JP2002295384A - 気体圧縮機 - Google Patents
気体圧縮機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリンダブロックと両サイドブロックの3部
品の芯出し、角度位置出しが容易な気体圧縮機を提供す
る。 【解決手段】 シリンダブロック1に貫通位置決めピン
31を設けて、この貫通位置決めピンの突出端部31
a、31bに両サイドブロック2、3の位置決めピン穴
32、33を嵌め込んで位置決めする。
品の芯出し、角度位置出しが容易な気体圧縮機を提供す
る。 【解決手段】 シリンダブロック1に貫通位置決めピン
31を設けて、この貫通位置決めピンの突出端部31
a、31bに両サイドブロック2、3の位置決めピン穴
32、33を嵌め込んで位置決めする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベーンロータリ
型気体圧縮機等、ロータが回転して気体を圧縮する気体
圧縮機に関する。
型気体圧縮機等、ロータが回転して気体を圧縮する気体
圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ベーンロータリ型気体圧縮機
は、図8および図9に示すように、シリンダブロック
1、このシリンダブロック1の両端面に接する一対のサ
イドブロック2、3、上記シリンダブロック1、サイド
ブロック2、3の外周を覆うケース4、一方のサイドブ
ロック2の端面を覆うフロントヘッド5を有する。
は、図8および図9に示すように、シリンダブロック
1、このシリンダブロック1の両端面に接する一対のサ
イドブロック2、3、上記シリンダブロック1、サイド
ブロック2、3の外周を覆うケース4、一方のサイドブ
ロック2の端面を覆うフロントヘッド5を有する。
【0003】上記シリンダブロック1の内部には、シリ
ンダ室6の周壁1aが形成され、また、上記一対のサイ
ドブロック2、3のシリンダブロック1に接する面は、
シリンダ室6の側壁2a、3aを形成している。
ンダ室6の周壁1aが形成され、また、上記一対のサイ
ドブロック2、3のシリンダブロック1に接する面は、
シリンダ室6の側壁2a、3aを形成している。
【0004】上記シリンダ室6内には、ロータ7が配置
され、このロータ7のロータ軸7aが、上記の両サイド
ブロック2、3に設けられたロータ軸受8、9に支承さ
れて、回転自在となっている。
され、このロータ7のロータ軸7aが、上記の両サイド
ブロック2、3に設けられたロータ軸受8、9に支承さ
れて、回転自在となっている。
【0005】上記ロータ7には、複数のベーン溝10、
10がほぼ等ピッチ間隔で放射状に設けられていて、こ
れらのベーン溝10、10にベーン11、11が摺動自
在に挿入されている。そして、ベーン11、11の先側
は、シリンダ室6に突き出し、先端が常に上記周壁1a
に摺接して、シリンダ室6を分割し、圧縮室12、12
を形成している。
10がほぼ等ピッチ間隔で放射状に設けられていて、こ
れらのベーン溝10、10にベーン11、11が摺動自
在に挿入されている。そして、ベーン11、11の先側
は、シリンダ室6に突き出し、先端が常に上記周壁1a
に摺接して、シリンダ室6を分割し、圧縮室12、12
を形成している。
【0006】上記ロータのロータ軸7aの一端は、フロ
ントヘッド5から外部に伸びていて、そこに電磁クラッ
チ13の従動子13aが取り付けられている。電磁クラ
ッチ13の原動プーリ13bは、フロントヘッド5に軸
受14を介して回転自在に取り付けられ、図示省略のベ
ルトから回転動力を受けて、回転する。
ントヘッド5から外部に伸びていて、そこに電磁クラッ
チ13の従動子13aが取り付けられている。電磁クラ
ッチ13の原動プーリ13bは、フロントヘッド5に軸
受14を介して回転自在に取り付けられ、図示省略のベ
ルトから回転動力を受けて、回転する。
【0007】従って、電磁クラッチ13がONになって
いる間は、ロータ7は上記ベルトからの回転動力により
回転し、ベーン11もベーン溝10内を往復摺動しなが
ら回転して圧縮室12の容積を変化させる。
いる間は、ロータ7は上記ベルトからの回転動力により
回転し、ベーン11もベーン溝10内を往復摺動しなが
ら回転して圧縮室12の容積を変化させる。
【0008】シリンダ室6の、圧縮室12の容積が拡張
される角度位置には、吸入口15、15が、また、圧縮
室12の容積が縮小される角度位置には、吐出口16、
16がそれぞれ開口している。吸入口15、15は、こ
の気体圧縮機の場合は、図示を省略したが、両サイドブ
ロック2、3に形成されている。
される角度位置には、吸入口15、15が、また、圧縮
室12の容積が縮小される角度位置には、吐出口16、
16がそれぞれ開口している。吸入口15、15は、こ
の気体圧縮機の場合は、図示を省略したが、両サイドブ
ロック2、3に形成されている。
