JP2005290746A - 入巾木、並びにそれを用いた室内空間 - Google Patents

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Abstract

【課題】床面と壁面との連結部に配され、壁面より内側に凹状に引っ込めて形成される入巾木において、施工性の向上を図るとともに、意匠性の高い入巾木を提供し、該入巾木を適用することで、低コストでインテリア性が高く高級感のある室内空間を提供できるようにする。
【解決手段】床面と壁面との連結部に配され、壁面より内側に凹状に引っ込めて形成される入巾木1を、縦面部分から水平方向に突出して壁下地2aを保持する壁保持部1aと、該壁保持部より下位置の縦面部分にて形成される凹部1bと、該凹部1bの下方の縦面部分から水平方向に突出された床差込部1cと、から構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、床面と壁面との間に配される巾木に関し、壁面より内側に引っ込めて形成される入巾木に関するものである。
一般に、室内の床面と壁面との間には見切りとして巾木が配され、掃除機の衝撃や汚れ等から壁面を守るようにしている。また、巾木は床面と壁面とをなじみよく納めるために使用されるものである。
このような巾木において、一般的な形状のものとして出巾木が知られており、壁面から外側に突出した形状に形成されて、その高さや材質、表面に掘り込みを設けることで多様なデザインのものが製造されている。
また、巾木には上述の出巾木の他に、壁面より内側に引っ込めて形成された入巾木が知られており、この入巾木によればモダンスタイルと呼ばれるインテリアスタイルを表現できるようにしている。
この入巾木に関しては、その取り付けを容易として、収縮がおこっても外観を損ねないようにした入巾木が公開されている(特許文献1参照)。
実開平5−24785号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるような従来の入巾木の構成においては、壁面の下部を受けることができるように、保持部分を備えているが、床面との連結に配慮されたものではない。
また、モダンスタイルと呼ばれるインテリアスタイルを表現するためには、意匠性が高く、かつ、シンプルなデザインに仕上げられることが必要であった。
このような問題点を解決するとともに、意匠性の高い入巾木を提供するために、本発明においては、施工性の向上を図るとともに意匠性の向上を図るものであり、該入巾木を適用することで、低コストでインテリア性が高く高級感のある室内空間を提供できるようにするものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、床面と壁面との連結部に配され、壁面より内側に凹状に引っ込めて形成される入巾木を、縦面部分から水平方向に突出して壁下地を保持する壁保持部と、該壁保持部より下位置の縦面部分にて形成される凹部と、前記凹部の下方の縦面部分から水平方向に突出された床差込部と、から構成したものである。
請求項2においては、前記入巾木は、アルミ金属製で構成されるとともに、発色性塗装、又は、アルマイト処理仕上げが施されているものである。
請求項3においては、前記壁保持部と前記凹部との連結部、及び、前記床差込部と前記凹部との連結部はR形状に形成されているものである。
請求項4においては、請求項1、2、又は3に記載の入巾木を床面と壁面との連結部に適用するとともに、壁面と天井部との連結部に底目地仕上げを適用したものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、入巾木を配置する際の施工効率を向上できるとともに、施工後の収まりがよく、がたつきを防止することができる。
請求項2においては、アルミの素材感をよりよく表現して、意匠性を高めることができる。
請求項3においては、入巾木の意匠性を向上できるとともに、塵埃を溜まりにくくすることができる。
請求項4においては、排他性や無性格性を表現できるモダンスタイルの室内空間を低コストで提供することができる。また、コストをかけずに高級感のある室内空間を提供することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る入巾木の構成を示す斜視図、図2は同じく側面断面図、図3は天井底目地構造を示す斜視図、図4は同じく側面断面図である。
まず、本発明に係る入巾木1の構成を説明する。
図1に示すように入巾木1は床面と壁面との連結部に配置され、壁面に対して内側に凹状に引っ込めた形状に形成されている。
該入巾木1は、その上部構造により壁2を支持するとともに、その下部構造により床板3を挿し込んで配置できるようにしている。
前記入巾木1のより具体的な構造を図2により説明すると、入巾木1は床面に対して垂直方向に立設された縦面部分1dと、該縦面部分1dから水平方向に突出した壁保持部1a及び床差込部1cと、から構成されている。前記壁保持部1aと、前記床差込部1cとに挟まれた位置における縦面部分1dに、凹状に引っ込められた凹部1bが形成されており、該凹部1bにより入巾木1の意匠面が形成されている。
