JP2002290470A - 通信装置、その送受信制御方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

通信装置、その送受信制御方法、プログラム及び記憶媒体

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JP2002290470A JP2001091863A JP2001091863A JP2002290470A JP 2002290470 A JP2002290470 A JP 2002290470A JP 2001091863 A JP2001091863 A JP 2001091863A JP 2001091863 A JP2001091863 A JP 2001091863A JP 2002290470 A JP2002290470 A JP 2002290470A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の画像データをメール形式に変換して送
信するまでに要する処理時間を極力短縮できる通信装置
を提供する。 【解決手段】 原稿の画像データをメール形式用ファイ
ルTIFF−Fを作成するのに適した圧縮モードMHに
より圧縮してMHデータとして画像蓄積装置に蓄積させ
(S3)、そのままMH系TIFF−F作成手段により
メール形式用ファイルTIFF−Fを作成する(S4)
ことにより、MMR圧縮を経て蓄積させ、ビットマップ
データに復号展開する、というような画像処理を経るこ
とがないので、原稿の画像データを電子メールとして送
信出力するまでに要する処理時間を短縮させることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークファ
クシミリ装置等の通信装置、その送受信制御方法、プロ
グラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置もインタネット
との融合化が進み、電話回線やISDNなどの一般公衆
回線を使用してファックス通信を行う伝統的なファック
ス機能に加えて、例えば、LAN(Local Area Networ
k)インタフェース機能を備えることで電子メールによ
りファックス情報の送受信を可能としたコンピュータネ
ットワーク対応型のファクシミリ装置も実用されるに至
っている。特に、蓄積交換型(ストア&フォワード型)
のネットワークファクシミリ装置にあっては、伝統的な
手法「インタネットに接続されたコンピュータ上でメー
ル送受信用ソフト(メーラ)を利用する」よりも操作が
容易であり、ファクシミリ送受信を行う場合と同じ感覚
でメールの送受信が可能なものである。即ち、送信あて
先としてファックス番号の代わりにメールアドレスを入
力することで、スキャナから読み込まれた送信原稿が画
像ファイルとしてメールに添付されて送信される。この
ような蓄積交換型のネットワークファクシミリ装置に関
しては、ITU(International Telecommunication Un
ion:国際電気通信連合)−T勧告T.37(シンプル
モード&フルモード)にそのファクシミリ伝送制御手順
等が規定されている。
【0003】ここに、このようなネットワーク型ファク
シミリ装置では、送信時に、ITU−T T.37に準
拠したデータ(TIFF−F プロファイルS)を作成
する必要がある。即ち、スキャナで読取った送信原稿の
画像データ(ファックスデータ)をメール形式用ファイ
ル(TIFF−F(MH))に変換してメール送信する
必要がある。TIFFは画像ファイルフォーマットを意
味する。TIFF−FプロファイルSとは、この種のネ
ットワークファクシミリで最低限サポートされていなけ
ればならないファイルフォーマットであり、具体的に
は、最小限白黒モード、MH圧縮データである。また、
TIFF−F用のMHとは、従来の公衆回線のみ利用す
るファクシミリ装置で扱うMHと異なる点は、ライン単
位でバイト境界で格納すること(シーケンシャルに送信
するため)、及び、RTC(Return To Control:終了
コード)が存在しない点である。
【0004】一方、ファクシミリ装置にあっては、ネッ
トワーク型に限らず、送信側で登録しておいた自端末識
別子情報としてTTI(Transmitter Terminal Identif
ication)を付加することが多い。このTTIには、発
信日時(送信時刻)、発信元(ファックス番号、発信元
名称など)が含まれ、アルファベット、数字などにより
記録紙先頭部分などに自動的に印字される。
【0005】このようなことから、従来のネットワーク
型ファクシミリ装置にあっては、原稿画像を読取ってか
ら送信するまでの処理手順として、図12に示すよう
に、スキャナで読取った送信原稿の画像データを符号化
部の処理により一旦圧縮モードMMR(Modified Modif
ied Read方式)により圧縮してMMRデータとして画像
蓄積装置に蓄積させた後、復号化部の処理よりビットマ
ップデータに変換して生データとして、この状態で、T
TI情報等の必要な付加情報を埋め込む処理を施し、こ
の後、符号化部により圧縮モードMH(Modified Huffm
an方式)にて圧縮してMHデータに変換する。このMH
データへの変換に際して、TIFF−Fファイル作成時
の参照用にライン数、バイト数等のTIFF変換用に必
要な情報をページ単位でTIFF−Fヘッダ部分に格納
し、TIFF−Fファイルを作成する。この後、メール
サーバに接続し、作成されたTIFF−Fファイルをba
se64エンコードし、メールデータとして送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】スキャナで読取った画
像データをMMRデータとして画像蓄積装置に蓄積させ
る1つの要因は圧縮率が高いからである。また、一旦圧
縮した画像データをビットマップデータに変換するの
は、TTI情報を埋め込むためであり、そのために生デ
ータに戻している。ちなみに、TTIデータとしては、
通常、送信時刻情報を埋め込むため、時刻指定送信、リ
ダイヤル送信等のケースを考慮すると、画像蓄積装置へ
の蓄積時にTTIデータを埋め込むことができないた
め、一旦、画像蓄積装置に蓄積した後、実際の送信時に
埋め込むようにしている。
【0007】このように、従来にあっては、MMRデー
タへの圧縮符号化処理−ビットマップデータへの復号化
処理−TIFF−F用のMHデータへの圧縮符号化処理
を必要としているため、実際に送信処理が実行されるま
でに要する時間が長くかかっている。特に、TTIはユ
ーザの選択設定によるものであり、その付加を必要とし
ないケースもあり、このようなケースでは無駄な処理時
間を要していることになる。
