JPH0640333B2 - 診療内容チェック方式 - Google Patents

診療内容チェック方式

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JPH0640333B2
JPH0640333B2 JP22763187A JP22763187A JPH0640333B2 JP H0640333 B2 JPH0640333 B2 JP H0640333B2 JP 22763187 A JP22763187 A JP 22763187A JP 22763187 A JP22763187 A JP 22763187A JP H0640333 B2 JPH0640333 B2 JP H0640333B2
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JP
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medical
medical care
checking
receipt
knowledge
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典明 島田
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は診療内容チェック方式に関し、特に診療費用の
請求に当って診療内容のチェックを自動的に行う診療内
容チェック方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、病院会計業務の上で診療費用の請求には患者負担
分と医療保険負担分とがあって診療費用算出後にそれぞ
れを分割算出している。
その順序として、まずカルテから診療情報をコンピュタ
ーに入力させ、このデータから診療費用を算出して、通
常は患者負担分と医療保険負担分とは分離して出力され
る。このときコンピュターのファイルに格納される医療
保険負担分は一箇月分をまとめて請求することが通例で
あるので、例えば月末にその請求明細書(通常レセプト
と呼ばれる)を作成することが多い。しかし、カルテか
ら診療情報をコンピュターに入力させるためには、診療
の繁忙時に筆記されたカルテの書体を原稿として、キー
ボードから入力させるので、入力に誤りの発生する機会
が大きかった。
その為、レセプト作成の順序として、許容規則または禁
止規則もしくはこれらを混在させたルールテーブルを作
成しておく。そして、許容規則については許容内にあ
り、禁止規則については抵触しないとの判定があって、
初めてコンピュターへ入力されたデータは誤りが無いと
判定している。
この方法によれば、あらかじめ専門家(医師)によって
ルールテーブルを作成しておくことにより、コンピュー
タによる処理が可能となる。従って、レセプト提出前に
多忙な専門家を煩わすレセプトのチェックが軽減されて
いる。
しかし、かようにしても処理内容は病名から処置の可能
性を推定する域を出ないのが実状であり、別の処置内容
が出現したときは専門家(医師)が経験などに従って判
断を行っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、本発明が解決しようとする問題点は、レセプト
作成のためのカルテからデータを入力するときに誤りを
生ずるので、レセプト作成の段階で病名から処置の可能
性を推定しているあらかじめ定められたルールテーブル
を使用してチェックしており、特別の処置内容が出現し
たときは多忙な専門家(医師)の判断を要している。
よって本発明の目的は、上記欠点を解決した診療内容チ
ェック方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の診療内容チェック方式は、あらかじめ診療ごと
に入力され記憶された診療情報の中から作成された診療
費用の請求明細書の診療内容チェック方式において、あ
らかじめ用意され病名から推論できる診療内容を示す病
名の事実知識ベースとルール知識ベースとに従って前記
請求明細書の内容をチェックする第一のチェック手段
と、あらかじめ用意され診療内容から推論できる病名を
示す診療内容の知識ベースと前記ルール知識ベースとに
従って前記請求明細書の内容をチェックする第二のチェ
ック手段と、前記第一および第二のチェック手段によっ
て発見された誤りを表示すると共に前記誤りの変更情報
を受入して金額の訂正を行う変更手段とを備えて構成さ
れる。
〔実施例〕
