JP2002303109A - 内燃機関の高、低速域切換式動弁機構 - Google Patents

内燃機関の高、低速域切換式動弁機構

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JP2002303109A
JP2002303109A JP2001105213A JP2001105213A JP2002303109A JP 2002303109 A JP2002303109 A JP 2002303109A JP 2001105213 A JP2001105213 A JP 2001105213A JP 2001105213 A JP2001105213 A JP 2001105213A JP 2002303109 A JP2002303109 A JP 2002303109A
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rocker arm
axis
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    • F01L1/26Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
    • F01L1/267Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁とロッカアームとの互いのカム係合や、ロ
ッカアームとカム軸との互いのカム係合が精度よくでき
るようにして、エンジン性能がより向上させられるよう
にする。 【解決手段】 第1軸心23回りに揺動自在となるよう
シリンダヘッド7に枢支される第1、第2ロッカアーム
24,25を設ける。第1軸心23と平行な第2軸心2
7回りに回動自在となるようシリンダヘッド7に支承さ
れるカム軸28がロー、ハイカムノーズ30,31を備
える。第1ロッカアーム24の揺動端部とローカムノー
ズ30とを互いにカム係合させ、第2ロッカアーム25
の揺動端部とハイカムノーズ31とを互いにカム係合さ
せる。第1、第2ロッカアーム24,25の各揺動端部
の間を通ると共に第1軸心23に直交する他の仮想平面
46を設定したとき、第1軸心23に沿った方向で、他
の仮想平面46が弁12の弁棒15のほぼ幅内に位置す
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、カム軸がロー、ハ
イカムノーズを備え、シリンダヘッドに支承された弁と
上記ロー、ハイカムノーズのいずれか一方とが選択的に
カム係合して、内燃機関の高、低速域に合致した開閉弁
動作を上記弁にさせるようにした内燃機関の高、低速域
切換式動弁機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記内燃機関の高、低速域切換式動弁機
構には、従来、次のように構成されたものがある。
【0003】即ち、シリンダ内の燃焼室を上記シリンダ
の外部に連通させる通路がシリンダヘッドに成形され、
軸方向の一端部が上記燃焼室に対する上記通路の開口を
開閉自在とするよう、上記シリンダヘッドに軸方向に
往、復摺動自在に支承される弁が設けられ、上記開口を
閉じるように上記弁を付勢する弁ばねが設けられてい
る。
【0004】上記弁の軸心に平行に延びる仮想平面を設
定したとき、この仮想平面に直交する第1軸心回りに揺
動自在となるよう上記シリンダヘッドに枢支されると共
に、上記第1軸心に沿った方向で互いに近接して並設さ
れる一対の第1、第2ロッカアームが設けられている。
また、上記第1軸心と平行な第2軸心回りに回動自在と
なるよう上記シリンダヘッドに支承されるカム軸が設け
られ、このカム軸はその軸方向で互いに並設されるロ
ー、ハイカムノーズを備えている。
【0005】上記第1ロッカアームの揺動端部と上記ロ
ーカムノーズとが互いにカム係合されると共に、上記第
2ロッカアームの揺動端部と上記ハイカムノーズとが互
いにカム係合され、上記第1、第2ロッカアームを介し
