JP2002301946A - シフトノブ - Google Patents

シフトノブ

Info

Publication number
JP2002301946A
JP2002301946A JP2001108794A JP2001108794A JP2002301946A JP 2002301946 A JP2002301946 A JP 2002301946A JP 2001108794 A JP2001108794 A JP 2001108794A JP 2001108794 A JP2001108794 A JP 2001108794A JP 2002301946 A JP2002301946 A JP 2002301946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
light emitting
knob
advisor
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001108794A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Takinami
茂 滝波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2001108794A priority Critical patent/JP2002301946A/ja
Publication of JP2002301946A publication Critical patent/JP2002301946A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0278Constructional features of the selector lever, e.g. grip parts, mounting or manufacturing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/40Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
    • F16H63/42Ratio indicator devices

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のシフトノブの頭頂部のスペースは、運
転者の近くにある貴重なスペースである割りには、あま
り有効には使われて来なかった。一方、シフトインジケ
ータやシフトアドバイザは、車両のインストゥルメント
パネルに設けられていたが、車両は高度に情報化されつ
つあり、インストゥルメントパネルで表示すべき情報が
増加することが予想されている。 【解決手段】 シフトノブの頭頂部に、シフトアドバイ
ザ発光部S1 ,S2 や、シフトパターン図部5から成る
ノブ表示部4を設け、シフト操作に関する表示はここで
行う。シフトパターン図部5には、ギヤ段発光部GR
1 〜G7 とニュートラル位置発光部N1 〜N4 を設け
る。シフト操作すべき時にはシフトアドバイザ発光部S
1 ,S2 を点滅してそれを知らせると共に、シフト操作
経路の発光部を順次点滅して光の流れを作り、操作経路
を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のシフトレ
バーの頭部に付いているシフトノブに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】シフトノブは、比較的簡単に交換するこ
とが出来る部品である上、運転席まわりでは目立つ箇所
にあり、しかも運転者が頻繁に触るものであるので、様
々な構成のものが市販されており、その中には、頭頂部
にノブ表示部を具えたものもある。図8は、そのような
ノブ表示部を具えた従来のシフトノブを示す図であり、
1はシフトレバー、2はシフトノブ、3はシフトレバー
部、4はノブ表示部である。ノブ表示部4は、シフトノ
ブ2の頭頂部に設けられており、種々の表示がなされて
いる。
【0003】図9は、従来のノブ表示部4の1例を示す
図であり、5はH型シフトのシフトパターン図部、6は
ギヤ段数表示部である。シフトパターン図部5は、シフ
トするギヤ段の数字が上下に記されたギヤ段数表示部6
と、それらギヤ段の数字間をシフト操作経路に沿って結
んだ線(H型状の線)とで構成されている。このような
シフトパターン図部5は、単にシフトノブ2の頭頂部に
刻印やペイントで表示されているだけの場合もあれば、
車両のライトのスイッチを入れるとバックライト的に発
