JP2002303170A - ジェット推進型滑走艇 - Google Patents
ジェット推進型滑走艇Info
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
せることのなく、スロットルをOFF操作しても、艇の
操舵が維持できるジェット推進型滑走艇を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 ウォータージェットポンプPで加圧・加
速された水を後方の噴射口から噴射しその反動によって
推進し、スロットルをOFF操作したときに、操舵機能
を維持できるよう構成されたジェット推進型の滑走艇で
あり、スロットルのOFF操作を検知するスロットル開
度検知センサーSsと、ステアリングの操舵状態を検知
するステアリング位置検知センサーSpとを備え、それ
ら二つの検知センサーからの信号が得られたときに、エ
ンジンEの気化器Cbのスロットルアームを所定時間だ
け所定量「開」側に操作するよう構成した。
Description
してその反力で水上を前方に航行する小型滑走艇( Per
sonal Watercraft(パーソナルウォータークラフト);
PWCとも呼ばれる) 等のジェット推進型の滑走艇に関
し、特にスロットルをOFF操作したときにも、ステア
リング機能を維持できるジェット推進型滑走艇に関す
る。
ジェット推進型の滑走艇は、レジャー用,スポーツ用と
してあるいはレスキュー用として、近年多用されてい
る。このジェット推進型の滑走艇では、一般的に艇の底
面に設けられた吸水口から吸い込んだ水を、ウォーター
ジェットポンプで加圧・加速して後方へ噴射することに
よって船体を推進させる。
合、上記ウォータージェットポンプの噴射口の後方に配
置したステアリングノズルを左右に揺動させ、後方への
水の噴射方向を左右に変更することによって、艇を右側
あるいは左側に操舵する。
の滑走艇の場合、スロットルを全閉近くまで閉じてウォ
ータージェットポンプからの水の噴射量が減少すると、
艇を転向させるために利用できる推力(操舵のために利
用できる推力)も同時に減少し、スロットルが再び開く
までは、艇を操舵する能力が減少する。
ロットルを全閉近くまで閉じてウォータージェットポン
プからの水の噴射量が減少しても、メカニカル的に、操
舵する能力を維持できる操舵用のステアリング部材を備
えたジェット推進型の滑走艇を提供した(特願2000
−6708号)。
の場合、部品点数が多くなって、構造が複雑となり、従
って、重量が増加する。
われたもので、スロットルをOFF操作した場合でも、
艇を操舵することが維持できるジェット推進型滑走艇に
おいて、構造を簡素化できるとともに、重量を増加させ
ることのないジェット推進型滑走艇を提供することを目
的とする。
以下のような構成からなるジェット推進型滑走艇によっ
て解決することができる。即ち、本発明にかかるジェッ
ト推進型滑走艇は、ウォータージェットポンプで加圧・
加速された水を後方の噴射口から噴射しその反動によっ
て推進し、スロットルをOFF操作したときに、操舵機
能を維持できるよう構成されたジェット推進型の滑走艇
において、スロットルのOFF操作を検知するスロット
ル開度検知センサーと、ステアリングの操舵状態を検知
するステアリング位置検知センサーとを備え、スロット
ル開度検知センサーからスロットルがOFF操作された
旨の信号と、ステアリング位置検知センサーからステア
リングが操作されている信号が得られたときに、エンジ
ンの気化器のスロットルアームを、所定時間だけ所定量
「開」側に操作するよう構成したことを特徴とする。
推進型滑走艇によると、スロットルをOFF操作した状
態において、ステアリングを操作すると、スロットル開
度検知センサーおよびステアリング位置検知センサーが
それらの状態を検知して、エンジンの気化器のスロット
ルアームを所定時間だけ所定量「開」側に操作されるた
め、エンジンの回転数が一時的に上昇し、後方の噴射口
からその上昇に見合った量の水を噴射するため、操舵機
能を維持することとなる。
操作」とは、スロットルが「閉」側に所定量以上操作さ
れる動作をいう。
前記スロットルアームの「開」側への操作が、制御装置
の制御によってアクチュエータによりなされるよう構成
されていると、制御の変更(設定の変更)が制御装置内
のみで簡単におこなえるとともに、電気的配線のみでア
クチュエータの制御が可能となり、艇内の他の機器の配
置およびケーブル,ロッド等の取り回しに影響を与える
ことはない。
前記アクチュエータによるスロットルアームの「開」側