上記弁の他端部と上記ロー、ハイカムノーズのいずれか
一方とを選択的にカム係合可能とさせる係合選択手段が
設けられている。
【0006】そして、内燃機関の高速域では、上記係合
選択手段の作動により、上記第1、第2ロッカアームを
介し上記弁の他端部と上記ハイカムノーズとがカム係合
させられるようになっており、これにより、上記弁の
往、復摺動寸法、つまり、リフト量がより大きくなるよ
う上記弁が開閉弁動作させられて、上記高速域の運転に
合致するよう上記開口の開度が大きくされる。一方、低
速域では、上記係合選択手段の作動により、上記第1ロ
ッカアームを介し上記弁の他端部と上記ローカムノーズ
とがカム係合させられるようになっており、これによ
り、上記リフト量がより小さくなるよう上記弁が開閉弁
動作させられて、上記低速域の運転に合致するよう上記
開口の開度が小さくされる。
【0007】以上のようにして、高、低速域におけるエ
ンジン性能の向上が図られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術では、一つの弁の他端部に対し一対の第1、第2ロ
ッカアームがカム係合するようになっているが、上記弁
の弁棒の直径寸法は小さいことから、上記弁の他端部
と、上記各ロッカアームとがカム係合する際の係合位置
は、上記弁の軸心から径方向外方に大きく離れるおそれ
がある。
【0009】そして、上記係合位置が上記軸心から大き
く離れると、上記カム係合時に、上記係合位置で上記弁
に与えられる外力に基づき、この弁に大きい曲げモーメ
ントが与えられることとなる。そこで、上記曲げモーメ
ントに強度的に対抗するため、特に、上記弁の弁棒の径
寸法を大きくする必要が生じるが、このようにすると、
弁の重量が重くなり、よって、カム軸とカム係合して揺
動するロッカアームに対し、上記弁が精度よくカム係合
できず、つまり、精度よく追従できなくなるおそれを生
じ、これは、エンジン性能の向上を阻害をするものであ
って好ましくない。
【0010】また、上記係合選択手段を構成する少なく
とも一部の構成部品は、上記ロッカアームに支承させる
必要があるが、このために、上記ロッカアーム側の重量
が重くなりがちとなり、よって、カム軸に対し、上記ロ
ッカアームが精度よくカム係合できなくなるおそれを生
じ、これも、エンジン性能を阻害するものであって好ま
しくない。
【0011】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、弁とロッカアームとの互いのカム係合
や、ロッカアームとカム軸との互いのカム係合が精度よ
くできるようにして、エンジン性能がより向上させられ
るようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の内燃機関の高、低速域切換式動弁機構は、次
の如くである。
【0013】請求項1の発明は、全図に例示するよう
に、シリンダ2内の燃焼室8を上記シリンダ2の外部に
連通させる通路10をシリンダヘッド7に成形し、上記
燃焼室8に対する上記通路10の開口11を開閉自在と
するよう上記シリンダヘッド7に往、復摺動自在に支承
される弁12を設け、上記弁12の軸心14に平行に延
びる仮想平面22を設定したとき、この仮想平面22に
直交する第1軸心23回りに揺動自在となるよう上記シ
リンダヘッド7に枢支されると共に、上記第1軸心23
に沿った方向で互いに近接して並設される一対の第1、
第2ロッカアーム24,25を設け、上記第1軸心23
と平行な第2軸心27回りに回動自在となるよう上記シ
リンダヘッド7に支承されるカム軸28を設け、このカ
ム軸28がその軸方向で互いに並設されるロー、ハイカ
ムノーズ30,31を備え、上記第1ロッカアーム24
の揺動端部と上記ローカムノーズ30とを互いにカム係
合させると共に、上記第2ロッカアーム25の揺動端部
と上記ハイカムノーズ31とを互いにカム係合させ、上
記第1、第2ロッカアーム24,25を介し上記弁12
と上記ロー、ハイカムノーズ30,31のいずれか一方
とを選択的にカム係合可能とさせる係合選択手段34を
