JP2000316833A - 脂肪燃焼量の演算方法及びその装置 - Google Patents

脂肪燃焼量の演算方法及びその装置

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JP2000316833A
JP2000316833A JP11127195A JP12719599A JP2000316833A JP 2000316833 A JP2000316833 A JP 2000316833A JP 11127195 A JP11127195 A JP 11127195A JP 12719599 A JP12719599 A JP 12719599A JP 2000316833 A JP2000316833 A JP 2000316833A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】歩行時の消費エネルギーのうちの脂肪が占める
割合を算出し、実際に脂肪が燃焼した量を簡単に把握す
る。 【解決手段】脂肪燃焼量の演算方法として、性別、年齢
より性別年齢考慮消費エネルギー係数を求め、これに体
重と歩数係数を掛けることにより消費エネルギーを求め
る。この消費エネルギーに生活行動パターンから求めた
脂肪燃焼効率を掛けることにより脂肪燃焼エネルギーを
求める。この脂肪燃焼エネルギーから脂肪燃焼量を求め
ることとする。また、上記の脂肪燃焼効率は生活行動パ
ターンと肥満度から求めるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行時の脂肪燃焼
量を演算する方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】運動時の消費エネルギーの演算方法は、
厚生省保健医療局より、次式に示す通り、それぞれの運
動毎の消費エネルギー定数に運動者の体重を掛け、更に
運動時間を掛けることにより求められることが発表され
ている。この消費エネルギーの演算式では、運動者の年
齢も考慮する必要があることが記載され、性別年齢別の
年齢係数を考慮した演算方法も記載されている。
【0003】
【数1】E=CTWA (1) E:活動時の総エネルギー消費量(kcal) C:実施した運動のエネルギー定数(kcal/kg/
分) T:運動時間(分) W:体重(kg) A:身体運動のエネルギー消費量の年齢係数
【0004】また、この演算方法を用いて計算された消
費エネルギー量は、脂肪と糖質両方の消費された値をあ
わせたものであり、身体の中の脂肪がどれくらい消費さ
れたのかがわかるものではない。それを判断するにはそ
の運動中の被験者の呼気から酸素摂取量と二酸化炭素排
出量を測定し、その比率から計算する呼吸代謝測定が行
われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の厚生省発表資料
の消費エネルギー演算式を用いて歩行時の消費エネルギ
ーを演算することは、細かい数表を組み合わせて用いな
ければならず、演算が面倒であると共に、運動量につい
て単純に時間のみをファクターとしているため、例えば
早足で歩くかゆっくり歩くか等の運動の強度変化につい
て1つの演算式で対応出来なかった。
【0006】また、これらの演算式から求めた消費エネ
ルギーは身体の中の脂肪と糖質の両方を合わせた値であ
り、具体的にその歩行運動でどの程度脂肪が燃焼された
のかは解らなかった。脂肪がどれくらい使われたのかを
判断するには、ガスアナライザ等の大がかりな装置が必
要な上に専門家の判断が必要で、測定される側にも負担
がかかるものであり、一般的に使用できるものではなか
った。さらに、この脂肪の減少には脂肪燃焼効率が関係
しており、この脂肪燃焼効率は、運動の種類・強度と継
続時間に依存することが知られているが、実際には体質
(筋肉質か脂肪質か)・体格(肥満型か痩せ型か)等に
よる個人差が大きく、測定が困難であった。さらにこの
脂肪燃焼効率は、運動量の多い少ない、だけでなく家で
ゴロゴロしているかどうか、長風呂かどうか等の個人の
生活行動パターンによっても異なるものである。
