JP2003067935A - 光ディスク記録方法及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク記録方法及び光ディスク装置

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JP2003067935A JP2001261036A JP2001261036A JP2003067935A JP 2003067935 A JP2003067935 A JP 2003067935A JP 2001261036 A JP2001261036 A JP 2001261036A JP 2001261036 A JP2001261036 A JP 2001261036A JP 2003067935 A JP2003067935 A JP 2003067935A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、特性の悪い光ディスクでは高速
記録ができず、安定した記録と高速記録とを両立させる
ことができないという課題を解決しようとするものであ
る。 【解決手段】 この発明は、光ディスク1にZCLV方
式で記録を行う光ディスク装置において、記録を行う光
ディスク1の特性によって、該光ディスク1上の記録速
度を変化させる位置を変更する変更手段16を有するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク記録方法
及び光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−R/RW(CD−Recordable/
Rewritable)に代表される、スパイラル状(渦巻き
状)のトラックを持つ記録媒体に情報を記録する光ディ
スク装置は、一般的には光ディスクを線速度一定で回転
制御するCLV(Constant Linear Velocity:線
速度一定)方式である。CLV方式では、光ディスクは
単位時間に光ピックアップ上を通過するトラックの長さ
が一定になるように回転速度が制御されるので、光ディ
スクにおける記録媒体の内周に情報を記録するときは記
録媒体の回転速度が速く、記録媒体上の記録位置が記録
媒体の外周に行くに従って記録媒体の回転速度が遅くな
る。
【0003】CLV方式に対して、光ディスクを角速度
一定で回転制御するCAV(Constant Anglear Ve
locity:角速度一定)方式がある。CAV方式では、光
ピックアップによる記録媒体の記録位置によらず、常に
記録媒体の回転速度を一定にして情報を記録媒体に記録
する。
【0004】近年では、光ディスク装置の高速化競争も
激しく、光ディスクを回転させるスピンドルモータから
見ると、高速で回転する必要がある。CLV方式を採用
する光ディスク装置では、スピンドルモータから見る
と、光ピックアップが光ディスクの内周に情報を記録し
ているときには回転を速くする必要があり、光ピックア
ップが光ディスクの外周に情報を記録しているときには
回転を遅くしても良い。スピンドルモータの回転を速く
するには、高速に対応したモータやドライバ、回路を使
用する必要があり、スピンドルモータを低速のみに対応
させた場合に比べて、システム自体が大きくなり、また
コストアップになることは明らかである。
【0005】このような問題を解決するために、ZCL
V(Zone CLV)方式という方式が実用化されてい
る。このZCLV方式では、光ディスクの内周で記録速
度を遅くし、光ディスク上のある位置より外周に情報を
記録するときには記録速度を速めている。すなわち、記
録媒体の最内周に情報を記録するときは、スピンドルモ
ータが高速で回転する。そこから記録位置が記録媒体の
外周に行くに従い、CLV方式であるから、スピンドル
モータは連続的に回転が遅くなる。
【0006】通常のCLV方式では記録媒体の最外周ま
で連続的にスピンドルモータの回転速度が低下して行く
が、ZCLV方式では記録媒体上のある一定の位置まで
外周に来たところで一旦記録を中断し、記録速度を高速
にする。つまり、その位置でスピンドルモータの回転速
度を上げる。スピンドルモータの回転速度を上げたとこ
ろで記録を再開し、さらに記録媒体の外周に向かって情
報を記録して行くうちにスピンドルモータの回転速度が
連続的に遅くなる。これを所定回数繰り返し、スピンド
ルモータの回転速度を高速化しながら記録媒体の最外周
まで情報を記録する。
【0007】また、ZCLV方式の記録速度について説
明すると、光ディスクの記録媒体に記録される情報の密
度は、記録媒体上のトラック全周で同一であるから、単
位時間に光ピックアップの上を通過するトラックの長さ
と考えると分かりやすい。記録媒体の最内周から最外周
までの途中で二回記録速度を上げた場合の記録媒体上の
記録位置とスピンドルモータの回転速度との関係は図2
に示すようになる。このようなZCLV方式は、スピン
ドルモータの回転速度の上限をある速度に押さえたま
ま、より高速な記録を実現できる。
【0008】また、光ディスク上のスパイラル状のトラ
ックを複数のゾーンに分け、各ゾーンに対して異なるC
LV速度で記録を行うZCLV方式の光ディスク記録方
法において、複数の記録モードを設け、各記録モード毎
に、ゾーンを分割する分割時間と、各ゾーン毎のCLV
速度をゾーンパラメータとして記憶手段に格納してお
き、記録前に光ディスクの種別を光ディスク種別判断手
段で判断し、その判断結果により光ディスクの種別に適
したゾーンパラメータを前記記憶手段内の複数のゾーン
パラメータの中から選び、この選んだゾーンパラメータ
に対応する記録モードでZCLV記録を行い、記録速度
の最適化を行うことを特徴とする光ディスク記録方法が
提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ZCLV方式では、光
ディスクは、様々な企業、国で製造されており、偏心、
面ブレなど、光ディスクの特性もまちまちである。光デ
ィスク装置において特性の悪い光ディスクを用いて高速
回転させた場合、フォーカスサーボやトラックサーボの
追従制御が破綻し、高速での記録ができない場合があ
る。
【0010】上記光ディスク記録方法は、情報を記録し
ようとする光ディスクが高速な記録に耐えられない場合
に、それを検知して、記憶手段に格納されている有限個
のゾーンパラメータの中から、当該光ディスクに記録可
能な速度のうち最速に記録できるゾーンパラメータを選
択するものである。
【0011】しかしながら、光ディスク装置において
は、記録パワーは光ディスクの種類によって大きく異な
る。これは、光ディスクに使用している記録膜材料の違
い、その膜厚、トラックの幅・深さなどの物理的な形状
によって光ディスクの記録特性が大きく異なるからであ
