JPS6334544Y2 - - Google Patents

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JPS6334544Y2
JPS6334544Y2 JP14903582U JP14903582U JPS6334544Y2 JP S6334544 Y2 JPS6334544 Y2 JP S6334544Y2 JP 14903582 U JP14903582 U JP 14903582U JP 14903582 U JP14903582 U JP 14903582U JP S6334544 Y2 JPS6334544 Y2 JP S6334544Y2
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JP
Japan
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roller
coated
coating
dipping
egg
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JP14903582U
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JPS5952884U (ja
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は玉子等の粘性物塗布装置に係り、詳し
くは、例えば、フレンチトースト等を自動的に製
造する際に、そのパン等の被塗布物の表面に玉子
その他の粘性物を連続かつ自動的に塗布し、更
に、塗布後には、その塗布面を自動かつ均一に焼
成できる粘性物塗布装置に係る。
元来、フレンチトースト等の如く食パンのスラ
イス物の上に玉子等を塗布することはレストラ
ン、家庭で行なわれる料理技法であつて、機械若
しくは自動的に行なう必要がないものであつた。
しかし、最近、給食や外食産業が発達し、元来家
庭、レストランの料理技法であつたものを機械化
若しくは自動化することが要請され、例えば、フ
レンチトーストの如く、食パンスライス物の上に
玉子を塗布してからその塗布面を焼上げる機械装
置が望まれている。
本考案は上記の要請に沿つて成立したものであ
り、具体的には、例えば、食パンのスライス物を
一端から供給するのみでそのスライス物の表面に
は自動的に玉子が塗布され、更に、その塗布面も
自動的に均一に焼成できる塗布装置を提案する。
すなわち、本考案はパン等の被塗布物を搬送す
る搬送軌道上において、表面の少なくとも一部が
玉子等の粘性物中に浸漬する浸漬ローラと、この
浸漬ローラから粘性物が転写される塗布ローラと
を、被塗布物の搬送方向と直交するよう配設し、
前記浸漬ローラの表面にはその軸方向と略々平行
に平行溝を形成する一方、前記塗布ローラの表面
にはその軸方向と略々直交させて直交溝を形成す
ることを特徴とする。
従つて、本考案に係る塗布装置であると、被塗
布物の搬送方向と関連して、浸漬ローラと塗布ロ
ーラとにはそれぞれ平行溝と直交溝とが形成され
ているために、玉子等の粘性物であつても円滑に
浸漬ローラから塗布ローラに塗布でき、更に、塗
布ローラからパン等の上に玉子等が均一に塗布で
きる。
また、塗布後においても、反転装置によつてパ
ン等が反転され、この状態で、押え装置によつて
押えられるため、塗布面は焼成板上に均一に当た
り、塗布面は均一に焼成できる。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
なお第1図ならびに第2図は本考案の一つの実
施例に係る塗布装置を有するフレンチトースト製
造装置の側面図と平面図であり、第3図はその塗
布装置の斜視図であり、第4図aならびにbは塗
布装置の一部の側面図と平面図である。
まず、第3図において符号1は例えばベルトコ
ンベヤの如き搬送軌道を示し、この搬送軌道1は
通常無終端状に構成され、矢印A方向に走行し、
これに伴つて食パンのスライス物の如き被塗布物
1aも矢印A方向に搬送される。搬送軌道1上に
おいて矢印A方向に直交して浸漬ローラ2と塗布
ローラ3とを配設する。浸漬ローラ2はその表面
の一部が玉子その他の粘性物4の中に浸漬するよ
う配置する。すなわち、浸漬ローラ2に近接させ
てトラフ5を設け、このトラフ5の先端5aは下
向きに傾斜させ、傾斜部5aの先端に溜め6を接
続する。溜め6には内部の粘性物4の中に浸漬ロ
ーラ2の表面の一部が浸漬するよう構成する。従
つて、トラフ5に粘性物4を供給すると、粘性物
4は傾斜部5aを経て溜り6に供給され、溜り6
内で浸漬ローラ2の表面は粘性物4に浸漬する。
また、浸漬ローラ2ならびに塗布ローラ3はその
表面の一部が互いに接触するよう構成し、浸漬ロ
ーラ2の表面に附着した粘性物は塗布ローラ3の
表面に転写されるが、この際、浸漬ローラ2の表
面にその軸方向と略々平行に平行溝2aを形成す
ると共に、塗布ローラ3の表面にその軸方向と直
交させて直交溝3aを形成する。
一般に、玉子その他の粘性物をローラ表面に塗
布する場合に、別にローラを介在させて粘性物を
転写することが行なわれている。この場合、ロー
ラから被塗布物に転写させるときに、均一に粘性
物が塗布できないのが欠点であると云われ、通常
は、ローラ上の転写物にはナイフ等を当てて厚さ
を均一にすることが行なわれ、ナイフ等の設備を
要するほか、ナイフ等を当てて除去した粘性物が
無駄になり、経済性でも問題がある。この点、本
考案においては食パンのスライス物等の被塗布物
1aの搬送方向と関連させて2つの浸漬ローラ2
ならびに塗布ローラ3の表面に平行溝2aと直交
溝3aが形成されているため、粘性物4は均一の
厚さに全体にわたつて塗布できる。
すなわち、第4図aならびにbに示す如く、浸
漬ローラ2の表面には被塗布物の搬送方向と直交
する平行溝2aが形成されているため、粘性物4