前記凹部1bの上下方向の幅(即ち、壁保持部1aと床差込部1cとの距離)は、本実施例においては5cm程度に構成されているが、長さは限定するものではない。
前記壁保持部1aは縦面部分1dから室内側に壁下地2aの厚さと略同じ長さで水平方向に突出されており、該壁保持部1aの上面と壁保持部1aより上位置の縦面部分1dにより石膏ボード等で構成される壁下地2aを保持できるようにしている。
また、前記壁保持部1aの先端部側は上方に屈曲されて屈曲部1eが形成されており、該屈曲部1eに壁下地2aを係止して室内側に端部が出ないように、つまり、壁下地2aの下端が壁保持部1aの上面に納まるように配置して、めくれ等を防止している。該屈曲部1eの上面には壁下地2aの表面に貼設される壁装材2bが配されるものである。
なお、本実施例における壁保持部1aの幅は14cm程度に構成されているものであるが、壁下地2aの厚みに合わせて変更することも可能である。
前記床差込部1cは前記壁保持部1aの下方であって、縦面部分1dから室内側に水平方向に突出されており、該床差込部1cの下面に床板3を挿し込んで、床板3の端部を床差込部1cより下位置の縦面部分1dに当接させて、配置できるようにしている。
また、縦面部分1dと壁保持部1aとの連結部、及び、縦面部分1dと床差込部1cとの連結部の意匠面側は共にR状に形成されており、つまり、室内側の縦面部分1dと壁保持部1aとの交差部、及び、縦面部分1dと床差込部1cとの交差部は曲面に形成して、意匠性の向上を図っているものである。
このような入巾木1の構成において、施工の際には入巾木1の壁保持部1aの上面に壁下地2aを嵌め込むとともに、床差込部1cの下面に沿わせて床板の端部を嵌め込むのである。そして、縦面部分1dに壁下地2a及び床板3を押し込んで当接させることで、入巾木1のがたつきが抑えられるのである。
以上のように、本発明の入巾木1においては壁保持部1aの構造にて壁2の下端部を受けることができ、床差込部1cにて床面を挿し込むことができるようにしているので、入巾木1を配置する際の施工効率を向上することができる。
また、前記入巾木1の材質はアルミ金属製で形成され、発色性塗装もしくはアルマイト処理にて仕上げ処理されており、アルミの素材感をよりよく表現できるように考慮しているものである。但し、材質はアルミに限定するものではなく、ステンレス等の金属等で構成することも可能である。
このように、入巾木1を仕上げ処理することで、シンプルモダンのスタイルとして高級感のある入巾木を低コストで提供することができる。
続いて、上述の入巾木1を床面と壁面との連結部に配設するとともに、壁面と天井ボードとの連結部に底目地仕上げを適用した室内空間について説明する。
図3に示すように、床面と壁面との連結部に入巾木を配置するとともに、壁2と天井ボード4との連結部には底目地仕上げを適用している。
前記底目地仕上げは壁面に対して天井部が凹状にへこんで構成されており、コストをかけずにシンプルモダンのスタイルとして、室内空間の高級感を高めることができるようにしている。
前記天井底目地仕上げは、例えば、図4に示すように、天井ボード4と壁2との間に配置される天井用底目地連結具6にて構成される。
天井用底目地連結具6は天井ボード4の端部を保持する断面視「コ」字状の保持部6aと、天井面に対して凹状に窪んだ天井底目地部5を形成する凹部6bとから構成されているものである。
また、前記天井用底目地連結具6は図示しない野縁等に固定されて天井部に対して固定されるとともに、壁2に対して固定されているものである。
このように、上述の入巾木1と天井底目地構造とを併用することで、低コストで高級感の高い室内空間を提供することができるのである。また、シンプルモダンの室内空間を実現することができるのである。
本発明の一実施形態に係る入巾木の構成を示す斜視図。 同じく側面断面図。 天井底目地構造を示す斜視図。 同じく側面断面図。
符号の説明
1 入巾木
1a 壁保持部
1b 凹部
1c 床差込部
1d 縦面部分
1e 屈曲部
2 壁
2a 壁下地
2b 壁装材
3 床板
4 天井ボード
5 天井底目地部
6 天井用底目地連結具

Claims (4)

  1. 床面と壁面との連結部に配され、壁面より内側に凹状に引っ込めて形成される入巾木を、
    縦面部分から水平方向に突出して壁下地を保持する壁保持部と、
    該壁保持部より下位置の縦面部分にて形成される凹部と、
    前記凹部の下方の縦面部分から水平方向に突出された床差込部と、
    から構成したことを特徴とする入巾木。
  2. 前記入巾木は、
    アルミ金属製で構成されるとともに、
    発色性塗装、又は、アルマイト処理仕上げが施されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の入巾木。
  3. 前記壁保持部と前記凹部との連結部、及び、前記床差込部と前記凹部との連結部はR形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の入巾木。
  4. 請求項1、2、又は3に記載の入巾木を床面と壁面との連結部に適用するとともに、壁面と天井部との連結部に底目地仕上げを適用したことを特徴とする室内空間。
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