【0008】そこで、本発明は、原稿の画像データをメ
ール形式に変換して送信するまでに要する処理時間を極
力短縮させることができる通信装置、その送受信制御方
法、プログラム及び記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0009】また、本発明は、従来のTTI等の付加画
像情報の印字設定時との並存を図れる通信装置、その送
受信制御方法、プログラム及び記憶媒体を提供すること
を目的とする。
【0010】さらには、TTI処理の送信時刻に代えて
受信側で把握できる受信時刻を利用することで、原稿の
画像データを一旦圧縮蓄積した後に復号してTTI情報
を埋め込む処理を送信側で行う必要がなく、受信側でT
TI情報の埋め込み処理を行わせることで、送信側での
データ処理時間を一律に短縮させることができる通信装
置、その送受信制御方法、プログラム及び記憶媒体を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電子メールによりファックス情報の送受信が可能な蓄積
交換型の通信装置であって、原稿の画像データを圧縮モ
ードMHにより圧縮してMHデータとして画像蓄積装置
に蓄積させるMH蓄積手段と、前記画像蓄積装置に蓄積
されたMHデータに基づきメール形式用ファイルTIF
F−Fを作成するMH系TIFF−F作成手段と、を備
える。
【0012】従って、原稿の画像データをメール形式用
ファイルTIFF−Fを作成するのに適した圧縮モード
MHにより圧縮してMHデータとして画像蓄積装置に蓄
積させ、そのままMH系TIFF−F作成手段によりメ
ール形式用ファイルTIFF−Fを作成するようにして
いるので、MMR圧縮を経て蓄積させ、ビットマップデ
ータに復号展開する、というような画像処理を経ること
がないので、原稿の画像データを電子メールとして送信
出力するまでに要する処理時間を短縮させることができ
る。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の通
信装置において、前記原稿の画像データを圧縮モードM
MRにより圧縮してMMRデータとして前記画像蓄積装
置に蓄積させるMMR蓄積手段と、前記画像蓄積装置に
蓄積されたMMRデータをビットマップデータに変換し
て画像変換処理を伴う付加画像情報を埋め込む付加情報
付加処理手段と、前記付加画像情報が埋め込まれたビッ
トマップデータを圧縮モードMHによるMHデータに変
換してメール形式用ファイルTIFF−Fを作成するM
MR系TIFF−F作成手段と、前記付加画像情報の印
字設定時には前記MMR蓄積手段側を選択し前記付加画
像情報の印字非設定時には前記MH蓄積手段側を選択す
る蓄積方式切換え手段と、を備える。
【0014】従って、基本的には請求項1記載の発明の
場合と同様であるが、従来通り、TTIのように付加画
像情報の印字設定を伴う場合には、MMR圧縮を経て蓄
積させ、ビットマップデータに復号展開する、という手
順を踏んで付加画像情報を付加する処理を行うので、従
来のTTI等の付加画像情報の印字設定時との並存を図
ることができ、付加画像情報の印字非設定時には送信処
理の高速化を図れる。
【0015】この場合の付加画像情報としては、送信時
刻、送信元情報等のTTIであるが(請求項3)、TT
Iに限らず、宛名差込みであってもよく(請求項4)、
或いは、メモリ転送マークであってもよく(請求項
5)、これら以外であってもよい。要は、原稿画像情報
とは別個に画像変換処理を伴って新たに付加される情報
であればよい。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1記載の通
信装置において、電子メールによるファックス情報受信
に伴いその受信時刻をTTIとして受信画像中に埋め込
む受信側TTI処理手段を備える。
【0017】従って、電子メールによるファックス情報
受信には受信時刻情報が含まれているので、送信側で送
信時刻を含むTTIを付加しなくても、受信側で受信時
刻情報を取得してTTIとして受信画像中に埋め込むこ
とでTTI印字が可能となり、TTI付加が必要な場合
であっても送信側の処理速度を一律に速くすることがで
きる。
【0018】この場合の受信時刻の取得は、受信した電
子メールのメールヘッダの“Date:”情報から受信日時
とともに取得してもよい(請求項7)。さらには、“Fr
om:”情報から送信元情報を取得してもよく(請求項
8)、或いは、“Subject:”情報から主題情報を取得し
てもよい(請求項9)。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項6ないし
9の何れか一記載の通信装置において、電子メールのメ
ールヘッダ情報中にTTIとして印字するか否かの情報
を含み、前記受信側TTI処理手段はTTIとして印字
する情報を含む場合に機能する。
【0020】従って、電子メールのメールヘッダ情報中
でTTI印字を行うか否かの制御が可能となるので、送
信側ではTTI印字を要する場合でもその旨の情報をメ
ールヘッダ情報中に付加して送信すればよく、送信処理
速度を向上させて必要なTTI印字処理を確実に実行さ
せることができる。
【0021】請求項11記載の発明は、電子メールによ
りファックス情報の送受信が可能な蓄積交換型の通信装
置の送受信制御方法であって、原稿の画像データを圧縮
モードMHにより圧縮してMHデータとして画像蓄積装
置に蓄積させるMH蓄積ステップと、前記画像蓄積装置
に蓄積されたMHデータに基づきメール形式用ファイル
TIFF−Fを作成するMH系TIFF−F作成ステッ
プと、を備える。
【0022】従って、原稿の画像データをメール形式用
ファイルTIFF−Fを作成するのに適した圧縮モード
MHにより圧縮してMHデータとして画像蓄積装置に蓄
積させ、そのままMH系TIFF−F作成手段によりメ
ール形式用ファイルTIFF−Fを作成するようにして
いるので、MMR圧縮を経て蓄積させ、ビットマップデ
ータに復号展開する、というような画像処理を経ること
がないので、原稿の画像データを電子メールとして送信
出力するまでに要する処理時間を短縮させることができ
る。
【0023】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の通信装置の送受信制御方法において、前記原稿の画像
データを圧縮モードMMRにより圧縮してMMRデータ
として前記画像蓄積装置に蓄積させるMMR蓄積ステッ
プと、前記画像蓄積装置に蓄積されたMMRデータをビ
ットマップデータに変換して画像変換処理を伴う付加画
像情報を埋め込む付加情報付加処理ステップと、前記付
加画像情報が埋め込まれたビットマップデータを圧縮モ
ードMHによるMHデータに変換してメール形式用ファ
