JP2009197607A - エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】カムシャフトの支持剛性が高く、かつ、組み付けが容易な可変動弁機構を有するエンジンを提供する。
【解決手段】カムキャリア16は、カム軸受部44、ロッカシャフト支持部52及び油圧シリンダ支持部43で一体的に構成される。カム軸受部44はボアセンタを通りカムシャフト40,42に垂直な平面内の直線上に配置される。低速用ロッカアーム80はカムシャフト40の低速用カム39に応じて揺動する。高速用ロッカアーム84はカムシャフト40の高速用カム41に応じて揺動する。低速用ロッカアーム80は貫通孔88を含む。連結ピン90は貫通孔88内に摺動可能に挿入され、油圧シリンダ支持部43側に向かって付勢される。油圧シリンダ92は油圧シリンダ支持部43内に設けられる。油圧ピストン94は油圧シリンダ92内に摺動可能に挿入され、連結ピン90と当接する。高速用ロッカアーム84は、貫通孔88から突出する連結ピン90と係合する係合部104を含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、エンジンに関し、さらに詳しくは、バルブのリフト量を低速時と高速時とで切り替える可変動弁機構を有するエンジンに関する。
特開2002−303109号公報(特許文献1)には、内燃機関の高、低速域切換式動弁機構が記載されている。この動弁機構は、カム軸(カムシャフト)がロー、ハイカムノーズを備え、シリンダヘッドに支承された弁(バルブ)と、ロー、ハイカムノーズのいずれか一方とが選択的にカム係合して、内燃機関の高、低速域に合致した開閉動作を弁にさせるようになっている。シリンダヘッドには、第1、第2ロッカアームが枢支されている。第1ロッカアームの揺動端部とローカムノーズとが互いにカム係合させられるとともに、第2ロッカアームの揺動端部とハイカムノーズとが互いにカム係合させられている。第1ロッカアームには、円柱形状の係合体(連結ピン)が往復摺動自在となるように支承されている。この係合体は摺動により第1ロッカアーム側から第2ロッカアーム側に向かって突出、後退自在に突出し、これにより、第1、第2ロッカアームを互いに係脱自在に係止させている。シリンダヘッドには、係合解除ばねの付勢力に対抗しながら係合体に外力を与える油圧式アクチュエータが設けられている。アクチュエータは、シリンダヘッドに形成されるシリンダ孔(油圧シリンダ)と、このシリンダ孔に往復摺動自在に嵌入されるピストン(油圧ピストン)とを備えている。シリンダ孔は油路を通し、油圧ポンプに連通させられる。油路は、シリンダヘッドに形成されている。ロッカアームの枢支軸には、第2ロッカアームとハイカムノーズとを互いにカム係合させるように第2ロッカアームを付勢するコイル形状のロッカアームばね(ロストモーションスプリング)が外嵌されている。
この動弁機構では弁ばね(バルブスプリング)間に油圧式アクチュエータが設けられているが、小型エンジンでは弁ばね間が狭く、スペースはほとんどない。また、シリンダヘッドにシリンダ孔(油圧シリンダ)が形成されているため、多気筒エンジンではシリンダ孔を高精度で加工することが困難である。また、油圧式アクチュエータのピストンやロッカアームの組み付け作業が困難である。また、油路が複雑で、シリンダヘッド内に形成することが困難である。
特開平10−18826号公報(特許文献2)には、内燃機関の吸気バルブ又は排気バルブの開閉タイミング、リフト量、休止タイミング等の各種切り替えが可能な可変動弁機構が記載されている。この可変動弁機構においては、シリンダヘッドの4つの各気筒を挟む位置に5つのサポートが取り付けられ、これらのサポートにはロッカシャフトが挿通されている。ロッカシャフトには、一気筒毎に1本のT字形の低速用ロッカアームが揺動可能に挿着されている。各サポートにはカムシャフトが回転可能に支持され、カムシャフトには低速用ロッカアームを揺動させる低速用カムが設けられている。この可変動弁機構には、バルブの開閉タイミング及びリフト量を低速・高速の二段階に切り替えるための切替装置が設けられている。切換装置は、低速用ロッカアームと並べてロッカシャフトに揺動可能に挿着された、バルブを直接には押圧しない高速用ロッカアームと、高速用ロッカアームを揺動させる高速用カムと、高速用ロッカアーム及び低速用ロッカアームを相互に連結し又は切り離す切り替えピンを駆動する油圧ピストンとを備えている。
