JP2002304148A - 画像表示装置及び画像表示方法、並びに画像記録装置及び画像記録方法 - Google Patents

画像表示装置及び画像表示方法、並びに画像記録装置及び画像記録方法

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JP2002304148A
JP2002304148A JP2001110552A JP2001110552A JP2002304148A JP 2002304148 A JP2002304148 A JP 2002304148A JP 2001110552 A JP2001110552 A JP 2001110552A JP 2001110552 A JP2001110552 A JP 2001110552A JP 2002304148 A JP2002304148 A JP 2002304148A
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JP2001110552A
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Yuko Mimura
優子 三村
Hideaki Matsuda
英明 松田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変換前の画像と変換後の画像を重ね合わせる
処理でずれや辺の伸び縮みを見えないようにする。 【解決手段】 原画像を表示の有効範囲である640×480
にリサイズする(a)。次に、黒色で塗りつぶされた
(c)に示す横800×縦700の貼り付けエリアの中央位置
に、(b)に示したリサイズデータを貼り付ける
(d)。次に、冗長エリアのサイズを計算し、解像度変
換装置へ転送する転送開始位置とデータ転送量を計算す
る。次に、解像度変換処理を実施し、前記冗長エリアを
含んだ縦、横をそれぞれ640×480に縮小する(g)。こ
のとき、冗長エリアのαを適切な値にすることによっ
て、ユーザの可視可能な範囲を、表示の有効範囲中の8
7%、すなわち横556.8、縦417.6にすることができる。
変換前の冗長データの上下、左右の幅が同じであれば変
換後の中心位置は、変換前と同じであるため、ずれは生
じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを画像
表示手段に表示する画像表示装置及び画像表示方法に関
する。また、被写体を撮影して得た画像データを記録す
る画像記録装置及び画像記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばデジタルスチルカメラに内蔵され
る画像表示装置にて、縮小率の小さい解像度変換を行う
際、変換前の画像と変換後の画像の1辺の差が1ピクセ
ル未満になる場合がある。このとき、変換後の画像の中
心点を表示装置上の中心点に合わせることを考えると、
1ピクセル単位に丸めて位置合わせをする必要があるた
め中心が合わなくなり、従来技術では本来見える位置か
らずれて見えたり辺が伸び縮みしたように見える事があ
る。
【0003】特に変換前と変換後の画像を重ね合わせて
表示する場合などで目立ち、非常に見栄えが悪くなる。
【0004】また、有効なデータより大きなデータや、
有効範囲外のデータを表示しようとする場合、データが
無いので電子的なノイズやメモリ上の不要なデータがノ
イズとなって見えてしまう。
【0005】これを抑止するために、有効範囲外のデー
タが表示に現れないよう表示の有効範囲外にノイズがく
るように電子回路の設計を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、変換前の画
像と変換後の画像を重ね合わせる処理でずれや辺の伸び
縮みを見えないようにする画像表示装置及び画像表示方
法、並びに画像記録装置及び画像記録方法の提供を目的
とする。
【0007】また、連続して表示領域を変更する処理等
で、中心位置がずれる事により表示がぶれるといった現
象を回避することができる画像表示装置及び画像表示方
法、並びに画像記録装置及び画像記録方法の提供を目的
とする。
【0008】また、本発明は、有効画像データの全部分
の表示を行う機能を実現する場合、電気的なノイズや余
分なデータを画像として処理してしまうことによる誤差
を防止することができる画像表示装置及び画像表示方
法、並びに画像記録装置及び画像記録方法の提供を目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像表示装
置は、前記課題を解決するために、画像データを画像表
