JP2002301924A - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置

Info

Publication number
JP2002301924A
JP2002301924A JP2001108604A JP2001108604A JP2002301924A JP 2002301924 A JP2002301924 A JP 2002301924A JP 2001108604 A JP2001108604 A JP 2001108604A JP 2001108604 A JP2001108604 A JP 2001108604A JP 2002301924 A JP2002301924 A JP 2002301924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
heat exchanger
vehicle
foot
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001108604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4551585B2 (ja
Inventor
Taizo Kimura
泰三 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Climate Systems Corp
Original Assignee
Japan Climate Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Climate Systems Corp filed Critical Japan Climate Systems Corp
Priority to JP2001108604A priority Critical patent/JP4551585B2/ja
Publication of JP2002301924A publication Critical patent/JP2002301924A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4551585B2 publication Critical patent/JP4551585B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両前方側に冷却用熱交換器をほぼ垂直に配
置し、その後方側に加熱用熱交換器を垂直又は傾斜して
配置した車両用空気調和装置において、乗員に対する暖
房フィーリングを良好にする空調ユニット、特にフット
吹出通路の配置や構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明では、冷却用熱交換器2が空調ユ
ニット内に略垂直に配置され、この冷却用熱交換器2の
車両後方側に加熱用熱交換器3が垂直もしくは傾けて配
置され、冷却用熱交換器2に空気を供給する空気受入口
1が冷却用熱交換器2の前方側に配置された空調ユニッ
トKにおいて、フット吹出通路12が空調ユニットKの
ユニットケース4の車両前方側に配置され、足元吹出口
13がフット吹出通路12の下流に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用空気調和
装置に関するものであり、特に、冷却用熱交換器を略垂
直に設置し、送風ユニットからの送風空気がこの冷却用
熱交換器を車体の前方側から後方側に向かって通過する
空調ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用空気調和装置としては、
例えば、特開平08−156570号公報のように、車
両前方側に冷却用熱交換器をほぼ垂直に配置し、その後
方側に加熱用熱交換器を垂直又は傾斜して配置し、その
更に後方側に乗員の足元へ風を送るフット吹出通路を配
置したものが知られている。(図4)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この公報のように、車
両前後方向に、順に冷却用熱交換器及び加熱用熱交換器
を略垂直又は傾斜して配置し、その更に後方側にフット
吹出通路を配置したものでは、フット吹出通路からの吹
出口がユニットケースの後方側(車両後方側)になり、
そこから足元に温風空気を吹出すようにしている。乗員
に対する暖房フィーリングを良好にするためには、乗員
の足部のうちでも、特に足首から足先部に温風を吹き当
てることが良いといわれている。しかし、この公報のよ
うなものでは、構造上フット吹出通路の吹出口が足元か
ら離れているために、足先部に温風を押し当てることが
困難であったり、或いは、上記吹出口の配置場所から乗
員の足先部に向けて長く伸びる足先用の吹出管路を特別
設ける必要がある。
【0004】しかし、このような吹出管路を設ける場合
には、乗員の足元スペースを狭くする結果となり、足元
