JP2002294905A - 入隅部における壁パネルの連結構造 - Google Patents

入隅部における壁パネルの連結構造

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JP2002294905A
JP2002294905A JP2001093205A JP2001093205A JP2002294905A JP 2002294905 A JP2002294905 A JP 2002294905A JP 2001093205 A JP2001093205 A JP 2001093205A JP 2001093205 A JP2001093205 A JP 2001093205A JP 2002294905 A JP2002294905 A JP 2002294905A
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corner
wall panel
panel
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orthogonal
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JP2001093205A
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Yasuhiko Izumitani
安彦 泉谷
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室ユニット等の直交する壁パネルの側縁部
同士を、隅支柱を介して連結する入隅部における壁パネ
ルの連結構造において、壁パネル立て込み後に打ち込む
目地材や、コーキング材等を用いる事なく入隅部の壁パ
ネルの接続や、水密性の確保と、連続する壁パネル間の
意匠性を損なう事のない入隅部における壁パネルの連結
構造を提供する。 【解決手段】 直交する壁パネル1の側縁部1a同士
を、隅支柱2を介して連結する入隅部5における壁パネ
ル1の連結構造であって、該隅支柱2は室内Y側へ開口
し、かつ、突出した先端を開口部内で折返した折曲部2
aとからなる略W字形であって、該隅支柱2の室内Y側
より水密性を有する略W字形のパネルジョイナー4を嵌
入しつつ立設し、該直交する壁パネル1の側縁部1aに
形成された略J字形のバネ部1bを夫々嵌着することに
より、前記バネ部1bの側面部と折り返し先端折曲部2
aとが各々弾性的に嵌合係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室ユニットにおけ
る壁パネルの接続構造であって、詳しくは直交する壁パ
ネルの入隅部における壁パネルの連結構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、直交する壁パネル同士の
入隅部には、コーナー部に幅広の目地材を嵌着させて壁
パネルの接続や、水密性を保つか、特開2000−17
9073号に見られるように、コーキングを施して壁パ
ネルの接続や、水密性を保つかの何れかであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年浴室ユニットも高
級化が進み、大理石調の壁パネルや柄に特徴を持たせた
およそ浴室ユニットとは思えないであろう高級感のある
壁パネルを用いた浴室ユニットが主流になりつつある。
【0004】しかし、従来の技術では、目地材を用いて
いた場合は壁パネル本体を意匠性の富んだ柄を採用して
も、入隅部で一旦壁パネルの柄が途切れてしまい連続性
に欠けるという問題点があった。また、浴室ユニットの
壁材をリフォームにより取替える場合や、メンテナンス
により解体する場合、解体時に入隅部の目地材が簡単に
取り外すことが出来ず、無理やり取り外すケースが殆ど
であるため、樹脂製の目地材が切れたり折れ曲がったり
してしまい、一度使用したものを再利用することが出来
ない場合がほとんどである。
【0005】また、コーキング材を用いることにより極
力目地幅を小さくすることも考えられてきたが、コーキ
ングでは施工を行なう業者に水密性が委ねられるため、
施工不良が発生した場合、室内で使用した湯水が壁パネ
ルを支える支柱にまで達成してしまう恐れがあり、支柱
の錆の促進や支柱内に溜まった湯水により異臭の原因に
もなりかねない。さらに、コーキング材はシリコーンを
主原料としたものが一般的に用いられているが、長期間
使用しているとカビがコーキング材の表面部に付着し、
清掃が非常に困難になる。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、浴室ユニット等の直交す
る壁パネルの側縁部同士を、隅支柱を介して連結する入
隅部における壁パネルの連結構造において、壁パネル立
て込み後に打ち込む目地材や、コーキング材等を用いる
事なく入隅部の壁パネルの接続や、水密性の確保と、連
続する壁パネル間の意匠性を損なう事のない入隅部にお
ける壁パネルの連結構造を提供する事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、直交する壁パネルの側縁部同
士を、隅支柱を介して連結する入隅部における壁パネル
