JP2002298808A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2002298808A
JP2002298808A JP2001101495A JP2001101495A JP2002298808A JP 2002298808 A JP2002298808 A JP 2002298808A JP 2001101495 A JP2001101495 A JP 2001101495A JP 2001101495 A JP2001101495 A JP 2001101495A JP 2002298808 A JP2002298808 A JP 2002298808A
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battery chamber
batteries
temperature
contact piece
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JP2001101495A
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Hideaki Kume
英明 久米
Hiroyuki Otokuni
裕幸 乙訓
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 全ての電池の温度を対象に正確に温度検出を
行うことがで電池の異常な温度上昇に対する安全性を向
上させる。 【解決手段】 カメラは、主に電池室を形成する電池室
ユニット20を前カバに組み合わせることにより、電池
室を形成している。電池室ユニット20は第1の電池室
部材21と第2の電池室部材22とで構成される。第2
の電池室部材22のセパレータ部22Bは電池室に収納
される全ての電池の移動を規制するもので、電池室の略
中央部分に配置される。このセパレータ部22Bの内部
には電池温度が所定の温度になると電流を実質的に遮断
する温度素子25が嵌装される。これにより、全ての電
池の温度を対象に正確に温度検出を行うことができ、電
池の異常な温度上昇に対する安全性を向上させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電池を収納
する電池室を備えた電子機器に関し、特に電池室内に配
置された温度素子により収納された全ての電池を対象に
正確な温度検出を行い、該検出結果に基づき回路内の電
流の遮断制御可能な構成とすることで電池の異常な温度
上昇に対する安全性を向上できる電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯性を考慮し、複数の電池
を収納する電池室を備えて構成された電子機器が幅広く
普及している。特に、カメラ等の電子機器においては、
バッテリーとしての電池が必須であることから前記電池
室をカメラ本体内部に形成し配置しなければならず、ま
た、その電池室の大きさについてもカメラのバッテリ使
用容量に合わせた大きさ形状で形成されるようになって
いる。
【0003】一般に、この種の電子機器においては、前
記電池室がカメラ本体(機器本体)内に設けられ、該電
池室には収容する電池の両側電極と接合して電気的に導
通するための一対の電池接片が電池の数に合わせて複数
装着されている。
【0004】また、収容した電池の異常な温度上昇に対
する安全性を考慮して、前記電池室内の電池温度を検出
するとともに異常な温度上昇をした場合には機器回路内
の電気的遮断を行うための温度素子を設けた電子機器も
あり、この種の先行技術としては、従来より種々様々な
提案がなされている。
【0005】例えば、特開平7−12249号公報に記
載のパック電池は、ケース内に複数併設される電池を内
蔵しており、該ケース内のプリント基板には温度素子が
表面から突出するように固定されるとともに、ケース内
面に表出して電池の表面に接触し、あるいは接近して配
設されている。これにより、配線作業を簡素化して、温
度素子を正確な位置に配置し、電池の異常な温度上昇に
対する安全性を高くするようにしている。
【0006】また、特開2000−251945号公報
に記載の電池の保護素子は、電池の表面に接触されるケ
ースと、このケースに内蔵されて電池温度で電池に流れ
る電流を制御し、あるいは電池に流れる電流を制御する
信号を出力する感熱部とを備える保護素子において、ケ
ースが電池の長手方向に沿って延長されてなる細長い形
状に形成されると共に、電池の表面に接触する接触面に
縦溝を設け、この縦溝に電池の表面を入れてケースを電
池の表面に接触するように構成したことが特徴である。
これにより、パック電池を薄くすると共に、保護素子を
電池の表面に接近させて、保護素子が電池の電極帯に無
理な圧力で作用させるのを少なくしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平7−12249号公報や特開2000−251
945号公報に記載の従来技術では、単に温度素子を複
数の電池内の所定の電池の表面に接触し、あるいは接近
