JP2002305109A - 電磁装置 - Google Patents

電磁装置

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JP2002305109A
JP2002305109A JP2001109169A JP2001109169A JP2002305109A JP 2002305109 A JP2002305109 A JP 2002305109A JP 2001109169 A JP2001109169 A JP 2001109169A JP 2001109169 A JP2001109169 A JP 2001109169A JP 2002305109 A JP2002305109 A JP 2002305109A
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将行 柴田
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繁人 竜円
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボビンおよびコイルを備えるコイル組立体が、
該コイル組立体の軸方向一端に対向する端壁部を有する
ソレノイドハウジングに収容され、コイルに連なって前
記ボビンから延出される端子部材を内部に臨ませた合成
樹脂製のカプラが、前記ソレノイドハウジング外に配置
される電磁装置において、カプラ形状の変更にもかかわ
らず、カプラを除く部分の変更を不要として汎用性を高
める。 【解決手段】端壁部18aに設けられた透孔38を貫通
する合成樹脂製の連結軸部40の一端がボビン23に連
設され、コイル組立体17とは別体のカプラ36と一体
に形成されて端壁部18aの外面に当接されるカプラ支
持板37と、該カプラ支持板37に設けられた溶着孔4
1に挿通される前記連結軸部40の他端部とが溶着さ
れ、端壁部18aに設けられた端子貫通孔を貫通する端
子部材が、カプラ36に嵌合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中心孔を有する合
成樹脂製のボビンと、そのボビンに巻装されるコイルと
を備えるコイル組立体が、該コイル組立体の軸方向一端
に対向する端壁部を有して磁性金属により構成されるソ
レノイドハウジングに収容され、前記端壁部に磁気的に
結合された固定コアが前記中心孔の一端側に挿入され、
該固定コアに対向する可動コアが前記中心孔の他端側に
挿入され、前記コイルに連なって前記ボビンから延出さ
れる端子部材を内部に臨ませた合成樹脂製のカプラが、
前記ソレノイドハウジング外に配置される電磁装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる電磁装置は、たとえば特開
平3−157576号公報等により既によく知られてお
り、このものでは、コイル組立体が、ボビンおよびコイ
ルと、ボビンおよびコイルを覆う合成樹脂製の被覆部と
で構成されており、ソレノイドハウジングの外側方に配
置されるカプラが、前記被覆部と一体に形成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来のよ
うな電磁装置では、カプラ形状が変化する毎に、コイル
組立体の被覆部およびカプラの型形状を変更しなければ
ならず、カプラを除く部分の汎用性を高めることが望ま
れる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、カプラ形状の変更にもかかわらず、カプラを
除く部分の変更を不要として汎用性を高めた電磁装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、中心孔を有する合成樹脂製
のボビンと、そのボビンに巻装されるコイルとを備える
コイル組立体が、該コイル組立体の軸方向一端に対向す
る端壁部を有して磁性金属により構成されるソレノイド
ハウジングに収容され、前記端壁部に磁気的に結合され
た固定コアが前記中心孔の一端側に挿入され、該固定コ
アに対向する可動コアが前記中心孔の他端側に挿入さ
れ、前記コイルに連なって前記ボビンから延出される端
子部材を内部に臨ませた合成樹脂製のカプラが、前記ソ
レノイドハウジング外に配置される電磁装置において、
前記端壁部に設けられた透孔を貫通する合成樹脂製の連
結軸部の一端が前記ボビンに連設され、前記コイル組立
体とは別体の前記カプラと一体に形成されて前記端壁部
の外面に当接されるカプラ支持板と、該カプラ支持板に
設けられた溶着孔に挿通される前記連結軸部の他端部と
が溶着され、前記端壁部に設けられた端子貫通孔を貫通
する前記端子部材が、前記カプラに嵌合されることを特
徴とする。
【0006】このような構成によれば、コイル組立体と
は別体のカプラをソレノイドハウジングの端壁部外面側
