JP2002301328A - フィルタパックの製造方法 - Google Patents

フィルタパックの製造方法

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JP2002301328A
JP2002301328A JP2001107764A JP2001107764A JP2002301328A JP 2002301328 A JP2002301328 A JP 2002301328A JP 2001107764 A JP2001107764 A JP 2001107764A JP 2001107764 A JP2001107764 A JP 2001107764A JP 2002301328 A JP2002301328 A JP 2002301328A
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filter medium
manufacturing
air
pack
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Osamu Tanaka
修 田中
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタパックの外観を向上させるととも
に、フィルタ濾材の圧力損失の上昇、捕集効率の低下、
風速分布の悪化等を抑えることにある。 【解決手段】 このフィルタパック1の製造方法は、波
型形状に加工されたフィルタ濾材3と、フィルタ濾材3
の表面に設けられるスペーサ5とを備えたフィルタパッ
ク1を製造するための方法であって、第1工程と、第2
工程と、第3工程と、第4工程とを備えている。第1工
程では、シート状のフィルタ濾材を交互に折り返して波
型の折り目を形成する。第2工程では、第1工程を経た
フィルタ濾材3をシート状に広げる。第3工程では、第
2工程を経たフィルタ濾材3にスペーサ5を塗布する。
第4工程では、第3工程を経たフィルタ濾材3を、1対
の板状ブレード11,13で挟み込むことにより折り目
を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタパックの
製造方法、特に、波型形状に加工されたフィルタ濾材
と、フィルタ濾材の表面に設けられるスペーサとを備え
たフィルタパックを製造するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】空気清浄のために使用されるエアフィル
タユニットとして、空気中の浮遊微粒子を捕集するため
のフィルタ濾材と、フィルタ濾材の外周部を保持するた
めのフレームとを備えたものがある。フィルタ濾材は、
通常、交互に折り返されて波型形状に加工(プリーツ加
工)されるとともに表面にスペーサが設けられた状態
(この状態のフィルタ濾材をフィルタパックという)で
フレームに保持される。
【0003】このエアフィルタユニットの製造工程は、
一般に、シート状のフィルタ濾材からフィルタパックを
製造する工程と、得られたフィルタパックをフレームに
保持させる工程とからなる。そして、フィルタパックの
製造工程は、シート状のフィルタ濾材をプリーツ加工す
る工程と、折り畳まれたフィルタ濾材に熱を加えて折り
癖を付ける工程と、折り癖が付けられたフィルタ濾材を
シート状に展開する工程と、展開されたフィルタ濾材に
スペーサを塗布する工程と、スペーサが塗布されたフィ
ルタ濾材を再度プリーツ加工する工程とを備えている。
【0004】このうち、フィルタ濾材を再度プリーツす
る工程では、図7にすように、スペーサが塗布されたフ
ィルタ濾材63の先端部63aを錘69で固定した状態
で、2つのニップローラ65,67でフィルタ濾材63
を錘69側に送ること(ロール立ち上げ式)により、フ
ィルタ濾材63の折り目が再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなロール立ち
上げ式によりフィルタ濾材63の折り目を再生させた場
合、ローラ65,67の間から搬送されるフィルタ濾材
63は、図8に示すように、隣接する2つの折り目の間
の部分が三日月状に湾曲し、水平方向に隣接する折り返
