JP2001184411A - 診療報酬明細書点検システム及び情報記録媒体 - Google Patents
診療報酬明細書点検システム及び情報記録媒体Info
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 医療機関等におけるレセプトの内容点検を迅
速化、省力化すると共にその経費を削減し更にその正確
性を向上させることを可能とすることにより医療費の削
減にも寄与することが可能なレセプト点検システムを提
供する。 【解決手段】 医療機関Mから請求すべきレセプトの内
容を示すレセプトデータDRを点検センタCCに送信す
る。また、保険者Iから点検すべきレセプトの内容を示
すレセプトデータDRを点検センタCCに送信する。そ
して、点検センタCCにおいて、送信された各レセプト
データDRに含まれる各レセプトの内容を夫々点検し、
点検結果を医療機関及び保険者Iに点検済データCDと
して返信する。
速化、省力化すると共にその経費を削減し更にその正確
性を向上させることを可能とすることにより医療費の削
減にも寄与することが可能なレセプト点検システムを提
供する。 【解決手段】 医療機関Mから請求すべきレセプトの内
容を示すレセプトデータDRを点検センタCCに送信す
る。また、保険者Iから点検すべきレセプトの内容を示
すレセプトデータDRを点検センタCCに送信する。そ
して、点検センタCCにおいて、送信された各レセプト
データDRに含まれる各レセプトの内容を夫々点検し、
点検結果を医療機関及び保険者Iに点検済データCDと
して返信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診療報酬明細書点
検システム及び当該診療報酬明細書点検システムに係る
送受信制御プログラムがコンピュータで読み取り可能に
記録されている情報記録媒体の技術分野に属し、より詳
細には、診療報酬請求機関又は診療報酬支払機関におい
て取り扱われる診療報酬明細書の内容の適否を点検する
診療報酬明細書点検システム及び当該診療報酬明細書点
検システムに係る送受信制御プログラムがコンピュータ
で読み取り可能に記録されている情報記録媒体の技術分
野に属する。
検システム及び当該診療報酬明細書点検システムに係る
送受信制御プログラムがコンピュータで読み取り可能に
記録されている情報記録媒体の技術分野に属し、より詳
細には、診療報酬請求機関又は診療報酬支払機関におい
て取り扱われる診療報酬明細書の内容の適否を点検する
診療報酬明細書点検システム及び当該診療報酬明細書点
検システムに係る送受信制御プログラムがコンピュータ
で読み取り可能に記録されている情報記録媒体の技術分
野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院、医院或いは診療所等の医
療機関において患者に対して医療行為が実行された場合
には、当該医療機関において、いわゆる診療報酬明細書
(すなわち、当該医療行為の内容とそれに掛かった費用
とを点数化して記載したもの)が作成される。
療機関において患者に対して医療行為が実行された場合
には、当該医療機関において、いわゆる診療報酬明細書
(すなわち、当該医療行為の内容とそれに掛かった費用
とを点数化して記載したもの)が作成される。
【0003】そして、当該診療報酬明細書は、いわゆる
審査支払機関(例えば、社会保険診療報酬支払基金又は
国民健康保険団体連合会等)によりその内容が審査さ
れ、当該診療報酬明細書の内容が適切であった場合、す
なわち、記載されている傷病名に対して適切な種類及び
用量の医薬品が投与されており、且つ適切な診療行為
(ここで、診療行為とは、医薬品の投与以外の検査、診
察、問診、処方箋作成又は指導等を言う。)が行われて
いるときは、当該診療報酬明細書に基づいてそれに記載
されている点数に対応する診療報酬が診療報酬支払機関
から各医療機関に支払われることとなる。
審査支払機関(例えば、社会保険診療報酬支払基金又は
国民健康保険団体連合会等)によりその内容が審査さ
れ、当該診療報酬明細書の内容が適切であった場合、す
なわち、記載されている傷病名に対して適切な種類及び
用量の医薬品が投与されており、且つ適切な診療行為
(ここで、診療行為とは、医薬品の投与以外の検査、診
察、問診、処方箋作成又は指導等を言う。)が行われて
いるときは、当該診療報酬明細書に基づいてそれに記載
されている点数に対応する診療報酬が診療報酬支払機関
から各医療機関に支払われることとなる。
【0004】ここで、当該診療報酬支払機関とは、いわ
ゆる保険者のことを言い、具体的には、政府管掌健康保
険、組合管掌健康保険、船員保険、国家公務員等共済組
合、地方公務員共済組合、私立学校教職員等共済組合、
国民健康保険組合、国民健康保険及び公費負担者(国、
都道府県、市区町村)が含まれるものである。
ゆる保険者のことを言い、具体的には、政府管掌健康保
険、組合管掌健康保険、船員保険、国家公務員等共済組
合、地方公務員共済組合、私立学校教職員等共済組合、
国民健康保険組合、国民健康保険及び公費負担者(国、
都道府県、市区町村)が含まれるものである。
【0005】一方、当該診療報酬明細書の内容の点検
は、上記審査支払機関だけでなく、上記医療機関におい
て診療報酬明細書を審査支払機関に提出する前に行われ
ることも多く、更に、上記診療報酬支払機関において審
査支払基金に対していわゆる診療報酬明細書の再審査請
求を行う場合にその前に行われる場合もある。
は、上記審査支払機関だけでなく、上記医療機関におい
て診療報酬明細書を審査支払機関に提出する前に行われ
ることも多く、更に、上記診療報酬支払機関において審
査支払基金に対していわゆる診療報酬明細書の再審査請
求を行う場合にその前に行われる場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当該医
療機関又は診療報酬支払機関における診療報酬明細書の
点検では、主として点検者個人が厚生省等から提供され
る適応症等の資料に基づいて、それらを参照しつつ各診
療報酬明細書を一枚ずつ点検していた。
療機関又は診療報酬支払機関における診療報酬明細書の
点検では、主として点検者個人が厚生省等から提供され
る適応症等の資料に基づいて、それらを参照しつつ各診
療報酬明細書を一枚ずつ点検していた。
【0007】一方、医療機関においては当該診療報酬明
細書は提出前に月毎に纏めて点検されることが通常であ
るが、大規模な医療機関になると、一ヶ月に作成される
診療報酬明細書は数千枚以上に達し、これを人手で全て
点検するためには、膨大な労力と費用とが必要となり、
更に診療報酬明細書一枚当たりに充てられる点検時間が
短いことから、点検漏れが生じる可能性もあるという問
題点があった。
細書は提出前に月毎に纏めて点検されることが通常であ
るが、大規模な医療機関になると、一ヶ月に作成される
診療報酬明細書は数千枚以上に達し、これを人手で全て
点検するためには、膨大な労力と費用とが必要となり、
更に診療報酬明細書一枚当たりに充てられる点検時間が
短いことから、点検漏れが生じる可能性もあるという問
題点があった。
【0008】他方、診療報酬支払機関において上記再審
査請求の前に診療報酬明細書の内容を点検する場合に
も、審査支払基金からの支払指令に添付されている膨大
な量の診療報酬明細書を人手で全て点検するためには、
同様に膨大な労力と費用とが必要となると共に点検漏れ
が生じる可能性もあるという問題点があった。
査請求の前に診療報酬明細書の内容を点検する場合に
も、審査支払基金からの支払指令に添付されている膨大
な量の診療報酬明細書を人手で全て点検するためには、
同様に膨大な労力と費用とが必要となると共に点検漏れ
が生じる可能性もあるという問題点があった。
【0009】なお、これらの点検漏れにより不適正な診
療報酬明細書に基づいて診療報酬が支払われることは、
結果として医療費の無駄遣いに帰結することとなる。
療報酬明細書に基づいて診療報酬が支払われることは、
結果として医療費の無駄遣いに帰結することとなる。
【0010】そこで、本発明は、上記の各問題点に鑑み
て為されたもので、その課題は、医療機関又は診療報酬
支払機関における診療報酬明細書の内容の点検を迅速
化、省力化すると共にそのための経費を削減し更にその
正確性を向上させることを可能とすることにより、結果
として医療費の削減にも寄与することが可能な診療報酬
明細書点検システム及び当該診療報酬明細書点検システ
ムに係る送受信制御プログラムがコンピュータで読み取
り可能に記録されている情報記録媒体を提供することに
ある。
て為されたもので、その課題は、医療機関又は診療報酬
支払機関における診療報酬明細書の内容の点検を迅速
化、省力化すると共にそのための経費を削減し更にその
正確性を向上させることを可能とすることにより、結果
として医療費の削減にも寄与することが可能な診療報酬
明細書点検システム及び当該診療報酬明細書点検システ
ムに係る送受信制御プログラムがコンピュータで読み取
り可能に記録されている情報記録媒体を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、医療機関等の診療報酬
請求機関内に設けられ、請求すべき診療報酬明細書の内
容を示す内容データを点検センタモジュールに送信する
医療機関モジュール等の診療報酬請求機関モジュール
と、点検センタ内に設けられ、前記送信された内容デー
タに含まれる診療報酬明細書の内容の適否を点検し、点
検結果を前記診療報酬請求機関モジュールに返信する前
記点検センタモジュールと、を含んで構成される。
めに、請求項1に記載の発明は、医療機関等の診療報酬
請求機関内に設けられ、請求すべき診療報酬明細書の内
容を示す内容データを点検センタモジュールに送信する
医療機関モジュール等の診療報酬請求機関モジュール
と、点検センタ内に設けられ、前記送信された内容デー
タに含まれる診療報酬明細書の内容の適否を点検し、点
検結果を前記診療報酬請求機関モジュールに返信する前
記点検センタモジュールと、を含んで構成される。
【0012】よって、診療報酬請求機関において、その
作成した診療報酬明細書の適否についての点検結果が得
られるので、診療報酬明細書を審査支払基金に提出する
際に当該点検結果を反映させることができ、適正な診療
報酬明細書を審査支払基金に提出することができると共
に、当該診療報酬請求機関において診療報酬明細書の点
検の手間を大幅に削減することができる。
作成した診療報酬明細書の適否についての点検結果が得
られるので、診療報酬明細書を審査支払基金に提出する
際に当該点検結果を反映させることができ、適正な診療
報酬明細書を審査支払基金に提出することができると共
に、当該診療報酬請求機関において診療報酬明細書の点
検の手間を大幅に削減することができる。
【0013】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、前記診療報酬請求機関モジュールは、
前記診療報酬明細書に記載されるべき傷病名を示す厚生
省規定の厚生省傷病名コードに対応しない傷病名である
非対応傷病名が当該診療報酬明細書に記載されていると
き、当該非対応傷病名を前記厚生省傷病名コードに変換
するコード変換部等の変換手段と、前記変換された厚生
省傷病名コードを含む前記内容データを前記点検センタ
モジュールに送信する送信部等の送信手段と、を備え
る。
記載の発明は、請求項1に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、前記診療報酬請求機関モジュールは、
前記診療報酬明細書に記載されるべき傷病名を示す厚生
省規定の厚生省傷病名コードに対応しない傷病名である
非対応傷病名が当該診療報酬明細書に記載されていると
き、当該非対応傷病名を前記厚生省傷病名コードに変換
するコード変換部等の変換手段と、前記変換された厚生
省傷病名コードを含む前記内容データを前記点検センタ
モジュールに送信する送信部等の送信手段と、を備え
る。
【0014】よって、請求すべき診療報酬を含む診療報
酬明細書内に厚生省傷病名コードに対応しない傷病名が
含まれている場合であっても、同じ傷病に対して使用さ
れる使用傷病名の各診療報酬請求機関間における違いを
補足しつつ点検センタにおける内容の適否の点検に供さ
せることができる。
酬明細書内に厚生省傷病名コードに対応しない傷病名が
含まれている場合であっても、同じ傷病に対して使用さ
れる使用傷病名の各診療報酬請求機関間における違いを
補足しつつ点検センタにおける内容の適否の点検に供さ
せることができる。
【0015】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項2に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、前記変換手段は、各前記診療報酬請求
機関毎に設けられた変換テーブルであって、前記非対応
傷病名を含んで一の前記診療報酬請求機関において用い
られている使用傷病名と前記厚生省傷病名コードとを対
応づけるコード変換テーブル等の変換テーブルと、当該
変換テーブルに基づいて前記使用傷病名を前記厚生省傷
病名コードに変換するコード変換部等のコード変換手段
と、を備える。
記載の発明は、請求項2に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、前記変換手段は、各前記診療報酬請求
機関毎に設けられた変換テーブルであって、前記非対応
傷病名を含んで一の前記診療報酬請求機関において用い
られている使用傷病名と前記厚生省傷病名コードとを対
応づけるコード変換テーブル等の変換テーブルと、当該
変換テーブルに基づいて前記使用傷病名を前記厚生省傷
病名コードに変換するコード変換部等のコード変換手段
と、を備える。
【0016】よって、診療報酬請求機関毎に設けられた
変換テーブルに基づいて使用傷病名を厚生省傷病名コー
ドに変換するので、簡易な処理で正規の厚生省傷病名コ
ードに変換することができる。
変換テーブルに基づいて使用傷病名を厚生省傷病名コー
ドに変換するので、簡易な処理で正規の厚生省傷病名コ
ードに変換することができる。
【0017】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
診療報酬明細書点検システムにおいて、前記点検センタ
モジュールは、前記内容データの適否を点検し点検結果
を出力するレセプト点検装置等の点検手段と、前記出力
された点検結果に対応する前記診療報酬明細書に対する
修正事項データであって、当該診療報酬明細書の内容を
修正するための修正事項データを前記診療報酬請求機関
モジュールに返信する指導結果送信部等の返信手段と、
を備える。
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
診療報酬明細書点検システムにおいて、前記点検センタ
モジュールは、前記内容データの適否を点検し点検結果
を出力するレセプト点検装置等の点検手段と、前記出力
された点検結果に対応する前記診療報酬明細書に対する
修正事項データであって、当該診療報酬明細書の内容を
修正するための修正事項データを前記診療報酬請求機関
モジュールに返信する指導結果送信部等の返信手段と、
を備える。
【0018】よって、点検結果に対応する診療報酬明細
書の内容を修正する修正事項データを診療報酬請求機関
モジュールに返信するので、診療報酬明細書を審査支払
基金に提出する際に適切に修正した後に提出することが
でき、適正な診療報酬明細書を審査支払基金に提出する
ことができると共に、当該診療報酬請求機関において診
療報酬明細書の点検・修正の手間を大幅に削減すること
ができる。
書の内容を修正する修正事項データを診療報酬請求機関
モジュールに返信するので、診療報酬明細書を審査支払
基金に提出する際に適切に修正した後に提出することが
でき、適正な診療報酬明細書を審査支払基金に提出する
ことができると共に、当該診療報酬請求機関において診
療報酬明細書の点検・修正の手間を大幅に削減すること
ができる。
【0019】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項4に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、前記診療報酬請求機関モジュールは、
前記送信されてきた修正事項データを受信する受信部等
の受信手段と、前記受信された修正事項データを出力す
るプリンタ等の出力手段と、を備える。
記載の発明は、請求項4に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、前記診療報酬請求機関モジュールは、
前記送信されてきた修正事項データを受信する受信部等
の受信手段と、前記受信された修正事項データを出力す
るプリンタ等の出力手段と、を備える。
【0020】よって、当該診療報酬請求機関において、
返信された修正事項データに基づいて適切に診療報酬明
細書を修正した後に審査支払基金に提出することができ
る。
返信された修正事項データに基づいて適切に診療報酬明
細書を修正した後に審査支払基金に提出することができ
る。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、保険者等の診療報酬支払機関内に設けら
れ、再審査請求のために点検すべき診療報酬明細書の内
容を示す内容データを点検センタモジュールに送信する
保険者モジュール等の診療報酬支払機関モジュールと、
点検センタ内に設けられ、前記送信された内容データに
含まれる診療報酬明細書の内容の適否を点検し、点検結
果を前記診療報酬支払機関モジュールに返信する前記点
検センタモジュールと、を含んで構成される。
記載の発明は、保険者等の診療報酬支払機関内に設けら
れ、再審査請求のために点検すべき診療報酬明細書の内
容を示す内容データを点検センタモジュールに送信する
保険者モジュール等の診療報酬支払機関モジュールと、
点検センタ内に設けられ、前記送信された内容データに
含まれる診療報酬明細書の内容の適否を点検し、点検結
果を前記診療報酬支払機関モジュールに返信する前記点
検センタモジュールと、を含んで構成される。
【0022】よって、診療報酬支払機関において、審査
支払基金からの支払指令に添付されている診療報酬明細
書の適否についての点検結果が得られるので、診療報酬
明細書の再審査を審査支払基金に請求する際に当該点検
結果を反映させることができ、適正に当該再審査を受け
ることができると共に、当該診療報酬支払機関において
診療報酬明細書の点検の手間を大幅に削減することがで
きる。
支払基金からの支払指令に添付されている診療報酬明細
書の適否についての点検結果が得られるので、診療報酬
明細書の再審査を審査支払基金に請求する際に当該点検
結果を反映させることができ、適正に当該再審査を受け
ることができると共に、当該診療報酬支払機関において
診療報酬明細書の点検の手間を大幅に削減することがで
きる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項6に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、前記診療報酬支払機関モジュールは、
前記診療報酬明細書に記載されるべき傷病名を示す厚生
省規定の厚生省傷病名コードに対応しない傷病名である
非対応傷病名が当該診療報酬明細書に記載されていると
き、当該非対応傷病名を前記厚生省傷病名コードに変換
するコード変換部等の変換手段と、前記変換された厚生
省傷病名コードを含む前記内容データを前記点検センタ
モジュールに送信する送信部等の送信手段と、を備え
る。
記載の発明は、請求項6に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、前記診療報酬支払機関モジュールは、
前記診療報酬明細書に記載されるべき傷病名を示す厚生
省規定の厚生省傷病名コードに対応しない傷病名である
非対応傷病名が当該診療報酬明細書に記載されていると
き、当該非対応傷病名を前記厚生省傷病名コードに変換
するコード変換部等の変換手段と、前記変換された厚生
省傷病名コードを含む前記内容データを前記点検センタ
モジュールに送信する送信部等の送信手段と、を備え
る。
【0024】よって、請求されるべき診療報酬を含む診
療報酬明細書内に厚生省傷病名コードに対応しない傷病
名が含まれている場合であっても、同じ傷病に対して使
用される使用傷病名の各診療報酬請求機関間における違
いを補足しつつ点検センタにおける内容の適否の点検に
供させることができる。
療報酬明細書内に厚生省傷病名コードに対応しない傷病
名が含まれている場合であっても、同じ傷病に対して使
用される使用傷病名の各診療報酬請求機関間における違
いを補足しつつ点検センタにおける内容の適否の点検に
供させることができる。
【0025】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項7に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、前記変換手段は、各前記診療報酬支払
機関毎に設けられた変換テーブルであって、前記非対応
傷病名を含んで一の前記診療報酬支払機関において用い
られている使用傷病名と前記厚生省傷病名コードとを対
応づけるコード変換テーブル等の変換テーブルと、当該
変換テーブルに基づいて前記使用傷病名を前記厚生省傷
病名コードに変換するコード変換部等のコード変換手段
と、を備える。
記載の発明は、請求項7に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、前記変換手段は、各前記診療報酬支払
機関毎に設けられた変換テーブルであって、前記非対応
傷病名を含んで一の前記診療報酬支払機関において用い
られている使用傷病名と前記厚生省傷病名コードとを対
応づけるコード変換テーブル等の変換テーブルと、当該
変換テーブルに基づいて前記使用傷病名を前記厚生省傷
病名コードに変換するコード変換部等のコード変換手段
