JP2002292191A - 洗濯乾燥機 - Google Patents
洗濯乾燥機Info
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Abstract
格の上昇と梱包や輸送費の増加を軽減する。 【解決手段】循環空気を外槽2の下部の吸い出し口2a
から吸気して洗濯兼脱水槽3の上部開口に吹き込む循環
風路を外槽の後側と後枠板1bの間に外槽の下部から上
方に向かって伸び、上部において折り返して外槽の下側
まで下方に伸び、下部において折り返して上方に伸びて
洗濯兼脱水槽の上部開口に臨んで設けた吹き込み口に連
なるように構成し、循環ファン13を外槽の下側に配置
した。
Description
る。
し、この外槽内に洗濯兼脱水槽と撹拌翼設けた電気洗濯
機において、脱水工程後に洗濯兼脱水槽内に空気を循環
させて該洗濯兼脱水槽内の洗濯物を乾燥させるように構
成した洗濯乾燥機が提案されている。
ンと加熱手段(ヒータ)を設置し、外槽の下部に形成し
た吸い込み口から吸い込んだ空気を前記循環ファンに導
く風路において冷却除湿し、ヒータで加熱した後に吹き
出し口から洗濯兼脱水槽の上部開口に吹き込む構成であ
る。
乾燥機は、洗濯,脱水および乾燥工程において、外槽が
振動(揺動)して外枠との相対位置関係が変動すること
から、循環風路は、吸い込み口および吹き出し口に対し
て振動吸収部材(ゴムの蛇腹ホース)を介して接続する
構成であり、温風に曝されたゴムや蛇腹内に堆積した糸
屑などから異臭が発生する。
は、洗濯乾燥機の背丈を高めることになり、洗濯乾燥機
自体が大型化して価格が大幅に増加すると共に、梱包や
輸送の費用が増加する。
化を抑制することにより、価格の上昇と梱包や輸送費の
増加を軽減することにある。
る冷却除湿効果を高めることにより、乾燥効率の良い洗
濯乾燥機を提案することにある。
よって発生する異臭を軽減することができる洗濯乾燥機
を提案することにある。
空気を外槽の下部に設けた吸い込み口から吸気して洗濯
兼脱水槽の上部開口に吹き込む循環風路を外槽の後側と
後枠板の間に外槽の下部から上方に向かって伸び、上部
において折り返して外槽の下側まで下方に伸び、下部に
おいて折り返して上方に伸びて洗濯兼脱水槽の上部開口
に臨んで設けた吹き出し口に連なるように構成し、循環
ファンを外槽の下側に配置して前記循環風路の下部の折
り返し部に介入するように接続し、前記循環風路におい
て冷却除湿し、吹き出し口の手前で加熱するように構成
したことを特徴とし、更に具体的には、前記吹き込み口
から洗濯兼脱水槽内への循環空気の吹き込みは、洗濯兼
脱水槽の内壁面付近に向けて該洗濯兼脱水槽の回転方向
に対して逆向きに吹き込むようにしたことを特徴とし、
前記循環風路に設置する循環ファンは、外槽の下側に取
り付けたことを特徴とし、外槽の下部の吸い出し口から
上方に伸びる前記循環風路における上昇風路部を外槽の
後側の後枠板の最も近付く部位に位置するように配置
し、その風路の断面形状を横幅広の略長方形に形成した
ことを特徴とし、前記上昇風路部内に冷却散水部を設け
たことを特徴とし、前記循環風路の上部の折り返し部に
糸屑フィルタを挿脱可能に装着したことを特徴とし、前
記循環風路の上部の折り返し部を洗濯工程における洗濯
水位よりも高い位置に設けたことを特徴とする。
して説明する。
の形態を示す模式図である。
角筒状の外枠1の内側に有底円筒状の外槽2を防振機構
(図示省略)によって懸垂するように支持し、この外槽
2の内側には、側壁に多数の脱水穴3aを形成した有底
円筒状の洗濯兼脱水槽3と攪拌翼4を設け、外槽2の下
側に設置した回転駆動装置5によって攪拌翼4を繰り返
し正転および逆転させる。脱水穴3aは、後述する循環
空気の吹き抜けを防止して選択物k乾燥を効率的に行う
ために、洗濯兼脱水槽3の側壁の下部領域に設け、中間
部領域と上部領域は省略するか少なくすると良い。ま
た、攪拌翼4には通気穴4aを設ける。外槽2の底部
は、排水電磁弁6を介して排水パイプ7に接続する。
て外枠1に取り付けた外蓋8によって開閉し、外槽2の
上部開口2aは、ヒンジ9aによって外槽2に取り付け
た内蓋9によって開閉する。
内蓋9を開放して洗濯兼脱水槽3内に洗濯物を投入し、
内蓋9および外蓋8を閉じ、外槽2内に給水電磁弁(図
示省略)によって給水して回転駆動装置5を運転して攪