り、また、光ディスクの記録特性に合わせるべく記録パ
ルス幅を光ディスクの種類毎に加減しているためであ
る。
【0012】また、記録パワーは記録時のCLV速度
(CLV方式の記録速度)によって大きく異なる。一般
的には、記録パワーはCLV速度の平方根に比例すると
考えられるが、光ディスクの種類によつて記録パルス幅
を加減していることから記録パワーは光ディスクの種類
やCLV速度に大きく依存して変動する。
【0013】また、偏心や面ブレといった光ディスクの
機械特性は、光ディスクの種類によって大きく異なり、
光ディスクの製造メーカが使用しているスタンパーの精
度、抜き打ち精度、工程管理目標値などによって大きく
異なる。光ディスクの機械特性が悪いと、光ディスクを
高速回転させたときに光ディスク上の記録を行う光スポ
ットがトラックから外れるというトラック外れが起きる
危険がある。ZCLV方式で光ディスクを高速回転させ
る場合は、トラック外れによる記録中断を避けなければ
ならない。
【0014】従って、記録速度は光ディスクの機械特性
とのトレードオフにより決定してやる必要がある。光デ
ィスクの種類によって光ディスクの機械特性が異なるこ
とを考慮して、その光ディスクに対して、最も高速に記
録を行うことができ、かつ、トラック外れが起きない信
頼性の高い記録ができるように、記録媒体の複数のゾー
ン領域、及び、そのCLV速度を決定する方法が問題と
なる。
【0015】光ディスクは、種類が同一であっても、そ
の製造ばらつきによって、記録感度や機械特性がばらつ
く。また、光ディスク装置は、組み付け精度がばらつい
ており、光ディスクをローディングした時のチャッキン
グ(光ディスクの中心とその駆動モータの回転中心との
ずれ量)などもばらつき、相対的な光ディスクの機械精
度がばらついてしまう。また、光ディスク装置で使用し
ている半導体レーザの波長のばらつきにより、記録感度
特性もばらつく。これらの製造ばらつき要因によって、
最大書き込み可能速度(最大書き込み速度)もばらつい
てしまう。最大書き込み速度の製造ばらつきによる変動
を正しく検知して最大書き込み速度を設定することが必
要である。
【0016】これらに対して、上記光ディスク記録方法
では、記憶手段に格納されたゾークパラメータは、当然
有限個であり、いくつかのパターンを想定して予め生成
されているに過ぎず、その光ディスクについて、トラッ
ク外れを発生せずに記録可能な速度のゾーンパラメータ
であっても、真に最速に記録できるゾーンパラメータで
あるとは限らない。
【0017】本発明は、安定した記録と高速記録とを両
立させることができる光ディスク装置を提供することを
目的とする。さらに、本発明は、記録に失敗することな
く最速で記録を行うことができ、記録品質を損なわずに
高速記録を行うことができる光ディスク記録方法及び光
ディスク装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、光ディスクにZCLV方式
で記録を行う光ディスク装置において、記録を行う光デ
ィスクの特性によって、該光ディスク上の記録速度を変
化させる位置を変更する変更手段を有するものである。
【0019】請求項2に係る発明は、請求項1記載の光
ディスク装置において、前記変更手段は、光ディスク上
の記録速度を変化させる位置を、該光ディスクに予め記
録されたATIP情報から決定するものである。
【0020】請求項3に係る発明は、請求項1記載の光
ディスク装置において、前記変更手段は、光ディスク上
の記録速度を変化させる位置を、該光ディスクに対する
サーボ状態から決定するものである。
【0021】請求項4に係る発明は、請求項1記載の光
ディスク装置において、前記変更手段は、光ディスク上
の記録速度を変化させる位置を、該光ディスクの容量か
ら決定するものである。
【0022】請求項5に係る発明は、光ディスク上のス
パイラル状のトラックを複数のゾーンに分け、この複数
のゾーンに対して異なるCLV速度で記録を行うZCL
V方式の光ディスク記録方法において、記録中に光ディ
スクに対するフォーカスエラー信号の振幅情報を取得
し、この振幅情報から前記複数のゾーンの分割時間をリ
アルタイムで算出することを特徴とする。
【0023】請求項6に係る発明は、光ディスク上のス
パイラル状のトラックを複数のゾーンに分け、この複数
のゾーンに対して異なるCLV速度で記録を行うZCL
V方式の光ディスク記録方法において、記録中に光ディ
スクに対するトラックエラー信号の振幅情報を取得し、
この振幅情報から前記複数のゾーンの分割時間をリアル
タイムで算出することを特徴とする。
【0024】請求項7に係る発明は、光ディスク上のス
パイラル状のトラックを複数のゾーンに分け、この複数
のゾーンに対して異なるCLV速度で記録を行うZCL
V方式の光ディスク記録方法において、記録中に光ディ
スクに対するランニングOPC結果のパワー変動情報を
取得し、このパワー変動情報から前記複数のゾーンの分
割時間をリアルタイムで算出することを特徴とする。
【0025】請求項8に係る発明は、光ディスク上のス
パイラル状のトラックを複数のゾーンに分け、この複数
のゾーンに対して異なるCLV速度で記録を行うZCL
V方式の光ディスク記録方法において、記録中に光ディ
スクに対するフォーカスエラー信号及びトラックエラー
信号の振幅情報を取得し、この振幅情報から前記複数の
ゾーンの分割時間をリアルタイムで算出することを特徴
とする。
【0026】請求項9に係る発明は、光ディスク上のス
パイラル状のトラックを複数のゾーンに分け、この複数
のゾーンに対して異なるCLV速度で記録を行うZCL
V方式の光ディスク記録方法において、記録中に光ディ
スクに対するフォーカスエラー信号及びトラックエラー
信号の振幅情報を取得し、かつ、記録中に光ディスクに
対するランニングOPC結果のパワー変動情報を取得
し、このパワー変動情報及び前記振幅情報から前記複数
のゾーンの分割時間をリアルタイムで算出することを特
徴とする。
【0027】請求項10に係る発明は、光ディスク上の
スパイラル状のトラックを複数のゾーンに分け、この複
数のゾーンに対して異なるCLV速度で記録を行うZC
LV方式の光ディスク装置において、記録中に光ディス
クに対するフォーカスエラー信号の振幅情報を取得し、
この振幅情報を用いて次のゾーンへの切り替えを行うか
どうかを判定し、次のゾーンへの切り替えを行うと判定
した場合にゾーンの分割時間を算出し、この分割時間を
基にゾーンパラメータを生成し、このゾーンパラメータ
に対応する記録モードでZCLV記録を行い、記録速度
の最適化を行うものである。
【0028】請求項11に係る発明は、光ディスク上の
スパイラル状のトラックを複数のゾーンに分け、この複
数のゾーンに対して異なるCLV速度で記録を行うZC