し部分の間隔(プリーツ間隔)Pが均一でなくなる。こ
の結果、以下のような問題が生じる。
【0006】第1に、圧力損失が上昇することが挙げら
れる。圧力損失は、空気がフィルタ濾材を透過するとき
の圧力損失と、空気がフィルタ濾材の隣接する折り返し
部分の間を通過するときの構造抵抗との和である。上述
のようにプリーツ間隔が不均一な場合、プリーツ間隔が
狭い部分では空気が流れにくくなり、プリーツ間隔が広
い部分に空気が集中するようになる。この結果、プリー
ツ間隔が広い部分は構造抵抗が増して圧力損失が上昇す
る。また、空気が集中する部分ではフィルタ濾材を透過
する空気の風速が大きくなり、これによっても圧力損失
が上昇する。
【0007】第2に、フィルタパックの空気を受ける側
の面における風速分布が悪化し、空気が層流とならない
ことが挙げられる。プリーツ間隔が不均一な場合、プリ
ーツ間隔が狭い部分ではフィルタ濾材を透過する風速が
小さく、プリーツ間隔が広い部分では大きくなる。この
ため、フィルタ濾材を透過する空気は層流とならず乱流
となる。このような現象は、特に、以下のような状況で
問題となる。
【0008】例えば、半導体工業で採用されるスーパー
クリーンルーム等の高度の清浄度が要求される空間で
は、HEPA(High Efficiency Particle Air)フィル
タ、ULPA(Ultra Low Penetration Air)フィルタ
等の高度の捕集機能を有するフィルタが用いられている
が、特に、ULPAフィルタでは、フィルタ濾材を透過
する空気は層流であることが望まれている。
【0009】この理由は、フィルタ濾材を透過する空気
が乱流である場合、空気がフィルタ濾材を透過すること
によりフィルタ濾材近傍で渦が発生し、これにより、空
気中の浮遊微粒子(パーティクル)が滞留して粒子汚染
が生じるからである。
【0010】したがって、特に、高捕集型フィルタで
は、上述のようにプリーツ間隔が不均一であることは好
ましくない。第3に、捕集効率が低下することが挙げら
れる。
【0011】捕集効率は、一般に、フィルタ濾材を透過
する空気の風速が大きくなると低下する。また、前述の
ように、プリーツ間隔が広い部分ではフィルタ濾材を透
過する空気の風速が大きくなる。したがって、この部分
におけるフィルタ濾材の捕集効率は低下し、エアフィル
タユニット全体としての捕集効率も低下する。
【0012】第4に、エアフィルタユニットの外観が悪
くなることが挙げられる。前述のように、ロール立ち上
げ式によりフィルタ濾材の波型形状を再生した場合は、
隣接する折り目の間の部分が三日月状に湾曲したり、プ
リーツ間隔が大きくなったりする等して、フィルタパッ
クの外観に悪影響を与える。このようなフィルタパック
は、製品納入時等におけるユーザの印象を悪くし、商品
価値を下げることとなる。
【0013】また、以上の問題点は、特に、以下のよう
な場合に顕著である。従来のフィルタ濾材として、ポリ
テトラフルオロエチレン(以下、PTFE)からなる多
孔膜等を用いたものがあるが、PTFE多孔膜は、非常
に細かい繊維構造を有し、高い捕集効率を有しているた
め、上述のHEPA、ULPAフィルタとしての利用に
適している。
【0014】しかし、従来のロール立ち上げ式により波
型形状を再生する方法では、上述のようにフィルタ濾材
の捕集効率の低下、圧力損失の上昇等が生じるため、こ
のようなPTFE多孔膜を利用したフィルタ濾材では、
特に、その特性が損なわれることによる影響が大きくな
る。
【0015】本発明の目的は、フィルタパックの外観を
向上させるとともに、フィルタ濾材の圧力損失の上昇、
捕集効率の低下、風速分布の悪化等を抑えることにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のフィル
タパックの製造方法は、波型形状に加工されたフィルタ
濾材と、フィルタ濾材の表面に設けられるスペーサとを
備えたフィルタパックを製造するための方法であって、
第1工程と、第2工程と、第3工程と、第4工程とを備
えている。第1工程では、シート状のフィルタ濾材を交
互に折り返して波型の折り目を形成する。第2工程で
は、第1工程を経たフィルタ濾材をシート状に広げる。
