JP2002294890A - 床下用断熱材 - Google Patents
床下用断熱材Info
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Abstract
果的に抑制することのできる、床下用断熱材を提供する
こと。 【解決手段】 ネオニコチノイド系化合物を含有するシ
ロアリ防除剤によって、床下用断熱材1の表面を被覆す
る。この床下用断熱材1では、シロアリ防除剤が床下用
断熱材1内に均一に分散されているのではなく、その表
面を覆うようにして施工されているので、その表面にお
けるシロアリ防除剤の濃度が高く、シロアリの侵入を確
実に阻止することができる。
Description
しくは、シロアリ防除効果を有する床下用断熱材に関す
る。
礎の周りに発泡プラスチック断熱材などからなる床下用
断熱材を配置して、床下空間の断熱性を高めることによ
り、建物の快適な居住性を確保するようにしている。
布基礎の周囲に、シロアリ防除剤を直接散布したり、あ
るいは、建物の布基礎の周囲に、シロアリ防除剤を含浸
または混入したいわゆる防蟻シートを敷くなどの方法に
よって、シロアリの食害を防止するようにしている。
有効成分としてよく知られている有機リン系化合物やピ
レスロイド系化合物に比べて、人体に対する安全性が高
く、かつ効力持続性に優れるネオニコチノイド系化合物
が、シロアリ防除剤の有効成分として使用されつつあ
る。
りに床下用断熱材を配置すると、布基礎の近くの地面か
ら、シロアリが床下用断熱材を登って土台や床を食害す
るという被害を発生させることがある。
開昭63−159451号公報や特開2000−219
601号公報では、発泡性樹脂ビーズにシロアリ防除剤
を配合して、発泡成形することにより、発泡プラスチッ
ク断熱材を得ることが提案されている。このように、シ
ロアリ防除剤を、発泡性樹脂ビーズとともに発泡成形す
れば、シロアリ防除剤が均一に分散された発泡プラスチ
ック断熱材を得ることができる。
にシロアリ防除剤が均一に分散されていても、その表面
におけるシロアリ防除剤の濃度が低ければ、やはり、シ
ロアリの侵入を阻止することはできず、近年使用されつ
つあるネオニコチノイド系化合物が含有されるシロアリ
防除剤であっても、依然としてシロアリによる食害を防
止することはできない。
もので、その目的とするところは、シロアリの侵入を有
効に阻止して、食害を効果的に抑制することのできる、
床下用断熱材を提供することにある。
に、本発明は、(1)ネオニコチノイド系化合物を含有
するシロアリ防除剤によって表面が被覆されていること
を特徴とする、床下用断熱材、(2)前記シロアリ防除
剤によって、表面が直接処理されていることを特徴とす
る、前記(1)に記載の床下用断熱材、(3)前記シロ
アリ防除剤が含有されているカバー部材によって、表面
が覆われていることを特徴とする、前記(1)に記載の
床下用断熱材、(4)前記ネオニコチノイド系化合物
が、1〜4個の塩素原子で置換され、1つの窒素原子お
よび1つの硫黄原子を含む複素環とニトロ置換イミノ基
とを含有する化合物であることを特徴とする、前記
(1)〜(3)のいずれかに記載の床下用断熱材、
(5)前記ネオニコチノイド系化合物が、(E)−1−
(2−クロロチアゾール−5−イルメチル)−3−メチ
ル−2−ニトログアニジンであることを特徴とする、前
記(1)〜(4)のいずれかに記載の床下用断熱材を含
むものである。
コチノイド系化合物を含有するシロアリ防除剤によって
表面が被覆されている。
特に制限されず、公知の床下用断熱材を用いることがで
きる。そのような床下用断熱材としては、断熱性に優
れ、保水性がなく、耐久性にも優れているものが好適で
あり、例えば、ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発
泡体、ポリスチレン発泡体、ポリウレタン発泡体、フェ
ノール発泡体などのプラスチック発泡体が、所定の形状
に成形されているものが用いられる。
は、有効成分としてネオニコチノイド系化合物を含有し
ている。ネオニコチノイド系化合物は、塩素原子置換含
窒素複素環とニトロ置換イミノ基(C=N−NO2)含
有化合物とが2価の炭化水素基を介して結合している化
合物の総称であって、より具体的には、例えば、(E)
−1−(2−クロロチアゾール−5−イルメチル)−3
