JP2002290960A - オープンスペース監視システム - Google Patents

オープンスペース監視システム

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JP2002290960A JP2001086770A JP2001086770A JP2002290960A JP 2002290960 A JP2002290960 A JP 2002290960A JP 2001086770 A JP2001086770 A JP 2001086770A JP 2001086770 A JP2001086770 A JP 2001086770A JP 2002290960 A JP2002290960 A JP 2002290960A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】庭などの広範囲なオープンスペースの隅々にま
でわたる監視を実施可能とするオープンスペース監視シ
ステムを提供する。 【解決手段】少なくとも、屋内に設置された監視制御装
置1と、屋外のオープンスペースに設置された多目的ポ
ール3の内部に搭載され、撮像モジュール32を備えた
カメラ監視手段とを接続して構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内から屋外の様
子を遠隔監視する監視システムに関し、従来ではできな
かった、庭などの広範囲なオープンスペースの隅々にま
でわたる監視を実施可能としたオープンスペース監視シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、屋内から屋外の様子を遠隔監視で
きるシステムとして、例えば、図25に示すような監視
システムがある。このものでは、屋外の壁や門柱などに
設置されたカメラ付きドアホン子器Dと、住宅などの屋
内に設置された監視制御装置100を、映像信号線L1
で接続しており、監視制御装置100は、ドアホン子器
Dが操作され呼出を受けたときには、ドアホン子器Dに
よる来訪者の映像を撮像して表示画面に映し出すととも
に、呼出音を出力して住人を呼び出す機能がある。
【0003】また、監視制御装置100には、画像記憶
装置200が接続されており、住人の不在などにより、
呼出に対する応答がなかった場合には、ドアホン子器D
によって撮像された映像を画像記憶装置に記憶させる機
能もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の監視システムでは、夜間には照度不足によりドア
ホン子器による映像が暗く、訪問者の顔が視認できない
ことがあった。そのため、人感センサを備えるスポット
ライトと併用して使用する構成とすることでこの問題を
解決するものもある。
【0005】すなわち、スポットライトを、ドアホン子
器と正対する訪問者を照射するように設置しておき、人
感センサが訪問者を検知するとスポットライトが点灯し
て訪問者を照射し、この状態でドアホン子器によって訪
問者を撮像する構成とすることで、訪問者の顔を視認で
きるようにしている。
【0006】しかしながら、従来の監視システムでは、
壁や門柱などの設置場所がなければドアホン子器を設置
できず、また、ドアホン子器を中心として360度を監
視するものではないので、広い庭などのオープンスペー
スを監視対象として用いるには不向きであった。また、
訪問者によるドアホン子器の呼出操作の後、訪問者が移
動してしまうと、正確に訪問者を撮像できないといった
問題もある。
【0007】また、人感センサの検知に連動してスポッ
トライトを点灯する構成としても、スポットライトの設
置位置が当初とずれていたり、照射方向にずれがあった
りすると、訪問者を正確に照射できなかった。
【0008】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、庭などの広範囲なオープンスペースの隅々に
までわたる監視を実施可能とするとともに、昼夜の区別
や、訪問者や侵入者の移動に関係なく、確実に監視対象
を撮像することのできるオープンスペース監視システム
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、少なくとも、屋内に設置された監視制御装
置と、屋外のオープンスペースに設置された多目的ポー
ルの内部に搭載され、撮像モジュールを備えたカメラ監
視手段とを接続して構成している。
【0010】請求項2に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、カメラ監視手段は、監視制御装置からの指
令に基づいて、少なくとも1以上の回転軸によって駆動
力を伝達することによって、撮像モジュールを所定の駆
動パターンで駆動させる撮像モジュール駆動手段を備え
た構成とした。
【0011】請求項3に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、多目的ポールは円筒形状をしている構成と
した。
【0012】請求項4に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、撮像モジュール駆動手段は、ステッピング
モータと、監視制御装置によって指令された駆動パター
ンで撮像モジュールを駆動すべく、ステッピングモータ
を制御するモータ制御手段とで構成されている。
【0013】請求項5に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、撮像モジュール駆動手段は、超音波モータ
と、監視制御装置によって指令された駆動パターンで撮
像モジュールを駆動すべく、超音波モータを制御するモ
ータ制御手段とで構成されている。
【0014】請求項6に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、多目的ポールの適所には、照明器具と、そ
の照度を計測して、計測した照度に基づいて照明器具を
制御する照明制御手段とを備えた構成とした。
【0015】請求項7に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、撮像モジュール駆動手段は、監視制御装置
からの指令に基づいて、2つの回転軸によって駆動力を
伝達することによって、撮像モジュールを、水平方向及
び垂直方向に駆動させる構成とした。
【0016】請求項8に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、多目的ポールの適所には人感センサが取り