イルTIFF−Fを作成するMMR系TIFF−F作成
ステップと、前記付加画像情報の印字設定時には前記M
MR蓄積ステップ側を選択し前記付加画像情報の印字非
設定時には前記MH蓄積ステップ側を選択する蓄積方式
切換えステップと、を備える。
【0024】従って、基本的には請求項11記載の発明
の場合と同様であるが、従来通り、TTIのように付加
画像情報の印字設定を伴う場合には、MMR圧縮を経て
蓄積させ、ビットマップデータに復号展開する、という
手順を踏んで付加画像情報を付加する処理を行うので、
従来のTTI等の付加画像情報の印字設定時との並存を
図ることができ、付加画像情報の印字非設定時には送信
処理の高速化を図れる。
【0025】この場合の付加画像情報としては、送信時
刻、送信元情報等のTTIであるが(請求項13)、T
TIに限らず、宛名差込みであってもよく(請求項1
4)、或いは、メモリ転送マークであってもよく(請求
項15)、これら以外であってもよい。要は、原稿画像
情報とは別個に画像変換処理を伴って新たに付加される
情報であればよい。
【0026】請求項16記載の発明は、請求項11記載
の通信装置の送受信制御方法において、電子メールによ
るファックス情報受信に伴いその受信時刻をTTIとし
て受信画像中に埋め込む受信側TTI処理ステップを備
える。
【0027】従って、電子メールによるファックス情報
受信には受信時刻情報が含まれているので、送信側で送
信時刻を含むTTIを付加しなくても、受信側で受信時
刻情報を取得してTTIとして受信画像中に埋め込むこ
とでTTI印字が可能となり、TTI付加が必要な場合
であっても送信側の処理速度を一律に速くすることがで
きる。
【0028】この場合の受信時刻の取得は、受信した電
子メールのメールヘッダの“Date:”情報から受信日時
とともに取得してもよい(請求項17)。さらには、
“From:”情報から送信元情報を取得してもよく(請求
項18)、或いは、“Subject:”情報から主題情報を取
得してもよい(請求項19)。
【0029】請求項20記載の発明は、請求項16ない
し19の何れか一記載の通信装置の送受信制御方法にお
いて、電子メールのメールヘッダ情報中にTTIとして
印字するか否かの情報を含み、前記受信側TTI処理ス
テップはTTIとして印字する情報を含む場合に機能す
る。
【0030】従って、電子メールのメールヘッダ情報中
でTTI印字を行うか否かの制御が可能となるので、送
信側ではTTI印字を要する場合でもその旨の情報をメ
ールヘッダ情報中に付加して送信すればよく、送信処理
速度を向上させて必要なTTI印字処理を確実に実行さ
せることができる。
【0031】請求項21記載の発明のプログラムは、電
子メールによりファックス情報の送受信が可能な蓄積交
換型の通信装置が備えるコンピュータにインストールさ
れ、前記コンピュータに、原稿の画像データを圧縮モー
ドMHにより圧縮してMHデータとして画像蓄積装置に
蓄積させるMH蓄積機能と、前記画像蓄積装置に蓄積さ
れたMHデータに基づきメール形式用ファイルTIFF
−Fを作成するMH系TIFF−F作成機能と、実行さ
せる。
【0032】従って、原稿の画像データをメール形式用
ファイルTIFF−Fを作成するのに適した圧縮モード
MHにより圧縮してMHデータとして画像蓄積装置に蓄
積させ、そのままMH系TIFF−F作成手段によりメ
ール形式用ファイルTIFF−Fを作成するようにして
いるので、MMR圧縮を経て蓄積させ、ビットマップデ
ータに復号展開する、というような画像処理を経ること
がないので、原稿の画像データを電子メールとして送信
出力するまでに要する処理時間を短縮させることができ
る。
【0033】請求項22記載の発明は、請求項21記載
のプログラムにおいて、前記原稿の画像データを圧縮モ
ードMMRにより圧縮してMMRデータとして前記画像
蓄積装置に蓄積させるMMR蓄積機能と、前記画像蓄積
装置に蓄積されたMMRデータをビットマップデータに
変換して画像変換処理を伴う付加画像情報を埋め込む付
加情報付加処理機能と、前記付加画像情報が埋め込まれ
たビットマップデータを圧縮モードMHによるMHデー
タに変換してメール形式用ファイルTIFF−Fを作成
するMMR系TIFF−F作成機能と、前記付加画像情
報の印字設定時には前記MMR蓄積機能側を選択し前記
付加画像情報の印字非設定時には前記MH蓄積機能側を
選択する蓄積方式切換え機能と、を前記コンピュータに
実行させる。
【0034】従って、基本的には請求項21記載の発明
の場合と同様であるが、従来通り、TTIのように付加
画像情報の印字設定を伴う場合には、MMR圧縮を経て
蓄積させ、ビットマップデータに復号展開する、という
手順を踏んで付加画像情報を付加する処理を行うので、
従来のTTI等の付加画像情報の印字設定時との並存を
図ることができ、付加画像情報の印字非設定時には送信
処理の高速化を図れる。
【0035】この場合の付加画像情報としては、送信時
刻、送信元情報等のTTIであるが(請求項23)、T
TIに限らず、宛名差込みであってもよく(請求項2
4)、或いは、メモリ転送マークであってもよく(請求
項25)、これら以外であってもよい。要は、原稿画像
情報とは別個に画像変換処理を伴って新たに付加される
情報であればよい。
【0036】請求項26記載の発明は、請求項21記載
のプログラムにおいて、電子メールによるファックス情
報受信に伴いその受信時刻をTTIとして受信画像中に
埋め込む受信側TTI処理機能を前記コンピュータに実
行させる。
【0037】従って、電子メールによるファックス情報
受信には受信時刻情報が含まれているので、送信側で送
信時刻を含むTTIを付加しなくても、受信側で受信時
刻情報を取得してTTIとして受信画像中に埋め込むこ
とでTTI印字が可能となり、TTI付加が必要な場合
であっても送信側の処理速度を一律に速くすることがで
きる。
【0038】この場合の受信時刻の取得は、受信した電
子メールのメールヘッダの“Date:”情報から受信日時
とともに取得してもよい(請求項27)。さらには、
“From:”情報から送信元情報を取得してもよく(請求
項28)、或いは、“Subject:”情報から主題情報を取
得してもよい(請求項29)。
【0039】請求項30記載の発明は、請求項26ない
し29の何れか一記載のプログラムにおいて、電子メー
ルのメールヘッダ情報中にTTIとして印字するか否か
の情報を含み、前記受信側TTI処理機能はTTIとし
て印字する情報を含む場合に前記コンピュータに実行さ
せる。
【0040】従って、電子メールのメールヘッダ情報中
でTTI印字を行うか否かの制御が可能となるので、送
信側ではTTI印字を要する場合でもその旨の情報をメ
ールヘッダ情報中に付加して送信すればよく、送信処理
