JP2002299272A - ロードロック室 - Google Patents

ロードロック室

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JP2002299272A JP2001102415A JP2001102415A JP2002299272A JP 2002299272 A JP2002299272 A JP 2002299272A JP 2001102415 A JP2001102415 A JP 2001102415A JP 2001102415 A JP2001102415 A JP 2001102415A JP 2002299272 A JP2002299272 A JP 2002299272A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉じ込め空間側からロードロック室内側への
空気の漏れを大幅に抑制することが可能なロードロック
室を提供する。 【解決手段】 内側に閉じ込め空間26ができるような
構造物22が内部に設けられて、周囲が筐体12で形成
されると共に前記筐体内が不活性ガス雰囲気になされる
ロードロック室において、前記構造物の接合部分を内包
するようにシール板34A〜34Dを形成し、前記シー
ル板の取付部に弾性シール部材36A〜36Dを介在さ
せるように構成する。これにより、閉じ込め空間側から
ロードロック室内側への空気の漏れを大幅に抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等を
熱処理する熱処理炉に並設されるロードロック室に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体ウエハ等を一度に多数枚
熱処理する装置として、特開平4−269824号公報
等に開示されているような縦型のバッチ式の熱処理装置
が知られている。ここで、従来の一般的なバッチ式の熱
処理装置について説明する。図9は従来の一般的なバッ
チ式の熱処理装置を示す概略構成図、図10は図9中の
ロードロック室の筐体を示す模式図、図11は図10中
の補強フレーム部材を示す拡大斜視図である。この熱処
理装置2は、半導体ウエハに対して実際に熱処理を施す
加熱炉4と、この加熱炉4の下方に設けられて上記加熱
炉4に対して半導体ウエハをロード及びアンロードさせ
るロードロック室6とにより主に構成される。上記加熱
炉4は、周囲に円筒体状に加熱ヒータ8を配置してなる
石英製の処理容器10を有しており、この処理容器10
の下端は開口され、これよりウエハがロード或いはアン
ロードされる。
【0003】一方、上記ロードロック室6は、全体が例
えばステンレス製の箱状の筐体12により区画形成され
ており、上記加熱炉4の下方に連結されている。このロ
ードロック室6内には、ボートエレベータのような昇降
機構14が設けられており、この昇降機構14は、多数
枚のウエハWを多段に支持するための例えば石英製のウ
エハボート16を保持しており、この昇降機構14を駆
動することにより、このウエハWを支持しているウエハ
ボート16を上下動させて処理容器10内へロード、ア
ンロードできるようになっている。
【0004】このロードロック室6内の一側には、内部
の循環ガスを清浄に保つ例えばHEPAフィルタよりな
るフィルタ部18が設けられており、送風ファン20を
用いて、ウエハ表面に自然酸化膜が発生することを防止
するための不活性ガス、例えば窒素ガスをこのロードロ
ック室6内に循環させており、また、一部のガスはロー
ドロック室6の天井部に設けた排気口21から系外へ排
出させている。また、このロードロック室6の容量は、
例えばウエハサイズにもよるが、1000〜2000リ
ットルもの大きな容量を持つことから、これを区画する
筐体12の荷重をできるだけ軽量化するために、この筐
体12は、非常に薄いステンレス板等を組み立てるよう
にして構成されており、その内側に例えば断面がクラン
ク形に屈曲成形された補強フレーム部材22を溶接接合
して筐体12の強度を十分なものとしている。
【0005】そして、上記補強フレーム部材22の溶接
接合部には、図10にも示すように、例えばシリコンシ
ーラント等よりなる粘性シール部材24が上記溶接接合
部に沿って粘着されており、補強フレーム部材22を取
り付けることによりその内側に形成される閉じ込め空間
26内の空気が装置稼働中にロードロック室6内へ漏れ
出ないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体ウエ
ハWを実際にロードロック室6内へ搬入する時には、ウ
エハ表面への自然酸化膜の付着を抑制するために搬入に
先立って、予めこのロードロック室6内を通常の空気か
ら不活性ガスである窒素ガス雰囲気に置換しておく必要
があり、このロードロック室6内の酸素濃度や水分濃度
をそれぞれ所定値以下にしておく。そして、このロード
ロック室6内は、この外側の大気圧よりも、例えば10
0Pa程度陽圧状態に維持し、外部の空気がこのロード
ロック室6内へ侵入しないようにしている。
【0007】しかしながら、ロードロック室6内は、種
々の機構や構造物が複雑に入り組んでいることから上記
補強フレーム部材22の全ての接合部分に目止め用の粘
性シール部材24を形成することができず、一部の接合
部分はロードロック室6内に露出状態となっている。こ
の場合には、不十分な溶接接合の隙間を介して閉じ込め
空間26内の、Oや水分を含んだ空気がロードロック
室6内に少しずつ漏れ出てくることが避けられない。ま
た、粘性シール部材24も長期間の使用によりそれ自体
が劣化してシール性も低下することは避けられないの
で、図11にも示すようにそのシール性が劣化した部分
を介して上記閉じ込め空間26内の空気が矢印28に示
すように漏れ出てくる場合もある。
【0008】更には、熱処理後のウエハWは高温状態と
なっているので、筐体12もこの高温に晒されることに
なり、従って、長期間の熱伸縮によって筐体12自体が
熱変形を起こして補強フレーム部材22の接合部分30
(図11参照)に隙間が発生し、この隙間を介して閉じ
込め空間26内の空気が漏れ出てくる場合もある。ま
た、上記した補強フレーム部材22のような構造物に限
らず、ロードロック室6内に収容される構造物でその内
部に閉じ込め空間を形成する構造物が存在する場合に
は、全て上述したような閉じ込め空間内から、O
スや水分を含んだ空気がロードロック室6内に漏れ出て
くる場合があった。このため、前述したように、O
濃度や水分濃度がそれぞ所定値以下となるまでにロード
ロック室6内を窒素ガス置換する際、上記したように閉
じ込め空間26内から漏れ出た空気に起因して、多量の
窒素ガスを必要とするばかりか、窒素ガス置換に要する
時間も延びてしまう、といった問題があった。
【0009】この場合、上記補強フレーム部材22を初
めとする構造物の溶接接合の精度を向上してここに漏れ
が全く発生しないようにすることも考えられるが、この
場合には、大幅なコスト上昇が余儀なくされることから
現実的ではない。本発明は、以上のような問題点に着目
し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本
発明の目的は、閉じ込め空間側からロードロック室内側
への空気の漏れを大幅に抑制することが可能なロードロ
ック室を提供することにある。また、本発明の目的は、
閉じ込め空間内も不活性ガス雰囲気に置換することがで
きるロードロック室を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に規定する発明
は、内側に閉じ込め空間ができるような構造物が内部に
設けられて、周囲が筐体で形成されると共に前記筐体内
が不活性ガス雰囲気になされるロードロック室におい
て、前記構造物の接合部分を内包するようにシール板を
形成し、前記シール板の取付部に弾性シール部材を介在
させるように構成したことを特徴とするロードロック室
である。これにより、構造物の接合部分に空気の漏れが
生じても、これを覆って弾性シール部材を介在させてシ
ール板を設けているので、ロードロック室内側へ閉じ込
め空間内の空気が漏れ出てくることを、大幅に抑制する
ことが可能となる。
【0011】この場合、例えば請求項2に規定するよう
に、前記シール板は、固定ネジで取り付けられる。請求
項3に規定する発明は、内側に閉じ込め空間ができるよ
うな構造物が内部に設けられて、周囲が筐体で形成され
ると共に前記筐体内が不活性ガス雰囲気になされるロー
ドロック室において、前記構造物に、前記筐体内側へ開
放された複数の通気孔を形成するようにしたことを特徴
とするロードロック室である。これにより、筐体内のみ
ならず、構造物の閉じ込め空間内は通気孔により不活性
ガス雰囲気に置換されるので、閉じ込め空気内の空気漏
れの問題を解決することが可能となる。
【0012】この場合、例えば請求項4に規定するよう
に、前記通気孔は、前記構造物を区画する壁面の内、互
いに対向する壁面に設けられることを特徴とする請求項
3記載のロードロック室る。請求項5に規定する発明
は、内側に閉じ込め空間ができるような構造物が内部に
設けられて、周囲が筐体で形成されると共に前記筐体内
が不活性ガス雰囲気になされるロードロック室におい
て、前記構造物は、前記筐体の壁面に取り付けられてお
り、前記壁面には前記筐体の外側へ通ずるガス逃し孔が
形成されていることを特徴とするロードロック室であ
る。これにより、閉じ込め空間はガス逃し孔を介して大
気に連通されて、しかも、筐体内は常に外気よりも僅か
に陽圧状態になされているので、筐体内に、Oガスや
水分が含まれている外気が侵入してくることを防止する
ことが可能となる。また、例えば請求項6に規定するよ
うに、前記構造物は、前記筐体を補強するための補強フ
レーム部材である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るロードロッ
ク室の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は
本発明に係るロードロック室を示す概略構成図、図2は
図1中のロードロック室の筐体の構造を概括的に示す
図、図3は図2中のB部を示す拡大組立図である。先
に、図9〜図11を参照して説明した部分と同一構成部
分については、同一符号を付して説明する。この熱処理
装置32は、半導体ウエハに対して実際に熱処理を施す
加熱炉4と、この加熱炉4の下方に設けられて上記加熱
炉4に対して半導体ウエハをロード及びアンロードさせ
るロードロック室33とにより主に構成される。上記加
熱炉4は、周囲に円筒体状に加熱ヒータ8を配置してな
る石英製の処理容器10を有しており、この処理容器1
0の下端は開口され、これよりウエハがロード或いはア
ンロードされる。そして、この開口は、ウエハをロード
した時にキャップ部11により密閉される。
【0014】一方、上記ロードロック室33は、全体が
例えばステンレス製の箱状の筐体12により区画形成さ
れており、上記加熱炉4の下方に連結されている。この
ロードロック室33内には、ボートエレベータのような
昇降機構14が設けられており、この昇降機構14は、
多数枚のウエハWを多段に支持するための例えば石英製
のウエハボート16を保持しており、この昇降機構14
を駆動することにより、このウエハWを支持しているウ
エハボート16を上下動させて処理容器10内へロー
ド、アンロードできるようになっている。このロードロ
ック室33内の一側には、内部の循環ガスを清浄に保つ
例えばHEPAフィルタよりなるフィルタ部18が設け
られており、送風ファン20を用いて、ウエハ表面に自
然酸化膜が発生することを防止するための不活性ガス、
例えば窒素ガスをこのロードロック室33内に循環させ
ており、また、一部のガスはロードロック室33の天井
部に設けた排気口21から系外へ排出させている。ま
た、このロードロック室33の容量は、例えばウエハサ
イズにもよるが、1000〜2000リットルもの大き
な容量を持つことから、これを区画する筐体12の荷重
をできるだけ軽量化するために、この筐体12は、非常
に薄いステンレス板等を組み立てるようにして構成され
ており、その内側に、ロードロック室334内の構造物
として例えば断面がクランク形に屈曲成形された補強フ
レーム部材22を溶接接合して筐体12の強度を十分な
ものとしている。
【0015】具体的には、図2にも示すように、上記断
面クランク形の補強フレーム部材22の両側のフランジ
部22Aを筐体12の内面側に溶接することにより接合
されており、この補強フレーム部材22の内側には閉じ
込め空間26が形成される。尚、図2では昇降機構1
4、ウエハボート16、フィルタ手段18等の記載を省
略し、筐体構造を主として示している。この補強フレー
ム部材22は筐体12内の天井部、底部、側面部の全て
に、適切な間隔を隔てて設けられており、筐体12の強
度を保持している。上記補強フレーム部材22のフラン
ジ部22Aの溶接による接合部分30(図3参照)は、
筐体12の強度を単に補強するための簡易な溶接である
ことから装置稼働中にこの内部の閉じ込め空間26から
や水分を含んだ空気が筐体12内に漏れ出る恐れ
がある。そこで、本発明では、ロードロック室33内の
構造物である上記補強フレーム部材22の接合部分30
を内包するようにシール板34A〜34Dを形成し、こ
の取付部に弾性シール部材36A〜36Dを介在させ
て、閉じ込め空間26側から筐体12内へO や水分
を含む空気が漏れ出ることを防止するようになってい
る。この点について詳しく説明すると、図2及び図3に
も示すように、ここでは4種類のシール板34A、34
B、34C、34Dを用いた場合を示しており、筐体1
2の壁面を、いわば2重板構造としている。
【0016】まず、第1のシール板34Aは、図2では
コーナ部に設けていることからこれに沿うように中央部
分が90度に折り曲げられており、両端も断面L字状に
屈曲されている。この第1のシール板34Aは、隣り合
う2つの補強フレーム部材22間に密接して嵌め込むよ
うにして設置される。そして、上記補強フレーム部材2
2のフランジ部22A上に沿って例えばシリコンスポン
ジやシリコンシーラント等よりなる弾性シール部材36
Aを張設し、この弾性シール部材36A上に上記第1の
シール板34Aの屈曲部38の先端を当接させて取り付
ける。そして、この第1のシール板34Aと上記補強フ
レーム部材22との間に補助板40を掛け渡して設け、
この補助板40を、座面にシール機能を持つ座金43を
介して固定ネジ41により補強フレーム部材22側に取
付固定する。この際、固定ネジ41の締め付けにより補
助板40を介して上記第1のシール板34Aを弾性シー
ル部材36A側へ押さえ込んで屈曲部38の先端を食い
込ませ、この取付部のシール性を高く維持する。従っ
て、この第1のシール板34Aと筐体12の壁面との間
にはシール性の高い密閉空間40Aが形成されることに
なる。
【0017】また、上記第2のシール板34Bも、図2
ではコーナ部に設けていることから、それに沿うように
中央部分が90度に折り曲げられており、両端は折り返
された後に、断面L字状に屈曲されている。この第2の
シール板34Bは、隣り合う2つの補強フレーム部材2
2上にその両端の一部を載置させて掛け渡すように設置
される。そして、ここでは上記補強フレーム部材22の
側面と略平行となるように僅かな間隔を隔てて断面コ字
状の補助固定具42を上記フランジ部22A上に溶接接
合により固定している。そして、この補助固定具42と
補強フレーム部材22との間隙の底部に弾性シール部材
36Bを押し込んで挿入し、更にその上より上記第2の
シール板34Bの屈曲部44を押し込んでこの屈曲部4
4の先端を食い込ませて、この取付部のシール性を高く
維持する。この場合、上記第2のシール板34Bと上記
補助固定具42とを、前述したような座金43の付いた
固定ネジ41で締め付け固定する。この場合にも、この
第2のシール板34Bと筐体12の壁面との間にはシー
ル性の高い密閉空間40Bが形成されることになる。
【0018】更に、上記第3のシール板34Cは、図2
では平面部に設けられており、この両端は単に内側へ折
り曲げられている。この第3のシール板34Cは、隣り
合う2つの補強フレーム部材22上にその両端の一部を
載置させて掛け渡すように設置されている。そして、こ
こでは上記補強フレーム部材22の側壁に、コーナ部が
内側へ部分的に屈曲された断面略L字状の第2の補助固
定具46が溶接接合により固定している。そして、この
第2の補助固定具46の屈曲部と上記補強フレーム部材
22との間に形成される間隙に弾性シール部材36Cを
押し込んで挿入し、その上より上記第3のシール板34
Cにより押し付けて、この取付部のシール性を高く維持
する。この場合、第3のシール板34Cと上記第2の補
助固定具46とを、前述したような座金43の付いた固
定ネジ41で締め付け固定する。この場合にも、この第
3のシール板34Cと筐体12の壁面との間にはシール
性の高い密閉空間40Cが形成されることになる。
【0019】更に、上記第4のシール板34Dは、図2
では平面部に設けられており、この両端は単に内側へ折
り曲げられている。そして、ここでは上記補強フレーム
部材22の側壁に、断面略逆L字状の第3の補助固定具
47が溶接接合により固定している。そして、第3の補
助固定具47の取り付け高さを上記補強フレーム部材2
2よりも僅かに高くしている。ここで、この第4のシー
ル板34Dは、隣り合う2つの補強フレーム部材22に
取り付けた第3の補助固定具47上にその両端の一部を
載置させて掛け渡すように設置されている。そして、こ
の第3の補助固定具47の屈曲部と上記補強フレーム部
材22との間に形成される間隙に弾性シール部材36D
を押し込んで挿入し、その上より上記第4のシール板3
4Dにより押し付けて、この取付部のシール性を高く維
持する。この場合、第4のシール板34Dと上記第3の
補助固定具47とを、前述したような座金43の付いた
固定ネジ41で締め付け固定する。この場合にも、この
第4のシール板34Dと筐体12の壁面との間にはシー
ル性の高い密閉空間40Dが形成されることになる。
【0020】ここでは4種類のシール板34A〜34D
を示したが、これらの全種類を用いないで、これらの内
の1種類、2種類或いは3種類のシール板のみを用いる
ようにしてもよい。また、ここでは第1及び第2のシー
ル板34A、34Bをそれぞれコーナ部に適用し、第3
及び第4のシール板34C、34Dを平面部に適用した
が、逆に、第1及び第2のシール板34A、34Bを平
面部に適用し、第3及び第4のシール板34C、34D
をコーナ部に適用するようにしてもよい。尚、図示され
ていないが、このロードロック室33には、ウエハをこ
のロードロック室33の外との間で搬入・搬出するため
に開閉可能になされた開閉ドアが設けられている。
【0021】次に、以上のように構成されたロードロッ
ク室の動作について説明する。まず、このロードロック
室33の組み立ては、一般的には清浄ではあるがO
スや水分をある程度の量含んだ空気中で行われるので、
この筐体12内、この中の構造物である補助フレーム部
材22内の閉じ込め空間26内、及び第1〜各第4のシ
ール板34A〜34Dと筐体12の内壁とにより区画さ
れた各密閉空間40A〜40C内には、上記清浄な空気
が封入された状態となっている。
【0022】さて、このようなロードロック室33を加
熱炉4と組み合わせて熱処理装置32を製造し、実際に
熱処理を行う場合には、まず、筐体12のガス導入口5
0から不活性ガスとして、ここではN (窒素ガス)
ガスを継続的に供給すると共にこの筐体12内の雰囲気
を少しずつ排気口21を介して排出し、この筐体12内
の雰囲気ガスをN ガスと置換する。この筐体12内
では、送風ファン20によりフィルタ部18から横流と
して送出された雰囲気ガスはウエハボート16内を水平
に通過して反対側に位置するパンチングメタルよりなる
区画板52の内側に流入し、そして、筐体12の底部を
通って上記送風ファン20に至り、循環されている。
【0023】ここで、筐体12内の雰囲気ガスのO
濃度及び水分濃度が図示しないセンサでの検出結果、そ
れぞれ所定値以下になったならば、ウエハ表面に自然酸
化膜が付着する可能性が非常に低くなったことになるの
で、図示しない搬出入口よりこのロードロック室33内
にウエハWを搬入し、ウエハボート16にウエハWを多
段に載置し、これを上昇させることにより上方の処理容
器10内へロードして所定のプロセス、例えば成膜処理
等を行うことになる。このプロセス時間が長ければ、こ
のプロセス中は筐体12内にN ガスを供給すること
を停止してもよいし、プロセス時間が短ければプロセス
中においても常時、N ガスの供給を行っていてもよ
い。いずれにしても、プロセスが終了してウエハを処理
容器10内から降下させてアンロードする時には、筐体
12内の雰囲気ガスのO ガス濃度や水分濃度はそれ
ぞれ所定値以下になされている。また、筐体12内は、
大気に対して僅かな圧力、例えば100Pa程度だけ陽
圧になされている。そして、処理済みのウエハWは筐体
12外へ搬出され、また、未処理のウエハが搬入され
て、上述したような動作が繰り返されることになる。
【0024】さて、上述したような一連の動作におい
て、この筐体12内の雰囲気ガスをN ガス雰囲気に
置換する場合には、スループット向上の要請から早期に
ガス濃度及び水分濃度をそれぞれ所定値以下、例
えばO ガス濃度は5ppm以下、水分濃度は1pp
m以下にする必要があり、且つまた必要な期間は継続し
てこの状態を維持しなければならない。この場合、従来
のロードロック室にあっては、図9〜図11を参照して
説明したように、経時変化や熱による影響等で補強フレ
ーム部材22の接合部分をシールしていた粘性シール部
材24(図10参照)や接合部分30が劣化して閉じ込
め空間26内の空気が筐体12内側へ漏れ出てくる場合
があることから、Nガス置換に多量のN ガスを必
要としたり、また、N ガス置換に長い時間を要して
いた。また、N ガス雰囲気を維持するにも、常時多
量のN ガスを必要とする場合があった。
【0025】しかしながら、本実施例にあっては、図2
及び図3にも示したように、上記補強フレーム部材22
の接合部分30を包含するように、弾性シール部材30
を介してシール板34A〜34Dにより覆っている。従
って、万一、熱伸縮等によって補強フレーム部材22の
接合部分30にリークが生じて閉じ込め空間26内の空
気が密閉空間40A〜40D側へ漏れ出たとしても、こ
の密閉空間40A〜40Dは略完全にシールされている
ので、この空気が筐体12側へ漏れ出ることを防止する
ことが可能となる。従って、上述したように閉じ込め空
間26内の、O ガスや水分を多く含んだ空気が最終
的に筐体12内側へ漏れ出ることを防止できるので、従
来装置と比較してN ガスの使用量を大幅に削減する
ことができ、しかも、O ガス濃度や水分濃度をそれ
ぞれ所定値以下にするまでのN ガス置換に要する時
間も大幅に削減することが可能となる。
【0026】ここで、上述したようなロードロック室と
従来のロードロック室の窒素ガス置換のシミュレーショ
ンを行ったので、その評価結果について説明する。図4
は窒素ガス置換の時間と酸素濃度との関係を示すグラフ
である。このシミュレーションでは、ロードロック室内
の容量を1800リットル、従来のロードロック室では
600リットル/minの流量で窒素ガスを供給し、筐
体内における酸素の漏れ量は0.1cc/minとして
いる。本発明のロードロック室では初期時には400リ
ットル/minの流量で供給している。このグラフから
明らかなように、酸素濃度の基準値である5ppmまで
低下するのに、従来のロードロック室では略61分程度
要したが、本発明の方法では略49分程度しか要さず、
窒素ガス置換に要する時間を大幅に削減できること、及
び窒素ガス使用量も大幅に削減できることが判明した。
また、このグラフでは表れていないが、酸素濃度1pp
mを維持するのに、約111リットル/minの窒素ガ
スの供給量で済み、この点より、必要な窒素ガス雰囲気
を維持するためにも、窒素ガスの供給量を大幅に削減で
きることが判明した。
【0027】また、上述のように必要な窒素ガス雰囲気
を維持するための窒素ガスの供給量(使用量)を削減で
きることは、特に、ウエハのプロセス中もロードロック
室33内を必要な窒素ガス雰囲気に維持するような、い
わゆるフルタイム窒素ガス置換操作に適することにな
る。尚、上記実施例においては、シール板34A〜34
D、弾性シール部材36A〜36D、補助固定具42、
46、固定ネジ41等を用いた構造としたが、これに限
定されず、上記各部材を一切用いず、補強フレーム部材
22に通気孔を設けて閉じ込め空間内もガス置換するよ
うにしてもよい。図5はこのような本発明の第2の実施
例の筐体部分のみを示す構成図、図6は図5に示す補助
フレーム部材を示す拡大斜視図である。
【0028】ここでは図10に示すと同様に、筐体12
の壁面には補強フレーム部材22のみが接合されてお
り、図10において用いた粘性シール部材24も用いて
いない。そして、この補強フレーム部材22の側面に
は、複数の通気孔60が形成されており、この内部の閉
じ込め空間26を筐体12内側へ連通している。この場
合、この通気孔60は補強フレーム部材22の互いに対
向する側面(壁面)に対になって形成するのが、閉じ込
め空間26内の雰囲気を窒素ガスにより効率的に置換す
る上で好ましい。この第2の実施例の場合には、上述の
ように補強フレーム部材22内の閉じ込め空間26内の
雰囲気も窒素ガスにより置換することから、窒素ガス置
換に要する時間、窒素ガス量は、共に先に説明した第1
の実施例の場合よりも僅かに増加するが、一旦、窒素ガ
ス置換が完了してその状態を維持する場合には、使用す
る窒素ガス量は非常に少なくて済み、すなわちフルタイ
ム窒素ガス置換操作に適することになる。
【0029】また、上記第2の実施例にて示した通気孔
60を設けるのに代えて、筐体自体にこの外側へ通ずる
ガス逃し孔を形成するようにしてもよい。図7はこのよ
うな本発明の第3の実施例の筐体部分のみを示す構成
図、図8は図7に示す補強フレーム部材を示す拡大斜視
図である。ここでは図5及び図6に示す構造で用いた通
気孔60を設けておらず、これに代えて補強フレーム部
材22を溶接接合した部分の筐体壁面に複数のガス逃し
孔62を形成しており、この閉じ込め空間26を筐体1
2の外側へ連通させている。この場合には、筐体12内
を、その外側よりも僅かな圧力だけ高い陽圧状態にして
いるので、筐体12内の窒素ガスが圧力の低い閉じ込め
空間26側へ漏れることはあっても、逆に閉じ込め空間
26内の空気が筐体側へ漏れ込んでくることを防止する
ことができる。ただし、この場合には、窒素ガスが筐体
12内側から閉じ込め空間26側へ漏れることを許容し
ているので、その分、前述した第1及び第2の実施例と
比較して、供給する窒素ガス量がある程度増加すること
は避けられない。
【0030】また、この場合には、補強フレーム部材2
2の接合部分に、図10において用いたような粘性シー
ル部材24を形成するようにしてシール性を高めてもよ
い。以上の各実施例では、ロードロック室33内の構造
物として補強フレーム部材22を例にとって説明した
が、組み立て完了時に内部に閉じ込め空間を形成するよ
うな構造物ならば、全て本発明を適用することができ
る。また、上記各実施例では被処理体として半導体ウエ
ハを例にとって説明したが、これに限定されず、ガラス
基板、LCD基板等にも本発明を適用することができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のロードロ
ック室によれば、次のように優れた作用効果を発揮する
ことができる。請求項1、2、6に規定する発明によれ
ば、構造物の接合部分に空気の漏れが生じても、これを
覆って弾性シール部材を介在させてシール板を設けてい
るので、ロードロック室内側へ閉じ込め空間内の空気が
漏れ出てくることを、大幅に抑制することができる。請
求項3、4に規定する発明によれば、筐体内のみなら
ず、構造物の閉じ込め空間内は通気孔により不活性ガス
雰囲気に置換されるので、閉じ込め空気内の空気漏れの
問題を解決することができる。請求項5に規定する発明
によれば、閉じ込め空間はガス逃し孔を介して大気に連
通されて、しかも、筐体内は常に外気よりも僅かに陽圧
状態になされているので、筐体内に、O ガスや水分
が含まれている外気が侵入してくることを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロードロック室を示す概略構成図
である。
【図2】図1中のロードロック室の筐体の構造を概括的
に示す図である。
【図3】図2中のB部を示す拡大組立図である。
【図4】窒素ガス置換の時間と酸素濃度との関係を示す
グラフである。
【図5】本発明の第2の実施例の筐体部分のみを示す構
成図である。
【図6】図5に示す補助フレーム部材を示す拡大斜視図
である。
【図7】本発明の第3の実施例の筐体部分のみを示す構
成図である。
【図8】図7に示す補強フレーム部材を示す拡大斜視図
である。
【図9】従来の一般的なバッチ式の熱処理装置を示す概
略構成図である。
【図10】図9中のロードロック室の筐体を示す模式図
である。
【図11】図10中の補強フレーム部材を示す拡大斜視
図である。
【符号の説明】
4 加熱炉 8 加熱ヒータ 10 処理容器 12 筐体 16 ウエハボート 22 補強フレーム部材(構造物) 26 閉じ込め空間 32 熱処理装置 33 ロードロック室 34A〜34D シール板 36A〜36D 弾性シール部材 40A〜40D 密閉空間 41 固定ネジ 60 通気孔 62 ガス逃し孔 W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に閉じ込め空間ができるような構造
    物が内部に設けられて、周囲が筐体で形成されると共に
    前記筐体内が不活性ガス雰囲気になされるロードロック
    室において、 前記構造物の接合部分を内包するようにシール板を形成
    し、前記シール板の取付部に弾性シール部材を介在させ
    るように構成したことを特徴とするロードロック室。
  2. 【請求項2】 前記シール板は、固定ネジで取り付けら
    れることを特徴とする請求項1記載のロードロック室。
  3. 【請求項3】 内側に閉じ込め空間ができるような構造
    物が内部に設けられて、周囲が筐体で形成されると共に
    前記筐体内が不活性ガス雰囲気になされるロードロック
    室において、 前記構造物に、前記筐体内側へ開放された複数の通気孔
    を形成するようにしたことを特徴とするロードロック
    室。
  4. 【請求項4】 前記通気孔は、前記構造物を区画する壁
    面の内、互いに対向する壁面に設けられることを特徴と
    する請求項3記載のロードロック室。
  5. 【請求項5】 内側に閉じ込め空間ができるような構造
    物が内部に設けられて、周囲が筐体で形成されると共に
    前記筐体内が不活性ガス雰囲気になされるロードロック
    室において、 前記構造物は、前記筐体の壁面に取り付けられており、
    前記壁面には前記筐体の外側へ通ずるガス逃し孔が形成
    されていることを特徴とするロードロック室。
  6. 【請求項6】 前記構造物は、前記筐体を補強するため
    の補強フレーム部材であることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれかに記載のロードロック室。
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