JP2002302893A - 電気絶縁用不織布ならびにプリプレグ及び積層板 - Google Patents

電気絶縁用不織布ならびにプリプレグ及び積層板

Info

Publication number
JP2002302893A
JP2002302893A JP2001286284A JP2001286284A JP2002302893A JP 2002302893 A JP2002302893 A JP 2002302893A JP 2001286284 A JP2001286284 A JP 2001286284A JP 2001286284 A JP2001286284 A JP 2001286284A JP 2002302893 A JP2002302893 A JP 2002302893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poly
fiber
phenylene terephthalamide
nonwoven fabric
prepreg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001286284A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3961252B2 (ja
Inventor
Shigeru Kurumaya
茂 車谷
Manabu Ochita
学 落田
Koichi Hiraoka
宏一 平岡
Yoshihisa Kato
由久 加藤
Hiroyoshi Ueno
浩義 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd, Oji Paper Co Ltd filed Critical Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
Priority to JP2001286284A priority Critical patent/JP3961252B2/ja
Publication of JP2002302893A publication Critical patent/JP2002302893A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3961252B2 publication Critical patent/JP3961252B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維を主
体とする不織布を基材に用いたプリプレグの熱による寸
法収縮と積層板の熱によるそりを小さくし、レーザー光
を照射してあけた穴の穴壁の凹凸も小さくする。 【解決手段】繊維同士が、熱硬化性樹脂バインダと、軟
化温度220℃以上の熱可塑性樹脂の繊維チョップと繊
維パルプとフィブリドから選ばれる第二バインダとによ
り結着された不織布である。そして、ポリ−p−フェニ
レンテレフタラミド繊維は、そのパルプ又はチョップと
パルプであり、両者の配合質量比率をチョップ/パルプ
=0/100〜95/5、好ましくは50/50〜90
/10とする。ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊
維の繊維長は、好ましくは3〜6mmとする。不織布中の
熱硬化性樹脂バインダ配合量は5〜30質量%、同第二
バインダ配合量は5〜15質量%が適当である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パラ型アラミド繊
維を主体とする電気絶縁用不織布に関する。また、前記
電気絶縁用不織布を基材とするプリプレグや積層板(プ
リント配線板、多層プリント配線板をその概念に含む)
に関するものである。このプリント配線板や多層プリン
ト配線板は、抵抗、IC等のリードレスチップ部品を表
面実装するのに適したものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器に組み込むプリント配線板に電
子部品(抵抗、IC等)を搭載する場合、これら部品を
チップにして表面実装方式で搭載することが主流になっ
てきた。表面実装方式は、電子機器の小型軽量化、高密
度化の点から好ましい態様である。また、プリント配線
板の高密度化に伴い、絶縁層を介する配線間の接続を当
該絶縁層に開けたIVH(Interstitial Via Hole)に
おいて行なうために、レーザ光の照射によるIVH加工
が主流になってきており、プリント配線板にはレーザ光
の照射による穴あけ加工が容易であることが望まれる。
また、プリント配線板にリードレスチップ部品を表面実
装する場合、プリント配線板の熱膨張係数をリードレス
チップ部品の熱膨張係数(2〜7ppm/℃)とできるだ
けマッチングさせる必要がある。さらに、絶縁層を介す
る配線間の接続信頼性を向上させるために、寸法変化
(加熱収縮)ができるだけ小さいことが望ましい。特