速度を向上させて必要なTTI印字処理を確実に実行さ
せることができる。
【0041】請求項31記載の発明のコンピュータ読取
り可能な記憶媒体は、請求項21ないし30の何れか一
記載のプログラムが格納されている。
【0042】従って、請求項21ないし30記載の発明
の場合と同様な作用・効果が得られる。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。図1は本実施の形態の
通信装置であるネットワーク型ファクシミリ装置を含む
ネットワーク構成例を示すブロック図である。図示例で
は、例えば、複数台のワークステーション装置WSA
1,…,WSAn、メールサーバ装置、ネットワークフ
ァックス装置AをLANに接続してなるLANシステム
Aと、複数台のワークステーション装置WSB1,…,
WSBn、メールサーバ装置、ネットワークファックス
装置BをLANに接続してなるLANシステムBとを有
し、これらのシステム同士が各々ルータ装置A,Bを介
してインターネットに接続されているとともに、ネット
ワークファックス装置A,BはPSTN,ISDNなど
の公衆回線網に接続されている。この公衆回線網には通
常のファックスCも接続されている。なお、図中に示す
ifaxb@xyz.co.jp等はメールアドレスを示している。
【0044】図2はネットワークファックス装置A,B
等の構成例を示すブロック図である。システム制御部1
はCPUを有してマイクロコンピュータを構成し、蓄積
交換型プログラム方式による伝送制御手順に従い当該フ
ァクシミリ装置の全体動作制御を行う。システムメモリ
2はRAMやROMからなり、システム制御部1のCP
Uが用いる動作制御用のプログラムや各種データを記憶
する。即ち、本実施の形態では、システムメモリ2中の
ROMに後述するような各種機能を実現するためのプロ
グラムが格納されており、このROMがプログラムを記
憶した記憶媒体として機能している。このため、本実施
の形態では、ROMが例えばEEPROMやフラッシュ
メモリにより構成され、ROMに記憶されているプログ
ラムが書換え自在とされている。なお、特に図示しない
が、ネットワーク経由でプログラムをダウンロードさせ
る場合であれば、ネットワークインタフェースを付加す
ればよい。
【0045】スキャナ3は送信対象となる原稿画像を光
電変換して電気的に読取り、画情報を生成する。プロッ
タ4はレーザプリンタ等により構成され、受信した画情
報の印刷出力を受け持つ。操作表示部5はワンタッチキ
ーやテンキー等の入力操作部とLCD等の表示部とを備
える。符号化復号化部6は送信する画情報に対してM
H,MMR等の所定の圧縮モードに従い圧縮処理を施し
たり、逆に、元のデータに戻すためのビットマップデー
タ展開等の復号化処理を施す。メモリ構成の画像蓄積装
置7は、送受信対象となる符号化圧縮された状態の画情
報を蓄積する。LAN伝送制御部8はLAN上のLAN
伝送制御部9と接続されることにより、インタネット側
とのインタフェース機能を持ち、ネットワーク型ファク
シミリ装置としての機能が確保されている。
【0046】さらに、モデム10はG3ファックス用モ
デムであり、網制御装置11は当該ファクシミリ装置を
公衆回線網(PSTN)に接続するためのものであり、
自動発着信機能を備えている。
【0047】これらの構成要素は内部バス12に接続さ
れており、これらの各構成要素間でのデータのやり取り
は、主としてこの内部バス12を介して行われる。な
お、網制御装置11とモデム10との間のデータのやり
取りは直接行われる。また、内部バス12には、パラメ
ータメモリ13や時計回路14も接続されている。
【0048】このような構成において、例えば、ネット
ワークファクスAからネットワークファックスBに電子
メールにて原稿画像情報を送信する場合を考える。この
場合の処理制御例を図3に示すフローチャート及び図4
に示すブロック図的フローチャートを参照して説明す
る。
【0049】まず、ネットワークファックスAのスキャ
ナ3に送信原稿をセットし、宛先であるネットワークフ
ァックスBのメールアドレスifaxb@xyz.co.jpを入力し
送信指示を行う(ステップS1)。この際、付加画像情
報の一つであるTTI印字非設定で送信させるものとす
る(S2のN)。このステップS2の処理により、蓄積
方式切換え手段、蓄積方式切換えステップないしは蓄積
方式切換え機能が実現されている。
【0050】ネットワークファックスAでは、スキャナ
3により送信原稿の画像データを読取り、符号化復号化
部6で圧縮モードMHにより圧縮してMHデータとして
画像蓄積装置7に蓄積させる(S3)。このステップS
3の処理により、MH蓄積手段、MH蓄積ステップない
しはMH蓄積機能が実現されている。この際、ページ単
位にMHデータのライン数、バイト数を調査し、TIF
F−Fファイルのヘッダ部分に格納することにより、T
IFF−F(MH)ファイルを作成する(S4)。この
ステップS4の処理により、MH系TIFF−F作成手
段、MH系TIFF−F作成ステップないしはMH系T
IFF−F作成機能が実現されている。
【0051】以降、メールサーバ装置Aと接続し、TI
FF−Fファイルをbase64エンコードし(S5)、メー
ルデータとしてネットワークファックスBに送信する
(S6)。
【0052】図5にTIFF−F(MH)のデータ構造
例を示す。このデータはシーケンシャルに送信されるも
ので、ヘッダ部分に続き、ページ毎のIFD(Image Fi
le Directry)、当該ページの画像データ(MH)をペ
ージ順に並べた構造からなる。各IFD領域中には、T
IFFに変換するために必要なライン数情報(又は、バ
イト数情報)の他、ページ番号、解像度等の情報、並び
に、次のページのIFDへのオフセット(又は、MHデ
ータへのポインタ)情報が格納された構造とされてい
る。
【0053】模式的に示す図6を参照して、MHデータ
作成のより実際的な処理例を説明する。まず、スキャナ
3で読取られた送信原稿の画像データは、スキャナ制御
部15による制御の下に、一旦、イメージデータ読込み
用バッファ(テンポラリバッファ)16に格納する。こ
のイメージデータ読込み用バッファ16に格納されたデ
ータは、ライン単位(又は、ブロック単位)でデータ変
換処理部17(符号化復号化部6)、イメージデータの
ライン数をカウントし、画像蓄積装置7内においてライ
ン数蓄積用領域7aに格納する。この領域7aは、ペー
ジ単位に、イメージデータが処理される度にインクリメ
ントされる。引き続き、データ変換処理部17ではイメ
ージデータをMHデータに変換して画像蓄積装置7に格
納する。この格納に際して、MHデータのバイト数をカ
ウントし、画像蓄積装置7内においてバイト数蓄積用領
