JP3896935B2 - 簡易取付型監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は、撮像手段にて撮像された映像に基づいて監視を行うように構成された監視装置において、取り付けが簡単に行える簡易取付型監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の撮像手段としては、種々のものが提案されているが、近年、室内の監視カメラとして、カメラ光軸を中心として360°の視野範囲の全方位を撮影することができる全方位撮影装置を設置することにより、一般家庭の室内等の狭い場所においては一台の全方位撮影装置で済ませることができるようになっている。(例えば、特許文献1又は特許文献2参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開平11−174603号公報(第1図)
【特許文献2】
特開2000−131737号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に示されている全方位撮影装置を設置する場合には、全方位カメラの設置作業を行わなければならないだけでなく、全方位カメラのデータをビデオレコーダ等の記録媒体に送るために全方位カメラと記録媒体とを接続コードにて接続するための配線作業や、全方位カメラに対する電源配線作業が必要になり、多大な作業時間を要する手間のかかるものであった。
【0005】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、容易迅速に取り付けが行える簡易取付型監視装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の簡易取付型監視装置は、前述の課題解決のために、監視用の撮像手段とこの撮像手段を作動させるための内部電源とを備え、前記内部電源への電圧供給を行うための電源部へねじ込みにより接続可能な接続部を備えさせ、前記電源部が電球のソケットであり、そのソケットにねじ込んで接続可能となる電球の口金にて前記接続部を構成し、光を発するための光源部を備えさせて照明灯を兼用構成し、前記光源部を前記口金に嵌合する貫通孔を備えた環状の支持部材の外周面に多数の発光ダイオードを備えたもので構成し、前記口金の下部の特定部位に取り付けた位置決め兼用の接点に接触する凹部を前記支持部材の貫通孔の特定箇所に形成して構成している。
上記のように監視用の撮像手段とこれを作動させるための内部電源を備えてなる簡易取付型監視装置に、電源部へねじ込みにより接続可能な接続部を備えさせているから、その接続部を電源部へねじ込むだけで内部電源と電源部との接続を迅速に完了することができ、従来のような電源部に対する配線作業を不要にすることができる。
又、前記電源部が電球のソケットであり、そのソケットにねじ込んで接続可能となる電球の口金にて前記接続部を構成することによって、口金をソケットにねじ込むだけで、簡易取付型監視装置の設置を完了することができるだけでなく、電球の配置スペースを有効利用することで、簡易取付型監視装置の設置スペースを特別に確保することも不要になる。
又、光を発するための光源部を備えさせて照明灯を兼用構成することによって、別に照明灯を設置することを不要にすることができるだけでなく、簡易取付型監視装置であることをカムフラージュすることができる利点がある。
又、前記光源部を、多数の発光ダイオードから構成することによって、白熱電球などの各種の照明器具に比べて小型軽量化を図れる他、消費電力及び耐久性の点において有利になる。
【0007】
前記撮像手段にて撮像した映像を携帯電話などの無線通信が行える端末装置を備えさせることによって、撮像手段からの映像を送るために行う配線作業を不要にすることができる。
【0008】
前記撮像手段が、360°の全方位を撮像することができる全方位カメラから構成することによって、通常のカメラにより構成する場合に比べてカメラの台数を削減することができる。
【0012】
前記撮像手段や内部電源などを収納するためのケーシングに、マイク及びスピーカのうちの少なくとも一方を取り付けている。
上記のように構成することによって、監視する場所周辺の音又は音声をマイクにて拾うことにより聞くことができたり、その音又は音声を記録することができる。又、スピーカにて監視する場所周辺にいる人や動物などに声を掛けたり、音を流すことができる。又、マイクとスピーカの両方を備えさせている場合には、監視する場所周辺にいる人と相互通話が可能になる利点がある。
【0013】