と、を備える。
【0026】よって、診療報酬支払機関毎に設けられた
変換テーブルに基づいて使用傷病名を厚生省傷病名コー
ドに変換するので、簡易な処理で正規の厚生省傷病名コ
ードに変換することができる。
変換テーブルに基づいて使用傷病名を厚生省傷病名コー
ドに変換するので、簡易な処理で正規の厚生省傷病名コ
ードに変換することができる。
【0027】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、請求項6から8のいずれか一項に記載の
診療報酬明細書点検システムにおいて、前記点検センタ
モジュールは、前記送信されてきた内容データの適否を
点検し点検結果を出力するレセプト点検装置等の点検手
段と、前記出力された点検結果に対応する前記診療報酬
明細書に対する再審査請求データであって、当該診療報
酬明細書の内容についての再審査請求を行うための再審
査請求データを前記診療報酬支払機関モジュールに返信
する指導結果送信部等の返信手段と、を備える。
記載の発明は、請求項6から8のいずれか一項に記載の
診療報酬明細書点検システムにおいて、前記点検センタ
モジュールは、前記送信されてきた内容データの適否を
点検し点検結果を出力するレセプト点検装置等の点検手
段と、前記出力された点検結果に対応する前記診療報酬
明細書に対する再審査請求データであって、当該診療報
酬明細書の内容についての再審査請求を行うための再審
査請求データを前記診療報酬支払機関モジュールに返信
する指導結果送信部等の返信手段と、を備える。
【0028】よって、点検結果に対応する診療報酬明細
書の内容に対する再審査請求データを診療報酬支払機関
モジュールに返信するので、上記再審査請求を適切に行
うことができ、適正な当該再審査を受けることができる
と共に、当該診療報酬支払機関において診療報酬明細書
の点検・修正の手間を大幅に削減することができる。
書の内容に対する再審査請求データを診療報酬支払機関
モジュールに返信するので、上記再審査請求を適切に行
うことができ、適正な当該再審査を受けることができる
と共に、当該診療報酬支払機関において診療報酬明細書
の点検・修正の手間を大幅に削減することができる。
【0029】上記の課題を解決するために、請求項10
に記載の発明は、請求項9に記載の診療報酬明細書点検
システムにおいて、前記診療報酬支払機関モジュール
は、前記送信されてきた再審査請求データを受信する受
信部等の受信手段と、前記受信された再審査請求データ
を出力するプリンタ等の出力手段と、を備える。
に記載の発明は、請求項9に記載の診療報酬明細書点検
システムにおいて、前記診療報酬支払機関モジュール
は、前記送信されてきた再審査請求データを受信する受
信部等の受信手段と、前記受信された再審査請求データ
を出力するプリンタ等の出力手段と、を備える。
【0030】よって、当該診療報酬支払機関において、
返信された再審査請求データに基づいて適切に再審査請
求を行うことができる。
返信された再審査請求データに基づいて適切に再審査請
求を行うことができる。
【0031】上記の課題を解決するために、請求項11
に記載の発明は、請求項4、5、9又は10のいずれか
一項に記載の診療報酬明細書点検システムにおいて、前
記点検手段は、傷病名と、当該傷病名に適応する医薬品
名との組み合わせである傷病名−医薬品名組み合わせ情
報を一又は複数個記憶する補助記憶装置等の組み合わせ
情報記憶手段と、前記内容データに含まれている、前記
厚生省傷病名コード及び当該厚生省傷病名コードにより
示される傷病に対して投与された前記医薬品名に基づい
て、当該含まれている厚生省傷病名コードと当該含まれ
ている医薬品名との組み合わせが、前記組み合わせ情報
憶手段に記憶されている前記傷病名−医薬品名組み合わ
せ情報のうちいずれかの当該傷病名−医薬品名組み合わ
せ情報に一致しているか否かを判定するCPU等の判定
手段と、前記判定手段における判定が不一致である旨の
判定であったとき、当該不一致である旨の前記点検結果
を出力するプリンタ等の結果出力手段と、を備える。
に記載の発明は、請求項4、5、9又は10のいずれか
一項に記載の診療報酬明細書点検システムにおいて、前
記点検手段は、傷病名と、当該傷病名に適応する医薬品
名との組み合わせである傷病名−医薬品名組み合わせ情
報を一又は複数個記憶する補助記憶装置等の組み合わせ
情報記憶手段と、前記内容データに含まれている、前記
厚生省傷病名コード及び当該厚生省傷病名コードにより
示される傷病に対して投与された前記医薬品名に基づい
て、当該含まれている厚生省傷病名コードと当該含まれ
ている医薬品名との組み合わせが、前記組み合わせ情報
憶手段に記憶されている前記傷病名−医薬品名組み合わ
せ情報のうちいずれかの当該傷病名−医薬品名組み合わ
せ情報に一致しているか否かを判定するCPU等の判定
手段と、前記判定手段における判定が不一致である旨の
判定であったとき、当該不一致である旨の前記点検結果
を出力するプリンタ等の結果出力手段と、を備える。
【0032】よって、送信されてきた内容データに含ま
れている厚生省傷病名コードとそれに対して投与された
医薬品名とが相互に適応していないときその旨が出力さ
れるので、診療報酬明細書における不備な点を迅速に抽
出することができ、当該診療報酬明細書の点検を迅速化
すると共に省力化し、且つ正確性を向上させることがで
きる。
れている厚生省傷病名コードとそれに対して投与された
医薬品名とが相互に適応していないときその旨が出力さ
れるので、診療報酬明細書における不備な点を迅速に抽
出することができ、当該診療報酬明細書の点検を迅速化
すると共に省力化し、且つ正確性を向上させることがで
きる。
【0033】上記の課題を解決するために、請求項12
に記載の発明は、請求項4、5、9又は10のいずれか
一項に記載の診療報酬明細書点検システムにおいて、前
記点検手段は、傷病名と、当該傷病名に適応する診療行
為名との組み合わせである傷病名−診療行為名組み合わ
せ情報を一又は複数個記憶する補助記憶装置等の組み合
わせ情報記憶手段と、前記内容データに含まれている、
前記厚生省傷病名コード及び当該厚生省傷病名コードに
より示される傷病に対して実施された前記診療行為名に
基づいて、当該含まれている厚生省傷病名コードと当該
含まれている診療行為名との組み合わせが、前記組み合
わせ情報記憶手段に記憶されている前記傷病名−診療行
為名組み合わせ情報のうちいずれかの当該傷病名−診療
行為名組み合わせ情報に一致しているか否かを判定する
CPU等の判定手段と、前記判定手段における判定が不
一致である旨の判定であったとき、当該不一致である旨
の前記点検結果を出力するプリンタ等の結果出力手段
と、を備える。
に記載の発明は、請求項4、5、9又は10のいずれか
一項に記載の診療報酬明細書点検システムにおいて、前
記点検手段は、傷病名と、当該傷病名に適応する診療行
為名との組み合わせである傷病名−診療行為名組み合わ
せ情報を一又は複数個記憶する補助記憶装置等の組み合
わせ情報記憶手段と、前記内容データに含まれている、
前記厚生省傷病名コード及び当該厚生省傷病名コードに
より示される傷病に対して実施された前記診療行為名に
基づいて、当該含まれている厚生省傷病名コードと当該
含まれている診療行為名との組み合わせが、前記組み合
わせ情報記憶手段に記憶されている前記傷病名−診療行
為名組み合わせ情報のうちいずれかの当該傷病名−診療
行為名組み合わせ情報に一致しているか否かを判定する
CPU等の判定手段と、前記判定手段における判定が不
一致である旨の判定であったとき、当該不一致である旨
の前記点検結果を出力するプリンタ等の結果出力手段
と、を備える。
【0034】よって、送信されてきた内容データに含ま
れている厚生省傷病名コードとそれに対して実施された
診療行為とが相互に適応していないときその旨が出力さ
れるので、診療報酬明細書における不備な点を迅速に抽
出することができ、当該診療報酬明細書の点検を迅速化
すると共に省力化し、且つ正確性を向上させることがで
きる。
れている厚生省傷病名コードとそれに対して実施された
診療行為とが相互に適応していないときその旨が出力さ
れるので、診療報酬明細書における不備な点を迅速に抽
出することができ、当該診療報酬明細書の点検を迅速化
すると共に省力化し、且つ正確性を向上させることがで
きる。
【0035】上記の課題を解決するために、請求項13
に記載の発明は、医療機関等の診療報酬請求機関内に設
けられると共に請求すべき診療報酬明細書の内容を示す
請求内容データを点検センタモジュールに送信する医療
機関モジュール等の診療報酬請求機関モジュールと、保
険者等の診療報酬支払機関内に設けられると共に再審査
請求のために点検すべき診療報酬明細書の内容を示す点
検内容データを前記点検センタモジュールに送信する保
険者モジュール等の診療報酬支払機関モジュールと、点
検センタ内に設けられると共に前記送信された請求内容
データ及び点検内容データに含まれる各前記診療報酬明
細書の内容を夫々点検し、点検結果を前記診療報酬請求
機関モジュール及び前記診療報酬支払機関モジュールに
夫々返信する前記点検センタモジュールと、を含んで構
成される。
に記載の発明は、医療機関等の診療報酬請求機関内に設
けられると共に請求すべき診療報酬明細書の内容を示す
請求内容データを点検センタモジュールに送信する医療
機関モジュール等の診療報酬請求機関モジュールと、保
険者等の診療報酬支払機関内に設けられると共に再審査
請求のために点検すべき診療報酬明細書の内容を示す点
検内容データを前記点検センタモジュールに送信する保
険者モジュール等の診療報酬支払機関モジュールと、点
検センタ内に設けられると共に前記送信された請求内容
データ及び点検内容データに含まれる各前記診療報酬明
細書の内容を夫々点検し、点検結果を前記診療報酬請求
機関モジュール及び前記診療報酬支払機関モジュールに
夫々返信する前記点検センタモジュールと、を含んで構
成される。
【0036】よって、診療報酬請求機関において、その
作成した診療報酬明細書の適否についての点検結果が得
られるので、診療報酬明細書を審査支払基金に提出する
際に当該点検結果を反映させることができ、適正な診療
報酬明細書を審査支払基金に提出することができると共
に、当該診療報酬請求機関において診療報酬明細書の点
検の手間を大幅に削減することができる。
作成した診療報酬明細書の適否についての点検結果が得
られるので、診療報酬明細書を審査支払基金に提出する
際に当該点検結果を反映させることができ、適正な診療
報酬明細書を審査支払基金に提出することができると共
に、当該診療報酬請求機関において診療報酬明細書の点
検の手間を大幅に削減することができる。
【0037】また、診療報酬支払機関において、審査支
払基金からの支払指令に添付されている診療報酬明細書
の適否についての点検結果が得られるので、診療報酬明
細書の再審査を審査支払基金に請求する際に当該点検結
果を反映させることができ、適正に当該再審査を受ける
ことができると共に、当該診療報酬支払機関において診
療報酬明細書の点検の手間を大幅に削減することができ
る。
払基金からの支払指令に添付されている診療報酬明細書
の適否についての点検結果が得られるので、診療報酬明
細書の再審査を審査支払基金に請求する際に当該点検結
果を反映させることができ、適正に当該再審査を受ける
ことができると共に、当該診療報酬支払機関において診
療報酬明細書の点検の手間を大幅に削減することができ
る。
【0038】上記の課題を解決するために、請求項14
に記載の発明は、医療機関等の診療報酬請求機関内に設
けられると共に請求すべき診療報酬明細書の内容を示す
内容データを点検センタモジュールに送信する医療機関
モジュール等の診療報酬請求機関モジュールと、点検セ
ンタ内に設けられると共に前記送信された内容データに
含まれる診療報酬明細書の内容の適否を点検し、点検結
果を前記診療報酬請求機関モジュールに返信する前記点
検センタモジュールと、を含む診療報酬明細書点検シス
テムにおける前記診療報酬請求機関モジュール内のコン
ピュータを、前記内容データを前記点検センタモジュー
ルに送信するためのデータ送信手段、及び、前記返信さ
れた点検結果を受信するデータ受信手段として機能させ
るための送受信制御プログラムが前記コンピュータにお
いて読み取り可能に記録されている。
に記載の発明は、医療機関等の診療報酬請求機関内に設
けられると共に請求すべき診療報酬明細書の内容を示す
内容データを点検センタモジュールに送信する医療機関
モジュール等の診療報酬請求機関モジュールと、点検セ
ンタ内に設けられると共に前記送信された内容データに
含まれる診療報酬明細書の内容の適否を点検し、点検結
果を前記診療報酬請求機関モジュールに返信する前記点
検センタモジュールと、を含む診療報酬明細書点検シス
テムにおける前記診療報酬請求機関モジュール内のコン
ピュータを、前記内容データを前記点検センタモジュー
ルに送信するためのデータ送信手段、及び、前記返信さ
れた点検結果を受信するデータ受信手段として機能させ
るための送受信制御プログラムが前記コンピュータにお
いて読み取り可能に記録されている。
【0039】よって、診療報酬請求機関において、その
作成した診療報酬明細書の適否についての点検結果が得
られるので、診療報酬明細書を審査支払基金に提出する
際に当該点検結果を反映させることができ、適正な診療
報酬明細書を審査支払基金に提出することができると共
に、当該診療報酬請求機関において診療報酬明細書の点
検の手間を大幅に削減することができる。
作成した診療報酬明細書の適否についての点検結果が得
られるので、診療報酬明細書を審査支払基金に提出する
際に当該点検結果を反映させることができ、適正な診療
報酬明細書を審査支払基金に提出することができると共
に、当該診療報酬請求機関において診療報酬明細書の点
検の手間を大幅に削減することができる。
【0040】上記の課題を解決するために、請求項15
に記載の発明は、保険者等の診療報酬支払機関内に設け
られると共に再審査請求のために点検すべき診療報酬明
細書の内容を示す内容データを点検センタモジュールに
送信する保険者モジュール等の診療報酬支払機関モジュ
ールと、点検センタ内に設けられると共に前記送信され
た内容データに含まれる診療報酬明細書の内容の適否を
点検し、点検結果を前記診療報酬支払機関モジュールに
返信する前記点検センタモジュールと、を含む診療報酬
明細書点検システムにおける前記診療報酬支払機関モジ
ュール内のコンピュータを、前記内容データを前記点検
センタモジュールに送信するためのデータ送信手段、及
び、前記返信された点検結果を受信するデータ受信手段
として機能させるための送受信制御プログラムが前記コ
ンピュータにおいて読み取り可能に記録されている。
に記載の発明は、保険者等の診療報酬支払機関内に設け
られると共に再審査請求のために点検すべき診療報酬明
細書の内容を示す内容データを点検センタモジュールに
送信する保険者モジュール等の診療報酬支払機関モジュ
ールと、点検センタ内に設けられると共に前記送信され
た内容データに含まれる診療報酬明細書の内容の適否を
点検し、点検結果を前記診療報酬支払機関モジュールに
返信する前記点検センタモジュールと、を含む診療報酬
明細書点検システムにおける前記診療報酬支払機関モジ
ュール内のコンピュータを、前記内容データを前記点検
センタモジュールに送信するためのデータ送信手段、及
び、前記返信された点検結果を受信するデータ受信手段
として機能させるための送受信制御プログラムが前記コ
ンピュータにおいて読み取り可能に記録されている。
【0041】よって、診療報酬支払機関において、審査
支払基金からの支払指令に添付されている診療報酬明細
書の適否についての点検結果が得られるので、診療報酬
明細書の再審査を審査支払基金に請求する際に当該点検
結果を反映させることができ、適正な診療報酬明細書に
基づいて当該再審査を受けることができると共に、当該
診療報酬支払機関において診療報酬明細書の点検の手間
を大幅に削減することができる。
支払基金からの支払指令に添付されている診療報酬明細
書の適否についての点検結果が得られるので、診療報酬
明細書の再審査を審査支払基金に請求する際に当該点検
結果を反映させることができ、適正な診療報酬明細書に
基づいて当該再審査を受けることができると共に、当該
診療報酬支払機関において診療報酬明細書の点検の手間
を大幅に削減することができる。
【0042】上記の課題を解決するために、請求項16
に記載の発明は、請求項14又は15に記載の情報記録
媒体において、前記データ送信手段として機能する前記
コンピュータを、前記診療報酬明細書に記載されるべき
傷病名を示す厚生省規定の厚生省傷病名コードに対応し
ない傷病名である非対応傷病名が当該診療報酬明細書に
記載されているとき、当該非対応傷病名を前記厚生省傷
病名コードに変換する変換手段、及び、前記変換された
厚生省傷病名コードを含む前記内容データを前記点検セ
ンタモジュールに送信する前記データ送信手段、として
機能させるための前記送受信制御プログラムが前記コン
ピュータにおいて読み取り可能に記録されている。
に記載の発明は、請求項14又は15に記載の情報記録
媒体において、前記データ送信手段として機能する前記
コンピュータを、前記診療報酬明細書に記載されるべき
傷病名を示す厚生省規定の厚生省傷病名コードに対応し
ない傷病名である非対応傷病名が当該診療報酬明細書に
記載されているとき、当該非対応傷病名を前記厚生省傷
病名コードに変換する変換手段、及び、前記変換された
厚生省傷病名コードを含む前記内容データを前記点検セ
ンタモジュールに送信する前記データ送信手段、として
機能させるための前記送受信制御プログラムが前記コン
ピュータにおいて読み取り可能に記録されている。
【0043】よって、診療報酬明細書内に厚生省傷病名
コードに対応しない傷病名が含まれている場合であって
も、同じ傷病に対して使用される使用傷病名の各診療報
酬請求機関間における違いを補足しつつ点検センタにお
ける内容の適否の点検に供させることができる。
コードに対応しない傷病名が含まれている場合であって
も、同じ傷病に対して使用される使用傷病名の各診療報
酬請求機関間における違いを補足しつつ点検センタにお
ける内容の適否の点検に供させることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
について、図面に基づいて説明する。
【0045】なお、以下に説明する実施の形態は、審査
支払基金に提出して審査を受ける前の診療報酬明細書
(以下、単にレセプトと称する。)の内容の適否を点検
すると共に、審査支払基金に対して再審査請求する前の
レセプトの内容の適否を点検するためのレセプト点検シ
ステムに対して本発明を適用した場合の実施の形態であ
る。
支払基金に提出して審査を受ける前の診療報酬明細書
(以下、単にレセプトと称する。)の内容の適否を点検
すると共に、審査支払基金に対して再審査請求する前の
レセプトの内容の適否を点検するためのレセプト点検シ
ステムに対して本発明を適用した場合の実施の形態であ
る。
【0046】(I)レセプト点検システムの全体構成の
実施形態 先ず、本発明に係るレセプト点検システムの全体構成に
ついて、図1を用いて説明する。なお、図1は当該全体
構成を示すブロック図である。
実施形態 先ず、本発明に係るレセプト点検システムの全体構成に
ついて、図1を用いて説明する。なお、図1は当該全体
構成を示すブロック図である。
【0047】図1に示すように、本発明に係るレセプト
点検システムRCは、作成したレセプトを審査支払基金
に提出して審査を受ける医療機関であって、当該提出前
のレセプトの内容を含むレセプトデータDRを電話回線
又は専用有線回線等を介して点検センタCCに送信する
診療報酬請求機関としての医療機関Mと、審査支払基金
からレセプトが添付された支払指令が為されたとき、当
該添付されているレセプトについて再審査の請求を行う
ことがある診療報酬支払機関(以下、単に保険者と称す
る。)であって、当該再審査請求前のレセプトの内容を
含むレセプトデータDRを電話回線又は専用有線回線等
を介して点検センタCCに送信する保険者Iと、当該医
療機関Mから送信されたレセプトデータDRを受信し、
これを点検してその点検結果及び当該点検結果に基づく
改善指導データを含む点検済データCDを電話回線又は
専用有線回線等を介して当該医療機関Mに返信すると共
に、当該保険者Iから送信されたレセプトデータDRを
受信し、これを点検してその点検結果及び当該点検結果
に基づく改善指導データを含む点検済データCDを電話
回線又は専用有線回線等を介して当該保険者Iに返信す
る上記点検センタCCと、により構成されている。
点検システムRCは、作成したレセプトを審査支払基金
に提出して審査を受ける医療機関であって、当該提出前
のレセプトの内容を含むレセプトデータDRを電話回線
又は専用有線回線等を介して点検センタCCに送信する
診療報酬請求機関としての医療機関Mと、審査支払基金
からレセプトが添付された支払指令が為されたとき、当
該添付されているレセプトについて再審査の請求を行う
ことがある診療報酬支払機関(以下、単に保険者と称す
る。)であって、当該再審査請求前のレセプトの内容を
含むレセプトデータDRを電話回線又は専用有線回線等
を介して点検センタCCに送信する保険者Iと、当該医
療機関Mから送信されたレセプトデータDRを受信し、
これを点検してその点検結果及び当該点検結果に基づく
改善指導データを含む点検済データCDを電話回線又は
専用有線回線等を介して当該医療機関Mに返信すると共
に、当該保険者Iから送信されたレセプトデータDRを
受信し、これを点検してその点検結果及び当該点検結果
に基づく改善指導データを含む点検済データCDを電話
回線又は専用有線回線等を介して当該保険者Iに返信す
る上記点検センタCCと、により構成されている。
【0048】このとき、点検センタCCは、後述する点
検手段としてのレセプト点検装置を主として用いること
により、医療機関M又は保険者Iから送信されてきたレ
セプトデータDRの内容の適否を点検する。より具体的
