JP2002297868A - 販売促進支援装置、販売促進支援方法、販売促進支援方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

販売促進支援装置、販売促進支援方法、販売促進支援方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002297868A
JP2002297868A JP2001098109A JP2001098109A JP2002297868A JP 2002297868 A JP2002297868 A JP 2002297868A JP 2001098109 A JP2001098109 A JP 2001098109A JP 2001098109 A JP2001098109 A JP 2001098109A JP 2002297868 A JP2002297868 A JP 2002297868A
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浩 金丸
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Japan Research Institute Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の販売・サービスの提供をおこなう店舗
に対して販売促進をより効率的におこなわせること。ま
た、携帯電話会社がそれを支援すること。 【解決手段】 携帯電話会社が、あらかじめ定められた
一つまたは複数の所定の領域内に存在する無線通信が可
能な携帯型情報端末装置101〜103を検出する検出
部301と、検出部301によって検出された携帯型情
報端末装置101〜103の所有者に関する所有者情報
を抽出する所有者情報抽出部302と、抽出された所有
者情報に基づいて、マーケティング情報を生成するマー
ケティング情報生成部304と、生成されたマーケティ
ング情報を、あらかじめ登録された顧客(店舗)の情報
処理装置161〜163、あるいは前記顧客がアクセス
可能なネットワーク上の所定のサーバー151へ送信す
る送信部305とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マーケティング
情報を提供する販売促進支援装置、販売促進支援方法、
販売促進支援方法をコンピュータに実行させるプログラ
ム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、宣伝広告による販売促進活動とし
ては、事前にチラシ、テレビやラジオのコマーシャル、
ダイレクトメールなどによって利用者に知らしめること
が主流であった。ここで、商店街や百貨店などによる商
品の販売、サービスの提供は、実際に利用者に店舗まで
来てもらうことが前提である。したがって、事前の宣伝
広告による販売促進活動では、当日の天候などによって
利用者の出足や流れが変化してしまう。このため、リア
ルタイムで現在の利用者の出足や流れがわかることが、
販売促進活動をおこなう上で重要であった。
【0003】また、上記のような宣伝広告による販売促
進活動は、不特定多数の者に対して一斉におこなわれる
ことが一般的であって、これらの宣伝広告活動によって
は必ずしも販売実績に結びつくとはいえない場合が多か
った。このため、できるだけ購入可能性の高い利用者に
対してのみ宣伝広告による販売促進活動をおこなうこと
がより効率的であると考えられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、刻々と
変化する人の出足や流れに関するマーケティング情報、
特にそのなかでも購入可能性の高い利用者に関するセグ
メント情報を取得するのはきわめて困難であり、そのた
め、宣伝広告による販売促進活動が効率的におこなわれ
ないという問題があった。
【0005】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、商品の販売・サービスの提供をおこ
なう店舗に対して販売促進をより効率的におこなわせる
ことが可能な販売促進支援装置、販売促進支援方法、販
売促進支援方法をコンピュータに実行させるプログラ
ム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明にかかる販売促進支援装置
は、あらかじめ定められた一つまたは複数の所定の領域
内に存在する無線通信が可能な携帯型情報端末装置を検
出する検出手段と、前記検出手段によって検出された携
帯型情報端末装置の所有者に関する所有者情報を抽出す
る所有者情報抽出手段と、前記所有者情報抽出手段によ
って抽出された所有者情報に基づいて、マーケティング
情報を生成するマーケティング情報生成手段と、前記マ
ーケティング情報生成手段によって生成されたマーケテ
ィング情報を、あらかじめ登録された顧客の情報処理装
置、あるいは前記顧客がアクセス可能なネットワーク上
の所定のサーバーへ送信する送信手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0007】この請求項1に記載の発明によれば、顧客
の店舗の周辺にいる利用者(携帯型情報端末装置の所有
者)の人数およびそれらの人のセグメント情報を容易に
取得することができる。
【0008】また、請求項2に記載の発明にかかる販売
促進支援装置は、請求項1に記載の発明において、前記
マーケティング情報に、前記所定の領域に関する情報、
前記携帯型情報端末装置の所有者の性別に関する情報、
前記携帯型情報端末装置の所有者の年齢に関する情報、
前記携帯型情報端末装置の所有者の職業に関する情報の
少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0009】この請求項2に記載の発明によれば、顧客
の店舗の周辺にいる利用者(携帯型情報端末装置の所有
者)の人数およびそれらの人のセグメント情報、特に購
買可能性に関する情報を容易に取得することができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明にかかる販売
促進支援装置は、請求項1または2に記載の発明におい
て、前記顧客のマーケティング要求情報を受信するマー
ケティング要求情報受信手段を備え、前記マーケティン
グ情報生成手段が、前記マーケティング要求情報受信手
段によって受信されたマーケティング要求情報および前
記所有者情報に基づいて、マーケティング情報を生成す
ることを特徴とする。
【0011】この請求項3に記載の発明によれば、各顧
客の要求に応じて、顧客の店舗の周辺にいる利用者(携
帯型情報端末装置の所有者)の人数およびそれらの人の
セグメント情報を各顧客に適した形で容易に取得するこ
とができる。
【0012】また、請求項4に記載の発明にかかる販売
促進支援装置は、請求項3に記載の発明において、前記
顧客のマーケティング要求情報に、前記所定の領域に関
する情報、前記携帯型情報端末装置の所有者の性別に関
する情報、前記携帯型情報端末装置の所有者の年齢に関
する情報、前記携帯型情報端末装置の所有者の職業に関
する情報の少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0013】この請求項4に記載の発明によれば、顧客
の店舗の周辺にいる利用者(携帯型情報端末装置の所有
者)の人数およびそれらの人のセグメント情報、特に購
買可能性に関する情報を各顧客に適した形で容易に取得
することができる。
【0014】また、請求項5に記載の発明にかかる販売
促進支援装置は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の
発明において、前記顧客の宣伝広告要求情報を受信する
宣伝広告要求情報受信手段と、前記宣伝広告要求情報受
信手段によって受信された宣伝広告要求情報に基づいて
前記携帯型情報端末装置へ宣伝広告情報を送信する宣伝
広告情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0015】この請求項5に記載の発明によれば、購入
可能性の高い利用者に対してのみ宣伝広告をおこなうこ
とができる。
【0016】また、請求項6に記載の発明にかかる販売
促進支援装置は、請求項5に記載の発明において、前記
宣伝広告要求情報に、宣伝広告の内容に関する情報、送
信先となる携帯型情報端末装置に関する情報、前記宣伝
広告の送信開始時刻に関する情報の少なくともいずれか
一つが含まれていることを特徴とする。
【0017】この請求項6に記載の発明によれば、購入
可能性の高い利用者に対してのみ、その利用者の要求や
店舗のスケジュールにあわせた宣伝広告をおこなうこと
ができる。
【0018】また、請求項7に記載の発明にかかる販売
促進支援装置は、請求項5または6に記載の発明におい
て、前記宣伝広告情報送信手段によって送信された宣伝
広告情報の内容に基づく前記携帯型情報端末装置からの
商品またはサービスの購入要求情報を受信する購入要求
情報受信手段と、前記購入要求情報受信手段によって受
信した購入要求情報に基づいて決済処理をおこなう決済
処理手段と、前記決済処理手段によっておこなわれた決
済処理に関する情報を前記顧客の情報処理装置、あるい
は、前記顧客がアクセス可能なネットワーク上の所定の
サーバーへ送信する決済処理情報送信手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0019】この請求項7に記載の発明によれば、購入
予定者である利用者は、店舗までゆくことなく、決済処
理を完了させることができる。
【0020】また、請求項8に記載の発明にかかる販売
促進支援方法は、あらかじめ定められた一つまたは複数
の所定の領域内に存在する無線通信が可能な携帯型情報
端末装置を検出する検出工程と、前記検出工程によって
検出された携帯型情報端末装置の所有者に関する所有者
情報を抽出する所有者情報抽出工程と、前記所有者情報
抽出工程によって抽出された所有者情報に基づいて、マ
ーケティング情報を生成するマーケティング情報生成工
程と、前記マーケティング情報生成工程によって生成さ
れたマーケティング情報を、あらかじめ登録された顧客
の情報処理装置、あるいは前記顧客がアクセス可能なネ
ットワーク上の所定のサーバーへ送信する送信工程と、
を含んだことを特徴とする。
【0021】この請求項8に記載の発明によれば、顧客
の店舗の周辺にいる利用者(携帯型情報端末装置の所有
者)の人数およびそれらの人のセグメント情報を容易に
取得することができる。
【0022】また、請求項9に記載の発明にかかる販売
促進支援方法は、請求項8に記載の発明において、前記
顧客のマーケティング要求情報を受信するマーケティン