しかしながら、この可変動弁機構の低速用ロッカアームは同一気筒内における2つのバルブを一緒に押すため、これらバルブのリフト量に差を持たせることができない。また、低速用ロッカアームがボアセンタに配置されるため、カムシャフトをボアセンタで支持することができない。その結果、カムシャフトの支持剛性が低く、この可変動弁機構は高回転エンジンに不向きである。
特開2002−303109号公報 特開平10−18826号公報
本発明の目的は、カムシャフトの支持剛性が高く、かつ、組み付けが容易な可変動弁機構を有するエンジンを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明によるエンジンは、バルブのリフト量を低速時と高速時とで切り替える可変動弁機構を有するエンジンであって、カムキャリアと、ロッカシャフトと、低速用ロッカアームと、高速用ロッカアームと、切替装置とを備える。カムキャリアは、カム軸受部と、ロッカシャフト支持部とを含む。カム軸受部は、ボアセンタを通りカムシャフトに垂直な平面内の直線上に配置され、カムシャフトを支持する。カムキャリアは、シリンダヘッドに着脱可能に取り付けられる。ロッカシャフトは、ロッカシャフト支持部にカムシャフトと平行に取り付けられる。低速用ロッカアームは、ロッカシャフトに揺動可能に支持され、カムシャフトの低速用カムに応じて揺動し、バルブの軸端面を押す。高速用ロッカアームは、ロッカシャフトに揺動可能に支持され、低速用ロッカアームと並設され、カムシャフトの高速用カムに応じて揺動する。切替装置は、低速時に低速用ロッカアームと高速用ロッカアームとを分離し、高速時に低速用ロッカアームと高速用ロッカアームとを連結する。
本発明によれば、カムキャリアのカム軸受部がボアセンタに配置され、かつ、カムキャリアにカム軸受部だけでなく、ロッカシャフトを支持するロッカシャフト支持部も形成されているため、カムシャフトの支持剛性を高く維持しながら、エンジンの組み付けを容易にすることができる。
好ましくは、低速用ロッカアームは、ロッカシャフトと平行に形成される貫通孔を含む。カムキャリアはさらに、油圧シリンダ支持部を含む。切替装置は、連結ピンと、油圧シリンダと、油圧ピストンとを含む。連結ピンは、貫通孔内に摺動可能に挿入され、油圧シリンダ支持部側に向かって付勢される。油圧シリンダは、油圧シリンダ支持部内に設けられる。油圧ピストンは、油圧シリンダ内に摺動可能に挿入され、連結ピンと当接する。高速用ロッカアームは、貫通孔から突出する連結ピンと係合する係合部を含む。ここで、油圧シリンダは、カム軸受部を穿孔し、その孔に嵌め込まれたものでもよいが、その孔をそのまま油圧シリンダとして使用してもよい。すなわち、油圧シリンダは、カム軸受部と別体で構成されていても、一体的に構成されていてもよい。
この場合、油圧シリンダ及び油圧ピストンがカム軸受部内に配置されるため、エンジンを小型化することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態によるエンジンの構造を示す断面図である。図2は、図1におけるII−II線の断面図である。図3は、図1に示したカムキャリア及びそれに組み付けられる各種部品の平面図である。図4は、図3におけるIV−IV線の断面図である。図5は、図1におけるV−V線の断面図である。図6は、図1に示したカムキャリア及びそれに組み付けられる各種部品の分解斜視図である。図7は、図6に示したカムキャリア及びそれに組み付けられる各種部品の斜視図である。図8は、図7に示した低速及び高速ロッカアーム、ロッカシャフト、ロストモーションスプリング、ロストモーションスプリングシャフト、連結ピン、油圧ピストン、並びに油圧シリンダの斜視図である。