−メチル−2−ニトログアニジン(一般名:クロチアニ
ジン)、N−アセチル−N−(2−クロロチアゾール−
5−イル)メチル−N’−メチル−N”−ニトログアニ
ジン、N−(2−クロロチアゾール−5−イル)メチル
−N−メトキシカルボニル−N’−メチル−N”−ニト
ログアニジン、1−(6−クロロ−3−ピリジルメチ
ル)−N−ニトロイミダゾリン−2−イリデンアミン
(一般名:イミダクロプリド)、3−(2−クロロ−チ
アゾール−5−イルメチル)−5−[1,3,5]オキ
サジアジナン−4−イルインデン−N−ニトロアミン
(一般名:チアメトキサン)などが用いられる。これら
ネオニコチノイド系化合物は、単独で使用してもよく、
また2種類以上併用してもよい。これらネオニコチノイ
ド系化合物のうち、好ましくは、(E)−1−(2−ク
ロロチアゾール−5−イルメチル)−3−メチル−2−
ニトログアニジン、N−アセチル−N−(2−クロロチ
アゾール−5−イル)メチル−N’−メチル−N”−ニ
トログアニジン、N−(2−クロロチアゾール−5−イ
ル)メチル−N−メトキシカルボニル−N’−メチル−
N”−ニトログアニジンなどの、1〜4個の塩素原子で
置換され、1つの窒素原子および1つの硫黄原子を含む
複素環とニトロ置換イミノ基とを含有する化合物が用い
られ、さらに好ましくは、(E)−1−(2−クロロチ
アゾール−5−イルメチル)−3−メチル−2−ニトロ
グアニジンが用いられる。
の目的および用途によって、例えば、油剤、乳剤、懸濁
剤(油性、水性)、マイクロカプセル剤など、任意の剤
型に製剤化した後、床下用断熱材の表面を被覆するため
に用いられる。
ニコチノイド系化合物を所定の溶媒に配合すればよい。
溶媒としては、特に限定されないが、ネオニコチノイド
系化合物を溶解し、かつ、床下用断熱材を溶解しない溶
媒であって、例えば、メタノール、2−ブチルオクタノ
ールなどのアルコール類、例えば、プロピレングリコー
ル、ジエチレングリコールモノメチルエーテルなどのグ
リコール類などが用いられる。これら溶媒は、単独で使
用してもよく、また2種以上併用してもよい。
ルエン、キシレン、ジクロロメタン、アセトニトリル、
ジイソプロピルナフタレン(KMC−113、呉羽化学
工業(株)製)、アルキルベンゼン系石油溶媒(アルケ
ンL、日本石油化学(株)製)などを、溶媒全体の50
重量%未満、好ましくは、25重量%未満の割合で配合
してもよい。
割合は、例えば、ネオニコチノイド系化合物と溶媒との
合計量に対して、ネオニコチノイド系化合物が、0.0
1〜10重量%、さらには、0.1〜5重量%の割合で
あり、溶媒が、90〜99.99重量%、さらには、9
5〜99.9重量%の割合であることが好ましい。そし
て、このようにして得られた油剤は、例えば、原液のま
ま床下用断熱材に適用すればよい。
ば、ネオニコチノイド系化合物を、界面活性剤とともに
上記した溶媒に配合して乳化分散させればよい。界面活
性剤としては、ネオニコチノイド系化合物を上記した溶
媒に安定して分散可能なものであれば、アニオン系界面
活性剤やノニオン系界面活性剤など、特に限定されない
が、例えば、ナロアクティN−100(ポリオキシアル
キレンアルキルエーテル、三洋化成(株))などのポリ
オキシアルキレンアルキルエーテルや、サンノニックS
S−120(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、三
洋化成(株))などのポリオキシエチレンアルキルエー
テルなどのノニオン系界面活性剤が好ましく用いられ
る。
面活性剤の配合割合は、例えば、ネオニコチノイド系化
合物、溶媒および界面活性剤の合計量に対して、ネオニ
コチノイド系化合物が、0.01〜10重量%、さらに
は、0.1〜10重量%の割合であり、溶媒が、0.9
9〜99重量%、さらには、10〜80重量%の割合で
あり、界面活性剤が、0.99〜99重量%、さらに
は、10〜80重量%の割合であることが好ましい。そ
して、このようにして得られた乳化剤は、例えば、水に
て2〜100倍に希釈して床下用断熱材に適用すればよ
い。
例えば、ネオニコチノイド系化合物を、分散剤とともに
上記した溶媒に配合してスラリーを調製し、必要により
湿式粉砕すればよい。
ルオクタノールを単独使用するか、あるいは、2−ブチ
ルオクタノールとジイソプロピルナフタレン(KMC−