【0007】本発明は、上記問題点を鑑みてなされたも
のであり、歩行時の消費エネルギーを歩数より求め、そ
の消費エネルギーのうちの脂肪が占める割合を算出し、
実際に脂肪が燃焼した量を簡単に把握しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、脂肪燃焼量の
演算方法として、性別、年齢より性別年齢考慮消費エネ
ルギー係数を求め、これに体重と歩数係数を掛けること
により消費エネルギーを求める。この消費エネルギーに
生活行動パターンから求めた脂肪燃焼効率を掛けること
により脂肪燃焼エネルギーを求める。この脂肪燃焼エネ
ルギーから脂肪燃焼量を求めることとする。
【0009】また、上記の脂肪燃焼効率は生活行動パタ
ーンと肥満度から求めるものとする。
【0010】更に本発明の脂肪燃焼量の演算装置では、
性別・年齢・身長・体重を入力する個人情報入力手段
と、性別年齢別消費エネルギー係数を記憶する記憶手段
と、歩行時の歩数を入力する歩数入力手段を設け、前記
個人情報入力手段と前記歩数入力手段と前記記憶手段と
から消費エネルギーを演算する消費エネルギー演算手段
と、生活行動パターンに関わるデータを入力するパター
ン入力手段と、このパターン入力手段のデータから脂肪
燃焼効率を演算する脂肪燃焼率演算手段とを備え、前記
消費エネルギー演算手段と脂肪燃焼効率演算手段とから
脂肪燃焼量を演算する脂肪燃焼量演算手段からなり、演
算された脂肪燃焼量を表示手段により表示するものとす
る。
【0011】また、上記の脂肪燃焼効率演算手段はパタ
ーン入力手段のデータと肥満度のデータとにより演算す
るものとした。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の歩行時における脂肪燃焼
量の演算方式では、まず厚生省が発表している運動時の
総エネルギー消費量の計算式において用いられる、実施
した運動のエネルギー消費量と身体活動のエネルギー消
費量の年齢係数を組み合わせることにより、あらかじめ
年齢考慮消費エネルギー係数を求め、この年齢考慮消費
エネルギー係数を用いて歩行時の消費エネルギーを求め
る。
【0013】また、厚生省が発行している活動時のエネ
ルギー消費量を計算する、式(1)において用いられる
運動時間にあたる歩行時間の代わりに、歩数係数を導入
した。この歩数係数として、歩行者がゆっくり歩く場合
や早足で歩く場合等の様々なケースを想定し、それぞれ
の歩行状態での心拍数を基に運動強度を求め、この運動
強度から平均歩行速度を求めるという統計的処理をした
結果、あらゆる歩行速度に対応できる基準値として、運
動強度が40%になる歩行速度の平均値から100歩/
分を求め、前記歩行係数として歩数/100を導き出し
た。この歩行係数を用いることで歩行時間ではなく、歩
数値そのものにより、消費カロリーを求める。従って消
費エネルギーを 消費エネルギー=年齢考慮消費エネルギー係数×体重
(kg)×歩数/100 で求めるものとする。
【0014】また、前記年齢考慮消費エネルギー係数を
求めるのに用いられる年齢係数は年齢及び性別により細
かく算出された値が厚生省より発行されているが、本発
明では、この年齢係数を男女別に一定の年齢区分毎にま
とめ、その区分内での年齢係数を用いるものとする。
【0015】更に本発明の脂肪燃焼量の演算方法では、
実測呼気分析を用い男女毎・運動強度毎・継続時間毎に
求めた歩行中の脂肪燃焼効率の平均値を求める。発明者
は平均的な運動強度として一般的に知られている運動強
度40%となる歩行速度において、平均脂肪燃焼効率を
求めたら、女性で45%、男性で40%となった。しか
しながら、この平均脂肪燃焼効率は平均値であるため、
平均以上または平均以下の運動したり、休んだり、食事
をしたり、風呂に入ったりする日常生活の場合におい
て、そのままの値を使用できない。そこで、本発明では
日常生活の行動または運動を複数の区分のパターンに集
約し所定値を割り当て、これら点数の合計値から平均脂
肪燃焼効率に補正をかけるようにした。
【0016】ここで所定値とは個人により異なる体質、
体格を分析するために、脂肪燃焼効率を作用する要素に
関係する、その人の生活行動パターンを複数の区分に分