本発明の実施の形態によるDOHC(Double Over Head Camshaft)エンジンは、吸気及び排気バルブのリフト量を低速時と高速時の2段階に切り替える可変動弁機構を備える。具体的には、図1及び図2を参照して、このエンジン10は、シリンダ12と、シリンダ12に着脱可能に取り付けられるシリンダヘッド14と、シリンダヘッド14に着脱可能に取り付けられるカムキャリア16とを備える。たとえば4気筒エンジンの場合、4つのシリンダ12が直列に並設される。このエンジン10は気筒ごとに基本的に同じ構造を有する。以下、1つの気筒に着目して説明する。
図1を参照して、シリンダヘッド14は、吸気ポート18、排気ポート20、吸気バルブ22、排気バルブ24、バルブスプリング26,28、及びバルブスプリング収容空間30,32を備える。このエンジンは4バルブ方式であり、吸気バルブ22及び排気バルブ24はそれぞれ2つずつ設けられる。バルブスプリング26,28はそれぞれ吸気及び排気バルブ22,24のロッド34,36に巻回され、バルブスプリング収容空間30,32内に収容される。吸気側バルブスプリング収容空間30と排気側バルブスプリング収容空間32との間には隔壁37が形成される。図2を参照して、2つの吸気側バルブスプリング収容空間30の間にも隔壁38が形成される。図2と同じであるから図示は省略するが、2つの排気側バルブスプリング空間32の間にも隔壁が形成される。本例の隔壁38はどの場所でも同じ厚さになっているが、場所によって厚さが異なっていてもよい。
図1及び図3〜図7を参照して、カムキャリア16は、2本のカムシャフト40,42をそれぞれ回転可能に支持するカム軸受部44,46と、ロッカシャフト48〜51を支持するロッカシャフト支持部52と、油圧シリンダ支持部43,45とを備える。カム軸受部44,46、ロッカシャフト支持部52及び油圧シリンダ支持部43,45は一体的に構成される。図3及び図5を参照して、カム軸受部44,46は、ボアセンタ(シリンダ12の中心)53を通り、カムシャフト40,42に垂直な平面内の直線55上に並んで配置される。カムキャリア16は、気筒ごとに個別に形成される。したがって、4気筒エンジンの場合、カムキャリア16は4つ設けられる。カムシャフト40,42は、まっすぐに並んだ4つのカムキャリア16に共通に支持される。
図6及び図7を参照して、カム軸受部44,46はそれぞれ半円形の切り欠き54,56を有し、これらにカムシャフト40,42が横たわる。カムシャフト40,42は、変位量の小さい低速用カム39と、変位量の大きい高速用カム41とを有する。カムシャフト40,42を挟むように、切り欠き54,56と対称な切り欠き58,60を有するホルダ62,64がボルト66,67でカム軸受部44,46に取り付けられる。これにより、カムシャフト40,42は回転可能に支持される。
図3〜図7を参照して、ロッカシャフト支持部52は、直方体状の中央部68と、板状の端部70,72と、中央部68と端部70,72とを連結する連結部74とを備える。中央部68には、点火プラグ76をシリンダヘッド14に着脱できるように円形の貫通孔78が形成される。ロッカシャフト支持部52には、カムシャフト40,42と平行にロッカシャフト48〜51が取り付けられる。ロッカシャフト48〜51は、4つのバルブ22,24に対応して4つ設けられる。具体的には、ロッカシャフト48,50は中央部68と端部70との間に架け渡される。ロッカシャフト49,51は中央部68と端部72との間に架け渡される。ロッカシャフト48,50はそれぞれロッカシャフト49,51と中央部68内で突き合わされる。中央部68内において、ロッカシャフト48〜51は貫通孔78に沿って円弧状に切り欠かれている。
図1〜図7を参照して、ロッカシャフト48〜51には、低速用ロッカアーム80〜83が揺動可能に支持される。低速用ロッカアーム80〜83は、4つのバルブ22,24に対応して4つ設けられる。低速用ロッカアーム80〜83の先端部は、吸気及び排気バルブ22,24の軸端面79を押す。低速用ロッカアーム80,81は、吸気側カムシャフト40の低速用カム39に応じて揺動し、これにより吸気バルブ22を直接押動する。低速用ロッカアーム82,83は、排気側カムシャフト42の低速用カム39に応じて揺動し、これにより排気バルブ24を直接押動する。
