JP2002303642A - 電流検出装置 - Google Patents

電流検出装置

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JP2002303642A
JP2002303642A JP2001104769A JP2001104769A JP2002303642A JP 2002303642 A JP2002303642 A JP 2002303642A JP 2001104769 A JP2001104769 A JP 2001104769A JP 2001104769 A JP2001104769 A JP 2001104769A JP 2002303642 A JP2002303642 A JP 2002303642A
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Katsutoshi Fukazawa
勝利 深沢
Masaaki Hatsumi
正明 初見
Kenichi Nakano
健一 中野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用の非接触式の電流検出装置において、
コストの低減及び小型化を図ることができ、且つ高い検
出電流の分解能が得られ、高い検出精度が得られるよう
にする。 【解決手段】 被検出電流が流れる電流バーを貫通させ
るコア1と、このコア1に設けたギャップ2に挿入され
るホール素子3と、このホール素子3及び増幅回路4
a,4b、電源回路5を実装したプリント基板とを一つ
のケースに収容して電流センサを構成する。そして、こ
の電流センサの出力をADコンバータ6a,6bにより
デジタル化して信号処理し、上記電流バーに流れる電流
を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に車載用に適し
た電流検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6はこの種の一般的な電流検出装置の
構成を示す分解斜視図である。同図において、101は
回路素子102及びランド穴103を設けたプリント基
板で、ホール素子104の取付け穴も設けられている。
105はホール素子104挿入用のギャップ106を有
した筒状のコアで、フェライトや珪素鋼板などから形成
されている。107は上記コア105が収納されるコネ
クタ一体型のケースで、コネクタ端子108が取り付け
られており、またコア105の内部を貫通する筒体10
9が設けられ、この筒体109に電流が流れる電流バー
110が挿入されるようになっている。
【0003】上記構成の電流検出装置は、次のようにし
て形成される。
【0004】(1)ホール素子104の出力を増幅する
回路とコネクタ端子接続用のランド穴103を設けたプ
リント基板101に、リードタイプのホール素子104
を矢印A方向に直立させて実装する。
【0005】(2)端子内蔵コネクタを一体成型(イン
サート成形)したケース107に、ギャップ106を有
したコア105を矢印B方向に挿入する。
【0006】(3)コア105のギャップ106にホー
ル素子104が矢印C方向に入るようにプリント基板1
01をケース107に挿入し、コネクタ端子108とプ
リント基板101を半田付け等により接続する。
【0007】(4)この状態で回路の調整を行った後、
モールド材を充填してコア105とプリント基板101
の固定を行うとともに、蓋がなくても耐防水性が確保で
きるようにし、またコア105やプリント基板101の
耐振動性が確保できるようにする。
【0008】(5)電流バー110をケース107の筒
体109に挿入し、コネクタ端子108から供給した電
源により回路を駆動する。
【0009】以上のようにして形成された電流検出装置
は、電流バー110に電流が流れるとホール素子104
がそれを検知し、その検知出力をプリント基板101で
増幅して、ケース内のコネクタ端子108から外部に出
力する。これにより、電流バスバー110を流れる電流
値を検出することができる。
【0010】次に、この電流検出原理について説明す
る。
【0011】電流バー110に流れる電流の大きさに応
じて、アンペアの右ねじの法則により磁界が発生する。
この磁界をコア105により集磁し、ホール素子104
