JP2002295223A - 自動２輪車用内燃機関 - Google Patents
自動２輪車用内燃機関Info
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- JP2002295223A JP2002295223A JP2001096447A JP2001096447A JP2002295223A JP 2002295223 A JP2002295223 A JP 2002295223A JP 2001096447 A JP2001096447 A JP 2001096447A JP 2001096447 A JP2001096447 A JP 2001096447A JP 2002295223 A JP2002295223 A JP 2002295223A
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- Japan
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- level gauge
- oil
- clutch housing
- engine cover
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/10—Indicating devices; Other safety devices
- F01M11/12—Indicating devices; Other safety devices concerning lubricant level
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オイルレベルゲージの装着部がキックアーム
近傍にあると、キックアームの位置によっては点検の邪
魔になることがある。また、エンジンカバーのガスケッ
ト面外へ出すためエンジンカバーが大型化することがあ
る。そこで操作性の向上及びエンジンカバーの小型化を
目的とする。 【構成】 クランクケースの一側に、クラッチハウジン
グ２９を設け、その前方にウォーターポンプ２１及びオ
イルポンプ２３を上下に配置する。エンジンカバー２８
の前方下部に位置するオイルポンプ２３は下部配置ポン
プをなし、その中心とクラッチハウジング２９の中心と
を結んだ線Ｌが後方へ上向きとなるようにこれらを配置
する。またクラッチハウジング２９とオイルポンプ２３
の間にオイルレベルゲージの装着部３０をエンジンカバ
ー２８と一体に設け、この中に挿入されるオイルレベル
ゲージの先端をクランク軸のほぼ直下にする。
近傍にあると、キックアームの位置によっては点検の邪
魔になることがある。また、エンジンカバーのガスケッ
ト面外へ出すためエンジンカバーが大型化することがあ
る。そこで操作性の向上及びエンジンカバーの小型化を
目的とする。 【構成】 クランクケースの一側に、クラッチハウジン
グ２９を設け、その前方にウォーターポンプ２１及びオ
イルポンプ２３を上下に配置する。エンジンカバー２８
の前方下部に位置するオイルポンプ２３は下部配置ポン
プをなし、その中心とクラッチハウジング２９の中心と
を結んだ線Ｌが後方へ上向きとなるようにこれらを配置
する。またクラッチハウジング２９とオイルポンプ２３
の間にオイルレベルゲージの装着部３０をエンジンカバ
ー２８と一体に設け、この中に挿入されるオイルレベル
ゲージの先端をクランク軸のほぼ直下にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動２輪車用内
燃機関、特にオイルレベルゲージの装着部に対する新規
配置構造に関する。
燃機関、特にオイルレベルゲージの装着部に対する新規
配置構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動２輪車用内燃機関においては、例え
ば、クランクケースの車体右側となる側面の前方下部に
ウォーターポンプ又はオイルポンプからなる下部配置ポ
ンプを設け、その後方にクラッチハウジングを並設する
とともに、クラッチハウジングの後方にオイルレベルゲ
ージの装着部とキックアームを設けることがある。
ば、クランクケースの車体右側となる側面の前方下部に
ウォーターポンプ又はオイルポンプからなる下部配置ポ
ンプを設け、その後方にクラッチハウジングを並設する