ロッカシャフト48〜51にはまた、高速用ロッカアーム84〜87が揺動可能に支持される。高速用ロッカアーム84〜87もまた、4つのバルブ22,24に対応して4つ設けられる。高速用ロッカアーム84〜87はそれぞれ低速用ロッカアーム80〜83と並設される。高速用ロッカアーム84,85は、吸気側カムシャフト40の高速用カム41に応じて揺動する。高速用ロッカアーム84,85は、吸気バルブ22を直接には押動しない。高速用ロッカアーム86,87は、排気側カムシャフト42の高速用カム41に応じて揺動する。高速用ロッカアーム86,87は、排気バルブ24を直接には押動しない。
図5及び図6を参照して、低速用ロッカアーム80〜83は、高速用ロッカアーム84〜87よりもカム軸受部44,46側に配置され、円形の貫通孔88を有する。貫通孔88は、ロッカシャフト48〜51と平行に形成される。
図6を参照して、エンジン10にはまた、低速時に低速用ロッカアーム80〜83と高速用ロッカアーム84〜87とを分離し、高速時に低速用ロッカアーム80〜83と高速用ロッカアーム84〜87とを連結する切替装置89が設けられる。
具体的には図2、図5及び図6を参照して、切替装置89は、円柱状の連結ピン90と、円筒状の油圧シリンダ92と、円柱状の油圧ピストン94と、スプリング98とを備える。
連結ピン90は、その頭部に円形の鍔96を有する。連結ピン90にはスプリング98が巻回される。連結ピン90は、その尻部から貫通孔88内に摺動可能に挿入される。したがって、連結ピン90は、油圧シリンダ支持部43,45側に向かって付勢される。また、連結ピン90の長さは貫通孔88の長さよりも長い。したがって、連結ピン90が貫通孔88に最後まで押し込まれると、連結ピン90の尻部が貫通孔88の反対側から突出する。
油圧シリンダ92は、油圧シリンダ支持部43,45内に設けられる。具体的には、カム軸受部44,46の切り欠き54の下方に円形の貫通孔100が形成される。油圧シリンダ92は貫通孔100内に嵌め込まれ、油圧シリンダ支持部43,45内に固定される。
本例では、油圧シリンダ支持部43,45に油圧シリンダ92用の貫通孔100を穿設し、その貫通孔100に油圧シリンダ92を嵌め込んでいるが、貫通孔100に何も嵌め込まず、貫通孔100をそのまま油圧シリンダとして使用することもできる。
また、本例では、両側の油圧ピストン94が共通の貫通孔100に嵌め込まれた油圧シリンダ92に挿入されているが、互いに軸心が異なる2つの独立した非貫通孔をそれぞれ油圧シリンダ支持部の両側から穿設し、それらの非貫通孔に油圧シリンダを挿入するようにしてもよい。この場合、油圧シリンダはカムシャフトと直交する方向に並ぶので、油圧シリンダ支持部の幅をさらに狭くすることができる。
油圧ピストン94は、その頭部に円形の鍔102を有する。油圧ピストン94は、その尻部から油圧シリンダ92内に摺動可能に挿入される。油圧ピストン94の頭部(鍔102)は、連結ピン90の頭部(鍔96)と当接する。
このように、油圧シリンダ92及び油圧ピストン94をカム軸受部44,46の下部に配置しているため、バルブスプリング間の狭い小型エンジンであっても、切替装置89をコンパクトに搭載することができる。本例の場合、図2に示すように、油圧シリンダ支持部43,45は、2つの吸気側バルブスプリング26の間隔よりも広くなっている。すなわち、カムシャフト40,42の軸方向に沿った油圧シリンダ支持部の厚さD1は、バルブスプリング26の外径の間隔D2よりも厚くなっている。
図5〜図8を参照して、高速用ロッカアーム84〜87は、貫通孔88から突出する連結ピン90の尻部と係合する係合部104を有する。係合部104は半円形の切り欠きであり、ここに連結ピン90が咬み合わされる。
図1、図6〜図8を参照して、ロッカシャフト支持部52には、カムシャフト40,42と平行にロストモーションスプリングシャフト106が取り付けられる。ロストモーションスプリングシャフト106は、4つのバルブ22,24に対応して4つ設けられる。具体的には、ロストモーションスプリングシャフト106は中央部68と端部70,72との間に架け渡される。ロストモーションスプリングシャフト106にはロストモーションスプリング108が巻回され、高速用ロッカアーム84〜87及び連結部74に掛止される。具体的には、高速用ロッカアーム84〜87の各々は半円状に切り欠かれた掛止部110を有し、ここにロストモーションスプリング108の一方端が掛止される。連結部74は矩形状に穿孔された掛止部112を有し、ここにロストモーションスプリング108の他方端が掛止される。したがって、高速用ロッカアーム84〜87は高速カム41の方向へ付勢される。