は各平行溝2aによつてくみ上げられることにな
り、粘性物4は浸漬ローラ2の表面全体にわたり
均一に塗布できる。この理由は、各平行溝2aが
全長にわたつて細かく形成され、しかも、粘性物
には所定の粘性があるため、平行溝2a間で粘性
物も付着し、この付着物は平行溝2aによつて保
持されるからである。また、浸漬ローラ2上の粘
性物はそのまま塗布ローラ3上に転写され、平行
溝2aに集積されたままの状態になる。しかし、
塗布ローラ3上には直交溝3aが形成されている
ため、各直交溝3aのところに粘性物が移動し、
その分布が均一化し、この状態で被塗布物1aの
上に粘性物が塗布できる。
次に以上の通り塗布後フレンチトースト等を製
造するときには、塗布装置の先行側に、反転装置
7、押え装置8、焼板列9ならびに加熱装置10
を設ける。
すなわち、表面に玉子等が塗布された食パンの
スライス物1aはその塗布面を直接焼成する必要
があり、このため、スライス物1aは表面に玉子
4等を塗布後反転装置7によつて反転させる。こ
の反転装置は反転板7aとその回転軸7bとから
成り、各反転板7aが反転すると、容易にスライ
ス物1aは反転できる。反転後、スライス物1a
は熱板列9の熱板9a上におかれ、連続的に焼成
される。詳しく説明すると、熱板列9は熱板9a
が無終端状に連結されて構成され、各熱板9aは
下側から加熱される一方、加熱装置10内で上側
からも加熱され、スライス物1aが搬送される間
に焼成される。
しかし、スライス物1aには玉子4が塗布され
ているため、焼成時に第6図aに示す如くそり易
く、熱板9a上に押圧装置8を設ける。押圧装置
8は何れにも構成できるが、第5図に示す如く、
押圧部材8aとその作動アーム8bとから構成
し、各作動アーム8bを昇降自在に構成すること
ができる。従つて、スライス物1aが反りかえつ
ていても、押圧部材8aの下降によつてスライス
物1aは第6図aに示す如く上から押えられて第
6図bに示す如くスライス物1aの玉子塗布面4
は全体にわたつて熱板9a上に密着し、その後
は、この状態で進行するため、塗布面4が焼成さ
れ、フレンチトーストが自動的に製造できる。
なお、焼成後はスケツバ11によつて熱板9a
からはがされてコンベヤ12を経て排出される。
また、上記のところではフレンチトーストの製
造の例を中心として説明したが、これ以外に、粘
性物を一般的に塗布する場合に適用できる。更
に、平行溝、直交溝の断面形状は三角形以外に粘
性物が搬送できればいかなる形状でも良いが、通
常は円弧状、四角、五角その他の多角形状で良
い。
【図面の簡単な説明】
第1図ならびに第2図は本考案の一つの実施例
に係る塗布装置を有するフレンチトースト製造装
置の側面図と平面図、第3図はその塗布装置の斜
視図、第4図aならびにbは第3図の塗布装置の
一部の断面図と平面図、第5図は押圧装置の一例
の斜視図、第6図aならびにbはその作動態様の
各説明図である。 符号、1……搬送軌道、1a……被塗布物、2
……浸漬ローラ、2a……平行溝、3……塗布ロ
ーラ、3a……直交溝、4……粘性物、5……ト
ラフ、6……溜め、8……押え装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パン等の被塗布物を搬送する搬送軌道上におい
    て、表面の少なくとも一部が玉子等の粘性物中に
    浸漬する浸漬ローラと、この浸漬ローラから粘性
    物が転写される塗布ローラとを、被塗布物の搬送
    方向と直交するよう配設し、前記浸漬ローラの表
    面にはその軸方向と略々平行に平行溝を形成する
    一方、前記塗布ローラの表面にはその軸方向と
    略々直交させて直交溝を形成することを特徴とす
    る玉子等の粘性物塗布装置。
JP14903582U 1982-09-30 1982-09-30 玉子等の粘性物塗布装置 Granted JPS5952884U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14903582U JPS5952884U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 玉子等の粘性物塗布装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14903582U JPS5952884U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 玉子等の粘性物塗布装置

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Publication Number Publication Date
JPS5952884U JPS5952884U (ja) 1984-04-06
JPS6334544Y2 true JPS6334544Y2 (ja) 1988-09-13

Family

ID=30330944

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JP14903582U Granted JPS5952884U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 玉子等の粘性物塗布装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714314B2 (ja) * 1985-10-03 1995-02-22 明星食品株式会社 麺類への粘液付着装置

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JPS5952884U (ja) 1984-04-06

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