付けられており、この人感センサが人体を検知したとき
には、監視制御装置に対して検知信号を出力する構成と
した。
【0017】請求項9に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、監視制御装置は、人体センサから検知信号
を受信したときには、所定の呼出音を出力するととも
に、撮像モジュールによる撮像を開始する構成とした。
【0018】請求項10に記載のオープンスペース監視
システムでは、監視制御装置は、人体センサから検知信
号を受信したときには、所定の呼出音を出力するととも
に、撮像モジュールの所定の駆動パターンでの駆動と、
撮像モジュールによる撮像とを開始させる構成とした。
【0019】請求項11に記載のオープンスペース監視
システムでは、監視制御装置は、画像記憶装置が接続さ
れており、この画像記憶装置に、撮像モジュールによっ
て撮像された映像を記憶する構成とした。
【0020】請求項12に記載のオープンスペース監視
システムでは、多目的ポールには複数の人感センサが取
り付けられており、撮像モジュールは、各々の人感セン
サに対応する停止位置に停止すべく駆動される構成とし
た。
【0021】請求項13に記載のオープンスペース監視
システムでは、複数の人感センサの検知エリアは、少な
くとも1つ重なり合う構成とした。
【0022】請求項14に記載のオープンスペース監視
システムでは、複数の人感センサは、多目的ポールに対
して、この多目的ポールの断面形状に等間隔で取り付け
られており、撮像モジュールの停止位置は、複数の人感
センサの数量の倍以上である構成とした。
【0023】請求項15に記載のオープンスペース監視
システムでは、多目的ポールには、複数の人感センサ
が、水平方向及び垂直方向に取り付けられている構成と
した。
【0024】請求項16に記載のオープンスペース監視
システムでは、撮像モジュールは、各々の人感センサに
対応する停止位置に停止した後、所定のスキャニング動
作を繰り返した後、元の停止位置に戻る構成とした。
【0025】請求項17に記載のオープンスペース監視
システムでは、監視制御装置には、人感センサを備える
多目的ポールを複数接続しており、いずれかの多目的ポ
ールにおける人感センサの検知に対して、すべての多目
的ポールのカメラ監視手段が連係動作する構成とした。
【0026】請求項18に記載のオープンスペース監視
システムでは、監視制御装置には、屋外の壁面や門柱な
どに設置されたカメラ付ドアホン子器が接続されてお
り、このカメラ付ドアホン子器で所定の呼出操作をした
ときには、監視制御装置では、カメラ付ドアホン子器に
よる映像が表示され、所定の応答操作があればカメラ付
ドアホン子器と通話状態とする構成とした。
【0027】請求項19に記載のオープンスペース監視
システムでは、多目的ポールの外周面に沿ってカバー体
を取り付けることによって、撮像モジュールを覆い包む
構成とした。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、本発明のオープ
ンスペース監視システムの要部構成の一例を示す図であ
る。
【0029】このものは、屋内に設置された監視制御装
置1と、広い庭など、屋外のオープンスペースに設置さ
れた多目的ポール3の内部に搭載され、後述する撮像モ
ジュールを備えたカメラ監視手段30とを、映像信号線
L1を介して接続して構成している。
【0030】多目的ポール3は、例えば、図2に示すよ
うな四角形状、図3に示すような円筒形状をしており、
カメラ31が露出した構成をしている。なお、多目的ポ
ール3は、ポール形状であればよく、ポール型の照明器
具や標識、水道口などの他、太陽電池ポールなどを用い
て構成できる。また、四角形状や円筒形状に限られず、
どのような形状でもよく、例えば六角形状であってもよ
い。
【0031】図4は、多目的ポール3の構成について詳
細に説明するための図であり、図4(a)は上面から見
た断面図、図4(b)は側面から見た断面図を示す。
【0032】多目的ポール3は、カメラ監視手段30、
照明装置37を内蔵しており、照明装置37からの光を
周囲に美しく照射するために照明カバー38を覆い被せ
ている。
【0033】カメラ監視手段30は、カメラ31を有す
る撮像モジュール32(ここでは駆動ブロックBに一体
的に内蔵される)、監視制御装置1からの指令に基づい
て、回転軸36によって、駆動ブロックBに駆動力を伝
達することによって、撮像モジュール32を所定の駆動
パターンで駆動させる撮像モジュール駆動手段を備えて
おり、撮像モジュール駆動手段は、モータ装置33、監
視制御装置1によって指令された駆動パターンで撮像モ
ジュール32を駆動すべく、モータ装置33を制御する
モータ制御手段で構成されており、モータ制御手段は、
モータ装置33の回転によって発生するパルス数をカウ
ントするエンコーダ35、監視制御装置1からの制御信
号と、エンコーダ35によってカウントされたパルス数
に基づいて、モータ装置33を上記駆動パターンで駆動
させるモータ制御装置34で構成されている。
【0034】なお、図中、L2は電源線を示しており、
その機能については後述する。
【0035】図5は、カメラ31による撮像範囲につい
て説明するための図である。すなわち、カメラ31は静
止状態ではエリアAを撮像可能であり、撮像モジュール
32が、先述した撮像モジュール駆動手段によって、回
転軸36を中心として360度回転する。これにより、
多目的ポール3を中心とした360度の範囲が監視可能
になるのである。なお、カメラ31によって撮像される
映像は白黒でもカラーでもよい。
【0036】モータ装置33としては、あらゆる種類の
モータを適用できるが、例えば超音波モータが適用でき
る。こうすれば、揺れが生じることなく精度良く撮像モ
ジュール32を駆動させることができ、定められた停止
位置にぴたりと停止させることができる。また、撮像モ
ジュール32を低速度で駆動させることができるので、
静音で撮像モジュール32を駆動させることができ、撮
像モジュール32が駆動していることを訪問者や侵入者
に悟られることがない。
【0037】また、モータ装置33としてステッピング
モータも適用可能である。図6は、モータ装置33とし
てステッピングモータを適用したときの例を示してお
り、ステッピングモータ33の回転をギア39に伝達
し、ギア39の回転を回転軸36に伝える構成としてい
る。これにより、精度良く撮像モジュール32を駆動さ
せることができ、定められた停止位置にぴたりと停止さ