【0009】上記吸入口15、15は、吸入室17に連
通し、この吸入室17は、吸入ポート18に連通してい
る。よって、圧縮室12の容積拡張に伴い、吸入ポート
18から冷媒ガス等の気体が吸入される。
通し、この吸入室17は、吸入ポート18に連通してい
る。よって、圧縮室12の容積拡張に伴い、吸入ポート
18から冷媒ガス等の気体が吸入される。
【0010】上記吐出口16、16は、吐出室19に連
通し、この吐出室19は、吐出ポート20に連通してい
る。よって、圧縮室12の容積縮小に伴い、吐出ポート
20から圧縮された気体が吐出される。
通し、この吐出室19は、吐出ポート20に連通してい
る。よって、圧縮室12の容積縮小に伴い、吐出ポート
20から圧縮された気体が吐出される。
【0011】また、上記ベーン11、11をシリンダ室
の周壁1aに摺接させるために、ベーンの所定の角度範
囲で、ベーン溝10、10の底部に加圧された潤滑油を
供給するようになっている。この加圧された潤滑油は両
サイドブロック2、3に設けたサライ溝21、22経由
でベーン溝10、10の底部に供給される。つまり、サ
ライ溝21、22は、ベーン11が吸入口15を通過す
る頃から吐出口16にやや接近する頃までの角度位置で
ベーン溝10の底部と連通するようになっている。
の周壁1aに摺接させるために、ベーンの所定の角度範
囲で、ベーン溝10、10の底部に加圧された潤滑油を
供給するようになっている。この加圧された潤滑油は両
サイドブロック2、3に設けたサライ溝21、22経由
でベーン溝10、10の底部に供給される。つまり、サ
ライ溝21、22は、ベーン11が吸入口15を通過す
る頃から吐出口16にやや接近する頃までの角度位置で
ベーン溝10の底部と連通するようになっている。
【0012】以上のようにして、気体圧縮機は気体を圧
縮するものであるから、ロータ7はスムーズに回転し、
圧縮室12は適正な角度位置で吸入口15と対向し、ベ
ーン溝10は適正な角度位置でサライ溝21、22と連
通することが要求される。
縮するものであるから、ロータ7はスムーズに回転し、
圧縮室12は適正な角度位置で吸入口15と対向し、ベ
ーン溝10は適正な角度位置でサライ溝21、22と連
通することが要求される。
【0013】そこで、シリンダブロック1、低圧側のサ
イドブロック2および高圧側のサイドブロック3は、組
み付けの際、相互に正確に芯が合わされ、角度位置も設
計どおりに合わせられなければならない。
イドブロック2および高圧側のサイドブロック3は、組
み付けの際、相互に正確に芯が合わされ、角度位置も設
計どおりに合わせられなければならない。
【0014】そのために、従来は、シリンダブロック1
の低圧側サイドブロック2側端面外径寄りに2本の位置
決めピン23、23を固設し、これらのピン23、23
に合わせて低圧側サイドブロック2に位置決めピン穴2
4、24を穿設しておき、位置決めピン23、23を位
置決めピン穴24、24に嵌め込んで、位置決めした上
で、図10に示す固定ネジ位置25、25、‥‥で、ボ
ルトによりシリンダブロック1と低圧側サイドブロック
2を固定し、一体化する。
の低圧側サイドブロック2側端面外径寄りに2本の位置
決めピン23、23を固設し、これらのピン23、23
に合わせて低圧側サイドブロック2に位置決めピン穴2
4、24を穿設しておき、位置決めピン23、23を位
置決めピン穴24、24に嵌め込んで、位置決めした上
で、図10に示す固定ネジ位置25、25、‥‥で、ボ
ルトによりシリンダブロック1と低圧側サイドブロック
2を固定し、一体化する。
【0015】シリンダブロック1と高圧側のサイドブロ
ック3との間には、位置決めピンはなく、組み付け工程
で専用治具を使用して位置合わせして、図11に示した
ボルト26、26‥‥で固定し、一体化する。
ック3との間には、位置決めピンはなく、組み付け工程
で専用治具を使用して位置合わせして、図11に示した
ボルト26、26‥‥で固定し、一体化する。
【0016】なお、従来の気体圧縮機のなかには、シリ
ンダブロック1と高圧側サイドブロック3との間にも別
の位置決めピンを使用する両サイドブロック個別位置決
めピンタイプや、シリンダブロック1と低圧側サイドブ
ロック2との間も位置決めピンを使用せず、専用治具を
使用する両サイドブロック位置決め治具タイプもある。
ンダブロック1と高圧側サイドブロック3との間にも別
の位置決めピンを使用する両サイドブロック個別位置決
めピンタイプや、シリンダブロック1と低圧側サイドブ
ロック2との間も位置決めピンを使用せず、専用治具を
使用する両サイドブロック位置決め治具タイプもある。
【0017】これら従来の気体圧縮機では、以下のよう
な問題点がある。
な問題点がある。
【0018】(1) シリンダブロック・低圧側サイド
ブロック位置決め用ピンと、シリンダブロック・高圧側
サイドブロック位置決め用ピンとを使用する場合は、両
位置決めピンの設置位置を高精度に規定しなければなら