113、呉羽化学工業(株)製)とを併用して用いるこ
とが好ましい。
アミンを含む分子量1000以上の分散剤が好ましく、
このような分散剤を用いることによって、ネオニコチノ
イド系化合物を、増粘させることなく、良好なスラリー
として調製することができる。このような分散剤として
は、3級アミンを含有するカチオン系の高分子重合体、
例えば、3級アミン含有ポリエステル変性ポリウレタン
系高分子重合体、3級アミン含有変性ポリウレタン系高
分子重合体などが用いられる。より具体的には、市販さ
れているものとして、例えば、Disperbyk−1
61(3級アミン含有ポリエステル変性ポリウレタン系
高分子重合体、分子量100000、ビッグケミー
(株)製)、Disperbyk−163(3級アミン
含有ポリエステル変性ポリウレタン系高分子重合体、分
子量50000、ビッグケミー(株)製)、Dispe
rbyk−164(3級アミン含有ポリエステル変性ポ
リウレタン系高分子重合体、分子量10000〜500
00、ビッグケミー(株)製)、EFKA46(3級ア
ミン含有変性ポリウレタン系高分子重合体、分子量80
00、EFKAケミカル(株)製)、EFKA47(3
級アミン含有変性ポリウレタン系高分子重合体、分子量
13000、EFKAケミカル(株)製)、EFKA4
8(3級アミン含有変性ポリウレタン系高分子重合体、
分子量18000、EFKAケミカル(株)製)、EF
KA4050(3級アミン含有変性ポリウレタン系高分
子重合体、分子量12000、EFKAケミカル(株)
製)、EFKA4055(3級アミン含有変性ポリウレ
タン系高分子重合体、分子量12000、EFKAケミ
カル(株)製)、EFKA4009(3級アミン含有変
性ポリウレタン系高分子重合体、分子量5000、EF
KAケミカル(株)製)、EFKA4010(3級アミ
ン含有変性ポリウレタン系高分子重合体、分子量500
0、EFKAケミカル(株)製)などが用いられる。
く、また2種以上併用してもよい。また、上記した市販
の分散剤は、通常、上記した溶媒などに、その濃度が5
0重量%以上となるような割合で希釈されている。
ス、エチルヒドロキシセルロース、エステルゴム、フロ
ーレンDOPA・15B(変性アクリル共重合物、共栄
社製)、フローレン700(分岐カルボン酸の部分エス
テル、共栄社製)などの公知の分散剤を用いることもで
きる。
オニコチノイド系化合物、溶媒および分散剤を配合し、
攪拌混合すればよい。このようなスラリーの調製におい
て、ネオニコチノイド系化合物、溶媒および分散剤の配
合割合は、例えば、ネオニコチノイド系化合物、溶媒お
よび分散剤の合計量に対して、ネオニコチノイド系化合
物が、5〜60重量%、さらには、10〜50重量%の
割合であり、溶媒が、40〜95重量%、さらには、5
0〜90重量%の割合であり、また、分散剤は、0.0
1〜99.99重量%の範囲において適宜配合可能であ
るが、20重量%以下、さらには10重量%以下で配合
することが好ましい。
ーを、湿式粉砕することが好ましい。湿式粉砕すること
により、溶媒中にネオニコチノイド系化合物を微細な粒
子として分散させることができ、製剤安定性の向上、お
よび効力増強を図ることができる。湿式粉砕は、例え
ば、ビーズミル、ボールミル、またはロッドミルなどの
公知の粉砕機を用いて所定の時間行なえばよい。このよ
うな湿式粉砕において、ネオニコチノイド系化合物の平
均粒子径を、例えば、5μm以下、さらには2.5μm
以下とすることが好ましい。このようにして得られた油
性懸濁剤は、例えば、原液のまま床下用断熱材に適用す
ればよい。
例えば、ネオニコチノイド系化合物を、分散剤とともに
水に配合してスラリーを調製し、必要により湿式粉砕す
ればよい。分散剤としては、ネオニコチノイド系化合物
を水に安定して分散可能なものであれば、アニオン系分
散剤やノニオン系分散剤など、特に限定されないが、例
えば、ニューカルゲンFS−4(ナフタレンスルホン酸
ホルマリン縮合物金属塩、竹本油脂(株)製)などのナ
フタレンスルホン酸ホルマリン縮合物などのアニオン系
分散剤が好ましく用いられる。
オニコチノイド系化合物、水および分散剤を配合し、攪
拌混合すればよい。このようなスラリーの調製におい
て、ネオニコチノイド系化合物、水および分散剤の配合
割合は、例えば、ネオニコチノイド系化合物、水および
分散剤の合計量に対して、ネオニコチノイド系化合物
