JP2020122688A - 電流検出システム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な回路構成としながら素子や回路構成の故障を診断する。【解決手段】電流検出システムは、電流センサ1と、電流センサ1から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータ3と、センサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップ4とを備えている。演算チップ4は、内蔵A/Dコンバータ11を備えており、さらに、内蔵A/Dコンバータ11のデジタル信号と、センサ側のA/Dコンバータ3のデジタル信号を比較して、A/Dコンバータの故障を判定する判定部15を備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、主として変動する電流を検出する電流検出システムに関し、とくに車両に搭載されて走行用バッテリの電流を検出するのに最適な電流検出システムに関する。
正確な電流検出は、バッテリを充放電する電流から残容量を演算するシステムにおいて極めて大切である。演算された残容量を設定範囲にコントロールすることで、高い安全性を確保しながらバッテリの劣化を少なくできるからである。充放電されるバッテリの残容量を確実に安定して検出することは、電動車両の走行用バッテリにおいて特に有効である。バッテリの電流検出は種々の用途で使用されるが、車両の走行モータに電力を供給するバッテリの電流を検出するシステムにあっては、極めて信頼性が要求される。それは、検出するバッテリの充電電流と放電電流を積算して、バッテリの残容量を演算して、バッテリの充放電電流をコントロールしてバッテリの過充電や過放電を防止し、さらに、バッテリの劣化を少なくしているからである。バッテリは、過充電や過放電で劣化が進行し、安全性も低下するので、バッテリの残容量検出のエラーは安全性を低下させる原因となる。ただ、このことを実現するには、電流を検出する全ての素子の信頼性を向上することが大切である。ただ、複雑な種々の素子を使用しながら、全ての素子の故障を皆無にすることは極めて難しい。
電流検出システムは、検出する電流値をアナログ信号からデジタル信号に変換して、マイクロコンピュータ等の演算回路でデジタル処理して種々の制御に利用している。電流を正確に検出してデジタル信号として出力する電流検出システムとして、シャント抵抗器の両端に発生するアナログ信号の電圧値をA/Dコンバータでアナログ信号からデジタル信号に変換して出力する電流検出システムは開発されている。(特許文献1参照)
以上の電流検出システムは、電流を正確に検出して、電流検出システムとして検出電流を出力できるが、A/Dコンバータ等の素子や回路が正常に動作しないと正確な電流を検出できなくなる欠点がある。
以上の電流検出システムは、電流を正確に検出して、電流検出システムとして検出電流を出力できるが、A/Dコンバータ等の素子や回路が正常に動作しないと正確な電流を検出できなくなる欠点がある。
本発明は、従来の電流検出システムの欠点を解消することを目的として開発されたもので、本発明の重要な目的は、簡単な回路構成としながら素子や回路構成の故障を診断できる電流検出システムを提供することにある。
本発明のある態様にかかる電流検出システムは、電流センサ1と、電流センサ1から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータ3と、センサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップ4とを備えている。演算チップ4は、内蔵A/Dコンバータ11を備えており、さらに、内蔵A/Dコンバータ11のデジタル信号と、センサ側のA/Dコンバータ3のデジタル信号を比較して、A/Dコンバータの故障を判定する判定部15を備えている。
本発明の他の態様にかかる電流検出システムは、電流センサ1と、電流センサ1の温度を検出する温度センサ2と、温度センサ2から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータ3と、センサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップ4とを備えている。演算チップ4は、内蔵A/Dコンバータ11を備えており、さらに、内蔵A/Dコンバータ11のデジタル信号と、センサ側のA/Dコンバータ3のデジタル信号を比較して、A/Dコンバータの故障を判定する判定部15を備えている。