ない。
ブロック位置決め用ピンと、シリンダブロック・高圧側
サイドブロック位置決め用ピンとを使用する場合は、両
位置決めピンの設置位置を高精度に規定しなければなら
ない。
【0019】(2) 専用治具の使用は、組み立て工程
の管理を厳重にしなければならず、組み立てリードタイ
ムを長くし、また、専用治具を必要とするため、組み立
てコストが高くなる。
の管理を厳重にしなければならず、組み立てリードタイ
ムを長くし、また、専用治具を必要とするため、組み立
てコストが高くなる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述の問
題点を解決し、シリンダブロックと両サイドブロックの
3部品の芯出し、角度位置出しが容易な気体圧縮機を提
供することを目的とする。
題点を解決し、シリンダブロックと両サイドブロックの
3部品の芯出し、角度位置出しが容易な気体圧縮機を提
供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、この発明の気体圧縮機においては、シリンダ室の
周壁が形成されるとともに、貫通ピン穴が設けられたシ
リンダブロックと、上記シリンダ室内に配置されたロー
タと、上記貫通ピン穴に、上記ロータのロータ軸と平行
に嵌め込んで固定した貫通位置決めピンと、上記シリン
ダブロックの両端面に接して配置され、それぞれ上記シ
リンダ室の側壁を形成するとともに、上記ロータ軸を支
承するロータ軸受および上記貫通位置決めピンと対応配
置された位置決めピン穴が設けられた一対のサイドブロ
ックとを具備し、シリンダブロックの貫通位置決めピン
の両突出端部をそれぞれ両サイドブロックの位置決めピ
ン穴に嵌め込んで、シリンダブロックと両サイドブロッ
クとの芯出しをするようにする。
めに、この発明の気体圧縮機においては、シリンダ室の
周壁が形成されるとともに、貫通ピン穴が設けられたシ
リンダブロックと、上記シリンダ室内に配置されたロー
タと、上記貫通ピン穴に、上記ロータのロータ軸と平行
に嵌め込んで固定した貫通位置決めピンと、上記シリン
ダブロックの両端面に接して配置され、それぞれ上記シ
リンダ室の側壁を形成するとともに、上記ロータ軸を支
承するロータ軸受および上記貫通位置決めピンと対応配
置された位置決めピン穴が設けられた一対のサイドブロ
ックとを具備し、シリンダブロックの貫通位置決めピン
の両突出端部をそれぞれ両サイドブロックの位置決めピ
ン穴に嵌め込んで、シリンダブロックと両サイドブロッ
クとの芯出しをするようにする。
【0022】また、上記発明の気体圧縮機において、貫
通位置決めピンと貫通ピン穴との嵌め込み固定部分をテ
ーパにして、テーパ嵌合により固定したり、貫通位置決
めピンと貫通ピン穴との嵌め込み固定部分にシメシロを
有し、かつ、この嵌め込み固定部分が、貫通ピン穴の長
手方向の2か所に設けられ、一方の嵌め込み固定部分の
径が、他方の嵌め込み固定部分の径よりも大きく、上記
の両嵌め込み固定部分の間では貫通ピン穴と貫通位置決
めピンとに隙間が存在するようにしたり、あるいは、ま
た、貫通位置決めピンと貫通ピン穴との嵌め込み固定部
分にシメシロを有し、かつ、この嵌め込み固定部分が、
貫通ピン穴の長手方向の一部でのみ形成され、他の部分
では貫通ピン穴と貫通位置決めピンとに隙間が存在する
ようにする。
通位置決めピンと貫通ピン穴との嵌め込み固定部分をテ
ーパにして、テーパ嵌合により固定したり、貫通位置決
めピンと貫通ピン穴との嵌め込み固定部分にシメシロを
有し、かつ、この嵌め込み固定部分が、貫通ピン穴の長
手方向の2か所に設けられ、一方の嵌め込み固定部分の
径が、他方の嵌め込み固定部分の径よりも大きく、上記
の両嵌め込み固定部分の間では貫通ピン穴と貫通位置決
めピンとに隙間が存在するようにしたり、あるいは、ま
た、貫通位置決めピンと貫通ピン穴との嵌め込み固定部
分にシメシロを有し、かつ、この嵌め込み固定部分が、
貫通ピン穴の長手方向の一部でのみ形成され、他の部分
では貫通ピン穴と貫通位置決めピンとに隙間が存在する
ようにする。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、以下、
図1〜図7を参照して説明する。
図1〜図7を参照して説明する。
【0024】[第1の実施形態]図1〜図3は、この発
明になる気体圧縮機の第1の実施の形態を示し、図1は
縦断面図、図2は、図1のフロントサイドブロックを示
すIIから見た側面図、図3は、図1のリアサイドブロ
ックを示すIIIから見た側面図である。
明になる気体圧縮機の第1の実施の形態を示し、図1は
縦断面図、図2は、図1のフロントサイドブロックを示
すIIから見た側面図、図3は、図1のリアサイドブロ
ックを示すIIIから見た側面図である。
【0025】図1〜図3において、既に従来の技術の項
で説明した事項については、同一の符号を付してその説
明を省略する。
