JP2002303545A - 身体管理システム、体重計 - Google Patents

身体管理システム、体重計

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JP2002303545A
JP2002303545A JP2001104698A JP2001104698A JP2002303545A JP 2002303545 A JP2002303545 A JP 2002303545A JP 2001104698 A JP2001104698 A JP 2001104698A JP 2001104698 A JP2001104698 A JP 2001104698A JP 2002303545 A JP2002303545 A JP 2002303545A
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Iwao Yamazaki
岩男 山▲崎▼
Yoshihiro Izawa
良弘 井沢
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Ya Man Ltd
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Ya Man Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人が自分自身の日々の生活の中で、目標に対
する結果のフィードバックをかけて常に身体を管理でき
るようにする。 【解決手段】 この身体管理システムは、被検者の運動
量を測定する運動器具3と、被検者の体重を測定する体
重計2と、これら運動器具3および体重計2と赤外線通
信し各データを受信すると共に受信したデータと被検者
から入力された個人データ(年齢、身長などのデータ)
を基に消費カロリーを含む人体管理のためのさまざまな
データ(目標値)を求め表示するカロリー計算機1とか
ら構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトレーニン
グによるダイエットや成人病予防を行うための身体管理
システム、体重計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、健康の維持管理を目的とし
て、ランニングマシンなどの運動器具を始めとするさま
ざまな機器、例えば体脂肪測定器、カロリー計算機、体
脂肪測定機能つき体重計などが商品化されている。
【0003】しかしながら、これらの機器は、それぞれ
単独で用いるものが多く、人が自分自身の日々の生活の
中で、消費あるいは摂取したカロリーに対してどれだけ
運動し、その結果、体重、あるいは体脂肪が現在どれだ
け変化し、今後、どのようなカリキュラムを組んで、理
想的な身体の状態にしなければならない、などといった
一連の身体管理を行うシステムとなっていないのが現状
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するためになされたもので、人が自分自身の日
々の生活の中で、目標に対する結果のフィードバックを
かけて常に身体を管理することのできる身体管理システ
ム、体重計を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の身体管理システムは、被検者が身長、
年齢を入力するためのデータ入力手段と、被検者の体重
を測定する体重測定手段と、前記体重測定手段により測
定された体重データと前記データ入力手段から入力され
た身長、年齢のデータとを基に目標値を算出し、算出し
た目標値に対する進行状況を表示すると共に、測定毎の
データを累計管理する手段とを具備したことを特徴とし
ている。また、本発明の身体管理システムは、被検者が
身長、年齢を入力するためのデータ入力手段と、被検者
が歩行した歩数を計測する歩数計測手段と、体重を測定
する体重測定手段と、前記体重測定手段により測定され
た体重データ、前記歩数計測手段により測定された歩数
データと、前記データ入力手段から入力された身長、年
齢のデータを基に目標値を求め、表示すると共に、上記
測定データを累計し管理する手段とを具備したことを特
徴としている。さらに、本発明の身体管理システムは、
