JP2002305727A - タイミング調整装置 - Google Patents
タイミング調整装置Info
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- JP2002305727A JP2002305727A JP2001105529A JP2001105529A JP2002305727A JP 2002305727 A JP2002305727 A JP 2002305727A JP 2001105529 A JP2001105529 A JP 2001105529A JP 2001105529 A JP2001105529 A JP 2001105529A JP 2002305727 A JP2002305727 A JP 2002305727A
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- Japan
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- delay
- audio signal
- signal
- fade
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像信号と音声信号のタイミングを調整する
タイミング調整装置において、入力信号の切り換えに伴
うクリック音の発生を防止する。 【解決手段】 映像信号の遅延量を示すアドレス差デー
タDADを、ディレイ回路3により所定時間DLY1だ
け遅延させて、可変遅延回路6に供給することにより、
音声信号の遅延量変更を映像信号の遅延量変更時点より
遅延させる。フェード回路7により、音声信号の遅延量
変更前に音声信号のフェードアウト処理を行い、遅延量
変更後にフェードイン処理を行う。
タイミング調整装置において、入力信号の切り換えに伴
うクリック音の発生を防止する。 【解決手段】 映像信号の遅延量を示すアドレス差デー
タDADを、ディレイ回路3により所定時間DLY1だ
け遅延させて、可変遅延回路6に供給することにより、
音声信号の遅延量変更を映像信号の遅延量変更時点より
遅延させる。フェード回路7により、音声信号の遅延量
変更前に音声信号のフェードアウト処理を行い、遅延量
変更後にフェードイン処理を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば映像信号と
音声信号とを同期して符号化する際に使用され、映像信
号と音声信号とのタイミングを調整するタイミング調整
装置に関する。
音声信号とを同期して符号化する際に使用され、映像信
号と音声信号とのタイミングを調整するタイミング調整
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−280008号公報には、フ
レームシンクロナイザを用いて映像信号を基準同期信号
に同期させるとともに、音声信号のタイミングを、映像
信号のタイミング変更に合わせて変更し、映像信号と音
声信号のタイミングを調整するする手法が示されてい
る。
レームシンクロナイザを用いて映像信号を基準同期信号
に同期させるとともに、音声信号のタイミングを、映像
信号のタイミング変更に合わせて変更し、映像信号と音
声信号のタイミングを調整するする手法が示されてい
る。
【0003】図6は、この従来の手法を適用したタイミ
ング調整装置の構成例を示す図である。この装置は、入
力映像信号を切り換えるスイッチ108と、入力音声信
号を切り換えるスイッチ109と、フレームシンクロナ
イザ101と、アドレス差計算部102と、音声信号を
遅延させる可変遅延回路106とを備えている。
ング調整装置の構成例を示す図である。この装置は、入
力映像信号を切り換えるスイッチ108と、入力音声信
号を切り換えるスイッチ109と、フレームシンクロナ
イザ101と、アドレス差計算部102と、音声信号を
遅延させる可変遅延回路106とを備えている。
【0004】フレームシンクロナイザ101は、映像信
号の同期信号を分離する同期分離回路111と、映像信
号をフレーム単位で一時的に記憶するフレームメモリ1
12と、フレームメモリ112の書き込みアドレスを生
成する書き込みアドレス生成部113と、フレームメモ
リ112の読み出しアドレスを生成する読み出しアドレ
ス生成部114と、読み出しアドレス生成部114の自
走リセット信号SRと、外部から入力される基準同期信
号との論理和演算を行うオア回路115とからなる。書
き込みアドレス生成部113は、同期分離回路111か
ら出力されるリセット信号R1によりリセットされ、読
み出しアドレス生成部114は、オア回路115から出
力されるリセット信号R2によりリセットされる。
号の同期信号を分離する同期分離回路111と、映像信
号をフレーム単位で一時的に記憶するフレームメモリ1
12と、フレームメモリ112の書き込みアドレスを生
成する書き込みアドレス生成部113と、フレームメモ
リ112の読み出しアドレスを生成する読み出しアドレ
ス生成部114と、読み出しアドレス生成部114の自
走リセット信号SRと、外部から入力される基準同期信
号との論理和演算を行うオア回路115とからなる。書
き込みアドレス生成部113は、同期分離回路111か
ら出力されるリセット信号R1によりリセットされ、読
み出しアドレス生成部114は、オア回路115から出
