JP2019096999A - 撮影装置、及び、屋外照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが当該ユーザ自身の静止画像などを容易に撮影することができる撮影装置を提供する。【解決手段】屋外照明装置100の機能部10は、撮影装置として機能する。機能部10は、制御部18、認証部16b、及び、無線通信部16cを備える。制御部18は、認証部16bに携帯端末30を認証させることにより携帯端末30との無線通信接続を確立し、無線通信部16cに、カメラ12が撮影している動画像を無線通信接続が確立された携帯端末30の表示部31に表示するための動画像情報を送信させ、無線通信部16cが、動画像情報を受信している携帯端末30から静止画像の撮影を指示する撮影指示情報を受信した場合、受信された撮影指示情報に基づいてカメラ12に静止画像を撮影させ、撮影された静止画像の画像情報を、無線通信部16cに携帯端末30へ送信させる。【選択図】図4

Description

本発明は、動画像及び静止画像の撮影装置として機能する屋外照明装置に関する。
スマートフォンなどの携帯端末で動画等を視聴することが一般的になっている。特許文献1には、受信端末においてライブ映像を視聴可能なコミュニケーションシステムが開示されている。
特開2013−020514号公報
ところで、ユーザが当該ユーザの手に持ったカメラ付き携帯端末で自身の静止画像を撮影する、いわゆる自撮りにおいては、カメラ付き携帯端末の位置が安定しないため手ぶれが発生しやすい。また、ユーザとカメラ付き携帯端末との距離を確保することが難しい。
本発明は、ユーザが当該ユーザ自身の静止画像などを容易に撮影することができる撮影装置及び屋外照明装置を提供する。
本発明の一態様に係る撮影装置は、携帯端末を認証することにより前記携帯端末との無線通信接続を確立する認証部と、動画像及び静止画像を撮影するカメラと、前記カメラが撮影している動画像を前記無線通信接続が確立された前記携帯端末の表示部に表示するための動画像情報を送信する送信部と、前記動画像情報を受信している前記携帯端末から、静止画像の撮影を指示する撮影指示情報を受信する受信部と、受信された前記撮影指示情報に基づいて前記カメラに静止画像を撮影させ、撮影された静止画像の画像情報を、前記送信部に前記携帯端末へ送信させる制御を行う制御部とを備える。
本発明の一態様に係る屋外照明装置は、路面に設置される柱状の屋外照明装置であって、照明部と、動画像及び静止画像を撮影するカメラと、前記照明部を発光させることにより前記屋外照明装置の周囲を照らす照明モードの制御、及び、前記カメラに動画像及び静止画像を撮影させるカメラモードの制御を選択的に実行する制御部とを備える。
本発明の撮影装置及び屋外照明装置によれば、ユーザが当該ユーザ自身の静止画像などを容易に撮影することができる。
図1は、実施の形態に係る屋外照明装置の概要を説明するための図である。 図2は、実施の形態に係る屋外照明装置の外観斜視図である。 図3は、実施の形態に係る屋外照明装置の分解斜視図である。 図4は、実施の形態に係る屋外照明装置の機能構成を示すブロック図である。 図5は、実施の形態に係る携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 図6は、制御モードの切り替え動作のフローチャートである。 図7は、照明モードの制御のフローチャートである。 図8は、カメラモードの制御の概略を示すシーケンス図である。 図9は、カメラモードの制御のフローチャートである。 図10は、屋外照明装置が複数並んで配置される例を示す図である。 図11は、カメラモードの制御の変形例1のフローチャートである。 図12は、カメラモードの制御の変形例2のフローチャートである。 図13は、カメラモードの制御の変形例3のフローチャートである。 図14は、変形例に係る屋外照明装置の外観斜視図である。 図15は、変形例に係る屋外照明装置の分解斜視図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[概要]
以下、実施の形態に係る屋外照明装置について説明する。図1は、屋外照明装置の概要を説明するための図である。図2は、屋外照明装置の外観斜視図である。
図1及び図2に示されるように、実施の形態に係る屋外照明装置100は、路面に設置される柱状の照明装置である。屋外照明装置100は、具体的には、ポールライトであるが、屋外照明装置100の具体的態様は、特に限定されない。
屋外照明装置100は、例えば、観光地などの路面に設置される。屋外照明装置100は、周囲を照明する照明部11を備え、通常は周囲を照明する照明として機能する。つまり、屋外照明装置100は、照明モードを有する。一方で、屋外照明装置100は、カメラ12を備える。屋外照明装置100の上面に所定のアプリケーションを実行中の携帯端末30がかざされると、カメラ12が起動され、屋外照明装置100は、カメラ12による記念撮影が可能なカメラモードとなる。
屋外照明装置100がカメラモードであるときには、携帯端末30の表示部31には、カメラ12によって現在撮影されている動画像が表示される。また、当該動画像が表示されているときには、表示部31には、撮影指示アイコンIも表示される。ユーザが撮影指示アイコンIをタップ操作すると、カメラ12によって静止画像が撮影され、撮影された静止画像の画像情報が携帯端末30に送信される。
このように、実施の形態に係る屋外照明装置100は、照明機能だけでなく、いわゆる自撮りが可能な撮影機能を有し、観光地などで特に有用である。
[屋外照明装置の構造]
以下、屋外照明装置100の構造について、図2に加えて図3を参照しながら説明する。図3は、屋外照明装置100の分解斜視図である。
屋外照明装置100は、角柱状のポールライトである。屋外照明装置100は、路面に立設される。屋外照明装置100は、路面にネジなどの固定部材によって固定される電源部20と、電源部20の上部に着脱可能に取り付けられる機能部10とを備える。