とともに、クラッチハウジングの後方にオイルレベルゲ
ージの装着部とキックアームを設けることがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オイルレベ
ルゲージの装着部をキックアームの近傍に配置すると、
オイルレベルゲージを使用するときキックアームが邪魔
になり、これを回動しなければならない場合があるの
で、オイルレベル点検における操作性の向上が求められ
ている。また、オイルレベルゲージの装着部をクラッチ
ハウジングの後方へ設けると、この部分はガスケット面
の位置がクラッチハジングに近接しているため、オイル
レベルゲージの装着部をエンジンカバーのガスケット面
より外へ出す必要があるため、エンジンカバーの大型化
を招くことがあった。したがって、オイルレベルゲージ
の装着部のレイアウト変更によりエンジンカバーの小型
化も望まれていた。そこで本願発明はこれらの要請実現
を目的とする。
ルゲージの装着部をキックアームの近傍に配置すると、
オイルレベルゲージを使用するときキックアームが邪魔
になり、これを回動しなければならない場合があるの
で、オイルレベル点検における操作性の向上が求められ
ている。また、オイルレベルゲージの装着部をクラッチ
ハウジングの後方へ設けると、この部分はガスケット面
の位置がクラッチハジングに近接しているため、オイル
レベルゲージの装着部をエンジンカバーのガスケット面
より外へ出す必要があるため、エンジンカバーの大型化
を招くことがあった。したがって、オイルレベルゲージ
の装着部のレイアウト変更によりエンジンカバーの小型
化も望まれていた。そこで本願発明はこれらの要請実現
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係る自動２輪車用内燃機関は、エンジンカバ
ーで覆われたクランクケース一側の前方下部にウォータ
ーポンプ又はオイルポンプからなる下部配置ポンプを設
け、その後方へクラッチハウジングを並設するととも
に、エンジンカバーにオイルレベルゲージの装着部を設
けた自動２輪車用内燃機関において、前記下部配置ポン
プとクラッチハウジングの各中心を結ぶ線が後方へ斜め
上がりに傾斜するようにこれら下部配置ポンプとクラッ
チハウジングを配置するとともに、前記オイルレベルゲ
ージの装着部を前記エンジンカバーの側面視で、クラン
ク軸の下方かつクラッチハウジングと下部配置ポンプの
間となる位置へ設けたことを特徴とする。
本願発明に係る自動２輪車用内燃機関は、エンジンカバ
ーで覆われたクランクケース一側の前方下部にウォータ
ーポンプ又はオイルポンプからなる下部配置ポンプを設
け、その後方へクラッチハウジングを並設するととも
に、エンジンカバーにオイルレベルゲージの装着部を設
けた自動２輪車用内燃機関において、前記下部配置ポン
プとクラッチハウジングの各中心を結ぶ線が後方へ斜め
上がりに傾斜するようにこれら下部配置ポンプとクラッ
チハウジングを配置するとともに、前記オイルレベルゲ
ージの装着部を前記エンジンカバーの側面視で、クラン
ク軸の下方かつクラッチハウジングと下部配置ポンプの
間となる位置へ設けたことを特徴とする。
【０００５】
【発明の効果】下部配置ポンプとクラッチハウジングの
中心を結ぶ線が後方へ上方傾斜するように配置したの
で、下部配置ポンプがクラッチハウジング前方かつ下方
に位置することになり、クランク軸の下方にオイルレベ
ルゲージ装着用のスペースを形成できるので、このスペ
ースを有効に利用してオイルレベルゲージの装着部を配
置できる。
中心を結ぶ線が後方へ上方傾斜するように配置したの
で、下部配置ポンプがクラッチハウジング前方かつ下方
に位置することになり、クランク軸の下方にオイルレベ
ルゲージ装着用のスペースを形成できるので、このスペ
ースを有効に利用してオイルレベルゲージの装着部を配
置できる。
【０００６】このため、オイルレベルゲージの装着部を
クラッチハウジング前方へ配置でき、しかもエンジンカ
バーのガスケット面よりも内側へ配置できるので、エン
ジンカバーの小型化が可能になる。そのうえ、キックア
ーム近傍に位置しないのでキックアームと関係なくオイ
ルレベルの点検が可能になり、操作性の向上を図ること
ができる。
クラッチハウジング前方へ配置でき、しかもエンジンカ