に取付けることができるので、カプラ形状の変更にもか
かわらず、カプラを除く部分の変更を不要として汎用性
を高めることができる。しかも連結軸部がソレノイドハ
ウジングの端壁部に設けられた透孔を貫通するので、ソ
レノイドハウジングの軸線に直交する平面内での該ソレ
ノイドハウジングに対するボビンすなわちコイル組立体
の位置を一定に定めることができ、また端子部材がカプ
ラに嵌合されることによりソレノイドハウジングの軸線
に直交する平面内でのコイル組立体に対するカプラの位
置を一定に定めることができ、剛性を有するソレノイド
ハウジングの端部壁外面にカプラを強固にかつ安定して
固定することができる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、少なくとも2組の前記溶着
孔および前記連結軸部が、前記カプラを相互間に挟む位
置に配置されることを特徴とし、かかる構成によれば、
ソレノイドハウジングの端壁部外面へのカプラの取付
け、固定を確実なものとすることができる。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の構成に加えて、前記カプラ支持板が、円板状に
形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、ソレ
ノイドハウジングの全周方向でのカプラの荷重強度を高
めることができる。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の構成に加えて、前記連結軸部のうち前記溶着孔
から突出した部分が軸方向に押し潰されてカプラ支持板
に熱溶着されることを特徴とし、かかる構成によれば、
連結軸部およびカプラ支持板の溶着にあたり、超音波溶
着等の高価な溶着設備および溶着治具を不要とし、安価
な設備および治具を用いることができる。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明の構成に加えて、前記溶着孔の前記端壁部とは反対側
の端部に、前記端壁部から遠ざかるにつれて大径となる
テーパ部が設けられることを特徴とし、かかる構成によ
れば、溶着孔の軸方向と直交する方向での溶着強度を高
めることができる。
【0011】請求項6記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の構成に加えて、前記連結軸部およびボビンが一
体に形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、
連結軸部を設けることによる部品点数の増大および組付
工数の増大を回避することができる。
【0012】請求項7記載の発明は、上記請求項6記載
の発明の構成に加えて、端子部材の前記ボビン側基部
が、ボビンと一体に形成されて前記端子貫通孔に嵌合さ
れる合成樹脂製の被覆部で覆われることを特徴とし、か
かる構成によれば、端子部材およびソレノイドハウジン
グ間の絶縁を図りつつ、ソレノイドハウジングに対する
ボビンおよびカプラの位置決めにガイド部を利用するこ
とができ、連結軸部がソレノイドハウジングの透孔を貫
通することと相まって、ソレノイドハウジングに対する
ボビンおよびカプラの位置決めをより強固なものとする
ことができる。
【0013】さらに請求項8記載の発明は、上記請求項
1記載の発明の構成に加えて、前記コイル組立体の他端
に対向するとともに複数の連結孔を有する磁性金属製の
ヨーク板が、前記可動コアに連動、連結される弁体を収
納するとともに前記各連結孔を介して前記ボビンに一体
に連なる弁ハウジングと、前記ボビンとの間に一体にモ
ールド結合され、前記ソレノイドハウジングの前記端壁
部とは反対側に該ヨーク板の外周部が結合されることを
特徴とし、かかる構成によれば、電磁装置の電磁力を弁
体の開閉移動に用いる電磁弁を構成する上で、ソレノイ
ドハウジングに結合されるヨーク板を、該ヨーク板の連
結孔を介して一体に連なるボビンおよび弁ハウジングの
成形時に一体に結合することで組立を容易とすることが
でき、しかもボビン、ヨーク板および弁ハウジングの軸
心精度を容易に高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
【0015】図1〜図4は本発明の一実施例を示すもの
であり、図1は三方電磁弁の縦断面図、図2は図1の2
−2線拡大断面図、図3はソレノイド部の分解斜視図、
図4は図2の下部の拡大図である。
【0016】先ず図1において、この三方電磁弁14
は、流体供給源(図示せず)に連なる入口通路11を流
体圧アクチュエータ(図示せず)に連なる出口通路12
に連通させるとともにリザーバ(図示せず)に連なる排
出通路13および前記出口通路12間を遮断する状態、
ならびに入口通路11および出口通路12間を遮断する