には、当該レセプトデータDRにより示される、傷病名
と当該傷病に対して投与された医薬品名との組み合わせ
及び傷病名と当該傷病に対して実施された診療行為名と
の組み合わせが厚生省により規定されている夫々の組み
合わせ(当該厚生省により規定されている夫々の組み合
わせと通常同等と見なされる傷病名と当該医薬品名との
他の組み合わせ、及び傷病名と当該診療行為名との他の
組み合わせを含む。以下、同じ。)と合致しているか否
かを点検する。その後、当該点検結果及び当該点検結果
に基づくレセプトの改善指導データを含む点検済データ
CDを医療機関M又は保険者Iに返信する。
検手段としてのレセプト点検装置を主として用いること
により、医療機関M又は保険者Iから送信されてきたレ
セプトデータDRの内容の適否を点検する。より具体的
には、当該レセプトデータDRにより示される、傷病名
と当該傷病に対して投与された医薬品名との組み合わせ
及び傷病名と当該傷病に対して実施された診療行為名と
の組み合わせが厚生省により規定されている夫々の組み
合わせ(当該厚生省により規定されている夫々の組み合
わせと通常同等と見なされる傷病名と当該医薬品名との
他の組み合わせ、及び傷病名と当該診療行為名との他の
組み合わせを含む。以下、同じ。)と合致しているか否
かを点検する。その後、当該点検結果及び当該点検結果
に基づくレセプトの改善指導データを含む点検済データ
CDを医療機関M又は保険者Iに返信する。
【0049】そして、当該点検済データCDを受信した
医療機関Mは、当該点検済データCDに含まれている点
検結果及び上記改善指導データを当該医療機関Mが審査
支払基金に提出しようとしているレセプトの修正に反映
し、適切な内容となった当該レセプトを審査支払基金に
提出する。
医療機関Mは、当該点検済データCDに含まれている点
検結果及び上記改善指導データを当該医療機関Mが審査
支払基金に提出しようとしているレセプトの修正に反映
し、適切な内容となった当該レセプトを審査支払基金に
提出する。
【0050】一方、当該点検済データCDを受信した保
険者Iは、当該点検済データCDに含まれている点検結
果及び上記改善指導データを当該保険者Iが審査支払基
金に対して行おうとしている再審査請求に反映し、適切
に当該再審査請求を行う。
険者Iは、当該点検済データCDに含まれている点検結
果及び上記改善指導データを当該保険者Iが審査支払基
金に対して行おうとしている再審査請求に反映し、適切
に当該再審査請求を行う。
【0051】次に、上記医療機関Mの構成について、図
2を用いて説明する。なお、図2は医療機関Mのうち本
発明に係る部分の構成を示すブロック図である。
2を用いて説明する。なお、図2は医療機関Mのうち本
発明に係る部分の構成を示すブロック図である。
【0052】図2に示すように、医療機関Mは、医療事
務コンピュータ40及び41と、診療報酬請求機関モジ
ュールとしての医療機関モジュールMMと、出力手段と
してのプリンタ44と、により構成されている。このと
き、医療事務コンピュータ40は厚生省が推奨している
いわゆるレセプト電算処理システムに対応していない
(すなわち、当該医療事務コンピュータ40に入力され
る傷病名がレセプト電算処理システムの下で用いられる
傷病名である厚生省傷病名コードに合致していない)医
療事務コンピュータであり、一方、医療事務コンピュー
タ41はレセプト電算処理システムに対応した(すなわ
ち、当該医療事務コンピュータ41に入力される傷病名
が当該厚生省傷病名コードに合致している)医療事務コ
ンピュータである。
務コンピュータ40及び41と、診療報酬請求機関モジ
ュールとしての医療機関モジュールMMと、出力手段と
してのプリンタ44と、により構成されている。このと
き、医療事務コンピュータ40は厚生省が推奨している
いわゆるレセプト電算処理システムに対応していない
(すなわち、当該医療事務コンピュータ40に入力され
る傷病名がレセプト電算処理システムの下で用いられる
傷病名である厚生省傷病名コードに合致していない)医
療事務コンピュータであり、一方、医療事務コンピュー
タ41はレセプト電算処理システムに対応した(すなわ
ち、当該医療事務コンピュータ41に入力される傷病名
が当該厚生省傷病名コードに合致している)医療事務コ
ンピュータである。
【0053】また、医療機関モジュールMMは、変換手
段及びコード変換手段としてのコード変換部42と、送
信手段としての送信部43a及び受信手段としての受信
部43bを含む専用端末43と、により構成されてい
る。
段及びコード変換手段としてのコード変換部42と、送
信手段としての送信部43a及び受信手段としての受信
部43bを含む専用端末43と、により構成されてい
る。
【0054】次に、動作を説明する。
【0055】先ず、医療事務コンピュータ40は、レセ
プト電算処理システムに対応していない傷病名並びに当
該傷病に対して投与された医薬品及び実施された診療行
為が記載されているレセプトをディジタル化し、非対応
レセプトデータMDとしてコード変換部42へ出力す
る。
プト電算処理システムに対応していない傷病名並びに当
該傷病に対して投与された医薬品及び実施された診療行
為が記載されているレセプトをディジタル化し、非対応
レセプトデータMDとしてコード変換部42へ出力す
る。
【0056】このとき、当該レセプトとは、具体的に
は、例えば図3に示すレセプトRの如く、一の患者毎及
び日時毎に、対応する傷病名、投与された医薬品及び実
施された診療行為等が記載されているものであり、各医
療機関Mにおいて作成されるものである。そして、医療
事務コンピュータ40において取り扱われるレセプト
は、当該記載のうちの傷病名がレセプト電算処理システ
ムにおける厚生省傷病名コードに合致していないもので
あり、更に非対応レセプトデータMDには、当該レセプ
トに記載されている各項目(患者名、処置内容又は検査
内容等の項目)及びその項目の内容(投与薬品名、投与
量等)をレセプト電算処理システム非対応のコードを用
いてコード化したものが含まれている。
は、例えば図3に示すレセプトRの如く、一の患者毎及
び日時毎に、対応する傷病名、投与された医薬品及び実
施された診療行為等が記載されているものであり、各医
療機関Mにおいて作成されるものである。そして、医療
事務コンピュータ40において取り扱われるレセプト
は、当該記載のうちの傷病名がレセプト電算処理システ
ムにおける厚生省傷病名コードに合致していないもので
あり、更に非対応レセプトデータMDには、当該レセプ
トに記載されている各項目(患者名、処置内容又は検査
内容等の項目)及びその項目の内容(投与薬品名、投与
量等)をレセプト電算処理システム非対応のコードを用
いてコード化したものが含まれている。
【0057】次に、コード変換部42は、定期的(例え
ば、一月に一回)に更新される後述するコード変換テー
ブルを用いて、非対応レセプトデータMDに含まれてい
るレセプトの内容(特にその傷病名)を上記厚生省傷病
名コードを含む内容に変換し、レセプト電算処理システ
ムに対応した様式の上記レセプトデータDRを生成して
送信部43aに出力する。
ば、一月に一回)に更新される後述するコード変換テー
ブルを用いて、非対応レセプトデータMDに含まれてい
るレセプトの内容(特にその傷病名)を上記厚生省傷病
名コードを含む内容に変換し、レセプト電算処理システ
ムに対応した様式の上記レセプトデータDRを生成して
送信部43aに出力する。
【0058】一方、医療事務コンピュータ41は、レセ
プト電算処理システムに対応している傷病名(すなわ
ち、上記厚生省傷病名コードを用いて記述されている傷
病名)並びに当該傷病に対して投与された医薬品及び実
施された診療行為が記載されているレセプトをディジタ
ル化し、レセプト電算処理システムに対応した様式の上
記レセプトデータDRとして送信部43aへ出力する。
プト電算処理システムに対応している傷病名(すなわ
ち、上記厚生省傷病名コードを用いて記述されている傷
病名)並びに当該傷病に対して投与された医薬品及び実
施された診療行為が記載されているレセプトをディジタ
ル化し、レセプト電算処理システムに対応した様式の上
記レセプトデータDRとして送信部43aへ出力する。
【0059】これらにより、送信部43aは、コード変
換部42又は医療事務コンピュータ41から出力されて
きたレセプトデータDRを、電話回線又は専用有線回線
等を介して上記点検センタCCに送信し、当該点検セン
タCCにおける内容点検に供させる。
換部42又は医療事務コンピュータ41から出力されて
きたレセプトデータDRを、電話回線又は専用有線回線
等を介して上記点検センタCCに送信し、当該点検セン
タCCにおける内容点検に供させる。
【0060】他方、受信部43bは、点検センタCCか
ら送信されてきた点検済データCDを受信し、印刷デー
タPOとしてプリンタ44へ出力する。
ら送信されてきた点検済データCDを受信し、印刷デー
タPOとしてプリンタ44へ出力する。
【0061】そして、プリンタ44は、点検済データC
Dに含まれている上記点検結果としての警告リストWL
及び上記改善指導データとしての指導リストGLを印刷
出力する。
Dに含まれている上記点検結果としての警告リストWL
及び上記改善指導データとしての指導リストGLを印刷
出力する。
【0062】ここで、警告リストWLとは、各医療機関
M毎にその取り扱ったレセプトにおける傷病名と当該傷
病に対して投与された医薬品名との組み合わせ及び傷病
名と当該傷病に対して実施された診療行為名との組み合
わせが厚生省により規定されている夫々の組み合わせと
整合していないものをリストアップしたものであり、具
体的には、例えば図4に示すようにその医療機関Mが取
り扱った患者毎に当該整合してない内容等が記載されて
いるものである。
M毎にその取り扱ったレセプトにおける傷病名と当該傷
病に対して投与された医薬品名との組み合わせ及び傷病
名と当該傷病に対して実施された診療行為名との組み合
わせが厚生省により規定されている夫々の組み合わせと
整合していないものをリストアップしたものであり、具
体的には、例えば図4に示すようにその医療機関Mが取
り扱った患者毎に当該整合してない内容等が記載されて
いるものである。
【0063】また、指導リストGLとは、上記警告リス
トWLに記載された警告と、その警告が発生した理由
(より具体的には、当該警告(不整合)の具体的内容)
を含むレセプトの内容の改善指導コメントと、が夫々の
医療機関M毎の更に患者毎に記載されているものであ
り、具体的には、例えば図5に示すようにその医療機関
Mが取り扱った患者毎に当該警告内容及び改善指導コメ
ント等が記載されているものである。
トWLに記載された警告と、その警告が発生した理由
(より具体的には、当該警告(不整合)の具体的内容)
を含むレセプトの内容の改善指導コメントと、が夫々の
医療機関M毎の更に患者毎に記載されているものであ
り、具体的には、例えば図5に示すようにその医療機関
Mが取り扱った患者毎に当該警告内容及び改善指導コメ
ント等が記載されているものである。
【0064】この後、警告リストWL及び指導リストG
Lを取得した医療機関Mの担当者は、上述したように夫
々の内容を検討して当該医療機関Mが審査支払基金に提
出しようとしているレセプトの修正に反映し、適切な内
容となった当該レセプトを審査支払基金に提出すること
となる。
Lを取得した医療機関Mの担当者は、上述したように夫
々の内容を検討して当該医療機関Mが審査支払基金に提
出しようとしているレセプトの修正に反映し、適切な内
容となった当該レセプトを審査支払基金に提出すること
となる。
【0065】次に、上記保険者Iの構成について、図6
を用いて説明する。なお、図6は保険者Iのうち本発明
に係る部分の構成を示すブロック図である。
を用いて説明する。なお、図6は保険者Iのうち本発明
に係る部分の構成を示すブロック図である。
【0066】図6に示すように、保険者Iは、処理コン
ピュータ50と、診療報酬支払機関モジュールとしての
保険者モジュールIMと、出力手段としてのプリンタ5
4と、により構成されている。
ピュータ50と、診療報酬支払機関モジュールとしての
保険者モジュールIMと、出力手段としてのプリンタ5
4と、により構成されている。
【0067】また、保険者モジュールIMは、変換手段
及びコード変換手段としてのコード変換部52と、送信
手段としての送信部53a及び受信手段としての受信部
53bを含む専用端末53と、により構成されている。
及びコード変換手段としてのコード変換部52と、送信
手段としての送信部53a及び受信手段としての受信部
53bを含む専用端末53と、により構成されている。
【0068】次に、動作を説明する。
【0069】先ず、処理コンピュータ50は、レセプト
電算処理システムに対応していない傷病名並びに当該傷
病に対して投与された医薬品及び実施された診療行為が
記載されているレセプト(いわゆる紙レセプト)が審査
支払基金からの支払指令に添付されていたときに当該レ
セプトに記載されている内容をディジタル化し、非対応
レセプトデータMDとしてコード変換部52へ出力す
る。
電算処理システムに対応していない傷病名並びに当該傷
病に対して投与された医薬品及び実施された診療行為が
記載されているレセプト(いわゆる紙レセプト)が審査
支払基金からの支払指令に添付されていたときに当該レ
セプトに記載されている内容をディジタル化し、非対応
レセプトデータMDとしてコード変換部52へ出力す
る。
【0070】このとき、処理コンピュータ50において
取り扱われるレセプトは、医療機関Mにおける医療事務
コンピュータ40において取り扱われるレセプトと同様
に、その記載のうちの傷病名がレセプト電算処理システ
ムにおける厚生省傷病名コードに合致していないもので
あり、更に非対応レセプトデータMDには、当該レセプ
トに記載されている各項目及びその項目の内容をレセプ
ト電算処理システム非対応のコードを用いてコード化し
たものが含まれている。
取り扱われるレセプトは、医療機関Mにおける医療事務
コンピュータ40において取り扱われるレセプトと同様
に、その記載のうちの傷病名がレセプト電算処理システ
ムにおける厚生省傷病名コードに合致していないもので
あり、更に非対応レセプトデータMDには、当該レセプ
トに記載されている各項目及びその項目の内容をレセプ
ト電算処理システム非対応のコードを用いてコード化し
たものが含まれている。
【0071】次に、コード変換部52は、上記コード変
換部42と同様に、定期的に更新される後述するコード
変換テーブルを用いて、非対応レセプトデータMDに含
まれているレセプトの内容(特にその傷病名)を上記厚
生省傷病名コードを含む内容に変換し、レセプト電算処
理システムに対応した様式の上記レセプトデータDRを
生成して送信部53aに出力する。
換部42と同様に、定期的に更新される後述するコード
変換テーブルを用いて、非対応レセプトデータMDに含
まれているレセプトの内容(特にその傷病名)を上記厚
生省傷病名コードを含む内容に変換し、レセプト電算処
理システムに対応した様式の上記レセプトデータDRを
生成して送信部53aに出力する。
【0072】一方、レセプト電算処理システムに対応し
た傷病名並びに当該傷病に対して投与された医薬品及び
実施された診療行為が記載されているレセプトをディジ
タル化したデータが審査支払基金処理データ51として
審査支払基金からの支払指令に添付されていた場合に
は、当該審査支払基金処理データ51はレセプト電算処
理システムに対応していることとなるので、当該審査支
払基金処理データ51はそのまま上記レセプトデータD
Rとして送信部53aへ出力される。
た傷病名並びに当該傷病に対して投与された医薬品及び
実施された診療行為が記載されているレセプトをディジ
タル化したデータが審査支払基金処理データ51として
審査支払基金からの支払指令に添付されていた場合に
は、当該審査支払基金処理データ51はレセプト電算処
理システムに対応していることとなるので、当該審査支
払基金処理データ51はそのまま上記レセプトデータD
Rとして送信部53aへ出力される。
【0073】これらにより、送信部53aは、コード変
換部52から出力されたか又は審査支払基金処理データ
51としてのレセプトデータDRを、電話回線又は専用
有線回線等を介して上記点検センタCCに送信し、当該
点検センタCCにおける内容点検に供させる。
換部52から出力されたか又は審査支払基金処理データ
51としてのレセプトデータDRを、電話回線又は専用
有線回線等を介して上記点検センタCCに送信し、当該
点検センタCCにおける内容点検に供させる。
【0074】他方、受信部53bは、点検センタCCか
ら送信されてきた点検済データCDを受信し、印刷デー
タPOとしてプリンタ54へ出力する。
ら送信されてきた点検済データCDを受信し、印刷デー
タPOとしてプリンタ54へ出力する。
【0075】そして、プリンタ54は、点検済データC
Dに含まれている上記点検結果としての疑義リストDL
及び上記改善指導データを含む再審査請求リストRLを
印刷出力する。
Dに含まれている上記点検結果としての疑義リストDL
及び上記改善指導データを含む再審査請求リストRLを
印刷出力する。
【0076】ここで、疑義リストWLとは、具体的には
図4に示す上記警告リストWLと同様の内容を含むもの
であり、各保険者I毎に審査支払基金からの支払指令に
添付されてきたレセプトにおける傷病名と当該傷病に対
して投与された医薬品名との組み合わせ及び傷病名と当
該傷病に対して実施された診療行為名との組み合わせが
厚生省により規定されている夫々の組み合わせと整合し
ていないものをリストアップしたものである。
図4に示す上記警告リストWLと同様の内容を含むもの
であり、各保険者I毎に審査支払基金からの支払指令に
添付されてきたレセプトにおける傷病名と当該傷病に対
して投与された医薬品名との組み合わせ及び傷病名と当
該傷病に対して実施された診療行為名との組み合わせが
厚生省により規定されている夫々の組み合わせと整合し
ていないものをリストアップしたものである。
【0077】また、再審査請求リストRLとは、具体的
には図5に示す指導リストGLの一部を含むものであ
り、上記疑義リストDLに記載された再審査の必要があ
ると認められる不整合項目と、その不整合項目が不整合
たる理由と、が夫々の保険者I毎の更に患者毎に記載さ
れているものである。
には図5に示す指導リストGLの一部を含むものであ
り、上記疑義リストDLに記載された再審査の必要があ
ると認められる不整合項目と、その不整合項目が不整合
たる理由と、が夫々の保険者I毎の更に患者毎に記載さ
れているものである。
【0078】この後、疑義リストDL及び再審査請求リ
ストRLを取得した保険者Iの担当者は、上述したよう
に夫々の内容を検討して当該保険者Iが審査支払基金に
対して行う再審査請求に反映し、当該レセプトを添付し
て当該再審査請求を行うこととなる。
ストRLを取得した保険者Iの担当者は、上述したよう
に夫々の内容を検討して当該保険者Iが審査支払基金に
対して行う再審査請求に反映し、当該レセプトを添付し
て当該再審査請求を行うこととなる。
【0079】次に、上記点検センタCCの構成につい
て、図7を用いて説明する。なお、図7は点検センタC
Cの構成を示すブロック図である。
て、図7を用いて説明する。なお、図7は点検センタC
Cの構成を示すブロック図である。
【0080】図7に示すように、点検センタCCは、レ
セプト点検装置Sと、指導項目入力部60と、返信手段
としての指導結果送信部61と、コード変換テーブル作
成部62と、により構成されている。このとき、レセプ
ト点検装置S、指導項目入力部60及び指導結果送信部
61により点検センタモジュールを構成している。
セプト点検装置Sと、指導項目入力部60と、返信手段
としての指導結果送信部61と、コード変換テーブル作
成部62と、により構成されている。このとき、レセプ
ト点検装置S、指導項目入力部60及び指導結果送信部
61により点検センタモジュールを構成している。
【0081】次に、動作及びそれに伴う処理を説明す
る。
る。
【0082】先ず、レセプト点検装置Sは、医療機関M
又は保険者Iから送信されてくるレセプトデータDRを
受信し、当該レセプトデータDRに含まれているレセプ
トの内容の適否を点検し、後述するプリンタ4を用い
て、その点検結果を図4に例示した上記警告リストWL
及び後述する仮レセプトTRとして印刷出力する。
又は保険者Iから送信されてくるレセプトデータDRを
受信し、当該レセプトデータDRに含まれているレセプ
トの内容の適否を点検し、後述するプリンタ4を用い
て、その点検結果を図4に例示した上記警告リストWL
及び後述する仮レセプトTRとして印刷出力する。
【0083】このとき、当該レセプト点検装置Sは後述
する構成を有するものであり、具体的には、点検センタ
CCの中心的機能として、レセプトデータDRにより示
される、傷病名と当該傷病に対して投与された医薬品名
との組み合わせ及び傷病名と当該傷病に対して実施され
た後述する診療行為名との組み合わせが厚生省により規
定されている夫々の組み合わせと合致しているか否かを
点検する。
する構成を有するものであり、具体的には、点検センタ
CCの中心的機能として、レセプトデータDRにより示
される、傷病名と当該傷病に対して投与された医薬品名
との組み合わせ及び傷病名と当該傷病に対して実施され
た後述する診療行為名との組み合わせが厚生省により規
定されている夫々の組み合わせと合致しているか否かを
点検する。
【0084】また、上記仮レセプトTRとは、後述する
改善指導コメントを記入するために印刷出力されるもの
であり、具体的には、図8に示すように各医療機関M又
は保険者I毎に更に患者毎に傷病名及び診療内容を一覧
表化したものである。なお、図8に例示した内容は、上
記図4に例示した内容の一部に整合している。
改善指導コメントを記入するために印刷出力されるもの
であり、具体的には、図8に示すように各医療機関M又
は保険者I毎に更に患者毎に傷病名及び診療内容を一覧
表化したものである。なお、図8に例示した内容は、上