設けた内燃機関の高、低速域切換式動弁機構において、
【0014】上記第1、第2ロッカアーム24,25の
各揺動端部の間を通ると共に上記第1軸心23に直交す
る他の仮想平面46を設定したとき、上記第1軸心23
に沿った方向で、上記他の仮想平面46が上記弁12の
弁棒15のほぼ幅内に位置するようにしたものである。
【0015】請求項2の発明は、全図に例示するよう
に、請求項1の発明に加えて、上記係合選択手段34
が、上記第1、第2ロッカアーム24,25を互いに係
脱自在とさせる係合体35と、この係合体35による上
記係合を解除させるようこの係合体35を付勢する係合
解除ばね36と、この係合解除ばね36の付勢力に対抗
しながら上記係合体35に上記係合動作をさせるようこ
の係合体35に外力を与えるアクチュエータ37と、上
記第2ロッカアーム25と上記ハイカムノーズ31とを
互いにカム係合させるよう上記第2ロッカアーム25を
付勢するロッカアームばね44とを備え、上記係合体3
5による上記第1、第2ロッカアーム24,25の互い
の係合で(図1,4,5中、左半分)、上記弁12とハ
イカムノーズ31とが上記第1、第2ロッカアーム2
4,25を介して互いにカム係合する一方、上記係合の
解除で(図1,4,5中、右半分)、上記弁12とロー
カムノーズ30とが上記第1ロッカアーム24を介して
互いにカム係合するようにし、
【0016】上記係合体35と係合解除ばね36とを上
記第1ロッカアーム24に支承させたものである。
【0017】請求項3の発明は、図1〜4に例示するよ
うに、請求項2の発明に加えて、上記アクチュエータ3
7を上記シリンダヘッド7に支持させたものである。
【0018】請求項4の発明は、図4に例示するよう
に、請求項2、もしくは3の発明に加えて、上記係合体
35により上記第1、第2ロッカアーム24,25を互
いに係合させたとき、上記係合体35が上記弁12に直
接接合するようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0020】(第1の実施の形態)
【0021】図1〜3は、第1の実施の形態を示してい
る。
【0022】図において、符号1は、自動二輪車や自動
車など乗り物に搭載される内燃機関であり、この内燃機
関1のシリンダ2は、その軸心3が鉛直方向に延びるよ
うに見た状態で示してある。
【0023】上記シリンダ2は、その内部にシリンダ孔
5を有するシリンダ本体6と、上記シリンダ孔5の上端
を閉じるよう上記シリンダ本体6の上端部に取り付けら
れるシリンダヘッド7とを備え、上記シリンダ2内の上
記シリンダヘッド7の下方近傍部分が燃焼室8とされて
いる。
【0024】上記燃焼室8を上記シリンダ2の外部に連
通させる吸気の通路10が上記シリンダヘッド7に成形
され、上記燃焼室8に対する上記通路10の開口11を
開閉自在とする弁12が設けられている。
【0025】ここで、図1は、内燃機関1の正面断面図
であり、上記シリンダ2の軸心3を基準としてほぼ左右
対称形とされている。そこで、上記内燃機関1の構成に
ついては、上記軸心3から左半分に着目して説明する。
【0026】上記弁12は、上記シリンダヘッド7を上
下に貫通し上記開口11側の通路10の端部内を通過す
るよう設けられその軸心14の軸方向に往、復摺動自在
となるよう上記シリンダヘッド7に支承される弁棒15
と、上記弁12の軸方向の一端部(下端部)を構成して
上記弁棒15の一端部に一体成形されこの弁棒15の
往、復摺動に伴い上記開口11を燃焼室8側から開閉自
在とする弁体16と、上記弁12の軸方向の他端部(上
端部)を構成して上記弁棒15の他端部に取り付けられ
るキャップ17とを備えている。また、上記開口11を
閉じるように上記弁12を付勢する弁ばね18が設けら
れている。
【0027】上記内燃機関1のクランク軸に連動して上
記弁12を所定のクランク角で適宜開閉弁動作させる動
弁機構21が設けられている。
【0028】上記動弁機構21には、上記弁12の軸心
14に沿って平行に延びる仮想平面22を設定したと
