JP2002290209A - デシメーションフィルタ - Google Patents

デシメーションフィルタ

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JP2002290209A
JP2002290209A JP2001093617A JP2001093617A JP2002290209A JP 2002290209 A JP2002290209 A JP 2002290209A JP 2001093617 A JP2001093617 A JP 2001093617A JP 2001093617 A JP2001093617 A JP 2001093617A JP 2002290209 A JP2002290209 A JP 2002290209A
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frequency
coefficient
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Hiroyuki Kasai
宏之 河西
Akira Toyama
明 遠山
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Nippon Precision Circuits Inc
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Nippon Precision Circuits Inc
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    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/06Non-recursive filters
    • H03H17/0621Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing
    • H03H17/0635Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing characterized by the ratio between the input-sampling and output-delivery frequencies
    • H03H17/065Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing characterized by the ratio between the input-sampling and output-delivery frequencies the ratio being integer
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デシメーションフィルタにおいてフィルタ係
数の次数、ビット精度などによる回路規模の増大を伴う
ことなく、信号帯域への折返しノイズを減少させ、ま
た、遮断特性の急峻化をすすめる。 【解決手段】 折返しノイズに寄与しない他の領域の減
衰量を小さくし、その分だけ、折返しノイズに寄与する
デシメーション後の標本化周波数8fsの整数倍の周波
数を中心とした特定帯域幅の領域の信号成分を重点的に
減衰させることにフィルタ係数をさくことにより、折返
しノイズを従来よりも抑える。また、折返しノイズに寄
与しない他の領域の減衰量を従来よりも小さくし、その
分だけ遮断特性の急峻化にフィルタ係数をさくことによ
り、従来程度に折返しノイズを抑制しながら、遮断特性
の急峻化を進める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルフィルタに
関し、特に特定標本化周波数で標本化された信号をそれ
より低い標本化周波数の信号に変換するデシメーション
フィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、デシメーションフィルタとして
は、特定の標本化周波数、例えば、64fs(fs=4
4.1kHz)のデルタシグマ変調によって得られた1
ビットのデジタル信号をより低い標本化周波数、例え
ば、8fs、32ビットのデジタル信号に変換するもの
がある。このようなデシメーションフィルタ、特にFI
Rフィルタ型のものでは図1に示すように構成され、所
定数、例えば128個の1ビットの入力データを一旦入
力データ記憶手段1に格納し、64fsより高周波数の
動作クロック、例えば、512fsの動作クロックに従
って演算手段2に一対の入力データを順次与えて、係数
記憶手段3から順次出力されるフィルタ係数を用いて積
和演算を行い、その演算結果を8fsの動作クロックで
出力するものである。
【0003】係数記憶手段3に格納されたフィルタ係数
は、例えば、偶数対称なものであり、図2A、2Bのフ
ィルタ係数Cに示すように128個の入力データ(これ
ら入力データを図2A、2BではH(1)〜H(12
8)と示す。)の中心から対称な各入力データに対して
同じフィルタ係数が設けられ、係数記憶手段3は64個