被検者が身長、年齢を入力するためのデータ入力手段
と、被検者が歩行した歩数を計測する歩数計測手段と、
身体部位に当接した電極から体脂肪率を測定する体脂肪
率測定手段と、体重を測定する体重測定手段と、前記体
重測定手段により測定された体重データ、前記歩数計測
手段により測定された歩数データ、前記運動量測定手段
により測定された運動量データ、前記データ入力手段か
ら入力された身長、年齢のデータを基に目標値を求め表
示すると共に、上記測定毎のデータを累計管理する手段
とを具備したことを特徴としている。また、本発明の身
体管理システムは、被検者が身長、年齢を入力するため
のデータ入力手段と、被検者が歩行した歩数を計測する
歩数計測手段と、身体部位に当接した電極から体脂肪率
を測定する体脂肪率測定手段と、被検者が体を動かした
運動量を測定する運動量測定手段と、体重を測定する体
重測定手段と、前記体重測定手段により測定された体重
データ、前記歩数計測手段により測定された歩数デー
タ、前記運動量測定手段により測定された運動量デー
タ、前記データ入力手段から入力された身長、年齢のデ
ータを基に目標値を求め表示すると共に、上記測定毎の
データを累計管理する手段とを具備したことを特徴とし
ている。本発明の体重計は、体重、体脂肪率を含む身体
の状況を管理する身体管理システムに用いられる体重計
において、体重を測定する体重測定手段と、前記体重測
定手段により測定された体重データを、無線通信にて外
部機器へ送信する通信手段とを具備したことを特徴とし
ている。本発明では、体重測定手段により測定された体
重データ、歩数計測手段により測定された歩数データ、
運動量測定手段により測定された運動量データ、データ
入力手段から入力された身長、年齢のデータを基に目標
値を求め表示すると共に、上記測定毎のデータを累計管
理するので、人が自分自身の日々の生活の中で、消費あ
るいは摂取したカロリーに対してどれだけ運動し、その
結果、体重、あるいは体脂肪が現在どれだけ変化し、今
後、どのようなカリキュラムを組んで、理想的な身体の
状態にしなければならない、などといった一連の身体管
理を行うことができる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る一つの
実施形態の身体管理システムの構成を示す図である。
【0006】図1に示すように、この身体管理システム
は、人体の、例えばベルトなどに携帯されるカロリー計
算機1と、このカロリー計算機1と赤外線通信などで無
線通信し、カロリー計算機1に対して、測定した体重デ
ータを送信する体重計測器2(以下体重計2と称す)
と、カロリー計算機1あるいは体重計2と赤外線通信な
どで無線通信し、カロリー計算機1に対して、測定ある
いは入力された体動データを送信するトレーニングマシ
ンなどの運動器具3とから構成されている。体動データ
としては、例えば運動消費カロリーなどのデータであ
る。運動器具3は被検者が体を動かした運動量を測定す
る運動量測定手段として動作するものである。
【0007】図2,3に示すように、カロリー計算機1
は、たまご型のケースCの左右両側面に、互いに電気的
に絶縁する給電側電極E1と検出側電極E2をそれぞれ
配置して4端子電極を構成する。
【0008】ケースCの正面の向かって左側には、LC
D表示パネルDなどの表示手段が設けられ、向かって右
側には、操作キーが配置されている。操作キーとして
は、電源のオン・オフを行うための電源キー(POWE
R)、LCD表示パネルDに表示された数値データを上
げる操作を行うためのアップキー(△)、LCD表示パ
ネルDに表示された数値データを下げる操作を行うため
のダウンキー(▽)、入力したデータを確定させるため
のSETキー(SET)、歩数の計測を開始させるため
のカウントキー(COUNT)、体脂肪率や1日の総摂
取カロリー、総消費カロリー、歩数、性別、年齢、身長
などの個人データ、あるいは飲食による摂取カロリーな
ど、LCD表示パネルDの表示内容を切り換え、あるい
は選択するための切換キー(CHANGE)などがあ
る。
【0009】図3に、本発明を実施したカロリー計算機
のブロック図を示す。カロリー計算機1は、ケースCの
電極E1、E2を介して人体インピーダンスを測定する