光するようにされている場合もある。ノブ表示部4の他
の例としては、運転席周辺のアクセサリ的な効果を狙
い、透明なプラスチック素材に、操作機能とは何の関係
もない造花等を埋め込んだものもある。
【0004】一方、インストゥルメントパネル内に、ギ
ヤチェンジに関する表示装置を設けているものもある。
そのような表示装置としては、シフトインジケータ,シ
フトアドバイザがある。シフトインジケータは、現在の
シフト状態(現在使用しているギヤ段)を表示する装置
であり、路線バス等の多くの車両に搭載されている。シ
フトアドバイザは、運転者にギヤチェンジを促す装置で
あり、大型トラック等に採用されている。これは燃費改
善を主たる目的とするものであり、エンジン回転数が、
使用中のギヤ段では望ましくない値にまで増加または減
少した場合に、ギヤチェンジをするようにとの表示をす
る。なお、このような技術に関する従来の文献として
は、例えば特開昭59−29519号公報,特開平5−
157175号公報等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】(問題点)しかしなが
ら、前記した従来の技術には、次のような問題点があっ
た。第1の問題点は、従来のシフトノブの頭頂部のスペ
ースは、運転者の近くにある貴重なスペースである割り
には、あまり有効には使われて来なかったという点であ
る。第2の問題点は、車両が高度に情報化されつつあ
り、インストゥルメントパネルで表示すべき情報の増加
が予想されるが、インストゥルメントパネルの表示スペ
ースは限られているので、表示箇所が適切かどうかの見
直しをすると共に、新たな表示スペースを確保する必要
があるという点である。
【0006】(問題点の説明)まず第1の問題点につい
て説明する。シフトノブは握り拳し大の大きさを有して
おり、その頭頂部のスペースは、種々の表示をするには
充分な広さを有している。しかも、運転者の直ぐ傍の目
立つ位置にあるスペースである。そのスペースを、単に
シフトパターン図を静的に示すためや、造花等のアクセ
サリを埋め込むために用いるというような使い方は、表
示したい情報が増えて来ている今日、あまり有効な使い
方とは言えない。
【0007】次に第2の問題点について説明する。車両
が高度に情報化されつつあるため、表示すべき情報が今
後増加することが予想されるわけであるが、その表示を
する箇所として第1に考えられるのは、インストゥルメ
ントパネルである。しかし、インストゥルメントパネル
のスペースは限られているから、全てをそこに表示する
ことは出来ない。そこで、他の箇所に表示してもいい情
報か否かの見直しをするとか、インストゥルメントパネ
ル以外の箇所で表示をし得るスペースを探し出すこと等
が、緊急の課題として浮上して来ている。本発明は、以
上のような問題点を解決することを課題とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、頭頂部にノブ表示部を有するシフトノ
ブにおいて、信号により点滅される少なくとも1つのシ
フトアドバイザ発光部と、H型シフトのギヤ段の位置と
ニュートラルの位置とを、信号により点滅される発光部
で構成したシフトパターン図部とを具え、前記シフトア
ドバイザ発光部を点滅させることにより、シフト操作す
べき時であることを知らせると同時に、前記シフトパタ
ーン図部の今回行うべきシフト操作の経路にある発光部
を、順を追って点滅させて光の流れを作ることにより、
シフト操作経路を表示することとした。
【0009】前記したシフトノブは、そのシフトアドバ
イザ発光部を、ノブ表示部の前部に設けられ、信号によ
り点滅される第1のシフトアドバイザ発光部と、ノブ表
示部の後部に設けられ、信号により点滅される第2のシ
フトアドバイザ発光部とで構成し、該第1,第2のシフ
トアドバイザ発光部の間にシフトパターン図部を設ける
構成とすることもできる。
【0010】また、シーケンシャル型シフトのシフトノ
ブであって、頭頂部にノブ表示部を有するシフトノブに
おいては、ノブ表示部の前部に設けられ、信号により点
滅される第1のシフトアドバイザ発光部と、ノブ表示部
の後部に設けられ、信号により点滅される第2のシフト
アドバイザ発光部とを具え、前方操作をすべき時には前
記第1のシフトアドバイザ発光部が点滅され、後方操作
をすべき時には前記第2のシフトアドバイザ発光部が点
滅されるようにする。更に、前記した全てのシフトノブ
において、シフトアドバイザ発光部を発光色が異なる2
以上の発光体を具えた構造とし、シフト操作を促すに至
った理由に応じて異なった色で発光するようにすること