類し点数を割り当てた値であり、それぞれについて当て
はまるか否かを判定してもらうことで、該当する項目に
ついては加算し、脂肪燃焼効率を演算する。
【0017】また、前記所定値としては、該当するとき
にのみ値を加算するだけではなく、該当しない場合は、
マイナス値として減算することで演算することもでき
る。これは生活パターンに持たせる点数を計算し易いよ
うに適宜変更することで対応できる。
【0018】更に本発明では、運動中の消費エネルギー
のうち脂肪が占める割合を示す脂肪燃焼効率を演算する
のに、生活行動パターンによる所定値の合計を用いるの
に加えて、肥満度指数であるBMI(Body mass
index)とにより脂肪燃焼効率を演算する。歩行
者の体格、すなわち肥満度(BMI)より脂肪燃焼効率
が変化することにも注目し、発明者は肥満度の異なる歩
行者による脂肪燃焼効率を測定した。その結果、合計値
に基づく定数に肥満度(BMI)を加算することでより
正確な脂肪燃焼効率を求めることができた。これは、使
用者の個人差により対応した脂肪燃焼効率を正確に且つ
簡単に求めるためである。
【0019】上記生活行動パターンの区分は、多くの人
に共通する生活行動パターンの中から代表的なパターン
を設定する。また上記生活行動パターンの区分は、運動
選手や事務職等の特定の生活行動パターンを有している
人に対して区分して設定すると、より多彩な生活行動パ
ターンの人々に対応できる。
【0020】以上のように本発明の脂肪燃焼量演算方法
では、歩行の消費エネルギー係数と年齢係数から求めら
れる年齢考慮消費エネルギー係数と、体重と、歩行時の
歩行定数から歩行時の消費エネルギーを演算する。前記
歩行定数は、歩行したトータル歩数を100で割った定
数を用い、予め求めておいた歩行中の男女別の脂肪燃焼
効率を、体質や生活行動に関わる要因で加点か減点し肥
満度で補正することにより、個人に即した歩行中の脂肪
燃焼効率を求め、更に前記消費エネルギーと乗算するこ
とにより脂肪燃焼エネルギー、つまり脂肪燃焼量を熱量
(kcal)で算出するものとする。
【0021】人体の脂肪組織は純粋な中性脂肪が約8割
とタンパク質、水分等その他の成分が約2割であるとさ
れている。また脂肪1gは9kcalの熱量をもつとさ
れている。従って前記脂肪燃焼熱量を純粋な脂肪1g当
たりの熱量である9(kcal)と、身体の脂肪組織の
中で純粋な脂肪が占める割合である80%の掛けた値を
除算する事により、その歩行によって身体から消費され
た脂肪を具体的に重量で表すことができる。
【0022】
【実施例】本発明の実施例を表及び図面を用いて説明す
る。
【表1】
【0023】表1は厚生省発行の速歩によるエネルギー
消費量定数と年齢別係数から、基礎代謝のエネルギー消
費量を加味すると共に、年齢の区分を変え、その区分内
での平均値を求め、性別・年齢別に求めた年齢考慮消費
エネルギー係数を表すものである。
【0024】この実施例では、22歳で体重50kgの
女性が10000歩歩いた場合の消費エネルギーを求め
ると、表1より年齢考慮消費エネルギー係数は、0.0
80を用い、 消費エネルギー=0.080×50(kg)×1000
0(歩)/100=400kcal と消費エネルギーは400kcalと求められる。
【0025】次に歩行中の脂肪燃焼効率を求める。ここ
では生活行動パターンとして図1に示す7種類に分け
る。図1は生活行動パターンが該当するとき、該当しな
いときの点数を示しており、歩行者は各パターンの該当
・非該当をチェックし、それぞれの点数を加算して合計
値を求める。ここに挙げられた7つの項目は、脂肪燃焼
効率を作用するといわれる種々の要因を1つの質問事項
として用いる。
【0026】ここで区分1〜3はRMR(安静時代謝)
に関する項目であり、RMRが高ければ日常の生活にお
いて消費されるエネルギー量が基本的に多いとされる。
区分4は体温保持消費に関する項目であり、基礎体温が
高い人程消費するエネルギー量は多いとされている。区
分5,6は有酸素消費に関する項目であり、酸素を多量
に取り入れて、エネルギーも同様に消費しているか、つ
まりエネルギーの燃焼効率が高いかを判断する項目であ