が、5〜60重量%、さらには、10〜50重量%の割
合であり、水が、40〜95重量%、さらには、50〜
90重量%の割合であり、また、分散剤は、0.01〜
99.99重量%の範囲において適宜配合可能である
が、40重量%以下、さらには10重量%以下で配合す
ることが好ましい。そして、このようにして調製された
スラリーを、好ましくは、上記と同様の方法によって、
湿式粉砕すればよい。このようにして得られた水性懸濁
剤は、例えば、水にて2〜100倍に希釈して床下用断
熱材に適用すればよい。
合には、例えば、油性懸濁剤と同様の方法によってスラ
リーを調製し、好ましくは、湿式粉砕した後、例えば、
界面重合法、in−situ重合法、コアセルベーショ
ン法、液中乾燥法、スプレードライング法、融解分散冷
却法、オリフィス法、気中懸濁被覆法、無機質壁マイク
ロカプセル化法などの公知の方法によって、マイクロカ
プセル化すればよい。好ましくは、界面重合法が用いら
れる。
ーに油溶性膜形成物質を配合し、これを、水中に分散さ
せた後、水溶性膜形成物質を添加すればよい。
セル化のために通常用いられる公知のものでよく、例え
ば、ポリイソシアネート、ポリカルボン酸クロライド、
ポリスルホン酸クロライドなどが用いられる。
フェニルメタンジイソシアネート、トルエンジイソシア
ネートなどの芳香族ポリイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネートなどの脂肪族ポリイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシ
アネート、水添ジフェニルメタンジイソシアネートなど
の脂環族ポリイソシアネート、キシリレンジイソシアネ
ート、テトラメチルキシリレンジイソシアネートなどの
芳香脂肪族ポリイソシアネートなどが挙げられ、さら
に、これらの変性体、例えば、これらポリイソシアネー
トの誘導体であるダイマー、トリマー、ビウレット、ア
ロファネート、カルボジイミド、ウレットジオン、オキ
サジアジントリオンなどにより変性される誘導体変性ポ
リイソシアネートや、例えば、トリメチロールプロパン
などの低分子量ポリオールを予め反応させて得られるポ
リオール変性ポリイソシアネートなどが用いられる。
は、例えば、セバシン酸ジクロライド、アジピン酸ジク
ロライド、アゼライン酸ジクロライド、テレフタル酸ジ
クロライド、トリメシン酸ジクロライドなどが用いら
れ、また、ポリスルホン酸クロライドとしては、例え
ば、ベンゼンスルホニルジクロライドなどが用いられ
る。
てもよく、また2種以上併用してもよい。好ましくは、
ポリイソシアネートが用いられ、さらに好ましくは、脂
肪族および脂環族のポリイソシアネート、とりわけ、ヘ
キサメチレンジイソシアネートやイソホロンジイソシア
ネートのトリマー変性体やポリオール変性体が用いられ
る。
溶性膜形成物質との合計量に対して、0.1〜99.9
重量%の範囲において配合可能であるが、1〜80重量
%、さらには、10〜50重量%の範囲において配合す
ることが好ましい。油溶性膜形成物質の配合量が多くな
ると、得られたマイクロカプセルの被膜が厚くなりすぎ
て、シロアリに対する効力が低下する場合がある。一
方、油溶性膜形成物質の配合量が少なくなると、マイク
ロカプセルの被膜を形成することができなくなる場合が
ある。また、油溶性膜形成物質をスラリーに配合するに
は、油溶性膜形成物質をスラリーに加えて攪拌混合すれ
ばよい。
ラリーを水中に分散させるには、例えば、このスラリー
を水中に加えて、常温下、微小滴になるまでミキサーな
どにより攪拌すればよい。スラリーを分散させるための
水には、分散性を向上させるために予め分散安定剤を2
0重量%以下、好ましくは、5重量%以下の割合で配合
しておくことが好ましい。このような分散安定剤として
は、例えば、アラビヤガムなどの天然多糖類、例えば、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロースなどの半合成多糖
類、ポリビニルアルコールなどの水溶性合成高分子、ア
ニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン
性界面活性剤、両性界面活性剤などが用いられ、これら
分散安定剤は、単独で使用してもよく、また2種以上併
用してもよい。好ましくは、ポリビニルアルコールが用
