JP3345002B2 - 粉末状あるいは粒子状材料または製品を気体で処理して流動化させる方法、該方法に用いられる床板およ流動床乾燥器 - Google Patents

粉末状あるいは粒子状材料または製品を気体で処理して流動化させる方法、該方法に用いられる床板およ流動床乾燥器

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉状あるいは粒状材料あるいは製品を、この
材料を流動化させるべく気体で処理する方法および装置
に関する。
流動床(Fluid beds)は、粒状および粉末状の製品の
乾燥およびまたは凝集に用いられるが、これらは例えば
噴霧乾燥乳製品用の装置等に接続する分離ユニットとし
て用いてもよい。流動床は、噴霧乾燥機で製造される湿
った粉末あるいは粒子状材料の追加乾燥および/または
凝集化に用いてもよい。流動床の床板は通常長方形ある
いはその他の細長い形状をしており、製品の流動化を助
長すべく振動させることができるようになっている。
また流動床を噴霧乾燥機と組み合わせることにより、
統合ユニットを形成させることもできる。乾燥させる液
体製品はこの場合、円筒状乾燥チャンバーの上端から、
乾燥チャンバーの床端部に形成されたすでに噴霧乾燥さ
れた粒子の流動層に向かう熱乾燥気流中に配されている
すでに噴霧乾燥された粒子の流動層へ向けての乾燥熱気
流中に噴霧される。例えば米国特許第4,490,403号参照
のこと。この型の噴霧乾燥装置および流動床の組み合わ
せでは床板(ベッドプレート)は通常円形あるいは環状
を呈し、通常固定的に取り付けられている。
流動床の床板における気体流通口または孔は床板の上
部表面に沿って流動床の製品出口に向かう流れの成分を
有する乾燥気体の流動的気流を形成する形状に設定され
得、これにより開口部間への製品の沈降が防がれる。ま
た製品出口へを指向する流れの成分は自己清浄作用また
は自己排出作用をもたらす。このようなギル(えら)型
気体流通開口部を有する床板は良く知られており、例え
ば米国特許第3,821,342号、同第4,033,555号に開示され
ている。
床板に沿った粉末状または粒状製品のプラグ流は好ま
しいものであり得る。しかしながらギル型の気体流通開
口部は流動層の上部が反対方向へ移動しがちになり、そ
のため流動化製品の望ましくない戻し混合が用いるよう
な速度で流動化製品層の低部を製品出口へ向かって細長
い板の縦方向に移動させる原因となり得る。床板が円形
または環状を呈し、前述の噴霧乾燥器および流動床の組
み合わせの底端部に取り付けられている場合、ギル型の
気体流通口は通常円周方向または接線方向の流れの成分
を与えるべく配置される。この流れの成分により床板の
中心軸の周囲に流動化製品層の回転運動が生じ、また噴
霧乾燥処理により生成された、流動化製品層に存在する
製品の粒子または塊は、床板のギル型開口部により生じ
た回転運動が顕著になりすぎると分解する傾向にあるこ
とがわかった。床板からの距離が増すと流動層中の粒子
の回転速度は低下するため、粒子の分解は粒子の間に働
く摩擦力によって起こるものと思われる。
ギル型の気体流通口を有する床板の上記不利益を減ず
るため、板に沿った製品層の運動方向を横切って広がる
相互に平行な波形を有する床板が提案され、米国特許第
4,305,210号に記載されている。他の解決方法はデンマ
ーク特許第149,737号に記載されており、これにはギル
型の反対向の気体流通口をそれぞれ有する横に広がる部
分、または円形穿孔口およびギル型口をそれぞれ有する
床板の横断部分の使用を含むものである。これらのうち
後者の床板の構造は実際、ある程度まで流動層における
製品の戻し混合の傾向を低下させる。
米国特許第4,885,848号は実質的に反対向に開口する
対となるよう配された開口部と、各対の開口部の間に形
成されている板の陥没部分を有する床板を有する流動床
乾燥器を開示する。各陥没部は、陥没部の相対する位置
に配された対の開口により制御される気流の方向、速度
および/または質量の流れが、床板の上表面と直角方向
の流動化気流成分、および床板にそってあるいは床板に
平行な方向の輸送気流成分が組み合わさった気流が生成
するようにそれぞれ異なっている。