LV方式の光ディスク装置において、記録中に光ディス
クに対するトラックエラー信号の振幅情報を取得し、こ
の振幅情報を用いて次のゾーンへの切り替えを行うかど
うかを判定し、次のゾーンへの切り替えを行うと判定し
た場合にゾーンの分割時間を算出し、この分割時間を基
にゾーンパラメータを生成し、このゾーンパラメータに
対応する記録モードでZCLV記録を行い、記録速度の
最適化を行うものである。
【0029】請求項12に係る発明は、光ディスク上の
スパイラル状のトラックを複数のゾーンに分け、この複
数のゾーンに対して異なるCLV速度で記録を行うZC
LV方式の光ディスク装置において、記録中に光ディス
クに対するランニングOPC結果のパワー変動情報を取
得し、このパワー変動情報を用いて次のゾーンへの切り
替えを行うかどうかを判定し、次のゾーンへの切り替え
を行うと判定した場合にゾーンの分割時間を算出し、こ
の分割時間を基にゾーンパラメータを生成し、このゾー
ンパラメータに対応する記録モードでZCLV記録を行
い、記録速度の最適化を行うものである。
【0030】請求項13に係る発明は、光ディスク上の
スパイラル状のトラックを複数のゾーンに分け、この複
数のゾーンに対して異なるCLV速度で記録を行うZC
LV方式の光ディスク装置において、記録中に光ディス
クに対するフォーカスエラー信号及びトラックエラー信
号の振幅情報を取得し、この振幅情報を用いて次のゾー
ンへの切り替えを行うかどうかを判定し、次のゾーンへ
の切り替えを行うと判定した場合にゾーンの分割時間を
算出し、この分割時間を基にゾーンパラメータを生成
し、このゾーンパラメータに対応する記録モードでZC
LV記録を行い、記録速度の最適化を行うものである。
【0031】請求項14に係る発明は、光ディスク上の
スパイラル状のトラックを複数のゾーンに分け、この複
数のゾーンに対して異なるCLV速度で記録を行うZC
LV方式の光ディスク装置において、記録中に光ディス
クに対するフォーカスエラー信号及びトラックエラー信
号の振幅情報を取得し、かつ、記録中に光ディスクに対
するランニングOPC結果のパワー変動情報を取得し、
このパワー変動情報及び前記振幅情報を用いて次のゾー
ンへの切り替えを行うかどうかを判定し、次のゾーンへ
の切り替えを行うと判定した場合にゾーンの分割時間を
算出し、この分割時間を基にゾーンパラメータを生成
し、このゾーンパラメータに対応する記録モードでZC
LV記録を行い、記録速度の最適化を行うものである。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態を示
す。この第1実施形態の光ディスク装置は、光ディスク
としてのCD−R/RWに情報の記録再生を行うもので
ある。光ディスク1はスピンドルモータ2により回転駆
動され、スピンドルモータ2はモータドライバ3により
光ディスク1がZCLV方式やCLV方式で回転するよ
うに駆動制御される。
【0033】光ピックアップ5は、レーザダイオードな
どのレーザ光源からレーザビームを出射し、このレーザ
ビームを対物レンズにより光ディスク1における記録媒
体のの記録面に集光させ、フォーカスサーボ、トラック
サーボの各サーボ手段(制御手段)4によりアクチュエ
ータの制御を行うことでフォーカスサーボ、トラックサ
ーボを行い、光ディスク1上に記録されているデータを
再生して再生信号を得、かつ、光ディスク1上にデータ
を記録する。
【0034】データ再生時には、光ピックアップ5で得
られた再生信号は、リードアンプ6で増幅されて2値化
された後、CDデコーダ7でデインターリーブとエラー
訂正の処理が行われる。CDデコーダ7からのデータは
CD−ROMデコーダ8によりデータの信頼性を高める
ためのエラー訂正処理が行われる。
【0035】CD−ROMデコーダ8からのデータは、
バッファマネージャ9によって、一旦バッファRAM1
0に蓄積され、セクタデータとして揃ったときにホスト
インターフェース(ホストI/F)11を介してホスト
(ホストコンピュータ:パーソナルコンピュータ)へ一
気に転送される。また、データが音楽データである場合
には、CDデコーダ7からのデータは図示しないD/A
コンバータによりアナログのオーディオ信号に変換され
て取り出される。
【0036】一方、データ記録時には、ホストからホス
トI/F11を介して送られてきたデータがバッファマ
ネージャ9によって一旦バッファRAM10に蓄積され
てからデータ記録が開始される。データ記録を開始する
前には、CPU16は、本実施形態の各部を制御して光
ディスク1のPCA(Power Calibration Area)
と呼ばれる試し書き領域で、OPC(Optimum Power
Calibration)を行わせて最適な記録パワーを求めて
設定する。
【0037】データ記録の開始前には光ディスク1上の
レーザ光スポットが書き込み開始地点に位置させられ
る。その書き込み開始位置は光ディスク1上のトラック
(プリグルーブ)の蛇行によって予め光ディスク1に刻
まれているウォブル信号であるATIP(Absolute
Time In Pre−groove)信号によって求められる。
ATIP信号は、光ディスク1上の絶対番地を示す時間
情報であり、ATIPデコーダ12によってリードアン
プ6からのデータより取り出されるとともに、ATIP
信号エラーが検出されてATIP信号の検出エラー率が
計測される。
【0038】また、ATIPデコーダ12が生成する同
期信号はCDエンコーダ13に入力されて正確な位置で
のデータの書き出しが可能となる。データ記録を行うと
きにはバッファRAM10からデータが読み出され、こ
のデータはCD−ROMエンコーダ14及びCDエンコ
ーダ13でエラー訂正コードの付加やインターリーブが
行われてレーザコントロール回路15、光ピックアップ
5を介して光ディスク1に記録される。制御手段として
のCPU16は、光ディスク装置の各部を集中的に制御
し、メモリ17にデータの読み書きを行う。
【0039】図2はZCLV方式で記録を行う時に光デ
ィスクにおける記録媒体の最内周から最外周までの途中
で二回記録速度を上げた場合の記録媒体上の記録位置r
とスピンドルモータの回転速度Rとの関係を示す。記録
速度を上げる記録位置まではスピンドルモータの回転速
度Rは徐々に低下して行く。これは、記録速度を一定に
するため、つまり、単位時間に光ピックアップ上を通過
するトラックの長さを一定にするように制御しているた
めである。
【0040】記録速度を上げる記録位置は、この記録位
置で上げられた記録速度でのスピンドルモータの回転速
度が、記録媒体の最内周にデータを記録するときのスピ
ンドルモータの回転速度と同一になるように決められる
べきである。これにより、記録媒体の内周で記録速度を
上げると、スピンドルモータはその分高速で回転する必