が検出可能な磁束密度にする。そして、コア105のギ
ャップ106に挿入されたホール素子104が、そのギ
ャップ部に発生した磁束密度に応じた電圧を出力し、こ
のホール素子104の出力電圧をプリント基板101に
実装された電子回路により適当なレベルまで増幅する。
これにより、電流バー110の電流の大きさに比例した
出力を得ることができる。
【0012】ここで、上記のような構成の電流センサを
車両に搭載した場合、一つの電流ラインに対して、大電
流範囲(100A以上)と小電流範囲(100A未満)
を検出したい用途がある。例えば、電気自動車(EV)
やハイブリッドカー(HBカー)などのバッテリの充放
電電流を監視する際、放電電流は100A以上の大電流
であるが充電電流は数A〜数10Aの小電流であり、積
算してバッテリの残容量を計算するような場合には、す
べての範囲で誤差の少ない大電流センサを使用するか、
計測範囲の異なる二つの電流センサを組み込んでそれぞ
れの出力を検出する方法が一般的である。
【0013】図7は従来の車載用の電流検出装置の回路
構成を示すブロック図である。電流センサ側には、電流
バーが貫通するコア111と、そのギャップ112に挿
入されたホール素子113と、ホール素子113の出力
を増幅する増幅回路114及び電源回路115がある。
そして、増幅されたセンサ出力(アナログ信号)が車載
CPU側のADコンバータ116によりデジタル信号に
変換されて処理されることにより、電流バーに流れる電
流が検出される。
【0014】図8は上述の大電流センサを使用した場合
の構成を示す図である。この場合、上記構成の電流セン
サ120により電流バー121に流れる電流が検出さ
れ、その検出結果であるセンサ出力はADコンバータ1
16に送られる。
【0015】図9は二つの電流センサを組み込んだ場合
の構成を示す図である。この場合、各電流センサ120
a,120bにより電流バー121に流れる電流が検出
され、各々のセンサ出力はそれぞれのADコンバータ1
16a,116bに送られる。また、図示していない
が、二つのセンサ出力をスイッチにより切換えて単一の
ADコンバータに送るようにしても良い。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の電流検出装置にあっては、次のような問題点が
あった。
【0017】(1)大電流範囲の磁気比例式電流センサ
一つで検出する場合 電気自動車あるいはハイブリッドカーでは、バッテリと
動力用モータが電力線により接続されており、車両の加
速時には最大数百Aの電流(放電電流)がバッテリから
モータに流れる。また、バッテリの容量が低下すると、
充電回路を通して数A〜数十Aの電流(充電電流)がバ
ッテリに流れる。ここで、電流センサには二つの目的が
あり、一つはバッテリの充放電電流を検出することで、
電流積算値を求めて、その結果からバッテリの残容量を
検出して充放電の最適な制御を行っている。もう一つは
モータに流れる電流を検出することで、その検出結果か
ら最適なモータ制御を行っている。
【0018】例えば、上記の大電流センサとしてフルス
ケール300Aのセンサ一つでバッテリの充放電電流を
監視する場合を考えると、センサの出力は車体側のマイ
コン(CPU)で読み込む場合が多いが、マイコン側の
読込電圧範囲は一般的に0〜5Vであり、したがって電
流センサの出力もフルスケールで0〜5Vになるように
設定されている。そして、フルスケール300Aのセン
サの場合、センサの分解能としては1A当り約16.7
mV/A(5000mV÷300A)となる。一方、読
込側のADコンバータを8bit(256)とすると、
1データ当りの分解能は約19.5mV/A(5000
mV÷256A)となり、理論上1A単位の検出ができ
なくなってしまう。その結果、小電流での検出精度が悪
化してしまい、したがって、分解能を10bitあるい
は20bitなど高分解能のADコンバータにしないと
正確な読み込みができなくなる。この高分解能のADコ
ンバータは、車載に際してコストや処理能力などの点で
問題となる場合があった。
【0019】(2)すべての電流範囲で誤差の少ない電
流センサを使用する場合 すべての電流範囲で誤差の少ない電流センサとしては、
磁気平衡式と呼ばれる電流センサが提案されているが、
回路が複雑になり、小型化も難しいため、前述のような