スペースを限定する結果となる。その上、運転席側で
は、ブレーキぺタルやアクセルペタル等の操作ペタルが
邪魔になり、十分な吹出管路を設けることができない。
【0005】その対応として、フット吹出通路を冷却用
熱交換器に対して車両前方側に配置することが考えられ
る。例えば、特開2000−203234号公報のもの
では、冷却用熱交換器が略水平に配置され、この冷却用
熱交換器の上方に加熱用熱交換器が配置され、この冷却
用熱交換器及び加熱用熱交換器の前方側にフット吹出通
路を配置したものを開示している。(図5)
【0006】この公報のものでは、前方側にフット吹出
通路を配置でき、足先にフット吹出口を設けることがで
きる。しかし、構造上、フット吹出通路を通る高温空気
が加熱用熱交換器及び冷却用熱交換器の前方側を通って
上方から下方に流れ、冷却用熱交換器から加熱用熱交換
器に流れる下方から上方に流れる低温の空気と背中合わ
せの配置となる。そのために、必要温度に調整した空調
空気を足元に供給することができずに、乗員が十分な快
適感を得られないものになる。また上述した背中合わせ
による熱伝達を防止するためには、例えば、フット吹出
通路とユニットケースとの間に断熱手段を配置する等の
対策が必要がある。
【0007】また、空気が冷却用熱交換器を下から上方
に流れる構造になっているために、冷却用熱交換器の下
方に凝縮水を保水してしまう傾向にある。そのため、保
水した凝縮水が連結通路を介して送風機のほうに逆流す
る恐れがある。その上、このような構造では、樹脂成形
後の型抜きと組立て作業性を考慮するとユニットケース
を3分割にする必要がある。
【0008】したがって、従来の空気調和装置では、足
先に要求温度に応じた空調空気を供給でき、乗員の空調
フィーリングにフィットできるものがなく、それらを満
足する自動車用空気調和装置を提供することが強く求め
られていた。
【0009】本発明では、下部に冷却用熱交換器をほぼ
水平に配置し、その上部側に加熱用熱交換器を略水平に
配置した車両用空気調和装置では、前述したように多く
の問題を抱えるので、車両前方側に冷却用熱交換器をほ
ぼ垂直に配置し、その後方側に加熱用熱交換器を垂直又
は傾斜して配置した車両用空気調和装置を前提として、
このタイプの車両用空気調和装置において、乗員に対す
る暖房フィーリングを良好にする空調ユニット、特にフ
ット吹出通路の配置や構造を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、車室内前方側で車両幅方向
の略中央位置に配置された空調ユニットを備え、この空
調ユニットに空気を送風する送風ユニットが車両の助手
席側にオフセットして配置された自動車用空気調和装置
において、前記空調ユニット内に略垂直に配置され、送
風ユニットからの空気を冷却するための冷却用熱交換器
と、この冷却用熱交換器の車両後方側に垂直もしくは傾
けて配置され、前記冷却用熱交換器を通過した空気を加
熱するための加熱用熱交換器と、前記冷却用熱交換器及
び前記加熱用熱交換器を収容するユニットケースと、前
記冷却用熱交換器の車両前方側に配置され、送風ユニッ
トからの空気を受入れて前記冷却用熱交換器に供給する
ための空気受入口と、前記加熱用熱交換器をバイパスし
て空気が流れる冷風通路と、前記加熱用熱交換器を通過
して空気が流れる温風通路と、前記冷風通路からの冷風
空気と前記温風通路からの温風空気とをミックスして吹
出空気温度を調整する温度調整用ダンパと、前記冷風通
路及び前記温風通路の下流に配置され、前記冷風通路か
らの冷風空気と前記温風通路からの温風空気とをミック
スするミックスチャンバと、前記ミックスチャンバ下流
に配置されたベント開口部、デフロスタ開口部、及びフ
ット開口部と、前記ベント開口部、前記デフロスタ開口
部、及び前記フット開口部を開閉する吹出モード切替ダ
ンパと、前記吹出モード切替ダンパにより前記フット開
口部が開口されるフットモード時に前記ミックスチャン
バ下流から前記フット開口部を通って空気が流れるフッ
ト吹出通路と、を備え、前記フット吹出通路は前記ユニ
ットケースの車両前方側に配置され、車両上方側から下
方側に向かって空気が流下するように設けられ、前記フ
ット吹出通路の下流には、乗員の足元へ空気を送る足元
吹出口が配置されている構成である。
【0011】この構成では、乗員の足先方向に温風を吹
出すことができ、乗員の暖房フィーリングを快適にする
ことができる。特に、フット吹出通路は冷却用熱交換器
や加熱用熱交換器を通流する空気との背中合わせではな
いので、要求された温調の空気を供給できるとともに背
中合わせ部分に特別な断熱をしなくても良く、コンパク
トなエアコンユニットを得られる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の自動車
用空気調和装置において、フット吹出通路が空気受入口
の車両前方側に配置されている構成であり、空気受入口
の壁を利用してフット吹出通路を形成できるので、コン
