JP2005180031A - 幕板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 建築物の外壁面に化粧用として取り付けられる施工性が優れ安価に製造することができる幕板を提供する。
【解決手段】 外壁面Gに固定される平坦な固定部1aの下縁で表面方向に折り返された下部差込部1bと固定部1aの上縁で表面側に折曲された立ち上がり部1cと立ち上がり部1cの端縁で裏面側に折曲された支持部1dと支持部1dの端縁で裏面側に折曲された立ち下がり部1eと立ち下がり部1eの端縁で裏面側に鋭角に折曲された上部係止部1fとを備えたベース材1と、施工状態で外面に露出する化粧部2aの下縁で裏面側に折曲された下部導入部2bと下部導入部2bの端縁で表面側に折り返された下部差込片2cと化粧部2aの上縁で裏面側に折曲された上部導入部2dと上部導入部2dの端縁で裏面側に鋭角に折曲された上部係止片2eとを備えたキャップ材2とで幕板を構成し、それぞれ一枚の長尺状の金属板を長手方向と平行に折曲させて形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築物の外壁面の上階と下階との境界部等に化粧用として取り付けられる幕板に関するものである。
近年、建築物の外壁面にアクセントを付与することを目的として、建築物の外壁面の上階と下階との境界部等に上階の外壁面と下階の外壁面とは異なる素材や色調の化粧用の部材を配する工法が実施されるようになってきた。このような工法に使用される化粧用の部材としては、建築物の新築時や改装時に外観の意匠に合わせて自然石,人造レンガ,タイル,窯業系板材等が従来より使用されており、これらの化粧用の部材はそれぞれ一つずつモルタル等を下地として貼り付けたり、部材の表面から釘やビス等で固定したりして施工されてきた。
このような化粧用の部材は、長期的に見ると外観の色調や意匠が安定している等の長所を有するものの、それぞれ一つずつモルタル等を下地として貼り付けたり、部材の表面から釘やビス等で固定したりして施工しなければならないので、施工性が悪く施工費用が非常に高価になってしまう上に工期が長くなってしまうという問題があった。
そこで、このような建築物の外壁面に取り付けられる化粧用の部材の施工性の悪さを解決することを目的として、例えば外装材被固定面に固定される複数の帯板状の外装材本体と、それら外装材本体どうしを連結する連結部材と、外装材本体と外装材被固定面との間に位置させて外装材被固定面に固定されるとともに外装材本体の位置決め固定をするための取付用部材とを備えて形成され、外装材本体は、帯板状の基部と、その基部の上部から外装材被固定面側に向かって延設した上部当接部と、基部の下部から外装材被固定面側に向かって前記上部当接部の延設長さと等しくなるように延設した下部当接部とを備え、基部の外装材被固定面側の面と上部当接部の内面と下部当接部の内面とで形成される凹部を取付部材係合用凹部とし、基部、上部当接部及び下部当接部には、外装材本体の長手方向を貫通する中空部をそれぞれ設け、連結部材は、外装材本体の基部、上部当接部及び下部当接部のそれぞれの中空部に挿入して固定が可能な基部挿入部、上部当接部挿入部及び下部当接部挿入部を備えるとともに、それら挿入部の水平方向中央を連結して一体化する中央背骨部を備えて形成し、取付用部材は、外装材本体の取付部材係合用凹部に係合可能に形成されている外装構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような外装構造は、自然石,人造レンガ,タイル等の化粧用の部材のようにそれぞれ一つずつモルタルを下地として貼り付けたりすることがないから、その施工性が多少改善されているものの、この外装構造の外装材本体を固定する際には、外装材被固定面に釘等により固定された取付用部材に対して、外装材本体の取付部材係合用凹部を係合させ釘にて固定するものであるから、取付用部材を釘等で固定した後に更に外装材本体を取付用部材を釘等で固定するものであるので、施工性が良くないという欠点があるばかりか、更に施工状態において外面に釘等が露出してしまうので、意匠性が損なわれるという欠点があり、また外装材本体には長手方向を貫通する中空部が設けられているという複雑な構造であるから、このような複雑な構造の外装材本体を製造するには軽量で高価なアルミ等の金属を押出し成形して製造しなければならないので、製造コストが高くなってしまうという欠点があった。