る。区分7は脂肪蓄積因子に関する項目であり、体に脂
肪が付きやすい生活をしていないかを判断する項目であ
る。尚、ここでは生活行動パターンの判定項目として7
区分を用いたが、脂肪燃焼効率を補正できる範囲であれ
ばよいので、これに限られるものではない。これらの項
目を歩行者が判定し易い簡単な質問事項を挙げて、該当
するか否かにより、点数を割り当て、点数の合計値によ
り平均脂肪燃焼効率を補正する。
【0027】図2は生活行動パターンにより求められた
合計値により、脂肪燃焼効率を求めたものであり、生活
行動パターンにより、脂肪燃焼効率が異なることとな
り、求めた合計値より歩行者個人の脂肪燃焼効率を求め
ることができる。尚、男性の脂肪燃焼効率は、女性の脂
肪燃焼効率に比較して平均5%低くしてあるが、これは
男性の体質は女性の体質と比較して筋肉質であるため、
同じ運動をしても筋肉中の糖質が多く消費され、脂質の
消費が少ないことから来るものである。
【0028】また、上記の生活行動パターンによる脂肪
燃焼効率に加えて、歩行者の体格、すなわち肥満度(B
MI)より脂肪燃焼効率が変化することにも注目し、肥
満度の異なる歩行者による脂肪燃焼効率を測定した。そ
の結果、図3に示すように所定の値に肥満度(BMI)
を加算することでより正確な脂肪燃焼効率を求めること
ができる。
【0029】ここで、前記消費エネルギーを求めた場合
と同様の女性で脂肪燃焼効率を求めてみる。身長150
cm体重50kgの22歳の女性が10000歩歩いた
場合を想定し、生活行動パターンによる所定値とBMI
を用いたこの演算方法により、歩行中の脂肪燃焼効率を
求める。この女性は普段は運動をせず、自分は痩せ
ていて脂肪率は少ないと感じているが、家ではゴロゴ
ロしており、冷え性であるため、長風呂が好きで、
趣味はカラオケで、間食をよくしてしまう人である
とする。まず、図1に示す生活行動パターンにおいて判
定してみると、 1)運動量が多い ×(−5) 2)私は脂肪率が高い ×(+5) 3)家でゴロゴロしているのが好き ○(−5) 4)寒くても平気 ×(−5) 5)長風呂派である ○(+5) 6)カラオケに頻繁に行ってよく歌う ○(+5) 7)間食をよくする ○(−5) となり、合計値は−5ポイントとなる。従って図3よ
り、この生活行動パターンでは、脂肪燃焼効率は10+
BMIで求められることになる。更にBMIを求める
と、BMI=体重/(身長)であるので BMI=50/(1.5) よって脂肪燃焼効率(%)は 脂肪燃焼効率=10+(50/1.5)≒32.2 従ってこの女性の場合、歩行中の消費エネルギーのうち
脂肪が占める割合の脂肪燃焼効率は、32.2%である
と求めることができる。
【0030】尚、図2及び図3では、日本人を対象に脂
肪燃焼効率を求めたが、人種が異なれば脂肪燃焼効率の
数値や肥満度に一定係数をかけること等の補正が必要で
ある。上記実施例では、歩行運動に注目して説明した
が、歩行運動に限定することなく、種々の運動において
も生活行動パターンの区分を変えたり、そのパターンの
所定値を変えたりすることにより対応可能である。
【0031】次に、これまでに求められた歩行時におけ
る消費エネルギーと脂肪燃焼効率から、実際に歩行によ
って燃焼された脂肪量を求める。この脂肪燃焼量は、消
費エネルギーと脂肪燃焼効率を乗算することで、熱量
(kcal)として算出することができる。 脂肪燃焼量(kcal)=消費エネルギー(kcal)
×脂肪燃焼効率(%) 前記女性の場合、消費エネルギーは400kcal、脂
肪燃焼効率は32.2%であるので、脂肪燃焼量を求め
てみると、 脂肪燃焼量(kcal)=400×0.322=12
8.8(kcal) と、歩行による脂肪燃焼量は128.8kcalの熱量
であると求められる。
【0032】次に、求められた脂肪燃焼量の熱量(kc
al)を重量(g)に換算する。脂肪1g当たりの熱量
は9kcalであり、脂肪組織の中で純粋な脂肪が占め
る割合は80%であるので、脂肪燃焼量の重量は、次式
で換算する事ができる。 脂肪燃焼量(g)=脂肪燃焼量(kcal)/(9×
0.8) ここで、前記の例で求められた脂肪燃焼の熱量128.