いられる。
膜形成物質を添加するには、例えば、水溶性膜形成物質
を水溶液として滴下させればよい。水溶性膜形成物質
は、マイクロカプセル化のために通常用いられる公知の
ものでよく、例えば、ポリアミンやポリオールなどが用
いられる。
アミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、ジアミノトルエン、フェニレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレ
ンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ピペラジン
などが用いられる。
レングリコール、プロパンジオール、1,4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、シクロヘキサンジメタノ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコールなどが用い
られる。
てもよく、また2種以上併用してもよい。好ましくは、
ポリアミン、なかでも、エチレンジアミン、ジエチレン
トリアミンが好ましく用いられる。また、このような水
溶性膜形成物質を水溶液とするには、約50重量%以下
の濃度とすることが好ましく、このような水溶液を、例
えば、水溶性膜形成物質が、油溶性膜形成物質に対して
ほぼ等しい当量(例えば、ポリイソシアネートとポリア
ミンとが用いられる場合では、イソシアネート基/アミ
ノ基の当量比がほぼ1となる割合)となるような量とな
るまで滴下することが好ましい。
り、水溶性膜形成物質と油溶性膜形成物質とが、溶媒と
水(油と水)との界面で反応することにより、ネオニコ
チノイド系化合物が封入されるマイクロカプセルを得る
ことができる。この反応を促進するために、例えば、水
溶性膜形成物質の添加後に、約25〜85℃、好ましく
は、約40〜80℃で、約30分〜24時間、好ましく
は、約1〜3時間攪拌しつつ加熱することが好ましい。
これによって、マイクロカプセル剤は水分散液として得
ることができる。このようにして得られたマイクロカプ
セル剤は、例えば、水にて2〜100倍に希釈して床下
用断熱材に適用すればよい。
(油性、水性)、マイクロカプセル化剤などとして調製
されるシロアリ防除剤には、製剤安定化などを目的とし
て、増粘剤、凍結防止剤、防腐剤、比重調節剤などの公
知の添加剤を適宜配合してもよい。また、得られたシロ
アリ防除剤は、安定性および防蟻性能を損なわなけれ
ば、有機ヨード系化合物やアゾール系化合物などの防
腐、防カビ化合物を適宜配合してもよい。また、床下用
断熱材へのシロアリ防除剤の付着を促進させるべく、ラ
テックスなどの合成高分子化合物や、キサンタンガムな
どの天然高分子化合物を適宜配合してもよい。
アリ防除剤によって床下用断熱材の表面を被覆するに
は、特に制限はなく、例えば、シロアリ防除剤によって
床下用断熱材の表面を直接処理してもよく、また、シロ
アリ防除剤が含有されているカバー部材を作製して、そ
のカバー部材によって床下用断熱材の表面を覆うように
してもよい。
面を直接処理する場合には、例えば、床下用断熱材の表
面にシロアリ防除剤を塗布するか、あるいは、床下用断
熱材の表面にシロアリ防除剤をスプレーによって吹き付
ければよい。シロアリ防除剤を塗布する場合には、例え
ば、はけ塗り、ローラ塗工、ディッピング(浸漬法)な
どの公知の方法を用いることができる。また、シロアリ
防除剤をスプレーによって噴き付ける場合には、例え
ば、エアスプレーなどを用いて噴き付けるなどの公知の
方法を用いることができる。シロアリ防除剤によって処
理する表面部分は、少なくとも、その床下用断熱材が布
基礎の周りに配置された状態において露出している部分
でよく、必ずしも、その表面全面である必要はない。た
だし、地面に接触する部分がシロアリ防除剤によって処
理されていない場合には、その床下用断熱材が配置され
る地面には、予めシロアリ防除剤によって土壌処理され
ている必要がある。好ましくは、床下用断熱材が配置さ
れる状態にもよるが、その配置された状態において露出
している部分と、地面に接触している場合にはその接触
される表面部分、さらには、地中に埋設されている場合
には、その埋設されている表面部分が処理されているこ
とが好ましい。