グ要求情報受信工程を含み、前記マーケティング情報生
成工程が、前記マーケティング要求情報受信工程によっ
て受信されたマーケティング要求情報および前記所有者
情報に基づいて、マーケティング情報を生成することを
特徴とする。
【0023】この請求項9に記載の発明によれば、各顧
客の要求に応じて、顧客の店舗の周辺にいる利用者(携
帯型情報端末装置の所有者)の人数およびそれらの人の
セグメント情報を各顧客に適した形で容易に取得するこ
とができる。
【0024】また、請求項10に記載の発明にかかる販
売促進支援方法は、請求項8または9に記載の発明にお
いて、前記顧客の宣伝広告要求情報を受信する宣伝広告
要求情報受信工程と、前記宣伝広告要求情報受信工程に
よって受信された宣伝広告要求情報に基づいて前記携帯
型情報端末装置へ宣伝広告情報を送信する宣伝広告情報
送信工程と、を含んだことを特徴とする。
【0025】この請求項10に記載の発明によれば、購
入可能性の高い利用者に対してのみ宣伝広告をおこなう
ことができる。
【0026】また、請求項11に記載の発明にかかる販
売促進支援方法は、請求項10に記載の発明において、
前記宣伝広告要求情報に、宣伝広告の内容に関する情
報、送信先となる携帯型情報端末装置に関する情報、前
記宣伝広告の送信開始時刻に関する情報の少なくともい
ずれか一つが含まれていることを特徴とする。
【0027】この請求項11に記載の発明によれば、購
入可能性の高い利用者に対してのみ、その利用者の要求
や店舗のスケジュールにあわせた宣伝広告をおこなうこ
とができる。
【0028】また、請求項12に記載の発明にかかる販
売促進支援方法は、請求項10または11に記載の発明
において、前記宣伝広告情報送信工程によって送信され
た宣伝広告情報の内容に基づく前記携帯型情報端末装置
からの商品またはサービスの購入要求情報を受信する購
入要求情報受信工程と、前記購入要求情報受信工程によ
って受信した購入要求情報に基づいて決済処理をおこな
う決済工程と、前記決済工程によっておこなわれた決済
に関する情報を前記顧客の情報処理装置、あるいは、前
記顧客がアクセス可能なネットワーク上の所定のサーバ
ーへ送信する決済処理情報送信工程と、を含んだことを
特徴とする。
【0029】この請求項12に記載の発明によれば、店
舗までゆくことなく、決済処理を完了させることができ
る。
【0030】また、請求項13に記載の発明にかかる販
売促進支援方法は、請求項8〜12のいずれか一つに記
載の発明において、前記所定の領域が、所定の公共施設
内あるいは前記公共施設の周辺内の領域であり、前記顧
客が、前記公共施設における商品またはサービスの販売
・提供員であることを特徴とする。
【0031】この請求項13に記載の発明によれば、百
貨店などの公共施設内あるいはその周辺における利用者
の人数およびそれらの人のセグメント情報を容易に取得
することができる。
【0032】また、請求項14に記載の発明にかかるプ
ログラムは、前記請求項8〜13のいずれか一つに記載
された方法をコンピュータに実行させることができる。
【0033】また、請求項15に記載の発明にかかるコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記請求項14
に記載されたプログラムを記録したことを特徴とする。
【0034】この請求項15に記載の発明にかかるコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、請求項8〜
13のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラ
ムをコンピュータ読み取り可能となり、これによって、
請求項8〜13の動作をコンピュータによって実現する
ことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる販売促進支援装置、販売促進支援方法、販
売促進支援方法をコンピュータに実行させるプログラ
ム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体の好適な実施の形態について詳細に
説明する。
【0036】(販売促進支援システムのシステム構成)
まず、この発明の本実施の形態にかかる販売促進支援装
置を含む販売促進支援システムのシステム構成について
説明する。図1は、この発明の本実施の形態にかかる販
売促進支援装置を含む販売促進支援システムのシステム
構成図である。
【0037】図1において、携帯電話機やPDAなどの
携帯型情報端末装置101〜103は、中継局100
(または、後述する1003)を介して、(携帯)電話
会社のコンピュータシステムであり、本実施の形態にか
かる販売促進支援装置105と接続される。この販売支
援促進装置(電話会社のコンピュータシステム)105
は、インターネットなどのネットワーク150に接続可
能であり、ネットワーク150を介して、販売促進支援
をおこなうためのデータ(ホームページ)を格納するサ
ーバー151や、顧客(加盟店)の情報処理装置161
〜163に接続されている。
【0038】(販売促進支援装置のハードウエア構成)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる販売促進支援装
置のハードウエア構成について説明する。図2は、この
発明の実施の形態にかかる販売促進支援装置のハードウ
エア構成を示す説明図(ブロック図)である。図2にお
いて、201は装置全体を制御するCPUを、202は
基本入出力プログラムを記憶したROMを、203はC
PU201のワークエリアとして使用されるRAMを、
それぞれ示している。
【0039】また、204はCPU201の制御にした
がってHD(ハードディスク)205に対するデータの
リード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドラ
イブ)を、205はHDD204の制御にしたがって書
き込まれたデータを記憶するHDを、それぞれ示してい
る。また、206はCPU201の制御にしたがってF
D(フロッピー(登録商標)ディスク)207に対する
データのリード/ライトを制御するFDD(フロッピー
ディスクドライブ)を、207はFDD206の制御に
したがって書き込まれたデータを記憶する着脱自在のF
Dを、それぞれ示している。
【0040】また、208はカーソル、メニュー、ウィ
ンドウ、あるいは文字や画像などの各種データを表示す
るディスプレイを、209は通信ケーブル210を介し
てネットワークNETに接続され、そのネットワークと
CPU201とのインターフェースとして機能するネッ
トワークボードを、それぞれ示している。また、211
は文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキー
を備えたキーボードを、212は各種指示の選択や実
行、処理対象の選択、カーソルの移動などをおこなうマ
ウスを、それぞれ示している。
【0041】また、213は文字や画像を光学的に読み
取るスキャナを、214はCPU201の制御にしたが
って文字や画像を印刷するプリンタを、215は着脱可
能な記録媒体であるCD−ROMを、216はCD−R
OM215に対するデータのリードを制御するCD−R
OMドライブを、200は上記各部を接続するためのバ
スまたはケーブルを、それぞれ示している。
【0042】(販売促進支援装置の機能的構成)つぎ
に、この発明の実施の形態にかかる販売促進支援装置の
機能的構成について説明する。図3は、この発明の実施
の形態にかかる販売促進支援装置の機能的構成を示す説
明図(ブロック図)である。
【0043】図3において、販売促進支援装置105
は、検出部301と、所有者情報抽出部302と、所有
者情報データベース303と、マーケティング情報生成
部304と、送信部305と、マーケティング要求情報
受信部306と、宣伝広告要求情報受信部307と、宣
伝広告情報生成部308と、宣伝広告データベース30
9と、宣伝広告情報送信部310と、購入要求情報受信
部311と、決済処理部312と、決済処理情報送信部
313と、を含む構成となっている。
【0044】ここで、検出部301は、あらかじめ定め
られた一つまたは複数の所定の領域内に存在する無線通
信が可能な携帯型情報端末装置(図1示した携帯型情報
端末装置101〜103)を検出する。具体的には、所
定の時刻あるいは所定の時間隔で、中継局100へリク
エスト信号を送信し、そのリクエスト信号に基づいて中
継局100送信されてくるポーリング結果情報を受信す
る。あるいは、中継局100も含めて検出部301とし
てもよい。また、検出部301は、上記携帯情報端末装
置101〜103を検出することができれば、その他の
構成であってもよい。
【0045】あらかじめ定められた領域とは、たとえ
ば、図1に示した中継局100がカバーする領域であ
る。上記ポーリング結果情報とは、ポーリングに反応し
た携帯型情報端末装置の台数や、反応した携帯型情報端
末装置の電話番号あるいは携帯型情報端末装置を識別
(特定)するための固有のID番号などに関する情報で
ある。したがって、検出部301は、上記所定の領域内
に存在する携帯型情報端末装置101〜103の台数分
だけ、ポーリング結果情報を受信する。
【0046】検出部301は、たとえば、ROM20
2、RAM203、HD205、FD207、CD−R
OM215などに記録されたプログラムをCPU201
が実行することによってその機能を実現する。または、
たとえば、中継局100データの送受信をおこなうI/
F209によってその機能を実現する。
【0047】所有者情報抽出部302は、検出部301
によって検出されたポーリング結果情報に基づいて、携
帯型情報端末装置101〜103の所有者に関する所有
者情報を所有者情報データベース303から抽出する。
所有者情報データベース303には、所有者に関する情
報(所有者情報)が格納されており、ID番号(電話番
号など)に関連付けされた所有者情報を抽出することが
できる。
【0048】所有者情報には、たとえば、電話番号のほ
か、氏名、年齢、性別、職業、住所、趣味などの情報を
含む。また、所有者情報データベース303がカード会
社のデータベースと連動していれば、カードの使用状況
や、過去購入した商品あるいはその商品を購入した日時
・店舗、過去に提供を受けたサービスあるいはそのサー
ビスの提供を受けた日時・店舗などに関する情報を含
む。
【0049】所有者情報抽出部302は、たとえば、R
OM202、RAM203、HD205、FD207、
CD−ROM215などに記録されたプログラムをCP
U201が実行することによってその機能を実現する。
また、所有者情報データベース303は、たとえば、H
D205やCD−ROM215などによってその機能を