のフィルタ係数を格納する。言い換えれば、入力データ
の内−i番目(例えば、最新のものを−i番目とすれ
ば、これより1つ前のものは−1+i番目とする。)の
ものを入力データa-iとすると、これは−128+i−
1番目の入力データa-128+i-1と同じフィルタ係数を用
いて演算されるのである。
【0004】演算手段2のフィルタ演算は512fsの
動作クロックに従って次のように行われる。入力データ
記憶手段3は入力データa-i、入力データa-128+i-1
一対の入力データとして順次演算手段2出力する。演算
手段2内の前段加算器21は入力データ記憶手段3から
の一対の入力データ毎に、入力データの“1”の状態を
“+1”とし、入力データの“0”の状態を“−1”と
して加算する。係数記憶手段3はフィルタ係数を順次出
力し、乗算器22は前段加算器21からの各加算結果と
係数記憶手段3からの各フィルタ係数とを乗算する。各
フィルタ係数は、符号を示す1ビットと少数部を示す2
4ビットからなり、乗算器22は1ビット×24ビット
の乗算を行い、前段加算器21、係数記憶手段3のそれ
ぞれの符号ビットに応じて符号を切替えるものである。
後段加算器23は乗算器22の各乗算結果と32ビット
のレジスタ24に保持されたデータとを加算する。これ
により、乗算器22の各乗算結果の累積値がレジスタ2
4に保持される。以上のような512fsの動作クロッ
クに従った64回の積和演算が終了すると、レジスタ2
4のデータが8fsの動作クロックに従って出力され、
レジスタ24の内容がクリアされる。このような動作を
繰り返すことにより、演算手段2から8fs、32ビッ
トのデジタル信号が出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デシメ
ーション後の周波数の整数倍の周波数(例えば、図1の
もののようにデシメーション後の周波数が8fsであれ
ば、8fs、16fs、24fs、32fs、40f
s、48fs・・)を中心とした±20kHz程度の帯
域に起因して20kHz以下の音声信号帯域に折返しノ
イズが現われる。図1に示すデシメーションフィルタで
はフィルタ係数を図3に示すように阻止域全域で100
dB以上の減衰量が得られるように定めてある。より高
い減衰量を実現するためにはフィルタ演算に用いられる
フィルタ係数の次数やビット精度を上げる必要があり、
回路規模の増大の原因となっていた。
【0006】本発明の目的は、フィルタ係数の次数、ビ
ット精度などによる回路規模の増大を伴うことなく、信
号帯域への折返しノイズを減少させること、また、遮断
特性の急峻化をすすめることが可能なデシメーションフ
ィルタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のデシメーション
フィルタでは、第1の標本化周波数の第1のデジタル信
号を構成する第1のデータを順次入力してあり、特定数
の上記第1のデータの順次の並びの各々に対応する上記
特定数のフィルタ係数を格納した係数記憶手段を有し、
上記第1のデータと当該第1のデータに対応する上記フ
ィルタ係数とを用いてフィルタ演算を行い、上記第1の
標本化周波数の1/n(nは正の整数値)の第2の標本
化周波数で第2のデータを順次出力するものであり、上
記特定数のフィルタ係数は、阻止域において、上記第2
の標本化周波数の整数倍の周波数を中心とした特定帯域
幅の領域の減衰量をその他の阻止域の減衰量より大きく
するものであることを特徴とする。
【0008】また、本発明のデシメーションフィルタで
は、第1の標本化周波数の第1のデジタル信号を構成す
る第1のデータを順次入力してあり、特定数の上記第1
のデータの順次の並びの中心から互いに対称な各々に対
応する上記特定数の1/2個のフィルタ係数を格納した
係数記憶手段と、上記フィルタ係数に当該フィルタ係数
に対応する上記第1のデータ同士の加算値を乗算する乗
算手段と、上記乗算手段からの乗算データを上記特定数
の1/2分累算して、上記第1の標本化周波数の1/n
(nは正の整数値)の第2の標本化周波数で第2のデー
タを順次出力する累算手段とを有し、上記特定数のフィ
ルタ係数は、阻止域において、上記第2の標本化周波数
の整数倍の周波数を中心とした特定帯域幅の領域の減衰
量をその他の阻止域の減衰量より大きくするものである
ことも好ましい。
【0009】また、上記各部分的周波数帯域は、上記第
2の標本化周波数の整数倍の周波数を中心として両側に
上記第2の標本化周波数の半分以下かつ信号帯域幅以上
の広がりを有することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づき詳細に説明する。図1は本発明の実施例のデ
シメーションフィルタの構成を示すブロック図である。
回路構成的には従来のものと同様であるが再度説明す
る。本例のデシメーションフィルタでは、標本化周波数
を、例えば、64fs(fs=44.1kHz)として
デルタシグマ変調によって得られた1ビットのデジタル
信号を、より低い標本化周波数、例えば、8fs、32
ビットのデジタル信号に変換するFIRフィルタ型のも
のである。
【0011】入力データ記憶手段1は、特定数、例え