示手段に表示する画像表示装置において、前記画像表示
手段に表示する画像データを一時的に記憶する画像デー
タ記憶手段と、外部から取り込んだ原画像データを前記
画像表示手段の表示の有効範囲にリサイズする解像度変
換手段と、前記解像度変換手段によってリサイズされた
画像データを前記画像データ記憶手段を用いて所定のサ
イズの貼り付けエリアの中央に貼り付け、冗長部を含ん
だ切り出しエリアを計算し、切り出しエリアを切り出し
た後に、その切り出しエリアを前記解像度変換手段を用
いて縮小する制御手段とを備える。この画像表示装置に
おいて、前記貼り付けエリアは、黒く塗りつぶされてい
る。
【0010】また、前記制御手段は、前記解像度変換手
段によって縮小した前記切り出しエリアの中心を、前記
画像表示手段の中心に合わせる。
【0011】本発明に係る画像表示方法は、前記課題を
解決するために、画像データを画像表示手段に表示する
ための画像表示方法において、外部から取り込んだ原画
像データを前記画像表示手段の表示の有効範囲にリサイ
ズするリサイズ工程と、前記リサイズ工程によってリサ
イズされた画像データを画像データ記憶手段に一時的に
記憶しながら所定のサイズの貼り付けエリアの中央に貼
り付ける貼り付け工程と、前記貼り付けエリアから冗長
部を含んだ切り出しエリアを計算する切り出しエリア計
算工程と、切り出しエリア計算工程で計算された切り出
しエリアを切り出す切り出し工程と、前記切り出し工程
によって切り出された切り出しエリアを縮小する縮小工
程とを備える。この画像表示方法において、前記貼り付
けエリアは、黒く塗りつぶされる。
【0012】また、前記縮小工程によって縮小された前
記切り出しエリアの中心は、前記画像表示手段の中心に
合っている。
【0013】本発明に係る画像記録装置は、前記課題を
解決するために、被写体を撮影して得た画像データを記
録する画像記録装置において、記録した画像データを表
示する画像表示手段と、前記画像表示手段に表示する画
像データを一時的に記憶する画像データ記憶手段と、前
記被写体を撮影して得た画像データを前記画像表示手段
の表示の有効範囲にリサイズする解像度変換手段と、前
記解像度変換手段によってリサイズされた画像データを
前記画像データ記憶手段を用いて所定のサイズの貼り付
けエリアの中央に貼り付け、冗長部を含んだ切り出しエ
リアを計算し、切り出しエリアを切り出した後に、その
切り出しエリアを前記解像度変換手段を用いて縮小する
制御手段とを備える。この画像記録装置において、前記
貼り付けエリアは、黒く塗りつぶされる。
【0014】また、前記制御手段は、前記解像度変換手
段によって縮小した前記切り出しエリアの中心を、前記
画像表示手段の中心に合わせる。
【0015】本発明に係る画像記録方法は、前記課題を
解決するために、被写体を撮影して得た画像データを記
録するための画像記録方法において、前記画像データを
画像表示手段の表示の有効範囲にリサイズするリサイズ
工程と、前記リサイズ工程によってリサイズされた画像
データを画像データ記憶手段に一時的に記憶しながら所
定のサイズの貼り付けエリアの中央に貼り付ける貼り付
け工程と、前記貼り付けエリアから冗長部を含んだ切り
出しエリアを計算する切り出しエリア計算工程と、切り
出しエリア計算工程で計算された切り出しエリアを切り
出す切り出し工程と、前記切り出し工程によって切り出
された切り出しエリアを縮小する縮小工程とを備える。
この画像記録方法において、前記貼り付けエリアは、黒
く塗りつぶされる。
【0016】また、前記縮小工程によって縮小された前
記切り出しエリアの中心は、前記画像表示手段の中心に
合っている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の画像表示装置及
び画像表示方法、並びに画像記録装置及び画像記録方法
の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0018】この実施の形態は、本発明の画像記録方法
に従って画像データ蓄積用記録媒体に画像データを記録
するときに、記録する画像データを画像表示装置に表示
する画像記録装置を内蔵した、図1に示すデジタルスチ
ルカメラ10である。
【0019】図1において、デジタルスチルカメラ10
は、後述するレンズ&CCD部11からの映像に画像圧
縮や画像伸長等の画像処理を施す画像処理回路12と、
画像処理回路12で画像処理された画像を表示する画像
表示部13と、画像表示部13に表示すべき画像データ
を一時的に記憶する表示用記憶部であるDRAM14
と、画像データに解像度変換処理を施す解像度変換装置
15と、解像度変換装置15にて解像度変換された画像
データを画像表示部13に表示させるとともに、画像デ