上記米国特許第4,885,848号に開示されている型の床
板は、そこから流動化気流が床板を通して上方へ向けら
れるプレナムチャンバー内の気流の状態に非常に敏感で
あることがわかった。このことは流動化気流の流れのパ
ターンが床板内の開口部のパターンおよび形状、そして
プレナムチャンバー内の圧力のみならず、プレナムチャ
ンバーの形状および容積そしてプレナムチャンバー内へ
の単数あるいは複数の気体流入部にも依存することを意
味する。
本発明は、プレナムチャンバー内の気流条件の影響を
受けにくく、さらに以下に述べるような他の点において
改善された流動化気体の流れのパターンを得ることがで
きる方法を提供する。
すなわち本発明は、床板上の第1部位に連続的に材料
を供給し、気体の流れあるいは気流をこの床板内に設け
られた開口部から、その上の材料を流動化させるよう上
方へ制御し、流動化された材料を床板に沿って、大体床
板上の第2部位の方向へ移動させ、さらに該材料を床板
の第2部位から放出することを含有する方法であって、
この床板が実質的に該第1と第2部位の間に広がる各細
長いゾーンに分離され、気流が、該ゾーンの少なくとも
いくつかの各領域全面に実質的に均等に分散している第
開口部の第1群および第2群を通り、それぞれ該第1お
よび第2部位を総体的に指向する流れ成分を有するよう
制御されており、開口部の第2群の1のゾーンにおける
数が隣接ゾーンにおけるそれを越えている、粉末状ある
いは粒子状材料を気体により処理する方法を提供するも
のである。
第1および/または第2群の床板の開口部はよく知ら
れたギル型でも良いが、気流を上記のような流れの成分
とすることができるものであれば他の型でもよい。すな
わち、少なくとも幾つかの開口部は米国特許第4,885,84
8号に開示されている型であってもよい。第2群の数が
隣接するゾーン間で異なっているため、流動化気流の材
料あるいは製品を床板に沿って第2部位あるいは床板の
放出末端へ向ける傾向はこのような隣接ゾーンにおいて
は異なる。その結果、所望の気流パターン、例えば床板
の自己清浄あるいは自己排除効果を改善するよう、材料
輸送傾向あるいは床板の様々な細長いゾーンによる材料
の輸送成分を選択することによって得ることができる。
好ましくは床板は、該材料あるいは製品が移動する大
体の方向を横断する方向に広がる開口部の列を1または
それ以上有する幾つかの細長いゾーンに分離し、これら
の横断領域の開口部の配列は同一であり得る。床板には
このようなひとつの狭い横断領域内で同じパターンのパ
ンチ穴を空けられるような穴空け器で開口部を空けても
よく、一連の横断領域は一連の穴空け操作により穴をあ
けるべきである。
ある態様においては、2あるいはそれ以上の隣接する
横断ゾーン内の全開口部の過半数が床板の第2部位また
は放出部位へ材料あるいは製品の移動を促す第2開口部
群であり、上記各ゾーンまたは上記各ゾーンのうちの少
なくとも1のゾーン内において、該第1開口部群および
/または床板の平面に平行な流れの成分を実質的に有さ
ないように気流の方向を制御する平面開口部は、該ゾー
ン内全開口部数の半数より少ない。この態様によって、
隣接する様々なゾーンにおいて異なっているが正方向の
材料輸送成分あるいは流れが得られる。別の態様におい
ては1のゾーンの全開口部の過半数が上述のごとき第2
開口部群であり、その隣接ゾーンの全開口部の過半数が
該第1開口部群であってもよい。この場合、正方向への
材料輸送成分がこの1のゾーンにおいて得られ、一方、
反対向きの、そして好ましくはより小さい材料輸送成分
が隣接ゾーンで得られ、これによって正の成分の効力が
いくらか負の成分によって減少させられる。この態様に
おいては、該1のゾーンの全開口部が第2開口部群であ
ってもよく、また該隣接するゾーンの全開口部が第1開
口部群であってもよい。
上記に示したように、該隣接ゾーンにて得られる負の
材料輸送成分は、該1のゾーンで得られる正の輸送成分
より小さいものであることが好ましい。かかる態様は、
該1のゾーンの幅が該隣接ゾーンの幅より広い場合に得
られる。これに代えて、あるいはこれに加えて、1のゾ
ーン内における各第2開口部間の設置間隔が、該隣接ゾ
ーン内の各第1開口部間の設置間隔よりも近接するよう