本発明の他の態様にかかる電流検出システムは、電流センサ1と、電流センサ1の温度を検出する温度センサ2と、電流センサ1と温度センサ2から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータ3と、センサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップ4とを備えている。演算チップ4は、内蔵A/Dコンバータ11を備えており、さらに、内蔵A/Dコンバータ11のデジタル信号と、センサ側のA/Dコンバータ3のデジタル信号を比較して、A/Dコンバータの故障を判定する判定部15を備えている。
本発明の電流検出システムは、簡単な回路構成としながら素子や回路構成の故障を診断できる特徴がある。それは、以上の電流検出システムが、電流センサまたは温度センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータと、センサ側のA/Dコンバータから入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップとを備えており、演算チップの内蔵A/Dコンバータのデジタル信号と、センサ側のA/Dコンバータのデジタル信号を比較して、A/Dコンバータの故障を判定するからである。
以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。
さらに以下に示す実施形態は、本発明の技術思想の具体例を示すものであって、本発明を以下に限定するものではない。また、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また、一の実施の形態、実施例において説明する内容は、他の実施の形態、実施例にも適用可能である。また、図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張していることがある。
さらに以下に示す実施形態は、本発明の技術思想の具体例を示すものであって、本発明を以下に限定するものではない。また、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また、一の実施の形態、実施例において説明する内容は、他の実施の形態、実施例にも適用可能である。また、図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張していることがある。
本発明の第1の発明の電流検出システムは、電流センサと、電流センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータと、センサ側のA/Dコンバータから入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップとを備えており、演算チップが内蔵A/Dコンバータを備え、さらに、演算チップが、内蔵A/Dコンバータのデジタル信号と、センサ側のA/Dコンバータのデジタル信号を比較して、A/Dコンバータの故障を判定する判定部を備えている。
以上の電流検出システムは、演算チップの内蔵A/Dコンバータを故障診断に併用するので、部品コストを安くして、A/Dコンバータの故障を判定できる特徴がある。電流センサの出力側に接続されるセンサ側のA/Dコンバータは、出力信号を、たとえば、耐ノイズ性の優れたCAN等のビークルバス規格とするために、信号処理用の演算チップが接続される。この演算チップは、ワンチップマイコンやASIC等の半導体素子であるが、これ等の半導体素子は、アナログ信号を入力して種々の処理をするために、入力側にA/Dコンバータを内蔵している。この内蔵A/Dコンバータで、電流センサが出力するアナログ信号をデジタル信号に変換し、変換されたデジタル信号と、センサ側のA/Dコンバータから出力されるデジタル信号を比較して、A/Dコンバータの故障が診断される。センサ側のA/Dコンバータと、演算チップの内蔵A/Dコンバータが正常に動作する状態において、センサ側のA/Dコンバータと内蔵A/Dコンバータから出力されるデジタル信号は実質的に同一値となる。何れかのA/Dコンバータが故障すると、センサ側のA/Dコンバータと内蔵A/Dコンバータから出力されるデジタル信号が異なる値となるので、センサ側のA/Dコンバータと内蔵A/Dコンバータの差電圧を閾値と比較して、A/Dコンバータの故障は判定できる。両方のA/Dコンバータが正常に動作する状態で、両方のA/Dコンバータのデジタル信号の電位が実質的に同一値となって予め設定している閾値よりも小さくなるからである。以上の電流検出システムは、センサ側のA/Dコンバータと内蔵A/Dコンバータの何れかが故障すると、両方のA/Dコンバータの電位差が閾値を越えるので、いずれのA/Dコンバータが故障したかを判定できないが、いずれのA/Dコンバータが故障したかは、両方のA/Dコンバータから出力される電流値を、種々の外的条件、たとえば、電流の変化特性、電池の充放電を検出するシステムにあっては、電池の電圧や残容量から推定できる推定電流値に比較して、推定電流値との差電圧が大きいA/Dコンバータを故障と判定して、故障A/Dコンバータを判定することができる。