また、例えば裏面側に長手方向に沿って凹部と第一の腕部とが形成された幕板と、外壁に取着可能であり、基板部に立上げ部と係止部とが設けられると共に、切起し片が形成された断面形状がほぼコ字状の嵌合部とが設けられた取付金具とを有し、該取付金具を固着具により外壁に留め付け、取付金具の係止部に幕板の凹部が係止されると共に取付金具の嵌合部に幕板の第一の腕部が嵌合されており、且つ嵌合部の切起し片が第一の腕部を押圧している幕板の取付け構造が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
このような幕板の取付け構造も、自然石,人造レンガ,タイル等の化粧用の部材のようにそれぞれ一つずつモルタルを下地として貼り付けたりすることないから、その施工性が多少改善されているものの、この幕板には取付金具に設けられた切起し片が形成された断面形状がほぼコ字状の嵌合部に嵌合される第一の腕部がその長手方向に沿って形成されている構造であるから、このような構造の幕板はセメント等の窯業系材料から製造されるものであり、また一般的にはこのような幕板は長尺状に形成されているので、幕板自体は非常に重いものとなってしまうため、壁面等に固定された取付金具にこのような重量のある長尺状の幕板を嵌合させるには非常に力を要するから、現実的には少なくとも2名以上の作業員によって施工しなければならず施工性が悪いという欠点があり、またこのような構造の幕板はセメント等の窯業系材料より成るものでありその長手方向に沿って第一の腕部が形成されているものであるので、製造コストが高くなってしまうという欠点もあった。
特開平7−180321号公報 特開2002−147008号公報
本発明は、前記従来技術の欠点を解消し、建築物の外壁面の上階と下階との境界部等に化粧用として取り付けられる幕板であって、施工性が優れていると共に安価に製造することができる幕板を提供することを課題とする。
本発明者は前記課題を解決すべく鋭意研究の結果、建築物の外壁面に固定される一枚の長尺状の金属板を長手方向と平行に折曲させることにより形成されたベース材とこのベース材に係合される一枚の長尺状の金属板を長手方向と平行に折曲させることにより形成されたキャップ材とから幕板を構成し、ベース材は外壁面に固定されるための平坦な固定部とこの固定部の下縁に固定部と略平行を成す下部差込部と固定部の上縁に立ち上がり部とこの立ち上がり部の端縁に固定部と略平行を成す支持部とこの支持部の端縁に立ち上がり部より高さが低い立ち下がり部とこの立ち下がり部の端縁に上部係止部とを備え、そしてキャップ材はベース材の支持部に略当接され施工状態で外面に露出する化粧部とこの化粧部の下縁に施工状態でベース材の固定部の下縁より下方に位置する下部導入部とこの下部導入部の端縁にベース材の下部差込部に差し込まれる下部差込片と化粧部の上縁に施工時にベース材の立ち下がり部と固定部の延長面との間に挿入される上部導入部とこの上部導入部の端縁に施工状態でベース材の上部係止部に係止される上部係止片とを備えた構造とすれば、外壁面にベース材を固定部で釘等で固定した後に固定されたベース材の立ち下がり部と固定部の延長面との間にキャップ材の上部導入部を挿入させながらベース材の下部差込部にキャップ材の下部差込片を挿入させるという簡単な作業だけで幕板を建築物の外壁面に施工することができると共に、ベース材及びキャップ材はそれぞれ一枚の長尺状の金属板より形成されていて軽量で取り扱いが非常に楽であるので、施工性を格段に向上させることができ、また幕板を構成するベース材及びキャップ材はそれぞれ一枚の長尺状の金属板を長手方向と平行に折曲させるだけで形成されるものであるから、比較的安価な材料である金属板をロール成型等で作製できるものであるので、その製造コストが非常に低く抑えることができることを究明して本発明を完成したのである。