にしてもよい。
床板を通過した気流は加えて、第3の床板開口部群か
ら実質的に床板と垂直方向に向かう方向に制御され得る
が、この第3の開口部群は長いゾーンのうちの少なくと
もひとつの領域全面に均等に分散されている。
上述のごとく、床板は実質的に長方形であり得、この
場合該製品あるいは材料が床板にそって運ばれる総体的
な方向は床板の縦方向である。床板が円形あるいは環状
形である場合には、この総体的方向は床板の周辺方向で
あり得る。
本発明はまた、内部に設けた、流動化気体をこの板あ
るいは板片の上の第1および第2部位の間に実質的に広
がる細長いゾーンに分離させられる板あるいは板部位を
通して、上方へ流れされることができる開口部を設けて
いる流動床の床板あるいは床板片を供給するが、これは
該開口部の第1および/または第2群が該ゾーンのうち
の少なくともいくつかの各領域全面に均等に分散されて
おり、それぞれ大体該第1および該第2部位を指向する
流れ成分を有する気流を供給することができるように向
けられ、成形されており、1のゾーンにある該第2開口
部群の数がある隣接ゾーンのそれより多い、床板あるい
は床板片である。
原則として床板は任意の適当な材料から製造され得、
例えば重合性材料から成形され得る。しかしながら好ま
しくは床板は、開口部を空けた板金から製造される。
第1および/または第2開口部群を通り、床板あるい
は床板部に平行な気流の流れの成分はそれぞれ該第1及
び第2部位を直接向くことは必要とされない。すなわ
ち、各開口部は、それぞれ少なくとも一対の開口部から
なる組として配列されており、各組の開口部は床板の平
面と平行な第1成分(輸送気流成分)および床板に直角
な方向の第2成分(流動化気流成分)を有する気流を生
成するものであり、様々な組において該第1成分は実質
的に同じ総体的方向を指向している。床板が環状あるい
は円形状である場合には輸送成分は好ましくは、円形あ
るいは環状の円周方向あるいは接線方向を向き、長方
形、あるいはその他の細長い形状の床板である場合に
は、様々な開口部の組の輸送成分は床板の縦方向を向く
のが好ましい。
本発明はさらに、内部に開口部あるいは孔を設けた床
板、粉末状あるいは粒子状製品を床板に供給する手段、
流動化気流を該開口部あるいは孔よりそこへ供給された
製品を流動化するよう導く手段、および製品を床板から
放出する手段を備えている流動床乾燥器であって、該床
板が少なくとも1つの床板片からなり、その床板の各部
分が実質的に板片の第1および第2部位の間に広がる細
長いゾーンに分離されており、該開口部あるいは孔の第
1および/または第2群が実質的に均等に、上記ゾーン
のうちの少なくともいくつかの領域全面に各分散されて
おり、これらが流動化気流が総体的に該第1および第2
部位を指向するようそれぞれ配され、成形されており、
1のゾーンにおける該第2開口部群の数は他の群より多
いものを供給する。
流動床乾燥器は、両側に第1および第2末端を有する
単一の細長い板により形成される床板を有し、該第1末
端に設置された供給手段が第1部位を決定しており、第
2末端に設置された放出手段が第2部位を決定している
ものを含有してもよい。さらに、床板あるいは床板部は
上記のごとく形成されていてもよい。
本発明をさらに図を参照しながら説明する。
Fig.1は本発明による床板を有する流動床を有する乾
燥装置の側面および部分断面図である。
Fig.2は本発明における通常のギル型の開口部分断面
図の拡大した図である。
Fig.3〜7は本発明の実質的に長方形の床板の様々な
具体例の一部分を示す平面図である。および Fig.8は本発明の床板部を構成する円形状床板であ
る。
Fig.1は、例えば、部分的に乾燥され、まだ湿っぽい
乳製品または別の食品のような粉末状または粒状製品の
乾燥に使用され得る流動床乾燥器を示す。流動床乾燥器
で乾燥されるべき湿った製品は例えば噴霧乾燥処理によ
り製造されたものであり得る。Fig.1に示された流動床
乾燥器は、ハウジング10の内壁に固定された多孔性板13
によって上部のプレナムチャンバー11および下部チャン
バー12にそれぞれ分割される内部空間を有する細長いハ
ウジング10を有する。熱乾燥気体または空気は気体導入