の連結構造であって、該隅支柱は室内側へ開口し、か
つ、突出した先端を開口部内で折返した折曲部とからな
る略W字形であって、該隅支柱の室内側より水密性を有
する略W字形のパネルジョイナーを嵌入しつつ立設し、
該直交する壁パネルの側縁部に形成された略J字形のバ
ネ部を夫々嵌着することにより、前記バネ部の側面部と
折り返し先端折曲部とが各々弾性的に嵌合係止すること
を特徴とするものである。
【0008】この発明では、入隅部の壁パネル同士の連
結構造において、室内側から隅支柱にパネルジョイナー
を取付け、このパネルジョイナーに壁パネルの側縁部に
形成された略J字形のバネ部を差し込むだけで容易に接
続でき、これにより壁パネル立て込み後に打ち込む目地
材や、コーキング材等を用いる事なく連結が実施でき
る。さらに、意匠性に富んだ柄の壁パネル間の連続性を
損なわずに立設することができ、より高級感を演出でき
る。また、浴室ユニットの壁材をリフォームにより取替
える場合や、メンテナンスにより解体する場合において
も、前記壁パネルの側縁部に形成された略J字形のバネ
部をパネルジョイナーから引き抜くだけで容易に浴室内
から取り外すことができ、且つ、再組立てができること
により、接続部材の再利用が可能となる。
【0009】この発明の請求項2記載の発明は請求項1
記載の発明の場合において、略W字形のパネルジョイナ
ーは硬質部材で形成し、且つ、直交する壁パネルの入隅
部近傍に軟質部材で形成した水返し片を有することを特
徴とするものである。
【0010】この発明では、入隅部の水密性は、パネル
ジョイナー部の直交する壁パネルの入隅部近傍に軟質部
材で形成した水返し片で止水するため、壁パネル立て込
み後に打ち込む目地材や、コーキング材等を用いる事な
く、壁パネルを直接立て込むだけで止水でき、これによ
り施工業者の目地材打ち込み忘れや、コーキング施工不
良に関わらず水密性の確保が図れ施工の信頼性が向上す
る。さらに、万一浸水した場合でも、壁パネルを支える
支柱にまで達成しないように水密性のあるパネルジョイ
ナーで防壁するため、支柱の錆発生の抑止や腐敗水溜り
の抑止が可能となる。また、シリコーンを主原料とした
コーキング材を使用しないため、カビの発生を抑止する
ことができ、清掃が非常に楽になる。
【0011】この発明の請求項3記載の発明は請求項1
記載の発明の場合において、直交する壁パネルの入隅部
近傍に軟質部材で形成した水返し片は、該直交する壁パ
ネルの入隅部より隅支柱内側に位置することを特徴とす
るものである。
【0012】この発明では、入隅部近傍に軟質部材で形
成した水返し片は、直交する壁パネルの入隅部より隅支
柱内側に位置するため、前記入隅部近傍の軟質部材が見
えなくなり意匠性に富んだ柄の壁パネル間の連続性を損
なわずに立設することができ、より高級感を演出でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態および取
付方法を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の
浴室ユニットにおける壁パネルの連結構造の一例を示
す、直交する壁パネルの入隅部の平断面図である。直交
する壁パネル1の側縁部1a同士を、隅支柱2を介して
連結する入隅部5における壁パネル1の連結構造であっ
て、該隅支柱2は室内Y側へ開口し、かつ、突出した先
端を開口部内で折返した折曲部2aとからなる略W字形
であって、該隅支柱2の室内Y側より水密性を有する略
W字形のパネルジョイナー4を嵌入しつつ立設し、該直
交する壁パネル1の側縁部1aに形成された略J字形の
バネ部1bを夫々嵌着することにより、前記バネ部1b
の側面部と折り返し先端折曲部2aとが各々弾性的に嵌
合係止する。
【0014】図2は本発明における隅支柱の他の一例を
用いた平断面図である。隅支柱2bは室内側へ開口し、
かつ、突出した先端を開口部内で折返した折曲部2cと
からなる略C字形であって、該隅支柱2bの室内側より
略W字形の支柱補完材2dを挿入しつつ立設し、ビス3
にて結合する。本品使用箇所等は図1で述べた使用方法
と同様である。
【0015】図3は本発明におけるパネルジョイナーの
斜視図である。略W字形のパネルジョイナー4は硬質部
材で形成し、且つ、直交する壁パネルの入隅部5近傍に
軟質部材で形成した水返し片4aを有する。本品使用箇
所等は図1で述べた使用方法と同様である。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。
【0017】この発明の請求項1記載の発明によれば、
直交する壁パネルの側縁部同士を、隅支柱を介して連結
する入隅部における壁パネルの連結構造であって、該隅
支柱は室内側へ開口し、かつ、突出した先端を開口部内
で折返した折曲部とからなる略W字形であって、該隅支
柱の室内側より水密性を有する略W字形のパネルジョイ
ナーを嵌入しつつ立設し、該直交する壁パネルの側縁部
に形成された略J字形のバネ部を夫々嵌着することによ
り、前記バネ部の側面部と折り返し先端折曲部とが各々
弾性的に嵌合係止することにより、壁パネル立て込み後
に打ち込む目地材や、コーキング材等を用いる事なくパ
ネルジョイナーに壁パネルの側縁部に形成された略J字
形のバネ部を差し込むだけで容易に接続が実施でき、さ
