JP2002304729A - 光ディスク装置、その記録動作制御方法及び情報処理装置 - Google Patents

光ディスク装置、その記録動作制御方法及び情報処理装置

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JP2002304729A
JP2002304729A JP2001106691A JP2001106691A JP2002304729A JP 2002304729 A JP2002304729 A JP 2002304729A JP 2001106691 A JP2001106691 A JP 2001106691A JP 2001106691 A JP2001106691 A JP 2001106691A JP 2002304729 A JP2002304729 A JP 2002304729A
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recording power
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JP2001106691A
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Kentaro Onoe
堅太郎 尾上
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Ricoh Co Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
    • G11B7/1267Power calibration

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CAV方式を用いて記録する上で、より適正
な記録パワーで記録を行わせることができ、信頼性の高
い記録品質を得ることができる光ディスク装置を提供す
る。 【解決手段】 CAV方式のように光ディスクの半径位
置に応じて線速度の変速を伴う情報の記録に際して、P
w(i)=a×(V(i)−v)+Pv+c(v:試し書き
時の記録速度、a,c:定数)なる光ディスクの記録特
性に適した数式を利用して線速度V(i)における最適記
録パワーPw(i)を算出し(ステップS7,S8)、記
録を行わせることにより、1つの記録速度に適した記録
パワーを最適記録パワーとする従来のCLV記録方式の
場合に比べて、線速度V(i)に適したより適正な最適記
録パワーPw(i)の決定となり、より適正な記録パワー
で記録を行わせることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録可能なCD−
R,CD−RW等の光ディスクを用いる光ディスク装
置、その記録動作制御方法及び情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンパクトディスク(CD)と
呼ばれる光ディスクでは、ディスク上には内周から外周
に向かって、一定線密度でスパイラル状のトラックが形
成されている。また、情報の記録が可能なCDもCD−
R(CD−Recordable)として知られており、CD−
Rに情報の記録を行う場合も、内周から外周に向かって
スパイラル状に形成されたトラック上に、一定線密度と
なるように情報の記録を行うようにしている。これは、
書換え記録が可能なCDであるCD−RW(CD−Rew
ritable)の場合も同様であり、CD−RWに情報の記
録を行う場合も、内周から外周に向かってスパイラル状
に形成されたトラック上に、一定線密度となるように情
報の記録を行うようにしている。
【0003】このようなCD−RやCD−RWのような
光ディスクに対する記録再生方式には、大別して、CL
V(Constant Liner Velocity:線速度一定)方式と
CAV(Constant Angular Velocity:回転数一定で
あり、外周側ほど線速度が速くなる)方式とがある。
【0004】即ち、CLV方式とは、ディスクの回転に
おいてディスクの回転速度(ディスクの角速度)を変速
させることにより(外周に行くほどディスクの回転速度
を徐々に遅くする)、情報の記録速度(線速度:ディス
ク上をトレースする1秒間当たりの距離)を一定に保ち
ながら情報を記録していく方式である。しかし、このC
LV方式はディスクの回転速度の変速時における振動問
題、また、回転制御用ドライバの消費電力の増加等の問
題、ディスクの回転速度の高速化による回転モータの能
力の限界という問題を持っている。
【0005】一方、CAV方式は、ディスクの回転制御
において、変速を伴わなわず、ディスクの回転数を一定
に保ちながら記録していく方式である。CAV方式は、
CLV方式のような振動問題及び消費電力の増加などの
問題を持っていない点で有利といえる。また、ディスク
の内周側と外周側とでは各トラックの長さが違うのでデ
ィスクが1回転する間にトレースする情報の量が内周よ
り外周のほうが多いということから、外周側より内周側
の線速度が速いCLV方式に対して内周側より外周側の
線速度が速いCAV方式のほうがディスク全面を記録す
るための所要時間が短いという利点もある。
【0006】しかし、ディスクの回転速度を一定で情報
の記録を行っていくということは、ディスクの外周に行
くほど情報の記録速度(線速度)が増加していくことを
意味する。光ディスクへの情報の記録において、安定し
た記録品質を確保するためには、情報の記録速度(線速
度)が増加するほどレーザの記録パワー増加が必要とな
る。
【0007】ここで、レーザの記録パワーについて説明
する。一般に、情報の記録時に前処理として、OPC
(Optimum Power Control)と呼ばれる記録パワーの最
適化が行われている。このOPCは、光ディスク上に記
録された推奨記録パワーデータを読み取り、情報記録を
行う前に光ディスクの内周にあるパワーキャリブレーシ
ョンエリアPCA(Powers Calibration Area=試し
書き領域)に推奨記録パワーデータを基にしていろいろ
な記録パワーで試し書きをし、その再生結果が最良であ
る記録パワーを情報の最適記録パワーとして決定する処
理のことである。情報の記録は、この最適記録パワーを
採用して実行されていく。このようにして、安定した記
録品質の確保を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、情報の記録速
度(線速度)が増加するほど、必要とするレーザの記録
パワーが増加する特徴を持つ光ディスクへの情報の記録
において、線速度が一定でディスク全面の記録パワーも
常に一定で良いCLV方式を前提とした従来技術で(デ
ィスク内周において、1種類の記録速度に対するOPC
処理だけでディスク全面の記録レーザパワーを決定する
技術)、外周にいくほど線速度が高速になるCAV方式
の情報の記録パワーを決定すると安定した品質の記録を
行うことができない。
【0009】そこで、本発明は、外周にいくほど線速度
が高速になるCAV方式を用いて記録する上で、より適
正な記録パワーで記録を行わせることができ、信頼性の
高い記録品質を得ることができる光ディスク装置、その
記録動作制御方法及び情報処理装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の光
ディスク装置は、記録線密度が一定で記録可能な光ディ
スクに照射する光を発する光源と、前記光ディスクを記
録時にはその半径位置に応じて線速度を変化させて回転
駆動させる回転駆動手段と、記録中の半径位置に応じた
線速度V(i)を随時検出する線速度検出手段と、記録に
先立ち、前記光ディスク上の試し書き領域において或る
記録速度vにおける最適記録パワーPvを求める最適記
録パワー算出手段と、求められた最適記録パワーPvと
そのときの記録速度vと定数a,cとに基づき記録中の
線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)をPw
(i)=a×(V(i)−v)+Pv+cにより算出する実
最適記録パワー算出手段と、この実最適記録パワー算出
手段により算出された最適記録パワーPw(i)に基づき
前記光源の発光パワーを制御しながら記録を行わせる記
録時光源制御手段と、を備える。
【0011】従って、CAV方式のように光ディスクの
半径位置に応じて線速度の変速を伴う情報の記録に際し
て、Pw(i)=a×(V(i)−v)+Pv+cなる光デ
ィスクの記録特性に適した数式を利用して線速度V(i)
における最適記録パワーPw(i)を算出して記録を行わ
せることにより、1つの記録速度に適した記録パワーを
最適記録パワーとする従来のCLV記録方式の場合に比
べて、線速度V(i)に適したより適正な最適記録パワー
Pw(i)の決定となり、より適正な記録パワーで記録を
行わせることができ、信頼性の高い記録品質を得ること
ができる。
【0012】請求項2記載の発明の光ディスク装置は、
記録線密度が一定で記録可能な光ディスクに照射する光
を発する光源と、前記光ディスクを記録時にはその半径
位置に応じて線速度を変化させて回転駆動させる回転駆
動手段と、記録中の半径位置に応じた線速度V(i)を随
時検出する線速度検出手段と、記録に先立ち、前記光デ