き、この仮想平面22に直交する第1軸心23回りに揺
動自在となるよう上記シリンダヘッド7に枢支される一
対の第1、第2ロッカアーム24,25が設けられてい
る。より具体的には、上記第1軸心23上に位置して上
記シリンダヘッド7に固定された枢支軸26に、上記第
1、第2ロッカアーム24,25が枢支されている。ま
た、上記第1、第2ロッカアーム24,25は、上記第
1軸心23に沿った方向で互いに隣り合うよう近接して
並設されている。
【0029】また、上記動弁機構21には、上記第1軸
心23と平行な第2軸心27回りに回動自在となるよう
上記シリンダヘッド7に支承されるカム軸28が設けら
れ、このカム軸28は内燃機関1のクランク軸に連動連
結されている。上記カム軸28は、上記第2軸心27上
に配置されるカム軸本体29と、このカム軸本体29に
一体成形されてその軸方向で互いに近接して並設される
ローカムノーズ30とハイカムノーズ31とを備え、上
記ローカムノーズ30のノーズ先端よりもハイカムノー
ズ31のそれの方が、上記第2軸心27から径方向外方
により大きく突出させられている。
【0030】上記第1ロッカアーム24の揺動端部と上
記ローカムノーズ30とが互いにカム係合させられると
共に、上記第2ロッカアーム25の揺動端部と上記ハイ
カムノーズ31とが互いにカム係合させられている。
【0031】また、上記動弁機構21は、上記第1、第
2ロッカアーム24,25を介し上記弁12の他端部
と、上記ロー、ハイカムノーズ30,31のいずれか一
方とを選択的にカム係合可能とさせる係合選択手段34
を備えている。
【0032】上記係合選択手段34は、上記第1軸心2
3と平行な第3軸心33上で、往、復摺動自在となるよ
う第1ロッカアーム24に支承される円柱形状の係合体
35を備え、この係合体35は上記摺動により第1ロッ
カアーム24側から第2ロッカアーム25側に向って突
出、後退自在に突出し、これにより、上記第1、第2ロ
ッカアーム24,25を互いに係脱自在に係止させてい
る。
【0033】また、上記係合選択手段34は、上記係合
体35による上記係合を解除させるようこの係合体35
を付勢する係合解除ばね36と、この係合解除ばね36
の付勢力に対抗しながら上記係合体35に上記係合動作
をさせるようこの係合体35に外力を与える油圧式アク
チュエータ37とを備えている。
【0034】上記アクチュエータ37は上記シリンダヘ
ッド7に支持されている。より具体的には、上記アクチ
ュエータ37は、上記第3軸心33と平行な軸心上で上
記シリンダヘッド7に成形されるシリンダ孔40と、こ
のシリンダ孔40にその軸方向で、往、復摺動自在に嵌
入されるピストン41とを備えている。上記シリンダ孔
40は、上記シリンダヘッド7と枢支軸26に成形され
た油路42を通し不図示の油圧ポンプに連通させられ、
適宜、圧油が供給される一方、この圧油が排出可能とさ
れている。
【0035】一方、上記第2ロッカアーム25と上記ハ
イカムノーズ31とを互いにカム係合させるよう上記第
2ロッカアーム25を付勢するコイル形状のロッカアー
ムばね44が設けられ、ロッカアームばね44は上記枢
支軸26に外嵌して支持されている。
【0036】図1において、上記シリンダ2の軸心3を
境とした左半分の図は、上記係合選択手段34の係合体
35が、上記第1、第2ロッカアーム24,25を互い
に係合させた状態を示している。
【0037】即ち、内燃機関1の高速域では、上記油路
42を通しシリンダ孔40に自動的に圧油が供給される
ようになっており、この圧油により、上記ピストン41
がシリンダ孔40内から上記係合体35側に突出して、
上記係合解除ばね36の付勢力に対抗しながら上記係合
体35を上記第1ロッカアーム24側から第2ロッカア
ーム25側に突出させる。
【0038】すると、上記係合体35により、上記第
1、第2ロッカアーム24,25が互いに係合して上記
第1軸心23回りで同行揺動することとされ、これら第
1、第2ロッカアーム24,25を介して上記弁12と
上記ハイカムノーズ31とが互いにカム係合することと