力されるリセット信号R2によりリセットされる。
【0005】アドレス差計算部102は、フレームメモ
リ112の書き込みアドレスと、読み出しアドレスとの
差分値を計算し、そのアドレス差分値に応じて可変遅延
回路106の遅延時間を制御する。すなわち、アドレス
差分値が大きいほど遅延時間が大きくなるように可変遅
延回路106を制御することにより、フレームメモリ1
12から出力される映像信号と、可変遅延回路106か
ら出力される音声信号とのタイミングを一致させる。
リ112の書き込みアドレスと、読み出しアドレスとの
差分値を計算し、そのアドレス差分値に応じて可変遅延
回路106の遅延時間を制御する。すなわち、アドレス
差分値が大きいほど遅延時間が大きくなるように可変遅
延回路106を制御することにより、フレームメモリ1
12から出力される映像信号と、可変遅延回路106か
ら出力される音声信号とのタイミングを一致させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す従来のタイ
ミング調整装置では、例えば入力信号の入力Aから入力
Bに切り換える動作を行う場合に、図7に示すように映
像信号の書き込みアドレスが、入力Bの映像信号の垂直
同期信号を検出した時刻t11でリセットされる。その
ため書き込みアドレスが、矢線(矢印を付した線)DV
で示すように、ジャンプする。これにともなって音声信
号の遅延時間がステップ的に変更されるため、時刻t1
1でクリック音が発生するという問題がある。さらに音
声信号が入力Aから入力Bに切り換わる時刻t12にお
いても、クリック音が発生する。
ミング調整装置では、例えば入力信号の入力Aから入力
Bに切り換える動作を行う場合に、図7に示すように映
像信号の書き込みアドレスが、入力Bの映像信号の垂直
同期信号を検出した時刻t11でリセットされる。その
ため書き込みアドレスが、矢線(矢印を付した線)DV
で示すように、ジャンプする。これにともなって音声信
号の遅延時間がステップ的に変更されるため、時刻t1
1でクリック音が発生するという問題がある。さらに音
声信号が入力Aから入力Bに切り換わる時刻t12にお
いても、クリック音が発生する。
【0007】本発明はこの点に着目してなされたもので
あり、入力信号の切り換えに伴うクリック音の発生を防
止することができるタイミング調整装置を提供すること
を目的とする。
あり、入力信号の切り換えに伴うクリック音の発生を防
止することができるタイミング調整装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、入力映像信号の切り換え時に
おけるフレーム同期の乱れを補正するフレームシンクロ
ナイザと、入力音声信号を遅延させる音声遅延手段と、
該フレームシンクロナイザによる映像信号の遅延量変更
に対応して前記音声遅延手段の遅延量を変更する遅延制
御手段とを備え、入力映像信号と入力音声信号のタイミ
ングを調整するタイミング調整装置において、前記遅延
制御手段による遅延量変更前の音声信号の振幅を漸減さ
せるフェードアウト処理及び前記遅延制御手段による遅
延量変更後の音声信号を漸増させるフェードイン処理を
行うフェードインフェードアウト手段を備え、前記遅延
制御手段は、前記映像信号の遅延量変更時点から所定時
間経過後に、前記音声信号の遅延量変更を実行すること
を特徴とする。
請求項1に記載の発明は、入力映像信号の切り換え時に
おけるフレーム同期の乱れを補正するフレームシンクロ
ナイザと、入力音声信号を遅延させる音声遅延手段と、
該フレームシンクロナイザによる映像信号の遅延量変更
に対応して前記音声遅延手段の遅延量を変更する遅延制
御手段とを備え、入力映像信号と入力音声信号のタイミ
ングを調整するタイミング調整装置において、前記遅延
制御手段による遅延量変更前の音声信号の振幅を漸減さ
せるフェードアウト処理及び前記遅延制御手段による遅
延量変更後の音声信号を漸増させるフェードイン処理を
行うフェードインフェードアウト手段を備え、前記遅延
制御手段は、前記映像信号の遅延量変更時点から所定時
間経過後に、前記音声信号の遅延量変更を実行すること
を特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のタイミング調整装置において、前記入力音声信号が複
数チャンネルを時間順で伝送されるディジタルオーディ
オインターフェース規格に準拠した音声信号である場合
に、該ディジタルオーディオインターフェース規格で規
定されたチャンネル識別信号の順序及びタイミングが連
続しているときには、前記フェードインフェードアウト
手段の動作を停止させるとともに、前記映像信号の遅延
量変更に対応する前記音声遅延手段の遅延量変更を禁止
する音声制御手段をさらに備えることを特徴とする。
のタイミング調整装置において、前記入力音声信号が複
数チャンネルを時間順で伝送されるディジタルオーディ
オインターフェース規格に準拠した音声信号である場合
に、該ディジタルオーディオインターフェース規格で規
定されたチャンネル識別信号の順序及びタイミングが連
続しているときには、前記フェードインフェードアウト
手段の動作を停止させるとともに、前記映像信号の遅延
量変更に対応する前記音声遅延手段の遅延量変更を禁止
する音声制御手段をさらに備えることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のタイミング調整装置において、前記入力音声信号が複