8kcalを重量に換算すると 脂肪燃焼量(g)=128.8/(9×0.8)≒1
7.9(g) と、歩行による脂肪燃焼量は17.9gの重量であると
求められる。
【0033】図4は本発明の脂肪燃焼量の演算方法を用
いた装置として、歩数計に適用した場合の外観図であ
る。歩数計本体1には表示部2を設け、この表示部2の
下部には電源スイッチ3と体重の個人データを入力する
設定モード、合計歩数値を表示するモード、消費エネル
ギー値及び脂肪燃焼量を熱量(kcal)又は重量
(g)で表示するモードの3つのモードを切り替えるモ
ード釦4、データを入力するときに使用するアップ釦5
ダウン釦6、入力データを確定する設定釦7を設ける。
【0034】図5は図4の歩数計の電気的ブロック図で
ある。歩数計本体1の内部に設けた歩数検出手段である
歩数センサー8は、歩行者が1歩を歩く毎に1カウント
を検出し信号を発生させるもので、振り子スイッチに限
らず種々のものがある。入力手段9は図4のモード釦
4、アップ釦5とダウン釦6、設定釦7からなるが、こ
の他通常用いられるテンキーや十字キー、ジョグダイヤ
ル等、数値入力可能な入力方法であれば種々のものを使
用できる。記憶・演算手段10はマイクロコンピュータ
ー(以下、マイコンとする)からなり、内部に歩数セン
サー8及び入力手段9からのデータに基づき消費エネル
ギー及び脂肪燃焼量等を演算する演算手段や歩数センサ
ー8で検出された合計歩数値を常時記憶する記憶手段が
設けられている。このマイコン10の演算結果は表示部
2に表示する。
【0035】図6のフローチャートを用いて、本実施例
の歩数計の操作及び動作を説明する。電源スイッチ3が
オンされると(ステップS1)、記憶手段のデータをク
リアする等の初期設定がなされる(ステップS2)。
【0036】ここでモード釦4が押されなければ(ステ
ップS3)、通常の歩数表示モード(ステップS4〜S
6)になり、モード釦4が押された場合は消費エネルギ
ー表示モード(ステップS7〜S18)となる。通常の
使用状態である歩数表示モードでは歩数センサー8にお
いて歩行動作を感知する度にマイコン側に検出信号を送
り、マイコンはそのデータを取得する(ステップS
4)。取得した歩数データはメモリに記憶されるが、既
に歩数データがあればその値に加算されていくので、合
計歩数値が記憶される(ステップS5)。合計歩数値は
メモリに記憶されると同時に表示部2に表示される(ス
テップS6)。このように歩数表示モードでは、歩行動
作により歩数をカウントする度に合計の歩数データを表
示部2に数値で表示するモードである。
【0037】ステップS3の歩数表示モードにおけるモ
ード釦4のチェックにおいて、モード釦4が押されると
消費エネルギー表示モードになる。この消費エネルギー
表示モードになると、歩数計本体1の右側に記載されて
いる“消費Eg”の文字に対応する位置にある表示部2
の三角指示マークが表示される(ステップS7)。ここ
でモード釦4が押されなければ(ステップS8)、その
まま消費エネルギー表示モードとなるが、モード釦4が
押された場合は設定モード(ステップS19〜S43)
となる。次に、歩数センサー8にてカウントされた歩数
の合計値データをメモリから読み込んでくる(ステップ
S9)。ここで設定モードにおいて記憶された性別・年
齢・体重の個人データと現在の合計歩数値から、表1に
示される年齢考慮消費エネルギー係数を用いて現在の消
費エネルギーを演算手段10にて求める(ステップS1
0)。求められた現在の消費エネルギーを“kcal”
の文字と表示部2に表示する。これにより現在の消費エ
ネルギーが何kcalであるかを表示するものである
(ステップS11)。もし、設定モードにおける個人デ
ータの設定がなされていなければ、消費エネルギーの演
算を行うことが不可能なため、表示部2に“Erro
r”を表示する。
【0038】消費エネルギーが表示されている状態でダ
ウン釦6が押されると脂肪燃焼量を熱量で表示する状態
になる(ステップS12)。この脂肪燃焼量表示状態に
なると、歩数計本体1の右側に記載されている“脂肪燃
焼量”の文字に対応する位置にある表示部2の三角指示
マークが表示される。ここで先ほど求められた消費エネ
ルギーと、設定モードにおいて生活行動パターンにより
求められた脂肪燃焼効率(%)も用いて現在の脂肪燃焼
量を演算手段10にて求める(ステップS13)。求め
られた現在の脂肪燃焼量を“kcal”の文字と表示部
2に表示する。これにより現在の脂肪燃焼量が何kca
lの熱量であるかを表示するものである(ステップS1
4)。
【0039】この脂肪燃焼量表示形態には2種類あり、
熱量又は重量で表示する。初めは脂肪燃焼量が熱量で表