磁気比例式に比べてサイズやコストの面で車載用途とし
ては難しい問題を持っている。また、分解能の点から見
ると、上記(1)の場合と同様な問題を持っている。
【0020】(3)二つのセンサを同一の電流ラインに
組み込む場合 上記磁気平衡式の電流センサに対して精度的には及ばな
いが、コスト及びサイズ的に有利な磁気比例式の電流セ
ンサを二つの電流範囲に対して設ける方法であるが、こ
の場合、大電流検出用途と小電流検出用途とを分けるこ
とにより、小電流検出時の分解能を上げることができ、
安価なADコンバータでも必要な検出精度を確保するこ
とができる。
【0021】例えば、フルスケールで300Aのセンサ
とフルスケール30Aのセンサを同一の電流ラインに組
み込んだ場合、300Aのセンサの分解能は上記と同様
16.7mv/Aであり、30Aのセンサの分解能は1
66.7mv/Aとなる。そして、この二つのセンサの
出力を車体側で必要に応じて切換えるか、あるいは低分
解能の二つのADコンバータを使用することにより、小
電流領域の検出精度を悪化させるこなく読み込むことが
可能となる。しかし、この場合、二つのセンサを使用す
ることにより、取付スペースやセンサの重量及びコスト
は上記(1)の場合と比べて最悪2倍となり、実用的で
はないという問題点があった。
【0022】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、コストの低減及び小型化を図ることがで
き、且つ高い検出電流の分解能が得られ、精度の高い電
流検出装置を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電流検出装
置は、次のように構成したものである。
【0024】(1)非接触式の電流検出装置であって、
被検出電流が流れる電流バーを貫通させるコアと、この
コアに設けたギャップに挿入される複数の磁気検知素子
とを有し、前記複数の磁気検知素子を基板上に実装し、
その基板と前記コアを同一のケースに収容した。
【0025】(2)上記(1)において、磁気検知素子
はホール素子とした。
【0026】(3)非接触式の電流検出装置であって、
被検出電流が流れる電流バーを貫通させるコアと、この
コアに設けたギャップに挿入される磁気検知素子と、こ
の磁気検知素子の出力をそれぞれ異なるゲインで増幅す
る複数の増幅回路とを有し、前記磁気検知素子を基板上
に実装し、その基板と前記コアを同一のケースに収容し
た。
【0027】(4)上記(3)において、磁気検知素子
はホール素子とした。
【0028】(5)上記(3)又は(4)において、増
幅回路は所定の電流検出範囲及び分解能にゲインを設定
した。
【0029】(6)上記(3)ないし(5)何れかにお
いて、増幅回路は磁気検知素子と同じ基板上に実装し
た。
【0030】(7)上記(1)ないし(6)何れかにお
いて、電流検出結果は電圧信号又は電流信号で出力する
ようにした。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。
【0032】図1は本発明の実施例の構成を示すブロッ
ク図であり、前述の電気自動車やハイブリッドカーなど
の車両に搭載される非接触式の電流検出装置の構成を示
している。
【0033】同図の(a)において、1は被検出電流が
流れる電流バー(バスバー)を貫通させるコアで、所定
の面積及び間隔のギャップ2を有している。3はそのギ
ャップ2に挿入される磁気検知素子としてのホール素子
で、その出力はそれぞれゲインの異なる複数(ここでは
二つ)の増幅回路4a,4bにより増幅される。5は電
源回路であり、以上の各要素により電流センサが構成さ
れている。
【0034】6a,6bは上記各々の増幅回路4a,4
bからのセンサ出力(アナログ信号)をデジタル信号に
変換して信号処理回路に送出する車載CPU(マイコ
ン)側のADコンバータである。なお、このADコンバ
ータは、同図の(b)に示すように、センサ出力を切換
える切換スイッチ7を設けて、単一のADコンバータ6
としても良い。
【0035】なお、その他の構成は図6と同様であるの
で、詳細説明は省略する。
【0036】図2は複数のホール素子を使用した場合を
示す図である。ここでは同図の(a)に示すように、コ
ア1のギャップ2に二つのホール素子3a,3bを挿入
