JP2002292266A - 被処理物の流動を促進させた流動層造粒乾燥装置 - Google Patents

被処理物の流動を促進させた流動層造粒乾燥装置

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JP2002292266A
JP2002292266A JP2001098698A JP2001098698A JP2002292266A JP 2002292266 A JP2002292266 A JP 2002292266A JP 2001098698 A JP2001098698 A JP 2001098698A JP 2001098698 A JP2001098698 A JP 2001098698A JP 2002292266 A JP2002292266 A JP 2002292266A
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fluidized bed
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JP2001098698A
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Koji Tabata
浩治 田畑
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Okawara Mfg Co Ltd
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の構造を複雑化させることなく、流動床
における粉粒体のノズル近傍の通過量を増大させるよう
にした新規な流動層造粒乾燥装置を提供する。 【解決手段】 本発明の流動槽造粒乾燥装置1は、流動
室2と、流動風吹込室4と、これらを仕切るように設け
られた多数の通気孔20を有する目皿板5と、流動室2
において原料液Lを噴霧するノズル6とを具え、流動風
吹込室4から目皿板5の通気孔20を介して流動室2に
熱風を導き、流動室2内の粉粒体Gを流動させながら乾
燥、造粒、コーティング等の適宜の処理を行う装置であ
って、ノズル6は、流動室2の底部付近から原料液L
を、ほぼ上方に噴霧するように設けられ、更に通気孔2
0aは、ここから吹き出す熱風がノズル6の設置部位を
指向するように開口され、流動室2底部付近に位置する
粉粒体Gをノズル6近傍に移動させるようにしたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉粒体の乾燥、造
粒、コーティング等を行う装置に関するものであって、
特に流動層底部に位置する粉粒体を原料液噴出用のノズ
ル近傍に効果的に導くようにした新規な流動層造粒乾燥
装置に係るものである。
【0002】
【発明の背景】粉粒体の乾燥、造粒、コーティング等を
行うための装置としては、従来より流動層造粒乾燥装置
が用いられている。この装置は、原料液及びこの原料液
を乾燥させて成る粉粒体等を流動室内において流動させ
ながら乾燥、造粒、コーティング等を行うものであり、
一般的には、多数の通気孔が開口された目皿板を流動室
の底部に設け、目皿板の下方から流動室内に熱風を供給
し、粉粒体を流動させている。
【0003】ところでこのような流動層造粒乾燥装置に
おいて流動室に原料液を供給する形態は、従来、流動室
の上方から噴霧する形態(トップスプレー式)が主流で
あったが、流動室の底部にノズルを設け、ここから上向
きに噴霧する形態(ボトムスプレー式)のものも開発が
進められ、すでに実用化に至っている。これはボトムス
プレー式の装置にあっては、液体原料から一気に顆粒製
品としての粉粒体が得られ、また生成される粉粒体は、
見かけ密度が大きく(以下、本明細書ではこれを重質と
称する)、より球形に近いものが得られるためである。
すなわちボトムスプレー式では、まず処理段階初期にお
いてノズルから噴出されたミスト状の液状微粒子(原料
液)が、流動室の上方に至るまでの間や、流動室の上方
において熱風によって乾燥され微粉体となり、この微粉
体のまわりに逐次、供給されてくる原料液が吸着、乾燥
され、層状の粉粒体が形成されるのである。
【0004】そしてこのようなボトムスプレー式の流動
層造粒乾燥装置によって酵素など、それ程、熱に強くな
いものを処理する場合には、流動層の層高を薄く(短
く)して、滞留時間を短くしたい場合がある。加えて製