電源部20は、機能部10に電力を供給する装置である。電源部20は、具体的には、外部から電力を得るための電源ケーブル21と、機能部10が差し込まれる凸構造22とを有する。凸構造22は、電源部20のうち上部に配置され、金属材料によって形成された接点部23を含む。機能部10が凸構造22に差し込まれると、電源部20及び機能部10は、機械的に接続されるだけでなく、接点部23によって電気的に接続される。機能部10には、電源部20から接点部23を介して電力供給が行われる。
凸構造22に差し込まれた機能部10は、固定ネジ24によって固定される。機能部10には、上方から固定ネジ24が挿通される挿通孔13が設けられ、挿通孔13は、蓋14によって塞がれる。
機能部10は、電源部20から供給される電力を用いて動作する。機能部10は、直方体状の外形を有し、機能部10の大部分は、周囲を照明する照明部11である。照明部11は、照明モードにおいて周囲を照らすための光を発する。また、照明部11は、カメラモードにおいても、カメラ12の撮影範囲を照らす光を発する。
また、機能部10は、屋外照明装置100がカメラモードであるときに、動画像及び静止画像を撮影するカメラ12を備える。正面からカメラ12を見た場合、カメラ12の周囲には、照明部11が配置されている。これにより、照明部11は、カメラモードにおいても、カメラ12の撮影範囲を効果的に照らすことができる。
[屋外照明装置の機能構成]
次に、屋外照明装置100の機能構成について説明する。図4は、屋外照明装置100の機能構成を示すブロック図である。なお、図4では、電源ケーブル21などの既に説明された構成要素の一部についても図示されている。
まず、電源部20について説明する。図4に示されるように、電源部20は、電源制御部25と、出力部26とを備える。
電源制御部25は、電源ケーブル21を介して得られる電力を、機能部10の動作に適した電力に変換する制御を行う。電源制御部25は、具体的には、電力系統から電源ケーブル21を介して得られる交流電力を直流電力に変換して出力する電源回路である。電源回路には、整流回路、及び、スイッチング電源回路などが含まれる。
出力部26は、電源制御部25から出力される直流電力を入力部15に出力する。出力部26は、例えば、保護回路などを含む出力インターフェース回路である。
次に、機能部10について説明する。機能部10は、照明部11と、カメラ12と、入力部15と、端末検知部16aと、認証部16bと、無線通信部16cと、明るさ検知部17と、制御部18と、記憶部19とを備える。
入力部15は、出力部26から供給される直流電力を、機能部10が備える複数の構成要素のそれぞれに分配する。直流電力は、構成要素ごとに当該構成要素の動作に適した電力に変換された上で分配される。入力部15は、例えば、DC−DCコンバータなどの電力変換回路を含む。
照明部11は、制御部18の制御に基づいて、機能部10の周囲を照明する。照明部11は、例えば、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子、当該発光素子の発光を制御する発光制御回路、及び、当該発光素子が発する光を透過する透光カバーなどを含む。照明部11は、例えば、白色光を発する。なお、発光制御回路は、調光機能または調色機能に対応していてもよい。つまり、照明部11の明るさ、及び、色温度は、制御部18によって調整されてもよい。
カメラ12は、制御部18の制御に基づいて、動画像及び静止画像を撮影する。カメラ12は、例えば、イメージセンサ及びレンズなどを含むカメラユニットである。イメージセンサには、具体的には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサまたはCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなどである。
端末検知部16aは、携帯端末30を検知する。端末検知部16aは、例えば、近距離無線通信を用いて携帯端末30の機能部10の上面への近接を検知する。近距離無線通信には、無線通信部16cが行う無線通信よりも通信可能な距離が短い方式が用いられる。端末検知部16aは、具体的には、携帯端末30が有する近距離無線通信部34を検知し、携帯端末30のIDなどを読み取るRFID(Radio Frequency IDentification)モジュールなどである。RFIDモジュールは、例えば、RFIDタグリーダ機能を有する回路モジュールである。RFIDモジュールには、具体的には、NFC(Near Field Radio Communication)モジュールなどが含まれる。
認証部16bは、端末検知部16aによって読み取られた携帯端末30のIDなどを用いて携帯端末30の認証を行い、無線通信部16cを用いた携帯端末30との無線通信接続を確立する。認証部16bは、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。認証部16bは、マイクロコンピュータ、プロセッサ、及び、専用回路のうち2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。認証部16bは、制御部18の一部として実現されてもよい。
無線通信部16cは、認証部16bによって携帯端末30との無線通信接続が確立された後、携帯端末30との無線通信を行う。無線通信部16cは、具体的には、送信部として機能し、制御部18の制御に基づいて動画像情報を携帯端末30に送信する。動画像情報は、カメラ12が撮影している動画像を無線通信接続が確立された携帯端末30の表示部31に表示するための情報である。
また、無線通信部16cは、受信部として機能し、動画像情報を受信している携帯端末30から、静止画像の撮影を指示する撮影指示情報を受信する。言い換えれば、無線通信部16cは、表示部31に動画像が表示されている携帯端末30から撮影指示情報を受信する。