さらに、センサ側のA/Dコンバータと内蔵A/Dコンバータの出力電圧は、A/Dコンバータの故障のみでなく、これ等のA/Dコンバータに接続している回路の故障によっても、電位差は閾値を越えるので、A/Dコンバータの故障診断のみでなく、さらにA/Dコンバータを接続している回路の故障、接触不良、接続しているリード線、回路基板の導電部の断線などの故障も判定できる。
本発明の第2の発明の電流検出システムは、電流センサと、電流センサの温度を検出する温度センサと、温度センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータと、センサ側のA/Dコンバータから入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップとを備えており、演算チップが内蔵A/Dコンバータを備え、さらに、演算チップが、内蔵A/Dコンバータのデジタル信号と、センサ側のA/Dコンバータのデジタル信号を比較して、A/Dコンバータの故障を判定する判定部を備えている。
以上の電流検出システムは、演算チップの内蔵A/Dコンバータを、温度センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータの故障診断に併用するので、部品コストを安くして、A/Dコンバータの故障を判定できる特徴がある。以上の電流検出システムは、電流センサに接続しているセンサ側のA/Dコンバータと、演算チップの内蔵A/Dコンバータの両方で、温度センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して、両方のデジタル信号を比較して故障診断する。温度センサ側であるセンサ側のA/Dコンバータと、演算チップの内蔵A/Dコンバータが正常に動作する状態において、両方のA/Dコンバータから出力されるデジタル信号は同じ値となり、あるいは予め設定している設定範囲となる。何れかのA/Dコンバータが故障すると、各々のA/Dコンバータから出力されるデジタル信号が異なる値となるので、故障を判定できる。
本発明の第3の発明の電流検出システムは、電流センサと、電流センサの温度を検出する温度センサと、電流センサと温度センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータと、センサ側のA/Dコンバータから入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップとを備えており、演算チップが内蔵A/Dコンバータを備え、さらに、演算チップが、内蔵A/Dコンバータのデジタル信号と、センサ側のA/Dコンバータのデジタル信号を比較して、A/Dコンバータの故障を判定する判定部を備えている。
以上の電流検出システムは、演算チップの内蔵A/Dコンバータを、電流センサ及び温度センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータの故障診断に併用するので、部品コストを安くして、A/Dコンバータの故障を判定できる特徴がある。以上の電流検出システムは、電流センサと温度センサに接続しているセンサ側のA/Dコンバータと、演算チップの内蔵A/Dコンバータの両方で、電流センサ及び温度センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して、両方のデジタル信号を比較して故障診断する。電流センサ及び温度センサ側であるセンサ側のA/Dコンバータと、演算チップの内蔵A/Dコンバータが正常に動作する状態において、両方のA/Dコンバータから出力されるデジタル信号は同じ値となり、あるいは予め設定している設定範囲となる。何れかのA/Dコンバータが故障すると、各々のA/Dコンバータから出力されるデジタル信号が異なる値となるので、故障を判定できる。
本発明の第4の発明の電流検出システムは、第2の発明または第3の発明において、さらに、演算チップに接続されて、演算チップから出力される、電流と温度と温度補正された補正電流が入力される第2のマイコンを備え、第2のマイコンが、演算チップから入力される電流信号と温度信号から補正電流を演算する電流補正部を備え、電流補正部で演算された補正電流と、演算チップから入力される補正電流とを比較して、演算チップと第2のマイコンの故障を判定する判定部を備えている。