いて、そのシロアリ防除剤の塗布量が、10〜500g
/m2、さらには、50〜300g/m2であることが
好ましく、シロアリ防除剤の有効成分量が、0.001
〜250g/m2、さらには、0.005〜150g/
m2であることが好ましい。
防除剤によって直接処理されている床下用断熱材が、布
基礎の周りに配置されている態様が示されている。図1
において、この床下用断熱材1は、略断面矩形状のプラ
スチック発泡体2からなり、その表面には、シロアリ防
除剤が直接処理されることにより形成されるコーティン
グ層3が形成されている。そして、この床下用断熱材1
は、図1に示すような木造の建物の床下断熱構造に適用
される。すなわち、この床下断熱構造は、その下端部が
地面に埋設されるコンクリート布基礎4と、そのコンク
リート布基礎4の上端部に設置される材木からなる土台
5とを備えており、床下用断熱材1が、コンクリート布
基礎4の側面に沿うような状態で立設されている。
側面に沿って床下用断熱材1を配置すれば、床下の良好
な断熱効果を確保することができるとともに、床下用断
熱材1には、シロアリ防除剤のコーティング層3が形成
されているので、シロアリがその床下用断熱材1を登る
ことを阻止することができ、土台5や床の食害を有効に
防止することができる。特に、この床下用断熱材1で
は、シロアリ防除剤がプラスチック発泡体2内に均一に
分散されているのではなく、その表面のコーティング層
3として施工されているので、その表面におけるシロア
リ防除剤の濃度が高いため、シロアリの侵入を確実に阻
止することができる。しかも、有効成分として含有され
ているネオニコチノイド系化合物は、土壌安定性、効力
持続性に優れているので、このような床下用断熱材1に
おいて、長期にわたりその効力を発現して、シロアリの
侵入を阻止することができる。
バー部材を作製して、そのカバー部材によって床下用断
熱材の表面を覆うようにする場合には、例えば、まず、
シロアリ防除剤が配合される合成樹脂やゴムなどを調製
して、それを、押出成形法、インフレーション成形法、
カレンダー成形法などによって、シート状、帯状あるい
は板状に成形することによりカバー部材を作製し、次い
で、そのカバー部材を、床下用断熱材の表面に巻き付
け、貼着あるいは接合などにより被覆するようにすれば
よい。また、カバー部材を、不織布などにシロアリ防除
剤を含浸することにより作製し、これを床下用断熱材の
表面に巻き付け、貼着あるいは接合するようにしてもよ
い。カバー部材で被覆する表面部分は、少なくとも、そ
の床下用断熱材が布基礎の周りに配置された状態におい
て露出している部分でよく、必ずしも、その表面全面で
ある必要はない。ただし、地面に接触する部分がカバー
部材によって被覆されていない場合には、その床下用断
熱材が配置される地面には、予めシロアリ防除剤によっ
て土壌処理されている必要がある。好ましくは、床下用
断熱材が配置される状態にもよるが、その配置された状
態において露出している部分と、地面に接触している場
合にはその接触される表面部分、さらには、地中に埋設
されている場合には、その埋設されている表面部分に被
覆されていることが好ましい。
が、0.01〜50mm、さらには、0.1〜10mm
であることが好ましく、カバー部材中のシロアリ防除剤
の有効成分の濃度が、0.01〜10重量%、さらに
は、0.05〜1重量%であることが好ましい。
るカバー部材によって表面が覆われている床下用断熱材
が、布基礎の周りに配置されている態様が示されてい
る。図2において、この床下用断熱材1は、略断面矩形
状のプラスチック発泡体2からなり、その表面には、シ
ロアリ防除剤が含有されているカバー部材6が巻き付け
られている。そして、この床下用断熱材1は、図2に示
すような木造の建物の床下断熱構造に適用される。すな
わち、この床下断熱構造は、その下端部が地面に埋設さ
れるコンクリート布基礎4と、そのコンクリート布基礎
4の上端部に設置される材木からなる土台5とを備えて
おり、床下用断熱材1が、コンクリート布基礎4の側面
に沿うような状態で立設されている。
側面に沿って床下用断熱材1を配置すれば、床下の良好
な断熱効果を確保することができるとともに、床下用断
熱材1には、シロアリ防除剤が含有されているカバー部
材6が巻き付けられているので、シロアリがその床下用
断熱材1を登ることを阻止することができ、土台5や床