人体インピーダンス測定手段11と、操作キーから性
別、年齢、身長などの個人データが入力されると共に、
体重計2との赤外線通信により体重データと、足測定に
よる体脂肪データとを取得し、また、運動器具3との赤
外線通信により当日の運動消費カロリーデータを取得す
る個人データ入力手段12と、人体インピーダンス測定
手段11により測定された人体インピーダンスと、個人
データ入力手段12により取得された個人データとに基
づいて体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段13と、個
人データと体脂肪率に基づいて基礎代謝を推計する基礎
代謝推計手段14と、内蔵されている歩数計によって運
動量を推計する運動量推計手段15と、基礎代謝と運動
量に基づいて消費カロリーを計算する消費カロリー計算
手段16と、飲食により摂取したカロリーを入力する摂
取カロリー入力手段17と、1日の消費カロリーと摂取
カロリーの収支バランスを計算してLCD表示パネルに
表示するカロリーバランス計算表示手段18で構成す
る。
【0010】図4に、人体インピーダンス測定手段11
としての人体インピーダンス測定回路20の一例を示
す。同図に示すように、この人体インピーダンス測定回
路20は、発振器21が生成する50kHzの正弦波交
流電圧を駆動回路22、トランスT1、切換スイッチ2
3Aを介して給電側電極E1、E1に供給する。
【0011】カロリー計算機1は、左の掌で左の電極E
1、E2、右の掌で右の電極E1、E2をそれぞれ包み
込むように支持すると、検出側電極E2、E2に交流電
圧が発生する。検出側電極E2、E2に発生した交流電
圧を切換スイッチ23A、トランスT2、帯域フィルタ
24、整流回路25、増幅器26を介して直流電圧に変
換し、波形整形、レベル調整、オフセット調整した後、
A/D変換器27、I/Oインタフェース37を介して
CPU38に入力し、CPU38はそのデータをメモリ
39に記憶する。
【0012】メモリ39は、EEPROMなどであり、
図5に示すようなテーブルに、ユーザからの入力値や測
定値、あるいは計算値などの各データが記憶される。
【0013】具体的なデータの例としては、例えば名
前、生年月日、性別、年齢、体重、体脂肪率、体形分類
値、生活代謝カロリー、減体脂肪率、減脂肪量、目標体
脂肪率、目標体重値、目標歩数(ACT)、目標消費カ
ロリー、目標歩行距離、累計歩数(ACT)、累計消費
カロリー、累計歩行距離、累計差分消費カロリー、残り
歩数、残り消費カロリー、残り歩行距離、当日のACT
(歩数)、当日の運動消費カロリー、当日の食事摂取カ
ロリー、当日のACT消費カロリー、当日の歩行距離、
当日の差分カロリー、過去の14日間歩数、過去の14
日間消費カロリー、過去の14日間差分カロリー、過去
の14週間差分カロリーなどである。
【0014】それぞれのデータについては、ユーザが入
力(設定)するもの、測定あるいは入力されたデータか
ら計算によって得られるものがある。
【0015】人体インピーダンス測定回路2を構成する
要素の経時変化や温度特性による測定誤差を修正するた
め、人体インピーダンスを測定する前に、検出側回路の
出力特性を予め校正する。すなわち、2つの変量である
人体インピーダンスZと検出側回路が検出する交流電圧
Vの関係を回帰直線Z=k・V+C0 にあてはめる。
そして、抵抗値が既知の2つの抵抗R1とR2の両端
に、人体インピーダンスZを測定するときと同じ所定の
交流電圧を印加し、抵抗R1とR2の両端に発生する交
流電圧Vを検出して回帰直線の比例定数kと固定定数C
0を求める。
【0016】このため、CPU38から制御信号を出力
してI/Oインタフェース37、切換ユニット28、お
よび切換制御回路29Aを介して切換スイッチ23Aを
切換え、トランスT1の二次側とトランスT2の一次側
との間に2つの抵抗R1とR2を接続する。次に、CP
U38から制御信号を出力してI/Oインタフェース3
1、切換ユニット28、および切換制御回路29Bを介
して切換スイッチ23Bを切換え、測定対象を抵抗R1
あるいは抵抗R2に切換える。
【0017】体脂肪率算出手段13が計算する体脂肪率
の計算式を、女性の場合と男性の場合にそれぞれ分けて
式(1−1)、式(1−2)に示す。