赤外線センサや光電センサなどの人物や動物を検出するための近接センサを設け、この近接センサからの検出信号に基づいて前記撮像手段を作動状態と非作動状態とに切り替えるための制御手段を設けることによって、簡易取付型監視装置に人や動物あるいは物体が近づいてきた時のみ、簡易取付型監視装置を作動させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1に、両開き式の左右一対の門扉1,1それぞれの両端を支持する左右の外壁2,2の一方の上端に、門灯兼用型の簡易取付型監視装置3を示している。ここでは、門灯兼用型の簡易取付型監視装置3を示しているが、図7に示すようにテーブルTの上に据え置き型の簡易取付型監視装置3を置いて、例えば部屋の中にいる子供やペットを監視対象としてもよいし、又、図8に示すように部屋の中に置いている電気スタンドSの上端に簡易取付型監視装置3を設置して部屋の状況を監視するようにしてもよく、簡易取付型監視装置3はどのように設置して使用してもよい。図4及び図5に示す上下角度θは、簡易取付型監視装置3にて監視することができる上下方向の視野角(図では水平から上方に15°で水平から下方に55°の合計約70°に設定しているが、この数値に限定されるものではない)である。
【0016】
前記簡易取付型監視装置3は、図2に示すように、ガラス材やプラスチック材等の透明材料でなる筒状体4の内部の上端に取り付け固定され、かつ、下面に突出する鏡面仕上げされた回転対称体形状を有する凸面鏡5と、この凸面鏡5が捉えた画像を撮像するための撮像素子の一例であるCCDセンサ6と、前記凸面鏡5の軸線延長上をCCDセンサ6方向に延出して筒状体4の内面反射を生じるような光を遮るために設けられた筒状体内面反射防止用の棒状のセンターニードル7とからなると共に水平方向において360°の全方位を撮像する撮像手段を構成する全方位カメラ8を上部に備え、その全方位カメラ8の下端に発光ダイオード9の多数を周方向にほぼ水平方向外方側に光を照射して周囲を照らすための光源部10を備え、その光源部10が取り付けられたケーシング11の下部の内部に、前記CCDセンサ6及び光源部10を作動させるためにそれらに電圧供給を行うためのスイッチング制御素子(図示せず)を備えた内部電源を構成するスイッチング電源部12を備え、前記ケーシング11の下端に前記外壁2内に埋め込まれると共に商用交流電源に接続された電源部を構成する電球のソケット13にねじ込んで接続可能となり、かつ、前記スイッチング電源部12に接続されて接続部を構成する電球の口金14を備えている。従って、口金14を外壁12のソケット13にねじ込むことによりスイッチング電源部12へ電圧供給が行える状態になっている。図2に示す15は、赤外線センサ又は超音波センサなどからなる近接センサである。又、16は、集音マイクであり、17は、スピーカである。尚、前記撮像手段として全方位カメラ8を用いることにより、少ない台数のカメラで広範囲を撮像することができる利点があるが、一般的なCCDカメラや魚眼レンズを備えたカメラあるいはピンホール(小孔)から入ってきた画像を撮像する簡素な構成のカメラ等で構成してもよい。ここでは、前記口金14をソケット13にねじ込むタイプを示しているが、差し込むことにより電源部にスイッチング電源部12を接続できるものであってもよい。特に、前記口金14をソケット13にねじ込むタイプの場合には、撮像手段として全方位カメラ8を用いることによって、ねじ込み完了位置における簡易取付型監視装置3がどの方向を向いていても360°の全方位を撮像することができるため、簡易取付型監視装置3の向きを合わせることが不要になり、取付作業面において更に有利になる利点がある。つまり、180°などの360°未満の範囲しか撮像することができない撮像手段を用いる場合に、所望の範囲を撮像するように簡易取付型監視装置3の向きを所定の向きに合わせる必要があり、口金14とソケット13の両方に口金14をねじ込み開始する位置を合わせるためのマークなどを付しておかなければならないだけでなく、ねじ込み開始時にマーク同士を位置合わせしてからねじ込まなければならず、操作性が低下することになる。尚、前記ねじ込むタイプだけでなく、差し込みタイプにおいても前記同様に360°未満の範囲しか撮像することができない撮像手段を用いる場合には、簡易取付型監視装置3の向きを所定の向きに合わせることが必要になる。
【0017】
前記簡易取付型監視装置3の動作を、図3のブロック図に基づいて説明する。前記ケーシング11内には、前記全方位カメラ8を作動させたり、作動を停止させるための作動信号及び作動停止信号などの制御信号を出力するための前記全方位カメラ制御部18と、この全方位カメラ制御部18へ制御信号を入力するための機器コントロール部19とを備えている。従って、前記近接センサ15から人や動物を検出したときの検出信号が機器コントロール部19に入力されることにより、全方位カメラ制御部18にて全方位カメラ8を作動させることができるように構成している。そして、前記全方位カメラ8からの撮像情報や集音マイク16からの音声情報に基づいてスピーカ17から音声や音を出すことができるようにしている。例えば、監視対象が部屋の中にいる子供やペットである場合には、家に残してきた子供やペットの状況を全方位カメラ8を通して把握することができ、状況に応じて子供やペットに音声にて注意を与えたり、安心させたりすることができる。図4に示すように、視野角θ内にいる撮像対象である犬Hを撮像し、その画像を携帯電話Kの表示画面Gに取り込むことができるようになっている。