の食害を有効に防止することができる。特に、この床下
用断熱材1では、シロアリ防除剤がプラスチック発泡体
2内に均一に分散されているのではなく、その表面のカ
バー部材6として巻き付けられることにより施工されて
いるので、その表面におけるシロアリ防除剤の濃度が高
いため、シロアリの侵入を確実に阻止することができ
る。しかも、有効成分として含有されているネオニコチ
ノイド系化合物は、土壌安定性、効力持続性に優れてい
るので、このような床下用断熱材1において、長期にわ
たりその効力を発現して、シロアリの侵入を阻止するこ
とができる。
スチック発泡体2の側面にカバー部材6が巻き付けられ
ているので、地面には、シロアリ防除剤による土壌処理
がなされている。
の表面をシロアリ防除剤によって被覆するための処理
は、床下用断熱材を製品として出荷する前に、製造工場
において行なってもよく、また、床下用断熱材を配置す
る建物現場において行なってもよい。
製) ジエチレングリコールモノメチルエーテル998gに、
クロチアニジン2gを配合して、撹拌混合することによ
り、クロチアニジン0.2重量%含有シロアリ防除剤A
を油剤として調製した。
製) 2−ブチルオクタノール490gにナロアクティN−1
00(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、三洋化
成(株))500gとクロチアニジン10gを配合して
混合撹拌することにより、クロチアニジン1.0重量%
含有シロアリ防除剤Bを乳剤として調製した。
剤)の調製) 2−ブチルオクタノール880gにDisperbyk
−164(3級アミン含有ポリエステル変性ポリウレタ
ン系高分子重合体、分子量10000〜50000、ビ
ッグケミー(株)製)20gを加えて均一になるまで攪
拌し、得られた混合溶液にクロチアニジン100gを加
え、T.K.オートホモディスパー(特殊機化工業
(株)製)にて攪拌し、クロチアニジン10重量%含有
スラリーを得た。得られたスラリーをビーズミル(ダイ
ノーミル KDL A型、ガラスビーズ径0.75m
m)にて20分間湿式粉砕することにより、クロチアニ
ジン10重量%含有シロアリ防除剤Cを油性懸濁剤とし
て調製した。
剤)の調製) 水880gにニューカルゲンFS−4(ナフタレンスル
ホン酸ホルマリン縮合物金属塩、竹本油脂(株)製)2
0gを加えて均一になるまで攪拌し、得られた混合溶液
にクロチアニジン100gを加え、T.K.オートホモ
ディスパー(特殊機化工業(株)製)にて攪拌し、クロ
チアニジン10重量%含有スラリーを得た。得られたス
ラリーをビーズミル(ダイノーミル KDL A型、ガ
ラスビーズ径0.75mm)にて20分間湿式粉砕する
ことにより、クロチアニジン10重量%含有シロアリ防
除剤Dを水性懸濁剤として調製した。
プセル剤)の調製) ジイソプロピルナフタレン(KMC−113、呉羽化学
工業(株)製)340g、アルキルベンゼン系石油溶媒
(アルケンL、日本石油化学(株)製)220g、Di
sperbyk−164(3級アミン含有ポリエステル
変性ポリウレタン系高分子重合体、分子量10000〜
50000、ビッグケミー(株)製)40gを均一にな
るまで攪拌し、得られた混合溶液にクロチアニジン40
0gを加え、T.K.オートホモディスパー(特殊機化
工業(株)製)にて攪拌し、クロチアニジン40重量%
含有のスラリー(1)を得た。
イノーミル KDL A型、ガラスビーズ径1.5m
m)にて20分間湿式粉砕した。このとき得られたスラ
リー液(1)中のクロチアニジンの平均粒子径は840
nmであった。
12.5gに、タケネートD−170N(ヘキサメチレ
ンジイソシアネートのトリマー変性体,武田薬品工業
(株)製)28.3gを加え、均一になるまで攪拌しス
ラリー(2)を得た。
ポリビニルアルコール(クラレポバール217、クラレ
(株)製)含有水溶液125g中に加えて、常温下で微
少滴になるまでT.K.オートホモミキサーで数分間攪
拌した。この時のミキサーの回転数は5000min
−1であった。攪拌中に、エチレンジアミン4.16g
を含む水溶液20gを滴下した。
温槽中で6時間緩やかに攪拌させながら反応させること
により、マイクロカプセルを含む水分散液を得た。これ
に0.1N HCl水溶液を滴下し、pH7に中和した
後、純水、増粘剤および添加剤を加えて全体の重量が4