第3工程では、第2工程を経たフィルタ濾材にスペーサ
を塗布する。第4工程では、第3工程を経たフィルタ濾
材を、1対の板状ブレードで挟み込むことにより折り目
を再生する。
【0017】従来は、前述のように、ロール立ち上げ式
によりフィルタ濾材の波型形状を再生していたが、フィ
ルタ濾材が三日月状に湾曲し、プリーツ間隔が不均一に
なることにより、圧力損失の上昇、捕集効率の低下、風
速分布の悪化、外観の悪化等の問題が生じていた。
【0018】そして、本発明者らは、このような点に鑑
みて研究を重ねた結果、所定の折り目が形成されたフィ
ルタ濾材を再度波型形状に加工する際に、フィルタ濾材
を1対の板状ブレードでフィルタ濾材を挟み込む方式を
採用することにより、このような問題を解決しうること
を見出した。
【0019】そこで、この製造方法では、かかる方法に
よりフィルタ濾材の波型形状を再生することとしてい
る。この製造方法によれば、フィルタ濾材の隣接する2
つの折り目の間の部分が直線状になり、プリーツ間隔が
均一になるため、外観が向上される。また、プリーツ間
隔が均一になる結果、フィルタ濾材を透過する空気の流
速が均一になり、圧力損失の上昇が抑えられ、風速分布
が改善され、捕集効率の低下が抑られる。
【0020】請求項2に記載のフィルタパックの製造方
法は、請求項1の方法において、1対の板状ブレード
は、フィルタ濾材に塗布されたスペーサを回避してフィ
ルタ濾材に当接可能である。
【0021】この製造方法では、板状ブレードとして、
例えば櫛刃形状に形成されたブレードのようにフィルタ
濾材表面のスペーサを回避してフィルタ濾材に当接しう
る形状に形成されたものが用いられる。このため、この
板状ブレードにより、表面にスペーサが設けられたフィ
ルタ濾材を挟み込んでも、スペーサと緩衝することがな
い。これにより、フィルタ濾材が、スペーサを介してブ
レードから圧接力を受ることにより、繊維構造が損傷等
してしまうのを抑えることができる。
【0022】請求項3に記載のフィルタパックの製造方
法は、請求項1または2の方法において、フィルタ濾材
は樹脂からなる。フィルタ濾材は、一般に、空気が透過
可能かつ空気中の浮遊微粒子を捕集可能な繊維構造を有
しているが、ポリプロピレン、フッ素樹脂等の樹脂製の
繊維を用いたものは、ガラス織布等の無機繊維に比べ繊
維径が小さく、微細な繊維構造を有している。
【0023】したがって、樹脂繊維を材質とするフィル
タ濾材は高い捕集効率を有し、クリーンルーム等の高い
清浄度が求められる空間での使用に適している。そこ
で、ここでは、特に、樹脂を材質とするフィルタ濾材を
対象とし、このような場合において、フィルタパックの
外観向上、圧力損失上昇の抑制等を図ることとしてい
る。
【0024】請求項4に記載のフィルタパックの製造方
法は、請求項1から3のいずれかの方法において、フィ
ルタ濾材は、PTFEからなる多孔膜と、多孔膜の両面
に熱ラミネートされる樹脂製不織布とを有している。
【0025】PTFE多孔膜は、樹脂を材質とするフィ
ルタ濾材の中でも繊維径がより細かく、微細な繊維構造
を有している。このPTFE多孔膜を利用したフィルタ
濾材は、より高い捕集機能を有し、半導体工業等で要求
される清浄度の高いクリーンルームでの使用に適してい
る。
【0026】そこで、ここでは、特に、PTFE多孔膜
と不織布とからなるフィルタ濾材において、フィルタパ
ックの外観向上、捕集効率低下の抑制等を図ることとし
ている。
【0027】請求項5に記載のフィルタパックの製造方
法は、請求項1から4のいずれかの方法において、不織
布は、芯部と鞘部とを有する芯鞘構造の繊維からなる。
PTFE多孔膜に熱ラミネートされる不織布として、繊
維の中心部(芯部)と外周部(鞘部)とが異なる材質で
構成されたものがある。ここでは、特に、このような芯
鞘構造の不織布を用いたフィルタ濾材からフィルタパッ
クを製造する場合において、フィルタパックの外観向
上、風速分布の悪化の抑制等を図ることとしている。
【0028】請求項6に記載のフィルタパックの製造方
法は、請求項1から5のいずれかの方法において、フィ
ルタ濾材は、濾材透過風速が1.4cm/秒の場合にお
ける粒子径が0.3μm以上の粒子の捕集効率が99.