【0018】
又、図3に示す明暗センサ20を、簡易取付型監視装置3に内蔵させておいてもよい。この場合には、監視場所が設定された照度よりも低下すると、前記光源部10を構成する発光ダイオード9を点灯させることができる。
【0019】
又、図3に示すPHS等の無線通信が行える通信手段である携帯電話端末21を、簡易取付型監視装置3に内蔵させておいてもよい。この場合には、図5に示すように、PHS等の携帯電話Kから適宜簡易取付型監視装置3に電話を掛けることによって、全方位カメラ8にて撮像された画像(図ではねこNと植物F)を携帯電話Kに備えている表示画面Gに映し出して確認することができる。又、携帯電話に備えているスピーカにて前記集音マイク16からの音声などを聞くことができるだけでなく、携帯電話に備えているマイクを通して簡易取付型監視装置3に備えている前記スピーカ17に音声などを流して、双方向で通話することが可能になる。前記携帯電話Kでは、図5に示すように、簡易取付型監視装置3の全方位カメラ8で捉えた画像をそのままの状態でしか表示画面Gに映し出すことができない(つまり、カメラ設置位置を中心に円形状に配置された画像しか得られない)が、図6に示すように、携帯性を重視した個人用の情報端末Pの一例であるPDA(Personal Digital(Data) Assistants)などでは、前記全方位カメラ8の画像を展開できるプログラムを内蔵できるため、前記円形状の画像を水平展開することが可能になり(図では、個人用の情報端末Pの表示画面EにねこNと植物Fとが水平方向に並んだ状態になっている)、よりリアルな画像情報を得ることができる利点がある。
【0020】
又、図3に示すデータ通信装置22、例えばブルートゥース、IEEE1394、IEEE802.11a、IEEE802.11g等の規格の無線LANを簡易取付型監視装置3に内蔵させておいてもよい。この場合には、全方位カメラ8にて取り込まれた画像データや集音マイク16からの音声を、前記無線LANを内蔵し、かつ、その無線LANにて通信可能範囲に設置されたパソコン、VTR、DVDなどの記録媒体(電気機器)に無線にて送信することができるだけでなく、その画像データや音声データを記録して保存しておくことができる。尚、前記画像データや音声データの記録は、前記近接センサ15からの検出信号が出力されたときにのみ行われるように制御することもできる。前記データ通信装置22を備えさせておくことによって、例えば前記近接センサ15からの検出信号により全方位カメラ8を作動させると同時に、全方位カメラ8にて捉えた画像データをデータ通信装置22(無線LAN)を介してパソコンなどの記録媒体に記録される。このとき、携帯電話端末21を介して監視者が持つ携帯電話に画像データ等を配信することにより監視状況を把握することができる。そして、監視状況に基づいて監視現場に出向いたり、前述のようにマイク16とスピーカ17により相互に通話を行うことができる。
【0021】
前記簡易取付型監視装置3は、通常は照明装置として用い、監視装置として使用したい場合に、遠隔用のスイッチをON操作する又は携帯電話を用いて電話を掛けて作動用の暗証番号を入力することにより、簡易取付型監視装置3を機器コントロール部19に記憶されているプログラムに基づいて作動を開始できるようにしてもよい。尚、前記簡易取付型監視装置3の作動を停止したい場合には、遠隔用のスイッチをOFF操作する又は携帯電話を用いて電話を掛けて作動停止用の暗証番号を入力することになる。
【0022】
図2では、簡易取付型監視装置3をねじ込み式のものから構成したが、図9に示すように電源部であるコンセント23に差し込み可能なプラグ24から前記接続部を構成してもよい。前記プラグ24と図示していないスイッチング電源部12とをコード25にて接続しているが、コード25を省略して実施することもできる。他の説明しなかった構成は、図2のものと同一であるため、同一の符号を付すと共に説明を省略する。
【0023】
前記簡易取付型監視装置3を、図10に示すように道路を照らすために設置する多数の街灯26に利用してもよい。つまり、街灯26は、下端が土中に埋設される棒状の支持体27と、この支持体27の上端に固定される前記簡易取付型監視装置3とから構成している。