口14を通ってハウジング10の下部チャンバー12に供給さ
れ、乾燥気体はハウジングの上部チャンバー11から気体
排出管15を通って排出されるが、この排出管は例えば図
示しないサイクロンに連結され得、乾燥気体はそこから
大気中へ排出され得る。ハウジング10の一端に取り付け
られた製品導入漏斗16は、多孔性床板13上に設けられた
上部チャンバー11中に開口している。ハウジング10の他
端にある製品出口17もまた上部チャンバー11と直通して
いる。
例えば従来の噴霧乾燥システムより供給され、さらに
乾燥を要する湿った粉末状または粒状製品Pは矢印18で
示すように、ハウジング10の製品導入口16に連続的に送
り込まれる。熱乾燥気体または乾燥空気をハウジングの
下部チャンバー12に供給すると、熱気体が上向きに床板
の開口部を通って上部チャンバー11中へ流れることによ
り床板13上の製品Pを流動化させる複数の気流を形成す
る。流動化製品層の厚さまたは高さは、チャンバー11の
出口端部でオーバーフローを形成する移動可能なダンパ
ーまたはバルブ部品19の高さにより決定される。平衡状
態に達したとき、導入漏斗16を介して供給された湿った
製品の量に対応する量の乾燥製品がFig.1の矢印20で示
すごとく製品出口17を通って流出する。すなわち、流動
床乾燥器が作動しているとき、床板13により支えられた
流動化製品層は矢印21で示すごとく導入漏斗16から製品
出口17へ連続的に移動する。流動床乾燥器の作動を終了
すべき場合、導入漏斗16への湿った製品の供給を止めた
後、ほとんど全部の製品が床板13から製品出口17中へ流
れることのできる位置にダンパーまたはオーバーフロー
板19を開かせる。
ダンパーまたはオーバーフロー板19を開いたときに確
実に製品の実質的残留物を床板上に残存させないため
に、好ましくは製品出口17の方向を指向する水平気流成
分を有する、上方への流動化気流をもたらすように床板
の孔または気体流通開口部を成形する。
Fig.2はいわゆるギル(えら)型の孔または開口部22
を有する従来の床板を示す。この開口部は板に切り込み
またはスリットを入れて、切り込みまたはスリットの一
方の隣接部23を押し下げることによって金属板内に形成
され得る。ギル型の孔または開口部22を有するこのよう
な床板はFig.2の矢印24が示す方向を有する上向きの傾
斜した気流を与える。図示したように、気流24は実質的
に垂直方向に延びる流動化気流成分25および実質的に水
平方向への輸送気流成分26を有する。ギル型の様々な孔
または開口部からの輸送気流成分26が製品出口17に向か
う場合、流動床乾燥器への製品供給が停止し、ダンパー
19が開かれると製品の残留物はすべて効果的に床板13か
ら除去される。すなわち、ギル型の孔または開口部を有
する床板による流動床乾燥器は自浄作用または自己清掃
作用を有する。床板13の陥没部23は図示したように、比
較的滑らかな床板の上表面を得るために下向きに付けら
れていてもよい。これとは反対に、所望により陥没部13
を上向きに付けてもよい。
しかしながら、ギル型の孔または開口部を有する床板
を備えた従来の流動床乾燥器の場合、輸送気流成分26の
効率が高すぎるため流動化成品Pの低層が製品出口17に
向かうが、一方で流動化製品流の上層部は反対方向の製
品導入開口部16に向かって流れることが分かった。これ
は流動化製品Pの望ましくない戻し混合の原因となり、
そのために床板上の流動化成製品の様々な粒子の滞留時
間は実質的に雑多に変化しうる。
Fig.3に示した床板13内の開口部22はすべてギル型で
ある。この床板には、Fig.1およびFig.3に矢印21で示し
た方向である板の放出末端を指向する開口部22aを有す
る。この板にはさらに、Fig.3に矢印27で示されている
方向である、流入末端を指向する開口部22bも有する。
板13内の開口部は、この板の横方向に間隔を明けて並ぶ
縦方向ゾーン28がそれぞれ、すべてが出口を指向する開
口部22aの縦方向の列をある数(例えば4列)有し、一
方で隣接するその間の中間ゾーン29はそれぞれ。より小
さい数(例えば2つ)のすべて矢印27で示される板の流
入末端を指向する開口部22bの列を有する。Fig.3〜7に