記図4に例示した内容の一部に整合している。
【0085】次に、上記警告リストWL及び仮レセプト
TRに基づいて、レセプト点検についての有識者が、医
療機関Mが存在する地域毎にある傷病名の解釈の相違又
はその傾向等を参酌しつつ警告リストWLとして挙げら
れた不整合の内容を改善するための改善指導コメントを
仮レセプトTR上の空欄内に記入し、更にその内応を指
導項目入力部60を用いて当該指導項目入力部60内の
図示しないデータベースに入力・蓄積する。
TRに基づいて、レセプト点検についての有識者が、医
療機関Mが存在する地域毎にある傷病名の解釈の相違又
はその傾向等を参酌しつつ警告リストWLとして挙げら
れた不整合の内容を改善するための改善指導コメントを
仮レセプトTR上の空欄内に記入し、更にその内応を指
導項目入力部60を用いて当該指導項目入力部60内の
図示しないデータベースに入力・蓄積する。
【0086】そして、予め設定された期間(例えば、一
ヶ月間)だけ上記改善指導コメントの蓄積が行われる
と、当該蓄積されている改善指導コメントの内容を入力
データINとして指導結果送信部61に出力する。
ヶ月間)だけ上記改善指導コメントの蓄積が行われる
と、当該蓄積されている改善指導コメントの内容を入力
データINとして指導結果送信部61に出力する。
【0087】その後、指導結果送信部61は、当該入力
データINに基づいて、上記指導リストGL又は再審査
請求リストRLとして出力すべき改善指導データと上記
警告リストWL又は疑義リストDLに対応する点検結果
とを含む上記点検済データCDを生成し、夫々レセプト
データDRを送信してきた医療機関M又は保険者Iに送
信する。
データINに基づいて、上記指導リストGL又は再審査
請求リストRLとして出力すべき改善指導データと上記
警告リストWL又は疑義リストDLに対応する点検結果
とを含む上記点検済データCDを生成し、夫々レセプト
データDRを送信してきた医療機関M又は保険者Iに送
信する。
【0088】これらに加えて、点検センタCCは、各医
療機関M又は保険者I内に含まれている上記コード変換
部42又は52におけるコード変換処理に供される上記
コード変換テーブルを更新する処理を、各医療機関M又
は保険者I毎に定期的(例えば、一月に一回)に実行す
る。
療機関M又は保険者I内に含まれている上記コード変換
部42又は52におけるコード変換処理に供される上記
コード変換テーブルを更新する処理を、各医療機関M又
は保険者I毎に定期的(例えば、一月に一回)に実行す
る。
【0089】次に、当該更新処理について、図9及び図
10を用いて説明する。なお、図9は医療機関M又は保
険者Iにおける当該更新のための処理とコード変換テー
ブル作成部62において実行される当該更新のための処
理とを纏めて示すフローチャートであり、図10はその
細部を示すフローチャートである。
10を用いて説明する。なお、図9は医療機関M又は保
険者Iにおける当該更新のための処理とコード変換テー
ブル作成部62において実行される当該更新のための処
理とを纏めて示すフローチャートであり、図10はその
細部を示すフローチャートである。
【0090】図9に示すように、コード変換テーブル更
新処理においては、先ず、医療事務コンピュータ40内
又は処理コンピュータ50内に格納されている傷病名マ
スタを当該医療事務コンピュータ40又は処理コンピュ
ータ50から抽出し(ステップS20)、傷病名データ
SDとして送信部43a又は53aを用いて電話回線又
は専用有線回線等を介して点検センタCC内のコード変
換テーブル作成部62へ送信する(ステップS21)。
新処理においては、先ず、医療事務コンピュータ40内
又は処理コンピュータ50内に格納されている傷病名マ
スタを当該医療事務コンピュータ40又は処理コンピュ
ータ50から抽出し(ステップS20)、傷病名データ
SDとして送信部43a又は53aを用いて電話回線又
は専用有線回線等を介して点検センタCC内のコード変
換テーブル作成部62へ送信する(ステップS21)。
【0091】ここで、当該傷病名マスタとは、医療事務
コンピュータ40又は処理コンピュータ50において入
力される可能性のある傷病名(すなわち、当該医療事務
コンピュータ40又は処理コンピュータ50が設置され
ている医療機関M又は保険者Iにおいて通常用いられて
いるレセプト電算処理システム非対応の傷病名)が蓄積
記憶されているデータベースであり、コード変換部42
又は52においては、当該傷病名マスタに蓄積されてい
る傷病名をコード変換テーブル作成部62において作成
されたコード変換テーブルを用いて厚生省傷病名コード
に変換し、レセプトデータDRを生成することとなる。
コンピュータ40又は処理コンピュータ50において入
力される可能性のある傷病名(すなわち、当該医療事務
コンピュータ40又は処理コンピュータ50が設置され
ている医療機関M又は保険者Iにおいて通常用いられて
いるレセプト電算処理システム非対応の傷病名)が蓄積
記憶されているデータベースであり、コード変換部42
又は52においては、当該傷病名マスタに蓄積されてい
る傷病名をコード変換テーブル作成部62において作成
されたコード変換テーブルを用いて厚生省傷病名コード
に変換し、レセプトデータDRを生成することとなる。
【0092】次に、コード変換テーブル作成部62にお
いて、入力された傷病名データSDに含まれている傷病
名と厚生省傷病名コードの対応づけを示す上記コード変
換テーブルを作成し(ステップS22)、次に当該作成
されたコード変換テーブルを電話回線又は専用有線回線
等を介してテーブルデータTDとして医療機関M又は保
険者I内の受信部43b又は53bに返信する(ステッ
プS23)。
いて、入力された傷病名データSDに含まれている傷病
名と厚生省傷病名コードの対応づけを示す上記コード変
換テーブルを作成し(ステップS22)、次に当該作成
されたコード変換テーブルを電話回線又は専用有線回線
等を介してテーブルデータTDとして医療機関M又は保
険者I内の受信部43b又は53bに返信する(ステッ
プS23)。
【0093】そして、当該医療機関M又は保険者Iにお
いて、受信したテーブルデータTDに含まれているコー
ド変換テーブルを夫々のコード変換部42又は52に格
納し(ステップS24)、それ以後の上述したコード変
換処理に用いる。
いて、受信したテーブルデータTDに含まれているコー
ド変換テーブルを夫々のコード変換部42又は52に格
納し(ステップS24)、それ以後の上述したコード変
換処理に用いる。
【0094】次に、コード変換テーブル作成部62にお
いて実行される上記コード変換テーブル作成処理(ステ
ップS22)の細部について、図10を用いて説明す
る。
いて実行される上記コード変換テーブル作成処理(ステ
ップS22)の細部について、図10を用いて説明す
る。
【0095】図10に示すように、当該コード変換テー
ブル作成処理においては、先ず、傷病名データSDに含
まれている傷病名(以下、単に独自傷病名と称する。)
と厚生省傷病名コードとを夫々に含まれている全文字に
ついて比較し(ステップS25)、不一致となる独自傷
病名があるか否かが判定される(ステップS26)。
ブル作成処理においては、先ず、傷病名データSDに含
まれている傷病名(以下、単に独自傷病名と称する。)
と厚生省傷病名コードとを夫々に含まれている全文字に
ついて比較し(ステップS25)、不一致となる独自傷
病名があるか否かが判定される(ステップS26)。
【0096】そして、不一致となる独自傷病名がないと
きは(ステップS26;N)、当該独自傷病名と厚生省
傷病名コードとを対応づけるコード変換テーブルを作成
し(ステップS34)、上記ステップS23へ移行す
る。
きは(ステップS26;N)、当該独自傷病名と厚生省
傷病名コードとを対応づけるコード変換テーブルを作成
し(ステップS34)、上記ステップS23へ移行す
る。
【0097】一方、独自傷病名の中に厚生省傷病名コー
ドに一致しないものがあるときは(ステップS26;
Y。通常、レセプト電算処理システム非対応の傷病名に
ついては、ステップS26の判定は「Y」となる。)、
次に、当該独自傷病名に含まれている特定文字列(より
具体的には、「慢性」又は「糖尿」等の、纏まってある
一つの意味を成す文字列)について比較し(ステップS
27)、両者の関連付けを実行すると共に相互に類似し
ている傷病名のリストを印刷出力する。そして、当該リ
ストを上記有識者が比較し、一致していると判定できる
ものについて当該判定できる独自傷病名と厚生省傷病名
コードとを対応づけるコード変換テーブルを作成する
(ステップS28)。
ドに一致しないものがあるときは(ステップS26;
Y。通常、レセプト電算処理システム非対応の傷病名に
ついては、ステップS26の判定は「Y」となる。)、
次に、当該独自傷病名に含まれている特定文字列(より
具体的には、「慢性」又は「糖尿」等の、纏まってある
一つの意味を成す文字列)について比較し(ステップS
27)、両者の関連付けを実行すると共に相互に類似し
ている傷病名のリストを印刷出力する。そして、当該リ
ストを上記有識者が比較し、一致していると判定できる
ものについて当該判定できる独自傷病名と厚生省傷病名
コードとを対応づけるコード変換テーブルを作成する
(ステップS28)。
【0098】次に、ステップS28における比較処理に
おいて一致しないと判定された独自傷病名があるか否か
が判定される(ステップS29)。
おいて一致しないと判定された独自傷病名があるか否か
が判定される(ステップS29)。
【0099】そして、不一致となる独自傷病名がないと
きは(ステップS29;N)、ステップS28において
作成したコード変換テーブルにより上記ステップS23
へ移行する。
きは(ステップS29;N)、ステップS28において
作成したコード変換テーブルにより上記ステップS23
へ移行する。
【0100】他方、ステップS28における比較処理に
おいて独自傷病名の中に厚生省傷病名コードに一致しな
いものがあるときは(ステップS29;Y)、次に、当
該独自傷病名に含まれている文字列を更に細分化し、当
該細分化した文字列により当該一致しない独自傷病名と
厚生省傷病名コードを比較するリストを出力し(ステッ
プS30)、当該リストを上記有識者が比較し、一致又
は同等であると判定できるものについて当該判定できる
独自傷病名と厚生省傷病名コードとを対応づけるコード
変換テーブルを作成する(ステップS31)。
おいて独自傷病名の中に厚生省傷病名コードに一致しな
いものがあるときは(ステップS29;Y)、次に、当
該独自傷病名に含まれている文字列を更に細分化し、当
該細分化した文字列により当該一致しない独自傷病名と
厚生省傷病名コードを比較するリストを出力し(ステッ
プS30)、当該リストを上記有識者が比較し、一致又
は同等であると判定できるものについて当該判定できる
独自傷病名と厚生省傷病名コードとを対応づけるコード
変換テーブルを作成する(ステップS31)。
【0101】次に、ステップS31における比較処理に
おいて一致しないと判定された独自傷病名があるか否か
が判定される(ステップS32)。
おいて一致しないと判定された独自傷病名があるか否か
が判定される(ステップS32)。
【0102】そして、不一致となる独自傷病名がないと
きは(ステップS32;N)、ステップS31において
作成したコード変換テーブルにより上記ステップS23
へ移行する。
きは(ステップS32;N)、ステップS31において
作成したコード変換テーブルにより上記ステップS23
へ移行する。
【0103】更に、ステップS31の比較処理において
独自傷病名の中に厚生省傷病名コードに一致しないもの
が更にあるときは(ステップS32;Y)、次に、当該
一致しない独自傷病名のリストを出力し、当該リストを
上記有識者が判断し(ステップS33)、当該一致しな
い独自傷病名と同等であると判定できる厚生省傷病名コ
ードとを対応づけるコード変換テーブルを作成し(ステ
ップS34)、上記ステップS23へ移行する。
独自傷病名の中に厚生省傷病名コードに一致しないもの
が更にあるときは(ステップS32;Y)、次に、当該
一致しない独自傷病名のリストを出力し、当該リストを
上記有識者が判断し(ステップS33)、当該一致しな
い独自傷病名と同等であると判定できる厚生省傷病名コ
ードとを対応づけるコード変換テーブルを作成し(ステ
ップS34)、上記ステップS23へ移行する。
【0104】(II)レセプト点検装置の実施形態 次に、上記点検センタCCの中核を為すレセプト点検装
置Sの実施形態について、図11乃至図22を用いて説
明する。
置Sの実施形態について、図11乃至図22を用いて説
明する。
【0105】なお、以下に説明するレセプト点検装置S
は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて
レセプトの内容の点検を行うレセプト点検装置Sの実施
形態である。 (i)レセプト点検装置の構成 始めに、実施形態に係るレセプト点検装置の構成につい
て、図11を用いて説明する。なお、図11は、実施形
態に係るレセプト点検装置の概要構成を示すブロック図
である。
は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて
レセプトの内容の点検を行うレセプト点検装置Sの実施
形態である。 (i)レセプト点検装置の構成 始めに、実施形態に係るレセプト点検装置の構成につい
て、図11を用いて説明する。なお、図11は、実施形
態に係るレセプト点検装置の概要構成を示すブロック図
である。
【0106】図11に示すように、実施形態のレセプト
点検装置は、パーソナルコンピュータ又は通常のコンピ
ュータにより構成されるものであり、判定手段としての
CPU1と、HDD(Hard Disk Drive)等により構
成される組み合わせ情報記憶手段としての補助記憶装置
2と、CRT(Cathode Ray Tube)3と、結果出力手
段としてのプリンタ4と、により構成されている。
点検装置は、パーソナルコンピュータ又は通常のコンピ
ュータにより構成されるものであり、判定手段としての
CPU1と、HDD(Hard Disk Drive)等により構
成される組み合わせ情報記憶手段としての補助記憶装置
2と、CRT(Cathode Ray Tube)3と、結果出力手
段としてのプリンタ4と、により構成されている。
【0107】また、CPU1内には、後述するレセプト
点検処理において各種テーブル等が展開される作業領域
としての複数回読み書きが可能なメモリ1aが含まれて
いる。
点検処理において各種テーブル等が展開される作業領域
としての複数回読み書きが可能なメモリ1aが含まれて
いる。
【0108】次に、レセプト点検装置Sの概要動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【0109】先ず、医療機関M又は保険者Iから供給さ
れるレセプトデータDRは、直接CPU1に入力され
る。
れるレセプトデータDRは、直接CPU1に入力され
る。
【0110】そして、レセプトデータDRが入力される
と、CPU1は当該レセプトデータDRに含まれている
内容(すなわち、患者に対して実行された診療行為又は
投与された医薬品の内容)と、補助記憶装置2内に記憶
されている後述のデータベースの内容とを比較し、当該
レセプトデータDRに含まれている診療行為又は医薬品
の内容が適切であるか否かを判定する。
と、CPU1は当該レセプトデータDRに含まれている
内容(すなわち、患者に対して実行された診療行為又は
投与された医薬品の内容)と、補助記憶装置2内に記憶
されている後述のデータベースの内容とを比較し、当該
レセプトデータDRに含まれている診療行為又は医薬品
の内容が適切であるか否かを判定する。
【0111】このとき、CPU1は、補助記憶装置2と
の間で、データ信号Sdの授受を行いつつ上記判定を行
う。この判定処理の細部については、後述する。
の間で、データ信号Sdの授受を行いつつ上記判定を行
う。この判定処理の細部については、後述する。
【0112】その後、当該判定結果が不適切である旨で
あった場合には、その旨及び不適切であることの具体的
内容をCRT3にデータ信号Sdpとして出力して表示さ
せると共に、当該具体的内容をプリンタ4にデータ信号
Spoとして出力し上記警告リストWL及び仮レセプトT
Rを印刷出力させる。 (ii)データベースの構成 次に、補助記憶装置2内に記憶されているデータベース
の構成について、図12乃至図14を用いて説明する。
あった場合には、その旨及び不適切であることの具体的
内容をCRT3にデータ信号Sdpとして出力して表示さ
せると共に、当該具体的内容をプリンタ4にデータ信号
Spoとして出力し上記警告リストWL及び仮レセプトT
Rを印刷出力させる。 (ii)データベースの構成 次に、補助記憶装置2内に記憶されているデータベース
の構成について、図12乃至図14を用いて説明する。
【0113】なお、図12は当該データベースの概要構
成を示すブロック図であり、図13はレセプトデータD
Rとして入力されるデータの具体的内容を示す図であ
り、図14は後述する効能マスタと適応疾患マスタの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図であり、図13はレセプトデータD
Rとして入力されるデータの具体的内容を示す図であ
り、図14は後述する効能マスタと適応疾患マスタの構
成を示すブロック図である。
【0114】図12に示すように、外部記憶装置2内に
は、データベースとして、薬品名マスタ20と、一般名
マスタ21と、効能マスタ22と、疾患名マスタ23
と、適応疾患マスタ25と、診療行為マスタ24とが含
まれており、各マスタは相互にデータの授受が可能とな
っている。
は、データベースとして、薬品名マスタ20と、一般名
マスタ21と、効能マスタ22と、疾患名マスタ23
と、適応疾患マスタ25と、診療行為マスタ24とが含
まれており、各マスタは相互にデータの授受が可能とな
っている。
【0115】また、診療行為マスタ24内には、その詳
細データとして、検査マスタ24aと、処置マスタ24
bと、指導マスタ24cとが含まれている。
細データとして、検査マスタ24aと、処置マスタ24
bと、指導マスタ24cとが含まれている。
【0116】このうち、薬品名マスタ20内には、厚生
省から供給される(具体的には、官報により告示されて
いるものをいう。以下、同様。)医薬品の名称(すなわ
ち、各製薬会社が命名している自社製造の医薬品の名
称)等が記憶されている。
省から供給される(具体的には、官報により告示されて
いるものをいう。以下、同様。)医薬品の名称(すなわ
ち、各製薬会社が命名している自社製造の医薬品の名
称)等が記憶されている。
【0117】次に、一般名マスタ21内には、薬品名マ
スタ20内に記憶されている各医薬品名に対応する一般
名(すなわち、各医薬品に含まれている有効成分名及び
その含有量で示される一般名であり、従って、一の一般
名が複数の医薬品名に対応する場合がある。)等が記憶
されている。
スタ20内に記憶されている各医薬品名に対応する一般
名(すなわち、各医薬品に含まれている有効成分名及び
その含有量で示される一般名であり、従って、一の一般
名が複数の医薬品名に対応する場合がある。)等が記憶
されている。
【0118】更に、疾患名マスタ23内には、厚生省か
ら供給される傷病の名称等が記憶されている。
ら供給される傷病の名称等が記憶されている。
【0119】また、診療行為マスタ24内の検査マスタ
24a内には、厚生省から供給される各検査の名称等が
記憶されている。
24a内には、厚生省から供給される各検査の名称等が
記憶されている。
【0120】更にまた、診療行為マスタ24内の処置マ
スタ24b内には、厚生省から供給される各処置(例え
ば、注射、投薬等の処置)の名称等が記憶されている。
スタ24b内には、厚生省から供給される各処置(例え
ば、注射、投薬等の処置)の名称等が記憶されている。
【0121】更に、診療行為マスタ24内の指導マスタ
24c内には、厚生省から供給される(この場合は、医
科診療報酬点数表に記載されている)各指導(特定疾
患、皮膚科特定疾患、小児科療養、小児特定及び難病の
各指導)の名称等が記憶されている。
24c内には、厚生省から供給される(この場合は、医
科診療報酬点数表に記載されている)各指導(特定疾
患、皮膚科特定疾患、小児科療養、小児特定及び難病の
各指導)の名称等が記憶されている。
【0122】次に、効能マスタ22内には、厚生省から
供給される資料に基づいて、疾患名マスタ23に記憶さ
れている疾患名と、当該疾患名に対応する疾患に対して
効能を有する(すなわち、当該疾患を有する患者に対し
て投与することが認められている)医薬品の一般名との
組が一又は複数組の組み合わせ情報として記憶されてい
る。
供給される資料に基づいて、疾患名マスタ23に記憶さ
れている疾患名と、当該疾患名に対応する疾患に対して
効能を有する(すなわち、当該疾患を有する患者に対し
て投与することが認められている)医薬品の一般名との
組が一又は複数組の組み合わせ情報として記憶されてい
る。
【0123】更に、適応疾患マスタ25内には、厚生省
から供給される資料に基づいて、疾患名マスタ23に記
憶されている疾患名と、当該疾患名に対応する疾患に対
して実施することが可能な(すなわち、当該疾患を有す
る患者に対して実施することが認められている)診療行
為名との組が一又は複数組の組み合わせ情報として記憶
されている。
から供給される資料に基づいて、疾患名マスタ23に記
憶されている疾患名と、当該疾患名に対応する疾患に対
して実施することが可能な(すなわち、当該疾患を有す
る患者に対して実施することが認められている)診療行
為名との組が一又は複数組の組み合わせ情報として記憶
されている。
【0124】なお、各マスタの記憶内容については、後
述の細部処理の説明時に併せて詳細に説明する。
述の細部処理の説明時に併せて詳細に説明する。
【0125】次に、上述したレセプトデータDRとして
