JP2002295217A - 4ストロークサイクル内燃機関のデコンプ装置 - Google Patents

4ストロークサイクル内燃機関のデコンプ装置

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JP2002295217A
JP2002295217A JP2001101426A JP2001101426A JP2002295217A JP 2002295217 A JP2002295217 A JP 2002295217A JP 2001101426 A JP2001101426 A JP 2001101426A JP 2001101426 A JP2001101426 A JP 2001101426A JP 2002295217 A JP2002295217 A JP 2002295217A
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intake
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cams
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Yoshinobu Sawamura
吉信 澤村
Hideo Kobayashi
英男 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カムシャフトと一体の吸排気カムによりそれ
ぞれ開閉駆動される吸排気弁を備えた4ストロークサイ
クル内燃機関において、小型のデコンプ装置を提供す
る。 【解決手段】 カムシャフトの逆転時のみトルクを伝達
しうる一方向クラッチを内蔵したデコンプカムを、前記
吸排気カムのいずれか一方または両方に隣接して、前記
カムシャフトに嵌装し、前記吸排気カムにそれぞれ接し
て転動するカムローラを、前記吸排気弁を開弁するロッ
カーアームにそれぞれ回転自在に枢支させ、前記デコン
プカムに当接するロッカーアームの当接面を、前記カム
ローラを支持するロッカーアームのカムローラ支持部に
配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタータモータに
よって4ストロークサイクル内燃機関の始動を助成する
デコンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】4ストロークサイクル内燃機関において、
吸気カムまたは排気カムに隣接してデコンプカムけ設
け、始動時に、デコンプカムによって、ロッカーアーム
を揺動させて、吸気弁また排気弁を吸気カムまたは排気
カムによらず開弁させ、スタータモータによるクランク
シャフトの回転加速を助成する機械式デコンプ装置があ
った。
【0003】
【解決しようとする課題】前記機械的デコンプ装置で
は、吸気カムまたは排気カムに当接するようにロッカー
アームに枢支されたローラがデコンプカムに当接するよ
うになっているため、ロッカーアームの幅が広くなっ
て、ロッカーアームの慣性質量が増大するとともに、動
弁装置全体の小型化が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段および効果】本発明は、こ
のような難点を克服した4ストロークサイクル内燃機関
のデコンプ装置の改良に係り、カムシャフトと一体の吸
排気カムによりそれぞれ開閉駆動される吸排気弁を備
え、スタータモータにより始動される4ストロークサイ
クル内燃機関において、前記カムシャフトの逆転時のみ
トルクを伝達しうる一方向クラッチを内蔵したデコンプ
カムが、前記吸排気カムのいずれか一方または両方に隣
接して、前記カムシャフトに嵌装され、前記吸排気カム
にそれぞれ接して転動するカムローラが、前記吸排気弁
を開弁するロッカーアームにそれぞれ回転自在に枢支さ
れ、前記デコンプカムに当接するロッカーアームの当接
面が、前記カムローラを支持するロッカーアームのカム
ローラ支持部に配置されたことを特徴とするものであ
る。
【0005】本発明は前述したように構成されているた
め、ロッカーアームに枢支されたローラは、吸気カムま
たは排気カムにのみ当接するだけで足り、該ローラの長
さが短い結果、ロッカーアームの幅が狭くなり、ロッカ
ーアームの慣性質量が小さくなって、吸気弁または排気
弁を常時閉方向へ付勢するバルブスプリングのバネ荷重
の増大が避けられ、動弁装置を駆動するための動力が軽