数チャンネルを時間順で伝送されるディジタルオーディ
オインターフェース規格に準拠した音声信号である場合
に、該ディジタルオーディオインターフェース規格で規
定されたチャンネル識別信号の順序及びタイミングが連
続しており、かつ前記ディジタルオーディオインターフ
ェース規格で規定された、音声信号の種類などを示す制
御情報の内容に変化がないときには、前記フェードイン
フェードアウト手段の動作を停止させるとともに、前記
映像信号の遅延量変更に対応する前記音声遅延手段の遅
延量変更を禁止する音声制御手段をさらに備えることを
特徴とする。
のタイミング調整装置において、前記入力音声信号が複
数チャンネルを時間順で伝送されるディジタルオーディ
オインターフェース規格に準拠した音声信号である場合
に、該ディジタルオーディオインターフェース規格で規
定されたチャンネル識別信号の順序及びタイミングが連
続しており、かつ前記ディジタルオーディオインターフ
ェース規格で規定された、音声信号の種類などを示す制
御情報の内容に変化がないときには、前記フェードイン
フェードアウト手段の動作を停止させるとともに、前記
映像信号の遅延量変更に対応する前記音声遅延手段の遅
延量変更を禁止する音声制御手段をさらに備えることを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態にか
かるタイミング調整装置の構成を示すブロック図であ
る。このタイミング調整装置は、切り換え制御信号SW
に応じて入力映像信号を切り換えるスイッチ8と、切り
換え制御信号SWに応じて入力音声信号を切り換えるス
イッチ9と、映像信号のフレーム同期処理、すなわち入
力映像信号の切り換え時におけるフレーム同期の乱れ補
正を行うフレームシンクロナイザ1と、フレームシンク
ロナイザ1に含まれるフレームメモリ12の書き込みア
ドレスと、読み出しアドレスとの差分値を示すアドレス
差データDADを出力するアドレス差計算部2と、アド
レス差データDADを第1の所定時間DLY1だけ遅延
させ、遅延アドレス差データDDADを出力するディレ
イ回路3と、アドレス差データDADの変化を検出し、
変化時点を示す変化パルスCPを出力する変化検出部4
と、変化パルスCPを第2の所定時間DLY2だけ遅延
させ、遅延変化パルスDCPを出力するディレイ回路5
と、音声信号を遅延させる可変遅延回路6と、変化パル
スCP及び遅延変化パルスDCPに応じて、音声信号の
振幅を漸増させるフェードイン処理及び音声信号の振幅
を漸減させるフェードアウト処理を行うフェード回路7
とを備えている。
参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態にか
かるタイミング調整装置の構成を示すブロック図であ
る。このタイミング調整装置は、切り換え制御信号SW
に応じて入力映像信号を切り換えるスイッチ8と、切り
換え制御信号SWに応じて入力音声信号を切り換えるス
イッチ9と、映像信号のフレーム同期処理、すなわち入
力映像信号の切り換え時におけるフレーム同期の乱れ補
正を行うフレームシンクロナイザ1と、フレームシンク
ロナイザ1に含まれるフレームメモリ12の書き込みア
ドレスと、読み出しアドレスとの差分値を示すアドレス
差データDADを出力するアドレス差計算部2と、アド
レス差データDADを第1の所定時間DLY1だけ遅延
させ、遅延アドレス差データDDADを出力するディレ
イ回路3と、アドレス差データDADの変化を検出し、
変化時点を示す変化パルスCPを出力する変化検出部4
と、変化パルスCPを第2の所定時間DLY2だけ遅延
させ、遅延変化パルスDCPを出力するディレイ回路5
と、音声信号を遅延させる可変遅延回路6と、変化パル
スCP及び遅延変化パルスDCPに応じて、音声信号の
振幅を漸増させるフェードイン処理及び音声信号の振幅
を漸減させるフェードアウト処理を行うフェード回路7
とを備えている。
【0012】フレームシンクロナイザ1は、映像信号の
同期信号を分離する同期分離回路11と、映像信号をフ
レーム単位で一時的に記憶するフレームメモリ12と、
フレームメモリ12の書き込みアドレスを生成する書き
込みアドレス生成部13と、フレームメモリ12の読み
出しアドレスを生成する読み出しアドレス生成部14
と、読み出しアドレス生成部14の自走リセット信号S
Rと、外部から入力される基準同期信号との論理和演算
を行うオア回路15とからなる。書き込みアドレス生成
部13は、同期分離回路11から出力されるリセット信
号R1によりリセットされ、読み出しアドレス生成部1
4は、オア回路15から出力されるリセット信号R2に
よりリセットされる。
同期信号を分離する同期分離回路11と、映像信号をフ
レーム単位で一時的に記憶するフレームメモリ12と、
フレームメモリ12の書き込みアドレスを生成する書き
込みアドレス生成部13と、フレームメモリ12の読み
出しアドレスを生成する読み出しアドレス生成部14
と、読み出しアドレス生成部14の自走リセット信号S
Rと、外部から入力される基準同期信号との論理和演算
を行うオア回路15とからなる。書き込みアドレス生成
部13は、同期分離回路11から出力されるリセット信
号R1によりリセットされ、読み出しアドレス生成部1
4は、オア回路15から出力されるリセット信号R2に
よりリセットされる。
【0013】可変遅延回路6は、バッファメモリ21