で説明した事項については、同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0026】以下、この発明の特徴である貫通位置決め
ピンと、このピンと嵌め合う位置決めピン穴について説
明する。
ピンと、このピンと嵌め合う位置決めピン穴について説
明する。
【0027】シリンダブロック1の外径付近の互いに円
周方向に180°近く離れた2か所には、ロータ軸軸線
と平行な貫通ピン穴30、30が設けられ、この貫通ピ
ン穴30にそれぞれ貫通位置決めピン31、31が嵌め
込まれて固定されている。つまり、貫通位置決めピン3
1、31は、ロータのロータ軸7aと平行になってい
る。
周方向に180°近く離れた2か所には、ロータ軸軸線
と平行な貫通ピン穴30、30が設けられ、この貫通ピ
ン穴30にそれぞれ貫通位置決めピン31、31が嵌め
込まれて固定されている。つまり、貫通位置決めピン3
1、31は、ロータのロータ軸7aと平行になってい
る。
【0028】一方、低圧側および高圧側の一対のサイド
ブロック2、3には、それぞれ上記貫通位置決めピン3
1、31と対応配置された位置決めピン穴32、32お
よび33、33が設けられている。
ブロック2、3には、それぞれ上記貫通位置決めピン3
1、31と対応配置された位置決めピン穴32、32お
よび33、33が設けられている。
【0029】組み付けの際は、シリンダブロック1の貫
通位置決めピン31、31を両サイドブロック2、3の
位置決めピン穴32、32および33、33に嵌め込ん
で固定して、シリンダブロック1と両サイドブロック
2、3との芯出しと角度位置決めをし、その後、低圧側
サイドブロック2とシリンダブロック1、高圧側サイド
ブロック3とシリンダブロック1を、それぞれボルトで
ネジ締めして固定し、一体化する(25、25、‥‥、
26、26、‥‥)。
通位置決めピン31、31を両サイドブロック2、3の
位置決めピン穴32、32および33、33に嵌め込ん
で固定して、シリンダブロック1と両サイドブロック
2、3との芯出しと角度位置決めをし、その後、低圧側
サイドブロック2とシリンダブロック1、高圧側サイド
ブロック3とシリンダブロック1を、それぞれボルトで
ネジ締めして固定し、一体化する(25、25、‥‥、
26、26、‥‥)。
【0030】この実施の形態では、2本の貫通位置決め
ピン31、31の各両端で両サイドブロック2、3とシ
リンダブロック1との位置決めをするので、互いの相対
位置が2点で規定され、正確な芯出し、角度位置出しが
無調整で簡単に実現できる。専用治具はもちろん不要で
ある。
ピン31、31の各両端で両サイドブロック2、3とシ
リンダブロック1との位置決めをするので、互いの相対
位置が2点で規定され、正確な芯出し、角度位置出しが
無調整で簡単に実現できる。専用治具はもちろん不要で
ある。
【0031】[第2の実施形態]図4〜図6は、この発
明になる気体圧縮機の第2の実施の形態を示し、図4は
縦断面図、図5は、図4のフロントサイドブロックを示
すVから見た側面図、図6は、図4のリアサイドブロッ
クを示すVIから見た側面図である。
明になる気体圧縮機の第2の実施の形態を示し、図4は
縦断面図、図5は、図4のフロントサイドブロックを示
すVから見た側面図、図6は、図4のリアサイドブロッ
クを示すVIから見た側面図である。
【0032】図4〜図6において、既に従来の技術の項
で説明した事項については、同一の符号を付してその説
明を省略する。
で説明した事項については、同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0033】以下、この発明の特徴である貫通位置決め
ピンと、このピンと嵌め合う位置決めピン穴について説
明する。
ピンと、このピンと嵌め合う位置決めピン穴について説
明する。
【0034】第2の実施形態は、貫通位置決めピンを1
本使用して、低圧側サイドブロック2、高圧側サイドブ
ロック3、シリンダブロック1の3部品を1点で規定
し、ネジ止めの際に各部品の位置を、規定された1点を
中心に回しながら微調整して芯出しするものである。
本使用して、低圧側サイドブロック2、高圧側サイドブ
ロック3、シリンダブロック1の3部品を1点で規定
し、ネジ止めの際に各部品の位置を、規定された1点を
中心に回しながら微調整して芯出しするものである。
【0035】シリンダブロック1の外径付近の1か所
に、ロータ軸軸線と平行な貫通ピン穴30が設けられ、
この貫通ピン穴30に貫通位置決めピン31が嵌め込ま
れて固定されている。つまり、貫通位置決めピン31
は、ロータのロータ軸7aと平行になっている。
に、ロータ軸軸線と平行な貫通ピン穴30が設けられ、
この貫通ピン穴30に貫通位置決めピン31が嵌め込ま
れて固定されている。つまり、貫通位置決めピン31
は、ロータのロータ軸7aと平行になっている。
【0036】一方、低圧側および高圧側の一対のサイド