ィスク上の試し書き領域において或る記録速度vにおけ
る最適記録パワーPvを求める最適記録パワー算出手段
と、求められた最適記録パワーPvとそのときの記録速
度vと定数a,cと実数nとに基づき記録中の線速度V
(i)における最適記録パワーPw(i)をPw(i)=a×
Pv×(V(i)/v)+cにより算出する実最適記録
パワー算出手段と、この実最適記録パワー算出手段によ
り算出された最適記録パワーPw(i)に基づき前記光源
の発光パワーを制御しながら記録を行わせる記録時光源
制御手段と、を備える。
【0013】従って、CAV方式のように光ディスクの
半径位置に応じて線速度の変速を伴う情報の記録に際し
て、Pw(i)=a×Pv×(V(i)/v)+cなる光
ディスクの記録特性に適した数式を利用して線速度V
(i)における最適記録パワーPw(i)を算出して記録を
行わせることにより、1つの記録速度に適した記録パワ
ーを最適記録パワーとする従来のCLV記録方式の場合
に比べて、線速度V(i)に適したより適正な最適記録パ
ワーPw(i)の決定となり、より適正な記録パワーで記
録を行わせることができ、信頼性の高い記録品質を得る
ことができる。特に、光ディスクの最適記録パワーは記
録速度の1/2乗に比例することが知られているので、
請求項3記載の発明のように、実数nを1/2とするこ
とにより、光ディスクの最適記録パワーと記録速度の関
係により近い特性を利用して最適記録パワーを決定する
ことができる。
【0014】請求項4記載の発明の光ディスク装置は、
記録線密度が一定で記録可能な光ディスクに照射する光
を発する光源と、前記光ディスクを記録時にはその半径
位置に応じて線速度を変化させて回転駆動させる回転駆
動手段と、記録中の半径位置に応じた線速度V(i)を随
時検出する線速度検出手段と、記録に先立ち、前記光デ
ィスク上の試し書き領域において少なくとも2種類以上
の異なる記録速度vにおける各々の最適記録パワーPv
を求める最適記録パワー算出手段と、求められた各々の
最適記録パワーPvを累乗近似することにより最適記録
パワーの特性を取得する特性取得手段と、取得された前
記最適記録パワーの特性に基づき記録中の線速度V(i)
における最適記録パワーPw(i)を算出する実最適記録
パワー算出手段と、この実最適記録パワー算出手段によ
り算出された最適記録パワーPw(i)に基づき前記光源
の発光パワーを制御しながら記録を行わせる記録時光源
制御手段と、を備える。
【0015】従って、2種類以上の異なる記録速度に適
した最適記録パワーの累乗近似により最適記録パワーの
特性を取得し、この最適記録パワーの特性から線速度V
(i)における最適記録パワーPw(i)を算出して記録を
行わせることにより、1つの記録速度に適した記録パワ
ーを最適記録パワーとする従来のCLV記録方式の場合
に比べて、線速度V(i)に適したより適正な最適記録パ
ワーPw(i)の決定となり、より適正な記録パワーで記
録を行わせることができ、信頼性の高い記録品質を得る
ことができる。
【0016】請求項5記載の発明の光ディスク装置は、
記録線密度が一定で記録可能な光ディスクに照射する光
を発する光源と、前記光ディスクを記録時にはその半径
位置に応じて線速度を変化させて回転駆動させる回転駆
動手段と、記録中の半径位置に応じた線速度V(i)を随
時検出する線速度検出手段と、記録に先立ち、前記光デ
ィスク上の内周側の試し書き領域と外周側の試し書き領
域とで異なる記録速度vにおける各々の最適記録パワー
Pvを求める最適記録パワー算出手段と、求められた各
々の最適記録パワーPvを1次近似することにより最適
記録パワーの特性を取得する特性取得手段と、取得され
た前記最適記録パワーの特性に基づき記録中の線速度V
(i)における最適記録パワーPw(i)を算出する実最適
記録パワー算出手段と、この実最適記録パワー算出手段
により算出された最適記録パワーPw(i)に基づき前記
光源の発光パワーを制御しながら記録を行わせる記録時
光源制御手段と、を備える。
【0017】従って、内周側の試し書き領域だけでなく
外周側の試し書き領域でも試し書きを行い最適記録パワ
ーを求めてこれらの最適記録パワーの1次近似により最
適記録パワーの特性を取得し、この最適記録パワーの特
性から線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を
算出して記録を行わせることにより、1つの記録速度に
適した記録パワーを最適記録パワーとする従来のCLV
記録方式の場合に比べて、線速度V(i)に適したより適
正な最適記録パワーPw(i)の決定となり、より適正な
記録パワーで記録を行わせることができ、信頼性の高い
記録品質を得ることができる。
【0018】請求項6記載の発明の光ディスク装置は、
記録線密度が一定で記録可能な光ディスクに照射する光
を発する光源と、前記光ディスクを記録時にはその半径
位置に応じて線速度を変化させて回転駆動させる回転駆
動手段と、記録中の半径位置に応じた線速度V(i)を随
時検出する線速度検出手段と、記録に先立ち、前記光デ
ィスク上の内周側の試し書き領域と外周側の試し書き領
域とで各々少なくとも1種類以上の記録速度vの各々の
最適記録パワーPvを求める最適記録パワー算出手段
と、求められた各々の最適記録パワーPvを累乗近似す
ることにより最適記録パワーの特性を取得する特性取得
手段と、取得された前記最適記録パワーの特性に基づき
記録中の線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)
を算出する実最適記録パワー算出手段と、この実最適記
録パワー算出手段により算出された最適記録パワーPw
(i)に基づき前記光源の発光パワーを制御しながら記録
を行わせる記録時光源制御手段と、を備える。
【0019】従って、内周側の試し書き領域だけでなく
外周側の試し書き領域でも各々少なくとも1種類以上の
記録速度について試し書きを行い最適記録パワーを求め
てこれらの最適記録パワーの累乗近似により最適記録パ
ワーの特性を取得し、この最適記録パワーの特性から線
速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を算出して
記録を行わせることにより、1つの記録速度に適した記
録パワーを最適記録パワーとする従来のCLV記録方式
の場合に比べて、線速度V(i)に適したより適正な最適
記録パワーPw(i)の決定となり、より適正な記録パワ
ーで記録を行わせることができ、信頼性の高い記録品質
を得ることができる。
【0020】請求項7記載の発明の光ディスク装置の記
録動作制御方法は、記録中の半径位置に応じた線速度V
(i)を随時検出する線速度検出工程と、記録に先立ち、
記録線密度が一定で記録可能な光ディスク上の試し書き
領域において或る記録速度vにおける最適記録パワーP
vを求める最適記録パワー算出工程と、求められた最適
記録パワーPvとそのときの記録速度vと定数a,cと
に基づき記録中の線速度V(i)における最適記録パワー
Pw(i)をPw(i)=a×(V(i)−v)+Pv+cに
より算出する実最適記録パワー算出工程と、情報の記録
時に前記光ディスクをその半径位置に応じて線速度を変
化させて回転駆動させるように回転駆動手段を制御する
記録時回転制御工程と、情報の記録時に前記実最適記録
パワー算出工程により算出された最適記録パワーPw
(i)に基づき光源の発光パワーを制御しながら記録を行
わせる記録時光源制御工程と、を備える。
【0021】従って、CAV方式のように光ディスクの
半径位置に応じて線速度の変速を伴う情報の記録に際し
て、Pw(i)=a×(V(i)−v)+Pv+cなる光デ
ィスクの記録特性に適した数式を利用して線速度V(i)
における最適記録パワーPw(i)を算出して記録を行わ
せることにより、1つの記録速度に適した記録パワーを
最適記録パワーとする従来のCLV記録方式の場合に比
べて、線速度V(i)に適したより適正な最適記録パワー
Pw(i)の決定となり、より適正な記録パワーで記録を
行わせることができ、信頼性の高い記録品質を得ること
ができる。
【0022】請求項8記載の発明の光ディスク装置の記
録動作制御方法は、記録中の半径位置に応じた線速度V
(i)を随時検出する線速度検出工程と、記録に先立ち、
記録線密度が一定で記録可能な光ディスク上の試し書き
領域において或る記録速度vにおける最適記録パワーP
vを求める最適記録パワー算出工程と、求められた最適
記録パワーPvとそのときの記録速度vと定数a,cと
実数nとに基づき記録中の線速度V(i)における最適記
録パワーPw(i)をPw(i)=a×Pv×(V(i)/
v)+cにより算出する実最適記録パワー算出工程
と、情報の記録時に前記光ディスクをその半径位置に応
じて線速度を変化させて回転駆動させるように回転駆動
手段を制御する記録時回転制御工程と、情報の記録時に
前記実最適記録パワー算出工程により算出された最適記
録パワーPw(i)に基づき光源の発光パワーを制御しな
がら記録を行わせる記録時光源制御工程と、を備える。
【0023】従って、CAV方式のように光ディスクの
半径位置に応じて線速度の変速を伴う情報の記録に際し
て、Pw(i)=a×Pv×(V(i)/v)+cなる光
ディスクの記録特性に適した数式を利用して線速度V
(i)における最適記録パワーPw(i)を算出して記録を