図1を参照して、吸気側において、ロストモーションスプリングシャフト106の軸心は、吸気側カムシャフト40の軸心、ロッカシャフト48の軸心及び吸気バルブ22の軸端面79の中心点で結ばれる範囲の外側に配置される。また、排気側において、ロストモーションスプリングシャフト106の軸心は、排気側カムシャフト42の軸心、ロッカシャフト50の軸心及び排気バルブ24の軸端面79の中心点で結ばれる範囲の外側に配置される。
図1及び図3〜図5を参照して、カムキャリア16は、ボルト67,114でシリンダヘッド14に取り付けられる。図4及び図5を参照して、カム軸受部44,46の下面116は、シリンダヘッド14の上面118と接合する。カム軸受部44,46の下面116には、油圧シリンダ92に連通する溝120が形成される。溝120が油路を構成する。図6を参照して、油圧シリンダ92は溝120に連通する開口部122を有する。したがって、油圧ポンプ(図示せず)から送り出された油は、OCV(Oil Control Valve)(図示せず)を経由して、溝120から開口部122を通って油圧シリンダ92内に流入する。各溝120はその両側へ油を送り出し、両側の油圧ピストン94を押し出す。すなわち、各溝120はその両側の油圧ピストン94に共用されている。
溝120は下面116側に開口しているので、孔よりも溝120を形成する方が容易である。溝120は、カムキャリア16の下面116の代わりに、シリンダヘッド14の上面118に形成されていてもよい。本例の溝120はまっすぐであるが、屈曲していてもよい。複雑に屈曲していても溝であるから容易に形成することができる。
図1、図4及び図6を参照して、ロッカシャフト支持部52の中央部68及び端部70,72は、カム軸受部44,46の下面116よりも突出した凸部124を有する。ロッカシャフト48〜51は凸部124に取り付けられる。
高速時においては、オイル通路上のOCVを開くことにより、溝120内の油圧が高くなり、油圧ピストン94が外側へ押し出される。これに応じて連結ピン90が押動され、低速用ロッカアーム80〜83の貫通孔88内に押し込まれる。これにより、連結ピン90の尻部が貫通孔88の反対側から飛び出す。高速用ロッカアーム84〜87はロストモーションスプリング108により高速カム41の方向に付勢されているので、係合部104が貫通孔88から飛び出している連結ピン90と咬み合わさり、変位量の大きい高速用カム41に応じて高速用ロッカアーム84〜87が大きく揺動されると、低速用ロッカアーム80〜83も高速用ロッカアーム84〜87と一緒に大きく揺動される。これに応じて低速用ロッカアーム80〜83が吸気又は排気バルブ22,24を軸端面79で押動し、吸気又は排気バルブ22,24を大きく開く。
一方、低速時においては、オイル通路上のOCVを閉じることにより、溝120内の油圧が低くなり、連結ピン90はスプリング98の付勢力により油圧シリンダ支持部43,45側へ押し戻される。これにより、油圧ピストン94は油圧シリンダ92内に押し込まれ、連結ピン90の尻部は貫通孔88内に完全に収まる。変位量の小さい低速用カム39に応じて低速用ロッカアーム80〜83が小さく揺動されると、低速用ロッカアーム80〜83が吸気又は排気バルブ22,24を軸端面79で押動し、吸気又は排気バルブ22,24を小さく開く。このとき、高速用カム41に応じて高速用ロッカアーム84〜87は大きく揺動されるが、連結ピン90の尻部が貫通孔88から飛び出していないので、高速用ロッカアーム84〜87は何も押動しない(空振りする)。
本発明の実施の形態によれば、カム軸受部44,46がボアセンタ53を通る直線55上に並んで配置されているため、カムシャフト40,42の支持剛性を高く維持することができる。また、カムキャリア16にカム軸受部44,46だけでなくロッカシャフト支持部52も一体的に形成され、全ての部品をカムキャリア16に取り付けた後、カムキャリア16をシリンダヘッド14に取り付けることができるので、エンジン10の組み付けを容易にすることができる。
