JP2002304168A - データ転送システム - Google Patents

データ転送システム

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JP2002304168A
JP2002304168A JP2001110236A JP2001110236A JP2002304168A JP 2002304168 A JP2002304168 A JP 2002304168A JP 2001110236 A JP2001110236 A JP 2001110236A JP 2001110236 A JP2001110236 A JP 2001110236A JP 2002304168 A JP2002304168 A JP 2002304168A
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祐嗣 大崎
Hiroshi Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用インタフェースや記憶媒体を使用せず
に、表示信号出力部を経由して、記憶装置に保存するた
めの情報データを、表示装置へ転送可能にする。 【解決手段】 情報データを1フレーム当り1パケット
で表示装置1Aへ転送するコンピュータ2と、コンピュ
ータ2が転送した情報データのヘッダコードを表示装置
1A側で検出するヘッダコード検出手段21と、ヘッダ
コードを持つ情報データの書き込みおよび読み出しが行
われるフレームメモリ23、24とを備えて、情報デー
タの転送中は、情報データの画面上における表示を禁止
し、転送直前のフレームの表示データをフレームメモリ
23、24に記憶させ、その表示データを情報データの
転送が終了するまで画面上に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータから
転送された画像デ−タ(ビットマップファイルやjpe
gファイル)あるいはワ−プロやプレゼンテーションソ
フトによりユーザが生成したファイルを表示装置内の記
憶装置に保存しておき、その表示装置が単独で情報デー
タを読み出して表示画面に表示するデータ転送システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータ(以下、PCと
いう)で作成した情報データを表示装置に転送して、こ
の表示装置が装備する記憶装置に保存し、さらに、この
表示装置が単独で、記憶装置に保存した前記情報データ
を読み出し、表示画面に表示可能にするデータ転送シス
テムが提案されている。
【0003】図18(a)、(b)は従来のデータ転送
システムの利用シーンを示す説明図である。図18
(a)では、PC2に表示モニタとしての、表示装置1
が接続され、PC2上で会議のプレゼンテーション用の
資料を作成し、その作成したファイル(以下、情報デ−
タという)を、USBを経由して、表示装置1のメモリ
カード11に転送して、保存する。また、USBを使用
しない別の方法として、メモリカード11を表示装置1
から外して、PC2に装着し、PC2からメモリカード
11に情報データを書き込み、メモリカード11をPC
2から外し、表示装置1に装着することでも、情報デー
タをメモリカードへ保存することができる。メモリカー
ド11に情報データを保存した後は、表示装置が、単独
でメモリカード内の情報デ−タを呼び出して、表示する
機能により、図18(b)に示すように、会議室にPC
2を常設あるいは運び込む手間無しに、表示装置1だけ
で、プレゼンテーションが可能である。なお、図18
(a)、(b)に示すような表示装置の用途を、用途1
と略称する。
【0004】また、これまで説明した表示装置1の機能
を利用した他の用途として、コンピュータPC2からの
表示信号を表示装置1で表示した画面上の表示内容を、
ビットマップファイルやJPEGファイル等の画像ファイル
として、前記表示装置1が有する記憶装置に保存する画
面キャプチャ機能としての用途も考えられる。図19は
この表示装置の利用シーンを示す説明図である。なお、
このような用途を、用途2と略称する。この図19にお
いて、PC2を使用している際、表示装置1の画面上に
保存したい情報がある場合、操作者はマウスで画面上の
キャプチャボタン41をクリックすると、PC2は表示
データを、画像ファイル化して、汎用インタフェース
(USB)経由で、表示装置1側に転送し、表示装置1
側でその表示データを検出し、表示装置1の外部記憶装
置としての、例えばメモリカード11に保存する。以
後、PC2を起動しなくても、迅速に表示装置1だけで
画像ファイルを表示することにより表示データを見るこ
とができる。従って、会議室等、別の場所で表示装置1
単体でプレゼンテーションが可能になる。
【0005】次に、PC2で生成した情報データを表示
装置1へ転送して保存し、その内容を表示するまでの従
来の方法について説明する。なお、この方法を従来例1
と表現する。図20は従来例1を示すブロック図で、P
C2はメモリカードインタフェース14または汎用の通
信インタフェースとしての例えばUSB13を有し、表
示装置1は、記憶装置としての例えばメモリカードカー
ド11および汎用通信インタフェースとしての例えばU
SB12を有し、PC2で生成した情報データを、表示
装置1へUSB13、12をそれぞれ経由して転送し、
メモリカード11に保存することができる。なお、情報
デ−タとは、PCで作成したワープロやプレゼンテーシ
ョンツールで作成したユーザ作成ファイルを構成するデ
ータを指す。
【0006】表示装置1の内部にはCPU10が設けら
れており、このCPU10は、メモリカード11に保存
した情報デ−タを読み出し、表示のためのビットマップ
データの形に変換し、グラフィクコントローラ8を経由
してフレームメモリ23に書き込む。さらに、グラフィ
ックコントローラ8はフレームメモリ23から、表示デ
−タをLCDパネル6の表示タイミングに合うフレーム
周期で毎フレーム読み出し、情報データ表示信号7とし
て、表示信号スイッチ4に入力する。
【0007】表示信号スイッチ4は、2入力1出力のス
イッチで、入力には、PC2の表示信号出力19からの
PC表示信号3と前記のグラフィックコントローラ8か
らの情報データ表示信号7とが入力される。表示信号ス
イッチ4の入力の選択は、ユーザが選択できる手段が提
供されており(図20では省略)、例えば、キー操作な
どによって、ユーザが選択可能である。表示信号スイッ
チ4は、選択されている方の表示信号を、LCDパネル
表示信号作成手段5を経由してLCDパネル6へ出力す
る。なお、このLCDパネル表示信号作成手段5および
LCDパネル6は従来からある通常のPC用のモニタ装
置と同じ構成であるため、その動作説明は省略する。ま
た、LCDパネル6はCRTやその他の表示デバイスに
置き換えて用いることも可能である。
【0008】このように表示信号選択スイッチ4は、表
示装置1をPC用のモニタとして、あるいはメモリカー
