JPS5932131B2 - 厚焼玉子等の連続製造装置 - Google Patents

厚焼玉子等の連続製造装置

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JPS5932131B2
JPS5932131B2 JP57008209A JP820982A JPS5932131B2 JP S5932131 B2 JPS5932131 B2 JP S5932131B2 JP 57008209 A JP57008209 A JP 57008209A JP 820982 A JP820982 A JP 820982A JP S5932131 B2 JPS5932131 B2 JP S5932131B2
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JP
Japan
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belt conveyor
endless
parent
thick
child
Prior art date
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Expired
Application number
JP57008209A
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English (en)
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JPS58127624A (ja
Inventor
政春 足利
正之 中本
秀明 保坂
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AJIKAN KK
Original Assignee
AJIKAN KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、金属性の焼成エンドレスベルトコンベヤを
複数組設置して複数の薄焼玉子を重ね合わせて厚焼玉子
を連続的に製造する装置に関する。
厚焼玉子の製造法は従来からいろいろ知られているが、
いずれも回分式かあるいは製品1個ごとにトレイに入れ
、このトレイを加熱上を通過させ各トレイ毎に上部より
押し蓋で上面を加熱する半連続的方法があり、その機構
および操作は複雑で各トレイ毎に製品の品質の差を生じ
、また生産能力が低いことなどの難点があった。
そこでこの発明は完全なる厚焼玉子の連続的方法で、複
数枚の薄焼玉子を重ね合わせて厚焼玉子を製造すること
を特徴とするもので、その方法は同速度で回動する側面
ガイドを上面に有する金属性の焼成エンドレス親ベルト
コンベヤを下方に設置し、その上方に同様の子ベルトコ
ンベヤを数組設置していづれも同速回転で運転し、各ベ
ルトコンベヤの上面に原料卵液を供給して下面から加熱
器によって加熱して原料卵液をゲル化しつ“つ薄焼とし
、ベルトコンベヤによって移動しコンベヤの一端で半転
して下方の親ベルトコンベヤ上の薄焼玉子に重ねて次に
移動し、各子ベルトコンベヤでも同様な操作が繰返され
厚みを増して最終段階の子ベルトコンベヤと親ベルトコ
ンベヤの間から厚焼玉子を排出するものである。
なお味の良い厚焼玉子の製造には焼成面の温度の調節が
きわめて重要であり、直火ガス、熱媒体伝導などを使用
するが、熱媒体容器の金属エンドレスベルトコンベヤと
の直接熱伝導が望ましい。
このため金属エンドレスベルトコンベヤニ密着させる側
面ガイドは耐熱性合成樹脂、たとえばテフロン、珪素樹
脂などを金属ベルトに密着させることによりその目的を
達することができる。
以下本発明の一実施例を図面に従って説明すると、同速
度で回動する側面ガイドH1を上面に有する金属性の焼
成エンドレス親ベルトコンベヤA1−A2を設置し、こ
の上方斜め方向に親ベルトコンベヤAl−A2と同形で
それぞれ同速度で回転する数組の金属性焼成エンドレス
子ベルトコンベヤB1−B2.Cl−C2、DI−D2
El−B2−B3等を、これらの側面ガイドH2゜B3
、H4、B5の終端が親ベルトコンベヤA1−A2の
側面ガイドH1に当接する位置に設置し、また上記親子
の各焼成エンドレスベルトには、それぞれ始端部付近に
油冷付器Kl 、に2 、に3 。
B4.に5と原料卵液供給ノズルILI2゜I3.I4
.I5を具備するとともにベルトコンベヤ表面を加熱す
る加熱器Gl、G2.G3゜G4.G5.G6.G7を
ベルトコンベヤの裏面に設け、さらに最終段階の子ベル
トコンベヤE1−E 2−E 3はホイールE2を軸心
として上方へ移動可能に敷設して成るものである。
なお図面においてSは各ベルトシートである。
以上のように構成した本発明の詳細な説明すると、各焼
成ベルトコンベヤの始端部において親ベルトは油冷付器
に1、子ベルトはそれぞれ油冷付器に2 、に3 、に
4 、に5により、原料卵液が焼成ベルトコンベヤに供
給される直前において油が塗付される。
厚焼玉子ではこの油の塗付が味覚に重要な影響を与える
ため欠かせないものである。
次いで原料卵液が定量供給ポンプ(図示省略)により親
ベルトコンベヤにおいては供給ノズル■1から、子ベル
トコンベヤにおいてはそれぞれ供給ノズルI2.I3.
I4.I5から、それぞれ焼成親ベルトコンベヤA1−
A2、子ベルトコンベヤB1−B2.Cl−C2,Dl
−D2.El−E 2−E 3上に供給され、さらに親
ベルトコンベヤでは加熱器Gl、G2、子ベルトコンベ
ヤではそれぞれ加熱器G3 、G4 、G5 、G6
、G7で加熱されつつ移動する。
そして子ベルトコンベヤB1−B2について説明すると
、ベルト上に供給された原料卵液は加熱器G3により加
熱されつつ半焼成品となって図面の左方へ移動し、回転
ローラB1で半回転して下方の親ベルトコンベヤの加熱
器G1により加熱されつつ図面の右方に移動する半焼成
品の上に重ねられてさらに右方へ移動する。
同様の操作が子ベルトコンベヤG1−G2およびD I
−D 2においても行われ、半焼成品は厚さを増して
最終段階の子ペルトコーベヤの回転ローラE2の下を通
過し、ベルトコンベヤE2−E3と親ベルトコンベヤA
l−A2の間に挟まれ、上部の加熱器G7と下部の親ベ
ルトコンベヤの加熱器G2とによって上下から加熱され
て厚焼玉子が仕上がりつつ移動し製品コンベヤF1−F
2上に製品Jとして排出されるものである。
なお原料卵液は加熱の段階で気泡を生じ膨張することが