行わせることにより、1つの記録速度に適した記録パワ
ーを最適記録パワーとする従来のCLV記録方式の場合
に比べて、線速度V(i)に適したより適正な最適記録パ
ワーPw(i)の決定となり、より適正な記録パワーで記
録を行わせることができ、信頼性の高い記録品質を得る
ことができる。特に、光ディスクの最適記録パワーは記
録速度の1/2乗に比例することが知られているので、
請求項9記載の発明のように、実数nを1/2とするこ
とにより、光ディスクの最適記録パワーと記録速度の関
係により近い特性を利用して最適記録パワーを決定する
ことができる。
【0024】請求項10記載の発明の光ディスク装置の
記録動作制御方法は、記録中の半径位置に応じた線速度
V(i)を随時検出する線速度検出工程と、記録に先立
ち、記録線密度が一定で記録可能な光ディスク上の試し
書き領域において少なくとも2種類以上の異なる記録速
度vにおける各々の最適記録パワーPvを求める最適記
録パワー算出工程と、求められた各々の最適記録パワー
Pvを累乗近似することにより最適記録パワーの特性を
取得する特性取得工程と、取得された前記最適記録パワ
ーの特性に基づき記録中の線速度V(i)における最適記
録パワーPw(i)を算出する実最適記録パワー算出工程
と、情報の記録時に前記光ディスクをその半径位置に応
じて線速度を変化させて回転駆動させるように回転駆動
手段を制御する記録時回転制御工程と、情報の記録時に
前記実最適記録パワー算出工程により算出された最適記
録パワーPw(i)に基づき光源の発光パワーを制御しな
がら記録を行わせる記録時光源制御工程と、を備える。
【0025】従って、2種類以上の異なる記録速度に適
した最適記録パワーの累乗近似により最適記録パワーの
特性を取得し、この最適記録パワーの特性から線速度V
(i)における最適記録パワーPw(i)を算出して記録を
行わせることにより、1つの記録速度に適した記録パワ
ーを最適記録パワーとする従来のCLV記録方式の場合
に比べて、線速度V(i)に適したより適正な最適記録パ
ワーPw(i)の決定となり、より適正な記録パワーで記
録を行わせることができ、信頼性の高い記録品質を得る
ことができる。
【0026】請求項11記載の発明の光ディスク装置の
記録動作制御方法は、記録中の半径位置に応じた線速度
V(i)を随時検出する線速度検出工程と、記録に先立
ち、記録線密度が一定で記録可能な光ディスク上の内周
側の試し書き領域と外周側の試し書き領域とで異なる記
録速度vにおける各々の最適記録パワーPvを求める最
適記録パワー算出工程と、求められた各々の最適記録パ
ワーPvを1次近似することにより最適記録パワーの特
性を取得する特性取得工程と、取得された前記最適記録
パワーの特性に基づき記録中の線速度V(i)における最
適記録パワーPw(i)を算出する実最適記録パワー算出
工程と、情報の記録時に前記光ディスクをその半径位置
に応じて線速度を変化させて回転駆動させるように回転
駆動手段を制御する記録時回転制御工程と、情報の記録
時に前記実最適記録パワー算出工程により算出された最
適記録パワーPw(i)に基づき光源の発光パワーを制御
しながら記録を行わせる記録時光源制御工程と、を備え
る。
【0027】従って、内周側の試し書き領域だけでなく
外周側の試し書き領域でも試し書きを行い最適記録パワ
ーを求めてこれらの最適記録パワーの1次近似により最
適記録パワーの特性を取得し、この最適記録パワーの特
性から線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を
算出して記録を行わせることにより、1つの記録速度に
適した記録パワーを最適記録パワーとする従来のCLV
記録方式の場合に比べて、線速度V(i)に適したより適
正な最適記録パワーPw(i)の決定となり、より適正な
記録パワーで記録を行わせることができ、信頼性の高い
記録品質を得ることができる。
【0028】請求項12記載の発明の光ディスク装置の
記録動作制御方法は、記録中の半径位置に応じた線速度
V(i)を随時検出する線速度検出工程と、記録に先立
ち、記録線密度が一定で記録可能な光ディスク上の内周
側の試し書き領域と外周側の試し書き領域とで各々少な
くとも1種類以上の記録速度vの各々の最適記録パワー
Pvを求める最適記録パワー算出手段と、求められた各
々の最適記録パワーPvを累乗近似することにより最適
記録パワーの特性を取得する特性取得工程と、取得され
た前記最適記録パワーの特性に基づき記録中の線速度V
(i)における最適記録パワーPw(i)を算出する実最適
記録パワー算出工程と、情報の記録時に前記光ディスク
をその半径位置に応じて線速度を変化させて回転駆動さ
せるように回転駆動手段を制御する記録時回転制御工程
と、情報の記録時に前記実最適記録パワー算出工程によ
り算出された最適記録パワーPw(i)に基づき光源の発
光パワーを制御しながら記録を行わせる記録時光源制御
工程と、を備える。
【0029】従って、内周側の試し書き領域だけでなく
外周側の試し書き領域でも各々少なくとも1種類以上の
記録速度について試し書きを行い最適記録パワーを求め
てこれらの最適記録パワーの累乗近似により最適記録パ
ワーの特性を取得し、この最適記録パワーの特性から線
速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を算出して
記録を行わせることにより、1つの記録速度に適した記
録パワーを最適記録パワーとする従来のCLV記録方式
の場合に比べて、線速度V(i)に適したより適正な最適
記録パワーPw(i)の決定となり、より適正な記録パワ
ーで記録を行わせることができ、信頼性の高い記録品質
を得ることができる。
【0030】請求項13記載の発明の情報処理装置は、
請求項1ないし6の何れか一記載の光ディスク装置を内
蔵することを特徴とする。
【0031】従って、請求項1ないし6の何れか一記載
の光ディスク装置を内蔵しているので、CAV方式等を
用いた実際の記録動作時にその記録中の線速度線速度V
(i)に適した記録パワーで記録を行わせることができ、
記録品質の信頼性の高い光ディスク装置を記憶装置等と
して利用できる情報処理装置を提供することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。本実施の形態の光ディ
スク装置は、記録可能で記録線密度が一定なCD−RW
(CD−Rewritable)なる光ディスク1を対象とする
情報記録再生装置への適用例を示す。図1はこの情報記
録再生装置(ドライブ装置)の構成を示す概略ブロック
図である。
【0033】光ディスク1は回転駆動手段としてのスピ
ンドルモータ2によって回転駆動される。スピンドルモ
ータ2はモータドライバ3とサーボ手段4とによって線
速度一定(CLV)方式又は回転数一定(CAV)方式
となるように制御される。光ピックアップ5は特に図示
しない光源としての半導体レーザ、光学系、フォーカシ
ングアクチュエータ、トラッキングアクチュエータ、受
光素子、ポジションセンサ等を内蔵しており、レーザ光
を光ディスク1の記録面に照射する。
【0034】光ピックアップ5は図示しないシークモー
タによりスレッジ方向(ディスク半径方向)に移動可能
とされている。これらのフォーカシングアクチュエー
タ、トラッキングアクチュエータ、シークモータは受光
素子やポジションセンサから得られる信号に基づきモー
タドライバ3とサーボ手段4とによってレーザスポット
を光ディスク1上の目的の場所に位置させるように制御
する。
【0035】データ再生時には、光ピックアップ5で得
られた再生信号をリードアンプ6で増幅して2値化した
後、CDデコーダ7に入力してデインターリーブとエラ
ー訂正の処理を行う。さらに、そのデインターリーブと
エラー訂正の処理後のデータをCD−ROMデコーダ8
に入力してデータの信頼性を高めるためのエラー訂正処
理を行う。
【0036】その後、CD−ROMデコーダ8で処理し
たデータをバッファマネージャ9によって一旦バッファ
RAM10に蓄積し、セクタデータとして揃ったときに
ATAPIやSCSI等のホストインタフェース(I/
F)11によってホスト側へ一気に転送する。
【0037】一方、データ記録時には、ATAPIやS
CSI等のI/F11によってホストから転送されたデ
ータを受信すると、そのデータをバッファマネージャ9
によって一旦バッファRAM10に蓄積する。バッファ
RAM10に或る程度のデータが溜まったときに記録を
開始するが、その前にレーザスポットを書き込み開始地
点に位置させる。その書き込み開始地点はトラックの蛇
行によって予め光ディスク1に刻まれているウォブル信
号によって求められる。そのウォブル信号にはATIP
と称する絶対時間情報が含まれており、ATIPデコー
ダ12によってATIPの情報を取り出す。システムコ
ントローラ13は、この絶対時間情報から回転駆動され
ている光ディスク1の線速度を取得することができる。
【0038】また、ATIPデコーダ12が生成する同
期信号はCDエンコーダ14に入力されて正確な位置で
のデータの書き出しを可能にしている。バッファRAM
10のデータは、CD−ROMエンコーダ15やCDエ
ンコーダ14でエラー訂正コードの付加やインターリー
ブを行ってレーザコントロール回路(LDドライバ)1