も出来る。
【0011】(作 用)シフト操作に関する指示を、
直接シフトノブに点滅表示するようにしたので、運転者
が速やかに所要のシフト操作をすることが出来るように
なる。一般的に、点滅している物にはいやでも人の注意
が向かうという人間工学的な原理があるが、本発明はそ
の原理にかなうものであり、操作すべきシフトノブに点
滅表示をしたので、シフトノブから離れたインストゥル
メントパネルに表示していた従来に比べ、速やかに且つ
間違いなく操作することが出来る。シフトノブに表示を
するから、インストゥルメントパネルに表示する必要が
なくなり、その表示スペースを他の情報の表示に使用す
ることが出来るようになる。
【0012】更に、H型シフトの場合、現在のギヤ段か
ら目標ギヤ段までのシフト操作経路を、発光部の点滅に
よる光の流れで指示することが出来るので、シフト操作
の誤りを少なくすることが出来る。また、シフトアドバ
イザ発光部の色を、シフト操作を促すに至った理由に応
じて変えるようにすれば、今直ちに行わなければならな
いシフト操作なのか、それともシフト操作した方がよい
という程度のものなのかといった緊急度を表すことが出
来る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は、本発明のシフトノブ
のノブ表示部を示す図である。符号は図8,図9のもの
に対応し、S1 ,S2 はシフトアドバイザ発光部、
R ,G1 〜G7 はギヤ段発光部、N1 〜N4 はニュー
トラル位置発光部である。ギヤ段発光部GR ,G1 〜G
7 は、それぞれギヤ段R,1〜7を表す発光部であり、
ニュートラル位置発光部N1 〜N4 は、シフトパターン
図部5のギヤ段を結ぶ線のニュートラル位置を表す発光
部である。
【0014】図2は、ノブ表示部の断面構造の概要を説
明する図である。符号は図1のものに対応し、7は発光
パネル、8,9は透光部材、10は型抜パターン、11
は基体部、Gはギヤ段発光部、Nはニュートラル位置発
光部である。なお、通電のための配線部は、図が煩雑と
なるのを避けるため、図示を省略してある。発光パネル
7は、通電された場合、表面全体が発光するパネルであ
り、EL発光体を用いる。その上に、透光部材9,型抜
パターン10および透光部材8が、この順に積層され
る。型抜パターン10は、シフトパターン図部5を形成
するためのものであり、全体としては非透光部材である
が、シフトパターン図が描かれるよう、発光パネル7の
光を通過させる部分のみ型抜きしてある。
【0015】ギヤ段発光部Gはギヤ段発光部GR ,G1
〜G7 の部分であり、ニュートラル位置発光部Nはニュ
ートラル位置発光部N1 〜N4 の部分であるが、これら
の部分には、発光パネル7とは別の発光体が埋め込まれ
る。これらは、通電制御により、点滅もさせ得るように
されている。シフトアドバイザ発光部S1 ,S2 の発光
体も、点灯のみならず、点滅もさせ得るようにされてい
る。なお、シフトアドバイザ発光部S1 ,S2 の発光色
は、単一の色としても良いが、2種類以上の発光体を埋
め込んで2種類以上の色が出せるようにしておき、場合
場合によって色を使い分けて発光させるようにすること
も出来る(使い分け方の例については、後で図5で説明
する。)。なお、各発光部は、個別に点滅することが出
来る。
【0016】図1の本発明のノブ表示部4では、単にシ
フトパターン図部5を示すのみならず、シフトインジケ
ータの役割も果たすし、シフトアドバイザの役割も果た
すような表示をする。即ち、現在使用しているギヤ段に
対応した発光部(例、ギヤ段発光部G5 )を発光させる
ことにより、シフトインジケータの役割を果たさせるこ
とが出来る。これにより、インストゥルメントパネルに
設けてあったシフトインジケータを廃止することが出
来、そのスペースを他の表示に割り当てることが出来
る。
【0017】また、自動車の運転状態から判断してギヤ
チェンジが望ましい場合、図1のノブ表示部4のシフト
アドバイザ発光部S1 およびS2 (あるいは、S1 かS
2 )を点滅させることにより、シフトアドバイザの役割
を果たさせることが出来る。これにより、やはりインス
トゥルメントパネルに設けてあったシフトアドバイザを
廃止することが出来、そのスペースを他の表示に割り当
てることが出来る。
【0018】ノブ表示部4に上記のような役割を果たさ
せるためには、各種の検出信号より運転状態を判断し
て、各発光部への通電を制御する信号を生成する必要が
ある。図4は、本発明のシフトノブでの表示のための信
号を生成するブロック図である。符号は図8のものに対