あるため最終段階の子ベルトコンベヤE1−E2−E3
では回転ローラE2を軸心として回転ローラE3を上方
に20mm程度移動可能の構造として置くものである。
また金属性焼成エンドレスベルトコンベヤは、普通のベ
ルト式またはキャタピラ一式あるいはこれらの組合せ等
が使用できるが、加熱部の熱伝導の効率を高めるため通
常はベルト式のものを使用する。
なお焼成エンドレスベルトコンベヤの加熱温度は、その
長さ、送り速度および要求される製品の性状によって定
められるが、金属性エンドレスベルトの温度は通常11
0℃から180℃とする。
そして加熱部は直火バーナでもよいが、焼成温度を調節
するためには第2図または第3図に示すようなヒートボ
ックス型とし、このボックス内に熱媒体を流通させる方
式を使用する。
また使用の焼成エンドレスベルトの厚さは厚い方が効果
的であるが、通常は回転ローラの直径を2m以下とし、
ベルトの厚さは2mm以下としている。
さらにベルトへの熱伝達効率を向上させるために各回転
ローラA、B、C,D、E等の回転軸にパイプを通じて
加温熱媒体を送り込むことも可能である。
また第3図に示すように最終段階の子ベルトコンベヤの
回転ローラE2とB3の間では親ベルトコンベヤAl−
A2の側面ガイドH1と子ベルトコンベヤE1−E2−
E3の側面ガイドH5とは凹凸を付して噛み合うように
し、側面ガイドの材質はテフロンまたは珪素樹脂を用い
るものである。
これらベルトの側面ガイドは金属性エンドレスベルトに
通常は固定するが、固定しない場合はベルトの全長が長
く、テフロンあるいは珪素樹脂の熱膨張が過大となる場
合であり、このような場合はテンションロールによって
調節するものである。
また請求範囲の第2項で述べであるように本発明は焼成
エンドレスベルトコンベヤの幅を太きくし、上面の側面
ガイドを3条以上の複数とし、同時に複数係列の厚焼の
焼成をすることも可能である。
このように本発明は、焼成ベルトコンベヤ方式による新
規なる厚焼玉子等の連続製造装置で、能率よく味の良い
厚焼玉子が連続して製造できるまことに画期的な効果を
発揮する装置である。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の装置を
示す正面図、第2図は第1図のX−X断面図、第3図は
第1図のY−X断面図である。 Hl 、B2 、B3 、H4、B5・・・・・・コン
ベヤ側面ガイド、Al−A2・・・・・・親ベルトコン
ベヤ、B1−B2 、 Cl−C2、DI−B2 、
El−B2−B3・・・・・・子ベルトコンベヤ、Kl
、に2 、に3 。 K4.に5・・・・・・油塗付器、ILI2 、I3
、I4゜I5・・・・・・原料卵液供給ノズル、Gl
、G2 、G3゜G4.G5・・・・・・ベルトコンベ
ヤ加熱器、Fl−F2・・・・・・製品コンベヤ、J・
・・・・・製品厚焼、S・・・・・・ベルトシート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同速度で回動する側面ガイドを上面に有する金属性
    の焼成エンドレス親ベルトコンベヤを設置し、この上方
    斜め方向に親ベルトコンベヤと同形でそれぞれ同速度で
    回転する数組の金属性焼成エンドレス子ベルトコンベヤ
    を、これらの側面ガイド終端が親ベルトコンベヤの側面
    ガイドに当接する位置に設置し、また上記各焼成エンド
    レスベルトコンベヤには、それぞれ始端部付近に油塗付
    器原料卵液供給ノズルを具備するとともにベルトコンベ
    ヤ表面を加熱する加熱器をベルトコンベヤの裏面に設け
    、さらに最終段階の子ベルトコンベヤは上方へ可動なる
    ように敷設して成るもので、各子ベルトコンベヤで半焼
    成した薄焼きものを半転して親ベルトコンベヤで半焼成
    した薄焼ものの上へ順次落下させ重ねて移送し、最終段
    階の子ベルトコンベヤで上面から、親ベルトコンベヤで
    下面から加熱し、連続して厚焼とするCとを特徴とする
    厚焼玉子等の連続製造装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の厚焼玉子等の連続製造
    装置において、金属性の焼成エンドレスベルトコンベヤ
    の幅を太きくシ、上面の側面ガイドを3条以上の複数と
    し、同時に複数系列の厚焼を焼成可能としたもの。
JP57008209A 1982-01-20 1982-01-20 厚焼玉子等の連続製造装置 Expired JPS5932131B2 (ja)

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JP57008209A JPS5932131B2 (ja) 1982-01-20 1982-01-20 厚焼玉子等の連続製造装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58127624A JPS58127624A (ja) 1983-07-29
JPS5932131B2 true JPS5932131B2 (ja) 1984-08-07

Family

ID=11686847

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JP57008209A Expired JPS5932131B2 (ja) 1982-01-20 1982-01-20 厚焼玉子等の連続製造装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH041312Y2 (ja) * 1985-03-08 1992-01-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6516253B2 (ja) * 2015-04-03 2019-05-22 株式会社品川工業所 被加工物の切断装置

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JPH041312Y2 (ja) * 1985-03-08 1992-01-17

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JPS58127624A (ja) 1983-07-29

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