域7bに格納する。この領域7bも、ページ単位に、イ
メージデータが処理される度にインクリメントされる。
以上の処理により、MHデータが作成される。
【0054】メール送信時には、TIFF−F作成処理
部では、ライン数、バイト数、MHデータへのポインタ
が格納されている領域を参照することで、TIFF−F
ファイルデータを作成することができる。
【0055】従って、このようなステップS2のN,S
3,S4による処理によれば、スキャナ3により読取ら
れた送信原稿の画像データをメール形式用ファイルTI
FF−Fを作成するのに適した圧縮モードMHにより圧
縮してMHデータとして画像蓄積装置7に蓄積させ、そ
のままMH系TIFF−F作成手段によりメール形式用
ファイルTIFF−Fを作成することで、MMR圧縮を
経て蓄積させ、ビットマップデータに復号展開する、と
いうような画像処理を経ることがないので、スキャナ3
で送信原稿を読み込んでから電子メールとして送信出力
するまでに要する処理時間を短縮させることができる。
【0056】一方、送信処理に際して、オペレータより
TTI印字設定有りで送信指示された場合には(S2の
Y)、スキャナ3で読取られた送信原稿の画像データが
符号化復号化部6において圧縮モードMMRにより圧縮
されてMMRデータとして画像蓄積装置に蓄積させる
(S7)。このステップS7の処理により、MMR蓄積
手段、MMR蓄積ステップないしはMMR蓄積機能が実
現されている。引き続き、実際の送信処理時に、符号化
復号化部6の復号部によりMMRデータをビットマップ
データに変換するとともに(S8)、必要なTTI情報
を付加画像情報として埋め込む(S9)。これらのステ
ップS8,S9の処理により、付加情報付加処理手段、
付加情報付加処理ステップないしは付加情報付加処理機
能が実現されている。さらに、ビットマップデータに展
開されたイメージデータを符号化復号化部6の符号化部
により圧縮モードMHに従いMHデータに変換してTI
FF−F(MH)ファイルを作成する(S10)。この
ステップS10の処理により、MMR系TIFF−F作
成手段、MMR系TIFF−F作成ステップないしはM
MR系TIFF−F作成機能が実現されている。即ち、
ステップS7〜S10の処理は従来通りの処理である。
後は、前述の場合と同様に、メールサーバ装置Aと接続
し、TIFF−Fファイルをbase64エンコードし(S
5)、メールデータとしてネットワークファックスBに
送信する(S6)。
【0057】従って、従来通り、TTIのように付加画
像情報の印字設定を伴う場合には、MMR圧縮を経て蓄
積させ、ビットマップデータに復号展開する、という手
順を踏んで付加画像情報を付加する処理を行うので、従
来のTTI等の付加画像情報の印字設定時との並存を図
ることができる一方、付加画像情報の印字非設定時には
送信処理の高速化を図ることができる。
【0058】なお、本実施の形態では、付加画像情報の
例として、送信時刻、送信元情報等を印字させるTTI
の場合で説明したが、TTIの場合に限らず、例えば、
宛名差込み情報やメモリ転送マーク等の場合であっても
同様に適用できる。
【0059】本発明の第二の実施の形態を図7ないし図
9に基づいて説明する。第一の実施の形態で示した部分
と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する
(以降の実記の形態でも同様とする。
【0060】本実施の形態では、TTI印字設定なしで
メール送信した場合でも、受信側での処理により、TT
Iを埋め込み印字出力させることができるようにしたも
のである。
【0061】ここでも、例えばネットワークファックス
AからネットワークファックスBへメール送信する場合
を想定する。
【0062】まず、ネットワークファックスAのスキャ
ナ3に送信原稿をセットし、宛先であるネットワークフ
ァックスBのメールアドレスifaxb@xyz.co.jpを入力し
送信指示を行う(ステップS1)。この際、TTI印字
非設定で送信させるものとする。これにより、前述した
ステップS3,S4,S5及びS6の処理により、ネッ
トワークファックスBに対してメール送信させる(S1
1)。
【0063】一方、このようなメール送信を受けるネッ
トワークファックスB側では、メールを受信すると(R
1)、その符号化復号化部6の復号化部によりTIFF
−Fファイル中からMHデータを抽出し、MHデータを
ページ毎にビットマップデータに変換し(R2)、受信
した電子メールのメールヘッダ中のDate:”情報から受
信時刻及び受信日時、“From:”情報から送信元情報、
“Subject:”情報から主題情報を各々取得して、受信画
像中の所定領域に埋め込む(R3)。このステップR3
の処理より、受信側TTI処理手段、受信側TTI処理
ステップないしは受信側TTI処理機能が実現されてい
る。その後、符号化復号化部6の符号化部により圧縮モ
ードMMRにより圧縮してMMRデータとして画像蓄積
装置7に格納した後(R4)、プロッタ4を駆動させて
記録紙上に印刷処理を行わせる(R5)。
【0064】図8は受信した電子メールのメールヘッダ
部に含まれる情報例を示し、図9は埋め込まれたTTI
の印字出力例を示す説明図である。
【0065】従って、電子メールによるファックス情報
受信には受信時刻、送信元情報等が含まれているので、
送信側で送信時刻を含むTTIを付加しなくても、受信
側で受信時刻情報等を取得してTTIとして受信画像中
に埋め込むことでTTI印字が可能となり、TTI付加
が必要な場合であっても送信側の処理速度を一律に速く
することができる。
【0066】本発明の第三の実施の形態を図10及び図
11に基づいて説明する。本実施の形態は、前述の第二
の実施の形態に関して、TTI印字設定を送信側におい
てメールヘッダを利用して簡単に指定でき、かつ、受信
側でも簡単に認識できるようにしたものである。
【0067】まず、ネットワークファックスAのスキャ
ナ3に送信原稿をセットし、宛先であるネットワークフ
ァックスBのメールアドレスifaxb@xyz.co.jpを入力し
送信指示を行う(ステップS1)。この際、TTI印字
設定を要する場合には(S12のY)、メールヘッダ中
に“X-TTI:ON”のフィールドを追加する(S13)。図
11はこのようなTTI印字要求を伴うメールヘッダ例
を示す説明図であり、“X-”を付けることにより送信側
からの任意のフィールドとなる。TTI印字設定を要し
ない場合には、この処理は不要である。この後、前述し
たステップS3,S4,S5及びS6の処理により、ネ
ットワークファックスBに対してメール送信させる(S
11)。
【0068】一方、このようなメール送信を受けるネッ
トワークファックスB側では、メールを受信すると(R