に、多層プリント配線板においては、寸法変化が小さい
ことが重要である。
【0003】このような観点から、プリント配線板の絶
縁層を構成する基材として、負の熱膨張係数を有するパ
ラ型アラミド繊維を主体とする不織布が開発された。こ
の電気絶縁用不織布は、例えば次のようなものである。 (1)パラ型アラミド繊維(ポリ−p−フェニレン−
3,4’−ジフェニルエーテルテレフタラミド繊維)チ
ョップと軟化温度220℃以上の熱可塑性樹脂繊維チョ
ップを混抄し、繊維同士を熱硬化性樹脂バインダで結着
すると共に、軟化温度220℃以上の熱可塑性樹脂繊維
チョップをパラ型アラミド繊維チョップに熱融着した不
織布(特開平10−138381号公報)。 (2)パラ型アラミド繊維(ポリ−p−フェニレンテレ
フタラミド繊維)チョップとメタ型アラミドのフィブリ
ドを混抄し、メタ型アラミドのフィブリドをパラ型アラ
ミド繊維チョップに絡み合わせた不織布(特公平5−6
5640号公報)。
【0004】これらパラ型アラミド繊維不織布は、ビル
ドアップ工法により多層プリント配線板を製造するとき
の絶縁層基材として用いられる。前記基材に熱硬化性樹
脂を含浸し加熱乾燥したプリプレグの表面にPETフィ
ルムをラミネートし、その所定箇所にレーザ光を照射し
て穴をあけ、この穴にペースト状導電材料を充填する
(充填した導電材料は絶縁層を介するプリント配線間を
導通させるためのものである)。前記ペースト状導電材
料を充填したプリプレグ層(PETフィルムを剥離済
み)の両面に銅箔を載置して加熱加圧成形により一体化
し、銅箔をプリント配線に加工する。このプリント配線
板に、さらに前記と同様にペースト状導電材料を充填し
たプリプリプレグ層を介して銅箔を加熱加圧成形により
一体化し、この銅箔もまたプリント配線に加工する。こ
のようにしてプリント配線を順次積み重ね(ビルドアッ
プし)、プリント配線を多層化する(特開平5−175
650号公報、特開平7−176846号公報)。
【0005】この技術によれば、絶縁層を介してその上
下に位置しているプリント配線間の接続を完全なIVH
によって実現した多層プリント配線板を製造することが
できる。また、ペースト状導電材料が固化してできた導
体の直上にさらにIVHを形成できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】パラ型アラミド繊維の
一つであるポリ−p−フェニレン−3,4’−ジフェニ
ルエーテルテレフタラミド繊維は、繊維の強度を上げる
ために紡糸の際に延伸しなければならず、延伸された繊
維は熱をかけると収縮する。この繊維を主体とした不織
布を絶縁層の基材に用いたプリント配線板は、リフロー
時の寸法収縮(熱収縮)が大きく、表面実装した部品の
接続信頼性や絶縁層を介するプリント配線間の接続信頼
性に改良の余地がある。
【0007】もう一つのパラ型アラミド繊維であるポリ
−p−フェニレンテレフタラミド繊維は、液晶紡糸され
ており結晶性が非常に高く、分子同士の結合が強い。こ
の繊維を主体とした不織布を基材とするプリプレグやプ
リント配線板は、レーザ光の照射による穴あけ加工性に
問題がある。ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維
は熱分解温度が高く、レーザ光の照射による熱分解・飛
散性が、不織布に含浸している樹脂に比べて悪い。その
ため、あけた穴壁に凹凸ができ、充填したペースト状導
電材料のにじみが発生したり、メッキ付き性が悪く、I
VHにおいて接続不良を起こす心配がある。この繊維
は、延伸紡糸ではなく液晶紡糸されているので、熱収縮
が少なく寸法安定性が良好である。そこで、この繊維を
抄造し熱硬化性樹脂バインダで結着した不織布を用いる
と、寸法安定性が良好でそりの小さい積層板を提供でき
ると期待される。しかし、必ずしもそのとおりにはなら
ないことが判明した。プリプレグに熱をかけると収縮し
てうねりが発生し、積層板を熱処理するとやはりそりが
発生する。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、パラ型
アラミド繊維、特にポリ−p−フェニレンテレフタラミ
ド繊維を主体とする不織布を絶縁層の基材に用いたプリ
ント配線板の熱によるそりを小さくし、プリプレグにレ
ーザ光を照射してあけた穴にペースト状導電材料を充填
したときのペーストにじみを抑制し、また、プリント配
線板の絶縁層にレーザ光を照射してあけたIVHやスル
ーホールの穴壁の凹凸を小さくして、接続信頼性を高め
ることである。同時に、プリプレグの熱による収縮を抑
制することである。また、そのようなプリント配線板の
ための電気絶縁用不織布を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気絶縁用
不織布は、パラ型アラミド繊維を主成分とし、繊維同士
がバインダで結着された不織布である。上記課題を解決
するために、繊維同士が、熱硬化性樹脂バインダと、軟
化温度220℃以上の熱可塑性樹脂の繊維チョップと繊