とともに排出通路13および出口通路12間を連通する
状態を切換えるように作動する弁部15と、該弁部15
を切換作動させるための電磁力を発揮するソレノイド部
16とで構成される。
【0017】図2および図3を併せて参照して、ソレノ
イド部16は、コイル組立体17と、該コイル組立体1
7を収容せしめる磁性金属製のソレノイドハウジング1
8と、ソレノイドハウジング18に結合される磁性金属
製のヨーク板19と、ソレノイドハウジング18に一体
に形成される固定コア20と、該固定コア20に対向す
る可動コア21とを備える。
【0018】コイル組立体17は、中心孔22を有する
合成樹脂製のボビン23と、そのボビン23に巻装され
るコイル24と、被覆部25とを備え、被覆部25は、
たとえば合成樹脂製のテープをボビン23に巻装された
コイル24に巻き付けることで構成される。
【0019】ソレノイドハウジング18は、コイル組立
体17の軸方向一端に対向する端壁部18aを一端に一
体に有して有底円筒状に形成されており、棒状に形成さ
れて前記中心孔22に一端側から挿入される固定コア2
0の一端が、ソレノイドハウジング18の端壁部18a
の中央部にたとえば一体に連設されることにより、ソレ
ノイドハウジング18に磁気的に結合される。
【0020】ヨーク板19は、前記中心孔22に対応す
る貫通孔26を中心部に有して前記コイル組立体17の
他端に対向するものであり、ヨーク板19の外周がソレ
ノイドハウジング18の他端にかしめ結合等により結合
される。しかもヨーク板19の中心部には、前記貫通孔
26の一部を形成する円筒部19aが、前記コイル組立
体17とは反対側に突出して一体に設けられる。
【0021】前記可動コア21の軸方向移動は、非磁性
材料たとえばステンレス鋼から成る円筒状のカラー27
で案内されるものであり、該カラー27は、前記貫通孔
26を貫通して該貫通孔26に圧入されつつ前記中心孔
22の他端側に挿入される。カラー27の一端には、半
径方向外方に張出して前記中心孔22の内面に対向する
外向き鍔27aが一体に設けられ、またカラー27の他
端には、半径方向内方に張出す内向き鍔27bが一体に
設けられる。
【0022】一方、可動コア21は、カラー27に挿入
される小径部21aと、該小径部21aよりも大径に形
成されて固定コア20の他端に対向する大径部21bと
を一体に備えるものであり、大径部21bは、前記カラ
ー27の軸方向一端よりも外方で前記小径部21aの一
端に同軸に連設される。この可動コア21の一端部に
は、該可動コア21および固定コア20間に設けられる
戻しばね28の一部を収容する凹部29が同軸に設けら
れる。
【0023】また前記大径部21bの外面には、前記中
心孔22の内面との間に流路30を形成する溝31が大
径部21bの軸方向全長にわたって延びるようにして、
たとえば複数条設けられ、前記流路30および前記凹部
29間を結ぶ連通孔32が可動コア21に設けられる。
【0024】ソレノイドハウジング18外には、コイル
組立体17が備えるコイル24の一端に連なってボビン
23から延出される端子部材35を内部に臨ませる合成
樹脂製のカプラ36が配置されるものであり、このカプ
ラ36は、ソレノイドハウジング18の端壁部18a外
面に当接される円板状のカプラ支持板37と一体に形成
される。
【0025】ソレノイドハウジング18の端壁部18a
には、一対の透孔38,38と、端子貫通孔39とが設
けられ、両透孔38,38を貫通するたとえば一対の連
結軸部40,40の一端が前記ボビン23に一体に連設
される。一方、カプラ支持板37には、前記各透孔3
8,38に対応した一対の溶着孔41,41が設けられ
ており、これらの溶着孔41,41の前記端壁部18a
とは反対側の端部に、前記端壁部18aから遠ざかるに
つれて大径となるテーパ部41a,41aが設けられ
る。
【0026】前記溶着孔41,41には各連結軸部4
0,40がそれぞれ挿通され、各連結軸部40,40の
他端部とカプラ支持板37とが、前記両連結軸部40,
40のうち前記両溶着孔41,41から突出した部分が
軸方向に押し潰されるようにして、熱溶着される。
【0027】しかも2組の前記溶着孔41,41および
前記連結軸部40,40は、前記カプラ36を相互間に
挟む位置に配置される。
【0028】前記端子部材35の前記ボビン23側基部
が、ボビン23と一体に形成されて前記端子貫通孔39
に嵌合される合成樹脂製の被覆部42で覆われており、
端子部材35は略L字状に屈曲されてカプラ36に嵌合
される。
【0029】また前記コイル組立体17が備えるコイル
24の他端に連なるリング状のアース板43が、ボビン
23の一端外面に設けられた収容凹部44に収容されて
おり、このアース板44および端壁部18a間には、コ
イル組立体17をヨーク板19側に押圧してコイル組立
体17のソレノイドハウジング18内での位置を一定に