以上の電流検出システムは、第2のマイコンを演算チップの故障診断に併用して、部品コストを安くしながら、演算チップと第2のマイコンの故障を診断できる特徴がある。それは、演算チップの出力側には、演算チップから伝送される信号を処理するために、第2のマイコンを接続しているが、この第2のマイコンでもって、演算チップから入力される電流信号と温度信号から補正電流を演算して、演算された補正電流と、演算チップから入力される補正電流とを比較して、演算チップと第2のマイコンの故障を判定するからである。
本発明の第5の発明の電流検出システムは、第4の発明において、演算チップと第2のマイコンとをワイヤーハーネスを介して接続している。
本発明の第6の発明の電流検出システムは、第4の発明または第5の発明において、演算チップがデジタル信号をCANに変換して第2のマイコンに出力している。
本発明の第7の発明の電流検出システムは、第4の発明ないし第6の発明のいずれかにおいて、電流センサを、バッテリの負荷電流を検出する電流センサとして、第2のマイコンが、検出する電流値から残容量を演算する演算部を備えている。
本発明の第8の発明の電流検出システムは、第1の発明ないし第7の発明のいずれかにおいて、電流センサが、シャント抵抗器を備え、シャント抵抗器の両端の電圧から電流を検出する電流センサとしている。
本発明の第9の発明の電流検出システムは、第1の発明ないし第7の発明のいずれかにおいて、電流センサを、フラックスゲート方式の電流センサとしている。
(実施の形態1)
図1のブロック図に示す電流検出システム100は、ハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカー、電気自動車などの電動車両に搭載されて、走行用のバッテリ30の電流を検出する。この電流検出システム100は、バッテリ30の電流を電流センサ1で検出し、さらに電流センサ1の検出値を温度で補正するために電流センサ1の温度を検出する温度センサ2と、電流センサ1と温度センサ2から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータ3と、センサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップ4と、演算チップ4に接続されて、演算チップ4から出力される、電流と温度と温度補正された補正電流がデジタル信号が入力される第2のマイコン5を備える。
図1のブロック図に示す電流検出システム100は、ハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカー、電気自動車などの電動車両に搭載されて、走行用のバッテリ30の電流を検出する。この電流検出システム100は、バッテリ30の電流を電流センサ1で検出し、さらに電流センサ1の検出値を温度で補正するために電流センサ1の温度を検出する温度センサ2と、電流センサ1と温度センサ2から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータ3と、センサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップ4と、演算チップ4に接続されて、演算チップ4から出力される、電流と温度と温度補正された補正電流がデジタル信号が入力される第2のマイコン5を備える。
図の電流検出システム100は、電流センサ1とセンサ側のA/Dコンバータ3と演算チップ4とを実装する電流検出モジュール10と、第2のマイコン5を搭載する基板20とを別基板として、コネクタ6とワイヤーハーネス7を介して接続している。ワイヤーハーネス7は、両端に接続しているコネクタ6を介して、電流検出モジュール10と基板20とを接続して、演算チップ4から出力されるバス規格のデジタル信号を第2のマイコン5に伝送する。
図の電流検出システム100は、電流センサ1で検出する電流を、温度センサ2の検出温度で温度補正するので、極めて高い精度で電流を検出できる。ただ、温度補正することなく正確に電流を検出できる電流センサを使用し、あるいは温度補正することなく要求される精度で電流を検出できる電流検出システムにあっては、必ずしも温度センサを設けることなく、電流センサで電流を検出することができる。
電流センサ1は、図に示すように、小形で正確に電流を検出できるシャント抵抗器8が適している。ただ、電流センサ1をシャント抵抗器8に特定するものでなく、電流センサ1は、高い精度で電流を検出できるフラックスゲート方式の電流センサ等、他の電流センサも使用できる。
シャント抵抗器8は、電流に比例して両端に電圧降下が発生する。シャント抵抗器8の電圧降下は、電流と電気抵抗の積となる。シャント抵抗器8は、電気抵抗を小さくして電圧降下と電力損失を小さくできる。シャント抵抗器8は、電圧降下と電力損失を小さくするために、電気抵抗を小さく、例えば電動車両のバッテリ電流を検出する電流検出システムにあっては、数mΩ以下の低抵抗に設定される。