応し、20は車速センサ、21はエンジン回転センサ、
22はギヤ位置センサ、23はアクセル開度センサ、2
4はシフトノブ表示コントローラ、25は警報装置であ
る。警報装置25は、シフトレバー1以外の箇所に設置
される。ギヤ位置センサ22からの検出信号により、現
在使用中のギヤ段が分かるから、該当するギヤ段の発光
部を点灯する信号が、シフトノブ表示コントローラ24
にて生成され、シフトレバー1のノブ表示部4に送ら
れ、対応する発光部が点灯される(シフトインジケータ
としての役割を果たす)。
【0019】また、車速センサ20,エンジン回転セン
サ21およびアクセル開度センサ23からの検出信号
が、シフトノブ表示コントローラ24に入力され、シフ
トアップした方がよいとか、シフトダウンした方がよい
とかの判断がなされる。仮に、シフトアップ(あるいは
シフトダウン)した方がよいと判断された場合には、そ
れを運転者に知らせる表示がなされる(これがシフトア
ドバイザとしての役割を果たす)。なお、同時に警報装
置25にも信号を送り、音によっても運転者の注意を喚
起するようにすることが出来る。
【0020】図6は、本発明のノブ表示部4における表
示のさせ方の1例を示す図である。この図では、現在使
用中のギヤ段は「5段」であるが、「6段」にシフトア
ップした方が良いという運転状態になった場合の表示を
例にとっている。この場合は、シフトアドバイザ発光部
1 ,S2 が、共に点滅されて、シフト操作が必要とな
っていることを運転者に知らせる。また、シフト操作で
辿るべき経路中にある発光部を順を追って点滅し(G5
→N3 →N4 →G6 の順に点滅)、光の流れを作り、ど
の経路を通ってシフト操作を行うべきかを表示する。こ
れにより、手の動きのイメージを運転者に直観的に与え
ることが出来るので、シフト操作の誤りを少なくするこ
とが出来る。
【0021】図7は、図6の表示をする際の関連する発
光部の信号を示す図である。図7(1),(2)は、そ
れぞれシフトアドバイザ発光部S1 ,S2 をオン,オフ
する信号である。両者は同期してオン,オフされ、T1
の時間オンされた後、T2 の時間オフされるということ
を、シフト操作が完了するまで繰り返す(つまり、図4
のギヤ位置センサ22から、ギヤが「6段」になったと
の検出信号が送られて来るまで繰り返す。)。
【0022】図7(3)はギヤ段発光部G5 への信号、
図7(4)はニュートラル位置発光部N3 への信号、図
7(5)はニュートラル位置発光部N4 への信号、図7
(6)はギヤ段発光部G6 への信号である。これらの信
号は、シフトアドバイザ発光部S1 ,S2 がオンされて
いる時間(T1 )内に、短い時間tだけオンとされ、し
かも、シフト操作の経路に沿って順次オンとされる信号
である。この例の場合、ギヤ段発光部G5 →ニュートラ
ル位置発光部N3 →ニュートラル位置発光部N 4 →ギヤ
段発光部G6 の順にオンとされる。このようにオン,オ
フされる結果、ノブ表示部4上にG5 →N3 →N4 →G
6という経路で光の流れが形成され、運転者にその時必
要とされるシフト操作の経路を教えることが出来る。
【0023】なお、H型シフトでは、シフトアドバイザ
発光部S1 とS2 とを上記のように同期して点滅した方
が望ましいが、その理由は、運転者に誤解を与えないよ
うにするためである。仮に、シフトアップを指示する場
合はシフトアドバイザ発光部S1 を点滅し、シフトダウ
ンを指示す場合はシフトアドバイザ発光部S2 を点滅す
るというように使い分けるようにしたとする。すると、
「5段」から「5→4段」とシフトダウンする場合も、
「5→6段」とシフトアップする場合も、手を動かす方
向はシフトアドバイザ発光部S1 の方向であるにも係わ
らず、「5→4段」を指示する場合は逆方向のシフトア
ドバイザ発光部S2 が点滅することになり、運転者に方
向を誤解させる恐れがある。従って、H型シフトではシ
フトアドバイザ発光部S1 とS2 は同時に点滅させ、発
光部の三角形には方向の意味を持たせないようにした方
がよい。むしろ三角形ではなく、矩形状のものとか円形
のものであってもよい。このように、H型シフトのシフ
トアドバイザ発光部には、シフト操作の方向の意味は持
たせていないから、図1のように2個設ける必要はな
く、1個であってもよい。
【0024】以上は、古くからあるH型シフトと呼ばれ
るシフトレバーにおけるシフトノブの表示であるが、最
近では、シーケンシャル型シフトと呼ばれるシフトレバ
ー(シフト操作としては、前方操作(前方に押す操
作),後方操作(後方に押す操作)の2種類のみをすれ