減されるとともに、動弁装置の小型化が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図11に図示さ
れた本出願発明の一実施形態について説明する。
【0007】図示されない自動2輪車に搭載されかつ本
発明のデコンプ装置を備えた単気筒OHC4ストローク
サイクル内燃機関0の本体は、図1および図2に示され
るように、シリンダ孔4が略前方(図1では右方、図2
では上方)水平方向に指向したシリンダブロック1と、
該シリンダブロック1の後端に配置されたクランクケー
ス2と、前記シリンダブロック1の前端に配置されたシ
リンダヘッド3とよりなり、前記シリンダブロック1に
は、シリンダ孔4が形成され、車体前方からシリンダヘ
ッド3およびシリンダブロック1を貫通してクランクケ
ース2に螺着されるボルトにより、シリンダブロック1
クランクケース2およびシリンダヘッド3は一体的に結
合されるようになっている。
【0008】また、図2に図示されるように、前記シリ
ンダブロック1のシリンダ孔4には、ピストン5が摺動
自在に嵌装され、車幅方向に指向してクランクケース2
に回転自在に枢支されたクランクシャフト6とピストン
5とはコネクティングロッド7によって連結されてお
り、ピストン5の往復動に連動して、クランクシャフト
6が図1で時計方向へ回転駆動されるようになってい
る。
【0009】さらに、クランクケース2には、クランク
シャフト6と平行にメインシャフト8およびカウンター
シャフト9が回転自在に枢支され、クランクケース2か
ら外部へ突出したカウンターシャフト9の一端に一体に
設けられた固定されないドライブスプロケットと、固定
されない後車輪と一体のドリブンスプロケット(図示さ
れず)とに無端チェン(図示されず)が架渡され、前記
クランクシャフト6とメインシャフト8とにはクラッチ
が設けられるとともに、メインシャフト8とカウンター
シャフト9には図示されないギヤが設けられており、ク
ランクシャフト6が一定回転速度以上回転してクラッチ
が接続された状態においては、前記メインシャフト8と
カウンターシャフト9のギヤの選択的噛合いにより、所
定の変速比でもって図示されない後車輪が回転駆動され
るようになっている。
【0010】さらにまた、図3ないし図7に図示される
ように、シリンダヘッド3には、シリンダ孔4の上部の
燃焼室10に連通する吸気通路11と排気通路12とが形成さ
れ、該吸気通路11に設けられた吸気弁13と、排気通路12
に設けられた排気弁14とがV字状に配置されて開閉自在
に設けられており、該吸気弁13および排気弁14の頂部に
一体に装着されたリテーナ15とシリンダヘッド3との間
に介装されたバルブスプリング16のバネ力により、前記
吸気弁13および排気弁14は常に閉塞されるように付勢さ
れている。そして吸気通路11の上流側には、上流側に向
って図示されない絞り弁、気化器およびフィルターが配
設されている。
【0011】また、図3に示されるように、吸気弁13お
よび排気弁14の上方空間の中央に位置してカムシャフト
19が設けてある。このカムシャフト19は、図2に示され
るように、吸気カム17および排気カム18を一体に備え、
一対のベアリング20を介してシリンダヘッド3に回転自
在に枢支されている。該カムシャフト19の一端には、複
数本のボルト21によってドリブンスプロケット22が一体
に装着され、コネクティングロッド7と一体のドライブ
スプロケット23とドリブンスプロケット22とに無端チエ
ン24が架渡されており、カムシャフト19はクランクシャ
フト6の回転速度の1/2の回転速度で回転駆動される
ようになっている。
【0012】さらに、図3ないし図7に図示されるよう
に、前記吸気弁13および排気弁14の各頂部とカムシャフ
ト19との中間に位置してカムシャフト19と平行に1対の
ロッカーシャフト25がシリンダヘッド3に支持され、該
ロッカーシャフト25に吸気ロッカーアーム26および排気
ロッカーアーム27がそれぞれ揺動自在に枢支され、該吸
気ロッカーアーム26および排気ロッカーアーム27の一端
にタペットネジ28が螺着されてロックナット29により一
体に固定されるとともに、図11に図示されるように、
吸気ロッカーアーム26および排気ロッカーアーム27の他
端二叉状端部に嵌着されたローラ支持軸30にニードルベ
アリング31を介してローラ32が回転自在に枢支されてい
る。
【0013】さらにまた、前記排気ロッカーアーム27の