品としての粉粒体に細かい粒子径が要求された場合に
は、薄い流動層の底部から噴霧する原料液を、粉粒体の
表面に充分表面吸着させる必要が生じるため、例えばノ
ズル下部において粉粒体を吹き上げるアシスト風を送り
込むようにしたり、あるいはノズル下部における目皿板
の開口比を大きくする手法が採られていた。
【0005】しかしながら前者のアシスト風を送り込む
形態では、熱風とは別系統の導管を別途組み込む必要が
生じ、装置を複雑化させるという問題があった。また運
転中は、ノズルを粉粒体(流動層)中に埋没させたいた
め、例えば目皿板とノズルとの間にアシスト風を送る導
管を組み込んだ場合には、流動層高が厚くなり、滞留時
間が長くなってしまうという問題もあった。
【0006】また後者のノズル下部における目皿板の開
口比を大きくする形態では、流動層が薄いことに因み、
主にノズル近傍部に位置する粉粒体のみが、上方に吹き
上げられてしまい、全体的な粉粒体の流動(循環)が促
進されるものではなかった。すなわちノズル下部の目皿
板の開口比を大きくする形態は、流動層が比較的厚い場
合に適する形態であり、上述したように薄い流動層の場
合には、必ずしも適用できるものではなかった。
【0007】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景を
認識してなされたものであって、特に流動層が薄い場合
において装置の構造を複雑化させることなく、流動床に
おける粉粒体のノズル近傍の通過量を増大させるように
した新規な流動層造粒乾燥装置の開発を試みたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
被処理物の流動を促進させた流動層造粒乾燥装置は、粉
粒体等の被処理物を収容する流動室と、この流動室の下
方に連接された流動風吹込室と、これら流動室と流動風
吹込室とを仕切るように設けられた多数の通気孔を有す
る目皿板と、前記流動室において原料液を噴霧するノズ
ルとを具え、流動風吹込室から目皿板の通気孔を介して
流動室に熱風を導き、流動室内の被処理物を流動させな
がら乾燥、造粒、コーティング等の適宜の処理を行うと
ともに、生成された製品としての粉粒体を、流動室の下
部側縁に形成された排出口から取り出せるようにした装
置において、前記ノズルは、流動室の底部付近から原料
液をほぼ上方に噴霧するように設けられ、更に前記目皿
板の通気孔は、ここから吹き出す熱風がノズルの設置部
位を指向するように開口され、流動室底部付近に位置す
る被処理物をノズル近傍に移動させるようにしたことを
特徴として成るものである。この発明によれば、目皿板
の開口方向によって、流動層における粉粒体をノズルの
周囲からノズル近傍に集めるように移動させるため、例
えば流動層が50mm程度に薄い場合であっても、装置
の構造を特に複雑化させることなく、ノズル近傍を通過
する粉体量を増加させることができる。またこれによっ
て、一連の粉粒体の循環、すなわちノズル上部における
吹き上げ、流動室の上部から底部への下降、流動層にお
けるノズル方向への移動が円滑なものとなり、重質且つ
小径の粉粒体が効率的に生成できる。更に目皿板のみの
構成で粉粒体を活発に循環流動させ得ることに因み、既
存の機種に対しても目皿板のみの設計変更で対応でき
る。
【0009】また請求項2記載の流動層造粒乾燥装置
は、前記請求項1記載の要件に加え、前記目皿板の通気
孔のうち排出口に臨むものについては、排出口に向かっ
て熱風を吹き出すように開口され、排出口付近に位置す
る被処理物を積極的に排出口に移動させるようにしたこ
とを特徴として成るものである。この発明によれば、製
品としての粉粒体または生成の過程において製品径以上
に成長した大粒子を流動室から円滑に排出できる。この
ため特に連続運転において流動層の厚さを一定状態に薄
く維持でき、安定した品質の製品が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づいて説明する。本発明の流動層造粒乾燥装置1は、
流動室内において粉粒体Gを流動させながら乾燥、造
粒、コーティング等、適宜の処理を行うものであって、
特に本発明では処理中、流動室に下部から熱風を導入す
るとともに流動室の底部(流動床)付近から処理液を噴
出する形態(以下、ボトムスプレー方式と称する)を採
るものである。そして流動層造粒乾燥装置1は、一例と