1)、その符号化復号化部6の復号化部によりTIFF
−Fファイル中からMHデータを抽出し、MHデータを
ページ毎にビットマップデータに変換する(R2)。こ
の際、受信した電子メールのメールヘッダ中に“X-TTI:
ON”フィールドが存在するか否かをチェックする(R
6)。“X-TTI:ON”フィールドが存在すれば(R6の
Y)、前述の場合と同様に、受信した電子メールのメー
ルヘッダ中の“Date:”情報から受信時刻及び受信日
時、“From:”情報から送信元情報、“Subject:”情報
から主題情報を各々取得して、受信画像中の所定領域に
埋め込む(R3)。このステップR3の処理より、受信
側TTI処理手段、受信側TTI処理ステップないしは
受信側TTI処理機能が実現されている。その後、符号
化復号化部6の符号化部により圧縮モードMMRにより
圧縮してMMRデータとして画像蓄積装置7に格納した
後(R4)、プロッタ4を駆動させて記録紙上に印刷処
理を行わせる(R5)。
【0069】一方、“X-TTI:ON”フィールドが存在しな
ければ(R6のN)(“X-TTI:OFF”の場合も含む)、
TTIの埋め込み処理(ステップR3の処理)を行わ
ず、符号化復号化部6の符号化部により圧縮モードMM
Rにより圧縮してMMRデータとして画像蓄積装置7に
格納した後(R4)、プロッタ4を駆動させて記録紙上
にTTIなしの印刷処理を行わせる(R5)。
【0070】従って、本実施の形態によれば、電子メー
ルのメールヘッダ情報中でTTI印字を行うか否かの制
御が可能となるので、送信側ではTTI印字を要する場
合でもその旨の情報をメールヘッダ情報中に付加して送
信すればよく、送信処理速度を向上させて必要なTTI
印字処理を確実に実行させることができる。
【0071】なお、これらの実施の形態では、通信端末
の一例としてネットワークファクシミリ装置への適用例
で説明したが、他の通信装置としては、例えば複合機等
があり、要は、メールの送受信が可能な通信機能を備え
ている機器であればよい。
【0072】また、これらの実施の形態では、スキャナ
3により読取られた送信原稿の画像データを適用対象と
したが、スキャナ3から読込む以外に、メモリ転送、中
継等により、G3/G4受信した原稿画像を転送するよ
うな原稿の画像データの場合にも同様に適用できる。
【0073】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿の画
像データをメール形式用ファイルTIFF−Fを作成す
るのに適した圧縮モードMHにより圧縮してMHデータ
として画像蓄積装置に蓄積させ、そのままMH系TIF
F−F作成手段によりメール形式用ファイルTIFF−
Fを作成するようにしたので、MMR圧縮を経て蓄積さ
せ、ビットマップデータに復号展開する、というような
画像処理を経ることがないので、原稿の画像データを電
子メールとして送信出力するまでに要する処理時間を短
縮させることができる。
【0074】請求項2ないし5記載の発明によれば、基
本的には請求項1記載の発明の場合と同様であるが、従
来通り、TTIのように付加画像情報の印字設定を伴う
場合には、MMR圧縮を経て蓄積させ、ビットマップデ
ータに復号展開する、という手順を踏んで付加画像情報
を付加する処理を行うので、従来のTTI等の付加画像
情報の印字設定時との並存を図ることができ、付加画像
情報の印字非設定時には送信処理の高速化を図ることが
できる。
【0075】請求項6ないし9記載の発明によれば、請
求項1記載の通信装置において、電子メールによるファ
ックス情報受信には受信時刻情報が含まれているので、
送信側で送信時刻を含むTTIを付加しなくても、受信
側で受信時刻情報を取得してTTIとして受信画像中に
埋め込むことでTTI印字が可能となり、TTI付加が
必要な場合であっても送信側の処理速度を一律に速くす
ることができる。
【0076】請求項10記載の発明によれば、請求項6
ないし9の何れか一記載のネットワークファクシミリ装
置において、電子メールのメールヘッダ情報中でTTI
印字を行うか否かの制御が可能となるので、送信側では
TTI印字を要する場合でもその旨の情報をメールヘッ
ダ情報中に付加して送信すればよく、送信処理速度を向
上させて必要なTTI印字処理を確実に実行させること
ができる。
【0077】請求項11記載の発明によれば、原稿の画
像データをメール形式用ファイルTIFF−Fを作成す
るのに適した圧縮モードMHにより圧縮してMHデータ
として画像蓄積装置に蓄積させ、そのままMH系TIF
F−F作成手段によりメール形式用ファイルTIFF−
Fを作成するようにしたので、MMR圧縮を経て蓄積さ
せ、ビットマップデータに復号展開する、というような
画像処理を経ることがないので、原稿の画像データを電
子メールとして送信出力するまでに要する処理時間を短
縮させることができる。
【0078】請求項12なし15記載の発明によれば、
基本的には請求項11記載の発明の場合と同様である
が、従来通り、TTIのように付加画像情報の印字設定
を伴う場合には、MMR圧縮を経て蓄積させ、ビットマ
ップデータに復号展開する、という手順を踏んで付加画
像情報を付加する処理を行うので、従来のTTI等の付
加画像情報の印字設定時との並存を図ることができ、付
加画像情報の印字非設定時には送信処理の高速化を図る
ことができる。
【0079】請求項16ないし19記載の発明によれ
ば、請求項11記載の通信装置の送受信制御方法におい
て、電子メールによるファックス情報受信には受信時刻
情報が含まれているので、送信側で送信時刻を含むTT
Iを付加しなくても、受信側で受信時刻情報を取得して
TTIとして受信画像中に埋め込むことでTTI印字が
可能となり、TTI付加が必要な場合であっても送信側
の処理速度を一律に速くすることができる。
【0080】請求項20記載の発明によれば、請求項1
6ないし19の何れか一記載の通信装置の送受信制御方
法において、電子メールのメールヘッダ情報中でTTI
印字を行うか否かの制御が可能となるので、送信側では
TTI印字を要する場合でもその旨の情報をメールヘッ
ダ情報中に付加して送信すればよく、送信処理速度を向
上させて必要なTTI印字処理を確実に実行させること
ができる。
【0081】請求項21記載の発明のプログラムによれ
ば、原稿の画像データをメール形式用ファイルTIFF
−Fを作成するのに適した圧縮モードMHにより圧縮し
てMHデータとして画像蓄積装置に蓄積させ、そのまま
MH系TIFF−F作成手段によりメール形式用ファイ
ルTIFF−Fを作成するようにしたので、MMR圧縮
を経て蓄積させ、ビットマップデータに復号展開する、
というような画像処理を経ることがないので、原稿の画
像データを電子メールとして送信出力するまでに要する
処理時間を短縮させることができる。