らに意匠性に富んだ柄の壁パネル間の連続性を損なわず
に立設することができ、より高級感を演出できる。ま
た、浴室ユニットの壁材をリフォームにより取替える場
合や、メンテナンスにより解体する場合においても、前
記壁パネルの側縁部に形成された略J字形のバネ部をパ
ネルジョイナーから引き抜くだけで容易に浴室内から取
り外すことができ、且つ、再組立てができることによ
り、接続部材の再利用が可能となる。
【0018】この発明の請求項2記載の発明は、略W字
形のパネルジョイナーは硬質部材で形成し、且つ、直交
する壁パネルの入隅部近傍に軟質部材で形成した水返し
片を有することにより、壁パネル立て込み後に打ち込む
目地材や、コーキング材等を用いる事なく、壁パネルを
直接立て込むだけで止水でき、これにより施工業者の目
地材打ち込み忘れや、コーキング施工不良に関わらず水
密性の確保が図れ施工の信頼性が向上し、さらに万一浸
水した場合でも、壁パネルを支える支柱にまで達成しな
いように水密性のあるパネルジョイナーで防壁するた
め、支柱の錆発生の抑止や腐敗水溜りの抑止が可能とな
る。また、シリコーンを主原料としたコーキング材を使
用しないため、カビの発生を抑止することができ、清掃
が非常に楽になる。
【0019】この発明の請求項3記載の発明は、直交す
る壁パネルの入隅部近傍に軟質部材で形成した水返し片
は、該直交する壁パネルの入隅部より隅支柱内側に位置
することにより、前記入隅部近傍の軟質部材が見えなく
なり意匠性に富んだ柄の壁パネル間の連続性を損なわず
に立設することができ、より高級感を演出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る浴室ユニットにおけ
る壁パネルの連結構造を示す、直交する壁パネルの入隅
部の平断面図である。
【図2】他の実施例の隅支柱の平断面図である。
【図3】本発明におけるパネルジョイナーの斜視図であ
る。
【図4】本発明における壁パネル連結構造の組立て説明
図である。
【図5】従来技術における壁パネルの連結構造の平断面
図である。
【図6】他の従来技術(特開2000−179073
号)における壁パネルの連結構造の平断面図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 1a (壁パネル)側縁部 1b (壁パネル)バネ部 2 (略W字形の隅支柱)隅支柱 2a (略W字形の隅支柱)折曲部 2b (略C字形の隅支柱)隅支柱 2c (略C字形の隅支柱)折曲部 2d (略C字形の隅支柱)支柱補完材 2e (略C字形の隅支柱)支柱補完材固定ビス 3 隅支柱ビス 4 パネルジョイナー 4a (パネルジョイナー)水返し片 5 入隅部 Y 室内 A 防水床パン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交する壁パネルの側縁部同士を、隅支
    柱を介して連結する入隅部における壁パネルの連結構造
    であって、該隅支柱は室内側へ開口し、かつ、突出した
    先端を開口部内で折返した折曲部とからなる略W字形で
    あって、該隅支柱の室内側より水密性を有する略W字形
    のパネルジョイナーを嵌入しつつ立設し、該直交する壁
    パネルの側縁部に形成された略J字形のバネ部を夫々嵌
    着することにより、前記バネ部の側面部と折り返し先端
    折曲部とが各々弾性的に嵌合係止することを特徴とする
    入隅部における壁パネルの連結構造。
  2. 【請求項2】 前記略W字形のパネルジョイナーは硬質
    部材で形成し、且つ、前記直交する壁パネルの入隅部近
    傍に軟質部材で形成した水返し片を有することを特徴と
    する請求項1記載の入隅部における壁パネルの連結構
    造。
  3. 【請求項3】 前記直交する壁パネルの入隅部近傍に軟
    質部材で形成した水返し片は、該直交する壁パネルの入
    隅部より隅支柱内側に位置することを特徴とする請求項
    1記載の入隅部における壁パネルの連結構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006042446A1 (fr) * 2004-10-21 2006-04-27 Changzhou Lingtong Exhibition Products Co., Ltd Ensemble de colonne carree a montage fendu
CN115427646A (zh) * 2020-08-05 2022-12-02 琴平工业株式会社 壁板的制造方法

Cited By (3)

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WO2006042446A1 (fr) * 2004-10-21 2006-04-27 Changzhou Lingtong Exhibition Products Co., Ltd Ensemble de colonne carree a montage fendu
CN115427646A (zh) * 2020-08-05 2022-12-02 琴平工业株式会社 壁板的制造方法
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