即ち本発明は、外壁面にその裏面側を当接させて固定されるための平坦な固定部と、該固定部の下縁で表面側に僅かな隙間を設けて該固定部と略平行を成すように表面方向に折り返されて形成されている下部差込部と、該固定部の上縁で表面側に折曲されて形成されている立ち上がり部と、該立ち上がり部の端縁で裏面側に折曲されて形成されている該固定部と略平行を成す支持部と、該支持部の端縁で裏面側に折曲されて形成されている前記立ち上がり部より高さが低い立ち下がり部と、該立ち下がり部の端縁で裏面側に鋭角に折曲されて形成されている上部係止部とを備えている一枚の長尺状の金属板を長手方向と平行に折曲させることにより形成されたベース材と、
前記ベース材の支持部にその裏面側が略当接されるように形成されており施工状態で外面に露出する化粧部と、施工状態で前記ベース材の固定部の下縁より下方に位置する該化粧部の下縁で裏面側に折曲されて形成されている下部導入部と、該下部導入部の端縁で表面側に折り返されて形成されており前記ベース材の下部差込部に差し込まれる下部差込片と、該化粧部の上縁で裏面側に折曲されて形成されており施工時に前記ベース材の立ち下がり部と前記ベース材の固定部の延長面との間に挿入される上部導入部と、該上部導入部の端縁で裏面側に鋭角に折曲されて形成されており施工状態で前記ベース材の上部係止部に係止される上部係止片とを備えている一枚の長尺状の金属板を長手方向と平行に折曲させることにより形成されたキャップ材と、
から構成されていることを特徴とする幕板である。
そして、キャップ材の化粧部の上部に、ベース材の立ち下がり部の上面側に支持される被支持部が設けられていれば、施工状態におけるベース材とキャップ材とが更に強固に係合されるので好ましく、またこのような被支持部がベース材の立ち下がり部の端縁側だけで支持される被支持部であれば、ベース材とキャップ材との強固な係合状態を維持した上で被支持部と外壁面との間にコーキング材等を外面から見えない状態に充填することができる空間ができるので好ましいことも究明したのである。
また、ベース材の固定部に、キャップ材の化粧部の裏面側に当接するように凸状に折曲された化粧部凹み防止部が少なくとも一つ以上設けられていれば、キャップ材の化粧部に風雨等の外部からの力が加えられても、化粧部が変形することを殆ど防止することができるので好ましく、またベース材及び/又はキャップ材が、焼付け塗装を施された金属板であれば、種々の色調で意匠性に富んでおり且つベース材及び/又はキャップ材にサビ等が発生する現象を防止することができて好ましいことも究明したのである。
本発明に係る幕板は、前記した構成より成るものであるから、施工性を格段に向上させることができると共にその製造コストが非常に低く抑えることができるばかりでなく、施工状態においてはキャップ材の下部差込片はベース材の下部差込部に挿入されていると共にキャップ材の上部係止片はベース材の上部係止部に係止されているから、ベース材とキャップ材とは強固に係合されるので、風雨等の外部からの力によりキャップ材がベース材から外れてしまうことなく、またこのようなベース材とキャップ材との強固な係合状態においてキャップ材の化粧部はベース材の支持部に略当接しているので、キャップ材の化粧部が風雨等の外部からの力により変形してしまう現象を防止させることができる。