保持するばね45が設けられる。しかも該ばね45は導
電金属により形成されるものであり、アース板43はば
ね45を介してソレノイドハウジング18に導通され
る。さらにソレノイドハウジング18には、該ソレノイ
ドハウジング18を図示しない金属製支持部材に支持す
るためのブラケット46が溶接されており、コイル24
の他端は、アース板43、ばね45、ソレノイドハウジ
ング18、ブラケット46および前記支持部材を介して
接地される。
【0030】図4を併せて参照して、弁部15は、合成
樹脂製の弁ハウジング48と、該弁ハウジング48内に
収容される球状の弁体49と、ソレノイド部16の可動
コア21および弁体49間を連動、連結するロッド50
とを備える。
【0031】弁ハウジング48の一端は、ソレノイド部
16におけるコイル組立体17のボビン23に一体に連
設される。すなわちヨーク板19には、複数の連結孔5
4,54…が設けられており、それらの連結孔54,5
4…を介してボビン23に一体に連なる弁ハウジング4
8と、ボビン23と、それら48,23の間に挟まれる
ヨーク板19とが一体にモールド結合される。
【0032】弁ハウジング48には、ソレノイド部16
が備えるヨーク板19の貫通孔26に一端を同軸に連通
させたガイド孔55と、該ガイド孔55と同軸の第1弁
孔61ならびにガイド孔55と反対側で第1弁孔61を
中心部に臨ませる第1弁座62を有する隔壁57と、該
隔壁57を前記ガイド孔55の他端との間に介在させて
該ガイド孔55と同軸に配置されるとともに隔壁57と
は反対側に臨む段部65が隔壁57とは反対側の端部内
面に形成される嵌合孔56とが設けられる。
【0033】ロッド50はガイド孔55内に同軸に配置
されており、このロッド50が他端部に備える小径軸部
50aが第1弁孔61に緩く挿通される。またガイド孔
55内には、ロッド50の軸方向移動をガイドするガイ
ド部52として機能する金属製の円筒部材が圧入されて
おり、この円筒部材の外周の軸方向全長には流路34を
弁ハウジング48との間に形成するようにして溝52a
がたとえば複数条設けられ、ソレノイド部16のヨーク
板19およびガイド部52間で弁ハウジング48内に
は、排出通路13に通じる開放室59が形成される。
【0034】ところでソレノイド部16におけるカラー
27の他端には、半径方向内方に張出す内向き鍔27b
がカラー27の他端に一体に設けられており、該内向き
鍔27bを軸方向移動可能に貫通する前記ロッド50の
一端が前記カラー27内で前記可動コア21の他端に同
軸に当接される。しかもロッド50の一端には、該ロッ
ド50の軸線上を仮想中心とする球面状の当接面50b
が形成されており、該当接面50bが前記可動コア21
の他端に当接される。
【0035】一端にテーパ状の第2弁座64を有すると
ともに他端には半径方向外方に張出す規制鍔部53aが
設けられる弁座部材53が、出口通路12に連通する弁
室58を前記隔壁57との間に形成するとともに前記段
部64に規制鍔部53aを当接させるようにして前記嵌
合孔56に嵌合され、嵌合孔56の内面に弾発接触する
Oリング66が弁座部材53の外周に装着される。
【0036】弁室58には第1および第2弁座62,6
4に択一的に着座可能な球状の弁体49が収容され、第
1弁孔61を緩く貫通するロッド50の小径軸部50a
が弁体49に当接する。
【0037】弁座部材53には、一端を第2弁座64の
中央部に開口させた第2弁孔63が軸方向全長にわたっ
て設けられ、第2弁孔63および入口通路11間に介在
して第2弁孔63の他端を臨ませるフィルタ67の外周
部が、弁座部材53の規制鍔部53aを前記段部65と
の間に挟んで配置され、該フィルタ67の外周部に前記
弁ハウジング48の他端が熱かしめ等によりかしめ係合
される。これにより嵌合孔56に嵌合される弁座部材5
3が弁ハウジング48に固定されることになる。
【0038】フィルタ67は、リング状に形成される枠
部材68の内周に網状部材69が支持されて成るもので
あり、第2弁孔63の他端には、大径端を枠部材68の
内径に対応させつつフィルタ67側に向かうにつれて大
径となるように形成されたテーパ孔部63aが同軸に設
けられる。
【0039】ところで、前記弁座部材53は、金属もし
くは合成樹脂により形成されるものであり、金属製の弁
座部材53としたときには、第2弁座64の第2弁座6
4の形状精度を高め、シート性を良好とするこができ、
また合成樹脂製の弁座部材53としたときには、弁座部
材53の製造を容易とし、低コスト化を図ることが可能
となる。
【0040】次にこの実施例の作用について説明する
と、ソレノイド部16のコイル24に通電すると、可動
コア21は戻しばね28のばね力に抗して固定コア20
側に吸引される。このため入口通路11からフィルタ6
7を介して第2弁孔63に流体圧が作用している状態で
は、弁体49が第2弁座64から離座するように押上げ