次に、本発明について実施例を示す図面を参照して説明
する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す流れ図、第2図
(a)および(b)は本発明の一実施例に使用する事実知識の
説明図、第3図は本発明の一実施例に使用するルール知
識の説明図、第4図は本発明の一実施例を適用したハー
ドウェアのブロック図である。
まず本発明の概要について説明する。
最初に、カルテからコンピュターに入力された診療情報
に基づいてレセプトが作成される。ここでレセプトのチ
ェックに使用されるデータベースは、事実知識ベースと
ルール知識ベースとを備えている。
すなわち、事実知識ベースはフレーム型事実知識と述語
型事実知識に分けられており、フレーム型事実知識は病
名に対応して標準治療法などを記したフレーム(アクセ
スできる知識単位)の集合を病名フレームと称してお
り、同様に診療内容を見出しとした診療フレームや患者
情報を記した患者フレームなどが収容されている。また
述語型事実知識は、専門家(医師)の経験またはそのま
とめを要約し、その内容がキーワードなどで取出され
て、処理に供せられるようにしてある。
ルール知識ベースは、ここではあらかじめメモリの大き
さを指定したブロック構造となっており、診療内容に対
する適応症(病名)または診療内容に対する病名別の診
療程度(例えば1日当りの投薬量)が記されている。そ
して、診療内容と病名とを指定して診療程度や診療の可
否についてのデータを取出すことができるようにしてあ
り、処理に供せられるようになっている。
そこで、まず病名から診療内容を以上の知識ベースに基
づきレセプトをチェックすることと、診療内容から病名
を上述の知識ベースに基づきレセプトをチェックするこ
ととを、順次または同時に行ってチェックの確度を上げ
るようにしたものである。従って専門家の判断を煩わす
レセプトのチェックを不要になるようにしている。
次に、本実施例の構成の作動について、第1〜4図を参
照して説明する。
第4図を見るに、本実施例を適用したハードウェアの一
例は、主メモリ11Aを伴う中央処置装置11と、ファ
イル12A,12Bを格納している記憶部12と、記憶
部13と、判定結果または修正結果を出力するプリンタ
14と、データの入出力や作動の監視を行うディスプレ
イを伴う端末15,16とを備え、これらはデータバス
100で接続されている。
第1図を見るに本実施例は、レセプト情報と患者情報と
を出力する準備手段1と、病名から診療内容をチェック
する第一のチェック手段2と、診療内容から病名をチェ
ックする第二のチェック手段3と、その結果に基づき表
示された診療情報とレセプト情報との修正を受入する変
更手段とで構成される。
また、レセプトで許される項目とその程度を示す方法と
して、本実施例では人工知能(AI)の方式を採用す
る。すなわち、まず判定の基準となる事実知識として、
第2図(a)および(b)に示すように、アクセスできる単位
としてまとめてあるフレーム型事実知識と、専門家の経
験やそのまとめが要約されている述語型事実知識とがあ
る。このうち、フレーム型事実知識は、病名に対応する
治療法をまとめた病名フレームと、診療内容の適応症・
投薬量などをまとめた診療フレームと、患者の氏名・性
別・年齢・病名・初診日などをまとめた患者フレームな
どで構成されている。述語型事実知識は、前述のフレー
ム型事実知識のフレーム相互間またはフレームを含めた
特別の項目相互間の関係をあらかじめ定められた順序の
文章で記録し、第2図(b)の下線を引いた部分のような
キーワードによる選択が可能となるように構成されてい
る。
また、第3図に示すルール知識は、患者に対する診療を
投薬・処置・手術・検査などに分けてその細部アイテム
ごとに適応症とその程度を記したものである。
次に、本実施例の詳細な作動について第1図と第4図と
を中心に説明する。
まず、端末15,16からカルテの診療情報を入力し、
ディスク等で構成される記憶部12のファイル12Aに
格納する。そして、ファイル12Aから患者ごとの1箇
月分の診療情報を例えば主メモリ11Aに呼出し、請求
先ごとのレセプトを作成し、請求先ごとに金額を算出
し、この金額を含めたレセプトの内容をフアィル12B
に格納する。(ステップ)。
レセプトで許容される診療内容は、第2図(a)および(b)
で示される事実知識と第3図で示されるルール知識とで
構成されており、これらは記憶部13に格納しておく。
次に、ファイル12Bからレセプトの内容を読み出す
(ステップ)と共に、フレーム型事実知識の患者フレ
ームから該当する患者の情報を読出す(ステップ)。
以上で準備手段1の作動が終る。
次にステップで読出した患者情報の病名と述語型知識
の関連する条件とを考慮して、可能性ある診療内容をフ
レーム型事実知識の病名フレームの中から読出す(ステ
ップ)。この診療内容のリストをレセプトの診療内容
と照合する(ステップ)。ここで照合できれば作動の
流れは第一のチェック手段2で完了し、照合できなけれ
ばさらに変更手段4による処理を行う。
また同様にしてステップで読出した患者情報の診療内
容と述語型知識の関連する条件とを考慮して、可能性あ
る病名をフレーム型事実知識の診療フレームの中から読
出す(ステップ)。この病名のリストをレセプトの病
名と照合する(ステップ)。ここで照合ができれば作
動の流れは第二のチェック手段3で終了し、照合できな
ければさらに変更手段4による処理を行う。
ステップ,で作動の流れが終了しなかったときは、
変更手段4においてレセプトの誤りが端末15,16の
いずれかのディスプレイに表示される(ステップ)。
次に、カルテを参照しつつ修正した内容を端末15,1
6のいずれかから入力して、レセプト項目の修正・削除
または追加を行う(ステップ)。さらにレセプトの項
目および請求金額についても新たに算出し、修正・削除
または追加を行うと共に、ファイル12Aのデータの入
換を行って、ファイル12Aに格納された診療情報の誤
りも同時に修正しておく(ステップ)。
ここでは、診療情報を記憶部12のファイル12Aに格
納し、事実知識およびルール知識を記憶部13に格納し
ているが、必らずしも異った記憶部へ格納する必要はな
く、1個の記憶部(一般にはディスク)の中でそれぞれ
別の領域を指定してそれぞれのデータを格納してもよ
い。また、ディスプレイ付きの端末15,16について
も、一方を修正専用とし他の一方を診療情報入力専用と
して使用するような説明となっているが、1個の端末の
みで構成してもよく、あるいは3個以上の端末を使用し
て、診療情報の入力専用機を増加してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、診療費用請求明細書(レ
セプト)を作成するに当って診療情報の入力誤りを除去
するため、事実知識およびルール知識をあらかじめフア
ィルに格納しておき人工知能手法を用いてレセプトの誤
りを見付け出して、誤り項目に対応するカルテと診療情
報とを比較して診療情報を訂正すると共にレセプトも訂
正されるので、従来のように専門家がレセプトをチェッ
クすることが不要となり、コンピュターのみで診療情報
が訂正できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す流れ図、第2図
(a)および(b)は本発明の一実施例に使用する事実知識の
説明図、第3図は本発明の一実施例に使用するルール知
識の説明図、第4図は本発明の一実施例を適用したハー
ドウェアのブロック図。 1……準備手段、2……第一のチェック手段、3……第
二のチェック手段、4……変更手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あらかじめ診療ごとに入力され記憶された
    診療情報の中から作成された診療費用の請求明細書の診
    療内容チェック方式において、あらかじめ用意され病名
    から推論できる診療内容を示す病名の事実知識ベースと
    ルール知識ベースとに従って前記請求明細書の内容をチ
    ェックする第一のチェック手段と、あらかじめ用意され
    診療内容から推論できる病名を示す診療内容の知識ベー
    スと前記ルール知識ベースとに従って前記請求明細書の
    内容をチェックする第二のチェック手段と、前記第一お
    よび第二のチェック手段によって発見された誤りを表示
    すると共に前記誤りの変更情報を受入して変動する金額
    の訂正を行なう変更手段とを備えて成ることを特徴とす
    る診療内容チェック方式。
JP22763187A 1987-09-10 1987-09-10 診療内容チェック方式 Expired - Lifetime JPH0640333B2 (ja)

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JPS6468883A JPS6468883A (en) 1989-03-14
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