また、キャップ材の化粧部の下縁は施工状態でベース材の固定部の下縁より下方に位置していると共にキャップ材の化粧部の上縁は施工時にベース材の立ち下がり部とベース材の固定部の延長面との間に挿入されるように裏面側に折曲されているから、釘等により外壁面に固定されたべース材はキャップ材の化粧部により完全に覆われており、施工状態においてベース材を固定する釘等やベース材自体が外部に露出することがないので、意匠性が高いばかりか、最もサビ等が発生が発生し易い箇所であるキャップ材とベース材とが当接する部位や釘等が打たれている部位が施工状態において露出することがないので、長期に亘ってその外観を維持することができる。
そして、キャップ材の化粧部の上部にベース材の立ち下がり部の上面側に支持される被支持部が設けられていれば、施工状態におけるベース材とキャップ材とが更に強固に係合されるので、風雨等の外部からの力にキャップ材がベース材より外れてしまうことをより効果的に防止できて好ましく、またこのような被支持部がベース材の立ち下がり部の端縁側だけで支持される被支持部であれば、ベース材とキャップ材との強固な係合状態を維持した上で被支持部と外壁面との間にコーキング材等を充填することができる空間ができるばかりか、この空間にコーキング材等を充填した場合には充填されたコーキング材等は外部より見えにくいので意匠性が増して好ましい。
また、ベース材の固定部にキャップ材の化粧部の裏面側に当接するように凸状に折曲された化粧部凹み防止部が少なくとも一つ以上設けられていれば、キャップ材の化粧部に風雨等の外部からの力が加えられても、化粧部が変形することを殆ど防止することができるばかりでなく、ペース材の固定部の曲げ剛性が増して好ましく、またベース材及び/又はキャップ材が焼付け塗装を施された金属板であれば、種々の色調で意匠性に富んでおり且つベース材及び/又はキャップ材にサビ等が発生する現象を防止することができるばかりでなく、幕板全体の意匠性を長期に亘ってその外観を維持することができて好ましい。
以下、図面により本発明に係る幕板について詳細に説明する。
図1は本発明に係る幕板の1実施例の施工された状態を示す側断面説明図、図2は本発明に係る幕板のベース材の1実施例を示す斜視説明図、図3は本発明に係る幕板のキャップ材の1実施例を示す斜視説明図、図4は本発明に係る幕板の他の実施例の施工された状態を示す側断面説明図、図5は本発明に係る幕板の更に他の実施例の施工された状態を示す側断面説明図である。
図面中、1は外壁面Gにその裏面側を当接させて固定されるための平坦な固定部1aと、この固定部1aの下縁で表面側に僅かな隙間を設けて固定部1aと略平行を成すように表面方向に折り返されて形成されている下部差込部1bと、固定部1aの上縁で表面側に折曲されて形成されている立ち上がり部1cと、この立ち上がり部1cの端縁で裏面側に折曲されて形成されている固定部1aと略平行を成す支持部1dと、この支持部1dの端縁で裏面側に折曲されて形成されている立ち上がり部1cより高さが低い立ち下がり部1eと、この立ち下がり部1eの端縁で裏面側に鋭角に折曲されて形成されている上部係止部1fとを備えている一枚の長尺状の金属板を長手方向と平行に折曲させることにより形成されたベース材であり、建築物の外壁面Gの上階と下階との境界部等に釘やビス等Kでその裏面側を当接させて固定されると共に、後述するベース材2を係合させる役目を果たす。
このベース材1の固定部1aは、施工状態で最下方に位置する表面方向に折り返された下部差込部1bと施工状態で中央より上方に位置する表面側に折曲された立ち上がり部1cとの間に位置し、その裏面側を外壁面Gに当接させて固定されるための平坦な面より形成されており、施工状態では図1,図4及び図5に示す如くその裏面側を外壁面Gに当接させて釘等Kで固定してもよく、また図示しないがその裏面側を外壁面Gに当接させて接着剤等で固定してもよい。
