JPH1047974A - 位置探索システム、位置探索方法、情報収集システム、情報収集方法及び車載通信装置 - Google Patents
位置探索システム、位置探索方法、情報収集システム、情報収集方法及び車載通信装置Info
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- JPH1047974A JPH1047974A JP20743496A JP20743496A JPH1047974A JP H1047974 A JPH1047974 A JP H1047974A JP 20743496 A JP20743496 A JP 20743496A JP 20743496 A JP20743496 A JP 20743496A JP H1047974 A JPH1047974 A JP H1047974A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 PHSなどの無線電話システムを用いて、位
置探索などを効率良く行えるようにする。 【解決手段】 移動電話網に接続された制御センタにお
いて、入力された検索情報に基づいて、移動電話端末の
位置登録情報を解析し、特定の端末の位置を探索して、
その探索結果を出力するようにした。
置探索などを効率良く行えるようにする。 【解決手段】 移動電話網に接続された制御センタにお
いて、入力された検索情報に基づいて、移動電話端末の
位置登録情報を解析し、特定の端末の位置を探索して、
その探索結果を出力するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動電話網を用い
た位置探索システム、情報収集システム、位置探索方
法、情報収集方法及び車載通信装置に関する。
た位置探索システム、情報収集システム、位置探索方
法、情報収集方法及び車載通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から携帯電話やパーソナルハンディ
フォンシステム(PHS:簡易型携帯電話システム)の
ような移動電話装置が各種普及している。また、従来か
ら特定の個人や車両を探索する場合には、車両を路上に
設置されたカメラで捕らえたり、沢山の人か聞き込み捜
査を行ったりしている。
フォンシステム(PHS:簡易型携帯電話システム)の
ような移動電話装置が各種普及している。また、従来か
ら特定の個人や車両を探索する場合には、車両を路上に
設置されたカメラで捕らえたり、沢山の人か聞き込み捜
査を行ったりしている。
【0003】また、交通情報を収集するためには、路上
のカメラやパトロールカーからの情報やヘリコプタから
の情報等により収集している。
のカメラやパトロールカーからの情報やヘリコプタから
の情報等により収集している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来にお
いては、移動電話と上述した位置探索や、交通情報の収
集には何の関係もなく、独立して運用されていた。
いては、移動電話と上述した位置探索や、交通情報の収
集には何の関係もなく、独立して運用されていた。
【0005】本発明の目的は、これらを有機的に結合
し、有用なシステムを構築することにある。
し、有用なシステムを構築することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、移動電話網に接続された制御センタにおい
て、入力された検索情報に基づいて、移動電話端末の位
置登録情報を解析し、特定の端末の位置を探索して、そ
の探索結果を出力するようにしたものである。
に本発明は、移動電話網に接続された制御センタにおい
て、入力された検索情報に基づいて、移動電話端末の位
置登録情報を解析し、特定の端末の位置を探索して、そ
の探索結果を出力するようにしたものである。
【0007】かかる処理を行うことで、移動電話網に接
続された制御センタ側で探索した結果に出力に基づい
て、各端末の位置を判断でき、その判断した位置に基づ
いて各種処理が可能になる。
続された制御センタ側で探索した結果に出力に基づい
て、各端末の位置を判断でき、その判断した位置に基づ
いて各種処理が可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図10を参照して説明する。
図10を参照して説明する。
【0009】本例においては、パーソナルハンディフォ
ンシステム(Personal HandyphoneSystem:以下PHS
と称する)と称される簡易型の無線電話システムを適用
したものである。このPHSのシステムは、基地局が数
mから数100m程度の間隔(一般には100〜200
m程度の間隔)で設置されて、その基地局から半径10
0mから500m程度の範囲内の端末と無線通信を行っ
て、端末が基地局を介して接続された相手側と通話を行
うシステムとされる。アメリカにおいては、PCS(Pe
rsonal Communication Services )と称されるシステム
もPHSと同様のシステムであり、欧州ではCT2やD
ECT等と称される同様のシステムも存在している。
ンシステム(Personal HandyphoneSystem:以下PHS
と称する)と称される簡易型の無線電話システムを適用
したものである。このPHSのシステムは、基地局が数
mから数100m程度の間隔(一般には100〜200
m程度の間隔)で設置されて、その基地局から半径10
0mから500m程度の範囲内の端末と無線通信を行っ
て、端末が基地局を介して接続された相手側と通話を行
うシステムとされる。アメリカにおいては、PCS(Pe
rsonal Communication Services )と称されるシステム
もPHSと同様のシステムであり、欧州ではCT2やD
ECT等と称される同様のシステムも存在している。
【0010】まず、このPHSの端末の構成を図1を参
照して説明する。まず受信系について説明すると、アン
テナ22で受けた信号は、スイッチなどで構成されるア
ンテナ共用器23を介して受信アンプ41に供給され、
この受信アンプ41の出力を高周波フィルタ(RFフィ
ルタ)42を介してミキサ43に供給する。このミキサ
41では、TCXO(温度補償型水晶発振器)45の発
振出力に基づいて、周波数シンセサイザ44で送受信周
波数(ここでは送信と受信の周波数は同じで1.8GH
z帯)に対応して生成された周波数信号が供給され、受
信信号とこの周波数信号との混合で、第1中間周波信号
を得る。そして、この第1中間周波信号を第1中間周波
信号用フィルタ46とアンプ47を介してミキサ48に
供給し、発振器49が出力する周波数信号の混合で、第
2中間周波信号を得る。そして、この第2中間周波信号
を第2中間周波信号用フィルタ50とアンプ51を介し
て復調回路52に供給し、送信方式に基づいた復調を行
う。
照して説明する。まず受信系について説明すると、アン
テナ22で受けた信号は、スイッチなどで構成されるア
ンテナ共用器23を介して受信アンプ41に供給され、
この受信アンプ41の出力を高周波フィルタ(RFフィ
ルタ)42を介してミキサ43に供給する。このミキサ
41では、TCXO(温度補償型水晶発振器)45の発
振出力に基づいて、周波数シンセサイザ44で送受信周
波数(ここでは送信と受信の周波数は同じで1.8GH
z帯)に対応して生成された周波数信号が供給され、受
信信号とこの周波数信号との混合で、第1中間周波信号
を得る。そして、この第1中間周波信号を第1中間周波
信号用フィルタ46とアンプ47を介してミキサ48に
供給し、発振器49が出力する周波数信号の混合で、第
2中間周波信号を得る。そして、この第2中間周波信号
を第2中間周波信号用フィルタ50とアンプ51を介し
て復調回路52に供給し、送信方式に基づいた復調を行
う。
【0011】ここで、PHSの伝送信号は、TDMA方
式(Time Division Multiple Access 方式:時分割多元
接続方式)と称されるスロット構成のバーストデータを
時分割で送受信する方式としてあり、復調信号を時分割
多重回路53に供給して、所定のスロットに含まれる音
声データや制御データを抽出する。そして、抽出された
音声データを音声処理部54に供給して、アナログ音声
信号に変換する処理を行い、得られたアナログ音声信号
をスピーカ55から出力させる。また、抽出された制御
データを、データ処理部56に供給する。このデータ処
理部56では、受信した制御データの中から、必要なデ
ータをデータ出力端子57から出力させる。
式(Time Division Multiple Access 方式:時分割多元
接続方式)と称されるスロット構成のバーストデータを
時分割で送受信する方式としてあり、復調信号を時分割
多重回路53に供給して、所定のスロットに含まれる音
声データや制御データを抽出する。そして、抽出された
音声データを音声処理部54に供給して、アナログ音声
信号に変換する処理を行い、得られたアナログ音声信号
をスピーカ55から出力させる。また、抽出された制御
データを、データ処理部56に供給する。このデータ処
理部56では、受信した制御データの中から、必要なデ
ータをデータ出力端子57から出力させる。
【0012】送信系の構成としては、マイクロホン58
が拾った音声信号を音声処理部54に供給してデジタル
音声データとし、この音声データを時分割多重回路53
に供給して、送信スロット内の所定箇所に音声データを
配置する。また、外部から供給される各種データを、デ
ータ入力端子59を介してデータ処理部56に供給し、
送信処理が施されたデータを、時分割多重回路53に供
給して、送信スロット内の所定箇所に配置する。
が拾った音声信号を音声処理部54に供給してデジタル
音声データとし、この音声データを時分割多重回路53
に供給して、送信スロット内の所定箇所に音声データを
配置する。また、外部から供給される各種データを、デ
ータ入力端子59を介してデータ処理部56に供給し、
送信処理が施されたデータを、時分割多重回路53に供
給して、送信スロット内の所定箇所に配置する。
【0013】そして、時分割多重回路53で生成された
送信スロット構成のバーストデータを、変調回路60に
供給して、PHS用の変調処理を行い、変調信号をミキ
サ61に供給する。このミキサ61では、周波数シンセ
サイザ44が出力する周波数信号を混合して、送信周波
数の信号とし、この送信信号を高周波フィルタ62と送
信アンプ63を介してアンテナ共用器23に接続された
アンテナ22から、PHS用の基地局に対して無線送信
させる。
送信スロット構成のバーストデータを、変調回路60に
供給して、PHS用の変調処理を行い、変調信号をミキ
サ61に供給する。このミキサ61では、周波数シンセ
サイザ44が出力する周波数信号を混合して、送信周波
数の信号とし、この送信信号を高周波フィルタ62と送
信アンプ63を介してアンテナ共用器23に接続された
アンテナ22から、PHS用の基地局に対して無線送信
させる。
【0014】ここで、このPHS端末と通信が行われる
基地局に接続される構成を、図2を参照して説明する。
所定間隔で多数配置された基地局73a,73b‥‥及
び74a,74b‥‥は、所定数毎にISDN回線など
を介して地上通信網の交換局72a,72b‥‥に接続
され、各交換局72a,72b‥‥どうしも所定の回線
により接続され、基地局から交換局を経由した端末どう
しの通信ができると共に、交換局を介して接続された一
般の加入電話(図示せず)と端末との通信もできるよう
にしてある。この場合、各交換局72a,72b‥‥に
は、データ管理センタ71が接続され、このデータ管理
センタ71側で各端末の管理などを行う。
基地局に接続される構成を、図2を参照して説明する。
所定間隔で多数配置された基地局73a,73b‥‥及
び74a,74b‥‥は、所定数毎にISDN回線など
を介して地上通信網の交換局72a,72b‥‥に接続
され、各交換局72a,72b‥‥どうしも所定の回線
により接続され、基地局から交換局を経由した端末どう
しの通信ができると共に、交換局を介して接続された一
般の加入電話(図示せず)と端末との通信もできるよう
にしてある。この場合、各交換局72a,72b‥‥に
は、データ管理センタ71が接続され、このデータ管理
センタ71側で各端末の管理などを行う。
【0015】なお、各PHS基地局からは自分の位置等
を示すID信号が制御チャンネルを使用して送出されて
いる。図3はその1スロットの構成を示すもので、CS
はPHS基地局・PSはPHS端末を示す。即ち、まず
事業者識別符号が9ビット送出される。このあと、屋外
公衆用付加IDが33ビット送出されるが、この内一斉
呼出エリア番号がまずnpビット送られ、次に付加ID
が残りの33−npビット送られる。更にPS呼出符号
が28ビット送られ、特定の端末を呼び出すようになさ
れている。
を示すID信号が制御チャンネルを使用して送出されて
いる。図3はその1スロットの構成を示すもので、CS
はPHS基地局・PSはPHS端末を示す。即ち、まず
事業者識別符号が9ビット送出される。このあと、屋外
公衆用付加IDが33ビット送出されるが、この内一斉
呼出エリア番号がまずnpビット送られ、次に付加ID
が残りの33−npビット送られる。更にPS呼出符号
が28ビット送られ、特定の端末を呼び出すようになさ
れている。
【0016】このような信号がやりとりされているた
め、受信端末側においては、上記屋外公衆用付加IDの
33ビットを読み取ることによりその信号が送信された
基地局を特定することができる。また、通信管理センタ
側では、どの呼び出し符号を持つ端末が、いつ何処の基
地局のサービスエリアに存在していたか全て知ることが
できる。
め、受信端末側においては、上記屋外公衆用付加IDの
33ビットを読み取ることによりその信号が送信された
基地局を特定することができる。また、通信管理センタ
側では、どの呼び出し符号を持つ端末が、いつ何処の基
地局のサービスエリアに存在していたか全て知ることが
できる。
【0017】ここで、データ管理センタ71の構成につ
いて説明すると、検索情報入力手段81を備え、この入
力手段81から入力された検索情報(検索したい端末の
番号)を解析手段82で解析する。ここでの解析処理と
しては、全基地局をサーチして、位置登録情報の解析を
行う。そして、その解析結果に基づいて、検索手段83
で該当する端末を探索させ、探索された結果(位置)を
出力手段84で出力させる。この出力手段84からの出
力としては、検索された位置そのものを表示手段による
表示やプリンタによるプリントアウトしたり、或いは後
述するように統計的に処理されたグラフなどを表示やプ
リントアウトしても良い。
いて説明すると、検索情報入力手段81を備え、この入
力手段81から入力された検索情報(検索したい端末の
番号)を解析手段82で解析する。ここでの解析処理と
しては、全基地局をサーチして、位置登録情報の解析を
行う。そして、その解析結果に基づいて、検索手段83
で該当する端末を探索させ、探索された結果(位置)を
出力手段84で出力させる。この出力手段84からの出
力としては、検索された位置そのものを表示手段による
表示やプリンタによるプリントアウトしたり、或いは後
述するように統計的に処理されたグラフなどを表示やプ
リントアウトしても良い。
【0018】図5に示すフローチャートは、このデータ
管理センタ71での位置探索の具体的手順を示すもの
で、まずデータ管理センタ71では、検索したい端末の
番号を指定する(ステップ111)。そして、全基地局
のサーチを行い(ステップ112)、所望の端末が登録
された基地局があるか否か判断する(ステップ11
3)。この所望の端末が登録された基地局が見つからな
い場合には、サーチを繰り返し行う。そして、所望の端
末が登録された基地局が見つかった場合には、該当する
基地局のIDと日時を記憶する(ステップ114)。そ
して、その記憶したデータに基づいた所望のアプリケー
ションを起動させる(ステップ115)。
管理センタ71での位置探索の具体的手順を示すもの
で、まずデータ管理センタ71では、検索したい端末の
番号を指定する(ステップ111)。そして、全基地局
のサーチを行い(ステップ112)、所望の端末が登録
された基地局があるか否か判断する(ステップ11
3)。この所望の端末が登録された基地局が見つからな
い場合には、サーチを繰り返し行う。そして、所望の端
末が登録された基地局が見つかった場合には、該当する
基地局のIDと日時を記憶する(ステップ114)。そ
して、その記憶したデータに基づいた所望のアプリケー
ションを起動させる(ステップ115)。
【0019】このアプリケーションとしては、種々のも
のが考えられる。例えば、PHS端末が盗難にあった場
合を考えると、PHS端末所持者から盗難の届けでがあ
った後、図5のフローチャートの処理を行う。このと
き、該当するPHS端末の電源がオンとされかつそのP
HS端末がどこかの基地局の電波を受信している際に
は、PHS端末は自動的に自分から基地局に送信して、
位置登録を行う。この位置登録が行われていれば、該当
する端末の位置と時間を特定することができる。盗んだ
犯人は、通常は機器を盗んで自分で使用することを目的
としている場合が多いと考えられ、そのような場合には
必ずどこかで位置登録が自動的になされる。例えば、何
曜日の何時ごろ、特定の場所で位置登録されることがわ
かれば、捜査員がその場所に待機して、犯人を逮捕する
ことができる。
のが考えられる。例えば、PHS端末が盗難にあった場
合を考えると、PHS端末所持者から盗難の届けでがあ
った後、図5のフローチャートの処理を行う。このと
き、該当するPHS端末の電源がオンとされかつそのP
HS端末がどこかの基地局の電波を受信している際に
は、PHS端末は自動的に自分から基地局に送信して、
位置登録を行う。この位置登録が行われていれば、該当
する端末の位置と時間を特定することができる。盗んだ
犯人は、通常は機器を盗んで自分で使用することを目的
としている場合が多いと考えられ、そのような場合には
必ずどこかで位置登録が自動的になされる。例えば、何
曜日の何時ごろ、特定の場所で位置登録されることがわ
かれば、捜査員がその場所に待機して、犯人を逮捕する
ことができる。
【0020】また、図5のフローチャートに示した位置
探索処理を、多数の端末に適用すれば、多数の人の移動
パターンを統計的に知ることができる。この際には、各
個人のプライバシーを侵さないようにすることは言うま
でもない。そして、多数の人が集まる時間と場所に予め
広告を行ったり、混乱防止のための警備を行うことが可
能である。また、商品発売に先立つマーケット調査等に
使用しても良い。
探索処理を、多数の端末に適用すれば、多数の人の移動
パターンを統計的に知ることができる。この際には、各
個人のプライバシーを侵さないようにすることは言うま
でもない。そして、多数の人が集まる時間と場所に予め
広告を行ったり、混乱防止のための警備を行うことが可
能である。また、商品発売に先立つマーケット調査等に
使用しても良い。
【0021】ここで、各個別のPHS端末からのデータ
収集例を図6に示す。図6において、ユーザーIDは各
端末のID、場所はその端末が位置登録された基地局の
ID、インタイムはその端末がその位置に登録された時
刻を示し、アウトタイムはその端末がそのエリアから出
た時刻を示す。この図6の表では、各端末が1つの基地
局に対して位置登録した状況だけを示しており、例えば
0501112222の端末が12345678の基地
局から12345679の基地局のエリアに移動した場
合には、この図6のように2つの事件として扱われる
(表の上段が移動前の状況で、中段が移動後の状況を示
す)。即ち、この例では、位置登録時刻順に起こった事
象が、全て時系列的に羅列されたものとなっている。
収集例を図6に示す。図6において、ユーザーIDは各
端末のID、場所はその端末が位置登録された基地局の
ID、インタイムはその端末がその位置に登録された時
刻を示し、アウトタイムはその端末がそのエリアから出
た時刻を示す。この図6の表では、各端末が1つの基地
局に対して位置登録した状況だけを示しており、例えば
0501112222の端末が12345678の基地
局から12345679の基地局のエリアに移動した場
合には、この図6のように2つの事件として扱われる
(表の上段が移動前の状況で、中段が移動後の状況を示
す)。即ち、この例では、位置登録時刻順に起こった事
象が、全て時系列的に羅列されたものとなっている。
【0022】この図6のようなデータが収集された後
で、これを原データとして図7に示すようなデータに変
換される。この図7のデータは、各端末IDについての
時系列的な所属基地局が示されるようにしたものであ
る。即ち、0501112222の端末は、時刻t1 に
おいては12345678の番号の基地局のエリアにお
り、これが時刻t2 では12345679の番号の基地
局のエリアに移動したことが判る(図6の上段,中段の
データに対応)。そして、時刻t3 では更に12345
680の位置に移動していることが判る。
で、これを原データとして図7に示すようなデータに変
換される。この図7のデータは、各端末IDについての
時系列的な所属基地局が示されるようにしたものであ
る。即ち、0501112222の端末は、時刻t1 に
おいては12345678の番号の基地局のエリアにお
り、これが時刻t2 では12345679の番号の基地
局のエリアに移動したことが判る(図6の上段,中段の
データに対応)。そして、時刻t3 では更に12345
680の位置に移動していることが判る。
【0023】また、0501112223の端末は、時
刻t1 では00001111の基地局のエリアにおり、
時刻t2 になってもその位置が移動しないことが判る。
そして、時刻t3 では場所のデータがないが、これはこ
の端末が圏外へ移動したか、或いは電源がオフとされて
いることを示している。
刻t1 では00001111の基地局のエリアにおり、
時刻t2 になってもその位置が移動しないことが判る。
そして、時刻t3 では場所のデータがないが、これはこ
の端末が圏外へ移動したか、或いは電源がオフとされて
いることを示している。
【0024】また、0501112224の端末は、時
刻t1 では圏外又は電源オフとされ、時刻t2 では10
002222の位置に登録され、時刻t3 では再び圏外
又は電源オフとなったことが判る。このように、各端末
の位置の時系列的な変化が追跡できる。
刻t1 では圏外又は電源オフとされ、時刻t2 では10
002222の位置に登録され、時刻t3 では再び圏外
又は電源オフとなったことが判る。このように、各端末
の位置の時系列的な変化が追跡できる。
【0025】また、図8に示すように、各基地局に登録
された端末数の時系列的変化を示しても良い。なお、こ
こでの基地局の場所は、複数の基地局で構成されるある
程度広い範囲のエリアである。この図8の例では、12
345678のエリアでは、時刻t1 には102966
6個もの多数の端末が位置登録されていたが、時刻t 2
では25個の端末に減少したことが判る。逆に1234
5679のエリアでは、時刻t2 になってから、多数の
端末が登録されていることが判る。
された端末数の時系列的変化を示しても良い。なお、こ
こでの基地局の場所は、複数の基地局で構成されるある
程度広い範囲のエリアである。この図8の例では、12
345678のエリアでは、時刻t1 には102966
6個もの多数の端末が位置登録されていたが、時刻t 2
では25個の端末に減少したことが判る。逆に1234
5679のエリアでは、時刻t2 になってから、多数の
端末が登録されていることが判る。
【0026】ここで、12345678のエリアと12
345679のエリアが地図上で隣接した地域であるこ
とが他のデータベース等により判った場合には、多くの
人が時刻t1 から時刻t2 にこのエリアを移動したこと
が推定でき、このデータを利用して、例えばイベント等
の人の流れの時系列的な把握が可能になる。図9は、こ
の図8のように処理されたデータをグラフにして統計的
に把握できるようにしたものである。図9の横軸は時刻
hで縦軸は端末数Nである。ここでは、ある特定の位置
における人の流れが、時系列的に示されている。例え
ば、駅の通路などにおいて、朝8時前後には多数の人
(端末の所持者)が通行し、昼はやや少なくなり、夜は
長い時間に分散していることが判る。
345679のエリアが地図上で隣接した地域であるこ
とが他のデータベース等により判った場合には、多くの
人が時刻t1 から時刻t2 にこのエリアを移動したこと
が推定でき、このデータを利用して、例えばイベント等
の人の流れの時系列的な把握が可能になる。図9は、こ
の図8のように処理されたデータをグラフにして統計的
に把握できるようにしたものである。図9の横軸は時刻
hで縦軸は端末数Nである。ここでは、ある特定の位置
における人の流れが、時系列的に示されている。例え
ば、駅の通路などにおいて、朝8時前後には多数の人
(端末の所持者)が通行し、昼はやや少なくなり、夜は
長い時間に分散していることが判る。
【0027】また、図10は、図9のデータからある時
刻とある時刻の登録位置の差の距離を、その時刻の差で
除算することによって各端末の移動速度を求め、それを
多数の端末について行い、それから図10のように所定
の領域での速度分布を求めてグラフにしたものである。
ここでは、図9のグラフで示した位置の速度平均を示し
たものである。これによれば、平均速度は早朝と昼と夜
はほぼ一定であるが、朝8時前後のみ低下していること
が判る。
刻とある時刻の登録位置の差の距離を、その時刻の差で
除算することによって各端末の移動速度を求め、それを
多数の端末について行い、それから図10のように所定
の領域での速度分布を求めてグラフにしたものである。
ここでは、図9のグラフで示した位置の速度平均を示し
たものである。これによれば、平均速度は早朝と昼と夜
はほぼ一定であるが、朝8時前後のみ低下していること
が判る。
【0028】この図9のデータと図10のデータから、
この通路は夜は通行量が多くなっても飽和してないが、
朝8時前後は交通量の増大により渋滞が発生して、人の
流れが正常でないことが判る。
この通路は夜は通行量が多くなっても飽和してないが、
朝8時前後は交通量の増大により渋滞が発生して、人の
流れが正常でないことが判る。
【0029】次に、本発明の他の実施例を、図11〜図
16を参照して説明する。この例では、PHS端末を自
動車に搭載されたナビゲーション装置と接続して使用し
た例であり、PHS端末と通信を行うデータ管理センタ
側の構成については、上述した一実施例と同様の構成で
ある。また、本例のナビゲーション装置としては、GP
S(Gloval Positioning System )と称される人工衛星
を使用した測位システムなどを用いて現在位置の測位を
行うナビゲーション装置としてある。図11はその構成
を示す図で、以下、その構成について説明すると、本例
のナビゲーション装置1は、GPS用アンテナ4に接続
されたGPS用受信部5で、GPS用人工衛星からのG
PS信号を受信して位置データを復号する。そして、復
号された位置データを、制御部12に供給して、この制
御部12に接続された位置計算部11で現在位置の計算
を行う。
16を参照して説明する。この例では、PHS端末を自
動車に搭載されたナビゲーション装置と接続して使用し
た例であり、PHS端末と通信を行うデータ管理センタ
側の構成については、上述した一実施例と同様の構成で
ある。また、本例のナビゲーション装置としては、GP
S(Gloval Positioning System )と称される人工衛星
を使用した測位システムなどを用いて現在位置の測位を
行うナビゲーション装置としてある。図11はその構成
を示す図で、以下、その構成について説明すると、本例
のナビゲーション装置1は、GPS用アンテナ4に接続
されたGPS用受信部5で、GPS用人工衛星からのG
PS信号を受信して位置データを復号する。そして、復
号された位置データを、制御部12に供給して、この制
御部12に接続された位置計算部11で現在位置の計算
を行う。
【0030】そして、GPS用受信部5には、GPS確
実性検出部6が接続してあり、受信したGPS信号の確
実性を検出する。具体的には、GPS信号にはGDOP
信号(Geometrical Dilution Of Precision 信号)と呼
ばれる幾何学的な精度劣化を表す係数の信号が付加され
ており、このGDOP信号に基づいてGPS信号の確実
性を検出する処理が行われる。
実性検出部6が接続してあり、受信したGPS信号の確
実性を検出する。具体的には、GPS信号にはGDOP
信号(Geometrical Dilution Of Precision 信号)と呼
ばれる幾何学的な精度劣化を表す係数の信号が付加され
ており、このGDOP信号に基づいてGPS信号の確実
性を検出する処理が行われる。
【0031】また、制御部12には、液晶ディスプレイ
装置などから構成される表示部13が接続してあり、地
図データ記憶部14から読出した地図データにより地図
画像と位置計算部11で求めた自車位置が表示される。
なお、地図データ記憶部14は、CD−ROM装置など
の大容量記憶手段が使用される。
装置などから構成される表示部13が接続してあり、地
図データ記憶部14から読出した地図データにより地図
画像と位置計算部11で求めた自車位置が表示される。
なお、地図データ記憶部14は、CD−ROM装置など
の大容量記憶手段が使用される。
【0032】さらに、キー入力部15とリモートコント
ロール信号受信部16が制御部12に接続してあり、キ
ー入力部15として用意されたキーや、別体のリモート
コントロール装置17からのリモートコントロール信号
(赤外線信号などの無線信号)により、各種コマンドが
入力される。
ロール信号受信部16が制御部12に接続してあり、キ
ー入力部15として用意されたキーや、別体のリモート
コントロール装置17からのリモートコントロール信号
(赤外線信号などの無線信号)により、各種コマンドが
入力される。
【0033】また本例のナビゲーション装置1は、PH
S端末21を接続するためのPHS接続インターフェー
ス部3を備える。このインターフェース部3に接続され
るPHS端末21としては、上述した一実施例(図1)
で示した端末に、ナビゲーション装置との接続用インタ
ーフェース部を設けたもので、その詳細構成については
省略するが、PHS用基地局との間でPHS電波の送受
信を行うPHS用アンテナ22が、アンテナ共用器23
を介してPHS用受信部24とPHS用送信部26とに
接続してあり、PHS用受信部24ではアンテナ22で
受信したPHS信号から各種データを抽出する受信処理
を行い、抽出されたデータをナビゲーション接続インタ
ーフェース部25に供給し、接続されたナビゲーション
装置1の制御部12側に供給する。また、PHS送信部
26では、接続されたナビゲーション装置1からナビゲ
ーション接続インターフェース部25に供給されるデー
タを、送信処理して、アンテナ22から基地局に対して
送信する。なお、通話用音声データの送受信についても
行われるようにしてある。
S端末21を接続するためのPHS接続インターフェー
ス部3を備える。このインターフェース部3に接続され
るPHS端末21としては、上述した一実施例(図1)
で示した端末に、ナビゲーション装置との接続用インタ
ーフェース部を設けたもので、その詳細構成については
省略するが、PHS用基地局との間でPHS電波の送受
信を行うPHS用アンテナ22が、アンテナ共用器23
を介してPHS用受信部24とPHS用送信部26とに
接続してあり、PHS用受信部24ではアンテナ22で
受信したPHS信号から各種データを抽出する受信処理
を行い、抽出されたデータをナビゲーション接続インタ
ーフェース部25に供給し、接続されたナビゲーション
装置1の制御部12側に供給する。また、PHS送信部
26では、接続されたナビゲーション装置1からナビゲ
ーション接続インターフェース部25に供給されるデー
タを、送信処理して、アンテナ22から基地局に対して
送信する。なお、通話用音声データの送受信についても
行われるようにしてある。
【0034】ここで本例においては、PHS端末21は
ユーザーが自動車内にいない時は、携帯して通常のPH
S端末として使用し、自動車内にいる場合には、インタ
ーフェース部25をナビゲーション装置1のインターフ
ェース部3に接続して使用するものとしてある。端末側
のインターフェース25とナビゲーション装置側のイン
ターフェース部3との接続例を、図12に示すと、ここ
では4線式のコネクタが使用され、例えばPHS受信部
24で受信して抽出されたデータ(制御データや交通情
報などの各種サービスデータなど)を、経路aによりナ
ビゲーション装置1側の制御部12に伝送させる。ま
た、ナビゲーション装置1の制御部12からのデータ
(特定サービスのリクエストデータなど)を、経路cに
よりPHS送信部26に伝送して、送信処理させる。ま
た、ナビゲーション装置1の制御部12では、経路bが
接地されたことを判断して、PHS端末21の接続を判
断する。同様に、PHS端末21側では、経路dが接地
されたことを判断して、ナビゲーション装置1の接続を
判断する。なお、インターフェース部3,25の接続と
しては、他の態様で接続させても良い。
ユーザーが自動車内にいない時は、携帯して通常のPH
S端末として使用し、自動車内にいる場合には、インタ
ーフェース部25をナビゲーション装置1のインターフ
ェース部3に接続して使用するものとしてある。端末側
のインターフェース25とナビゲーション装置側のイン
ターフェース部3との接続例を、図12に示すと、ここ
では4線式のコネクタが使用され、例えばPHS受信部
24で受信して抽出されたデータ(制御データや交通情
報などの各種サービスデータなど)を、経路aによりナ
ビゲーション装置1側の制御部12に伝送させる。ま
た、ナビゲーション装置1の制御部12からのデータ
(特定サービスのリクエストデータなど)を、経路cに
よりPHS送信部26に伝送して、送信処理させる。ま
た、ナビゲーション装置1の制御部12では、経路bが
接地されたことを判断して、PHS端末21の接続を判
断する。同様に、PHS端末21側では、経路dが接地
されたことを判断して、ナビゲーション装置1の接続を
判断する。なお、インターフェース部3,25の接続と
しては、他の態様で接続させても良い。
【0035】次に、このナビゲーション装置1にPHS
端末21が接続された場合の処理を図13に示すと、例
えばPHS端末21側では、ナビゲーション装置の接続
信号がアクティブか否か判断する(ステップ101)。
この判断としては、図12の経路dの接地の判断より行
われる。そして、接続されていると判断したとき、PH
S端末から基地局への送信時の所定のフラグをオンとし
て(ステップ102)、送信処理を行う(ステップ10
3)。
端末21が接続された場合の処理を図13に示すと、例
えばPHS端末21側では、ナビゲーション装置の接続
信号がアクティブか否か判断する(ステップ101)。
この判断としては、図12の経路dの接地の判断より行
われる。そして、接続されていると判断したとき、PH
S端末から基地局への送信時の所定のフラグをオンとし
て(ステップ102)、送信処理を行う(ステップ10
3)。
【0036】このように構成したことで、PHSの通信
網に接続されたデータ管理センタ側では、例えば図14
に示すように、ナビゲーション接続フラグがオンになっ
ているPHS端末だけをサーチさせ(ステップ12
1)、その端末のIDと基地局IDと日時を記憶させる
(ステップ122)。そして、所望の端末を探索したか
判断して(ステップ123)、その探索した端末のデー
タに基づいて、交通情報の解析などのアプリケーション
処理を行うようにしても良い(ステップ124)。
網に接続されたデータ管理センタ側では、例えば図14
に示すように、ナビゲーション接続フラグがオンになっ
ているPHS端末だけをサーチさせ(ステップ12
1)、その端末のIDと基地局IDと日時を記憶させる
(ステップ122)。そして、所望の端末を探索したか
判断して(ステップ123)、その探索した端末のデー
タに基づいて、交通情報の解析などのアプリケーション
処理を行うようにしても良い(ステップ124)。
【0037】このように処理することで、徒歩でPHS
端末を使用しているユーザーと、自動車内で使用してい
るユーザーとを識別でき、交通の流れなどの解析を細か
く行うことができる。この方法では、例えば全て自動車
に端末が用意されてなくても、例えば10%の車両にこ
の装置が搭載されていれば、全体として車の流れを統計
的に把握することができる。システム管理側では、この
あと所望の交通情報収集解析アプリケーションを実行す
れば、数々の情報を得ることができる。例えばある車両
のある時間から次の時間までの位置の差から、その区間
での平均速度が求まり、渋滞かどうかの判断ができる。
この場合、故意に停止している車両を区別するために、
統計的に有為な分散内にあるデータのみを採用しても良
い。
端末を使用しているユーザーと、自動車内で使用してい
るユーザーとを識別でき、交通の流れなどの解析を細か
く行うことができる。この方法では、例えば全て自動車
に端末が用意されてなくても、例えば10%の車両にこ
の装置が搭載されていれば、全体として車の流れを統計
的に把握することができる。システム管理側では、この
あと所望の交通情報収集解析アプリケーションを実行す
れば、数々の情報を得ることができる。例えばある車両
のある時間から次の時間までの位置の差から、その区間
での平均速度が求まり、渋滞かどうかの判断ができる。
この場合、故意に停止している車両を区別するために、
統計的に有為な分散内にあるデータのみを採用しても良
い。
【0038】また、ある車両の出発地と到着地を分析す
ることで、単なる交通量だけでなく、真の交通ニューズ
を調査することができ、道路の新設、車線の増設等の基
本的都市計画を立案する上での客観的資料を生成するこ
とができる。
ることで、単なる交通量だけでなく、真の交通ニューズ
を調査することができ、道路の新設、車線の増設等の基
本的都市計画を立案する上での客観的資料を生成するこ
とができる。
【0039】図15は、本例での統計的処理例を示す図
で、各端末の移動速度の分布をグラフにしたものであ
る。大部分の車両は時速50km〜100kmの速度で
走行しており、これらの平均は時速70kmである。こ
こで、0km付近にも少し山が見られるが、これは故意
に停車している車両であると考えられ、統計的処理は領
域xだけを行えば良い。
で、各端末の移動速度の分布をグラフにしたものであ
る。大部分の車両は時速50km〜100kmの速度で
走行しており、これらの平均は時速70kmである。こ
こで、0km付近にも少し山が見られるが、これは故意
に停車している車両であると考えられ、統計的処理は領
域xだけを行えば良い。
【0040】図16は、別の場所又は時刻で収集した例
であり、この場合の統計的処理を行う領域yは、0km
付近となり、渋滞が発生していると判断できる。
であり、この場合の統計的処理を行う領域yは、0km
付近となり、渋滞が発生していると判断できる。
【0041】以上のように、本例によると種々の態様に
よりデータを統計的に処理でき、種々の有用なデータが
得られる。
よりデータを統計的に処理でき、種々の有用なデータが
得られる。
【0042】なお、上述した各実施例においては、移動
電話システムとしてPHSを使用したが、他の移動電話
システムを適用しても良いことは勿論である。
電話システムとしてPHSを使用したが、他の移動電話
システムを適用しても良いことは勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、個々の端末の位置を時
間的に追跡できるので、犯罪捜査等を迅速に行うことが
できる。
間的に追跡できるので、犯罪捜査等を迅速に行うことが
できる。
【0044】また本発明によれば、多数の端末の位置や
移動の情報を統計的に得られるので、効果的な市場調
査、警備のための情報収集などを行うことができる。
移動の情報を統計的に得られるので、効果的な市場調
査、警備のための情報収集などを行うことができる。
【0045】さらに本発明によれば、自動車からの位置
登録を識別することができるので、他のインフラストラ
クチャーを用いなくとも統計的に交通状況を把握でき、
ナビゲーション装置への情報提供や、交通量調査や、都
市計画のためのデータ収集を効果的に行うことができ
る。
登録を識別することができるので、他のインフラストラ
クチャーを用いなくとも統計的に交通状況を把握でき、
ナビゲーション装置への情報提供や、交通量調査や、都
市計画のためのデータ収集を効果的に行うことができ
る。
【図1】本発明の一実施例による端末の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】一実施例の基地局に接続される送信側の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】一実施例のデータ構成を示す説明図である。
【図4】一実施例のデータ管理センタ側の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】一実施例の端末検索時の処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】一実施例のデータ収集例を示す説明図である。
【図7】一実施例の所属基地局データ例を示す説明図で
ある。
ある。
【図8】一実施例の各基地局に登録されたデータ例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図9】一実施例の統計的処理例を示す説明図である。
【図10】一実施例の統計的処理例を示す説明図であ
る。
る。
【図11】本発明の他の実施例によるシステム構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図12】図11の例の接続構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図13】他の実施例の接続時の処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図14】他の実施例の端末の識別処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図15】他の実施例の統計的処理例を示す説明図であ
る。
る。
【図16】他の実施例の統計的処理例を示す説明図であ
る。
る。
1 ナビゲーション装置、3 PHS接続インターフェ
ース、5 GPS用受信部、11 位置計算部、12
制御部、21 PHS端末、24 PHS受信部、25
ナビゲーション接続インターフェース、26 PHS
送信部、71データ管理センタ、72a,72b‥‥
交換局、73a,73b‥‥ 基地局、81 検索情報
入力手段、82 解析手段、83 検索手段、84 出
力手段
ース、5 GPS用受信部、11 位置計算部、12
制御部、21 PHS端末、24 PHS受信部、25
ナビゲーション接続インターフェース、26 PHS
送信部、71データ管理センタ、72a,72b‥‥
交換局、73a,73b‥‥ 基地局、81 検索情報
入力手段、82 解析手段、83 検索手段、84 出
力手段
Claims (16)
- 【請求項1】 移動電話網に接続された制御センタを有
し、 上記制御センタでは検索情報入力手段と、 移動電話端末の位置登録情報を解析する解析手段と、 特定の端末の位置を探索する探索手段と、 上記探索手段の探索結果を出力する出力手段とを備える
位置探索システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の位置探索システムにおい
て、 上記移動電話網として、パーソナルハンディフォンシス
テムを用いるようにした位置探索システム。 - 【請求項3】 移動電話網に接続された制御センタを有
し、 上記制御センタでは複数の移動電話端末の位置登録情報
を解析することによって複数の端末に関する統計的情報
を収集するようにした情報収集システム。 - 【請求項4】 請求項3記載の情報収集システムにおい
て、 上記移動電話網として、パーソナルハンディフォンシス
テムを用いるようにしたようにした情報収集システム。 - 【請求項5】 移動電話網に接続された制御センタを有
し、 上記制御センタでは複数の移動電話端末のうち、所定の
識別符号を持つ端末のみの位置登録情報を解析すること
によって所定の属性の端末のみに関する統計的情報を収
集するようにした情報収集システム。 - 【請求項6】 請求項5記載の情報収集システムにおい
て、 上記移動電話網として、パーソナルハンディフォンシス
テムを用いるようにしたようにした情報収集システム。 - 【請求項7】 請求項6記載の情報収集システムにおい
て、 所定の識別符号は車載装置との接続識別符号である情報
収集システム。 - 【請求項8】 移動電話網に接続された制御センタにお
いて、入力された検索情報に基づいて、移動電話端末の
位置登録情報を解析し、特定の端末の位置を探索して、
その探索結果を出力するようにした位置探索方法。 - 【請求項9】 請求項8記載の位置探索方法において、 上記移動電話網として、パーソナルハンディフォンシス
テムを用いるようにした位置探索方法。 - 【請求項10】 移動電話網に接続された制御センタに
おいて、複数の移動電話端末の位置登録情報を解析する
ことによって複数の端末に関する統計的情報を収集する
ようにした情報収集方法。 - 【請求項11】 請求項10記載の情報収集方法におい
て、 上記移動電話網として、パーソナルハンディフォンシス
テムを用いるようにしたようにした情報収集方法。 - 【請求項12】 移動電話網に接続された制御センタに
おいて、複数の移動電話端末のうち、所定の識別符号を
持つ端末のみの位置登録情報を解析することによって所
定の属性の端末のみに関する統計的情報を収集するよう
にした情報収集方法。 - 【請求項13】 請求項12記載の情報収集方法におい
て、 上記移動電話網として、パーソナルハンディフォンシス
テムを用いるようにしたようにした情報収集方法。 - 【請求項14】 請求項13記載の情報収集方法におい
て、 所定の識別符号は車載装置との接続識別符号である情報
収集方法。 - 【請求項15】 通信装置と接続可能な端子を持つ車載
装置と、 上記車載装置と接続可能な端子を持ち取り外し可能な通
信装置とからなり、 上記通信装置は上記車載装置と接続されていることを検
知すると共に、それを外部に送信するようにされたこと
を特徴とする車載通信装置。 - 【請求項16】 請求項15記載の車載通信装置におい
て、 車載装置はナビゲーション装置であり、通信装置はパー
ソナルハンディフォンシステム用の端末装置である車載
通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20743496A JPH1047974A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 位置探索システム、位置探索方法、情報収集システム、情報収集方法及び車載通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20743496A JPH1047974A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 位置探索システム、位置探索方法、情報収集システム、情報収集方法及び車載通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1047974A true JPH1047974A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16539711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20743496A Pending JPH1047974A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | 位置探索システム、位置探索方法、情報収集システム、情報収集方法及び車載通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1047974A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020033488A (ko) * | 2000-10-30 | 2002-05-07 | 임종현 | 퍼미션 위치 정보를 이용한 서비스 방법 |
JP2002251387A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-09-06 | Saburo Saito | 回遊行動調査方法及び装置並びにナビゲーションシステム |
JP2002297869A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Japan Research Institute Ltd | 販売促進支援装置、販売促進支援方法、販売促進支援方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2002297868A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Japan Research Institute Ltd | 販売促進支援装置、販売促進支援方法、販売促進支援方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
KR20030026446A (ko) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | (주) 엘지텔레콤 | 무선단말기의 위치정보에 기반한 광고콘텐츠를 제공하는장치 및 방법 |
KR100466860B1 (ko) * | 2002-05-10 | 2005-01-15 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 단말기 기능을 갖는 전자 광고판 시스템 및 그 방법 |
US7057591B1 (en) | 2001-07-11 | 2006-06-06 | Nokia Corporation | Advertising using an eBook with a bistable display |
JP2006285567A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Hitachi Ltd | プローブ交通情報のデータ処理システム、プローブ交通情報のデータ処理装置、およびプローブ交通情報のデータ処理方法 |
JP2008293343A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Aisin Aw Co Ltd | 渋滞予測装置、渋滞予測方法及びコンピュータプログラム |
JP2009251969A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Toyota Motor Corp | 渋滞予測装置、ナビゲーション装置 |
US8462048B2 (en) | 2001-12-31 | 2013-06-11 | Rdpa, Llc | Satellite positioning system and method for determining the demographics of individuals passing retail locations |
-
1996
- 1996-08-06 JP JP20743496A patent/JPH1047974A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2002251387A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-09-06 | Saburo Saito | 回遊行動調査方法及び装置並びにナビゲーションシステム |
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US7057591B1 (en) | 2001-07-11 | 2006-06-06 | Nokia Corporation | Advertising using an eBook with a bistable display |
KR20030026446A (ko) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | (주) 엘지텔레콤 | 무선단말기의 위치정보에 기반한 광고콘텐츠를 제공하는장치 및 방법 |
US8462048B2 (en) | 2001-12-31 | 2013-06-11 | Rdpa, Llc | Satellite positioning system and method for determining the demographics of individuals passing retail locations |
KR100466860B1 (ko) * | 2002-05-10 | 2005-01-15 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 단말기 기능을 갖는 전자 광고판 시스템 및 그 방법 |
JP2006285567A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Hitachi Ltd | プローブ交通情報のデータ処理システム、プローブ交通情報のデータ処理装置、およびプローブ交通情報のデータ処理方法 |
JP2008293343A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Aisin Aw Co Ltd | 渋滞予測装置、渋滞予測方法及びコンピュータプログラム |
JP2009251969A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Toyota Motor Corp | 渋滞予測装置、ナビゲーション装置 |
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