また、油圧シリンダ92や油圧ピストン94がカム軸受部44,46の下部にある油圧シリンダ支持部43,45に配置されているため、カムシャフト40,42の軸方向に沿った油圧シリンダ支持部43,45の厚さD1をバルブスプリング26の外径の間隔D2よりも厚くすることができる。したがって、バルブスプリング間の狭い小型エンジンでも、油圧シリンダ92や油圧ピストン94をコンパクトに搭載することができる。
また、油圧シリンダ92へ油圧を提供するための油路は孔ではなく溝120であるため、カム軸受部44,46の下面116を加工することによって容易に溝120を形成することができる。また、ダイキャスト製の場合、溝加工は不要である。また、溝120で形成される油路を簡略にしたり、短くしたりすることもできる。その結果、可変動弁機構を小型化し、切り替えの応答性を向上させることができる。
また、カムキャリア16が気筒ごとに個別に形成されているため、ロッカシャフト48〜51やロストモーションスプリングシャフト106用の孔、油圧シリンダ92用の貫通孔100などを気筒ごとに穿設し、かつ、各種部品をカムキャリア16に気筒ごとに組み付けることができる。このように、カムキャリア16の加工・組み付けが容易であるため、大規模な設備は不要である。
また、ロストモーションスプリングがロッカシャフトに巻回される従来の可変動弁機構は、低速用ロッカアーム、高速用ロッカアーム及びロストモーションスプリングが占める軸方向の幅が広くなるので、小型エンジンに搭載するのは困難である。あるいは、軸方向の幅に制限があるため、ロッカアームのロッカシャフト部のボス幅を短くせざるを得ない。そのため、ロッカアームの傾きが大きくなってしまう。これに対し、本発明の実施の形態によれば、ロストモーションスプリングシャフト106の軸心は、カムシャフト40,42の軸心、ロッカシャフト48,50の軸心及びバルブ22,24の軸端面79の中心点で結ばれる範囲の外側に配置され、ロストモーションスプリング108は、ロッカシャフト48,50ではなく、ロストモーションスプリングシャフト106に巻回されるため、低速用ロッカアーム80〜83、高速用ロッカアーム84〜87、ロストモーションスプリング108が相互に干渉しにくい。そのため、これらが占める軸方向の幅を狭くし、小型化・軽量化が可能である。
また、ロッカシャフト支持部52は、カム軸受部44,46の下面よりも突出した凸部124を有し、ロッカシャフト48〜51は凸部124に取り付けられているため、排気ポート20のレイアウト等の制約からカムキャリア16の下面116とシリンダヘッド14の上面118との接合面を低くできない場合においても、ロッカシャフト48〜51をその接合面よりも低くすることでシリンダヘッド14の高さを低くでき、小型化が可能である。
また、低速用ロッカアーム80〜83、高速用ロッカアーム84〜87、連結ピン90、油圧ピストン94などが吸気又は排気バルブ22,24ごとに設けられているため、吸気又は排気バルブ22,24のリフト量に差を持たせることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態によるエンジンの構造を示す断面図である。 図1におけるII−II線の断面図である。 図1に示したカムキャリア及びそれに組み付けられる各種部品の平面図である。 図3におけるIV−IV線の断面図である。 図1におけるV−V線の断面図である。 図1に示したカムキャリア及びそれに組み付けられる各種部品の分解斜視図である。 図6に示したカムキャリア及びそれに組み付けられる各種部品の斜視図である。 図7に示した低速及び高速ロッカアーム、ロッカシャフト、ロストモーションスプリング、ロストモーションスプリングシャフト、連結ピン、油圧ピストン、並びに油圧シリンダの斜視図である。
符号の説明
48〜51 ロッカシャフト
80〜83 低速用ロッカアーム
84〜87 高速用ロッカアーム
10 エンジン
12 シリンダ
14 シリンダヘッド
16 カムキャリア
18 吸気ポート