6、光ピックアップ5を介して光ディスク1に記録され
る。
【0039】このような情報記録再生装置は、上述の各
部の動作を制御するとともに後述する各機能を実行する
ためのCPU17、ROM18及びRAM19からなる
マイクロコンピュータ構成のシステムコントローラ13
を備えている。
【0040】また、本実施の形態の情報記録再生装置に
あっては、工場出荷時等の段階で最適記録パワーPw
(i)に関する特性式として、 Pw(i)=a×(V(i)−v)+Pv+c …………(1) なる数式がバッファRAM10等のメモリを利用して予
め格納されている。(1)式中、a,cは設計により予
め設定されている定数、V(i)は記録中の半径位置に応
じた線速度、vは試し書き時に用いられる記録速度、P
vは試し書きにより求められた最適記録パワーである。
【0041】このような前提の下、本実施の形態におい
てシステムコントローラ13の制御により実行される記
録動作制御方法の一例を図2に示すフローチャートを参
照して説明する。当該情報記録再生装置に光ディスク1
をセットし、記録速度vを設定し、記録命令が発行され
ると(ステップS1)、記録に先立ち、指示された記録
速度vに対する最適記録パワーPvを決定するために光
ディスク1の内周に設けられているPCA領域中の所定
の半径位置のトラック上に光ピックアップ5をシークさ
せてOPCを行い(S2)、試し書きによる最適記録パ
ワーPvを取得する(S3)。これらのステップS2,
S3の処理が最適記録パワー算出手段又は最適記録パワ
ー算出工程の機能として実行される。OPCにより記録
速度vに対する最適記録パワーPvが得られると、これ
らの値v,Pvをメモリに格納されている前述の(1)
式中に代入しておく(S4)。
【0042】この後、光ディスク1をスピンドルモータ
2により所定回転数なるCAV方式で回転駆動させなが
ら、実際の記録動作を開始するが(S5)、ディスク内
周側から外周側にかけて線速度が増加していくCAV方
式の情報の記録においては、増加していく記録線速度V
(i)をATIPデコーダ12による絶対時間情報から随
時取得し(S6)、この記録中の線速度V(i)の値を前
述した(1)式に代入することにより(S7)、線速度
V(i)に対する最適記録パワーPw(i)を算出・決定す
る(S8)。これより増加していく記録線速度V(i)に
対応した最適記録パワーPw(i)を得る。ステップS6
の処理が線速度検出手段又は線速度検出工程の機能とし
て実行され、ステップS7,S8の処理が実最適記録パ
ワー算出手段又は実最適記録パワー算出工程の機能とし
て実行される。
【0043】記録中の線速度V(i)に対して得られた最
適記録パワーPw(i)情報を、サーボ手段4、モータド
ライバ3を経由して光ピックアップ5に送り、得られた
最適記録パワーPw(i)に基づきLDドライバ16を介
して光ピックアップ5中の半導体レーザの発光パワーを
制御しながらCAV方式の下で光ディスク1に対する記
録動作を行わせることで(S9)、安定した記録品質の
情報の記録を実現できる。このステップS9中の半導体
レーザの発光パワー制御が、記録時光源制御手段又は記
録時光源制御工程の機能として実行される。記録線速度
V(i)が変速された場合には(S11のY)、変速され
た記録線速度V(i)を取得し(S6)、同様の処理を繰
返す。
【0044】なお、前述の最適記録パワーPw(i)を求
める演算処理は、OPCを行った後実際に情報を記録す
る前に全ての記録速度V(i)に対して演算してもよく、
又は、OPC後情報の記録処理の最中に演算を行って
も、どのタイミングに行っても良い(以降の各実施の形
態でも同様である)。
【0045】ユーザの指定した容量の記録情報がディス
クに記録された後(S10のY)、ユーザに対して情報
の記録終了を通知し、一連の情報の記録処理を終了する
(S12)。
【0046】図3は前述した(1)式の特性及びこの
(1)式に基づき記録中の線速度V(i)に対して得られ
た最適記録パワーPw(i)の関係を示す特性図である。
【0047】従って、本実施の形態によれば、CAV方
式のように光ディスク1の半径位置に応じて線速度V
(i)の変速を伴う情報の記録に際して、Pw(i)=a×
(V(i)−v)+Pv+cなる光ディスク1の記録特性
に適した(1)式を利用して線速度V(i)における最適
記録パワーPw(i)を随時算出して記録を行わせること
により、1つの記録速度に適した記録パワーを最適記録
パワーとする従来のCLV記録方式の場合に比べて、線
速度V(i)に適したより適正な最適記録パワーPw(i)
の決定となり、より適正な記録パワーで記録を行わせる
ことができ、信頼性の高い記録品質を得ることができ
る。
【0048】本発明の第二の実施の形態を図4及び図5
に基づいて説明する。第一の実施の形態で示した部分と
同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する(以
降の各実施の形態でも同様とする)。
【0049】本実施の形態は、基本的には第一の実施の
形態と同様であるが、一般に、光ディスク1の最適記録
パワーは記録速度の1/2乗に比例することが知られて
いることから、(1)式に代えて、 Pw(i)=a×Pv×(V(i)/v)+c …………(2) 式を用いるようにしたものである。nは実数であり、例
えば、n=1/2とされる。本実施の形態の情報記録再
生装置にあっては、工場出荷時等の段階で最適記録パワ
ーPw(i)に関する特性式として、上記の(2)式がバ
ッファRAM10等のメモリを利用して予め格納されて
いる。
【0050】このような前提の下、本実施の形態では、
ステップS4に対応するステップS21の処理におい
て、OPCにより記録速度vに対する最適記録パワーP
vが得られると、これらの値v,Pvをメモリに格納さ
れている前述の(2)式中に代入しておく。また、ステ
ップS7に対応するステップS22の処理において、記
録中の線速度V(i)の値を前述した(2)式に代入する
ことにより、線速度V(i)に対する最適記録パワーPw
(i)を算出・決定する(S8)。これより増加していく
記録線速度V(i)に対応した最適記録パワーPw(i)を
得る。ステップS22,S8の処理が実最適記録パワー
算出手段又は実最適記録パワー算出工程の機能として実
行される。
【0051】図5は前述した(1)式の特性及びこの
(1)式に基づき記録中の線速度V(i)に対して得られ
た最適記録パワーPw(i)の関係を示す特性図である。
【0052】従って、本実施の形態によれば、CAV方
式のように光ディスク1の半径位置に応じて線速度V
(i)の変速を伴う情報の記録に際して、Pw(i)=a×
(V(i)−v)+Pv+cなる光ディスク1の記録特性
に適した(1)式を利用して線速度V(i)における最適
記録パワーPw(i)を随時算出して記録を行わせること
により、1つの記録速度に適した記録パワーを最適記録
パワーとする従来のCLV記録方式の場合に比べて、線
速度V(i)に適したより適正な最適記録パワーPw(i)
の決定となり、より適正な記録パワーで記録を行わせる
ことができ、信頼性の高い記録品質を得ることができ
る。
【0053】本発明の第三の実施の形態を図6及び図7
に基づいて説明する。本実施の形態は、予め設定記憶さ
れた特性式を用いることなく、複数の記録速度による試
し書きにより最適記録パワーの特性を取得し、取得され
たこの最適記録パワーに基づき線速度V(i)における最
適記録パワーPw(i)を求めるようにしたものである。
【0054】なお、本実施の形態の情報記録再生装置は
ディスク内周での最高記録線速度が12倍速で外周での
最高記録線速度が32倍速なる性能を有して、CAV方
式で情報の記録を行うものとする。そして、ユーザが例
えば8倍速CAV方式(最外周では20倍速なる線速度
になる)で記録を行うように記録速度を指定し、記録す
る情報の容量がディスクのユーザ領域の最外周まで必要
とする場合を想定する。
【0055】当該情報記録再生装置にCD−RWなる光
ディスク1をセットしたユーザは、記録速度を指定し
(この場合は、8倍速CAV方式)、記録開始を本装置
に指示する(S1)。すると、最適記録パワーPw(i)
を求めるために情報記録処理の前処理であるOPCを行
う。ここに、本実施の形態では、ディスク内周のPCA
で可変速させながら少なくとも2種類以上の線速度vで
OPCを行う(S31)。この場合、PCAでユーザが
指定した内周の線速度8倍速から当該情報記録再生装置
のディスク内周における最高記録速度12倍速までのう
ち3種類の記録線速度v=8倍速、10倍速、12倍速
の3種類の記録速度でOPCを行い、各々の最適記録パ
ワーPv=P8,Pv=P10,Pv=P12を取得す
る(S32)。これらのステップS31,S32の処理
が最適記録パワー算出手段又は最適記録パワー算出工程
の機能として実行される。
【0056】その後、その結果(Pv=P8,P10,
P12)を累乗近似することにより(S33)、図7に
示すように記録対象となるディスクの最適記録パワー特
性を累乗近似式により求める(S34)。これらのステ
ップS33,S34の処理が特性取得手段又は特性取得
工程の機能として実行される。取得された最適記録パワ
ーの特性はメモリに記憶させる。
【0057】この後、光ディスク1をスピンドルモータ