ータ蓄積用記録媒体となるメモリーカード18に書き込
む制御マイクロコンピュータ(以下マイコンと記す)1
6とを備えている。
【0020】また、デジタルスチルカメラ10は、被写
体の映像を取り込むレンズ&CCD部11と、メモリー
カード18に対する書き込み読み出し処理をコントロー
ルするメモリーカードコントローラ17とを備えてい
る。
【0021】画像表示部13は、例えば640×480
ピクセル分のサイズの表示範囲を備える内蔵の液晶パネ
ルである。また、EVF、あるいは外部に接続されたテ
レビモニタなど、画像を表示可能なものであればどのよ
うなものでもよい。
【0022】メモリーカード18は、リムーバブルメデ
ィアであり、レンズ&CCD部11を介して取り込まれ
た被写体の映像を、画像データファイルとして記録す
る。
【0023】DRAM14は、画像表示部13に表示す
べき画像データを一時的に記憶する。画像処理回路12
は、メモリーカード18から前記画像データファイルを
読み出す際、レンズ&CCD部11を介して取り込まれ
た被写体の映像を圧縮する。解像度変換装置15は、レ
ンズ&CCD部11を介して取り込まれた被写体の映像
の解像度を変換する。制御マイコン16は、解像度変換
装置15の解像度変換処理を制御する。
【0024】次に、図2及び図3を用いてデジタルスチ
ルカメラ10の外観を説明する。図2は正面側からの斜
視図であり、図2は後方からの斜視図である。
【0025】デジタルスチルカメラ10は、カメラ本体
100の上部に撮影部101を前後後方に回転可能に取
り付けている。カメラ本体100には、前記画像表示装
置が内蔵されるとともに、メモリーカード18が出し入
れ可能に収納され、後面側のほぼ中央に画像表示部13
が配設されている。また、撮影部101にはレンズユニ
ット11aとストロボユニット102が横方向に所要間
隔をおいて配置されている。カメラ本体100の底面1
03には、メモリーカード18を装填するための挿入開
口104が形成されており、この挿入回路104は蓋部
105によって覆われる。
【0026】次に、このデジタルスチルカメラ10の一
般的な動作について説明する。被写体の映像はレンズ&
CCD部11を通って取り込まれ、画像処理回路12に
よって所定の画像処理が施され画像表示部13に表示さ
れる。
【0027】撮影者がシャッターボタンSBを押すとレ
ンズ&CCD部11で撮像された画像は、画像処理回路
12を通ってDRAM14に保存される。次に必要に応
じて解像度変換装置15によって目的とする画像サイズ
に変換され再びDRAM14に保存され、画像処理装置
12によって圧縮処理等が施され、DRAM14の異な
る領域に保存される。
【0028】さらに、制御マイコン16によってヘッダ
等の必要な情報を付加され、メモリーカードコントロー
ラ17を経てメモリーカード18に記録される。ここ
で、記録する媒体としてはメモリーカードに限らず、内
蔵のメモリなど、記録可能なものであればどのようなも
のでもよい。
【0029】再生の要求が出された場合には、メモリー
カードコントローラ17を経てメモリーカード18に記
録された画像データを読み出し、DRAM14に保存す
る。
【0030】その後、制御マイコン16によってヘッダ
等の必要な情報が読み出され、画像処理装置12によっ
て伸張処理が施されDRAM14の異なる領域に保存さ
れる。さらに、必要に応じて解像度変換装置105によ
って表示する画像のサイズに変換され、画像処理回路1
2で処理された後、画像表示部13に表示される。
【0031】次に、このデジタルスチルカメラ10の特
徴的な動作について図4〜図6を用いて説明する。図4
は、デジタルスチルカメラ10が行う画像処理機能を説
明するための機能ブロック図である。
【0032】制御マイコン16でLCDパネル(画像表
示部)13の表示特性に合わせた解像度変換のための演
算及び表示位置の演算を行い、信号処理部2に演算結果
をパラメータとして引き渡す。信号処理部2は、前記図
1に示した画像処理回路12と解像度変換装置15の機
能を有しており、制御マイコン16からの設定により解
像度変換、出力位置の演算を行い、表示装置としてのL
CDパネル13、又は外部表示装置としてのビデオ出力
5へ結果を出力する。信号処理部2での信号出力は切り
替えスイッチ4に切り替えられてLCDパネル13又は
ビデオ出力5に供給される。
【0033】図中の点線はハードウェア的に切り替えら
れたものを制御マイコン16が出力装置の特性に合わせ
て演算するための検出信号である。
【0034】制御マイコン16は、図5に示すように実
際の表示画像を100%とした場合、面積比で64%程度
に縮小して出力することにより最適な表示画像が得られ