パクトで低コストなエアコンユニットを得られる。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
自動車用空気調和装置において、足元吹出口が車両幅方
向の左右両側に開口している構成であり、運転席及び助
手席の乗員に対して快適な温風を提供できる。
【0014】請求項4の発明は、請求項3記載の自動車
用空気調和装置において、冷却用熱交換器の下端に排水
ダクトが設けられ、この排水ダクトは車両幅方向の左右
両側に開口した足元吹出口の間を通ってユニットケース
の車両前方に延びて設けられているので、排水ダクトを
跨ぐように足元吹出口を配置でき、効率的なスペース利
用を図ることができる。
【0015】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれか記載の自動車用空気調和装置において、フット吹
出通路の下流側に、前記ユニットケースの底面の下側を
車両前方から後方に向かって延びる後席用空調ダクトが
連通しているので、後席も効果的に空気調和装置の空気
を供給できる。
【0016】請求項6の発明は、請求項5記載の自動車
用空気調和装置において、後席用空調ダクトは、ユニッ
トケースと別体で形成され、フット吹出通路の下流に接
続されているので、組立て、取り付けが容易であり、後
席用空調ダクトを有する車両とそれを有しない車両とで
空調ユニットを共通化できる。
【0017】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれか記載の自動車用空気調和装置において、フット吹
出通路はユニットケースと一体成形されているので、2
分割の空調ユニットに一体に成形でき、製造コストを低
減できるとともに組立性に優れる。
【0018】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれか記載の自動車用空気調和装置において、空気受入
口の上下幅は冷却用熱交換器の上下幅よりも小さく、空
気受入口の下端部は前記冷却用熱交換器の下端部よりも
上側に位置し、空気受入口の下端部の下方でかつ冷却用
熱交換器の車両前方側の空間に、フット吹出通路が設け
られているので、この空間を有効利用でき、スペース効
率に優れる。その上、空気受入口の下端部が冷却用熱交
換器の下端部に対して上側に位置するので、冷却用熱交
換器での凝縮水が空気受入口のほうに流入することを防
止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、本発明に係る車両用空気調和
装置の概略図を示し、自動車のインストルメントパネル
の内側に位置する空気調和装置を示す。この自動車は、
左配置用(右ハンドル仕様)であり、図1の左側が助手
席に、右側が運転席となっている。インストルメントパ
ネルPのセンターに空調ユニットKを配置し、その助手
席側に送風ユニットSを配置している。送風ユニットS
と空調ユニットKが送風通路Tで連結されている。
【0020】図2は、図1の空気ユニットKの断面図を
示す。略垂直に設置された冷却用熱交換器2の車室前方
側に、送風ユニットSから送風通路Tを介して供給され
る空気の受入口1が設けられている。冷却用熱交換器2
の車室後方側に傾斜して加熱用熱交換器3が配置されて
いる。加熱用熱交換器3を出た空気が車両後方に向けて
流れ、それから加熱用熱交換器の周囲を回るように上方
に流れるように温風通路5が設けられている。
【0021】また、この加熱用熱交換器3をバイパスす
るバイパス通路(冷風通路)6が加熱用熱交換器3の上
側に設けられ、温風通路5を通った空気と冷風通路6を
通った空気とが混合するミックスチャンバ7が設けられ
ている。
【0022】エアミックスダンパ8が冷風通路6とミッ
クスチャンバ7との間に配置され、ユニットケ−ス4に
回転可能に設けられている。このエアミックスダンパ8
は冷風通路6を通る冷風空気がミックスチャンバ7に供
給される風量割合を調整している。それにより、ミック
スチャンバ7での混合空気温度を調整している。
【0023】冷却用熱交換機2の上方位置に、前席乗員
の上半身に向けて吹出すためのベント吹出口(図示せ
ず)に通じるベント開口部9が開口している。また、ベ
ント開口部9の車体前方側にデフロスタ用吹出口(図示
せず)に通じるデフロスタ開口部10が設けられてい
る。デフロスタ開口部10の直下部位に、足元吹出口1
3に通じるフット開口部11が開口して設けられてい
る。ベント開口部9、デフロスタ開口部10、フット開
口部11を切換開閉するために、2つの吹出しモード切
替ダンパ14a、14bが回転可能にユニットケース4
に取り付けられている。モード切替ダンパ14aによ
り、ベント開口部9と連通路15との切替が行われ、モ
ード切替ダンパ14bにより、デフロスタ開口部10と
フット開口部11との切替が行われる。
【0024】次に、フット開口部11と足元吹出口13
とを連通するフット吹出通路12の構成を説明する。空
気の受入口1が冷却用熱交換器2の垂直方向略中央部分