2により所定回転数なるCAV方式で回転駆動させなが
ら、実際の記録動作を開始するが(S5)、ディスク内
周側から外周側にかけて線速度が増加していくCAV方
式の情報の記録においては、増加していく記録線速度V
(i)をATIPデコーダ12による絶対時間情報から随
時取得し(S6)、この記録中の線速度V(i)の値を前
述の如く取得した最適記録パワーの特性に代入すること
により(S35)、線速度V(i)に対する最適記録パワ
ーPw(i)を取得する(S8)。これより増加していく
記録線速度V(i)に対応した最適記録パワーPw(i)を
得る。ステップS35,S8の処理が実最適記録パワー
算出手段又は実最適記録パワー算出工程の機能として実
行される。
【0058】以降は、前述の実施の形態の場合と同様に
制御される。この場合、ユーザから指定された線速度で
ある8倍速から最外周における記録線速度である20倍
速までの最適記録パワーPw(i)を前述のディスクの記
録パワー特性から求め、記録線速度V(i)の変化に合わ
せてレーザの記録パワーを変化させ情報の記録を行って
いくこととなる。
【0059】図7は前述のように取得された最適記録パ
ワーの特性(累乗近似式)及びこの特性に基づき記録中
の線速度V(i)に対して得られた最適記録パワーPw
(i)の関係を示す特性図である。
【0060】従って、本実施の形態によれば、2種類以
上の異なる記録速度vに適した最適記録パワーPvの累
乗近似により最適記録パワーの特性を取得し、この最適
記録パワーの特性から線速度V(i)における最適記録パ
ワーPw(i)を算出して記録を行わせることにより、1
つの記録速度に適した記録パワーを最適記録パワーとす
る従来のCLV記録方式の場合に比べて、線速度V(i)
に適したより適正な最適記録パワーPw(i)の決定とな
り、より適正な記録パワーで記録を行わせることがで
き、信頼性の高い記録品質を得ることができる。特に、
実際に複数の記録速度vに基づき測定した最適記録パワ
ーPvの累乗近似により最適記録パワーの特性を取得し
ているので、予め設定されている数式(1)又は(2)
を用いる場合よりも、より当該光ディスク1及び当該情
報記録再生装置に適した最適記録パワーとなるので、よ
り一層、安定した品質の記録を行わせることができる。
【0061】本発明の第四の実施の形態を図8及び図9
に基づいて説明する。本実施の形態は、予め設定記憶さ
れた特性式を用いることなく、ディスク内周側とディス
ク外周側とで異なる記録速度による試し書きにより各々
最適記録パワーを求め、これらの最適記録パワーに基づ
きその特性を取得し、取得されたこの最適記録パワーに
基づき線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を
求めるようにしたものである。
【0062】なお、本実施の形態の情報記録再生装置
は、前述の実施の形態の場合と同様に、ディスク内周で
の最高記録線速度が12倍速で外周での最高記録線速度
が32倍速なる性能を有して、CAV方式で情報の記録
を行うものとする。そして、ユーザが例えば8倍速CA
V方式(最外周では20倍速なる線速度になる)で記録
を行うように記録速度を指定し、記録する情報の容量が
ディスクのユーザ領域の最外周まで必要とする場合を想
定する。
【0063】当該情報記録再生装置にCD−RWなる光
ディスク1をセットしたユーザは、記録速度を指定し
(この場合は、8倍速CAV方式)、記録開始を本装置
に指示する(S1)。すると、最適記録パワーPw(i)
を求めるために情報記録処理の前処理であるOPCを行
う。ここに、本実施の形態では、ディスク内周のPCA
で或る線速度vでOPCを行う(S41)。この場合、
PCAでユーザが指定した内周の線速度8倍速OPCを
行い、最適記録パワーPv=P8を取得し(S42)、
この結果はメモリに記憶させる。ここで、ディスク内周
のPCAでOPCを行うための記録線速度vはユーザの
指定した記録線速度でなくてもよく、ユーザの指定した
記録線速度よりも遅くても、また、内周で実行可能な最
高速の記録線速度でOPCを行ってもよく、要は、内周
で実行可能な最高速の記録線速度(この場合、12倍
速)を超えない限りどの速度でOPCを行っても構わな
い。
【0064】引き続き、ディスク外周側に光ピックアッ
プ5を移動させて外周側のPCAで或る線速度vでOP
Cを行う(S43)。この場合、PCAでユーザが指定
した内周の線速度8倍速対応の最外周での記録線速度で
ある20倍速OPCを行い、最適記録パワーPv=P2
0を取得し(S44)、この結果はメモリに記憶させ
る。このようなディスク外周でのOPCとは、光ディス
ク1上に記録された推奨記録パワーデータを読み取り、
光ディスク1のユーザ領域より外周にあるユーザも使用
しない領域に推奨記録パワーデータを基にして種々の記
録パワーで試し書きをし、その再生結果が最良である記
録パワーを情報の記録パワーとして決定する処理のこと
である。ここで、ディスク外周のPCAでOPCを行う
ための記録線速度vはユーザの指定した記録線速度に対
応する最外周の記録線速度(ここでは、20倍速)でな
くてもよく、ユーザの指定した記録線速度に対応する最
外周の記録線速度よりも遅くても、また、外周で実行可
能な最高速の記録線速度でOPCを行ってもよく、要
は、外周で実行可能な最高速の記録線速度(この場合、
32倍速)を超えない限りどの速度でOPCを行っても
構わない。これらのステップS41〜S44の処理が最
適記録パワー算出手段又は最適記録パワー算出工程の機
能として実行される。
【0065】その後、光ディスク1の内周、外周で行っ
た2つのOPC結果(Pv=P8,P20)を1次近似
することにより(S45)、図9に示すように記録対象
となる光ディスク1の最適記録パワー特性を1次近似式
により取得し(S46)、メモリに記憶する。これらの
ステップS45,S46の処理が特性取得手段又は特性
取得工程の機能として実行される。
【0066】この後、光ディスク1をスピンドルモータ
2により所定回転数なるCAV方式で回転駆動させなが
ら、実際の記録動作を開始するが(S5)、ディスク内
周側から外周側にかけて線速度が増加していくCAV方
式の情報の記録においては、増加していく記録線速度V
(i)をATIPデコーダ12による絶対時間情報から随
時取得し(S6)、この記録中の線速度V(i)の値を前
述の如く取得した最適記録パワーの特性に代入すること
により(S47)、線速度V(i)に対する最適記録パワ
ーPw(i)を取得する(S8)。これより増加していく
記録線速度V(i)に対応した最適記録パワーPw(i)を
得る。ステップS47,S8の処理が実最適記録パワー
算出手段又は実最適記録パワー算出工程の機能として実
行される。
【0067】以降は、前述の実施の形態の場合と同様に
制御される。この場合、ユーザから指定された線速度で
ある8倍速から最外周における記録線速度である20倍
速までの最適記録パワーPw(i)を前述のディスクの記
録パワー特性から求め、記録線速度V(i)の変化に合わ
せてレーザの記録パワーを変化させ情報の記録を行って
いくこととなる。
【0068】図9は前述のように取得された最適記録パ
ワーの特性(1次近似式)及びこの特性に基づき記録中
の線速度V(i)に対して得られた最適記録パワーPw
(i)の関係を示す特性図である。
【0069】従って、本実施の形態によれば、光ディス
ク1の内周側PCAと外周側PCAとで異なる記録速度
vに適した最適記録パワーPvを求め、これらの最適記
録パワーの1次近似により最適記録パワーの特性を取得
し、この最適記録パワーの特性から線速度V(i)におけ
る最適記録パワーPw(i)を算出して記録を行わせるこ
とにより、1つの記録速度に適した記録パワーを最適記
録パワーとする従来のCLV記録方式の場合に比べて、
線速度V(i)に適したより適正な最適記録パワーPw
(i)の決定となり、より適正な記録パワーで記録を行わ
せることができ、信頼性の高い記録品質を得ることがで
きる。特に、実際にディスク内周側とディスク外周側と
で異なる記録速度vに基づき測定した最適記録パワーP
vの1次近似により最適記録パワーの特性を取得してい
るので、予め設定されている数式(1)又は(2)を用
いる場合よりも、より当該光ディスク1及び当該情報記
録再生装置に適した最適記録パワーとなるので、より一
層、安定した品質の記録を行わせることができる。
【0070】本発明の第五の実施の形態を図10及び図
11に基づいて説明する。本実施の形態は、前述の第三
の実施の形態と第四の実施の形態とを組合せたもので、
ディスク内周側とディスク外周側とで各々異なる複数の
記録速度による試し書きにより各々最適記録パワーを求
め、これらの最適記録パワーに基づきその特性を取得
し、取得されたこの最適記録パワーに基づき線速度V
(i)における最適記録パワーPw(i)を求めるようにし
たものである。
【0071】従って、本実施の形態の情報記録再生装置
もディスク内周での最高記録線速度が12倍速で外周で
の最高記録線速度が32倍速なる性能を有して、CAV
方式で情報の記録を行うものとする。そして、ユーザが
例えば8倍速CAV方式(最外周では20倍速なる線速
度になる)で記録を行うように記録速度を指定し、記録
する情報の容量がディスクのユーザ領域の最外周まで必
要とする場合を想定する。