ブロック2、3には、それぞれ上記貫通位置決めピン3
1と対応配置された位置決めピン穴32および33がひ
とつずつ設けられている。
ブロック2、3には、それぞれ上記貫通位置決めピン3
1と対応配置された位置決めピン穴32および33がひ
とつずつ設けられている。
【0037】組み付けの際は、シリンダブロック1の貫
通位置決めピン31を両サイドブロック2、3の位置決
めピン穴32および33に嵌め込んで固定して、シリン
ダブロック1と両サイドブロック2、3との3部品を、
貫通位置決めピン31の1点で規定する。
通位置決めピン31を両サイドブロック2、3の位置決
めピン穴32および33に嵌め込んで固定して、シリン
ダブロック1と両サイドブロック2、3との3部品を、
貫通位置決めピン31の1点で規定する。
【0038】その後、低圧側サイドブロック2とシリン
ダブロック1、高圧側サイドブロック3とシリンダブロ
ック1を、それぞれ貫通位置決めピン31を中心に相互
に微小角度回しながら微調整して芯出し、角度位置出
し、その状態で、ボルトでネジ締めして固定し、一体化
する(25、25、‥‥、26、26、‥‥)。
ダブロック1、高圧側サイドブロック3とシリンダブロ
ック1を、それぞれ貫通位置決めピン31を中心に相互
に微小角度回しながら微調整して芯出し、角度位置出
し、その状態で、ボルトでネジ締めして固定し、一体化
する(25、25、‥‥、26、26、‥‥)。
【0039】この実施の形態では、1本の貫通位置決め
ピン31の各両端で両サイドブロック2、3とシリンダ
ブロック1とで互いの相対位置が1点で規定されるか
ら、ネジ締めの際、規定された1点を中心にして相互に
微小角度回することにより、容易に正確な芯出し、角度
位置出しを行うことができる。この場合も、専用治具は
もちろん不要である。
ピン31の各両端で両サイドブロック2、3とシリンダ
ブロック1とで互いの相対位置が1点で規定されるか
ら、ネジ締めの際、規定された1点を中心にして相互に
微小角度回することにより、容易に正確な芯出し、角度
位置出しを行うことができる。この場合も、専用治具は
もちろん不要である。
【0040】この発明に使用する貫通位置決めピン31
は、シリンダブロック1の貫通ピン穴30に嵌め込んで
固定するのであるが、貫通ピン穴30はその長さが直径
よりはるかに長く、ストレートな穴30に、穴30より
もやや太めのストレートなピン31を圧入などで嵌め込
み、ロータ軸7aと正確に平行にして固定することは、
技術的に困難である。そこで、この発明では、図7の例
に示すように、貫通位置決めピン31と貫通ピン穴30
とを固定する嵌め込み固定部分を、細長い貫通ピン穴3
0の中で特別に設けて、正確な嵌め込み、固定が容易に
できるようにした。
は、シリンダブロック1の貫通ピン穴30に嵌め込んで
固定するのであるが、貫通ピン穴30はその長さが直径
よりはるかに長く、ストレートな穴30に、穴30より
もやや太めのストレートなピン31を圧入などで嵌め込
み、ロータ軸7aと正確に平行にして固定することは、
技術的に困難である。そこで、この発明では、図7の例
に示すように、貫通位置決めピン31と貫通ピン穴30
とを固定する嵌め込み固定部分を、細長い貫通ピン穴3
0の中で特別に設けて、正確な嵌め込み、固定が容易に
できるようにした。
【0041】図7(a)は、貫通位置決めピン31と貫
通ピン穴30との嵌合部分をテーパ部34にして、テー
パ嵌合により固定するものである。この例では、貫通位
置決めピン31の両突出端部31a、31bは、それぞ
れテーパ部34の接する径dt1、dt2よりも小さい
径d1、d2にして、両突出端部31a、31bおよび
テーパ部34の加工精度を出しやすくしている。
通ピン穴30との嵌合部分をテーパ部34にして、テー
パ嵌合により固定するものである。この例では、貫通位
置決めピン31の両突出端部31a、31bは、それぞ
れテーパ部34の接する径dt1、dt2よりも小さい
径d1、d2にして、両突出端部31a、31bおよび
テーパ部34の加工精度を出しやすくしている。
【0042】図7(b)は、貫通位置決めピン31と貫
通ピン穴30との嵌め込み固定部分f1、f2にシメシ
ロを持たせ、貫通ピン穴30の長手方向の両端部に形成
されたこの嵌め込み固定部分f1、f2で圧入状態にし
て、貫通位置決めピン31と貫通ピン穴30とを固定す
る。
通ピン穴30との嵌め込み固定部分f1、f2にシメシ
ロを持たせ、貫通ピン穴30の長手方向の両端部に形成
されたこの嵌め込み固定部分f1、f2で圧入状態にし
て、貫通位置決めピン31と貫通ピン穴30とを固定す
る。
【0043】また、一方の嵌め込み固定部分f2の径d
f2が、他方の嵌め込み固定部分f1の径df1よりも
大きく、また、上記の両嵌め込み固定部分f1、f2の
間Lでは、貫通ピン穴30と貫通位置決めピン31とに
隙間gが存在するようにしてある。この隙間gにより、