ば、128個の1ビットの入力データを格納するシフト
レジスタからなり、順次データをシフトさせるとともに
更新し、後述する同じフィルタ係数を乗ずる一対のデー
タを出力する。
【0012】演算手段2は次のようなフィルタ演算を行
うものである。64fsより高周波数の動作クロック、
例えば、512fsの動作クロックに従い、入力される
一対の入力データに対し、“1”の状態を“+1”、
“0”の状態を“−1”とし、内蔵された前段加算器2
1により同じフィルタ係数に対応するデータを加算す
る。この加算結果と係数記憶手段3より適時出力される
24ビットのフィルタ係数とを1ビット×24ビットの
乗算器22で乗算しつつ、後段加算器23によりこの乗
算結果とレジスタ24に保持されたデータとを加える積
和演算を行う。ここで、512fsの動作クロックによ
り64回の積和演算が終了すると、レジスタ24のデー
タが8fsにデシメーションされたデータとして出力さ
れ、レジスタ24がクリアされ、次の積和演算が開始さ
れる。
【0013】係数記憶手段3に格納されたフィルタ係数
は、例えば、偶数対称なものであり、図2A、2Bのフ
ィルタ係数Aに示すように入力データ記憶手段1内にお
いて順次並ぶ128個の入力データ(これら入力データ
を図2A、2BではH(1)〜H(128)と示す。)
の中心から対称な各入力データに対して同じフィルタ係
数が設けられ、係数記憶手段3は64個のフィルタ係数
を格納する。言い換えれば、入力データの内−i番目
(例えば、最新のものを−i番目とすれば、これより1
つ前のものは−1+i番目とする。)のものを入力デー
タa-iとすると、これは−128+i−1番目の入力デ
ータa-128+i-1と同じフィルタ係数を用いて演算される
のである。
【0014】次に本例の係数記憶手段3に記憶されるフ
ィルタ係数について説明する。従来のデシメーションフ
ィルタでは、図2A、2Bのフィルタ係数表のフィルタ
係数Cを用い、図3に示すように阻止特性を平坦なもの
としてあった。図3は図2A、2Bのフィルタ係数表の
フィルタ係数Cを用いて32fsまで、320ポイント
のDFTを行って得られたものである。従来のもので
は、阻止域での減衰量が平坦に−100dBとなるよう
にフィルタ係数Cを設定してある。これに対して本例の
デシメーションフィルタでは、図2A、2Bのフィルタ
係数表のフィルタ係数Aまたはフィルタ係数Bを用い、
図4、5に示すように阻止域の特性を平坦とせず、減衰
量に強弱を持たせてある。図4、5は図2A、2Bのフ
ィルタ係数表のフィルタ係数A、Bを用いて32fsま
で、320ポイントのDFTを行って得られたものであ
る。デシメーションフィルタ特性に関して重要である2
0kHz以下の音声信号帯域への折返しノイズの寄与
は、デシメーション後の標本化周波数の整数倍の周波数
を中心として両側に上記標本化周波数の1/2以下かつ
信号帯域幅以上の広がりを有する帯域にあり、本例では
デシメーション後の周波数8fsの整数倍の周波数(8
fs、16fs、24fs、32fs、40fs、48
fs、56fs)を中心とした±20kHzほどの帯域
にある。本例では、この点に着目して、デシメーション
後の周波数8fsの整数倍の周波数を中心とした±20
kHzほどの領域の減衰量を大きくし、その他の領域の
減衰量を小さくしてある。これにより、同じ次数及びビ
ット精度のフィルタ係数で、実効のある信号帯域への折
返しノイズ特性の向上や遮断周波数の急峻化を進めるの
である。
【0015】本例では、阻止域において上記折返しノイ
ズに寄与する領域の減衰量と、その他の領域の減衰量と
に50dBほどの差の重み付けを行い、フィルタ係数を
求めてある。フィルタ係数Aでは折返しノイズ特性の向
上を狙って定めている。また、フィルタ係数Bでは、折
返しノイズ特性についてはそのままに遮断特性の急峻化
を狙ったものである。
【0016】さて、本例のフィルタ係数A、Bを用いた
デシメーションフィルタ、フィルタ係数Cを用いた従来
のデシメーションフィルタのインパルス応答はそれぞれ
図6のA、B、Cに示されるようになり、8fsへのデ
シメーション後の折返しノイズ特性は図7のA、B、C
に示されるようになり、8fsへのデシメーション後の
遮断特性は図8のA、B、Cに示されるようになる。図
8は、8fsにデシメーションしたインパルス応答を3
20ポイントのDFTをとり、4fsまでの各フィルタ
係数による遮断特性を示したものである。
【0017】フィルタ係数Aを用いる本例のものでは、
上記折返しノイズに寄与する領域では−120dB〜−
130dBとすることにより、図7に示されるように音
声信号帯域において従来のものに対して−20dB〜−
30dBのノイズ特性の向上がみられる。
【0018】フィルタ係数Bのものでは、図5に示すよ
うに阻止域におけるノイズに寄与する領域以外の領域で
の減衰量を小さくしながら、遮断特性を急峻化してあ
り、図8に示すように8fsへのデシメーション後の遮
断特性を向上させることが可能である。また、図7に示
されるように音声信号帯域において従来のものと同等の
折返しノイズ特性を得ることが可能である。
【0019】以上のように本例では、同じ次数、同じビ