図10で示した簡易取付型監視装置3は、図2で示したものであるが、図11及び図12に示すように構成してもよい。つまり、前記全方位カメラ8と、これの上下端にそれぞれ備えさせた光源部10(一端のみ備えさせてもよい)と、前記支持体27の上部に備えさせたソケット(図示せず)にねじ込みにより接続される口金14とから構成している。又、前記支持体27の表面に太陽電池パネル28を多数設けて、それら太陽電池パネル28にて得られた電圧を口金14を介して全方位カメラ8及び上下の光源部10,10に供給するように構成することによって、商用交流電源からの電源部を各街灯26まで配設することを省略することができる。図12に示す29は、銅を溶融して筒状体4の内側表面に縦向きの線状に蒸着して構成した電線部29であり、口金14から取り込まれた電圧を上端に位置する光源部10に供給するために全方位カメラ8間の受け渡し用に形成したものである。
【0024】
前記簡易取付型監視装置3を、図13〜図16に示すように構成して実施することもできる。
図13(a),(b)には、天井に埋設固定されたソケット13にねじ込んで接続可能な口金14を上端に備え、その口金14の下端に前記全方位カメラ8を配置し、その全方位カメラ8の下端のケーシング11内にスイッチング電源部12を備えさせている。そして、前記ケーシング11の下端面に集音マイク16及びスピーカ17を備えている。
【0025】
図14では、前記ケーシング11の下端面の外周縁に多数の発光ダイオード9からなる光源部10及び2個の集音マイク16,16と、ケーシング11の下部側面に取り付けたスピーカ17とを備えた照明灯兼用の簡易取付型監視装置3に構成されている。
【0026】
図15では、光源部10を全方位カメラ8に対して着脱可能に設けた場合を示している。つまり、口金14に嵌合する貫通孔30Aを備えた円形で環状(リング状)の支持部材30の外周面(側面)に多数の発光ダイオード9を備えさせて光源部10を構成し、口金14の下部の特定部位に取り付けた位置決め兼用の接点31に接触する凹部30Bを前記支持部材30の貫通孔30Aの特定箇所に形成している。従って、支持部材30を口金14の上方から嵌合させることにより光源部10に口金14に供給された電圧を接点31及び凹部30Bに配設した図示していない接点を介して取り込めるようにしている。このように光源部10を全方位カメラ8に対して着脱可能に設けることによって、光源部10の球切れなどのときに、光源部10のみ取り外して容易迅速に球の交換を行うことができる利点がある。尚、スイッチなどを設けて発光ダイオード9の点灯をON−OFF操作可能に構成してもよい。
【0027】
図16では、発光ダイオード9が収納された透明なケース32の多数を、上部のケーシング33に対して着脱自在に取り付けている。この場合には、ケース32を取り付けることにより、口金14に供給された電圧を受けて点灯可能になっているが、スイッチなどを設けて発光ダイオード9の点灯をON−OFF操作可能に構成してもよい。
【0028】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、電源部にねじ込みにより接続可能な接続部を備えさせているから、その接続部を電源部へねじ込むだけで内部電源と電源部との接続を迅速に完了することができ、従来のような電源部に対する配線作業を不要にして容易迅速に取り付けが行える簡易取付型監視装置を提供することができる。
又、電源部が電球のソケットであり、そのソケットにねじ込んで接続可能となる電球の口金にて前記接続部を構成することによって、口金をソケットにねじ込むだけで、簡易取付型監視装置の設置を完了することができるだけでなく、電球の配置スペースを有効利用することで、簡易取付型監視装置の設置スペースを特別に確保することも不要になることから、設置スペースを含めた設置面において有利になる。
又、光を発するための光源部を備えさせて照明灯を兼用構成することによって、別に照明灯を設置することを不要にすることができるだけでなく、簡易取付型監視装置であることをカムフラージュすることができ、取付作業面において有利にしながらも、損傷させられることのない又は少ない簡易取付型監視装置を構成することができる。
又、光源部を、多数の発光ダイオードから構成することによって、白熱電球などの各種の照明器具に比べて小型軽量化を図れる他、消費電力及び耐久性の点において有利になり、特に監視装置において有利なものにすることができる。
【0029】
請求項2の発明によれば、撮像手段にて撮像した映像を携帯電話などの無線通信が行える通信手段を構成する端末装置を備えさせることによって、撮像手段からの映像を送るために行う配線作業を不要にすることができ、簡易取付型監視装置の取付作業を一層迅速に行うことができる。
【0030】
請求項3の発明によれば、撮像手段を、360°の全方位を撮像することができる全方位カメラから構成することによって、通常のカメラにより構成する場合に比べてカメラの台数を削減することができ、コスト面及び設置作業面のいずれにおいても有利になる。
【0034】