【0018】女性の場合: 体脂肪率=(1−除脂肪/体重)×100 …………式(1−1) 除脂肪=0.6483×(身長×体重)/インピーダンス+B
×体重+5.091 B=0.1699 身長150cm以上 0.12 150未満 理想体重上限+2.5以上 0.13 理想体重上限+2.0以上 0.14 理想体重上限+1.5以上 0.15 理想体重上限+1.0以上 0.16 理想体重上限以上 0.1699 理想体重上限未満 理想体重上限=(身長−100)×0.9×1.1
【0019】 男性の場合: 体脂肪率=(4.95/体密度−4.5)×100 …………式(1−2) 体密度=1.1554−(0.0841×体重×インピーダンス)/
(身長×体重) また、基礎代謝推計手段14が計算する基礎代謝の計算
式を式(2)に示す。 基礎代謝量=C0×体重×(100−体脂肪率)/100+C1……式(2) C0=24.0349 女性40歳未満 21.951 女性40歳以上 27.717 男性40歳未満 25.333 男性40歳以上 C1=427.64 女性40歳未満 424.38 女性40歳以上 188.21 男性40歳未満 243.28 男性40歳以上
【0020】運動量推計手段15は、歩数計からのデー
タおよび運動器具3からのデータによって運動量を推計
する。
【0021】運動量推計手段15の歩数計は、図6に示
すように,歩行によって振動する振子(ばね32とおも
り31)と、接点電極33とカウンタ回路34とから構
成されている。
【0022】この歩数計を含むカロリー計算機1を人の
腰部分、例えばベルトなどに取り付け、人が歩行する
と、振子が上下に揺れ、接点電極33に振子のばね32
が接触し、この接触回数を、カウンタ回路34がカウン
トする。つまり、歩行によって動かした足の歩数がカウ
ントされる。また、速く歩くことによって歩幅やピッチ
が増え、体の上下動も大きくなる。この歩き方の違いを
カウンタ回路34内の加速度センサによってとらえ、こ
れにより、歩行と走行の別を区別する。加速度センサ
は、ばね32に取り付けた重りの相対変位をひずみゲー
ジで検出したり、ばね32の代わりに圧電素子を利用し
て重りの変位に比例して生じる電荷を検出して加速度を
測定する。あるいは、磁界の中を重りに固定したコイル
が動くときに生じる誘導起電力を検出して加速度を測定
してもよい。
【0023】消費カロリー計算手段16は、基礎代謝
と、歩数計から得られた歩数データおよび運動器具3か
ら得られた運動量のデータ(体動データ)に基づいて1
日の始めから終りまでの消費カロリーを計算する。日常
の生活活動のエネルギー消費量は、運動の種類と強度お
よび時間によって異なり、運動強度によりエネルギー消
費量が違う。この運動強度を表すのに、エネルギー代謝
率を使用する。エネルギー代謝率は、運動時の代謝量か
ら安静時の代謝量を差し引いて、運動のみに使用される
代謝量を求め、基礎代謝量の何倍になるかを表す。
【0024】ここで、安静時の代謝量は、基礎代謝量の
1.2倍とする。エネルギー代謝率の計算式を式(3)
に示す。 エネルギー代謝率=(運動時の代謝量−安静時の代謝量)/基礎代謝量…式( 3)
【0025】このエネルギー代謝率は、実測によって求
められ、例えば、平均的な歩行の場合は3.0、散歩な
どの場合は2.0、速足の場合は4.7〜5.5、駆け
足の場合は7.0などのように実測される。
【0026】生活活動のエネルギー消費量は、このエネ
ルギー代謝率に毎分の基礎代謝量を掛けて毎分の運動の
みに使用されるエネルギー消費量を求め、これに毎分の
安静時のエネルギー消費量(基礎代謝量の1.2倍)を
加え、これらの値に運動時間(分)を掛けて求める。生
活活動のエネルギー消費量の計算式を式(4)に示す。 生活活動のエネルギー消費量(kcal) =毎分の基礎代謝量(kcal/分)×(エネルギー代謝率+1.2)…式(4) 摂取カロリー入力手段17は、飲食により摂取したカロ
リーを入力する。摂取カロリーは、ご飯物、めん類、和
食、洋食、中華料理、軽食、スナック、ファストフー
ド、飲み物、お菓子、果物などの中から該当する食品名
を選択して入力する。選択した食品名は、内部の対応テ
ーブルによってカロリー量に変換される。あるいは、早
見表を参照して直接カロリーを入力してもよい。
