JP2002295497A - 自在継ぎ手装置 - Google Patents

自在継ぎ手装置

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JP2002295497A
JP2002295497A JP2001105431A JP2001105431A JP2002295497A JP 2002295497 A JP2002295497 A JP 2002295497A JP 2001105431 A JP2001105431 A JP 2001105431A JP 2001105431 A JP2001105431 A JP 2001105431A JP 2002295497 A JP2002295497 A JP 2002295497A
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JP
Japan
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shaft
connecting portion
cylindrical body
universal joint
shaft connecting
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JP2001105431A
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English (en)
Inventor
Masao Higashimoto
正夫 東本
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SAN MAX KK
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SAN MAX KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】照明器具などの種々の機器を連結して吊り下げ
る場合などにおいて、連結した機器などが揺れ難い自在
継ぎ手装置を提供すること。 【解決手段】筒状体11と、筒状体の一方の端面から挿
入され、筒状体の内周面に摺接可能であり且つ筒状体の
直径方向に貫通する第1軸ピン14によって筒状体と回
動可能に連結された第1軸連結部12と、筒状体11の
他方の端面から挿入され、筒状体の内周面に摺接可能で
あり且つ第1軸ピンと直交する方向であって筒状体の直
径方向に貫通する第2軸ピン15によって筒状体と回動
可能に連結された第2軸連結部13と、第1軸連結部お
よび第2軸連結部の間に挿入されてそれらに押し広げる
方向の応力を与える弾性部材16とを有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1軸と第2軸と
を連結するための自在継ぎ手装置に関し、例えば、スタ
ジオにおいて照明器具などを天井から吊り下げる場合
に、吊り下げるための支持装置の下端部と照明器具との
間を連結するために利用される。
【0002】
【従来の技術】従来より、スタジオにおいて照明器具な
どを天井から吊り下げるためにワイヤが用いられてい
る。
【0003】つまり、天井近くに設けたビームに多数の
ウインチおよび滑車を設置し、ワイヤの先端に取り付け
た照明器具を、滑車を介し、ウインチによって巻き上げ
たり降ろしたりする。
【0004】しかし、ワイヤのみで吊り下げた場合に
は、吊り下げた照明器具が左右に揺れることがあり、揺
れた場合にはそれがなかなか止まらないという問題があ
る。そこで、複数の筒部材を入れ子式に摺動させたテレ
スコープ式の支持装置を用いることが考えられる。その
ような支持装置を、本発明者は先に特願2000−31
7316として提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】その場合に、支持装置
の下端部と照明器具とをどのように連結するかが問題と
なる。例えば、照明器具を支持装置の下端部に固定的に
連結した場合には、支持は確実であるが、照明方向など
において自由度が少ない。
【0006】そこで、自由度を大きくしておくために、
自在継ぎ手を用いることが考えられる。しかし、一般に
公知の自在継ぎ手では、照明器具が揺れた場合になかな
か止まらないという問題が生じる。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、照明器具などの種々の機器を連結して吊り下げる
場合などにおいて、連結した機器などが揺れ難い自在継
ぎ手装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る装置は、第
1軸と第2軸とを連結するための自在継ぎ手装置であっ
て、筒状体と、前記筒状体の一方の端面から挿入され、
前記筒状体の内周面に摺接可能であり且つ前記筒状体の
直径方向に貫通する第1軸ピンによって前記筒状体と回
動可能に連結された第1軸連結部と、前記筒状体の他方
の端面から挿入され、前記筒状体の内周面に摺接可能で
あり且つ前記第1軸ピンと直交する方向であって前記筒
状体の直径方向に貫通する第2軸ピンによって前記筒状
体と回動可能に連結された第2軸連結部と、前記第1軸
連結部および前記第2軸連結部の間に挿入されてそれら
に押し広げる方向の応力を与える弾性部材と、を有して
なる。
【0009】好ましくは、前記弾性部材は、合成ゴム材
料からなってほぼ円柱形状を呈し、中心に貫通穴が設け
られ、外周面に環状の溝が設けられ、軸方向に圧縮され
た状態で前記第1軸連結部および前記第2軸連結部の間
に挿入されている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の自在継
ぎ手装置3の一部断面正面図、図2は自在継ぎ手装置3
に用いられる弾性部材の自由状態における断面正面図で
ある。
【0011】これらの図において、自在継ぎ手装置3
は、筒状体11、第1軸連結部12、第2軸連結部1
3、第1軸ピン14、第2軸ピン15、および弾性部材
16などからなる。
【0012】筒状体11は、炭素鋼、ステンレス鋼、ま
たはアルミニウム合金などの金属材料からなり、両端が
開放された円筒状である。内周の端縁には、大き目の面
取りがなされている。