電気抵抗の小さいシャント抵抗器8は、出力電圧をアンプ(図示せず)で増幅してセンサ側のA/Dコンバータ3に出力することができる。アンプは、シャント抵抗器8の両端の電圧降下を、センサ側のA/Dコンバータ3が、デジタル信号に変換する設定範囲まで増幅する。センサ側のA/Dコンバータ3は、設定範囲の電圧をデジタル信号に変換するので、デジタル信号に変換できる電圧の設定範囲が低い、たとえばmVオーダーの入力電圧をデジタル信号に変換できるA/Dコンバータは、シャント抵抗器8の出力電圧をアンプで増幅することなく、センサ側のA/Dコンバータ3でデジタル信号に変換できる。
センサ側のA/Dコンバータ3は、電流センサ1と温度センサ2から入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して出力する。センサ側のA/Dコンバータ3は、好ましくは12ビット〜32ビットのデジタル信号に変換して出力するが、好ましくは16ビットのデジタル信号に変換して出力する。センサ側のA/Dコンバータ3は、出力するデジタル信号を12ビットから32ビットと多くするに従って、量子化誤差を小さくして、高い分解能のデジタル信号として出力できる。ただ、12ビットから32ビットと多くすると、演算チップ4の演算時間が長くなり、あるいは高速処理する演算チップ4を使用する必要があって部品コストが高くなる。したがって、好ましくは、センサ側のA/Dコンバータ3は、最大で216(65,536)の数値を表現できる16ビットのA/Dコンバータを使用する。センサ側のA/Dコンバータ3は、電流センサ1と温度センサ2の出力側に独立して別々に接続されて、電流センサ1と温度センサ2のアナログ信号をデジタル信号に変換できるが、入力側にマルチプレクサを設けて、マルチプレクサで電流センサ1と温度センサ2とを切り換えてデジタル信号に変換することもできる。
センサ側のA/Dコンバータ3は、所定のサンプリング周期で入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換して出力する。センサ側のA/Dコンバータ3のサンプリング周期は、電流が変化するタイミングを考慮して最適値に設定されるが、たとえば10μsec〜100msec、好ましくは100μsec〜100msecの範囲に設定される。センサ側のA/Dコンバータ3は、外部から入力されるトリガー信号でアナログ信号をデジタル信号に変換し、あるいは外部からトリガー信号を入力することなく、内部のタイマからのトリガー信号で、アナログ信号をデジタル信号に変換する。
演算チップ4はワンチップマイコンやASICが使用できるが、好ましくはワンチップマイコンを使用する。ワンチップマイコンは、電流センサ1と温度センサ2から入力されるデジタル信号の電流信号と温度信号を演算して、温度補正した電流値を演算し、さらに演算したデジタル信号をCAN等の耐ノイズ特性の優れたバス規格に変換して外部に出力する。ワンチップマイコンは、CPU、RAM、ROM等の演算処理部12と、デジタル信号とアナログ信号の入力回路13を内蔵し、種々の用途に使用される回路構成としている。ワンチップマイコンは、アナログ信号とデジタル信号を入力して演算処理できるように、内蔵A/Dコンバータ11を備えている。
演算チップ4は、内蔵A/Dコンバータ11を、センサ側のA/Dコンバータ3の故障診断に併用する。演算チップ4は、内蔵A/Dコンバータ11で、電流センサ1と温度センサ2から入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。演算チップ4は、内蔵A/Dコンバータ11で変換したデジタル信号を、センサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号に比較して、A/Dコンバータの故障を診断する。
電流検出システム100は、A/Dコンバータが故障しない正常な動作状態では、センサ側のA/Dコンバータ3で変換されたデジタル信号から電流を検出し、内蔵A/Dコンバータ11を電流の検出には使用しない。したがって、内蔵A/Dコンバータ11は、センサ側のA/Dコンバータ3に比較して、出力するデジタル信号のビット数の少ないものが使用できる。たとえば、電流センサ1と温度センサ2に接続するセンサ側のA/Dコンバータ3には、16ビット(65,536階調)のA/Dコンバータを使用して、内蔵A/Dコンバータ11には12ビット(4096階調)のA/Dコンバータを使用して、演算チップ4の部品コストを安くできる。