るため、縮小を行った後、画面の中央の位置に縮小画像
がくるようにパラメータの設定をする。このとき、表示
画面が上下、左右方向にずれる特性がある場合は打ち消
す方向にオフセットをかけることで表示装置には最適な
画像が表示される。
【0035】次に、図6に示すフローチャートを用いて
デジタルスチルカメラ10の画像表示動作を詳細に説明
する。制御マイコン16の処理手順である。
【0036】先ず、ステップS61にてレンズ&CCD
部11を介して得られた画像をLCDパネル13に表示
するか否かを判断する。これはユーザによるコマンドに
応じる。ここでLCDパネル13への表示が選択された
のであれば、ステップS62に進み、解像度変換のため
の演算及び表示位置の調整のための演算を行う。
【0037】次に、ステップS63にて、各演算結果を
パラメータとして信号処理部2に渡す。そして、ステッ
プS64では、信号処理部2に解像度変換、表示位置の
調整を行わせる。
【0038】最後に、ステップS65にてLCDパネル
13の有効表示範囲6に解像度変換した画像7を、表示
位置を調整して表示させる(図7の(a))。このよう
にすれば、ユーザが記録したいと考える図7の(a)に
示す画角と表示されている画角を同一のものと考え、表
示を信じて撮影した後に、パーソナルコンピュータ(P
C)などで再生したときでも、その表示部8には図7の
(b)に示すように余計な部分まで再生されているとい
うことがなくなる。
【0039】ところで、図7の(a)に示した画像は、
縮小率の小さい解像度変換を行って得られたものであ
り、変換前の画像と変換後の画像の1辺の差が1ピクセ
ル未満になる場合がある。このとき、変換後の画像の中
心点を表示装置上の中心点に合わせることを考えると、
1ピクセル単位に丸めて位置合わせをする必要があるた
め中心が合わなくなり、本来見える位置からずれて見え
たり辺が伸び縮みしたように見える事がある。
【0040】例えば図8の(a)に示すように原画像が
横2272,縦1704ピクセルで、表示の有効範囲は
横640、縦480ピクセル(図8の(c))、表示装
置が表示の有効範囲中の87%(面積比で約76%)を
表示できるとすると、縮小後の正確なサイズは横55
6.8、縦417.6になる(図8の(b))。しか
し、表示の有効範囲エリアに貼り付けるためには整数ピ
クセルに丸める必要があるため誤差が発生し、中心点が
ずれる。
【0041】さらに、図7の(a)に示した画像の表示
状態では、有効範囲外のデータも表示してしまうことに
なり、電子的なノイズやメモリ上の不要なデータがノイ
ズ9となって見えてしまう。
【0042】そこで、デジタルスチルカメラ10では、
図9のフローチャートに示す各工程にしたがった図10
に示すような処理を行う。すなわち、図9のステップ7
1にて例えば図10の(a)に示す原画像(キャプチャ
ーデータ)を表示の有効範囲である640×480(図
10の(b))にリサイズする。なお、キャプチャーデ
ータはどんな大きさのデータでもかまわない。
【0043】次に、予め黒や、その他の色で塗りつぶさ
れた図10の(c)に示す横800×縦700の貼り付
けエリアの中央もしくは表示装置のオフセット特性を考
慮した位置に、前記図10の(b)に示したリサイズデ
ータを貼り付ける(ステップS72、図10の
(d))。
【0044】次に、ステップS73及びステップS74
にて冗長エリアのサイズを計算し、解像度変換装置15
へ転送する転送開始位置とデータ転送量を計算する。こ
こでは、図10の(d)に示すように、横方向の両端に
それぞれα、縦方向の両端にそれぞれαという冗長エリ
アを計算し、解像度変換装置15にその冗長エリアをを
含んだ切り出しエリアを渡すべく、前記転送開始位置と
データ転送量を計算する。この結果、解像度変換装置1
5には、図10の(f)に示す切り出し部分が渡され
る。
【0045】そして、解像度変換装置15にて、解像度
変換処理を実施し、前記冗長エリアを含んだ縦、横をそ
れぞれ640×480に縮小する(図10の(g))。
このとき、前記αを適切な値にすることによって、ユー
ザの可視可能な範囲を、前記表示の有効範囲中の87%
(面積比で約76%)、すなわち横556.8、縦41
7.6にすることができる。ここで、変換前の冗長デー
タの上下、左右の幅が同じであれば変換後の中心位置
は、変換前と同じであるため、ずれは生じない。
【0046】次に、ステップS76にて、画像表示部1
3に同期信号に合わせて前記解像度変換を行った画像を
表示する。
【0047】さらに、この処理では、図10の(c)に
示した貼り付けエリアを予め黒、もしくはその他の色で
塗りつぶし、その上にリサイズデータを貼り付け、その
