JP2002299699A - 発光装置およびその製造方法 - Google Patents
発光装置およびその製造方法Info
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- Y10T428/24942—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including components having same physical characteristic in differing degree
- Y10T428/24983—Hardness
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インジウム層を介して電極上に実装されたZn
Se系LEDチップを有する発光装置において、該LEDチップ
を封止する樹脂の硬化収縮時の応力による素子の劣化を
抑制し、かつインジウム層が劣化して発光装置の駆動電
圧値が変化することをも防止する。 【解決手段】 本発明の発光装置は、電極16,17
と、この電極16,17上にインジウム層8を介して実
装されn型ZnSe単結晶からなる基板と該基板上に設けら
れ電流注入により発光しZnSeを母体とする混晶化合物か
らなるエピタキシャル発光構造とを有するLED5と、LED
5を封止する封止樹脂6とを備え、封止樹脂6のガラス
転移温度を80℃以下またはLED5近傍の封止樹脂6を常
温でも弾性をもつような柔らかい樹脂とする。
Se系LEDチップを有する発光装置において、該LEDチップ
を封止する樹脂の硬化収縮時の応力による素子の劣化を
抑制し、かつインジウム層が劣化して発光装置の駆動電
圧値が変化することをも防止する。 【解決手段】 本発明の発光装置は、電極16,17
と、この電極16,17上にインジウム層8を介して実
装されn型ZnSe単結晶からなる基板と該基板上に設けら
れ電流注入により発光しZnSeを母体とする混晶化合物か
らなるエピタキシャル発光構造とを有するLED5と、LED
5を封止する封止樹脂6とを備え、封止樹脂6のガラス
転移温度を80℃以下またはLED5近傍の封止樹脂6を常
温でも弾性をもつような柔らかい樹脂とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単一素子で、白色
や、赤と青の中間色である赤紫色やピンク色の光を発す
ることのできる新規な半導体発光素子に関し、特に、該
半導体発光素子にかかる応力を低減するための構造に関
するものである。
や、赤と青の中間色である赤紫色やピンク色の光を発す
ることのできる新規な半導体発光素子に関し、特に、該
半導体発光素子にかかる応力を低減するための構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】高輝度の発光ダイオード(LED)の材料
としては、赤色としてAlGaAsやGaAsP等を発光層とする
素子が実用化され、数Cd(カンデラ)以上の輝度が低コ
ストのLEDで実現されている。また赤色以外のLEDについ
ては、緑色・黄緑色用のGaP、青色・緑色用のGaInN、橙
色・黄色用のAlGaInP等が、いずれも低コストのLEDとし
て実用化されている。
としては、赤色としてAlGaAsやGaAsP等を発光層とする
素子が実用化され、数Cd(カンデラ)以上の輝度が低コ
ストのLEDで実現されている。また赤色以外のLEDについ
ては、緑色・黄緑色用のGaP、青色・緑色用のGaInN、橙
色・黄色用のAlGaInP等が、いずれも低コストのLEDとし
て実用化されている。
【0003】しかしながら、これらのLEDは、全て単一
の半導体材料を発光層に用いていることから、原理上、
単色の発光素子しか形成できない。そのため、通常のLE
D構造では、赤色、橙色、黄色、黄緑色、緑色、青緑
色、青色、青紫色、紫色といった、原色及び赤と緑の中
間色及び緑と青の中間色を発光させることは可能である
ものの、赤と青の中間色もしくは赤と緑と青の中間色を
発光させることはできなかった。
の半導体材料を発光層に用いていることから、原理上、
単色の発光素子しか形成できない。そのため、通常のLE
D構造では、赤色、橙色、黄色、黄緑色、緑色、青緑
色、青色、青紫色、紫色といった、原色及び赤と緑の中
間色及び緑と青の中間色を発光させることは可能である
ものの、赤と青の中間色もしくは赤と緑と青の中間色を
発光させることはできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】照明用途や装飾用など
の一部の表示用途には、上記の単色の光源ではなく、赤
と青の中間色(赤紫色やピンク色)や赤と青と緑の中間
色(白色)の光源が求められている。上述の通り通常の
LEDでは単色の光源しか出来ないことから、これらの光
源には蛍光灯や白熱灯などが用いられ、光源の寿命の短
さやサイズの大きさ及び発光効率の低さが問題となって
いた。
の一部の表示用途には、上記の単色の光源ではなく、赤
と青の中間色(赤紫色やピンク色)や赤と青と緑の中間
色(白色)の光源が求められている。上述の通り通常の
LEDでは単色の光源しか出来ないことから、これらの光
源には蛍光灯や白熱灯などが用いられ、光源の寿命の短
さやサイズの大きさ及び発光効率の低さが問題となって
いた。
【0005】これに対して、本発明者等は、既に特願平
10-194156及び特願平10-321605に示したように、ZnSe基
板上に形成したZnSe系ホモエピタキシャル層を用いたLE
Dにより白色光やピンク色光や赤紫色光を得ることに成
功している。
10-194156及び特願平10-321605に示したように、ZnSe基
板上に形成したZnSe系ホモエピタキシャル層を用いたLE
Dにより白色光やピンク色光や赤紫色光を得ることに成
功している。
【0006】ZnSe基板は、ヨウ素やアルミニウムや塩素
や臭素やガリウムやインジウム等をドーピングすること
により、n型の導電性が得られるとともに、510nm以短
の光を当てることで、SA(self-activated)発光と呼
ばれる、550nmから650nmの範囲に発光波長の中心をもつ
ブロードな発光を起こさせることができる。この発光は
黄色や橙色に見える。
や臭素やガリウムやインジウム等をドーピングすること
により、n型の導電性が得られるとともに、510nm以短
の光を当てることで、SA(self-activated)発光と呼
ばれる、550nmから650nmの範囲に発光波長の中心をもつ
ブロードな発光を起こさせることができる。この発光は
黄色や橙色に見える。
【0007】SA発光の発光中心波長及び発光スペクト
ルの半値幅は、ドーパントの種類やドーピング量により
調整することが可能である。またZnSeを母体とする発光
構造は、ホモエピタキシャル技術によりZnSe基板上に形
成することが可能である。この発光構造では、活性層に
ZnSeまたはZnCdSeまたはZnSeTeを用いることにより、46
0nmから510nmの波長で発光する青色または青緑色の高輝
度LEDを形成することができる。
ルの半値幅は、ドーパントの種類やドーピング量により
調整することが可能である。またZnSeを母体とする発光
構造は、ホモエピタキシャル技術によりZnSe基板上に形
成することが可能である。この発光構造では、活性層に
ZnSeまたはZnCdSeまたはZnSeTeを用いることにより、46
0nmから510nmの波長で発光する青色または青緑色の高輝
度LEDを形成することができる。
【0008】図1に本LED5の概念図を示す。図中のエ
ピタキシャル発光構造2からの青色もしくは青緑色発光
のうち、基板方向に放出されたものは、ZnSe基板1に吸
収されて、光励起発光を起こして黄色もしくは橙色もし
くは赤色の光を発する。この両者の発光を組み合わせる
ことで、白色やピンク色や赤紫色等の中間色の発光を得
ることができる。
ピタキシャル発光構造2からの青色もしくは青緑色発光
のうち、基板方向に放出されたものは、ZnSe基板1に吸
収されて、光励起発光を起こして黄色もしくは橙色もし
くは赤色の光を発する。この両者の発光を組み合わせる
ことで、白色やピンク色や赤紫色等の中間色の発光を得
ることができる。
【0009】本LED5では、材料としてII-VI族化合物半
導体であるZnSeを主として使用する。しかし、このZnSe
は、結晶学的強度が通常のLEDに用いられるGaPやGaAs等
のIII-V族化合物半導体よりも著しく小さい。
導体であるZnSeを主として使用する。しかし、このZnSe
は、結晶学的強度が通常のLEDに用いられるGaPやGaAs等
のIII-V族化合物半導体よりも著しく小さい。
【0010】そのため、実装工程の各プロセスにおいて
LEDチップに強い応力がかかると、ZnSe基板結晶やエピ
タキシャル発光構造2の一部が破損したりひび割れを起
こし、極端な素子劣化を招くという問題点があった。
LEDチップに強い応力がかかると、ZnSe基板結晶やエピ
タキシャル発光構造2の一部が破損したりひび割れを起
こし、極端な素子劣化を招くという問題点があった。
【0011】図2に、上記LED5を有する発光装置の一
例を示す。図2に示すように、パターン配線(電極)4
を有する樹脂基体3にインジウム層8を介してLED5が
実装されている。LED5は、金ワイヤ7を介してパター
ン配線4と接続され、透明樹脂6で封止されている。
例を示す。図2に示すように、パターン配線(電極)4
を有する樹脂基体3にインジウム層8を介してLED5が
実装されている。LED5は、金ワイヤ7を介してパター
ン配線4と接続され、透明樹脂6で封止されている。
【0012】上記の低コストLED5の製造には透明樹脂
6が不可欠であるが、透明樹脂6によるチップ封止工程
において、透明樹脂6の硬化収縮時の応力が素子の劣化
を引き起こす大きな原因となっていた。
6が不可欠であるが、透明樹脂6によるチップ封止工程
において、透明樹脂6の硬化収縮時の応力が素子の劣化
を引き起こす大きな原因となっていた。
【0013】さらに、本LED5では特願平11-132924に示
したように、ハンダ材であるインジウム層8をオーミッ
ク電極材としても使用するという技術を採用している。
したように、ハンダ材であるインジウム層8をオーミッ
ク電極材としても使用するという技術を採用している。
【0014】このインジウム層8の融点と透明樹脂6の
軟化点が似通っている場合、LEDランプ完成後に、ラン
プ実装のためのリフロープロセスやソルダリングプロセ
スを通したあとにインジウム層(電極)8が劣化し、LE
Dランプの駆動電圧値が変化してしまうという問題も生
じていた。
軟化点が似通っている場合、LEDランプ完成後に、ラン
プ実装のためのリフロープロセスやソルダリングプロセ
スを通したあとにインジウム層(電極)8が劣化し、LE
Dランプの駆動電圧値が変化してしまうという問題も生
じていた。
【0015】これらの課題は、ZnSe系の白色LED及びピ
ンク色や赤紫色といった中間色LEDに共通の課題であ
る。
ンク色や赤紫色といった中間色LEDに共通の課題であ
る。
【0016】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものである。本発明の目的は、ZnSe系LEDチップ
を電極上にインジウム層を用いて固着する実装方式の発
光装置において、LEDチップを封止する樹脂の硬化収縮
時の応力による素子の劣化を抑制するとともに、インジ
ウム層が劣化してLEDランプの駆動電圧値が変化するこ
とをも防止することにある。
されたものである。本発明の目的は、ZnSe系LEDチップ
を電極上にインジウム層を用いて固着する実装方式の発
光装置において、LEDチップを封止する樹脂の硬化収縮
時の応力による素子の劣化を抑制するとともに、インジ
ウム層が劣化してLEDランプの駆動電圧値が変化するこ
とをも防止することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る発光装置
は、1つの局面では、電極と、この電極上にインジウム
層を介して実装されn型ZnSe単結晶からなる基板と該基
板上に設けられ電流注入により発光しZnSeを母体とする
混晶化合物からなるエピタキシャル発光構造とを有する
発光素子と、発光素子を封止する封止樹脂とを備え、封
止樹脂のガラス転移温度を80℃以下とした。
は、1つの局面では、電極と、この電極上にインジウム
層を介して実装されn型ZnSe単結晶からなる基板と該基
板上に設けられ電流注入により発光しZnSeを母体とする
混晶化合物からなるエピタキシャル発光構造とを有する
発光素子と、発光素子を封止する封止樹脂とを備え、封
止樹脂のガラス転移温度を80℃以下とした。
【0018】上記封止樹脂は、ガラス転移温度が30℃以
上80℃以下であり透明もしくはそれに光拡散剤を混入し
たエポキシ系樹脂を含む。
上80℃以下であり透明もしくはそれに光拡散剤を混入し
たエポキシ系樹脂を含む。
【0019】本発明に係る発光装置は、他の局面では、
電極と、この電極上にインジウム層を介して実装されn
型ZnSe単結晶からなる基板と該基板上に設けられ電流注
入により発光しZnSeを母体とする混晶化合物からなるエ
ピタキシャル発光構造とを有する発光素子と、発光素子
を封止する封止樹脂とを備える。そして、封止樹脂は、
発光素子を覆い室温において伸び率が40%以上あるよ
うな弾性を有する透明もしくはそれに光拡散剤を混入し
た第1樹脂と、該第1樹脂を覆い該第1樹脂よりも硬度
が高く透明もしくはそれに光拡散剤を混入した第2樹脂
を含む。
電極と、この電極上にインジウム層を介して実装されn
型ZnSe単結晶からなる基板と該基板上に設けられ電流注
入により発光しZnSeを母体とする混晶化合物からなるエ
ピタキシャル発光構造とを有する発光素子と、発光素子
を封止する封止樹脂とを備える。そして、封止樹脂は、
発光素子を覆い室温において伸び率が40%以上あるよ
うな弾性を有する透明もしくはそれに光拡散剤を混入し
た第1樹脂と、該第1樹脂を覆い該第1樹脂よりも硬度
が高く透明もしくはそれに光拡散剤を混入した第2樹脂
を含む。
【0020】上記第1樹脂はシリコーン系樹脂を含み、
第2樹脂はエポキシ系樹脂を含む。また、本発明の発光
装置は絶縁材料よりなる基体を備える、いわゆる表面実
装型のものであってもよい。この場合、上記電極は、基
体上に形成されたパターン電極を含む。
第2樹脂はエポキシ系樹脂を含む。また、本発明の発光
装置は絶縁材料よりなる基体を備える、いわゆる表面実
装型のものであってもよい。この場合、上記電極は、基
体上に形成されたパターン電極を含む。
【0021】本発明の発光装置は、発光素子を囲むよう
に上記基体上に設けられ、基板からの蛍光を反射させる
ための反射構造を備えるものであってもよい。この場
合、封止樹脂は、反射構造で囲まれる領域内に形成され
る。
に上記基体上に設けられ、基板からの蛍光を反射させる
ための反射構造を備えるものであってもよい。この場
合、封止樹脂は、反射構造で囲まれる領域内に形成され
る。
【0022】本発明に係る発光装置の製造方法は、1つ
の局面では、次の各工程を備える。電極上にインジウム
層を介して、n型ZnSe単結晶からなる基板と、該基板上
に設けられ電流注入により発光しZnSeを母体とする混晶
化合物からなるエピタキシャル発光構造とを有する発光
素子を実装する。この発光素子にガラス転移温度が80℃
以下のエポキシ樹脂の液滴を滴下した後に硬化させるこ
とにより発光素子を封止する封止樹脂を形成する。
の局面では、次の各工程を備える。電極上にインジウム
層を介して、n型ZnSe単結晶からなる基板と、該基板上
に設けられ電流注入により発光しZnSeを母体とする混晶
化合物からなるエピタキシャル発光構造とを有する発光
素子を実装する。この発光素子にガラス転移温度が80℃
以下のエポキシ樹脂の液滴を滴下した後に硬化させるこ
とにより発光素子を封止する封止樹脂を形成する。
【0023】本発明に係る発光装置の製造方法は、他の
局面では、次の各工程を備える。電極上にインジウム層
を介して、n型ZnSe単結晶からなる基板と、該基板上に
設けられ電流注入により発光しZnSeを母体とする混晶化
合物からなるエピタキシャル発光構造とを有する発光素
子を実装する。この発光素子をシリコーン樹脂で覆う。
トランスファモールド法により、上記シリコーン樹脂を
覆うようにエポキシ樹脂を形成する。
局面では、次の各工程を備える。電極上にインジウム層
を介して、n型ZnSe単結晶からなる基板と、該基板上に
設けられ電流注入により発光しZnSeを母体とする混晶化
合物からなるエピタキシャル発光構造とを有する発光素
子を実装する。この発光素子をシリコーン樹脂で覆う。
トランスファモールド法により、上記シリコーン樹脂を
覆うようにエポキシ樹脂を形成する。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の対象となる、ZnSe系基板
発光型多色LEDのベアチップは、図2に示すように、パ
ターン配線(電極)4付き樹脂基体3上にインジウム層
8を介して設置され、さらに透明封止樹脂6で封止され
る。
発光型多色LEDのベアチップは、図2に示すように、パ
ターン配線(電極)4付き樹脂基体3上にインジウム層
8を介して設置され、さらに透明封止樹脂6で封止され
る。
【0025】一般のLEDの実装工程では、樹脂の封止法
はキャスティング法、インジェクション法(トランスフ
ァーモールド法)、ポッティング法など多岐にわたる
が、使用される透明樹脂に関してはエポキシ系樹脂を使
う場合が圧倒的に多い。これはその高透明度、高強度、
扱い易さ、耐候性の良さ、低コスト等の理由による。
はキャスティング法、インジェクション法(トランスフ
ァーモールド法)、ポッティング法など多岐にわたる
が、使用される透明樹脂に関してはエポキシ系樹脂を使
う場合が圧倒的に多い。これはその高透明度、高強度、
扱い易さ、耐候性の良さ、低コスト等の理由による。
【0026】ところが本発明の対象となるZnSe系 LED
(チップ)5に対し、通常の熱硬化型エポキシ樹脂、例
えばガラス転移温度(Tg)が120℃以上と高い樹脂を用
いると、熱硬化時の樹脂の収縮による応力が直接チップ
にかかることにより、図3に示すようにLED5中のエピ
タキシャル発光構造がひび割れを起こして、亀裂9が入
ってしまう。そのため、素子の寿命が急速に短くなると
いう現象が起こる。
(チップ)5に対し、通常の熱硬化型エポキシ樹脂、例
えばガラス転移温度(Tg)が120℃以上と高い樹脂を用
いると、熱硬化時の樹脂の収縮による応力が直接チップ
にかかることにより、図3に示すようにLED5中のエピ
タキシャル発光構造がひび割れを起こして、亀裂9が入
ってしまう。そのため、素子の寿命が急速に短くなると
いう現象が起こる。
【0027】これは通常のGaP等を用いたLEDではまず起
きることのない、結晶学的強度の弱いZnSe系 LED5に特
有の問題である。そこで、この封止樹脂6の応力を緩和
して、ZnSe系 LED5のベアチップが本来持つ寿命をラン
プ(発光装置)において再現させることが、本発明の第
一の課題である。
きることのない、結晶学的強度の弱いZnSe系 LED5に特
有の問題である。そこで、この封止樹脂6の応力を緩和
して、ZnSe系 LED5のベアチップが本来持つ寿命をラン
プ(発光装置)において再現させることが、本発明の第
一の課題である。
【0028】さらに、本LED5では先述したとおり、低
コスト化のためにハンダ材であるインジウムをオーミッ
ク電極材としても使用するという技術を採用している。
通常のLEDの実装工程では、このハンダ材には熱硬化型
のエポキシ系銀ペーストを使うので、本LEDでは全く別
の工程を採用していることになる。
コスト化のためにハンダ材であるインジウムをオーミッ
ク電極材としても使用するという技術を採用している。
通常のLEDの実装工程では、このハンダ材には熱硬化型
のエポキシ系銀ペーストを使うので、本LEDでは全く別
の工程を採用していることになる。
【0029】ハンダ材であるインジウムの融点は約155
℃と非常に低いため、通常の透明封止樹脂である上記の
Tgが120℃以上の樹脂とは、軟化する温度が近い。
℃と非常に低いため、通常の透明封止樹脂である上記の
Tgが120℃以上の樹脂とは、軟化する温度が近い。
【0030】一般にLEDランプは、ランプ実装のための
リフロープロセスやソルダリングプロセス等の高温プロ
セスを経ることが必要となるが、本LEDは、こういった
高温環境(例えば230℃)下では、透明封止樹脂6が軟
化するとともにハンダ材であるインジウムまでもが溶け
だしてしまうことになる。
リフロープロセスやソルダリングプロセス等の高温プロ
セスを経ることが必要となるが、本LEDは、こういった
高温環境(例えば230℃)下では、透明封止樹脂6が軟
化するとともにハンダ材であるインジウムまでもが溶け
だしてしまうことになる。
【0031】よって、この高温に曝される時と、さらに
高温環境からの冷却時に透明樹脂とハンダ材であるイン
ジウムが固化してゆく過程において、その中にあるLED
チップが動いてしまうという現象が起こりうる(通常の
銀ペーストを使う系では起こらない)。
高温環境からの冷却時に透明樹脂とハンダ材であるイン
ジウムが固化してゆく過程において、その中にあるLED
チップが動いてしまうという現象が起こりうる(通常の
銀ペーストを使う系では起こらない)。
【0032】特に冷却時において、インジウムが未だ柔
らかいうちに樹脂の方が固まり出すと、LEDチップを上
昇させる方向に応力がかかり、その結果LEDチップがイ
ンジウム電極から浮き気味となる。そのため、図4に示
すようにインジウム層8内にボイド10が発生するなど
して、大きな直列抵抗成分が発生する。それにより、LE
Dランプの駆動電圧値が上昇してしまうという問題も起
こっていた。このインジウムハンダ特有の問題を解決す
るのが本発明の第二の課題である。
らかいうちに樹脂の方が固まり出すと、LEDチップを上
昇させる方向に応力がかかり、その結果LEDチップがイ
ンジウム電極から浮き気味となる。そのため、図4に示
すようにインジウム層8内にボイド10が発生するなど
して、大きな直列抵抗成分が発生する。それにより、LE
Dランプの駆動電圧値が上昇してしまうという問題も起
こっていた。このインジウムハンダ特有の問題を解決す
るのが本発明の第二の課題である。
【0033】本発明は、本LED5を封止する透明封止樹
脂6について、樹脂の軟化点に相当するガラス転移温度
が充分低い、具体的には80℃以下(好ましくは30℃以上
80℃以下)のものを使用すること、もしくは室温におい
ても弾性を有するような柔らかい樹脂(たとえば伸び率
が40%を越えるような樹脂)を使用することにより上
記の2つの課題を一挙に解決しようというものである。
脂6について、樹脂の軟化点に相当するガラス転移温度
が充分低い、具体的には80℃以下(好ましくは30℃以上
80℃以下)のものを使用すること、もしくは室温におい
ても弾性を有するような柔らかい樹脂(たとえば伸び率
が40%を越えるような樹脂)を使用することにより上
記の2つの課題を一挙に解決しようというものである。
【0034】なお、封止樹脂6のガラス転移温度を80℃
以下とするには、たとえばエポキシ樹脂の場合、硬化の
際に硬化剤の比率を調整することにより樹脂内の架橋密
度を小さくする方法や、樹脂の主鎖構造部分を極端に高
分子化する方法等が挙げられる。
以下とするには、たとえばエポキシ樹脂の場合、硬化の
際に硬化剤の比率を調整することにより樹脂内の架橋密
度を小さくする方法や、樹脂の主鎖構造部分を極端に高
分子化する方法等が挙げられる。
【0035】第一の課題である、LED5への応力緩和に
ついては、封止樹脂6の硬化収縮の割合を低減すること
が有効であることは容易に想像される。この手段として
は、封止樹脂6に、特に熱可塑性樹脂のガラス転位温度
を低いものを使用することが公知の技術として存在す
る。例えば本発明者等は、特開2000-101149に示すよう
に、LED5のパッケージへの応力を低減させる手段とし
て、低Tgのエポキシ樹脂を使用するという技術を有して
いる。
ついては、封止樹脂6の硬化収縮の割合を低減すること
が有効であることは容易に想像される。この手段として
は、封止樹脂6に、特に熱可塑性樹脂のガラス転位温度
を低いものを使用することが公知の技術として存在す
る。例えば本発明者等は、特開2000-101149に示すよう
に、LED5のパッケージへの応力を低減させる手段とし
て、低Tgのエポキシ樹脂を使用するという技術を有して
いる。
【0036】しかしこの技術は、パッケージと封止樹脂
6との間の応力の緩和を目的としたものであり、また一
般の技術としても低Tgの樹脂を使用するのは、ワイヤー
の断線防止等を目的とするものが多い。
6との間の応力の緩和を目的としたものであり、また一
般の技術としても低Tgの樹脂を使用するのは、ワイヤー
の断線防止等を目的とするものが多い。
【0037】本発明では、通常のLED素子では問題にな
らないレベルの、LED5と透明封止樹脂6間に発生する
非常に小さな応力の緩和を目的として、この技術を応用
し、ガラス転位温度が80℃以下の透明な熱可塑性樹脂、
特にエポキシ樹脂を使用すれば、発光装置の寿命の極端
な短縮を防げることを確認した。
らないレベルの、LED5と透明封止樹脂6間に発生する
非常に小さな応力の緩和を目的として、この技術を応用
し、ガラス転位温度が80℃以下の透明な熱可塑性樹脂、
特にエポキシ樹脂を使用すれば、発光装置の寿命の極端
な短縮を防げることを確認した。
【0038】同様の効果を得る方法としては、硬化後も
弾性をもつような柔らかい樹脂である、シリコーン樹脂
(たとえば伸び率200%)やエポキシアクリレート樹
脂(たとえば伸び率50%)などを封止樹脂6として使
用しても、やはり発光装置の寿命の短縮を防ぐことが出
来ることが分かった。
弾性をもつような柔らかい樹脂である、シリコーン樹脂
(たとえば伸び率200%)やエポキシアクリレート樹
脂(たとえば伸び率50%)などを封止樹脂6として使
用しても、やはり発光装置の寿命の短縮を防ぐことが出
来ることが分かった。
【0039】これらの柔らかい樹脂は、概して透湿性が
高いため、素子の信頼性の点で問題が起こる場合があ
る。そこで、保護層としてさらに柔らかい樹脂の周りを
固い透明樹脂で封止する。この場合も寿命短縮のないラ
ンプ構造を作ることが出来ることを確認した。
高いため、素子の信頼性の点で問題が起こる場合があ
る。そこで、保護層としてさらに柔らかい樹脂の周りを
固い透明樹脂で封止する。この場合も寿命短縮のないラ
ンプ構造を作ることが出来ることを確認した。
【0040】第二の課題である、リフロー等の高温プロ
セス時のインジウム層8内での直列抵抗の発生を押さえ
る手段も、透明封止樹脂6の特性を変えることにより、
解決できることが実験により判明した。
セス時のインジウム層8内での直列抵抗の発生を押さえ
る手段も、透明封止樹脂6の特性を変えることにより、
解決できることが実験により判明した。
【0041】上記の通り、この直列抵抗の発生は、リフ
ロー等のプロセスにおいて、温度を降温する際に、チッ
プに対して浮き上がる方向の力が働くことが原因である
ことが分かっていた。このチップを浮き上がらせる力の
原因は、高温暴露時にインジウムが融けるか、もしくは
柔らかくなっている状態で、封止樹脂の方が固まり始め
るためである。
ロー等のプロセスにおいて、温度を降温する際に、チッ
プに対して浮き上がる方向の力が働くことが原因である
ことが分かっていた。このチップを浮き上がらせる力の
原因は、高温暴露時にインジウムが融けるか、もしくは
柔らかくなっている状態で、封止樹脂の方が固まり始め
るためである。
【0042】これを防ぐには、インジウムが充分に固ま
る温度まで、硬化しない樹脂、つまりはガラス転位温度
が低い樹脂か、常温でも弾性をもつような柔らかい樹脂
にて、LED5の封止を行えばよいものと考えられた。
る温度まで、硬化しない樹脂、つまりはガラス転位温度
が低い樹脂か、常温でも弾性をもつような柔らかい樹脂
にて、LED5の封止を行えばよいものと考えられた。
【0043】そこで、実験の結果、Tgが80℃以下のエポ
キシ樹脂やシリコーン樹脂、弾性のあるエポキシアクリ
レート樹脂を用いてLED5を封止したところ、インジウ
ム層8の高抵抗化が防げることが判明した。
キシ樹脂やシリコーン樹脂、弾性のあるエポキシアクリ
レート樹脂を用いてLED5を封止したところ、インジウ
ム層8の高抵抗化が防げることが判明した。
【0044】これらの封止方法は、第一の課題を解決し
た方法と同一であるので、上記2つの課題を同時に解決
出来たわけである。
た方法と同一であるので、上記2つの課題を同時に解決
出来たわけである。
【0045】上記の実験では、透明樹脂封止の手段とし
ては主にポッティング法を用いて確認を行ったが、封止
手段はこれに限られるわけではなく、キャスティング法
などでも同様の効果が得られる。
ては主にポッティング法を用いて確認を行ったが、封止
手段はこれに限られるわけではなく、キャスティング法
などでも同様の効果が得られる。
【0046】またトランスファーモールド法は、使用す
る樹脂のTgや種類をほとんど変更できないので、本ZnSe
系LED5を直接封止するには向かない。しかし、LED5を
シリコーン等の柔らかい樹脂(ジャンクションコートレ
ジン)で封止して、その周りを封止する際にトランスフ
ァーモールドを使うことは問題ない。
る樹脂のTgや種類をほとんど変更できないので、本ZnSe
系LED5を直接封止するには向かない。しかし、LED5を
シリコーン等の柔らかい樹脂(ジャンクションコートレ
ジン)で封止して、その周りを封止する際にトランスフ
ァーモールドを使うことは問題ない。
【0047】よって、本技術により、通常のLED5に使
用される、低コストの透明樹脂封止技術が十分利用でき
ることとなる。また、封止樹脂6は必ずしも透明である
必要はなく、光散乱体を混ぜ込んだものを使用しても差
し支えない。さらにパッケージの形状についても、本技
術では何ら制限を与えるものではない。
用される、低コストの透明樹脂封止技術が十分利用でき
ることとなる。また、封止樹脂6は必ずしも透明である
必要はなく、光散乱体を混ぜ込んだものを使用しても差
し支えない。さらにパッケージの形状についても、本技
術では何ら制限を与えるものではない。
【0048】したがって、上記の技術を用いれば、従来
と同様の低コストな樹脂封止技術により、充分な信頼性
を有する種々の色調の白色や、赤紫色やピンク色等の中
間色の光源を作製することができる。
と同様の低コストな樹脂封止技術により、充分な信頼性
を有する種々の色調の白色や、赤紫色やピンク色等の中
間色の光源を作製することができる。
【0049】
【実施例】以下、図5〜図10を用いて、本発明の実施
例について説明する。 (実施例1)図5に示すように、ヨウ素をドープしたn
型ZnSe基板1上に、発光ピーク波長が485nmであるよう
な青色のエピタキシャル発光構造2を、ホモエピタキシ
ャル技術を用いて、MBE法により形成した。
例について説明する。 (実施例1)図5に示すように、ヨウ素をドープしたn
型ZnSe基板1上に、発光ピーク波長が485nmであるよう
な青色のエピタキシャル発光構造2を、ホモエピタキシ
ャル技術を用いて、MBE法により形成した。
【0050】本エピタキシャル発光構造2は、p型にド
ープされたZnTeとZnSeの積層超格子構造からなるp型コ
ンタクト層15、p型にドープされたZn0.85Mg0.15S0.10
Se0.9 0層からなるp型クラッド層14、ZnSe層とZn0.88C
d0.12Se層の積層構造からなる単一量子井戸活性層1
3、n型にドープされたZn0.85Mg0.15S0.10Se0.90層から
なるn型クラッド層12、n型ZnSeバッファ層11より形
成される。
ープされたZnTeとZnSeの積層超格子構造からなるp型コ
ンタクト層15、p型にドープされたZn0.85Mg0.15S0.10
Se0.9 0層からなるp型クラッド層14、ZnSe層とZn0.88C
d0.12Se層の積層構造からなる単一量子井戸活性層1
3、n型にドープされたZn0.85Mg0.15S0.10Se0.90層から
なるn型クラッド層12、n型ZnSeバッファ層11より形
成される。
【0051】本エピタキシャルウェハのp型コンタクト
層15上に、Ti/Auからなる格子状のパターンp型電極を
形成し、さらに20nm以下の厚みからなる薄膜全面Au電極
を形成する。ZnSe基板1の裏面側にはInからなるn型電
極を形成した。電極形成後のエピタキシャルウェハを40
0μmx400μm角で厚みが200μmのサイズのチップ(タイ
プ1)とした。これは白色の発光色をもつタイプのLED
チップである。
層15上に、Ti/Auからなる格子状のパターンp型電極を
形成し、さらに20nm以下の厚みからなる薄膜全面Au電極
を形成する。ZnSe基板1の裏面側にはInからなるn型電
極を形成した。電極形成後のエピタキシャルウェハを40
0μmx400μm角で厚みが200μmのサイズのチップ(タイ
プ1)とした。これは白色の発光色をもつタイプのLED
チップである。
【0052】さらに全く同様の手順で、Alをドープした
n型ZnSe基板1上に、発光ピーク波長が475nmであるよう
な青色のエピタキシャル発光構造2を形成したものも、
チップ化(タイプ2)した。これはピンク色及び赤紫色
の発光色をもつタイプのLEDチップである。
n型ZnSe基板1上に、発光ピーク波長が475nmであるよう
な青色のエピタキシャル発光構造2を形成したものも、
チップ化(タイプ2)した。これはピンク色及び赤紫色
の発光色をもつタイプのLEDチップである。
【0053】これらのチップを図6に示すように、電極
16,17を有するTo-18タイプのステム上に実装し、
ポッティング法により7種類の樹脂封止を行った。
16,17を有するTo-18タイプのステム上に実装し、
ポッティング法により7種類の樹脂封止を行った。
【0054】素子A(タイプ1)、A'(タイプ2)はTg=
120℃の一般的な透明エポキシ樹脂による封止、素子B
(タイプ1)、B'(タイプ2)はTg=80℃の透明エポキ
シ樹脂による封止、素子C(タイプ1)、C'(タイプ
2)はTg=60℃の透明エポキシ樹脂による封止、素子D
(タイプ1)、D'(タイプ2)はTg=40℃の透明エポキ
シ樹脂による封止、素子E(タイプ1)、E'(タイプ
2)は伸び率が250%あるシリコーン樹脂(ゲルタイ
プ)による封止、素子F(タイプ1)、F'(タイプ2)
は伸び率が50%あるエポキシアクリレート樹脂による
封止、素子G(タイプ1)、G'(タイプ2)は図7に示
すように、LED5の最近傍のみを弾性のあるシリコーン
樹脂(ジャンクションコートレジン)18で封止し、さ
らにその周りをTg=120℃の一般的な透明樹脂(エポキシ
樹脂)6による封止を行った。また参照用として、樹脂
封止無しの実装品、素子H(タイプ1)、H'(タイプ
2)も準備した。
120℃の一般的な透明エポキシ樹脂による封止、素子B
(タイプ1)、B'(タイプ2)はTg=80℃の透明エポキ
シ樹脂による封止、素子C(タイプ1)、C'(タイプ
2)はTg=60℃の透明エポキシ樹脂による封止、素子D
(タイプ1)、D'(タイプ2)はTg=40℃の透明エポキ
シ樹脂による封止、素子E(タイプ1)、E'(タイプ
2)は伸び率が250%あるシリコーン樹脂(ゲルタイ
プ)による封止、素子F(タイプ1)、F'(タイプ2)
は伸び率が50%あるエポキシアクリレート樹脂による
封止、素子G(タイプ1)、G'(タイプ2)は図7に示
すように、LED5の最近傍のみを弾性のあるシリコーン
樹脂(ジャンクションコートレジン)18で封止し、さ
らにその周りをTg=120℃の一般的な透明樹脂(エポキシ
樹脂)6による封止を行った。また参照用として、樹脂
封止無しの実装品、素子H(タイプ1)、H'(タイプ
2)も準備した。
【0055】いずれの素子も、樹脂封止後まず動作電圧
(Vf)を測定し、その後リフロープロセス対応の熱処理
として250℃・10秒間のアニールを行い、さらに動作電
圧の変化を調べた。続いて、信頼性試験として60℃にお
ける通電試験(加速劣化試験)を実施し、実装法の違い
による素子寿命の変化を追った。
(Vf)を測定し、その後リフロープロセス対応の熱処理
として250℃・10秒間のアニールを行い、さらに動作電
圧の変化を調べた。続いて、信頼性試験として60℃にお
ける通電試験(加速劣化試験)を実施し、実装法の違い
による素子寿命の変化を追った。
【0056】表1に、それぞれの素子の5mA通電時の初
期動作電圧、アニール後の5mA通電時の動作電圧、60℃
・5mA通電時の輝度半減寿命を示す。
期動作電圧、アニール後の5mA通電時の動作電圧、60℃
・5mA通電時の輝度半減寿命を示す。
【0057】
【表1】
【0058】表1から分かるとおり、250℃のアニール
によって、素子A及びA'のみVfが大きく上昇している
が、その他の素子はほとんど変化がない。つまり、Tgが
80℃以下のエポキシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をLED
5の封止に使用すれば、アニールによるLED5の浮き上
がり現象を防ぐことができ、Vf上昇問題が起こらないこ
とが分かった。
によって、素子A及びA'のみVfが大きく上昇している
が、その他の素子はほとんど変化がない。つまり、Tgが
80℃以下のエポキシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をLED
5の封止に使用すれば、アニールによるLED5の浮き上
がり現象を防ぐことができ、Vf上昇問題が起こらないこ
とが分かった。
【0059】さらに、素子寿命についても、ベアチップ
状態である素子H及びH'と比較して、素子A及びA'のみが
極端に短縮していることが表1より分かるが、その他は
ほとんど問題がない。B及びB'の寿命は幾分短縮してい
るが許容範囲と思われる。この結果から、Tgが80℃以下
のエポキシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をLED5の封止
に使用すれば、輝度寿命短縮の問題も起こらないことが
分かった。
状態である素子H及びH'と比較して、素子A及びA'のみが
極端に短縮していることが表1より分かるが、その他は
ほとんど問題がない。B及びB'の寿命は幾分短縮してい
るが許容範囲と思われる。この結果から、Tgが80℃以下
のエポキシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をLED5の封止
に使用すれば、輝度寿命短縮の問題も起こらないことが
分かった。
【0060】実験全般を通して言えるのは、白色のチッ
プと、ピンク色や赤紫色のチップとの差は全くなく、Zn
Se系多色発光のチップの特徴として、Tgが80℃以下のエ
ポキシ樹脂で封止を行なえば、リフロープロセス時のVf
上昇問題や、封止後の輝度寿命短縮問題を解決できると
いうことである。
プと、ピンク色や赤紫色のチップとの差は全くなく、Zn
Se系多色発光のチップの特徴として、Tgが80℃以下のエ
ポキシ樹脂で封止を行なえば、リフロープロセス時のVf
上昇問題や、封止後の輝度寿命短縮問題を解決できると
いうことである。
【0061】また同様の実験を、シリカの微粒子を光拡
散剤として透明封止樹脂6に混ぜ込んで(重量比で約20
%)封止する方法で行ったが、全く同じ結果を得ること
が出来た。 (実施例2)実施例1に用いたタイプ1のチップと同様
のものを準備した。このチップを図8に示す形状の、リ
フレクター(反射構造)19付きパッケージに実装し、
ポッティング法により5種類の樹脂封止を行った。
散剤として透明封止樹脂6に混ぜ込んで(重量比で約20
%)封止する方法で行ったが、全く同じ結果を得ること
が出来た。 (実施例2)実施例1に用いたタイプ1のチップと同様
のものを準備した。このチップを図8に示す形状の、リ
フレクター(反射構造)19付きパッケージに実装し、
ポッティング法により5種類の樹脂封止を行った。
【0062】素子IはTg=120℃の一般的な透明エポキシ
樹脂による封止、素子JはTg=80℃の透明エポキシ樹脂に
よる封止、素子KはTg=60℃の透明エポキシ樹脂による封
止、素子LはTg=40℃の透明エポキシ樹脂による封止、素
子Mは図9に示すように、LED5の最近傍のみを弾性のあ
る伸び率150%のシリコーン樹脂(ジャンクションコ
ートレジン)18で封止し、さらにその周りをTg=120℃
の一般的な透明樹脂(エポキシ樹脂)6による封止を行
った。また参照用として、樹脂封止無しの実装品、素子
Nも準備した。
樹脂による封止、素子JはTg=80℃の透明エポキシ樹脂に
よる封止、素子KはTg=60℃の透明エポキシ樹脂による封
止、素子LはTg=40℃の透明エポキシ樹脂による封止、素
子Mは図9に示すように、LED5の最近傍のみを弾性のあ
る伸び率150%のシリコーン樹脂(ジャンクションコ
ートレジン)18で封止し、さらにその周りをTg=120℃
の一般的な透明樹脂(エポキシ樹脂)6による封止を行
った。また参照用として、樹脂封止無しの実装品、素子
Nも準備した。
【0063】いずれの素子も、樹脂封止後にまずVfを測
定し、通常のリフロープロセス(最高温度250℃・10秒
間)を4回繰り返して行ったのちに、Vfの変化を調べ
た。続いて、信頼性試験として60℃における通電試験
(加速劣化試験)を実施し、実装法の違いによる素子寿
命の変化を調べた。
定し、通常のリフロープロセス(最高温度250℃・10秒
間)を4回繰り返して行ったのちに、Vfの変化を調べ
た。続いて、信頼性試験として60℃における通電試験
(加速劣化試験)を実施し、実装法の違いによる素子寿
命の変化を調べた。
【0064】表2に、それぞれの素子の5mA通電時の初
期動作電圧、リフロー後の5mA通電時の動作電圧、60℃
・5mA通電時の輝度半減寿命を示す。
期動作電圧、リフロー後の5mA通電時の動作電圧、60℃
・5mA通電時の輝度半減寿命を示す。
【0065】
【表2】
【0066】表2から分かるとおり、250℃のリフロー
によって、素子IのみVfが大きく上昇しているが、その
他の素子はほとんど変化がない。つまり、実施例1と同
様にリフレクター型パッケージにおいても、Tgが80℃以
下のエポキシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をLED5の封
止に使用すれば、高温リフロープロセスによるLED5の
浮き上がり現象を防ぐことができ、Vf上昇問題が起こら
ないことが分かった。
によって、素子IのみVfが大きく上昇しているが、その
他の素子はほとんど変化がない。つまり、実施例1と同
様にリフレクター型パッケージにおいても、Tgが80℃以
下のエポキシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をLED5の封
止に使用すれば、高温リフロープロセスによるLED5の
浮き上がり現象を防ぐことができ、Vf上昇問題が起こら
ないことが分かった。
【0067】さらに、素子寿命についても、ベアチップ
状態である素子Nと比較して、素子Iのみが極端に短縮し
ていることが表2より読み取れるが、その他はほとんど
問題がない。素子Jの寿命は幾分短縮しているが許容範
囲である。
状態である素子Nと比較して、素子Iのみが極端に短縮し
ていることが表2より読み取れるが、その他はほとんど
問題がない。素子Jの寿命は幾分短縮しているが許容範
囲である。
【0068】この結果から、やはりTgが80℃以下のエポ
キシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をLED5の封止に使用
すれば、輝度寿命短縮の問題も起こらないことが分かっ
た。 (実施例3)実施例1に用いたタイプ1のチップと同様
のものを準備した。このチップを図2に示す形状の、フ
ラット型パッケージに実装し、トランスファーモールド
法ならびにキャスティング法による4種類の樹脂封止を
行った。
キシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をLED5の封止に使用
すれば、輝度寿命短縮の問題も起こらないことが分かっ
た。 (実施例3)実施例1に用いたタイプ1のチップと同様
のものを準備した。このチップを図2に示す形状の、フ
ラット型パッケージに実装し、トランスファーモールド
法ならびにキャスティング法による4種類の樹脂封止を
行った。
【0069】素子OはTg=130℃の一般的な透明エポキシ
樹脂によるトランスファーモールド封止、素子Pは図1
0に示すように、LED5の最近傍のみを弾性のある伸び
率120%のシリコーン樹脂(ジャンクションコートレ
ジン)18で封止し、さらにその周りをTg=130℃の一般
的な透明樹脂(エポキシ樹脂)6によるトランスファー
モールド封止し、素子QはTg=120℃の一般的な透明エポ
キシ樹脂によるキャスティング封止、素子RはTg=50℃の
透明エポキシ樹脂によるキャスティング封止を行った。
また参照用として、樹脂封止無しの実装品、素子Sも準
備した。
樹脂によるトランスファーモールド封止、素子Pは図1
0に示すように、LED5の最近傍のみを弾性のある伸び
率120%のシリコーン樹脂(ジャンクションコートレ
ジン)18で封止し、さらにその周りをTg=130℃の一般
的な透明樹脂(エポキシ樹脂)6によるトランスファー
モールド封止し、素子QはTg=120℃の一般的な透明エポ
キシ樹脂によるキャスティング封止、素子RはTg=50℃の
透明エポキシ樹脂によるキャスティング封止を行った。
また参照用として、樹脂封止無しの実装品、素子Sも準
備した。
【0070】トランスファーモールドを行う際は、樹脂
成型用の金型の温度を、インジウムの融点より充分低い
140℃程度とした。またキャスティングを行う際は、樹
脂成型用にはプラスチックケースを使用し、樹脂漏れ防
止のためにケースと基板の界面にゴム系材料を挟み込ん
で樹脂を硬化させた。
成型用の金型の温度を、インジウムの融点より充分低い
140℃程度とした。またキャスティングを行う際は、樹
脂成型用にはプラスチックケースを使用し、樹脂漏れ防
止のためにケースと基板の界面にゴム系材料を挟み込ん
で樹脂を硬化させた。
【0071】いずれの素子も、樹脂封止後にまずVfを測
定し、通常のリフロープロセス(最高温度250℃・10秒
間)を4回繰り返して行ったのちに、Vfの変化を調べ
た。続いて、信頼性試験として60℃における通電試験
(加速劣化試験)を実施し、実装法の違いによる素子寿
命の変化を調べた。
定し、通常のリフロープロセス(最高温度250℃・10秒
間)を4回繰り返して行ったのちに、Vfの変化を調べ
た。続いて、信頼性試験として60℃における通電試験
(加速劣化試験)を実施し、実装法の違いによる素子寿
命の変化を調べた。
【0072】表3に、それぞれの素子の5mA通電時の初
期動作電圧、リフロー後の5mA通電時の動作電圧、60℃
・5mA通電時の輝度半減寿命を示す。
期動作電圧、リフロー後の5mA通電時の動作電圧、60℃
・5mA通電時の輝度半減寿命を示す。
【0073】
【表3】
【0074】表3から分かるとおり、250℃のリフロー
によって、素子OとQにおいてVfが大きく上昇している
が、その他の素子はほとんど変化がない。つまり、実施
例1と同様にフラット型パッケージにおいても、Tgが80
℃以下のエポキシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をLED5
近傍の封止に使用すれば、高温リフロープロセスによる
LED5の浮き上がり現象を防ぐことができ、Vf上昇問題
が起こらないことが分かった。
によって、素子OとQにおいてVfが大きく上昇している
が、その他の素子はほとんど変化がない。つまり、実施
例1と同様にフラット型パッケージにおいても、Tgが80
℃以下のエポキシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をLED5
近傍の封止に使用すれば、高温リフロープロセスによる
LED5の浮き上がり現象を防ぐことができ、Vf上昇問題
が起こらないことが分かった。
【0075】さらに、素子寿命についても、ベアチップ
状態である素子Sと比較して、素子Qの寿命が極端に短縮
しており、素子Oの寿命も半分以下に短縮していること
が結果から読み取れるが、その他は問題がない。
状態である素子Sと比較して、素子Qの寿命が極端に短縮
しており、素子Oの寿命も半分以下に短縮していること
が結果から読み取れるが、その他は問題がない。
【0076】この結果から、やはりTgが80℃以下のエポ
キシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をチップ近傍の封止に
使用すれば、輝度寿命短縮の問題も起こらないことが分
かった。
キシ樹脂か室温でも柔らかい樹脂をチップ近傍の封止に
使用すれば、輝度寿命短縮の問題も起こらないことが分
かった。
【0077】以上のように本発明の実施の形態について
説明したが、今回開示した実施の形態は全ての点で例示
であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、
特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変
更が含まれる。
説明したが、今回開示した実施の形態は全ての点で例示
であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、
特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変
更が含まれる。
【0078】
【発明の効果】上述の通り、本発明によれば、封止樹脂
のガラス転移温度を80℃以下あるいは硬化後も弾性を有
するような柔らかい樹脂で発光素子を覆うことにより、
発光素子を封止する樹脂の硬化収縮時の応力による素子
の劣化を抑制するとともに、インジウム層が劣化して発
光装置の駆動電圧値が変化することをも防止することが
できる。また、上記樹脂封止には、簡単で低コストなプ
ロセスを採用することも可能である。
のガラス転移温度を80℃以下あるいは硬化後も弾性を有
するような柔らかい樹脂で発光素子を覆うことにより、
発光素子を封止する樹脂の硬化収縮時の応力による素子
の劣化を抑制するとともに、インジウム層が劣化して発
光装置の駆動電圧値が変化することをも防止することが
できる。また、上記樹脂封止には、簡単で低コストなプ
ロセスを採用することも可能である。
【0079】したがって、信頼性の高い種々の色調の白
色や、赤紫色やピンク色等の中間色の発光装置を低コス
トで作製することができ、特に携帯機器類の表示用、液
晶バックライト用、装飾用などの用途に大きな需要が期
待できる。
色や、赤紫色やピンク色等の中間色の発光装置を低コス
トで作製することができ、特に携帯機器類の表示用、液
晶バックライト用、装飾用などの用途に大きな需要が期
待できる。
【図1】 基板発光型多色LEDの断面図である。
【図2】 基板発光型多色LEDを有する発光装置の断面
図である。
図である。
【図3】 封止樹脂の収縮による応力でLEDチップに亀
裂が入っている状態を示す図である。
裂が入っている状態を示す図である。
【図4】 リフロー後にインジウム層内にボイドが発生
している状態を示す図である。
している状態を示す図である。
【図5】 本発明の実施例1のLEDにおけるZnSe基板お
よびエピタキシャル発光構造を示す断面図である。
よびエピタキシャル発光構造を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施例1の発光装置の側面図であ
る。
る。
【図7】 本発明の実施例1の発光装置の変形例の側面
図である。
図である。
【図8】 本発明の実施例2の発光装置の断面図であ
る。
る。
【図9】 本発明の実施例2の発光装置の変形例の断面
図である。
図である。
【図10】 本発明の実施例3の発光装置の断面図であ
る。
る。
1 ZnSe基板、2 エピタキシャル発光構造、3 樹脂
基体、4 パターン配線、5 LED、6 透明樹脂、7
金ワイヤ、8 インジウム層、9 亀裂、10 ボイ
ド、11 n型 ZnSeバッファ層、12 n型クラッド
層、13 単一量子井戸層、14 p型クラッド層、1
5 p型コンタクト層、16,17 リードフレーム、
18 シリコーン樹脂、19 リフレクター。
基体、4 パターン配線、5 LED、6 透明樹脂、7
金ワイヤ、8 インジウム層、9 亀裂、10 ボイ
ド、11 n型 ZnSeバッファ層、12 n型クラッド
層、13 単一量子井戸層、14 p型クラッド層、1
5 p型コンタクト層、16,17 リードフレーム、
18 シリコーン樹脂、19 リフレクター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武部 敏彦 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 石長 宏基 京都府京都市右京区西院溝崎町21番地 ロ ーム株式会社内 (72)発明者 前川 守 京都府京都市右京区西院溝崎町21番地 ロ ーム株式会社内 Fターム(参考) 4M109 AA01 CA21 EE11 GA01 5F041 AA14 AA40 CA05 CA41 CA43 CA57 CA66 DA07 DA17 DA44 DA45 DA46 DA58 DB09 FF01 FF11 5F061 AA01 CB03 FA01
Claims (8)
- 【請求項1】 電極と、 前記電極上にインジウム層を介して実装され、n型ZnSe
単結晶からなる基板と、該基板上に設けられ電流注入に
より発光しZnSeを母体とする混晶化合物からなるエピタ
キシャル発光構造とを有する発光素子と、 前記発光素子を封止する封止樹脂とを備え、 前記封止樹脂のガラス転移温度を80℃以下とした、発光
装置。 - 【請求項2】 前記封止樹脂は、ガラス転移温度が30℃
以上80℃以下であり透明もしくはそれに光拡散剤を混入
したエポキシ系樹脂を含む、請求項1に記載の発光装
置。 - 【請求項3】 電極と、 前記電極上にインジウム層を介して実装され、n型ZnSe
単結晶からなる基板と、該基板上に設けられ電流注入に
より発光しZnSeを母体とする混晶化合物からなるエピタ
キシャル発光構造とを有する発光素子と、 前記発光素子を封止する封止樹脂とを備え、 前記封止樹脂は、前記発光素子を覆い室温において伸び
率が40%以上あるような弾性を有する透明もしくはそ
れに光拡散剤を混入した第1樹脂と、該第1樹脂を覆い
該第1樹脂よりも硬度が高く透明もしくはそれに光拡散
剤を混入した第2樹脂を含む、発光装置。 - 【請求項4】 前記第1樹脂はシリコーン系樹脂を含
み、 前記第2樹脂はエポキシ系樹脂を含む、請求項3に記載
の発光装置。 - 【請求項5】 絶縁材料よりなる基体を備え、 前記電極は、基体上に形成されたパターン電極を含む、
請求項1から請求項4のいずれかに記載の発光装置。 - 【請求項6】 前記発光素子を囲むように前記基体上に
設けられ、前記基板からの蛍光を反射させるための反射
構造を備え、 前記封止樹脂は、前記反射構造で囲まれる領域内に形成
される、請求項5に記載の発光装置。 - 【請求項7】 電極上にインジウム層を介して、n型ZnS
e単結晶からなる基板と、該基板上に設けられ電流注入
により発光しZnSeを母体とする混晶化合物からなるエピ
タキシャル発光構造とを有する発光素子を実装する工程
と、 前記発光素子にガラス転移温度が80℃以下のエポキシ樹
脂の液滴を滴下した後に硬化させることにより前記発光
素子を封止する封止樹脂を形成する工程と、を備えた、
発光装置の製造方法。 - 【請求項8】 電極上にインジウム層を介して、n型ZnS
e単結晶からなる基板と、該基板上に設けられ電流注入
により発光しZnSeを母体とする混晶化合物からなるエピ
タキシャル発光構造とを有する発光素子を実装する工程
と、 前記発光素子をシリコーン樹脂で覆う工程と、 トランスファモールド法により、前記シリコーン樹脂を
覆うようにエポキシ樹脂を形成する工程と、を備えた、
発光装置の製造方法
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