拌翼4を繰り返し正転および逆転させることによって洗
濯物を攪拌して洗濯し、排水電磁弁6を開いて排水し、
洗濯兼脱水槽3を高速回転させることによって脱水す
る。
を生成する循環風路は、外槽2の側壁の下部に設けた吸
い出し口2bと、この吸い出し口2bに接続されて該吸
い出し口2bから上方に向かって伸びて洗濯水の進入を
止める上昇風路部(部材)10と、洗濯工程における外
槽2の水位よりも高い位置に設置されて前記上昇上昇風
路部10を上昇してきた循環空気を折り返す上部折り返
し部(部材)11と、この上部折り返し部11から外槽
2の下側に向かって伸びる下降風路部(部材)12と、
外槽2の下側の空間に配置されて前記下降風路部12か
ら循環空気を吸い込む循環ファン13と、この循環ファ
ン13の吐出口から外槽2の上部開口に向かって伸びる
吹き出し風路部(部材)14と、この吹き出し風路14
の上部に接続されて循環空気を外槽2の上部開口2aか
ら洗濯兼脱水槽2内に吹き込む吹き込み口部(部材)1
5を備える。この循環風路における上昇風路部10は、
洗濯工程における外槽2内の洗濯水が循環ファン13に
進入するのを止めるように機能する。また、循環ファン
13と該循環ファン13に対する風路部材の接続部は、
循環風路における下部折り返し部を構成する。
に冷却散水部16を備え、上部折り返し部11内に糸屑
フィルタ17を備え、吹き込み口部15内に加熱ヒータ
(PTCヒータ)18を備える。
に位置させて該外槽2の側壁に取り付けて実装する。
に電磁排水弁6を開いて外槽2内の洗濯水を排水し、洗
濯兼脱水槽3を高速回転させて脱水した後に低速回転
(50〜200rpm)させた状態で、循環ファン13
を運転することによって、外槽2および洗濯兼脱水槽3
内の空気を吸い出し口2bから吸い込み、上昇風路部1
0内を上昇する過程において冷却散水部16から該上昇
風路部10内に供給される冷却水によって冷却除湿し、
上部折り返し部11内の糸屑フィルタ17によって糸屑
を捕集する。上昇風路部10内に供給された冷却水は、
この上昇風路部10内の内壁面に沿って該内壁面を流下
しながら該内壁面および循環空気を冷却し、外槽2内に
流入した後に電磁排水弁6を通して排水する。その後、
冷却除湿した空気は、下降風路部12を通して循環ファ
ン13に吸い込み、この循環ファン13から吹き出し風
路部14を通して吹き込み口部15に送り込み、加熱ヒ
ータ18によって加熱して洗濯兼脱水槽3内の内壁面付
近にむけて該洗濯兼脱水槽3の回転方向に対して逆向き
に吹き込むことにより循環させながら、前記上昇風路部
10内において冷却除湿することによって洗濯物を乾燥
させる。
的な構成を示すもので、図2は洗濯乾燥機の縦断側面
図、図3は外枠の後枠板を切り欠いて循環風路部を示す
洗濯乾燥機の背面図、図4は、上カバーを外して外槽と
循環風路部を示す洗濯乾燥機の上面図、図5は洗濯乾燥
機の下面図である。図1の説明と重複する説明は省略す
る。
aと電磁操作クラッチ5bと減速機構5cと中心出力軸
5dと外側出力軸5eを備え、電磁操作クラッチ5bを
断モードとすることによって駆動電動機5aの回転力を
減速機構5cと中心出力軸5dを介して攪拌翼4に伝達
して該攪拌翼4を正逆回転させ、電磁操作クラッチ5b
を続モードとすることによって駆動電動機5aの回転力
を外側出力軸5eを介して外槽2に伝達して該外槽2を
高速回転させて脱水する構成である。
は、円筒状の外槽2の再後位部、すなわち、外枠1の後
枠板1bに最も近付く部位に位置するように外槽2に沿
わせて該外槽2の側壁に取り付ける。この上昇風路部1
0は、外槽2と後枠板1bの間の狭隘な空間に配置する
ために好適なように、奥行きを狭くし、横幅を広げた長
方形の風路断面形状に形成する。このように幅広の略長
方形の風路断面形状の上昇風路部10は、壁面が広くな
るので循環空気冷却壁面が増加することから循環空気の
冷却除湿に好適である。
部(部材)10の横隣に位置するように該上昇風路部1
0の側面に沿わせて外槽2の側壁に取り付ける。この位
置は、外槽2の湾曲によって後枠板1aから離れるの
で、風路断面形状は、奥行きを広げて幅を狭くした略正
方形状に形成することにより、循環風路の横幅の広がり
を抑制するように構成する。
風路部(部材)10の反対側の横隣に位置するように該