に設けられ、この受入口1の車両前方側(冷却用熱交換
器と反対側)に壁面1aが設けられている。受入口1の
垂直方向高さが冷却用熱交換器2の垂直方向高さに対し
て低い構成となっており、受入口1の垂直方向高さが壁
面1aの高さより低く設けられている。そして、受入れ
口1の上側及び下側には若干量のスペースが形成されて
いる。フット吹出通路12は、上記のスペースを利用し
て、デフロスタ開口部10の直下の部位から若干量、車
両前方側に向かった後、壁面1aに沿って下方に垂下す
るように形成され、更に下方では、下側のスペースを利
用して斜め後方に傾斜して形成されている。即ち、フッ
ト吹出通路12は、受入口1の車体前方側を囲むように
形成され、この通路12内の空気のスムーズな流れを促
進するとともにコンパクトなユニットケースになるよう
に構成されている。
【0025】図3に示すように、フット吹出通路12の
下方端、即ち斜め後方に傾斜して形成された下端部12
aは、運転席及び助手席の乗員に向かうように、2又に
分かれて形成されている。2又に分かれたことにより形
成された空間に、冷却用熱交換器2の下端部に設けられ
た凝縮水タンク17内部の凝縮水をエンジンルーム側に
排水する配水ダクト16が配設されている。Dはエンジ
ンルームとの仕切であるダッシュボードを示す。
【0026】後席用空調ダクト18は、図3の2点鎖線
で示すように、2又に分かれたフット吹出通路12の下
端部12aの間から後方に向けて設けられている。な
お、後席用空調ダクト18はこの部分に限らずフット吹
出通路12の下端部12aの側方部分から取り出しても
良い。また、ユニットケース4は樹脂材からなり、略中
央部で左右に2分割されて成形され、ネジ、クリップ等
の結合手段で結合されている。
【0027】
【発明の効果】本発明では、冷却用熱交換器が空調ユニ
ット内に略垂直に配置され、この冷却用熱交換器の車両
後方側に加熱用熱交換器が垂直もしくは傾けて配置さ
れ、冷却用熱交換器に空気を供給する空気受入口が冷却
用熱交換器の前方側に配置された空調ユニットにおい
て、フット吹出通路が空調ユニットのユニットケースの
車両前方側に配置され、車両上方側から下方側に向かっ
て空気が流下するように設けられ、かつフット吹出通路
の下流には、乗員の足元へ空気を送る足元吹出口が配置
されている構成であるので、乗員の足先方向に温風を吹
出すことができ、乗員の暖房フィーリングを快適にする
ことができる。特に、フット吹出通路は冷却用熱交換器
や加熱用熱交換器を通流する空気との背中合わせではな
いので、要求された温調の空気を供給できるとともに背
中合わせ部分に特別な断熱をしなくても良く、コンパク
トなエアコンユニットが得られる。
【0028】足元吹出口が車両幅方向の左右両側に開口
し、排水ダクトが車両幅方向の左右両側に開口した足元
吹出口の間を通ってユニットケースの車両前方に延びて
設けられている場合には、運転席及び助手席の乗員に対
して快適な温風を提供できるとともに、排水ダクトを跨
ぐように足元吹出口を配置でき、効率的なスペース利用
を図ることができる。
【0029】空気受入口の上下幅は冷却用熱交換器の上
下幅よりも小さく、空気受入口の下端部は前記冷却用熱
交換器の下端部よりも上側に位置し、空気受入口の下端
部の下方でかつ冷却用熱交換器の車両前方側の空間に、
フット吹出通路が設けられている場合には、この空間を
有効利用でき、スペース効率に優れる。その上、空気受
入口の下端部が冷却用熱交換器の下端部に対して上側に
位置するので、冷却用熱交換器での凝縮水が空気受入口
の方に流入することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動車用空気調和装置を示す
概略図である。
【図2】図1の空調ユニットの断面図である。
【図3】図1の自動車用空気調和装置の正面図である。
【図4】従来の空気調和装置を示す断面図である。
【図5】従来の別の空気調和装置を示す断面図である。
【符号の説明】
P インストルメントパネル K 空調ユニット S 送風ユニット T 送風通路 1 空気受入口 1a 壁面 2 冷却用熱交換器 3 加熱用熱交換器 4 ユニットケース 5 温風通路 6 冷風通路 7 ミックスチャンバ 8 温度調整用ダンパ 9 ベント開口部 10 デフロスタ開口部 11 フット開口部 12 フット吹出通路 12a 下端部 13 足元吹出口 14 吹出モード切替ダンパ 15 連通路 16 排水ダクト 17 凝縮水タンク 18 後席用空調ダクト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内前方側で車両幅方向の略中央位置
    に配置された空調ユニットを備え、この空調ユニットに
    空気を送風する送風ユニットが車両の助手席側にオフセ
    ットして配置された自動車用空気調和装置において、 前記空調ユニット内に略垂直に配置され、送風ユニット
    からの空気を冷却するための冷却用熱交換器と、 この冷却用熱交換器の車両後方側に垂直もしくは傾けて