ドの情報データ(プレゼンテーション用のユーザ作成フ
ァイルや画像ファイル等)を表示するモニタとして使用
するように切り替えられる。なお、PC2から表示装置
1への情報データの転送と保存は、USB12、13を
使用するとしたが、表示装置1のメモリカード11を抜
き、PC2のメモリカードインタフェース14に装着
し、PC2からメモリカード11に情報データを保存
し、メモリカードをPC2から外し、表示装置1に装着
することでも実施可能である。
【0009】また、情報データの転送に、汎用の通信イ
ンタフェースや記憶媒体を使用するのではなく、PCの
表示信号出力部を経由して、情報データを表示装置1へ
転送する方法が考えられる。これを図21および図22
を用いて説明する。なお、この方法を従来例2とする。
図22は、図21におけるPC2の詳細を示し、情報デ
ータを転送する際、CPU60はPC2内部のフレーム
メモリ62に対し、図23に示すように、先頭に情報デ
ータを識別するためのヘッダコード、次に表示装置1へ
転送する情報データを書き込み、グラフイックスコント
ローラ61は、フレームメモリ62のアドレスマップに
対し、TVの走査線と同じ方向でフレームメモリ62を
読み出して、表示信号出力部19へ、図23に示すよう
に、垂直同期信号の出力タイミングすなわち表示信号と
同じ物理タイミングで、ヘッダコードと情報データを出
力する。
【0010】表示装置1は、情報データが転送される前
はPC2から表示信号を受信する。PC2内のフレーム
メモリ書き込み/読み出し制御手段20は、フレームメ
モリ23に対し、前記の表示信号の書き込みと、LCD
パネル表示信号作成手段5を経由してLCDパネル側6
へ出力するための表示データの読み出しとを、時分割で
行うような制御を行い、LCDパネル6にはPC2から
の表示データが表示される。
【0011】次に、表示装置1が前記のヘッダコードを
受信したときの動作を、図24を用いて説明する。図2
4のフレームNでヘッダコードを受信し、表示装置1内
のヘッダコード検出手段21がこれを検出し、フレーム
メモリ書き込み/読み出し制御手段20へ通知し、フレ
ームメモリ書き込み/読み出し制御手段20は、フレー
ムN+1の先頭で、フレームメモリ23への書き込みを
禁止することにより、以降のフレームでフレームメモリ
23内に書き込まれた情報データが別の表示データに上
書きされないように働き、CPU10は、フレームメモ
リ23から情報データを読み出し、記憶装置25へ書き
込む処理を開始し、フレームN+mで完了し、次のフレ
ームN+m+1より、フレームメモリ23は再び、最初
の表示データの書き込みと読み出し動作に復帰する。な
お、記憶装置25内で情報データを表示する動作は、従
来例1と同じ方法としたり、または、CPU10が、フ
レームメモリ23の表示データの書き込みを禁止し、記
憶装置25より情報データを読み込み、フレームメモリ
23に直接、書き込みことで行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例1の表示装置にあっては、情報データをPC2から
表示装置2 メモリカード11等の記憶装置に転送する
ため、USBまたはRS232C等の汎用通信インタフ
ェースを使用したり、メモリカード11等の記憶媒体を
利用したりするため、メモリカード11を、その都度、
PCおよび表示装置側で、抜き差しする手間を要すると
いう不便があった。また、PC2側にも、表示装置1が
有するのと同じインタフェースが無い場合は、情報デー
タを転送できないという課題があった。さらに、PC側
に装備されている汎用通信インタフェースとしてRS2
32Cがあるが、通信速度が遅く、容量が大きい場合
に、伝送時間が長くかかるという課題があった。
【0013】また、用途2での画面キャプチャ機能を持
った表示装置1にあっては、画面の表示が変わる度に画
面キャプチャするなど、連続かつ短間隔で画面キャプチ
ャする利用シーンが考えられ、この場合には高速応答を
求められ、一方、画面キャプチャによるデータ容量は、
1画面分の表示データに相当するが、数メガバイト(1
024×768ドット、24ビットカラーの場合)の容
量であり、これを転送する汎用インタフェースとして、
代表的な汎用インタフェースの一つであるUSB(伝送
レート10Mbps)を用いたとしても、転送時間に数
秒を要し、高速応答を実現できないという課題があっ
た。
【0014】一方、従来例2の表示装置1にあっては、
次のような課題がある。なお、以降の説明では、表示デ
−タは、表示装置1の表示画面に表示させるためのデー
タを意味し、一方、情報データは、表示装置1の記憶装
置25へ保存するデータを意味する。これらは、両方と
もPC2からの表示信号出力部19を経由してフレーム
メモリ23に書き込まれる等、同じ生成手段と経路であ
るが、表示装置内での処理が異なるため、説明の便宜
上、名称を使い分ける。
【0015】前記従来例2の表示装置1によれば従来例
1での課題は解決されるが、用途1では、情報データを
転送している最中に、図24のフレームNでは、PC2
から表示データが来ないため、また、フレームN+1か
らN+mの間は、フレームメモリ23内の情報データを
保持する必要があるために、フレームメモリ23への表
示データの書き込みは禁止しており、従って、フレーム
NからN+mまでの間は、フレームメモリ23内の情報
データが、LCDパネル側への表示データとして読み出
されて、表示画面に表示され、その際、前記情報データ
は、表示データではないため(ワープロやプレゼンテー
ションツールで作成したユーザ作成ファイルを構成する
データ)、画面に意味のない表示が表示されるという課
題があった。
【0016】一方、この課題を解決するために、情報デ
ータを転送する図24のフレームNからフレームN+m
の間、表示画面の表示を禁止するという手段も採ること
ができるが、その場合、その間、画面が消えるなどの課
題があった。
【0017】前記従来例2の用途1においては、図24
のフレームNに示すように、1組のヘッダコードと情報
データが必ず、1フレーム期間内に欠落なしに準備され
ている必要があるが、そのためには、PC2側ではヘッ
ダコードと1フレームで転送する情報データを、1フレ
ーム以内に最初から最後まで書き込む必要があるが、こ
れを実現するには高速に、それらをフレームメモリ23
に書き込む特殊なハード構成が必要となるという課題が
あった。また、1フレームを超えるような容量の情報デ
ータは、転送できないという課題があった。
【0018】さらに、従来例2の用途2においては、図
24の、フレームNで示す情報データは、表示デ−タと
等しく、従って、フレームNからN+mまでの間で、情
報データが表示されてもヘッダコードが表示されるが、
小容量のため、目だたず、問題にはならない。しかしな
がら、フレームNからN+mの間は、表示画面は更新さ
れないため、表示画面は凍結し、この間に行うCPUの
フレームメモリ23からの読み出しと記憶装置25への
書き込みの処理が高速で、人が体感できないような短い