16ビットのセンサ側のA/Dコンバータ3は、±100Aの電流をデジタル信号に変換して、1ビットの分解能が3mAとなり、12ビットのセンサ側のA/Dコンバータ3は、±100Aの電流をデジタル信号に変換して1ビットの分解能が40mAと大きくなる。以上の電流検出システム100は、A/Dコンバータの正常な動作状態では、高分解能のセンサ側のA/Dコンバータ3から出力されるデジタル信号を演算して電流を検出するので、内蔵A/Dコンバータ11の分解能を低くしながら、センサ側のA/Dコンバータ3が故障しない正常な状態では、高い精度で電流を検出できる。
演算チップ4は、電流センサ1と温度センサ2に接続しているセンサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号を演算して、温度センサ2の検出温度で電流センサ1の値を温度補正して補正電流を演算する。電流センサ1のシャント抵抗器8は、電気抵抗が温度で変化するので、演算チップ4は、検出温度でシャント抵抗器8の抵抗値を補正して、補正されたシャント抵抗器8の抵抗値と電圧降下から補正電流を演算する。
演算チップ4は、温度に対するシャント抵抗器8の電気抵抗を、ルックアップテーブルや関数としてメモリ14に記憶している。メモリ14に記憶するデータに基づいて、温度で電気抵抗を補正する。補正された電気抵抗(R)とシャント抵抗器8の電圧降下(E)から、演算チップ4は、以下の式で補正電流(I)を演算する。
I=E/R
I=E/R
シャント抵抗器8の電圧降下は、電流センサ1からセンサ側のA/Dコンバータ3に入力され、センサ側のA/Dコンバータ3でデジタル信号に変換されて演算チップ4の入力端子に入力される。シャント抵抗器8の温度は、温度センサ2からセンサ側のA/Dコンバータ3に入力されて、センサ側のA/Dコンバータ3でデジタル信号に変換されて演算チップ4の入力端子に入力される。
演算チップ4は、演算処理部12で補正電流を演算すると共に、A/Dコンバータの故障を判定する判定部15を備えている。判定部15は、例えばCPUである。判定部15は、センサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号と、内蔵A/Dコンバータ11で変換したデジタル信号を比較して故障診断する。判定部15は、センサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号と、内蔵A/Dコンバータ11で変換されたデジタル信号の差が閾値を越えるとA/Dコンバータが故障していると判定し、デジタル信号の差が閾値よりも小さいとA/Dコンバータが正常に動作していると判定する。演算チップ4は、閾値をメモリ14に記憶している。演算チップ4は、センサ側のA/Dコンバータ3と内蔵A/Dコンバータ11の両方が正常に動作する状態で、その差が閾値を越えないように閾値を設定している。
判定部15は、電流センサ1に接続しているセンサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号と、電流センサ1から入力されるアナログ信号を内蔵A/Dコンバータ11で変換したデジタル信号を比較してA/Dコンバータの故障診断し、さらに、温度センサ2に接続しているセンサ側のA/Dコンバータ3から入力されるデジタル信号と、温度センサ2から入力されるアナログ信号を内蔵A/Dコンバータ11で変換したデジタル信号を比較してA/Dコンバータの故障を診断する。
演算チップ4は、センサ側のA/Dコンバータ3と内蔵A/Dコンバータ11で、電流センサ1と温度センサ2の両方の信号をデジタル信号に変換して故障診断することで高い精度でセンサ側のA/Dコンバータ3の故障を診断できる。ただ、演算チップ4は、必ずしも電流センサ1と温度センサ2の両方から出力されるアナログ信号をセンサ側のA/Dコンバータ3と内蔵A/Dコンバータ11でデジタル信号に変換して故障診断することなく、電流センサ1又は温度センサ2のいずれかから出力されるアナログ信号のみをデジタル信号に変換して故障を診断することもできる。
さらに、図1の電流検出システム100は、演算チップ4と第2のマイコン5で補正電流を演算して、演算チップ4と第2のマイコン5の故障を診断する。演算チップ4と第2のマイコン5は、コネクタ6とワイヤーハーネス7を介して接続している。演算チップ4は、コネクタ6とワイヤーハーネス7を介して第2のマイコン5に、電流と温度と補正電流をデジタル信号で伝送する。演算チップ4から出力されるデジタル信号は、バス規格に変換されてコネクタ6とワイヤーハーネス7を介して第2のマイコン5に伝送される。演算チップ4は、内部で演算処理した補正電流に加えて、補正電流の演算に使用した、センサ側のA/Dコンバータ3から入力される電流及び温度を、バス規格のデジタル信号に変換して第2のマイコン5に伝送する。