【0013】第1軸連結部12は、筒状体11の一方の
端面から挿入され、筒状体11の内周面に摺接可能であ
り、且つ筒状体11の直径方向に貫通する第1軸ピン1
4によって筒状体11と回動可能に連結される。
【0014】第1軸連結部12は、第1軸ピン14が貫
通する部分に、直径が筒状体11の内周面の内径より僅
かに小さい球面状の摺接部31を有する。第1軸連結部
12が第1軸ピン14を中心に回動するとき、摺接部3
1が筒状体11の内周面と摺接する。第1軸連結部12
の先端部は、軸方向に垂直な平面である。
【0015】第1軸ピン14は、第1軸連結部12およ
び筒状体11を貫通し、且つその両端のワッシャ51を
貫通した状態で、両端面14aがかしめられ、これによ
って抜け止めがなされている。
【0016】第1軸連結部12は、その上端部が、天井
から吊り下げられた支持装置2の下端部に連結されてい
る。第2軸連結部13は、第1軸連結部12と同様に、
筒状体11の他方の端面から挿入され、筒状体11の内
周面に摺接可能であり、且つ第1軸ピン14と直交する
方向であって筒状体11の直径方向に貫通する第2軸ピ
ン15によって、筒状体11と回動可能に連結される。
【0017】第2軸連結部13においても、第2軸ピン
15が貫通する部分に、摺接部31と同様な摺接部32
を有する。第2軸連結部13が第2軸ピン15を中心に
回動するとき、摺接部32が筒状体11の内周面と摺接
する。第2軸連結部13の先端部も、軸方向に垂直な平
面である。
【0018】第2軸連結部13の下部には、ネジ穴13
aが設けられ、このネジ穴13aに種々の機器が取り付
けられる。機器として、例えば、照明装置、カメラ、観
測装置、計測装置などが取り付けられる。
【0019】第2軸ピン15も、第2軸連結部13およ
び筒状体11を貫通し、且つその両端のワッシャ52を
貫通した状態で、両端面15aがかしめられ、これによ
って抜け止めがなされている。
【0020】弾性部材16は、第1軸連結部12および
第2軸連結部13の間に挿入されてそれらに押し広げる
方向の応力を与える。つまり、弾性部材16は、NBR
またはシリコンゴムなどの合成ゴム材料からなる。ほぼ
円柱形状を呈し、中心に貫通穴41が設けられ、外周面
に環状の溝42が設けられる。軸方向に圧縮された状態
で、第1軸連結部12および第2軸連結部13の端面の
間に挿入されている。
【0021】図2によく示されるように、弾性部材16
は、自由状態では、リップ部45,46が軸方向の外方
に若干張り出している。つまり、リップ部45,46
は、貫通穴41が設けられた中心部よりも、軸方向の厚
さが大きい。中心部は、所定の直径の円形の部分が、軸
と垂直方向の平面となっている。
【0022】弾性部材16は、図1に示すように装着さ
れた場合には、第1軸連結部12および第2軸連結部1
3の端面によって押され、圧縮する。このとき、リップ
部45,46は軸方向の内方向に撓み、中心部は貫通穴
41の内方へ弾性的に膨張する。
【0023】これによって、第1軸連結部12および第
2軸連結部13に、互いに押し広げる方向の応力を与え
る。また、第1軸連結部12または第2軸連結部13が
回動して軸方向から傾いた場合に、それを軸方向に戻そ
うとする応力が作用する。したがって、第2軸連結部1
3に連結された機器などが振動しそうになっても、その
振動が迅速に減衰し、残留振動が起こらない。
【0024】したがって、支持装置が伸縮駆動したり、
左右に揺れた場合などでも、また、自在継ぎ手装置3に
連結された機器を操作することによって支持装置や機器
が揺れた場合でも、機器は振動を起こすことなく、直ぐ
に静止の状態に戻る。
【0025】上の実施形態において、複数個の弾性部材
16を複数層状に設けてもよい。自在継ぎ手装置3の両
端部には種々のものを取り付けることができる。そのた
めに適した構造および形状としておけばよい。その他、
自在継ぎ手装置3の全体または各部の構造、形状、寸
法、個数、および材質などは、本発明の趣旨に沿って適
宜変更することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によると、照明器具などの種々の
機器を連結して吊り下げる場合などにおいて、連結した
機器などが揺れ難い自在継ぎ手装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の自在継ぎ手装置の部断面正
面図である。
【図2】自在継ぎ手装置に用いられる弾性部材の自由状
態における断面正面図である。
【符号の説明】
3 自在継ぎ手装置 11 筒状体 12 第1軸連結部 13 第2軸連結部 14 第1軸ピン 15 第2軸ピン 16 弾性部材 41 貫通穴 42 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1軸と第2軸とを連結するための自在継
    ぎ手装置であって、 筒状体と、 前記筒状体の一方の端面から挿入され、前記筒状体の内
    周面に摺接可能であり且つ前記筒状体の直径方向に貫通
    する第1軸ピンによって前記筒状体と回動可能に連結さ
    れた第1軸連結部と、 前記筒状体の他方の端面から挿入され、前記筒状体の内
    周面に摺接可能であり且つ前記第1軸ピンと直交する方
    向であって前記筒状体の直径方向に貫通する第2軸ピン
    によって前記筒状体と回動可能に連結された第2軸連結
    部と、 前記第1軸連結部および前記第2軸連結部の間に挿入さ
    れてそれらに押し広げる方向の応力を与える弾性部材
    と、 を有してなることを特徴とする自在継ぎ手装置。
  2. 【請求項2】前記弾性部材は、 合成ゴム材料からなってほぼ円柱形状を呈し、 中心に貫通穴が設けられ、 外周面に環状の溝が設けられ、 軸方向に圧縮された状態で前記第1軸連結部および前記
    第2軸連結部の間に挿入されている、 請求項1記載の自在継ぎ手装置。
JP2001105431A 2001-04-04 2001-04-04 自在継ぎ手装置 Pending JP2002295497A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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