97%以上でありかつ濾材透過風速が1.4cm/秒の場
合における圧力損失が50Pa以上500pa以下であ
るエアフィルタユニットに用いられる。
【0029】HEPAフィルタは、濾材透過風速が1.
4cm/秒の場合における粒子径が0.3μm以上の粒
子の捕集効率が99.97%以上でありかつ濾材透過風
速が1.4cm/秒の場合における圧力損失が50Pa以
上500pa以下の性能を有しており、清浄度の高い空
間で使用されるが、99.97%以上の捕集効率を達成
しつつ圧力損失はなるべく低いものが望まれる。
【0030】そこで、この製造方法では、フィルタ濾材
を再度波型形状にする際に1対の板状ブレードで挟み込
むことにより、構造抵抗による圧力損失の上昇を抑え
て、HEPAフィルタに好適に用いることが可能なフィ
ルタパックを得ることとしている。
【0031】請求項7に記載のフィルタパックの方法
は、請求項1から5のいずれかの方法において、フィル
タ濾材は、濾材透過風速が1.4cm/秒の場合におけ
る粒子径が0.1μm以上の粒子の捕集効率が99.9
999%以上でありかつ濾材透過風速が1.4cm/秒の
場合における圧力損失が50Pa以上500pa以下で
あるエアフィルタユニットに用いられる。
【0032】ULPAフィルタは、濾材透過風速が1.
4cm/秒の場合における粒子径が0.1μm以上の粒
子の捕集効率が99.9999%以上でありかつ濾材透
過風速が1.4cm/秒の場合における圧力損失が50P
a以上500pa以下の性能を有しており、HEPAフ
ィルタより高い清浄度が要求される空間で使用される
が、99.9999%以上の捕集効率を達成しつつ圧力
損失はなるべく低いものが望まれる。
【0033】そこで、この製造方法では、フィルタ濾材
を再度波型形状にする際に1対の板状ブレードで挟み込
むことにより、構造抵抗による圧力損失の上昇をより有
効に抑えて、ULPAフィルタに好適に用いることが可
能なフィルタパックを得ることとしている。
【0034】
【発明の実施の形態】[フィルタパック]図1に、本発
明の製造方法(後述)により製造されたフィルタパック
1を示す。フィルタパック1は、波型形状に加工された
フィルタ濾材3と、フィルタ濾材3の表面に設けられた
スペーサ5とを備えている。
【0035】フィルタ濾材3は、PTFE多孔膜と、P
TFE多孔膜の両面に熱ラミネートされた不織布とから
なる。PTFE多孔膜は、例えばPTFE未焼成体を延
伸することにより得られ、厚さが1〜60μm程度、繊
維径が0.05〜0.2μm程度の微細な繊維構造を有
している。不織布は、PTFE多孔膜の形態を安定させ
て取り扱い性を向上させるためのものであり、見付けが
15〜100g/m2程度の樹脂製のものが用いられ
る。また、不織布は、例えば芯がポリプロピレンで鞘が
ポリエチレンの芯鞘構造の複合繊維からなる。
【0036】スペーサ5は、波型形状に加工されたフィ
ルタ濾材3に形成される間隙を保持するためのものであ
り、ポリアミド等のホットメルト接着剤からなる。スペ
ーサ5は、フィルタ濾材3の幅方向に等間隔に複数箇所
に設けられている。
【0037】そして、スペーサ5が塗布されたフィルタ
濾材3は、後述する製造方法により、プリーツ加工が施
され波型形状に形成される。このように構成されたフィ
ルタパック1は、例えばアルミニウム製のフレームと一
体に組み立てられてエアフィルタユニットとなり、クリ
ーンルーム、半導体製造装置等に設置して使用される。
このエアフィルタユニットは、HEPAフィルタとして
使用可能な、濾材透過風速が1.4cm/秒の場合にお
ける粒子径が0.3μm以上の粒子の捕集効率が99.