と、バッファメモリ21の書き込みアドレスAWを生成
する自走式書き込みアドレス生成部22と、書き込みア
ドレスAWから遅延アドレス差データDDADを減算す
ることにより、バッファメモリ21の読み出しアドレス
ARを生成する減算回路23とからなる。可変遅延回路
6は、入力される音声信号を、アドレス差データDAD
に応じた時間だけ遅延させて出力する。ただし、遅延時
間切り換えのタイミングは、映像信号の遅延時間の切り
換えタイミングより第1の所定時間DLY1だけ遅延さ
せる。
と、バッファメモリ21の書き込みアドレスAWを生成
する自走式書き込みアドレス生成部22と、書き込みア
ドレスAWから遅延アドレス差データDDADを減算す
ることにより、バッファメモリ21の読み出しアドレス
ARを生成する減算回路23とからなる。可変遅延回路
6は、入力される音声信号を、アドレス差データDAD
に応じた時間だけ遅延させて出力する。ただし、遅延時
間切り換えのタイミングは、映像信号の遅延時間の切り
換えタイミングより第1の所定時間DLY1だけ遅延さ
せる。
【0014】フェード回路7は、変化パルスCPが発生
した時点から音声信号のフェードアウト処理を開始し、
遅延変化パルスDCPが発生した時点から音声信号のフ
ェードイン処理を開始する。次に図2を参照して、図1
の装置の動作を説明する。図2は、図7と同様に、映像
信号及び音声信号を、入力Aから入力Bに切り換える動
作に対応している。入力Aから入力Bへの切り換えが行
われると、映像信号の書き込みアドレスが、入力Bの映
像信号の垂直同期信号を検出した時刻t1でリセットさ
れる。そのため書き込みアドレスが、矢線DVで示すよ
うに、ジャンプする。これにともなって、アドレス差デ
ータDADが変化し、変化パルスCPが生成され、フェ
ード回路7による音声信号のフェードアウト処理が開始
される。
した時点から音声信号のフェードアウト処理を開始し、
遅延変化パルスDCPが発生した時点から音声信号のフ
ェードイン処理を開始する。次に図2を参照して、図1
の装置の動作を説明する。図2は、図7と同様に、映像
信号及び音声信号を、入力Aから入力Bに切り換える動
作に対応している。入力Aから入力Bへの切り換えが行
われると、映像信号の書き込みアドレスが、入力Bの映
像信号の垂直同期信号を検出した時刻t1でリセットさ
れる。そのため書き込みアドレスが、矢線DVで示すよ
うに、ジャンプする。これにともなって、アドレス差デ
ータDADが変化し、変化パルスCPが生成され、フェ
ード回路7による音声信号のフェードアウト処理が開始
される。
【0015】フェードアウト処理は、時刻t1から第1
の所定時間DLY1が経過した時刻t2より前に完了す
るように制御され、時刻t2において、バッファメモリ
21に読み出しアドレスがステップ的に変更され、映像
信号のタイミングに一致するように音声信号の遅延時間
が変更される。このとき、フェードアウト処理により音
声信号のレベルはゼロとなっているため、クリック音は
出力されない。また音声信号が入力Aから入力Bに切り
換わる時刻t3においても、音声信号のレベルはゼロと
なっているため、クリック音は出力されない。
の所定時間DLY1が経過した時刻t2より前に完了す
るように制御され、時刻t2において、バッファメモリ
21に読み出しアドレスがステップ的に変更され、映像
信号のタイミングに一致するように音声信号の遅延時間
が変更される。このとき、フェードアウト処理により音
声信号のレベルはゼロとなっているため、クリック音は
出力されない。また音声信号が入力Aから入力Bに切り
換わる時刻t3においても、音声信号のレベルはゼロと
なっているため、クリック音は出力されない。
【0016】時刻t1から第2の所定時間DLY2が経
過し、入力Aから入力Bへの切り換えた完了している時
刻t4において、遅延変化パルスDCPがディレイ回路
5から出力され、フェード回路7によるフェードイン処
理が開始される。以上のように図1に示すタイミング調
整装置によれば、アドレス差データDADを第1の所定
時間DLY1だけ遅延させて、可変遅延回路6に供給す
るとともに、アドレス差データDADの変化時点から音
声信号のフェードアウト処理を開始して、音声信号の遅
延時間の変更時においては、音声信号のレベルをゼロと
するようにしたので、音声信号の遅延時間の変更に伴う
クリック音の発生を防止することができる。また、入力
音声信号に切り換え時点(t3)よりあとの時刻t4か
ら音声信号のフェードイン処理を開始するので、入力音
声信号の切り換え時点におけるクリック音の発生も防止
できる。
過し、入力Aから入力Bへの切り換えた完了している時
刻t4において、遅延変化パルスDCPがディレイ回路
5から出力され、フェード回路7によるフェードイン処
理が開始される。以上のように図1に示すタイミング調
整装置によれば、アドレス差データDADを第1の所定
時間DLY1だけ遅延させて、可変遅延回路6に供給す
るとともに、アドレス差データDADの変化時点から音
声信号のフェードアウト処理を開始して、音声信号の遅
延時間の変更時においては、音声信号のレベルをゼロと
するようにしたので、音声信号の遅延時間の変更に伴う
クリック音の発生を防止することができる。また、入力
音声信号に切り換え時点(t3)よりあとの時刻t4か
ら音声信号のフェードイン処理を開始するので、入力音
声信号の切り換え時点におけるクリック音の発生も防止