    配置され、前記冷却用熱交換器を通過した空気を加熱す
    るための加熱用熱交換器と、 前記冷却用熱交換器及び前記加熱用熱交換器を収容する
    ユニットケースと、 前記冷却用熱交換器の車両前方側に配置され、送風ユニ
    ットからの空気を受入れて前記冷却用熱交換器に供給す
    るための空気受入口と、 前記加熱用熱交換器をバイパスして空気が流れる冷風通
    路と、 前記加熱用熱交換器を通過して空気が流れる温風通路
    と、 前記冷風通路からの冷風空気と前記温風通路からの温風
    空気とをミックスして吹出空気温度を調整する温度調整
    用ダンパと、 前記冷風通路及び前記温風通路の下流に配置され、前記
    冷風通路からの冷風空気と前記温風通路からの温風空気
    とをミックスするミックスチャンバと、 前記ミックスチャンバ下流に配置されたベント開口部、
    デフロスタ開口部、及びフット開口部と、 前記ベント開口部、前記デフロスタ開口部、及び前記フ
    ット開口部を開閉する吹出モード切替ダンパと、 前記吹出モード切替ダンパにより前記フット開口部が開
    口されるフットモード時に前記ミックスチャンバ下流部
    分から前記フット開口部を通って空気が流れるフット吹
    出通路と、を備え、 前記フット吹出通路は前記ユニットケースの車両前方側
    に配置され、車両上方側から下方側に向かって空気が流
    下するように設けられ、 前記フット吹出通路の下流側に、乗員の足元へ空気を送
    る足元吹出口が配置されていることを特徴とする自動車
    用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記フット吹出通路は、前記空気受入口
    の車両前方側に配置されていることを特徴とする請求項
    1記載の自動車用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記足元吹出口は車両幅方向の左右両側
    に開口していることを特徴とする請求項1又は2記載の
    自動車用空気調和装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却用熱交換器の下端に排水ダクト
    が設けられ、前記排水ダクトは車両幅方向の左右両側に
    開口した前記足元吹出口の間を通って前記ユニットケー
    スの車両前方に延びて設けられていることを特徴とする
    請求項3記載の自動車用空気調和装置。
  5. 【請求項5】 前記フット吹出通路の下流側に、前記ユ
    ニットケースの下側を車両前方から後方に向かって延び
    る後席用空調ダクトが連通していることを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれか記載の自動車用空気調和装
    置。
  6. 【請求項6】 前記後席用空調ダクトは、前記ユニット
    ケースと別体で形成され、前記フット吹出通路の下流に
    接続されていることを特徴とする請求項5記載の自動車
    用空気調和装置。
  7. 【請求項7】 前記フット吹出通路は前記ユニットケー
    スと一体成形されていることを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれか記載の自動車用空気調和装置。
  8. 【請求項8】 前記空気受入口の上下幅は前記冷却用熱
    交換器の上下幅よりも小さく、前記空気受入口の下端部
    は前記冷却用熱交換器の下端部よりも上方に位置し、前
    記空気受入口の下端部の下方でかつ前記冷却用熱交換器
    の車両前方側の空間に、前記フット吹出通路が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか記
    載の自動車用空気調和装置。
JP2001108604A 2001-04-06 2001-04-06 自動車用空気調和装置 Expired - Fee Related JP4551585B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001108604A JP4551585B2 (ja) 2001-04-06 2001-04-06 自動車用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001108604A JP4551585B2 (ja) 2001-04-06 2001-04-06 自動車用空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002301924A true JP2002301924A (ja) 2002-10-15
JP4551585B2 JP4551585B2 (ja) 2010-09-29

Family