貫通ピン穴30への貫通位置決めピン31の挿入が、シ
メシロ部分に達するまでは隙間を持って軽く挿入できる
ようになる。その後、両嵌め込み固定部分f1、f2は
ほぼ同時に圧入工程に入る。
f2が、他方の嵌め込み固定部分f1の径df1よりも
大きく、また、上記の両嵌め込み固定部分f1、f2の
間Lでは、貫通ピン穴30と貫通位置決めピン31とに
隙間gが存在するようにしてある。この隙間gにより、
貫通ピン穴30への貫通位置決めピン31の挿入が、シ
メシロ部分に達するまでは隙間を持って軽く挿入できる
ようになる。その後、両嵌め込み固定部分f1、f2は
ほぼ同時に圧入工程に入る。
【0044】この図7(b)の例では、貫通位置決めピ
ン31の外径を、一方の嵌め込み固定部分f1と両嵌め
込み固定部分の間Lとで同一径(df1)、他方の嵌め
込み固定部分f2で上記径df1よりも大きい径df2
の2段とし、また、貫通ピン穴30の穴径を、一方の嵌
め込み固定部分f1を径df1、両嵌め込み固定部分の
間Lと他方の嵌め込み固定部分f2とで、上記径df1
よりも大きい同一径(df2)の2段とすることによ
り、シメシロと隙間を形成している。
ン31の外径を、一方の嵌め込み固定部分f1と両嵌め
込み固定部分の間Lとで同一径(df1)、他方の嵌め
込み固定部分f2で上記径df1よりも大きい径df2
の2段とし、また、貫通ピン穴30の穴径を、一方の嵌
め込み固定部分f1を径df1、両嵌め込み固定部分の
間Lと他方の嵌め込み固定部分f2とで、上記径df1
よりも大きい同一径(df2)の2段とすることによ
り、シメシロと隙間を形成している。
【0045】また、貫通位置決めピン31の一方の突出
端部31aは、上記の小径の方の嵌め込み固定部分f1
の径df1よりも小さい径d1とし、他方の突出端部3
1bの径d2は、径の大きい方の嵌め込み固定部分f2
の径df2と等しくしてある。
端部31aは、上記の小径の方の嵌め込み固定部分f1
の径df1よりも小さい径d1とし、他方の突出端部3
1bの径d2は、径の大きい方の嵌め込み固定部分f2
の径df2と等しくしてある。
【0046】このように、3段の径の貫通位置決めピン
31と2段の径の貫通ピン穴30とした比較的簡単な形
状にすると、相互の嵌め込み固定部分、両サイドブロッ
ク2、3の位置決めピン穴32、33との嵌合部分31
a、31bの加工精度を出しやすくなる。なお、嵌め込
み固定部分f2の径df2と突出端部31bの径d2は
同一とする必要はなく、突出端部31bの径d2を嵌め
込み固定部分f2の径df2より小さくしたり、逆に、
大きくしてもよい。
31と2段の径の貫通ピン穴30とした比較的簡単な形
状にすると、相互の嵌め込み固定部分、両サイドブロッ
ク2、3の位置決めピン穴32、33との嵌合部分31
a、31bの加工精度を出しやすくなる。なお、嵌め込
み固定部分f2の径df2と突出端部31bの径d2は
同一とする必要はなく、突出端部31bの径d2を嵌め
込み固定部分f2の径df2より小さくしたり、逆に、
大きくしてもよい。
【0047】図7(c)は、貫通位置決めピン31と貫
通ピン穴30との嵌め込み固定部分f3にシメシロを持
たせてある。この嵌め込み固定部分f3は、貫通ピン穴
30の長手方向の一部でのみ形成されていて、他の部分
L1、L2では貫通ピン穴と貫通位置決めピンとに隙間
g1、g2が存在するようにしてある。
通ピン穴30との嵌め込み固定部分f3にシメシロを持
たせてある。この嵌め込み固定部分f3は、貫通ピン穴
30の長手方向の一部でのみ形成されていて、他の部分
L1、L2では貫通ピン穴と貫通位置決めピンとに隙間
g1、g2が存在するようにしてある。
【0048】これらの隙間g1、g2により、貫通ピン
穴30への貫通位置決めピン31の挿入は、シメシロ部
分に達するまでは隙間を持って軽く挿入できる。その
後、嵌め込み固定部分f3の圧入工程に入る。
穴30への貫通位置決めピン31の挿入は、シメシロ部
分に達するまでは隙間を持って軽く挿入できる。その
後、嵌め込み固定部分f3の圧入工程に入る。
【0049】図7(c)の例では、貫通位置決めピン3
1の外径を、嵌め込み固定部分f3で径df3、その両
側L1、L2で径df3よりも小さい径d3、d3と
し、この径d3、d3は、両突出端部31a、31bと
も同一の径としている。また、貫通ピン穴30の穴径
を、一側L1と嵌め込み固定部分f3を径df3、他側
L2で径df3よりも大きい径dL2の2段とすること
により、シメシロと隙間を形成している。
1の外径を、嵌め込み固定部分f3で径df3、その両
側L1、L2で径df3よりも小さい径d3、d3と
し、この径d3、d3は、両突出端部31a、31bと
も同一の径としている。また、貫通ピン穴30の穴径
を、一側L1と嵌め込み固定部分f3を径df3、他側
L2で径df3よりも大きい径dL2の2段とすること
により、シメシロと隙間を形成している。