このベース材1の固定部1aとしては、図1,図2及び図4に示す如く単に平坦な面より形成されていてもよいが、図5に示す如くこの固定部1aに後述するキャップ材2の化粧部2aの裏面側に当接するように凸状に折曲された化粧部凹み防止部1gが少なくとも一つ以上設けられていれば、施工状態においてベース材1の支持部1dの表面側に略当接している後述するキャップ材2の化粧部2aの裏面側は、更に固定部1aに設けられた化粧部凹み防止部1gの表面側にも当接している状態で支持されるから、後述するキャップ材2の化粧部2aに風雨等の外部からの力が加えられても、化粧部2aが変形することを防止することができるので好ましく、またこの化粧部凹み防止部1gはリブの如き役目も果たすので、固定部1aの曲げ剛性も増して好ましい。
このベース材1の固定部1aの下縁側には、固定部1aの下縁で表面側に僅かな隙間を設けて固定部1aと略平行を成すように表面方向に折り返されて形成されている下部差込部1bが設けられており、この下部差込部1bは固定部1aとの間に僅かな隙間を形成することにより、施工状態においてこの隙間に後述するキャップ材2の下部差込片2cが差し込まれて後述するキャップ材2の下部を係合させる役目を果たす。
また、このベース材1の固定部1aの上縁側には固定部1aの上縁で表面側に折曲されて形成されている立ち上がり部1cが設けられており、この立ち上がり部1cの上縁側には立ち上がり部1cの端縁で裏面側に折曲されて形成されている固定部1aと略平行を成す支持部1dが設けられている。
この立ち上がり部1cとしては、固定部1aの上縁で表面側に鋭角に折曲されて形成されていてもよいが、幕板全体の強度の面から図5に示す如く固定部1aと略垂直を成すように固定部1aの上縁で表面側に折曲されて形成されていたり、図1,図2及び図4に示す如く固定部1aの上縁で表面側に鈍角に折曲されて形成されていたりすることが好ましい。
そして、この立ち上がり部1cの上縁側に設けられた支持部1dは固定部1aと略平行を成すように形成されており、施工状態においてその表面側に後述するキャップ材2の化粧部2aの裏面側に略当接されることにより、後述するキャップ材2の化粧部2aが風雨等の外部からの力により変形してしまう現象を最小限に防止させる役目を果たす。ここで、施工状態において支持部1dの表面側と後述するキャップ材2の化粧部2aの裏面側とが略当接する状態とは、後述するキャップ材2の化粧部2aの裏面側に支持部1dの表面側の一部若しくは全部が当接する状態、又は後述するキャップ材2の化粧部2aの裏面側と支持部1dの表面側との間に僅かな隙間が形成される状態をいう。
この支持部1dの上縁側には支持部1dの端縁で裏面側に折曲されて形成されている立ち上がり部1cより高さが低い立ち下がり部1eが設けられており、この立ち下がり部1eが立ち上がり部1cより高さが低く形成されていることににより、立ち下がり部1eの上端縁と固定部1aの延長面との間に隙間が形成されるので、施工時において後述するキャップ材2の上部導入部2dはこの立ち下がり部1eと固定部1aの延長面との間を通過して固定部1a側に挿入されるのである。
この立ち下がり部1eの端縁には裏面側に鋭角に折曲されて形成されている上部係止部1fが設けられており、施工時において立ち下がり部1eと固定部1aの延長面との間を通過して固定部1a側に挿入された後述するキャップ材2の上部導入部2dの端縁で裏面側に鋭角に折曲されて形成された上部係止部1fの表面側に係止されるのである。
2はベース材1の支持部1dにその裏面側が略当接されるように形成されており施工状態で外面に露出する化粧部2aと、施工状態でベース材1の固定部1aの下縁より下方に位置する化粧部2aの下縁で裏面側に折曲されて形成されている下部導入部2bと、この下部導入部2bの端縁で表面側に折り返されて形成されておりベース材1の下部差込部1bに差し込まれる下部差込片2cと、化粧部2aの上縁で裏面側に折曲されて形成されており施工時にベース材1の立ち下がり部1eとベース材1の固定部1aの延長面との間に挿入される上部導入部2dと、この上部導入部2dの端縁で裏面側に鋭角に折曲されて形成されており施工状態でベース材1の上部係止部1fに係止される上部係止片2eとを備えている一枚の長尺状の金属板を長手方向と平行に折曲させることにより形成されたキャップ材であり、建築物の外壁面Gの上階と下階との境界部等に釘やビス等Kでその裏面側を当接させて固定されたベース材1の表面側に係合して、施工状態においてその表面側を外面に露出させて外壁面Gを化粧する役目を果たす。