97%以上でありかつ濾材透過風速が1.4cm/秒の場
合における圧力損失が50Pa以上500pa以下、或
いは、ULPAフィルタとして使用可能な、濾材透過風
速が1.4cm/秒の場合における粒子径が0.1μm
以上の粒子の捕集効率が99.9999%以上でありか
つ濾材透過風速が1.4cm/秒の場合における圧力損失
が50Pa以上500pa以下であるのが好ましい。
【0038】[フィルタパックの製造方法]この製造方
法は、フィルタパック1を製造するための方法であり、
折り目形成工程と、熱固定工程と、展開工程と、スペー
サ塗布工程と、再折り畳み工程とを備えている。
【0039】折り目形成工程では、シート状のフィルタ
濾材3をレシプロ折り機で交互に折り畳むことにより、
フィルタ濾材3に波型の折り目をつける。ここで用いら
れるレシプロ折り機は、フィルタ濾材3の幅方向に延び
る2つのブレードを有しており、両ブレードでフィルタ
濾材3を挟み込む動作を繰り返すことにより、シート状
に延びるフィルタ濾材3を連続的に波型形状に折り畳む
ことができる。
【0040】熱固定工程では、プリーツ加工されたフィ
ルタ濾材3に熱を加えて折り癖を付ける。具体的には、
レシプロ折り機の後方(フィルタ濾材3の搬送方向下流
側)に配置されたヒータにより加熱を行う。
【0041】展開工程では、波型の折り癖が付けられた
フィルタ濾材3を、表面にスペーサ5を塗布するため
に、一旦シート状に展開する。具体的には、フィルタ濾
材3を複数のロール対の間を搬送させることで、シート
状に展開する。
【0042】スペーサ塗布工程では、シート状に展開さ
れたフィルタ濾材3に対しスペーサ5を塗布する。スペ
ーサ5は、フィルタ濾材3の幅方向に所定間隔ごとに並
べられたノズルからフィルタ濾材3上に溶融状態で吐出
され、これにより、フィルタ濾材3表面に搬送方向に延
びる複数のスペーサ5が形成される。
【0043】再折り畳み工程では、スペーサ5が塗布さ
れたフィルタ濾材3に対し、図2に示すように、レシプ
ロ折り機により再度プリーツ加工を施してフィルタ濾材
3の折り目を再生する。ここで用いられるレシプロ折り
機は、上述のレシプロ折り機と同様、フィルタ濾材3の
幅方向に延びるブレード11,13を有しているが、こ
こでは、各ブレード11,13は櫛刃形状に形成されて
おり、フィルタ濾材3を挟み込んだときにスペーサ5と
緩衝しないようになっている。
【0044】ここで、レシプロ折り機によるプリーツ加
工の際のブレード11,13の動作を簡単に説明する。
図3に、ブレード11,13の動きを模式的に示す。な
お、図3において左方から右方への方向が搬送方向であ
る。
【0045】図3(a)に、ブレード11の下流側の面
11bとブレード13の上流側の面13aとの間にフィ
ルタ濾材3の折り目3aとこの折り目3aの上流側に隣
接する折り目3bとの間の部分を狭持した状態を示す。
【0046】まず、図3(a)に示す状態から、ブレー
ド13がブレード11の上流側に抜き出される(図3
(b))。すると、ブレード13の下流側の面13bと
ブレード11の上流側の面11aとの間に、フィルタ濾
材3の折り目3bとこの折り目3bの上流側に隣接する
折り目3cとの間の部分が狭持され、フィルタ濾材3及
びブレード11が下流側に押圧される(図3(c))。
【0047】次に、ブレード11がブレード13の上流
側に抜き出される(図3(d))。すると、ブレード1
1の下流側の面11bとブレード13の上流側の面13
aとの間に、フィルタ濾材3の折り目3cとこの折り目
3cの上流側に隣接する折り目3dとの間の部分が狭持
され、フィルタ濾材3及びブレード13が下流側に押圧
される(図3(e))。
【0048】そして、これらの動作が繰り返されること
により、シート状のフィルタ濾材3が先端部から順次、
交互に折り返されて所定の波型形状のフィルタパック1
が得られる。
【0049】このようなフィルタパック1の製造方法に
よれば、フィルタ濾材3の隣接する2つ折り目の間の部
分が湾曲せず、綺麗な折り目が再生されるとともに、折
り目形成位置が安定するためプリーツ間隔が均等なフィ
ルタパック1が得られる。
【0050】そして、このようにして得られたフィルタ
パック1では、空気が均等に流れるようになり、従来の
ように空気の流れが局部的に集中することがないため、
圧力損失の上昇が抑えられる。
【0051】また、このフィルタパック1は、空気がフ
ィルタ濾材3を透過する際の風速にばらつきが生じない
ため、透過する空気が乱流になるのを抑えることがで
き、HEPA、ULPAフィルタ等の高性能のエアフィ
ルタユニットとしての使用にも適したものとなる。
【0052】さらに、プリーツ間隔が均一であることに
より、空気の流れが局部的に大きくなることがなく、こ
れにより捕集効率が低下するのを抑えることができる。
また、隣接する2つの折り目の間の部分が概ね直線状に
延びた形状になるとともに、プリーツ間隔が均一になる
ため、フィルタパックの外観が向上され、商品価値の低
下を抑えることができる。
【0053】
【実施例】以下に、実施例を示し、本発明をより具体的
に説明する。 <フィルタ濾材の圧力損失(Pa)>PTFE多孔膜及
びフィルタ濾材の測定サンプルを直径100mmのフィ
ルタホルダーにセットし、コンプレッサーで入口側を加
圧し、流量計で空気の透過する流量を5.3cm/秒に
調整した。そして、このときの圧力損失をマノメーター
で測定した。
【0054】<フィルタ濾材の捕集効率(%)>PTF
E多孔膜及びフィルタ濾材の測定サンプルを直径100
mmのフィルタホルダーにセットし、コンプレッサーで
入口側を加圧し、流量計で空気の透過する流量を5.3
cm/秒に調整した。この状態で上流側から粒子径0.
1〜0.12μmの多分散DOPを粒子濃度108個/3
00mlで流し、下流側に設置したパーティクルカウン
ター(PMS LAS−X−CRT PARTICLE
MEASURING SYSTEM INC.(PM
S)社製、以下同じ)によって、粒子径0.10〜0.1
2μmDOPの透過粒子数を求め、上流の粒子濃度をC
i、下流粒子濃度をCoとして下記式により測定サンプ
ルの捕集効率を計算した。 [数1] 捕集効率(%)=(1−Co/Ci)×100 捕集効率が非常に高いフィルタ濾材については、吸引時
間を長くし、サンプリング空気量を多くして測定を行っ
た。例えば、吸引時間を10倍にすると、下流側のカウ
ント粒子数が10倍に上がり、測定感度が10倍になっ
た。
【0055】<エアフィルタユニットの圧力損失(P
a)>図4に示す装置を用い、エアフィルタユニットを
装着後、フィルタ濾材を透過する風速が1.4cm/秒
になるように調整し、その時のエアフィルタユニット前
後の圧力損失をマノメーターで測定した。
【0056】<エアフィルタユニットの捕集効率(%)
>図4に示す装置を用い、エアフィルタユニットを装着
後、フィルタ濾材を透過する風速が1.4cm/秒になる
ように調整し、この状態で上流側に粒子径が0.1〜0.
12μmのDOP粒子を濃度1×109/ft3で流し、
下流側の粒子径0.1〜0.12μmの粒子数をパーティ
クルカウンターで測定し、上流の粒子濃度をCi、下流
粒子濃度をCoとして下記式により測定サンプルの捕集
効率を計算した。 [数1] 捕集効率(%)=(1−Co/Ci)×100 なお、図4において、31は送風機、32,32'はHE
PAフィルタ、33は試験用粒子導入管、34,34'は
整流板、35は上流側試験用粒子採取管、36は静圧測
定孔、37は供試フィルタユニット、38は下流側試験
用粒子採取管、39は層流型流量計をそれぞれ示す。
【0057】<PTFEフィルタ濾材の製造>まず、数
平均分子量620万のPTFEファインパウダー(ダイ
キン工業株式会社製「ポリフロンファインパウダーF−
104U」)100重量部に、押出助剤として炭化水素
油(エッソ石油株式会社製「アイソパー」)25重量部
を加えて混合した。
【0058】次に、この混合物をペースト押出により丸
棒状に成形した。そして、この丸棒状成形体を70℃に
加熱したカレンダーロールによりフィルム状に成形し、
PTFEフィルムを得た。このフィルムを250℃の熱
風乾燥炉に通して押出助剤を蒸発除去し、平均厚み20
0μm、平均幅150mmの未焼成フィルムを得た。
【0059】次に、この未焼成PTFEフィルムを、図
5に示す装置を用いて長手方向に延伸倍率5倍で延伸し
た。未焼成フィルムはロール41にセットし、延伸した
フィルムは巻き取りロール42に巻き取った。また、延
伸温度は250℃で行った。なお、図5において、43
〜45はロール、46,47はヒートロール、48〜5
2はロールをそれぞれ示す。
【0060】次に、得られた長手方向延伸フィルムを、
連続クリップで挟むことのできる図6の左半分に示す装
置(テンター)を用いて幅方向に延伸倍率30倍で延伸
し、熱固定を行った。このときの延伸温度は290℃、
熱固定温度は360℃、また延伸速度は330%/秒で
あった。
【0061】上記のPTFE多孔膜の両面に、下記の不
織布A,Bを用いて、図6の右半分に示す装置によって
熱融着することにより、フィルタ濾材を得た。 不織布A:ユニチカ株式会社製「エルベスS0403W
DO」PET/PE芯/鞘不織布、目付40g/m2 不織布B:ユニチカ株式会社製「エルベスT0403W
DO」PET/PE芯/鞘不織布、目付40g/m2 なお、図6において、54は巻出しロール、55は予熱
ゾーン、56は延伸ゾーン、57は熱固定ゾーン、59
はラミネートロール、61は巻取ロールをそれぞれ示
す。
【0062】このときの濾材の性能を表1に示す。
【0063】
【表1】 <実施例>上記PTFEフィルタ濾材を、レシプロ折り
機で高さが5.5cmになるようプリーツ加工し、プリ
ーツ後90℃の温度をかけて折り癖をつけた。この後、
プリーツされたフィルタ濾材を一旦開き(展開)、ポリ
アミドホットメルト樹脂製のスペーサを塗布し、レシプ
ロ立ち上げ機で再度プリーツ状に立ち上げ、大きさ58
cm×58cmに切断して、エアフィルタパックを得
た。このときのプリーツ間隔は3.125mm/プリー
ツであった。次に、外寸61cm×61cm、内寸58
cm×58cm、厚さ6.5cmのアルマイト加工アル
ミニウム製枠を用意し、この枠内にプリーツ加工された
エアフィルタパックを入れ、ウレタン接着剤でエアフィ
ルタパック周囲とアルミニウム枠とをシールしてエアフ
ィルタユニットを作製した。
【0064】<比較例>再度プリーツ状に立ち上げると
きにロール立ち上げ機を用いた以外は、実施例1と同様
にエアフィルタユニットを作製した。
【0065】実施例1及び比較例のエアフィルタユニッ
トの性能を表2に示す。
【0066】
【表2】 表2から、再立ち上げをレシプロ式で行うと、圧力損失
の上昇や、捕集効率の低下を防ぐことができることが分
かる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、フィルタパック製造時
に再度プリーツ加工を行う場合に、フィルタ濾材の隣接