され、もって、上記弁12が大きいリフト量で開閉弁動
作させられるようになっている。この場合、上記ハイカ
ムノーズ31とのカム係合で、上記第1、第2ロッカア
ーム24,25が同行揺動するため、上記第1ロッカア
ーム24とローカムノーズ30とのカム係合は解除され
ている。
【0039】図1において、上記シリンダ2の軸心3を
境とした右半分の図は、上記係合選択手段34の係合体
35が、上記第1、第2ロッカアーム24,25の係合
を解除させた状態を示している。
【0040】即ち、内燃機関1の低速域では、上記シリ
ンダ孔40への圧油の供給が停止させられて、排出可能
とされている。このため、上記係合体35は、上記係合
解除ばね36の付勢力で上記第2ロッカアーム25側か
ら上記第1ロッカアーム24側に後退させられ、この
際、上記係合体35に押されて上記ピストン41も上記
シリンダ孔40内に後退させられる。
【0041】すると、上記第1、第2ロッカアーム2
4,25の互いの係合が解除される。この場合、上記ハ
イカムノーズ31は上記ロッカアームばね44により上
記第2ロッカアーム25とカム係合し続けて、がたつき
の生じることが防止されるが、このカム係合による上記
第2ロッカアーム25の揺動は単に空を切るだけで(図
1中、一点鎖線)、上記弁12には伝達されない。この
ため、上記弁12と上記ローカムノーズ30とだけが上
記第1ロッカアーム24を介して互いにカム係合するこ
ととされ、もって、上記弁12が小さいリフト量で開閉
弁動作させられる。
【0042】上記構成において、第1、第2ロッカアー
ム24,25の各揺動端部の間を通ると共に上記第1軸
心23に直交する他の仮想平面46を設定したとき、上
記第1軸心23に沿った方向で、上記他の仮想平面46
が上記弁12の他端部(上端部)における弁棒15のほ
ぼ幅内に位置するようにしてある。
【0043】このため、上記カム軸28の回動に伴い、
上記弁12の他端部(上端部)と、上記各ロッカアーム
24,25とがそれぞれカム係合する際の係合位置は、
上記弁12の軸心14にその径方向でより接近すること
から、上記カム係合に伴い上記係合位置で上記弁12に
与えられる外力に基づき、この弁12に与えられる曲げ
モーメントは小さく抑えられる。
【0044】よって、上記曲げモーメントに強度的に対
抗しようとする上で、上記弁12の寸法を大きくしない
で済むことから、その分、上記弁12の重量は軽くなる
よう抑えられる。このため、カム軸28とカム係合して
揺動する第1、第2ロッカアーム24,25に対し、上
記弁12が精度よくカム係合することとなって、エンジ
ン性能の向上が達成される。
【0045】また、前記したように、係合選択手段34
が、上記第1、第2ロッカアーム24,25を互いに係
脱自在とさせる係合体35と、この係合体35による上
記係合を解除させるようこの係合体35を付勢する係合
解除ばね36と、この係合解除ばね36の付勢力に対抗
しながら上記係合体35に上記係合動作をさせるようこ
の係合体35に外力を与えるアクチュエータ37と、上
記第2ロッカアーム25と上記ハイカムノーズ31とを
互いにカム係合させるよう上記第2ロッカアーム25を
付勢するロッカアームばね44とを備え、上記係合体3
5による上記第1、第2ロッカアーム24,25の互い
の係合で(図1,4,5中左半分)、上記弁12とハイ
カムノーズ31とが上記第1、第2ロッカアーム24,
25を介して互いにカム係合する一方、上記係合の解除
で(図1,4,5中右半分)、上記弁12とローカムノ
ーズ30とが上記第1ロッカアーム24を介して互いに
カム係合するようにし、上記係合体35と係合解除ばね
36とを上記第1ロッカアーム24に支承させてある。
【0046】このため、上記したように、係合体35と
係合解除ばね36とを上記第1ロッカアーム24に支承
させた分、上記第2ロッカアーム25側の重量が軽くな
るよう抑えられる。
【0047】よって、その分、上記第2ロッカアーム2
5とハイカムノーズ31とを互いにカム係合させるため