して図1、2に示すように、中空タワー状の全体形状を
成すものであり、実質的な処理空間となる流動室2と、
この流動室2の上下に各々連接された排気室3及び流動
風吹込室4と、流動室2と流動風吹込室4とを仕切る目
皿板5と、流動室2の底部付近において原料液Lをほぼ
上方に噴出するノズル6と、主に製品を流動室2から取
り出すための排出装置7とを具えて成るものである。
【0011】ここで本発明がボトムスプレー方式を採用
するのは、原料液Lから直接、顆粒製品としての粉粒体
Gが生成できるとともに、重質で細かく且つ球形に近い
粉粒体Gが得られるためである。すなわちボトムスプレ
ー方式を採ることによって、まず製造の初期段階では、
ノズル6から噴霧された原料液L(ミスト状の液状微粒
子)が、流動室2内の上部空間、あるいはこの上部空間
に至る途中で乾燥されて微細な粉粒体Gとなり、次いで
この微細な粉粒体Gのまわりに、逐次、供給されて来る
原料液L(液状微粒子)が次第に吸着され、言わば層状
を成すように顆粒製品としての粉粒体Gが形成されるた
めである。もちろん生成途中の粉粒体Gは、粒径が成長
しながら、例えば途中で流動室2内の下部空間に下降
し、ここで滞留し流動層Fを形成するが、全体的にはノ
ズル6上部での吹き上げ、流動室2内の上部から下部へ
の下降等、絶えず流動するものである。
【0012】因みに流動室2の上部から原料液Lを噴霧
する従来の手法(トップスプレー方式とする)では、原
料液Lから顆粒製品を得るには、まず乾燥装置で粉末に
してから、流動層造粒装置で造粒するのが一般的であ
り、このような処理形態に因み、比較的見かけ密度の小
さい軽質な製品となり、重質な顆粒製品を得ることは難
しかった。なお本明細書における粉粒体Gとは、原料液
L(液状微粒子)が乾燥されて微細な粉末を形成する段
階から、これが製品顆粒に成長するまでを総称するもの
である。
【0013】このようにボトムスプレー方式を採ること
によって、重質で且つ球形に近い粉粒体Gが生成され得
るものであるが、この方式においても例えば流動層が薄
く(短く)且つ平均粒子径として、より細かい粉粒体G
が要求された場合には、原料液Lの噴霧量に対して、表
面吸着が行える充分な粉体量を供給することが難しかっ
た。このようなことから本発明の流動層造粒乾燥装置1
は、特に流動層が薄い(短い)場合において、ノズル6
近傍に充分な粉粒体Gを供給できるようにしたものであ
る。以下本発明の流動層造粒乾燥装置1の各構成部につ
いて説明する。
【0014】流動室2は、流動風吹込室4から供給され
る流動風や、ノズル6から噴出される処理液L等によっ
て粉粒体Gを流動させる部位であり、一例として図1、
2に示すように、下窄まり状の立体形状を呈するように
形成される。この流動室2には、図示は省略するが、側
面に扉、監視窓等を適宜設け、内部の洗浄やメンテナン
ス及び運転中、作業者による目視が行えるようにするこ
とが可能である。なお流動室2の側縁付近の下部には、
顆粒製品として生成された粉粒体Gを取り出し得るよう
に排出口10が形成されるものであり、この部位から後
述する排出装置7によって製品が外部に取り出される。
【0015】排気室3は、上部に排気口12を形成する
とともに、この排気口12に接続した管路に排気ファン
13を具えることによって、流動室2内において粉粒体
Gや原料液L等と熱交換を終えた空気(流動風)を、排
気口12から装置の外部に排出できるようにしたもので
ある。また排気口12の前段または後段に、処理後の空
気を浄化してから排出するための集塵機構14を組み込
むものであり、一例として図1、2に示す形態では、排
気口12の前段の排気室3にバグフィルタを内蔵した形
態を示すものである。しかしながら集塵機構14は必ず
しもこのような内蔵バグに限定されるものではなく、排
気口12の後段に設ける外設バグの形態を採ることが可
能である。また集塵機構14としてサイクロンを形成す
ることも可能であるし、更にはサイクロンを形成しなが
ら外設バグの形態を併せて採ることも可能である。流動
風吹込室4は、側部に吹込口16を形成するとともに、
この吹込口16に接続した管路にヒータ17及び吹込フ
ァン18を具えることによって、熱風状の流動風を、流
動室2に送り込むものである。
【0016】目皿板5は、流動室2と流動風吹込室4と
を仕切るものであるが、多数の通気孔20が開口され、
下部の流動風吹込室4から送り込まれる流動風を上部の
流動室2に通過させるものである。通気孔20は、一例