【0082】請求項22ないし25記載の発明によれ
ば、基本的には請求項21記載の発明の場合と同様であ
るが、従来通り、TTIのように付加画像情報の印字設
定を伴う場合には、MMR圧縮を経て蓄積させ、ビット
マップデータに復号展開する、という手順を踏んで付加
画像情報を付加する処理を行うので、従来のTTI等の
付加画像情報の印字設定時との並存を図ることができ、
付加画像情報の印字非設定時には送信処理の高速化を図
ることができる。
【0083】請求項26ないし29記載の発明によれ
ば、請求項21記載のプログラムにおいて、電子メール
によるファックス情報受信には受信時刻情報が含まれて
いるので、送信側で送信時刻を含むTTIを付加しなく
ても、受信側で受信時刻情報を取得してTTIとして受
信画像中に埋め込むことでTTI印字が可能となり、T
TI付加が必要な場合であっても送信側の処理速度を一
律に速くすることができる。
【0084】請求項30記載の発明によれば、請求項2
6ないし29の何れか一記載のプログラムにおいて、電
子メールのメールヘッダ情報中でTTI印字を行うか否
かの制御が可能となるので、送信側ではTTI印字を要
する場合でもその旨の情報をメールヘッダ情報中に付加
して送信すればよく、送信処理速度を向上させて必要な
TTI印字処理を確実に実行させることができる。
【0085】請求項31記載の発明のコンピュータ読取
り可能な記憶媒体によれば、請求項21ないし30記載
の発明の場合と同様な作用・効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すネットワーク
構成例のブロック図である。
【図2】ネットワーク型ファックスの構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】処理制御例を示す概略フローチャートである。
【図4】ブロック図的に示すフローチャートである。
【図5】TIFF−F(MH)のデータ構造例を示す模
式図である。
【図6】MHデータ作成までの処理例を示す模式図であ
る。
【図7】本発明の第二の実施の形態を示す概略フローチ
ャートである。
【図8】受信メールヘッダ例を示す説明図である。
【図9】TTI印字例を示す説明図である。
【図10】本発明の第三の実施の形態を示す概略フロー
チャートである。
【図11】TTI印字要求のメールヘッダ例を示す説明
図である。
【図12】従来例を示すブロック図的なフローチャート
である。
【符号の説明】
3 スキャナ 7 画像蓄積装置 S2 蓄積方式切換え手段、ステップ、機能 S3 MH蓄積手段、ステップ、機能 S4 MH系TIFF−F作成手段、ステップ、機
能 S7 MMR蓄積手段、ステップ、機能 S8,S9 付加情報付加処理手段、ステップ、機
能 S10 MMR系TIFF−F作成手段、ステッ
プ、機能 R3 受信側TTI処理手段、ステップ、機能
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 H04N 1/32 Z 1/387 1/387 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA13 AA16 AA21 AA29 AA30 AA35 AB22 AB42 AB44 AC08 AC24 AC25 AC28 AC38 AC43 AC60 AF02 AF06 AF07 AF13 AF14 BA00 BD00 5C073 AA06 BB01 CD04 CE02 5C075 AB90 CA14 CA90 CD20 CF05 FF03 FF90 5C076 AA14 AA16 BA02 BA03 BA06 BA09 CA10 5K030 GA02 HA06 HB04 HB15 HB16 HC01 JT05 KA19 LA07 LD13 LD18 LE11

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールによりファックス情報の送受
    信が可能な蓄積交換型の通信装置であって、 原稿の画像データを圧縮モードMHにより圧縮してMH
    データとして画像蓄積装置に蓄積させるMH蓄積手段
    と、 前記画像蓄積装置に蓄積されたMHデータに基づきメー
    ル形式用ファイルTIFF−Fを作成するMH系TIF
    F−F作成手段と、を備える通信装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿の画像データを圧縮モードMM
    Rにより圧縮してMMRデータとして前記画像蓄積装置
    に蓄積させるMMR蓄積手段と、 前記画像蓄積装置に蓄積されたMMRデータをビットマ
    ップデータに変換して画像変換処理を伴う付加画像情報
    を埋め込む付加情報付加処理手段と、 前記付加画像情報が埋め込まれたビットマップデータを
    圧縮モードMHによるMHデータに変換してメール形式
    用ファイルTIFF−Fを作成するMMR系TIFF−
    F作成手段と、 前記付加画像情報の印字設定時には前記MMR蓄積手段
    側を選択し前記付加画像情報の印字非設定時には前記M
    H蓄積手段側を選択する蓄積方式切換え手段と、を備え
    る請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記付加画像情報がTTIである請求項
    2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記付加画像情報が宛名差込みである請
    求項2記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記付加画像情報がメモリ転送マークで
    ある請求項2記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 電子メールによるファックス情報受信に
    伴いその受信時刻をTTIとして受信画像中に埋め込む
    受信側TTI処理手段を備える請求項1記載の通信装
    置。
  7. 【請求項7】 前記受信側TTI処理手段は、受信した
    前記電子メールのメールヘッダの“Date:”情報から受
    信時刻及び受信日時を取得する請求項6記載の通信装
    置。
  8. 【請求項8】 前記受信側TTI処理手段は、受信した
    前記電子メールのメールヘッダの“From:”情報から送
    信元情報を取得する請求項6又は7記載の通信装置。
  9. 【請求項9】 前記受信側TTI処理手段は、受信した
    前記電子メールのメールヘッダの“Subject:”情報から
    主題情報を取得する請求項6,7又は8記載の通信装
    置。