せることができる。更に、ギア39を備えることによっ
て、より低速度から高速度まで撮像モジュール32を駆
動可能とできる。
【0038】図7は、撮像モジュール32を水平方向の
みではなく、垂直方向にも駆動可能とした例を示してい
る。すなわち、モータ装置33Aとモータ装置33Bの
2つのモータ装置による回転を、回転軸36Aと回転軸
36Bのそれぞれに伝達し、撮像モジュール32を、回
転軸36Aの回転により水平方向に駆動させるととも
に、回転軸36Bの回転により垂直方向に駆動させる構
成としている。
【0039】図8は、先述したオープンスペース監視シ
ステムをブロック図に示したものである。このオープン
スペース監視システムでは、撮像モジュール32に監視
制御装置1が映像信号線L1で接続され、モータ装置3
3とエンコーダ35とを有するモータ制御装置34が信
号線L3で接続されている。また、モータ制御装置3
4、照明器具37、監視制御装置1には、商用電源を供
給する電源線L2が接続されている。
【0040】なお、撮像モジュール32は監視制御装置
1より映像信号線L1を通じた電源供給を受け、モータ
装置33とエンコーダ35はモータ制御装置34からの
電源供給を受ける。また、10は角度設定スイッチを示
しており、その機能については後述する。
【0041】このような構成の動作の一例について、図
9のフローチャートとともに説明する。すなわち、訪問
者が多目的ポール3の図示しない呼出釦を操作したり、
オープンスペースの不審を感じ取った住人が、監視制御
装置1の図示しない監視釦を操作したときには、監視制
御装置1は映像信号線L1に対して制御信号を送信する
ことにより、撮像モジュール32による撮像を開始させ
る(100,101)。
【0042】そして、撮像モジュール32は、撮像した
映像を映像信号として映像信号線L1に対して送信し、
監視制御装置1は、映像信号線L1を通じて送信される
映像信号を受信して、撮像モジュール32によって撮像
される映像を表示する(102)。
【0043】このとき、監視制御装置1では、角度設定
スイッチ10を操作して、撮像モジュール32を所定パ
ターンで駆動させることができる。例えば、撮像モジュ
ール32をある角度、例えば、90度、180度、24
0度、300度などの範囲で回転させるため、回転角を
設定することができ、回転角を設定すれば、監視制御装
置1は、その回転角に応じて、モータ装置33の設定パ
ルス数を指令する(103)。
【0044】すると、監視制御装置1は、映像信号線L
1に対して、モータ装置33の設定パルス数を指令する
制御信号を送信し、撮像モジュール32がこの制御信号
を受け、信号線L3を通じてモータ制御装置34に送信
する(104)。
【0045】モータ制御装置34は、これを受けて、モ
ータ装置33に対して駆動電力を付加して回転させる
(105,106)。そして、モータ装置33が回転す
ると、そのパルス数をエンコーダ35がカウントし(1
07)、これをモータ制御装置34に送信し、モータ制
御装置34がエンコーダ35からのカウント数を受け
て、監視制御装置1から指令された設定パルス数に達す
ると、モータ装置33への電力供給を停止してその回転
を停止させる(108)。
【0046】図10は、多目的ポールの構成の他例を示
す図である。ここでは、多目的ポール3には、照明制御
手段を構成する照明センサ40が取り付けられており、
照明器具37と電気的に接続された構成としている。
【0047】照明センサ40は、照明器具37の照度を
計測して、計測した照度に基づいて照明器具37をオ
ン、オフさせたり、その明るさを制御する。これによ
り、カメラ31の監視範囲が常に良好な照度を得ること
ができ、訪問者や侵入者を正確に撮像することができ
る。
【0048】図11は、多目的ポールの更に他例を示す
図である。ここでは、多目的ポール3には、人感センサ
41が取り付けられており、撮像モジュール32と電気
的に接続された構成としている。
【0049】多目的ポールをこのような構成にすること
によって、オープンスペース監視システムは次の動作が
可能となる。これについて、図12のフローチャートと
ともに説明する。
【0050】人感センサ41が訪問者や侵入者を検知す
ると(200)、撮像モジュール32に検知信号が送信
され(201)、撮像モジュール32からその検知信号
が映像信号線L1を通じて監視制御装置1に送信される
(202)。
【0051】すると、監視制御装置1は、映像信号線L
1を通じて撮像モジュール32に制御信号を送信すると
ともに、所定の呼出音を出力する(203,204)。
【0052】そして、撮像モジュール32は、訪問者や
侵入者の撮像を開始し(205)、撮像した映像を映像
信号として映像信号線L1に対して送信し、監視制御装
置1は、映像信号線L1を通じて送信される映像信号を
受信して、撮像モジュール32によって撮像される映像
を表示する(206)。
【0053】また、図11のオープンスペース監視シス
テムは、図13のフローチャートに示すような動作をす
ることもできる。すなわち、このシステムは、人感セン
サ41が訪問者や侵入者を検知すると(300)、撮像
モジュール32に対して検知信号が送信され(30
1)、撮像モジュール32から検知信号が映像信号線L
1を通じて監視制御装置1に送信される(302)。
【0054】すると、監視制御装置1は、映像信号線L
1を通じて撮像モジュール32に制御信号を送信すると
ともに、所定の呼出音を出力する(303,304)。
【0055】そして、撮像モジュール32は、訪問者や
侵入者の撮像を開始し(305)、撮像した映像を映像
信号として映像信号線L1に対して送信し、監視制御装
置1は、映像信号線L1を通じて送信される映像信号を
受信して、撮像モジュール32によって撮像される映像
を表示する(306)。
【0056】このような動作をするとともに、監視制御
装置1は、撮像モジュール32を予め設定された所定パ
ターンで駆動させることができる。すなわち、監視制御
装置1には、予め住人の設定操作によって、撮像モジュ
ール32をどのように駆動させるかという駆動パターン
が設定でき、所定位置、例えば、人感センサ41の真下
にカメラ31が位置するように、撮像モジュール32を
駆動させる過程において、撮像モジュール32をカメラ
31が停止位置手前に位置するまでは高速で駆動させ、
その後は低速で駆動させるという駆動パターンが登録さ
れているとする。
【0057】監視制御装置1は、このような駆動パター
ンで撮像モジュール32を駆動させるべく停止位置を判