のロッカアームばね44の弾発力を小さく抑えることが
できて、上記動弁機構21を小形、軽量にできる。
【0048】また、前記したように、上記アクチュエー
タ37を上記シリンダヘッド7に支持させてある。
【0049】このため、上記アクチュエータ37がシリ
ンダヘッド7に支持された分、上記第1、第2ロッカア
ーム24,25側の重量がそれぞれ軽くなるよう抑えら
れる。
【0050】よって、上記カム軸28に対し、上記第
1、第2ロッカアーム24,25側が精度よくカム係合
することとなって、エンジン性能の向上がより確実に達
成される。
【0051】第1図(内燃機関1の正面視)において、
上記第2ロッカアーム25の揺動方向(上下方向)で、
上記弁12の他端部のキャップ17と上記第2ロッカア
ーム25の揺動端部とで挟まれた空間に位置する上記第
1ロッカアーム24の部分(図1中、碁盤目状の断面で
示した部分)は無くてもよい。
【0052】このようにすれば、第1図中、右半分で示
すように、上記係合選択手段34の係合体35が第1、
第2ロッカアーム24,25の係合を解除させたときで
あって、上記第2ロッカアーム25が空を切るように揺
動する際の揺動範囲を広くとれる。このため、上記ハイ
カムノーズ31のノーズ端の突出量を十分に大きくし
て、弁12のリフト量をより大きくすることができる。
【0053】図2(第1軸心23の軸心に沿った視線で
みた内燃機関1の側面視)において、上記第2軸心27
と第3軸心33とが、上記弁12の弁棒15のほぼ幅内
に位置することとされている。
【0054】このため、上記カム係合に伴い上記弁12
に与えられる曲げモーメントが小さく抑えられ、よっ
て、上記弁12の寸法を大きくしないで済むことから、
前記と同様の効果が生じる。
【0055】以下の各図は、第2,3の実施の形態を示
している。これら各実施の形態は、前記第1の実施の形
態と構成、作用効果において多くの点で共通している。
そこで、これら共通するものについては、図面に共通の
符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点につ
き主に説明する。また、これら各実施の形態における各
部分の構成を、本発明の課題、作用効果に照らして種々
組み合せてもよい。
【0056】(第2の実施の形態)
【0057】図4は、第2の実施の形態を示している。
【0058】これによれば、上記係合体35により上記
第1、第2ロッカアーム24,25を互いに係合させた
とき、上記係合体35が上記弁12に直接接合するよう
にしてある。
【0059】このため、上記弁12と第1、第2ロッカ
アーム24,25とのカム係合が、より直接的に行われ
ることから、上記弁12が上記第1、第2ロッカアーム
24,25と、より精度よくカム係合することとなっ
て、エンジン性能の向上が更に確実に達成される。
【0060】(第3の実施の形態)
【0061】図5,6は、第3の実施の形態を示してい
る。
【0062】これによれば、上記第1ロッカアーム24
に上記係合選択手段34の係合体35、係合解除ばね3
6、およびアクチュエータ37が一体的に支持され、か
つ、係合体35とアクチュエータ37のピストン41と
が互いに一体成形されて、部品が互いに兼用されてい
る。
【0063】上記構成によれば、第1ロッカアーム24
に係合体35および係合解除ばね36と共に、上記係合
選択手段34が一体的に組み付けられた組立体とされて
おり、このため、その成形や組付作業が容易となる。
【0064】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0065】請求項1の発明は、シリンダ内の燃焼室を
上記シリンダの外部に連通させる通路をシリンダヘッド
に成形し、上記燃焼室に対する上記通路の開口を開閉自
在とするよう上記シリンダヘッドに往、復摺動自在に支
承される弁を設け、上記弁の軸心に平行に延びる仮想平
面を設定したとき、この仮想平面に直交する第1軸心回
りに揺動自在となるよう上記シリンダヘッドに枢支され
ると共に、上記第1軸心に沿った方向で互いに近接して