ばよいシフトレバー)があるが、そのようなシフトレバ
ーにおけるシフトノブの表示は、次のようなものにす
る。図3は、シーケンシャル型シフトのシフトノブにお
けるノブ表示部の例を示す図である。符号は、図1のも
のに対応している。シーケンシャル型シフトの場合に必
要とされるシフトアドバイザの表示は、前方操作すべき
か、後方操作すべきかだけである。従って、ノブ表示部
4には、シフトアドバイザ発光部S1 とS2だけを設け
ればよい。前方操作すべき時はシフトアドバイザ発光部
1 が点滅され、後方操作すべき時はシフトアドバイザ
発光部S2 が点滅される。
【0025】シフトアドバイザで表示する内容を更に豊
富にするため、既に述べたように、2色を発光し得る構
造としておき、点滅によりシフト操作すべき時を知らせ
ると同時に、発光色を違えることにより、シフト操作せ
よと指示した理由を知らせるようにすることも出来る。
図5は、シフトアドバイザ発光部でのそのような表示を
する手順の1例を示す図である。なお、ここに示す手順
において、機械的理由からのシフト操作とは、エンジン
回転数が大になり過ぎた場合に、エンジンが損傷される
のを防ぐため回転数を小にするためのシフト操作等であ
る。回転低下による障害(エンジンブロー)が生ずるの
を防ぐためのシフト操作も、機械的理由によるシフト操
作の1つである。また、燃費的理由からのシフト操作と
は、車速やエンジン回転数等から判断して、燃費の面で
有利となるギヤ段での走行をするために行うシフト操作
である。なお、一定の速度で走行している場合、出来る
だけ高い段のギヤで、エンジン回転数が最低燃料消費回
転数となるようにすれば、燃費は少なくて済むとされて
いる。
【0026】手順の1例は次の通りである。 ステップ1,2…機械的理由からシフトアップすること
が望ましい場合には、シフトアドバイザ発光部S1 を、
赤色に点灯する。 ステップ3,4…燃費的理由からシフトアップすること
が望ましい場合には、シフトアドバイザ発光部S1 を、
緑色に点灯する。 ステップ5,6…機械的理由からシフトダウンすること
が望ましい場合には、シフトアドバイザ発光部S2 を、
赤色に点灯する。 ステップ7,8…燃費的理由からシフトダウンすること
が望ましい場合には、シフトアドバイザ発光部S2 を、
緑色に点灯する。このような2色を使い分けての表示
は、図1のノブ表示部にも適用することが出来る。
【0027】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のシフトノブに
よれば、次のような効果を奏する。 シフト操作に関する指示を、直接シフトノブに点滅
表示するようにしたので、視認性および注意喚起性にす
ぐれ、運転者が速やかに所要のシフト操作をすることが
出来る。 インストゥルメントパネルにインジケータやシフト
アドバイザを設ける必要がなくなるので、それらが占め
ていた表示スペースを、他の情報の表示に割り当てるこ
とが出来る。 シフト操作経路を光の流れで示した場合、手の動き
のイメージを運転者に直観的に与えることが出来、シフ
ト操作の誤りを少なくすることが出来る。 シフトアドバイザ発光部の発光色を2以上とし、シ
フト操作の理由により異なった色で発光するようにする
と、シフト操作の緊急度を知らせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシフトノブのノブ表示部を示す図
【図2】 ノブ表示部の断面構造の概要を説明する図
【図3】 シーケンシャル型シフトのシフトノブにおけ
るノブ表示部の例を示す図
【図4】 本発明のシフトノブでの表示のための信号を
生成するブロック図
【図5】 シフトアドバイザ発光部での表示をする手順
の1例を示す図
【図6】 本発明のノブ表示部における表示のさせ方の
1例を示す図
【図7】 図6の表示をする際の関連する発光部の信号
を示す図
【図8】 ノブ表示部を具えた従来のシフトノブを示す
【図9】 従来のシフトノブのノブ表示部を示す図
【符号の説明】
1…シフトレバー、2…シフトノブ、3…シフトレバー
部、4…ノブ表示部、5…シフトパターン図部、6…ギ
ヤ段数表示部、7…発光パネル、8,9…透光部材、1
0…型抜パターン、11…基体部、20…車速センサ、
21…エンジン回転センサ、22…ギヤ位置センサ、2
3…アクセル開度センサ、24…シフトノブ表示コント
ローラ、25…警報装置、S1 ,S2 …シフトアドバイ
ザ発光部、G,GR ,G1 〜G7 …ギヤ段発光部、N,
1 〜N4 …ニュートラル位置発光部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭頂部にノブ表示部を有するシフトノブ