無線通信部16cは、例えば、Bluetooth(登録商標)などの無線通信規格に対応する通信回路によって実現される。通信回路は、言い換えれば、通信モジュールである。なお、Bluetooth(登録商標)以外の無線通信規格が用いられてもよく、無線通信部16cが使用する無線通信規格については特に限定されない。無線通信部16cは、例えば、Wi−Fi(登録商標)に対応する通信回路であってもよい。
無線通信部16cは、例えば、携帯端末30の無線通信部35と、インターネットなどの通信ネットワークまたはサーバなどの中継装置を介さずに直接無線通信を行う。無線通信部16cは、携帯端末30の無線通信部35と、インターネット及びサーバなどを介して無線通信を行ってもよい。この場合、サーバに複数の屋外照明装置100の撮影履歴が当該屋外照明装置100の設置場所ごとに記憶されることにより、設置者は、当該情報を活用することができる。例えば、設置者は、屋外照明装置100の利用頻度が高い場所に屋外照明装置100の追加を検討することができる。
明るさ検知部17は、屋外照明装置100の周囲の明るさを検知するセンサである。明るさ検知部17は、カメラ12の撮影範囲の明るさを検知してもよい。明るさ検知部17は、例えば、フォトダイオードなどの光電変換素子、及び、増幅回路などを含むセンシング回路である。センシング回路は、言い換えれば、センシングモジュールである。なお、明るさ検知部17は、カメラ12によって撮影された動画像または静止画像を画像処理することにより明るさを検知する画像処理部であってもよい。この場合、画像処理部は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。画像処理部は、マイクロコンピュータ、プロセッサ、及び、専用回路のうち2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。画像処理部は、制御部18の一部として実現されてもよい。
制御部18は、照明部11、カメラ12、認証部16b、及び、無線通信部16cなどを制御する制御装置である。制御部18は、具体的には、照明モードの制御中に携帯端末30が検知された場合に、照明モードの制御に代えてカメラモードの制御を開始する。制御部18は、カメラモードの制御において、無線通信部16cによって受信された撮影指示情報に基づいてカメラに静止画像を撮影させる。また、制御部18は、撮影された静止画像の画像情報を、無線通信部16cに携帯端末30へ送信させる。静止画像の画像情報は、カメラ12によって撮影された静止画像を携帯端末30の表示部31に表示するための情報である。なお、以下の実施の形態において、静止画像の画像情報は、単に画像情報とも記載される。
制御部18は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。制御部18は、マイクロコンピュータ、プロセッサ、及び、専用回路のうち2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。
記憶部19は、制御部18によって実行される制御プログラム等が記憶される記憶装置である。記憶部19は、例えば、半導体メモリなどによって実現される。記憶部19は、制御部18に含まれていてもよい。
[携帯端末]
次に、携帯端末30の機能構成について説明する。図5は、携帯端末30の機能構成を示すブロック図である。図5に示されるように、携帯端末30は、表示部31と、操作受付部32と、端末制御部33と、近距離無線通信部34と、無線通信部35と、記憶部36とを備える。
携帯端末30は、ユーザが屋外照明装置100からカメラ12によって撮影された動画像情報及び静止画像の画像情報を受信するための情報端末である。携帯端末30は、例えば、タブレット端末またはスマートフォンなどである。
操作受付部32は、ユーザの操作を受け付ける。操作受付部32は、例えば、タッチパネル、及び、ハードウェアボタンなどによって実現される。操作受付部32は、具体的には、屋外照明装置100との通信を行うための専用アプリケーションの実行操作、及び、撮影指示操作などを受け付ける。
端末制御部33は、操作受付部32によって受け付けられた操作に基づいて、当該操作に応じた制御を行う。端末制御部33は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。端末制御部33は、マイクロコンピュータ、プロセッサ、及び、専用回路のうち2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。
端末制御部33は、例えば、操作受付部32によって専用アプリケーションの実行操作が受け付けられると、記憶部36に記憶された専用アプリケーションを実行する。また、端末制御部33は、操作受付部32によって撮影指示操作が受け付けられると、無線通信部35に撮影指示情報を送信させる。
近距離無線通信部34は、屋外照明装置100の端末検知部16aが携帯端末30を検知するために用いられる検知対象物である。近距離無線通信部34は、例えば、RFIDタグであるが、RFIDモジュールなどであってもよい。
無線通信部35は、端末制御部33の制御に基づいて、撮影指示情報を屋外照明装置100に送信する。無線通信部35は、屋外照明装置100から送信される動画像情報及び静止画像の画像情報を受信する。無線通信部35は、具体的には、Bluetooth(登録商標)などの無線通信規格に対応する通信回路によって実現される。通信回路は、言い換えれば、通信モジュールである。なお、Bluetooth(登録商標)以外の無線通信規格が用いられてもよく、無線通信部35が使用する無線通信規格については特に限定されない。無線通信部35は、例えば、Wi−Fi(登録商標)に対応する通信回路であってもよい。
表示部31は、端末制御部33の制御に基づき、無線通信部35によって受信された動画像情報に対応する動画像を表示する。動画像の表示中には、撮影指示アイコンIも表示する。また、表示部31は、無線通信部35によって受信され、かつ、記憶部36に記憶された画像情報に基づいて、静止画像を表示することもできる。表示部31は、例えば、液晶パネルまたは有機ELパネルなどの表示デバイスによって実現される。