入力されるデータの具体的な内容について、図13を用
いて説明する。
入力されるデータの具体的な内容について、図13を用
いて説明する。
【0126】図13に示すように、レセプトデータDR
は、当該レセプトデータDRのヘッダ情報としての医療
機関レコード10と、各患者毎の特定の情報を含む複数
の資格レコード11と、各資格レコード11毎に対応し
て当該資格レコード11により示される患者に係る傷病
名を含む傷病名レコード12と、各資格レコード11に
対応して当該資格レコード11により示される患者に対
して投与された医薬品名又は実施された診療行為名を含
む複数の摘要レコード13と、を含んでいる。
は、当該レセプトデータDRのヘッダ情報としての医療
機関レコード10と、各患者毎の特定の情報を含む複数
の資格レコード11と、各資格レコード11毎に対応し
て当該資格レコード11により示される患者に係る傷病
名を含む傷病名レコード12と、各資格レコード11に
対応して当該資格レコード11により示される患者に対
して投与された医薬品名又は実施された診療行為名を含
む複数の摘要レコード13と、を含んでいる。
【0127】ここで、上記レセプトデータDRは、複数
のレセプトに夫々対応する複数の資格レコード11を含
んで毎月各医療機関毎に一つ作成されるものであり、従
って、上記各レコードのうち、医療機関レコード10は
一のレセプトデータDR内には一つだけ含まれている。
のレセプトに夫々対応する複数の資格レコード11を含
んで毎月各医療機関毎に一つ作成されるものであり、従
って、上記各レコードのうち、医療機関レコード10は
一のレセプトデータDR内には一つだけ含まれている。
【0128】これに対し、資格レコード11並びにこれ
に対応する傷病名レコード12及び摘要レコード13
は、当該医療機関レコード10で示される医療機関がそ
の月に処置した患者の数だけレセプトデータDR内に含
まれていることとなる。
に対応する傷病名レコード12及び摘要レコード13
は、当該医療機関レコード10で示される医療機関がそ
の月に処置した患者の数だけレセプトデータDR内に含
まれていることとなる。
【0129】すなわち、一の資格レコード11とこれに
対応する傷病名レコード12及び摘要レコード13が、
一のレセプトに対応している。
対応する傷病名レコード12及び摘要レコード13が、
一のレセプトに対応している。
【0130】次に、各レコードについて具体的には、先
ず、医療機関レコード10には、当該レセプトデータD
Rを作成した医療機関を特定するために、審査支払機関
名、医療機関コード、診療科名、医療機関名、請求年
月、総件数及び総合計点数の各データが含まれている。
ず、医療機関レコード10には、当該レセプトデータD
Rを作成した医療機関を特定するために、審査支払機関
名、医療機関コード、診療科名、医療機関名、請求年
月、総件数及び総合計点数の各データが含まれている。
【0131】また、資格レコード11には、各患者を特
定するために、受付番号、レセプト種別、診療年月、審
査支払機関名、医療機関コード、診療科名、レセプト番
号、患者氏名、患者の男女区分、生年月日、保険者番
号、記号番号、市町村番号、受給者番号、負担者番号
等、病棟区分、病床数、実日数、調剤回数(内頓)、調
剤回数(外)、処方回数及びカルテ番号等の、診療報酬
(点数)を算定するために必要なデータが含まれてい
る。
定するために、受付番号、レセプト種別、診療年月、審
査支払機関名、医療機関コード、診療科名、レセプト番
号、患者氏名、患者の男女区分、生年月日、保険者番
号、記号番号、市町村番号、受給者番号、負担者番号
等、病棟区分、病床数、実日数、調剤回数(内頓)、調
剤回数(外)、処方回数及びカルテ番号等の、診療報酬
(点数)を算定するために必要なデータが含まれてい
る。
【0132】更に、傷病名レコード12には、対応する
資格レコード11により示される患者に係る疾患を特定
するために、受付番号、病名番号、傷病名コード、診療
開始日及び転帰区分(すなわち、治癒したのか、死亡し
たのか、又は診療を中止したのかの区分)の各データが
含まれている。
資格レコード11により示される患者に係る疾患を特定
するために、受付番号、病名番号、傷病名コード、診療
開始日及び転帰区分(すなわち、治癒したのか、死亡し
たのか、又は診療を中止したのかの区分)の各データが
含まれている。
【0133】なお、この傷病名レコード12は、一の資
格レコード(すなわち、一のレセプト)11に対応する
傷病が複数個ある場合は、一の資格レコード11に対応
するものとして当該傷病の数だけ含まれている。
格レコード(すなわち、一のレセプト)11に対応する
傷病が複数個ある場合は、一の資格レコード11に対応
するものとして当該傷病の数だけ含まれている。
【0134】また、摘要レコード13には、対応する資
格レコード11により示される患者に対して実行された
診療行為を特定するために、受付番号、摘要番号、診療
識別、コード、使用量、点数及び回数(医薬品の場合、
投与日数を表す。)の各データが含まれている。
格レコード11により示される患者に対して実行された
診療行為を特定するために、受付番号、摘要番号、診療
識別、コード、使用量、点数及び回数(医薬品の場合、
投与日数を表す。)の各データが含まれている。
【0135】なお、この摘要レコード13は、一の資格
レコード11に対応する診療行為が複数個ある場合は、
一の資格レコード11に対応するものとして当該診療行
為の数だけ、すなわち、投与された医薬品の数又は実施
された検査及び処置等の数だけ含まれている。
レコード11に対応する診療行為が複数個ある場合は、
一の資格レコード11に対応するものとして当該診療行
為の数だけ、すなわち、投与された医薬品の数又は実施
された検査及び処置等の数だけ含まれている。
【0136】また、医療機関レコード10と資格レコー
ド11との対応づけは、各レコードに含まれる審査支払
機関名データ、医療機関コード及び診療科名データを用
いて行われ、一方、資格レコード11と傷病名レコード
12及び摘要レコード13との対応づけは、夫々のレコ
ードに含まれている受付番号データにより行われてい
る。
ド11との対応づけは、各レコードに含まれる審査支払
機関名データ、医療機関コード及び診療科名データを用
いて行われ、一方、資格レコード11と傷病名レコード
12及び摘要レコード13との対応づけは、夫々のレコ
ードに含まれている受付番号データにより行われてい
る。
【0137】次に、上記効能マスタ22及び適応疾患マ
スタ25に含まれるデータについて、上記傷病名レコー
ド12に含まれるデータとの関連と共に図14を用いて
説明する。
スタ25に含まれるデータについて、上記傷病名レコー
ド12に含まれるデータとの関連と共に図14を用いて
説明する。
【0138】図14に示すように、実施形態の効能マス
タ22は、複数の効能データ22aを含んでおり、一の
効能データ22a内には、一の傷病名を示す傷病名コー
ドに対応して、当該傷病に対して投与可能であると厚生
省から認可されている医薬品の一般名を示す一般名コー
ドと、当該投与の際の用量を示す用量データと、許可さ
れている投与日数を示す投与日数データと、当該医薬品
の長期区分を示す長期区分データと、傷病名コードに対
する補足的なデータである病名補足データと、が含まれ
ている。
タ22は、複数の効能データ22aを含んでおり、一の
効能データ22a内には、一の傷病名を示す傷病名コー
ドに対応して、当該傷病に対して投与可能であると厚生
省から認可されている医薬品の一般名を示す一般名コー
ドと、当該投与の際の用量を示す用量データと、許可さ
れている投与日数を示す投与日数データと、当該医薬品
の長期区分を示す長期区分データと、傷病名コードに対
する補足的なデータである病名補足データと、が含まれ
ている。
【0139】ここで、上記効能データ22aは、傷病と
それに対して認可されている医薬品の一般名との異なる
組み合わせの数だけ効能マスタ22内に含まれている。
それに対して認可されている医薬品の一般名との異なる
組み合わせの数だけ効能マスタ22内に含まれている。
【0140】また、適応疾患マスタ25は、複数の適応
疾患データ25aを含んでおり、一の適応疾患データ2
5aには、効能データ22aと同様に、一の傷病名を示
す傷病名コードに対応して、当該傷病に係る患者に対し
て実施可能であると厚生省から認可されている診療行為
のコードを示す診療行為コードを含んでいる。
疾患データ25aを含んでおり、一の適応疾患データ2
5aには、効能データ22aと同様に、一の傷病名を示
す傷病名コードに対応して、当該傷病に係る患者に対し
て実施可能であると厚生省から認可されている診療行為
のコードを示す診療行為コードを含んでいる。
【0141】更に、上記適応疾患データ25aは、傷病
とそれに対して認可されている診療行為との異なる組み
合わせの数だけ適応疾患マスタ25内に含まれている。
とそれに対して認可されている診療行為との異なる組み
合わせの数だけ適応疾患マスタ25内に含まれている。
【0142】そして、本実施形態のデータベースでは、
上記傷病名レコード12が入力されたとき、それに含ま
れる傷病名コードを手がかりとして、必要な効能データ
22aと適応疾患データ25aとが参照できるように構
成されている。 (iii)レセプト点検処理の実施形態 次に、実施形態に係るレセプト点検処理について、図1
5を用いて説明する。
上記傷病名レコード12が入力されたとき、それに含ま
れる傷病名コードを手がかりとして、必要な効能データ
22aと適応疾患データ25aとが参照できるように構
成されている。 (iii)レセプト点検処理の実施形態 次に、実施形態に係るレセプト点検処理について、図1
5を用いて説明する。
【0143】なお、図15は、当該レセプト点検処理の
全体を示すフローチャートであり、主としてCPU1内
で実行される処理を示すフローチャートである。
全体を示すフローチャートであり、主としてCPU1内
で実行される処理を示すフローチャートである。
【0144】図15に示すように、実施形態に係るレセ
プト点検処理においては、先ず、図12に示す各マスタ
をデータベースとして相互に接続する(ステップS
1)。
プト点検処理においては、先ず、図12に示す各マスタ
をデータベースとして相互に接続する(ステップS
1)。
【0145】次に、接続したマスタの中に、処理月に該
当するエラー情報があればこれを削除し、更にメモリ1
a内に1日処置テーブル及び重複検査テーブルを作成す
る(ステップS2)。
当するエラー情報があればこれを削除し、更にメモリ1
a内に1日処置テーブル及び重複検査テーブルを作成す
る(ステップS2)。
【0146】ここで、1日処置テーブルとは、例えば、
一人の患者に対して一日に複数の処置を施した場合、当
該複数の処置のうちの一についてだけ診療報酬を請求で
きることとされている場合があり、この規定に基づい
て、本来請求できない処置について過剰請求されている
か否かを点検するために用いられるテーブルである。
一人の患者に対して一日に複数の処置を施した場合、当
該複数の処置のうちの一についてだけ診療報酬を請求で
きることとされている場合があり、この規定に基づい
て、本来請求できない処置について過剰請求されている
か否かを点検するために用いられるテーブルである。
【0147】一方、重複検査テーブルとは、例えば、一
人の患者に対して重複して実施することが禁止されてい
る検査があり、この規定に基づいて、本来重複して実施
できないのに実施した検査について診療報酬が過剰請求
されているか否かを点検するために用いられるテーブル
である。
人の患者に対して重複して実施することが禁止されてい
る検査があり、この規定に基づいて、本来重複して実施
できないのに実施した検査について診療報酬が過剰請求
されているか否かを点検するために用いられるテーブル
である。
【0148】1日処置テーブル及び重複検査テーブルが
作成されると、次に、レセプトデータDRとして入力さ
れている資格レコード11(レセプト)の全てについて
点検処理が実行されたか否かが判断され(ステップS
3)、全ての資格レコード11について点検処理が終了
しているときは(ステップS3;Y)そのまま終了処理
を行い、一方、全ての資格レコード11について点検処
理が終了していないときは(ステップS3;N)、未処
理の一の資格レコード11(すなわち、一のレセプトに
対応する資格レコード11)を読み込み(ステップS
4)、メモリ1a上に作成されている各テーブルを初期
化する(ステップS5)。
作成されると、次に、レセプトデータDRとして入力さ
れている資格レコード11(レセプト)の全てについて
点検処理が実行されたか否かが判断され(ステップS
3)、全ての資格レコード11について点検処理が終了
しているときは(ステップS3;Y)そのまま終了処理
を行い、一方、全ての資格レコード11について点検処
理が終了していないときは(ステップS3;N)、未処
理の一の資格レコード11(すなわち、一のレセプトに
対応する資格レコード11)を読み込み(ステップS
4)、メモリ1a上に作成されている各テーブルを初期
化する(ステップS5)。
【0149】そして、一の資格レコード11(一のレセ
プト)に対応する全ての傷病について後述のステップS
7及びS8の処理を終了したか否かが判定され(ステッ
プS6)、終了しているときは(ステップS6;Y)ス
テップS9に移行し、一方、終了していないときは(ス
テップS6;N)、当該終了していない傷病名の傷病名
レコード12を読み込み(ステップS7)、次に、当該
読み込んだ傷病名レコード12に基づいて効能テーブル
及び適応テーブルをメモリ1a上に作成し(ステップS
8)、ステップS6に戻って次の傷病名レコード12に
対して同様の処理を繰り返す。
プト)に対応する全ての傷病について後述のステップS
7及びS8の処理を終了したか否かが判定され(ステッ
プS6)、終了しているときは(ステップS6;Y)ス
テップS9に移行し、一方、終了していないときは(ス
テップS6;N)、当該終了していない傷病名の傷病名
レコード12を読み込み(ステップS7)、次に、当該
読み込んだ傷病名レコード12に基づいて効能テーブル
及び適応テーブルをメモリ1a上に作成し(ステップS
8)、ステップS6に戻って次の傷病名レコード12に
対して同様の処理を繰り返す。
【0150】ここで、上記効能テーブルとは、ステップ
S7で読み込んだ傷病名レコード12内の傷病名コード
に基づいて当該傷病に対応する効能データ22a(図5
参照)を効能マスタ22から読み出すことにより、当該
傷病とこれに対して投与することが認可されている医薬
品及びその用量等を含んで作成される参照用のテーブル
である。
S7で読み込んだ傷病名レコード12内の傷病名コード
に基づいて当該傷病に対応する効能データ22a(図5
参照)を効能マスタ22から読み出すことにより、当該
傷病とこれに対して投与することが認可されている医薬
品及びその用量等を含んで作成される参照用のテーブル
である。
【0151】また、適応テーブルとは、ステップS7で
読み込んだ傷病名レコード12内の傷病名コードに基づ
いて当該傷病に対応する適応疾患データ25a(図5参
照)を適応疾患マスタ25から読み出すことにより、当
該傷病とこれに対して実施することが認可されている診
療行為を含んで作成される参照用のテーブルである。
読み込んだ傷病名レコード12内の傷病名コードに基づ
いて当該傷病に対応する適応疾患データ25a(図5参
照)を適応疾患マスタ25から読み出すことにより、当
該傷病とこれに対して実施することが認可されている診
療行為を含んで作成される参照用のテーブルである。
【0152】従って、全ての傷病名レコード12に対し
てステップS6乃至S8の処理が行われた後には、一の
レセプトに記載されている全ての傷病に適応され得る全
ての医薬品及びその用量等を含む効能テーブル並びに当
該全ての傷病に適応され得る全ての診療行為を含む適応
テーブルがメモリ1a上に作成されていることとなる。
てステップS6乃至S8の処理が行われた後には、一の
レセプトに記載されている全ての傷病に適応され得る全
ての医薬品及びその用量等を含む効能テーブル並びに当
該全ての傷病に適応され得る全ての診療行為を含む適応
テーブルがメモリ1a上に作成されていることとなる。
【0153】当該レセプトに含まれる全ての傷病に対し
て効能テーブルと適応テーブルの作成が終了すると(ス
テップS6;Y)、次に、一の資格レコード11(一の
レセプト)に対応する全ての医薬品及び診療行為につい
て後述のステップS10乃至S16の処理を終了したか
否かが判定され(ステップS9)、終了しているときは
(ステップS9;Y)ステップS17に移行し、一方、
終了していないときは(ステップS9;N)、当該終了
していない診療行為及び医薬品の投与を示す摘要レコー
ド12を読み込む(ステップS10)。
て効能テーブルと適応テーブルの作成が終了すると(ス
テップS6;Y)、次に、一の資格レコード11(一の
レセプト)に対応する全ての医薬品及び診療行為につい
て後述のステップS10乃至S16の処理を終了したか
否かが判定され(ステップS9)、終了しているときは
(ステップS9;Y)ステップS17に移行し、一方、
終了していないときは(ステップS9;N)、当該終了
していない診療行為及び医薬品の投与を示す摘要レコー
ド12を読み込む(ステップS10)。
【0154】そして、当該読み込んだ摘要レコード12
が医薬品の投与に関する摘要レコード12か否かが判定
され(ステップS11)、医薬品の投与に関するもので
あるときは(ステップS11;Y)、次に、当該読み出
された医薬品の投与内容に含まれる医薬品名と、上記効
能テーブルに含まれている傷病と投与可能な医薬品とを
比較し、レセプトに含まれている傷病と実際に投与され
た医薬品名との組み合わせが、認可されているその組み
合わせ(効能テーブル内に格納されている。)に一致し
ているか否かが、各摘要レコード12毎に確認される
(ステップS12)。
が医薬品の投与に関する摘要レコード12か否かが判定
され(ステップS11)、医薬品の投与に関するもので
あるときは(ステップS11;Y)、次に、当該読み出
された医薬品の投与内容に含まれる医薬品名と、上記効
能テーブルに含まれている傷病と投与可能な医薬品とを
比較し、レセプトに含まれている傷病と実際に投与され
た医薬品名との組み合わせが、認可されているその組み
合わせ(効能テーブル内に格納されている。)に一致し
ているか否かが、各摘要レコード12毎に確認される
(ステップS12)。
【0155】そして、摘要レコード12の内容、すなわ
ち、実際に投与された医薬品名と傷病との組み合わせ
が、効能テーブル上の認可されているその組み合わせに
一致していない場合には、その不一致の内容がエラー情
報としてデータベース内の図示しないエラー情報領域に
書き込まれる(ステップS14)。
ち、実際に投与された医薬品名と傷病との組み合わせ
が、効能テーブル上の認可されているその組み合わせに
一致していない場合には、その不一致の内容がエラー情
報としてデータベース内の図示しないエラー情報領域に
書き込まれる(ステップS14)。
【0156】一方、ステップS11の判定において、医
薬品の投与に関するものでないときは(ステップS1
1;N)、ステップS10で読み出された摘要レコード
12は診療行為(検査、処置又は指導等)に関するもの
であるので、次に、当該読み出された診療行為と、上記
適応テーブルに含まれている傷病と実施可能な診療行為
とを比較し、レセプトに含まれている傷病と実際に実施
された診療行為との組み合わせが、認可されているその
組み合わせ(適応テーブル内に格納されている。)に一
致しているか否かが、各摘要レコード12毎に確認され
る(ステップS13)。
薬品の投与に関するものでないときは(ステップS1
1;N)、ステップS10で読み出された摘要レコード
12は診療行為(検査、処置又は指導等)に関するもの
であるので、次に、当該読み出された診療行為と、上記
適応テーブルに含まれている傷病と実施可能な診療行為
とを比較し、レセプトに含まれている傷病と実際に実施
された診療行為との組み合わせが、認可されているその
組み合わせ(適応テーブル内に格納されている。)に一
致しているか否かが、各摘要レコード12毎に確認され
る(ステップS13)。
【0157】そして、摘要レコード12の内容、すなわ
ち、実際に実施された診療行為と傷病との組み合わせ
が、適応テーブル上の認可されているその組み合わせに
一致していていない場合には、その不一致の内容がエラ
ー情報として上記エラー情報領域内に書き込まれる(ス
テップS14)。
ち、実際に実施された診療行為と傷病との組み合わせ
が、適応テーブル上の認可されているその組み合わせに
一致していていない場合には、その不一致の内容がエラ
ー情報として上記エラー情報領域内に書き込まれる(ス
テップS14)。
【0158】なお、上記ステップS12及びS13の処
理の細部については、後述する。
理の細部については、後述する。
【0159】効能テーブル及び適応テーブルを用いた点
検処理が終了すると、次に、ステップS10において読
み出された医薬品の摘要レコード12を用いて、当該摘
要レコード12に記述されているその医薬品の用量及び
投与日数と、その傷病及び医薬品が対応する効能データ
22aに記述されている用量及び投与日数とが一致して
いるか否かが判定され(ステップS15)、当該摘要レ
コード12の内容、すなわち、実際に投与された医薬品
の用量及び投与日数と傷病との組み合わせが、効能テー
ブル上の認可されているその組み合わせに一致していな
い場合には、その不一致の内容がエラー情報として上記
エラー情報領域内に書き込まれ(ステップS16)、次
の摘要レコード12について上記ステップS10乃至S
16の処理を実行すべくステップS9に戻る。
検処理が終了すると、次に、ステップS10において読
み出された医薬品の摘要レコード12を用いて、当該摘
要レコード12に記述されているその医薬品の用量及び
投与日数と、その傷病及び医薬品が対応する効能データ
22aに記述されている用量及び投与日数とが一致して