    において、信号により点滅される少なくとも1つのシフ
    トアドバイザ発光部と、H型シフトのギヤ段の位置とニ
    ュートラルの位置とを、信号により点滅される発光部で
    構成したシフトパターン図部とを具え、前記シフトアド
    バイザ発光部を点滅させることにより、シフト操作すべ
    き時であることを知らせると同時に、前記シフトパター
    ン図部の今回行うべきシフト操作の経路にある発光部
    を、順を追って点滅させて光の流れを作ることにより、
    シフト操作経路を表示するようにしたことを特徴とする
    シフトノブ。
  2. 【請求項2】 シフトアドバイザ発光部を、ノブ表示部
    の前部に設けられ、信号により点滅される第1のシフト
    アドバイザ発光部と、ノブ表示部の後部に設けられ、信
    号により点滅される第2のシフトアドバイザ発光部とで
    構成し、該第1,第2のシフトアドバイザ発光部の間に
    シフトパターン図部を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のシフトノブ。
  3. 【請求項3】 シーケンシャル型シフトのシフトノブで
    あって、頭頂部にノブ表示部を有するシフトノブにおい
    て、ノブ表示部の前部に設けられ、信号により点滅され
    る第1のシフトアドバイザ発光部と、ノブ表示部の後部
    に設けられ、信号により点滅される第2のシフトアドバ
    イザ発光部とを具え、前方操作をすべき時には前記第1
    のシフトアドバイザ発光部が点滅され、後方操作をすべ
    き時には前記第2のシフトアドバイザ発光部が点滅され
    るようにしたことを特徴とするシフトノブ。
  4. 【請求項4】 シフトアドバイザ発光部を発光色が異な
    る2以上の発光体を具えた構造とし、シフト操作を促す
    に至った理由に応じて異なった色で発光するようにした
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載のシフトノ
    ブ。
JP2001108794A 2001-04-06 2001-04-06 シフトノブ Pending JP2002301946A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001108794A JP2002301946A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 シフトノブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001108794A JP2002301946A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 シフトノブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002301946A true JP2002301946A (ja) 2002-10-15

Family

ID=18960867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001108794A Pending JP2002301946A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 シフトノブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002301946A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1319772C (zh) * 2003-08-22 2007-06-06 日商东海理化电机制作所股份有限公司 换档杆装置
EP2028397A2 (de) * 2007-08-24 2009-02-25 Audi AG Kraftfahrzeug mit einer Displayanzeige des Schaltzeitpunkts in Verbindung mit einer Information über das gelieferte Motordrehmoment
JP2010023539A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置の照明構造