近距離無線通信部34は、屋外照明装置100が携帯端末30を検知するために用いられる検知対象物である。近距離無線通信部34は、例えば、RFIDタグであるが、RFIDモジュールなどであってもよい。
記憶部36は、端末制御部33によって実行される専用アプリケーション、無線通信部35によって受信された動画像情報、及び、無線通信部35によって受信された画像情報などが記憶される記憶装置である。記憶部36は、具体的には、半導体メモリなどにより実現される。
[屋外照明装置の動作]
次に、屋外照明装置100の動作について説明する。まず、制御モードの切り替え動作について説明する。図6は、制御モードの切り替え動作のフローチャートである。
屋外照明装置100は、基本的には、照明モードとなる。つまり、制御部18は、照明部11を発光させることにより、屋外照明装置100の周囲を照らす照明モードの制御を行う(S11)。
照明モードの制御中において、制御部18は、端末検知部16aによって、専用アプリケーションを実行中の携帯端末30が検知されたか否かを判定する(S12)。言い換えれば、制御部18は、携帯端末30のユーザが専用アプリケーションを実行した状態の携帯端末30を屋外照明装置100に近づけてきたか否かを判定する。なお、屋外照明装置100には、専用アプリケーションのダウンロード先のアドレスが記載されたシール等が貼り付けられていてもよい。アドレスは、例えば、二次元バーコードなどによって記述される。これにより、ユーザは、その場で専用アプリケーションをダウンロードすることができる。なお、上記シールには、撮影スポット情報などが記載されていてもよい。
制御部18は、端末検知部16aによって携帯端末30が検知されていないと判定した場合(S12でNo)、照明モードの制御を継続する(S11)。一方、制御部18は、端末検知部16aによって携帯端末30が検知されたと判定した場合(S12でYes)、カメラに動画像及び静止画像を撮影させるカメラモードの制御を開始する(S13)。
このように、制御部18は、照明モードの制御、及び、カメラモードの制御を選択的に実行する。制御部18は、具体的には、照明モードの制御中に携帯端末30が検知された場合に、照明モードの制御に代えてカメラモードの制御を開始する。これにより、屋外照明装置100は、照明装置としてだけでなく、動画像及び静止画像の撮影装置として機能することができる。
なお、このような屋外照明装置10の動作は一例である。上記専用アプリケーションの実行は、携帯端末30が備えるGPS(Global Positioning System)モジュールなどの位置センサによって検知された位置情報に基づいて自動的に行われてもよい。例えば、位置センサによって検知された位置情報が示す携帯端末30の位置から屋外照明装置100の位置までの距離が所定距離以下である場合に、端末制御部33は、専用アプリケーションを立ち上げてもよい。また、端末制御部33は、位置センサによって検知された位置情報が示す携帯端末30の位置から屋外照明装置100の位置までの距離が所定距離を超えると、実行中の専用アプリケーションを終了させる。なお、屋外照明装置100の位置は、専用アプリケーションのダウンロード時などに専用アプリケーションと合わせて記憶部36に記憶される。
[照明モードの制御]
次に、制御部18の照明モードの制御について説明する。図7は、屋外照明装置100の照明モードの制御のフローチャートである。
制御部18は、照明部11を消灯させているときに(S21)、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ未満であるか否かを判定する(S22)。制御部18は、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ以上であると判定した場合には(S22でNo)、照明部11の消灯状態を維持する(S21)。制御部18は、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ未満であると判定した場合には(S22でYes)、照明部11を発光させる(S23)。言い換えれば、制御部18は、照明部11を点灯する。
なお、照明モードにおいて、周囲の明るさに応じて照明部11が点灯することは必須ではない。屋外照明装置100は、照明モードにおいて常に発光してもよい。
[カメラモードの制御]
次に、カメラモードの制御について説明する。まず、カメラモードの制御の概略について、シーケンス図を用いて説明する。図8は、カメラモードの制御の概略を示すシーケンス図である。
携帯端末30の端末制御部33は、操作受付部32によって専用アプリケーションの実行操作が受け付けられると(S31)、記憶部36に記憶された専用アプリケーションを実行する(S32)。アプリケーションを実行中の携帯端末30がユーザによって屋外照明装置100に近づけられると、端末検知部16aは、このような携帯端末30を検知し(S33)、制御部18は、カメラモードの制御を開始する。
カメラモードの制御において、制御部18は、カメラ12によって撮影中の動画像を無線通信部16cにライブ配信させる。ライブ配信は、言い換えれば、リアルタイム配信である。携帯端末30は、具体的には、カメラ12が撮影している動画像を表示部31に表示するための動画像情報を送信する(S34)。送信された動画像情報は、携帯端末30の無線通信部35によって受信され(S35)、表示部31は、受信された動画像情報に基づいて動画像を表示する(S36)。
次に、操作受付部32は、撮影指示操作を受け付ける(S37)。操作受付部32は、具体的には、上記図1で説明した撮影指示アイコンへのタップ操作を受け付ける。そうすると、端末制御部33は、無線通信部35に撮影指示情報を送信させる(S38)。
屋外照明装置100の制御部18は、無線通信部16cによって撮影指示情報が受信されると(S39)、カメラ12に静止画像を撮影させ(S40)、撮影された静止画像の画像情報を無線通信部16cに送信させる(S41)。携帯端末30の無線通信部35によって静止画像の画像情報が受信されると(S42)、端末制御部33は、受信された静止画像の画像情報を記憶部36に記憶する(S43)。