られて第1弁座62に着座する。したがって第2弁孔6
3が開き、第1弁孔61が閉じられることになり、入口
通路11が出口通路12に連通し、出口通路12および
排出通路13間が遮断される。
【0041】一方、ソレノイド部16のコイル24への
通電を停止すると、可動コア21は戻しばね28のばね
力によって固定コア20から離反する方向に作動する。
このため弁体49は、第1弁座62から離座して第2弁
座64に着座するようにロッド50で押圧される。した
がって第1弁孔61が開き、第2弁孔63が閉じられる
ことになり、出口通路12が排出通路13に連通し、出
口通路12および入口通路11間が遮断される。
【0042】このような三方電磁弁14において、ソレ
ノイド部16にあっては、ソレノイドハウジング18の
端壁部18aに設けられた透孔38,38を貫通する合
成樹脂製の連結軸部40,40の一端がボビン23に連
設され、コイル組立体17とは別体のカプラ36と一体
に形成されて端壁部18aの外面に当接されるカプラ支
持板37と、該カプラ支持板37の溶着孔41,41に
挿通される連結軸部40,40の他端部とが溶着され、
端壁部18aの端子貫通孔39を貫通する端子部材35
がカプラ36に嵌合される。したがってコイル組立体1
7とは別体のカプラ36をソレノイドハウジング18の
端壁部18a外面側に取付けることができ、カプラ36
の形状の変更にもかかわらず、カプラ36を除く部分の
変更を不要として汎用性を高めることができる。しかも
連結軸部40,40およびボビン23が一体に形成され
るので、連結軸部40,40を設けることによる部品点
数の増大および組付工数の増大を回避することができ
る。
【0043】またカプラ支持板37および連結軸部4
0,40を溶着するにあたり、連結軸部40,40のう
ち前記溶着孔41,41から突出した部分が軸方向に押
し潰されてカプラ支持板37に熱溶着されるので、超音
波溶着等の高価な溶着設備および治具を不要として、カ
プラ支持板37および連結軸部40,40を溶着するこ
とができ、熱溶着による安価な設備および治具を用いる
ことができる。この際、溶着孔41,41の前記端壁部
18aとは反対側の端部に、前記端壁部18aから遠ざ
かるにつれて大径となるテーパ部41a,41aが設け
られているので、溶着孔41,41の軸方向と直交する
方向での溶着強度を高めることができる。
【0044】しかも連結軸部40,40がソレノイドハ
ウジング18の端壁部18aに設けられた透孔38,3
8を貫通するので、ソレノイドハウジング18の軸線に
直交する平面内での該ソレノイドハウジング18に対す
るボビン23すなわちコイル組立体17の位置を一定に
定めることができ、また端子部材35がカプラ36に嵌
合されることによりソレノイドハウジング18の軸線に
直交する平面内でのコイル組立体17に対するカプラ3
6の位置を一定に定めることができ、剛性を有するソレ
ノイドハウジング18の端壁部18a外面にカプラ36
を強固にかつ安定して固定することができる。
【0045】また相互に対をなす2組の溶着孔41,4
1および連結軸部40,40が、前記カプラ36を相互
間に挟む位置に配置されるので、ソレノイドハウジング
18が備える端壁部18aの外面へのカプラ36の取付
け、固定を確実なものとすることができ、カプラ支持板
37が円板状に形成されるので、ソレノイドハウジング
18の全周方向でのカプラ36の荷重強度を高めること
ができる。
【0046】また端子部材35のボビン23側基部が、
ボビン23と一体に形成されて端子貫通孔39に嵌合さ
れる合成樹脂製の被覆部42で覆われており、端子部材
35およびソレノイドハウジング18間の絶縁を図りつ
つ、ソレノイドハウジング18に対するボビン23およ
びカプラ36の位置決めにガイド部42を利用すること
ができ、連結軸部40,40がソレノイドハウジング1
8の透孔38,38を貫通することと相まって、ソレノ
イドハウジング18に対するボビン23およびカプラ3
6の位置決めをより強固なものとすることができる。
【0047】さらに可動コア21の軸方向移動を案内す
る非磁性材料製のカラー27が、ヨーク板19の中心部
に設けられた貫通孔26を貫通するようにして該貫通孔
26に圧入され、半径方向外方に張出してボビン23の
中心孔22の内面に対向する外向き鍔27aがカラー2
7の一端に一体に設けられているので、可動コア21の
カラー27内での摺動には影響を及ぼさない外向き鍔2
7aを用いてカラー27をヨーク板19の貫通孔26に
圧入することが可能となり、そのようにすることで、肉
厚を極力薄く設定したカラー27を貫通孔26に圧入す
ることを可能とし、その結果、可動コア21およびヨー
ク板19間の間隔を極力小さく設定して磁気特性を向上
することが可能となるとともに、可動コア21の軸方向
移動をヨーク板19に固定されるカラー27で安定的に
ガイドすることができる。