【0027】カロリーバランス計算表示手段18は、消
費カロリー計算手段16が計算した消費カロリーと摂取
カロリー入力手段17が入力した摂取カロリーを合計
し、それぞれを1日の総消費カロリーと総摂取カロリー
として対比させながらLCD表示パネルDに表示する。
また、体脂肪率算出手段13が算出した体脂肪率をLC
D表示パネルDに表示する。あるいは、過去から現在に
至る体脂肪率の推移をLCD表示パネルDにグラフ表示
する。
【0028】このカロリー計算機1は、消費カロリーを
計算する上で必要な基礎代謝を性別、年齢、身長および
体重の個人データの他に人体インピーダンスを測定して
算出した体脂肪率に基づいて消費カロリーを推計するの
で、体脂肪の多少による筋肉量の違いが計算に反映さ
れ、実際の値に近い基礎代謝を算出することができる。
【0029】このため、体型の違いによる計算誤差が少
なくなるので、スポーツマンタイプや肥満タイプの人に
適用する上での問題がなくなる。
【0030】また、このカロリー計算機1は、体重計2
から赤外線通信で得られた体重測定データ、歩数計によ
り測定された歩数データ、運動器具3から赤外線通信で
得られた運動量測定データ、被検体の人からキー入力さ
れた身長、年齢のデータを基に体重、歩数、運動量の目
標値を求め、LCD表示パネルDに表示すると共に、測
定毎のデータを累計し、過去から現在に至るそれぞれの
データの推移を管理するので、健康状態をトータル的に
管理することができる。
【0031】また、このカロリー計算機1は、人体イン
ピーダンスを測定して算出した体脂肪率を表示するの
で、体脂肪率によってカロリーコントロールの成果が目
に見え、カロリーコントロールの興味を長く持続させる
効果がある。また、日々あるいは時間ごとの体脂肪の変
化が目に見えるので、目標が定まり、取組みが意欲的に
なって集中力が増し、従って、短期間で十分な効果を上
げられるようになる。
【0032】体重計2は、図7に示すように、測定対象
の体重を測定する体重測定手段41、個人データを入力
するデータ入力手段42、測定された体重データや入力
された個人のデータを記憶するEEPROMなどのデー
タ記憶手段43、データ記憶手段43のデータをカロリ
ー計算機1へ送信すると共に、カロリー計算機1から送
信されたデータを受信する例えばIrDAなどの無線通
信手段44、体重計に載った人の足などからその人の体
脂肪を測定する体脂肪測定手段45などから構成されて
いる。
【0033】以下、この身体管理システムの動作を説明
する。この実施形態の身体管理システムの場合、まず、
カロリー計算機1に被検者自身のデータ(氏名、生年月
日(年齢)、性別、身長など)を入力する。
【0034】続いて、カロリー計算機1あるいは体重計
3にて現時点での実際の体脂肪(率)と体重を測定す
る。
【0035】カロリー計算機1で体脂肪を測定する場
合、両手でカロリー計算機1を包み込むようにして測定
する。測定結果のデータはメモリ39に記憶される。
【0036】また、体重計3で体重を測定する場合、カ
ロリー計算機1を腰のベルトなどに取り付けた状態、あ
るいは体重計3とカロリー計算機1との間に遮蔽物がな
い状態で、被検者が体重計3に載り、測定を開始する。
【0037】体重計3により測定された体重のデータ
は、赤外線通信によってカロリー計算機1に送信され、
そのメモリ39に記憶される。
【0038】カロリー計算機1に体重データを取り込ん
だ後、表示パネルDの「FAT」を選択し、「SET」
ボタンを操作すると、CPU38は、メモリ39に記憶
されているさまざまなデータ(被検者が入力した身長、
年齢などの個人データ、歩数計からの歩数データ、運動
器具3からの運動量データ、体重計2からの体重デー
タ)を基に体脂肪率、その他の目標の条件(あと何キロ
減量、あと何キロメートル(何歩)歩行、あと何分運動
器具3を利用する、などの目標値)の計算を実行する。
なお、目標値の算出には、これらのデータを全て用いる
必要はなく、この中の少なくとも一つの測定データと個
人データがあれば、それぞれの目標値を算出することが
できる。
【0039】計算結果としては、体脂肪率、体形分類
値、生活代謝カロリー、減体脂肪率、減脂肪量、目標体
脂肪率、目標体重値、目標歩数(ACT)、目標消費カ