への操作が、中継手段を介しておこなわれ、この中継手
段に、ハンドル近傍に付設されている手元スロットルレ
バーに先端が連結されている第1のケーブルの基端が連
結され、且つ、該中継手段に、気化器のスロットルアー
ムに先端が連結されている第2のケーブルの基端が連結
され、この中継手段に前記アクチュエータの動作部分が
第3のケーブルを介して作用して、前記第2のケーブル
が操作されるとともに、該第2のケーブルが操作される
ときに、前記第1のケーブルの弛みを吸収する吸収手段
が配置されていると、アクチュエータが動作しても、第
1のケーブルが弛むことはなく、従って、手元スロット
ルレバーはケーブルによって所定の状態を維持すること
ができる。この吸収手段としては、バネ等が好適とな
る。
前記中継手段が、前記第1のケーブルの基端を該ケーブ
ル長手方向に実質上遊動することなく連結されるとと
も、該第1のケーブルに対峙して、逆方向に引っ張るよ
うに前記第2と第3のケーブルの基端が配置され、これ
ら第2と第3のケーブルの基端は、該ケーブルの長手方
向に遊動自在にこの中継手段と連結されるとともに、該
遊動を吸収するバネがこれら第2と第3のケーブルと中
継手段との間に介装されていると、好適な実施形態とな
る。
前記アクチュエータによるスロットルアームの「開」側
への操作が、中継手段を介しておこなわれ、この中継手
段に、ハンドル近傍に付設されている手元スロットルレ
バーに先端が連結されている第1のケーブルの基端が連
結され、且つ、該中継手段に、気化器のスロットルアー
ムに先端が連結されている第2のケーブルの基端が連結
され、この中継手段に前記アクチュエータの動作部分が
作用して前記第2のケーブルが操作されるとともに、該
第2のケーブルが操作されるときに、前記第1のケーブ
ルの弛みを吸収する吸収手段が配置されていると、アク
チュエータが動作しても、第1のケーブルが弛むことは
なく、従って、手元スロットルレバーはケーブルによっ
て所定の状態を維持することができる。この吸収手段と
しては、バネ等が好適となる。そして、上記中継手段
は、気化器に付設されてもよく、かかる場合には全体を
コンパクトにすることができる。
前記中継手段が、枢支軸と、この枢支軸に回動自在に支
持され前記第2のケーブルの基端が連結され且つ前記ア
クチュエータの動作部分が当接する第2の当接部を具備
した第2の回動部材と、前記枢支軸に回動自在に支持さ
れ前記第1のケーブルの基端が連結され且つ前記第2の
回動部材の回動動作に起因する緩みを前記吸収手段によ
って吸収し、前記手元スロットルレバーの「開」動作の
際には第1の当接部が前記第2の回動部材の第3の当接
部と当接することによって該第2の回動部材を回動させ
る第1の回動部材とを具備していると、アクチュエータ
を含んで中継手段を1ユニット部品に形成できる点で、
好適な実施形態となる。
前記アクチュエータがソレノイドであれば、入手し易い
且つ信頼性の高い実施形態となる。
ジェット推進型滑走艇について、小型滑走艇を例に挙げ
て、図面を参照しながら、具体的に説明する。
推進型滑走艇の制御関係の構成を示すブロック図、図2
は図1のブロック図に示す第1の実施形態にかかる中継
手段部分の具体的構成を示す概念図、図6は本発明の実
施形態にかかる小型滑走艇の全体側面図、図7は図6に
示す小型滑走艇の全体平面図である。
体Aは、ハルHとその上方を覆うデッキDから構成さ
れ、これらハルHとデッキDを全周で接続する接続ライ
ンはガンネルラインGと呼ばれ、この実施例では、この
ガンネルラインGは、この小型滑走艇の喫水線Lより上
方に位置している。
には、図7に図示するように、船体Aの上面に長手方向
に延びる平面視において略長方形の開口部16が形成さ
れ、図6,図7に図示するように、この開口部16上方
に騎乗用のシートSが配置されている。
ハルHとデッキDに囲まれた横断面形状が「凸」状の空
間20内に配置される。このエンジンEは、キャブレタ
ー(気化器)仕様の燃料供給装置を具備した多気筒(こ
の実施例では3気筒)のエンジンEで、図6に図示する
ように、クランクシャフト10bが船体Aの長手方向に
沿うような向きで搭載されており、このクランクシャフ
ト10bの出力端は、プロペラ軸15を介して、インペ
ラ21が取着されているウォータージェットポンプPの
ポンプ軸側に、一体的に回転可能に連結されている。そ
して、このインペラ21は、その外周方が、ポンプケー
シング21Cで覆われ、小型滑走艇の底面に設けられた
給水口17から取り入れた水を吸水通路を介して取り込
んで、ウォータージェットポンプPで加圧・加速して、
通水断面積が後方にゆくに従って小さくなったポンプノ
ズル(噴出部)21Rを通って、後端の噴射口21Kか
ら吐出して、推進力を得るよう構成されている。
めの静翼である。また、図6,図7おいて、10はステ
アリング操作手段である操舵用のハンドルで、このハン
ドル10を左右に操作することによって、上記ポンプノ
ズル21R後方のステアリングノズル18を左右に揺動
させて、ウォータージェットポンプPの稼働時に、艇を
所望の方向に操舵できるよう構成されている。
リングノズル18の上後方には、水平に配置された揺動
軸19aを中心に下方に揺動可能に、ボウル形状のリバ
ース用のデフレクター19が配置され、このデフレクタ
ー19をステアリングノズル18後方の下方位置へ揺動
動作させることによって、ステアリングノズル18から
後方に吐出される水を前方に転向させて、後進できるよ
う構成されている。
ッキで、この後部デッキ12には、開閉式のハッチカバ
ー29が設けられ、ハッチカバー29の下方に小容量の
収納ボックスが形成されている。また、図6あるいは図
7において、23は前部ハッチカバーで、このハッチカ
バー23の下方には備品等を収納するボックス(図示せ
ず)が設けられている。
滑走艇では、図6,図7に図示するように、上記ハンド
ル10の回転軸10A部分には、回転側と固定側に、近
接スイッチで構成されるステアリング位置検知センサー
Spが配置されている。また、エンジンEの気化器(キ
ャブレター:図1参照)Cbには、スットル開度検知セ
ンサーSsが配置されている。図1に実線で図示するよ
うに、上記ステアリング位置検知センサーSpと上記エ
ンジンコントロールユニットECU、および上記スット
ル開度検知センサーSsと上記エンジンコントロールユ
ニットECUは、信号線によって接続されている。そし
て、ステアリング操作、つまりハンドル10(図6,図
7参照)が右あるいは左側に所定角度操舵されると、上
記ステアリング位置検知センサーSpが、エンジンEに
付設されているエンジンコントロールユニットECU
に、その旨の信号を発する。また、ハンドル10に付設
されているスロットルレバー(手元スロットルレバー:
図7参照)LtがOFF操作されて、上記気化器のスロ
ットルがOFFになると、上記スットル開度検知センサ
ーSsが、エンジンEに付設されているエンジンコント
ロールユニットECUに、その旨の信号を発するよう構
成されている。そして、図1に図示するように、エンジ
ンコントロールユニットECUは、信号線(例えば、電
線)により、アクチュエータであるソレノイド31に接
続され、動作制御可能に構成されている。また、図1に
一点鎖線で図示するように、上記ソレノイド31の可動
部分は、ワイヤ(あるいはロッド:この実施例ではワイ
ヤ)32によって、中継手段33に接続されている。ま
た、この中継手段33は、図1に一点鎖線で図示するよ
うに、スロットルレバーLtとワイヤ34で接続され、
スロットルレバーLtを操作すると、その動作が該中継
手段33に伝達されるよう構成されている。そして、上
記中継手段33は、ワイヤ(あるいはロッド:この実施
例ではワイヤ)35によって、上記気化器Cbのスロッ
トルアーム(図示せず)と接続され、中継手段33によ
って、気化器Cbの開閉操作が可能となっている。上記
中継手段33については、種々考えられるが、例えば、
好ましい実施例として以下の二つの実施例が考えられ
る。 (実施例1)上記中継手段33の1つの好ましい実施例
として、図2に図示するよう構成のものが考えられる。
即ち、この中継手段33は、固定側Bmに対して、長手
方向(図2の矢印X1参照)に移動自在に配置されるホ
ルダー部材33Aを具備し、このホルダー部材33Aの
第1の端部(図2で右端部)には、並行に2つの係合穴
33a,33bが形成されるとともに、第2の端部(図
2で左端部)には、係合穴33cが形成される。そし
て、上記係合穴33aには、先端がハンドル10のスロ
ットルレバーLtに連結されているワイヤ34(第1の
ケーブル)の基端が、該基端を反先端側へ引っ張る側に
付勢するバネ(吸収手段)38aを介して、連結されて
いる。また、上記係合穴33bには、先端が上記ソレノ
イド31に連結されたワイヤ32(第3のケーブル)の
基端が、該基端を反先端側へ引っ張る側に付勢するバネ
(吸収手段)38bを介して、連結されている。さら
に、上記係合穴33cには、先端が上記気化器Cbのス
ロットルアーム(図示せず)に連結されたワイヤ35
(第2のケーブル)の基端が、連結されている。
成からなる中継手段であってもよい。以下、中継手段の