時間で完了する場合は気が付かないが、例えば、秒単位
等、人が体感できる程の長い時間がかかるような処理能
力の場合は、画面の凍結が長引き、高速に処理可能な特
殊なハードを必要とするという課題があった。
【0019】一方、これに対して、フレームNからN+
mの間に、表示信号の書き込みを許可すれば、表示画面
は更新され、画面が凍結する問題はなくなるが、フレー
ムN〜N+mの間で、画面に動きがある場合、フレーム
メモリ23のデータ内容が変わり、その間も、CPU1
0は記憶装置25への書き込み作業を継続しているた
め、キャプチャした保存画像がブレる等の課題があっ
た。
【0020】本発明は前記のような課題を解消するため
になされたものであり、汎用インタフェースや記憶媒体
を使用せずに、表示信号出力部を経由して、記憶装置に
保存するための情報データを、表示装置へ転送すること
ができるデータ転送システムを得ることを目的とする。
【0021】また、本発明は転送手段の転送スピードの
能力不足による長い時間待ちを改善でき、画面に情報デ
ータは表示されないようにし、さらに転送の間に画面が
消えるのを防止できるデータ転送システムを得ることを
目的とする。
【0022】さらに、本発明はPC2処理が間に合わず
1フレーム内の情報データが準備途中のために欠落があ
っても、正常な情報データの転送を実現することができ
るとともに、情報データの容量に制限のないようにする
ことができるデータ転送システムを得ることを目的とす
る。
【0023】また、表示画面が凍結することなく、か
つ、保存したキャプチャ画像データにブレがなく、キャ
プチャした画像データを記憶装置へ保存することができ
るとともに、PC側の専用ソフトの処理を軽くしたり、
あるいは全く必要としないデータ転送システムを得るこ
とを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項1の発明にかかるデータ転送システムは、情報デ
ータを1フレームの期間内で転送可能な容量に分割して
1パケットとし、1フレーム当り1パケットで表示装置
へ転送するコンピュータと、該コンピュータが転送した
情報データのヘッダコードを表示装置側で検出するヘッ
ダコード検出手段と、前記ヘッダコードを持つ情報デー
タの書き込みおよび読み出しが行われるフレームメモリ
とを備え、前記情報データの転送中は、該情報データの
画面上における表示を禁止し、前記転送直前のフレーム
の表示データを前記フレームメモリに記憶させ、その表
示データを前記情報データの転送が終了するまで画面上
に表示させるようにしたものである。これにより、汎用
インタフェースや外部記録媒体などを使用せずに、ま
た、情報データの転送中に情報データが表示されること
なく、記録装置に保存するための情報データを表示装置
に転送できる。
【0025】また、請求項2の発明にかかるデータ転送
システムは、前記コンピュータからの情報データの転送
中は、1パケット分の情報データを転送する各フレーム
間に表示データを出力するフレームを入れ、前記表示装
置において、1フレーム内のパケット分の情報データの
保存と次のフレームの表示データを表示器の画面上に表
示する動作を交互に行うようにしたものである。これに
より、情報データの転送が完了するまでの間に、表示が
凍結するのを防止できる。
【0026】また、請求項3の発明にかかるデータ転送
システム(用途1)は、前記情報データのヘッダコード
が、1フレームの情報データが準備できたことを示すパ
ケット書き込み完了フラグを有し、表示装置ではそのパ
ケットデータ書き込み完了フラグを検出した後に、前記
情報データを読み出して保存するようにしたものであ
る。これにより、1パケットの情報データが揃ったこと
を検出することにより、未だ準備途中の欠落した情報デ
ータの保存を回避できる。
【0027】また、請求項4の発明にかかるデータ転送
システム(用途1、2)は、前記情報データのヘッダコ
ードが、情報データに関する属性データを有し、表示装
置ではその属性データを前記情報データとともに保存す
るようにしたものである。これにより、表示装置側にお
いて情報データを適正管理することができる。
【0028】また、請求項5の発明にかかるデータ転送
システム(用途2)は、コンピュータからのフレーム先
頭にヘッダコードを有する表示データを抽出し、画像フ
ァイルに変換して記憶装置に保存する表示装置と、該表
示装置に設けられた画面キャプチャ専用のフレームメモ
リとを備え、毎フレームごとに前記表示データの書き込
みを行わせ、前記ヘッダコードを検出した次のフレーム
より前記表示データの書き込みを禁止し、前記フレーム
メモリの表示データを読み出して、画像ファイルとして
前記記憶装置に保存させるようにしたものである。これ
により、ヘッダコードの検出後にフレームメモリよりキ
ャプチャ用の画像データを読み出して記憶装置保存する
までの間、表示データの読み出し、書き込み機能が働く
ことで、画面が凍結するのを防止できる。
【0029】また、請求項6の発明にかかるデータ転送
システム(用途2)は、コンピュータから通信インタフ
ェースを通して出力される、フレームの先頭にヘッダコ
ードを有する表示データを抽出し、該表示データを画像
ファイルに変換して記憶装置に保存する表示装置と、該
表示装置に設けられた画面キャプチャ専用のフレームメ
モリとを備え、毎フレームごとに前記表示データの書き
込みを行わせ、前記ヘッダコードを検出した次のフレー
ムより前記表示データの書き込みを禁止し、前記フレー
ムメモリの表示データを読み出して、画像ファイルとし
て前記記憶装置に保存させるようにしたものである。こ
れにより、フレームメモリの先頭にヘッダコードを書く
必要がなくなり、ソフト開発の際の負担を軽減でき、一
方、表示装置側はヘッダ検出手段を省いて、コストダウ
ンを図ることができる。
【0030】また、請求項7の発明にかかるデータ転送
システム(用途2)は、コンピュータから出力される表
示データを抽出し、画像ファイルに変換して記憶装置に
保存する表示装置と、該表示装置に設けられて前記表示
データを保存するための操作ボタンとを備え、毎フレー
ムごとに前記表示データの書き込みを行わせ、前記操作
ボタンの操作を検出した次のフレームより前記表示デー
タの書き込みを禁止し、前記フレームメモリの表示デー
タを読み出して画像ファイルとして前記記憶装置に保存
させるようにしたものである。これにより、画面上のキ
ャプチャボタンやヘッダコードを送付するコンピュータ
側でのソフト処理が不要になり、つまり一切の専用ソフ
トが不要になり、ソフト開発の際の負担を軽減できると
ともに、操作者にもコンピュータへの専用ソフトのイン
ストールの手間、負担を省くことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態
(実施の形態1)による情報データ転送機能を有す表示
装置を図面を参照して説明する。なお、ここでは前記の
用途1の使用方法を前提にしている。図1は、本発明の
情報データ転送システムを示すブロック図であり、これ