【0048】ヨーク板19の中心部には前記貫通孔26
の一部を形成する円筒部19aが、コイル組立体17と
は反対側に突出して一体に設けられており、ヨーク板1
9と一体の円筒部19aで、軸方向に比較的長い距離に
わたりカラー27を支持するようにしてカラー27の軸
線が傾くことを極力防止することができ、またヨーク板
19のうちカラー27を介して可動コア21の外面に対
向する部分の面積を大きくし、磁路面積の増大による磁
気特性向上を図ることができる。
【0049】また可動コア21は、カラー27に挿入さ
れる小径部21aと、該小径部21aよりも大径に形成
されて前記固定コア20の他端に対向するようにして前
記カラー27の軸方向一端よりも外方で前記小径部21
aの一端に同軸に連設される大径部21bとを一体に備
えるものであり、カラー27がボビン23の中心孔22
に挿入されるにもかかわらず、可動コア21および固定
コア20の対向面積を比較的大きく設定し、ヨーク板1
9のうちカラー27を介して可動コア21の外面に対向
する部分の面積を大きくしたことと相まって、磁気特性
をより一層向上することができる。
【0050】可動コア21の一端部には該可動コア21
および固定コア20間に設けられる戻しばね28の一部
を収容する凹部29が、同軸に設けられており、可動コ
ア21の一端側に大径部21bが設けられるにもかかわ
らず可動コア21を軽量化し、可動コア21の迅速な軸
方向移動を可能とすることができる。また大径部21b
の外面には、中心孔22の内面との間に流路30を形成
する溝31が大径部21bの軸方向全長にわたって延び
るようにして設けられているので、可動コア21の軸方
向移動に伴なって大径部21bの両端間で流体を移動さ
せるようにし、それにより可動コア21の迅速な軸方向
移動に寄与することができる。さらに可動コア21の一
端部には前記流路30および前記凹部29間を結ぶ連通
孔32が設けられるので、可動コア21の軸方向移動に
伴なう流体の移動をより円滑化し、それにより可動コア
21をより迅速に移動させることができる。
【0051】ソレノイド部16が備える可動コア21の
他端には、弁部15が備えるロッド50の一端が当接す
るようにして、可動コア21およびロッド50を分離さ
せており、これにより相互組付のために加工精度を高め
る必要がなく、また可動コア21およびロッド50の軸
心が多少ずれたとしてもカラー27およびガイド部52
で別々にガイドされる可動コア21およびロッド50の
軸方向移動に悪影響が及ぶことはなく、したがってカラ
ー27、可動コア21およびロッド50の加工および組
付を容易とし、コスト低減を図ることができる。
【0052】また弁部15の弁ハウジング48が、ソレ
ノイド部16のヨーク板19に設けられた複数の連結孔
54…を介してボビン23に一体に連なるようにして、
前記弁ハウジング48、ボビン23およびヨーク板19
が一体にモールド結合されるので、ボビン23、ヨーク
板19および弁ハウジング48の軸心精度を容易に向上
することができる。
【0053】しかも半径方向内方に張出す内向き鍔27
bが前記カラー27の他端に一体に設けられ、該内向き
鍔27bを軸方向移動可能に貫通する前記ロッド50の
一端が、カラー27内で可動コア21の他端に同軸に当
接されるので、ロッド50によりカラー27の他端側が
ほぼ塞がれることになり、塵埃がカラー27内に侵入す
ることを極力防止することができる。
【0054】さらにロッド50の一端には、該ロッド5
0の軸線上を仮想中心とする球面状の当接面50bが形
成され、該当接面50bが前記可動コア21の他端に当
接されるので、軸線とはずれた方向の力が可動コア21
からロッド50に及んでも、ロッド50の軸方向移動に
影響が及ばないようにすることができる。
【0055】ところでボビン23の一端部には、ソレノ
イドハウジング18の端壁部18aに対向して開口する
収容凹部44が設けられ、コイル24に連なって収容凹
部44に収容されるアース板43と、前記端壁部18a
との間に、コイル組立体17をヨーク板19側に付勢す
るばね力を発揮する導電金属製のばね45が設けられて
いる。これによりコイル組立体17をソレノイドハウジ
ング18内で安定的に保持するためのばね45を用いて
ソレノイドハウジング18にアース板43を導通させ、
ソレノイドハウジング18を接地するようにして、アー
ス用の端子部材を設けることを不要とし、部品点数を低
減することができる。
【0056】弁部15において、弁ハウジング48の弁
座部材53を嵌合、固定するにあたり、一端に第2弁座
64を有した弁座部材53の他端には半径方向外方に張
出す規制鍔部53aが設けられており、弁ハウジング4
8には、弁座部材53の嵌合時に規制鍔部53aに当接
して弁座部材53の嵌合方向移動端を規制する段部65
が設けられている。このため弁座部材53を弁ハウジン