要があり、この高速回転に応じた設計が必要になってし
まう。また、記録速度を上げる記録位置を外周側にずら
せると、スピンドルモータは記録媒体の最内周にデータ
を記録するときより遅い速度で回転することになり、高
速記録のメリットが薄れてしまう。
【0041】スピンドルモータ2の回転速度をR[rp
m]とし、光ディスク1の中心から記録位置までの距離
をr[mm]とすると、記録位置での線速v[m/s]は、 V=2*π*(r/1000)*(R/60) で与えられる。但し、πは円周率である。CLV方式で
は、線速一定であるから、vは一定である。光ディスク
1上の記録位置が外周に行くにつれてrが大きくなれ
ば、Rは小さくなる。記録速度は線速のみに依存するた
め、CLV方式では記録速度は一定である。
【0042】スピンドルモータ2の回転速度Rの上限を
Rmaxとすると、最内周の記録位置がr1であるとき、線
速V1は、 V1=2*π*(r1/1000)*(Rmax/60) となる。ここで、光ディスク1の外周ではスピンドルモ
ータ2の回転速度Rは低くなり、スピンドルモータ2に
余裕ができるため、光ディスク1上のある位置r2から
記録速度を高速化して線速をv2とすると、 v2=2*π*(r2/1000)*(Rmax/60) で与えられる。r1<r2であるから、v1<v2である。
【0043】v2が一定になるように制御されるために
r2より外周での記録ではスピンドルモータ2の回転速
度Rが小さくなるから、スピンドルモータ2の回転速度
RはRmaxを上限としたままで、r2より外周では線速v
2の記録速度で記録ができる。同様に、さらに外周のあ
る位置r3から記録速度を高速化して線速をv3とする
と、 v3=2*π*(r3/1000)*(Rmax/60) となり、r2<r3であるからv2<v3であり、さらに記
録速度を向上させることができる。
【0044】記録速度を上げる位置では、一旦記録が中
断される。ISO9660フォーマットなど、マスタリングの
時点でトラックを任意に切ることができるフォーマット
でデータを記録する場合には、予めその位置でトラック
が区切られるようにマスタリングすることで、その位置
をトラックの継ぎ目として記録を中断できる。また、既
に実用化されているJustLinkなどの技術を用いれば、
光ディスク上の任意の位置で一旦記録を中断し、記録速
度を変化させて記録を再開することが可能である。ま
た、パケット記録の場合には、パケットは光ディスク全
体の記録容量に比較して容量が非常に小さいので、記録
速度を上げる位置真近のパケットの書き終りで記録を中
断できる。
【0045】しかしながら、本実施形態の光ディスク装
置においては、単にRmaxに合わせて記録速度向上(記
録速度切替)を行うだけでなく、予定された記録速度向
上位置より手前で速度を向上しても記録品質に問題が無
いと判断される場合には予定位置より手前で速度を向上
させ、逆に予定された速度向上位置にて速度を向上する
と記録品質に問題が発生すると判断される場合には予定
位置より後で速度を向上させる。さらに、現在の速度で
記録し続けると記録品質に問題が発生すると判断される
場合には速度を低下させる。
【0046】図3は本実施形態の光ディスク装置の動作
フローを示す。本実施形態では、光ディスク1上のどの
場所で速度を向上させ若しくは低下させるかの判断基準
として、ATIP信号(ATIP情報)を使用する。A
TIP情報とは、未記録状態の光ディスク上に予め記録
されたアドレス情報であるが、その他に、光ディスクの
製造者に固有に割り当てられた情報なども含んでいる。
つまり、ATIP情報を読み取ることで、光ディスクの
特性を知ることができる。光ディスク装置の設計の段階
で、ATIP情報を持つ光ディスクに対して、最適な速
度の向上及び低下位置を予め評価によって決定すること
で、安定記録と高速記録を両立した記録速度制御が可能
となる。
【0047】すなわち、図3に示すように、CPU16
は、記録時にはATIPデコーダ12からATIP情報
を取得し、このATIP情報に基づいて、光ディスク1
上の最適な速度の向上及び低下位置を評価して予定され
た速度向上位置及び速度低下位置(速度変更アドレス)
を、速度向上を行えると共に記録品質に問題が無いよう
な速度変更アドレスに変更して決定した後に、本実施形
態の各部を制御して光ディスク1上の最初のゾーンへの
記録を上述のように開始させる。
【0048】CPU16は、光ディスク1上の記録位置
(記録アドレス)が上述の速度変更アドレスに到達しな
い時には記録終了まで記録をそのまま行わせ、光ディス
ク1上の記録位置(記録アドレス)が上述の速度変更ア
ドレスに到達した時毎に記録を中断させ、モータドライ
バ3にスピンドルモータ3の回転速度を所定の速度に変
更させて次のゾーンの記録を開始させる。
【0049】このように、第1実施形態によれば、記録
を行う光ディスク1の特性によって、該光ディスク1上
の記録速度を変化させる位置を変更する変更手段として
のCPU16を有するので、光ディスクの特性を得るこ
とによって安定記録と高速記録とを両立させることがで
きる。
【0050】また、第1実施形態によれば、変更手段と
してのCPU16は光ディスク1上の記録速度を変化さ
せる位置を、光ディスク1に予め記録されたATIP情
報から決定するので、光ディスクの特性をATIP情報
から得ることによって、安定記録と高速記録とを両立さ
せることができるように記録速度を変化させる位置を変
更することができる。
【0051】図4は本発明の第2実施形態の動作フロー
を示す。この第2実施形態では、上記第1実施形態にお
いて、図3に示す動作フローの代りに図4に示す動作フ
ローを行う。すなわち、CPU16は、記録時には、ま
ず、本実施形態の各部を制御して光ディスク1上への記
録を上述のように行わせ、サーボ状態を監視して光ディ
スク1の特性を判断する。
【0052】CPU16は、サーボ状態を示す信号とし
てサーボ手段4からのフォーカスエラー信号とトラック
エラー信号を用い、これらのフォーカスエラー信号及び
トラックエラー信号の状態を監視してフォーカスエラー
信号とトラックエラー信号の振幅がいずれも閾値以下の
場合にはサーボ状態が良いと判断して記録をそのまま行
わせる。CPU16は、フォーカスエラー信号とトラッ
クエラー信号の少なくとも一方の振幅が閾値以上になっ
た場合にはサーボ状態が悪くなったと判断して記録を中
断させ、モータドライバ3にスピンドルモータ3の回転
速度を所定の速度に変更させる(低下させる)ことでサ
ーボ安定性を確保して次のゾーンの記録を開始させる。
【0053】この第2実施形態によれば、変更手段とし
てのCPU16は光ディスク1上の記録速度を変化させ
る位置を、該光ディスク1に対するサーボ状態から決定
するので、光ディスクの特性をサーボ状態を監視するこ