バーのガスケット面よりも内側へ配置できるので、エン
ジンカバーの小型化が可能になる。そのうえ、キックア
ーム近傍に位置しないのでキックアームと関係なくオイ
ルレベルの点検が可能になり、操作性の向上を図ること
ができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて一実施例を
説明する。図１は４サイクル式エンジンの側面図、図２
はその側面における動力伝達経路を概略的に示す図、図
３は一部を切り欠いて示すエンジンの上面図、図４は図
１の４−４線に沿う断面図である。これらの図におい
て、エンジン１は、シリンダ２，シリンダヘッド３及び
ヘッドカバー４を有する。符号５は気化器、６は吸排気
バルブ、７はピストン、８はコンロッドである。
説明する。図１は４サイクル式エンジンの側面図、図２
はその側面における動力伝達経路を概略的に示す図、図
３は一部を切り欠いて示すエンジンの上面図、図４は図
１の４−４線に沿う断面図である。これらの図におい
て、エンジン１は、シリンダ２，シリンダヘッド３及び
ヘッドカバー４を有する。符号５は気化器、６は吸排気
バルブ、７はピストン、８はコンロッドである。
【０００８】コンロッド８はクランク軸９に連結され、
このクランク軸９に設けられるプライマリギヤ１０を回
転駆動する。プライマリギヤ１０はクラッチ機構１１の
クラッチアウタ側に設けられたプライマリドリブンギヤ
１２と噛み合う。クラッチ機構１１のクラッチインナ側
は、メイン軸１３に接続し、その上に設けられたメイン
ギヤ列１４がメイン軸１３と平行のカウンタ軸１５上に
設けられているカウンタギヤ列１６と常時噛み合って変
速機を構成する。
このクランク軸９に設けられるプライマリギヤ１０を回
転駆動する。プライマリギヤ１０はクラッチ機構１１の
クラッチアウタ側に設けられたプライマリドリブンギヤ
１２と噛み合う。クラッチ機構１１のクラッチインナ側
は、メイン軸１３に接続し、その上に設けられたメイン
ギヤ列１４がメイン軸１３と平行のカウンタ軸１５上に
設けられているカウンタギヤ列１６と常時噛み合って変
速機を構成する。
【０００９】クランク軸９の動力は、プライマリギヤ１
０−プライマリドリブンギヤ１２−クラッチ機構１１−
メイン軸１３−メインギヤ列１４−カウンタギヤ列１６
−カウンタ軸１５、と伝達され、カウンタ軸と同軸上の
出力スプロケット１７から変速出力される。符号１８は
キック軸、１９はキックギヤ、２０はキックアームであ
る。
０−プライマリドリブンギヤ１２−クラッチ機構１１−
メイン軸１３−メインギヤ列１４−カウンタギヤ列１６
−カウンタ軸１５、と伝達され、カウンタ軸と同軸上の
出力スプロケット１７から変速出力される。符号１８は
キック軸、１９はキックギヤ、２０はキックアームであ
る。
【００１０】また、プライマリギヤ１０は相対回転自在
のサブギヤ１０ａを一体に組み合わせたセラシ歯車構造
をなし、このサブギヤ１０ａの上方に設けられているウ
ォーターポンプ２１の駆動ギヤ２２及びオイルポンプ２
３の駆動ギヤ２４とも噛み合ってこれらを駆動してい
る。図２中の符号２５はバランサギヤであり、クランク
軸９上の駆動ギヤ２６と噛み合う。図３中の符号２７は
キックスタータギヤ、２８はエンジンカバー、２９はそ
の一部をなすクラッチハウジングである。クラッチハウ
ジング２９はエンジンカバー２８の後半側略中央部から
側方へ大きく張り出している。エンジンカバー２８の周
囲はガスケット面をなしてクランクケース側面へ密着し
て接合面をシールしている。
のサブギヤ１０ａを一体に組み合わせたセラシ歯車構造
をなし、このサブギヤ１０ａの上方に設けられているウ
ォーターポンプ２１の駆動ギヤ２２及びオイルポンプ２
３の駆動ギヤ２４とも噛み合ってこれらを駆動してい
る。図２中の符号２５はバランサギヤであり、クランク
軸９上の駆動ギヤ２６と噛み合う。図３中の符号２７は
キックスタータギヤ、２８はエンジンカバー、２９はそ
の一部をなすクラッチハウジングである。クラッチハウ
ジング２９はエンジンカバー２８の後半側略中央部から
側方へ大きく張り出している。エンジンカバー２８の周
囲はガスケット面をなしてクランクケース側面へ密着し
て接合面をシールしている。
【００１１】次に、オイルレベルゲージの装着部につい
て説明する。図１に明らかなように、エンジンカバー２
８のウォーターポンプ２１下方位置にオイルレベルゲー