【0050】すなわち、この場合は、固定部分f3の内
外径df3のみを適正シメシロとなるように精度よく仕
上げればよい。
外径df3のみを適正シメシロとなるように精度よく仕
上げればよい。
【0051】なお、図7(a)〜(c)のいずれの場合
にも、貫通位置決めピン31の両突出端部31a、31
bの径d1、d2を互いに等しくすると、加工治具の共
通化を図ることができる。
にも、貫通位置決めピン31の両突出端部31a、31
bの径d1、d2を互いに等しくすると、加工治具の共
通化を図ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
おいては、シリンダブロックに設けた貫通ピン穴に、貫
通位置決めピンをロータ軸と平行に嵌め込んで固定し、
両サイドブロックの位置決めピン穴に上記貫通位置決め
ピンを嵌め込むことにより、シリンダブロックと両サイ
ドブロックとの芯出しと、更に、サイドブロックに吸気
口やサライ溝のようなシリンダブロックとの角度位置決
めを要する部分を設ける場合には、その角度位置決めを
するようにしたから、シリンダブロックと一方のサイド
ブロックとの芯出しと角度位置決め、シリンダブロック
と他方のサイドブロックとの芯出しと角度位置決めを
と、2工程の芯出し、角度位置決め作業を行う必要がな
くなり、また、芯出し、角度位置決め用の専用治具も、
組み付け後の同心度、角度位置の精度検査も不要となっ
て、加工工程および加工コストが削減される。
おいては、シリンダブロックに設けた貫通ピン穴に、貫
通位置決めピンをロータ軸と平行に嵌め込んで固定し、
両サイドブロックの位置決めピン穴に上記貫通位置決め
ピンを嵌め込むことにより、シリンダブロックと両サイ
ドブロックとの芯出しと、更に、サイドブロックに吸気
口やサライ溝のようなシリンダブロックとの角度位置決
めを要する部分を設ける場合には、その角度位置決めを
するようにしたから、シリンダブロックと一方のサイド
ブロックとの芯出しと角度位置決め、シリンダブロック
と他方のサイドブロックとの芯出しと角度位置決めを
と、2工程の芯出し、角度位置決め作業を行う必要がな
くなり、また、芯出し、角度位置決め用の専用治具も、
組み付け後の同心度、角度位置の精度検査も不要となっ
て、加工工程および加工コストが削減される。
【0053】上記貫通位置決めピンとシリンダブロック
の貫通ピン穴とをテーパ嵌合により固定したり、貫通位
置決めピンと貫通ピン穴とをそれぞれ大小2段の径にし
て長手方向の2か所でシメシロを持たせて固定したり、
貫通位置決めピンと貫通ピン穴とを長手方向の1か所で
シメシロを持たせて固定したりすると、貫通位置決めピ
ンとシリンダブロックとの固定作業が容易で、しかも、
精度よく固定できる。
の貫通ピン穴とをテーパ嵌合により固定したり、貫通位
置決めピンと貫通ピン穴とをそれぞれ大小2段の径にし
て長手方向の2か所でシメシロを持たせて固定したり、
貫通位置決めピンと貫通ピン穴とを長手方向の1か所で
シメシロを持たせて固定したりすると、貫通位置決めピ
ンとシリンダブロックとの固定作業が容易で、しかも、
精度よく固定できる。
【図1】この発明の一実施の形態を示す縦断面図。
【図2】図1のフロントサイドブロックを示すIIから
見た側面図。
見た側面図。
【図3】図1のリアサイドブロックを示すIIIから見
た側面図。
た側面図。
【図4】この発明の他の実施の形態を示す縦断面図。
【図5】図4のフロントサイドブロックを示すVから見
た側面図。
た側面図。
【図6】図4のリアサイドブロックを示すVIから見た
側面図。
側面図。
【図7】(a)、(b)および(c)は、それぞれ貫通
ピン穴およびそのピン穴に嵌め込まれて固定された貫通
位置決めピンとを示す縦断面図。
ピン穴およびそのピン穴に嵌め込まれて固定された貫通
位置決めピンとを示す縦断面図。
【図8】従来のベーンロータリ型気体圧縮機を示す縦断
面図。
面図。
【図9】図8のシリンダブロックを示すIX−IXから
見た側面図。
見た側面図。
【図10】図8のフロントサイドブロックを示すXから
見た側面図。
見た側面図。
【図11】図7のリアサイドブロックを示すXIから見
た側面図。
た側面図。
1 シリンダブロック 1a シリンダ室の周壁 2 低圧側サイドブロック 2a シリンダ室の側壁 3 高圧側サイドブロック 3a シリンダ室の側壁 6 シリンダ室 7 ロータ 7a ロータ軸 8 ロータ軸受 9 ロータ軸受 30 貫通ピン穴 31a 突出端部 31b 突出端部 31 貫通位置決めピン 32 位置決めピン穴 33 位置決めピン穴 34 テーパ部 f1 嵌め込み固定部分 f2 嵌め込み固定部分 f3 嵌め込み固定部分 g 隙間 g1 隙間 g2 隙間 df1 嵌め込み固定部分の径 df2 嵌め込み固定部分の径 df3 嵌め込み固定部分の径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H029 AA05 AA17 AA21 AB02 AB03 BB32 BB33 CC03 CC09 3H040 AA07 BB05 BB14 CC16 DD03 DD07