【0072】当該情報記録再生装置にCD−RWなる光
ディスク1をセットしたユーザは、記録速度を指定し
(この場合は、8倍速CAV方式)、記録開始を本装置
に指示する(S1)。すると、最適記録パワーPw(i)
を求めるために情報記録処理の前処理であるOPCを行
う。ここに、本実施の形態では、ディスク内周のPCA
で可変速させながら少なくとも1種類以上の線速度vで
OPCを行う(S31)。この場合、PCAでユーザが
指定した内周の線速度8倍速から当該情報記録再生装置
のディスク内周における最高記録速度12倍速までのう
ち3種類の記録線速度v=8倍速、10倍速、12倍速
の3種類の記録速度でOPCを行い、各々の最適記録パ
ワーPv=P8,Pv=P10,Pv=P12を取得し
(S32)、メモリに記憶させる。ここで、ディスク内
周のPCAでOPCを行うための記録線速度vはユーザ
の指定した記録線速度よりも遅くても速くてもよく、要
は、内周で実行可能な最高速の記録線速度(この場合、
12倍速)を超えない限り、1種類以上何種類の記録線
速度でOPCを行っても構わない。
【0073】引き続き、ディスク外周側に光ピックアッ
プ5を移動させて外周側のPCAで可変速させながら少
なくとも1種類以上の線速度vでOPCを行う(S3
6)。この場合、PCAでユーザが指定した内周の線速
度8倍速に対応する最外周での記録線速度20倍速から
当該情報記録再生装置のディスク外周における最高記録
速度32倍速までのうち3種類の記録線速度v=20倍
速、24倍速、32倍速の3種類の記録速度でOPCを
行い、各々の最適記録パワーPv=P20,Pv=P2
4,Pv=P32を取得し(S37)、メモリに記憶さ
せる。ここで、ディスク外周のPCAでOPCを行うた
めの記録線速度vはユーザの指定した記録線速度に対応
する最外周での記録線速度よりも遅くても速くてもよ
く、要は、外周で実行可能な最高速の記録線速度(この
場合、32倍速)を超えない限り、1種類以上何種類の
記録線速度でOPCを行っても構わない。
【0074】これらのステップS31,S32並びにS
36,S37の処理が最適記録パワー算出手段又は最適
記録パワー算出工程の機能として実行される。
【0075】その後、その結果(Pv=P8,P10,
P12,P20,P24,P32)を累乗近似すること
により(S38)、図11に示すように記録対象となる
ディスクの最適記録パワー特性を累乗近似式により求め
る(S39)。これらのステップS38,S39の処理
が特性取得手段又は特性取得工程の機能として実行され
る。取得された最適記録パワーの特性はメモリに記憶さ
せる。
【0076】この後、光ディスク1をスピンドルモータ
2により所定回転数なるCAV方式で回転駆動させなが
ら、実際の記録動作を開始するが(S5)、ディスク内
周側から外周側にかけて線速度が増加していくCAV方
式の情報の記録においては、増加していく記録線速度V
(i)をATIPデコーダ12による絶対時間情報から随
時取得し(S6)、この記録中の線速度V(i)の値を前
述の如く取得した最適記録パワーの特性に代入すること
により(S35)、線速度V(i)に対する最適記録パワ
ーPw(i)を取得する(S8)。これより増加していく
記録線速度V(i)に対応した最適記録パワーPw(i)を
得る。ステップS35,S8の処理が実最適記録パワー
算出手段又は実最適記録パワー算出工程の機能として実
行される。
【0077】以降は、前述の実施の形態の場合と同様に
制御される。この場合、ユーザから指定された線速度で
ある8倍速から最外周における記録線速度である20倍
速までの最適記録パワーPw(i)を前述のディスクの記
録パワー特性から求め、記録線速度V(i)の変化に合わ
せてレーザの記録パワーを変化させ情報の記録を行って
いくこととなる。
【0078】図11は前述のように取得された最適記録
パワーの特性(累乗近似式)及びこの特性に基づき記録
中の線速度V(i)に対して得られた最適記録パワーPw
(i)の関係を示す特性図である。
【0079】従って、本実施の形態によれば、第三又は
第四の実施の形態の場合と同様な効果が得られるが、特
に、内周側/外周側双方のPCAでの試し書きにより、
より多くの記録線速度vについて最適記録パワーPvを
求めてから、最適記録パワーの特性を取得するようにし
ているので、より実際の光ディスク1及び当該情報記録
再生装置に適した最適記録パワーで記録を行わせること
ができ、安定した品質の記録を行わせることができる。
【0080】本発明の第六の実施の形態を図12に基づ
いて説明する。本実施の形態は、情報処理装置としてパ
ーソナルコンピュータ21に適用したものであり、3.
5型FDドライブ装置22の他に、各実施の形態で前述
したような光ディスク装置23をCD−RWドライブと
して内蔵(一体に内蔵させたタイプでも、いわゆるビル
トインタイプでもよい)した構成とされている。従っ
て、ホストもパーソナルコンピュータ21内に内蔵され
ている。
【0081】このようなパーソナルコンピュータ21に
よれば、上述したような光ディスク装置23を内蔵して
いるので、実際の記録動作時、OPC動作に基づき記録
中の線速度V(i)に対応した適正な最適記録パワーを求
めることができ、CAV方式等による記録を確実に行な
わせることができる光ディスク装置23を記憶装置等と
して利用できるパーソナルコンピュータ21を提供する
ことができる。
【0082】もっとも、本実施の形態のようにパーソナ
ルコンピュータ21に内蔵されたタイプの光ディスク装
置に限らず、単体で設けられ、外部のホスト等の情報処
理装置に接続された形態であってもよい。また、ディス
クトップ型のパーソナルコンピュータ21に限らず、ノ
ートパソコン等の携帯型であってもよい。
【0083】
【発明の効果】請求項1記載の発明の光ディスク装置に
よれば、CAV方式のように光ディスクの半径位置に応
じて線速度の変速を伴う情報の記録に際して、Pw(i)
=a×(V(i)−v)+Pv+cなる光ディスクの記録
特性に適した数式を利用して線速度V(i)における最適
記録パワーPw(i)を算出して記録を行わせるようにし
たので、1つの記録速度に適した記録パワーを最適記録
パワーとする従来のCLV記録方式の場合に比べて、線
速度V(i)に適したより適正な最適記録パワーPw(i)
の決定となり、より適正な記録パワーで記録を行わせる
ことができ、信頼性の高い記録品質を得ることができ
る。
【0084】請求項2記載の発明の光ディスク装置によ
れば、CAV方式のように光ディスクの半径位置に応じ
て線速度の変速を伴う情報の記録に際して、Pw(i)=
a×Pv×(V(i)/v)+cなる光ディスクの記録
特性に適した数式を利用して線速度V(i)における最適
記録パワーPw(i)を算出して記録を行わせるようにし
たので、1つの記録速度に適した記録パワーを最適記録
パワーとする従来のCLV記録方式の場合に比べて、線
速度V(i)に適したより適正な最適記録パワーPw(i)
の決定となり、より適正な記録パワーで記録を行わせる
ことができ、信頼性の高い記録品質を得ることができ、
特に、光ディスクの最適記録パワーは記録速度の1/2
乗に比例することが知られているので、請求項3記載の
発明のように、実数nを1/2とすることにより、光デ
ィスクの最適記録パワーと記録速度の関係により近い特
性を利用して最適記録パワーを決定することができる。
【0085】請求項4記載の発明の光ディスク装置によ
れば、2種類以上の異なる記録速度に適した最適記録パ
ワーの累乗近似により最適記録パワーの特性を取得し、
この最適記録パワーの特性から線速度V(i)における最
適記録パワーPw(i)を算出して記録を行わせるように
したので、1つの記録速度に適した記録パワーを最適記
録パワーとする従来のCLV記録方式の場合に比べて、
線速度V(i)に適したより適正な最適記録パワーPw
(i)の決定となり、より適正な記録パワーで記録を行わ
せることができ、信頼性の高い記録品質を得ることがで
きる。
【0086】請求項5記載の発明の光ディスク装置によ
れば、内周側の試し書き領域だけでなく外周側の試し書
き領域でも試し書きを行い最適記録パワーを求めてこれ
らの最適記録パワーの1次近似により最適記録パワーの
特性を取得し、この最適記録パワーの特性から線速度V
(i)における最適記録パワーPw(i)を算出して記録を
行わせるようにしたので、1つの記録速度に適した記録
パワーを最適記録パワーとする従来のCLV記録方式の
場合に比べて、線速度V(i)に適したより適正な最適記
録パワーPw(i)の決定となり、より適正な記録パワー
で記録を行わせることができ、信頼性の高い記録品質を
得ることができる。
【0087】請求項6記載の発明の光ディスク装置によ
れば、内周側の試し書き領域だけでなく外周側の試し書
き領域でも各々少なくとも1種類以上の記録速度につい
て試し書きを行い最適記録パワーを求めてこれらの最適
記録パワーの累乗近似により最適記録パワーの特性を取
得し、この最適記録パワーの特性から線速度V(i)にお
ける最適記録パワーPw(i)を算出して記録を行わせる
ようにしたので、1つの記録速度に適した記録パワーを
最適記録パワーとする従来のCLV記録方式の場合に比
べて、線速度V(i)に適したより適正な最適記録パワー
Pw(i)の決定となり、より適正な記録パワーで記録を
行わせることができ、信頼性の高い記録品質を得ること