実現する。また、所有者情報データベース303は、販
売促進支援装置105に含まれている必要はない。販売
促進支援装置105は、ネットワーク150を介して、
所有者情報データベース303にアクセスするようにし
てもよい。
【0050】マーケティング情報生成部304は、所有
者情報抽出部302によって抽出された所有者情報に基
づいて、マーケティング情報を生成する。マーケティン
グ情報とは、具体的には、情報を収集した時刻、携帯型
情報端末装置101〜103を所有していた者の総数、
性別や年齢層ごとの人数や、職業別の人数に関する内容
である。また、マーケティング情報は、後述するよう
に、顧客(加盟店)からのリクエストに基づいてその内
容を変更することが可能である。作成は電子メールとし
て作成してもよく、また、たとえばHTML形式のホー
ムページとして作成してもよい。
【0051】マーケティング情報生成部304は、たと
えば、ROM202、RAM203、HD205、FD
207、CD−ROM215などに記録されたプログラ
ムをCPU201が実行することによってその機能を実
現する。
【0052】送信部305は、マーケティング情報生成
部304によって生成されたマーケティング情報を、あ
らかじめ登録された顧客の情報処理装置161〜163
へ送信する。その場合、マーケティング情報は電子メー
ルとして送信される。また、送信部305は、前記顧客
がアクセス可能なネットワーク上の所定のサーバー15
1へ送信する。
【0053】そして、サーバー151に格納されたマー
ケティング情報は、ホームページとして顧客(加盟店)
がインターネット150を介して閲覧することができ
る。その場合に、会員限定のサイトとしてパスワードな
どを要求するようにするとよい。送信部305は、たと
えば、I/F209によってその機能を実現する。
【0054】マーケティング要求情報受信部306は、
顧客のマーケティング要求情報を受信する。顧客のマー
ケティング要求情報とは、たとえば、「女性のみの情報
がほしい」とか、「年齢層に関してもう少し細分化した
情報がほしい」という内容の情報である。そのほか、マ
ーケティング要求情報には、所定の領域に関する情報、
携帯型情報端末装置101〜103の所有者の性別に関
する情報、携帯型情報端末装置101〜103の所有者
の年齢に関する情報、携帯型情報端末装置101〜10
3の所有者の職業に関する情報を含む。
【0055】マーケティング要求情報は、電子メールに
よって顧客の情報処理装置161〜163から送信され
たり、ホームページに所定の要求選択項目を用意し、そ
の要求選択項目を顧客が選択することによって、その選
択された要求選択項目がマーケティング要求情報として
サーバー151から送信される。マーケティング要求情
報受信部306は、たとえば、I/F209によってそ
の機能を実現する。
【0056】そして、マーケティング情報生成部304
は、マーケティング要求情報受信部306によって受信
されたマーケティング要求情報および上記所有者情報に
基づいて、マーケティング情報を生成する。具体的に
は、上記所有者情報のうち、マーケティング要求情報に
合致する項目のみを抽出し、抽出されたデータに基づい
てマーケティング情報を生成する。たとえば、マーケテ
ィング要求情報が「女性のみの情報がほしい」という内
容の場合に、上記所有者情報のうち、女性に関する情報
のみを抽出して(男性に関する情報を除外して)、その
情報に基づいてマーケティング情報を生成する。
【0057】また、宣伝広告要求情報受信部307は、
顧客の宣伝広告要求情報を受信する。宣伝広告要求情報
とは、具体的には、送信部305によって送信されたマ
ーケティング情報に基づいて、そのマーケティング情報
の対象となっている携帯型情報端末装置101〜103
の所有者の全部または一部に対する宣伝広告の送信要求
に関する情報である。宣伝広告要求情報受信部307
は、たとえば、I/F209によってその機能を実現す
る。
【0058】宣伝広告情報生成部308は、宣伝広告要
求情報受信部307によって受信された顧客の宣伝広告
要求情報に基づいて、携帯型情報端末装置101〜10
3の所有者へ送信する宣伝広告に関する情報を生成す
る。具体的には、宣伝広告データベース309に蓄積さ
れている顧客の過去の宣伝広告内容に関する情報をもち
いたり、宣伝広告要求情報に含まれる宣伝広告内容に関
する情報をもちいて生成する。
【0059】宣伝広告データベース309には、あらか
じめ会員1001から登録された配信希望事前登録に関
する情報が含まれていてもよい。すなわち、会員が端心
を希望する内容を情報フィルタリング登録することによ
って、希望する内容のみを受信することができる。その
登録情報の具体的内容については後述する。
【0060】宣伝広告情報生成部308は、たとえば、
ROM202、RAM203、HD205、FD20
7、CD−ROM215などに記録されたプログラムを
CPU201が実行することによってその機能を実現す
る。
【0061】また、宣伝広告データベース309は、た
とえば、HD205やCD−ROM215などによって
その機能を実現する。また、宣伝広告データベース30
9は、販売促進支援装置105に含まれている必要はな
い。販売促進支援装置105は、ネットワーク150を
介して、宣伝広告データベース309にアクセスするよ
うにしてもよい。
【0062】宣伝広告情報送信部310は、宣伝広告情
報生成部308によって生成された宣伝広告情報を、上
記宣伝広告要求情報によって指定された所有者へ送信す
る。具体的には、宣伝広告情報を電子メールで送信し、
送信された電子メールはネットワーク150を介して、
電話会社のコンピュータシステム105へ送られる。そ
して、そこから、中継局100を経由して、各携帯型情
報端末装置101〜103へ送信される。各携帯型情報
端末装置101〜103に表示される宣伝広告の具体的
な内容については後述する。宣伝広告情報送信部310
は、たとえば、I/F209によってその機能を実現す
る。
【0063】購入要求情報受信部311は、前記宣伝広
告情報送信部310によって送信され、携帯型情報端末
装置101〜103のディスプレイに表示された宣伝広
告を確認した所有者が、その宣伝広告の内容に基づい
て、商品の購入またはサービスの提供の申し込みを携帯
型情報端末装置101〜103においておこなった場合
に、その商品またはサービスの購入(提供)要求情報を
受信する。
【0064】具体的には、宣伝広告情報の送信の逆の経
路で、中継局100を経由して電話会社のコンピュータ
システム105に送られた購入要求情報が、ネットワー
ク150を介して購入要求情報受信部311へ送られ
る。購入要求情報受信部311は、たとえば、I/F2
09によってその機能を実現する。
【0065】決済処理部312は、購入要求情報受信部
311によって受信した購入要求情報に基づいて上記商
品の購入またはサービスの提供に対する対価について決
済処理をおこなう。決済処理は一般的な電子決済処理と
同様の方法でおこなうことができる。そのため、その詳
細な説明については省略する。決済処理部312は、た
とえば、ROM202、RAM203、HD205、F
D207、CD−ROM215などに記録されたプログ
ラムをCPU201が実行することによってその機能を
実現する。
【0066】決済処理情報送信部313は、決済処理部
312によって決済処理がおこなわれた場合にその内容
に関する情報を顧客の情報処理装置161〜163へ送
信する。顧客はこの決済処理情報を受信することによっ
て、上記購入要求をおこなった所有者が商品(サービ
ス)の受け取りに来店した際の確認をすることができ
る。顧客がアクセス可能なネットワーク上の所定のサー
バー151へ送信するようにしてもよい。決済処理情報
送信部313は、たとえば、I/F209によってその
機能を実現する。
【0067】(販売促進支援装置の処理手順)つぎに、
この発明の本実施の形態にかかる販売促進支援装置の処
理手順について説明する。図4は、この発明の実施の形
態にかかる販売促進支援装置の処理の内容を示すフロー
チャートである。
【0068】図4において、まず、所有者情報を取得す
る時刻となったか否かを判断する(ステップS40
1)。ここで、所有者情報を取得する時刻は、あらかじ
め定められている。たとえば、1時間に3回(0分、2
0分、40分)のように設定されている。また、顧客か
らの要求があった場合に、上記あらかじめ定められた時
間とは別に、取得するようにしてもよい。
【0069】ここで、所定時刻になるのを待って、ある
いは顧客からの個別の要求があるのを待って、所定時刻
になった場合あるいは個別の要求があった場合(ステッ
プS401:Yes)は、ポーリング処理を実行する
(ステップS402)。これによって携帯型情報端末装
置101〜103の検出を開始する。具体的には、該当
する中継局100へポーリング処理の要求信号を送信
し、その結果を中継局100から受信する。
【0070】中継局100は、上記要求信号を受信する
と、ポーリング可能な携帯型情報端末装置101〜10
3を検出し、そのID番号を販売促進支援装置105へ
送信する。そして、ポーリング処理が終了したか否か、
すなわち、ID情報を受信したか否かを判断し(ステッ
プS403)、終了した場合(ステップS403:Ye
s)は、つぎに、受信したID番号に基づいて所有者情
報を所有者情報データベース303から抽出する(ステ
ップS404)。
【0071】つぎに、マーケティング要求情報を受信し
ているか否かを判断し(ステップS405)、受信して
いない場合(ステップS405:No)は、何もせずに
ステップS407へ移行する。一方、ステップS405
において、マーケティング要求情報を受信している場合
(ステップS405:Yes)は、そのマーケティング
要求情報を抽出し(ステップS406)、ステップS4
07へ移行する。
【0072】ステップS407では、抽出された所有者
情報、さらにはマーケティング要求情報に基づいてマー
ケティング情報を生成する(ステップS407)。そし
て、生成されたマーケティング情報は、顧客の情報処理
装置161〜163またはサーバー151へ送信され
(ステップS408)、一連の処理は終了する。そし
て、ステップS401へ戻り、再び、所定時刻になるの
を待つことになる。
【0073】このようにして最新のマーケティング情報
が顧客へ送信されたり、最新のマーケティング情報がホ
ームページ上で更新されるので、マーケティング戦略を
考える上での参考となり、販売促進を支援することがで
きる。
【0074】また図5は、この発明の実施の形態にかか
る販売促進支援装置の別の処理の内容を示すフローチャ
ートである。図5において、まず、顧客からの宣伝広告
要求情報を受信したか否かを判断する(ステップS50
1)。そして、宣伝広告要求情報を受信するのを待っ