できる。
【0017】(第2の実施形態)映像信号の切り換え時
に音声信号は連続した状態で扱いたい場合、例えば映像
入力を切り換えながらバックグラウンドミュージックや
ナレーションの形で音声を扱う時などは、音声遅延量
(遅延時間)が変化したり、クリック音が出なくともフ
ェードアウトフェードインでいったん音声をミュートし
たりすることは、望ましくない。
に音声信号は連続した状態で扱いたい場合、例えば映像
入力を切り換えながらバックグラウンドミュージックや
ナレーションの形で音声を扱う時などは、音声遅延量
(遅延時間)が変化したり、クリック音が出なくともフ
ェードアウトフェードインでいったん音声をミュートし
たりすることは、望ましくない。
【0018】このような特殊な用途においては、音声遅
延系の制御を全く行われないよう操作者がセットするこ
ともできるが、入力される音声信号がIEC958等の
デジタルオーディオインターフェースフォーマットであ
った場合には、入力信号の連続性を信号自身のフォーマ
ット連続性を見ることによって判断できる。そこで本実
施形態は、映像信号の切り換わりと同時に音声信号も切
り換わったのか、映像信号の切り換わりとは関係なく独
立した連続の音声信号なのかを自動的に区別して音声遅
延変更のオン/オフを制御するようにしたものである。
延系の制御を全く行われないよう操作者がセットするこ
ともできるが、入力される音声信号がIEC958等の
デジタルオーディオインターフェースフォーマットであ
った場合には、入力信号の連続性を信号自身のフォーマ
ット連続性を見ることによって判断できる。そこで本実
施形態は、映像信号の切り換わりと同時に音声信号も切
り換わったのか、映像信号の切り換わりとは関係なく独
立した連続の音声信号なのかを自動的に区別して音声遅
延変更のオン/オフを制御するようにしたものである。
【0019】図3は、本実施形態にかかるタイミング調
整装置の構成を示すブロック図である。この図に示すタ
イミング調整装置は、図1に示す装置の構成に対して、
ディジタルオーディオインターフェースレシーバ(DI
R)31と、データ不連続検出部32と、シリパラ変換
部33と、パルスホールド回路34と、スイッチ35
と、ディレイ回路36,37と、ホールド回路38と、
フリップフロップ39と、アンド回路40,41とが追
加されて構成されている。この装置は、IEC958等
のディジタルオーディオインターフェース規格に準拠し
たディジタル音声信号が入力されることを前提としてい
る。
整装置の構成を示すブロック図である。この図に示すタ
イミング調整装置は、図1に示す装置の構成に対して、
ディジタルオーディオインターフェースレシーバ(DI
R)31と、データ不連続検出部32と、シリパラ変換
部33と、パルスホールド回路34と、スイッチ35
と、ディレイ回路36,37と、ホールド回路38と、
フリップフロップ39と、アンド回路40,41とが追
加されて構成されている。この装置は、IEC958等
のディジタルオーディオインターフェース規格に準拠し
たディジタル音声信号が入力されることを前提としてい
る。
【0020】DIR31は、入力音声信号のPLLロッ
クはずれを検出し、PLLロックはずれの検出を示すP
LLアンロック検出信号ULPLLをデータ不連続検出
部32に供給するとともに、カテゴリコードやエンファ
シスなどの音声信号の種類を示す制御データ(チャネル
ステイタス中のデータ)CD、サンプル周波数クロック
LRCK、及びデータビットクロックBCKをデータ不
連続検出部32に供給する。DIR31は、サンプル周
波数クロックLRCK、データビットクロックBCK、
及び音声データDATAを、シリパラ変換部33に供給
する。シリパラ変換部33は、シリアルデータをパラレ
ルデータに変換して、変換後のデータを可変遅延回路6
に入力する。
クはずれを検出し、PLLロックはずれの検出を示すP
LLアンロック検出信号ULPLLをデータ不連続検出
部32に供給するとともに、カテゴリコードやエンファ
シスなどの音声信号の種類を示す制御データ(チャネル
ステイタス中のデータ)CD、サンプル周波数クロック
LRCK、及びデータビットクロックBCKをデータ不
連続検出部32に供給する。DIR31は、サンプル周
波数クロックLRCK、データビットクロックBCK、
及び音声データDATAを、シリパラ変換部33に供給
する。シリパラ変換部33は、シリアルデータをパラレ
ルデータに変換して、変換後のデータを可変遅延回路6
に入力する。
【0021】データ不連続検出部32は、図4に示すよ
うに、カウンタ51,52、異常周期検出部53、周期
変化検出部54、異常カウント検出部55、ラッチ回路
56、変化検出部57、及びオア回路58からなる。カ
ウンタ51は、サンプル周波数クロックLRCKの周期
で固定のシステムクロックCLSをカウントすることに
より、サンプル周波数クロックLRCKの周期を示すカ
ウント値CVを出力する。異常周期検出部53は、カウ
ント値CVの値が異常値となったとき、検出パルスを出
力し、周期変化検出部54は、カウント値CVが変化し
たとき、サンプリング周波数が変化したものとして検出
パルスを出力する。
うに、カウンタ51,52、異常周期検出部53、周期
変化検出部54、異常カウント検出部55、ラッチ回路
56、変化検出部57、及びオア回路58からなる。カ
ウンタ51は、サンプル周波数クロックLRCKの周期