断した後、判断した停止位置と、撮像モジュール32の
現在位置とに基づいて、モータ装置33の設定パルス数
と、モータ装置33の実測パルス数に応じた駆動電力供
給パターンとを判断し、これらを指令する制御信号を、
映像信号線L1に送信し、撮像モジュール32がこの制
御信号を受け、信号線L3を通じてモータ制御装置34
に送信する(307)。
【0058】なお、監視制御装置1が撮像モジュール3
2の現在位置を判断するためには、例えば、多目的ポー
ル3の内部の適所に、撮像モジュール32を検知する複
数のセンサ手段を設けたり、撮像モジュール32の接近
によってオンする複数のリミットスイッチを設けて、該
センサ手段や該リミットスイッチを撮像モジュール32
に電気的に接続する構成とし、監視制御手段1に、該セ
ンサ手段や該リミットスイッチのそれぞれに位置データ
を設定すればよい。
【0059】そして、モータ制御装置34は、モータ装
置33に対して、監視制御装置1から指令された駆動電
力供給パターンに従った駆動電力の付加を開始して回転
を開始させる(308,309)。
【0060】これとともに、エンコーダ35がモータ装
置33のパルス数をカウントし始め(310)、実測パ
ルス数をモータ制御装置34に送信し、モータ制御装置
34がエンコーダ35からの実測パルス数を受けて、そ
の実測パルス数に応じた駆動電力を供給して、モータ装
置33の回転を制御する。そして、実測パルス数が監視
制御装置1から指令された設定パルス数に達すると、モ
ータ装置33への電力供給を停止してその回転を停止さ
せる(311)。
【0061】ここで、オープンスペース監視システム
は、図14に示すような構成であってもよい。すなわ
ち、このものでは、監視制御装置1には画像記憶装置2
が接続されており、画像記憶装置2は電源線L2を通じ
て電源供給を受ける構成としている。監視制御装置1で
は、映像表示状態で画像記憶釦11が操作されたとき、
あるいは自動的に、撮像モジュール32によって撮像さ
れた映像を記録する。
【0062】図15は、先述した人感センサ41を、複
数個、多目的ポール3に備えた例を示す図である。この
ものは、複数の人感センサ41A〜41Cを多目的ポー
ル3の周囲に沿って取り付けており、それぞれの人感セ
ンサ41A〜41Cを撮像モジュール32に電気的に接
続した構成としている。
【0063】また、それぞれの人感センサ41A〜41
Cの検知エリアは、少なくとも1つ重なり合う構成とし
ており、例えば、図16では、人感センサ41A〜41
Cは、各々の検知エリアA1〜A3を有しており、検知
エリアA1と検知エリアA2が重なって重なり検知エリ
アA4ができ、検知エリアA2と検知エリアA3が重な
って重なり検知エリアA5ができる構成としている。
【0064】このような構成に対して、5つの検知エリ
アA1〜A5に対応する停止位置42A〜42Eの5つ
の停止位置を確保しており、これらの停止位置は予め監
視制御装置1に設定されており、監視制御装置1では、
後述するセンサ検知を受けて撮像モジュール32を駆動
させる際のセンサに応じた停止位置として、これらの停
止位置A1〜A5のうちから任意のものを設定してい
る。
【0065】このような構成の動作を図17のフローチ
ャートとともに説明する。すなわち、人感センサ41が
訪問者や侵入者を検知すると(400)、撮像モジュー
ル32に対して、人感センサ41のセンサ位置を含む検
知信号が送信され(401)、撮像モジュール32から
その検知信号が映像信号線L1を通じて監視制御装置1
に送信される(402)。
【0066】すると、監視制御装置1は、検知した人感
センサ41の位置特定をし、ついで、映像信号線L1を
通じて撮像モジュール32に制御信号を送信するととも
に所定の呼出音を出力する(403,404)。
【0067】そして、撮像モジュール32は、訪問者や
侵入者の撮像を開始し(405)、撮像した映像を映像
信号として映像信号線L1に対して送信し、監視制御装
置1は、映像信号線L1を通じて送信される映像信号を
受信して、撮像モジュール32によって撮像される映像
を表示する(406)。
【0068】そして、監視制御装置1は、検知した人感
センサ41に対応する停止位置A1〜A5に、カメラ3
1が来るように撮像モジュール32を駆動すべく、セン
サ位置に応じた停止位置A1〜A5を判断した後、判断
した停止位置A1〜A5と、撮像モジュール32の現在
位置とに基づいて、モータ装置33の設定パルス数を判
断し、これを指令する制御信号を、映像信号線L1に送
信し、撮像モジュール32がこの制御信号を受け、信号
線L3を通じてモータ制御装置34に送信する(40
7)。
【0069】そして、モータ制御装置34は、モータ装
置33に対して駆動電力の付加を開始して回転を開始さ
せる(408,409)。
【0070】これとともに、エンコーダ35がモータ装
置33のパルス数をカウントし始め(410)、実測パ
ルス数をモータ制御装置34に送信し、モータ制御装置
34がエンコーダ35からの実測パルス数を受けて、そ
の実測パルス数に応じた駆動電力を供給して、モータ装
置33の回転を制御する。そして、実測パルス数が監視
制御装置1から指令された設定パルス数に達すると、モ
ータ装置33への電力供給を停止してその回転を停止さ
せる(411)。
【0071】なお、人感センサ41を複数個備えたとき
でも、このシステムでは、撮像モジュール32は、先述
したような駆動パターンに従う駆動が可能である。その
ためには、監視制御装置1に予め駆動パターンを設定し
ておき、監視制御装置1が設定パルス数だけではなく、
実測パルス数に応じた駆動電力供給パターンを送信すれ
ばよい。
【0072】また、人感センサ41の取り付け位置は、
多目的ポールの外周部であればどこでもよいが、図18
に示すように、多目的ポール3の中心に対して90度間
隔で等間隔で取り付け、8つの検知エリアA1〜A8に
対応する停止位置42A〜42Hの8つの停止位置を確
保すれば、カメラ31の停止位置を、人感センサの数量
の倍確保することができる。
【0073】更に、複数の人感センサ41は、多目的ポ
ール3に対して、先述したような水平方向のみでなく、
垂直方向にも取り付けてよい。図19は、このような構
成の多目的ポール3について説明するための図であり、
図19(a)は側面から見た図、図19(b)は人感セ
ンサ41の検知エリアについて説明するための図であ
る。
【0074】図19(a)では、多目的ポール3に対し
て、複数の人感センサ41が、カメラ31の上側と下側
の双方に取り付けられており、これらは撮像モジュール
32に電気的に接続された構成としている。