50gになるように調整し、クロチアニジン10重量%
含有シロアリ防除剤Eをマイクロカプセル剤として調製
した。
0cm)の表面全面に、シロアリ防除剤A〜Eを、表1
に示す希釈倍率で希釈した後、表1に示す塗布量および
表面有効成分量となるようにエアスプレーで噴き付ける
ことにより、実施例1〜5の床下用断熱材をそれぞれ得
た。なお、噴き付け処理においては、各ポリスチレン発
泡体の表面のクロチアニジンの塗布量が同一となるよう
にした。
るように、ポリエステル製不織布(厚さ1mm)に含浸
させることにより、カバー部材をそれぞれ作製した。な
お、含浸処理においては、各ポリエステル製不織布中の
クロチアニジンの有効成分量が同一となるようにした。
泡体(縦10cm×横20cm×厚さ10cm)の表面
全面にそれぞれ巻き付けることにより、実施例6〜10
の床下用断熱材をそれぞれ得た。
量%、発泡助剤としてトルエン1.5重量%を含有する
粒径0.9〜1.2mmの発泡性ポリスチレン樹脂粒子
に、シロアリ防除剤Cを0.3重量%添加して、均一に
樹脂粒子表面を被覆するように容器内でかき混ぜて、防
蟻剤処理された発泡性ポリスチレン樹脂粒子(クロチア
ニジン0.03重量%含有)を得た。
て、およそ90℃常圧の飽和水蒸気に近い状態で加熱
し、嵩容量が20g/Lになるように5分で発泡し予備
発泡粒子を得た。
置乾燥した後、縦10cm×横20cm×厚さ10cm
の板状型枠内に充填し、0.7kg/cm2の水蒸気を
用いて35秒間加熱し冷却後、型枠から取り出し、クロ
チアニジン0.03重量%含有ポリスチレン発泡成形体
として、比較例1の床下用断熱材を得た。
リスチレン発泡体(無処理)の各床下用断熱材を試料と
して、下記の方法によってシロアリ防除性能を評価し
た。その結果を表3に示す。
を飼育している容器に3週間放置した。次いで、3週間
後の床下用断熱材の食害状況ならびにイエシロアリの生
存率(%)を比較した。
材は、床下の良好な断熱効果を確保することができると
ともに、シロアリがその床下用断熱材を登ることを阻止
することができ、土台や床の食害を有効に防止すること
ができる。特に、この床下用断熱材では、シロアリ防除
剤が床下用断熱材内に均一に分散されているのではな
く、その表面を覆うようにして施工されているので、そ
の表面におけるシロアリ防除剤の濃度が高く、シロアリ
の侵入を確実に阻止することができる。しかも、有効成
分として含有されているネオニコチノイド系化合物は、
土壌安定性、効力持続性に優れているので、このような
床下用断熱材において、長期にわたりその効力を発現し
て、シロアリの侵入を阻止することができる。
いる床下用断熱材が、布基礎の周りに配置されている態
様を示す、概略断面図である。
よって表面が覆われている床下用断熱材が、布基礎の周
りに配置されている態様を示す、概略断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ネオニコチノイド系化合物を含有するシ
ロアリ防除剤によって表面が被覆されていることを特徴
とする、床下用断熱材。 - 【請求項2】 前記シロアリ防除剤によって、表面が直
接処理されていることを特徴とする、請求項1に記載の
床下用断熱材。 - 【請求項3】 前記シロアリ防除剤が含有されているカ
バー部材によって、表面が覆われていることを特徴とす
る、請求項1に記載の床下用断熱材。 - 【請求項4】 前記ネオニコチノイド系化合物が、1〜
4個の塩素原子で置換され、1つの窒素原子および1つ
の硫黄原子を含む複素環とニトロ置換イミノ基とを含有
する化合物であることを特徴とする、請求項1〜3のい
ずれかに記載の床下用断熱材。 - 【請求項5】 前記ネオニコチノイド系化合物が、
(E)−1−(2−クロロチアゾール−5−イルメチ
ル)−3−メチル−2−ニトログアニジンであることを
特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の床下用断
熱材。
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JP2001103048A JP2002294890A (ja) | 2001-04-02 | 2001-04-02 | 床下用断熱材 |
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