次に、制御部18のカメラモードの制御の詳細についてフローチャートを参照しながら説明する。図9は、カメラモードの制御のフローチャートである。
まず、制御部18は、認証部16bに携帯端末30を認証させることにより携帯端末30との無線通信接続を確立する(S51)。認証部16bは、具体的には、端末検知部16aによって読み取られた携帯端末30のIDなどを用いて携帯端末30の認証を行う。
次に、制御部18は、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ未満であるか否かを判定する(S52)。制御部18は、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ未満であると判定した場合には(S52でYes)、消灯状態の照明部11を発光させる(S53)。このとき、制御部18は、明るさ検知部17によって検知される明るさが所定の明るさになるように、照明部11の明るさを調整してもよい。一方、制御部18は、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ以上であると判定した場合には(S52でNo)、ステップS53の処理をスキップしてステップS54の処理を行う。
ステップS52の処理及びステップS53の処理のように、カメラモードの制御においては、屋外照明装置100の周辺の明るさが不足している場合に、照明モードの制御において周囲の空間を照らす照明部11が、動画像及び静止画像の撮影用照明として利用される。なお、照明部11は、例えば、カメラモードの制御の開始時にいったん消灯されるが、カメラモードの制御の開始時に発光していてもよい。
次に、制御部18は、カメラ12を起動し、無線通信部16cに、カメラ12が撮影している動画像の動画像情報を、ステップS51において無線通信接続が確立された携帯端末30へ送信させる(S54)。言い換えれば、無線通信部16cは、カメラ12によって撮影中の動画像を携帯端末30にライブ配信する。動画像情報は、動画像を表示部31に表示するための情報である。
その後、制御部18は、無線通信部16cが動画像情報を受信している携帯端末30から撮影指示情報を受信したか否かを判定する(S55)。撮影指示情報は、静止画像の撮影を指示する情報である。制御部18は、無線通信部16cが撮影指示情報を受信したと判定した場合(S55でYes)、受信された撮影指示情報に基づいてカメラ12に静止画像を撮影させる(S56)。カメラ12は、例えば、撮影中の動画像を構成するフレームのうち、撮影指示情報が受信された直後に撮影されたフレームを静止画像とするが、動画像を構成するフレームとは別に静止画像を撮影してもよい。つまり、「静止画像を撮影する」には、動画像を構成するフレームを静止画像とする場合と、動画像とは別に静止画像を撮影する場合の両方が含まれる。そして、制御部18は、撮影された静止画像の画像情報を、無線通信部16cに携帯端末30へ送信させる(S57)。ステップS55の判定は、撮影指示情報が受信されるまで継続される(S55でNo)。
次に、制御部18は、静止画像の撮影回数が所定数未満であるか否かを判定する(S58)。制御部18は、静止画像の撮影回数が所定数未満である場合(S58でYes)、ステップS55の判定を再度行う。制御部18は、静止画像の撮影回数が所定数以上である場合(S58でNo)、カメラ12を停止し(S59)、カメラモードの制御を終了する。なお、ステップS58の処理は、同じユーザが屋外照明装置100を専有してしまわないように、静止画像の撮影回数に上限を設ける処理である。ステップS58の処理は、必須の処理ではない。
このように、携帯端末30と別体のカメラ12を備える屋外照明装置100が静止画像の撮影に使用されれば、カメラ12が固定されているため手ぶれが発生しにくい。また、ユーザとカメラ12との距離も確保しやすい。さらに、現在カメラ12によって撮影されている動画像が表示部31にリアルタイム表示されるため、ユーザは、撮影状況を認識しやすい。したがって、屋外照明装置100によれば、携帯端末30のユーザが静止画像を容易に撮影することができる。特に、ユーザは、ユーザ自身の静止画像を容易に撮影することができる。
また、ステップS53において照明部11が発光する場合、制御部18は、照明部11を発光させながら、撮影指示情報に基づいてカメラに静止画像を撮影させる。これにより、制御部18は、静止画像において明るさが不足し、被写体が不鮮明になることを抑制することができる。
[カメラモードの制御の変形例1]
ところで、図10に示されるように、屋外照明装置100は、複数並んで配置されることが想定される。図10は、屋外照明装置100が複数並んで配置される例を示す図である。図10の例では、屋外照明装置100の一方の隣に屋外照明装置100aが配置され、屋外照明装置100の他方の隣に屋外照明装置100bが配置されている。
このような場合、制御部18は、屋外照明装置100の照明部11だけでなく、屋外照明装置100aの照明部11、及び、屋外照明装置100bの照明部11を発光させてもよい。例えば、制御部18は、屋外照明装置100の照明部11が発光している状態で明るさが足りないような場合に、屋外照明装置100aの照明部11、及び、屋外照明装置100bの照明部11の少なくとも一方を発光させてもよい。
以下、このような制御部18のカメラモードの制御の変形例1について説明する。図11は、カメラモードの制御の変形例1のフローチャートである。なお、以下の変形例1の説明においては、図9のフローチャートとの相違点を中心に説明が行われる。