【0075】これらの人感センサ41は、図19(b)
に示すように、3つの検知エリアA1〜A3を有してい
る。なお、検知エリアA2は、検知エリアA1と検知エ
リアA2が重なってできる重なり検知エリアである。
【0076】このような構成にすることによって、水平
方向のみに人感センサ41を取り付けるよりも広い検知
エリアを確保でき、システムの信頼性が向上する。
【0077】先述したオープンスペース監視システム
は、図20のフローチャートに示す動作をすることもで
きる。すなわち、人感センサ41が訪問者や侵入者を検
知すると(500)、撮像モジュール32に対して、人
感センサ41のセンサ位置を含む検知信号が送信され
(501)、撮像モジュール32からその検知信号が映
像信号線L1を通じて監視制御装置1に送信される(5
02)。
【0078】すると、監視制御装置1は、検知した人感
センサ41の位置特定をし、ついで、映像信号線L1を
通じて撮像モジュール32に制御信号を送信するととも
に所定の呼出音を出力する(503,504)。
【0079】そして、撮像モジュール32は、訪問者や
侵入者の撮像を開始し(505)、撮像した映像を映像
信号として映像信号線L1に対して送信し、監視制御装
置1は、映像信号線L1を通じて送信される映像信号を
受信して、撮像モジュール32によって撮像される映像
を表示する(506)。
【0080】そして、監視制御装置1は、検知した人感
センサ41に対応する停止位置A1〜A5に、カメラ3
1が来るように撮像モジュール32を駆動すべく、セン
サ位置に応じた停止位置を判断した後、判断した停止位
置と、撮像モジュール32の現在位置とに基づいて、モ
ータ装置33の設定パルス数を判断し、これを指令する
制御信号を、映像信号線L1に送信し、撮像モジュール
32がこの制御信号を受け、信号線L3を通じてモータ
制御装置34に送信する(507)。
【0081】そして、モータ制御装置34は、モータ装
置33に対して駆動電力の付加を開始して回転を開始さ
せる(508,509)。
【0082】これとともに、エンコーダ35がモータ装
置33のパルス数をカウントし始め(510)、実測パ
ルス数をモータ制御装置34に送信し、モータ制御装置
34がエンコーダ35からの実測パルス数を受けて、そ
の実測パルス数に応じた駆動電力を供給して、モータ装
置33の回転を制御する。そして、実測パルス数が監視
制御装置1から指令された設定パルス数に達すると、モ
ータ装置33への電力供給を停止してその回転を停止さ
せる(511)。
【0083】その後、監視制御装置1は、撮像モジュー
ル32に、ある角度内を複数回往復させるなどといった
所定のスキャニング動作をさせるべく、モータ装置33
の設定パルス数と、モータ装置33の実測パルス数に応
じた駆動電力供給パターンとを判断し、これらを指令す
る制御信号を、映像信号線L1に送信し、撮像モジュー
ル32がこの制御信号を受け、信号線L3を通じてモー
タ制御装置34に送信する(512)。
【0084】そして、モータ制御装置34は、モータ装
置33に対して、監視制御装置1から指令された駆動電
力供給パターンに従った駆動電力の付加を開始して回転
を開始させる(513,514)。
【0085】これとともに、エンコーダ35がモータ装
置33のパルス数をカウントし始め(515)、実測パ
ルス数をモータ制御装置34に送信し、モータ制御装置
34がエンコーダ35からの実測パルス数を受けて、そ
の実測パルス数に応じた駆動電力を供給して、モータ装
置33の回転を制御する。そして、実測パルス数が監視
制御装置1から指令された設定パルス数に達すると、モ
ータ装置33への電力供給を停止してその回転を停止さ
せる(516)。
【0086】ここで、多目的ポール3では、図7に示す
ような撮像モジュール駆動手段を適用すれば、撮像モジ
ュール32を水平方向だけではなく、垂直方向にも駆動
させることができ、撮像範囲がより広くなり、図19の
多目的ポールを適用した場合に、上下それぞれに取り付
けた人感センサ41の検知に連動して、撮像モジュール
32を、人感センサ41に応じた停止位置にカメラ31
が正対するように駆動させれば、よりシステムの信頼性
が向上する。
【0087】オープンスペース監視システムは、人感セ
ンサ41を備えた複数の多目的ポール3を用いても構成
することができる。図21はこの例を示す図であり、オ
ープンスペースに設置された複数の多目的ポール3(#
1〜#3)のそれぞれを、映像信号線L1を介して監視
制御装置1に接続し、監視制御装置1には、人感センサ
41のセンサ位置、センサ位置に応じた停止位置が対応
して設定された構成としている。
【0088】このような構成の動作について、図22と
ともに説明すると、監視制御装置1は、複数の多目的ポ
ール3のうち、例えば多目的ポール3(#1)の人感セ
ンサが検知すると、それぞれのポール3のカメラ31が
撮像対象を向くように撮像モジュール32を駆動させる
べく、検知した人感センサ41のセンサ位置に応じて、
それぞれの多目的ポール3の撮像モジュール32の停止
位置を判断して、それぞれの撮像モジュール32の現在
位置と停止位置とに基づいて、それぞれの撮像モジュー
ル32を駆動する設定パルス数を判断し、それぞれの撮
像モジュール32を駆動させる。これにより、いずれか
の多目的ポール3における人感センサ41の検知に対し
て、すべての多目的ポール3のカメラ監視手段30が連
係動作することができる。
【0089】なお、このような構成においても、それぞ
れのカメラ監視手段30が撮像対象を撮像することはい
うまでもなく、それぞれの映像が監視制御装置1に表示
されるが、その際、監視制御装置1では、複数の表示画
面にそれぞれの映像を表示させたり、住人の切換操作に
よりそれぞれの映像を切換表示させたり、順次自動的に
切換表示するような構成にすればよく、その表示態様は
問わない。
【0090】監視制御装置1には、多目的ポール3や画
像記憶装置2の他、カメラ付ドアホン子器Dを接続する
こともできる。図23はこの例を示す図であり、壁面や
門柱などに設置されたカメラ付ドアホン子器Dを、映像
信号線L1を介して監視制御装置1に接続した構成とし
ており、ドアホン子器Dから監視制御装置1を呼び出す
と、監視制御装置1にドアホン子器Dによる映像が表示
され、監視制御装置1で応答操作があればドアホン子器
Dと通話できるようにしている。
【0091】カメラ付ドアホン子器Dによる映像は、多
目的ポール3からの映像入力時には画面表示が切り替わ
り、多目的ポール3からの映像が表示されるが、映像切