がPC2と表示装置1Aより構成され、表示信号出力部
19と表示信号入力部33との間がケーブルで接続され
ている。最初に、PC2側の構成と動作を、図2に示す
PC2の詳細なブロック図を用いて説明する。PC2
は、表示装置1Aへ転送するための情報データが保存さ
れるメモリまたはメモリカード等の記憶装置63と、こ
の記憶装置63からの情報データを読み出し、フレーム
メモリ62に書き込むCPU60と、表示装置1Aへ出
力するための表示データを書き込むフレームメモリ62
と、フレームメモリ62から表示データを毎フレームご
とに読み出し、一般的なRGB信号として表示信号出力
部19へ出力するグラフィックコントローラ61とによ
り構成される。表示信号出力にはアナログRGB信号と
デジタルRGB信号の2つの種別があるが、以降の説明
では、デジタル信号を例にして説明する。なお、アナロ
グRGB信号であっても、本発明は表示装置1Aの表示
信号入力部33からのアナログRGB信号にA/Dコン
バ−タをいれ、デジタル変換することで、適用可能であ
る。
【0032】次に、このPC2の動作について説明す
る。図3はPC2が情報データを転送する際の動作の前
段を示すフローである。これによれば、情報データを転
送する際、タイマ割り込みを設定し(ステップA1)、
そのタイマ割り込みの周期は表示フレーム周波数の整数
倍に同期し、割り込みが入ると(ここではフレーム周波
数の20倍の周期、すなわち20フレーム毎に1回のタ
イマ割り込みが入るものとして説明する)、CPU60
はタイマ割り込み処理へ移行し、フレームメモリ62の
先頭に図4に示すようなフォーマットを有するヘッダコ
ードを書き込み(ステップB1)、引き続き、メモリな
どの記憶装置63内に保存されている情報デ−タを読み
出し、1フレーム内に転送できる容量にパケット化し、
最初の1パケット分の情報データをフレームメモリ62
に書き込む(ステップB2)。
【0033】図4のヘッダコードのフォーマットは先頭
を示すヘッダと、情報データの日付やタイトルの属性デ
ータおよび、表示装置1Aが先頭パケットや最終パケッ
トを認識できるようにするためのパケット番号と、PC
2側で1フレーム内の1パケット分の情報データが欠落
無く、準備が完了したことを示すパケットデータ書き込
み完了フラグと、表示装置側1Aで行うエラーチェック
のためのCRCコードから構成される。1パケット分の
情報データの書き込みが完了したフレームメモリ62の
内部のマップは、図5に示すように、フレームメモリ6
2の先頭行にヘッダコードが、以降には、1パケット分
の情報データが続く。
【0034】1パケット分の情報デ−タを書き終わる
と、図4に示すヘッダコード内のパケットデータ書き込
み完了フラグをセットし(ステップB3)、次のフレー
ムまで待ち、フレームメモリ62を表示データに書き換
える(ステップB4)。なお、前記表示データとは、表
示装置1Aの記憶装置25に保存する情報データではな
く、PC2が表示装置1Aの画面に表示するためのデー
タを意味する。このとき、フレームバッファの先頭に書
いたヘッダコードは表示データに書き換えている最中は
残し、書き換えの最後にヘッダコード部分を書き換え
る。これは、表示データに書き換えている最中には、情
報データがまだ残っており、それを表示装置1A側で表
示すると、従来の方法の課題で説明した画面にゴミがで
る課題が発生し、これを解決するために、ヘッダコード
を残し、表示装置1Aの構成と動作の説明で後述するよ
うに、表示装置1A側のヘッダコードがあるフレームは
表示をしないようにする構成を利用して、この課題を解
決する。
【0035】以上、これまで説明したステップB1〜ス
テップB4までの動作を繰り返し、最終パケットであれ
ば、メインルーチンに通知し(ステップB6)、メイン
ルーチンは転送を終了して(ステップA2)、タイマ割
り込みを禁止し(ステップA3)、情報データの転送の
処理を終了する。図2に示すグラフイックスコントロー
ラ61は、図5のフレームメモリ62のアドレスマップ
に対し、TVの走査線と同じ方向でこのフレームメモリ
62を読み出し、表示信号出力部19に通常のRGB信
号として出力する。
【0036】図6は、これまで説明した図3のフローに
沿って表示信号出力部19から出力される信号のタイミ
ングチャートを示す。この図6のB1〜B3期間に情報
データを転送し、B3で完了し、B4の最初で表示デー
タに書き変わり始め、B4の終わりでヘッダコード含め
て、全て表示データに書き変わる。また、次のパケット
の情報データは20フレーム後に転送される。また、図
7に示すように、情報データは1フレームを1パケット
として転送され、図4に示すようにヘッダコード内にパ
ケットの先頭あるいは終了を表すパケット番号が付加さ
れる。
【0037】以上、PC2側の構成と動作について説明
したが、以上説明した動作は、全てソフトウェアにより
実現可能であり、特殊なハード構成は必要としないた
め、どのPCでも、適用可能である。また、これまでの
説明はハードとソフトの内部からの視点により行った
が、ユーザからの視点で以下説明する。表示装置1Aの
記憶装置25は、PC2のOSからは、従来の外部記憶
装置で実現しているのと同じソフトウェアの手段によ
り、新たな外部記憶装置として認識される(従来手法の
ため、ソフト内部の動作については省略する)。従っ
て、ユーザが情報データを転送する際は、従来のファイ
ルコピーと同じ要領で行うことができる。一例として、
PC2で、ファイル内容を閲覧するソフトを立ち上げ、
転送元の情報データとなるファイルを選択し、転送先に
表示装置1Aの記憶装置25を指定し、ファイルコピー
を実行することで、PC2から表示装置1Aへ情報デー
タが転送される。
【0038】一方、前記表示装置1Aは、図1に示すよ
うに、PC2の表示信号出力部19からのRGB信号を
受ける表示信号入力部33と、表示装置1A内のフレー
ムメモリ23、24への書き込みおよび読み出しを制御
するフレームメモリ書き込み/読み出し制御手段20
と、前記PC2からの信号にもとづき情報データのパケ
ットデータ内のヘッダコードを検出するヘッダコード検
出手段21と、フレームメモリ23、24のバスの行き
先を切り替えるフレームメモリ選択手段22と、PC2
からの情報データ転送時には、その情報データを格納し
たフレームメモリ23または24から情報データを読み
出し、記憶装置25に書き込むCPU10と、フレーム
メモリ23または24より読み出した表示データをLC
Dパネル6に適合したタイミングに変更するLCDパネ
ル表示信号作成手段5と、LCDパネル表示信号作成手
段5からの表示信号を受け表示画面に表示する前記LC
Dパネル6とで構成される。なお、LCDパネル6に代
えてCRT、LCDプロジェクタ等の他の表示デバイス
も適用できる。
【0039】図8は、フレームメモリ書き込み/読み出
し制御手段20の詳細を示すブロックであり、PC2か
らのRGB信号をパラレル型式に変換するシフトレジス
タ40と、2入力2出力のマルチプレクサで、前記のシ