20 排気ポート
22 吸気バルブ
24 排気バルブ
26,28 バルブスプリング
30,32 バルブスプリング収容空間
37,38 隔壁
39 低速用カム
40 吸気側カムシャフト
41 高速用カム
42 排気側カムシャフト
43,45 油圧シリンダ支持部
44,46 カム軸受部
48〜51 ロッカシャフト
52 ロッカシャフト支持部
53 ボアセンタ
79 軸端面
88 貫通孔
89 切替装置
90 連結ピン
92 油圧シリンダ
94 油圧ピストン
100 貫通孔
104 係合部
106 ロストモーションスプリングシャフト
108 ロストモーションスプリング
116 下面
118 上面
120 溝
124 凸部

Claims (8)

  1. バルブのリフト量を低速時と高速時とで切り替える可変動弁機構を有するエンジンであって、
    ボアセンタを通りカムシャフトに垂直な平面内の直線上に配置され、前記カムシャフトを支持するカム軸受部と、ロッカシャフト支持部とを含み、シリンダヘッドに着脱可能に取り付けられるカムキャリアと、
    前記ロッカシャフト支持部に前記カムシャフトと平行に取り付けられるロッカシャフトと、
    前記ロッカシャフトに揺動可能に支持され、前記カムシャフトの低速用カムに応じて揺動し、前記バルブの軸端面を押す低速用ロッカアームと、
    前記ロッカシャフトに揺動可能に支持され、前記低速用ロッカアームと並設され、前記カムシャフトの高速用カムに応じて揺動する高速用ロッカアームと、
    低速時に前記低速用ロッカアームと前記高速用ロッカアームとを分離し、高速時に前記低速用ロッカアームと前記高速用ロッカアームとを連結する切替装置とを備えたことを特徴とするエンジン。
  2. 請求項1に記載のエンジンであって、
    前記低速用ロッカアームは、前記ロッカシャフトと平行に形成される貫通孔を含み、
    前記カムキャリアはさらに、油圧シリンダ支持部を含み、
    前記切替装置は、
    前記貫通孔内に摺動可能に挿入され、前記油圧シリンダ支持部側に向かって付勢される連結ピンと、
    前記油圧シリンダ支持部内に設けられる油圧シリンダと、
    前記油圧シリンダ内に摺動可能に挿入され、前記連結ピンと当接する油圧ピストンとを含み、
    前記高速用ロッカアームは、前記貫通孔から突出する連結ピンと係合する係合部を含む、ことを特徴とするエンジン。
  3. 請求項2に記載のエンジンであって、
    前記油圧シリンダ支持部の前記油圧ピストン摺動方向の幅は、前記シリンダヘッドにおける吸気側又は排気側バルブスプリング外径の間隔よりも広い、ことを特徴とするエンジン。
  4. 請求項2に記載のエンジンであって、
    前記カム軸受部は、前記シリンダヘッドの上面と接合する下面を有し、
    前記油圧シリンダに連通する溝が、前記カム軸受部の下面又は前記シリンダヘッドの上面に形成される、ことを特徴とするエンジン。
  5. 請求項1に記載のエンジンであって、
    前記カムキャリアは、気筒ごとに個別に形成される、ことを特徴とするエンジン。
  6. 請求項1に記載のエンジンであってさらに、
    前記ロッカシャフト支持部に前記カムシャフトと平行に取り付けられるロストモーションスプリングシャフトと、
    前記ロストモーションスプリングシャフトに巻回され、前記高速用ロッカアームに掛止されるロストモーションスプリングとを備え、
    前記ロストモーションスプリングシャフトの軸心は、前記カムシャフトの軸心、前記ロッカシャフトの軸心及び前記バルブの軸端面の中心点で結ばれる範囲の外側に配置される、ことを特徴とするエンジン。
  7. 請求項1に記載のエンジンであって、
    前記ロッカシャフト支持部は、前記カム軸受部の下面よりも突出した凸部を有し、
    前記ロッカシャフトは前記凸部に取り付けられる、ことを特徴とするエンジン。
  8. 請求項1に記載のエンジンであって、
    前記低速用ロッカアーム、前記高速用ロッカアーム、及び前記切替装置は、前記バルブごとに設けられる、ことを特徴とするエンジン。
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