して配設する配置構成となっているので、電池室に収容
された全ての電池を対象に正確な温度検出ができず、す
なわち、電池の異常な温度上昇に対する安全性を向上さ
せることができないといった問題点があった。
【0008】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、収容する全ての電池の移動を規制する単一
の仕切部材内に温度素子を設けた構成とすることで、全
ての電池の温度を対象に正確に温度検出を行うことがで
き、電池の異常な温度上昇に対する安全性を向上させる
ことのできる電子機器の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
電子機器は、電池の長手方向と直交する方向において、
複数の電池が互いに隣接するように各電池を収納可能に
構成された電池室と、前記電池室に収納される全ての電
池に対し、収納状態における電池の長手方向と直交する
方向の移動を規制する単一の仕切部材と、前記仕切部材
の内部に設けられた、電池温度が所定の温度になると電
流を実質的に遮断するための温度素子と、を具備したこ
とを特徴とするものである。
【0010】請求項1の発明によれば、上記構成の電子
機器において、前記電池室に収納される全ての電池に対
し、収納状態における電池の長手方向と直交する方向の
移動を規制する前記仕切部材の内部に、電池温度が所定
の温度になると電流を実質的に遮断する温度素子を設け
たことで、全ての電池の温度を対象に正確に温度検出を
行うことができるので、収容するいずれの電池に何らか
の影響で高温になり異常が発生した場合でもこの温度素
子によってこれを検出し且つ回路への電流を遮断して各
回路の破損等を確実に防止することが可能となる。これ
により、電池の異常な温度上昇に対する安全性を向上さ
せることが可能となる。
【0011】請求項2に記載の発明の電子機器は、請求
項1に記載の電子機器において、前記電池室は、乾電池
を2つ集合させたものと略同形状の電池パックを2つ、
または乾電池を4つ収納可能に構成され、前記単一の仕
切部材は、前記電池パック間または前記各乾電池間の略
中央部分に設けられたことを特徴とするものである。
【0012】請求項2の発明によれば、前記電池室を乾
電池を2つ集合させたものと略同形状の電池パックを2
つ、または乾電池を4つ収納可能に構成し、前記単一の
仕切部材を前記電池パック間または前記各乾電池間の略
中央部分に設けた構成とすることで、該電子機器に使用
する電池が前記2つの電池パック、または4つの乾電池
を用いたとしても、請求項1に記載の電子機器と同様の
作用及び効果を得ることが可能である。
【0013】請求項3に記載の発明の電子機器は、請求
項1または請求項2に記載の電子機器において、前記温
度素子は、温度ヒューズであることを特徴とするもので
ある。。
【0014】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
と略同様の作用及び効果を得ることが可能である他に、
前記温度素子として温度ヒューズを利用することによ
り、温度検出信号を出力しこの出力に基づき、電流を遮
断する制御回路等を制御して電流を遮断する他の温度素
子を用いて構成するよりも簡単な構成で且つ確実に異常
時の電流制御を行うことができるので、製造コストの低
減化及び動作性能の安定化に大きく寄与する。
【0015】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1乃至図3は本発明の係る電子機
器としての電子カメラの一実施の形態を示すもので、図
1は該カメラを正面側から見た場合のカメラの外観構成
を示す正面図、図2は該カメラを背面側から見た場合の
カメラの外観構成を示す背面図、図3は該カメラを底面
側から見た場合のカメラの底面図である。
【0016】図1に示すように、本実施の形態のカメラ
1は、主に筐体2で構成され、この筐体2は、外装部材
としての前側カバ(以降、前カバと称す)3と後側カバ
(以降、後カバと称す)4とで構成されている。
【0017】また、筐体2は、前カバ3と後カバ4とを
嵌合することにより、図中左側端部に示すレリーズボタ
ン6近傍にはグリップ部1Aが形成されている。このグ
リップ部1Aは、主に前カバ3によって形成されたもの
で、筐体2の長手方向においてその厚さが最も厚くなる
ように形成されている。つまり、この厚さが最も厚い部
分を含むグリップ部1Aとして形成することにより、ユ
ーザはこのグリップ部1Aをしっかり握ることができる
ので、撮影時におけるカメラ1のブレ防止や、また、片
手による撮影操作の実行に好適である。
【0018】筐体2のグリップ部1A側の上面には、操
作ボタンユニット5が配置されている。この操作ボタン
ユニット5は、レリーズボタン6とモードダイヤル7と
を含んで構成されている。このレリーズボタン6は、こ
れを押下することによって撮影動作を実行するためのス
イッチ手段である。モードダイヤル7は、これを回転操
作することによって撮影モード等の各種モードの切換設
定を実行するためのスイッチ手段である。
【0019】筐体2の上面の前側寄りには、ポップアッ
プ式のストロボ発光部9がポップアップ・ポップダウン
可能に装着されている。このストロボ発光部9は、内部
に装着されたキセノン管等の発光部から発した光を被写
体に向けて照射するストロボ発光窓9aを備えて構成さ
れている。図中では該ストロボ発光部9がポップアップ
した状態を示しているが、該ストロボ発光部9はストロ
ボモード時や強制発光モード時の撮影操作に伴い、図中
に示すようにポップアップして被写体に向けて光を照射
させる。また、ポップダウン時には、該ストロボ発光部
9は図示はしないが筐体2の上面と面一になるように筐
体2内に収容されることになる。
【0020】なお、筐体2の上面には、図示はしないが
ストロボ発光部9近傍に該ストロボ発光モード9のポッ
プアップを手動操作するポップアップボタンや、内蔵さ
れたマイクに対して効果的に音声を取り込ませるための
マイク用開口部が配置されている。
【0021】筐体2の前面に向かって左側寄りの前カバ
3には、撮影レンズやズーム駆動可能な鏡枠部材等の光
学系部材で構成された撮像光学系ユニット8が配置され
ている。また、この該撮像光学系ユニット8の近傍に
は、セルフモード操作信号あるいはタイマー操作信号を
受光するためのリモコン受光部18が配置されている。
【0022】一方、前記筐体2の背面側を構成する後カ
バ4には、図2に示すように、電子ビューファインダ
(以下、EVFと称す)窓10,視度調つまみ10a,
第1,第2の操作スイッチ群11,13や電源ボタン1
2a,AEロックボタン12b,液晶オン/オフボタン
13b及び表示ディスプレイ14がそれぞれ設けられて
いる。
【0023】EVF窓10は、筐体2のグリップ1Aと
は逆側寄りの後カバ4の上部に配置されており、ユーザ
はこのEVF窓10を覗くことによって撮影する被写体
を目視することができる。なお、EVFは、該EVF窓
近傍に配置された視度調つまみ10aによって、EVF
の視度調整がなされるようになっている。
【0024】第1の操作スイッチ群11は、後カバ4の
上部の中央近傍に配置されている。この第1の操作スイ
ッチ群11は、前記モードダイヤル7で選択されたモー
ドのさらに詳細な動作設定を切換設定するための3つの
スイッチ11a〜11cで構成されている。
【0025】第2の操作スイッチ群13は、後カバ4の
中央部分近傍に配置されている。この第2の操作スイッ
チ群13は、少なくとも4つのプッシュ式のスイッチで
構成されたもので、決定された撮影モードのより詳細な
設定操作や他の設定操作等を操作するための十字スイッ
チである。また、第2のスイッチ群13の中央部分に
は、実行ボタン13aが配置されている。この実行ボタ
ン13aは、前記第2の操作スイッチ群13による操作
内容を決定するためのスイッチである。第2の操作スイ
ッチ群13の下方に配置されたスイッチ13bは、表示
ディスプレイ14をオン/オフさせるためのLCD駆動
スイッチである。
【0026】前記電源ボタン12a及びAEロックボタ
ン12bは、前記第1の操作スイッチ群11と第2の操
作スイッチ群13の間に併設されている。電源ボタン1
2aは、該カメラ1の電池電源等からの電源の供給をオ
ン/オフするためのスイッチであり、AEロックボタン
12bは、該カメラの露光をロックするためのスイッチ
である。
【0027】前記第2の操作スイッチ群13の近傍の後
カバ4の基端寄りには、表示ディスプレイ14が配置さ
れている。つまり、この表示ディスプレイ14は筐体2
のグリップ部1Aとは逆側寄りの後カバ4上に配置され
ており、撮影者にとって見易いレイアウトになってい
る。この表示ディスプレイ14は、例えば透過型TFT
方式のLCDで構成されたもので、後カバ4上に切り欠
かれた切り欠き孔4Bからその画面が露出されるように
なっている。この表示ディスプレイ14は、各種設定情
報やその他の撮影情報等を表示するとともに、撮影した
映像信号あるいは記録媒体に記録された映像信号に基づ
く撮影画像を表示するものである。
【0028】前記表示ディスプレイ14寄りの後カバ4
の側面下部には、図示はしないが接続端子群15が配置
されている。この接続端子群15は、DC電源を取り込
むDC電源端子と、撮像した映像信号を他の外部機器へ
と出力するビデオ出力端子と、USB端子とで構成さ
れ、この接続端子群15をカバーするように接続端子カ
バが開閉可能にに取り付けられるようになっている。
【0029】また、後カバ4の他方側の端部には、撮像
した映像信号を記録する記録媒体としてメモリカードの
着脱の際に開閉するメディアスロットカバ4Aが筐体2
の外側方向に対して開閉可能に取り付けられている。
【0030】このメディアスロットカバ4Aの基端部に
は2つの軸係合部4a,4aが形成され、これらの軸係
合部4a,4aが後カバ4の対応する所定箇所に形成さ
れた2つの軸受け部4b,4bで軸着された軸4dに軸
支されることにより、その開閉が可能である。また、メ
ディアスロットカバー4Aは、図示しない係止手段によ
って図中に示すように締めた状態が保持されるようにな
っている。また該メディアスロットカバー4Aの基端部
に対応する後カバ4上には該メディアスロットカバー4
Aを摘みやすくするための凹部4eが形成されている。
【0031】例えば、記録媒体としてのスマートメディ
ア等のメモリカードを、筐体2の内部の対応する部分に
設けられたメディアスロット(メディアソケット)に装
着、あるいは引き抜きを行う場合には、前記メディアス
ロットカバー4Aを開閉して行われることになる。
【0032】本実施の形態のカメラ1では、グリップ1
Aに対応する筐体2の内部には複数の電池を収容する電
池室が形成されている。この電池室に電池を収容する開
口部を塞ぐための電池カバー16が、図3に示すように
該電池室に対応する前カバ3上に所定位置に開閉可能に
装着されている。この電池カバー16には、その開閉を
ロックするための電池カバーロック16aが設けられて
いる。
【0033】例えば、電池を電池室に収容する場合に
は、電池カバーロック16aを図中左方向にスライドす
ることで解除した後、電池カバー16を図中上方向にス
ライドさせてから該電池カバー16を開ける。電池収容
後、電池カバー16で電池を押さえながら閉じ、電池カ
バー16面上に設けられた矢印と逆方向へとスライドさ
せた後、手動にて電池カバーロック16aによってロッ
クすることで該電池カバー16が閉じた状態で固定され
ることになる。
【0034】また、筐体2の底面を示す前カバ3の中央
近傍には、三脚を固定するための三脚穴17が形成され
ている。
【0035】ところで、本実施の形態のカメラ1では、
上記問題点に鑑み、全ての電池の温度を対象に正確に温
度検出を行うことができ、電池の異常な温度上昇に対す
る安全性を向上させるために、収容する全ての電池の移
動を規制する単一の仕切部材内に温度素子を設けた温度
素子配置構造としたことが特徴である。
【0036】さらに、本実施の形態のカメラ1では、前
記電池室に設けられる電池接片の取付構造に関し、簡単
な構成で確実に電池接片を固定し且つ組み立て性も向上
することができるとともに、開口と電池接片との隙間か
ら異物が進入するのを防止することのできるような改良
もなされている。このような特徴となる温度素子配置構
造及び電池室の接片取付構造を図4及び図5を参照しな
がら詳細に説明する。
【0037】図4及び図5は本実施の形態の特徴となる
温度素子配置構造及び電池室の電池接片取付構造を説明
するためのもので、図4は新たに採用された電池室を構
成するための電池室ユニットと前カバとの装着方法を示
す分解構成斜視図、図5は図4に示す電池室ユニットの
構成を詳細に説明するための分解構成斜視図である。
【0038】従来の電池室の電池接片構造では、電池室
の底面(取付面)に電池接片の土台を接合した状態で接
着または底面の係合部と係合するようにして固定し、あ
るいは底面に大きな開口を形成し、該開口を介して底面
の裏側に電池接片の土台を固定するようにして電池接片
を電池室の底面(取付面)に取り付ける取付方法が採用
されていた。
【0039】しかしながら、いずれの取付方法でも構造
的に電池室の開口部や電池接片を取り付けるための開口
と電池接片との隙間からゴミや金属等の異物が進入して
しまうことも考えられ、このような場合には異物が機器
本体内の回路群等に接触してしまい、機器回路の破損や
機器の誤動作を生じてしまう虞れがあったが、本実施の
形態のカメラ1では、このような問題点を解決するため
の電池接片取付構造が採用されている。
【0040】本実施の形態のカメラ1では、前カバ3と
主に電池室を構成し且つ温度素子配置構造を採用した電
池室ユニット20とを組み合わせることにより、特徴と
なる電池接片構造で構成されたカメラの電池室を構成し
ている。
【0041】図4に示すように、前カバ3のグリップ部
1A寄りは側面が延設され、この側面の裏側内部には、
前記電池室ユニット20を装着することで電池室3Aが
形成されるようになっている。この電池室3Aは、乾電
池を2つ集合させたものと略同形状の電池パックを2
つ、または乾電池を4つ収納可能に形成されたものであ
る。
【0042】前カバ3の電池室3Aを形成する上部基端
部には、前記電池室ユニット20の上部基端部と係合し
て該電池室ユニット20の上方向及び奥行き方向への移
動を係止する係止部3bが形成されている。また、該電
池室3Aの下方に位置し筐体2の底面となる前カバ3の
面上には、一対の切り欠き孔3c,3cが形成されてい
る。これらの切り欠き孔3c,3cを介して、前カバ3
の底面に取り付けられた電池カバー16の所定箇所に設
けられた電池接片16b,16bが露呈されるようにな
っている。
【0043】一方、前記前カバ3に装着される電池室ユ
ニット20は、前記前カバ3に装着されることにより電
池室3Aを形成するとともに、上部に前記前カバ3の係
止部3bと係合し且つ電池室3Aを覆う様に装着面21
A(図5参照)を形成し、該装着面21A裏側に前記電
池接片16b,16bに対して対向配置された複数の電
池接片24(図5参照)を設けて構成されている。ま
た、該電池室ユニット20の筐体2の内部方向側側面に
は、該カメラのストロボ充電のためのメインコンデンサ
31(図9参照)の位置決めを行う位置決め部20aが
形成されている。この位置決め部20aは、該電池室ユ
ニット20本体から延設して一体的に構成されており、
該カメラに搭載されるメインコンデンサ31の位置決め
を容易に行えることが可能である。
【0044】上記構成において、前記電池室ユニット2
0を前カバ3に装着する場合には、図4に示すように電
池室ユニット20の装着面の基端部を前カバ3の係合部
3bに係合させながら該電池室ユニット20の位置決め
を行う。この場合、前カバ3の係止部3bによって該電
池室ユニット20の上方向及び奥行き方向への移動を規
制することが可能となる。その後、該電池室ユニット2
0の下部には2つのねじ孔20b,20bが形成されて
おり、また前カバ3の底面の対応する所定位置にもこれ
に合わせて2つのねじ孔3d,3dが形成されており、
前カバ3側から2つのねじ(図示せず)でそれぞれねじ
孔20b,20b,3d,3dを介して螺合することに
より、電池室ユニット20を前カバ3に確実に且つ簡単
に装着することが可能である。
【0045】本実施の形態の特徴となる前記電池室ユニ
ット20の構成をさらに図5を参照しながら詳細に説明
する。
【0046】図5に示すように、前記電池室ユニット2
0は、主に該電池室ユニット20の本体の主要部分を構
成する第1の電池室部材21と、該第1の電池室部材2
1の内部に装着される第2の電池室部材22とで構成さ
れる。
【0047】第1の電池室部材21は、上述したように
前カバ3と組み合わせることにより電池室3Aを構成す
るために併設してなる2つの電池室用壁21C,21D
と、これらの電池室用壁21C,21Dと略直交するよ
うに形成された上面(装着面)21Aと、前記電池室用
壁21Dの側面部に延設してなる位置決め部20aとを
備えて形成されている。
【0048】前記2つの電池室用壁21C,21Dは、
収容する各電池の外周形状に合わせてそれぞれR形状に
形成されており、またこれらの電池室用壁21C,21
Dの下部には、そのR形状が延設され且つ本体内部方向
に突出してなる補助セパレータ部21Bがこれらの電池
室用壁21C,21Dの間に介在するように形成されて
いる。また、補助セパレータ部21Bと上面21Aとの
間の電池室用壁21C,21Dには、切り欠き21Eが
形成されており、該切り欠き21Eには、第2の電池室
部材21のセパレータ部22Bが装着されるようになっ
ている。
【0049】また、第1の電池室部材20の上面21A
上には、第2の電池室部材側に配置される複数の電池接
片24の接続突起部24cを挿通するための複数の貫通
孔21aと、該上面21Aを介して第2の電池室部材内
(詳しくはセパレータ部22B)へと温度素子25を嵌
入するための嵌入孔21bとが形成されている。また、
上面21Aの裏側には、第2の電池室部材21の接片取
付面22A上に配置された複数の電池接片23を収容す
るための複数の凹部21c(図7参照)が形成されてい
る。この複数の凹部21cは、収容する電池接片23の
大きさ形状に合わせて形成されたものである。
【0050】一方、前記第2の電池室部材22は、前記
第1の電池室部材21内に装着されるもので、上部に前
記第1の電池室部材21の上面21A裏側と結合する接
片取付面22Aが形成されるとともに、該接片取付面2
2Aと略直角に直交するように仕切部材としてのセパレ
ータ部22Bが一体的に形成されている。
【0051】接片取付面22Aの所定位置には、各電池
接片24を挿通させて該接片取付面22A上に仮固定さ
せるための開口23が複数形成されるとともに、中央近
傍には前記第1の電池室部材21の上面21A上に設け
られた嵌入孔21bと連通するようにセパレータ部22
Bの内部にかけて嵌入孔22bが形成されている。ま
た、接片取付面22Aの各開口23近傍には、仮固定す
る各電池接片24aの位置決めを行うための複数の突起
部22aが形成されている。
【0052】前記接片取付面22aに仮固定される電池
接片24は、それぞれ取付位置によって形状が異なるよ
うに形成されたもので、基本的には図5に示すように、
金属片等の導通部材が折曲されて取付面となる複数の取
付用孔を有する土台24aと、収容された電池の電極に
接合するとともに他方の電池接片16b,16bとで収
容した電池との電気的接続状態を確実なものにするため
に弾性的特性を有する接片部24bと、前記土台24a
上に突出するように設けられ、他の電気回路と電気的に
接続するための接続突起部24cを有して構成されてい
る。
【0053】上記構成の電池接片24を前記第2の電池
室部材22に仮固定する場合には、電池接片24の接片
部24bを接片取付面22Aの上方向から対応する開口
23に挿通して、該電池接片24の土台24aを接片取
付面22Aの面上に配置するとともに、土台24aの取
付用孔に接片取付面22Aの突起部22aを嵌入させる
ことにより仮固定を行う。
【0054】第2の電池室部材22のセパレータ部22
Bは、接片取付面22Aと略直角に直交する突起物の断
面形状が例えば細長で且つ楕円形状に形成されたもの
で、第2の電池室部材22が第1の電池室部材21に装
着された際には該第1の電池室部材21の2つの電池室
用壁21C,21Dを分離するように構成されている。
【0055】つまり、電池室ユニット20を前カバ3に
組み合わせて電池室3Aを形成した場合には、前記セパ
レータ部22Bは、第1の電池室部材21の補助セパレ
ータ部21Bとともに、該電池室3Aに収容する際の4
つの各電池30(図9参照:例えば乾電池)の案内を行
うとともに、収容されている全ての電池30に対し、収
納状態における電池30の長手方向と直交する方向の移
動を規制して各電池30の位置決めを確実に行うように
なっている。また、電池室3Aに各電池30を収容した
際には、セパレータ部22Bは、各電池30の略中央部
分に配置されるようになっている。なお、電池が2つの
電池パックの場合には、該セパレータ部22Bは、電池
パック間の略中央部分に配置されることになる。
【0056】また、セパレータ部22Bの内部には、上
述したように接片取付面22Aの嵌入孔22bが内部の
所定位置まで連通しており、該嵌入孔22bには温度素
子25が嵌入される。この温度素子25は例えば該嵌入
孔22b内に嵌入された状態で接着剤等で充填されるこ
とにより、該セパレータ22B内部に嵌装されることに
なる。
【0057】この温度素子25は、図5に示すように温
度素子本体と各電極間に電気的に接続するための接続部
25aとで構成されたもので、セパレータ部22Bを介
して電池室3Aに収容された電池の温度を検出するとと
もに、異常が発生した場合には各種回路への電気遮断を
行い、各回路の破損等を防止するためのものである。
【0058】例えば、温度素子25としては、サーミス
タやバリスタ等の電池の周囲温度を検出可能な全ての素
子や、あるいは温度を検出して直接に電流を遮断する温
度ヒューズ、温度が高くなると抵抗が急激に増加するP
TC等の素子がある。本実施の形態では温度ヒューズ2
5を採用しているが、これに限定される物ではなく、そ
れ以外の温度素子を採用しても良い。この場合、温度素
子が電池温度検出信号を出力する物である場合には、こ
の電池温度検出信号に応じて電流を遮断する制御回路等
と温度素子との間を電気的に接続する必要がある。
【0059】次に、上記温度素子配置構造及び電池接片
構造を備えた電池室ユニット20の組み立て方法を図5
を参照しながら説明する。
【0060】まず、上述したように第2の電池室部材2
2の接片取付面22Aに各種電池接片24の仮固定を行
い、その後、仮固定した第2の電池室部材22を図5に
示すように第1の電池室部材21の内部に収容させる。
このとき、第2の電池室部材22の接片取付面22A上
に仮固定された各電池接片24の接続突起部24cを第
1の電池室部材21の上面21Aの対応する貫通孔21
aに挿通しながら、該第2の電池室部材22の接片取付
面22Aを第1の電池室部材21の上面21Aの裏側面
に接合させる。同時に、第2の電池室部材22のセパレ
ータ部22Bを第1の電池室部材21内部に形成された
切り欠き21Eに接合させる。
【0061】その後、図5に示すように、下部より2つ
のねじ28を用いて第2の電池室部材22のねじ孔2
7,第1の電池室部材21の上面21Aの裏側に設けら
れたねじ孔(図示せず)を介して螺合すると同時に、第
1の電池室部材21の切り欠き21Eの裏側に形成され
たねじ孔20bとセパレータ部22Bの背面側に設けら
れたねじ孔22cを介してねじ(図示せず)で螺合する
ことにより、第2の電池室部材22が第1の電池室部材
21内部に確実に固定されることになる。
【0062】すなわち、第2の電池室部材22が第1の
電池室部材21内に固定されることにより、接片取付面
22A上に仮固定された各種電池接片24が該接片取付
面22Aと上面21Aの裏側面とで挟持されることにな
るので、各種の電池接片24は特殊な取付構造を必要と
せずとも簡単に且つ確実に固定されることになる。
【0063】そして、第1の電池室部材21の上面21
Aの嵌入孔21bから温度素子25を嵌入し、さらに連
通している第2の電池室部材22のセパレータ部22B
の嵌入孔22b内部まで嵌入させた後、接着剤等で充填
することにより、該温度素子25を嵌装する。その後、
温度素子25の接続部25aを所定の接続突起部24c
と半田等で半田付けを行い電気的接続を行うことで、図
6に示す電池式ユニット20と成す。
【0064】このように組み立てられた温度素子配置構
造を備えた電池室ユニット20を、図4にて説明したよ
うな手順で前カバ3に組み合わせることにより、電池接
片取付構造を備えた電池室3Aを構成することが可能と
なる。
【0065】図6乃至図9は上記構成の電池室ユニット
20を搭載したカメラ1の電池室ユニットの主要部分の
構成を説明するための図で、図6は装着された電池接片
の取付位置を示す電池室ユニットの一部破断した上面
図、図7は該カメラの筐体を正面側から見た場合の電池
室ユニット近傍の断面図、図8は該カメラの筐体を側面
側から見た場合の電池室ユニット近傍の断面図、図9は
図6に示す電池室ユニットに電池が収容された場合のレ
イアウトを示す図である。
【0066】本実施の形態において、上記構成の電池室
ユニット20が前カバ3に装着され後カバ4と組み合わ
せることでカメラ1内に組み込まれると、電池室ユニッ
ト20に装着された各種電池接片24は、例えば図6に
示すように第2の電池室部材21の接片取付面22A上
に固定されることになる。すなわち、各種電池接片24
の土台24aが該接片取付面22Aと第1の電池室部材
21の上面21Aとで狭装されることによりこれら複数
の電池接片24が確実に固定されることになる。
【0067】また、第1の電池室部材21は、その上面
21Aが第2の電池室部材22の接片取付面22A上に
設けられた各開口23を覆うように形成されているの
で、開口23と電池接片24の土台24aとの隙間が第
1の電池室部材21の上面21Aとの結合によってそれ
ぞれ完全に覆われることになる。
【0068】つまり、図6及び図7に示すように、電池
室3A内にごみ等の異物が進入したとしても開口23と
電池接片24の隙間は第1の電池室部材21の上面21
Aの裏面に形成された凹部21aによって完全に覆われ
ているので電池室3Aからカメラ筐体2内部への異物の
進入を確実に防止することが可能となる。
【0069】また、本実施の形態では、図8に示すよう
に温度素子25が、電池室3Aに収納される全ての電池
の移動を規制するセパレータ部22B内の嵌入孔22b
内に接着剤等の充填材を用いて嵌装されている。この温
度素子25の電池室3A内の配置位置は、図9に示すよ
うに、電池室ユニット20と前カバ3とで構成される電
池室3Aの略中央部分となる。
【0070】すなわち、図9に示すように該電池室3A
には、それぞれの電池30がセパレータ部22Bによっ
て位置決めされ且つ全ての電池30の移動が規制された
状態で収容されることになるが、該温度素子25を内装
したセパレータ部22Bが各電池30に対して均等の距
離で配置されることになるので、いずれの電池30でも
温度を正確に且つ確実に検出することが可能となる。こ
れにより、収容するいずれの電池30に何らかの影響で
高温になり異常が発生した場合でも、この温度素子25
によってこれを検出し且つ電池電極間を遮断して各種回
路への電流を遮断をすることで、各回路の破損等を確実
に防止することが可能となり、電池の異常な温度上昇に
対する安全性を向上させることができる。
【0071】また、前記セパレータ部22Bによって収
容する電池30の移動が確実に規制されることになるの
で、各電池接片との電気的接続状態も確実に保持するこ
とが可能となり、該カメラの動作状態の安定化にも寄与
する。
【0072】また、本実施の形態では、温度素子配置構
造を採用した電池室ユニット20を搭載することによ
り、温度素子25の電気的配線は、図6に示すように特
にリード線を用いずとも実施することができる。つま
り、温度素子25の接続部25aを第1の電池室部材2
1の上面21A表面にて突出している所定の電池接片2
4の接続突起部24cにそれぞれ半田等で接続すること
により、該電池室3Aに収容されている電池30の電極
間に該温度素子25を電気的に接続することができる。
【0073】このため、温度素子25の電気的接続を簡
略化することも可能である。
【0074】さらに、本実施の形態のカメラ1では、ス
トロボ発光機能も備えているのでストロボ発光を実行す
るためには多くの電荷を蓄えるコンデンサ31が必要で
あり、小型化を図るためには如何にこのコンデンサ31
を配置することも重要であるが、本実施の形態では、電
池室ユニット20は、図9に示すように位置決め部20
aがカメラの筐体2の内部の最適な位置に配置されるよ
うに一体的に形成されているので、該位置決め部20a
によってコンデンサ31を該カメラ1にとって最適な位
置に位置決めすることが可能となり、小型化に大きく寄
与している。
【0075】したがって、本実施の形態によれば、上記
の如く温度素子配置構造及び電池接片取付構造の電池室
ユニット20をカメラ1に組み込ませて構成したことに
より、全ての電池30の温度を対象に正確に温度検出を
行うことができ、つまり、収容するいずれの電池30に
何らかの影響で高温になり異常が発生した場合でも、こ
の温度素子25によってこれを検出し且つ回路への電流
遮断を行うことが可能とるので、結果として各回路の破
損等を確実に防止することができ、電池の異常な温度上
昇に対する安全性を向上させることが可能となる。
【0076】また、上記の如く電池接片取付構造を採用
しているので、簡単な構成で確実に電池接片を固定し且
つ組み立て性も向上することができるとともに、開口と
電池接片との隙間から異物が進入するのを確実に防止す
ることが可能となる。
【0077】さらに、第1の電池室部材21と第2の電
池室部材22とで各種の電池接片24を固定しているの
で、固定専用の部材を用いずとも簡単に固定することが
でき、また、突出している接続用突起部24cを介して
電気的接続を行えば良いので、余計な電気的接続経路を
短縮することもできる。これにより、組み立て性の向上
化や製造工程の簡略化を図ることができることから、製
造コストの低減化にも大きく寄与する。
【0078】なお、本発明係る実施の形態においては、
温度素子配置構造及び電池室の接片取付構造をカメラ1
の電池室3Aを構成する電池室ユニット20に採用した
場合について説明したが、これに限定されるものではな
く、他の電池室を備えた電子機器についても適用するこ
とができるのは勿論である。
【0079】また、本実施の形態では、温度素子配置構
造を有する電池室ユニット20は、電池室3Aが乾電池
を2つ集合させたものと略同形状の電池パックを2つ、
または乾電池を4つ収納可能に形成されたことについて
説明したが、これに限定されることはなく、例えば3個
の乾電池を収容する電池室を備えるように電池室ユニッ
トを構成しても良い。この場合、温度素子が内装される
セパレータ部は3個の電池の略中央部分に配置されるよ
うに構成することが必要である。
【0080】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、収
容する全ての電池の移動を規制する単一の仕切部材内に
温度素子を設けた構成とすることで、全ての電池の温度
を対象に正確に温度検出を行うことができるので、電池
の異常な温度上昇に対する安全性を向上させることので
きる電子機器を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の係る電子機器の一実施の形態を
示し、本発明をカメラに採用した場合のカメラの外観構
成を示す正面図。
【図2】図1に示すカメラを背面側から見た場合のカメ
ラの外観構成を示す背面図斜視図。
【図3】図1に示すカメラを底面側からみた場合のカメ
ラの底面図。
【図4】図4は本実施の形態の特徴となる温度素子配置
構造及び電池接片取付構造を採用した電池室ユニットと
前カバとの装着方法を示す分解構成斜視図。
【図5】図4に示す電池室ユニットの構成を詳細に説明
するための分解構成斜視図。
【図6】図6は電池室ユニットを搭載したカメラ1にお
ける電池接片の取付位置を示す電池室ユニットの一部破
断した上面図。
【図7】カメラの筐体を正面側から見た場合の電池室ユ
ニット近傍の断面図。
【図8】カメラの筐体を側面側から見た場合の電池室ユ
ニット近傍の断面図。
【図9】図6に示す電池室ユニットに電池が収容された
場合のレイアウトを示す図。
【符号の説明】
1…カメラ、 2…筐体、 3…前カバ、 3A…電池室、 4…後カバ、 4A…メディアスロットカバ、 4B…切り欠き孔、 5…操作ボタンユニット、 6…レリーズボタン、 7…モードボタン、 8…撮像光学系ユニット、 9…ストロボ発光部、 10…EVF、 11…第1の操作スイッチ群、 12a…電源ボタン、 12b…AEロックボタン、 13…第2の操作スイッチ群、 13a…実行ボタン、 14…表示ディスプレイ、 15…接続端子群、 16…電池カバー、 16a…電池カバーロック、 16b…電池接片、 20…電池室ユニット、 20a…位置決め部、 21…第1の電池室部材、 21A…上面(装着面)、 21B…補助セパレータ部、 21C,21D…電池室用壁、 22…第2の電池室部材、 22A…接片取付面 22B…セパレータ部、 23…開口、 24…電池接片、 24a…土台、 24b…接片部、 24c…接続突起部、 25…温度素子、 30…電池、 31…メインコンデンサ。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H100 DD03 5H022 AA04 AA09 KK01 KK03 5H040 AA40 AS11 AS15 AT01 AY02 CC12 CC33 DD26 FF03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池の長手方向と直交する方向におい
    て、複数の電池が互いに隣接するように各電池を収納可
    能に構成された電池室と、 前記電池室に収納される全ての電池に対し、収納状態に
    おける電池の長手方向と直交する方向の移動を規制する
    単一の仕切部材と、 前記仕切部材の内部に設けられた、電池温度が所定の温
    度になると電流を実質的に遮断するための温度素子と、 を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記電池室は、乾電池を2つ集合させた
    ものと略同形状の電池パックを2つ、または乾電池を4
    つ収納可能に構成され、 前記単一の仕切部材は、前記電池パック間または前記各
    乾電池間の略中央部分に設けられたことを特徴とする請
    求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記温度素子は、温度ヒューズであるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機
    器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004086956A1 (ja) * 2003-03-28 2004-10-14 Olympus Corporation カプセル型内視鏡

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