おいては、床板13の縦方向のゾーンへの分離部は点−破
線で示してある。
Fig.2に関して説明すると、流動化気流はゾーン28の
各孔あるいは開口部22aから上方へ流れ、矢印21で示さ
れる方向を向く製品輸送気流成分を生じる。同様にして
流動化気流はゾーン29の各開口部22bから上方へ流れ、
矢印27で示される反対側への流れ成分を生ずる。各ゾー
ン29にある開口部22bの数が実質的にその隣接するゾー
ン28にある開口部22aの数より少ないため、ゾーン28内
の開口部22aを通った気流の製品輸送成分の効果はいく
らかゾーン29内の開口部22bを通った製品輸送成分によ
って減弱される。
所望であれば、製品輸送効果はさらにゾーン29内の開
口部22bの数を増やして減弱させても、あるいはゾーン2
9内の開口部の数を減らすことによって増強してもよ
い。一例として、各ゾーン29内の開口部の列の数を3つ
に増やす、あるいは1つに減らせば良い。
Fig.4に示した床板は、すべての開口部がギル型であ
り、矢印21で示した方向である床板の放出末端を指向し
ている開口部群を有する横に間隔をあけた縦方向のゾー
ン28と、それぞれギル型開口部22bと平面穴である円形
開口部33を有する隣接する中間ゾーン29および32を有す
る。
各ゾーン28のギル型開口部22aの数は実質的に各ゾー
ン29のギル型開口部22bの数を上回っている。Fig.4にお
いて、各ゾーン28には各ゾーン29の開口部22bの2倍の
数の開口部22aがある。しかしながら様々なゾーンの開
口部の数の間の関係は所望により変えても良い。各ゾー
ン29内のギル型開口部22bを通して上方へ流れる流動化
気流が、ゾーン28内の開口部22aを通った気流による製
品輸送効果を減弱させる一方、ゾーン32内の平面の円形
状開口部33は流動化気流の製品輸送効果に影響を及ぼさ
ないであろう。
Fig.5に示した床板13は、いくつかの横に間隔をあけ
て並ぶ縦方向の、矢印21で示す方向である床板の放出末
端の方向を指向するギル型開口部22aを独占的に含むゾ
ーン28に分離してもよい。隣接する中間ゾーン29は、矢
印27で示した反対方向を指向するギル型開口部22bを独
占的に含む。各ゾーン28および29内の、隣接する縦列に
並ぶ開口部22aおよび22bは縦方向にオフセットとなって
いる。Fig.5に示した実施例においては、各ゾーン28の
開口部22aの数はゾーン29にある開口部22bの数の2倍で
ある。この隣接ゾーンの開口部の数の間の相互関係は勿
論所望により変えることができる。Fig.5において横に
伸びる一点鎖線にて示しているように、床板13は、同じ
配列の開口部を有する幾つかの横ゾーンあるいは領域に
分離してもよい。これは床板内の開口部は、ひとつの横
ゾーンあるいは領域にある開口部のすべてを同時に開け
られる穴空け器によって作成し得ることを意味する。そ
の結果、床板13内の開口部は、床板横ゾーンの数に一致
した一連の穴空け操作の繰り返しにより作成してもよ
い。
Fig.6に示した床板13はFig.5に示したものと同じであ
る。しかしながら各ゾーン28内の開口部22aの数と各ゾ
ーン29内の開口部22bの数の関係がここでは5:4であり、
この結果全流動化気流中の、矢印21で示される方向の製
品輸送成分が比較的小さい。
Fig.7に示した床板13は相互に異なった配列の開口部2
2を有する縦方向のゾーン32、34、35および36に分離し
得る。各縦方向ゾーン34内にある開口部22は3本の縦列
に配列され、各列の開口部はその隣接列の開口部に関し
て縦方向オフセットとなっている。開口部22aの中心縦
列はすべて床板の放出末端を向いているが、他の各列内
では開口部22aおよび22bが反対方向を指向する対となる
ように配され、中心列内の開口部22aのみがこの板の放
出末端を指向する製品輸送成分を提供するようになって
いる。
縦方向ゾーン35は2本の開口部22aの列を含み、これ
らはすべて矢印21で示される板の放出末端を指向してい
る。
縦方向ゾーン36には矢印21で示されるのと反対方向を
指向する開口部22bの1列を有し、そして縦方向ゾーン3
2には平面円形孔22cの1列を有する。
横方向に伸びる一点鎖線によって示したように、Fig.