請求項7の発明によれば、撮像手段や内部電源などを収納するためのケーシングに、マイク及びスピーカのうちの少なくとも一方を取り付けることによって、監視する場所周辺の音又は音声をマイクにて拾うことにより聞くことができたり、その音又は音声を記録することができ、トラブル発生時の証拠等にすることができる。又、スピーカにて監視する場所周辺にいる人や動物などに声を掛けたり、音を流すことによって、その場にいなくても注意を促したり、安心させることができる利点がある。又、マイクとスピーカの両方を備えさせている場合には、監視する場所周辺にいる人と相互通話が可能になり、トラブル発生を未然に防止できる等の利点がある。
【0035】
請求項8の発明によれば、赤外線センサや光電センサなどの人物や動物を検出するための近接センサを設け、この近接センサからの検出信号に基づいて撮像手段を作動状態と非作動状態とに切り替えるための制御手段を設けることによって、簡易取付型監視装置に人や動物あるいは物体が近づいてきた時のみ、簡易取付型監視装置を作動させることができるから、余分な時間に要する電力量の削減を図ることができるだけでなく、不要な監視をしなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】門扉の左右両側の外壁の上端に取り付けた簡易取付型監視装置の正面図である。
【図2】簡易取付型監視装置の具体的構成を示す正面図である。
【図3】簡易取付型監視装置の作動制御を示すブロック図である。
【図4】犬を撮像した画像データを携帯電話に送信している状態を示す説明図である。
【図5】猫と植物とを撮像した画像データを携帯電話の表示画面に映し出した一例を示す説明図である。
【図6】猫と植物とを撮像した画像データをPDAの表示画面に映し出した一例を示す説明図である。
【図7】テーブル上に簡易取付型監視装置を設置した状態を示す正面図である。
【図8】電気スタンドの上端に簡易取付型監視装置を取り付けた状態を示す正面図である。
【図9】プラグを備えた簡易取付型監視装置の斜視図である。
【図10】図2で示した簡易取付型監視装置を取り付けて構成した街灯の正面図である。
【図11】別の形態の簡易取付型監視装置を取り付けて構成した街灯の正面図である。
【図12】図11で示した簡易取付型監視装置の拡大図である。
【図13】天井に固定されたソケットにねじ込んで取り付け可能な別の簡易取付型監視装置を示し、(a)はそれの正面図、(b)はそれの底面図である。
【図14】天井に固定されたソケットにねじ込んで取り付け可能な別の簡易取付型監視装置を示し、(a)はそれの正面図、(b)はそれの底面図である。
【図15】光源部を全方位カメラに対して着脱自在とした構成を示す分解斜視図である。
【図16】光源部を全方位カメラに対して着脱自在とした別の構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 門扉 2 外壁
3 簡易取付型監視装置
4 筒状体 5 凸面鏡
6 センサ 7 センターニードル
8 全方位カメラ 9 発光ダイオード
10 光源部 11 ケーシング
12 スイッチング電源部
13 ソケット 14 口金
15 近接センサ 16 集音マイク
17 スピーカ 18 全方位カメラ制御部
19 機器コントロール部
20 明暗センサ 21 携帯電話端末
22 データ通信装置
23 コンセント 24 プラグ
25 コード 26 街灯
27 支持体 27 支持体
28 太陽電池パネル
29 電線部 30B 凹部
30A 貫通孔 30 支持部材
31 接点 32 ケース
33 ケーシング
G 表示画面 H 犬
K 携帯電話 S 電気スタンド
T テーブル θ 視野角

Claims (5)

  1. 監視用の撮像手段とこの撮像手段を作動させるための内部電源とを備え、前記内部電源への電圧供給を行うための電源部へねじ込みにより接続可能な接続部を備えさせ、前記電源部が電球のソケットであり、そのソケットにねじ込んで接続可能となる電球の口金にて前記接続部を構成し、光を発するための光源部を備えさせて照明灯を兼用構成し、前記光源部を前記口金に嵌合する貫通孔を備えた環状の支持部材の外周面に多数の発光ダイオードを備えたもので構成し、前記口金の下部の特定部位に取り付けた位置決め兼用の接点に接触する凹部を前記支持部材の貫通孔の特定箇所に形成してなる簡易取付型監視装置。
  2. 前記撮像手段にて撮像した映像を携帯電話などの無線通信が行える端末装置を備えさせた請求項1記載の簡易取付型監視装置。
  3. 前記撮像手段が、360°の全方位を撮像することができる全方位カメラからなる請求項1又は2記載の簡易取付型監視装置。
  4. 前記撮像手段や内部電源などを収納するためのケーシングに、マイク及びスピーカのうちの少なくとも一方を取り付けてなる請求項1記載の簡易取付型監視装置。
  5. 赤外線センサや光電センサなどの人物や動物を検出するための近接センサを設け、この近接センサからの検出信号に基づいて前記撮像手段を作動状態と非作動状態とに切り替えるための制御手段を設けてなる請求項1記載の簡易取付型監視装置。
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