別の実施例について説明する。 (実施例2)図3,図4に図示するように、上記ソレノ
イド31が一体に配設されたフレーム39に、軸40を
立設し、この軸40に対して同軸状で回動する平面視が
略扇状のプーリ33D,33Eを相互に係合および係合
解除可能に配置する。そして、上記プーリ33Dに、先
端がハンドル10のスロットルレバーLtに連結されて
いるワイヤ34(第1のケーブル)の基端が、連結され
ている。そして、このプーリ33Dは、ワイヤ34を反
先端側へ引っ張る方向にバネ(吸収手段)38dによっ
て付勢されている。また、上記プーリ33Eには、先端
が上記気化器Cbのスロットルアーム(図示せず)に連
結されたワイヤ35(第2のケーブル)の基端が、連結
されている。そして、このプーリ33Eは、ワイヤ35
を反先端側へ引っ張る方向にバネ(吸収手段)38eに
よって付勢されている。また、上記プーリ33D,33
Eは、図3においてプーリ33Dが時計方向に回動する
ときには、図4に図示するように、プーリ33Dの下端
部の一部(第3の当接部)33dがプーリ33Eの下端
部の一部33eに当接して、該プーリ33Eを時計方向
に共回りする。一方、図4に図示するように、上記ソレ
ノイド31からロッド状の可動部材31Aが突出して、
上記プーリ33Eの下端33fに当接して、該プーリ3
3Eを図3において時計方向に回動させるときには、上
記プーリ33Dとプーリ33Eの当接する部分は離間し
た状態となる。つまり、プーリ33Eが上記ソレノイド
31の突出動作によって単独で回動するよう構成されて
いる。このとき、プーリ33Dは、上記バネ38dによ
って、反時計方向に付勢されていることにより、ワイヤ
34は依然緊張状態を維持することになる。
いずれかの中継手段33、スロットル開度検知センサー
Ss、ステアリング位置検知手段Sp、エンジンコント
ロールユニットECU等を具備した小型滑走艇による
と、以下のように作用する。即ち、小型滑走艇のシート
Sに騎乗したライダーが、ハンドル10に付設されたス
ロットルレバーLtをOFF操作し、且つ、ハンドル1
0を右あるいは左側に所定角度操舵すると、以下のよう
に作用する。つまり、図5に図示するように、上記スロ
ットルレバーLtのOFF操作を、上記スロットル開度
検知センサーSsが検知して、且つ、上記操舵動作を上
記ステアリング位置検知センサーSpが検知して、それ
らの信号を、上記エンジンコントロールユニットECU
に伝達する。これらの信号を受けた該エンジンコントロ
ールユニットECUは、アクチュエータである上記ソレ
ノイド31を動作させて、中継手段33を所定時間(例
えば、5秒間:この時間は適宜設定できる)だけ動作さ
せ、気化器Cbのスロットルアーム(図示せず)を、所
定角度だけ「開」側に操作する。このため、小型滑走艇
は、上記所定時間(例えば、5秒間)だけ、エンジンE
の回転数を所定回転数(例えば、2000rpm:この
回転数は適宜設定できる)まで上昇させる。この結果、
小型滑走艇はその後端のステアリングノズル18から操
舵に対応した方向へ水を噴射し、その反力によって、操
舵した所望の方向に旋回することが可能となる。そし
て、上記ソレノイド31によって、中継手段が操作され
るときにも、上記スロットルレバーLtは遊動可能状態
になるが、その遊動は上記バネ38aあるいはバネ38
dによって吸収される。
作した場合でも、艇を操舵することが維持できるジェッ
ト推進型滑走艇を、簡素な構造によって且つ重量を増加
させることなく実現することができる。
走艇の制御関係の構成を示すブロック図である。
る中継手段部分の具体的構成を表す平断面状態の図であ
る。
る中継手段部分の具体的構成を示す平面図である。
図である。
テアリング操作の制御内容を示すフローチャートであ
る。
側面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ウォータージェットポンプで加圧・加速
された水を後方の噴射口から噴射しその反動によって推
進し、スロットルをOFF操作したときに、操舵機能を
維持できるよう構成されたジェット推進型の滑走艇にお
いて、 スロットルのOFF操作を検知するスロットル開度検知
センサーと、ステアリングの操舵状態を検知するステア
リング位置検知センサーとを備え、スロットル開度検知
センサーからスロットルがOFF操作された旨の信号
と、ステアリング位置検知センサーからステアリングが
操作されている信号が得られたときに、エンジンの気化
器のスロットルアームを所定時間だけ所定量「開」側に
操作するよう構成したことを特徴とするジェット推進型