換後には、監視制御装置1の操作によって、相互に切換
可能となる。
【0092】なお、ここでは、カメラ付ドアホン子器D
は多目的ポール3とは別途に独立して設けているが、多
目的ポール3に組み込まれた構成であってもよい。
【0093】図24は、多目的ポール3に、カバー体4
3を取り付けた例を示している。図24(a)は上から
みた断面図、図24(b)は横から見た図であり、カバ
ー体43を、多目的ポール3の外周面に沿って取り付
け、撮像モジュール32を覆い包む構成としている。こ
れにより、カメラ31を埃や雨、さらにはいたずら等か
ら保護することができる。
【0094】なお、カバー体43は、透明、半透明、黒
や茶などの濃い色など、その色彩を問わず使用でき、黒
や茶などの濃い色のものを使用すれば、カメラ31の保
護だけではなく、カメラ31の存在が外部より確認でき
なくなり、訪問者が不快になったり、侵入者がカメラ3
1を避けるといったことがなくなる。
【0095】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載のオープンスペース監視システム
では、少なくとも、屋内に設置された監視制御装置と、
屋外のオープンスペースに設置された多目的ポールの内
部に搭載され、撮像モジュールを備えたカメラ監視手段
とを接続して構成しているので、壁や門柱のない、庭な
どの広範囲なオープンスペースの隅々にまでわたる監視
を、カメラの存在を悟られることなく実施可能とでき
る。
【0096】請求項2に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、カメラ監視手段は、監視制御装置からの指
令に基づいて、少なくとも1以上の回転軸によって駆動
力を伝達することによって、撮像モジュールを所定の駆
動パターンで駆動させる撮像モジュール駆動手段を備え
るので、撮像モジュールの駆動可能な範囲内において撮
像可能となり、より広範囲を撮像することができる。
【0097】請求項3に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、多目的ポールは円筒形状をしているので、
撮像モジュールの駆動可能な範囲が360度となり、よ
り広範囲を撮像することができる。
【0098】請求項4に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、撮像モジュール駆動手段は、ステッピング
モータと、監視制御装置によって指令された駆動パター
ンで撮像モジュールを駆動すべく、ステッピングモータ
を制御するモータ制御手段とで構成されているので、精
度良く撮像モジュールを駆動させることができ、定めら
れた停止位置にぴたりと停止させることができる。
【0099】請求項5に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、撮像モジュール駆動手段は、超音波モータ
と、監視制御装置によって指令された駆動パターンで撮
像モジュールを駆動すべく、超音波モータを制御するモ
ータ制御手段とで構成されているので、揺れが生じるこ
となく精度良く撮像モジュールを駆動させることがで
き、定められた停止位置にぴたりと停止させることがで
きる。また、撮像モジュールを低速度で駆動させること
ができ、静音で撮像モジュールを駆動させることがで
き、撮像モジュールが駆動していることを訪問者や侵入
者に悟られることがない。
【0100】請求項6に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、多目的ポールの適所には、照明器具と、そ
の照度を計測して、計測した照度に基づいて照明器具を
制御する照明制御手段とを備えたので、照明制御手段と
の連動によって、夜間においても撮像対象の照度を十分
に確保でき、夜間における映像品質を向上できる。しか
も、撮像対象の映像を夜間でもカラー映像で撮像するこ
とが可能となる。
【0101】請求項7に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、撮像モジュール駆動手段は、監視制御装置
からの指令に基づいて、2つの回転軸によって駆動力を
伝達することによって、撮像モジュールを、水平方向及
び垂直方向に駆動させるので、撮像対象の高さの差によ
る撮像、例えば、大人と子供の両方を撮像でき、また、
他の撮像対象として、猫や犬などの動物の撮像もするこ
とができる。
【0102】請求項8に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、多目的ポールの適所には人感センサが取り
付けられており、この人感センサが人体を検知したとき
には、監視制御装置に対して検知信号を出力するので、
釦操作をすることなく、確実に、訪問者や侵入者の存在
を検知することができる。
【0103】請求項9に記載のオープンスペース監視シ
ステムでは、監視制御装置は、人体センサから検知信号
を受信したときには、所定の呼出音を出力するととも
に、撮像モジュールによる撮像を開始するので、住人
が、確実に訪問者や侵入者の存在を確認でき、また、そ
の映像を確認できる。
【0104】請求項10に記載のオープンスペース監視
システムでは、監視制御装置は、人体センサから検知信
号を受信したときには、所定の呼出音を出力するととも
に、撮像モジュールの所定の駆動パターンでの駆動と、
撮像モジュールによる撮像とを開始させるので、住人
が、確実に訪問者や侵入者の存在を確認でき、また、人
体センサが検知してから撮像対象が移動したとしても、
追尾して撮像することができ、より確実に撮像対象を撮
像することができる。
【0105】請求項11に記載のオープンスペース監視
システムでは、監視制御装置は、画像記憶装置が接続さ
れており、この画像記憶装置に、撮像モジュールによっ
て撮像された映像を記憶するので、画像記憶装置に記憶
された映像を再生することによって、後に撮像対象を撮
像することができる。特に、住人不在時に、撮像した映
像を自動的に記憶するようにすれば、住人が帰宅してか
らその映像を確認でき、利便である。
【0106】請求項12に記載のオープンスペース監視
システムでは、多目的ポールには複数の人感センサが取
り付けられており、撮像モジュールは、各々の人感セン
サに対応する停止位置に停止すべく駆動されるので、広
範囲の監視と撮像とが可能となる。
【0107】請求項13に記載のオープンスペース監視
システムでは、複数の人感センサの検知エリアは、少な
くとも1つ重なり合うので、監視エリアの死角をなくす
ことができ、また、人感センサ単独の監視エリアと、重