第2のマイコン5は、演算チップ4から入力される電流信号と温度信号から補正電流を演算する電流補正部21を備えている。電流補正部21は、演算チップ4から入力されるデジタル電流信号とデジタル温度信号から補正電流を演算する。
さらに、第2のマイコン5は、電流補正部21で演算された補正電流と、演算チップ4から入力される補正電流とを比較して、演算チップ4と第2のマイコン5の故障を判定する判定部25を備えている。判定部25は、演算チップ4から入力される補正電流と、内部の電流補正部21で演算した補正電流を比較して、補正電流の差が閾値を越えると、演算チップ4と第2のマイコン5の何れかが故障したと判定して、エラー信号を出力する。第2のマイコン5は、故障診断の閾値を記憶している。閾値は、演算チップ4と第2のマイコン5が正常に動作する状態で演算される補正電流の差よりも僅かに大きな値に設定して、演算チップ4と第2のマイコン5の正常な動作状態では、両者で演算する補正電流の差が閾値を越えないようにしている。
第2のマイコン5は、補正電流の演算のみでなく、他の信号処理や演算をすることができる。たとえば、電動車両に使用される電流検出システムにあっては、第2のマイコン5で電池の残容量を演算し、また、残容量から電池を充放電する電流の制御などもすることができる。図に示す電流検出システム100は、電流センサ1がバッテリ30の負荷電流を検出する構成としており、第2のマイコン5が、電流センサ1が検出する電流値から電池の残容量を演算する演算部22を備えている。
本発明は、変動する電流を検出する電流検出システムとして、例えば、電動車両等に搭載されて、走行用バッテリの電流を検出する用途に好適に使用できる。
100…電流検出システム
1…電流センサ
2…温度センサ
3…センサ側のA/Dコンバータ
4…演算チップ
5…第2のマイコン
6…コネクタ
7…ワイヤーハーネス
8…シャント抵抗器
10…電流検出モジュール
11…内蔵A/Dコンバータ
12…演算処理部
13…入力回路
14…メモリ
15…判定部
20…基板
21…電流補正部
22…演算部
25…判定部
30…バッテリ
1…電流センサ
2…温度センサ
3…センサ側のA/Dコンバータ
4…演算チップ
5…第2のマイコン
6…コネクタ
7…ワイヤーハーネス
8…シャント抵抗器
10…電流検出モジュール
11…内蔵A/Dコンバータ
12…演算処理部
13…入力回路
14…メモリ
15…判定部
20…基板
21…電流補正部
22…演算部
25…判定部
30…バッテリ
Claims (9)
- 電流センサと、
前記電流センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータと、
前記センサ側のA/Dコンバータから入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップと、
を備える電流検出システムであって、
前記演算チップが
内蔵A/Dコンバータを備え、さらに、
前記演算チップが、
内蔵A/Dコンバータのデジタル信号と、
前記センサ側のA/Dコンバータのデジタル信号を比較して、
前記A/Dコンバータの故障を判定する判定部を備えることを特徴とする電流検出システム。 - 電流センサと、
前記電流センサの温度を検出する温度センサと、
前記温度センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータと、
前記センサ側のA/Dコンバータから入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップと、
を備える電流検出システムであって、
前記演算チップが
内蔵A/Dコンバータを備え、さらに、
前記演算チップが、
内蔵A/Dコンバータのデジタル信号と、
前記センサ側のA/Dコンバータのデジタル信号を比較して、
前記A/Dコンバータの故障を判定する判定部を備えることを特徴とする電流検出システム。 - 電流センサと、
前記電流センサの温度を検出する温度センサと、
前記電流センサと前記温度センサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するセンサ側のA/Dコンバータと、
前記センサ側のA/Dコンバータから入力されるデジタル信号を信号処理する演算チップと、
を備える電流検出システムであって、
前記演算チップが
内蔵A/Dコンバータを備え、さらに、
前記演算チップが、
内蔵A/Dコンバータのデジタル信号と、
前記センサ側のA/Dコンバータのデジタル信号を比較して、
前記A/Dコンバータの故障を判定する判定部を備えることを特徴とする電流検出システム。 - 請求項2または3に記載する電流検出システムであって、さらに、
