JP2002306347A - たまごシートの製造装置 - Google Patents

たまごシートの製造装置

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JP2002306347A
JP2002306347A JP2001113318A JP2001113318A JP2002306347A JP 2002306347 A JP2002306347 A JP 2002306347A JP 2001113318 A JP2001113318 A JP 2001113318A JP 2001113318 A JP2001113318 A JP 2001113318A JP 2002306347 A JP2002306347 A JP 2002306347A
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JP
Japan
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conveyor
egg
sheet
belt
belt conveyor
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JP2001113318A
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English (en)
Inventor
Takehiko Onishi
武彦 大西
Shiro Shinagawa
士郎 品川
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Shinagawa Machinery Works Co Ltd
Original Assignee
Shinagawa Machinery Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続するベルトコンベアと焼成鍋を有する搬
送コンベアを使用することによって、比較的厚みのある
たまごシートが効率良く連続して製造できるようにす
る。 【解決手段】 たまごシートの製造装置1は、第1の加
熱手段14を備え上面に卵液が供給される加熱面10a
を有するベルトコンベア10と、ベルトコンベア10の
搬送方向下流側端部に配置されており、ベルトコンベア
10上で略シート状となったたまごシートを上面に載置
して加熱し得る焼成鍋17を多数備える搬送コンベア1
1と、を有する。搬送コンベア11の各焼成鍋17上に
配置されたたまごシートの上面を加熱し得る第2の加熱
手段19と、焼成鍋17の下面を加熱し得る第3の加熱
手段18と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続式たまごシー
トの製造装置に関し、特に比較的厚みのある錦糸たまご
が製造できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たまごシートを製造する方法として、以
下(1)〜(5)の方法が従来より提案されている。 (1)トレー状の焼成鍋を連結してエンドレスコンベア
が構成され、各焼成鍋上に卵液を供給して焼成すること
でたまごシートを作製し、その後各焼成鍋からたまごシ
ートを巻き取りロール状にして取り出し、その後、再度
シート状に広げて錦糸に加工する。 (2)トレー状の焼成鍋を連結してエンドレスコンベア
が構成され、各焼成鍋を間欠運転にて移動すると共に、
各焼成鍋上に卵液を供給して焼成することでたまごシー
トを作製する。 (3)ドラムが2個間隙を介して配置され、該ドラムと
ドラムの間に液卵を充填できるように構成されている。
各ドラムは内部から加熱されており、ドラムの上で焼け
た薄いたまごシートをスクレパーによりドラムよりはぎ
取る。 (4)テフロン(登録商標)製のコンベアベルトを使用
する。このコンベアベルトは、その下面側から加熱でき
るようになっており、連続的にコンベアベルトを駆動す
ると共に、コンベアベルト上に連続に液卵を充填して、
たまごシートを作製する。 (5)エンドレスコンベアに平面の鍋を取り付け、連続
的に液卵を充填してたまごシートを作製する。
【0003】しかし、上記(1)〜(5)の方法では以
下に示す欠点があった。
【0004】上記(1)の方法では、たまごシートの厚
みが調整でき、目的のたまごシートを得ることは可能で
あるが、大面積のたまごシートを取り出す場合は、巻き
取り方式が不可欠であり、従って、間欠的で再度広げる
ため効率が悪い。
【0005】上記(2)の方法では、連続的にたまごシ
ートを取り出すことが可能であるが、機械の駆動方式が
間欠駆動であり、能力が上がらない。
【0006】上記(3)の方法では、得られたたまごシ