ID=18960709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001108604A Expired - Fee Related JP4551585B2 (ja) 2001-04-06 2001-04-06 自動車用空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4551585B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7845391B2 (en) 2004-01-15 2010-12-07 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Air-conditioning unit and vehicle air-conditioning apparatus
JP2012240677A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Visteon Global Technologies Inc フットウェル出口付きhvac装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10297250A (ja) * 1997-04-25 1998-11-10 Calsonic Corp 自動車用空気調和装置
JPH11198642A (ja) * 1998-01-14 1999-07-27 Zexel:Kk 自動車用空気調和装置のエアコンユニット
JP2001055037A (ja) * 1999-08-17 2001-02-27 Denso Corp 車両用空調装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10297250A (ja) * 1997-04-25 1998-11-10 Calsonic Corp 自動車用空気調和装置
JPH11198642A (ja) * 1998-01-14 1999-07-27 Zexel:Kk 自動車用空気調和装置のエアコンユニット
JP2001055037A (ja) * 1999-08-17 2001-02-27 Denso Corp 車両用空調装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7845391B2 (en) 2004-01-15 2010-12-07 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Air-conditioning unit and vehicle air-conditioning apparatus
JP2012240677A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Visteon Global Technologies Inc フットウェル出口付きhvac装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4551585B2 (ja) 2010-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4196492B2 (ja) 車両用空調装置
US20100167635A1 (en) Air conditioner for vehicle
JPH10138735A (ja) 自動車用暖房又は空調装置
US20010004015A1 (en) Heating or air-conditioning unit for a motor vehicle
JP4016496B2 (ja) 車両用空調装置
JP2003002035A (ja) 自動車の空調装置
JP2006036032A (ja) 自動車用空調装置
JPH09267620A (ja) 自動車用空調装置
JP3982097B2 (ja) 車両用空調装置
JP2005225448A (ja) 自動車用空調装置
JP2010023640A (ja) 車両用空調装置
JP2007186066A (ja) 車両用空調装置
JP2007131137A (ja) 自動車用空調装置
JP2002301924A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH0154204B2 (ja)
JPH1035251A (ja) 車両用空調装置
JP3931488B2 (ja) 車両用空調装置
JPH0218242B2 (ja)
JP4045680B2 (ja) 車両用空調装置
JP4453210B2 (ja) 車両用空調装置
JP2004114889A (ja) 自動車用空調装置
JP2005225445A (ja) 自動車用空調装置
JP2004256048A (ja) 車両用空調装置
JP2001219729A (ja) 車両用空調装置
JP3757490B2 (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees