JP2002346319A - タービン用吸気フィルタ濾材 - Google Patents
タービン用吸気フィルタ濾材Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D71/00—Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
- B01D71/06—Organic material
- B01D71/30—Polyalkenyl halides
- B01D71/32—Polyalkenyl halides containing fluorine atoms
- B01D71/36—Polytetrafluoroethene
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D39/00—Filtering material for liquid or gaseous fluids
- B01D39/14—Other self-supporting filtering material ; Other filtering material
- B01D39/16—Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres
- B01D39/1607—Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being fibrous
- B01D39/1623—Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being fibrous of synthetic origin
- B01D39/163—Other self-supporting filtering material ; Other filtering material of organic material, e.g. synthetic fibres the material being fibrous of synthetic origin sintered or bonded
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- B01D39/1692—Other shaped material, e.g. perforated or porous sheets
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タービン内への汚染がなく、粒子捕集効率が
高く、圧力損失が低く、洗浄によって性能の劣化を抑制
しながら再生できるタービン用吸気フィルタ濾材を提供
する。 【解決手段】 ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜と
通気性支持材とを含み、圧力損失が100Pa以上30
0Pa以下、PF値が15以上であるタービン用吸気フ
ィルタ濾材とする。ポリテトラフルオロエチレン多孔質
膜の圧力損失は70Pa以上250Pa以下、PF値は
18以上とするとよい。
高く、圧力損失が低く、洗浄によって性能の劣化を抑制
しながら再生できるタービン用吸気フィルタ濾材を提供
する。 【解決手段】 ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜と
通気性支持材とを含み、圧力損失が100Pa以上30
0Pa以下、PF値が15以上であるタービン用吸気フ
ィルタ濾材とする。ポリテトラフルオロエチレン多孔質
膜の圧力損失は70Pa以上250Pa以下、PF値は
18以上とするとよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電所などに設置
されるガスタービンや蒸気タービンなどの吸気側に使用
される空気および気体中の浮遊粒子の捕集に適したフィ
ルタ濾材に関するものである。
されるガスタービンや蒸気タービンなどの吸気側に使用
される空気および気体中の浮遊粒子の捕集に適したフィ
ルタ濾材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスタービンの吸気側に使用され
るフィルタ濾材としては、ガラス繊維にバインダーを加
えて抄紙したものやポリプロピレン(PP)繊維からな
る不織布をエレクトレット化したものが用いられてき
た。このような濾材にはいくつかの問題がある。例え
ば、ガラス繊維濾材については、濾材中には付着小繊維
が存在し、また折曲げ加工時に自己発塵する。これらの
ガラス繊維がフィルタから脱落してタービン内に入り、
ファンに付着する。微小粒子がタービン内に入り込むと
ガスタービンの熱効率が下がるため、自己発塵がなく、
より粒子捕集性能の高い吸気用フィルタ濾材が求められ
ている。その一方、燃焼に必要な空気をタービンに取り
込むための動力コストを低減させるには、吸気用フィル
タの圧力損失を低下させる必要もある。しかし、ガラス
繊維を用いたフィルタ濾材は、粒子捕集効率と圧力損失
とのバランスを示す尺度であるPF(Performance of F
ilter)値が低いため、燃焼効率の向上と動力コストの
低減とを両立させることは難しいという問題がある。
るフィルタ濾材としては、ガラス繊維にバインダーを加
えて抄紙したものやポリプロピレン(PP)繊維からな
る不織布をエレクトレット化したものが用いられてき
た。このような濾材にはいくつかの問題がある。例え
ば、ガラス繊維濾材については、濾材中には付着小繊維
が存在し、また折曲げ加工時に自己発塵する。これらの
ガラス繊維がフィルタから脱落してタービン内に入り、
ファンに付着する。微小粒子がタービン内に入り込むと
ガスタービンの熱効率が下がるため、自己発塵がなく、
より粒子捕集性能の高い吸気用フィルタ濾材が求められ
ている。その一方、燃焼に必要な空気をタービンに取り
込むための動力コストを低減させるには、吸気用フィル
タの圧力損失を低下させる必要もある。しかし、ガラス
繊維を用いたフィルタ濾材は、粒子捕集効率と圧力損失
とのバランスを示す尺度であるPF(Performance of F
ilter)値が低いため、燃焼効率の向上と動力コストの
低減とを両立させることは難しいという問題がある。
【0003】フィルタ濾材は、捕集した塵挨により目詰
まりを起こすため、ガスタービンの運転に伴って圧力損
失は上昇する。目詰まりを起こしたフィルタ濾材の再生
には、水などを用いた洗浄が有効である。しかし、PP
繊維をエレクトレット化したフィルタ濾材は、耐水性に
劣るため、洗浄を行うと性能が大幅に低下するという問
題がある。
まりを起こすため、ガスタービンの運転に伴って圧力損
失は上昇する。目詰まりを起こしたフィルタ濾材の再生
には、水などを用いた洗浄が有効である。しかし、PP
繊維をエレクトレット化したフィルタ濾材は、耐水性に
劣るため、洗浄を行うと性能が大幅に低下するという問
題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、タ
ービン内への汚染がなく、粒子捕集効率が高く、圧力損
失が低く、洗浄によって性能の劣化を抑制しながら再生
できるタービン用吸気フィルタ濾材を提供することを目
的とする。
ービン内への汚染がなく、粒子捕集効率が高く、圧力損
失が低く、洗浄によって性能の劣化を抑制しながら再生
できるタービン用吸気フィルタ濾材を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のタービン用吸気フィルタ濾材は、ポリテト
ラフルオロエチレン(以下「PTFE」と略す)多孔質
膜と通気性支持材とを含み、圧力損失が100Pa以上
300Pa以下であり、PF値が15以上であることを
特徴とする。
に、本発明のタービン用吸気フィルタ濾材は、ポリテト
ラフルオロエチレン(以下「PTFE」と略す)多孔質
膜と通気性支持材とを含み、圧力損失が100Pa以上
300Pa以下であり、PF値が15以上であることを
特徴とする。
【0006】ここで、PF値は、下記式(1)により定
まる数値である。 PF値={−log(1−E/100)/L}×100 (1)
まる数値である。 PF値={−log(1−E/100)/L}×100 (1)
【0007】式(1)において、Lは圧力損失[mmH
2O]を示し、Eは捕集効率[%]を示す。圧力損失L
は、線速5.3cm/秒における数値を採用し、捕集効
率は、粒径0.1μm〜0.2μmの粒子についての数
値を採用するものとする。
2O]を示し、Eは捕集効率[%]を示す。圧力損失L
は、線速5.3cm/秒における数値を採用し、捕集効
率は、粒径0.1μm〜0.2μmの粒子についての数
値を採用するものとする。
【0008】本発明の濾材には、圧力損失が70Pa以
上250Pa以下であり、PF値が18以上のPTFE
多孔質膜を用いることが好ましい。
上250Pa以下であり、PF値が18以上のPTFE
多孔質膜を用いることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について説明する。図1は、本発明の濾材の一例を示す
断面図である。PTFE多孔質膜1の上下に一対の通気
性支持材2が配置されている。
について説明する。図1は、本発明の濾材の一例を示す
断面図である。PTFE多孔質膜1の上下に一対の通気
性支持材2が配置されている。
【0010】通気性支持材2は、補強材としての機能を
有すれば、材質、構造、形態のいずれにも特に限定はな
いが、PTFE多孔質膜より通気性に優れた材料、例え
ば、フェルト、不織布、織布、メッシュ(網目状シー
ト)、その他の多孔質材料を用いることができる。ただ
し、強度、捕集性、柔軟性、作業性の点からは不織布が
好ましい。不織布として、これを構成する一部または全
部の繊維が芯鞘構造を有し、芯成分が鞘成分よりも融点
が高い複合繊維を用いてもよい。なお、通気性支持材の
材料としては、例えば、ポリオレフィン(ポリエチレン
(PE)、ポリプロピレン(PP)など)、ポリアミ
ド、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PE
T)など)、芳香族ポリアミドまたはこれらの複合材な
どを用いることができる。
有すれば、材質、構造、形態のいずれにも特に限定はな
いが、PTFE多孔質膜より通気性に優れた材料、例え
ば、フェルト、不織布、織布、メッシュ(網目状シー
ト)、その他の多孔質材料を用いることができる。ただ
し、強度、捕集性、柔軟性、作業性の点からは不織布が
好ましい。不織布として、これを構成する一部または全
部の繊維が芯鞘構造を有し、芯成分が鞘成分よりも融点
が高い複合繊維を用いてもよい。なお、通気性支持材の
材料としては、例えば、ポリオレフィン(ポリエチレン
(PE)、ポリプロピレン(PP)など)、ポリアミ
ド、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PE
T)など)、芳香族ポリアミドまたはこれらの複合材な
どを用いることができる。
【0011】PTFE多孔質膜1は、それ自体が撥水性
を有するため、洗浄による再生に適している。PTFE
多孔質膜を製造する方法を以下に説明する。まず、PT
FEファインパウダーに液状潤滑剤を加えたぺースト状
の混和物を予備成形する。PTFEファインパウダーに
は特に制限はなく、市販の製品を使用すればよい。液状
潤滑剤は、PTFEファインパウダーの表面を濡らすこ
とができて、抽出や加熱により除去できるものであれば
よく、例えば、流動パラフィン、ナフサ、ホワイトオイ
ルなどの炭化水素を使用すればよい。液状潤滑剤の添加
量は、PTFEファインパウダー100重量部に対して
5〜50重量部程度が適当である。上記予備成形は、液
状潤滑剤が絞り出されない程度の圧力で行う。
を有するため、洗浄による再生に適している。PTFE
多孔質膜を製造する方法を以下に説明する。まず、PT
FEファインパウダーに液状潤滑剤を加えたぺースト状
の混和物を予備成形する。PTFEファインパウダーに
は特に制限はなく、市販の製品を使用すればよい。液状
潤滑剤は、PTFEファインパウダーの表面を濡らすこ
とができて、抽出や加熱により除去できるものであれば
よく、例えば、流動パラフィン、ナフサ、ホワイトオイ
ルなどの炭化水素を使用すればよい。液状潤滑剤の添加
量は、PTFEファインパウダー100重量部に対して
5〜50重量部程度が適当である。上記予備成形は、液
状潤滑剤が絞り出されない程度の圧力で行う。
【0012】次に、予備成形体を、ぺ一スト押出や圧延
によってシート状に成形する。さらに、このPTFE成
形体を少なくとも1軸方向に延伸して多孔化する。な
お、PTFE成形体の延伸は、液状潤滑剤を除去してか
ら行うことが好ましい。この液状潤滑剤の除去は、加熱
法または抽出法によって行うとよい。
によってシート状に成形する。さらに、このPTFE成
形体を少なくとも1軸方向に延伸して多孔化する。な
お、PTFE成形体の延伸は、液状潤滑剤を除去してか
ら行うことが好ましい。この液状潤滑剤の除去は、加熱
法または抽出法によって行うとよい。
【0013】シート状成形体の長手方向の延伸時におけ
る延伸倍率は、大きいほうが多孔質膜のフィブリル化が
促進されるが、延伸性の点で8〜30倍が適当である。
延伸時の温度は、通常、150〜327℃とするとよ
い。2軸延伸する場合は、長手方向の延伸倍率、温度を
上記範囲とするとともに、横方向の延伸倍率、温度を、
それぞれ、4〜40倍、25〜150℃とするとよい。
る延伸倍率は、大きいほうが多孔質膜のフィブリル化が
促進されるが、延伸性の点で8〜30倍が適当である。
延伸時の温度は、通常、150〜327℃とするとよ
い。2軸延伸する場合は、長手方向の延伸倍率、温度を
上記範囲とするとともに、横方向の延伸倍率、温度を、
それぞれ、4〜40倍、25〜150℃とするとよい。
【0014】延伸したPTFE多孔質膜は、未焼成の状
態では強度が弱いため、さらに熱処理するとよい。熱処
理の温度は、PTFE焼成体の融点以上、例えば350
〜450℃が好適である。加熱方法は、特に限定されな
いが、熱風を吹き付ける方法や高温の炉を通過させる方
法などを適用すればよい。
態では強度が弱いため、さらに熱処理するとよい。熱処
理の温度は、PTFE焼成体の融点以上、例えば350
〜450℃が好適である。加熱方法は、特に限定されな
いが、熱風を吹き付ける方法や高温の炉を通過させる方
法などを適用すればよい。
【0015】本発明の濾材の圧力損失およびPF値は、
PTFE多孔質膜の特性に依存するところが大きい。P
TFE多孔質膜の特性は、用いる原料、作製工程におけ
る圧延方法、延伸方法などに影響される。タービン用吸
気フィルタ濾材には、これらの条件を適宜調整して作製
した、圧力損失が70〜250Pa、PF値が18以上
であるPTFE多孔質膜を用いるとよい。
PTFE多孔質膜の特性に依存するところが大きい。P
TFE多孔質膜の特性は、用いる原料、作製工程におけ
る圧延方法、延伸方法などに影響される。タービン用吸
気フィルタ濾材には、これらの条件を適宜調整して作製
した、圧力損失が70〜250Pa、PF値が18以上
であるPTFE多孔質膜を用いるとよい。
【0016】通気性支持材2とPTFE多孔質膜1との
積層方法についても、特に制限はない。ただ単に重ね合
わせるだけでもよいし、接着剤ラミネート、熱ラミネー
トなどの方法を適用してもよい。例えば熱ラミネートに
より積層する場合は、加熱により通気性支持材の一部を
溶融させて接着積層してもよく、ホットメルトパウダー
などの融着剤を介在させて接着積層してもよい。
積層方法についても、特に制限はない。ただ単に重ね合
わせるだけでもよいし、接着剤ラミネート、熱ラミネー
トなどの方法を適用してもよい。例えば熱ラミネートに
より積層する場合は、加熱により通気性支持材の一部を
溶融させて接着積層してもよく、ホットメルトパウダー
などの融着剤を介在させて接着積層してもよい。
【0017】図1は例示であり、本発明の濾材の構成が
これに限定されるわけではない。例えば、特性が同一の
あるいは互いに相違する2層以上のPTFE多孔質膜を
配置してもよく、通気性支持材をPTFE多孔質膜の上
流側、下流側のいずれか一方にのみ配置してもよい。
これに限定されるわけではない。例えば、特性が同一の
あるいは互いに相違する2層以上のPTFE多孔質膜を
配置してもよく、通気性支持材をPTFE多孔質膜の上
流側、下流側のいずれか一方にのみ配置してもよい。
【0018】本発明の吸気フィルタ用濾材の全体厚さ
は、0.1〜10mm、さらに0.1〜2.0mm、特
に0.2〜1mmの範囲が好適である。濾材が厚すぎる
と、圧力損失が高くなったりプリーツ加工性が悪くなる
場合があり、濾材が薄すぎると、剛性が低下することが
ある。
は、0.1〜10mm、さらに0.1〜2.0mm、特
に0.2〜1mmの範囲が好適である。濾材が厚すぎる
と、圧力損失が高くなったりプリーツ加工性が悪くなる
場合があり、濾材が薄すぎると、剛性が低下することが
ある。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。以下の実施例および比較例における濾材および
PTFE多孔質膜の各特性の測定方法は、以下のとおり
とした。
明する。以下の実施例および比較例における濾材および
PTFE多孔質膜の各特性の測定方法は、以下のとおり
とした。
【0020】(圧力損失)サンプルを、有効面積100
cm2の円形のホルダーにセットし、上流側と下流側と
に圧力差を与え、サンプルの透過速度を流量計で5.3
cm/秒に調整したときの圧力損失を圧力計(マノメー
ター)で測定した。測定は、各サンプルにつき10箇所
行い、各測定値の平均をサンプルの圧力損失とした。
cm2の円形のホルダーにセットし、上流側と下流側と
に圧力差を与え、サンプルの透過速度を流量計で5.3
cm/秒に調整したときの圧力損失を圧力計(マノメー
ター)で測定した。測定は、各サンプルにつき10箇所
行い、各測定値の平均をサンプルの圧力損失とした。
【0021】(捕集効率)圧力損失測定と同一の装置を
用い、サンプルの透過速度を5.3cm/秒に調整し
て、上流側に、多分散ジオクチルフタレート(DOP)
を、粒径が0.1〜0.2μmの粒子の濃度が約108個
/リットル以上となるように供給し、上流側の粒子濃度
とサンプルを透過してきた下流側の粒子濃度とをパーテ
ィクルカウンターで測定し、下記式(2)により捕集効
率を求めた。
用い、サンプルの透過速度を5.3cm/秒に調整し
て、上流側に、多分散ジオクチルフタレート(DOP)
を、粒径が0.1〜0.2μmの粒子の濃度が約108個
/リットル以上となるように供給し、上流側の粒子濃度
とサンプルを透過してきた下流側の粒子濃度とをパーテ
ィクルカウンターで測定し、下記式(2)により捕集効
率を求めた。
【0022】 捕集効率(%)=(1−下流側粒子濃度/上流側粒子濃度)×100 (2)
【0023】(洗浄性)フィルタ濾材を有効面積100
cm2の円形のホルダーにセットし、上流側と下流側と
に圧力差を与え、濾材の透過速度を流量計で5.3cm
/秒に調整する。マノメーターによりフィルタ濾材の初
期圧力損失を測定し、大気塵を3日間透過させ続ける。
この後、圧力損失を再度測定し、フィルタ濾材をホルダ
ーより取り外す。取り外したフィルタ濾材の下流側から
1kg/cm2の圧力でエアーを吹き付けた後、濾材を
純水に浸漬させ、超音波洗浄を30分間行う。引き続
き、自然乾燥させ、フィルタ濾材の圧力損失を上記と同
条件でマノメーターにより測定する。上記内容を5回繰
り返した後、上記条件で捕集効率を測定する。
cm2の円形のホルダーにセットし、上流側と下流側と
に圧力差を与え、濾材の透過速度を流量計で5.3cm
/秒に調整する。マノメーターによりフィルタ濾材の初
期圧力損失を測定し、大気塵を3日間透過させ続ける。
この後、圧力損失を再度測定し、フィルタ濾材をホルダ
ーより取り外す。取り外したフィルタ濾材の下流側から
1kg/cm2の圧力でエアーを吹き付けた後、濾材を
純水に浸漬させ、超音波洗浄を30分間行う。引き続
き、自然乾燥させ、フィルタ濾材の圧力損失を上記と同
条件でマノメーターにより測定する。上記内容を5回繰
り返した後、上記条件で捕集効率を測定する。
【0024】(実施例1)PTFEファインパウダー1
00重量部に対して液状潤滑剤(流動パラフィン)30
重量部を均一に混合し、この混合物を20kg/cm2
の条件で予備成形し、次いでこれをロッド状に押出成形
し、さらにこのロッド状物を1対の金属製圧延ロール間
に通して、厚さ0.2mmの長尺のシート状成形体を得
た。次に、このシート状成形体から、ノルマルデカンを
用いた抽出法により液状潤滑剤を除去した後、管状芯体
にロール状に巻回した。このシート状成形体をロール延
伸法により長手方向に250℃で17倍に延伸した。さ
らに、テンターを用いて幅方向に100℃で5倍に延伸
し、未焼成のPTFE多孔質膜を得た。この膜を380
℃で30秒間加熱して焼成した。得られたPTFE多孔
質膜の圧力損失と粒子捕集効率とを測定した。PF値と
ともに結果を表1に示す。
00重量部に対して液状潤滑剤(流動パラフィン)30
重量部を均一に混合し、この混合物を20kg/cm2
の条件で予備成形し、次いでこれをロッド状に押出成形
し、さらにこのロッド状物を1対の金属製圧延ロール間
に通して、厚さ0.2mmの長尺のシート状成形体を得
た。次に、このシート状成形体から、ノルマルデカンを
用いた抽出法により液状潤滑剤を除去した後、管状芯体
にロール状に巻回した。このシート状成形体をロール延
伸法により長手方向に250℃で17倍に延伸した。さ
らに、テンターを用いて幅方向に100℃で5倍に延伸
し、未焼成のPTFE多孔質膜を得た。この膜を380
℃で30秒間加熱して焼成した。得られたPTFE多孔
質膜の圧力損失と粒子捕集効率とを測定した。PF値と
ともに結果を表1に示す。
【0025】(実施例2)長手方向の延伸倍率を12倍
とした点を除いては、実施例1と同様にして、PTFE
多孔質膜を得た。このPTFE多孔質膜の圧力損失と粒
子捕集効率を測定した。PF値とともに結果を表1に示
す。
とした点を除いては、実施例1と同様にして、PTFE
多孔質膜を得た。このPTFE多孔質膜の圧力損失と粒
子捕集効率を測定した。PF値とともに結果を表1に示
す。
【0026】(実施例3)通気性支持材として、目付け
が15g/m2のスパンボンド不織布(ユニチカ社製T
0153WDO)を用いた。この通気性支持材を、実施
例1で得たPTFE多孔質膜の両面に配置し、175℃
のロールに沿わせることによりラミネートした。こうし
て得た厚さ0.2mmのフィルタ濾材について、圧力損
失と捕集効率とを測定した。PF値とともに結果を表1
に示す。また、洗浄性についても測定した。結果を図2
および表2に示す。
が15g/m2のスパンボンド不織布(ユニチカ社製T
0153WDO)を用いた。この通気性支持材を、実施
例1で得たPTFE多孔質膜の両面に配置し、175℃
のロールに沿わせることによりラミネートした。こうし
て得た厚さ0.2mmのフィルタ濾材について、圧力損
失と捕集効率とを測定した。PF値とともに結果を表1
に示す。また、洗浄性についても測定した。結果を図2
および表2に示す。
【0027】(実施例4)実施例2で得たPTFE多孔
質膜を用いた点を除いては、実施例3と同様にして厚さ
0.2mmのフィルタ濾材を得た。このフィルタ濾材に
ついて測定した圧力損失および捕集効率とPF値とを表
1に、洗浄性を図2および表2にそれぞれ示す。
質膜を用いた点を除いては、実施例3と同様にして厚さ
0.2mmのフィルタ濾材を得た。このフィルタ濾材に
ついて測定した圧力損失および捕集効率とPF値とを表
1に、洗浄性を図2および表2にそれぞれ示す。
【0028】(比較例1)市販されているガラス繊維か
らなるHEPAフィルタ濾材について測定した圧力損失
および捕集効率とPF値とを表1に、洗浄性を図2およ
び表2にそれぞれ示す。
らなるHEPAフィルタ濾材について測定した圧力損失
および捕集効率とPF値とを表1に、洗浄性を図2およ
び表2にそれぞれ示す。
【0029】(比較例2)市販されているPP繊維不織
布をエレクトレット化したHEPAフィルタ濾材につい
て測定した粒子捕集効率および圧力損失とPF値とを表
1に、洗浄性を図2および表2にそれぞれ示す。
布をエレクトレット化したHEPAフィルタ濾材につい
て測定した粒子捕集効率および圧力損失とPF値とを表
1に、洗浄性を図2および表2にそれぞれ示す。
【0030】 (表1) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 圧力損失 粒子捕集効率(%) PF値 (Pa) (0.1〜0.2μm) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 実施例1 100 99.01 22 実施例2 250 99.99以上 22 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 実施例3 120 99.01 16.7 実施例4 300 99.99以上 18.3 比較例1 250 99.11 8.2 比較例2 160 99.00 12.5 ――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0031】 (表2) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 圧力損失(Pa) 粒子捕集効率(%) 初期 5回洗浄後 初期 5回洗浄後 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 実施例3 120 145 99.01 99.01 実施例4 300 340 99.99以上 99.99以上 比較例1 300 350 99.11 99.09 比較例2 160 172 99.00 95.00 ――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0032】表1に示したように、実施例3,4のフィ
ルタ濾材は、従来の濾材、特に比較例1のガラス繊維濾
材よりもPF値が高く、圧力損失と粒子捕集効率のバラ
ンスに優れた濾材となった。また、実施例2,4より、
この濾材の圧力損失をタービン用吸気フィルタ濾材とし
て実用的な範囲(300Pa以下)に抑えるためには、
PTFE多孔質膜の圧力損失を250Pa以下とすれば
よいことが確認できた。
ルタ濾材は、従来の濾材、特に比較例1のガラス繊維濾
材よりもPF値が高く、圧力損失と粒子捕集効率のバラ
ンスに優れた濾材となった。また、実施例2,4より、
この濾材の圧力損失をタービン用吸気フィルタ濾材とし
て実用的な範囲(300Pa以下)に抑えるためには、
PTFE多孔質膜の圧力損失を250Pa以下とすれば
よいことが確認できた。
【0033】表2に示したように、比較例2のエレクト
レット化フィルタ濾材は、洗浄によって粒子捕集効率が
大幅に低下したが、実施例3,4のフィルタ濾材の粒子
捕集効率は、洗浄を繰り返しても変化しなかった。図2
に示したように、実施例4の濾材では、洗浄による圧力
損失の低減効果が顕著であった。なお、測定中、実施例
3,4の濾材からの繊維の脱落は認められなかった。
レット化フィルタ濾材は、洗浄によって粒子捕集効率が
大幅に低下したが、実施例3,4のフィルタ濾材の粒子
捕集効率は、洗浄を繰り返しても変化しなかった。図2
に示したように、実施例4の濾材では、洗浄による圧力
損失の低減効果が顕著であった。なお、測定中、実施例
3,4の濾材からの繊維の脱落は認められなかった。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タービン内への汚染がなく、粒子捕集効率が高く、圧力
損失が低く、しかも、洗浄によって特性劣化を抑制しな
がら再生できるタービン用吸気フィルタ濾材を提供でき
る。
タービン内への汚染がなく、粒子捕集効率が高く、圧力
損失が低く、しかも、洗浄によって特性劣化を抑制しな
がら再生できるタービン用吸気フィルタ濾材を提供でき
る。
【図1】 本発明の濾材の一形態を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施例における洗浄回数と圧力損失
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
1 PTFE多孔質膜 2 通気性支持材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA44 HA43 JA07C KE06P KE06Q KE06R MA06 MB20 MC30X NA34 PB17 PC80 4D019 AA01 AA02 BA13 BB03 BB08 BB10 BC13 BD01
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜と
通気性支持材とを含み、圧力損失が100Pa以上30
0Pa以下であり、PF値が15以上であることを特徴
とするタービン用吸気フィルタ濾材。 - 【請求項2】 ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜の
圧力損失が70Pa以上250Pa以下であり、PF値
が18以上である請求項1に記載のタービン用吸気フィ
ルタ濾材。
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KR1020020027724A KR20020089174A (ko) | 2001-05-21 | 2002-05-20 | 터빈용 흡기 필터 여과재 |
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- 2002-05-20 KR KR1020020027724A patent/KR20020089174A/ko not_active Application Discontinuation
- 2002-05-21 EP EP02011211A patent/EP1260261A1/en not_active Withdrawn
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