維パルプとフィブリドから選ばれる第二バインダとによ
り結着される。そして、前記パラ型アラミド繊維とし
て、ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維パルプ又
はポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維チョップと
ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維パルプを含
み、両者の配合質量比率がポリ−p−フェニレンテレフ
タラミド繊維チョップ/ポリ−p−フェニレンテレフタ
ラミド繊維パルプ=0/100〜95/5であることを
特徴とする。
【0010】上記の構成によれば、パラ型アラミド繊維
として、ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維を主
体とし、特にその繊維パルプを含むことにより、熱によ
る積層板の寸法収縮を抑えることができる。
【0011】また、レーザ光の照射による穴あけ性は、
ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維パルプの存在
により改善される。ポリ−p−フェニレンテレフタラミ
ド繊維パルプは、その繊維チョップを叩解して細かく枝
別れさせたものである。枝別れの程度は、叩解度(フリ
ーネス,csf)という指標で表される。フリーネスが小
さいほど叩解度が進んでいることを示す。フリーネス
は、好ましくは、550csf以下、より好ましくは0〜
200csf以下、最も好ましくは0〜50csfである。な
お、本発明における叩解度(csf)は、JIS−P−8
121に規定される「カナダ標準ろ水度試験方法」に従
って測定されるミリリットル値である。細かく枝別れし
た繊維パルプは繊維チョップの間隙を埋めるので、熱分
解温度の高いポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維
が不織布の厚さ方向全体に均一に分散することになる。
その結果、レーザ光を照射して穴をあける際に、昇華し
やすい箇所としにくい箇所といった不均一がなくなり、
穴壁の仕上がり状態が良好になる。穴壁の凹凸が少なく
なり接続信頼性が向上する。繊維パルプだけ、又は繊維
チョップと繊維パルプの混抄で繊維パルプの配合比率を
高くするほど、細い繊維の比率が多くなるので、レーザ
光の照射による穴あけが容易になる。繊維チョップと繊
維パルプの混抄で、繊維チョップの配合質量比率が95
を越えると、繊維チョップの間隙を埋める繊維パルプが
不足し、レーザ光の照射によりあけた穴の穴壁凹凸が大
きくなる。尚、この不織布を基材とする絶縁層の耐熱性
を考慮し、穴壁凹凸をより小さくすることを考慮する
と、上記の繊維チョップと繊維パルプの配合質量比率
は、好ましくは、50/50〜90/10である。
【0012】プリプレグの熱による収縮と積層板の熱に
よるそりを抑制するためには、不織布の弾性率を上げる
ことが重要である。そのことが、プリプレグや積層板の
弾性率を大きくすることに寄与し、プリプレグの熱によ
る収縮と積層板の熱によるそりを抑制することにつなが
る。本発明においては、熱硬化性樹脂バインダは繊維同
士の交叉点に付着して繊維同士を結着し、第二バインダ
はパラ型アラミド繊維チョップに熱融着し及び/又は絡
みついて繊維同士を結着する。このバインダの組合せ
が、弾性率の向上、言い換えれば、プリプレグや積層板
の熱による弾性率低下の抑制に寄与している。第二バイ
ンダは、軟化温度220℃以上の熱可塑性樹脂の繊維チ
ョップと繊維パルプとフィブリドの形態から選ばれる少
なくとも一つであるが、繊維チョップはまっすぐな繊維
を抄造可能な所定寸法に裁断したもの、繊維パルプは繊
維チョップを叩解したもの、フィブリドはフィルム状の
樹脂を叩解したものである。繊維チョップは、熱融着や
熱軟化による変形で絡み合うことが可能となり、繊維同
士を結着する。繊維パルプやフィブリドは、それ自体で
絡み合う能力があり、パラ型アラミド繊維と一緒に抄造
することにより繊維同士を結着することができる。適
宜、熱をかけて、熱融着や熱軟化による変形で絡み合い
を強くすることもできる。
【0013】本発明に係るプリプレグは、シート状基材
に熱硬化性樹脂を含浸乾燥したものであって、シート状
基材を上記の電気絶縁用不織布としたものである。ま
た、本発明に係る積層板は、シート状基材に熱硬化性樹
脂を含浸乾燥したプリプレグの層を加熱加圧成形したも
のであって、シート状基材を上記の電気絶縁用不織布と
したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る電気絶縁用不織布の
一例を次に説明する。この例は、ポリ−p−フェニレン
テレフタラミド繊維チョップ(繊維径1.5デニール以
下が望ましい)とポリ−p−フェニレンテレフタラミド
繊維パルプを混抄し、熱硬化性樹脂バインダと軟化温度
220℃以上の熱可塑性樹脂繊維チョップ(第二バイン