として図3(a)に示すように、大部分は、孔から吹き
出す流動風がノズル6の設置部位を指向するように開口
されているが、排出口10に臨むものは排出口10に向
かって流動風を吹き出すように開口されており、またノ
ズル6の近傍のものは、目皿板5に対してほぼ単純に打
ち抜かれたパンチング状(スリット状ないしは金網状の
ものを含む)に開口されている。ここでこれら種々の通
気孔20を区別するために、ノズル向きのものを20
a、排出口向きのものを20b、パンチング状のものを
20cと符号を付すものである。
【0017】このように本発明では、通気孔20aは、
ここを通過する流動風が、ノズル6の設置部位に向かっ
て吹き出すように開口されるため、流動層Fの底部に位
置する粉粒体Gは、この流動風の作用によって、常時、
ノズル近傍への移動傾向が付与されるものである。特に
図3(a)に示すように形成した場合には、粉粒体G
を、ほぼ最短距離でノズル6近傍まで移動させ、ノズル
6の近傍を通過する粉粒体Gの量を効果的に増大させ得
るものである。なおノズル向きの通気孔20aから吹き
出された熱風(流動風)は、単に流動層底部の粉粒体G
をノズル6に送るのみならず、ノズル6の近傍におい
て、通気孔20cから、ほぼ真上に吹き込まれる流動風
と相まって、上昇気流を生起し、粉粒体Gをノズル6上
部に効果的に吹き上げるものである。もちろん粉粒体G
をノズル6の近傍において上昇させる効果は、吹込ファ
ン18及び排気ファン13、あるいは原料液Lの噴霧等
によってももたらされるものである。
【0018】ノズル6は、流動層Fに原料液Lを噴霧す
るためのものであり、その噴出口は、流動室2の底部付
近から上方を指向するように設けられる。従ってこのノ
ズル6には導管22を介して外部から原料液Lや噴霧空
気が供給されるものである。なおノズル6の設置位置
は、熱交換効率等の観点から、原料液Lを造粒乾燥等し
て生成される流動層Fの内部に設置されることが好まし
い。もちろん本発明においては、流動層Fが比較的薄い
(一例として50mm程度)場合を想定しているため、
実質的には目皿板5の直上部での設置形態が一般的とな
る。
【0019】排出装置7は、主に乾燥、造粒等の処理が
成された顆粒製品としての粉粒体Gを流動室2から取り
出すものであるが、製造過程において製品として許容さ
れる以上に大きく成長した、いわゆる大粒子等をも排出
するものであり、ここでは一例としてスクリューコンベ
ヤを適用したものを図示している。なお排出装置7に
は、製品としての粉粒体Gと大粒子とに分ける分級機構
を組み込むことが可能である。因みに分級された大粒子
は、その後、解砕ないしは粉砕された後、再度、流動室
2に戻され得る。ここで粉粒体Gはもとより、原料液L
や大粒子など流動室2内において処理されるもの、ある
いは生成されたものを総称して被処理物とする。
【0020】本発明の流動層造粒乾燥装置1は以上のよ
うに構成されて成り、以下この装置によって粉粒体Gが
流動室2内において循環流動する態様について説明す
る。なおこの実施の形態では、酵素など流動室2内での
滞留時間を短くしたい物質を処理対象とするものであ
り、またこれに起因して、流動層Fの厚さを一例として
50mm程度に薄く維持しながら連続運転する場合につ
いて説明する。 (1)熱風(流動風)の供給 まずヒータ17や吹込ファン18、排気ファン13等を
起動して、流動風吹込室4内に適宜の温度の流動風(熱
風)を供給すると、この熱風は、目皿板5を介して流動
室2内に送り込まれ、次いで排気室3において集塵機構
14により浄化された後、最終的には排気ファン13に
よって排気口12から外部に放出される。
【0021】(2)熱風の流動形態 熱風は、吹込ファン18と排気ファン13とが起動され
ることに因み、処理中、流動室2内を下方から上方に向
かって流れるものであって、本発明においては、特にノ
ズル6の上部付近での上昇流が促進される。これは熱風
が目皿板5の通気孔20、特にノズル方向に開口された
通気孔20aを通過する間に、一例として図3(b)に
示すように、ノズル6が設置された中心部分に向かって
集合するように流れるものであり、これら求心風と、通
気孔20cをほぼストレートに通過してくる流動風と
が、ノズル6の上部付近において、相乗的に作用し合
い、一種の上昇気流を生起すると考えられる。
【0022】(3)原料液の供給 次いで原料液Lが導管22を介してノズル6から流動室