フトレジスタ40からのパラレル型式に変換したRGB
信号とCPU10のデータバス26に接続される2つの
入力部、フレームメモリ23、24のデ−タバス30、
28に接続される2つの出力部、および選択端子S2入
力部を有すバス切替手段44と、前記パラレル型式にし
たRGB信号をフレームメモリ23、24にリアルタイ
ムで書き込むためのフレームメモリ書き込みアドレスと
リードライト信号を発生する書き込みフレームメモリア
ドレス発生手段48と、フレームメモリ23、24から
フレーム毎に表示信号を読み出すためのアドレスとリー
ドライト信号を作成するフレームメモリ読み出しアドレ
ス発生手段42と、2入力2出力のマルチプレクサで、
前記フレームメモリ読み出しアドレス発生手段42とフ
レームメモリ書き込みアドレス発生手段48とCPU1
0のそれぞれが出力するアドレスとリードライト信号を
入力とし、これらを選択入力部S1に入力される選択信
号により、2つの出力部へ選択的に出力するバス切り替
え手段43と、フレームメモリ23、24からの読み出
しデータを入力とし、CPU10のバスと、LCDパネ
ル表示信号作成手段5に接続される2つの出力部を有す
る2入力2出力のマルチプレクサであるバス切り替え手
段46とから構成されている。
【0040】図9は、フレームメモリ選択手段22とそ
の入出力側の構成を示し、ヘッダコード検出手段21か
らのヘッダコード検出通知出力を入力とし、バス切り替
え手段43,44、46のための選択スイッチSWa,
SWb、SWcの信号を出力し、表示データを受ける際
は、表示データが2つのフレームメモリ23、24に対
し、読み出しと書き込みがフレ−ム毎に入れ替わるよう
SWa〜SWcを制御し、情報データの受信により、ヘ
ッダコード検出手段21よりヘッダコードの通知を受け
ると、CPU10が情報データをフレームメモリより読
み出し可能にして、さらに情報データを表示画面に表示
しないようSWa〜SWcを制御する。
【0041】次に、動作について説明する。最初に、P
C2からの表示デ−タが表示装置1Aの表示画面に表示
されるまでの動作を図1、図8を用いて説明する。PC
2からの表示デ−タは、RGB信号3としてフレームメ
モリ書き込み/読み出し制御手段20に入り、シフトレ
ジスタ40によりパラレルデ−タに変換され、バス切り
替え手段44を経由してフレームメモリ23またはフレ
ームメモリ24のデータバスの内、どちらか片方に入力
される。ここで、説明の便宜上、最初にフレームメモリ
23に入力されるとものとして説明する。一方、フレー
ムメモリ書き込みアドレス発生手段48より、バス切り
替え手段43を経由してフレームメモリ23へ、前記の
パラレル変換された表示データを書き込むためのアドレ
スと書き込みを指示するリードライト信号が与えられ
る。これにより1フレーム分の前記表示データがフレー
ムメモリ23に書き込まれ、同時に、他方のフレームメ
モリ24に対し、フレームメモリ読み出しアドレス発生
手段42より、バス切り替え手段43を経由して、読み
出しアドレスと読み出しを指示するリードライト信号が
与えられる。このため、フレームメモリ24は一つ前の
フレームで書き込まれた表示データが読み出される。図
10は、今まで説明したフレームメモリ23、24の動
作を示すタイムチャートであり、フレームメモリ選択手
段22の制御に従って、フレームメモリ23とフレーメ
モリ24はフレーム毎に表示信号の読み出しと書き込み
の役割が交互に入れ替えられる。すなわちFIFO型式
で動作する。
【0042】前記のフレームメモリ24から読み出され
る1フレーム分の表示デ−タは、バス切り替え手段46
を経由して、LCDパネル表示信号作成手段5に入り、
LCDパネル6の画面に表示される。なお、LCDパネ
ル表示信号作成手段5とLCDパネル6は、従来のLC
Dモニタと同等の機能のため、説明は省略する。
【0043】次に、表示装置1において、PC2より情
報デ−タ(表示データではない)が転送される場合の動
作を、図11のフロ−と図12のタイムチャートに対応
させて説明する。まず、ヘッダコード検出手段21は、
PC2からの情報データのヘッダコードを検出し(ステ
ップC1)、フレームメモリ選択手段22へ通知する
(ステップC2)。
【0044】一方、図12に示すように、フレームN+
1では、PC2より情報データが出力され始め、最初に
ヘッダコードを検出し(ステップC1)、このフレーム
N+1ではフレームメモリ23から前フレームで書き込
んだ表示デ−タを、LCDパネル6側へ読み出し、フレ
ームメモリ24には、情報データが書き込まれる。ただ
し、このフレームN+1の情報データは、PC2側で1
パケット分の情報データを未だ準備できていないため
に、1パケットの先頭部分しか、含まず、以後のフレー
ムN+mで、完全に1パケット分の情報データが揃う。
【0045】前記のフレームメモリ選択手段22は、出
力SWa〜SWcにより、フレームN+1の時点から、
図10のフレーム毎のフレームメモリ23、24の読み
出しと書き込みの切り替え動作(FIFO動作)を止め、
LCDパネル6側へ出力する表示データは、フレーメモ
リ23から読み出すように機能を固定し、これにより前
フレームの表示データを表示し続け(ステップE1)、
一方、フレームメモリ24は、情報データの書き込み専
用に機能を固定する。(ステップE2)。
【0046】一方、ヘッダコード検出手段21はヘッダ
コード内のパケット書き込み完了フラグをチェックし
(ステップC3)、セットされていなければ、次のフレ
ームまで待ち、一方セットを検出すると、フレームメモ
リ選択手段22に通知し(ステップC4)、フレームメ
モリ選択手段22は、バス切り替え手段43とバス切り
替え手段44をSWa〜SWcにより、フレームメモリ
24のアドレス、データバスおよびリードライト信号を
CPU10のそれぞれに接続するよう制御し、次にCP
U10へ通知する(ステップE4)。
【0047】CPU10はフレームメモリ24に書き込
まれたヘッダコードと情報データを読み出し、また、ヘ
ッダコード内の図4に示す日付、タイトル情報等の属性
情報を抽出し、記憶装置25へ情報データと共に書き込
む(ステップD1)。一方、図12では、フレームN+
m+1で、CPU10が、フレームメモリ24の内容を
読み出し、記憶装置25へ書き込み、フレームN+Kで
書き込みを完了する。
【0048】CPU10が書き込み完了後、ヘッダコー
ド検出手段21に完了を通知し(ステップD2)、ヘッ
ダコード検出手段21は、フレームメモリ選択手段22
に通知し(ステップC6)、フレームメモリ選択手段2
2は、フレームメモリ24をCPUから切り離し、PC
2からの表示信号を書き込むように接続し(ステップE
6)、ヘッダコード検出手段21からの指示を待つ(ス
テップE7)。前記フレームメモリ選択手段22の動作
により、PC2からの表示信号は、フレームメモリ24
に毎フレーム書き込まれる(ステップE8)。
【0049】また、フレームメモリ23は図12のフレ
ームN+1からこれまで説明した時点のステップE8の