ダ)により繊維同士を結着した例である。熱硬化性樹脂
バインダは、繊維同士の交叉点に付着して繊維同士を結
着する。熱可塑性樹脂繊維チョップは、熱融着により繊
維同士を結着する。又は、熱軟化により変形して繊維に
絡み合う。このような熱融着や熱軟化による絡み合い
は、不織布を熱ロール間で加圧するカレンダ工程により
実現する。
【0015】上記ポリ−pフェニレンテレフタラミド繊
維チョップの繊維長は3〜6mmにしておくのがよい。繊
維長が短くなると、繊維同士の結着点が少なくなり、不
織布の弾性率が低くなる。一方、繊維長が長くなると不
織布の弾性率は高くなるが、抄造の際に繊維結束や分散
むらが発生し、不織布密度が不均一になる。
【0016】ポリ−p−フェニレンテレフタラミドパル
プは上記繊維長3〜6mm程度のチョップを、前記したよ
うに叩解により、好ましくはフリーネス0〜200csf
程度に微細化するのであるが、その結果、平均繊維長は
0.6〜2mm程度になる。フリーネスが0に近く測定し
にくい場合でも、平均繊維長をこの範囲にコントロール
することにより、所望のパルプが得られる。パルプの平
均繊維長が0.6mm未満では、抄紙機における歩留り低
下のおそれがあり、平均繊維長が2mmを越えると、レー
ザ穴あけ時の平滑性が不十分となるおそれがある。な
お、平均繊維長は、バルメットオートメーションカヤニ
社のFiberLab又はOp TestEquipm
ent社のFQA等で測定可能である。
【0017】不織布中の熱硬化性樹脂バインダ含有率
は、5〜30質量%にしておくのがよい。熱硬化性樹脂
バインダ含有率は、それが少ないと繊維同士の結着が弱
くなる。前記5質量%は、熱ロールによるカレンダ工程
へ不織布を導入するに際し、予め不織布に十分な強度を
付与しておく上で考慮することになる含有率であると同
時に、プリプレグの製造工程において不織布の耐溶剤性
強度を確保するためとペーストにじみを抑制するために
考慮する含有率である。また、前記30質量%は、熱硬
化性樹脂バインダが多いと熱ロールによるカレンダ工程
で繊維が熱ロールに付着するのでこれを防いで不織布の
密度管理を容易にし、また、プリプレグの熱による収縮
をより好ましい範囲に抑制する上で考慮する含有率であ
る。しかし、30質量%を越えることを妨げるものでは
ない。
【0018】熱硬化性樹脂バインダは、エポキシ樹脂で
ありイソシアネート系樹脂を硬化剤とするものがよい。
この場合、エポキシ樹脂とイソシアネート系樹脂の配合
質量は、エポキシ樹脂10に対しイソシアネート系樹脂
0.5〜5とする。この範囲であると、エポキシ樹脂バ
インダの硬化反応が円滑に進行して未反応のままの官能
基が少なくなる。これにより、プリプレグの熱による弾
性率低下をより少なくすることができる。 また、不
織布中の第二バインダ含有率は、繊維同士の結着を確実
にし、プリプレグの熱収縮ならびに積層板のそり・ねじ
れ抑制の観点からは多い程よいが、積層板の耐熱性の観
点からは少ない方がよい。好ましくは、前記第二バイン
ダの含有率は、5〜15質量%である。第二バインダと
して軟化温度220℃以上の熱可塑性樹脂繊維チョップ
は、メタ型アラミド繊維(ポリ−m−フェニレンイソフ
タラミド繊維)、ポリエステル繊維、6ナイロン繊維、
66ナイロン繊維、ポリアリレート繊維などのチョップ
が上げられるが、軟化温度220℃以上の熱可塑性樹脂
繊維であれば特に限定しない。但し、軟化温度は、パラ
型アラミド繊維の熱分解温度以下である。前記メタ型ア
ラミド繊維チョップを選択する場合、繊維径3デニール
以下、繊維長3〜10mmが望ましい。メタ型アラミド繊
維の融着ないし熱軟化による絡み合い箇所を多くするた
めに、その繊維長は長い程よいが、抄造時の繊維の分散
性をよくするには、短い方がよいので適宜調整する。ま
た、上記第二バインダとしての各繊維チョップは、未延
伸であることが望ましい。未延伸とは、延伸の程度が少
ないものもその概念に含む。未延伸であると、熱ロール
による融着ないしは絡み合いの工程をたやすく行なうこ
とができる。第二バインダの形態として、上記繊維チョ
ップのほか、繊維パルプ、フィブリドを選択することが
できるが、繊維チョップを採用すると、抄造した不織布
の空隙率が大きくなるので、積層板を製造するに際して
不織布への樹脂含浸性がよくなる。繊維チョップの選択
は、積層板の耐湿絶縁性向上の点から望ましい。
【0019】積層板は、上記の不織布を基材として用い
製造する。まず、エポキシ樹脂ワニスを上記不織布に含
浸し加熱乾燥してプリプレグを製造する。次いで、前記
プリプレグを1枚又は複数枚重ねて加熱加圧成形する。
通常、表面に金属箔を重ねて加熱加圧成形し、金属箔張
り積層板とする。プリント配線板は、前記金属箔張り積
層板の金属箔をエッチングして配線加工する。そのほ
か、前記プリプレグの層を絶縁層として多層プリント配
線板を製造する。
【0020】
【実施例】実施例1 (電気絶縁用不織布の製造)ポリ−p−フェニレンテレ
フタラミド繊維(デュポン製「ケブラー」)チョップと
ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維パルプと第二
バインダとしてポリ−m−フェニレンイソフタラミド繊
維(帝人製「コーネックス」)チョップを水中に分散し
混抄する。これら繊維は、いずれも、繊維径1.5デニ
ール、繊維長3mmである。ポリ−p−フェニレンテレフ
タラミド繊維パルプは、前記繊維長3mmのポリ−p−フ
ェニレンテレフタラミド繊維チョップを叩解しフリーネ
ス50csfとしたものである。適用する熱硬化性樹脂バ
インダは、エポキシ樹脂エマルジョン(大日本インキ化
学工業製「VコートA」)とブロックイソシアネート樹
脂(大日本インキ化学工業製「CR−60B」)を主成
分とし、エポキシ樹脂の質量10に対するブロックイソ
シアネート樹脂の配合質量(硬化剤質量)を1とした。
この熱硬化性樹脂バインダを上記繊維の抄造後にスプレ
ーして加熱乾燥し不織布を製造した。さらに、この不織
布を、線圧力200kN/m、温度333℃に設定した一
対の熱ロールの間に通すことにより加熱圧縮した。この
不織布は、単位質量72g/mで、ポリ−p−フェニ
レンテレフタラミド繊維チョップとポリ−p−フェニレ
ンテレフタラミド繊維パルプの配合質量比率(ポリ−p
−フェニレンテレフタラミド繊維チョップ/ポリ−p−
フェニレンテレフタラミド繊維パルプ)80/20、不
織布中の熱硬化性樹脂バインダ含有量17質量%、不織
布中の第二バインダ含有量8質量%の成分組成である。 (プリプレグの製造)上記不織布に臭素化ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂ワニスを含浸し加熱乾燥して、樹脂
含有量52質量%のプリプレグを得た。 (積層板の製造)上記プリプレグを4枚重ね合わせて、
その上下面に銅箔(18μm厚)を載置し、温度170
℃,圧力4MPaで加熱加圧成形し銅張り積層板を得た。
【0021】実施例2〜26、比較例1 実施例1において、ポリ−p−フェニレンテレフタラミ
ド繊維チョップ/ポリ−p−フェニレンテレフタラミド
繊維パルプ、ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維
チョップの繊維長、ポリ−p−フェニレンテレフタラミ
ド繊維パルプのフリーネス、不織布中の熱硬化性樹脂バ
インダ含有量、不織布中の第二バインダ含有量、熱硬化
性樹脂バインダの硬化剤質量のそれぞれを、表1に示す
ように変更して不織布を製造し、以下実施例1と同様に
して、プリプレグ、銅張り積層板を得た。
【0022】
【表1】
【0023】従来例1 ポリ−p−フェニレン−3,4’−ジフェニルエーテル
テレフタラミド繊維(帝人製「テクノーラ」)チョップ
とポリ−m−フェニレンイソフタラミド繊維(帝人製
「コーネックス」)チョップと実施例1と同様の熱硬化
性樹脂バインダを用い、そのほかは実施例1と同様にし
て、不織布、プリプレグ、銅張り積層板を得た。この不
織布は、単位質量72g/mで、ポリ−p−フェニレ
ン−3,4’−ジフェニルエーテルテレフタラミド繊維
チョップ77質量%、ポリ−m−フェニレンイソフタラ
ミド繊維チョップ15質量%、熱硬化性樹脂バインダ8
質量%の成分組成であり、ポリ−m−フェニレンイソフ
タラミド繊維チョップがポリ−p−フェニレン−3,
4’−ジフェニルエーテルテレフタラミド繊維チョップ
に熱融着した構成となっている。
【0024】従来例2 ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維チョップ(デ
ュポン製「ケブラー」)と実施例1と同様の熱硬化性樹
脂バインダを用い、そのほかは実施例1と同様にして、
不織布、プリプレグ、銅張り積層板を得た。この不織布
は、単位質量72g/mで、ポリ−p−フェニレンテ
レフタラミド繊維チョップ80質量%、熱硬化性樹脂バ
インダ20質量%の成分組成であり、熱硬化性樹脂バイ
ンダがポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維チョッ
プ同士を結着した構成となっている。
【0025】上記各例におけるプリプレグ、銅張り積層
板の特性を評価した結果を表2に示す。評価項目と評価
方法は次のとおりである。 (1)ペーストにじみ プリプレグにPETフィルムを熱をかけてラミネート
し、これにパルス幅0.03ms、パルス周期3ms、パル
ス数3パルス、アパチャー径0.2mmの条件でレーザ光
を照射し穴あけをする(穴あけは、支持台に直接プリプ
レグを載せずに擬似的に中に浮かした状態で実施)。前
記穴に銅ペーストを充填した後PETフィルムを剥離
し、温度170℃、圧力4.9MPaで加熱加圧成形後、
穴壁断面を観察する。ペーストにじみが少ないことは、
穴壁凹凸が小さく穴壁がきれいに仕上がっていることを
示す。 (2)寸法変化率 プリプレグにレーザ光を照射して所定間隔の基準穴を2
個あけた後、2個の穴間距離を測定する。次に、前記プ
リプレグにPETフィルムを熱をかけてラミネートし、
ラミネート後の前記穴間距離を測定する。そして、ラミ