このキャップ材2の化粧部2aは、裏面側に折曲された下部導入部2bと裏面側に折曲された上部導入部2dとの間に位置し、図1,図4及び図5に示す如くベース材1の支持部1dにその裏面側が略当接されるように形成され施工状態においてその表面側が外面に露出される。
そしてこのキャップ材2の化粧部2aは、その下縁側が施工状態でベース材1の固定部1aの下縁より下方に位置し、そしてその上縁側が施工時にベース材1の立ち下がり部1eとベース材1の固定部1aの延長面との間に挿入できるように端縁で裏面側にそれぞれ折曲されて形成されているから、釘やビス等Kにより外壁面Gに固定されたべース材1はキャップ材2の化粧部2aにより完全に覆われるので、施工状態においてベース材1を固定する釘やビス等Kやベース材1自体が外部に露出することがないのである。
このキャップ材2の化粧部2aとしては、例えば図5に示す如く施工状態において化粧部2aの上部がベース材1の立ち下がり部1eの上面に当接しないように形成されていてもよいが、キャップ材2の化粧部2aの上部にベース材1の立ち下がり部1eの上面側に支持される被支持部2fが設けられており、例えば図4に示す如く施工状態において化粧部2aの被支持部2fの裏面側が立ち下がり部1eの上面に当接するように形成されていれば、施工状態においてベース材1とキャップ材2とが更に強固に係合されるので、風雨等の外部からの力にキャップ材2がベース材1より外れてしまうことを防止できて好ましく、更にこのような被支持部2fがベース材1の立ち下がり部1eの端縁側だけで支持される被支持部であり、図1及び図3に示す如く施工状態において化粧部2aの被支持部2fの裏面側の端縁側だけが立ち下がり部1eの上面に当接するように形成されていれば、ベース材1とキャップ材2との強固な係合状態を維持した上で被支持部2fと外壁面Gとの間にコーキング材等を充填することができる空間ができるばかりか、この空間にコーキング材等を充填した場合には充填されたコーキング材等は外部より見えにくいので意匠性が増して好ましい。
このキャップ材2の化粧部2aの下縁側には施工状態でベース材1の固定部1aの下縁より下方に位置する化粧部2aの下縁で裏面側に折曲されて形成されている下部導入部2bが設けられており、そしてこの下部導入部2bの端縁には表面側に折り返されて形成されておりベース材1の下部差込部1bに差し込まれる下部差込片2cが設けられており、図1,図4及び図5に示す如く施工状態においてキャップ材2の下部差込片2cがベース材1の下部差込部1bに差し込まれているので、キャップ材2の下部はベース材1の下部に確実に係合されると共に、施工状態において下部導入部2bはベース材1の固定部1aの下縁より下方に位置するから、キャップ材2の下部差込片2c及びベース材1の下部差込部1bはそれぞれこの下部導入部2bによって施工状態において外部に全く露出しないので意匠性が増すのである。
このキャップ材2の化粧部2aの上縁側には化粧部2aの端縁で裏面側に折曲されて形成されており施工時にベース材1の立ち下がり部1eとベース材1の固定部1aの延長面との間に挿入される上部導入部2dが設けられており、そしてこの上部導入部2dの端縁には裏面側に鋭角に折曲されて形成されており施工状態でベース材1の上部係止部1fに係止される上部係止片2eが設けられている。