滑走艇。 - 【請求項2】 前記スロットルアームの「開」側への操
作が、制御装置の制御によるアクチュエータによりなさ
れることを特徴とする請求項1記載のジェット推進型滑
走艇。 - 【請求項3】 前記アクチュエータによるスロットルア
ームの「開」側への操作が、中継手段を介しておこなわ
れ、この中継手段に、ハンドル近傍に付設されている手
元スロットルレバーに先端が連結されている第1のケー
ブルの基端が連結され、且つ、該中継手段に、気化器の
スロットルアームに先端が連結されている第2のケーブ
ルの基端が連結され、この中継手段に前記アクチュエー
タの動作部分が第3のケーブルを介して作用して前記第
2のケーブルが操作されるとともに、該第2のケーブル
が操作されるときに、前記第1のケーブルの弛みを吸収
する吸収手段が配置されていることを特徴とする請求項
2記載のジェット推進型滑走艇。 - 【請求項4】 前記中継手段が、前記第1のケーブルの
基端を該ケーブル長手方向に実質上遊動することなく連
結されるととも、該第1のケーブルに対峙して、逆方向
に引っ張るように前記第2と第3のケーブルの基端が配
置され、これら第2と第3のケーブルの基端は、該ケー
ブルの長手方向に遊動自在にこの中継手段と連結される
とともに、該遊動を吸収するバネがこれら第2と第3の
ケーブルと中継手段との間に介装されていることを特徴
とする請求項3記載のジェット推進型滑走艇。 - 【請求項5】 前記アクチュエータによるスロットルア
ームの「開」側への操作が、中継手段を介しておこなわ
れ、この中継手段に、ハンドル近傍に付設されている手
元スロットルレバーに先端が連結されている第1のケー
ブルの基端が連結され、且つ、該中継手段に、気化器の
スロットルアームに先端が連結されている第2のケーブ
ルの基端が連結され、この中継手段に前記アクチュエー
タの動作部分が作用して前記第2のケーブルが操作され
るとともに、該第2のケーブルが操作されるときに、前
記第1のケーブルの弛みを吸収する吸収手段が配置され
ていることを特徴とする請求項2記載のジェット推進型
滑走艇。 - 【請求項6】 前記中継手段が、枢支軸と、この枢支軸
に回動自在に支持され前記第2のケーブルの基端が連結
され且つ前記アクチュエータの動作部分が当接する第2
の当接部を具備した第2の回動部材と、前記枢支軸に回
動自在に支持され前記第1のケーブルの基端が連結され
且つ前記第2の回動部材の回動動作に起因する緩みを前
記吸収手段によって吸収し、前記手元スロットルレバー
の「開」動作の際には第1の当接部が前記第2の回動部
材の第3の当接部と当接することによって該第2の回動
部材を回動させる第1の回動部材とを具備していること
を特徴とする請求項5記載のジェット推進型滑走艇。 - 【請求項7】 前記アクチュエータがソレノイドである
ことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1の項に記載
のジェット推進型滑走艇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001103050A JP2002303170A (ja) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | ジェット推進型滑走艇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001103050A JP2002303170A (ja) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | ジェット推進型滑走艇 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002303170A true JP2002303170A (ja) | 2002-10-18 |
Family
ID=18956167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001103050A Pending JP2002303170A (ja) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | ジェット推進型滑走艇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002303170A (ja) |
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