他端二叉状端部の内、外側方の端部27aの下面(図9〜
図11において)には、後記デコンプカム35の外周面36
に当接しうるカム当接部33が形成されている。
【0014】そして、図2に図示されるように、前記排
気ロッカーアーム27の外側方の端部27aに隣接して、ワ
ンウエイクラッチ34を備えたデコンプカム35がカムシャ
フト19に嵌装されており、図3ないし図7において、カ
ムシャフト19が時計方向へ正転(矢印N方向の回転)し
た場合には、カムシャフト19の時計方向トルクがデコン
プカム35に殆ど伝達されず、カムシャフト19が反時計方
向へ逆転(矢印R方向の回転)した場合には、カムシャ
フト19の反時計方向トルクがデコンプカム35に伝達され
るようになっている。
【0015】また、図8に示すように、デコンプカム35
の外周面36には、切欠き部37と、これより時計方向側に
位置したカム山部38と、該切欠き部37が排気ロッカーア
ーム27のカム当接部33に接した状態で、後記ストッパー
片41に係止しうる係止突部39とが形成されている。
【0016】さらに、図3ないし図8において左方(車
体上方)からカムシャフト19に向って貫通孔40がシリン
ダヘッド3に形成され、この貫通孔40には、貫通孔40の
先端小径部と係合しうるストッパー片41がカムシャフト
19に向って嵌装されるとともにコイルスプリング42が遊
嵌され、かつ貫通孔40の基端部にはボルト43が螺着され
ており、デコンプカム35が正転方向(時計方向)へ回転し
た場合には、ストッパー片41に係止突部39が係止され、
またデコンプカム35が逆転方向(反時計方向)へ回転し
て、係止突部39の傾斜面39aがストッパー片41に接触し
た場合には、ストッパー片41は係止突部39の傾斜面39a
によって内方へ弾性的に押込まれ、デコンプカム35の係
止突部39はストッパー片41に係止されずに、ストッパー
片41を乗越えることができるようになっている。
【0017】図1ないし図11に図示の実施形態は、前
述したように構成されているので、正常な運転状態で、
シリンダブロック1が運転を停止すると、圧縮行程の上
死点手前で、燃焼室10内の圧力上昇によりクランクシャ
フト6が停止し、その時のカムシャフト19の吸気カム17
および排気カム18とデコンプカム35とは図3に図示され
た位置にある。
【0018】そして、コネクティングロッド7が一旦停
止した後、燃焼室10内の高い圧力により、クランクシャ
フト6が反時計方向へ僅かに逆転して静止すると、図4
に図示されるように、デコンプカム35も同じ角度だけ逆
転して静止し、排気ロッカーアーム27のカム当接部33は
デコンプカム35のカム山部38上に乗り上がり、排気ロッ
カーアーム27は時計方向へ揺動して、排気弁14は圧縮行
程であっても開放される。
【0019】図4に図示された運転停止状態において、
図示されないスタータモータにより、回転駆動されるク
ランクシャフト6に連動して、カムシャフト19が時計方
向へ正転すると、図5に図示されるように、排気カム18
が排気ロッカーアーム27のローラ32に接近するが、その
間、排気ロッカーアーム27のカム当接部33がデコンプカ
ム35のカム山部38に当接してデコンプカム35に摩擦力が
働いているために、カムシャフト19および排気カム18の
正転とは無関係にデコンプカム35は静止している。
【0020】図5に図示の状態で、さらにカムシャフト
19が正転して、図6に図示の状態になると、排気ロッカ
ーアーム27のローラ32が排気カム18のカム山に乗り上が
って、排気ロッカーアーム27のカム当接部33がデコンプ
カム35のカム山部38より外れるため、デコンプカム35は
全く非拘束状態となり、ワンウエイクラッチ34の僅かな
正転伝達トルクによってデコンプカム35は時計方向へカ
ムシャフト19と共につれ回りし、デコンプカム35の係止
突部39がストッパー片41に当接係止され、デコンプカム
35はその位置で静止する。
【0021】そして、カムシャフト19および排気カム18
がさらに正転して、図7に図示されるように、排気カム
18のカム山が排気ロッカーアーム27のローラ32から外れ
ると、排気ロッカーアーム27のカム当接部33がデコンプ
カム35の切欠き部37に接触し、デコンプカム35によるデ
コンプ機能が解除されるため、単気筒OHC4ストロー
クサイクル内燃機関0は正常の運転状態に移行する。
【0022】このように、圧縮行程の上死点から、膨張