上昇風路部10の側面に沿わせて外槽2の側壁に取り付
ける。この位置は、外槽2の湾曲によって後枠板1aか
ら離れるので、風路断面形状は、奥行きを広げて幅を狭
くした略正方形状に形成することにより、循環風路の横
幅の広がりを抑制するように構成する。
って該側壁に取り付けた循環風路部材10,12,14
は、後側の側壁を後枠板1bの内側に一定の間隔で沿っ
た直線形状に形成し、前側の側壁を外槽2の円筒状の外
壁面に沿った湾曲形状に形成する。
端部を連通させる上部折り返し部材11は、外槽2の上
面の後部に位置させ、糸屑フィルタ17を外枠1の上部
開口1aから水平方向に挿脱可能に収納する。
の後部に伸び、加熱ヒータ18を内蔵し、加熱した循環
空気を洗濯兼脱水槽3の回転方向に対して逆方向に向
け、且つ該洗濯兼脱水槽3内の上部の脱水穴3aを省略
した(少ない)部分の内側に向けて吹き込むように開口
させる。
遠心羽根車13aを回転させる駆動電動機13bを備
え、外槽2の底部の下側に取り付けることによって、外
枠1内において外槽2の下側に形成される空間に前記駆
動装置5と並べるように配置する。下降風路部材12
は、下端部が内側に折れ曲がって前記遠心羽根車13a
の吸い込み口13cに対向するように開口させる。この
下降風路部材12の下端部にはドレン排出口12aを設
ける。そして、遠心羽根車13aの外周に対向する吐出
口13dに吹き出し風路部材14の下端を接続する。
および洗濯兼脱水槽3内の空気を循環させる循環風路を
構成する部材10,11,12,13,14,15を外
槽2に取り付けて実装しているので、その途中に蛇腹ホ
ースのような振動吸収部材を介在させる必要性がなくな
り、循環空気の熱による異臭の発生を軽減することがで
きる。
3内への循環空気の吹き込みは、洗濯兼脱水槽3内の脱
水穴3aを省略した上部領域の内壁面付近に向けて該洗
濯兼脱水槽3の回転方向に対して逆向きに吹き込むよう
にしたので、循環空気の吹き抜けを軽減して乾燥効率を
高めることができる。
側に形成される空間内に設置するようにしたので、乾燥
洗濯機の背丈の増加を抑制することができ、洗濯乾燥機
自体の大型化による価格の増加を軽減すると共に、梱包
や輸送の費用の増加を軽減することができる。
と下降風路部12と吹き出し風路部14を外槽2の後側
と枠体1の後枠板1bの間の空間に合理的に配置したこ
とにより、上昇風路部10における冷却除湿効果を高め
ることができる。
給して冷却する水冷方式においては、冷却水を外槽2と
排水電磁弁6を通して排水することができるので、冷却
水の排水処理が容易となり、室内への放熱も低減する。
に位置させて設けた上部折り返し部11に外枠1の上部
開口1aから挿脱自在に装着したことから、取り扱いが
容易である。
を洗濯工程における洗濯水位よりも高い位置に設けたこ
とにより、洗濯水が循環ファン13に流入するのを防止
することができる。
ることにより、価格の上昇と梱包や輸送費の増加を軽減
することができ、循環風路における冷却除湿効果を高め
ることにより、乾燥効率の良い洗濯乾燥機を提案するこ
とができ、循環空気の熱によって発生する異臭を軽減す
ることができる。
模式図である。
欠いて循環風路部を示す背面図である。
槽と循環風路部を示す洗濯乾燥機の上面図である。
口、2b…吸いだし口、3…洗濯兼脱水槽、3a…脱水
穴、4…攪拌翼、5…回転駆動装置、6…排水電磁弁、
10…上昇風路部(部材)、11…上部折り返し部(部
材)、12…下降風路部(部材)、13…循環ファン、
14…吹き出し風路部(部材)、15…吹き出し口部
(部材)、16…冷却散水部、17…糸屑フィルタ、1
8…加熱ヒータ。
Claims (7)
- 【請求項1】乾燥用の循環空気を外槽の下部に設けた吸
い出し口から吸気して洗濯兼脱水槽の上部開口に吹き込
む循環風路を外槽の後側と後枠板の間に外槽の下部から
上方に向かって伸び、上部において折り返して外槽の下
側まで下方に伸び、下部において折り返して上方に伸び
て洗濯兼脱水槽の上部開口に臨んで設けた吹き込み口に
連なるように構成し、循環ファンを外槽の下側に配置し
て前記循環風路の下部の折り返し部に介入するように接
続し、前記循環風路において冷却除湿し、吹き込み口の
手前で加熱するように構成したことを特徴とする洗濯乾
燥機。 - 【請求項2】請求項1において、前記吹き込み口から洗