とから得ることによって、安定記録と高速記録とを両立
させることができるように記録速度を変化させる位置を
変更することができる。
【0054】図5は本発明の第3実施形態の動作フロー
を示す。この第3実施形態では、上記第1実施形態にお
いて、図3に示す動作フローの代りに図5に示す動作フ
ローを行う。CPU16は、光ディスク1の容量から光
ディスク1の特性を判断する。例えばCD−Rは本来7
4分の記録領域が存在するが、近年、規格で許されたト
ラックピッチの最小値近傍にトラックを配置した、80
分やそれ以上の記録領域をもつCD−Rが存在する。こ
れらのCD−Rと従来の74分の記録領域をもつCD−
Rとを比較すると、同じアドレスでも80分やそれ以上
の記録領域をもつCD−Rの方が内周に位置する。つま
り、スピンドルモータにとっては80分やそれ以上の記
録領域をもつCD−Rの方が高速な回転を要求されるこ
とになり、安定した記録ができない可能性がある。よっ
て、それぞれの光ディスクの容量によって速度向上位置
もしくは速度低下位置を変更することで、想定している
スピンドルモータの回転速度を逸脱しないようにするこ
とができる。
【0055】図5に示すように、CPU16は、記録時
にはリードアンプ6からの再生信号より光ディスク1の
記録容量を取得し、この記録容量に基づいて、最適な速
度の向上及び低下位置を評価して予定された速度向上位
置及び速度低下位置(速度変更アドレス)を、速度向上
を行えると共に記録品質に問題が無いような速度変更ア
ドレスに補正した後に、本実施形態の各部を制御して光
ディスク1上の各ゾーンの記録を上述のように行わせ
る。この場合、CPU16は、速度変更アドレスを上述
の補正した速度変更アドレスとする。
【0056】この第3実施形態によれば、変更手段とし
てのCPU16は光ディスク1上の記録速度を変化させ
る位置を、該光ディスク1の容量から決定するので、光
ディスクの特性を光ディスクの容量から得ることによっ
て、安定記録と高速記録とを両立させることができるよ
うに記録速度を変化させる位置を変更することができ
る。
【0057】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。この第4実施形態は、上記第1実施形態とは以下
に述べる点が異なる。第4実施形態は、前述した光ディ
スク記録方法で記憶手段に予め格納してあるゾーンパラ
メータの代りに、光ディスクに対して最適のゾーンパラ
メータを生成し、この生成したゾーンパラメータを用い
て光ディスクに記録を行う。
【0058】ZCLV方式の記録技術に関しては、記録
するデータを任意の位置での連続性を保証した記録中断
と、さらに記録再開を行い、その記録再開時にCLV速
度を上げることによってZCLV記録を行う方法が提案
されている。しかし、各種光ディスクに最適に記録を行
うためのゾーンの決定方法、各ゾーンの記録速度の決定
方法については提案されていない。第4実施形態は、上
記方法を使用しつつ、CLV速度を上げる位置を任意に
変更することにより、高速記録と安定記録が両立した記
録を行う。
【0059】偏心や面ブレのある光ディスクでは、偏心
成分はラジアル方向の揺れとなってトラッキングに影響
し、面ブレはアキシャル方向の揺れとなってフォーカシ
ングに影響する。光ディスクの回転が高速になれば、当
然これらの揺れに対する追従は、より高速な応答が要求
される。偏心や面ブレの大きさによっては、その追従が
不能となる状況が発生する。
【0060】光ディスクが高速回転すると、その回転速
度に比例して光ディスクの偏心や面ブレに起因する振動
も高速となり、フォーカスサーボ系やトラックサーボ系
にも当然に高速な応答が要求される。よって、フォーカ
スサーボ系やトラックサーボ系が破綻しないことを前提
とすると、光ディスクをある回転数以上で高速回転させ
ながら記録を行うことはできない。しかしながら、より
高速な記録を行うためには、光ディスクをできるだけ速
く回転させる必要がある。
【0061】前述したように、光ディスク装置や光ディ
スクにはばらつきがあり、また様々な種類の光ディスク
が光ディスク装置に装着されることから、光ディスクの
回転速度の上限は常に異なることになる。本実施形態で
は、これら回転速度の上限が異なる場合にも最速で記録
を行えるようにZCLV方式におけるゾーン切替時間及
び各ゾーンのCLV速度の設定をリアルタイムで変更す
る。
【0062】フォーカシングやトラッキングの追従が不
能である状況の場合は、当然記録を行うことは不可能で
ある。このような場合には記録速度を落とすことによっ
て、サーボに余裕を持たせた状態で記録を行う必要があ
る。しかしながら、これは、高速記録の要求に反する。
これを解決するために、本実施形態では、記録しようと
する光ディスクに対するサーボ状態を把握し、サーボ状
態が良好である時にはZCLV方式における速度切り替
えを行う位置を早めて(内周側に変更して)より高速に
記録を行い、逆にサーボ状態が悪い時にはZCLV方式
における速度切り替えを行う位置を遅らせて(外周側に
変更して)サーボ状態が破綻しないようにする。
【0063】また、光ディスクへの記録に用いられる技
術として、既知のランニングOPC(ROPC:Runni
ng Optimum Power Calibration)という技術があ
る。ROPCを行わない場合には光ディスクへの記録パ
ワーは記録開始時のOPCで求まった記録パワーで一定
であるが、ROPCを行う場合には光ディスクの記録感
度の変化に応じて記録パワーを変化させ、常に最適な記
録パワーにて記録を行う。記録感度ばらつきが大きい光
ディスクでは、ROPCを行いながら記録を行う過程で
記録パワーが大きくなり、記録パワーが光ピックアップ
のレーザ光源の発光パワー限界に到達することがあり得
る。このような場合は、そのままの記録速度で記録を行
うと、光ディスクへの記録に必要な記録パワーと実際の
記録パワーとに差ができ、光ディスクへの記録品質が低
下する。そこで、本実施形態では、CPU16による本
実施形態の各部の制御でROPCを行い、記録パワーが
レーザ光源の発光パワーの限界に達したときには、記録
速度を下げ、記録を続けることで、良好な記録品質を保
って記録を行う。
【0064】図6は第4実施形態にて光ディスクへ記録
を行う場合の動作フローを示す。光ディスクへ記録を行
う場合には、記録に先だって、CPU16が光ディスク
1に対するOPCを上述のように行う。CPU16は、
OPCが失敗した場合には、サーボ手段4からのフォー
カスエラー信号及びトラックエラー信号によりフォーカ
スサーボ状態及びトラックサーボ状態が悪いか否かを判
定し、リードアンプ6の出力信号から光ピックアップ5
のレーザ光源の発光パワーが過大であるか否かを判定す
ることで記録パワーが過大であるか否かを判定する。