なり合った監視エリアとについて、それぞれ対応した位
置を撮像モジュールの停止位置と設定することができ、
そのため、撮像モジュールの停止位置を、人感センサの
数よりも多く設けることができる。つまり、数少ない人
感センサに対応して多くの停止位置を確保できる。
【0108】請求項14に記載のオープンスペース監視
システムでは、複数の人感センサは、多目的ポールに対
して、この多目的ポールの断面形状に等間隔で取り付け
られており、撮像モジュールの停止位置は、複数の人感
センサの数量の倍以上であるので、より広範囲の監視と
撮像とが可能となり、数少ない人感センサに対応して、
より多くの停止位置を確保することができる。
【0109】請求項15に記載のオープンスペース監視
システムでは、多目的ポールには、複数の人感センサ
が、水平方向及び垂直方向に取り付けられているので、
検知対象の高さの差による検知、例えば、大人と子供の
両方を検知でき、また、他の検知対象として、猫や犬な
どの動物の検知もすることができる。
【0110】請求項16に記載のオープンスペース監視
システムでは、撮像モジュールは、各々の人感センサに
対応する停止位置に停止した後、所定のスキャニング動
作を繰り返した後、元の停止位置に戻るので、撮像モジ
ュールが停止位置にて停止した後、撮像対象が移動した
としても、確実に撮像対象を撮像することができる。
【0111】請求項17に記載のオープンシステム監視
システムでは、監視制御装置には、人感センサを備える
多目的ポールを複数接続しており、いずれかの多目的ポ
ールにおける人感センサの検知に対して、すべての多目
的ポールのカメラ監視手段が連係動作するので、より確
実に撮像対象を撮像することが可能となる。
【0112】請求項18に記載のオープンスペース監視
システムでは、カメラ付ドアホン子器で所定の呼出操作
をしたときには、監視制御装置では、カメラ付ドアホン
子器による映像が表示され、所定の応答操作があればカ
メラ付ドアホン子器と通話状態とするので、カメラ付ド
アホン子器を操作した訪問者について通話と顔の確認を
する一方、ドアホン子器を操作せずに侵入した侵入者に
対しては監視するといった処理が可能となる。
【0113】請求項19に記載のオープンスペース監視
システムでは、多目的ポールの外周面に沿ってカバー体
を取り付けることによって、撮像モジュールを覆い包む
構成としたので、カメラを埃や雨、さらにはいたずら等
から保護することができる。
【0114】また、カバー体として、黒や茶などの濃い
色のものを使用すれば、カメラの保護だけではなく、カ
メラの存在が外部より確認できなくなり、訪問者が不快
になったり、侵入者がカメラを避けるといったことがな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオープンスペース監視システムの要部
構成の一例を示す図である。
【図2】多目的ポールの形状の一例を示す図である。
【図3】多目的ポールの形状の他例を示す図である。
【図4】多目的ポールの構成について詳細に説明するた
めの図である。
【図5】カメラ監視手段による監視範囲について説明す
るための図である。
【図6】ステッピングモータを適用した撮像モジュール
駆動手段について説明するための図である。
【図7】カメラ監視手段を水平方向のみではなく、垂直
方向にも駆動可能とした例を示す図である。
【図8】図1のシステムのブロック図である。
【図9】図1のシステムの動作について説明するための
フローチャートである。
【図10】多目的ポールの構成の他例を示す図である。
【図11】多目的ポールの構成の更に他例を示す図であ
る。
【図12】図11の多目的ポールを備える本システムの
動作の一例について説明するための図である。
【図13】図11の多目的ポールを備える本システムの
動作の一例について説明するための図である。
【図14】本システムの要部構成の他例を示すブロック
図である。
【図15】人感センサを複数個取り付けた多目的ポール
を示す図である。
【図16】図15の多目的ポールについて、人感センサ
の検知エリアと、撮像モジュールの停止位置とを示す図
である。
【図17】図15の多目的ポールを備える本システムの
動作について説明するためのフローチャートである。
【図18】撮像モジュールの停止位置を、人感センサの
数量の倍確保した多目的ポールを示す図である。
【図19】複数の人感センサを水平方向、垂直方向双方
に取り付けた多目的ポールを示す図である。
【図20】図11,15,19のそれぞれの多目的ポー
ルを備える本システムの動作について説明するためのフ
ローチャートである。
【図21】人感センサを備えた複数の多目的ポールを用
いて構成した本システムの構成の一例を示す図である。
【図22】図21の本システムの動作について説明する
ための図である。
【図23】監視制御装置にドアホン子器を接続した本シ
ステムの構成の一例を示す図である。
【図24】カバー体を取り付けた多目的ポールを示す図
である。
【図25】従来の監視システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1・・・監視制御装置 2・・・画像記憶装置 3・・・多目的ポール 30・・・カメラ監視手段 32・・・撮像モジュール 33,33A,33B・・・ステッピングモータ、超音
波モータ 34・・・モータ制御装置 35,35A,35B・・・エンコーダ 36,36A,36B・・・回転軸 37・・・照明器具 40・・・明るさセンサ 41,41A〜41D・・・人感センサ 42,42A〜42H・・・停止位置 43・・・カバー体 A1〜A8・・・検知エリア D・・・ドアホン子器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/222 H04N 5/222 B 5/225 5/225 C F 5/232 5/232 B 5/238 5/238 Z H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311J Fターム(参考) 5C022 AA05 AB15 AB65 AC27 AC61 AC69 5C054 AA01 CC02 CE04 CE06 CF06 CF07 CG01 CG07 EA01 EA03 EA05 EA07 GB01 HA18 HA22 5C084 AA02 AA07 AA13 BB31 CC17 DD11 EE02 EE03 FF03 GG78 HH01 HH10 5K048 BA03 BA10 BA55 DC04 EB12 HA01 HA02 HA39