ジの装着部３０が設けられている。オイルレベルゲージ
の装着部３０の上部にはキャップ３１が設けられ、図示
の側面視状態でキャップ３１がプライマリギヤ１０と重
なる位置になる。また、オイルレベルゲージの装着部３
０はエンジンカバー２８の内側に配置されているオイル
ポンプ２３とクラッチハウジング２９との間にオイルポ
ンプ２３と略重なって配置される。オイルポンプ２３は
本願発明における下部配置ポンプに相当し、図２に示す
ように、オイルポンプ２３の中心である駆動ギヤ２４と
クラッチハウジング２９の中心であるメイン軸１３の各
中心を結んだ線Ｌは後方へ上向きに傾斜している。
て説明する。図１に明らかなように、エンジンカバー２
８のウォーターポンプ２１下方位置にオイルレベルゲー
ジの装着部３０が設けられている。オイルレベルゲージ
の装着部３０の上部にはキャップ３１が設けられ、図示
の側面視状態でキャップ３１がプライマリギヤ１０と重
なる位置になる。また、オイルレベルゲージの装着部３
０はエンジンカバー２８の内側に配置されているオイル
ポンプ２３とクラッチハウジング２９との間にオイルポ
ンプ２３と略重なって配置される。オイルポンプ２３は
本願発明における下部配置ポンプに相当し、図２に示す
ように、オイルポンプ２３の中心である駆動ギヤ２４と
クラッチハウジング２９の中心であるメイン軸１３の各
中心を結んだ線Ｌは後方へ上向きに傾斜している。
【００１２】図４に明らかなように、オイルレベルゲー
ジの装着部３０は、アルミ鋳造等で成形されるエンジン
カバー２８と一体に形成された筒状部をなし、その上部
は外方へ張り出すように傾斜し、キャップ３１の着脱に
際して上方のウォーターポンプ２１が邪魔にならないよ
うになっている。
ジの装着部３０は、アルミ鋳造等で成形されるエンジン
カバー２８と一体に形成された筒状部をなし、その上部
は外方へ張り出すように傾斜し、キャップ３１の着脱に
際して上方のウォーターポンプ２１が邪魔にならないよ
うになっている。
【００１３】オイルレベルゲージの装着部３０内には、
キャップ３１から一体に下方へ延びるオイルレベルゲー
ジ３２が挿入され、その下部はクランクケースの底部で
あるオイルパン３３近傍へ達し、オイルパン３３の上に
溜まるオイルの残量をチェックできるようになってい
る。このオイルレベルゲージ３２の先端が臨む部分はク
ランク軸９のほぼ直下である。
キャップ３１から一体に下方へ延びるオイルレベルゲー
ジ３２が挿入され、その下部はクランクケースの底部で
あるオイルパン３３近傍へ達し、オイルパン３３の上に
溜まるオイルの残量をチェックできるようになってい
る。このオイルレベルゲージ３２の先端が臨む部分はク
ランク軸９のほぼ直下である。
【００１４】オイルレベルゲージの装着部３０とほぼ同
じ高さにオイルポンプ２３が配置され、このオイルポン
プ２３は吸入通路３４を介してオイルパン３３の下部に
設けられたオイル溜まり３５からオイルを吸入し、エン
ジンの必要各部へ吐出するようになっている。符号３６
はドレンボルトである。
じ高さにオイルポンプ２３が配置され、このオイルポン
プ２３は吸入通路３４を介してオイルパン３３の下部に
設けられたオイル溜まり３５からオイルを吸入し、エン
ジンの必要各部へ吐出するようになっている。符号３６
はドレンボルトである。
【００１５】次に、本実施例の作用を説明する。図２に
示すゆに、下部配置ポンプであるオイルポンプ２３とク
ラッチハウジング２９の中心を結ぶ線Ｌが後方へ上方傾
斜するように配置したので、図１に明らかなように、オ
イルポンプ２３がクラッチハウジング２９の前方かつ下
方に位置することになり図１及び図２の側面視で、オイ
ルポンプ２３、クラッチハウジング２９及びクランク軸
９に囲まれた部分にオイルレベルゲージ装着用のスペー
スを形成できるので、このスペースを有効に利用してオ
イルレベルゲージの装着部３０を配置できる。
示すゆに、下部配置ポンプであるオイルポンプ２３とク
ラッチハウジング２９の中心を結ぶ線Ｌが後方へ上方傾
斜するように配置したので、図１に明らかなように、オ
イルポンプ２３がクラッチハウジング２９の前方かつ下
方に位置することになり図１及び図２の側面視で、オイ
ルポンプ２３、クラッチハウジング２９及びクランク軸
９に囲まれた部分にオイルレベルゲージ装着用のスペー
スを形成できるので、このスペースを有効に利用してオ