ネート前後の穴間距離の寸法変化率を算出する。 (3)積層板のそり 0.1mm厚,330×500mmサイズの銅張り積層板を
エッチング工程に供し、表裏それぞれの残銅面積比率が
30%,80%のプリント配線板を作製し、120℃−
35分間の熱処理後のそりを測定する。 (4)半田耐熱性 25×25mmサイズの銅箔付き試験片を300℃の半田
槽に浮かべ、表面にふくれが発生するまでの時間を測定
する。 (5)不織布強度 250×15mmサイズの不織布をアセトンに5分間浸漬
した後の引張強度を測定する。 (6)プリプレグ弾性率 250×15mmサイズのプリプレグの引張弾性率を測定
する。 (7)繊維結束 不織布中の繊維結束なし:○ 不織布中の繊維結束あ
り:×
【0026】
【表2】
【0027】表2は、次の各事柄を示している。実施例
1〜6と比較例1は、ポリ−p−フェニレンテレフタラ
ミド繊維チョップとポリ−p−フェニレンテレフタラミ
ド繊維パルプの配合質量比率が、0/100〜95/
5、好ましくは50/50〜90/10であることを示
す。実施例1,7〜11は、ポリ−p−フェニレンテレ
フタラミド繊維チョップの繊維長が、好ましくは3〜6
mmであることを示す。実施例1,12,13は、ポリ−
p−フェニレンテレフタラミド繊維パルプのフリーネス
が、好ましくは550csf以下であることを示す。実施
例1と実施例14〜17は、不織布中の第二バインダ含
有量が、好ましくは5〜15質量%であることを示す。
実施例1と実施例18〜21は、不織布中の熱硬化性樹
脂バインダ含有量が、好ましくは5〜30質量%である
ことを示す。実施例1と実施例22〜25は、熱硬化性
樹脂バインダがイソシアネート系樹脂を硬化剤とするエ
ポキシ樹脂である場合に、前記エポキシ樹脂とイソシア
ネート系樹脂の配合質量が、好ましくはエポキシ樹脂1
0に対しイソシアネート系樹脂0.5〜5であることを
示す。
【0028】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る電気絶縁用
不織布は、これを基材とするプリプレグや絶縁層にレー
ザー光を照射して穴明けをした時の穴壁仕上がりを良好
にする。また、プリプレグの熱による寸法変化ならびに
積層板の熱によるそりも小さく抑制することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 1/03 H05K 1/03 610U 3/46 3/46 T // C08L 75:04 C08L 75:04 (72)発明者 平岡 宏一 東京都中央区日本橋本町2丁目8番7号 新神戸電機株式会社内 (72)発明者 加藤 由久 岐阜県中津川市中津川3465−1 王子製紙 株式会社中津工場内 (72)発明者 上野 浩義 岐阜県中津川市中津川3465−1 王子製紙 株式会社中津工場内 Fターム(参考) 4F072 AA01 AA02 AA07 AB06 AB29 AD23 AD43 AE01 AG03 AH02 AH21 AJ04 AJ11 AK05 AK14 AL12 AL13 AL14 4L047 AA24 AB02 AB06 BA09 BA15 BA21 BB07 BC12 CA05 CB09 CC13 4L055 AF35 AF44 AG77 AG87 AH37 BE08 BE10 BE20 EA04 EA05 EA14 EA20 EA32 FA18 FA19 FA30 GA01 GA02 GA39 GA50 5E346 AA12 CC05 CC08 DD02 EE09 GG15 HH11 HH16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラ型アラミド繊維を主成分とし、繊維同
    士を、熱硬化性樹脂バインダと、軟化温度220℃以上
    の熱可塑性樹脂の繊維チョップと繊維パルプとフィブリ
    ドから選ばれる第二バインダとにより結着した不織布で
    あり、前記パラ型アラミド繊維として、ポリ−p−フェ
    ニレンテレフタラミド繊維パルプ又はポリ−p−フェニ
    レンテレフタラミド繊維チョップとポリ−p−フェニレ
    ンテレフタラミド繊維パルプを含み、両者の配合質量比
    率がポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維チョップ
    /ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維パルプ=0
    /100〜95/5であることを特徴とする電気絶縁用
    不織布。
  2. 【請求項2】ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維
    パルプの叩解度(フリーネス)が550csf以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の電気絶縁用不織布。
  3. 【請求項3】ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維
    チョップとポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維パ
    ルプの配合質量比率がポリ−p−フェニレンテレフタラ
    ミド繊維チョップ/ポリ−p−フェニレンテレフタラミ
    ド繊維パルプ=50/50〜90/10であることを特
    徴とする請求項1又は2記載の電気絶縁用不織布。
  4. 【請求項4】ポリ−p−フェニレンテレフタラミド繊維
    チョップの繊維長が3〜6mmであることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の電気絶縁用不織布。
  5. 【請求項5】不織布中の熱硬化性樹脂バインダ含有量が
    5〜30質量%であることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の電気絶縁用不織布。
  6. 【請求項6】熱硬化性樹脂バインダがエポキシ樹脂であ
    りイソシアネート系樹脂を硬化剤とし、前記エポキシ樹
    脂とイソシアネート系樹脂の配合質量が、エポキシ樹脂
    10に対しイソシアネート系樹脂0.5〜5であること
    を特徴とする請求項5記載の電気絶縁用不織布。
  7. 【請求項7】不織布中の第二バインダ含有量が5〜15
    質量%であることを特徴とする請求項5又は6記載の電
    気絶縁用不織布。
  8. 【請求項8】シート状基材に熱硬化性樹脂を含浸し乾燥
    してなり、シート状基材が請求項1〜7のいずれかに記
    載の電気絶縁用不織布であることを特徴とするプリプレ
    グ。
  9. 【請求項9】シート状基材に熱硬化性樹脂を含浸し乾燥
    したプリプレグの層を加熱加圧成形してなり、シート状
    基材が請求項1〜7のいずれかに記載の電気絶縁用不織
    布であることを特徴とする積層板。
JP2001286284A 2000-09-20 2001-09-20 電気絶縁用不織布ならびにプリプレグ及び積層板 Expired - Fee Related JP3961252B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001286284A JP3961252B2 (ja) 2000-09-20 2001-09-20 電気絶縁用不織布ならびにプリプレグ及び積層板

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000285370 2000-09-20
JP2000-285370 2000-09-20
JP2001021351 2001-01-30
JP2001-21351 2001-01-30
JP2001286284A JP3961252B2 (ja) 2000-09-20 2001-09-20 電気絶縁用不織布ならびにプリプレグ及び積層板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002302893A true JP2002302893A (ja) 2002-10-18
JP3961252B2 JP3961252B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=27344676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001286284A Expired - Fee Related JP3961252B2 (ja) 2000-09-20 2001-09-20 電気絶縁用不織布ならびにプリプレグ及び積層板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3961252B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006077789A1 (ja) * 2005-01-18 2006-07-27 Asahi Kasei Chemicals Corporation ポリケトン繊維紙、プリント配線基板用ポリケトン繊維紙芯材およびプリント配線基板
JP2018515697A (ja) * 2015-05-28 2018-06-14 コーロン インダストリーズ インク アラミド紙、その製造方法及び用途
KR20190105777A (ko) * 2018-03-06 2019-09-18 주식회사 엘지화학 수처리 분리막 지지체용 부직포의 제조 방법 및 이에 의하여 제조된 수처리 분리막 지지체용 부직포
CN114734707A (zh) * 2022-04-25 2022-07-12 叶金蕊 一种导热型耐超高电压绝缘复合材料及其制备方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006077789A1 (ja) * 2005-01-18 2006-07-27 Asahi Kasei Chemicals Corporation ポリケトン繊維紙、プリント配線基板用ポリケトン繊維紙芯材およびプリント配線基板