このキャップ材2の上部導入部2dは、施工時において外壁面Gに固定されたベース材1の立ち上がり部1cより高さが低い立ち下がり部1eとベース材1の固定部1aの延長面との間に形成されている隙間に挿入され、施工状態においてこのキャップ材2の上部導入部2dの端縁に設けられた上部係止片2eがベース材2の上部係止部1fの表面側に当接するように係止されるから、図1,図4及び図5に示す如く施工状態においてキャップ材2は外壁面Gに固定されたベース材1にその下部が挿入されていると共にその上部が係止されるので、ベース材1とキャップ材2とは強固に係合されるので、風雨等の外部からの力によりキャップ材2がベース材1から外れてしまうことないのである。
そしてこのキャップ材2及び前記ベース材1はそれぞれ一枚の長尺状の金属板を長手方向と平行に折曲させることにより形成されており、これらのキャップ材2及びベース材1を作製する際には、例えば長尺状の金属板をロール成型機等により長手方向に折曲させるだけで簡単に作製することができるから、その製造コストが非常に低く抑えることができるのである。
またベース材1及び/又はキャップ材2が焼付け塗装を施された金属板であれば、特にキャップ材2においては種々の色調の意匠性に富んだものとすることができるばかりでなく、ベース材1及び/又はキャップ材2にサビ等が発生する現象を防止することができるので、幕板全体の意匠性を長期に亘ってその外観を維持することができて好ましい。
次に、このような構成の本発明に係る幕板の施工方法について説明する。
先ず、建築物の外壁面Gの所定位置にその裏面側を当接させてベース材1を固定する作業を行う。この作業は、ベース材1の平坦な固定部1aの裏面側を外壁面Gに当接させて固定するものであり、例えば図1,図4及び図5に示す如くベース材1の平坦な固定部1aの裏面側を外壁面Gに当接させた状態で固定部1aの表面側より釘やビス等Kで固定したり、図示しないがベース材1の平坦な固定部1aの裏面側に接着剤等を塗布した後に接着剤等が塗布されたベース材1の固定部1aの裏面側を外壁面Gに当接させて接着固定したりしてもよい。
そして、ベース材1の固定部1aにキャップ材2の化粧部2aの裏面側に当接するように凸状に折曲された化粧部凹み防止部1gが少なくとも一つ以上設けられている場合には、固定部1aの何れかの部位が釘やビス等Kや接着剤等で外壁面Gに固定されていればよいが、例えば図5に示す如く化粧部凹み防止部1gの上方の固定部1aの部位や化粧部凹み防止部1gの下方の固定部1aの部位がそれぞれ釘やビス等Kで外壁面Gに固定されていれば、ベース材1が外壁面Gに強固に固定されると共にベース材1自体の変形を防止することができるので好ましい。
次に、外壁面Gにその裏面側を当接させて固定されたベース材1の表面側にキャップ材2を係合させる作業を行う。この作業は、外壁面Gにその裏面側を当接させて固定されたベース材1の立ち下がり部1eと外壁面Gとの間にキャップ材2の上部導入部2dを挿入させながらベース材1の下部差込部1bにキャップ材2の下部差込片2cを挿入させことにより行う。
この際、キャップ材2の上部導入部2dの端縁がベース材1の立ち下がり部1eの端縁の上方に、キャップ材2の化粧面2aの裏面側がベース材1の支持部1dの表面側に、そしてキャップ材2の下部差込片2cの裏面側をベース材1の固定部1aの表面側に位置するようにし、そしてそれぞれ押し当てるようにして、キャップ材2を上方から下方にスライドさせて、キャップ材2の上部導入部2dをベース材1の立ち下がり部1eと固定部1aの延長面との間に挿入させながら、ベース材1の下部差込部1bにキャップ材2の下部差込片2cを挿入させるのである。
このような作業ににより、キャップ材2の下部差込片2cはベース材1の下部差込部1bと固定部1aとの間に形成された僅かな隙間に挿入されて係止されると共に、キャップ材2の上部導入部2dの上縁側に設けられた上部係止片2eがベース材2の上部係止部1fの表面側に当接するように係止されるから、ベース材1とキャップ材2とは強固に係合されるのである。