7の床板13もまたいくつかの、同じ配列の開口部22を有
する横ゾーンあるいは領域に分離し、横ゾーンの開口部
の配列を同じ穴空け器による連続的穴空け操作で一度に
行えるようにしても良い。
Fig.7に示した床板13の様々な縦方向ゾーン32および3
4〜36の開口部の配列は変えることができ、各縦方向ゾ
ーンは2あるいはそれ以上の異なった種類の開口部、例
えば開口部22a、22bおよび/または22cを有してしても
よいことは理解されるべきである。しかしながら、1つ
の縦方向ゾーンにおける床板13の放出末端を指向するギ
ル型開口部22aの数は、好ましくは隣接する縦方向ゾー
ンにおける数と異なり、床板13内の様々な開口部22から
上方へ流れる流動化気流の所望の流動条件を得るため、
例えば床の横壁に沿った摩擦力を補償するために、横方
向の「製品輸送特性」が床板を横断する方向に変化させ
ることができるようにするのが望ましい。
Fig.8は円形状床板37の概略図であり、これは例えば
噴霧乾燥機と流動床乾燥機の組み合わせ、いわゆる統合
流動床噴霧乾燥機において使用し得るものである。床板
37は4つのそれぞれ円形を直角の扇形に分割した形状で
ある床板片38からなる。床板片38には、開口部あるいは
孔が、例えばFig.3〜7のいずれかに示される配列にて
設けられている。各床板片38の開口部の配置はすべて同
じであっても異なっていてもよいが、各床板片38の開口
部から吹き込まれる流動化気流が、矢印39で示される方
向を指向する製品輸送成分を供給するように配置され
る。
床板37に供給される粉末状あるいは粒子状製品が矢印
39の方向へ輸送され、このため、製品は床板37の円周方
向に沿って回転させられる。乾燥、およびその他の処理
をされた製品は、放出ダクト40から取り出せばよい。別
の態様では、各床板片38の開口部が、破線矢印41で示し
た製品輸送成分を提供するよう配置してもよい。この態
様においては、処理後の製品は破線で示した放出ダクト
42から放出することができる。
実施例1 Fig.3に示した配列のギル型開口部を有する床板にお
いて、図3において、各開口部22(22aおよび22b)の横
断方向の列は、隣接する前後の列とそれぞれ16mmの間隔
を置くよう配置されている。各開口部22の縦方向の列は
それぞれ2列で1対を形成しており、対を形成する2列
間の間隔は10mmであり、対を形成しない隣接する列間の
間隔は11mmである。開口部の数は床板1m2につき5952個
である。
同じ開口部の配列を有するが開口部の大きさが違うい
くつかの床板を作製した。20℃において、この床板を横
切って100mm水カラムの圧力差をかけたところ、各床板
に対して0.30m/秒、0.35/秒、0.40m/秒、0.50m/秒、0.6
0m/秒、0.70m/秒、0.80m/秒、0.90m/秒および1.10m/秒
の流動化気流速度を得た。すなわち、材料を異なった流
動化性質によって処理することができる広範囲の気流速
度を得ることができた。
実施例2 実施例1と同じ開口部の配列を有する床板を調製し
た。しかしながら開口部の各列において、対を形成しな
い隣接する列間の間隔を25mmに増やし、そのため開口部
の数が床板1m2につき4167個に減少した。各開口部の大
きさを実施例1で0.30m/秒の流動化気流速度を得たとき
とほぼ同じとした。床板を挟んでの圧力差が20℃100mm
水カラムのとき、流動化気流速度は0.20m/秒であった。
実施例3 Fig.5に示した配列の開口部を有する床板において、
各開口部の縦方向の列と、隣接する縦方向の列の間の間
隔は、それぞれ8mmである。開口部の横断方向の列は、F
ig.5の横方向一点鎖線により示されるように、3列で一
組となる。各組内の列間隔は5mm、隣接する各組間の間
隔は11mmである。床板各1m2当たりには8928個のギル型
の開口部を有する。この型の床板はこの床板を挟んだ圧
力差が20℃において100mm水柱である場合に流動化気流
速度が0.45〜1.65m/秒の範囲にあるように作製されたも
のである。
上記に図面を参照して説明した床板の様々な修飾や変
更は本発明の範囲内のものであることが理解されるべき
である。すなわち本発明の床板の開口部の配列には上記
に述べ、あるいは図面に示したどのような縦ゾーンの組
み合わせも含まれるものとする。流動化気流の処理され