イルレベルゲージの装着部３０を配置できる。
【００１６】このため、オイルレベルゲージの装着部３
０をクラッチハウジング２９前方へ配置でき、しかもエ
ンジンカバーのガスケット面よりも内側へ配置できるの
で、エンジンカバーの小型化が可能になる。そのうえ、
キックアーム２０近傍に位置しないのでキックアーム２
０と関係なくオイルレベルの点検が可能になり、操作性
の向上を図ることができる。
０をクラッチハウジング２９前方へ配置でき、しかもエ
ンジンカバーのガスケット面よりも内側へ配置できるの
で、エンジンカバーの小型化が可能になる。そのうえ、
キックアーム２０近傍に位置しないのでキックアーム２
０と関係なくオイルレベルの点検が可能になり、操作性
の向上を図ることができる。
【００１７】しかも、図４に明らかなように、オイルレ
ベルゲージ３２の先端が臨む部分はクランク軸９のほぼ
直下であり、この部分が最も正確に残存オイル量を測定
できる部分であるため、オイルレベルの点検を最適位置
にて正確にできる。そのうえ、オイルレベルゲージの装
着部３０の開口位置が斜め外方を指向するため、上方に
ウォーターポンプ２１が存在しても邪魔にならずに点検
できる。
ベルゲージ３２の先端が臨む部分はクランク軸９のほぼ
直下であり、この部分が最も正確に残存オイル量を測定
できる部分であるため、オイルレベルの点検を最適位置
にて正確にできる。そのうえ、オイルレベルゲージの装
着部３０の開口位置が斜め外方を指向するため、上方に
ウォーターポンプ２１が存在しても邪魔にならずに点検
できる。
【００１８】図５は第２実施例に係る図１と同様の図で
あり、共通機能部分については前実施例と共通符号を用
いかつ重複説明を原則として省略する。この例ではウォ
ーターポンプ２１を本願発明における下部配置ポンプと
し、そのケース４０をエンジンカバー２８の前方下部へ
外側からボルト４１で取付けてある。符号４２は送水パ
イプである。この場合もウォーターポンプ２１の中心と
クラッチハウジング２９の中心を結ぶ線Ｌは後方へ上向
きに傾斜している。本図では明らかではないが、クラン
ク軸の位置も同様にキャップ３１の近傍に位置し、オイ
ルレベルゲージの下端はクランク軸の略直下に位置する
ようになっている。
あり、共通機能部分については前実施例と共通符号を用
いかつ重複説明を原則として省略する。この例ではウォ
ーターポンプ２１を本願発明における下部配置ポンプと
し、そのケース４０をエンジンカバー２８の前方下部へ
外側からボルト４１で取付けてある。符号４２は送水パ
イプである。この場合もウォーターポンプ２１の中心と
クラッチハウジング２９の中心を結ぶ線Ｌは後方へ上向
きに傾斜している。本図では明らかではないが、クラン
ク軸の位置も同様にキャップ３１の近傍に位置し、オイ
ルレベルゲージの下端はクランク軸の略直下に位置する
ようになっている。
【００１９】ウォーターポンプ２１のケース４０はクラ
ッチハウジング２９へ近接し、両部材間の谷間となるス
ペースが狭いため、オイルレベルゲージの装着部３０は
これらの間に上側が前方傾斜するように斜め形成されて
いる。キャップ３１近傍となるクラッチハウジング２９
の縁部には逃げ凹部４３が設けられ、キャップ３１の着
脱を可能にしている。また本図では明らかではないが、
オイルポンプはクランクケースの反対側に配置されてい
る。
ッチハウジング２９へ近接し、両部材間の谷間となるス
ペースが狭いため、オイルレベルゲージの装着部３０は
これらの間に上側が前方傾斜するように斜め形成されて
いる。キャップ３１近傍となるクラッチハウジング２９
の縁部には逃げ凹部４３が設けられ、キャップ３１の着
脱を可能にしている。また本図では明らかではないが、
オイルポンプはクランクケースの反対側に配置されてい
る。
【００２０】このように、ウォーターポンプ２１がエン
ジンカバー２８の外部へ突出した場合であっても、ウォ
ーターポンプ２１のケース４０とクラッチハウジング２
９の間隙となるスペースを有効に利用してオイルレベル
ゲージの装着部３０を形成でき、前実施例と同様の効果
を得ることができる。
ジンカバー２８の外部へ突出した場合であっても、ウォ
ーターポンプ２１のケース４０とクラッチハウジング２
９の間隙となるスペースを有効に利用してオイルレベル
ゲージの装着部３０を形成でき、前実施例と同様の効果
を得ることができる。