2内に供給される。ここでノズル6から噴霧された原料
液Lは、ミスト状の液状微粒子の状態であり、これが流
動風の上昇気流によって流動室2の上部に至る間、また
は流動室2の上部において乾燥され、微細な粉粒体Gを
形成する。そしてこの微細な粉粒体Gの表面に、逐次、
供給されてくるミスト状の液状微粒子(原料液L)が層
状に吸着、乾燥され、粒径が次第に成長して行く。もち
ろん粉粒体Gは、粒径の成長に伴い、例えば流動室2の
底部付近に下降し、この部分に滞留したものが実質的な
流動層Fを形成する。
【0023】(4)流動層(粉粒体)の流れ 流動層Fの底部に相当する目皿板5上では、上述したよ
うに主に通気孔20aを通過した熱風が、ノズル6の設
置部分(図1〜3では中心部分)に向かって集合するよ
うに吹き込んでおり、流動層Fを形成する粉粒体Gは、
この流れに沿って、ノズル6の近傍に流されて行く。す
なわちノズル6の周囲に位置している粉粒体Gは、通気
孔20aを通過する流動風によって、ノズル6近傍に集
められることになり、特にノズル6近傍を通過する粉体
量が少なくなりがちである薄い流動層Fの場合に、周囲
からより多くの粉粒体Gを、ノズル6近傍に集め、ノズ
ル6近傍の通過量を効果的に増大させるものである。
【0024】そしてノズル6近傍では、周囲から送られ
てきた粉粒体Gが、吹込ファン18及び排気ファン13
による上昇作用、通気孔20a、20cから吹き出され
た熱風による上昇作用、ノズル6から噴霧される原料液
Lの上昇作用等によって、流動室2の上方に吹き上げら
れながら徐々に拡がり、ほぼ流動室2の周囲の壁面を沿
うように下降し、目皿板5上の流動層Fに至る、循環状
態を形成する(図2参照)。もちろん粉粒体Gは、この
ような循環流動を繰り返す間、徐々に成長するものであ
り、主に顆粒製品に成長した粉粒体Gが、排出口10か
ら排出装置7によって排出される。因みに粉粒体Gが流
動室2内において上述した循環状態を形成しながらも、
粉粒体G(主に顆粒製品)を効果的に排出できるのは、
排出口10に臨む通気孔20bが、排出口10に向かっ
て熱風を吹き出すように形成されているためである。な
お排出口10からは、顆粒製品以上に成長した大粒子も
排出されるが、大粒子は分級後、適宜解砕され、流動室
2内に戻される。
【0025】
【他の実施の形態】本発明は以上述べた実施の形態を一
つの基本的な技術思想とするものであるが、更に次のよ
うな改変が考えられる。すなわち先の図1〜3に示した
実施の形態は、目皿板5の通気孔20aが、ほぼ直接ノ
ズル6の設置部位に向かって熱風を吹き出すように開口
されている(図3の場合では、ほぼ中心を向くように開
口されている)。しかしながら、通気孔20aは、必ず
しもノズル6に向かってほぼ一直線上に流動風を吹き出
すように開口される必要はなく、例えば図4に示すよう
に、通過した流動風が旋回しながらノズル6に向かうよ
うに、通気孔20aを形成することが可能である。なお
この場合も排出口10に臨む通気孔20bは、排出口1
0に向かって熱風を吹き出すように形成し、ノズル6近
傍部の通気孔20cは、熱風を下方から上方にそのまま
通すように開口することが好ましい。
【0026】また上記図1〜4に示した実施の形態は、
一つの流動室2に一つのノズル6を具えるものであった
が、例えば図5に示すように、一つの流動室2に複数の
ノズル6を具える形態も可能である。もちろん流動室2
の平面形状も円状に限定されるものではなく、ここでは
図5(a)に角型流動層を示すとともに、六つのノズル
6を設けた形態を示し、図5(b)に丸型流動層を示す
とともに、四つのノズル6を設けた形態を示している。
更にこのような形態を採る場合、各ノズル6の中間部分
等にスペース部分S(各ノズル6において、ほぼ最大の
同一円を描いた場合、この同一円内に位置しない部分)
が形成されるが、ここにはパンチ状の通気孔20cと同
様の孔を形成しても良いし、適宜のノズル6に作用する
ように開口させても構わない。また一つの流動室2に複
数のノズル6を具えることに因み、粉粒体Gの循環流動
が、ノズル6からの原料液Lの供給量や、流動層Fの厚
さ等によって種々変動することが考えられるため、図5
に示した実施の形態では、排出口10(排出装置7を含
む)に臨む通気孔20を、特に積極的に排出口10に作
用させるように開口していないが、上記図1〜4の形態
と同様に、適宜、排出口10に作用させるように開口す
ることも可能である。