ができる。
【0088】請求項7記載の発明の光ディスク装置の記
録動作制御方法によれば、CAV方式のように光ディス
クの半径位置に応じて線速度の変速を伴う情報の記録に
際して、Pw(i)=a×(V(i)−v)+Pv+cなる
光ディスクの記録特性に適した数式を利用して線速度V
(i)における最適記録パワーPw(i)を算出して記録を
行わせるようにしたので、1つの記録速度に適した記録
パワーを最適記録パワーとする従来のCLV記録方式の
場合に比べて、線速度V(i)に適したより適正な最適記
録パワーPw(i)の決定となり、より適正な記録パワー
で記録を行わせることができ、信頼性の高い記録品質を
得ることができる。
【0089】請求項8記載の発明の光ディスク装置の記
録動作制御方法によれば、CAV方式のように光ディス
クの半径位置に応じて線速度の変速を伴う情報の記録に
際して、Pw(i)=a×Pv×(V(i)/v)+cな
る光ディスクの記録特性に適した数式を利用して線速度
V(i)における最適記録パワーPw(i)を算出して記録
を行わせるようにしたので、1つの記録速度に適した記
録パワーを最適記録パワーとする従来のCLV記録方式
の場合に比べて、線速度V(i)に適したより適正な最適
記録パワーPw(i)の決定となり、より適正な記録パワ
ーで記録を行わせることができ、信頼性の高い記録品質
を得ることができ、特に、光ディスクの最適記録パワー
は記録速度の1/2乗に比例することが知られているの
で、請求項9記載の発明のように、実数nを1/2とす
ることにより、光ディスクの最適記録パワーと記録速度
の関係により近い特性を利用して最適記録パワーを決定
することができる。
【0090】請求項10記載の発明の光ディスク装置の
記録動作制御方法によれば、2種類以上の異なる記録速
度に適した最適記録パワーの累乗近似により最適記録パ
ワーの特性を取得し、この最適記録パワーの特性から線
速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を算出して
記録を行わせるようにしたので、1つの記録速度に適し
た記録パワーを最適記録パワーとする従来のCLV記録
方式の場合に比べて、線速度V(i)に適したより適正な
最適記録パワーPw(i)の決定となり、より適正な記録
パワーで記録を行わせることができ、信頼性の高い記録
品質を得ることができる。
【0091】請求項11記載の発明の光ディスク装置の
記録動作制御方法によれば、内周側の試し書き領域だけ
でなく外周側の試し書き領域でも試し書きを行い最適記
録パワーを求めてこれらの最適記録パワーの1次近似に
より最適記録パワーの特性を取得し、この最適記録パワ
ーの特性から線速度V(i)における最適記録パワーPw
(i)を算出して記録を行わせることにより、1つの記録
速度に適した記録パワーを最適記録パワーとする従来の
CLV記録方式の場合に比べて、線速度V(i)に適した
より適正な最適記録パワーPw(i)の決定となり、より
適正な記録パワーで記録を行わせることができ、信頼性
の高い記録品質を得ることができる。
【0092】請求項12記載の発明の光ディスク装置の
記録動作制御方法によれば、内周側の試し書き領域だけ
でなく外周側の試し書き領域でも各々少なくとも1種類
以上の記録速度について試し書きを行い最適記録パワー
を求めてこれらの最適記録パワーの累乗近似により最適
記録パワーの特性を取得し、この最適記録パワーの特性
から線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を算
出して記録を行わせるようにしたので、1つの記録速度
に適した記録パワーを最適記録パワーとする従来のCL
V記録方式の場合に比べて、線速度V(i)に適したより
適正な最適記録パワーPw(i)の決定となり、より適正
な記録パワーで記録を行わせることができ、信頼性の高
い記録品質を得ることができる。
【0093】請求項13記載の発明の情報処理装置によ
れば、請求項1ないし6の何れか一記載の光ディスク装
置を内蔵しているので、CAV方式等を用いた実際の記
録動作時にその記録中の線速度線速度V(i)に適した記
録パワーで記録を行わせることができ、記録品質の信頼
性の高い光ディスク装置を記憶装置等として利用できる
情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す情報記録再生
装置のブロック図である。
【図2】本実施の形態の制御処理例を示すフローチャー
トである。
【図3】線速度−最適記録パワー特性図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態の制御処理例を示す
フローチャートである。
【図5】線速度−最適記録パワー特性図である。
【図6】本発明の第三の実施の形態の制御処理例を示す
フローチャートである。
【図7】線速度−最適記録パワー特性図である。
【図8】本発明の第四の実施の形態の制御処理例を示す
フローチャートである。
【図9】線速度−最適記録パワー特性図である。
【図10】本発明の第五の実施の形態の制御処理例を示
すフローチャートである。
【図11】線速度−最適記録パワー特性図である。
【図12】本発明の第六の実施の形態の情報処理装置を
示す外観斜視図である。
【符号の説明】 1 光ディスク 2 回転駆動手段 S2,S3 最適記録パワー算出手段、最適記録パ
ワー算出工程 S6 線速度検出手段、線速度検出工程 S7,S8 実最適記録パワー算出手段、実最適記
録パワー算出工程 S9 記録時高原制御手段、記録時高原制御
工程 S22,S8 実最適記録パワー算出手段、実最適記
録パワー算出工程 S31,S32 最適記録パワー算出手段、最適記録パ
ワー算出工程 S33,S34 特性取得手段、特性取得工程 S35,S8 実最適記録パワー算出手段、実最適記
録パワー算出工程 S36,S37 最適記録パワー算出手段、最適記録パ
ワー算出工程 S38,S39 特性取得手段、特性取得工程 S41〜S44 最適記録パワー算出手段、最適記録パ
ワー算出工程 S45,S46 特性取得手段、特性取得工程 S47,S8 実最適記録パワー算出手段、実最適記
録パワー算出工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 BB03 BB04 CC01 CC18 DD03 FF36 JJ12 KK02 5D119 AA23 AA24 BA01 BB02 BB04 DA01 HA19 HA27 HA28 HA45

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録線密度が一定で記録可能な光ディス
    クに照射する光を発する光源と、 前記光ディスクを記録時にはその半径位置に応じて線速
    度を変化させて回転駆動させる回転駆動手段と、 記録中の半径位置に応じた線速度V(i)を随時検出する
    線速度検出手段と、 記録に先立ち、前記光ディスク上の試し書き領域におい
    て或る記録速度vにおける最適記録パワーPvを求める
    最適記録パワー算出手段と、 求められた最適記録パワーPvとそのときの記録速度v
    と定数a,cとに基づき記録中の線速度V(i)における
    最適記録パワーPw(i)を Pw(i)=a×(V(i)−v)+Pv+c により算出する実最適記録パワー算出手段と、 この実最適記録パワー算出手段により算出された最適記
    録パワーPw(i)に基づき前記光源の発光パワーを制御
    しながら記録を行わせる記録時光源制御手段と、を備え
    る光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 記録線密度が一定で記録可能な光ディス
    クに照射する光を発する光源と、 前記光ディスクを記録時にはその半径位置に応じて線速
    度を変化させて回転駆動させる回転駆動手段と、 記録中の半径位置に応じた線速度V(i)を随時検出する
    線速度検出手段と、 記録に先立ち、前記光ディスク上の試し書き領域におい
    て或る記録速度vにおける最適記録パワーPvを求める
    最適記録パワー算出手段と、 求められた最適記録パワーPvとそのときの記録速度v
    と定数a,cと実数nとに基づき記録中の線速度V(i)
    における最適記録パワーPw(i)を Pw(i)=a×Pv×(V(i)/v)+c により算出する実最適記録パワー算出手段と、 この実最適記録パワー算出手段により算出された最適記
    録パワーPw(i)に基づき前記光源の発光パワーを制御
    しながら記録を行わせる記録時光源制御手段と、を備え
    る光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 実数nが1/2である請求項2記載の光
    ディスク装置。
  4. 【請求項4】 記録線密度が一定で記録可能な光ディス
    クに照射する光を発する光源と、 前記光ディスクを記録時にはその半径位置に応じて線速
    度を変化させて回転駆動させる回転駆動手段と、 記録中の半径位置に応じた線速度V(i)を随時検出する
    線速度検出手段と、 記録に先立ち、前記光ディスク上の試し書き領域におい
    て少なくとも2種類以上の異なる記録速度vにおける各