  10. 【請求項10】 電子メールのメールヘッダ情報中にT
    TIとして印字するか否かの情報を含み、前記受信側T
    TI処理手段はTTIとして印字する情報を含む場合に
    機能する請求項6ないし9の何れか一記載の通信装置。
  11. 【請求項11】 電子メールによりファックス情報の送
    受信が可能な蓄積交換型の通信装置の送受信制御方法で
    あって、 原稿の画像データを圧縮モードMHにより圧縮してMH
    データとして画像蓄積装置に蓄積させるMH蓄積ステッ
    プと、 前記画像蓄積装置に蓄積されたMHデータに基づきメー
    ル形式用ファイルTIFF−Fを作成するMH系TIF
    F−F作成ステップと、を備える通信装置の送受信制御
    方法。
  12. 【請求項12】 前記原稿の画像データを圧縮モードM
    MRにより圧縮してMMRデータとして前記画像蓄積装
    置に蓄積させるMMR蓄積ステップと、 前記画像蓄積装置に蓄積されたMMRデータをビットマ
    ップデータに変換して画像変換処理を伴う付加画像情報
    を埋め込む付加情報付加処理ステップと、 前記付加画像情報が埋め込まれたビットマップデータを
    圧縮モードMHによるMHデータに変換してメール形式
    用ファイルTIFF−Fを作成するMMR系TIFF−
    F作成ステップと、 前記付加画像情報の印字設定時には前記MMR蓄積ステ
    ップ側を選択し前記付加画像情報の印字非設定時には前
    記MH蓄積ステップ側を選択する蓄積方式切換えステッ
    プと、を備える請求項11記載の通信装置の送受信制御
    方法。
  13. 【請求項13】 前記付加画像情報がTTIである請求
    項12記載の通信装置の送受信制御方法。
  14. 【請求項14】 前記付加画像情報が宛名差込みである
    請求項12記載の通信装置の送受信制御方法。
  15. 【請求項15】 前記付加画像情報がメモリ転送マーク
    である請求項12記載の通信装置の送受信制御方法。
  16. 【請求項16】 電子メールによるファックス情報受信
    に伴いその受信時刻をTTIとして受信画像中に埋め込
    む受信側TTI処理ステップを備える請求項11記載の
    通信装置の送受信制御方法。
  17. 【請求項17】 前記受信側TTI処理ステップは、受
    信した前記電子メールのメールヘッダの“Date:”情報
    から受信時刻及び受信日時を取得する請求項16記載の
    通信装置の送受信制御方法。
  18. 【請求項18】 前記受信側TTI処理ステップは、受
    信した前記電子メールのメールヘッダの“From:”情報
    から送信元情報を取得する請求項16又は17記載の通
    信装置の送受信制御方法。
  19. 【請求項19】 前記受信側TTI処理ステップは、受
    信した前記電子メールのメールヘッダの“Subject:”情
    報から主題情報を取得する請求項16,17又は18記
    載の通信装置の送受信制御方法。
  20. 【請求項20】 電子メールのメールヘッダ情報中にT
    TIとして印字するか否かの情報を含み、前記受信側T
    TI処理ステップはTTIとして印字する情報を含む場
    合に機能する請求項16ないし19の何れか一記載の通
    信装置の送受信制御方法。
  21. 【請求項21】 電子メールによりファックス情報の送
    受信が可能な蓄積交換型の通信装置が備えるコンピュー
    タにインストールされ、前記コンピュータに、 原稿の画像データを圧縮モードMHにより圧縮してMH
    データとして画像蓄積装置に蓄積させるMH蓄積機能
    と、 前記画像蓄積装置に蓄積されたMHデータに基づきメー
    ル形式用ファイルTIFF−Fを作成するMH系TIF
    F−F作成機能と、を実行させるプログラム。
  22. 【請求項22】 前記原稿の画像データを圧縮モードM
    MRにより圧縮してMMRデータとして前記画像蓄積装
    置に蓄積させるMMR蓄積機能と、 前記画像蓄積装置に蓄積されたMMRデータをビットマ
    ップデータに変換して画像変換処理を伴う付加画像情報
    を埋め込む付加情報付加処理機能と、 前記付加画像情報が埋め込まれたビットマップデータを
    圧縮モードMHによるMHデータに変換してメール形式
    用ファイルTIFF−Fを作成するMMR系TIFF−
    F作成機能と、 前記付加画像情報の印字設定時には前記MMR蓄積機能
    側を選択し前記付加画像情報の印字非設定時には前記M
    H蓄積機能側を選択する蓄積方式切換え機能と、を前記
    コンピュータに実行させる請求項21記載のプログラ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記付加画像情報がTTIである請求
    項22記載のプログラム。
  24. 【請求項24】 前記付加画像情報が宛名差込みである
    請求項22記載のプログラム。
  25. 【請求項25】 前記付加画像情報がメモリ転送マーク
    である請求項22記載のプログラム。
  26. 【請求項26】 電子メールによるファックス情報受信
    に伴いその受信時刻をTTIとして受信画像中に埋め込
    む受信側TTI処理機能を前記コンピュータに実行させ
    る請求項21記載のプログラム。
  27. 【請求項27】 前記受信側TTI処理機能は、受信し
    た前記電子メールのメールヘッダの“Date:”情報から
    受信時刻及び受信日時を取得する請求項26記載のプロ
    グラム。
  28. 【請求項28】 前記受信側TTI処理機能は、受信し
    た前記電子メールのメールヘッダの“From:”情報から
    送信元情報を取得する請求項26又は27記載のプログ
    ラム。
  29. 【請求項29】 前記受信側TTI処理機能は、受信し
    た前記電子メールのメールヘッダの“Subject:”情報か
    ら主題情報を取得する請求項26,27又は28記載の
    プログラム。
  30. 【請求項30】 電子メールのメールヘッダ情報中にT
    TIとして印字するか否かの情報を含み、前記受信側T
    TI処理機能はTTIとして印字する情報を含む場合に
    前記コンピュータに実行させる請求項26ないし29の
    何れか一記載のプログラム。
  31. 【請求項31】 請求項21ないし30の何れか一記載
    のプログラムが格納されたコンピュータ読取り可能な記
    憶媒体。
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