図11に示されるように、変形例1では、制御部18は、照明部11を発光させた後(S53)、再度、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ未満であるか否かを判定する(S61)。制御部18は、照明部11が発光中にもかかわらず、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ未満であると判定した場合には(S61でYes)、他の屋外照明装置100が備える照明部11を発光させる指令を、無線通信部16cに送信させる(S62)。無線通信部16cは、当該指令を、屋外照明装置100a及び屋外照明装置100bの少なくとも一方へ送信する。制御部18は、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ以上であると判定した場合には(S61でNo)、ステップS62の処理をスキップしてステップS54の処理を行う。
このように、変形例1では、制御部18は、屋外照明装置100の照明部11が発光している状態でも明るさが足りないような場合に、屋外照明装置100aの照明部11、及び、屋外照明装置100bの照明部11の少なくとも一方を発光させる。これにより、周囲の明るさが不足した状態で静止画像が撮影されることが抑制される。つまり、静止画像の品質を向上させることができる。
なお、カメラモードの制御中の屋外照明装置100は、屋外照明装置100a等の他の屋外照明装置から上記指令を受信した場合、自身のカメラモードの制御を優先し、当該指令に従わなくてもよい。この場合、屋外照明装置100の制御部18は、屋外照明装置100の照明部11を点滅させるなどして、自身がカメラモードの制御中であり、屋外照明装置100aにおける静止画像の撮影に参加できない旨を通知してもよい。
[カメラモードの制御の変形例2]
照明部11の明るさは、携帯端末30のユーザによって調整されてもよい。以下、このような制御部18のカメラモードの制御の変形例2について説明する。図12は、カメラモードの制御の変形例2のフローチャートである。なお、以下の変形例2の説明においては、図9のフローチャートとの相違点を中心に説明が行われる。
図12に示されるように、変形例2では、制御部18は、無線通信部16cに動画像の動画像情報を送信させた後(S54)、無線通信部16cが携帯端末30から明るさ指示情報を受信したか否かを判定する(S71)。明るさ指示情報は、照明部11の明るさを指示する情報である。制御部18は、無線通信部16cが明るさ指示情報を受信したと判定した場合(S71でYes)、受信された明るさ指示情報に基づく明るさで照明部11を発光させる(S72)。ステップS72の処理には、消灯中の照明部11を発光させる処理、発光中の照明部11を消灯する処理、及び、発光中の照明部11の明るさを調整する処理などが含まれる。ステップS71の判定は、撮影指示情報が受信されるまで継続的に行われる(S71でNo、S55でNo)。
このように、変形例2では、無線通信部16cは、携帯端末30から、照明部11の明るさを指示する明るさ指示情報を受信し、制御部18は、受信された明るさ指示情報に基づいて、照明部11の明るさを制御する。これにより、携帯端末30のユーザは、所望の明るさで静止画像の撮影を行うことができる。
[カメラモードの制御の変形例3]
上記実施の形態では、制御部18は、撮影指示情報が受信される前に照明部11の発光を開始した。しかしながら、制御部18は、撮影指示情報が受信された後に照明部11の発光を開始してもよい。
例えば、照明部11は、静止画像の撮影の直前に瞬時発光してもよい。つまり、制御部18は、照明部11をフラッシュ動作させてもよい。以下、このような制御部18のカメラモードの制御の変形例3について説明する。図13は、カメラモードの制御の変形例3のフローチャートである。なお、以下の変形例3の説明においては、図9のフローチャートとの相違点を中心に説明が行われる。
図13に示されるように、変形例3では、制御部18は、撮影指示情報を受信した後に(S55でYes)、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ未満であるか否かを判定する(S81)。制御部18は、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ未満であると判定した場合には(S81でYes)、照明部11を瞬時発光させ(S82)、照明部11の瞬時発光とほとんど同時にカメラ12に静止画像を撮影させる(S56)。制御部18は、明るさ検知部17によって検知された明るさが所定の明るさ以上であると判定した場合には(S81でNo)、ステップS82の処理をスキップしてステップS56の処理を行う。
このように、変形例3では、制御部18は、撮影指示情報が受信された後に照明部11の発光を開始する。これにより、照明部11の発光時間が短くなり、カメラモードの制御における消費電力が削減される。
[屋外照明装置の構造の変形例]
屋外照明装置100の構造は、上記のような構造に限定されない。図14は、変形例に係る屋外照明装置の外観斜視図である。図15は、変形例に係る屋外照明装置の分解斜視図である。
図14及び図15に示される屋外照明装置100cは、円柱状のポールライトである。屋外照明装置100cは、路面に立設される。屋外照明装置100cは、路面にネジなどの固定部材によって固定される電源部20cと、電源部20cの上部に着脱可能に取り付けられる機能部10cとを備える。
電源部20cは、機能部10cに電力を供給する装置である。電源部20cは、具体的には、外部から電力を得るための電源ケーブル21cと、機能部10cが差し込まれる円柱状凸構造22cとを有する。円柱状凸構造22cは、電源部20cのうち上部に配置され、金属材料によって形成された接点部23cを含む。接点部23cは、円柱状凸構造22cの外周面に形成され、周方向に沿って長い形状を有する。機能部10cが円柱状凸構造22cに回し入れられると、電源部20c及び機能部10cは、機械的に接続されるだけでなく、接点部23によって電気的に接続される。機能部10cには、電源部20cから接点部23cを介して電力供給が行われる。
円柱状凸構造22cに差し込まれた機能部10cは、固定ネジ24cによって固定される。機能部10cには、上方から固定ネジ24cが挿通される挿通孔13cが設けられ、挿通孔13cは、蓋14cによって塞がれる。