前記演算チップに接続されて、前記演算チップから出力される、電流と温度と温度補正された補正電流が入力される第2のマイコンを備え、
前記第2のマイコンが、
前記演算チップから入力される電流信号と温度信号から補正電流を演算する電流補正部を備え、
前記電流補正部で演算された補正電流と、前記演算チップから入力される補正電流とを比較して、前記演算チップと第2のマイコンの故障を判定する判定部を備えることを特徴とする電流検出システム。 - 請求項4に記載する電流検出システムであって、
前記演算チップと前記第2のマイコンとがワイヤーハーネスを介して接続されてなることを特徴とする電流検出システム。 - 請求項4または5に記載する電流検出システムであって、
前記演算チップがデジタル信号をCANに変換して前記第2のマイコンに出力することを特徴とする電流検出システム。 - 請求項4ないし6のいずれかに記載する電流検出システムであって、
前記電流センサが、バッテリの負荷電流を検出する電流センサで、
前記第2のマイコンが、検出する電流値から残容量を演算する演算部を備えることを特徴とする電流検出システム。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載する電流検出システムであって、
前記電流センサが、
シャント抵抗器を備え、シャント抵抗器の両端の電圧から電流を検出する電流センサであることを特徴とする電流検出システム。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載する電流検出システムであって、
前記電流センサが、
フラックスゲート方式の電流センサであることを特徴とする電流検出システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019013878A JP2020122688A (ja) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | 電流検出システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019013878A JP2020122688A (ja) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | 電流検出システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2020122688A true JP2020122688A (ja) | 2020-08-13 |
Family
ID=71992544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019013878A Pending JP2020122688A (ja) | 2019-01-30 | 2019-01-30 | 電流検出システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112858977A (zh) * | 2021-01-06 | 2021-05-28 | 南京能晶电子科技有限公司 | 一种霍尔电流传感器芯片故障侦测电路以及侦测方法 |
CN112904255A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-06-04 | 北京车和家信息技术有限公司 | 电流传感器的故障判定方法和装置 |
CN113985118A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-01-28 | 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 | 车载电流故障检测装置 |
CN114487585A (zh) * | 2022-02-22 | 2022-05-13 | 苏州泰鼎智能科技有限公司 | 一种用于锂电池的充放电电流采集电路 |
CN114923521A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-08-19 | 旭孚(北京)新能源科技有限公司 | 一种液压站数据采集装置 |
JP7518574B1 (ja) | 2023-09-11 | 2024-07-18 | エイターリンク株式会社 | 無線給電システム |
-
2019
- 2019-01-30 JP JP2019013878A patent/JP2020122688A/ja active Pending
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