示されるが、ここでダウン釦6が押されると脂肪燃焼量
を重量で表示する状態になる(ステップS15)。この
状態になっても歩数計本体1の右側に記載されている
“脂肪燃焼量”の文字に対応する位置にある表示部2の
三角指示マークは表示されている。演算手段10にて脂
肪燃焼量の熱量を重量に換算する(ステップS16)。
求められた脂肪燃焼量の重量を“g”の文字と表示部2
に表示する。これにより現在の脂肪燃焼量が何gである
かを表示するものである(ステップS17)。この状態
でダウン釦が押されると消費エネルギーを表示する状態
に戻る(ステップS18)。尚、ここでは消費エネルギ
ー表示モードにおいては、ダウン釦6にて表示内容を変
更させているが、アップ釦5を用いて表示させる順番を
逆に構成することが可能である。
【0040】ステップS8の消費カロリー表示モードに
おいて、モード釦4が押されると設定モードになる。こ
の設定モードになると、歩数計本体1の右側に記載され
ている“設定”の文字に対応する位置にある表示部2の
三角指示マークが表示される(ステップS19)。次に
モード釦4が押されたか否かを判断し、押された場合は
通常の歩数表示モードに戻り、押されていない場合は実
際に設定が行われる状態になる(ステップS20)。
【0041】設定モードではまず、性別入力表示となり
歩数計本体1上側に記載されている性別に対応する位置
にある、表示部2の三角指示マークが表示される(ステ
ップS21)。同時にその下に、Mは男性、Wは女性を
意味するM・Wの文字も表示される。次に性別入力状態
となり、アップ釦5及びダウン釦6にてMとWの表示が
切り替わるので、適する方を選択する(ステップS2
2)。ここで選んだ性別が正しければ、設定釦7の入力
の待機状態となり、設定釦7を押すことで性別が決定さ
れる(ステップS23)。ここで決定された性別は記憶
手段10のマイコン内にあるメモリ部に記憶される(ス
テップS24)。
【0042】性別が記憶されると年齢入力表示に変わ
り、歩数計本体1の上側に記載されている“年齢”に対
応する位置にある、表示部2の三角指示マークが表示さ
れる(ステップS25)。次に年齢入力状態となり、表
示部2には初期値として20歳を意味する20が表示さ
れる。アップ釦5及びダウン釦6にて数値を変更するこ
とにより、自分の年齢を表示させる(ステップS2
6)。ここで自分の年齢が表示されたら、設定釦7の入
力の待機状態となり、設定釦7を押すことで年齢が決定
される(ステップS27)。ここで決定された年齢は記
憶手段10のマイコン内にあるメモリ部に記憶される
(ステップS28)。
【0043】年齢が記憶されると身長入力表示に変わ
り、歩数計本体1の上側に記載されている“身長”に対
応する位置にある、表示部2の三角指示マークが表示さ
れる(ステップS29)。次に身長入力状態となり、表
示部2には初期値として150cmを意味する150が
表示される。アップ釦5及びダウン釦6で数値を変更す
ることにより、現在の自分の身長を表示させる(ステッ
プS30)。ここで自分の身長が表示されたら、設定釦
7の入力待機の状態となり、設定釦7を押すことで身長
が決定される(ステップS31)。ここで決定された身
長は記憶手段10のマイコン内にあるメモリ部に記憶さ
れる(ステップS32)。
【0044】身長が記憶されると体重入力表示に変わ
り、歩数計本体1の上側に記載されている“体重”に対
応する位置にある、表示部2の三角指示マークが表示さ
れる(ステップS33)。次に体重入力状態となり、表
示部2には初期値として50kgを意味する50が表示
される。アップ釦5及びダウン釦6で数値を変更するこ
とにより、現在の自分の体重を表示させる(ステップS
34)。ここで自分の体重が表示されたら、設定釦7の
入力待機の状態となり、設定釦7を押すことで体重が決
定される(ステップS35)。ここで決定された体重は
記憶手段10のマイコン内にあるメモリ部に記憶される
(ステップS36)。
【0045】体重が記憶されると生活行動パターンを設
定する状態となる。表示部2の文字列表示部11に、図
1に示した生活行動パターンに関する設問が1区分づつ
表示される(ステップS37)。文字列表示部11右側
にあるYはYes(はい)、NはNo(いいえ)を意味
するY・Nの表示が、アップ釦5及びダウン釦6で切り
替わるので、測定者は設問の当てはまる方を選択する
(ステップS38)。ここで自分の生活行動に当てはま
る方を選択したら、設定釦7を押すことで設問に対する
答えが決定される(ステップS39)。ここで決定され
た生活行動パターンは記憶手段10のマイコン内にある
メモリ部に記憶される(ステップS40)。