【0065】CPU16は、OPCが失敗した場合にフ
ォーカスサーボ状態及びトラックサーボ状態がいずれも
良くてレーザ光源の発光パワーが過大でない場合にはO
PCエラーと判定する。また、CPU16は、フォーカ
スサーボ状態及びトラックサーボ状態のいずれか一方又
は両方が悪い場合、もしくはレーザ光源の発光パワーが
過大である場合には、記録速度を下げることで解決でき
ることから、モータドライバ3にスピンドルモータ2の
回転速度を1段階下げさせることで記録速度を1段階下
げさせ、再度OPCを行う。
【0066】CPU16は、OPCが成功したら、光デ
ィスク1にデータを上述のように記録させるが、その際
に常にサーボ手段4からのフォーカスエラー信号及びト
ラックエラー信号を監視することでフォーカスサーボ状
態及びトラックサーボ状態を監視すると共に、リードア
ンプ6の出力信号を監視することでレーザ光源の発光パ
ワーを監視する。そして、CPU16は、フォーカスサ
ーボ状態及びトラックサーボ状態のいずれか一方又は両
方が所定のレベルより良好となり記録速度をさらに向上
できるようになったか否かを判定し、フォーカスサーボ
状態及びトラックサーボ状態のいずれか一方又は両方が
所定のレベルより良好となった時には、記録速度が最大
記録速度でなければ、その時点をゾーンの分割時間とし
て該分割時間を基にゾーンパラメータ(ゾーンを分割す
る分割時間と、各ゾーン毎のCLV速度)を生成してそ
の時点からZCLV方式の次のゾーンに移行し、そのゾ
ーンパラメータによりモータドライバ3にスピンドルモ
ータ2の回転速度を1段階上げさせることで記録速度を
1段階上げさせてゾーンパラメータに対応する記録モー
ドでZCLV記録を続けさせ、記録速度の最適化を行
う。
【0067】ここで言う所定のレベルとは記録速度を1
段階上げてもフォーカスサーボ、トラックサーボが破綻
しないと判定できる状態を指し、フォーカスエラー信
号、トラックエラー信号の振幅でそのレベルを測ること
ができる。現在の光ディスク1の回転速度でのフォーカ
スサーボ状態、トラックサーボ状態から、記録速度を1
段階上げた場合のフォーカスサーボ状態、トラックサー
ボ状態を推定することになるが、これは光ディスク装置
の設計によるところであり、設計時にフォーカスエラー
信号、トラックエラー信号の振幅と所定のレベルとの相
対関係を求めてCPU16のメモリに所定のレベルを記
憶しておくことで、フォーカスサーボ状態、トラックサ
ーボ状態が所定のレベルより良好となったか否かを判定
することが可能である。
【0068】また、CPU16は、フォーカスサーボ状
態及びトラックサーボ状態のいずれか一方又は両方が所
定のレベルより悪くなったか否かを判定し、フォーカス
サーボ状態及びトラックサーボ状態のいずれか一方又は
両方が所定のレベルより悪くなった時にはそのままの状
態で記録を継続することによってフォーカスサーボ外
れ、トラックサーボはずれや記録品質の悪化が想定され
るので、その時点からゾーンの分割時間として該分割時
間を基にゾーンパラメータを生成してその時点からZC
LV方式の次のゾーンに移行し、そのゾーンパラメータ
によりモータドライバ3にスピンドルモータ2の回転速
度を1段階下げさせることで記録速度を1段階下げさせ
てゾーンパラメータに対応する記録モードでZCLV記
録を続けさせ、記録速度の最適化を行う。
【0069】また、CPU16は、リードアンプ6の出
力信号からレーザ光源の発光パワーが限界(下限)に達
したか否かを判定し、レーザ光源の発光パワーが限界
(下限)に達した時には記録パワー不足で記録品質が悪
化することが想定されるので、その時点からゾーンの分
割時間として該分割時間を基にゾーンパラメータを生成
してZCLV方式の次のゾーンに移行し、そのゾーンパ
ラメータによりモータドライバ3にスピンドルモータ2
の回転速度を1段階下げさせることで記録速度を1段階
下げさせてゾーンパラメータに対応する記録モードでZ
CLV記録を続けさせ、記録速度の最適化を行う。
【0070】図7は本実施形態の光ディスク装置にて光
ディスクへの記録を行った場合の光ディスクの回転速度
を示す図である。図7の点線は光ディスク1上のアドレ
スでの、各記録速度で光ディスクを回転させた場合の光
ディスクの回転速度である。また、図7の太い実線は、
仮にサーボ限界が光ディスクのみに依存し、その回転速
度が6500rpmであった場合の光ディスクの回転速度
の変化である。図7の細い実線は、記録開始が12倍
速、10分で16倍速、25分で20倍速、45分で2
4倍速となるようなZCLV方式で光ディスクに記録を
行った場合の光ディスクの回転速度の変化である。
【0071】前述した光ディスク記録方法ではゾーン切
替時間はいくつかの選択肢から選択するだけであるが、
第4実施形態ではゾーン切替時間をサーボ状態及びレー
ザ光源の発光パワーによって決定するので、例えばサー
ボ状態が良好となる光ディスクの上限回転速度が650
0rpmであったとすると、図7に示すように、その上限
回転速度を超えない範囲でできるだけ速く高速記録に移
行することができ、その分記録時間を短縮することがで
きる。
【0072】この第4実施形態では、サーボ状態を把握
するためにフォーカスエラー信号を用いている。フォー
カスエラー信号は、レーザ光源からの記録再生用レーザ
光の焦点が光ディスクの記録面に合致しているときには
リファレンス電圧となり、記録再生用レーザ光の焦点が
光ディスクの記録面から外れたときにはそのずれに比例
してリファレンス電圧との差が発生する信号である。つ
まり、フォーカスエラー信号の振幅が大きいときは、フ
ォーカスサーボの追従状態が悪いことになる。光ディス
クの回転速度を上げると、光ディスクの面ブレによる揺
れが大きく速くなり、フォーカスサーボ追従性も悪くな
り、フォーカスエラー信号の振幅が大きくなる。個々の
光ディスク装置の性能によってフォーカスサーボ追従可
能な揺れの限界でのフォーカスエラー信号の振幅を測定
しておくことで、そのフォーカスエラー信号の振幅を越
えない範囲でより高速に光ディスクを回転させることに
より、記録に失敗することなく高速で記録を行うことが
できる。
【0073】また、第4実施形態では、サーボ状態を把
握するためにトラックエラー信号を用いている。トラッ
クエラー信号は、レーザ光源からの記録再生用レーザ光
が光ディスクに予め記録されているトラックの中央に追
従しているときにはリファレンス電圧となり、記録再生
用レーザ光がトラックの中央から外れたときにはそのず
れに比例してリファレンス電圧との差が発生する信号で
ある。つまり、トラックエラー信号の振幅が大きいとき
は、トラックサーボの追従状態が悪いことになる。光デ
ィスクの回転速度を上げると、光ディスクの面ブレによ
る揺れが大きく速くなり、トラックサーボ追従性も悪く
なり、トラックエラー信号の振幅が大きくなる。個々の