並設される一対の第1、第2ロッカアームを設け、上記
第1軸心と平行な第2軸心回りに回動自在となるよう上
記シリンダヘッドに支承されるカム軸を設け、このカム
軸がその軸方向で互いに並設されるロー、ハイカムノー
ズを備え、上記第1ロッカアームの揺動端部と上記ロー
カムノーズとを互いにカム係合させると共に、上記第2
ロッカアームの揺動端部と上記ハイカムノーズとを互い
にカム係合させ、上記第1、第2ロッカアームを介し上
記弁と上記ロー、ハイカムノーズのいずれか一方とを選
択的にカム係合可能とさせる係合選択手段を設けた内燃
機関の高、低速域切換式動弁機構において、
【0066】上記第1、第2ロッカアームの各揺動端部
の間を通ると共に上記第1軸心に直交する他の仮想平面
を設定したとき、上記第1軸心に沿った方向で、上記他
の仮想平面が上記弁の弁棒のほぼ幅内に位置するように
してある。
【0067】このため、上記カム軸の回動に伴い、上記
弁と上記各ロッカアームとがそれぞれカム係合する際の
係合位置は、上記弁の軸心にその径方向でより接近する
ことから、上記カム係合に伴い上記係合位置で上記弁に
与えられる外力に基づき、この弁に与えられる曲げモー
メントは小さく抑えられる。
【0068】よって、上記曲げモーメントに強度的に対
抗しようとする上で、上記弁の寸法を大きくしないで済
むことから、その分、上記弁の重量は軽くなるよう抑え
られる。このため、カム軸とカム係合して揺動する第
1、第2ロッカアームに対し、上記弁が精度よくカム係
合することとなって、エンジン性能の向上が達成され
る。
【0069】請求項2の発明は、上記係合選択手段が、
上記第1、第2ロッカアームを互いに係脱自在とさせる
係合体と、この係合体による上記係合を解除させるよう
この係合体を付勢する係合解除ばねと、この係合解除ば
ねの付勢力に対抗しながら上記係合体に上記係合動作を
させるようこの係合体に外力を与えるアクチュエータ
と、上記第2ロッカアームと上記ハイカムノーズとを互
いにカム係合させるよう上記第2ロッカアームを付勢す
るロッカアームばねとを備え、上記係合体による上記第
1、第2ロッカアームの互いの係合で、上記弁とハイカ
ムノーズとが上記第1、第2ロッカアームを介して互い
にカム係合する一方、上記係合の解除で、上記弁とロー
カムノーズとが上記第1ロッカアームを介して互いにカ
ム係合するようにし、
【0070】上記係合体と係合解除ばねとを上記第1ロ
ッカアームに支承させてある。
【0071】このため、上記したように、係合体と係合
解除ばねとを上記第1ロッカアームに支承させた分、上
記第2ロッカアーム側の重量が軽くなるよう抑えられ
る。
【0072】よって、その分、上記第2ロッカアームと
ハイカムノーズとを互いにカム係合させるためのロッカ
アームばねの弾発力を小さく抑えることができて、上記
動弁機構を小形、軽量にできる。
【0073】請求項3の発明は、上記アクチュエータを
上記シリンダヘッドに支持させてある。
【0074】このため、上記アクチュエータがシリンダ
ヘッドに支持された分、上記第1、第2ロッカアーム側
の重量がそれぞれ軽くなるよう抑えられる。
【0075】よって、上記カム軸に対し、上記第1、第
2ロッカアーム側が精度よくカム係合することとなっ
て、エンジン性能の向上がより確実に達成される。
【0076】請求項4の発明は、上記係合体により上記
第1、第2ロッカアームを互いに係合させたとき、上記
係合体が上記弁に直接接合するようにしてある。
【0077】このため、上記弁と第1、第2ロッカアー
ムとのカム係合が、より直接的に行われることから、上
記弁が上記第1、第2ロッカアームと、より精度よくカ
ム係合することとなって、エンジン性能の向上が更に確
実に達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態で、内燃機関の正面断面図で
ある。
【図2】第1の実施の形態で、内燃機関の側面断面図で
ある。
【図3】第1の実施の形態で、内燃機関の平面断面図で
ある。
【図4】第2の実施の形態で、図1に相当する図であ