時点に相当するフレームN+k+1までの間、フレーム
Nで保存した表示データを、毎フレーム読み出し、LC
Dパネル6へ表示データとして出力する。一方、並行し
てヘッダコード検出手段21は、RGB信号内のヘッダ
コードを検出し、ヘッダコードが無ければ表示データで
あるとみなし、フレームメモリ選択手段22に通知し、
次のフレーム(図12のフレームN+k+2)よりフレ
ームメモリ24を読み出しに、フレームメモリ23は書
き込みにと、最初の表示データを表示していたサイクル
の図10のFIFO動作に戻り、表示画面が更新される
ことになる(図13のステップE8)。また、この後、
いくつかのフレームを経過し、2番目の情報データのパ
ケットを受信し、以後、同様の動作を繰り返す。
【0050】従って、前記構成によれば表示信号入出力
部を経由して情報デ−タ伝送するため、汎用通信インタ
フェースや記憶媒体の使用が不要であり、従って、どの
ような種類のPCでも、なんら新たなハードを追加する
こと無しに、ソフトを組み込むことで、情報データの転
送を実現できる。
【0051】また、高速のデータ伝送が可能であり、例
えば、一般的なPCの表示解像度は1024×768ド
ット、色情報が24ドット、75フレーム/秒であり、
その場合、1フレームで伝送できる容量は、1024×
768×24=約19Mビット(2.4Mバイト)が可
能である。
【0052】そして、前記のように2枚のフレームメモ
リ23、24を持ち、情報データの転送中は、情報デー
タ転送前のフレームの表示デ−タを格納した例えばフレ
ームメモリ23より、表示データを読み出すことによ
り、情報データが表示されることはない。PC2からは
情報データを連続したフレームで転送するのではなく、
あるフレーム間隔(例えば20フレームの間隔)を空
け、かつその間は、表示データを転送し、一方、表示装
置1A側では、1パケット分の情報データを記憶装置に
保存後、各パケットの間にPCより出力される表示デー
タを表示することにより、パケットの数が多い大容量の
情報データの転送中に表示が凍結することなく、更新さ
れる効果を有する。
【0053】また、PC2が1パケットの情報データを
準備する際に、ヘッダコード内にパケットデータ書き込
み完了フラグを設け、1パケットの情報データの準備が
完了した時点で、そのフラグをセットすることにより、
表示装置1A側で、ヘッダコード内の前記フラグをチェ
ックすることにより、1パケットの情報データが揃った
ことを検出でき、未だ準備途中の欠落した情報データを
保存することはない。さらに、情報データを1フレーム
内で転送可能な容量に分割したパケット通信で転送する
ことにより、無限の容量の転送が可能になる。
【0054】次に、本発明の実施の他の形態(実施の形
態2)による情報データ転送システムについて説明す
る。この実施の形態2は、前記で説明した用途2の使用
方法を前提としており、PC2から出力された表示装置
1の画面上の表示を、画像ファイルとして生成し、表示
装置1Aの記憶装置25へ保存する画面キャプチャ機能
として使用している。この実施の形態2において、図1
3はPC2の表示信号出力部19からのRGB信号のタ
イムチャートを示し、このRGB信号のヘッダコードは
表示装置1Aに対し表示信号の保存を指示するもので、
これは、前記の利用シーンで説明したようにPC2の操
作者がマウスなどで、画面のキャプチャボタン41を指
示したとき、PC2がそれに応答して、このヘッダコー
ドを出力する。これが前記実施の形態1と相違するとこ
ろは、ヘッダコードに続く情報デ−タは存在せず、通常
の表示データが続くことである。すなわち、PC2側
は、表示データを書き込んだフレームメモリのフレーム
の先頭にヘッダコードのみを書き込むことで、この信号
を出力する。
【0055】また、2番目の相違は、図13に示すよう
に、ヘッダコードは1フレーム分しか出力しないことで
あり、これはキャプチャする画像データは1フレーム分
の容量であるため、実施の形態1のようなパケットデー
タの構成をとらないことと、PC2は、数バイト程度の
ヘッダコードのみを書けばよく、十分、1フレーム内に
間に合い、実施の形態1のように、1パケット分の情報
データの書き込みに、1フレーム以上かかるような動作
が発生しないためである。3番目の相違は、ヘッダコー
ドのフォ−マットにおいて、上記の理由により、パケッ
ト番号とパケットデータ書き込み完了フラグは持たない
ことである。
【0056】さらに、4番目の相違は、図14に示すよ
うなフレームメモリ書き込み/読み出し制御手段20の
中で、図2に示したようなバス切り替え手段46が無
く、常に、LCDパネル6に与えられる表示データはフ
レームメモリ23より読み出されることである。なお、
実施の形態1で使用した図1は、実施の形態2でも利用
でき、図8は図14に置き換えるものとして説明する。
5番目の相違は、PC2がヘッダコードではなく、通常
の表示データを出力している期間は、フレームメモリ2
3は、表示データの書き込みと、LCDパネル6への表
示用データの読み出しを時分割で行うフレームバッファ
として働き、一方、フレームメモリ24は表示データの
書き込みを、フレーメモリ23と同様に行うが、LCD
パネル6への読み出しは行わず、表示データの書き込み
のみ行う。
【0057】次に、動作について、図15に示す動作フ
ロー図と図16に示すタイムチャートについて説明す
る。図16のフレームN−2〜N−1は通常の表示をし
ている期間で、フレームNで、PC2よりヘッダコード
が出力され、ヘッダコード検出手段21はこのヘッダコ
ードを検出し(ステップC8)、フレームメモリ選択手
段22に通知し(ステップC9)、フレームメモリ選択
手段22は、次のフレームN+1の先頭で、フレームメ
モリ24に対して表示デ−タの書き込みを禁止し(ステ
ップE9)、フレームメモリ24のアドレスバスとデー
タバスとリードライト信号をCPU10に接続する(ス
テップE10)。CPU10は、フレームメモリ24よ
り、ヘッダコードと表示デ−タを読み出し、記憶装置2
5に保存を開始し(ステップD3)、図16のフレーム
N+mで完了し(ステップD4)、フレームメモリ24
をCPU10から切り離し、表示信号の書き込み用に戻
し(ステップE12)、以後、N+m+1からは、通常
の表示動作に戻る。
【0058】一方、フレームメモリ23の動作は、常
に、変化せず、前述したように表示データの書き込み/
読み出しを時分割で行い、この動作をフレーム毎に繰り
返すため、表示画面には、正常に表示され、問題は発生
しない。なお、ヘッダコードが転送されたフレームNで
は、表示装置1Aの画面に、ヘッダコードが表示されて
しまうが、1フレーム期間のみの表示であることと、画
面の先頭ラインにしか表示されないことと、表示画面1
A上では輝度が低く目だたない色になるようにヘッダコ
ードのデータを変換する等の工夫により、実用上の問題
はない。また、CPU10が記憶装置25に保存をした
画像データを、読み出して表示する動作は実施の形態1
と同じであるので説明は省略する。