で固定のシステムクロックCLSをカウントすることに
より、サンプル周波数クロックLRCKの周期を示すカ
ウント値CVを出力する。異常周期検出部53は、カウ
ント値CVの値が異常値となったとき、検出パルスを出
力し、周期変化検出部54は、カウント値CVが変化し
たとき、サンプリング周波数が変化したものとして検出
パルスを出力する。
【0022】カウンタ52は、サンプル周波数クロック
LRCKの周期でデータビットクロックBCKをカウン
トすることにより、サンプル周波数クロックLRCKの
ビットクロックカウント値CBを出力する。異常カウン
ト検出部55は、ビットクロックカウント値CBが異常
値となったとき、ディジタルオーディオインターフェー
ス規格から外れたものとして検出パルスを出力する。
LRCKの周期でデータビットクロックBCKをカウン
トすることにより、サンプル周波数クロックLRCKの
ビットクロックカウント値CBを出力する。異常カウン
ト検出部55は、ビットクロックカウント値CBが異常
値となったとき、ディジタルオーディオインターフェー
ス規格から外れたものとして検出パルスを出力する。
【0023】ラッチ回路56は、制御データCDをサン
プル周波数クロックLRCKのタイミングでラッチし、
変化検出部57に入力する。変化検出部57は、制御デ
ータCDの変化が検出されたとき、入力信号内容が変化
したことを示す検出パルスを出力する。
プル周波数クロックLRCKのタイミングでラッチし、
変化検出部57に入力する。変化検出部57は、制御デ
ータCDの変化が検出されたとき、入力信号内容が変化
したことを示す検出パルスを出力する。
【0024】オア回路58は、PLLアンロック検出信
号ULPLL、LRチャネル識別信号の順序が変化した
ことを示す異常周期検出信号、サンプリング周波数が変
化したことを示す周期変化検出信号、及びデータ並びが
規格から外れたことを示す異常カウント検出信号、並び
に制御データCDの変化を示す変化検出信号のいずれか
が高レベルとなったとき、すなわち入力音声信号が不連
続となったとき、高レベルとなるデータ不連続検出信号
PDを出力する。
号ULPLL、LRチャネル識別信号の順序が変化した
ことを示す異常周期検出信号、サンプリング周波数が変
化したことを示す周期変化検出信号、及びデータ並びが
規格から外れたことを示す異常カウント検出信号、並び
に制御データCDの変化を示す変化検出信号のいずれか
が高レベルとなったとき、すなわち入力音声信号が不連
続となったとき、高レベルとなるデータ不連続検出信号
PDを出力する。
【0025】図3に戻り、パルスホールド回路34は、
データ不連続検出信号PDが高レベルとなったときその
状態を一定時間保持する。スイッチ35は、図示のよう
に端子bに接続された状態では、パルスホールド回路3
4の出力が、アンド回路40及びフリップフロップ39
のリセット入力Rに供給される。
データ不連続検出信号PDが高レベルとなったときその
状態を一定時間保持する。スイッチ35は、図示のよう
に端子bに接続された状態では、パルスホールド回路3
4の出力が、アンド回路40及びフリップフロップ39
のリセット入力Rに供給される。
【0026】ディレイ回路36,37は、音声信号の不
連続検出が映像信号の切り換え時期より遅れることを考
慮して追加したものであり、音声信号の不連続検出に要
する時間だけアドレス差データDAD及び変化パルスC
Pを遅延させる。ホールド回路38は、フリップフロッ
プ39の出力が高レベルのとき、ホールド動作を行い、
アドレス差データDADを保持する一方、フリップフロ
ップ39の出力が低レベルのとき、ホールド動作を行わ
ず、アドレス差データDADが変化したときはそのまま
出力する。
連続検出が映像信号の切り換え時期より遅れることを考
慮して追加したものであり、音声信号の不連続検出に要
する時間だけアドレス差データDAD及び変化パルスC
Pを遅延させる。ホールド回路38は、フリップフロッ
プ39の出力が高レベルのとき、ホールド動作を行い、
アドレス差データDADを保持する一方、フリップフロ
ップ39の出力が低レベルのとき、ホールド動作を行わ
ず、アドレス差データDADが変化したときはそのまま
出力する。
【0027】アンド回路41は、パルスホールド回路3
4の出力が低レベルの状態、すなわち音声信号のデータ
不連続が検出されない状態で、変化パルスCPが出力さ
れると、その変化パルスCPを出力する。この変化パル
スCPは、フリップフロップ39のセット入力Sに入力
され、フリップフロック39がセットされる(出力が高
レベルとなる)。この状態では、ホール回路38がホー
ルド動作を行うので、映像信号の遅延時間が変更されて
も、音声信号の遅延時間は一定に保持され、またアンド
回路40の出力に変化パルスCPが出力されないため、
フェード回路7によるフェードアウト処理及びフェード
イン処理は行われない。したがって、上述した映像入力
を切り換えながらバックグラウンドミュージックやナレ
ーションの形で音声を扱う場合などにおいては、映像入
力の切り換え時点での、音声信号の遅延時間の変更及び
フェードアウト/フェードイン処理が実行されず、連続
した音声の出力を継続することができる。
4の出力が低レベルの状態、すなわち音声信号のデータ
不連続が検出されない状態で、変化パルスCPが出力さ
れると、その変化パルスCPを出力する。この変化パル