た製品輸送成分の値はゾーンごとに異なり、あるひとつ
のゾーンにおける製品輸送成分は隣接ゾーンの製品輸送
成分の角度を規定することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 8/00 - 8/46 F26B 17/10 A23L 3/50

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末状あるいは粒子状材料または製品
    (P)を気体で処理して流動化させる方法であって、 第1群および第2群の開口部(22b,22a)が配置および
    形成され、上記材料(製品)が連続的に供給される第1
    部位とこれが排出される第2部位を有するとともに、第
    1部位から第2部位へ向けて延びる複数の細長いゾーン
    (28、29、32、34、35、36)に分割され、第1群および
    /または第2群の開口部(22b、22a)が所望の該ゾーン
    のそれぞれの領域全面に実質的に均等に配置および形成
    され、第2群の開口部(22a)の数が隣接ゾーンにおい
    て異なり、さらに、第2群の開口部(22a)を通って上
    方に導かれる気体の流れがこのものの平面と平行であっ
    てこのものの前記第2部位を指向する流れ成分を有し、
    かつ、第1群の開口部(22b)を通って上方に導かれる
    気体の流れがこのものの平面と平行であってこのものの
    前記第1部位を指向する流れ成分を有するようにする床
    板を用いることに特徴付けられた該方法。
  2. 【請求項2】少なくとも1つのゾーン(28、35)内の第
    2群の開口部(22a)の数が該ゾーン内の開口部の過半
    数であり、該ゾーンに隣接するゾーン(29、34、36)内
    の第1群の開口部(22b)の数が該隣接するゾーン内の
    開口部の過半数であることに特徴付けられる請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】該少なくとも1つのゾーンの幅が、該ゾー
    ンに隣接するゾーンの幅より広いことに特徴付けられる
    請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】該少なくとも1つのゾーン内の第2群の開
    口部(22a)のそれぞれが、該ゾーンに隣接するゾーン
    内の第1群の開口部(22b)のそれぞれの間隔よりも近
    接した間隔で配置および形成されていることに特徴付け
    られる請求項2または3記載の方法。
  5. 【請求項5】さらに床板に対して実質的に垂直方向の気
    体の流れを発生させることに特徴付けられる請求項1〜
    4項いずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】少なくとも1つのゾーン内の第1群および
    /または第2群の開口部がギル型であることに特徴付け
    られる請求項1〜5項いずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】床板(13、37)が実質的に長方形であり、
    第1部位から第2部位へ向かう方向が床板の長手方向で
    あることに特徴付けられる請求項1〜6項いずれかに記
    載の方法。
  8. 【請求項8】粉末状あるいは粒子状材料または製品
    (P)を気体で処理して流動化させる方法に用いられる
    床板(13、37)であって、 第1群および第2群の開口部(22b,22a)が配置および
    形成され、上記材料(製品)が連続的に供給される第1
    部位とこれが排出される第2部位を有するとともに、第
    1部位から第2部位へ向けて延びる複数の細長いゾーン
    (28、29、32、34、35、36)に分割され、第1群および
    /または第2群の開口部(22b、22a)が所望の該ゾーン
    のそれぞれの領域全面に実質的に均等に配置および形成
    され、第2群の開口部(22a)の数が隣接ゾーンにおい
    て異なり、さらに、第2群の開口部(22a)を通って上
    方に導かれる気体の流れがこのものの平面と平行であっ