【0046】この生活行動パターン設定では、問いに対
する答えを入力すると、次の設問が文字列表示部11に
表示されるので同様の操作を繰り返し、全ての問いに対
して測定者が返答することにより、生活行動パターンの
入力は終了する(ステップS41)。
【0047】生活行動パターンに対する全ての回答が得
られたら、それぞれの結果による所定値を合計し、その
ポイントにより脂肪燃焼効率の演算に求める式を記憶手
段10に記憶されている図3のデータより導きだし、更
に記憶手段10に記憶されている身長と体重の値から演
算手段10においてBMIが演算され、前記脂肪燃焼効
率の演算式とBMIより、測定者自身の脂肪燃焼効率を
演算手段10で演算する(ステップS42)。求められ
た脂肪燃焼効率は記憶手段10のマイコン内にあるメモ
リ部に記憶され、表示部2には求められた脂肪燃焼効率
が表示される(ステップS43)。
【0048】以上の操作により、個人データ・生活行動
パターンは設定され、設定モード終了後は自動的にステ
ップS3の歩数表示モードに移行し、歩数のカウントが
可能となる。
【0049】
【発明の効果】本発明の歩行時における脂肪燃焼量の演
算方法では、年齢考慮消費エネルギー係数と歩行係数、
生活行動パターンから算出するので歩行速度に関係な
く、特に大がかりな装置・困難な操作を必要とせずに個
人に即した消費エネルギーと脂肪燃焼量を簡単に把握す
ることができる。
【0050】また本発明の脂肪燃焼量の演算方法を用い
た装置として、小型の歩数計や消費エネルギー計に応用
する場合でも、年齢考慮消費エネルギー係数を用いるこ
とで、プログラム処理においてステップ数を大幅に削減
でき、脂肪燃焼効率の算出も男女別・時系列で平均化さ
れた値に個人ごとの補正をかけるだけで済むため、メモ
リー容量を削減できるため、歩数計や消費エネルギー計
自体を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である、生活行動パターンを
示すものである。
【図2】本発明における脂肪燃焼効率を表すものであ
る。
【図3】本発明におけるBMIで補正した脂肪燃焼効率
を表すものである。
【図4】本発明の一実施例である歩数計の正面を表す図
である。
【図5】本発明の一実施例である歩数計の電気的構成を
示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施例である歩数計の動作処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、歩数計本体 2、表示部 3、電源 4、モード釦 5、アップ釦 6、ダウン釦 7、設定釦 8、歩数センサー 9、入力手段 10、記憶手段・演算手段 11、文字列表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】性別、年齢より性別年齢考慮消費エネルギ
    ー係数を求め、これに体重と歩数係数を掛けることによ
    り消費エネルギーを求め、この消費エネルギーに生活行
    動パターンから求めた脂肪燃焼効率を掛けることによ
    り、脂肪燃焼エネルギーを求め、この脂肪燃焼エネルギ
    ーから脂肪燃焼量を求めることを特徴とする脂肪燃焼量
    の演算方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、脂肪燃焼効率は生活行
    動パターンと肥満度から求めることを特徴とする脂肪燃
    焼量の演算方法。
  3. 【請求項3】性別、年齢及び身長、体重を入力する個人
    情報入力手段と、性別年齢別消費エネルギー定数を記憶
    する記憶手段と、歩行時の歩数を入力する歩数入力手
    段、前記個人情報入力手段と前記歩数入力手段と前記記
    憶手段とから消費エネルギーを演算する消費エネルギー
    演算手段と、生活行動パターンに関わるデータを入力す
    るパターン入力手段と、パターン入力手段のデータから
    脂肪燃焼効率を演算する脂肪燃焼効率演算手段と、前記
    消費エネルギー演算手段と脂肪燃焼効率演算手段とから
    脂肪燃焼量を演算する脂肪燃焼量演算手段と、演算され
    た脂肪燃焼量を表示する表示手段とを備えたことを特徴
    とする脂肪燃焼量演算装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記脂肪燃焼効率演算
    手段はパターン入力手段のデータと肥満度のデータとに
    より演算することを特徴とする脂肪燃焼量演算装置。
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