データを有効範囲外のデータを含むデータとして表示す
るので、図7の(a)に見えたような、画面上部などの
ノイズや、同期信号などを表示することがない。
【0048】また、図10の(h)に、端部の拡大を示
すように、冗長エリアの黒の内側はさらに内側の画像部
分の白とうまく混じり合うようにLPFを通す。これに
より、黒が滲んだようなグレーとなり、表示の見栄えが
よくなる。
【0049】したがって、本発明によれば、解像度変換
前と変換後の画像の中心位置が1ピクセル未満のずれに
なるような解像度変換を行う場合に中心点が同じ位置に
なるように、もしくは一片の長さの差が1ピクセル未満
になる場合に画角が変わらないようにすることができ
る。
【0050】このため、本発明は、解像度変換を行い、
画像を表示する装置や、解像度変換を行い、画像を記録
する装置に適用が可能である。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、解像度変換前の画像と
変換後の画像を重ね合わせる処理を行ってもずれや辺の
伸び縮みを見えなくすることができる。また、連続して
表示領域を変更する処理等で、中心位置がずれる事によ
り表示がぶれるといった現象を回避することができる。
【0052】また、本発明によれば、有効画像データの
全部分の表示を行う機能を実現する場合、電気的なノイ
ズや余分なデータを画像として処理してしまうことによ
る誤差を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデジタルスチルカメラの構成
を示すブロック図である。
【図2】前記デジタルスチルカメラの正面側斜視図であ
る。
【図3】前記デジタルスチルカメラの後面側斜視図であ
る。
【図4】前記デジタルスチルカメラにおける画像表示装
置の機能ブロック図である。
【図5】記録画像の有効範囲と表示の有効範囲を示す図
である。
【図6】前記デジタルスチルカメラの画像表示装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図7】前記デジタルスチルカメラの画像表示例を示す
図である。
【図8】冗長データを使わずに表示装置の特性に合わせ
た解像度変換を行う場合の処理例を示す図である。
【図9】冗長データを用いた解像度変換処理を行うデジ
タルスチルカメラの動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図10】冗長データを用いた解像度変換処理を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 デジタルスチルカメラ、12 画像処理回路、1
3 画像表示装置、14 DRAM、15 解像度変換
装置、16 制御マイコン、18 メモリーカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 3/40 G06T 3/40 A 5C080 G09G 5/00 510 G09G 5/00 510M 5C082 5/36 H04N 1/393 H04N 1/393 5/225 B 5/225 5/907 B 5/907 101:00 5/91 G09G 5/36 520G // H04N 101:00 H04N 5/91 J Fターム(参考) 5B057 CA12 CA16 CB12 CB16 CC03 CD05 CE09 5C022 AA13 AC03 AC11 AC42 AC69 5C052 AA17 AB02 CC01 DD02 DD04 EE03 EE08 GA02 GA03 GA06 GB01 GB06 GC03 GC04 GE06 GE08 GF00 5C053 FA08 FA14 FA27 FA29 GB21 LA02 LA06 LA11 5C076 AA17 AA22 BA06 CB04 5C080 AA10 BB05 DD01 DD12 EE17 EE21 JJ01 JJ02 JJ06 KK42 5C082 AA27 BA12 BD02 CA34 CA54 CA84 CB03 MM10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを画像表示手段に表示する画
    像表示装置において、 前記画像表示手段に表示する画像データを一時的に記憶
    する画像データ記憶手段と、 外部から取り込んだ原画像データを前記画像表示手段の
    表示の有効範囲にリサイズする解像度変換手段と、 前記解像度変換手段によってリサイズされた画像データ
    を前記画像データ記憶手段を用いて所定のサイズの貼り
    付けエリアの中央に貼り付け、冗長部を含んだ切り出し