してあり、各々のホール素子3a,3bにそれぞれゲイ
ンの異なる増幅回路4a,4bを1:1で接続してい
る。この増幅回路4a,4bは、車両側が必要とする所
定の電流検出範囲及び分解能にゲインが設定されてい
る。また、同図の(b)はプリント基板8に二つのホー
ル素子3a,3bを実装した状態を示している。
【0037】図3は上述の電流センサの外観を示す斜視
図である。コア1と、このコア1のギャップ2に挿入さ
れたホール素子3a,3bと、このホール素子3a,3
b及び増幅回路4a,4bを実装した一つのプリント基
板8とが一つの(同一の)ケースに収容されて、電流セ
ンサ10が構成されている。そして、この電流センサ1
0に上述の電流バー11が貫通している。
【0038】図4は上記プリント基板8上にホール素子
を実装した状態を示す図である。同図の(a)に示すよ
うに、基板上のホール素子3をコア1のギャップ2に挿
入する。このとき、ホール素子3がコア1の断面内(ギ
ャップ2)に入るように、該コア1の形状及び面積が設
定されている。またコア1は、最大の電流検出範囲にお
いても飽和しないような構造、材料(材質)となってい
る。同図の(b)は二つのホール素子3a,3bをプリ
ント基板8に実装した場合を示している。
【0039】図5は面実装タイプのホール素子の実装状
態を示す図である。同図の(a),(b)はプリント基
板8に一つのホール素子3を実装したときの断面図及び
上面図、同図の(c),(d)はプリント基板8に二つ
のホール素子3a,3bを実装したときの上面図であ
り、ホール素子3a,3bは縦横何れの方向に並べても
良い。なお、これらのホール素子3,3a,3bは、面
実装タイプでなくても良く、リードタイプのものであっ
ても良い。
【0040】上記のように構成された電流検出装置にお
いて、電流センサ10のコア1のギャップ2に挿入され
たホール素子3は、コア1を貫通している電流バー11
に流れる電流に比例した電圧を出力する。この電圧は、
増幅回路4aにより増幅され、ハーネス部材を通しセン
サ出力として車載CPU側に送られる。このとき、増幅
回路4aのゲイン(増幅率)は大電流範囲に設定されて
おり、例えば、0〜300Aの検出範囲で0〜5Vの出
力電圧となるように設定されている。二つのホール素子
3a,3bを備えている場合は、一方のホール素子3a
の出力が増幅回路4aに入力され、所定のゲインで増幅
される。
【0041】また、もう一つの増幅回路4bのゲインは
小電流範囲に設定されており、例えば、0〜30Aの検
出範囲で0〜5Vの出力電圧となるように設定されてい
る。この増幅回路4bからのセンサ出力もハーネス部材
を通し車載CPU側に送られる。二つのホール素子3
a,3bを備えている場合は、もう一方のホール素子3
bの出力が増幅回路4bに入力され、所定のゲインで増
幅される。
【0042】そして、車載CPU側では、上記のセンサ
出力をADコンバータ6a,6b(6)によりデジタル
化して信号処理を行い、電流バー11に流れる電流を電
圧値として検出する。なお、上記電流センサ10の出力
形式としては、電圧出力タイプではなく、電流出力タイ
プであっても良い。
【0043】ここで、電流センサ10の外形は増幅回路
が増加してもそれほど大きくはならない。これは、セン
サ外形はプリント基板サイズよりもバスバーサイズに支
配される部分が大きいからである。設計手順としては、
通常、バスバーサイズ→ケース穴サイズ→コアサイズ→
ケースサイズの順となる。
【0044】また、増幅回路の部品点数はそれほど多く
はなく、電子部品の小型化も進んでいることから、プリ
ント基板の有効面積もそれほど増加しない。更に、プリ
ント基板に実装される電子部品の中である程度面積をと
る電源回路も一つで済むので、プリント基板もそれほど
大きくはならない。
【0045】したがって、コストの低減及び小型化を図
ることができ、且つ高い検出電流の分解能が得られ、精
度の高い電流検出装置を実現することができる。
【0046】このように、本実施例では一つの大電流セ
ンサを使用した場合に比べて、コストや処理時間に問題
のある高分解能のADコンバータを使用しなくても、検
出電流の高分解能を確保することができる。ADコンバ
ータ内蔵のCPUは複数のADコンバータを内蔵してい
る場合が多く、分解能を上げるよりも読み取りチャンネ
ルを増やす方が現実的である。