【0027】更にまた排気ファン13、吹込ファン18
の併用運転ではなく、いずれか一方のみの作動でも構わ
ない。またノズル6は、二流体ノズルでも一流体ノズル
でもよく、ノズル位置においても導管22を流動風吹込
室4に配置し、ノズル6が目皿板5を貫通する状態と
し、噴出口部分のみを流動室2(流動層F)に配置する
ようにしても構わない。
【0028】
【発明の効果】まず請求項1記載の発明によれば、目皿
板5の透気孔20aによって流動層Fに位置する粉粒体
Gをノズル6の方向に集めるように移動させるため、特
に別部材を付設する必要がなく安価に構築し得る。また
このような手法により、特に流動層Fが薄い(一例とし
て50mm程度)場合に、ノズル6上部を通過する粉粒
体Gを増やすことが可能となり、重質で且つ小さい粒径
の粉粒体Gを効率的に生成し得る。
【0029】また請求項2記載の発明によれば、製品と
しての粉粒体Gや粉粒体Gよりも過大に成長した大粒子
が確実に排出できる。このため流動層Fにおける大粒子
の蓄積が防止でき、より円滑に粉粒体Gを流動させ得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流動層造粒乾燥装置を示す斜視図
(a)、並びに目皿板を拡大して示す斜視図(b)であ
る。
【図2】本発明の流動層造粒乾燥装置を示す縦断面図で
ある。
【図3】目皿板を拡大して示す平面図(a)、並びに目
皿板のノズル付近を拡大して示す縦断面図(b)であ
る。
【図4】通気孔から吹き出す熱風を旋回させながらノズ
ルの設置方向に流すように形成した目皿板の他の実施の
形態を示す平面図である。
【図5】一つの流動室に複数のノズルを設置した二種の
実施の形態を示す目皿板の平面図である。
【符号の説明】
1 流動層造粒乾燥装置 2 流動室 3 排気室 4 流動風吹込室 5 目皿板 6 ノズル 7 排出装置 10 排出口 12 排気口 13 排気ファン 14 集塵機構 16 吹込口 17 ヒータ 18 吹込ファン 20 通気孔 20a 通気孔(ノズル向き) 20b 通気孔(排出口向き) 20c 通気孔(パンチ状) 22 導管 F 流動層 G 粉粒体 L 原料液 S スペース部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 21/00 F26B 21/00 C Fターム(参考) 3L113 AA07 AB03 AC08 AC40 AC45 AC46 AC48 AC52 AC54 AC55 AC67 AC74 AC83 BA02 DA01 DA04 DA13 DA24 4D076 AA14 BA24 CB05 DA28 FA03 FA22 JA03 4G004 BA02 KA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体等の被処理物を収容する流動室
    と、 この流動室の下方に連接された流動風吹込室と、 これら流動室と流動風吹込室とを仕切るように設けられ
    た多数の通気孔を有する目皿板と、 前記流動室において原料液を噴霧するノズルとを具え、 流動風吹込室から目皿板の通気孔を介して流動室に熱風
    を導き、流動室内の被処理物を流動させながら乾燥、造
    粒、コーティング等の適宜の処理を行うとともに、生成
    された製品としての粉粒体を、流動室の下部側縁に形成
    された排出口から取り出せるようにした装置において、 前記ノズルは、流動室の底部付近から原料液をほぼ上方
    に噴霧するように設けられ、 更に前記目皿板の通気孔は、ここから吹き出す熱風がノ
    ズルの設置部位を指向するように開口され、 流動室底部付近に位置する被処理物をノズル近傍に移動
    させるようにしたことを特徴とする被処理物の流動を促
    進させた流動層造粒乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記目皿板の通気孔のうち排出口に臨む
    ものは、排出口に向かって熱風を吹き出すように開口さ
    れ、排出口付近に位置する被処理物を積極的に排出口に
    移動させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    被処理物の流動を促進させた流動層造粒乾燥装置。
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