ートの厚さが約1mmと薄く、厚みのあるたまごシート
が得られない。たまごシートは厚みが所定以上でない
と、水分の保有量が少なくさばさばした口当たりでしっ
とり感がなく、また味が薄い。
【0007】上記(4)の方法では、テフロン製のコン
ベアベルトを使用するため、ベルトの温度を200℃以
上に上げることができない。また、コンベアベルトの上
方からの加熱は液卵のない部分も加熱するので、コンベ
アの温度が上がり、そのためベルト上方よりの加熱がで
きないため加熱されない部分ができる場合がある。さら
に、テフロンコンベアが熱膨張でのびるため2m以上の
コンベアは機械構造上無理がある。
【0008】上記(5)の方法の場合、平面鍋の鍋と鍋
との間に液卵が入り、焼きかすができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の欠
点を解消したものであり、その目的は、比較的厚みのあ
るたまごシートが効率良く連続して製造できる、たまご
シートの製造装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のたまごシートの
製造装置は、第1の加熱手段を備え上面に卵液が供給さ
れる加熱面を有するベルトコンベアと、該ベルトコンベ
アの搬送方向下流側端部に配置されており、該ベルトコ
ンベア上で略シート状となったたまごシートを上面に載
置して加熱し得る焼成鍋を多数備える搬送コンベアと、
を有し、該搬送コンベアの各焼成鍋上に配置されたたま
ごシートの上面を加熱し得る第2の加熱手段と、該焼成
鍋の下面を加熱し得る第3の加熱手段と、を有し、その
ことにより上記目的が達成される。
【0011】一つの実施態様では、前記ベルトコンベア
は、フッ素樹脂製のベルトまたはその表面がフッ素樹脂
でコートされたベルトを有し、該ベルトコンベアの加熱
面の裏面側に前記第1の加熱手段が配置されている。
【0012】一つの実施態様では、前記ベルトコンベア
の搬送方向下流側端部と搬送コンベアの上流側端部との
間に、たまごシートをベルトコンベアから搬送コンベア
側へ移送するための傾斜プレートが配置され、該搬送コ
ンベアの下流側端部に、焼成鍋内のたまごシートを取り
出す取り出しコンベアが配置されている。
【0013】以下、本発明の作用を説明する。
【0014】卵液をベルトコンベア上に供給して、略シ
ート状のたまごシートを連続して作製する。この段階で
は、たまごシートは十分に加熱されていないが、そのシ
ート形状を保持できる。次いで、ベルトコンベアから、
搬送コンベアの焼成鍋上にたまごシートを供給する。搬
送コンベアではその上下面から第2及び第3の加熱手段
によってたまごシートの表裏面を十分加熱する。その
後、取り出しコンベアによってたまごシートを連続的に
取り出す。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき具体的に説明する。
【0016】図1〜図2に示すように、本発明のたまご
シートの製造装置1は、ベルトコンベア10と、搬送コ
ンベア11と、その搬送コンベア11の搬送方向下流側
に配置された取り出しコンベア12と、を備えている。
【0017】ベルトコンベア10は、フッ素樹脂(テフ
ロン等)製のベルトまたはその表面がフッ素樹脂でコー
トされたベルトを有し、該ループ状となったコンベアベ
ルトの内部には電熱ヒータ等よりなる第1の加熱手段1
4が配置されている。さらに、ベルトコンベア10の搬
送方向上流側の上方位置には、卵液の充填装置15が配
置され、この充填装置15より一定量づつ連続的にベル
トコンベア10の加熱面10a上に(ベルトコンベアの
ほぼ全幅にわたって)卵液を落下供給できるようになっ
ている。
【0018】このベルトコンベア10の搬送方向下流側
端部には傾斜プレート16が配置され、ベルトコンベア
10上でシート状となったたまごシートを搬送コンベア
11上へ搬送できるようになっている。
【0019】搬送コンベア11は、多数の焼成鍋17を
有し、各焼成鍋17は両ローラー間を循環して移動する
ように構成されている。各焼成鍋17は、アルミニウム
等の金属製のものでありトレー状となっている。焼成鍋
17の寸法(長さ、横幅、および深さ)は目的に応じて
適宜変更することができる。
【0020】上方位置にある各焼成鍋17は横一列とな
って連続し、その焼成鍋17の下方位置には第3の加熱
手段18が搬送方向に沿って配置されている。また、焼
成鍋17の上方位置には第2の加熱手段19が搬送方向
に沿って配置され、各焼成鍋17内に配置されたたまご
シートを上下両面から加熱できるようになっている。第
2および第3の加熱手段19,18としては、例えば、
ガスバーナ、電熱ヒータ等であり得る。
【0021】また、搬送コンベア11の下側に配置され
た焼成鍋17表面を清掃するためのブラシ掃除機20が