いるか否かが判定され(ステップS15)、当該摘要レ
コード12の内容、すなわち、実際に投与された医薬品
の用量及び投与日数と傷病との組み合わせが、効能テー
ブル上の認可されているその組み合わせに一致していな
い場合には、その不一致の内容がエラー情報として上記
エラー情報領域内に書き込まれ(ステップS16)、次
の摘要レコード12について上記ステップS10乃至S
16の処理を実行すべくステップS9に戻る。
【0160】なお、ステップS15における用量と投与
日数の点検の細部については後述する。
日数の点検の細部については後述する。
【0161】一方、ステップS9の判定において、一の
資格レコード11(一のレセプト)に対応する全ての診
療行為について後述のステップS10乃至S16の処理
を終了しているときは(ステップS9;Y)、次に、ス
テップS2において作成した1日処置テーブル及び重複
検査テーブルを用いて、1日処置及び重複検査の内容等
が点検され(ステップS17)、それらが認可されてい
る内容(適用疾患マスタ25内に格納されている)と一
致していないときには、その不一致の内容がエラー情報
として上記エラー情報領域に書き込まれ(ステップS1
8)、次の資格レコード11(すなわち、次のレセプ
ト)について上記ステップS4乃至S18の処理を実行
すべくステップS3に戻る。
資格レコード11(一のレセプト)に対応する全ての診
療行為について後述のステップS10乃至S16の処理
を終了しているときは(ステップS9;Y)、次に、ス
テップS2において作成した1日処置テーブル及び重複
検査テーブルを用いて、1日処置及び重複検査の内容等
が点検され(ステップS17)、それらが認可されてい
る内容(適用疾患マスタ25内に格納されている)と一
致していないときには、その不一致の内容がエラー情報
として上記エラー情報領域に書き込まれ(ステップS1
8)、次の資格レコード11(すなわち、次のレセプ
ト)について上記ステップS4乃至S18の処理を実行
すべくステップS3に戻る。
【0162】なお、上記ステップS17において実行さ
れる処理の細部については後述する。
れる処理の細部については後述する。
【0163】以上の一連の処理が繰り返されることによ
り、一の医療機関MのレセプトデータDRについて点検
が終了すると、上記ステップS14、S16及びS18
で書き込まれたエラー内容が警告リストWLとして、例
えば、上記図4に示すようにCRT3及びプリンタ4に
出力される。このとき、点検結果の表示又は印字出力に
用いられる疾患名、医薬品名又は診療行為名は、夫々、
疾患名マスタ23、薬品名マスタ20又は診療行為マス
タ24から読み出される。
り、一の医療機関MのレセプトデータDRについて点検
が終了すると、上記ステップS14、S16及びS18
で書き込まれたエラー内容が警告リストWLとして、例
えば、上記図4に示すようにCRT3及びプリンタ4に
出力される。このとき、点検結果の表示又は印字出力に
用いられる疾患名、医薬品名又は診療行為名は、夫々、
疾患名マスタ23、薬品名マスタ20又は診療行為マス
タ24から読み出される。
【0164】なお、図4に示した警告リストWLはレセ
プト数が少ない場合の一例であり、実際に数多くのレセ
プトを点検対象とした場合には、図16に示すように、
全てのレセプトについてその点検結果が警告リストWL
として印刷出力されることとなる。
プト数が少ない場合の一例であり、実際に数多くのレセ
プトを点検対象とした場合には、図16に示すように、
全てのレセプトについてその点検結果が警告リストWL
として印刷出力されることとなる。
【0165】また、点検結果としては、図16に示すよ
うな全体内容の他に、個々のエラー内容の詳細情報を表
示するように構成することもできる。
うな全体内容の他に、個々のエラー内容の詳細情報を表
示するように構成することもできる。
【0166】更に、図15に示す一連のレセプト点検処
理を示すフローチャートに対応するプログラムは、これ
をフレキシブルディスクに記憶させておけば、いずれの
パーソナルコンピュータ等によっても、実施形態のレセ
プト点検処理を行うことができる。
理を示すフローチャートに対応するプログラムは、これ
をフレキシブルディスクに記憶させておけば、いずれの
パーソナルコンピュータ等によっても、実施形態のレセ
プト点検処理を行うことができる。
【0167】次に、上記ステップS8における効能テー
ブルの作成及びステップS12における医薬品の点検の
内容について、図17(a)を用いて説明する。
ブルの作成及びステップS12における医薬品の点検の
内容について、図17(a)を用いて説明する。
【0168】なお、図17(a)は効能テーブルの作成
及び医薬品の点検の内容を概念的に示したブロック図で
ある。
及び医薬品の点検の内容を概念的に示したブロック図で
ある。
【0169】先ず、ステップS8における効能テーブル
の作成については、図17(a)に示すように、ステッ
プS7で読み込まれた傷病名レコード12に含まれてい
る傷病名コードに基づいて効能マスタ22内の当該傷病
名コードに対応する効能データ22aを参照し、当該効
能データ22a内に記述されている傷病名コード、一般
名コード、用量データ、投与日数データ及び長期区分デ
ータを用いて一の効能テーブル(すなわち、当該傷病名
コードに対応する傷病に対して投与されるべき医薬品の
一般名、用量等を含む効能テーブル)をメモリ1a上に
作成(登録)する。
の作成については、図17(a)に示すように、ステッ
プS7で読み込まれた傷病名レコード12に含まれてい
る傷病名コードに基づいて効能マスタ22内の当該傷病
名コードに対応する効能データ22aを参照し、当該効
能データ22a内に記述されている傷病名コード、一般
名コード、用量データ、投与日数データ及び長期区分デ
ータを用いて一の効能テーブル(すなわち、当該傷病名
コードに対応する傷病に対して投与されるべき医薬品の
一般名、用量等を含む効能テーブル)をメモリ1a上に
作成(登録)する。
【0170】次に、ステップS12における医薬品の点
検では、図17(a)に示すように、ステップS10で
読み込まれた医薬品に関する摘要レコード13における
医薬品を示すコードデータに基づいて薬品名マスタ20
内の当該コードデータに対応するデータを参照し、当該
対応するデータに含まれている一般名コードが上記作成
された効能テーブル内に登録されているか否かを判定す
る。
検では、図17(a)に示すように、ステップS10で
読み込まれた医薬品に関する摘要レコード13における
医薬品を示すコードデータに基づいて薬品名マスタ20
内の当該コードデータに対応するデータを参照し、当該
対応するデータに含まれている一般名コードが上記作成
された効能テーブル内に登録されているか否かを判定す
る。
【0171】そして、登録されているときは、レセプト
上に記載されていた医薬品と傷病とが適応しているもの
と判定する。一方、登録されていないときは、当該医薬
品と傷病が適応してないとしてエラー処理(ステップS
14)を行う。
上に記載されていた医薬品と傷病とが適応しているもの
と判定する。一方、登録されていないときは、当該医薬
品と傷病が適応してないとしてエラー処理(ステップS
14)を行う。
【0172】次に、上記ステップS8における適応テー
ブルの作成及びステップS13における診療行為の点検
の内容について、図17(b)を用いて説明する。
ブルの作成及びステップS13における診療行為の点検
の内容について、図17(b)を用いて説明する。
【0173】なお、図17(b)は適応テーブルの作成
及び診療行為の点検の内容を概念的に示したブロック図
である。
及び診療行為の点検の内容を概念的に示したブロック図
である。
【0174】先ず、ステップS8における適応テーブル
の作成については、図17(b)に示すように、ステッ
プS7で読み込まれた傷病名レコード12に含まれてい
る傷病名コードに基づいて適応疾患マスタ22内の当該
傷病名コードに対応する適応疾患データ25aを参照
し、当該適応疾患データ25a内に記述されている傷病
名コード及び診療行為データを用いて一の適応テーブル
(すなわち、当該傷病名コードに対応する傷病に対して
実施されるべき診療行為を示す診療行為コードを含む適
応テーブル)をメモリ1a上に作成(登録)する。
の作成については、図17(b)に示すように、ステッ
プS7で読み込まれた傷病名レコード12に含まれてい
る傷病名コードに基づいて適応疾患マスタ22内の当該
傷病名コードに対応する適応疾患データ25aを参照
し、当該適応疾患データ25a内に記述されている傷病
名コード及び診療行為データを用いて一の適応テーブル
(すなわち、当該傷病名コードに対応する傷病に対して
実施されるべき診療行為を示す診療行為コードを含む適
応テーブル)をメモリ1a上に作成(登録)する。
【0175】次に、ステップS13における診療行為の
点検では、図17(b)に示すように、ステップS10
で読み込まれた診療行為に関する摘要レコード13にお
ける診療行為を示すコードデータが上記作成された適応
テーブル内に登録されているか否かを判定する。
点検では、図17(b)に示すように、ステップS10
で読み込まれた診療行為に関する摘要レコード13にお
ける診療行為を示すコードデータが上記作成された適応
テーブル内に登録されているか否かを判定する。
【0176】そして、登録されているときは、レセプト
上に記載されていた診療行為と傷病とが適応しているも
のと判定する。一方、登録されていないときは、当該診
療行為と傷病が適応してないとしてエラー処理(ステッ
プS14)を行う。
上に記載されていた診療行為と傷病とが適応しているも
のと判定する。一方、登録されていないときは、当該診
療行為と傷病が適応してないとしてエラー処理(ステッ
プS14)を行う。
【0177】なお、図17における傷病名レコード12
に含まれている「修飾語」とは、例えば、「○○病の疑
い」という傷病名における「疑い」、又は「急性××
病」という傷病名における「急性」という語等に該当す
るものである。
に含まれている「修飾語」とは、例えば、「○○病の疑
い」という傷病名における「疑い」、又は「急性××
病」という傷病名における「急性」という語等に該当す
るものである。
【0178】次に、ステップS15における医薬品の用
量と投与日数の点検について、図18を用いて説明す
る。
量と投与日数の点検について、図18を用いて説明す
る。
【0179】なお、図18は当該用量及び投与日数の点
検の内容を概念的に示したブロック図である。
検の内容を概念的に示したブロック図である。
【0180】ステップS15においては、図18に示す
ように、ステップS10で読み込まれた医薬品に関する
摘要レコード13における使用量データ及び回数データ
に基づいて、当該使用量データ及び回数データの内容が
上記ステップS8で作成された効能テーブル内に登録さ
れている使用量及び回数の範囲内であるか否かを判定す
る。
ように、ステップS10で読み込まれた医薬品に関する
摘要レコード13における使用量データ及び回数データ
に基づいて、当該使用量データ及び回数データの内容が
上記ステップS8で作成された効能テーブル内に登録さ
れている使用量及び回数の範囲内であるか否かを判定す
る。
【0181】そして、当該範囲内であるときは、レセプ
ト上に記載されていた医薬品の用量及び投与日数と傷病
とが適応しているものと判定する。一方、当該範囲を越
えているときは、当該用量及び投与日数と傷病が適応し
てないとしてエラー処理(ステップS16)を行う。
ト上に記載されていた医薬品の用量及び投与日数と傷病
とが適応しているものと判定する。一方、当該範囲を越
えているときは、当該用量及び投与日数と傷病が適応し
てないとしてエラー処理(ステップS16)を行う。
【0182】次に、ステップS17において行われる各
種の点検の細部について、図19乃至図22を用いて説
明する。
種の点検の細部について、図19乃至図22を用いて説
明する。
【0183】先ず、ステップS17において行われる点
検のうち、検査判断の適応性に関する点検について、図
19を用いて説明する。
検のうち、検査判断の適応性に関する点検について、図
19を用いて説明する。
【0184】なお、図19は検査判断の適応性の点検の
内容を概念的に示したブロック図である。
内容を概念的に示したブロック図である。
【0185】ここで、検査判断の適応性とは、実際に実
施した検査と、それに伴う医師の判断との適応性(診療
報酬としては、実施した検査料とそれに伴う判断料とは
別個に請求できるが、当然のことながら、実施していな
い検査に対する判断の報酬は請求できない。)をいう。
施した検査と、それに伴う医師の判断との適応性(診療
報酬としては、実施した検査料とそれに伴う判断料とは
別個に請求できるが、当然のことながら、実施していな
い検査に対する判断の報酬は請求できない。)をいう。
【0186】図19に示すように、検査判断の適応性の
点検においては、ステップS10で読み出された診療行
為の摘要レコード13に基づいて、診療行為マスタ24
内に記憶されている診療行為毎の検査等実施判断区分及
び検査等実施判断グループ区分(いずれも厚生省により
予め定められている診療行為の区分である。)を参照
し、当該グループ毎に、検査と判断を実際に行ったか否
かを示す判断・実施料フラグ30をメモリ1a上に作成
する。
点検においては、ステップS10で読み出された診療行
為の摘要レコード13に基づいて、診療行為マスタ24
内に記憶されている診療行為毎の検査等実施判断区分及
び検査等実施判断グループ区分(いずれも厚生省により
予め定められている診療行為の区分である。)を参照
し、当該グループ毎に、検査と判断を実際に行ったか否
かを示す判断・実施料フラグ30をメモリ1a上に作成
する。
【0187】すなわち、具体的には、診療行為の摘要レ
コード13に基づいて、例えば、グループ1に属する検
査を実施していれば対応する実施料の欄にフラグ「1」
を立て、実施していければフラグ「0」を立てる。
コード13に基づいて、例えば、グループ1に属する検
査を実施していれば対応する実施料の欄にフラグ「1」
を立て、実施していければフラグ「0」を立てる。
【0188】また、同様に、グループ1に属する判断を
実施していれば対応する判断料の欄にフラグ「1」を立
て、判断していければフラグ「0」を立てる。
実施していれば対応する判断料の欄にフラグ「1」を立
て、判断していければフラグ「0」を立てる。
【0189】そして、全てのグループに対して上記フラ
グの設定が終了した後、各グループ毎に実施料のフラグ
と判断料のフラグとを比較する。
グの設定が終了した後、各グループ毎に実施料のフラグ
と判断料のフラグとを比較する。
【0190】この比較により、双方のフラグが一致して
いれば適切な検査及び判断が行われたと判定できる。
いれば適切な検査及び判断が行われたと判定できる。
【0191】一方、実施料のフラグが「0」であるにも
拘わらず判断料のフラグが「1」となっているときは、
実施していない検査に対して判断していることとなるの
で、この場合は判断料の算定は不可としてエラー処理
(ステップS18)される。
拘わらず判断料のフラグが「1」となっているときは、
実施していない検査に対して判断していることとなるの
で、この場合は判断料の算定は不可としてエラー処理
(ステップS18)される。
【0192】また、実施料のフラグが「1」であるにも
拘わらず判断料のフラグが「0」となっているときは、
実際は実施した検査(従って、当該実施した検査に対応
する判断が為されているはずである。)に対して判断料
を請求してないこととなるので、この場合は判断料の算
定が不足であるとしてやはりエラー処理(ステップS1
8)が実行される。
拘わらず判断料のフラグが「0」となっているときは、
実際は実施した検査(従って、当該実施した検査に対応
する判断が為されているはずである。)に対して判断料
を請求してないこととなるので、この場合は判断料の算
定が不足であるとしてやはりエラー処理(ステップS1
8)が実行される。
【0193】次に、ステップS17において行われる点
検のうち、重複検査の内容に関する点検について、ステ
ップS2における重複検査テーブルの作成と共に図20
を用いて説明する。
検のうち、重複検査の内容に関する点検について、ステ
ップS2における重複検査テーブルの作成と共に図20
を用いて説明する。
【0194】なお、図20は重複検査テーブルの作成及
び重複検査の内容を概念的に示したブロック図である。
び重複検査の内容を概念的に示したブロック図である。
【0195】ここで、重複検査とは、ステップS2で作
成した重複検査テーブルを用いて、一人の患者に対して
重複して実施することが禁止されている検査に関する実
施料が重複して請求されているか否かを点検するもので
ある。
成した重複検査テーブルを用いて、一人の患者に対して
重複して実施することが禁止されている検査に関する実
施料が重複して請求されているか否かを点検するもので
ある。
【0196】先ず、図20に示すように、ステップS2
においては、検査マスタ24a内に記憶されている重複
テーブル31(図20に示すように、テーブル番号デー
タ、枝番号データ、項目数データ(上記グループ毎に実
施することが認可されている検査又は処置の項目数)及
び診療行為コードを含む。)に基づいて、上記グループ
毎に、そのグループ内に属する認可されている検査項目
数と具体的な検査を示す重複検査テーブル32をメモリ
1a上に作成する。
においては、検査マスタ24a内に記憶されている重複
テーブル31(図20に示すように、テーブル番号デー
タ、枝番号データ、項目数データ(上記グループ毎に実
施することが認可されている検査又は処置の項目数)及
び診療行為コードを含む。)に基づいて、上記グループ
毎に、そのグループ内に属する認可されている検査項目
数と具体的な検査を示す重複検査テーブル32をメモリ
1a上に作成する。
【0197】そして、ステップS17における重複検査
の点検においては、ステップS10において読み込まれ
た診療行為に関する摘要レコード13に基づいて、上記
重複検査テーブル32を参照し、各グループ毎に、実際
に実行された検査の欄にフラグ「1」を立てることによ
り実施フラグ33を作成する。
の点検においては、ステップS10において読み込まれ
た診療行為に関する摘要レコード13に基づいて、上記
重複検査テーブル32を参照し、各グループ毎に、実際
に実行された検査の欄にフラグ「1」を立てることによ
り実施フラグ33を作成する。
【0198】そして、全てのグループについて、診療行
為に関する摘要レコード13に基づく実施フラグ33の
確認が行われた後、各グループの実施項目数と重複検査
テーブル32上の実施項目数とを比較し、実施フラグが
立っている点検の項目数が重複検査テーブル32上の実
施項目数よりも大きいときは、本来重複して実施できな
いのに実施した処置又は検査について診療報酬が過剰請
求されているとしてエラー処理(ステップS18)され
る。
為に関する摘要レコード13に基づく実施フラグ33の
確認が行われた後、各グループの実施項目数と重複検査
テーブル32上の実施項目数とを比較し、実施フラグが
立っている点検の項目数が重複検査テーブル32上の実
施項目数よりも大きいときは、本来重複して実施できな
いのに実施した処置又は検査について診療報酬が過剰請
求されているとしてエラー処理(ステップS18)され
る。
【0199】一方、実施フラグ33が立っている検査の
項目数が重複検査テーブル32上の実施項目数よりも小
さいか又は双方が等しいときは、重複検査はされていな
いとしてエラー処理は行われない。
項目数が重複検査テーブル32上の実施項目数よりも小
さいか又は双方が等しいときは、重複検査はされていな
いとしてエラー処理は行われない。
【0200】次に、ステップS17において行われる点
検のうち、1日処置の内容に関する点検について、ステ
ップS2における1日処置テーブルの作成と共に図21
を用いて説明する。
検のうち、1日処置の内容に関する点検について、ステ
ップS2における1日処置テーブルの作成と共に図21
を用いて説明する。
【0201】なお、図21は1日処置テーブルの作成及
び1日処置の内容の点検を概念的に示したブロック図で
ある。
び1日処置の内容の点検を概念的に示したブロック図で
ある。
【0202】ここで、1日処置の内容の点検とは、ステ
ップS2で作成した1日処置テーブルを用いて、一人の
患者に対して一日に複数の処置を施した場合、当該複数
の処置又は検査のうちの一についてだけ診療報酬を請求
できることとされている場合があり、この規定に基づい
て、本来請求できない処置又は検査について過剰請求さ
れていないか否かを点検するものである。
ップS2で作成した1日処置テーブルを用いて、一人の
患者に対して一日に複数の処置を施した場合、当該複数
の処置又は検査のうちの一についてだけ診療報酬を請求
できることとされている場合があり、この規定に基づい
て、本来請求できない処置又は検査について過剰請求さ
れていないか否かを点検するものである。
【0203】先ず、図21に示すように、ステップS2
においては、上記重複テーブル31に基づいて、上記グ
ループ毎に、そのグループ内に属する認可されている処
置を示す1日処置テーブル34を、日付毎にメモリ1a
上に作成する。
においては、上記重複テーブル31に基づいて、上記グ
ループ毎に、そのグループ内に属する認可されている処
置を示す1日処置テーブル34を、日付毎にメモリ1a
上に作成する。
【0204】そして、ステップS17における1日処置
の内容の点検においては、ステップS10において読み
込まれた診療行為に関する摘要レコード13に基づい
て、上記1日処置テーブル34を参照し、各グループ毎
に、実際に実行された処置の数を日付毎に積算して積算
表35を作成し、一月分の処置数を各グループ毎に算出
する。
の内容の点検においては、ステップS10において読み
込まれた診療行為に関する摘要レコード13に基づい
て、上記1日処置テーブル34を参照し、各グループ毎
に、実際に実行された処置の数を日付毎に積算して積算