Claims (4)
- 【請求項1】 シリンダ室の周壁が形成されるととも
に、貫通ピン穴が設けられたシリンダブロックと、 上記シリンダ室内に配置されたロータと、 上記貫通ピン穴に、上記ロータのロータ軸と平行に嵌め
込んで固定した貫通位置決めピンと、 上記シリンダブロックの両端面に接して配置され、それ
ぞれ上記シリンダ室の側壁を形成するとともに、上記ロ
ータ軸を支承するロータ軸受および上記貫通位置決めピ
ンと対応配置された位置決めピン穴が設けられた一対の
サイドブロックとを具備し、 シリンダブロックの貫通位置決めピンの両突出端部をそ
れぞれ両サイドブロックの位置決めピン穴に嵌め込ん
で、シリンダブロックと両サイドブロックとの芯出しを
するようにしたことを特徴とする気体圧縮機。 - 【請求項2】 貫通位置決めピンと貫通ピン穴との嵌め
込み固定部分がテーパになっていて、テーパ嵌合により
固定されている請求項1記載の気体圧縮機。 - 【請求項3】 貫通位置決めピンと貫通ピン穴との嵌め
込み固定部分にシメシロを有し、かつ、この嵌め込み固
定部分が、貫通ピン穴の長手方向の2か所に設けられ、
一方の嵌め込み固定部分の径が、他方の嵌め込み固定部
分の径よりも大きく、上記の両嵌め込み固定部分の間で
は貫通ピン穴と貫通位置決めピンとに隙間が存在する請
求項1記載の気体圧縮機。 - 【請求項4】 貫通位置決めピンと貫通ピン穴との嵌め
込み固定部分にシメシロを有し、かつ、この嵌め込み固
定部分が、貫通ピン穴の長手方向の一部でのみ形成さ
れ、他の部分では貫通ピン穴と貫通位置決めピンとに隙
間が存在する請求項1記載の気体圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001095057A JP2002295384A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 気体圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001095057A JP2002295384A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 気体圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002295384A true JP2002295384A (ja) | 2002-10-09 |
Family
ID=18949164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001095057A Withdrawn JP2002295384A (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 気体圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002295384A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004084565A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Kayaba Ind Co Ltd | ベーンポンプ |
JP2004339978A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Kayaba Ind Co Ltd | ベーンポンプ |
-
2001
- 2001-03-29 JP JP2001095057A patent/JP2002295384A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004084565A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Kayaba Ind Co Ltd | ベーンポンプ |
JP2004339978A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Kayaba Ind Co Ltd | ベーンポンプ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040617 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080130 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20090610 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20091202 |