そして、このような作業によりベース材1とキャップ材2とが強固に係合された後に、必要に応じてキャップ材2の化粧部2aの上部と外壁面Gとの間にコーキング材等を充填する作業を行うが、キャップ材2の化粧部2aの上部にベース材1の立ち下がり部1eの上面側に支持される被支持部2fが設けられている場合において、図1及び図3に示す如く被支持部2fがベース材1の立ち下がり部1eの端縁側だけで支持される被支持部である態様の場合には、被支持部2fと外壁面Gとの間にコーキング材等を充填することができる空間ができるから、この空間にコーキング材等を充填すれば充填されたコーキング材等は外部より見えにくいので意匠性が増して好ましい。
本発明に係る幕板の1実施例の施工された状態を示す側断面説明図である。 本発明に係る幕板のベース材の1実施例を示す斜視説明図である。 本発明に係る幕板のキャップ材の1実施例を示す斜視説明図である。 本発明に係る幕板の他の実施例の施工された状態を示す側断面説明図である。 本発明に係る幕板の更に他の実施例の施工された状態を示す側断面説明図である。
符号の説明
1 ベース材
1a 固定部
1b 下部差込部
1c 立ち上がり部
1d 支持部
1e 立ち下がり部
1f 上部係止部
1g 化粧部凹み防止部
2 キャップ材
2a 化粧部
2b 下部導入部
2c 下部差込片
2d 上部導入部
2e 上部係止片
2f 被支持部
G 外壁面
K 釘やビス等

Claims (5)

  1. 外壁面(G)にその裏面側を当接させて固定されるための平坦な固定部(1a)と、該固定部(1a)の下縁で表面側に僅かな隙間を設けて該固定部(1a)と略平行を成すように表面方向に折り返されて形成されている下部差込部(1b)と、該固定部(1a)の上縁で表面側に折曲されて形成されている立ち上がり部(1c)と、該立ち上がり部(1c)の端縁で裏面側に折曲されて形成されている該固定部(1a)と略平行を成す支持部(1d)と、該支持部(1d)の端縁で裏面側に折曲されて形成されている前記立ち上がり部(1c)より高さが低い立ち下がり部(1e)と、該立ち下がり部(1e)の端縁で裏面側に鋭角に折曲されて形成されている上部係止部(1f)とを備えている一枚の長尺状の金属板を長手方向と平行に折曲させることにより形成されたベース材(1)と、
    前記ベース材(1)の支持部(1d)にその裏面側が略当接されるように形成されており施工状態で外面に露出する化粧部(2a)と、施工状態で前記ベース材(1)の固定部(1a)の下縁より下方に位置する該化粧部(2a)の下縁で裏面側に折曲されて形成されている下部導入部(2b)と、該下部導入部(2b)の端縁で表面側に折り返されて形成されており前記ベース材(1)の下部差込部(1b)に差し込まれる下部差込片(2c)と、該化粧部(2a)の上縁で裏面側に折曲されて形成されており施工時に前記ベース材(1)の立ち下がり部(1e)と前記ベース材(1)の固定部(1a)の延長面との間に挿入される上部導入部(2d)と、該上部導入部(2d)の端縁で裏面側に鋭角に折曲されて形成されており施工状態で前記ベース材(1)の上部係止部(1f)に係止される上部係止片(2e)とを備えている一枚の長尺状の金属板を長手方向と平行に折曲させることにより形成されたキャップ材(2)と、
    から構成されていることを特徴とする幕板。
  2. キャップ材(2)の化粧部(2a)の上部に、ベース材(1)の立ち下がり部(1e)の上面側に支持される被支持部(2f)が設けられている請求項1に記載の幕板。
  3. 被支持部(2f)が、ベース材(1)の立ち下がり部(1e)の端縁側だけで支持される被支持部である請求項2に記載の幕板。
  4. ベース材(1)の固定部(1a)に、キャップ材(2)の化粧部(2a)の裏面側に当接するように凸状に折曲された化粧部凹み防止部(1g)が少なくとも一つ以上設けられている請求項1から3までのいずれか1項に記載の幕板。
  5. ベース材(1)及び/又はキャップ材(2)が、焼付け塗装を施された金属板である請求項1から4までの何れか1項に記載の幕板。
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