、厚さ約0.3mm、幅60mm、長さが
約7mのリボン状とされており、図11に示されるよう
に、パチンコ玉Pの研磨面を構成する研磨材としての研
磨布130における研磨面130aの裏面に、フィルム
としてのPETフィルム150が接着剤140により貼
着されてなる。
ート110は、厚さ約0.3mm、幅60mm、長さが
約7mのリボン状とされており、図11に示されるよう
に、パチンコ玉Pの研磨面を構成する研磨材としての研
磨布130における研磨面130aの裏面に、フィルム
としてのPETフィルム150が接着剤140により貼
着されてなる。
【0045】ここで研磨布130について説明すると、
本実施例における研磨布130には、ポリエステル長繊
維を用いた超極細繊維糸の織布が用いられている。
本実施例における研磨布130には、ポリエステル長繊
維を用いた超極細繊維糸の織布が用いられている。
【0046】このポリエステル超極細繊維糸を用いた織
布は、図9(a)、(b)に示されるような縦糸121
と横糸122とから織られており、縦糸121の直径が
約18μm、横糸122の直径が約2μmのものが使用
されており、織布の厚さは、280μmとされている。
布は、図9(a)、(b)に示されるような縦糸121
と横糸122とから織られており、縦糸121の直径が
約18μm、横糸122の直径が約2μmのものが使用
されており、織布の厚さは、280μmとされている。
【0047】また、図9(a)に示されるように、接触
するパチンコ玉Pの移動方向である研磨シート110の
長手方向に対して、縦糸121が角度α(本実施例では
30度)、横糸122が角度β(本実施例では120
度)の各所定角度を有するように裁断されているととも
に、縦糸121の織り込みの糸密度が横糸122の織り
込みの糸密度よりも高密度とされており、これにより、
パチンコ玉Pを研磨する際にパチンコ玉Pが図9中矢印
方向へ回転しやすくなるので研磨能力が高まる。
するパチンコ玉Pの移動方向である研磨シート110の
長手方向に対して、縦糸121が角度α(本実施例では
30度)、横糸122が角度β(本実施例では120
度)の各所定角度を有するように裁断されているととも
に、縦糸121の織り込みの糸密度が横糸122の織り
込みの糸密度よりも高密度とされており、これにより、
パチンコ玉Pを研磨する際にパチンコ玉Pが図9中矢印
方向へ回転しやすくなるので研磨能力が高まる。
【0048】研磨布130を成す織布に用いられる超極
細繊維糸の糸径は、これが従来の織布や不織布に用いら
れている糸径である20μm程度のものである場合に
は、図10(a)に示されるように、パチンコ玉Pに付
着している油脂等の厚みが約2μm程度であるために、
これら2μm程度と薄い油脂の被膜を20μm程度の糸
径を有する織布や不織布では、拭き取りおよび拭き取っ
た油脂を繊維内部に取り込むことが良好になされず、油
脂の薄い被膜が拭き残りとして残存してしまうのに対
し、これら糸径を油脂の被膜厚さに近い、例えば本実施
例のように糸径約2μmの超極細繊維糸とすることで、
拭き取られた油膜や汚れが毛細管現象によって織布を構
成する超極細繊維糸内部の間隙へと移動し、そこにトラ
ップされた状態となる。したがって、パチンコ玉P表面
に汚れを残すことなく拭き取ることができ、かつ研磨布
130の研磨面130aにも油膜等が残存せず、繰り返
し油膜や汚れを拭き取ることが可能となっている。
細繊維糸の糸径は、これが従来の織布や不織布に用いら
れている糸径である20μm程度のものである場合に
は、図10(a)に示されるように、パチンコ玉Pに付
着している油脂等の厚みが約2μm程度であるために、
これら2μm程度と薄い油脂の被膜を20μm程度の糸
径を有する織布や不織布では、拭き取りおよび拭き取っ
た油脂を繊維内部に取り込むことが良好になされず、油
脂の薄い被膜が拭き残りとして残存してしまうのに対
し、これら糸径を油脂の被膜厚さに近い、例えば本実施
例のように糸径約2μmの超極細繊維糸とすることで、
拭き取られた油膜や汚れが毛細管現象によって織布を構
成する超極細繊維糸内部の間隙へと移動し、そこにトラ
ップされた状態となる。したがって、パチンコ玉P表面
に汚れを残すことなく拭き取ることができ、かつ研磨布
130の研磨面130aにも油膜等が残存せず、繰り返
し油膜や汚れを拭き取ることが可能となっている。
【0049】また、これら超極細繊維糸として用いるこ
とが可能な合成樹脂としては、前記のような約2μm以
下の超極細繊維糸に加工可能であって、パチンコ玉Pと
の摩擦においても十分に耐えられるような強度を有する
ものであることが好ましく、ナイロン(ポリアミド)・
ポリエステル・アクリル・サラン・ポリビニルアルコー
ル・ポリオレフィン等の合成繊維が使用できる。特に、
本実施例では図10(b)に示すように、分子鎖中に結
晶性の高いハードセグメントと結晶性が低く柔軟性に富
むソフトセグメントとを有し、これらハードセグメント
とソフトセグメントとが海島構造を形成するポリエステ
ル樹脂を使用している。このように海島構造を有するポ
リエステル樹脂は、紡糸後において前記海部であるソフ
トセグメントの一部を所定の溶媒に溶出させる処理を行
うことで、紡糸された繊維を容易に極細化処理すること
が可能となるばかりか、ポリエステル樹脂自体が比較的
高い耐薬品性を有することから、得られる織布に薬品等
を含浸させることも可能となり、例えば予め防臭剤や抗
菌処理剤等を含浸するようにしても良い。
とが可能な合成樹脂としては、前記のような約2μm以
下の超極細繊維糸に加工可能であって、パチンコ玉Pと
の摩擦においても十分に耐えられるような強度を有する
ものであることが好ましく、ナイロン(ポリアミド)・
ポリエステル・アクリル・サラン・ポリビニルアルコー
ル・ポリオレフィン等の合成繊維が使用できる。特に、
本実施例では図10(b)に示すように、分子鎖中に結
晶性の高いハードセグメントと結晶性が低く柔軟性に富
むソフトセグメントとを有し、これらハードセグメント
とソフトセグメントとが海島構造を形成するポリエステ
ル樹脂を使用している。このように海島構造を有するポ
リエステル樹脂は、紡糸後において前記海部であるソフ
トセグメントの一部を所定の溶媒に溶出させる処理を行
うことで、紡糸された繊維を容易に極細化処理すること
が可能となるばかりか、ポリエステル樹脂自体が比較的
高い耐薬品性を有することから、得られる織布に薬品等
を含浸させることも可能となり、例えば予め防臭剤や抗
菌処理剤等を含浸するようにしても良い。
【0050】また、本実施例の研磨シート110に使用
される前記ポリエステル樹脂からなる超極細繊維糸は、
毛羽立ちのない長繊維であるため自己発塵することは少
ないが、更に自己発塵を防止するためには、研磨布13
0の裁断時において裁断された端部の所定幅が所定温度
に加熱されたヒートローラにて挟持されて図9(a)に
示される加熱部123が形成されるヒートカットがなさ
れたものを用いればよく、これらヒートカットにより繊
維の切断端末が相互に融着して発塵を抑止することがで
きるようになっている。このように、切断端部よりの自
己発塵を抑止可能なヒートカットされた織布を用いるこ
とは、研磨において切断端部よりの糸くずや塵等の発生
が抑えられ、これらのゴミが前述したようなパチンコ玉
Pの移送路内に頻繁に進入したり、駆動モータ54の駆
動軸等に絡みつくようなことがないため、研磨装置41
の故障を少なくすることができることから好ましいが、
本発明はこれに限定されるものではない。
される前記ポリエステル樹脂からなる超極細繊維糸は、
毛羽立ちのない長繊維であるため自己発塵することは少
ないが、更に自己発塵を防止するためには、研磨布13
0の裁断時において裁断された端部の所定幅が所定温度
に加熱されたヒートローラにて挟持されて図9(a)に
示される加熱部123が形成されるヒートカットがなさ
れたものを用いればよく、これらヒートカットにより繊
維の切断端末が相互に融着して発塵を抑止することがで
きるようになっている。このように、切断端部よりの自
己発塵を抑止可能なヒートカットされた織布を用いるこ
とは、研磨において切断端部よりの糸くずや塵等の発生
が抑えられ、これらのゴミが前述したようなパチンコ玉
Pの移送路内に頻繁に進入したり、駆動モータ54の駆
動軸等に絡みつくようなことがないため、研磨装置41
の故障を少なくすることができることから好ましいが、
本発明はこれに限定されるものではない。
【0051】また、これら研磨布130には種々の処理
を施すことが可能であり、縦糸121の内部に、所定間
隔毎に比較的高い電気伝導性を有する制電性糸(繊維)
を織り込んで、パチンコ玉Pや他の部材との摺接によっ
て生じる静電気を、効率良く外部へ逃がすことが出来る
ようになっていても良い。
を施すことが可能であり、縦糸121の内部に、所定間
隔毎に比較的高い電気伝導性を有する制電性糸(繊維)
を織り込んで、パチンコ玉Pや他の部材との摺接によっ
て生じる静電気を、効率良く外部へ逃がすことが出来る
ようになっていても良い。
【0052】これら制電性糸(繊維)としては、ポリア
ルキレンエーテルセグメントを含有するブロックポリエ
ーテルアミドまたはグラフトポリエーテルアミド(変性
ポリアミド)をポリアミドやポリエステルと混合紡糸し
て、変性ポリアミドをポリアミドやポリエステル中に繊
維軸方向に細長い分散粒子として混在させたフィラメン
ト(糸)、カーボンブラックや炭素繊維等の導電性物質
を含有せしめた重合体から成るフィラメント(糸)、特
に芯鞘型複合繊維の芯成分に導電性物質を含有せしめた
重合体から成るフィラメント、金属フィラメント等が挙
げられる。
ルキレンエーテルセグメントを含有するブロックポリエ
ーテルアミドまたはグラフトポリエーテルアミド(変性
ポリアミド)をポリアミドやポリエステルと混合紡糸し
て、変性ポリアミドをポリアミドやポリエステル中に繊
維軸方向に細長い分散粒子として混在させたフィラメン
ト(糸)、カーボンブラックや炭素繊維等の導電性物質
を含有せしめた重合体から成るフィラメント(糸)、特
に芯鞘型複合繊維の芯成分に導電性物質を含有せしめた
重合体から成るフィラメント、金属フィラメント等が挙
げられる。
【0053】また、前述のように縦糸121の一部に制
電性糸(繊維)を織り込むだけでなく横糸122に含む
ようにしても良いし、縦糸および/または横糸の全てを
制電性糸(繊維)としても良い。
電性糸(繊維)を織り込むだけでなく横糸122に含む
ようにしても良いし、縦糸および/または横糸の全てを
制電性糸(繊維)としても良い。
【0054】さらに、研磨部材における遊技媒体の研磨
面を構成する研磨材としては、本実施例のような織布に
限らず、遊技媒体に接触させることにより遊技媒体の汚
れを落とせるものであれば、不織布や紙等であってもよ
く、特にその材質は限定されるものではない。
面を構成する研磨材としては、本実施例のような織布に
限らず、遊技媒体に接触させることにより遊技媒体の汚
れを落とせるものであれば、不織布や紙等であってもよ
く、特にその材質は限定されるものではない。
【0055】PETフィルム150は、厚さが50μm
で、平滑性を有する2軸延伸ポリエチレンテレフタレー
トフィルムが用いられており、このPETフィルム15
0は、縦横両方向から力を加えて樹脂を延伸することに
より得られる樹脂フィルムである。この特性としては、
強靱性が高いとともに柔軟性もあり、未延伸の樹脂フィ
ルムに比べ高抗張力を有し、未延伸の樹脂フィルムを用
いるよりも、厚さを薄くすることが可能となっている。
で、平滑性を有する2軸延伸ポリエチレンテレフタレー
トフィルムが用いられており、このPETフィルム15
0は、縦横両方向から力を加えて樹脂を延伸することに
より得られる樹脂フィルムである。この特性としては、