【0059】次に、ユーザの視点からの説明を行う。な
お、これから説明するグラフィックユーザインタフェー
スは、ソフトウェアによる従来の方法で実現しているも
のであり、ソフト内部の説明は省略する。図17におい
て、表示装置1AがPC2からの表示データを表示画面
に表示している際、表示画面上の情報を保存したい場
合、画面右下のキャプチャ41のボタンをマウスでクリ
ックすることにより、それをCPU10が検出し、前述
した説明通りヘッダーコードを表示装置1Aへ転送し、
表示装置1A側で、表示画面の保存が実行される。
【0060】表示装置1A側に、画面に表示するための
表示データの書き込みと読み出しの機能ブロックとは独
立した、キャプチャのための表示データを格納するため
のフレームメモリ24を追加することにより、ヘッダコ
ードの検出後に、CPU10がフレームメモリ24より
キャプチャ用の画像データを読み出して記憶装置25へ
保存するまでの間、表示データの表示は、フレームメモ
リ24とは別に、前述した表示データの書き込み読みだ
し機能ブロックが働いているので、画面が凍結するなど
の問題は発生しない。また、動画の場合であっても、キ
ャプチャ専用のフレームメモリは1フレーム分の書き込
みしか行わないために、保存したデータがブレることは
ない。
【0061】次に、本発明の実施の他の形態(実施の形
態3)について説明する。実施の形態3は実施の形態2
の変形であり、実施の形態2との1番目の相違は、US
Bなどの汎用I/Fを追加することと、2番目の相違は
ヘッダコードを、表示信号出力からではなく、前記の汎
用I/F経由で送るようにしたものである。これによ
り、実施の形態2のPC2側のフレームメモリ62の先
頭にヘッダコードを書くソフト処理と、表示装置側のヘ
ッダコード検出手段を削除できる。実施の形態2と比べ
て、PC2側のフレームメモリの先頭にヘッダコードを
書く必要が無くなり、ソフト開発の際の負担を軽減で
き、また、表示装置1A側はヘッダコード検出手段21
が削除でき、コストダウンを実現できる。
【0062】さらに、本発明の実施の別の形態(実施の
形態4)について説明する。この実施の形態4は実施の
形態2の変形であり、実施の形態2との1番目の相違
は、画面の保存(キャプチャ)の指示を、PC2側から
画面上のキャプチャボタンにより行うのではなく、表示
装置1A側で行うことであり、表示装置1A側に画面保
存を指示する操作ボタン等を配置し、CPU10がヘッ
ダコードのかわりに、このボタン操作の検出により、画
面の表示データが記憶装置に保存される。2番目の相違
は、上記により、図10の画面上のキャプチャボタンは
不要になり、またPCからのヘッダコードの転送も不要
になる。
【0063】従って、実施の形態2および3と比べて、
画面上のキャプチャを指示する操作ボタンや、ヘッダコ
ードを送付するPC側でのソフト処理が不要となり、P
C2側は、一切の専用ソフトフェアは不要になり、ソフ
ト開発の際の負担を軽減し、また、操作者にもPC2へ
の専用ソフトのインストールの手間を省ける効果を有す
る。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、用途1
において、コンピュータから表示装置へ表示信号入出力
部を経由して直接情報デ−タ伝送することができるよう
にしたため、汎用通信インタフェースやメモリカードな
どの記憶媒体の使用が不要であり、従って、どのような
種類のコンピュータでも、なんら新たなハードを追加す
ること無しに、ソフトを組み込むことで、情報データの
転送をローコストな構成にて実現できるほか、高速のデ
ータ伝送が可能になる。
【0065】そして、表示装置は2枚のフレームメモリ
を持ち、情報データの転送中は、情報データ転送前のフ
レームの表示デ−タを格納した一方のフレームメモリよ
り表示データを読み出すことにより、情報データが表示
されることがない。また、コンピュータからは、情報デ
ータを連続したフレームで転送するのではなく、あるフ
レーム間隔を空け、その間は、表示データを転送し、一
方、表示装置側では、1パケット分の情報データを記憶
装置に保存後、各パケットの間にコンピュータより出力
される表示データを表示することにより、パケットの数
が多い大容量の情報データの転送中に表示を凍結させる
ことなく、更新させることができる。
【0066】さらに、コンピュータが1パケットの情報
データを準備する際に、ヘッダコード内にパケットデー
タ書き込み完了フラグを設け、1パケットの情報データ
の準備が完了した時点で、そのフラグをセットすること
により、表示装置側で、ヘッダコード内の前記パケット
データ書き込み完了フラグをチェックすることによっ
て、1パケットの情報データが揃ったことを検出でき、
未だ準備途中の欠落した情報データを保存するのを防止
できる。さらに、情報データを1フレーム内で転送可能
な容量に分割したパケット通信で転送することにより、
無限容量のデータ転送が可能になるという効果が得られ
る。
【0067】また、本発明によれば、用途2において、
表示装置側に、画面に表示するための表示データの書き
込みと読み出しの機能ブロックとは独立した、キャプチ
ャ用の表示データを格納するためのフレームメモリを追
加することにより、ヘッダコードの検出後に、そのフレ
ームメモリよりキャプチャ用の画像データを読み出して
記憶装置へ保存するまでの間、表示データの表示は、前
記フレームメモリとは別に、前記表示データの書き込み
読みだし機能が働いているので、画面が凍結するなどの
問題が発生しないという効果が得られる。また、動画の
場合であっても、キャプチャ専用のフレームメモリは1
フレーム分の書き込みしか行わないために、保存したデ
ータがブレることがないという効果が得られる。
【0068】また、本発明によれば、用途2において、
USBなどの汎用I/Fを追加し、前記ヘッダコード
を、この汎用I/F経由で送るようにしたことにより、
コンピュータ側のフレームメモリの先頭にヘッダコード
を書くソフト処理と、表示装置側のヘッダコード検出手
段を削除できるとともに、コンピュータ側のフレームメ
モリの先頭にヘッダコードを書く必要が無くなり、ソフ
ト開発の際の負担を軽減でき、また、コストダウンを実
現できるという効果が得られる。
【0069】さらに、本発明によれば、用途2におい
て、キャプチャの指示を、コンピュータ側からキャプチ
ャボタンにより行うのではなく、表示装置側で行うこと
で、表示装置側に画面保存を指示する操作ボタンの操作
検出により、画面の表示データが記憶装置に保存でき
る。また、画面上のキャプチャボタンは不要になり、コ
ンピュータからのヘッダコードの転送も不要になり、ヘ
ッダコードを送付するコンピュータ側でのソフト処理が
不要となり、コンピュータ側は、一切の専用ソフトウェ
アが不要になり、ソフト開発の際の負担を軽減できるほ
か、操作者にとってもコンピュータへの専用ソフトのイ
ンストールの手間を省けるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態によるデータ転送シス