濯兼脱水槽内への循環空気の吹き込みは、洗濯兼脱水槽
の内壁面付近に向けて該洗濯兼脱水槽の回転方向に対し
て逆向きに吹き込むようにしたことを特徴とする洗濯乾
燥機。 - 【請求項3】請求項1において、前記循環風路に設置す
る循環ファンを外槽の下側に取り付けたことを特徴とす
る洗濯乾燥機。 - 【請求項4】請求項1において、外槽の下部の吸い出し
口から上方に伸びる前記循環風路における上昇風路部を
外槽の後側の後枠板の最も近付く部位に位置するように
配置し、その風路の断面形状を横幅広の略長方形に形成
したことを特徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項5】請求項4において、前記上昇風路部内に冷
却散水部を設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項6】請求項1において、前記循環風路の上部の
折り返し部に糸屑フィルタを挿脱可能に装着したことを
特徴とする洗濯乾燥機。 - 【請求項7】請求項1において、前記循環風路の上部の
折り返し部を洗濯工程における洗濯水位よりも高い位置
に設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001099909A JP4280000B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 洗濯乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001099909A JP4280000B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 洗濯乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002292191A true JP2002292191A (ja) | 2002-10-08 |
JP4280000B2 JP4280000B2 (ja) | 2009-06-17 |
Family
ID=18953402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001099909A Expired - Lifetime JP4280000B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | 洗濯乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4280000B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007313141A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Hitachi Appliances Inc | 臭気成分分解フィルタ,洗濯乾燥機,真空掃除機,空調機及び冷蔵庫 |
JP2011035989A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Mitsubishi Electric Corp | モータの固定子 |
-
2001
- 2001-03-30 JP JP2001099909A patent/JP4280000B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007313141A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Hitachi Appliances Inc | 臭気成分分解フィルタ,洗濯乾燥機,真空掃除機,空調機及び冷蔵庫 |
JP2011035989A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Mitsubishi Electric Corp | モータの固定子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4280000B2 (ja) | 2009-06-17 |
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