機能部10cは、電源部20cから供給される電力を用いて動作する。機能部10cは、円柱状の外形を有し、機能部10cの大部分は、周囲を照明する照明部11cである。照明部11cは、照明モードにおいて周囲を照らすための光を発する。また、照明部11cは、カメラモードにおいても、カメラ12cの撮影範囲を照らす光を発する。
また、機能部10cは、屋外照明装置100cがカメラモードであるときに、動画像及び静止画像を撮影するカメラ12cを備える。正面からカメラ12cを見た場合、カメラ12cの周囲には、照明部11cが配置されている。これにより、照明部11cは、カメラモードにおいても、カメラ12cの撮影範囲を効果的に照らすことができる。
なお、機能部10cの機能構成は、機能部10と同様であり、電源部20cの機能構成は、電源部20と同様である。
[効果等]
以上説明したように、屋外照明装置100は、路面に設置される柱状の屋外照明装置である。屋外照明装置100は、照明部11と、動画像及び静止画像を撮影するカメラ12と、照明部11を発光させることにより屋外照明装置100の周囲を照らす照明モードの制御、及び、カメラ12に動画像及び静止画像を撮影させるカメラモードの制御を選択的に実行する制御部18とを備える。
これにより、屋外照明装置100は、照明装置としてだけでなく、動画像及び静止画像の撮影装置として機能することができる。
また、例えば、屋外照明装置100は、さらに、携帯端末30を検知する端末検知部16aを備える。制御部18は、照明モードの制御中に携帯端末30が検知された場合に、照明モードの制御に代えてカメラモードの制御を開始する。
これにより、屋外照明装置100は、携帯端末30の検知を契機として照明モードからカメラモードに移行することができる。
また、例えば、屋外照明装置100は、さらに、認証部16b、及び、無線通信部16cを備える。制御部18は、カメラモードの制御において、認証部16bに携帯端末30を認証させることにより携帯端末30との無線通信接続を確立し、無線通信部16cに、カメラ12が撮影している動画像を無線通信接続が確立された携帯端末30の表示部31に表示するための動画像情報を送信させ、無線通信部16cが、動画像情報を受信している携帯端末30から静止画像の撮影を指示する撮影指示情報を受信した場合、受信された撮影指示情報に基づいてカメラ12に静止画像を撮影させ、撮影された静止画像の画像情報を、無線通信部16cに携帯端末30へ送信させる。無線通信部16cは、送信部及び受信部の一例である。
これにより、携帯端末30のユーザが静止画像を容易に撮影することができる。特に、ユーザは、ユーザ自身の静止画像を容易に撮影することができる。
また、本発明は、機能部10に相当する撮影装置として実現されてもよい。このような撮影装置は、携帯端末30を認証することにより携帯端末30との無線通信接続を確立する認証部16bと、動画像及び静止画像を撮影するカメラ12と、カメラ12が撮影している動画像を無線通信接続が確立された携帯端末30の表示部31に表示するための動画像情報を送信し、かつ、動画像情報を受信している携帯端末30から、静止画像の撮影を指示する撮影指示情報を受信する無線通信部16cと、受信された撮影指示情報に基づいてカメラ12に静止画像を撮影させ、撮影された静止画像の画像情報を、無線通信部16cに携帯端末30へ送信させる制御を行う制御部18とを備える。
これにより、携帯端末30のユーザが静止画像を容易に撮影することができる。特に、ユーザは、ユーザ自身の静止画像を容易に撮影することができる。
また、例えば、撮影装置は、さらに、撮影装置の周囲を照らす照明部11を備える。制御部18は、照明部11を発光させながら、撮影指示情報に基づいてカメラ12に静止画像を撮影させる。
これにより、撮影装置は、カメラ12の撮影範囲を明るくした状態で静止画像を撮影することができる。
また、例えば、撮影装置は、さらに、撮影装置の周囲の明るさを検知する明るさ検知部17を備える。制御部18は、検知された明るさが所定の明るさ未満である場合に、照明部11を発光させる。
これにより、撮影装置は、撮影装置の周囲の明るさが不足する場合に、カメラ12の撮影範囲を明るくした状態で静止画像を撮影することができる。
また、例えば、無線通信部16cは、さらに、携帯端末30から、照明部11の明るさを指示する明るさ指示情報を受信する。制御部18は、受信された明るさ指示情報に基づいて、照明部11の明るさを制御する。
これにより、携帯端末30のユーザは、携帯端末を操作して明るさ指示情報を送信することにより、所望の明るさで静止画像の撮影を行うことができる。
また、例えば、制御部18は、撮影指示情報が受信される前に照明部11の発光を開始する。
これにより、制御部18は、静止画像を撮影する前に撮影装置の周囲の明るさを調整するなどの制御が可能となる。
また、例えば、制御部18は、撮影指示情報が受信された後に照明部11の発光を開始する。
これにより、撮影指示情報が受信される前から照明部11が発光している場合よりも、照明部11の発光に起因する消費電力を低減することができる。
また、例えば、制御部18は、他の撮影装置が備える照明部11を発光させる指令を、無線通信部16cに他の撮影装置へ送信させる。
これにより、他の撮影装置の照明部11が発光することで、周囲の明るさが不足した状態で静止画像が撮影されることが抑制される。つまり、静止画像の品質が向上される。
また、例えば、撮影装置は、さらに、撮影装置の周囲の明るさを検知する明るさ検知部17を備える。制御部18は、照明部11を発光させているときに検知された明るさが所定の明るさ未満である場合に、他の撮影装置が備える照明部11を発光させる指令を、無線通信部16cに他の撮影装置へ送信させる。