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、屋内に設置された監視制御装
    置と、屋外のオープンスペースに設置された多目的ポー
    ルの内部に搭載され、撮像モジュールを備えたカメラ監
    視手段とを接続して構成しているオープンスペース監視
    システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記カメラ監視手段は、上記監視制御装置からの指令に
    基づいて、少なくとも1以上の回転軸によって駆動力を
    伝達することによって、上記撮像モジュールを所定の駆
    動パターンで駆動させる撮像モジュール駆動手段を備え
    た構成としたオープンスペース監視システム。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、 上記多目的ポールは円筒形状をしている構成としたオー
    プンスペース監視システム。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3において、 上記撮像モジュール駆動手段は、ステッピングモータ
    と、上記監視制御装置によって指令された駆動パターン
    で上記撮像モジュールを駆動すべく、上記ステッピング
    モータを制御するモータ制御手段とで構成されているオ
    ープンスペース監視システム。
  5. 【請求項5】請求項2または請求項3において、 上記撮像モジュール駆動手段は、超音波モータと、上記
    監視制御装置によって指令された駆動パターンで上記撮
    像モジュールを駆動すべく、上記超音波モータを制御す
    るモータ制御手段とで構成されているオープンスペース
    監視システム。
  6. 【請求項6】請求項1〜請求項5のいずれかにおいて、 上記多目的ポールの適所には、照明器具と、その照度を
    計測して、計測した照度に基づいて上記照明器具を制御
    する照明制御手段とを備えた構成としたオープンスペー
    ス監視システム。
  7. 【請求項7】請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、 上記撮像モジュール駆動手段は、上記監視制御装置から
    の指令に基づいて、2つの回転軸によって駆動力を伝達
    することによって、上記撮像モジュールを、水平方向及
    び垂直方向に駆動させる構成としたオープンスペース監
    視システム。
  8. 【請求項8】請求項1〜請求項7のいずれかにおいて、 上記多目的ポールの適所には人感センサが取り付けられ
    ており、この人感センサが人体を検知したときには、上
    記監視制御装置に対して検知信号を出力する構成とした
    オープンスペース監視システム。
  9. 【請求項9】請求項8において、 上記監視制御装置は、上記人体センサから検知信号を受
    信したときには、所定の呼出音を出力するとともに、上
    記撮像モジュールによる撮像を開始する構成としたオー
    プンスペース監視システム。
  10. 【請求項10】請求項8において、 上記監視制御装置は、上記人体センサから検知信号を受
    信したときには、所定の呼出音を出力するとともに、上
    記撮像モジュールの所定の駆動パターンでの駆動と、上
    記撮像モジュールによる撮像とを開始させる構成とした
    オープンスペース監視システム。
  11. 【請求項11】請求項9または請求項10において、 上記監視制御装置は、画像記憶装置が接続されており、
    この画像記憶装置に、上記撮像モジュールによって撮像
    された映像を記憶する構成としたオープンスペース監視
    システム。
  12. 【請求項12】請求項8〜請求項11のいずれかにおい
    て、 上記多目的ポールには複数の人感センサが取り付けられ
    ており、上記撮像モジュールは、各々の人感センサに対
    応する停止位置に停止すべく駆動される構成としたオー
    プンスペース監視システム。
  13. 【請求項13】請求項12において、 上記複数の人感センサの検知エリアは、少なくとも1つ
    重なり合う構成としたオープンスペース監視システム。
  14. 【請求項14】請求項12または請求項13において、 上記複数の人感センサは、上記多目的ポールに対して、
    この多目的ポールの断面形状に等間隔で取り付けられて
    おり、上記撮像モジュールの停止位置は、上記複数の人
    感センサの数量の倍以上である構成としたオープンスペ
    ース監視システム。
  15. 【請求項15】請求項12〜請求項14のいずれかにお
    いて、 上記多目的ポールには、上記複数の人感センサが、水平
    方向及び垂直方向に取り付けられている構成としたオー
    プンスペース監視システム。
  16. 【請求項16】請求項12〜請求項15のいずれかにお
    いて、 上記撮像モジュールは、各々の人感センサに対応する停
    止位置に停止した後、所定のスキャニング動作を繰り返
    した後、元の停止位置に戻る構成としたオープンスペー
    ス監視システム。
  17. 【請求項17】請求項8〜請求項16のいずれかにおい
    て、 上記監視制御装置には、上記人感センサを備える多目的
    ポールを複数接続しており、いずれかの多目的ポールに
    おける人感センサの検知に対して、すべての多目的ポー
    ルのカメラ監視手段が連係動作する構成としたオープン
    スペース監視システム。
  18. 【請求項18】請求項1〜請求項17のいずれかにおい
    て、 上記監視制御装置には、屋外の壁面や門柱などに設置さ
    れたカメラ付ドアホン子器が接続されており、このカメ
    ラ付ドアホン子器で所定の呼出操作をしたときには、上
    記監視制御装置では、上記カメラ付ドアホン子器による
    映像が表示され、所定の応答操作があれば上記カメラ付
    ドアホン子器と通話状態とする構成としたオープンスペ
    ース監視システム。
  19. 【請求項19】請求項1〜請求項18のいずれかにおい
    て、 上記多目的ポールの外周面に沿ってカバー体を取り付け
    ることによって、上記撮像モジュールを覆い包む構成と
    したオープンスペース監視システム。
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