する折り目の間の部分が湾曲するのが抑えられ、プリー
ツ間隔が均一なフィルタパックが得られる。そして、こ
のフィルタパックによれば、フィルタパックを透過する
空気の風速が均一になり、圧力損失の上昇、捕集効率の
低下、風速分布の悪化を抑えることができ、また、外観
も向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法により製造されたフィルタパ
ックの斜視図。
【図2】レシプロ折り機によるプリーツ加工の様子を示
す模式図。
【図3】フィルタ濾材の折り目をレシプロ式で再生させ
る工程を示す模式図。
【図4】エアフィルタユニットの圧力損失の測定装置を
示す模式図。
【図5】PTFEフィルムの長手方向への延伸に用いる
装置を示す模式図。
【図6】PTFEフィルムの幅方向への延伸に用いる装
置(左半分)と、PTFEフィルムに不織布をラミネー
トする装置(右半分)とを示す模式図。
【図7】ロール立ち上げ機を示す模式図。
【図8】ロール立ち上げ機により立ち上げられたフィル
タ濾材を示す模式図。
【符号の説明】
3 フィルタ濾材 5 スペーサ 1 フィルタパック 11,13 ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D019 AA01 BA13 BB03 BB10 CA02 CB04 4D058 JA13 JB14 JB25 JB39 SA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波型形状に加工されたフィルタ濾材と、前
    記フィルタ濾材の表面に設けられるスペーサとを備えた
    フィルタパックを製造するための方法であって、 シート状の前記フィルタ濾材を交互に折り返して波型の
    折り目を形成する第1工程と、 前記第1工程を経た前記フィルタ濾材をシート状に広げ
    る第2工程と、 前記第2工程を経た前記フィルタ濾材に前記スペーサを
    塗布する第3工程と、 前記第3工程を経た前記フィルタ濾材を1対の板状ブレ
    ードで挟み込むことにより、前記フィルタ濾材の折り目
    を再生する第4工程と、を備えたフィルタパックの製造
    方法。
  2. 【請求項2】前記1対の板状ブレードは、前記フィルタ
    濾材に塗布されたスペーサを回避して前記フィルタ濾材
    に当接可能である、請求項1に記載のフィルタパックの
    製造方法。
  3. 【請求項3】前記フィルタ濾材は樹脂からなる、請求項
    1または2に記載のフィルタパックの製造方法。
  4. 【請求項4】前記フィルタ濾材は、ポリテトラフルオロ
    エチレンからなる多孔膜と、前記多孔膜の両面に熱ラミ
    ネートされる樹脂製不織布とを有している、請求項1か
    ら3のいずれかに記載のフィルタパックの製造方法。
  5. 【請求項5】前記不織布は、芯部と鞘部とを有する芯鞘
    構造の繊維からなる、請求項4に記載のフィルタパック
    の製造方法。
  6. 【請求項6】前記フィルタ濾材は、濾材透過風速が1.
    4cm/秒の場合における粒子径が0.3μm以上の粒
    子の捕集効率が99.97%以上でありかつ濾材透過風
    速が1.4cm/秒の場合における圧力損失が50Pa以
    上500pa以下であるエアフィルタユニットに用いら
    れる、請求項1から5のいずれかに記載のフィルタパッ
    クの製造方法。
  7. 【請求項7】前記フィルタ濾材は、濾材透過風速が1.
    4cm/秒の場合における粒子径が0.1μm以上の粒
    子の捕集効率が99.9999%以上でありかつ濾材透
    過風速が1.4cm/秒の場合における圧力損失が50P
    a以上500pa以下であるエアフィルタユニットに用
    いられる、請求項1から5のいずれかに記載の製造方
    法。
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