これにより、照明部11が発光している状態でも明るさが足りないような場合に他の撮影装置の照明部11が発光することで、周囲の明るさが不足した状態で静止画像が撮影されることが抑制される。つまり、静止画像の品質が向上される。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る屋外照明装置について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、電源部は、電力系統から得られる交流電力を直流電力に変換して機能部に供給したが、電源部は、このような構成に限定されない。電源部は、機能部に交流電力を供給してもよい。また、電源部は、蓄電池を備え、蓄電池に充電された電力を機能部に供給してもよい。電源部は、太陽光パネルなどの発電部を備え、発電された電力を機能部に供給してもよい。
また、電源部が太陽光パネルなどの発電部を備える場合、機能部が備える制御部は、電源部の発電電力に基づいて周囲の明るさを検知してもよい。この場合、制御部は、電源部から発電電力を示す情報を取得し、発電電力が低いほど周囲が暗いと判断することができる。つまり、制御部は、発電電力に基づいて、撮影時の照明の必要性、及び、照明の明るさを判断することができる。
また、上記実施の形態で説明されたように、機能部は、電源部から着脱可能である。ここで、電源部には、照明機能及び撮影機能を有する機能部以外の機能部が取り付けられてもよい。例えば、出音機能を有する機能部が取り付けられてもよい。
また、上記実施の形態では、撮影装置が、屋外照明装置の一部である機能部として実現される例について説明したが、本発明は、単独の撮影装置として実現されてもよい。
また、上記実施の形態において、制御部、認証部、及び、端末制御部等の構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明は、屋外照明装置の制御方法として実現されてもよいし、当該制御方法をコンピュータ等に実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。本発明は、当該プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10c 機能部(撮影装置)
11、11c 照明部
12、12c カメラ
16b 認証部
16c 無線通信部(送信部、受信部)
17 明るさ検知部
18 制御部
30 携帯端末
100、100a、100b、100c 屋外照明装置

Claims (11)

  1. 携帯端末を認証することにより前記携帯端末との無線通信接続を確立する認証部と、
    動画像及び静止画像を撮影するカメラと、
    前記カメラが撮影している動画像を前記無線通信接続が確立された前記携帯端末の表示部に表示するための動画像情報を送信する送信部と、
    前記動画像情報を受信している前記携帯端末から、静止画像の撮影を指示する撮影指示情報を受信する受信部と、
    受信された前記撮影指示情報に基づいて前記カメラに静止画像を撮影させ、撮影された静止画像の画像情報を、前記送信部に前記携帯端末へ送信させる制御を行う制御部とを備える
    撮影装置。
  2. さらに、前記撮影装置の周囲を照らす照明部を備え、
    前記制御部は、前記照明部を発光させながら、前記撮影指示情報に基づいて前記カメラに前記静止画像を撮影させる
    請求項1に記載の撮影装置。
  3. さらに、前記撮影装置の周囲の明るさを検知する明るさ検知部を備え、
    前記制御部は、検知された明るさが所定の明るさ未満である場合に、前記照明部を発光させる
    請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記受信部は、さらに、前記携帯端末から、前記照明部の明るさを指示する明るさ指示情報を受信し、
    前記制御部は、受信された前記明るさ指示情報に基づいて、前記照明部の明るさを制御する
    請求項2に記載の撮影装置。
  5. 前記制御部は、前記撮影指示情報が受信される前に前記照明部の発光を開始する
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の撮影装置。
  6. 前記制御部は、前記撮影指示情報が受信された後に前記照明部の発光を開始する
    請求項2に記載の撮影装置。
  7. 前記制御部は、他の撮影装置が備える照明部を発光させる指令を、前記送信部に前記他の撮影装置へ送信させる
    請求項2〜6のいずれか1項に記載の撮影装置。
  8. さらに、前記撮影装置の周囲の明るさを検知する明るさ検知部を備え、
    前記制御部は、前記照明部を発光させているときに検知された明るさが所定の明るさ未満である場合に、前記他の撮影装置が備える照明部を発光させる指令を、前記送信部に前記他の撮影装置へ送信させる
    請求項7に記載の撮影装置。
  9. 路面に設置される柱状の屋外照明装置であって、
    照明部と、
    動画像及び静止画像を撮影するカメラと、
    前記照明部を発光させることにより前記屋外照明装置の周囲を照らす照明モードの制御、及び、前記カメラに動画像及び静止画像を撮影させるカメラモードの制御を選択的に実行する制御部とを備える
    屋外照明装置。
  10. さらに、携帯端末を検知する端末検知部を備え、
    前記制御部は、前記照明モードの制御中に前記携帯端末が検知された場合に、前記照明モードの制御に代えて前記カメラモードの制御を開始する
    請求項9に記載の屋外照明装置。
  11. さらに、認証部、送信部、及び、受信部を備え、
    前記制御部は、前記カメラモードの制御において、
    前記認証部に前記携帯端末を認証させることにより前記携帯端末との無線通信接続を確立し、
    前記送信部に、前記カメラが撮影している動画像を前記無線通信接続が確立された前記携帯端末の表示部に表示するための動画像情報を送信させ、
    前記受信部が、前記動画像情報を受信している前記携帯端末から静止画像の撮影を指示する撮影指示情報を受信した場合、受信された前記撮影指示情報に基づいて前記カメラに静止画像を撮影させ、撮影された静止画像の画像情報を、前記送信部に前記携帯端末へ送信させる
    請求項10に記載の屋外照明装置。
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