JPWO2006077789A1 (ja) * 2005-01-18 2008-06-19 旭化成ケミカルズ株式会社 ポリケトン繊維紙、プリント配線基板用ポリケトン繊維紙芯材およびプリント配線基板
JP2018515697A (ja) * 2015-05-28 2018-06-14 コーロン インダストリーズ インク アラミド紙、その製造方法及び用途
KR20190105777A (ko) * 2018-03-06 2019-09-18 주식회사 엘지화학 수처리 분리막 지지체용 부직포의 제조 방법 및 이에 의하여 제조된 수처리 분리막 지지체용 부직포
KR102444741B1 (ko) 2018-03-06 2022-09-16 주식회사 엘지화학 수처리 분리막 지지체용 부직포의 제조 방법 및 이에 의하여 제조된 수처리 분리막 지지체용 부직포
CN114734707A (zh) * 2022-04-25 2022-07-12 叶金蕊 一种导热型耐超高电压绝缘复合材料及其制备方法
CN114734707B (zh) * 2022-04-25 2022-11-11 叶金蕊 一种导热型耐超高电压绝缘复合材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3961252B2 (ja) 2007-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2455078C (en) Solid sheet material especially useful for circuit boards
JP3631385B2 (ja) 積層板用基材およびその製造方法
JPH10131017A (ja) 積層板用基材及びその製造法ならびにプリプレグ及び積層板
JP3869559B2 (ja) 電気絶縁用不織布ならびにプリプレグ及び積層板
KR20020061616A (ko) 전기 절연용 부직포, 프리프레그 및 적층판
JP3961252B2 (ja) 電気絶縁用不織布ならびにプリプレグ及び積層板
JP2002069886A (ja) 電気絶縁用不織布ならびにプリプレグ及び積層板
JP2001031782A (ja) プリプレグおよびこれを用いた積層板
US20040132372A1 (en) Solid sheet material especially useful for circuit boards
JPH11117184A (ja) 積層板用基材及びその製造方法ならびにプリプレグ及び積層板
JP3475234B2 (ja) 芳香族ポリアミド繊維紙
JPH11222798A (ja) プリント配線基板用基材、積層板及びそれらの製造方法
JP2004352845A (ja) ハロゲンフリーのプリプレグ、金属箔張積層板およびビルドアップ型多層プリント配線板
JPH11100767A (ja) 積層板用基材及びその製造法ならびにプリプレグ及び積層板
JP2002348754A (ja) ガラス布、プリプレグ、積層板及びプリント配線板
JP2002348768A (ja) 全芳香族繊維不織布、プリプレグ、積層板及び多層プリント配線板
JP2006022432A (ja) 電気絶縁用基材とその製造方法、および同基材を用いたプリプレグとプリント配線用基板
JP2002064254A (ja) プリント配線基板用樹脂積層板
JP2002060469A (ja) エポキシ樹脂組成物ならびにそれを用いたプリプレグ、金属箔張り積層板及びプリント配線板
JP2002192522A (ja) プリプレグ及び積層板並びに多層配線板
JP2000334871A (ja) 積層板用基材、プリプレグ、及びその製造方法
JP2003221794A (ja) 積層板用基材及びプリプレグ、並びに積層板
JP3588428B2 (ja) 積層板用基材並びにそれを用いたプリプレグ及び電気回路用積層板
JPH1119929A (ja) 積層板用基材、プリプレグならびに積層板
JP2001181407A (ja) 積層板用原紙

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070516

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120525

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120525

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130525

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140525

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees