JP2002297759A - 診療支援装置 - Google Patents

診療支援装置

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JP2002297759A
JP2002297759A JP2001097662A JP2001097662A JP2002297759A JP 2002297759 A JP2002297759 A JP 2002297759A JP 2001097662 A JP2001097662 A JP 2001097662A JP 2001097662 A JP2001097662 A JP 2001097662A JP 2002297759 A JP2002297759 A JP 2002297759A
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treatment
information table
medical
timing
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JP2001097662A
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Masami Kanbe
雅己 神戸
Masatoshi Nonogaki
正敏 野々垣
Yachiyo Itou
八千代 伊藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去の誤り頻度の正確な情報を提供し、簡単
な操作入力で正確にチェック実行の可否を設定できるよ
うにする。 【解決手段】 診療報酬明細書で併存を禁止又は強制さ
れる診療内容の組を診療内容の種別に応じて分類分けし
た併存規則を持つ手段と、診療内容が前記併存規則に適
合するか否かチェックする手段と、該チェックの複数の
タイミング情報を持つ手段と、前記チェック実行の可否
を前記各タイミング毎に前記各分類毎に規定する実行可
否情報を持つ手段と、各タイミングに於いて前記チェッ
ク手段に実行可の分類でのチェックを実行させる手段
と、チェック結果が前記併存規則に違背する組の数を前
記各タイミング毎に前記各分類毎に集計する手段とを有
する診療支援装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、併存禁止の診療内
容の組み合わせが診療報酬明細書中に併存していたり、
併存強制の診療内容の組み合わせの一方が診療報酬明細
書中で抜けていたりしないかをチェックする機能を持つ
診療支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】併存禁止の診療内容の組が診療報酬明細
書中に併記されていたり、併存強制の診療内容の組の一
方が診療報酬明細書中から抜けていたりしていないかを
チェックする機能を持つ診療支援装置が提供されてい
る。ここで、併存禁止の診療内容の組とは、例えば、同
一人が同時には罹患し得ない病名の組み合わせ、或る病
名と当該或る病名の治療では実施され得ない処置の組み
合わせ、或る病名と当該或る病名の治療には投与され得
ない薬剤の組み合わせ、或る処置と当該或る処置とは併
用され得ない処置の組み合わせ、或る処置と当該或る処
置には用いられ得ない薬剤の組み合わせ、或る薬剤と当
該或る薬剤との併用を禁止されている薬剤の組み合わせ
である。また、併存強制の診療内容の組とは、例えば、
或る病名と当該或る病名の治療に於いて必ず実施すべき
処置の組み合わせ、或る処置と当該或る処置に伴って必
ず実施すべき処置の組み合わせである。
【0003】上記のチェック機能を持つ診療支援装置で
は、診療情報の入力時、来院の終了時、或いは、診療報
酬明細書の作成時等のタイミングで、上記のチェックが
行われる。つまり、上記のチェックは、重複して行われ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】重複して行われるチェ
ックの中で、誤り頻度の少ない事項に関しては、チェッ
クの回数を減らすことで診療支援装置の負荷を軽減した
いという要請がある。このため、各タイミング毎・各チ
ェック事項毎にチェック実行の可否を設定できる診療支
援装置も提供されている。
【0005】しかし、上記の機能を持つ診療支援装置で
あっても、チェック可とするかチェック否とするかは、
各タイミング毎・各チェック事項毎にユーザが決める必
要がある。このため、各タイミング毎・各チェック事項
毎の過去の誤りの頻度を示す情報が望まれるのである
が、従来は、このような情報は無く、ユーザは、自己の
勘に頼って設定しているのが実情である。
【0006】また、前記の機能を持つ診療支援装置で
は、各タイミング毎・各チェック事項毎のチェック実行
の可否の設定は、操作入力により所望のタイミングとチ
ェック事項を指定して行う他無く、操作が煩雑なばかり
でなく、入力誤り等により、誤り頻度の高い事項までチ
ェック実行否としてしまうこともあった。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みたものであり、
過去の誤り頻度の正確な情報を提供できるようにするこ
と、及び、簡単な操作入力で正確にチェック実行の可否
を設定できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、診療
報酬明細書で併存を禁止又は強制される診療内容の組を
診療内容の種別に応じて分類分けした併存規則を持つ併
存規則記憶手段と、診療内容が前記併存規則に適合する
か否かチェックするチェック手段と、前記チェックの複
数のタイミング情報を持つタイミング記憶手段と、前記
チェック実行の可否を前記各タイミング毎に前記各分類
毎に規定する実行可否情報を持つ可否情報記憶手段と、
各タイミングに於いて前記チェック手段に実行可の分類
でのチェックを実行させるチェック起動手段と、チェッ
ク結果が前記併存規則に違背する組の数を前記各タイミ
ング毎に前記各分類毎に集計する集計手段と、を有する
ことを特徴とする診療支援装置である。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に於いて、さ
らに、チェック結果が前記併存規則に違背する組の数が
0であるタイミング及び分類を抽出する抽出手段と、前
記抽出手段により抽出された各タイミング及び分類の実
行可否情報を実行否に設定するための操作入力手段と、
を有することを特徴とする診療支援装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は実施の形態の診療支援装置
の構成を示すブロック図である。図2〜図8は図1の装
置で実行される手順を示し、図2は患者登録手順、図3
〜図5は診療情報入力手順、図6はチェック機能設定手
順、図7は月次チェック手順、図8はチェックエラー集
計手順を示す。図9〜図14は図2〜図8の手順に対応
する画面例を示し、図9は患者登録画面、図10は病名
登録画面、図11は診療入力画面、図12はチェック機
能設定画面、図13はチェックエラー集計画面、図14
は月次チェック画面を示す。図15〜図24は図1内の
補助記憶装置17に予め記憶されている又は適宜記憶さ
れるテーブルのデータ構成を示し、図15の上段は病名
マスタテーブル、下段は処置マスタテーブル、図16の
上段は薬剤マスタテーブル、下段は病名−病名;排他・
関連情報テーブル、図17の上段は病名−処置;必須・
関連情報テーブル、下段は病名−処置;排他・関連情報
テーブル、図18の上段は処置−処置;必須・関連情報
テーブル、下段は処置−処置;排他・関連情報テーブ
ル、図19の上段は処置−病名;排他・関連情報テーブ
ル、中段は薬剤−病名;排他・関連情報テーブル、下段
は薬剤−処置;排他・関連情報テーブル、図20の上段
は薬剤−薬剤;排他・関連情報テーブル、下段はチェッ
ク設定情報テーブル、図21の上段はチェックタイミン
グ情報テーブル、下段はエラー記録情報テーブル、図2
2は患者登録情報テーブル、図23の上段は患者−病名
・関連情報テーブル、下段は患者−処置・関連情報テー
ブル、図24は患者−薬剤・関連情報テーブルを示す。
【0011】図1に示す診療支援装置は、電子カルテ機
能と診療報酬明細書の作成機能とを少なくとも有する。
電子カルテ機能と診療報酬明細書の作成機能とは周知で
あるため、ここでの説明は省略する。図示の診療支援装
置は、装置全体の制御を司るCPU11、CPU11で
の処理に必要な手順等が記憶されているROM12、装
置内の演算結果や外部からの入力データが記憶されるR
AM13、キーボードやマウス等により構成される入力
装置14、演算結果や入力された内容を表示するための
表示装置15、演算結果や入力された内容を印刷するた
めの印刷装置16、各種のアプリケーションソフトウェ
ア(例:診療報酬明細書の作成機能実現のソフトウェ
ア,電子カルテ機能実現のソフトウエア等)や、その動
作に必要な各種のデータ(図15〜図20,図21上段
等のデータ)を保持しているとともに、入力されたデー
タ(例:図21下段,図22〜図24等のデータ)が記
録される補助記憶装置(ハードディスク等)17を備え
る。
【0012】請求項の併存規則保持手段は、補助記憶装
置17により実現される。即ち、補助記憶装置17に
は、病名−病名;排他・関連情報テーブル(図16下
段)、病名−処置;必須・関連情報テーブル(図17上
段)、病名−処置;排他・関連情報テーブル(図17下
段)、処置−処置;必須・関連情報テーブル(図18上
段)、処置−処置;排他・関連情報テーブル(図18下
段)、処置−病名;排他・関連情報テーブル(図19上
段)、薬剤−病名;排他・関連情報テーブル(図19中
段)、薬剤−処置;排他・関連情報テーブル(図19下
段)、及び薬剤−薬剤;排他・関連情報テーブル(図2
0上段)、が記憶されている。
【0013】上記に於いて、病名−病名;排他・関連情
報テーブルには、同一人が同時に罹患することは有り得
ない病名の組み合わせが対応付けて記憶されている。病
名−処置;必須・関連情報テーブルは、当該病名の治療
に必ず用いるべき処置が対応付けて記憶されている。病
名−処置;排他・関連情報テーブルには、当該病名の治
療に用いることは有りえない処置が対応付けて記憶され
ている。処置−処置;必須・関連情報テーブルには、当
該処置に伴って必ず行われるべき処置が対応付けて記憶
されている。処置−処置;排他・関連情報テーブルに
は、当該処置と同時に行われることは有りえない処置が
対応付けて記憶されている。処置−病名;排他・関連情
報テーブルには、当該処置が行われることはあり得ない
病名が対応付けて記憶されている。薬剤−病名;排他・
関連情報テーブルには、当該薬剤が処方されることはあ
り得ない病名が対応付けて記憶されている。薬剤−処
置;排他・関連情報テーブルには、当該薬剤が処方され
ることはあり得ない処置が対応付けて記憶されている。
薬剤−薬剤;排他・関連情報テーブルには、当該薬剤と
同時に処方されることはあり得ない薬剤が対応付けて記
憶されている。
【0014】また、補助記憶装置17には、上記チェッ
クの種類を一意のチェック番号に対応付けるとともにチ
ェックのタイミング(診療入力時,来院終了時,月次)
別に有効/無効を規定する情報を対応付けて記憶するチ
ェック設定情報テーブル(図20下段)や、エラー情報
(チェックの種類,チェックのタイミング,エラー日
付,患者コード)を対応付けて記憶するためのエラー記
録情報テーブル(図21下段)が用意されている。即
ち、請求項のタイミング記憶手段や可否情報記憶手段と
しての機能は、補助記憶装置17によって実現される。
補助記憶装置17には、また、患者と病名を対応付けて
記憶するための患者−病名・関連情報テーブル(図23
上段)、患者と該患者に対して行った処置を関連付けて
記憶するための患者−処置・関連情報テーブル(図23
下段)、患者と該患者に対して投薬した薬剤を関連付け
て記憶するための患者−薬剤・関連情報テーブル(図2
4)が用意されている。これらは、集計等に用いられ
る。
【0015】また、補助記憶装置17には、病名を一意
の病名番号に対応付けるとともに必要に応じて該病名の
下限年齢又は上限年齢を対応付けて記憶している病名マ
スタテーブル(図15上段)、処置を一意の処置番号に
対応付けるとともに必要に応じて該処置が行われ得る下
限年齢又は上限年齢を対応付けて記憶している処置マス
タテーブル(図15下段)、薬剤を一意の薬剤番号に対
応付けるとともに必要に応じて該薬剤が投薬され得る下
限年齢又は上限年齢を対応付けて記憶している処置マス
タテーブル(図16上段)が記憶されている。
【0016】以下、フローチャート等を参照して、本診
療支援装置の機能を説明する。 〔1〕患者登録:患者登録情報テーブルには、図22に
示すように、一意の患者コードに対応付けて、患者氏
名、生年月日、性別、電話番号、初診日、保険情報(保
険者番号、記号、番号、番号)等が記憶される。この患
者登録情報テーブルのレコードは新患登録時に追加さ
れ、上記の各情報が、患者登録画面(図9)から図2の
手順で入力される。
【0017】即ち、まず、患者登録画面が表示される
(S01)。患者登録画面から情報が入力されると(S
02でYES)、該入力情報が項目名(入力ボックス
名)に対応付けてメモリ上に保持される(S03)。ま
た、登録ボタンが押下されると(S04でYES)、上
記の如く項目名に対応付けてメモリ上に保持されている
各情報が、当該項目名に対応付けて患者登録情報テーブ
ル(図22)に記録される(S06)。但し、患者登録
画面内の必須項目の値が入力済みであること(S05で
YES)を条件とする。もし、患者登録画面内の何れか
の必須項目の値が未入力の場合は(S05でNO)、そ
の旨が警告される(S07)。必須項目とは、例えば、
患者氏名等である。なお、キャンセルボタンが押下され
た場合は(S08でYES)、患者登録画面を終了する
(S09)。
【0018】〔2〕診療情報入力:電子カルテ機能に関
連する診療情報は、病名登録画面(図10)や、診療入
力画面(図11)から、図3〜図5の手順で入力され
る。まず、病名登録画面が表示される(S11)。ステ
ップS12では、患者情報が患者登録情報テーブル(図
22)から、病名候補が病名マスタテーブル(図15上
段)から、現在年月日が不図示の内蔵時計から、既記録
の病名等が患者−病名・関連情報テーブル(図23上
段)等から、それぞれ取得されて、それぞれ該当欄に表
示される(S12)。
【0019】ステップS13では、診療入力時というタ
イミングで有効なチェック種類情報がチェック設定情報
テーブル(図20下段)から取得される。ステップS1
4では、病名登録画面内の入力欄への入力が受け付けら
れる。即ち、病名,部位、開始日,終了日,転帰,の入
力が受け付けられる。
【0020】追加ボタンが押下されると(S15でYE
S)、入力されてメモリに保持されている情報が、病名
登録画面内上部の表示欄に表示され(S16)、さらに
病名等の関連をチェックされる(S17)。即ち、上記
表示欄に表示した情報が、診療報酬明細書では許されな
い組み合わせを構成しないか否か検査される。この例で
は、病名−年齢;排他チェックと、病名−病名;排他チ
ェック(但し、複数病名が表示された場合)が行われ
る。即ち、組み合わせが許されない病名と年齢の組や、
病名の組に該当しないか否かをチェックされる。チェッ
クの結果、組み合わせが許されない組であった場合、換
言すれば、エラーが検出された場合は(S18でYE
S)、該エラー情報(チェック種類,タイミング(この
場合は『診療入力時』),エラー日付,患者コード)が
メモリに保持されるとともに、エラー検出の旨が表示さ
れる(S19)。
【0021】削除ボタンが押下されると(S21でYE
S)、病名登録画面内上部の表示欄に現在選択されてい
る情報が有る場合には該情報がメモリから削除される
(S22)。また、該削除した情報に基づくエラー情報
が有る場合には該エラー情報もメモリから削除される
(S22)。また、キャンセルボタンが押下されると
(S25でYES)、病名登録画面を終了される(S2
6)。
【0022】また、登録ボタンが押下されると(S23
でYES)、病名登録画面内上部の表示欄に表示されて
いる情報の中で今回の病名登録画面で入力された情報
(ステップS12で取得されて表示された既記録の情報
でない情報)が、患者−病名・関連情報テーブル(図2
3上段)に記録される。また、記録した情報に基づくエ
ラー情報が有る場合には、該エラー情報がエラー記録情
報テーブル(図21下段)に記録される。
【0023】次に、画面が診療入力画面に切り換えられ
る(S31)。また、患者情報が患者登録情報テーブル
(図22)から、病名が患者−病名・関連情報テーブル
(図23上段)から、処置候補が処置マスタテーブル
(図15下段)から、薬剤候補が薬剤マスタテーブル
(図16上段)から、現在年月日が不図示の内蔵時計か
ら、既記録の処置が患者−処置・関連情報テーブル(図
23下段)から、既記録の薬剤が患者−薬剤・関連情報
テーブル(図24)から、それぞれ取得されて、診療入
力画面内の対応する表示欄にそれぞれ表示される(S3
2)。
【0024】ステップS33では、診療入力時というタ
イミングで有効なチェック種類情報がチェック設定情報
テーブル(図20下段)から取得される。ステップS3
4では、診療入力画面内での選択入力が受け付けられ
る。即ち、処置と薬剤をそれぞれの候補中から選択する
入力が受け付けられる。
【0025】追加ボタンが押下されると(S35でYE
S)、入力されてメモリに保持されている情報が、診療
入力画面内右部の表示欄に表示され(S36)、さらに
病名等の関連をチェックされる(S37)。即ち、上記
表示欄に表示した情報が、診療報酬明細書では許されな
い組み合わせを構成しないか否かが検査される。この例
では、処置−年齢チェック、処置−病名;排他チェッ
ク、処置−処置;排他チェック、薬剤−病名;排他チェ
ック、薬剤−処置;排他チェック、薬剤−薬剤;排他チ
ェック、薬剤−年齢;排他チェックが行われる。即ち、
組み合わせが許されない処置と年齢の組、処置と病名の
組、処置と処置の組、薬剤と病名の組、薬剤と処置の
組、薬剤と薬剤の組、薬剤と年齢の組に該当しないか否
かをチェックされる。チェックの結果、組み合わせが許
されない組であった場合、つまり、エラーが検出された
場合は(S38でYES)、該エラー情報(チェック種
類,タイミング(この場合は『診療入力時』),エラー
日付,患者コード)がメモリに保持されるとともに、エ
ラー検出の旨が表示される(S39)。
【0026】削除ボタンが押下されると(S41でYE
S)、診療入力画面内右部の表示欄に現在選択されてい
る情報が有る場合には該情報がメモリから削除される
(S42)。また、該削除した情報に基づくエラー情報
が有る場合には該エラー情報もメモリから削除される
(S42)。キャンセルボタンが押下されると(S43
でYES)、元の病名登録画面に切り換えられる(1
1)。
【0027】来院終了ボタンが押下されると(S44で
YES)、来院終了時というタイミングで有効なチェッ
ク種類情報がチェック設定情報テーブル(図20下段)
から取得されて(S45)、病名等の関連をチェックさ
れる(S36)。即ち、診療入力画面内右部の表示欄に
表示されている情報が、診療報酬明細書では許されない
組み合わせを構成しないか否か、及び、組み合わせるべ
き必須の組み合わせを欠いていないか否かが検査され
る。この例では、病名−処置;必須チェック、病名−処
置;排他チェック、処置−病名;必須チェック、処置−
病名;排他チェック、処置−処置;必須チェック、処置
−処置;排他チェック、薬剤−病名;排他チェック、薬
剤−処置;排他チェック、薬剤−薬剤;排他チェック、
薬剤−年齢;排他チェックが行われる。
【0028】チェックの結果、組み合わせが許されない
組や必須の組み合わせであるにもかかわらず対の情報を
欠く事項が抽出された場合、つまり、エラーが検出され
た場合は(S47でYES)、該エラー情報(チェック
種類,タイミング(この場合は『来院終了時』),エラ
ー日付,患者コード)がエラー記録情報テーブル(図2
1下段)に記録される(S48)。また、診療入力画面
内右部の表示欄に表示されている情報の中で今回の診療
入力画面で入力された情報(ステップS32の既記録の
情報でない情報)が、患者−処置・関連情報テーブル
(図23下段)と、患者−薬剤・関連情報テーブル(図
24)に記録される(S49)。その後、診療入力画面
を終了される(S50)。
【0029】〔3〕チェック機能設定:チェック設定情
報テーブル(図20下段)内の各チェック種類毎で且つ
各タイミング(診療入力時/来院終了時/月次)毎の
『有効/無効』の設定は、図12のチェック機能設定画
面にて行われる。
【0030】まず、チェック機能設定画面が表示される
(S51)。有効ボタンが押下されると(S52でYE
S)、その時点で選択されている選択入力欄(チェック
種類とタイミングで一意に決まる選択入力欄)の状態が
『有効』に設定されてメモリ上に保持される(S5
3)。また、無効ボタンが押下されると(S54でYE
S)、その時点で選択されている選択入力欄(チェック
種類とタイミングで一意に決まる選択入力欄)の状態が
『無効』に設定されてメモリ上に保持される(S5
5)。
【0031】また、登録ボタンが押下されると(S56
でYES)、メモリ上に保持されている情報(選択入力
欄に対応付けられている有効/無効状態の情報)が、チ
ェック設定情報テーブル(図20)内の該当欄に記録さ
れる(S57)。なお、キャンセルボタンが押下された
場合は(S58でYES)、チェック機能設定を終了す
る(S59)。
【0032】〔4〕月次チェック:指定した期間内の診
療情報に関して、診療報酬明細書では許されない事項の
組み合わせが記録されていないか否か、及び、組み合わ
せるべき必須の事項を欠く組み合わせが記録されていな
いか否かを検査する月次チェックは、図14の画面に於
いて、図7の手順で行われる。
【0033】まず、月次チェック画面が表示される(S
61)。チェック実行ボタンが押下されると(S62で
YES)、チェック対象年月が入力済みであることを条
件として(S63でYES)、該チェック対象年月に診
療日付の有る患者の患者情報が、患者−病名・関連情報
テーブル,患者−処置・関連情報テーブル,患者−薬剤
・関連情報テーブルを参照して、患者登録情報テーブル
から取得される。また、当該患者の診療情報が、患者−
病名・関連情報テーブル,患者−処置・関連情報テーブ
ル,患者−薬剤・関連情報テーブルから取得される。ま
た、月次というタイミングで有効なチェック種類情報
が、チェック設定情報テーブル(図20下段)から取得
される(S64)。なお、ステップS63でチェック対
象年月が未入力の場合は(S63でNO)、その旨が警
告表示される(S65)。
【0034】次に、各患者について、順に、診療情報の
エラーの有無がチェックされる(S72)。即ち、ステ
ップS64で取得した情報に、診療報酬明細書では許さ
れない組み合わせが含まれていないか否か、及び、組み
合わせるべき必須の事項を欠く組み合わせが含まれてい
ないか否かが、各患者毎に順に検査される。
【0035】チェックの結果、エラーが検出された場合
は(S73でYES)、該エラーの情報(チェック種
類,タイミング(この場合は『月次』),エラー日付,
患者コード)が、メモリ上に保持される(S74)。
【0036】全ての患者についてのエラーチェックが終
了すると(S75でYES)、メモリに保持しているエ
ラー情報が集計されて、表示され、さらに、エラー記録
情報テーブル(図21下段)に記録される(S77)。
終了ボタンが押下されると(S78でYES)、月次チ
ェック画面を終了される(S79)。
【0037】〔5〕チェックエラー集計:チェックエラ
ーの集計は、チェックエラー集計画面(図13)にて、
図8の手順で行われる。まず、チェックエラー集計画面
が表示される(S81)。集計ボタンが押下されると
(S82でYES)、集計対象期間が入力済みであるこ
とを条件として(S83でYES)、該集計対象期間の
エラー情報がエラー記録情報テーブル(図21下段)か
ら取得され、チェック種類別で且つタイミング別に集計
され、エラー回数の多い順(エラー回数0の場合を含
む)に、チェックエラー集計画面内のチェックエラーラ
ンキング欄に表示される(S84)。なお、ステップS
83で集計対象期間が未入力の場合は(S83でN
O)、その旨が警告表示される(S85)。
【0038】キャンセルボタンが押下されると(S86
でYES)、集計対象期間から入力した値がクリアされ
る(S87)。集計後であれば、チェックエラーランキ
ング欄の表示もクリアされる(S87)。
【0039】一括無効ボタンが押下されると(S88で
YES)、チェックエラーランキング欄に表示されてい
る中でエラー回数が『0』のチェック種類・タイミング
に関して、チェック設定情報テーブル内の設定状態が
『無効』に書き換えられる。例えば、図13では、チェ
ック種類が『薬剤−病名;排他チェック』で、タイミン
グが『診療入力時』のエラー回数が『0』であるため、
チェック設定情報テーブル(図20下段)内のチェック
番号10で診療入力時の設定状態が『0』に書き換えら
れる。終了ボタンが押下されると(S90でYES)、
チェックエラー集計画面を終了される。
【0040】上記では、チェックタイミングが、診療入
力時、来院終了時、月次である場合を説明しているが、
このタイミングは2つでもよく、4つ以上でもよい。ま
た、チェック種類も、上記で例示した種類に限定され
ず、適宜のチェック種類を採用してよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明では、診療報酬明細書で
併存を禁止又は強制される診療内容の組を診療内容の種
別に応じて分類分けした併存規則を持つ手段と、診療内
容が前記併存規則に適合するか否かチェックする手段
と、該チェックの複数のタイミング情報を持つ手段と、
前記チェック実行の可否を前記各タイミング毎に前記各
分類毎に規定する実行可否情報を持つ手段と、各タイミ
ングに於いて前記チェック手段に実行可の分類でのチェ
ックを実行させる手段と、チェック結果が前記併存規則
に違背する組の数を前記各タイミング毎に前記各分類毎
に集計する手段とを有するため、過去のチェック結果に
基づく各タイミング毎・各分類毎の正確な誤り頻度の情
報を提供することができる。
【0042】請求項2の発明は、請求項1に於いて、さ
らに、チェック結果が前記併存規則に違背する組の数が
0であるタイミング及び分類を抽出する手段と、抽出さ
れた各タイミング及び分類の実行可否情報を実行否に設
定するための操作入力手段とを有するため、請求項1の
効果に加えて、簡単な操作入力で正確にチェック実行の
可否を設定することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の診療支援装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】患者登録手順を示すフローチャート。
【図3】診療情報入力手順を示すフローチャートの一
部。
【図4】診療情報入力手順を示すフローチャートの一
部。
【図5】診療情報入力手順を示すフローチャートの残
部。
【図6】チェック機能設定手順を示すフローチャート。
【図7】月次チェック手順を示すフローチャート。
【図8】チェックエラー集計手順を示すフローチャー
ト。
【図9】患者登録画面を例示する説明図。
【図10】病名登録画面を例示する説明図。
【図11】診療入力画面を例示する説明図。
【図12】チェック機能設定画面を例示する説明図。
【図13】チェックエラー集計画面を例示する説明図。
【図14】月次チェック画面を例示する説明図。
【図15】上段は病名マスタテーブルを例示する説明
図、下段は処置マスタテーブルを例示する説明図。
【図16】上段は薬剤マスタテーブルを例示する説明
図、下段は病名−病名;排他・関連情報テーブルを例示
する説明図。
【図17】上段は病名−処置;必須・関連情報テーブル
を例示する説明図、下段は病名−処置;排他・関連情報
テーブルを例示する説明図。
【図18】上段は処置−処置;必須・関連情報テーブル
を例示する説明図、下段は処置−処置;排他・関連情報
テーブルを例示する説明図。
【図19】上段は処置−病名;排他・関連情報テーブル
を例示する説明図、中段は薬剤−病名;排他・関連情報
テーブルを例示する説明図、下段は薬剤−処置;排他・
関連情報テーブルを例示する説明図。
【図20】上段は薬剤−薬剤;排他・関連情報テーブル
を例示する説明図、下段はチェック設定情報テーブルを
例示する説明図。
【図21】上段はチェックタイミング情報テーブルを例
示する説明図、下段はエラー記録情報テーブルを例示す
る説明図。
【図22】患者登録情報テーブルを例示する説明図。
【図23】上段は患者−病名・関連情報テーブルを例示
する説明図、下段は患者−処置・関連情報テーブルを例
示する説明図。
【図24】患者−薬剤・関連情報テーブルを例示する説
明図。
【符号の説明】
17 補助記憶装置(ハードディスク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 八千代 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診療報酬明細書で併存を禁止又は強制さ
    れる診療内容の組を診療内容の種別に応じて分類分けし
    た併存規則を持つ併存規則記憶手段と、 診療内容が前記併存規則に適合するか否かチェックする
    チェック手段と、 前記チェックの複数のタイミング情報を持つタイミング
    記憶手段と、 前記チェック実行の可否を前記各タイミング毎に前記各
    分類毎に規定する実行可否情報を持つ可否情報記憶手段
    と、 各タイミングに於いて前記チェック手段に実行可の分類
    でのチェックを実行させるチェック起動手段と、 チェック結果が前記併存規則に違背する組の数を前記各
    タイミング毎に前記各分類毎に集計する集計手段と、 を有することを特徴とする診療支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、さらに、 チェック結果が前記併存規則に違背する組の数が0であ
    るタイミング及び分類を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された各タイミング及び分類の
    実行可否情報を実行否に設定するための操作入力手段
    と、 を有することを特徴とする診療支援装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008013193A1 (fr) * 2006-07-28 2008-01-31 Wise Solutions Inc. dispositif d'affichage d'informations de projet, procédé d'affichage d'informations de projet, programme d'affichage d'informations de pRojet, et dispositif d'affichage d'informations d'enregistrement médical électronique
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