スCPは、フリップフロップ39のセット入力Sに入力
され、フリップフロック39がセットされる(出力が高
レベルとなる)。この状態では、ホール回路38がホー
ルド動作を行うので、映像信号の遅延時間が変更されて
も、音声信号の遅延時間は一定に保持され、またアンド
回路40の出力に変化パルスCPが出力されないため、
フェード回路7によるフェードアウト処理及びフェード
イン処理は行われない。したがって、上述した映像入力
を切り換えながらバックグラウンドミュージックやナレ
ーションの形で音声を扱う場合などにおいては、映像入
力の切り換え時点での、音声信号の遅延時間の変更及び
フェードアウト/フェードイン処理が実行されず、連続
した音声の出力を継続することができる。
【0028】一方、データ不連続検出部32によりデー
タの不連続が検出され、パルスホールド回路34の出力
が高レベルとなると、フリップフロップ39がリセット
されるとともに、アンド回路40を変化パルスCPが通
過可能となるので、図1に示す装置と同様に、映像信号
の遅延時間の変更に若干遅れて音声信号の遅延時間の変
更が行われるとともに、その音声信号の遅延時間の変更
の前後でフェードアウト/フェードイン処理が実行さ
れ、クリック音の発生が防止される。
タの不連続が検出され、パルスホールド回路34の出力
が高レベルとなると、フリップフロップ39がリセット
されるとともに、アンド回路40を変化パルスCPが通
過可能となるので、図1に示す装置と同様に、映像信号
の遅延時間の変更に若干遅れて音声信号の遅延時間の変
更が行われるとともに、その音声信号の遅延時間の変更
の前後でフェードアウト/フェードイン処理が実行さ
れ、クリック音の発生が防止される。
【0029】なお、スイッチ35を端子a側に切り換え
ることにより、音声信号の遅延時間の変更及びフェード
アウト/フェードイン処理を常に有効とすることができ
る。また、図4のラッチ回路56のクロック入力には、
サンプル周波数クロックLRCKを供給するようにした
が、図5に示すように、IEC958ディジタルオーデ
ィオインターフェース規格の192フレームシーケンス
シンクを供給するようにしてもよい。
ることにより、音声信号の遅延時間の変更及びフェード
アウト/フェードイン処理を常に有効とすることができ
る。また、図4のラッチ回路56のクロック入力には、
サンプル周波数クロックLRCKを供給するようにした
が、図5に示すように、IEC958ディジタルオーデ
ィオインターフェース規格の192フレームシーケンス
シンクを供給するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、遅延制御手段による遅延量変更前の音声信
号の振幅を漸減させるフェードアウト処理及び遅延制御
手段による遅延量変更後の音声信号を漸増させるフェー
ドイン処理が実行されるとともに、映像信号の遅延量変
更時点から所定時間経過後に、音声信号の遅延量変更が
実行されるので、音声信号の遅延量変更時点においてク
リック音が発生するのを防止することができる。
明によれば、遅延制御手段による遅延量変更前の音声信
号の振幅を漸減させるフェードアウト処理及び遅延制御
手段による遅延量変更後の音声信号を漸増させるフェー
ドイン処理が実行されるとともに、映像信号の遅延量変
更時点から所定時間経過後に、音声信号の遅延量変更が
実行されるので、音声信号の遅延量変更時点においてク
リック音が発生するのを防止することができる。
【0031】請求項2または3に記載の発明によれば、
音声信号の連続性が保持されているときは、フェードイ
ン処理及びフェードアウト処理が実行されず、かつ映像
信号の遅延量変更に対応する音声信号の遅延量変更が禁
止されるので、映像信号と音声信号の同期を保った映像
・音声同時切り換えと、音声信号の連続性を保ったまま
の映像切り換えとの両方を実現できる。
音声信号の連続性が保持されているときは、フェードイ
ン処理及びフェードアウト処理が実行されず、かつ映像
信号の遅延量変更に対応する音声信号の遅延量変更が禁
止されるので、映像信号と音声信号の同期を保った映像
・音声同時切り換えと、音声信号の連続性を保ったまま
の映像切り換えとの両方を実現できる。
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるタイミング調
整装置の構成を示すブロック図である。
整装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置の動作を説明するための図である。
【図3】本発明の第2の実施形態にかかるタイミング調
整装置の構成を示すブロック図である。
整装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図3のデータ不連続検出部の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】図4の構成の変形例を説明するための図であ
る。
る。
【図6】従来のタイミング調整装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図7】図6の装置の問題点を説明するための図であ
る。
る。