US8264338B2 (en) 2009-07-31 2012-09-11 Honda Motor Co., Ltd. Control knob assembly, system and control method
JP2013244815A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Honda Access Corp 車両のシフトノブ
KR101405324B1 (ko) 2012-11-22 2014-06-27 주식회사 에스엘 서봉 변속과정 표시장치, 그리고 이에 적용되는 방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1319772C (zh) * 2003-08-22 2007-06-06 日商东海理化电机制作所股份有限公司 换档杆装置
EP2028397A2 (de) * 2007-08-24 2009-02-25 Audi AG Kraftfahrzeug mit einer Displayanzeige des Schaltzeitpunkts in Verbindung mit einer Information über das gelieferte Motordrehmoment
EP2028397A3 (de) * 2007-08-24 2012-02-08 Audi AG Kraftfahrzeug mit einer Displayanzeige des Schaltzeitpunkts in Verbindung mit einer Information über das gelieferte Motordrehmoment
JP2010023539A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Tokai Rika Co Ltd シフトレバー装置の照明構造
US8264338B2 (en) 2009-07-31 2012-09-11 Honda Motor Co., Ltd. Control knob assembly, system and control method
JP2013244815A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Honda Access Corp 車両のシフトノブ
KR101405324B1 (ko) 2012-11-22 2014-06-27 주식회사 에스엘 서봉 변속과정 표시장치, 그리고 이에 적용되는 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2813460B2 (ja) 自動変速機のレバー位置表示装置
US20050134447A1 (en) Automobile indicator
CN104812610B (zh) 信息在机动车中的位置变化的显示
JP5541181B2 (ja) 表示制御システム、表示制御装置及びプログラム
US6718906B2 (en) Dual scale vehicle gauge
JP2007137221A (ja) シフトノブ
JP2006290284A (ja) 車載メータ表示装置
JP2009504492A (ja) メインビームに自動的に切り換えるための方法及び装置
JP2002301946A (ja) シフトノブ
WO2010067804A1 (ja) 車両計器のスケール切換え制御方法、および車両計器
JP2008292219A (ja) 車両用計器
JP5968389B2 (ja) ボタン選択トレース光インジケータ
JP2015217841A (ja) 警光灯制御システムおよび警光灯制御システムを含む車両、警光灯制御システムのプログラム
JP2008164907A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2018185641A (ja) 車両用情報提供装置
JP2008128997A (ja) 自動車用計器装置
JP2000039339A (ja) 車両用表示装置
JP2009166628A (ja) 車載表示装置
JP2010208586A (ja) 車両の切り換えスイッチの切り換え状態表示構造
JP4088754B2 (ja) 車両用計器装置
JP4322872B2 (ja) 車両のメータシステム
WO2021049374A1 (ja) 自動運転操作表示装置
JP7310843B2 (ja) 警告灯システム、プラグ装置および警告灯装置
JPH11281409A (ja) 計器装置
JP2003165355A (ja) 車両用表示装置