ロリー、目標歩行距離などが求められ、LCDパネルD
に表示される。なお、測定毎のデータは、CPU38に
より累計されてメモリ39に記憶および管理される。
【0040】この表示を被検者が確認した後、目標値に
従って、実際に歩行や運動器具3でトレーニングを行
う。
【0041】被検者がカロリー計算機1を携行したまま
(腰に付けたまま)、歩行を行うことで、その歩行デー
タがメモリ39に記憶される。また、運動器具3でトレ
ーニングを行うことで、運動器具3のコントローラのメ
モリに運動量のデータ(体動データ)が蓄積される。
【0042】運動器具3でのトレーニングを終了し、コ
ントローラの操作ボタンの中の送信ボタンを操作する
と、コントローラに蓄積されていた運動量のデータ(体
動データ)が赤外線通信によりカロリー計算機1へ送信
され、個人データ入力手段12を通じてメモリ39に記
憶される。
【0043】このように歩行や運動器具3でのトレーニ
ングを行った後、続いて、体重計3にてそのときの体重
を測定し、日々の生活活動およびトレーニングの結果と
してどれだけ体重が減ったかを計測してみる。
【0044】体重を測定した後、体重計2の送信ボタン
を操作することで、測定された体重データ(測定結果)
が赤外線通信によってカロリー計算機1へ送信され、そ
のときの時刻データと共にメモリ39に記憶される。
【0045】そして、カロリー計算機1にて、上記同様
に、表示パネルDの「FAT」を選択し、「SET」ボ
タンを操作すると、CPU38が、今までメモリ39に
記憶されていたデータを基にそのときの体脂肪率、その
他の内容の計算を実行する。これにより、新たな目標値
(あと何キロ減量、あと何キロメートル(何歩)歩行、
あと何分運動器具3を利用する、など)、減体脂肪率、
減体脂肪量、累計消費カロリーなどを表示させることが
できる。
【0046】このようにして歩行や運動器具3でカロリ
ーを消費し、また、体重を測定し、そのデータをカロリ
ー計算機1にその都度、蓄積することで、健康管理の結
果を一日毎あるいは時間毎に確認することで、運動、歩
行などによって時事刻々と変化する身体の状況のデータ
を継続的に取り込み、管理することができる。
【0047】このようにこの実施形態の身体管理システ
ムによれば、人が自分自身の日々の生活の中で、消費あ
るいは摂取したカロリーに対してどれだけ運動し、その
結果、体重、あるいは体脂肪が現在どれだけ変化し、今
後、どのようなカリキュラムを組んで、理想的な身体の
状態にしなければならない、などといった一連の身体管
理を行うことができる。
【0048】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではない。上記実施形態では、体重計2から体
重データのみをカロリー計算機1へ送信したが、これと
共に、足での体脂肪を測定したデータを送信し、カロリ
ー計算機1での体脂肪を測定したデータと合わせて体脂
肪率を計算することで、より精度の高い計算結果を導き
出すことができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、実
際に測定された体重データ、歩数データ、運動量データ
と、被検者によってキー入力された身長、年齢のデータ
を基にそれぞれの目標値を求め表示すると共に、測定毎
のデータを累計管理するので、人が自分自身の日々の生
活の中で、消費あるいは摂取したカロリーに対してどれ
だけ運動し、その結果、体重、あるいは体脂肪が現在ど
れだけ変化し、今後、どのようなカリキュラムを組ん
で、理想的な身体の状態にしなければならない、などと
いった一連の身体管理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態の身体管理システムの
構成を示す図である。
【図2】この身体管理システムのカロリー計算機の外観
構成を示す図である。
【図3】図2のカロリー計算機の機能を示すブロック図
である。
【図4】図2のカロリー計算機の人体インピーダンス測
定回路を示す図である。
【図5】図2のカロリー計算機に記憶(蓄積)されるデ
ータの内容を示す図である。
【図6】図2のカロリー計算機の歩数計の構成を示す図
である。