光ディスク装置の性能によってトラックサーボ追従可能
な揺れの限界でのトラックエラー信号の振幅を測定して
おくことで、そのトラックエラー信号の振幅を越えない
範囲でより高速に光ディスクを回転させることにより、
記録に失敗することなく高速で記録を行うことができ
る。
【0074】また、第4実施形態では、ROPCによる
記録パワーの変動を用いて、記録品質の悪化を未然に防
止する。光ディスクへの記録パワーは、ROPCによっ
て、光ディスク1上のまさに記録している部分の記録感
度に対して最適になるように増減される。一般的には、
光ディスクへの記録が進んで記録位置が外周に行くに従
って大きな記録パワーが必要となる。記録パワーが大き
くなると、記録パワーが光ディスク装置のレーザ光源が
出すことのできる発光限界に達することもあり得、その
まま記録を継続すると、記録パワー不足が予想される。
記録パワーがその限界を越えない範囲でより高速に光デ
ィスクを回転させることで、記録品質を損なわずに高速
で記録を行うことができる。
【0075】また、第4実施形態では、サーボ状態を把
握するためにフォーカスエラー信号とトラックエラー信
号を用いている。フォーカスエラー信号は光ディスクの
アキシャル方向の動きによるサーボ乱れを示し、トラッ
クエラー信号は光ディスクのラジアル方向の動きによる
サーボ乱れを示すことから、フォーカスエラー信号とト
ラックエラー信号を共にサーボ乱れの判断の材料とする
ことで、より正しくサーボ外れを未然に察知できる。フ
ォーカスエラー信号とトラックエラー信号が共に限界を
越えない範囲でより高速に光ディスクを回転させること
で、記録品質を損なわずに高速で記録を行うことができ
る。
【0076】また、第4実施形態では、サーボ状態を把
握するためにフォーカスエラー信号とトラックエラー信
号を用いている。フォーカスエラー信号は光ディスクの
アキシャル方向の動きによるサーボ乱れを示し、トラッ
クエラー信号は光ディスクのラジアル方向の動きによる
サーボ乱れを示すことから、フォーカスエラー信号とト
ラックエラー信号を共にサーボ乱れの判断の材料とする
ことで、より正しくサーボ外れを未然に察知できる。ま
た、ROPC結果の記録パワー変動も監視し、記録パワ
ーが発光限界に達した場合には記録速度を低下させるこ
とで、フォーカスエラー信号及びトラックエラー信号と
記録パワー変動が各々限界を越えない範囲でより高速に
光ディスクを回転させることにより、記録品質を損なわ
ずに高速で記録を行うことができる。
【0077】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、光ディスクの特性を得ることによって安定記録と高
速記録とを両立させることができる。請求項2に係る発
明によれば、光ディスクの特性をATIP情報から得る
ことによって、安定記録と高速記録とを両立させること
ができるように記録速度を変化させる位置を変更するこ
とができる。
【0078】請求項3に係る発明によれば、光ディスク
の特性をサーボ状態を監視することから得ることによっ
て、安定記録と高速記録とを両立させることができるよ
うに記録速度を変化させる位置を変更することができ
る。請求項4に係る発明によれば、光ディスクの特性を
光ディスクの容量から得ることによって、安定記録と高
速記録とを両立させることができるように記録速度を変
化させる位置を変更することができる。
【0079】請求項5に係る発明によれば、記録に失敗
することなく高速で記録を行うことができる。請求項6
に係る発明によれば、記録に失敗することなく高速で記
録を行うことができる。請求項7に係る発明によれば、
記録品質を損なわずに高速で記録を行うことができる。
【0080】請求項8に係る発明によれば、記録品質を
損なわずに高速で記録を行うことができる。請求項9に
係る発明によれば、記録品質を損なわずに高速で記録を
行うことができる。請求項10に係る発明によれば、記
録に失敗することなく高速で記録を行うことができる。
【0081】請求項11に係る発明によれば、記録に失
敗することなく高速で記録を行うことができる。請求項
12に係る発明によれば、記録品質を損なわずに高速で
記録を行うことができる。請求項13に係る発明によれ
ば、記録品質を損なわずに高速で記録を行うことができ
る。請求項14に係る発明によれば、記録品質を損なわ
ずに高速で記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】光ディスク装置において記録媒体の最内周から
最外周までの途中で二回記録速度を上げた場合の記録媒
体上の記録位置とスピンドルモータの回転速度との関係
を示す図である。
【図3】上記第1実施形態の動作フローを示すフローチ
ャートである。
【図4】本発明の第2実施形態の動作フローを示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の第3実施形態の動作フローを示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第4実施形態の動作フローを示すフロ
ーチャートである。
【図7】同第4実施形態にて光ディスクへの記録を行っ
た場合の光ディスクの回転速度を示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 モータドライバ 4 サーボ手段 5 光ピックアップ 6 リードアンプ 12 ATIPデコーダ 16 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC02 CC04 DE37 DE46 DE96 EF06 5D090 AA01 BB04 CC01 CC16 CC18 EE01 FF02 FF05 GG02 GG27 HH01 HH03 JJ00 LL08 5D109 KA05 KB40 5D118 AA13 AA26 BA04 BF03 CA11 CA13 CB03 CD02 CD03 CD17

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクにZCLV方式で記録を行う光
    ディスク装置において、記録を行う光ディスクの特性に
    よって、該光ディスク上の記録速度を変化させる位置を
    変更する変更手段を有することを特徴とする光ディスク
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記変更手段は、光ディスク上の記録速度を変化させる
    位置を、該光ディスクに予め記録されたATIP情報か
    ら決定することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記変更手段は、光ディスク上の記録速度を変化させる