    エリアを計算し、切り出しエリアを切り出した後に、そ
    の切り出しエリアを前記解像度変換手段を用いて縮小す
    る制御手段とを備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記貼り付けエリアは、黒く塗りつぶさ
    れることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記解像度変換手段に
    よって縮小した前記切り出しエリアの中心を、前記画像
    表示手段の中心に合わせることを特徴とする請求項2記
    載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 画像データを画像表示手段に表示するた
    めの画像表示方法において、 外部から取り込んだ原画像データを前記画像表示手段の
    表示の有効範囲にリサイズするリサイズ工程と、 前記リサイズ工程によってリサイズされた画像データを
    画像データ記憶手段に一時的に記憶しながら所定のサイ
    ズの貼り付けエリアの中央に貼り付ける貼り付け工程
    と、 前記貼り付けエリアから冗長部を含んだ切り出しエリア
    を計算する切り出しエリア計算工程と、 切り出しエリア計算工程で計算された切り出しエリアを
    切り出す切り出し工程と、 前記切り出し工程によって切り出された切り出しエリア
    を縮小する縮小工程とを備えることを特徴とする画像表
    示方法。
  5. 【請求項5】 前記貼り付けエリアは、黒く塗りつぶさ
    れることを特徴とする請求項4記載の画像表示方法。
  6. 【請求項6】 前記縮小工程によって縮小された前記切
    り出しエリアの中心は、前記画像表示手段の中心に合っ
    ていることを特徴とする請求項5記載の画像表示方法。
  7. 【請求項7】 被写体を撮影して得た画像データを記録
    する画像記録装置において、 記録した画像データを表示する画像表示手段と、 前記画像表示手段に表示する画像データを一時的に記憶
    する画像データ記憶手段と、 前記被写体を撮影して得た画像データを前記画像表示手
    段の表示の有効範囲にリサイズする解像度変換手段と、 前記解像度変換手段によってリサイズされた画像データ
    を前記画像データ記憶手段を用いて所定のサイズの貼り
    付けエリアの中央に貼り付け、冗長部を含んだ切り出し
    エリアを計算し、切り出しエリアを切り出した後に、そ
    の切り出しエリアを前記解像度変換手段を用いて縮小す
    る制御手段とを備えることを特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記貼り付けエリアは、黒く塗りつぶさ
    れることを特徴とする請求項7記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記解像度変換手段に
    よって縮小した前記切り出しエリアの中心を、前記画像
    表示手段の中心に合わせることを特徴とする請求項8記
    載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 被写体を撮影して得た画像データを記
    録するための画像記録方法において、 前記画像データを画像表示手段の表示の有効範囲にリサ
    イズするリサイズ工程と、 前記リサイズ工程によってリサイズされた画像データを
    画像データ記憶手段に一時的に記憶しながら所定のサイ
    ズの貼り付けエリアの中央に貼り付ける貼り付け工程
    と、 前記貼り付けエリアから冗長部を含んだ切り出しエリア
    を計算する切り出しエリア計算工程と、 切り出しエリア計算工程で計算された切り出しエリアを
    切り出す切り出し工程と、 前記切り出し工程によって切り出された切り出しエリア
    を縮小する縮小工程とを備えることを特徴とする画像記
    録方法。
  11. 【請求項11】 前記貼り付けエリアは、黒く塗りつぶ
    されることを特徴とする請求項10記載の画像記録方
    法。
  12. 【請求項12】 前記縮小工程によって縮小された前記
    切り出しエリアの中心は、前記画像表示手段の中心に合
    っていることを特徴とする請求項11記載の画像記録方
    法。
JP2001110552A 2001-04-09 2001-04-09 画像表示装置及び画像表示方法、並びに画像記録装置及び画像記録方法 Withdrawn JP2002304148A (ja)

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