強靱性が高いとともに柔軟性もあり、未延伸の樹脂フィ
ルムに比べ高抗張力を有し、未延伸の樹脂フィルムを用
いるよりも、厚さを薄くすることが可能となっている。
【0056】接着剤140には、ウレタン系樹脂が使用
されており、本実施例では、PETフィルム150にお
ける前記研磨布130との貼着面全域に均等な厚さで塗
布され、塗布された接着剤140が硬化しないうちに、
研磨布130における研磨面130aの裏面が載置され
て、接着剤140の硬化に伴いPETフィルム150と
研磨布130とが互いに接着されている。詳しくは、接
着剤140は、図11に示されるように接着時に研磨布
130の繊維同士の隙間に入り込んだ後に硬化するため
に、PETフィルム150と研磨布130とは強固に接
着される。
されており、本実施例では、PETフィルム150にお
ける前記研磨布130との貼着面全域に均等な厚さで塗
布され、塗布された接着剤140が硬化しないうちに、
研磨布130における研磨面130aの裏面が載置され
て、接着剤140の硬化に伴いPETフィルム150と
研磨布130とが互いに接着されている。詳しくは、接
着剤140は、図11に示されるように接着時に研磨布
130の繊維同士の隙間に入り込んだ後に硬化するため
に、PETフィルム150と研磨布130とは強固に接
着される。
【0057】以上説明してきたように、パチンコ玉Pを
研磨する研磨部材としての織布である研磨布130は厚
さが280μmと薄いために、研磨を繰り返すうちに移
送されながら接触されるパチンコ玉Pや、巻取り作用に
より縦横方向に伸長して破れやすくなったり、巻取の際
において捩れが生じる恐れがあったが、本実施例におけ
る研磨シート110は、研磨布130における研磨面1
30aの裏面に、高抗張力を有するPETフィルム15
0が接着剤140にて貼着されているので、研磨布13
0が伸長して研磨能力が低下したり、研磨シート110
の巻き取りの際に破れたり捩れが生じて研磨に支障をき
たすことが少なくなる。また、PETフィルム150は
厚さが50μmと非常に薄く構成されているため、研磨
部材としての研磨シート110が肉厚となることがない
ので、新規な研磨シート110を巻取リールに多量に巻
装しておくことが出来る。よって、研磨シート110を
頻繁に補給することがなくなる。
研磨する研磨部材としての織布である研磨布130は厚
さが280μmと薄いために、研磨を繰り返すうちに移
送されながら接触されるパチンコ玉Pや、巻取り作用に
より縦横方向に伸長して破れやすくなったり、巻取の際
において捩れが生じる恐れがあったが、本実施例におけ
る研磨シート110は、研磨布130における研磨面1
30aの裏面に、高抗張力を有するPETフィルム15
0が接着剤140にて貼着されているので、研磨布13
0が伸長して研磨能力が低下したり、研磨シート110
の巻き取りの際に破れたり捩れが生じて研磨に支障をき
たすことが少なくなる。また、PETフィルム150は
厚さが50μmと非常に薄く構成されているため、研磨
部材としての研磨シート110が肉厚となることがない
ので、新規な研磨シート110を巻取リールに多量に巻
装しておくことが出来る。よって、研磨シート110を
頻繁に補給することがなくなる。
【0058】また、研磨材である研磨布130と、高抗
張力性を有するフィルムであるPETフィルム150と
を張り合わせる方法として、本実施例では接着剤140
による接着が適用されているが、本発明にあってはこれ
に限定されるものではなく、例えばPETフィルム15
0の表面と研磨布130における研磨面130aの裏面
とを互いに化学的に溶解させることにより溶着したり、
PETフィルム150と研磨布130とを互いに縫製す
る方法も含まれる。さらに、PETフィルム150の上
面に接着剤等を塗布した状態で、繊維を吹き付けること
等により研磨材を構成する方法も含まれる。
張力性を有するフィルムであるPETフィルム150と
を張り合わせる方法として、本実施例では接着剤140
による接着が適用されているが、本発明にあってはこれ
に限定されるものではなく、例えばPETフィルム15
0の表面と研磨布130における研磨面130aの裏面
とを互いに化学的に溶解させることにより溶着したり、
PETフィルム150と研磨布130とを互いに縫製す
る方法も含まれる。さらに、PETフィルム150の上
面に接着剤等を塗布した状態で、繊維を吹き付けること
等により研磨材を構成する方法も含まれる。
【0059】また、ウレタン樹脂を用いた接着剤140
は、PETフィルム150に使用されているPET樹脂
に塗布しても、PET樹脂の特性である柔軟性、強靱性
を損なわないばかりか、ウレタン樹脂系接着剤自体が硬
化した後も柔軟性に富むことから、前述のように巻取り
リール109にロール状に巻装されて使用に供される研
磨シート110に用いる場合には好ましいが、ウレタン
樹脂系以外の接着剤を用いても良い。
は、PETフィルム150に使用されているPET樹脂
に塗布しても、PET樹脂の特性である柔軟性、強靱性
を損なわないばかりか、ウレタン樹脂系接着剤自体が硬
化した後も柔軟性に富むことから、前述のように巻取り
リール109にロール状に巻装されて使用に供される研
磨シート110に用いる場合には好ましいが、ウレタン
樹脂系以外の接着剤を用いても良い。
【0060】また、研磨部材としての研磨シート110
を構成する研磨材(研磨布130)や、高抗張力を有す
るフィルム(PETフィルム150)の厚さは上記の厚
さに限定されるものではなく、前述したような研磨時や
研磨シート110の巻取り時等において特に不都合が生
じない程度の厚さで構成されていればよい。
を構成する研磨材(研磨布130)や、高抗張力を有す
るフィルム(PETフィルム150)の厚さは上記の厚
さに限定されるものではなく、前述したような研磨時や
研磨シート110の巻取り時等において特に不都合が生
じない程度の厚さで構成されていればよい。
【0061】また、本実施例においては、帯状に構成さ
れる研磨布130における研磨面130aの裏面全域に
PETフィルム150が接着されているが、パチンコ玉
Pの研磨時や前述した巻き取り時等の使用時において研
磨材としての研磨布130が伸長することにより著しく
研磨能力が低下したり、捩れが生じて巻き取りやパチン
コ玉Pの移送に不都合が生じなければ、研磨布130に
多少の伸びが生じ得る状態でPETフィルムが張り合わ
されていてもよいので、研磨布130における研磨面1
30aの裏面全域がPETフィルム150が張り合わさ
れていなくてもよい。
れる研磨布130における研磨面130aの裏面全域に
PETフィルム150が接着されているが、パチンコ玉
Pの研磨時や前述した巻き取り時等の使用時において研
磨材としての研磨布130が伸長することにより著しく
研磨能力が低下したり、捩れが生じて巻き取りやパチン
コ玉Pの移送に不都合が生じなければ、研磨布130に
多少の伸びが生じ得る状態でPETフィルムが張り合わ
されていてもよいので、研磨布130における研磨面1
30aの裏面全域がPETフィルム150が張り合わさ
れていなくてもよい。
【0062】また、本実施例では、高抗張力を有するフ
ィルムとして2軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂
フィルムが用いられているが、成形方法等によって伸長
性のあまり高くないものとなれば、フィルムとして用い
る材質は特に限定されるものではなく、例えば2軸延伸
ポリプロピレンフィルム等の樹脂フィルムを適用するこ
とも可能である。
ィルムとして2軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂
フィルムが用いられているが、成形方法等によって伸長
性のあまり高くないものとなれば、フィルムとして用い
る材質は特に限定されるものではなく、例えば2軸延伸
ポリプロピレンフィルム等の樹脂フィルムを適用するこ
とも可能である。
【0063】また、特に図11(b)に示されるよう
に、研磨シート110は上面に凹溝105aが形成され
たクッション105の上面に敷設され、その上面を遊技
媒体であるパチンコ玉Pが研磨面130aに接触状態で
移送されるようになっており、パチンコ玉Pと研磨シー
ト110との接触面積が大となり、パチンコ玉Pの表面
が一度に広範囲にわたって研磨されるので、研磨能力が
向上する。
に、研磨シート110は上面に凹溝105aが形成され
たクッション105の上面に敷設され、その上面を遊技
媒体であるパチンコ玉Pが研磨面130aに接触状態で
移送されるようになっており、パチンコ玉Pと研磨シー
ト110との接触面積が大となり、パチンコ玉Pの表面
が一度に広範囲にわたって研磨されるので、研磨能力が
向上する。
【0064】また、研磨シート110における研磨面1
30aの裏面側にPETフィルム150が設けられてい
ることにより、図5に示されるように、研磨シート11
0は、PETフィルム150が当て板104やクッショ
ン105の周面に沿うように設けられる場合にあって
も、研磨布130が接触される場合と比較して摩擦抵抗
が小さくなり、摩擦研磨シート110がスムーズに搬送
されることから、研磨シート110を巻取る駆動モータ
54に大きな負荷が加わることはない。
30aの裏面側にPETフィルム150が設けられてい
ることにより、図5に示されるように、研磨シート11
0は、PETフィルム150が当て板104やクッショ
ン105の周面に沿うように設けられる場合にあって
も、研磨布130が接触される場合と比較して摩擦抵抗
が小さくなり、摩擦研磨シート110がスムーズに搬送
されることから、研磨シート110を巻取る駆動モータ
54に大きな負荷が加わることはない。
【0065】本実施例における研磨部材としての研磨シ
ート110は、その一面が研磨材である研磨布130に
おける研磨面130aにより構成され、反対面が前記研
磨布130の裏面側に張り合わされたPETフィルム1
50により構成されていたが、本発明にあってはこれに
限定されるものでなく、例えば図12に示されるよう
に、前記研磨布130の裏面側に張り合わされたPET
フィルム150の裏面に別の研磨布130を張り合わ
せ、すなわち、研磨部材の両面が、PETフィルム15
0を挟み込むように張り合わされた研磨布130、13
0により構成されるようにしても良い。これにより、研
磨シート110の両面が研磨面となるために両面使用で
きるようになり、従来は表面のみ1回の使用で使い捨て
とされていたものが、表裏で2回使用することができる
ことにより、研磨シート110の交換回数が減少すると
ともに、資源の有効活用にもつながる。
ート110は、その一面が研磨材である研磨布130に
おける研磨面130aにより構成され、反対面が前記研
磨布130の裏面側に張り合わされたPETフィルム1
50により構成されていたが、本発明にあってはこれに
限定されるものでなく、例えば図12に示されるよう
に、前記研磨布130の裏面側に張り合わされたPET
フィルム150の裏面に別の研磨布130を張り合わ
せ、すなわち、研磨部材の両面が、PETフィルム15
0を挟み込むように張り合わされた研磨布130、13
0により構成されるようにしても良い。これにより、研
磨シート110の両面が研磨面となるために両面使用で
きるようになり、従来は表面のみ1回の使用で使い捨て
とされていたものが、表裏で2回使用することができる
ことにより、研磨シート110の交換回数が減少すると
ともに、資源の有効活用にもつながる。
【0066】さらに、本実施例では、接着剤140はP
ETフィルム150表面全域に均等に塗布されていた
が、研磨布130に張り合わされたPETフィルム15
0により、研磨布130が前述したように研磨時等にお
いて支障をきたすほど伸長することがなければ、接着剤
140をPETフィルム150表面全域に塗布しなくと
もよく、例えば図13に示されるように、PETフィル
ム150の表面に、縞模様となるように接着剤140を
塗布して、その上に研磨布130を貼り付けられていて
も良い。また、このようにすれば、PETフィルム15
0表面全域に接着剤140を塗布するよりもPETフィ
ルム150の柔軟性が更に保障されることになる。
ETフィルム150表面全域に均等に塗布されていた
が、研磨布130に張り合わされたPETフィルム15
0により、研磨布130が前述したように研磨時等にお
いて支障をきたすほど伸長することがなければ、接着剤
140をPETフィルム150表面全域に塗布しなくと
もよく、例えば図13に示されるように、PETフィル
ム150の表面に、縞模様となるように接着剤140を
塗布して、その上に研磨布130を貼り付けられていて
も良い。また、このようにすれば、PETフィルム15
0表面全域に接着剤140を塗布するよりもPETフィ
ルム150の柔軟性が更に保障されることになる。
【0067】(第2実施例)次に、上記第1実施例にお
いて説明した研磨シート110と同様に構成された研磨
部材としての研磨シートを、遊技媒体であるパチンコ玉
Pが指触不能に封入された封入式のパチンコ機202内
に設けられる研磨装置に適用した例を示す。
いて説明した研磨シート110と同様に構成された研磨
部材としての研磨シートを、遊技媒体であるパチンコ玉
Pが指触不能に封入された封入式のパチンコ機202内
に設けられる研磨装置に適用した例を示す。
【0068】図13に示されるように、本発明の遊技媒
体研磨装置が内設されるとともに、遊技媒体であるパチ
ンコ玉Pが指触不能に封入された封入式のパチンコ機2
02と、パチンコ機202の側部位置に各パチンコ機2
02毎に一対に配置されるカードユニット203とが示
されている。
体研磨装置が内設されるとともに、遊技媒体であるパチ
ンコ玉Pが指触不能に封入された封入式のパチンコ機2
02と、パチンコ機202の側部位置に各パチンコ機2
02毎に一対に配置されるカードユニット203とが示
されている。
【0069】パチンコ機202の前面には操作部232
が設けられており、この操作部232の上面には、図1
5に示すように遊技者により対応するカードユニット2
03のICカード挿入口207(図13参照)に挿入さ
れたICカードより読み出された度数を表示する度数表
示部303と、その時点において遊技者が所持する持ち
点合計(合計得点)が表示される合計得点表示部304
と、度数表示部303に残度数が存在する場合に所定の
大きさの得点の貸出を行う貸出ボタン301と、遊技を
終了する際等に押圧操作されることにより、カードユニ
ット203に挿入されているICカードの返却がなされ
る返却ボタン302とが設けられており、これら各部は
操作部232内部に設けられている基板300上に実装
されている。
が設けられており、この操作部232の上面には、図1
5に示すように遊技者により対応するカードユニット2
03のICカード挿入口207(図13参照)に挿入さ
れたICカードより読み出された度数を表示する度数表
示部303と、その時点において遊技者が所持する持ち
点合計(合計得点)が表示される合計得点表示部304
と、度数表示部303に残度数が存在する場合に所定の
大きさの得点の貸出を行う貸出ボタン301と、遊技を
終了する際等に押圧操作されることにより、カードユニ
ット203に挿入されているICカードの返却がなされ
る返却ボタン302とが設けられており、これら各部は
操作部232内部に設けられている基板300上に実装
されている。
【0070】パチンコ機202に内部に内封されたパチ
ンコ玉Pは、合計得点表示部304に得点が存在する場
合に打球操作ハンドル215が操作されると、ハンマー
228により1発ずつ遊技領域217内に打込まれる。
打込まれたパチンコ玉Pは発射玉検出器226(図13
参照)により1つずつ検出され、検出のある毎に合計得
点表示部304の持点数が1つずつ減算更新表示され
る。
ンコ玉Pは、合計得点表示部304に得点が存在する場
合に打球操作ハンドル215が操作されると、ハンマー
228により1発ずつ遊技領域217内に打込まれる。
打込まれたパチンコ玉Pは発射玉検出器226(図13
参照)により1つずつ検出され、検出のある毎に合計得
点表示部304の持点数が1つずつ減算更新表示され
る。
【0071】また、発射勢いが弱すぎて遊技領域217
にまで到達しなかったパチンコ玉Pはファール玉入口2
27より回収され、遊技盤の裏面に設けられたファール
玉検出器238(図14参照)で検出される。これらフ
ァール玉が検出されるごとに合計得点表示部304の持
点数が1つずつ加算更新表示される。これにより、打玉
が遊技領域217に到達することなく減算更新された持
点を遊技者が再度有効に使用することが出来る。
にまで到達しなかったパチンコ玉Pはファール玉入口2
27より回収され、遊技盤の裏面に設けられたファール
玉検出器238(図14参照)で検出される。これらフ
ァール玉が検出されるごとに合計得点表示部304の持
点数が1つずつ加算更新表示される。これにより、打玉
が遊技領域217に到達することなく減算更新された持
点を遊技者が再度有効に使用することが出来る。
【0072】これら遊技領域217内部に打ち込まれた
打玉が始動口219や通常入賞口220、あるいは可変
入賞球装置216に入賞すると入賞玉検出器231に検
出され、これら入賞に応じて所定数の得点が遊技者に付
与される。遊技者に付与された得点は、合計得点表示部
304に加算更新表示される。また、いずれの入賞口に
も入賞しなかったパチンコ玉Pはアウト口225より回
収される。
打玉が始動口219や通常入賞口220、あるいは可変
入賞球装置216に入賞すると入賞玉検出器231に検
出され、これら入賞に応じて所定数の得点が遊技者に付
与される。遊技者に付与された得点は、合計得点表示部
304に加算更新表示される。また、いずれの入賞口に
も入賞しなかったパチンコ玉Pはアウト口225より回
収される。
【0073】パチンコ機202の背面には、図14に示
されるように、所定数のパチンコ玉Pが封入されたパチ
ンコ玉Pの循環経路が設けられており、封入されたパチ
ンコ玉Pが循環して遊技に使用される。封入されたパチ
ンコ玉P循環経路の経路途中には、玉タンク259に排
出された封入玉を打込玉集合樋240まで揚送するため
の玉還元機255と、玉還元機255により揚送途中の
封入玉を研磨し、玉の表面の汚れを磨き落とす本発明の
遊技媒体研磨装置である研磨装置254とが設けられて
いる。玉還元機255は、スプロケット258、リフト
モータ322、搬送路262を含み、パチンコ機202
と独立して取外し可能である。さらに玉還元機255に
は、研磨装置254を着脱可能に装着するための装着部
が設けられている。玉還元機255の搬送路262の上
方部分は、図示するように伸縮可能な蛇腹部材で構成さ
れており、この蛇腹部材は打込玉集合樋240との連結
口より取外し可能である。したがって、必要に応じて玉
還元機255内の玉抜きを行なうことが可能になってい
る。
されるように、所定数のパチンコ玉Pが封入されたパチ
ンコ玉Pの循環経路が設けられており、封入されたパチ
ンコ玉Pが循環して遊技に使用される。封入されたパチ
ンコ玉P循環経路の経路途中には、玉タンク259に排
出された封入玉を打込玉集合樋240まで揚送するため
の玉還元機255と、玉還元機255により揚送途中の
封入玉を研磨し、玉の表面の汚れを磨き落とす本発明の
遊技媒体研磨装置である研磨装置254とが設けられて
いる。玉還元機255は、スプロケット258、リフト
モータ322、搬送路262を含み、パチンコ機202
と独立して取外し可能である。さらに玉還元機255に
は、研磨装置254を着脱可能に装着するための装着部
が設けられている。玉還元機255の搬送路262の上
方部分は、図示するように伸縮可能な蛇腹部材で構成さ
れており、この蛇腹部材は打込玉集合樋240との連結
口より取外し可能である。したがって、必要に応じて玉
還元機255内の玉抜きを行なうことが可能になってい
る。
【0074】通常入賞口220や始動口219、あるい
は可変入賞球装置216内に進入した入賞玉は、遊技盤
の裏面に導かれて入賞玉集合樋230に案内され、一
方、アウト口225により回収されたアウト玉は、アウ
ト玉誘導樋236に案内されて、入賞玉検出器231で
検出された入賞玉と合流する。そして、アウト玉および
入賞玉は打込玉検出器233で検出された後、回収樋2
34を流下して、下方の玉タンク259内へ案内され
る。
は可変入賞球装置216内に進入した入賞玉は、遊技盤
の裏面に導かれて入賞玉集合樋230に案内され、一
方、アウト口225により回収されたアウト玉は、アウ
ト玉誘導樋236に案内されて、入賞玉検出器231で
検出された入賞玉と合流する。そして、アウト玉および
入賞玉は打込玉検出器233で検出された後、回収樋2
34を流下して、下方の玉タンク259内へ案内され
る。
【0075】玉還元機255を介して研磨装置254を
通過するように揚送され、再度打込玉集合樋240内へ
案内されたパチンコ玉Pは、傾斜に沿って発射玉供給口
239へ案内され、またファール玉入口227より回収
されたファール玉は、ファール玉検出器238で検出さ
れた後に打込玉集合樋240内に合流され、それぞれ発
射玉供給口239に案内される。遊技者が得点が存在す
る場合に打球操作ハンドル215を操作すれば打球モー
タ229が駆動してハンマー228が間欠揺動され、ハ
ンマー228の間欠揺動に伴って発射玉供給口239に
案内されたパチンコ玉Pが1発ずつ遊技領域217へ弾
発発射される。以上のようにして、パチンコ機202内
に封入されている所定数量のパチンコ玉Pが繰返し循環
して使用されるようになっている。
通過するように揚送され、再度打込玉集合樋240内へ
案内されたパチンコ玉Pは、傾斜に沿って発射玉供給口
239へ案内され、またファール玉入口227より回収
されたファール玉は、ファール玉検出器238で検出さ
れた後に打込玉集合樋240内に合流され、それぞれ発
射玉供給口239に案内される。遊技者が得点が存在す
る場合に打球操作ハンドル215を操作すれば打球モー
タ229が駆動してハンマー228が間欠揺動され、ハ
ンマー228の間欠揺動に伴って発射玉供給口239に
案内されたパチンコ玉Pが1発ずつ遊技領域217へ弾
発発射される。以上のようにして、パチンコ機202内
に封入されている所定数量のパチンコ玉Pが繰返し循環
して使用されるようになっている。
【0076】図14中235は遊技用制御基板であり、
各種遊技内容の制御を行なう遊技用マイクロコンピュー
タ(図示略)が設けられている。243は持点用制御基
板であり、持点の制御を行なうための持点制御用マイク
ロコンピュータ(図示略)が設けられ、持点用制御基板
243はコネクタ部244を介してカードユニット20
3に設けられたカードユニット制御基板(図示略)と接
続されている。
各種遊技内容の制御を行なう遊技用マイクロコンピュー
タ(図示略)が設けられている。243は持点用制御基
板であり、持点の制御を行なうための持点制御用マイク
ロコンピュータ(図示略)が設けられ、持点用制御基板
243はコネクタ部244を介してカードユニット20
3に設けられたカードユニット制御基板(図示略)と接
続されている。
【0077】このパチンコ機202に対応して設けられ
るカードユニット203の前面には、図13に示すよう
に、点灯によりカードユニット203の動作を報知する
動作ランプ210と、硬貨が投入可能な硬貨投入口20
4と、投入された貨幣の合計金額やICカード挿入口2
07に挿入されたICカードより読み出された度数等を
表示する表示部205と、発行または挿入されているI
Cカードの排出を遊技者に報知するカードインジケータ
209と、硬貨返却口206と、硬貨返却口からの硬貨
の返却を遊技者に報知する硬貨インジケータ213a
と、ICカードが挿入および発行可能とされたICカー
ド挿入口207と、紙幣が挿入及び返却可能とされた紙
幣挿入口208と、紙幣挿入口208からの紙幣の返却
を遊技者に報知する紙幣インジケータ213bと、が設
けられている。
るカードユニット203の前面には、図13に示すよう
に、点灯によりカードユニット203の動作を報知する
動作ランプ210と、硬貨が投入可能な硬貨投入口20
4と、投入された貨幣の合計金額やICカード挿入口2
07に挿入されたICカードより読み出された度数等を
表示する表示部205と、発行または挿入されているI
Cカードの排出を遊技者に報知するカードインジケータ
209と、硬貨返却口206と、硬貨返却口からの硬貨
の返却を遊技者に報知する硬貨インジケータ213a
と、ICカードが挿入および発行可能とされたICカー
ド挿入口207と、紙幣が挿入及び返却可能とされた紙
幣挿入口208と、紙幣挿入口208からの紙幣の返却
を遊技者に報知する紙幣インジケータ213bと、が設
けられている。
【0078】このように構成されたカードユニット20
3では、ICカード挿入口207に挿入されたICカー
ド37から度数が読み出され、対応するパチンコ機20
2の持点制御基板243に対して出力されるようになっ
ており、これら出力された度数が前述した得点の貸出に
使用できるようになり、この貸し出された得点に基づき
パチンコ機202での遊技が実施可能となる。
3では、ICカード挿入口207に挿入されたICカー
ド37から度数が読み出され、対応するパチンコ機20
2の持点制御基板243に対して出力されるようになっ
ており、これら出力された度数が前述した得点の貸出に
使用できるようになり、この貸し出された得点に基づき
パチンコ機202での遊技が実施可能となる。
【0079】また、本実施例のカードユニット203に
おいては、硬貨や紙幣の投入によりその投入金額に基づ
く新規ICカードの発行や挿入されているICカードよ
り読み出された度数への追加入金が実施可能とされてい
る。
おいては、硬貨や紙幣の投入によりその投入金額に基づ
く新規ICカードの発行や挿入されているICカードよ
り読み出された度数への追加入金が実施可能とされてい
る。
【0080】また、これらカードユニット203は、図
示しない通信ケーブルにより管理装置であるホストコン
ピュータ(図示略)に接続されており、ICカードの記
録情報等が管理されるようになっている。
示しない通信ケーブルにより管理装置であるホストコン
ピュータ(図示略)に接続されており、ICカードの記
録情報等が管理されるようになっている。
【0081】次いで、パチンコ機202の構成について
説明すると、パチンコ機202の裏面に設けられた遊技
用制御基板235には、パチンコ機202各部の動作制
御を実施する遊技用マイクロコンピュータ(図示略)が
設けられており、遊技用マイクロコンピュータは、持点
用制御基板243に設けられた持点制御用マイクロコン
ピュータ(図示略)に接続され、前記遊技用マイクロコ
ンピュータより遊技における各状況、例えば大当りの発
生等の各情報が出力されるようになっている。
説明すると、パチンコ機202の裏面に設けられた遊技
用制御基板235には、パチンコ機202各部の動作制
御を実施する遊技用マイクロコンピュータ(図示略)が
設けられており、遊技用マイクロコンピュータは、持点
用制御基板243に設けられた持点制御用マイクロコン
ピュータ(図示略)に接続され、前記遊技用マイクロコ
ンピュータより遊技における各状況、例えば大当りの発
生等の各情報が出力されるようになっている。
【0082】また、パチンコ機202の前面の操作部2
32に設けられた各表示部および各操作ボタンからの信
号は前記持点制御用マイクロコンピュータに出力される
とともに、該各表示部に表示される表示データの算出お
よび表示更新が制御されるようになっている。
32に設けられた各表示部および各操作ボタンからの信
号は前記持点制御用マイクロコンピュータに出力される
とともに、該各表示部に表示される表示データの算出お
よび表示更新が制御されるようになっている。
【0083】また、持点制御用マイクロコンピュータ
は、封入されたパチンコ玉Pの検出を行う各検出器(打
込玉検出器233、入賞玉検出器231、発射玉検出器
226(図13参照)、ファール玉検出器238)と接
続されており、遊技において各検出器より出力される信
号に基づき、予め前記持点制御用マイクロコンピュータ
の内部ROMに記憶されている持点算出プログラムによ
り持ち点(合計得点)の入賞玉による加算、および使用
得点の減算が実施されるようになっている。
は、封入されたパチンコ玉Pの検出を行う各検出器(打
込玉検出器233、入賞玉検出器231、発射玉検出器
226(図13参照)、ファール玉検出器238)と接
続されており、遊技において各検出器より出力される信
号に基づき、予め前記持点制御用マイクロコンピュータ
の内部ROMに記憶されている持点算出プログラムによ
り持ち点(合計得点)の入賞玉による加算、および使用
得点の減算が実施されるようになっている。
【0084】また、持点制御用マイクロコンピュータに
は、リフトモータ322の制御を行なうためのリフト制
御回路(図示略)及びリフトモータ322の過負荷状態
を検出するための過負荷検出回路(図示略)や、巻取モ
ータ279の制御を行なうための研磨制御回路(図示
略)および巻取モータ279の過負荷状態を検出するた
めの過負荷検出回路(図示略)等が設けられており、リ
フトモータ322もしくは巻取モータ279いずれか一
方のモータに、予め設定された所定値以上の負荷が加わ
ったことを検出すると、負荷が検出されたいずれか一方
のモータもしくは両方のモータの駆動を停止させるよう
になっている。
は、リフトモータ322の制御を行なうためのリフト制
御回路(図示略)及びリフトモータ322の過負荷状態
を検出するための過負荷検出回路(図示略)や、巻取モ
ータ279の制御を行なうための研磨制御回路(図示
略)および巻取モータ279の過負荷状態を検出するた
めの過負荷検出回路(図示略)等が設けられており、リ
フトモータ322もしくは巻取モータ279いずれか一
方のモータに、予め設定された所定値以上の負荷が加わ
ったことを検出すると、負荷が検出されたいずれか一方
のモータもしくは両方のモータの駆動を停止させるよう
になっている。
【0085】図16は、玉還元機255と研磨装置25
4との接続構造を説明するための図である。研磨装置2
54は、玉還元機255の上方に設けられる取付板27
0に取り付けられており、取付板270には、研磨装置
254を着脱自在に取付けるための係止部材(図示略)
や、研磨装置254内のリール264、265と係合す
る回転軸275、276、遊端部に回転テーブル350
が軸支された連結アーム351、回転テーブル350の
周囲に設けられた透孔350aを検出可能な送り量セン
サ352が設けられている。
4との接続構造を説明するための図である。研磨装置2
54は、玉還元機255の上方に設けられる取付板27
0に取り付けられており、取付板270には、研磨装置
254を着脱自在に取付けるための係止部材(図示略)
や、研磨装置254内のリール264、265と係合す
る回転軸275、276、遊端部に回転テーブル350
が軸支された連結アーム351、回転テーブル350の
周囲に設けられた透孔350aを検出可能な送り量セン
サ352が設けられている。
【0086】研磨装置254はカセットテープ型に構成
されている。この筐体を構成する研磨装置収納ボックス
353内には、ロール状に巻回された研磨シート263
が巻着される巻取り手段としてのリール264、26
5、研磨シート263をパチンコ玉Pに対して圧接させ
るための弾性部材375、研磨シート263が敷設され
た状態でパチンコ玉Pが案内される玉誘導路354、パ
チンコ玉Pと研磨シート263を誘導するための玉誘導
ローラ355a、355b(図17参照)が設けられて
いる。なお、研磨装置収納ボックス353は、後述する
ように、上部収納ボックス353aと下部収納ボックス
353bとから構成されており、前面が図示しないカバ
ーにより開閉可能に覆われるようになっている。
されている。この筐体を構成する研磨装置収納ボックス
353内には、ロール状に巻回された研磨シート263
が巻着される巻取り手段としてのリール264、26
5、研磨シート263をパチンコ玉Pに対して圧接させ
るための弾性部材375、研磨シート263が敷設され
た状態でパチンコ玉Pが案内される玉誘導路354、パ
チンコ玉Pと研磨シート263を誘導するための玉誘導
ローラ355a、355b(図17参照)が設けられて
いる。なお、研磨装置収納ボックス353は、後述する
ように、上部収納ボックス353aと下部収納ボックス
353bとから構成されており、前面が図示しないカバ
ーにより開閉可能に覆われるようになっている。
【0087】リール264、265には、取付板270
へ研磨装置254を取付ける前に、研磨部材としての予
め未使用の研磨シート263が巻着されており、以下の
手順に従って研磨シート263が玉誘導路354に敷設
される。まず、リール265に巻着された研磨シート2
63は、図示矢印方向(図17参照)にその端部が引出
されて、ローラ357、玉誘導ローラ355bを経て玉
誘導路354に敷設され、さらに玉誘導ローラ355a
を経てリール264に取付けられる。以上のように研磨
装置254は、研磨シート263が上記経路を経由して
リール265とリール264との間にかけ渡された状態
で取付板270に取付けられる。
へ研磨装置254を取付ける前に、研磨部材としての予
め未使用の研磨シート263が巻着されており、以下の
手順に従って研磨シート263が玉誘導路354に敷設
される。まず、リール265に巻着された研磨シート2
63は、図示矢印方向(図17参照)にその端部が引出
されて、ローラ357、玉誘導ローラ355bを経て玉
誘導路354に敷設され、さらに玉誘導ローラ355a
を経てリール264に取付けられる。以上のように研磨
装置254は、研磨シート263が上記経路を経由して
リール265とリール264との間にかけ渡された状態
で取付板270に取付けられる。
【0088】搬送路262を揚送されたパチンコ玉P
は、上部収納ボックス353a及び下部収納ボックス3
53bの図18中右側面に形成された玉入口364から
玉誘導路354内に案内される。玉誘導路354には上
述のとおり研磨シート263が敷設されており、パチン
コ玉Pは敷設された研磨シート263に対して摺接状態
で玉誘導路354を移動する。したがってパチンコ玉P
は、その下方に位置する研磨シート263によって下半
部が包み込まれるような態様で研磨される。
は、上部収納ボックス353a及び下部収納ボックス3
53bの図18中右側面に形成された玉入口364から
玉誘導路354内に案内される。玉誘導路354には上
述のとおり研磨シート263が敷設されており、パチン
コ玉Pは敷設された研磨シート263に対して摺接状態
で玉誘導路354を移動する。したがってパチンコ玉P
は、その下方に位置する研磨シート263によって下半
部が包み込まれるような態様で研磨される。
【0089】図16に示されるように、取付板270の
裏面には、回転軸275を回転駆動させる巻取モータ2
79が設けられている。回転軸275、276には突起
275a、276aが複数設けられており、取付板27
0に研磨装置254を取付けることで突起275a、2
76aとリール264、265の内側に設けられた突起
264a、265aとが係合する。したがって、巻取モ
ータ279が駆動することにより、リール264が回転
軸275と一体的に図18中矢印方向に回転する。リー
ル264の回転に伴ってリール264に取付けられた研
磨シート263が巻回され、これと同期してリール26
5が図示矢印方向に回転し、研磨シート263がリール
265から巻出される。なお、研磨シート263が巻出
されるリール265には、研磨シート263の弛みを防
止するためのラチェット機構(図示略)が設けられてい
る。
裏面には、回転軸275を回転駆動させる巻取モータ2
79が設けられている。回転軸275、276には突起
275a、276aが複数設けられており、取付板27
0に研磨装置254を取付けることで突起275a、2
76aとリール264、265の内側に設けられた突起
264a、265aとが係合する。したがって、巻取モ
ータ279が駆動することにより、リール264が回転
軸275と一体的に図18中矢印方向に回転する。リー
ル264の回転に伴ってリール264に取付けられた研
磨シート263が巻回され、これと同期してリール26
5が図示矢印方向に回転し、研磨シート263がリール
265から巻出される。なお、研磨シート263が巻出
されるリール265には、研磨シート263の弛みを防
止するためのラチェット機構(図示略)が設けられてい
る。
【0090】リール265から巻出された研磨シート2
63は、ローラ357へ案内される。ローラ357は、
研磨装置収納ボックス353外部に位置しており、研磨
装置収納ボックス353に設けられたローラ取付台35
8(図17、図18参照)に取り付けられている。尚、
研磨装置収納ボックス353には、リール265から巻
出された研磨シート263をローラ357へ案内し、ロ
ーラ357から再び研磨シート263を内部に誘導する
ための切欠部371が形成されている。
63は、ローラ357へ案内される。ローラ357は、
研磨装置収納ボックス353外部に位置しており、研磨
装置収納ボックス353に設けられたローラ取付台35
8(図17、図18参照)に取り付けられている。尚、
研磨装置収納ボックス353には、リール265から巻
出された研磨シート263をローラ357へ案内し、ロ
ーラ357から再び研磨シート263を内部に誘導する
ための切欠部371が形成されている。
【0091】ローラ357は、リール265から案内さ
れた研磨シート263を介して加圧ローラ部363と圧
接する。この加圧ローラ部363は連結アーム351の
一端側と連結されており、連結アーム351の回転軸3
59を中心にして回転テーブル350と一体的に回転す
る。一方、連結アーム351の他端側は、回転軸359
により回動可能に取付板270に軸支されている。連結
アーム351は、逆くの字状に形成されており、弾性部
材360の一方端を係止するための係止部361が設け
られている。一方、弾性部材360の他方端は係止ピン
362で取付板270に取付けられている。連結アーム
351は、この弾性部材360の付勢力によって破線で
示す位置から図示反時計廻りに回動し、その一端側に設
けられた加圧ローラ部363が研磨装置254のローラ
357と研磨シート263を介して圧接する。
れた研磨シート263を介して加圧ローラ部363と圧
接する。この加圧ローラ部363は連結アーム351の
一端側と連結されており、連結アーム351の回転軸3
59を中心にして回転テーブル350と一体的に回転す
る。一方、連結アーム351の他端側は、回転軸359
により回動可能に取付板270に軸支されている。連結
アーム351は、逆くの字状に形成されており、弾性部
材360の一方端を係止するための係止部361が設け
られている。一方、弾性部材360の他方端は係止ピン
362で取付板270に取付けられている。連結アーム
351は、この弾性部材360の付勢力によって破線で
示す位置から図示反時計廻りに回動し、その一端側に設
けられた加圧ローラ部363が研磨装置254のローラ
357と研磨シート263を介して圧接する。
【0092】研磨シート263がリール265から巻出
されてローラ357上を移動すれば、ローラ357が回
転する。そして、この回転が加圧ローラ部363に伝達
されて回転テーブル350が回転する。回転テーブル3
50の回転に伴ってその周囲に形成された透孔350a
が送り量センサ352を通過する。送り量センサ352
は、回転テーブル350が回転して透孔350aが検出
される毎に検出パルスを発する。この検出パルスは、後
述する研磨シート263の更新制御や過負荷検出回路の
過負荷検出制御に利用される。
されてローラ357上を移動すれば、ローラ357が回
転する。そして、この回転が加圧ローラ部363に伝達
されて回転テーブル350が回転する。回転テーブル3
50の回転に伴ってその周囲に形成された透孔350a
が送り量センサ352を通過する。送り量センサ352
は、回転テーブル350が回転して透孔350aが検出
される毎に検出パルスを発する。この検出パルスは、後
述する研磨シート263の更新制御や過負荷検出回路の
過負荷検出制御に利用される。
【0093】図18に示されるように、研磨装置254
を構成する研磨装置収納ボックス353は、上部収納ボ
ックス353aと下部収納ボックス353bとから構成
されている。上部収納ボックス353aは上段部分と下
段部分とから構成されており、両部分が連結部材365
により連結されている。連結部材365には、搬送路2
62(図15参照)で揚送されたパチンコ玉Pが進入す
る玉入口364が形成されている。なお、366は、連
結部材364と上部収納ボックス353aとを固定する
ためのビスである。
を構成する研磨装置収納ボックス353は、上部収納ボ
ックス353aと下部収納ボックス353bとから構成
されている。上部収納ボックス353aは上段部分と下
段部分とから構成されており、両部分が連結部材365
により連結されている。連結部材365には、搬送路2
62(図15参照)で揚送されたパチンコ玉Pが進入す
る玉入口364が形成されている。なお、366は、連
結部材364と上部収納ボックス353aとを固定する
ためのビスである。
【0094】上部収納ボックス353aは、回転軸36
7により下部収納ボックス353bに軸支されている。
なお、上部収納ボックス353aは、下部収納ボックス
353aの回転軸367にeリングにより取付けられ、
図17に示すように、回転軸367を中心にして所定角
度上方に開成させることが可能に構成されているととも
に、内部には、玉誘導路354の上壁部を形成する玉誘
導部材368がビス369により固定部材372bを介
して固設されている(図17、図19参照)。
7により下部収納ボックス353bに軸支されている。
なお、上部収納ボックス353aは、下部収納ボックス
353aの回転軸367にeリングにより取付けられ、
図17に示すように、回転軸367を中心にして所定角
度上方に開成させることが可能に構成されているととも
に、内部には、玉誘導路354の上壁部を形成する玉誘
導部材368がビス369により固定部材372bを介
して固設されている(図17、図19参照)。
【0095】一方、下部収納ボックス353bには、玉
誘導路354の下壁部を形成する玉誘導部材370、リ
ール264、265、ローラ357などが設けられてい
る。また、玉誘導部材370はビス369により固定部
材372aを介して固設されている(図17、図19参
照)。
誘導路354の下壁部を形成する玉誘導部材370、リ
ール264、265、ローラ357などが設けられてい
る。また、玉誘導部材370はビス369により固定部
材372aを介して固設されている(図17、図19参
照)。
【0096】下部収納ボックス353bの側面には、図
17に示されるように、上部収納ボックス353aの側
面に形成される係止爪373と係合する係止部374が
設けられており、この係止爪373を外方向へ湾曲させ
ることにより、前記両者の同士の係合を解いて上部収納
ボックス353aを開成させることができる。上部収納
ボックス353aと下部収納ボックス353bとを開成
させた後、リール265に巻着されている研磨シート2
63の端部を図示矢印方向に引出してローラ357へ案
内し、ローラ357に沿わせて再び下部収納ボックス3
53b内部に研磨シート263を導いた後、玉誘導ロー
ラ355bへ研磨シート263を案内する。
17に示されるように、上部収納ボックス353aの側
面に形成される係止爪373と係合する係止部374が
設けられており、この係止爪373を外方向へ湾曲させ
ることにより、前記両者の同士の係合を解いて上部収納
ボックス353aを開成させることができる。上部収納
ボックス353aと下部収納ボックス353bとを開成
させた後、リール265に巻着されている研磨シート2
63の端部を図示矢印方向に引出してローラ357へ案
内し、ローラ357に沿わせて再び下部収納ボックス3
53b内部に研磨シート263を導いた後、玉誘導ロー
ラ355bへ研磨シート263を案内する。
【0097】さらに玉誘導ローラ355bから弾性部材
375上面に敷設して玉誘導ローラ355aへ案内した
後、リール264に取付ける。以上により、研磨シート
263の敷設作業が完了する。研磨シート263の敷設
過程において、上部収納ボックス353aと下部収納ボ
ックス353bとを開成した状態で研磨シート263の
敷設作業を容易に行なうことができる。
375上面に敷設して玉誘導ローラ355aへ案内した
後、リール264に取付ける。以上により、研磨シート
263の敷設作業が完了する。研磨シート263の敷設
過程において、上部収納ボックス353aと下部収納ボ
ックス353bとを開成した状態で研磨シート263の
敷設作業を容易に行なうことができる。
【0098】図18並びに図19は、研磨装置254の
構成を説明するための図である。研磨シート263の巻
取り手段としてのリール264、265は、これらリー
ル264、265の周縁をとりまくように下部収納ボッ
クス353bに複数突設されたガイドピン383により
回転自在に支持されており、収納ボックスカバー356
を開放すれば、それぞれのリール264、265を取り
外し出来るようになっている。すなわち、研磨装置25
4は収納ボックスカバー356を傾動させることによ
り、研磨シート263の取替えが可能となる。
構成を説明するための図である。研磨シート263の巻
取り手段としてのリール264、265は、これらリー
ル264、265の周縁をとりまくように下部収納ボッ
クス353bに複数突設されたガイドピン383により
回転自在に支持されており、収納ボックスカバー356
を開放すれば、それぞれのリール264、265を取り
外し出来るようになっている。すなわち、研磨装置25
4は収納ボックスカバー356を傾動させることによ
り、研磨シート263の取替えが可能となる。
【0099】収納ボックスカバー356は、カバー止め
部材376により下部収納ボックス353bに取付けら
れている。この収納ボックスカバー356には係止爪3
77が形成されており、この係止爪377が上部収納ボ
ックス353aに形成された係止部378と係合するこ
とにより、収納ボックスカバー356が上部収納ボック
ス353aに固定される。
部材376により下部収納ボックス353bに取付けら
れている。この収納ボックスカバー356には係止爪3
77が形成されており、この係止爪377が上部収納ボ
ックス353aに形成された係止部378と係合するこ
とにより、収納ボックスカバー356が上部収納ボック
ス353aに固定される。
【0100】図19(a)は、図18のA−A線上に沿
う断面図である。上部収納ボックス353aには、玉誘
導路354(図18参照)の上壁部を構成する玉誘導部
材368がビス369により固定部材372bを介して
固定されている。一方、下部収納ボックス353bに
は、玉誘導路354(図16参照)の下壁部を構成する
玉誘導部材370がビス369により固定部材372a
を介して固定されている。上部収納ボックス353aと
下部収納ボックス353bとは、係止爪373及び係止
部374(図18参照)によって図示位置に係止され、
さらにその位置で収納ボックスカバー356によってそ
の前面がカバーされる。
う断面図である。上部収納ボックス353aには、玉誘
導路354(図18参照)の上壁部を構成する玉誘導部
材368がビス369により固定部材372bを介して
固定されている。一方、下部収納ボックス353bに
は、玉誘導路354(図16参照)の下壁部を構成する
玉誘導部材370がビス369により固定部材372a
を介して固定されている。上部収納ボックス353aと
下部収納ボックス353bとは、係止爪373及び係止
部374(図18参照)によって図示位置に係止され、
さらにその位置で収納ボックスカバー356によってそ
の前面がカバーされる。
【0101】玉誘導部材368、370は合成樹脂材か
らなり、玉誘導部材368の下面には、玉誘導路354
を構成する凹溝368aが形成されている。一方、玉誘
導部材370の上面には凹溝370aが形成されてお
り、この凹溝370a内には、研磨シート263をパチ
ンコ玉Pに圧接する付勢手段としての弾性部材375が
嵌合されている。弾性部材375は軟質のゴム材等から
なり、上面には内径がパチンコ玉Pの外径とほぼ同寸の
断面半円形状の凹溝375aが形成されている。この弾
性部材375は凹溝370aに対して着脱自在に取り付
けられており、長期の使用により劣化した場合には、上
部収納ボックス353aを開放することで容易に交換出
来るようになっている。
らなり、玉誘導部材368の下面には、玉誘導路354
を構成する凹溝368aが形成されている。一方、玉誘
導部材370の上面には凹溝370aが形成されてお
り、この凹溝370a内には、研磨シート263をパチ
ンコ玉Pに圧接する付勢手段としての弾性部材375が
嵌合されている。弾性部材375は軟質のゴム材等から
なり、上面には内径がパチンコ玉Pの外径とほぼ同寸の
断面半円形状の凹溝375aが形成されている。この弾
性部材375は凹溝370aに対して着脱自在に取り付
けられており、長期の使用により劣化した場合には、上
部収納ボックス353aを開放することで容易に交換出
来るようになっている。
【0102】このように構成される本実施例の研磨装置
に適用される研磨シート263は、図19(b)に示さ
れるように、極細繊維糸からなる研磨布297における
研磨面297aの裏面に、高抗張力を有するPETフィ
ルム298が接着剤299によって接着されてなるとと
もに、1列状で移送されるパチンコ玉Pの下半部を覆う
ことのできる幅広に裁断した帯状のものを使用してお
り、特に研磨布297の裁断の方向(縦糸と横糸との角
度)や糸密度並びにヒートカットの状況や材質等は、い
ずれも前記第1、第2実施例の研磨シートと同様に構成
されている。
に適用される研磨シート263は、図19(b)に示さ
れるように、極細繊維糸からなる研磨布297における
研磨面297aの裏面に、高抗張力を有するPETフィ
ルム298が接着剤299によって接着されてなるとと
もに、1列状で移送されるパチンコ玉Pの下半部を覆う
ことのできる幅広に裁断した帯状のものを使用してお
り、特に研磨布297の裁断の方向(縦糸と横糸との角
度)や糸密度並びにヒートカットの状況や材質等は、い
ずれも前記第1、第2実施例の研磨シートと同様に構成
されている。
【0103】このように本発明にあっては、研磨材の裏
面に高抗張力を有するフィルムが張り合わされてなる薄
状の研磨部材(研磨シート263)を、上述のようにパ
チンコ機202内部に配設されて使用するような小型の
揚送研磨装置に適用することも可能である。
面に高抗張力を有するフィルムが張り合わされてなる薄
状の研磨部材(研磨シート263)を、上述のようにパ
チンコ機202内部に配設されて使用するような小型の
揚送研磨装置に適用することも可能である。
【0104】また、研磨シート263は、前記弾性部材
375との対向面がPETフィルム298により薄状に
構成されているため、パチンコ玉Pにより弾性部材37
5方向へ付勢されている状態で研磨シート263を巻取
られる際においても、研磨シート263と弾性部材37
5との間に生じる摩擦係数が小さくなるため、研磨シー
ト263の巻取り交換をスムーズに行えるばかりか、巻
取りモータ279に大きな負荷が加わることがない。
375との対向面がPETフィルム298により薄状に
構成されているため、パチンコ玉Pにより弾性部材37
5方向へ付勢されている状態で研磨シート263を巻取
られる際においても、研磨シート263と弾性部材37
5との間に生じる摩擦係数が小さくなるため、研磨シー
ト263の巻取り交換をスムーズに行えるばかりか、巻
取りモータ279に大きな負荷が加わることがない。
【0105】(第3実施例)次いで、上記第1、第2実
施例において用いた研磨部材としての研磨シートを、遊
技島内の下部位置に設置されたパチンコ玉Pを貯留可能
な貯留タンクより上部の供給タンクへと揚送するととも
に揚送中において研磨を行う従来の揚送研磨装置に適用
した例を示す。
施例において用いた研磨部材としての研磨シートを、遊
技島内の下部位置に設置されたパチンコ玉Pを貯留可能
な貯留タンクより上部の供給タンクへと揚送するととも
に揚送中において研磨を行う従来の揚送研磨装置に適用
した例を示す。
【0106】本実施例のパチンコ玉Pの揚送研磨装置4
02は、図20に示されるように、所定台数のパチンコ
機404と、該パチンコ機404に1対1にて配置され
た玉貸機405並びに呼び出しランプ403とが並設さ
れた遊技島401の長手方向略中央位置に配置されてい
る。
02は、図20に示されるように、所定台数のパチンコ
機404と、該パチンコ機404に1対1にて配置され
た玉貸機405並びに呼び出しランプ403とが並設さ
れた遊技島401の長手方向略中央位置に配置されてい
る。
【0107】遊技島401内部の下部位置には、各パチ
ンコ機404により排出されるアウト玉が回収並びに貯
留される貯留タンク406が設けられており、その底部
が遊技島401の中央部に設置された揚送研磨装置40
2方向へ適宜傾斜するように形成されていて、貯留タン
ク406内部に貯留されたパチンコ玉Pは、供給樋40
7を通じて揚送研磨装置402の下部に供給されるよう
になっている。
ンコ機404により排出されるアウト玉が回収並びに貯
留される貯留タンク406が設けられており、その底部
が遊技島401の中央部に設置された揚送研磨装置40
2方向へ適宜傾斜するように形成されていて、貯留タン
ク406内部に貯留されたパチンコ玉Pは、供給樋40
7を通じて揚送研磨装置402の下部に供給されるよう
になっている。
【0108】これら貯留タンク406より揚送研磨装置
402に供給されたパチンコ玉Pは、揚送研磨装置40
2の上部位置へ揚送される間において研磨シート429
により研磨され、研磨により清浄化されたパチンコ玉P
が、連絡樋409を通じて遊技島401の上部位置に設
置された供給タンク408に排出される。これら供給タ
ンク408内の清浄化されたパチンコ玉Pは、供給タン
ク408の所定位置に配設された供給管を介して各パチ
ンコ機404や玉貸機405へ供給されるようになって
いる。
402に供給されたパチンコ玉Pは、揚送研磨装置40
2の上部位置へ揚送される間において研磨シート429
により研磨され、研磨により清浄化されたパチンコ玉P
が、連絡樋409を通じて遊技島401の上部位置に設
置された供給タンク408に排出される。これら供給タ
ンク408内の清浄化されたパチンコ玉Pは、供給タン
ク408の所定位置に配設された供給管を介して各パチ
ンコ機404や玉貸機405へ供給されるようになって
いる。
【0109】この揚送研磨装置402は、図21に示さ
れるように、従来の揚送研磨装置とほぼ同様の構成とさ
れており、支持柱412の上下位置には、下回転ドラム
413と上回転ドラム414が回転自在に配置され、こ
れら各ドラムには無端状の揚送ベルト415が所定の張
力にて張架されており、この揚送ベルト415は、駆動
モータ420により下回転ドラム413が回転すること
により、この下回転ドラム413と上回転ドラム414
間を循環移動するようになっている。
れるように、従来の揚送研磨装置とほぼ同様の構成とさ
れており、支持柱412の上下位置には、下回転ドラム
413と上回転ドラム414が回転自在に配置され、こ
れら各ドラムには無端状の揚送ベルト415が所定の張
力にて張架されており、この揚送ベルト415は、駆動
モータ420により下回転ドラム413が回転すること
により、この下回転ドラム413と上回転ドラム414
間を循環移動するようになっている。
【0110】また、揚送ベルト415の揚送側には、支
持柱412に沿って揚送ベルト415が移動するよう
に、ガイドローラ416が所定の間隔にて設けられ、揚
送ベルト415のこれらガイドローラ416が配置され
た面と反対面には、後述する挟持板としてのガイドレー
ル426が格納され、弾性部材であるスプリングを介し
て支持される支持部材としてのカバーケース417が、
その一端が蝶番423により回転自在に支持柱412に
取付けられ、他端が係止具422により固定されるよう
に開閉自在に設けられている。これらカバーケース41
7は所定の長さにて分割されている。
持柱412に沿って揚送ベルト415が移動するよう
に、ガイドローラ416が所定の間隔にて設けられ、揚
送ベルト415のこれらガイドローラ416が配置され
た面と反対面には、後述する挟持板としてのガイドレー
ル426が格納され、弾性部材であるスプリングを介し
て支持される支持部材としてのカバーケース417が、
その一端が蝶番423により回転自在に支持柱412に
取付けられ、他端が係止具422により固定されるよう
に開閉自在に設けられている。これらカバーケース41
7は所定の長さにて分割されている。
【0111】また、このカバーケース417の上下所定
位置には、ガイドレール426と揚送されるパチンコ玉
Pとの間に介在させる研磨シート429を敷設するため
の巻出し部418aと巻取部418bとが設けられてお
り、巻取部418b内の巻取リールを回転させる巻取ハ
ンドル418b’を操作者が所定方向へ回動させること
で、適宜に研磨シート429の未使用部分を所定の張力
にてカバーケース417内に配置することができるよう
になっている。
位置には、ガイドレール426と揚送されるパチンコ玉
Pとの間に介在させる研磨シート429を敷設するため
の巻出し部418aと巻取部418bとが設けられてお
り、巻取部418b内の巻取リールを回転させる巻取ハ
ンドル418b’を操作者が所定方向へ回動させること
で、適宜に研磨シート429の未使用部分を所定の張力
にてカバーケース417内に配置することができるよう
になっている。
【0112】また、揚送ベルト415が張架された下回
転ドラム413に隣接して、この揚送研磨装置402に
貯留タンク406等より排出されたパチンコ玉Pを供給
するための供給ガイド421が設けられている。
転ドラム413に隣接して、この揚送研磨装置402に
貯留タンク406等より排出されたパチンコ玉Pを供給
するための供給ガイド421が設けられている。
【0113】カバーケース417内部には、図23に示
すように、パチンコ玉Pの直径よりやや大きな略半円形
の凹溝427が所定の間隔にて5列形成された挟持板と
してのガイドレール426が、弾性部材であるスプリン
グ425を介してカバーケース417に取付けられてお
り、これらガイドレール426の凹溝427内をパチン
コ玉Pが一列状に移動するように、カバーケース417
が支持柱412に対して、凹溝427と揚送ベルト41
5とが対向するように固定されている。
すように、パチンコ玉Pの直径よりやや大きな略半円形
の凹溝427が所定の間隔にて5列形成された挟持板と
してのガイドレール426が、弾性部材であるスプリン
グ425を介してカバーケース417に取付けられてお
り、これらガイドレール426の凹溝427内をパチン
コ玉Pが一列状に移動するように、カバーケース417
が支持柱412に対して、凹溝427と揚送ベルト41
5とが対向するように固定されている。
【0114】また、この対向配置されたガイドレール4
26と揚送ベルト415との間には、パチンコ玉Pの研
磨を行う研磨シート429が敷設され、図24および図
25に示すように、揚送ベルト415が揚送方向へ移動
することにより、揚送研磨装置402の下部に供給され
たパチンコ玉Pが、研磨シート429に覆われたガイド
レール426と揚送ベルト415との間に挟持された状
態にて揚送研磨装置402の上方へと揚送されるととも
に、この揚送時において凹溝427内にてパチンコ玉P
が研磨シート429の研磨面429aに摺接すること
で、パチンコ玉Pの研磨が実施されるようになってい
る。
26と揚送ベルト415との間には、パチンコ玉Pの研
磨を行う研磨シート429が敷設され、図24および図
25に示すように、揚送ベルト415が揚送方向へ移動
することにより、揚送研磨装置402の下部に供給され
たパチンコ玉Pが、研磨シート429に覆われたガイド
レール426と揚送ベルト415との間に挟持された状
態にて揚送研磨装置402の上方へと揚送されるととも
に、この揚送時において凹溝427内にてパチンコ玉P
が研磨シート429の研磨面429aに摺接すること
で、パチンコ玉Pの研磨が実施されるようになってい
る。
【0115】本実施例の研磨シート429は、図24に
示されるように、極細繊維糸からなる研磨布430にお
ける研磨面430aの裏面に、PETフィルム431が
接着剤432によって接着されてなるとともに、ガイド
レール426の全面を覆うことのできる幅広に裁断した
ものを使用している。また研磨布430の裁断の方向
(縦糸と横糸との角度)や糸密度並びにヒートカットの
状況や材質等は、いずれも前記第1、第2実施例の研磨
シートと同様に構成されている。
示されるように、極細繊維糸からなる研磨布430にお
ける研磨面430aの裏面に、PETフィルム431が
接着剤432によって接着されてなるとともに、ガイド
レール426の全面を覆うことのできる幅広に裁断した
ものを使用している。また研磨布430の裁断の方向
(縦糸と横糸との角度)や糸密度並びにヒートカットの
状況や材質等は、いずれも前記第1、第2実施例の研磨
シートと同様に構成されている。
【0116】また比較例として、研磨布430としてポ
リエステル繊維(糸径約20μm)の織布を使用したも
のと、研磨における清浄状態を長期の使用による連絡樋
409の汚れ状況にて観察した結果、糸径約20μmの
ポリエステル繊維の織布を使用した場合には、1週間程
度で連絡樋409にかなりの汚れが付着していたのに対
し、極細繊維糸による織布を使用した場合には、1週間
の経過後においても殆ど目視による汚れは観察されなか
った。
リエステル繊維(糸径約20μm)の織布を使用したも
のと、研磨における清浄状態を長期の使用による連絡樋
409の汚れ状況にて観察した結果、糸径約20μmの
ポリエステル繊維の織布を使用した場合には、1週間程
度で連絡樋409にかなりの汚れが付着していたのに対
し、極細繊維糸による織布を使用した場合には、1週間
の経過後においても殆ど目視による汚れは観察されなか
った。
【0117】このように本発明にあっては、研磨材の裏
面に高抗張力を有するフィルムが張り合わされてなる研
磨部材(研磨シート429)を、上述のように、遊技媒
体としてのパチンコ玉Pの上方への揚送とともに研磨す
る揚送研磨装置に適用することも可能である。
面に高抗張力を有するフィルムが張り合わされてなる研
磨部材(研磨シート429)を、上述のように、遊技媒
体としてのパチンコ玉Pの上方への揚送とともに研磨す
る揚送研磨装置に適用することも可能である。
【0118】また、研磨シート429は、ガイドレール
426との対向面がPETフィルム431により構成さ
れているため、パチンコ玉Pによりガイドレール426
方向へ付勢されている状態で、研磨シート巻取ハンドル
418b’を操作して研磨シート429を巻き取り交換
する際においても、研磨シート429とガイドレール4
26との間に生じる摩擦係数が小さくなるため、研磨シ
ート429の巻取り交換をスムーズに行える。
426との対向面がPETフィルム431により構成さ
れているため、パチンコ玉Pによりガイドレール426
方向へ付勢されている状態で、研磨シート巻取ハンドル
418b’を操作して研磨シート429を巻き取り交換
する際においても、研磨シート429とガイドレール4
26との間に生じる摩擦係数が小さくなるため、研磨シ
ート429の巻取り交換をスムーズに行える。
【0119】また、上記各実施例においては、研磨部材
としての研磨シート429を巻き取り手段により巻取り
交換可能に設けられる研磨装置に適用した例を示してい
たが、言うまでもなく、巻取り手段等を用いない研磨装
置に適用することも可能である。
としての研磨シート429を巻き取り手段により巻取り
交換可能に設けられる研磨装置に適用した例を示してい
たが、言うまでもなく、巻取り手段等を用いない研磨装
置に適用することも可能である。
【0120】前記各実施例における各要素は、本発明に
対して以下のように対応している。
対して以下のように対応している。
【0121】本発明の請求項1は、研磨部材(研磨シー
ト110、263、429)の研磨面(130a、29
7a、430a)に遊技媒体を接触させることにより前
記遊技媒体(パチンコ玉、メダル)の研磨を行う遊技媒
体研磨装置(研磨装置41、)であって、前記研磨部材
は、前記研磨面を構成する研磨材(研磨布130、29
7、430)の裏面側に、高抗張力を有するフィルム
(PETシート150、298、431)が張り合わさ
れてなる。
ト110、263、429)の研磨面(130a、29
7a、430a)に遊技媒体を接触させることにより前
記遊技媒体(パチンコ玉、メダル)の研磨を行う遊技媒
体研磨装置(研磨装置41、)であって、前記研磨部材
は、前記研磨面を構成する研磨材(研磨布130、29
7、430)の裏面側に、高抗張力を有するフィルム
(PETシート150、298、431)が張り合わさ
れてなる。
【0122】本発明の請求項2は、前記フィルム(PE
Tシート150、298、431)は、ポリエステル樹
脂からなる。
Tシート150、298、431)は、ポリエステル樹
脂からなる。
【0123】本発明の請求項3は、前記フィルム(PE
Tシート150、298、431)は、2軸延伸樹脂か
らなる。
Tシート150、298、431)は、2軸延伸樹脂か
らなる。
【0124】本発明の請求項4は、前記研磨材(研磨布
130、297、430)は、超極細繊維糸を使用した
織布である。
130、297、430)は、超極細繊維糸を使用した
織布である。
【0125】本発明の請求項5は、前記超極細繊維糸が
海島構造を有する樹脂からなる長繊維である。
海島構造を有する樹脂からなる長繊維である。
【0126】本発明の請求項6は、前記研磨部材(研磨
シート110、263、429)が帯状に構成されると
ともに、巻取り手段(リール109、264、巻取部4
18b’)により巻取り可能に設けられている。
シート110、263、429)が帯状に構成されると
ともに、巻取り手段(リール109、264、巻取部4
18b’)により巻取り可能に設けられている。
【0127】本発明の請求項7は、前記研磨部材(研磨
シート110、263、429)は、前記研磨材(研磨
布130、297、430)における前記研磨面(13
0a、297a、430a)の裏面側に張り合わされた
前記フィルム(PETシート150、298、431)
に別の研磨材が張り合わされてなり、前記フィルムの両
面側に前記研磨面が構成されている。
シート110、263、429)は、前記研磨材(研磨
布130、297、430)における前記研磨面(13
0a、297a、430a)の裏面側に張り合わされた
前記フィルム(PETシート150、298、431)
に別の研磨材が張り合わされてなり、前記フィルムの両
面側に前記研磨面が構成されている。
【0128】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0129】また、前記各実施例では、遊技媒体として
パチンコ玉を例に説明しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、これら遊技媒体はスロットマシン
等に使用されるコインや、その他の遊技機に使用可能な
小片等であっても良い。
パチンコ玉を例に説明しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、これら遊技媒体はスロットマシン
等に使用されるコインや、その他の遊技機に使用可能な
小片等であっても良い。
【0130】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0131】(a)請求項1項の発明によれば、研磨材
に高抗張力を有するフィルムが張り合わされることによ
り、研磨の際において研磨材に伸びが生じて研磨能力が
低下したり、捩れが生じて遊技媒体の研磨に支障をきた
す恐れがない。また、薄状で強靱な研磨部材を容易に構
成できる。
に高抗張力を有するフィルムが張り合わされることによ
り、研磨の際において研磨材に伸びが生じて研磨能力が
低下したり、捩れが生じて遊技媒体の研磨に支障をきた
す恐れがない。また、薄状で強靱な研磨部材を容易に構
成できる。
【0132】(b)請求項2項の発明によれば、薄状で
均一な厚みのフィルムを容易に構成できる。
均一な厚みのフィルムを容易に構成できる。
【0133】(c)請求項3項の発明によれば、強靱性
の高いフィルムを構成できる。
の高いフィルムを構成できる。
【0134】(d)請求項4項の発明によれば、研磨材
における研磨面が超極細繊維糸を使用した織布により構
成されるので、従来より拭き取り難かった人脂、ヤニ等
の油脂成分が超極細繊維中に取り込まれるようになり、
遊技媒体を効率良く良好な研磨状態とすることができ
る。
における研磨面が超極細繊維糸を使用した織布により構
成されるので、従来より拭き取り難かった人脂、ヤニ等
の油脂成分が超極細繊維中に取り込まれるようになり、
遊技媒体を効率良く良好な研磨状態とすることができ
る。
【0135】(e)請求項5項の発明によれば、海島構
造を有する樹脂は、例えば紡糸後において海部を所定の
溶媒により溶出させることで簡便かつ効率良く長繊維で
ある超極細繊維糸を得ることができる。
造を有する樹脂は、例えば紡糸後において海部を所定の
溶媒により溶出させることで簡便かつ効率良く長繊維で
ある超極細繊維糸を得ることができる。
【0136】(f)請求項6項の発明によれば、研磨部
材の交換を手間をかけることなく容易に行えるばかり
か、研磨部材を所定のスペース内に効率よく設けること
が出来る。
材の交換を手間をかけることなく容易に行えるばかり
か、研磨部材を所定のスペース内に効率よく設けること
が出来る。
【0137】(g)請求項7項の発明によれば、研磨部
材の両面をそれぞれ研磨面として使用することが出来
る。
材の両面をそれぞれ研磨面として使用することが出来
る。
【図1】本発明の第1実施例としての研磨装置が適用さ
れた遊技島台を示す斜視図である。
れた遊技島台を示す斜視図である。
【図2】図1の遊技島台に設置されたパチンコ機及び玉
貸機を示す正面図である。
貸機を示す正面図である。
【図3】遊技島台1’の内部構造を示す斜視図である。
【図4】図2の遊技島台1’内に設けられた研磨装置の
一部破断図である。
一部破断図である。
【図5】同じく図2の遊技島台1’内に設けられた研磨
装置の一部破断図である。
装置の一部破断図である。
【図6】図2の遊技島台1’内に設けられた研磨装置の
側面図である。
側面図である。
【図7】図2の遊技島台1’内に設けられた研磨装置の
一部破断側面図である。
一部破断側面図である。
【図8】図2の遊技島台1’内に設けられた研磨装置の
側面図である。
側面図である。
【図9】(a)は、第1実施例における研磨布を示す斜
視図であり、(b)は(a)の研磨布の動きに伴うパチ
ンコ玉の回転状況を示す模式図である。
視図であり、(b)は(a)の研磨布の動きに伴うパチ
ンコ玉の回転状況を示す模式図である。
【図10】(a)は、第1実施例の研磨布と従来の研磨
布との比較を示す図であり、(b)は第1実施例におい
て用いたポリエステル樹脂の海島構造を示す図である。
布との比較を示す図であり、(b)は第1実施例におい
て用いたポリエステル樹脂の海島構造を示す図である。
【図11】(a)は第1実施例における研磨部材の断面
図であり、(b)は研磨部材の使用状況を示す要部拡大
断面図である。
図であり、(b)は研磨部材の使用状況を示す要部拡大
断面図である。
【図12】(a)は研磨部材の変形例を示す断面図であ
り、(b)は研磨布とフィルムとの張り合わせ方法の変
形例を示す斜視図である。
り、(b)は研磨布とフィルムとの張り合わせ方法の変
形例を示す斜視図である。
【図13】本発明の第2実施例としての研磨装置が適用
されたパチンコ機を示す正面図である。
されたパチンコ機を示す正面図である。
【図14】図13のパチンコ機の背面図である。
【図15】図13のパチンコ機の前面に設けられる操作
部の上面図である。
部の上面図である。
【図16】研磨装置と玉還元機とを示す構造図である。
【図17】研磨装置の内部構造を示す一部破断正面図で
ある。
ある。
【図18】同じく研磨装置の内部構造を示す正面図であ
る。
る。
【図19】(a)は図18のA−A断面図であり、
(b)は(a)に示される研磨シート263の構造を示
す要部拡大断面図である。
(b)は(a)に示される研磨シート263の構造を示
す要部拡大断面図である。
【図20】本発明の第3実施例としての揚送研磨装置が
適用された遊技島台を示す一部破断図である。
適用された遊技島台を示す一部破断図である。
【図21】図20の揚送研磨装置を示す正面図である。
【図22】図20の揚送研磨装置を示す側面図である。
【図23】揚送研磨装置内に設けられる挟持板を示す斜
視図である。
視図である。
【図24】(a)は図21のB−B断面図であり、
(b)は(a)の研磨シート429の構造を示す要部拡
大断面図である。
(b)は(a)の研磨シート429の構造を示す要部拡
大断面図である。
【図25】図21のC−C断面図である。
1 遊技島 1’ 遊技島台 2 パチンコ機 3 玉貸機 4 計数装置 5 下皿 6a 幕板 6b ランプ板 7 腰板 8 ランプ 9 上皿 10 紙幣挿入口 12 作動ランプ 13 硬貨投入口 15 ノズル 17 呼びだしボタン 18 電設パネル 19 全数精算ボタン 20 端玉精算ボタン 21 離席ボタン 25 揚送モータ 26 揚送装置 27 揚送樋 29 供給管 30 供給管 33 払出ボタン 34 スライドレバー 35 玉受皿 36 供給樋 37 カード挿入発行口 38 表示装置 39 カードリーダライタ 40 回収樋部 41 研磨装置 42 硬貨返却ボタン 43 選択部 43a 貸出金額ボタン 43b 貸出金額ボタン 44 表示パネル 45 返却硬貨取出口 50 ユニット側板 51 主軸 52 ロータ 53 歯車 54 駆動モータ 55 ピニオンギヤ 56 歯車 62 U字状溝 62a 先端部 63 ゴムリング 64 パチンコ玉ガイド 64a パチンコ玉通路 65 パチンコ玉ガイド 65a パチンコ玉通路 66 ロック防止ローラ 67 回転軸 68 歯車 69 金具 70 金具 71 ガイド爪 72 板ばね 73 ストッパー 74 軸 75 ばね 76 レバー 76a 凹部 77 引っかけ金具 80 ローラ 81 軸 82 揺動板 83 駆動軸 84 駆動ローラ 85 ばね 86 ピニオンギヤ 87 エンコーダ 88 光スイッチ 89 軸 90〜95 歯車 100 研磨カセット 101 フレーム 102 フック部 103 軸 104 当て板(玉ガイド) 105 クッション 105a 溝 106 従動ローラ軸 107 従動ローラ 108 巻出しリール 108a 軸 109 巻取りリール 109a 回転軸 110 研磨シート 111〜114 歯車 117 U字状溝 118 案内ピン 119 フック部材 119a 溝 119b アーム 120 紙切れ検知用手段 121 縦糸 122 横糸 123 加熱部 130 研磨布 130a 研磨面 140 接着剤 150 PETフィルム 202 パチンコ機 203 カードユニット 204 硬貨投入口 205 表示部 206 硬貨返却口 207 カード挿入口 208 紙幣挿入口 209 カードインジケータ 210 動作ランプ 213a 硬貨インジケータ 213b 紙幣インジケータ 215 打球操作ハンドル 216 可変入賞球装置 217 遊技領域 219 始動口 220 通常入賞口 225 アウト口 226 発射玉検出器 227 ファール玉入口 228 ハンマー 229 打球モータ 230 入賞玉集合樋 231 入賞玉検出器 232 操作部 233 打込玉検出器 234 回収樋 235 遊技用制御基板 236 アウト玉誘導樋 238 ファール玉検出器 239 発射玉供給口 240 打込玉集合樋 243 持点用制御基板 244 コネクタ部 254 研磨装置 255 玉還元機 258 スプロケット 259 玉タンク 262 搬送路 263 研磨シート 264 リール 264a 突起 265 リール 265a 突起 270 取付板 275 回転軸 275a 突起 276 回転軸 276a 突起 279 巻取モータ 297 研磨布 297a 研磨面 298 PETフィルム 299 接着剤 300 基板 301 貸出ボタン 302 返却ボタン 303 度数表示部 304 合計得点表示部 322 リフトモータ 350 回転テーブル 350a 透孔 351 連結アーム 352 送り量センサ 353 研磨装置収納ボックス 353a 上部収納ボックス 353b 下部収納ボックス 354 玉誘導路 355a 玉誘導ローラ 355b 玉誘導ローラ 356 収納ボックスカバー 357 ローラ 358 ローラ取付台 359 回転軸 360 弾性部材 361 係止部 362 係止ピン 363 加圧ローラ部 364 玉入口 364 連結部材 365 連結部材 366 ビス 367 回転軸 368 玉誘導部材 368a 凹溝 369 ビス 370 玉誘導部材 370a 凹溝 371 切欠部 372a 固定部材 372b 固定部材 373 係止爪 374 係止部 375 弾性部材 375a 凹溝 376 カバー止め部材 377 係止爪 378 係止部 383 ガイドピン 401 遊技島 402 揚送研磨装置 403 呼びだしランプ 404 パチンコ機 405 玉貸機 406 貯留タンク 407 供給樋 408 供給タンク 409 連絡樋 412 支持柱 413 下回転ドラム 414 上回転ドラム 415 揚送ベルト 416 ガイドローラ 417 カバーケース 418a 揚部 418b 巻取部 418b’巻取ハンドル 419 研磨シート 420 駆動モータ 421 供給ガイド 422 係止具 423 蝶番 425 スプリング 426 ガイドレール 427 凹溝 429 研磨シート 430 研磨布 430a 研磨面 431 PETフィルム 432 接着剤 P パチンコ玉
Claims (7)
- 【請求項1】 研磨部材の研磨面に遊技媒体を接触させ
ることにより前記遊技媒体の研磨を行う遊技媒体研磨装
置であって、 前記研磨部材は、前記研磨面を構成する研磨材の裏面側
に、高抗張力を有するフィルムが張り合わされてなるこ
とを特徴とする遊技媒体研磨装置。 - 【請求項2】 前記フィルムは、ポリエステル樹脂から
なる請求項1に記載の遊技媒体研磨装置。 - 【請求項3】 前記フィルムは、2軸延伸樹脂からなる
請求項1または2に記載の遊技媒体研磨装置。 - 【請求項4】 前記研磨材は、超極細繊維糸を使用した
織布である請求項1〜3のいずれかに記載の遊技媒体研
磨装置。 - 【請求項5】 前記超極細繊維糸が海島構造を有する樹
脂からなる長繊維である請求項4に記載の遊技媒体研磨
装置。 - 【請求項6】 前記研磨部材が帯状に構成されるととも
に、巻取り手段により巻取り可能に設けられている請求
項1〜5のいずれかに記載の遊技媒体研磨装置。 - 【請求項7】 前記研磨部材は、前記研磨材における前
記研磨面の裏面側に張り合わされた前記フィルムに別の
研磨材が張り合わされてなり、前記フィルムの両面側に
前記研磨面が構成されている請求項1〜6のいずれかに
記載の遊技媒体研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001118709A JP2002306820A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 遊技媒体研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001118709A JP2002306820A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 遊技媒体研磨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002306820A true JP2002306820A (ja) | 2002-10-22 |
Family
ID=18969055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001118709A Withdrawn JP2002306820A (ja) | 2001-04-17 | 2001-04-17 | 遊技媒体研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002306820A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005304727A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Omron Corp | 遊技玉取込装置及び遊技装置 |
-
2001
- 2001-04-17 JP JP2001118709A patent/JP2002306820A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005304727A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Omron Corp | 遊技玉取込装置及び遊技装置 |
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Legal Events
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