【0047】また、コスト及びサイズで問題のある磁気
平衡式のセンサの場合でも、小電流領域での高分解能を
得ることは難しいので、本実施例の手段は有益である。
【0048】また、従来二つの電流センサを同一の電流
ラインに組み込む場合においても、小電流範囲検出時の
センサ出力の分解能を上げることはできるが、二つのセ
ンサを設置するための物理的スペース、重量、コストな
どの問題があった。しかし本実施例では、コア、ホール
素子、プリント基板などの構造物は若干のサイズアップ
があるが、ほぼ1センチ程度で済み、回路部品も電源回
路が1センチ程度で済むため、スペース的、コスト的な
メリットは大きい。
【0049】なお、本発明は、電気自動車やハイブリッ
ドカーのモータ制御、バッテリ監視用アイドリング制
御、電動パワーステアリング用モータ制御など、使用温
度範囲が広く、且つ非接触で、比較的大きな電流(数十
A〜数百A)と小さな電流(数十A以下)を検出したい
用途、また、小電流領域で検出分解能を上げて正確な電
流検出をしたい用途に最適である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コストの低減及び小型化を図ることができ、且つ高い検
出電流の分解能が得られ、精度の高い電流検出装置が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による電流検出装置の構成を
示すブロック図
【図2】 複数のホール素子を使用した場合を示す構成
【図3】 実施例の電流センサの外観を示す斜視図
【図4】 基板上にホール素子を実装した状態を示す斜
視図
【図5】 面実装タイプのホール素子の実装状態を示す
【図6】 一般的な電流検出装置の構成を示す分解斜視
【図7】 従来の車載用の電流検出装置の回路構成を示
すブロック図
【図8】 従来の大電流センサを使用した場合を示す説
明図
【図9】 従来の二つの電流センサを組み込んだ場合を
示す説明図
【符号の説明】
1 コア 2 ギャップ 3 ホール素子 3a ホール素子 3b ホール素子 4a 増幅回路 4b 増幅回路 5 電源回路 6 ADコンバータ 6a ADコンバータ 6b ADコンバータ 7 スイッチ 8 プリント基板 10 電流センサ 11 電流バー
フロントページの続き (72)発明者 中野 健一 東京都目黒区中目黒2丁目9番13号 スタ ンレー電気株式会社内 Fターム(参考) 2G017 AA01 AD53 BA05 2G025 AA00 AB02 2G035 AA17 AC15 AD66

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触式の電流検出装置であって、被検
    出電流が流れる電流バーを貫通させるコアと、このコア
    に設けたギャップに挿入される複数の磁気検知素子とを
    有し、前記複数の磁気検知素子を基板上に実装し、その
    基板と前記コアを同一のケースに収容したことを特徴と
    する電流検出装置。
  2. 【請求項2】 磁気検知素子はホール素子であることを
    特徴とする請求項1記載の電流検出装置。
  3. 【請求項3】 非接触式の電流検出装置であって、被検
    出電流が流れる電流バーを貫通させるコアと、このコア
    に設けたギャップに挿入される磁気検知素子と、この磁
    気検知素子の出力をそれぞれ異なるゲインで増幅する複
    数の増幅回路とを有し、前記磁気検知素子を基板上に実
    装し、その基板と前記コアを同一のケースに収容したこ
    とを特徴とする電流検出装置。
  4. 【請求項4】 磁気検知素子はホール素子であることを
    特徴とする請求項3記載の電流検出装置。
  5. 【請求項5】 増幅回路は所定の電流検出範囲及び分解
    能にゲインが設定されていることを特徴とする請求項3
    又は4記載の電流検出装置。
  6. 【請求項6】 増幅回路は磁気検知素子と同じ基板上に
    実装されていることを特徴とする請求項3ないし5何れ
    か記載の電流検出装置。
  7. 【請求項7】 電流検出結果は電圧信号又は電流信号で
    出力することを特徴とする請求項1ないし6何れか記載
    の電流検出装置。
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