る。
【図5】第3の実施の形態で、図1に相当する図であ
る。
【図6】第3の実施の形態で、図3に相当する図であ
る。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 シリンダ 3 軸心 7 シリンダヘッド 8 燃焼室 10 通路 11 開口 12 弁 14 軸心 15 弁棒 16 弁体 17 キャップ 18 弁ばね 21 動弁機構 22 仮想平面 23 第1軸心 24 第1ロッカアーム 25 第2ロッカアーム 27 第2軸心 28 カム軸 29 カム軸本体 30 ローカムノーズ 31 ハイカムノーズ 33 第3軸心 34 係合選択手段 35 係合体 36 係合解除ばね 37 アクチュエータ 44 ロッカアームばね 46 他の仮想平面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内の燃焼室を上記シリンダの外
    部に連通させる通路をシリンダヘッドに成形し、上記燃
    焼室に対する上記通路の開口を開閉自在とするよう上記
    シリンダヘッドに往、復摺動自在に支承される弁を設
    け、上記弁の軸心に平行に延びる仮想平面を設定したと
    き、この仮想平面に直交する第1軸心回りに揺動自在と
    なるよう上記シリンダヘッドに枢支されると共に、上記
    第1軸心に沿った方向で互いに近接して並設される一対
    の第1、第2ロッカアームを設け、上記第1軸心と平行
    な第2軸心回りに回動自在となるよう上記シリンダヘッ
    ドに支承されるカム軸を設け、このカム軸がその軸方向
    で互いに並設されるロー、ハイカムノーズを備え、上記
    第1ロッカアームの揺動端部と上記ローカムノーズとを
    互いにカム係合させると共に、上記第2ロッカアームの
    揺動端部と上記ハイカムノーズとを互いにカム係合さ
    せ、上記第1、第2ロッカアームを介し上記弁と上記ロ
    ー、ハイカムノーズのいずれか一方とを選択的にカム係
    合可能とさせる係合選択手段を設けた内燃機関の高、低
    速域切換式動弁機構において、 上記第1、第2ロッカアームの各揺動端部の間を通ると
    共に上記第1軸心に直交する他の仮想平面を設定したと
    き、上記第1軸心に沿った方向で、上記他の仮想平面が
    上記弁の弁棒のほぼ幅内に位置するようにした内燃機関
    の高、低速域切換式動弁機構。
  2. 【請求項2】 上記係合選択手段が、上記第1、第2ロ
    ッカアームを互いに係脱自在とさせる係合体と、この係
    合体による上記係合を解除させるようこの係合体を付勢
    する係合解除ばねと、この係合解除ばねの付勢力に対抗
    しながら上記係合体に上記係合動作をさせるようこの係
    合体に外力を与えるアクチュエータと、上記第2ロッカ
    アームと上記ハイカムノーズとを互いにカム係合させる
    よう上記第2ロッカアームを付勢するロッカアームばね
    とを備え、上記係合体による上記第1、第2ロッカアー
    ムの互いの係合で、上記弁とハイカムノーズとが上記第
    1、第2ロッカアームを介して互いにカム係合する一
    方、上記係合の解除で、上記弁とローカムノーズとが上
    記第1ロッカアームを介して互いにカム係合するように
    し、 上記係合体と係合解除ばねとを上記第1ロッカアームに
    支承させた請求項1に記載の内燃機関の高、低速域切換
    式動弁機構。
  3. 【請求項3】 上記アクチュエータを上記シリンダヘッ
    ドに支持させた請求項2に記載の内燃機関の高、低速域
    切換式動弁機構。
  4. 【請求項4】 上記係合体により上記第1、第2ロッカ
    アームを互いに係合させたとき、上記係合体が上記弁に
    直接接合するようにした請求項2、もしくは3に記載の
    内燃機関の高、低速域切換式動弁機構。
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