    てこのものの前記第2部位を指向する流れ成分を有し、
    かつ、第1群の開口部(22b)を通って上方に導かれる
    気体の流れがこのものの平面と平行であってこのものの
    前記第1部位を指向する流れ成分を有するようにするこ
    とに特徴付けられた該床板。
  9. 【請求項9】第2群の開口部(22a)の数が少なくとも
    1つのゾーン(28、35)においてその内の開口部の過半
    数であり、該ゾーンに隣接するゾーン(29、34、36)に
    おいて第1群の開口部(22b)の数がその内の開口部の
    過半数であることに特徴付けられる請求項8記載の床
    板。
  10. 【請求項10】該少なくとも1つのゾーンの幅が該ゾー
    ンに隣接するゾーンの幅より広いことに特徴付けられる
    請求項9記載の床板。
  11. 【請求項11】第2群の開口部(22a)が該少なくとも
    1つのゾーン内で、該ゾーンに隣接するゾーン内の第1
    群の開口部(22b)よりも近接した間隔で配置および形
    成されていることに特徴付けられる請求項9または10項
    記載の床板。
  12. 【請求項12】さらにその床板(13、37)に対して実質
    的に垂直方向の気体の流れを発生させる第3群の開口部
    (22c、33)が少なくとも1つのゾーンの領域全面に実
    質的に均等に配置および形成されることに特徴付けられ
    る請求項8〜11項いずれかに記載の床板。
  13. 【請求項13】少なくとも1つのゾーン(32)におい
    て、その内に形成された開口部が全て第3群の開口部
    (22c、33)であることに特徴付けられる請求項12項に
    記載の床板。
  14. 【請求項14】少なくとも1つのゾーン内の第1群およ
    び/または第2群の開口部がギル型であることに特徴付
    けられる請求項8〜13項いずれかに記載の床板。
  15. 【請求項15】床板(13、37)が実質的に長方形であ
    り、第1部位から第2部位へ向かう方向が床板の長手方
    向であることに特徴付けられる請求項8〜14項いずれか
    に記載の床板。
  16. 【請求項16】粉末状あるいは粒子状材料または製品
    (P)を気体で乾燥する流動床乾燥器であって、 第1群および第2群の開口部(22b,22a)が配置および
    形成され、上記材料(製品)が連続的に供給される第1
    部位とこれが排出される第2部位を有するとともに、第
    1部位から第2部位へ向けて延びる複数の細長いゾーン
    (28、29、32、34、35、36)に分割され、第1群および
    /または第2群の開口部(22b、22a)が所望の該ゾーン
    のそれぞれの領域全面に実質的に均等に配置および形成
    され、第2群の開口部(22a)の数が隣接ゾーンにおい
    て異なり、さらに、第2群の開口部(22a)を通って上
    方に導かれる気体の流れがこのものの平面と平行であっ
    てこのものの前記第2部位を指向する流れ成分を有し、
    かつ、第1群の開口部(22b)を通って上方に導かれる
    気体の流れがこのものの平面と平行であってこのものの
    前記第1部位を指向する流れ成分を有する少なくとも一
    の床板片を含む床板(13、37)と、 床板(13、37)の第1部位に材料(製品)を連続的に供
    給する手段(16)と、 供給された材料(製品)を流動化させるための気体を該
    開口部を通して床板上に導く手段(12、14)と、およ
    び、 床板(13、37)の第2部位から材料(製品)を放出させ
    る手段(19、20)とを具備することに特徴付けられた該
    流動床乾燥器。
  17. 【請求項17】床板が両端に第1および第2部位を有す
    る1本の細長い板片であり、該第1部位に供給手段(1
    6)が設けられ、該第2部位に放出手段(19、20)が設
    けられていることに特徴付けられる、第16項記載の流動
    床乾燥器。
  18. 【請求項18】第9〜15項いずれかに記載の床板が搭載
    されている、第16項記載の流動床乾燥器。
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