    位置を、該光ディスクに対するサーボ状態から決定する
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記変更手段は、光ディスク上の記録速度を変化させる
    位置を、該光ディスクの容量から決定することを特徴と
    する光ディスク装置。
  5. 【請求項5】光ディスク上のスパイラル状のトラックを
    複数のゾーンに分け、この複数のゾーンに対して異なる
    CLV速度で記録を行うZCLV方式の光ディスク記録
    方法において、記録中に光ディスクに対するフォーカス
    エラー信号の振幅情報を取得し、この振幅情報から前記
    複数のゾーンの分割時間をリアルタイムで算出すること
    を特徴とする光ディスク記録方法。
  6. 【請求項6】光ディスク上のスパイラル状のトラックを
    複数のゾーンに分け、この複数のゾーンに対して異なる
    CLV速度で記録を行うZCLV方式の光ディスク記録
    方法において、記録中に光ディスクに対するトラックエ
    ラー信号の振幅情報を取得し、この振幅情報から前記複
    数のゾーンの分割時間をリアルタイムで算出することを
    特徴とする光ディスク記録方法。
  7. 【請求項7】光ディスク上のスパイラル状のトラックを
    複数のゾーンに分け、この複数のゾーンに対して異なる
    CLV速度で記録を行うZCLV方式の光ディスク記録
    方法において、記録中に光ディスクに対するランニング
    OPC結果のパワー変動情報を取得し、このパワー変動
    情報から前記複数のゾーンの分割時間をリアルタイムで
    算出することを特徴とする光ディスク記録方法。
  8. 【請求項8】光ディスク上のスパイラル状のトラックを
    複数のゾーンに分け、この複数のゾーンに対して異なる
    CLV速度で記録を行うZCLV方式の光ディスク記録
    方法において、記録中に光ディスクに対するフォーカス
    エラー信号及びトラックエラー信号の振幅情報を取得
    し、この振幅情報から前記複数のゾーンの分割時間をリ
    アルタイムで算出することを特徴とする光ディスク記録
    方法。
  9. 【請求項9】光ディスク上のスパイラル状のトラックを
    複数のゾーンに分け、この複数のゾーンに対して異なる
    CLV速度で記録を行うZCLV方式の光ディスク記録
    方法において、記録中に光ディスクに対するフォーカス
    エラー信号及びトラックエラー信号の振幅情報を取得
    し、かつ、記録中に光ディスクに対するランニングOP
    C結果のパワー変動情報を取得し、このパワー変動情報
    及び前記振幅情報から前記複数のゾーンの分割時間をリ
    アルタイムで算出することを特徴とする光ディスク記録
    方法。
  10. 【請求項10】光ディスク上のスパイラル状のトラック
    を複数のゾーンに分け、この複数のゾーンに対して異な
    るCLV速度で記録を行うZCLV方式の光ディスク装
    置において、記録中に光ディスクに対するフォーカスエ
    ラー信号の振幅情報を取得し、この振幅情報を用いて次
    のゾーンへの切り替えを行うかどうかを判定し、次のゾ
    ーンへの切り替えを行うと判定した場合にゾーンの分割
    時間を算出し、この分割時間を基にゾーンパラメータを
    生成し、このゾーンパラメータに対応する記録モードで
    ZCLV記録を行い、記録速度の最適化を行うことを特
    徴とする光ディスク装置。
  11. 【請求項11】光ディスク上のスパイラル状のトラック
    を複数のゾーンに分け、この複数のゾーンに対して異な
    るCLV速度で記録を行うZCLV方式の光ディスク装
    置において、記録中に光ディスクに対するトラックエラ
    ー信号の振幅情報を取得し、この振幅情報を用いて次の
    ゾーンへの切り替えを行うかどうかを判定し、次のゾー
    ンへの切り替えを行うと判定した場合にゾーンの分割時
    間を算出し、この分割時間を基にゾーンパラメータを生
    成し、このゾーンパラメータに対応する記録モードでZ
    CLV記録を行い、記録速度の最適化を行うことを特徴
    とする光ディスク装置。
  12. 【請求項12】光ディスク上のスパイラル状のトラック
    を複数のゾーンに分け、この複数のゾーンに対して異な
    るCLV速度で記録を行うZCLV方式の光ディスク装
    置において、記録中に光ディスクに対するランニングO
    PC結果のパワー変動情報を取得し、このパワー変動情
    報を用いて次のゾーンへの切り替えを行うかどうかを判
    定し、次のゾーンへの切り替えを行うと判定した場合に
    ゾーンの分割時間を算出し、この分割時間を基にゾーン
    パラメータを生成し、このゾーンパラメータに対応する
    記録モードでZCLV記録を行い、記録速度の最適化を
    行うことを特徴とする光ディスク装置。
  13. 【請求項13】光ディスク上のスパイラル状のトラック
    を複数のゾーンに分け、この複数のゾーンに対して異な
    るCLV速度で記録を行うZCLV方式の光ディスク装
    置において、記録中に光ディスクに対するフォーカスエ
    ラー信号及びトラックエラー信号の振幅情報を取得し、
    この振幅情報を用いて次のゾーンへの切り替えを行うか
    どうかを判定し、次のゾーンへの切り替えを行うと判定
    した場合にゾーンの分割時間を算出し、この分割時間を
    基にゾーンパラメータを生成し、このゾーンパラメータ
    に対応する記録モードでZCLV記録を行い、記録速度
    の最適化を行うことを特徴とする光ディスク装置。
  14. 【請求項14】光ディスク上のスパイラル状のトラック
    を複数のゾーンに分け、この複数のゾーンに対して異な
    るCLV速度で記録を行うZCLV方式の光ディスク装
    置において、記録中に光ディスクに対するフォーカスエ
    ラー信号及びトラックエラー信号の振幅情報を取得し、
    かつ、記録中に光ディスクに対するランニングOPC結
    果のパワー変動情報を取得し、このパワー変動情報及び
    前記振幅情報を用いて次のゾーンへの切り替えを行うか
    どうかを判定し、次のゾーンへの切り替えを行うと判定
    した場合にゾーンの分割時間を算出し、この分割時間を
    基にゾーンパラメータを生成し、このゾーンパラメータ
    に対応する記録モードでZCLV記録を行い、記録速度
    の最適化を行うことを特徴とする光ディスク装置。
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