行程、排気行程を経由して吸入行程を終了する迄は、燃
焼室10は大気と連通されているため、燃焼室10内の圧力
上昇による単気筒OHC4ストロークサイクル内燃機関
0の正転抑制力が排除され、クランクシャフト6の正転
が円滑にかつ充分に加速され、単気筒OHC4ストロー
クサイクル内燃機関0は確実に始動することができる。
【0023】また、デコンプカム35の外周面36には、排
気ロッカーアーム27の端部に枢支されているローラ32が
当接せず、該ローラ32を支持している排気ロッカーアー
ム27の二叉状端部のカム当接部33がデコンプカム35の外
周面36に当接するようになっているので、ローラ32が長
くならずに、排気ロッカーアーム27の幅が狭くなり、そ
の結果、排気ロッカーアーム27が小型化するとともに、
動弁装置全体がコンパクトにまとめられ、単気筒OHC
4ストロークサイクル内燃機関0の小型・軽量化が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデコンプ装置を備え
た単気筒OHC4ストロークサイクル内燃機関の外観図
である。
【図2】同内燃機関の要部縦断面図である。
【図3】同実施形態のデコンプ装置を示すシリンダヘッ
ド部の断面図である。
【図4】同実施形態のデコンプ装置の作用説明図であ
る。
【図5】同実施形態のデコンプ装置の作用説明図であ
る。
【図6】同実施形態のデコンプ装置の作用説明図であ
る。
【図7】同実施形態のデコンプ装置の作用説明図であ
る。
【図8】同実施形態のデコンプカムとストッパーの拡大
断面図である。
【図9】同実施形態の排気ロッカーアームの側面図であ
る。
【図10】同実施形態の排気ロッカーアームの上面図で
ある。
【図11】図9のXI−XI断面図である。
【符号の説明】
0…単気筒OHC4ストロークサイクル内燃機関、1…
シリンダブロック、2…クランクケース、3…シリンダ
ヘッド、4…シリンダ孔、5…ピストン、6…クランク
シャフト、7…コネクティングロッド、8…メインシャ
フト、9…カウンターシャフト、10…燃焼室、11…吸気
通路、12…排気通路、13…吸気弁、14…排気弁、15…リ
テーナ、16…バルブスプリング、17…吸気カム、18…排
気カム、19…カムシャフト、20…ベアリング、21…ボル
ト、22…ドリブンスプロケット、23…ドライブスプロケ
ット、24…無端チエン、25…ロッカーシャフト、26…吸
気ロッカーアーム、27…排気ロッカーアーム、28…タペ
ットネジ、29…ロックナット、30…ローラ支持軸、31…
ニードルベアリング、32…ローラ、33…カム当接部、34
…ワンウエイクラッチ、35…デコンプカム、36…外周
面、37…切欠き部、38…カム山部、39…係止突部、39a
…係止突部の傾斜面、40…貫通孔、41…ストッパー片、
42…コイルスプリング、43…ボルト、N…正転の方向、
R…逆転の方向。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月4日(2001.4.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来技術】4ストロークサイクル内燃機関において、
吸気カムまたは排気カムに隣接してデコンプカムを設
、始動時に、デコンプカムによって、ロッカーアーム
を揺動させて、吸気弁また排気弁を吸気カムまたは排気
カムによらず開弁させ、スタータモータによるクランク
シャフトの回転加速を助成する機械式デコンプ装置があ
った。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】さらに、クランクケース2には、クランク
シャフト6と平行にメインシャフト8およびカウンター
シャフト9が回転自在に枢支され、クランクケース2か
ら外部へ突出したカウンターシャフト9の一端に一体に
設けられた図示されないドライブスプロケットと、図示
されない後車輪と一体のドリブンスプロケット(図示さ
れず)とに無端チェン(図示されず)が架渡され、前記
クランクシャフト6とメインシャフト8とにはクラッチ
が設けられるとともに、メインシャフト8とカウンター
シャフト9には図示されないギヤが設けられており、ク
ランクシャフト6が一定回転速度以上回転してクラッチ
が接続された状態においては、前記メインシャフト8と
カウンターシャフト9のギヤの選択的噛合いにより、所
定の変速比でもって図示されない後車輪が回転駆動され
るようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、図3に示されるように、吸気弁13お
よび排気弁14の上方空間の中央に位置してカムシャフト
19が設けてある。このカムシャフト19は、図2に示され
るように、吸気カム17および排気カム18を一体に備え、
一対のベアリング20を介してシリンダヘッド3に回転自
在に枢支されている。該カムシャフト19の一端には、複
数本のボルト21によってドリブンスプロケット22が一体
に装着され、クランクシャフト6と一体のドライブスプ
ロケット23と上記ドリブンスプロケット22とに無端チエ
ン24が架渡されており、カムシャフト19はクランクシャ
フト6の回転速度の1/2の回転速度で回転駆動される
ようになっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】さらに、図3ないし図7に図示されるよう
に、前記吸気弁13および排気弁14の各頂部とカムシャフ
ト19との中間に位置してカムシャフト19と平行に1対の
ロッカーシャフト25がシリンダヘッド3に支持され、該
ロッカーシャフト25に吸気ロッカーアーム26および排気
ロッカーアーム27がそれぞれ揺動自在に枢支され、該吸
気ロッカーアーム26および排気ロッカーアーム27の一端
にタペットネジ28が螺着されてロックナット29により一
体に固定されるとともに、図9ないし図11に図示され
るように、吸気ロッカーアーム26および排気ロッカーア
ーム27の他端二叉状端部に嵌着されたローラ支持軸30に
ニードルベアリング31を介してローラ32が回転自在に枢
支されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図1ないし図11に図示の実施形態は、前
述したように構成されているので、正常な運転状態で、
内燃機関0が運転を停止すると、圧縮行程の上死点手前
で、燃焼室10内の圧力上昇によりクランクシャフト6が
停止し、その時のカムシャフト19の吸気カム17および排
気カム18とデコンプカム35とは図3に図示された位置に
ある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】そして、クランクシャフト6が一旦停止し
た後、燃焼室10内の高い圧力により、クランクシャフト
6が反時計方向へ僅かに逆転して静止すると、図4に図
示されるように、デコンプカム35も同じ角度だけ逆転し
て静止し、排気ロッカーアーム27のカム当接部33はデコ
ンプカム35のカム山部38上に乗り上がり、排気ロッカー
アーム27は時計方向へ揺動して、排気弁14は圧縮行程で
あっても開放される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 英男 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 坂本 文一郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G018 AB05 AB16 DA31 DA83 DA85 FA06 FA17 GA11 GA14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムシャフトと一体の吸排気カムにより
    それぞれ開閉駆動される吸排気弁を備え、スタータモー
    タにより始動される4ストロークサイクル内燃機関にお
    いて、 前記カムシャフトの逆転時のみトルクを伝達しうる一方
    向クラッチを内蔵したデコンプカムが、前記吸排気カム
    のいずれか一方または両方に隣接して、前記カムシャフ
    トに嵌装され、 前記吸排気カムにそれぞれ接して転動するカムローラ
    が、前記吸排気弁を開弁するロッカーアームにそれぞれ
    回転自在に枢支され、前記デコンプカムに当接するロッ
    カーアームの当接面が、前記カムローラを支持するロッ
    カーアームのカムローラ支持部に配置されたことを特徴
    とする4ストロークサイクル内燃機関のデコンプ装置。
JP2001101426A 2001-03-30 2001-03-30 4ストロークサイクル内燃機関のデコンプ装置 Expired - Fee Related JP4023585B2 (ja)

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