配置されている。また焼成鍋17へ油を供給するための
油塗布手段(例えば、油塗布ロールや油噴霧ノズル)を
配設することができる。
【0022】搬送コンベア10の搬送方向下流側の端部
には、取り出しコンベア12が配置され、傾斜プレート
22を介して搬送コンベア10上のたまごシートが取り
出しコンベア12へ移送されるように構成されている。
【0023】次に、上記装置1を用いたたまごシートの
製造方法を説明する。
【0024】ベルトコンベア10上に卵液充填装置15
から所定量の卵液が落下供給されると、卵液はベルトコ
ンベア10上で広がると同時に第1加熱手段14からの
加熱によって半焼き状態のたまごシートが作製される。
このたまごシートは、次にベルトコンベア10の移動に
よって傾斜プレート16上を通って搬送コンベア11の
焼成鍋17上へ移される。
【0025】ベルトコンベア10上で半焼き状態となっ
たたまごシートは、その形状が維持されているので、搬
送コンベア11への移動の際などに、流れたり、各焼成
鍋17の間から落下して装置を汚すことがない。
【0026】焼成鍋17によってたまごシートが搬送さ
れる途中に第2および第3の加熱手段19,18によっ
て加熱され、たまごシートの上下両面がほどよく焼成さ
れる。その後、傾斜プレート22を介して取り出しコン
ベア12上へたまごシートは送られる。
【0027】このようにして、比較的厚みがあり(例え
ば、2〜5mm)、両面が十分加熱されたたまごシート
を連続して生産することができる。水分の保有量が多く
口当たりの良い錦糸たまごが得られる。
【0028】上記(4)の方法では、テフロン製のコン
ベアベルトを使用するため、ベルトの温度を200℃以
上に上げることができない。またなお、上記エンドレス
のベルトコンベア10のサイズは生産量に応じて変更す
ることができ、また焼成鍋17のサイズも目的に合わせ
て変更することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明のたまごシートの製造装置によれ
ば、たまごシートの厚みが調整でき、目的の厚さのたま
ごシートを得ることができる。また、従来のように巻き
取り方式を採用していないため、たまごシートを再度広
げる必要がなく、また連続駆動であるので、生産効率が
良い。さらに、上下両面を十分焼成したたまごシートが
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のたまごシートの製造装置の一実施例の
正面図である。
【図2】図1で示したたまごシートの製造装置の平面図
である。
【符号の説明】
1 たまごシートの製造装置 10 ベルトコンベア 11 搬送コンベア 12 取り出しコンベア 14 第1の加熱手段 18 第3の加熱手段 19 第2の加熱手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B040 AA01 AA08 AC03 AD04 AD22 AE18 CA02 CA05 CA17 CB01 4B042 AC09 AD40 AE05 AG07 AH09 AP04 AT05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の加熱手段を備え上面に卵液が供給
    される加熱面を有するベルトコンベアと、 該ベルトコンベアの搬送方向下流側端部に配置されてお
    り、該ベルトコンベア上で略シート状となったたまごシ
    ートを上面に載置して加熱し得る焼成鍋を多数備える搬
    送コンベアと、を有し、該搬送コンベアの各焼成鍋上に
    配置されたたまごシートの上面を加熱し得る第2の加熱
    手段と、該焼成鍋の下面を加熱し得る第3の加熱手段
    と、を有するたまごシートの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルトコンベアは、フッ素樹脂製の
    ベルトまたはその表面がフッ素樹脂でコートされたベル
    トを有し、該ベルトコンベアの加熱面の裏面側に前記第
    1の加熱手段が配置されている請求項1に記載のたまご
    シートの製造装置。
  3. 【請求項3】 前記ベルトコンベアの搬送方向下流側端
    部と搬送コンベアの搬送方向上流側端部との間に、たま
    ごシートをベルトコンベアから搬送コンベア側へ移送す
    るための傾斜プレートが配置され、該搬送コンベアの下
    流側端部に、焼成鍋内のたまごシートを取り出す取り出
    しコンベアが配置されている請求項1又は2に記載のた
    まごシートの製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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