【図１】第１実施例に係るエンジンの側面図
【図２】上記エンジンの側面における動力伝達経路を概
略的に示す図
略的に示す図
【図３】上記エンジンの一部を切り欠いて示す上面図
【図４】図１の４−４線に沿う断面図
【図５】第２実施例に係る図１と同様図
【符号の説明】 １：パワーユニット、９：クランク軸、１０：プライマ
リギヤ、１１：クラッチ機構、１２：プライマリドリブ
ンギヤ、２１：ウォーターポンプ、２２：駆動ギヤ、２
３：オイルポンプ、２４：駆動ギヤ、２８：エンジンカ
バー、２９：クラッチハウジング、３０：オイルレベル
ゲージの装着部、３１：キャップ、３２：オイルレベル
ゲージ
リギヤ、１１：クラッチ機構、１２：プライマリドリブ
ンギヤ、２１：ウォーターポンプ、２２：駆動ギヤ、２
３：オイルポンプ、２４：駆動ギヤ、２８：エンジンカ
バー、２９：クラッチハウジング、３０：オイルレベル
ゲージの装着部、３１：キャップ、３２：オイルレベル
ゲージ
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンカバーで覆われたクランクケー
ス一側の前方下部にウォーターポンプ又はオイルポンプ
からなる下部配置ポンプを設け、その後方へクラッチハ
ウジングを並設するとともに、エンジンカバーにオイル
レベルゲージの装着部を設けた自動２輪車用内燃機関に
おいて、前記下部配置ポンプとクラッチハウジングの各
中心を結ぶ線が後方へ斜め上がりに傾斜するようにこれ
ら下部配置ポンプとクラッチハウジングを配置するとと
もに、前記オイルレベルゲージの装着部を前記エンジン
カバーの側面視で、クランク軸の下方かつクラッチハウ
ジングと下部配置ポンプの間となる位置へ設けたことを
特徴とする自動２輪車用内燃機関。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001096447A JP4605929B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 自動２輪車用内燃機関 |
| KR10-2002-0013828A KR100404123B1 (ko) | 2001-03-29 | 2002-03-14 | 자동 이륜차용 내연 기관 |
| CNB021075867A CN1206445C (zh) | 2001-03-29 | 2002-03-19 | 自动二轮车用内燃机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001096447A JP4605929B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 自動２輪車用内燃機関 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002295223A true JP2002295223A (ja) | 2002-10-09 |
| JP2002295223A5 JP2002295223A5 (ja) | 2008-05-15 |
| JP4605929B2 JP4605929B2 (ja) | 2011-01-05 |
Family
ID=18950355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001096447A Expired - Fee Related JP4605929B2 (ja) | 2001-03-29 | 2001-03-29 | 自動２輪車用内燃機関 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4605929B2 (ja) |
| KR (1) | KR100404123B1 (ja) |
| CN (1) | CN1206445C (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7150348B2 (en) * | 2003-10-07 | 2006-12-19 | Magneti Marelli Powertrain Usa Llc | Ergonomic clutch actuator |
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