表35を作成し、一月分の処置数を各グループ毎に算出
する。
【0205】そして、全てのグループについて処置数の
1ヶ月分の積算が終了すると、その結果と対応する月の
実日数とを比較し、積算値の方が多いグループについて
は、本来請求できない処置又は検査について過剰請求さ
れているとしてエラー処理(ステップS18)される。
1ヶ月分の積算が終了すると、その結果と対応する月の
実日数とを比較し、積算値の方が多いグループについて
は、本来請求できない処置又は検査について過剰請求さ
れているとしてエラー処理(ステップS18)される。
【0206】一方、積算値が実日数よりも少ない場合又
はそれらが相互に等しい場合は、過剰請求されていない
としてエラー処理は行われない。
はそれらが相互に等しい場合は、過剰請求されていない
としてエラー処理は行われない。
【0207】最後に、ステップS17において行われる
点検のうち、指導料点検について図22を用いて説明す
る。
点検のうち、指導料点検について図22を用いて説明す
る。
【0208】なお、図22は当該指導料点検を概念的に
示したブロック図である。
示したブロック図である。
【0209】ここで、指導料点検とは、厚生省により指
導料を請求することができるとして指定されている特性
疾患又は難病に対して正しく指導料が請求されているか
否かを点検するものである。
導料を請求することができるとして指定されている特性
疾患又は難病に対して正しく指導料が請求されているか
否かを点検するものである。
【0210】指導料点検においては、先ず、図22に示
すように、ステップS7で読み込まれた傷病名レコード
12内の傷病名コードに基づいて、疾患名マスタ23内
に記憶されている特定疾患等対象区分及び難病等対象区
分(いずれも厚生省から指定されている指導料を請求で
きる区分である。)を参照し、当該レセプトに含まれて
いる各傷病名について、各傷病が指導料を請求できる傷
病であるか否かを示す特定疾患等テーブル36及び難病
等テーブル37(夫々、指導料を請求できる場合フラグ
「1」を立てる。)を夫々メモリ1a上に作成する。
すように、ステップS7で読み込まれた傷病名レコード
12内の傷病名コードに基づいて、疾患名マスタ23内
に記憶されている特定疾患等対象区分及び難病等対象区
分(いずれも厚生省から指定されている指導料を請求で
きる区分である。)を参照し、当該レセプトに含まれて
いる各傷病名について、各傷病が指導料を請求できる傷
病であるか否かを示す特定疾患等テーブル36及び難病
等テーブル37(夫々、指導料を請求できる場合フラグ
「1」を立てる。)を夫々メモリ1a上に作成する。
【0211】次に、ステップS10において読み込まれ
た指導についての診療行為に関する摘要レコード13内
のコードデータに基づいて、当該コードデータに対応す
る指導を行った傷病名関連区分及び難病等対象区分が、
上記特定疾患等テーブル36及び難病等テーブル37に
おいてフラグ「1」が立っている傷病名関連区分及び難
病等対象区分であるかを確認する。
た指導についての診療行為に関する摘要レコード13内
のコードデータに基づいて、当該コードデータに対応す
る指導を行った傷病名関連区分及び難病等対象区分が、
上記特定疾患等テーブル36及び難病等テーブル37に
おいてフラグ「1」が立っている傷病名関連区分及び難
病等対象区分であるかを確認する。
【0212】そして、指導料が請求された傷病名関連区
分及び難病等対象区分が、特定疾患等テーブル36及び
難病等テーブル37においてフラグ「1」が立っていな
い傷病名関連区分及び難病等対象区分である場合には、
過剰請求されているとしてエラー処理(ステップS1
8)される。
分及び難病等対象区分が、特定疾患等テーブル36及び
難病等テーブル37においてフラグ「1」が立っていな
い傷病名関連区分及び難病等対象区分である場合には、
過剰請求されているとしてエラー処理(ステップS1
8)される。
【0213】一方、指導料が請求された傷病名関連区分
及び難病等対象区分が、特定疾患等テーブル36及び難
病等テーブル37においてフラグ「1」が立っている傷
病名関連区分及び難病等対象区分である場合には、正当
な指導料請求であるとしてエラー処理は行われない。
及び難病等対象区分が、特定疾患等テーブル36及び難
病等テーブル37においてフラグ「1」が立っている傷
病名関連区分及び難病等対象区分である場合には、正当
な指導料請求であるとしてエラー処理は行われない。
【0214】以上説明したように、実施形態のレセプト
点検システムRCによれば、医療機関Mにおいて、その
作成したレセプトの適否についての点検結果が得られる
ので、レセプトを審査支払基金に提出する際に当該点検
結果を反映させることができ、適正なレセプトを審査支
払基金に提出することができると共に、当該医療機関M
においてレセプトの点検の手間を大幅に削減することが
できる。
点検システムRCによれば、医療機関Mにおいて、その
作成したレセプトの適否についての点検結果が得られる
ので、レセプトを審査支払基金に提出する際に当該点検
結果を反映させることができ、適正なレセプトを審査支
払基金に提出することができると共に、当該医療機関M
においてレセプトの点検の手間を大幅に削減することが
できる。
【0215】また、医療機関Mにおいて、請求すべき診
療報酬を含むレセプト内に厚生省傷病名コードに対応し
ない傷病名が含まれている場合であっても、同じ傷病に
対して使用される使用傷病名の各医療機関M間における
違いを補足しつつ点検センタCCにおける内容の適否の
点検に供させることができる。
療報酬を含むレセプト内に厚生省傷病名コードに対応し
ない傷病名が含まれている場合であっても、同じ傷病に
対して使用される使用傷病名の各医療機関M間における
違いを補足しつつ点検センタCCにおける内容の適否の
点検に供させることができる。
【0216】更に、医療機関M毎に設けられたコード変
換テーブルに基づいて独自傷病名を厚生省傷病名コード
に変換するので、簡易な処理で正規の厚生省傷病名コー
ドに変換することができる。
換テーブルに基づいて独自傷病名を厚生省傷病名コード
に変換するので、簡易な処理で正規の厚生省傷病名コー
ドに変換することができる。
【0217】更にまた、点検センタCCにおいて、点検
結果に対応するレセプトの内容を修正するための点検済
データCDを医療機関モジュールMMに返信するので、
医療機関Mにおいて、レセプトを審査支払基金に提出す
る際に適切に修正した後に提出することができ、適正な
レセプトを審査支払基金に提出することができると共
に、当該医療機関Mにおいてレセプトの点検・修正の手
間を大幅に削減することができる。
結果に対応するレセプトの内容を修正するための点検済
データCDを医療機関モジュールMMに返信するので、
医療機関Mにおいて、レセプトを審査支払基金に提出す
る際に適切に修正した後に提出することができ、適正な
レセプトを審査支払基金に提出することができると共
に、当該医療機関Mにおいてレセプトの点検・修正の手
間を大幅に削減することができる。
【0218】更に、保険者Iにおいて、審査支払基金か
らの支払指令に添付されているレセプトの適否について
の点検結果が得られるので、レセプトの再審査を審査支
払基金に請求する際に当該点検結果を当該再審査請求に
反映させることができ、適正な再審査請求をすることが
できると共に、当該保険者Iにおいてレセプトの点検の
手間を大幅に削減することができる。
らの支払指令に添付されているレセプトの適否について
の点検結果が得られるので、レセプトの再審査を審査支
払基金に請求する際に当該点検結果を当該再審査請求に
反映させることができ、適正な再審査請求をすることが
できると共に、当該保険者Iにおいてレセプトの点検の
手間を大幅に削減することができる。
【0219】また、保険者Iにおいて、請求されるべき
診療報酬を含むレセプト内に厚生省傷病名コードに対応
しない傷病名が含まれている場合であっても、同じ傷病
に対して使用される使用傷病名の各医療機関M間におけ
る違いを補足しつつ点検センタにおける内容の適否の点
検に供させることができる。
診療報酬を含むレセプト内に厚生省傷病名コードに対応
しない傷病名が含まれている場合であっても、同じ傷病
に対して使用される使用傷病名の各医療機関M間におけ
る違いを補足しつつ点検センタにおける内容の適否の点
検に供させることができる。
【0220】更に、保険者Iにおいて、保険者I毎に設
けられたコード変換テーブルに基づいて独自傷病名を厚
生省傷病名コードに変換するので、簡易な処理で正規の
厚生省傷病名コードに変換することができる。
けられたコード変換テーブルに基づいて独自傷病名を厚
生省傷病名コードに変換するので、簡易な処理で正規の
厚生省傷病名コードに変換することができる。
【0221】更にまた、点検センサCCにおいて、点検
結果に対応するレセプトの内容に対する点検済データC
Dを保険者モジュールIMに返信するので、保険者Iに
おいて、上記再審査請求を適切に行うことができ、適正
な当該再審査を受けることができると共に、当該保険者
Iにおいてレセプトの点検・修正の手間を大幅に削減す
ることができる。
結果に対応するレセプトの内容に対する点検済データC
Dを保険者モジュールIMに返信するので、保険者Iに
おいて、上記再審査請求を適切に行うことができ、適正
な当該再審査を受けることができると共に、当該保険者
Iにおいてレセプトの点検・修正の手間を大幅に削減す
ることができる。
【0222】更に、点検センタCCにおいて、送信され
てきたレセプトデータDRに含まれている厚生省傷病名
コードとそれに対して投与された医薬品名とが相互に適
応していないときその旨が印刷出力されるので、レセプ
トにおける不備な点を迅速に抽出することができ、当該
レセプトの点検を迅速化すると共に省力化し、且つ正確
性を向上させることができる。
てきたレセプトデータDRに含まれている厚生省傷病名
コードとそれに対して投与された医薬品名とが相互に適
応していないときその旨が印刷出力されるので、レセプ
トにおける不備な点を迅速に抽出することができ、当該
レセプトの点検を迅速化すると共に省力化し、且つ正確
性を向上させることができる。
【0223】また、点検センタCCにおいて、送信され
てきたレセプトデータDRに含まれている厚生省傷病名
コードとそれに対して実施された診療行為とが相互に適
応していないときその旨が印刷出力されるので、レセプ
トにおける不備な点を迅速に抽出することができ、当該
レセプトの点検を迅速化すると共に省力化し、且つ正確
性を向上させることができる。
てきたレセプトデータDRに含まれている厚生省傷病名
コードとそれに対して実施された診療行為とが相互に適
応していないときその旨が印刷出力されるので、レセプ
トにおける不備な点を迅速に抽出することができ、当該
レセプトの点検を迅速化すると共に省力化し、且つ正確
性を向上させることができる。
【0224】なお、上述した実施形態のうち、医療機関
M内の医療機関モジュールMM又は保険者I内の保険者
モジュールIMが夫々に有する機能をパーソナルコンピ
ュータで実現するための制御プログラムを記録した情報
記録媒体としてのフレキシブルディスクを当該医療機関
M又は保険者Iに配布し、当該制御プログラムを医療機
関M又は保険者I内のパーソナルコンピュータにより実
行することで、上記医療機関モジュールMM又は保険者
モジュールIMを実現するように構成することもでき
る。
M内の医療機関モジュールMM又は保険者I内の保険者
モジュールIMが夫々に有する機能をパーソナルコンピ
ュータで実現するための制御プログラムを記録した情報
記録媒体としてのフレキシブルディスクを当該医療機関
M又は保険者Iに配布し、当該制御プログラムを医療機
関M又は保険者I内のパーソナルコンピュータにより実
行することで、上記医療機関モジュールMM又は保険者
モジュールIMを実現するように構成することもでき
る。
【0225】また、上述した実施形態では、レセプトの
点検として、当該レセプトに記載されている傷病名と当
該傷病に対して投与された医薬品名との組み合わせの適
否及びその傷病名と当該傷病に対して実施された診療行
為名との組み合わせの適否について説明したが、これ以
外に、点検センタCCにおいて、レセプトに記載されて
いる傷病名と当該傷病に対して実施された手術内容との
組み合わせの適否、又は傷病名と当該傷病名に対して実
施されたレントゲン検査等により得られた画像との組み
合わせの適否を点検するように構成することもできる。
点検として、当該レセプトに記載されている傷病名と当
該傷病に対して投与された医薬品名との組み合わせの適
否及びその傷病名と当該傷病に対して実施された診療行
為名との組み合わせの適否について説明したが、これ以
外に、点検センタCCにおいて、レセプトに記載されて
いる傷病名と当該傷病に対して実施された手術内容との
組み合わせの適否、又は傷病名と当該傷病名に対して実
施されたレントゲン検査等により得られた画像との組み
合わせの適否を点検するように構成することもできる。
【0226】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、診療報酬請求機関において、その作成し
た診療報酬明細書の適否についての点検結果が得られる
ので、診療報酬明細書を審査支払基金に提出する際に当
該点検結果を反映させることができ、適正な診療報酬明
細書を審査支払基金に提出することができると共に、当
該診療報酬請求機関において診療報酬明細書の点検の手
間を大幅に削減することができる。
発明によれば、診療報酬請求機関において、その作成し
た診療報酬明細書の適否についての点検結果が得られる
ので、診療報酬明細書を審査支払基金に提出する際に当
該点検結果を反映させることができ、適正な診療報酬明
細書を審査支払基金に提出することができると共に、当
該診療報酬請求機関において診療報酬明細書の点検の手
間を大幅に削減することができる。
【0227】従って、診療報酬請求機関における当該診
療報酬明細書の点検に要する時間及び労力並びに経費の
削減が図れると共に、適正な診療報酬明細書を審査支払
機関に提出することができる。
療報酬明細書の点検に要する時間及び労力並びに経費の
削減が図れると共に、適正な診療報酬明細書を審査支払
機関に提出することができる。
【0228】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、請求すべき診療報酬を含
む診療報酬明細書内に厚生省傷病名コードに対応しない
傷病名が含まれている場合であっても、同じ傷病に対し
て使用される使用傷病名の各診療報酬請求機関間におけ
る違いを補足しつつ点検センタにおける内容の適否の点
検に供させることができる。
に記載の発明の効果に加えて、請求すべき診療報酬を含
む診療報酬明細書内に厚生省傷病名コードに対応しない
傷病名が含まれている場合であっても、同じ傷病に対し
て使用される使用傷病名の各診療報酬請求機関間におけ
る違いを補足しつつ点検センタにおける内容の適否の点
検に供させることができる。
【0229】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、診療報酬請求機関毎に設
けられた変換テーブルに基づいて使用傷病名を厚生省傷
病名コードに変換するので、簡易な処理で正規の厚生省
傷病名コードに変換することができる。
に記載の発明の効果に加えて、診療報酬請求機関毎に設
けられた変換テーブルに基づいて使用傷病名を厚生省傷
病名コードに変換するので、簡易な処理で正規の厚生省
傷病名コードに変換することができる。
【0230】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、点
検結果に対応する診療報酬明細書の内容を修正する修正
事項データを診療報酬請求機関モジュールに返信するの
で、診療報酬明細書を審査支払基金に提出する際に適切
に修正した後に提出することができ、適正な診療報酬明
細書を審査支払基金に提出することができると共に、当
該診療報酬請求機関において診療報酬明細書の点検・修
正の手間を大幅に削減することができる。
から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、点
検結果に対応する診療報酬明細書の内容を修正する修正
事項データを診療報酬請求機関モジュールに返信するの
で、診療報酬明細書を審査支払基金に提出する際に適切
に修正した後に提出することができ、適正な診療報酬明
細書を審査支払基金に提出することができると共に、当
該診療報酬請求機関において診療報酬明細書の点検・修
正の手間を大幅に削減することができる。
【0231】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加えて、診療報酬請求機関におい
て、返信された修正事項データに基づいて適切に診療報
酬明細書を修正した後に審査支払基金に提出することが
できる。
に記載の発明の効果に加えて、診療報酬請求機関におい
て、返信された修正事項データに基づいて適切に診療報
酬明細書を修正した後に審査支払基金に提出することが
できる。
【0232】請求項6に記載の発明によれば、診療報酬
支払機関において、審査支払基金からの支払指令に添付
されている診療報酬明細書の適否についての点検結果が
得られるので、診療報酬明細書の再審査を審査支払基金
に請求する際に当該点検結果を反映させることができ、
適正な当該再審査を受けることができると共に、当該診
療報酬支払機関において診療報酬明細書の点検の手間を
大幅に削減することができる。
支払機関において、審査支払基金からの支払指令に添付
されている診療報酬明細書の適否についての点検結果が
得られるので、診療報酬明細書の再審査を審査支払基金
に請求する際に当該点検結果を反映させることができ、
適正な当該再審査を受けることができると共に、当該診
療報酬支払機関において診療報酬明細書の点検の手間を
大幅に削減することができる。
【0233】従って、診療報酬支払機関における当該診
療報酬明細書の点検に要する時間及び労力並びに経費の
削減が図れると共に、適正な再審査請求が為されること
により、医療費の削減にも寄与することができる。
療報酬明細書の点検に要する時間及び労力並びに経費の
削減が図れると共に、適正な再審査請求が為されること
により、医療費の削減にも寄与することができる。
【0234】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
に記載の発明の効果に加えて、請求されるべき診療報酬
を含む診療報酬明細書内に厚生省傷病名コードに対応し
ない傷病名が含まれている場合であっても、同じ傷病に
対して使用される使用傷病名の各診療報酬請求機関間に
おける違いを補足しつつ点検センタにおける内容の適否
の点検に供させることができる。
に記載の発明の効果に加えて、請求されるべき診療報酬
を含む診療報酬明細書内に厚生省傷病名コードに対応し
ない傷病名が含まれている場合であっても、同じ傷病に
対して使用される使用傷病名の各診療報酬請求機関間に
おける違いを補足しつつ点検センタにおける内容の適否
の点検に供させることができる。
【0235】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
に記載の発明の効果に加えて、診療報酬支払機関毎に設
けられた変換テーブルに基づいて使用傷病名を厚生省傷
病名コードに変換するので、簡易な処理で正規の厚生省
傷病名コードに変換することができる。
に記載の発明の効果に加えて、診療報酬支払機関毎に設
けられた変換テーブルに基づいて使用傷病名を厚生省傷
病名コードに変換するので、簡易な処理で正規の厚生省
傷病名コードに変換することができる。
【0236】請求項9に記載の発明によれば、請求項6
から8のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、点
検結果に対応する診療報酬明細書の内容に対する再審査
請求データを診療報酬支払機関モジュールに返信するの
で、上記再審査請求を適切に行うことができ、適正な当
該再審査を受けることができると共に、当該診療報酬支
払機関において診療報酬明細書の点検・修正の手間を大
幅に削減することができる。
から8のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、点
検結果に対応する診療報酬明細書の内容に対する再審査
請求データを診療報酬支払機関モジュールに返信するの
で、上記再審査請求を適切に行うことができ、適正な当
該再審査を受けることができると共に、当該診療報酬支
払機関において診療報酬明細書の点検・修正の手間を大
幅に削減することができる。
【0237】請求項10に記載の発明によれば、請求項
9に記載の発明の効果に加えて、診療報酬支払機関にお
いて、返信された再審査請求データに基づいて適切に再
審査請求を行うことができる。
9に記載の発明の効果に加えて、診療報酬支払機関にお
いて、返信された再審査請求データに基づいて適切に再
審査請求を行うことができる。
【0238】請求項11に記載の発明によれば、請求項
4、5、9又は10のいずれか一項に記載の発明の効果
に加えて、送信されてきた内容データに含まれている厚
生省傷病名コードとそれに対して投与された医薬品名と
が相互に適応していないときその旨が出力されるので、
診療報酬明細書における不備な点を迅速に抽出すること
ができ、当該診療報酬明細書の点検を迅速化すると共に
省力化し、且つ正確性を向上させることができる。
4、5、9又は10のいずれか一項に記載の発明の効果
に加えて、送信されてきた内容データに含まれている厚
生省傷病名コードとそれに対して投与された医薬品名と
が相互に適応していないときその旨が出力されるので、
診療報酬明細書における不備な点を迅速に抽出すること
ができ、当該診療報酬明細書の点検を迅速化すると共に
省力化し、且つ正確性を向上させることができる。
【0239】請求項12に記載の発明によれば、請求項
4、5、9又は10のいずれか一項に記載の発明の効果