1 フレームシンクロナイザ 2 アドレス差計算部(遅延制御手段) 3 ディレイ回路(遅延制御手段) 4 変化検出部(フェードインフェードアウト手段) 5 ディレイ回路(フェードインフェードアウト手段) 6 可変遅延回路(音声遅延手段) 7 フェード回路(フェードインフェードアウト手段) 32 データ不連続検出部(音声制御手段) 34 パルスホールド回路(音声制御手段) 38 ホールド回路(音声制御手段) 39 フリップフロップ(音声制御手段) 40,41 アンド回路(音声制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C023 AA12 AA21 BA16 BA19 CA03 CA04 CA08 DA04 EA13 5C053 FA10 GA07 GB11 HB05 JA07 JA08 JA12 KA03 KA09 5C059 RB01 RB10 RC02 RC32 RE03 SS06 UA24
Claims (3)
- 【請求項1】 入力映像信号の切り換え時におけるフレ
ーム同期の乱れを補正するフレームシンクロナイザと、
入力音声信号を遅延させる音声遅延手段と、該フレーム
シンクロナイザによる映像信号の遅延量変更に対応して
前記音声遅延手段の遅延量を変更する遅延制御手段とを
備え、入力映像信号と入力音声信号のタイミングを調整
するタイミング調整装置において、 前記遅延制御手段による遅延量変更前の音声信号の振幅
を漸減させるフェードアウト処理及び前記遅延制御手段
による遅延量変更後の音声信号を漸増させるフェードイ
ン処理を行うフェードインフェードアウト手段を備え、 前記遅延制御手段は、前記映像信号の遅延量変更時点か
ら所定時間経過後に、前記音声信号の遅延量変更を実行
することを特徴とするタイミング調整装置。 - 【請求項2】 前記入力音声信号が複数チャンネルを時
間順で伝送されるディジタルオーディオインターフェー
ス規格に準拠した音声信号である場合に、該ディジタル
オーディオインターフェース規格で規定されたチャンネ
ル識別信号の順序及びタイミングが連続しているときに
は、前記フェードインフェードアウト手段の動作を停止
させるとともに、前記映像信号の遅延量変更に対応する
前記音声遅延手段の遅延量変更を禁止する音声制御手段
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のタイ
ミング調整装置。 - 【請求項3】 前記入力音声信号が複数チャンネルを時
間順で伝送されるディジタルオーディオインターフェー
ス規格に準拠した音声信号である場合に、該ディジタル
オーディオインターフェース規格で規定されたチャンネ
ル識別信号の順序及びタイミングが連続しており、かつ
前記ディジタルオーディオインターフェース規格で規定
された、音声信号の種類などを示す制御情報の内容に変
化がないときには、前記フェードインフェードアウト手
段の動作を停止させるとともに、前記映像信号の遅延量
変更に対応する前記音声遅延手段の遅延量変更を禁止す
る音声制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項
1に記載のタイミング調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001105529A JP2002305727A (ja) | 2001-04-04 | 2001-04-04 | タイミング調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001105529A JP2002305727A (ja) | 2001-04-04 | 2001-04-04 | タイミング調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002305727A true JP2002305727A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18958212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001105529A Withdrawn JP2002305727A (ja) | 2001-04-04 | 2001-04-04 | タイミング調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002305727A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007259369A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Nec Corp | デコード方法及びデコード装置 |
-
2001
- 2001-04-04 JP JP2001105529A patent/JP2002305727A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007259369A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Nec Corp | デコード方法及びデコード装置 |
JP4661652B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2011-03-30 | 日本電気株式会社 | デコード方法及びデコード装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080701 |