グ48に嵌合、固定した状態で、第2弁座64と、弁ハ
ウジング48の段部65とは軸方向にずれた位置に配置
されることになり、第2弁座64および規制鍔部53a
間の長さを変更するだけで、弁ハウジング48の長さお
よび形状の多様化に対応した第2弁座64の位置設定が
可能となり、汎用性を高めることができる。
【0057】また第2弁座64はテーパ状に形成されて
おり、球状である弁体49の第2弁座64への着座性を
向上し、閉弁時に安定した着座状態を維持することがで
きる。
【0058】弁座部材53を嵌合させるために、弁ハウ
ジング48の他端側には、ソレノイド部16のソレノイ
ドハウジング18とは反対側に開口する嵌合孔56が可
動コア21の軸線と同軸にして設けられ、該嵌合孔56
の中間部内面に形成される環状の前記段部65に前記規
制鍔部53aを当接させて嵌合孔56に嵌合される弁座
部材53の外周に、嵌合孔56の内面に弾発的に接触す
るOリング66が装着されており、弁室58および外部
間のシール性を維持しつつ弁座部材53を弁ハウジング
48に嵌合することができる。
【0059】さらに弁座部材53には、一端を第2弁座
64の中央部に開口させた第2弁孔63が軸方向全長に
わたって設けられ、第2弁孔63の他端を臨ませるフィ
ルタ67の外周部が弁座部材53の規制鍔部53aを前
記段部65との間に挟んで配置され、該フィルタ67の
外周部に弁ハウジング48の他端がかしめ係合されるの
で、弁座部材53およびフィルタ67の弁ハウジング4
8への組付けを容易とすることができる。
【0060】フィルタ67は、リング状に形成される枠
部材68の内周に網状部材69が支持されて成るもので
あり、第2弁孔63の他端部には、大径端を枠部材68
の内径に対応させつつ前記フィルタ67側に向かうにつ
れて大径となるテーパ孔部63aが同軸に設けられてお
り、フィルタ67のうち網状部材69のほぼ全体を流体
が流通するようにして流体の流通抵抗を抑えることがで
きる。
【0061】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0062】たとえば本発明は、三方電磁弁14等の電
磁弁だけでなく、電磁力を発揮する電磁装置に広く適用
可能である。
【0063】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、カプラ形状の変更にもかかわらず、カプラを除く部
分の変更を不要として汎用性を高めることができ、しか
もソレノイドハウジングの軸線に直交する平面内での該
ソレノイドハウジングに対するボビンすなわちコイル組
立体の位置を一定に定めることができ、ソレノイドハウ
ジングの軸線に直交する平面内でのコイル組立体に対す
るカプラの位置を一定に定めることができ、剛性を有す
るソレノイドハウジングの端壁部外面にカプラを強固に
かつ安定して固定することができる。
【0064】また請求項2記載の発明によれば、ソレノ
イドハウジングの端壁部外面へのカプラの取付け、固定
を確実なものとすることができる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、ソレノイド
ハウジングの全周方向でのカプラの荷重強度を高めるこ
とができる。
【0066】請求項4記載の発明によれば、連結軸部お
よびカプラ支持板の溶着にあたり、高価な溶着設備およ
び溶着治具を不要とし、安価な設備および治具を用いる
ことができる。
【0067】請求項5記載の発明によれば、溶着孔の軸
方向と直交する方向での溶着強度を高めることができ
る。
【0068】請求項6記載の発明によれば、連結軸部を
設けることによる部品点数の増大および組付工数の増大
を回避することができる。
【0069】請求項7記載の発明によれば、端子部材お
よびソレノイドハウジング間の絶縁を図りつつ、ソレノ
イドハウジングに対するボビンおよびカプラの位置決め
にガイド部を利用することができ、ソレノイドハウジン
グに対するボビンおよびカプラの位置決めをより強固な
ものとすることができる。
【0070】さらに請求項8記載の発明によれば、ソレ
ノイドハウジングに結合されるヨーク板を、該ヨーク板
の連結孔を介して一体に連なるボビンおよび弁ハウジン
グの成形時に一体に結合することで組立を容易とするこ
とができ、しかもボビン、ヨーク板および弁ハウジング
の軸心精度を容易に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】三方電磁弁の縦断面図である。
【図2】図1の2−2線拡大断面図である。
【図3】ソレノイド部の分解斜視図である。
【図4】図2の下部の拡大図である。
【符号の説明】