に加えて、送信されてきた内容データに含まれている厚
生省傷病名コードとそれに対して実施された診療行為と
が相互に適応していないときその旨が出力されるので、
診療報酬明細書における不備な点を迅速に抽出すること
ができ、当該診療報酬明細書の点検を迅速化すると共に
省力化し、且つ正確性を向上させることができる。
4、5、9又は10のいずれか一項に記載の発明の効果
に加えて、送信されてきた内容データに含まれている厚
生省傷病名コードとそれに対して実施された診療行為と
が相互に適応していないときその旨が出力されるので、
診療報酬明細書における不備な点を迅速に抽出すること
ができ、当該診療報酬明細書の点検を迅速化すると共に
省力化し、且つ正確性を向上させることができる。
【0240】請求項13に記載の発明によれば、診療報
酬請求機関において、その作成した診療報酬明細書の適
否についての点検結果が得られるので、診療報酬明細書
を審査支払基金に提出する際に当該点検結果を反映させ
ることができ、適正な診療報酬明細書を審査支払基金に
提出することができると共に、当該診療報酬請求機関に
おいて診療報酬明細書の点検の手間を大幅に削減するこ
とができる。
酬請求機関において、その作成した診療報酬明細書の適
否についての点検結果が得られるので、診療報酬明細書
を審査支払基金に提出する際に当該点検結果を反映させ
ることができ、適正な診療報酬明細書を審査支払基金に
提出することができると共に、当該診療報酬請求機関に
おいて診療報酬明細書の点検の手間を大幅に削減するこ
とができる。
【0241】また、診療報酬支払機関において、審査支
払基金からの支払指令に添付されている診療報酬明細書
の適否についての点検結果が得られるので、診療報酬明
細書の再審査を審査支払基金に請求する際に当該点検結
果を反映させることができ、適正な当該再審査を受ける
ことができると共に、当該診療報酬支払機関において診
療報酬明細書の点検の手間を大幅に削減することができ
る。
払基金からの支払指令に添付されている診療報酬明細書
の適否についての点検結果が得られるので、診療報酬明
細書の再審査を審査支払基金に請求する際に当該点検結
果を反映させることができ、適正な当該再審査を受ける
ことができると共に、当該診療報酬支払機関において診
療報酬明細書の点検の手間を大幅に削減することができ
る。
【0242】従って、診療報酬請求機関及び診療報酬支
払機関における診療報酬明細書の点検に要する時間及び
労力並びに経費の削減が図れると共に、適正な診療報酬
明細書が診療報酬支払機関と審査支払機関との間で授受
されることにより、医療費の削減にも寄与することがで
きる。
払機関における診療報酬明細書の点検に要する時間及び
労力並びに経費の削減が図れると共に、適正な診療報酬
明細書が診療報酬支払機関と審査支払機関との間で授受
されることにより、医療費の削減にも寄与することがで
きる。
【0243】請求項14に記載の発明に係る情報記録媒
体に記録されている送受信制御プログラムによれば、診
療報酬請求機関において、その作成した診療報酬明細書
の適否についての点検結果が得られるので、診療報酬明
細書を審査支払基金に提出する際に当該点検結果を反映
させることができ、適正な診療報酬明細書を審査支払基
金に提出することができると共に、当該診療報酬請求機
関において診療報酬明細書の点検の手間を大幅に削減す
ることができる。
体に記録されている送受信制御プログラムによれば、診
療報酬請求機関において、その作成した診療報酬明細書
の適否についての点検結果が得られるので、診療報酬明
細書を審査支払基金に提出する際に当該点検結果を反映
させることができ、適正な診療報酬明細書を審査支払基
金に提出することができると共に、当該診療報酬請求機
関において診療報酬明細書の点検の手間を大幅に削減す
ることができる。
【0244】従って、診療報酬請求機関における当該診
療報酬明細書の点検に要する時間及び労力並びに経費の
削減が図れると共に、適正な診療報酬明細書を審査支払
機関に提出することができる。
療報酬明細書の点検に要する時間及び労力並びに経費の
削減が図れると共に、適正な診療報酬明細書を審査支払
機関に提出することができる。
【0245】請求項15に記載の発明に係る情報記録媒
体に記録されている送受信制御プログラムによれば、診
療報酬支払機関において、審査支払基金からの支払指令
に添付されている診療報酬明細書の適否についての点検
結果が得られるので、診療報酬明細書の再審査を審査支
払基金に請求する際に当該点検結果を反映させることが
でき、適正な当該再審査を受けることができると共に、
当該診療報酬支払機関において診療報酬明細書の点検の
手間を大幅に削減することができる。
体に記録されている送受信制御プログラムによれば、診
療報酬支払機関において、審査支払基金からの支払指令
に添付されている診療報酬明細書の適否についての点検
結果が得られるので、診療報酬明細書の再審査を審査支
払基金に請求する際に当該点検結果を反映させることが
でき、適正な当該再審査を受けることができると共に、
当該診療報酬支払機関において診療報酬明細書の点検の
手間を大幅に削減することができる。
【0246】従って、診療報酬支払機関における当該診
療報酬明細書の点検に要する時間及び労力並びに経費の
削減が図れると共に、適正な再審査請求が為されること
により、医療費の削減にも寄与することができる。
療報酬明細書の点検に要する時間及び労力並びに経費の
削減が図れると共に、適正な再審査請求が為されること
により、医療費の削減にも寄与することができる。
【0247】請求項16に記載の発明に係る情報記録媒
体に記録されている送受信制御プログラムによれば、請
求項14又は15に記載の情報記録媒体に記録されてい
る送受信制御プログラムによる効果に加えて、診療報酬
明細書内に厚生省傷病名コードに対応しない傷病名が含
まれている場合であっても、同じ傷病に対して使用され
る使用傷病名の各診療報酬請求機関間における違いを補
足しつつ点検センタにおける内容の適否の点検に供させ
ることができる。
体に記録されている送受信制御プログラムによれば、請
求項14又は15に記載の情報記録媒体に記録されてい
る送受信制御プログラムによる効果に加えて、診療報酬
明細書内に厚生省傷病名コードに対応しない傷病名が含
まれている場合であっても、同じ傷病に対して使用され
る使用傷病名の各診療報酬請求機関間における違いを補
足しつつ点検センタにおける内容の適否の点検に供させ
ることができる。
【図1】レセプト点検システムの全体構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】医療機関の概要構成を示すブロック図である。
【図3】レセプトの例を示す図である。
【図4】警告リストの例を示す図である。
【図5】指導リストの例を示す図である。
【図6】保険者の概要構成を示すブロック図である。
【図7】点検センタの概要構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図8】仮レセプトの例を示す図である。
【図9】コード変換テーブル更新処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図10】コード変換テーブル作成処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図11】レセプト点検装置の概要構成を示すブロック
図である。
図である。
【図12】データベースの構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図13】レセプトデータの構成を示す図である。
【図14】傷病名レコードと効能マスタ及び適応疾患マ
スタの関係を示す図である。
スタの関係を示す図である。
【図15】レセプト点検処理の全体を示すフローチャー
トである。
トである。
【図16】レセプト点検結果の出力(警告リスト)の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図17】各テーブル及び処理の具体例を示す図であ
り、(a)は効能テーブルの作成及び医薬品の効能点検
を示す概念図であり、(b)は適応テーブルの作成及び
診療行為の適応性点検を示す概念図である。
り、(a)は効能テーブルの作成及び医薬品の効能点検
を示す概念図であり、(b)は適応テーブルの作成及び
診療行為の適応性点検を示す概念図である。
【図18】用量及び投与回数の点検を示す概念図であ
る。
る。
【図19】判断料と実施料の整合性の点検を示す概念図
である。
である。
【図20】重複検査の点検を示す概念図である。
【図21】1日処置の点検を示す概念図である。
【図22】指導料請求の整合性の点検を示す概念図であ
る。
る。
1…CPU 1a…メモリ 2…補助記憶装置 3…CRT 4…プリンタ 10…医療機関レコード 11…資格レコード 12…傷病名レコード 13…摘要レコード 20…薬品名マスタ 21…一般名マスタ 22…効能マスタ 22a…効能データ 23…疾患名マスタ 24…診療行為マスタ 24a…検査マスタ 24b…処置マスタ 24c…指導マスタ 25…適応疾患マスタ 25a…適応疾患データ 30…判断・実施料フラグ 31…重複テーブル 32…重複検査テーブル 33…実施フラグ 34…1日処置テーブル 35…積算表 36…特定疾患等テーブル 37…難病等テーブル 40、41…医療事務コンピュータ 42、52…コード変換部 43、53…専用端末 43a、53a…送信部 43b、53b…受信部 44、54…プリンタ 51…審査支払基金処理データ 60…指導項目入力部 61…指導結果送信部 62…コード変換テーブル作成部 Sd、Spo、Sdp…データ信号 S…レセプト点検装置 R…レセプト RC…レセプト点検システム M…医療機関 I…保険者 DR…レセプトデータ CD…点検済データ MM…医療機関モジュール IM…保険者モジュール MD…非対応レセプトデータ WL…警告リスト GL…指導リスト DL…疑義リスト RL…再審査請求リスト TR…仮レセプト SD…傷病名データ TD…テーブルデータ IN…入力データ CC…点検センタ
Claims (16)
- 【請求項1】 診療報酬請求機関内に設けられ、請求す
べき診療報酬明細書の内容を示す内容データを点検セン
タモジュールに送信する診療報酬請求機関モジュール
と、 点検センタ内に設けられ、前記送信された内容データに
含まれる診療報酬明細書の内容の適否を点検し、点検結
果を前記診療報酬請求機関モジュールに返信する前記点
検センタモジュールと、 を含むことを特徴とする診療報酬明細書点検システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、 前記診療報酬請求機関モジュールは、 前記診療報酬明細書に記載されるべき傷病名を示す厚生
省規定の厚生省傷病名コードに対応しない傷病名である
非対応傷病名が当該診療報酬明細書に記載されていると
き、当該非対応傷病名を前記厚生省傷病名コードに変換
する変換手段と、 前記変換された厚生省傷病名コードを含む前記内容デー
タを前記点検センタモジュールに送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする診療報酬明細書点検システ
ム。 - 【請求項3】 請求項2に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、 前記変換手段は、 各前記診療報酬請求機関毎に設けられた変換テーブルで
あって、前記非対応傷病名を含んで一の前記診療報酬請
求機関において用いられている使用傷病名と前記厚生省
傷病名コードとを対応づける変換テーブルと、 当該変換テーブルに基づいて前記使用傷病名を前記厚生
省傷病名コードに変換するコード変換手段と、 を備えることを特徴とする診療報酬明細書点検システ
ム。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
診療報酬明細書点検システムにおいて、 前記点検センタモジュールは、 前記送信されてきた内容データの適否を点検し点検結果
を出力する点検手段と、 前記出力された点検結果に対応する前記診療報酬明細書
に対する修正事項データであって、当該診療報酬明細書
の内容を修正するための修正事項データを前記診療報酬
請求機関モジュールに返信する返信手段と、 を備えることを特徴とする診療報酬明細書点検システ
ム。 - 【請求項5】 請求項4に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、 前記診療報酬請求機関モジュールは、 前記送信されてきた修正事項データを受信する受信手段
と、 前記受信された修正事項データを出力する出力手段と、 を備えることを特徴とする診療報酬明細書点検システ
ム。 - 【請求項6】 診療報酬支払機関内に設けられ、再審査
請求のために点検すべき診療報酬明細書の内容を示す内
容データを点検センタモジュールに送信する診療報酬支
払機関モジュールと、 点検センタ内に設けられ、前記送信された内容データに
含まれる診療報酬明細書の内容の適否を点検し、点検結
果を前記診療報酬支払機関モジュールに返信する前記点
検センタモジュールと、 を含むことを特徴とする診療報酬明細書点検システム。 - 【請求項7】 請求項6に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、 前記診療報酬支払機関モジュールは、 前記診療報酬明細書に記載されるべき傷病名を示す厚生
省規定の厚生省傷病名コードに対応しない傷病名である
非対応傷病名が当該診療報酬明細書に記載されていると
き、当該非対応傷病名を前記厚生省傷病名コードに変換
する変換手段と、 前記変換された厚生省傷病名コードを含む前記内容デー
タを前記点検センタモジュールに送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする診療報酬明細書点検システ
ム。 - 【請求項8】 請求項7に記載の診療報酬明細書点検シ
ステムにおいて、 前記変換手段は、 各前記診療報酬支払機関毎に設けられた変換テーブルで
あって、前記非対応傷病名を含んで一の前記診療報酬支
払機関において用いられている使用傷病名と前記厚生省
傷病名コードとを対応づける変換テーブルと、 当該変換テーブルに基づいて前記使用傷病名を前記厚生
省傷病名コードに変換するコード変換手段と、 を備えることを特徴とする診療報酬明細書点検システ
ム。 - 【請求項9】 請求項6から8のいずれか一項に記載の
診療報酬明細書点検システムにおいて、 前記点検センタモジュールは、 前記送信されてきた内容データの適否を点検し点検結果
を出力する点検手段と、 前記出力された点検結果に対応する前記診療報酬明細書
に対する再審査請求データであって、当該診療報酬明細
書の内容についての再審査請求を行うための再審査請求
データを前記診療報酬支払機関モジュールに返信する返
信手段と、 を備えることを特徴とする診療報酬明細書点検システ
ム。 - 【請求項10】 請求項9に記載の診療報酬明細書点検
システムにおいて、 前記診療報酬支払機関モジュールは、 前記送信されてきた再審査請求データを受信する受信手
段と、 前記受信された再審査請求データを出力する出力手段
と、 を備えることを特徴とする診療報酬明細書点検システ
ム。 - 【請求項11】 請求項4、5、9又は10のいずれか
一項に記載の診療報酬明細書点検システムにおいて、 前記点検手段は、 傷病名と、当該傷病名に適応する医薬品名との組み合わ
せである傷病名−医薬品名組み合わせ情報を一又は複数
個記憶する組み合わせ情報記憶手段と、 前記内容データに含まれている、前記厚生省傷病名コー
ド及び当該厚生省傷病名コードにより示される傷病に対
して投与された前記医薬品名に基づいて、当該含まれて
いる厚生省傷病名コードと当該含まれている医薬品名と
の組み合わせが、前記組み合わせ情報憶手段に記憶され
ている前記傷病名−医薬品名組み合わせ情報のうちいず
れかの当該傷病名−医薬品名組み合わせ情報に一致して
いるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段における判定が不一致である旨の判定であ
ったとき、当該不一致である旨の前記点検結果を出力す
る結果出力手段と、 を備えることを特徴とする診療報酬明細書点検システ
ム。 - 【請求項12】 請求項4、5、9又は10のいずれか
一項に記載の診療報酬明細書点検システムにおいて、 前記点検手段は、 傷病名と、当該傷病名に適応する診療行為名との組み合
わせである傷病名−診療行為名組み合わせ情報を一又は
複数個記憶する組み合わせ情報記憶手段と、 前記内容データに含まれている、前記厚生省傷病名コー
ド及び当該厚生省傷病名コードにより示される傷病に対
して実施された前記診療行為名に基づいて、当該含まれ
ている厚生省傷病名コードと当該含まれている診療行為
名との組み合わせが、前記組み合わせ情報記憶手段に記
憶されている前記傷病名−診療行為名組み合わせ情報の
うちいずれかの当該傷病名−診療行為名組み合わせ情報
に一致しているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段における判定が不一致である旨の判定であ
ったとき、当該不一致である旨の前記点検結果を出力す
る結果出力手段と、 を備えることを特徴とする診療報酬明細書点検システ
ム。 - 【請求項13】 診療報酬請求機関内に設けられると共
に請求すべき診療報酬明細書の内容を示す請求内容デー
タを点検センタモジュールに送信する診療報酬請求機関
モジュールと、 診療報酬支払機関内に設けられると共に再審査請求のた
めに点検すべき診療報酬明細書の内容を示す点検内容デ
ータを前記点検センタモジュールに送信する診療報酬支
払機関モジュールと、 点検センタ内に設けられると共に前記送信された請求内
容データ及び点検内容データに含まれる各前記診療報酬
明細書の内容を夫々点検し、点検結果を前記診療報酬請
求機関モジュール及び前記診療報酬支払機関モジュール
に夫々返信する前記点検センタモジュールと、 を含むことを特徴とする診療報酬明細書点検システム。 - 【請求項14】 診療報酬請求機関内に設けられると共
に請求すべき診療報酬明細書の内容を示す内容データを
点検センタモジュールに送信する診療報酬請求機関モジ
ュールと、点検センタ内に設けられると共に前記送信さ
れた内容データに含まれる診療報酬明細書の内容の適否
を点検し、点検結果を前記診療報酬請求機関モジュール
に返信する前記点検センタモジュールと、を含む診療報
酬明細書点検システムにおける前記診療報酬請求機関モ
ジュール内のコンピュータを、 前記内容データを前記点検センタモジュールに送信する
ためのデータ送信手段、及び、 前記返信された点検結果を受信するデータ受信手段、 として機能させることを特徴とする送受信制御プログラ
ムが前記コンピュータにおいて読み取り可能に記録され
ている情報記録媒体。 - 【請求項15】 診療報酬支払機関内に設けられると共
に再審査請求のために点検すべき診療報酬明細書の内容
を示す内容データを点検センタモジュールに送信する診
療報酬支払機関モジュールと、点検センタ内に設けられ
ると共に前記送信された内容データに含まれる診療報酬
明細書の内容の適否を点検し、点検結果を前記診療報酬
支払機関モジュールに返信する前記点検センタモジュー
ルと、を含む診療報酬明細書点検システムにおける前記
診療報酬支払機関モジュール内のコンピュータを、 前記内容データを前記点検センタモジュールに送信する
ためのデータ送信手段、及び、 前記返信された点検結果を受信するデータ受信手段、 として機能させることを特徴とする送受信制御プログラ
ムが前記コンピュータにおいて読み取り可能に記録され
ている情報記録媒体。 - 【請求項16】 請求項14又は15に記載の情報記録
媒体において、 前記データ送信手段として機能する前記コンピュータ
を、 前記診療報酬明細書に記載されるべき傷病名を示す厚生
省規定の厚生省傷病名コードに対応しない傷病名である
非対応傷病名が当該診療報酬明細書に記載されていると
き、当該非対応傷病名を前記厚生省傷病名コードに変換
する変換手段、及び、 前記変換された厚生省傷病名コードを含む前記内容デー
タを前記点検センタモジュールに送信する前記データ送
信手段、 として機能させることを特徴とする前記送受信制御プロ
グラムが前記コンピュータにおいて読み取り可能に記録
されている情報記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36898399A JP2001184411A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 診療報酬明細書点検システム及び情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36898399A JP2001184411A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 診療報酬明細書点検システム及び情報記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001184411A true JP2001184411A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18493267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36898399A Pending JP2001184411A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 診療報酬明細書点検システム及び情報記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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