テムを示すブロック図である。
【図2】 図1におけるコンピュータの詳細を示すブロ
ック図である。
【図3】 図1におけるコンピュータからの情報データ
を転送手順を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の一形態におけるヘッダコード
のフォーマットである。
【図5】 図1におけるコンピュータが持つフレームメ
モリ内部を示すアドレスマップである。
【図6】 図1におけるコンピュータが出力する表示信
号を示すタイムチャートである。
【図7】 本発明における情報データのパケット転送を
説明するタイムチャートである。
【図8】 図1におけるフレームメモリ書き込み/読み
出し制御手段の詳細を示すブロック図である。
【図9】 図1におけるフレームメモリ選択手段の周辺
を示すブロック図である。
【図10】 図1における表示装置での表示装置の表示
データ受信時のフレームメモリの状態を示す説明図であ
る。
【図11】 図1における表示装置側の情報データ受信
時の動作手順を示すフローチャートである。
【図12】 図1における表示装置での情報データ受信
時のフレームメモリのタイムチャートである。
【図13】 本発明の実施の他の形態におけるRGB信
号を示すタイムチャートである。
【図14】本発明の実施の他の形態におけるフレームメ
モリ書き込み/読み出し制御手段を示すブロック図であ
る。
【図15】 本発明の実施の他の形態による表示装置の
動作手順を示すフローチャートである。
【図16】 本発明の実施の他の形態による表示装置側
のフレームメモリのデータとRGB信号を示すタイムチ
ャートである。
【図17】 本発明の実施の他の形態によるデータ転送
システムをユーザの視点により示す説明図である。
【図18】 従来のデータ転送システムをユーザの視点
により示す説明図である。
【図19】 従来の他のデータ転送システムをユーザの
視点により示す説明図である。
【図20】 従来のデータ転送システムを示すブロック
図である。
【図21】 従来の他のデータ転送システムを示すブロ
ック図である。
【図22】 図21におけるコンピュータの詳細を示す
ブロック図である。
【図23】 図22におけるコンピュータの表示出力信
号を示す説明図である。
【図24】 図21におけるフレームメモリの状態を示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
1A 表示装置 2 PC(コンピュータ) 21 ヘッダコード検出手段 23、24 フレームメモリ 25 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 浩 東京都港区芝浦四丁目13番23号 エヌイー シー三菱電機ビジュアルシステムズ株式会 社内 Fターム(参考) 5C052 GA02 GA03 GA09 GB06 GE04 GE08 5C082 BB01 BB25 CB01 DA63 MM06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データを1フレームの期間内で転送
    可能な容量に分割して1パケットとし、1フレーム当り
    1パケットで表示装置へ転送するコンピュータと、 該コンピュータが転送した情報データのヘッダコードを
    表示装置側で検出するヘッダコード検出手段と、 前記ヘッダコードを持つ情報データの書き込みおよび読
    み出しが行われるフレームメモリとを備え、 前記情報データの転送中は、該情報データの画面上にお
    ける表示を禁止し、前記転送直前のフレームの表示デー
    タを前記フレームメモリに記憶させ、その表示データを
    前記情報データの転送が終了するまで画面上に表示させ
    ることを特徴とするデータ転送システム。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータからの情報データの転
    送中は、1パケット分の情報データを転送する各フレー
    ム間に、表示データを出力するフレームを入れ、前記表
    示装置では、1フレーム内のパケット分の情報データの
    保存と次のフレームの表示データを表示器の画面上に表
    示する動作を交互に行うことを特徴とする請求項1に記
    載のデータ転送システム。
  3. 【請求項3】 前記情報データのヘッダコードが、1フ
    レームの情報データが準備できたことを示すパケットデ
    ータ書き込み完了フラグを有し、前記表示装置ではその
    パケットデータ書き込み完了フラグを検出した後に、前
    記情報データを読み出して保存することを特徴とする請
    求項1に記載のデータ転送システム。
  4. 【請求項4】 前記情報データのヘッダコードが、情報
    データに関する属性データを有し、前記表示装置ではそ
    の属性データを前記情報データとともに保存することを
    特徴とする請求項1に記載のデータ転送システム。
  5. 【請求項5】 コンピュータからのフレーム先頭にヘッ
    ダコードを有する表示データを抽出し、画像ファイルに
    変換して記憶装置に保存する表示装置と、該表示装置に
    設けられた画面キャプチャ専用のフレームメモリとを備
    え、 毎フレームごとに前記表示データの書き込みを行わせ、
    前記ヘッダコードを検出した次のフレームより前記表示
    データの書き込みを禁止し、前記フレームメモリの表示
    データを読み出して、画像ファイルとして前記記憶装置
    に保存させることを特徴とするデータ転送システム。
  6. 【請求項6】 コンピュータから通信インタフェースを
    通して伝送されるヘッダコードを受信し、該コンピュー
    タからの表示データを画像ファイルに変換して記憶装置
    に保存する表示装置と、 該表示装置に設けられた画面キャプチャ専用のフレーム
    メモリとを備え、 毎フレームごとに前記表示データの書き込みを行わせ、
    前記ヘッダコードを検出した次のフレームより前記表示
    データの書き込みを禁止し、前記フレームメモリの表示
    データを読み出して、画像ファイルとして前記記憶装置
    に保存させることを特徴とするデータ転送システム。
  7. 【請求項7】 コンピュータから出力される表示データ
    を抽出し、該表示データを画像ファイルに変換して記憶
    装置に保存する表示装置と、 該表示装置に設けられて、前記表示データを保存するた
    めの操作ボタンとを備え、 毎フレームごとに前記表示データの書き込みを行わせ、
    前記操作ボタンの操作を検出した次のフレームより前記
    表示データの書き込みを禁止し、フレームメモリの表示
    データを読み出して、画像ファイルとして前記記憶装置
    に保存させることを特徴とするデータ転送システム。
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