17・・・コイル組立体 18・・・ソレノイドハウジング 18a・・・端壁部 19・・・ヨーク板 20・・・固定コア 21・・・可動コア 22・・・中心孔 23・・・ボビン 24・・・コイル 35・・・端子部材 36・・・カプラ 37・・・カプラ支持板 38・・・透孔 39・・・端子貫通孔 40・・・連結軸部 41・・・溶着孔 41a・・・テーパ部 42・・・被覆部 48・・・弁ハウジング 49・・・弁体 54・・・連結孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 将行 宮城県角田市角田字流197−1 株式会社 ケーヒン角田開発センター内 (72)発明者 竜円 繁人 宮城県角田市角田字流197−1 株式会社 ケーヒン角田開発センター内 (72)発明者 日野 昇 宮城県角田市角田字流197−1 株式会社 ケーヒン角田開発センター内 Fターム(参考) 3G066 AA01 AA07 AB02 AC07 AD08 BA54 CC15 CE22 3H106 DA08 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DC04 DC18 DD03 EE35 GA06 JJ02 5E048 AD02 CB02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心孔(22)を有する合成樹脂製のボ
    ビン(23)と、そのボビン(23)に巻装されるコイ
    ル(24)とを備えるコイル組立体(17)が、該コイ
    ル組立体(17)の軸方向一端に対向する端壁部(18
    a)を有して磁性金属により構成されるソレノイドハウ
    ジング(18)に収容され、前記端壁部(18a)に磁
    気的に結合された固定コア(20)が前記中心孔(2
    2)の一端側に挿入され、該固定コア(20)に対向す
    る可動コア(21)が前記中心孔(22)の他端側に挿
    入され、前記コイル(24)に連なって前記ボビン(2
    3)から延出される端子部材(35)を内部に臨ませた
    合成樹脂製のカプラ(36)が、前記ソレノイドハウジ
    ング(18)外に配置される電磁装置において、前記端
    壁部(18a)に設けられた透孔(38)を貫通する合
    成樹脂製の連結軸部(40)の一端が前記ボビン(2
    3)に連設され、前記コイル組立体(17)とは別体の
    前記カプラ(36)と一体に形成されて前記端壁部(1
    8a)の外面に当接されるカプラ支持板(37)と、該
    カプラ支持板(37)に設けられた溶着孔(41)に挿
    通される前記連結軸部(40)の他端部とが溶着され、
    前記端壁部(18a)に設けられた端子貫通孔(39)
    を貫通する前記端子部材(35)が、前記カプラ(3
    6)に嵌合されることを特徴とする電磁装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2組の前記溶着孔(41)お
    よび前記連結軸部(40)が、前記カプラ(36)を相
    互間に挟む位置に配置されることを特徴とする請求項1
    記載の電磁装置。
  3. 【請求項3】 前記カプラ支持板(37)が円板状に形
    成されることを特徴とする請求項1記載の電磁装置。
  4. 【請求項4】 前記連結軸部(40)のうち前記溶着孔
    (41)から突出した部分が軸方向に押し潰されてカプ
    ラ支持板(37)に熱溶着されることを特徴とする請求
    項1記載の電磁装置。
  5. 【請求項5】 前記溶着孔(41)の前記端壁部(18
    a)とは反対側の端部に、前記端壁部(18a)から遠
    ざかるにつれて大径となるテーパ部(41a)が設けら
    れることを特徴とする請求項4記載の電磁装置。
  6. 【請求項6】 前記連結軸部(40)およびボビン(2
    3)が一体に形成されることを特徴とする請求項1記載
    の電磁装置。
  7. 【請求項7】 端子部材(35)の前記ボビン(23)
    側基部が、ボビン(23)と一体に形成されて前記端子
    貫通孔(39)に嵌合される合成樹脂製の被覆部(4
    2)で覆われることを特徴とする請求項6記載の電磁装
    置。
  8. 【請求項8】 前記コイル組立体(17)の他端に対向
    するとともに複数の連結孔(54)を有する磁性金属製
    のヨーク板(19)が、前記可動コア(21)に連動、
    連結される弁体(49)を収納するとともに前記各連結
    孔(54)を介して前記ボビン(23)に一体に連なる
    弁ハウジング(48)と、前記ボビン(23)との間に
    一体にモールド結合され、前記ソレノイドハウジング
    (18)の前記端壁部(18a)とは反対側に該ヨーク
    板(19)の外周部が結合されることを特徴とする請求
    項1記載の電磁装置。
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