    々の最適記録パワーPvを求める最適記録パワー算出手
    段と、 求められた各々の最適記録パワーPvを累乗近似するこ
    とにより最適記録パワーの特性を取得する特性取得手段
    と、 取得された前記最適記録パワーの特性に基づき記録中の
    線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を算出す
    る実最適記録パワー算出手段と、 この実最適記録パワー算出手段により算出された最適記
    録パワーPw(i)に基づき前記光源の発光パワーを制御
    しながら記録を行わせる記録時光源制御手段と、を備え
    る光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 記録線密度が一定で記録可能な光ディス
    クに照射する光を発する光源と、 前記光ディスクを記録時にはその半径位置に応じて線速
    度を変化させて回転駆動させる回転駆動手段と、 記録中の半径位置に応じた線速度V(i)を随時検出する
    線速度検出手段と、 記録に先立ち、前記光ディスク上の内周側の試し書き領
    域と外周側の試し書き領域とで異なる記録速度vにおけ
    る各々の最適記録パワーPvを求める最適記録パワー算
    出手段と、 求められた各々の最適記録パワーPvを1次近似するこ
    とにより最適記録パワーの特性を取得する特性取得手段
    と、 取得された前記最適記録パワーの特性に基づき記録中の
    線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を算出す
    る実最適記録パワー算出手段と、 この実最適記録パワー算出手段により算出された最適記
    録パワーPw(i)に基づき前記光源の発光パワーを制御
    しながら記録を行わせる記録時光源制御手段と、を備え
    る光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 記録線密度が一定で記録可能な光ディス
    クに照射する光を発する光源と、 前記光ディスクを記録時にはその半径位置に応じて線速
    度を変化させて回転駆動させる回転駆動手段と、 記録中の半径位置に応じた線速度V(i)を随時検出する
    線速度検出手段と、 記録に先立ち、前記光ディスク上の内周側の試し書き領
    域と外周側の試し書き領域とで各々少なくとも1種類以
    上の記録速度vの各々の最適記録パワーPvを求める最
    適記録パワー算出手段と、 求められた各々の最適記録パワーPvを累乗近似するこ
    とにより最適記録パワーの特性を取得する特性取得手段
    と、 取得された前記最適記録パワーの特性に基づき記録中の
    線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を算出す
    る実最適記録パワー算出手段と、 この実最適記録パワー算出手段により算出された最適記
    録パワーPw(i)に基づき前記光源の発光パワーを制御
    しながら記録を行わせる記録時光源制御手段と、を備え
    る光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 記録中の半径位置に応じた線速度V(i)
    を随時検出する線速度検出工程と、 記録に先立ち、記録線密度が一定で記録可能な光ディス
    ク上の試し書き領域において或る記録速度vにおける最
    適記録パワーPvを求める最適記録パワー算出工程と、 求められた最適記録パワーPvとそのときの記録速度v
    と定数a,cとに基づき記録中の線速度V(i)における
    最適記録パワーPw(i)を Pw(i)=a×(V(i)−v)+Pv+c により算出する実最適記録パワー算出工程と、 情報の記録時に前記光ディスクをその半径位置に応じて
    線速度を変化させて回転駆動させるように回転駆動手段
    を制御する記録時回転制御工程と、 情報の記録時に前記実最適記録パワー算出工程により算
    出された最適記録パワーPw(i)に基づき光源の発光パ
    ワーを制御しながら記録を行わせる記録時光源制御工程
    と、を備える光ディスク装置の記録動作制御方法。
  8. 【請求項8】 記録中の半径位置に応じた線速度V(i)
    を随時検出する線速度検出工程と、 記録に先立ち、記録線密度が一定で記録可能な光ディス
    ク上の試し書き領域において或る記録速度vにおける最
    適記録パワーPvを求める最適記録パワー算出工程と、 求められた最適記録パワーPvとそのときの記録速度v
    と定数a,cと実数nとに基づき記録中の線速度V(i)
    における最適記録パワーPw(i)を Pw(i)=a×Pv×(V(i)/v)+c により算出する実最適記録パワー算出工程と、 情報の記録時に前記光ディスクをその半径位置に応じて
    線速度を変化させて回転駆動させるように回転駆動手段
    を制御する記録時回転制御工程と、 情報の記録時に前記実最適記録パワー算出工程により算
    出された最適記録パワーPw(i)に基づき光源の発光パ
    ワーを制御しながら記録を行わせる記録時光源制御工程
    と、を備える光ディスク装置の記録動作制御方法。
  9. 【請求項9】 実数nが1/2である請求項8記載の光
    ディスク装置の記録動作制御方法。
  10. 【請求項10】 記録中の半径位置に応じた線速度V
    (i)を随時検出する線速度検出工程と、 記録に先立ち、記録線密度が一定で記録可能な光ディス
    ク上の試し書き領域において少なくとも2種類以上の異
    なる記録速度vにおける各々の最適記録パワーPvを求
    める最適記録パワー算出工程と、 求められた各々の最適記録パワーPvを累乗近似するこ
    とにより最適記録パワーの特性を取得する特性取得工程
    と、 取得された前記最適記録パワーの特性に基づき記録中の
    線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を算出す
    る実最適記録パワー算出工程と、 情報の記録時に前記光ディスクをその半径位置に応じて
    線速度を変化させて回転駆動させるように回転駆動手段
    を制御する記録時回転制御工程と、 情報の記録時に前記実最適記録パワー算出工程により算
    出された最適記録パワーPw(i)に基づき光源の発光パ
    ワーを制御しながら記録を行わせる記録時光源制御工程
    と、を備える光ディスク装置の記録動作制御方法。
  11. 【請求項11】 記録中の半径位置に応じた線速度V
    (i)を随時検出する線速度検出工程と、 記録に先立ち、記録線密度が一定で記録可能な光ディス
    ク上の内周側の試し書き領域と外周側の試し書き領域と
    で異なる記録速度vにおける各々の最適記録パワーPv
    を求める最適記録パワー算出工程と、 求められた各々の最適記録パワーPvを1次近似するこ
    とにより最適記録パワーの特性を取得する特性取得工程
    と、 取得された前記最適記録パワーの特性に基づき記録中の
    線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を算出す
    る実最適記録パワー算出工程と、 情報の記録時に前記光ディスクをその半径位置に応じて
    線速度を変化させて回転駆動させるように回転駆動手段
    を制御する記録時回転制御工程と、 情報の記録時に前記実最適記録パワー算出工程により算
    出された最適記録パワーPw(i)に基づき光源の発光パ
    ワーを制御しながら記録を行わせる記録時光源制御工程
    と、を備える光ディスク装置の記録動作制御方法。
  12. 【請求項12】 記録中の半径位置に応じた線速度V
    (i)を随時検出する線速度検出工程と、 記録に先立ち、記録線密度が一定で記録可能な光ディス
    ク上の内周側の試し書き領域と外周側の試し書き領域と
    で各々少なくとも1種類以上の記録速度vの各々の最適
    記録パワーPvを求める最適記録パワー算出手段と、 求められた各々の最適記録パワーPvを累乗近似するこ
    とにより最適記録パワーの特性を取得する特性取得工程
    と、 取得された前記最適記録パワーの特性に基づき記録中の
    線速度V(i)における最適記録パワーPw(i)を算出す
    る実最適記録パワー算出工程と、 情報の記録時に前記光ディスクをその半径位置に応じて
    線速度を変化させて回転駆動させるように回転駆動手段
    を制御する記録時回転制御工程と、 情報の記録時に前記実最適記録パワー算出工程により算
    出された最適記録パワーPw(i)に基づき光源の発光パ
    ワーを制御しながら記録を行わせる記録時光源制御工程
    と、を備える光ディスク装置の記録動作制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし6の何れか一記載の光
    ディスク装置を内蔵することを特徴とする情報処理装
    置。
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