【図7】体重計の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 カロリー計算機 2 体重計 3 運動器具 11 人体インピーダンス測定手段 12 個人データ入力手段 13 体脂肪率算出手段 14 基礎代謝推計手段 15 運動量推計手段 16 消費カロリー計算手段 17 摂取カロリー入力手段 18 カロリーバランス計算表示手段 20 人体インピーダンス測定回路 21 発振器 22 駆動回路 23 切換スイッチ 24 帯域フィルタ 25 整流回路 26 増幅器 27 A/D変換器 28 切換ユニット28 29 切換制御回路 37 I/Oインタフェース 38 CPU 39 メモリ C ケース D 表示部 E1 給電側電極 E2 検出側電極 R1、R2 ダミー抵抗 T1、T2 トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01G 19/50 G01G 19/50 Z Fターム(参考) 2F024 BA06 BA07 BA10 BA15 4C027 AA06 DD07 KK03 KK05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者が身長、年齢を入力するためのデ
    ータ入力手段と、 被検者の体重を測定する体重測定手段と、 前記体重測定手段により測定された体重データと前記デ
    ータ入力手段から入力された身長、年齢のデータとを基
    に目標値を算出し、算出した目標値に対する進行状況を
    表示すると共に、測定毎のデータを累計管理する手段と
    を具備したことを特徴とする身体管理システム。
  2. 【請求項2】 被検者が身長、年齢を入力するためのデ
    ータ入力手段と、 被検者が歩行した歩数を計測する歩数計測手段と、 体重を測定する体重測定手段と、 前記体重測定手段により測定された体重データ、前記歩
    数計測手段により測定された歩数データと、前記データ
    入力手段から入力された身長、年齢のデータを基に目標
    値を求め、表示すると共に、上記測定データを累計し管
    理する手段とを具備したことを特徴とする身体管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 被検者が身長、年齢を入力するためのデ
    ータ入力手段と、 被検者が歩行した歩数を計測する歩数計測手段と、 身体部位に当接した電極から体脂肪率を測定する体脂肪
    率測定手段と、 体重を測定する体重測定手段と、 前記体重測定手段により測定された体重データ、前記歩
    数計測手段により測定された歩数データ、前記運動量測
    定手段により測定された運動量データ、前記データ入力
    手段から入力された身長、年齢のデータを基に目標値を
    求め表示すると共に、上記測定毎のデータを累計管理す
    る手段とを具備したことを特徴とする身体管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 被検者が身長、年齢を入力するためのデ
    ータ入力手段と、 被検者が歩行した歩数を計測する歩数計測手段と、 身体部位に当接した電極から体脂肪率を測定する体脂肪
    率測定手段と、 被検者が体を動かした運動量を測定する運動量測定手段
    と、 体重を測定する体重測定手段と、 前記体重測定手段により測定された体重データ、前記歩
    数計測手段により測定された歩数データ、前記運動量測
    定手段により測定された運動量データ、前記データ入力
    手段から入力された身長、年齢のデータを基に目標値を
    求め表示すると共に、上記測定毎のデータを累計管理す
    る手段とを具備したことを特徴とする身体管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 体重、体脂肪率を含む身体の状況を管理
    する身体管理システムに用いられる体重計において、 体重を測定する体重測定手段と、 前記体重測定手段により測定された体重データを、無線
    通信にて外部機器へ送信する通信手段とを具備したこと
    を特徴とする体重計。
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