て、受信した場合(ステップS501:Yes)は、受
信した宣伝広告要求情報に基づいて所有者へ送信するた
めの宣伝広告情報を生成する(ステップS502)。
【0075】つぎに、受信した宣伝広告要求情報に基づ
いて送信先の所有者(「女性のみ」「学生のみ」など)
を特定する(ステップS503)。そして、これも受信
した宣伝広告要求情報に基づいて定められる所定の送信
時刻になったか否かを判断する(ステップS504)。
所定の送信時刻に関する情報とは、たとえば、午後3時
からタイムサービスをおこなうため、午後2時45分に
送信を開始するといった内容の情報である。
【0076】そして、所定時刻になるのを待って、所定
時刻になった場合(ステップS504:Yes)は、各
所有者の携帯型情報端末装置101〜103へ宣伝広告
情報を送信する(ステップS505)。その後、すべて
の送信が完了するのを待って、完了した場合(ステップ
S506:Yes)は、一連の処理を終了する。
【0077】また図6は、この発明の実施の形態にかか
る販売促進支援装置の別の処理の内容を示すフローチャ
ートである。図6において、まず、所有者からの購入要
求情報を受信したか否かを判断する(ステップS60
1)。そして、購入要求情報を受信するのを待って、受
信した場合(ステップS601:Yes)は、つぎに、
購入要求の受信が有効期限内におこなわれたか否かを判
断する(ステップS602)。
【0078】宣伝広告の内容によっては、期間を限定し
た、いわゆるタイムサービスによって商品の販売をおこ
なうことがある。その際、すでに有効期限が過ぎている
場合は商品の購入ができない。それにもかかわらず決済
処理だけがおこなわれてしまうことを未然に防止する。
ここで、有効期限が過ぎている場合(ステップS60
2:No)は、その旨のエラー通知をおこない(ステッ
プS603)、その後、処理を終了する。
【0079】ステップS603において、有効期限内の
購入要求であった場合(ステップS603:Yes)
は、つぎに、購入の対象となる商品が品切れであるか否
かを判断する(ステップS604)。これは、販売個数
が限定されている商品である場合に、先着順に商品を販
売するため、たとえ有効期限内の購入要求であっても商
品の購入ができない場合がある。それにもかかわらず決
済処理だけがおこなわれてしまうことを未然に防止す
る。
【0080】品切れか否かの判断は、あらかじめ販売個
数(販売個数に関する情報は宣伝広告要求情報に含まれ
ていてもよい)に関するカウンタを設けてあって、先着
順に受信した購入要求に対して後述するステップS60
8の決済処理が完了するごとにそのカウンタを−1にす
る。そして、そのカウンタが0になった時点で、それ以
降の購入要求に対して品切れであると判断する。また、
購入要求があった時点で顧客(加盟店)に問い合わせを
して在庫を確認することで、品切れであるか否かを判断
するようにしてもよい。
【0081】ステップS604において、品切れである
と判断した場合(ステップS604:Yes)は、品切
れである旨を購入要求を送信してきた所有者に通知し
(ステップS605)、その後、処理を終了する。
【0082】一方、ステップS604において、品切れ
でないと判断した場合(ステップS604:No)は、
つぎに、購入要求をおこなった所有者に関して決済処理
をおこなうのに必要な情報を取得する(ステップS60
6)。この必要な決済情報には、たとえばクレジットカ
ードの番号や有効期限、限度額などに関する情報が含ま
れる。
【0083】この必要な決済情報から上記所有者が決済
可能か否かを判断する(ステップS607)。ここで、
決済が可能でない場合、たとえば有効期限切れ、あるい
は限度額オーバーの場合(ステップS607:No)
は、その旨のエラー通知を上記所有者におこない(ステ
ップS603)、その後、処理を終了する。
【0084】ステップS607において、決済可能であ
る場合(ステップS607:Yes)は、決済処理がお
こなわれる(ステップS608)。決済金額は、上記宣
伝広告要求情報あるいは購入要求情報に含まれる。その
後、決済が完了した旨の決済処理情報が上記所有者およ
び上記顧客(加盟店)に送信される(ステップS60
9)。そして、その送信が完了するのを待って、その送
信が完了した場合(ステップS610:Yes)は、一
連の処理を終了する。上記所有者の携帯型情報端末装置
101〜103に送信された上記決済処理情報は、顧客
(加盟店)における商品受け取りの際の証明としてもち
いることができる。
【0085】(マーケティング情報の表示内容)つぎ
に、マーケティング情報の表示内容について説明する。
図7は、この発明の実施の形態にかかる販売促進支援装
置のマーケティング情報の表示内容の一例を示す説明図
である。図7に示す内容は、ホームページとしてまたは
電子メールとして、たとえば顧客の情報処理装置161
〜163のディスプレイに表示される。
【0086】図7には、所定の領域(エリア)該当者
(たとえば電話会社の会員)であって携帯型情報端末装
置101〜103を所有している者の総数(678人)
と、男女の人数(比率)、年齢別の人数(比率)、職業
別の人数(比率)、その他のマーケティング情報が表示
されている。図7ではこのマーケティング情報を数字の
みで示したが、グラフ(棒グラフや円グラフなど)をも
ちいて表示すればさらに直感的にマーケティング情報を
把握することができる。
【0087】また図8は、この発明の実施の形態にかか
る販売促進支援装置のマーケティング情報の表示内容の
別の一例を示す説明図である。図7では一般的なマーケ
ティング情報を示したが、図8では、個人の顧客(加盟
店)向けの表示内容となっている。図8に示すように、
顧客(加盟店)が靴店の場合、靴の購入状況その他靴に
関する情報のみを抽出し、提供することができる。
【0088】図8の場合も、図7の場合と同様に、ホー
ムページとしてまたは電子メールとして、たとえば顧客
の情報処理装置161〜163のディスプレイに表示さ
れる。ホームページとして表示する場合はそのサイトを
該当する顧客にのみに閲覧可能となるようにする。ま
た、図7と同様に、グラフ(棒グラフや円グラフなど)
をもちいて表示すればさらに直感的にマーケティング情
報を把握することができる。
【0089】(宣伝広告情報の表示内容)つぎに、宣伝
広告情報の表示内容について説明する。図9は、この発
明の実施の形態にかかる販売促進支援装置の宣伝広告情
報の表示内容の別の一例を示す説明図である。図9にお
いて、携帯型情報端末装置101〜103の代表的な一
例としての携帯電話機900のディスプレ901に、宣
伝広告情報の内容が表示されている。
【0090】この宣伝広告情報をみた所有者が、その宣
伝広告に基づいて商品の購入あるいはサービスの提供の
申し込みをおこなうことができる。そして、その申し込
みによって代金の決済処理もその場でおこなうことがで
きる。決済処理が終了した所有者は、あとは加盟店の店
舗へ移動し商品を受け取ったりあるいはサービスの提供
を受けたりする。サービスの提供とは、たとえば美容院
におけるサービス(カット、パーマ)や、カラオケ店に
おけるサービス(カラオケボックス利用の割引)などが
考えられる。したがって、サービス提供の予約の機能も
含まれる場合もある。
【0091】(ビジネスモデルの概要)つぎに、上述し
た販売促進支援装置を含む販売促進支援システムをもち
いたビジネスモデルの概要について説明する。図10
は、そのビジネスモデルの概要を示す説明図であり、
(携帯)電話会社と加盟店との提携による地域・時間を
考慮したリアルタイムマーケティングを実現するもので
ある。
【0092】図10において、1000は、(携帯)電
話会社(の販売促進支援装置105)であり、1001
は、電話会社1000の会員であり、1002は、会員
1001が所有する携帯型情報処理装置(携帯電話機)
である。また、1003は、電話会社の中継局であり、
1004は、電話会社1000にとっての顧客、すなわ
ちの加盟店である。
【0093】中継局1003は、ポーリング機能によっ
て携帯電話機1002の現在位置、すなわち会員100
1の現在位置を把握する。そして、中継局1003は、
電話会社1000(の販売促進支援装置105)からの
要求に応じて、会員1001の現在位置を把握した地域
および把握した会員1001の情報を電話会社1000
へ通知する。
【0094】また、各加盟店1004は、マーケティン
グ情報(ヒットセグメント情報)に関するリクエストを
電話会社1000へ送信し、電話会社1000は、各加
盟店1004へヒットセグメント情報を送信する。さら
には、加盟店1004は、宣伝広告情報(キャンペーン
情報)を電話会社1000へ送信する。
【0095】また、会員1001は、電話会社1000
に対して、宣伝広告情報(キャンペーン情報)について
事前に配信希望登録しておく。そして、登録された場合
に、電話会社1000は中継局1003を通じてまたは
別の中継局を通じて会員1001(の携帯電話機100
2)へキャンペーン情報(商品情報・割引情報)を配信
する。したがって、シーズンによって、またキャンペー
ンによって割引を実施することができ、その登録は電話
会社1000のWEBで加盟店1004が直接におこな
うことができる。これによって、当日の時間限定タイム
サービスなども可能となる。
【0096】このように、電話会社1000は、会員1
001のマーケティング情報(セグメント情報)を各加
盟店1004に解放する。このように、電話会社100
0が、インターネット経由で情報を提供、期間単位で貸
し出すサービスであるASP(Application
Service Provider)の機能を実現す
ることができる。
【0097】そして、各加盟店1004は、必要時にほ
しいセグメントをリクエストすると、現在の所定のエリ
アに存在する会員数や商品別/年齢別/性別などのセグ
メント情報(マーケティング情報)を取得することがで
きる。また、会員1001は、中継局1003を通じて
該当地域の加盟店1004の情報の商品情報や割引情報
の配信を電話会社1000から受けることができる。
【0098】(1)利用登録(会員)の内容:つぎに、
会員1001がおこなう利用登録の内容、すなわち、上
記ビジネスモデルにおける会員1001と電話会社10
00との関係について説明する。会員1001は、携帯
電話機1002に配信される情報(コンテンツ)内容に
ついて希望するカテゴリーや配信パターンを事前に電話
会社1000のホームページ(サーバー151)へ登録
しておくことができる。図11は、会員の利用登録に関
する説明図である。
【0099】図11において、会員1001は、ID入
力(1101)をすることによって、電話会社1000
のサーバー151(または直接コンピュータシステム1
05)へアクセスする。そして、認証画面(図示省略)
上で認証手続き(1102)をおこなうと、会員登録用
のホームページ(1103)が表示される。会員100
1は、インターネットに接続されたパーソナルコンピュ
ータまたは携帯電話機で照会(1104)する。そして
各種情報の入力(1105)をおこなう。この各種情報
の入力をおこなうことができるのは、電話会社1000
に対してあらかじめ登録した会員であることが前提であ
る。また、この時点での入会申し込みもおこなうことが
できる。
【0100】入力された情報は、配信用マスターデータ
登録(1106)がなされ、配信用マスターデータ(ベ
ース)1107として登録される。登録情報としては、
たとえば、会員番号、希望カテゴリー/金額・料金
(帯)、配信パターン、配信希望地域、受信携帯電話番
号、配信ON/OFFなどである。
【0101】希望カテゴリーとしては、固定のカテゴリ
ーと特別カテゴリー(スペシャルカテゴリー)がある。
固定カテゴリーには、たとえば、「ファッション(服、
くつ、カバン、婦人服、子供服)として5万円」である
とか、「酒(ワイン、日本酒)として1万円」であると
か、「飲食(和食、洋食、中華)として5千円」である
とか、「貴金属(時計、カメラ)として10万円」であ
るとか、「サービス(エステ、マッサージ)として5万
円」であるとかを固定的に設定することができる。ま
た、スペシャルカテゴリーとして、たとえば、「春物セ
ーターで2万円程度」と個別に設定することもできる。
【0102】また、配信パターンは、会員1001が希
望する場合のみ設定することができる。具体的には、曜
日指定(たとえば、「休日のみ」、「平日のみ」)や時
間帯指定(たとえば、「午前中」、「午後」、「○時以
降」)である。この配信パターンはコンテンツ単位に指
定できるようにしてもよい。また、配信希望地域とし
て、行動圏を指定することもできる。たとえば、「神
戸」、「京都中心部」、「北大阪」、「南大阪」という
地域の指定である。
【0103】(2)データリクエスト/サービス登録
(加盟店):つぎに、加盟店1004がおこなうデータ
リクエストおよびサービス登録の内容について説明す
る。データリクエストとは、加盟店1004が電話会社
1000に対して、各種リクエスト条件を入力すること
である。そしてそのデータリクエストによって、販売を
検討している商品・サービスを購入・利用する可能性の
ある会員1001が、現在、店舗周辺にいるかあるいは
どのくらいいるかについての情報を取得することができ
るものである。
【0104】図12は、データリクエスト/サービス登
録の内容に関する説明図である。図12において、加盟
店1004は、ID入力(1201)をすることによっ
て、電話会社1000のサーバー151(または直接コ
ンピュータシステム105)へアクセスする。そして、
認証画面(図示省略)上で認証手続き(1202)をお
こなうと、データリクエスト登録用のホームページ(1
203)が表示される。加盟店1004は、インターネ
ットに接続されたパーソナルコンピュータまたは携帯電
話機で照会(1204)する。そしてリクエスト条件の
入力(1205)をおこなう。
【0105】データリクエストの登録情報としては、た
とえば、加盟店ID、商品カテゴリー/金額・料金
(帯)である。これは、会員1001が指定する固定カ
テゴリーと同様である。また、年齢層、性別、職業/学
生、検索エリアなどである、検索エリアは、たとえば、
店舗を中心として、半径○○mであるとか、徒歩××分
以内(時間の場合は、15分1kmで換算することがで
きる)にいる会員というように設定する。
【0106】そして、電話会社1000では、入力され
たリクエスト条件についてその内容に応じたリクエスト
処理(1206)をおこない、処理をした内容に基づい
て、携帯電話会社1003へリクエストデータの提供
(1207)をおこなう。リクエストデータの提供に関
する詳細は後述する。その後、リクエストに対する結果
の表示をおこなうとともにサービス登録ページ(120
8)を表示する。
【0107】加盟店1004は結果の参照(1209)
をおこなう。リクエスト結果情報としては、たとえば、
図7、図8に示したような、希望セグメントでの希望地
域存在件数(複数セグメントの合算であってもよい)等
である。さらには、サービス内容の入力(1210)を
おこなう。具体的にサービス登録とは、上記結果の参照
によって取得した情報に基づいて販売機会が高いと判断
できれば具体的商品・サービスの登録をおこなうことで
ある。このように、加盟店1004がデータ取得のみを
目的としてデータリクエストをおこなうことのないよう
に、電話会社1000は、各種制限事項と拡張サービス
の付与などをおこなって電話会社1000が提供するサ
ービス利用の増大を図ることができる。
【0108】サービス登録情報としては、加盟店ID、
商品名/サービス名、金額/料金(帯)、リクエスト番
号、サービス利用条件、CM、メッセージなどである。
サービス利用条件には、たとえば、日時(サービスタイ
ム○○:○○〜□□:□□)や数量(限定××個)など
がある。
【0109】そして、入力されたサービス内容は登録さ
れる(1211)。そして、登録されたサービス内容
は、サービス内容データ(1253)と過去入力分サー
ビス情報(1254)の2つのデータベースに格納され
るとともに、登録されたサービス内容は、情報発信(1
213)されることになる。情報発信の詳細な内容につ
いては後述する。
【0110】(3)リクエストデータ提供(電話会
社):つぎに上述したリクエストデータ提供(120
7)の内容について説明する。図13は、電話会社によ
るリクエストデータ提供に関する説明図である。図13
において、電話会社1000は、加盟店から入力された
データリクエストの登録情報にしたがって、あらかじめ
データマイニング処理がされている会員1001のセグ
メント情報にヒットする対象会員を会員セグメントデー
タ(1352)から抽出する(対象会員抽出処理(13
01))。
【0111】そして、対象会員が一定数以上の大規模数
になった場合は、セグメントデータ作成で付与された利
用率の高い会員上記○○○○人または会員の希望金額帯
ではなく実際の利用金額帯に一致するものを優先的に抽
出処理などをおこなう。
【0112】さらに加盟店1004の指定地域と会員1
001が配信を希望する地域とが一致するものをリクエ
スト番号を採番した上で保存する(1351)。保存
後、中継局1003へ該当指定エリアと会員1001の
携帯電話番号を送信する。中継局10003への依頼情
報としては、たとえば、指定区域(エリア)やポーリン
グ対象電話番号(複数件)などである。指定区域(エリ
ア)は、加盟店店舗住所と、当該住所を中心に○○mと
いう内容で指定することができる。
【0113】中継局1003は、指定区域(エリア)の
該当携帯電話番号をポーリング(1302)し、その結
果(ポーリング反応件数)を電話会社1000へ返信処
理(1303)する。そして、返信処理された件数情報
は、加盟店向けの表示処理(1304)をおこなう。
【0114】(4)情報発信(電話会社):つぎに上述
した情報発信(1213)の内容について説明する。図
14は、電話会社1000による情報発信の内容に関す
る説明図である。図14において、電話会社1000
は、加盟店1004から入力されたサービス内容を、抽
出された、リクエストデータ提供対象会員1001の携
帯電話番号などの該当リクエストデータ(1402)と
ともに中継局1003へ送信する。そして、中継局10
03は、各会員1001の携帯電話機1002へ上記サ
ービス情報を送信する。それによって、会員1001は
送信された情報(サービス)を利用することができるよ
うになる(サービス利用(1404))。
【0115】ただし、この場合にはポーリング反応があ
った会員1001だけではなく、その他の会員1001
に対しても送信されることになる。したがって、リクエ
ストデータを受け取る時点で、該当会員のみにサービス
内容を発信する方が効率的となる場合がある。
【0116】(5)サービス利用(会員):つぎに上述
したサービス利用(1404)の内容について説明す
る。図15は、会員1001によるサービス利用の内容
に関する説明図である。図15において、会員1001
は事前に登録した内容にしたがって、電話会社1000
が選別した情報を受信可能となる。すなわち、受信のタ
イミングは、リクエストを出した加盟店が希望する地域
(エリア)に入っている(存在している(1500))
ときとなる。
【0117】そして、中継局1003は、コンテンツ配
信(1501)をおこない、会員1001は、配信され
たコンテンツを受信(1502)する。配信情報として
は、たとえば、金額/料金(帯)、サービス利用条件
(日時、数量)、加盟店情報、CM・メッセージなどで
ある。加盟店情報は、店舗名、場所(希望する場合は地
図を配信する)、電話番号などである。
【0118】その後、会員は、加盟店へ出向いて購入・
カード支払いを利用する(1503)。カード支払いの
代わりに携帯電話機1002に搭載するICカードデー
タでの決済を併用してもよい。また、後述するように、
加盟店へ出向く前に、携帯電話機1002をもちいて、
決済処理を終了させてもよい。
【0119】(6)会員セグメントデータ作成(電話会
社):つぎに、電話会社1000による会員セグメント
データ作成の内容について説明する。図16は、電話会
社1000による会員セグメントデータ作成内容に関す
る説明図である。図16において、電話会社1000
は、利用登録した会員1001の登録情報と、利用実績
(1602)・利用状況(1603)をあわせて分析し
て、会員1001のセグメント化をおこない、セグメン
トデータを作成(1601)する。
【0120】会員1001が配信を希望する各カテゴリ
ーについて、過去の利用実績(1602)とマッチング
して購入可能性率(利用率)、主利用金額帯などの分析
と貼り付けをおこなう。また、利用状況(1603)か
ら、現在電話料金が未納となっているような会員100
1あるいはカード会社と提携しカード支払いが未納にな
っている会員1001については、抽出対象とならない
ようにフラグ付けをおこなう。なお、セグメントデータ
作成(1601)は、電話会社1000の政策などによ
って分析方法・内容は異なることになる。
【0121】(7)加盟店ランク付与(電話会社):つ
ぎに、電話会社1000による加盟店1004のランク
付与の内容について説明する。電話会社1000は、シ
ステムの有効化を目的として、入力制限・拡張サービス
を設けて、該当加盟店1004でのカード利用件数に応
じて加盟店のランクを設定し、サービスレベルを調整す
るようにしてもよい。図17は、入力制限の一例を示す
説明図である。図17において、入力制限の一例とし
て、たとえば、混雑時期・時間帯での利用を制限した
り、登録商品・サービス数を制限したり、選択セグメン
ト項目数を制限したり、データリクエストのみの繰り返
し入力回数を制限したりする。
【0122】また、図18は、拡張サービスの一例を示
す説明図である。図18において、拡張サービスの一例
として、たとえば、入力したサービス情報を一定間隔で
複数回繰り返して流したり、データリクエストのみの繰
り返し入力を可能としたり、過去入力分の保存と再利用
を可能としたり、加盟店手数料を減額したりすることが
できる。
【0123】(携帯電話機による決済機能)つぎに、携
帯電話機1002による決済機能の内容について説明す
る。図19は、電話会社と加盟店および携帯電話会社の
提携による地域・時間を考慮したリアルタイムマーケテ
ィングの別の構成例を示す説明図である。なお、図19
において、図10に示した構成と同一の構成部について
は同一の符号を付してその説明を省略する。
【0124】図19において、1000は、電話会社
(の販売促進支援装置105)であり、1001は、電
話会社1000の会員であり、1002は、会員100
1が所有する携帯型情報処理装置(携帯電話機)であ
る。また、1003は、電話会社1000の中継局であ
り、1004は、電話会社1000にとっての顧客、す
なわち電話会社1000の加盟店である。また、携帯電
話機1002は、カード情報を持ったICチップを搭載
しており、決済機能を備えている。
【0125】まず、加盟店1004は、電話会社10
00へキャンペーン情報を送信する。電話会社100
0は、そのキャンペーン情報を受信し、中継局1003
へ送信する。そして、中継局1003は、各会員10
01の携帯電話機1002へそのキャンペーン情報を送
信する。キャンペーン情報を受信した会員1001
は、キャンペーン情報にかかる商品の予約・決済操作を
携帯電話機1002をもちいて実行する。
【0126】ICカードによる決済としては、プリペイ
ド電子マネーや、デビットカード、クレジットカードな
どによるものが考えられる。中継局1003は、商品
予約・決済情報を電話会社1000へ送信する。
【0127】電話会社1000は、商品予約情報を加
盟店1004へ送信する。加盟店1004は、商品予
約情報を受信し、受信した商品予約情報に基づいて商品
の確保をする。会員1001は加盟店1004の店舗
へ移動し、商品の受け取りをおこなう。したがって、会
員1001は、キャンペーン情報入手時に予約購買(す
なわち、歩きながら支払いを済ませること)が可能とな
る。そして、会員1001は、加盟店1004の店舗に
おいては商品を受け取るだけでよい。
【0128】このようにして、会員1001が携帯電話
機1002によって決済が可能となり、キャンペーン情
報入手時に予約をおこなうことができ、売り切れによっ
て商品の購入ができなくなることを防止する。また、歩
きながら支払いを済ませることができるため、店舗では
商品を受け取るだけでよく、店舗においてカードによる
支払い処理などの煩雑さを軽減することができる。
【0129】また、加盟店1004は、予約時に決済が
完了しているため、確実に商品の販売が可能となる。ま
た、電話会社1000は、現金支払いなど、携帯電話機
1002をもちいた支払い以外の支払いを防止すること
ができ、携帯電話機1002の利用率を向上させること
ができる。
【0130】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、あらかじめ定められた一つまたは複数の所定の領域
内に存在する無線通信が可能な携帯型情報端末装置を検
出し、検出された携帯型情報端末装置の所有者に関する
所有者情報を抽出し、抽出された所有者情報に基づい
て、マーケティング情報を生成し、生成されたマーケテ
ィング情報を、あらかじめ登録された顧客の情報処理装
置、あるいは顧客がアクセス可能なネットワーク上の所
定のサーバーへ送信するため、顧客の店舗の周辺にいる
利用者(携帯型情報端末装置の所有者)の人数およびそ
れらの人のセグメント情報を容易に取得することがで
き、これによって、商品の販売・サービスの提供をおこ
なう店舗に対して販売促進をより効率的におこなわせる
ことが可能となる。
【0131】また、本実施の形態によれば、マーケティ
ング情報に、所定の領域に関する情報、携帯型情報端末
装置の所有者の性別に関する情報、携帯型情報端末装置
の所有者の年齢に関する情報、携帯型情報端末装置の所
有者の職業に関する情報の少なくとも一つを含むため、
顧客の店舗の周辺にいる利用者(携帯型情報端末装置の
所有者)の人数およびそれらの人のセグメント情報、特
に購買可能性に関する情報を容易に取得することができ
る。
【0132】また、本実施の形態によれば、顧客のマー
ケティング要求情報を受信し、受信されたマーケティン
グ要求情報および所有者情報に基づいて、マーケティン
グ情報を生成するため、各顧客の要求に応じて、顧客の
店舗の周辺にいる利用者(携帯型情報端末装置の所有
者)の人数およびそれらの人のセグメント情報を各顧客
に適した形で容易に取得することができる。
【0133】また、本実施の形態によれば、顧客のマー
ケティング要求情報に、所定の領域に関する情報、携帯
型情報端末装置の所有者の性別に関する情報、携帯型情
報端末装置の所有者の年齢に関する情報、携帯型情報端
末装置の所有者の職業に関する情報の少なくとも一つを
含むため、顧客の店舗の周辺にいる利用者(携帯型情報
端末装置の所有者)の人数およびそれらの人のセグメン
ト情報、特に購買可能性に関する情報を各顧客に適した
形で容易に取得することができる。
【0134】また、本実施の形態によれば、顧客の宣伝
広告要求情報を受信し、受信された宣伝広告要求情報に
基づいて携帯型情報端末装置へ宣伝広告情報を送信する
ため、購入可能性の高い利用者に対してのみ宣伝広告を
おこなうことができる。
【0135】また、本実施の形態によれば、宣伝広告要
求情報に、宣伝広告の内容に関する情報、送信先となる
携帯型情報端末装置に関する情報、宣伝広告の送信開始
時刻に関する情報の少なくともいずれか一つが含まれて
いるため、購入可能性の高い利用者に対してのみ、その
利用者の要求や店舗のスケジュールにあわせた宣伝広告
をおこなうことができる。
【0136】また、本実施の形態によれば、送信された
宣伝広告情報の内容に基づく携帯型情報端末装置からの
商品またはサービスの購入要求情報を受信し、受信した
購入要求情報に基づいて決済処理をおこない、その決済
処理に関する情報を顧客の情報処理装置、あるいは、顧
客がアクセス可能なネットワーク上の所定のサーバーへ
送信するため、購入予定者である利用者は、店舗までゆ
くことなく、決済処理を完了させることができる。
【0137】これによって、商品の販売・サービスの提
供をおこなう店舗に対して販売促進をより効率的におこ
なわせるとともに、購入予定者に対して購入予約を容易
におこなわしめ、品切れなどによって購入予定者が購入
できないことを事前に防止することができる。
【0138】また、本実施の形態は、販売促進支援装置
を含む販売促進支援システムを電話会社がもちいた場合
を例として説明したが、それには限定されない。たとえ
ば、電話会社1000を、百貨店、スーパーマーケッ
ト、ショッピングモール、アミューズメントパークなど
の公共施設における本社システムとすることができる。
それによって、所定エリアを公共施設内あるいはその周
辺とし、顧客(加盟店1004)を各公共施設の従業員
(各売り場の販売員)としてもよい。さらに、中継局1
003は、上記公共施設あるいはその周辺をポーリング
することができるものを設置することによって実現する
ことができる。
【0139】なお、本実施の形態において説明した販売
促進支援方法は、あらかじめ用意されたコンピュータ読
み取り可能なプログラムであってもよく、またそのプロ
グラムをパーソナルコンピュータやワークステーション
などのコンピュータで実行することによって実現され
る。このプログラムは、HD(ハードディスク)、FD
(フロッピーディスク)、CD−ROM、MO、DVD
などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録さ
れ、コンピュータによって記録媒体から読み出されるこ
とによって実行される。また、このプログラムは、イン
ターネットなどのネットワークを介して配布することが
可能な伝送媒体であってもよい。
【0140】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、検出手段が、あらかじめ定められた一つ
または複数の所定の領域内に存在する無線通信が可能な
携帯型情報端末装置を検出し、所有者情報抽出手段が、
前記検出手段によって検出された携帯型情報端末装置の
所有者に関する所有者情報を抽出し、マーケティング情
報生成手段が、前記所有者情報抽出手段によって抽出さ
れた所有者情報に基づいて、マーケティング情報を生成
し、送信手段が、前記マーケティング情報生成手段によ
って生成されたマーケティング情報を、あらかじめ登録
された顧客の情報処理装置、あるいは前記顧客がアクセ
ス可能なネットワーク上の所定のサーバーへ送信するた
め、顧客の店舗の周辺にいる利用者(携帯型情報端末装
置の所有者)の人数およびそれらの人のセグメント情報
を容易に取得することができ、これによって、商品の販
売・サービスの提供をおこなう店舗に対して販売促進を
より効率的におこなわせることが可能な販売促進支援装
置が得られるという効果を奏する。
【0141】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、前記マーケティング情報
に、前記所定の領域に関する情報、前記携帯型情報端末
装置の所有者の性別に関する情報、前記携帯型情報端末
装置の所有者の年齢に関する情報、前記携帯型情報端末
装置の所有者の職業に関する情報の少なくとも一つを含
むため、顧客の店舗の周辺にいる利用者(携帯型情報端
末装置の所有者)の人数およびそれらの人のセグメント
情報、特に購買可能性に関する情報を容易に取得するこ
とができ、これによって、商品の販売・サービスの提供
をおこなう店舗に対して販売促進をより効率的におこな
わせることが可能な販売促進支援装置が得られるという
効果を奏する。
【0142】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1または2に記載の発明において、マーケティング
要求情報受信手段が、前記顧客のマーケティング要求情
報を受信し、前記マーケティング情報生成手段が、前記
マーケティング要求情報受信手段によって受信されたマ
ーケティング要求情報および前記所有者情報に基づい
て、マーケティング情報を生成するため、各顧客の要求
に応じて、顧客の店舗の周辺にいる利用者(携帯型情報
端末装置の所有者)の人数およびそれらの人のセグメン
ト情報を各顧客に適した形で容易に取得することがで
き、これによって、商品の販売・サービスの提供をおこ
なう店舗に対して販売促進をより効率的におこなわせる
ことが可能な販売促進支援装置が得られるという効果を
奏する。
【0143】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項3に記載の発明において、前記顧客のマーケティン
グ要求情報に、前記所定の領域に関する情報、前記携帯
型情報端末装置の所有者の性別に関する情報、前記携帯
型情報端末装置の所有者の年齢に関する情報、前記携帯
型情報端末装置の所有者の職業に関する情報の少なくと
も一つを含むため、顧客の店舗の周辺にいる利用者(携
帯型情報端末装置の所有者)の人数およびそれらの人の
セグメント情報、特に購買可能性に関する情報を各顧客
に適した形で容易に取得することができ、これによっ
て、商品の販売・サービスの提供をおこなう店舗に対し
て販売促進をより効率的におこなわせることが可能な販
売促進支援装置が得られるという効果を奏する。
【0144】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、宣伝
広告要求情報受信手段が、前記顧客の宣伝広告要求情報
を受信し、宣伝広告情報送信手段が、前記宣伝広告要求
情報受信手段によって受信された宣伝広告要求情報に基
づいて前記携帯型情報端末装置へ宣伝広告情報を送信す
るため、購入可能性の高い利用者に対してのみ宣伝広告
をおこなうことができ、これによって、商品の販売・サ
ービスの提供をおこなう店舗に対して販売促進をより効
率的におこなわせることが可能な販売促進支援装置が得
られるという効果を奏する。
【0145】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項5に記載の発明において、前記宣伝広告要求情報
に、宣伝広告の内容に関する情報、送信先となる携帯型
情報端末装置に関する情報、前記宣伝広告の送信開始時
刻に関する情報の少なくともいずれか一つが含まれてい
るため、購入可能性の高い利用者に対してのみ、その利
用者の要求や店舗のスケジュールにあわせた宣伝広告を
おこなうことができ、これによって、商品の販売・サー
ビスの提供をおこなう店舗に対して販売促進をより効率
的におこなわせることが可能な販売促進支援装置が得ら
れるという効果を奏する。
【0146】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項5または6に記載の発明において、購入要求情報受
信手段が、前記宣伝広告情報送信手段によって送信され
た宣伝広告情報の内容に基づく前記携帯型情報端末装置
からの商品またはサービスの購入要求情報を受信し、決
済処理手段が、前記購入要求情報受信手段によって受信
した購入要求情報に基づいて決済処理をおこない、決済
処理情報送信手段が、前記決済処理手段によっておこな
われた決済処理に関する情報を前記顧客の情報処理装
置、あるいは、前記顧客がアクセス可能なネットワーク
上の所定のサーバーへ送信するため、購入予定者である
利用者は、店舗までゆくことなく、決済処理を完了させ
ることができ、これによって、商品の販売・サービスの
提供をおこなう店舗に対して販売促進をより効率的にお
こなわせるとともに、購入予定者に対して購入予約を容
易におこなわしめ、品切れなどによって購入予定者が購
入できないことを事前に防止することが可能な販売促進
支援装置が得られるという効果を奏する。
【0147】また、請求項8に記載の発明によれば、検
出工程が、あらかじめ定められた一つまたは複数の所定
の領域内に存在する無線通信が可能な携帯型情報端末装
置を検出し、所有者情報抽出工程が、前記検出工程によ
って検出された携帯型情報端末装置の所有者に関する所
有者情報を抽出し、マーケティング情報生成工程が、前
記所有者情報抽出工程によって抽出された所有者情報に
基づいて、マーケティング情報を生成し、送信工程が、
前記マーケティング情報生成工程によって生成されたマ
ーケティング情報を、あらかじめ登録された顧客の情報
処理装置、あるいは前記顧客がアクセス可能なネットワ
ーク上の所定のサーバーへ送信するため、顧客の店舗の
周辺にいる利用者(携帯型情報端末装置の所有者)の人
数およびそれらの人のセグメント情報を容易に取得する
ことができ、これによって、商品の販売・サービスの提
供をおこなう店舗に対して販売促進をより効率的におこ
なわせることが可能な販売促進支援方法が得られるとい
う効果を奏する。
【0148】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項8に記載の発明において、マーケティング要求情報
受信工程が、前記顧客のマーケティング要求情報を受信
し、前記マーケティング情報生成工程が、前記マーケテ
ィング要求情報受信工程によって受信されたマーケティ
ング要求情報および前記所有者情報に基づいて、マーケ
ティング情報を生成するため、各顧客の要求に応じて、
顧客の店舗の周辺にいる利用者(携帯型情報端末装置の
所有者)の人数およびそれらの人のセグメント情報を各
顧客に適した形で容易に取得することができ、これによ
って、商品の販売・サービスの提供をおこなう店舗に対
して販売促進をより効率的におこなわせることが可能な
販売促進支援方法が得られるという効果を奏する。
【0149】また、請求項10に記載の発明にかかる販
売促進支援方法は、請求項8または9に記載の発明にお
いて、宣伝広告要求情報受信工程が、前記顧客の宣伝広
告要求情報を受信し、宣伝広告情報送信工程が、前記宣
伝広告要求情報受信工程によって受信された宣伝広告要
求情報に基づいて前記携帯型情報端末装置へ宣伝広告情
報を送信するため、購入可能性の高い利用者に対しての
み宣伝広告をおこなうことができ、これによって、商品
の販売・サービスの提供をおこなう店舗に対して販売促
進をより効率的におこなわせることが可能な販売促進支
援方法が得られるという効果を奏する。
【0150】また、請求項11に記載の発明によれば、
請求項10に記載の発明において、前記宣伝広告要求情
報に、宣伝広告の内容に関する情報、送信先となる携帯
型情報端末装置に関する情報、前記宣伝広告の送信開始
時刻に関する情報の少なくともいずれか一つが含まれて
いるため、購入可能性の高い利用者に対してのみ、その
利用者の要求や店舗のスケジュールにあわせた宣伝広告
をおこなうことができ、これによって、商品の販売・サ
ービスの提供をおこなう店舗に対して販売促進をより効
率的におこなわせることが可能な販売促進支援方法が得
られるという効果を奏する。
【0151】また、請求項12に記載の発明によれば、
請求項10または11に記載の発明において、購入要求
情報受信工程が、前記宣伝広告情報送信工程によって送
信された宣伝広告情報の内容に基づく前記携帯型情報端
末装置からの商品またはサービスの購入要求情報を受信
し、決済工程が、前記購入要求情報受信工程によって受
信した購入要求情報に基づいて決済処理をおこない、送
信工程が、前記決済工程によっておこなわれた決済に関
する情報を前記顧客の情報処理装置、あるいは、前記顧
客がアクセス可能なネットワーク上の所定のサーバーへ
送信するため、店舗までゆくことなく、決済処理を完了
させることができ、これによって、商品の販売・サービ
スの提供をおこなう店舗に対して販売促進をより効率的
におこなわせるとともに、購入予定者に対して購入予約
を容易におこなわしめ、品切れなどによって購入予定者
が購入できないことを事前に防止することが可能な販売
促進支援方法が得られるという効果を奏する。
【0152】また、請求項13に記載の発明によれば、
請求項8〜12のいずれか一つに記載の発明において、
前記所定の領域が、所定の公共施設内あるいは前記公共
施設の周辺内の領域であり、前記顧客が、前記公共施設
における商品またはサービスの販売・提供員であるた
め、百貨店などの公共施設内あるいはその周辺における
利用者の人数およびそれらの人のセグメント情報を容易
に取得することができる。
【0153】また、請求項14に記載の発明によれば、
請求項8〜13のいずれか一つに記載された方法をコン
ピュータに実行させることによって、請求項8〜13の
いずれか一つ動作をコンピュータによって実現すること
が可能なプログラムが得られるという効果を奏する。
【0154】また、請求項15に記載の発明によれば、
請求項8〜13のいずれか一つに記載された方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そ
のプログラムをコンピュータ読み取り可能となり、これ
によって、請求項8〜13のいずれか一つの動作をコン
ピュータによって実現することが可能な記録媒体が得ら
れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる販売促進支援
装置を含む販売促進支援システムのシステム構成図であ
る。
【図2】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援装
置のハードウエア構成を示す説明図(ブロック図)であ
る。
【図3】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援装
置の機能的構成を示す説明図(ブロック図)である。
【図4】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援装
置の処理の内容を示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援装
置の別の処理の内容を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援装
置の別の処理の内容を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援装
置のマーケティング情報の表示内容の一例を示す説明図
である。
【図8】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援装
置のマーケティング情報の表示内容の別の一例を示す説
明図である。
【図9】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援装
置の宣伝広告情報の表示内容の別の一例を示す説明図で
ある。
【図10】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援
装置を含む販売促進支援システムをもちいたビジネスモ
デルの概要を示す説明図である。
【図11】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援
装置を含む販売促進支援システムをもちいたビジネスモ
デルにおける会員による利用登録に関する説明図であ
る。
【図12】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援
装置を含む販売促進支援システムをもちいたビジネスモ
デルにおける加盟店によるデータリクエスト/サービス
登録に関する説明図である。
【図13】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援
装置を含む販売促進支援システムをもちいたビジネスモ
デルにおける電話会社によるリクエストデータ提供に関
する説明図である。
【図14】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援
装置を含む販売促進支援システムをもちいたビジネスモ
デルにおける電話会社による情報発信に関する説明図で
ある。
【図15】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援
装置を含む販売促進支援システムをもちいたビジネスモ
デルにおける会員によるサービス利用の内容に関する説
明図である。
【図16】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援
装置を含む販売促進支援システムをもちいたビジネスモ
デルにおける電話会社による会員セグメント作成に関す
る説明図である。
【図17】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援
装置を含む販売促進支援システムをもちいたビジネスモ
デルにおける電話会社による加盟店ランク付与の入力制
限の一例を示す説明図である。
【図18】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援
装置を含む販売促進支援システムをもちいたビジネスモ
デルにおける電話会社による加盟店ランク付与の拡張サ
ービスの一例を示す説明図である。
【図19】この発明の実施の形態にかかる販売促進支援
装置を含む販売促進支援システムをもちいたビジネスモ
デルにおけるビジネスモデルの別の概要を示す説明図で
ある。
【符号の説明】 100 中継局 101,102,103,1002 携帯型情報端末装
置 105 (携帯)電話会社のコンピュータシステム(販
売促進支援装置) 150 ネットワーク(インターネット) 151 サーバー(ホームページ格納用) 161,162,163 (顧客の)情報処理装置 200 バスまたはケーブル 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 HDD 205 HD 206 FDD 207 FD 208 ディスプレイ 209 I/F 210 通信ケーブル 211 キーボード 212 マウス 213 スキャナ 214 プリンタ 215 CD−ROM 216 CD−ROMドライブ 301 検出部 302 所有者情報抽出部 303 所有者情報データベース 304 マーケティング情報生成部 305 送信部 306 マーケティング要求情報受信部 307 宣伝広告要求情報受信部 308 宣伝広告情報生成部 309 宣伝広告データベース 310 宣伝広告情報送信部 311 購入要求情報受信部 312 決済処理部 313 決済処理情報送信部 900 携帯電話機 901 ディスプレイ 1000 (携帯)電話会社 1001 会員 1003 中継局 1004 加盟店(顧客)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ定められた一つまたは複数の
    所定の領域内に存在する無線通信が可能な携帯型情報端
    末装置を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された携帯型情報端末装置の
    所有者に関する所有者情報を抽出する所有者情報抽出手
    段と、 前記所有者情報抽出手段によって抽出された所有者情報
    に基づいて、マーケティング情報を生成するマーケティ
    ング情報生成手段と、 前記マーケティング情報生成手段によって生成されたマ
    ーケティング情報を、あらかじめ登録された顧客の情報
    処理装置、あるいは前記顧客がアクセス可能なネットワ
    ーク上の所定のサーバーへ送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする販売促進支援装置。
  2. 【請求項2】 前記マーケティング情報には、前記所定
    の領域に関する情報、前記携帯型情報端末装置の所有者
    の性別に関する情報、前記携帯型情報端末装置の所有者
    の年齢に関する情報、前記携帯型情報端末装置の所有者
    の職業に関する情報の少なくとも一つを含むことを特徴
    とする請求項1に記載の販売促進支援装置。
  3. 【請求項3】 前記顧客のマーケティング要求情報を受
    信するマーケティング要求情報受信手段を備え、 前記マーケティング情報生成手段は、前記マーケティン
    グ要求情報受信手段によって受信されたマーケティング
    要求情報および前記所有者情報に基づいて、マーケティ
    ング情報を生成することを特徴とする請求項1または2
    に記載の販売促進支援装置。
  4. 【請求項4】 前記顧客のマーケティング要求情報に
    は、前記所定の領域に関する情報、前記携帯型情報端末
    装置の所有者の性別に関する情報、前記携帯型情報端末
    装置の所有者の年齢に関する情報、前記携帯型情報端末
    装置の所有者の職業に関する情報の少なくとも一つを含
    むことを特徴とする請求項3に記載の販売促進支援装
    置。
  5. 【請求項5】 前記顧客の宣伝広告要求情報を受信する
    宣伝広告要求情報受信手段と、 前記宣伝広告要求情報受信手段によって受信された宣伝
    広告要求情報に基づいて前記携帯型情報端末装置へ宣伝
    広告情報を送信する宣伝広告情報送信手段と、を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の
    販売促進支援装置。
  6. 【請求項6】 前記宣伝広告要求情報には、宣伝広告の
    内容に関する情報、送信先となる携帯型情報端末装置に
    関する情報、前記宣伝広告の送信開始時刻に関する情報
    の少なくともいずれか一つが含まれていることを特徴と
    する請求項5に記載の販売促進支援装置。
  7. 【請求項7】 前記宣伝広告情報送信手段によって送信
    された宣伝広告情報の内容に基づく前記携帯型情報端末
    装置からの商品またはサービスの購入要求情報を受信す
    る購入要求情報受信手段と、 前記購入要求情報受信手段によって受信した購入要求情
    報に基づいて決済処理をおこなう決済処理手段と、 前記決済処理手段によっておこなわれた決済処理に関す
    る情報を前記顧客の情報処理装置、あるいは、前記顧客
    がアクセス可能なネットワーク上の所定のサーバーへ送
    信する決済処理情報送信手段と、 を備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の販
    売促進支援装置。
  8. 【請求項8】 あらかじめ定められた一つまたは複数の
    所定の領域内に存在する無線通信が可能な携帯型情報端
    末装置を検出する検出工程と、 前記検出工程によって検出された携帯型情報端末装置の
    所有者に関する所有者情報を抽出する所有者情報抽出工
    程と、 前記所有者情報抽出工程によって抽出された所有者情報
    に基づいて、マーケティング情報を生成するマーケティ
    ング情報生成工程と、 前記マーケティング情報生成工程によって生成されたマ
    ーケティング情報を、あらかじめ登録された顧客の情報
    処理装置、あるいは前記顧客がアクセス可能なネットワ
    ーク上の所定のサーバーへ送信する送信工程と、 を含んだことを特徴とする販売促進支援方法。
  9. 【請求項9】 前記顧客のマーケティング要求情報を受
    信するマーケティング要求情報受信工程を含み、 前記マーケティング情報生成工程は、前記マーケティン
    グ要求情報受信工程によって受信されたマーケティング
    要求情報および前記所有者情報に基づいて、マーケティ
    ング情報を生成することを特徴とする請求項8に記載の
    販売促進支援方法。
  10. 【請求項10】 前記顧客の宣伝広告要求情報を受信す
    る宣伝広告要求情報受信工程と、 前記宣伝広告要求情報受信工程によって受信された宣伝
    広告要求情報に基づいて前記携帯型情報端末装置へ宣伝
    広告情報を送信する宣伝広告情報送信工程と、 を含んだことを特徴とする請求項8または9に記載の販
    売促進支援方法。
  11. 【請求項11】 前記宣伝広告要求情報には、宣伝広告
    の内容に関する情報、送信先となる携帯型情報端末装置
    に関する情報、前記宣伝広告の送信開始時刻に関する情
    報の少なくともいずれか一つが含まれていることを特徴
    とする請求項10に記載の販売促進支援方法。
  12. 【請求項12】 前記宣伝広告情報送信工程によって送
    信された宣伝広告情報の内容に基づく前記携帯型情報端
    末装置からの商品またはサービスの購入要求情報を受信
    する購入要求情報受信工程と、 前記購入要求情報受信工程によって受信した購入要求情
    報に基づいて決済処理をおこなう決済工程と、 前記決済工程によっておこなわれた決済に関する情報を
    前記顧客の情報処理装置、あるいは、前記顧客がアクセ
    ス可能なネットワーク上の所定のサーバーへ送信する決
    済処理情報送信工程と、 を含んだことを特徴とする請求項10または11に記載
    の販売促進支援方法。
  13. 【請求項13】 前記所定の領域が、所定の公共施設内
    あるいは前記公共施設の周辺内の領域であり、前記顧客
    が、前記公共施設における商品またはサービスの販売・
    提供員であることを特徴とする請求項8〜12のいずれ
    か一つに記載の販売促進支援方法。
  14. 【請求項14】 前記請求項8〜13のいずれか一つに
    記載された方法をコンピュータに実行させるプログラ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記請求項14に記載されたプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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