ット精度のフィルタ係数でも阻止域の減衰量をフィルタ
係数特性により適宜に設定することによって折返しノイ
ズの低減や遮断特性の急峻化などが可能となる。
【0020】なお、フィルタ係数A、Bは、特に詳しく
述べないがRemezのアルゴリズムに従って、周波数点を
選択してデシメーション後の周波数の整数倍の周波数を
中心とした±20kHzほどの帯域毎に減衰量を大きく
した上記特性が得られるまで試行を繰り返すことによっ
て設定される。
【0021】なお、上記実施例では偶数次対象フィルタ
係数を用いるFIRフィルタを例に述べたが、本発明は
これに限るものではなく、IIRフィルタであっても良
いし、偶数次対象フィルタ係数に限らず、上記阻止域に
おいて上記折返しノイズに寄与する領域の減衰量を他の
領域に比べて大きくするような組み合わせが可能なフィ
ルタ係数を用いるデジタルフィルタであれば良い。ま
た、演算手段2の構成についても適宜変更可能であり、
入力データのビット数、標本化周波数、フィルタ係数の
ビット数についても適宜変更可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明では、第1の標本化周波数の第1
のデジタル信号に対してフィルタ演算を行い、第1の標
本化周波数より低い第2の標本化周波数の第2のデジタ
ル信号を出力するデシメーションフィルタのフィルタ演
算に用いるフィルタ係数を、阻止域において、上記第2
の標本化周波数の整数倍の周波数を中心とした特定帯域
幅の領域の減衰量をその他の阻止域の減衰量より大きく
するものとした。このため、折返しノイズに寄与しない
他の領域の減衰量を小さくし、その分だけ、折返しノイ
ズに寄与する上記第2の標本化周波数の整数倍の周波数
を中心とした特定帯域幅の領域の信号成分を重点的に減
衰させることにフィルタ係数をさくことにより、折返し
ノイズを従来よりも抑えることが可能となる。また、折
返しノイズに寄与しない他の領域の減衰量を従来よりも
小さくし、折返しノイズに寄与する領域の減衰量を従来
程度とし、その分だけ遮断特性の急峻化させることにフ
ィルタ係数をさくことにより、従来程度に折返しノイズ
を抑制しながら、遮断特性の急峻化を進めることができ
る。
【0023】以上のように本発明によれば、フィルタ演
算に用いるフィルタ係数の次数、ビット精度などによる
回路規模の増大を伴うことなく、信号帯域への折返しノ
イズを減少させること、また、遮断特性の急峻化をすす
めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デシメーションフィルタの構成を説明するブロ
ック図。
【図2A】一実施例のフィルタ演算に用いられるフィル
タ係数A、B及び従来のフィルタ演算に用いられるフィ
ルタ係数Cの一例を示したフィルタ係数表。
【図2B】一実施例のフィルタ演算に用いられるフィル
タ係数A、B及び従来のフィルタ演算に用いられるフィ
ルタ係数Cの一例を示したフィルタ係数表。
【図3】従来のデシメーションフィルタのフィルタ演算
に用いられるフィルタ係数Cによる減衰特性を示す特性
図。
【図4】一実施例のデシメーションフィルタのフィルタ
演算に用いられるフィルタ係数Aによる減衰特性を示す
特性図。
【図5】一実施例のデシメーションフィルタのフィルタ
演算に用いられるフィルタ係数Bによる減衰特性を示す
特性図。
【図6】フィルタ演算に用いられるフィルタ係数A、B
及びCによるインパルス応答を示す特性図。
【図7】フィルタ演算に用いられるフィルタ係数A、B
及びCによる折返しノイズ特性を示す特性図。
【図8】フィルタ演算に用いられるフィルタ係数A、B
及びCによる遮断特性を示す特性図。
【符号の説明】
3 係数記憶手段 22 乗算手段(乗算器) 23 累算手段(後段加算器) 24 累算手段(レジスタ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の標本化周波数の第1のデジタル信
    号を構成する第1のデータを順次入力してあり、 特定数の上記第1のデータの順次の並びの各々に対応す
    る上記特定数のフィルタ係数を格納した係数記憶手段を
    有し、 上記第1のデータと当該第1のデータに対応する上記フ
    ィルタ係数とを用いてフィルタ演算を行い、上記第1の
    標本化周波数の1/n(nは正の整数値)の第2の標本
    化周波数で第2のデータを順次出力するものであり、 上記特定数のフィルタ係数は、阻止域において、上記第
    2の標本化周波数の整数倍の周波数を中心とした特定帯
    域幅の領域の減衰量をその他の阻止域の減衰量より大き
    くするものであることを特徴とするデシメーションフィ
    ルタ。
  2. 【請求項2】 第1の標本化周波数の第1のデジタル信
    号を構成する第1のデータを順次入力してあり、 特定数の上記第1のデータの順次の並びの中心から互い
    に対称な各々に対応する上記特定数の1/2個のフィル
    タ係数を格納した係数記憶手段と、上記フィルタ係数に
    当該フィルタ係数に対応する上記第1のデータ同士の加
    算値を乗算する乗算手段と、上記乗算手段からの乗算デ
    ータを上記特定数の1/2分累算して、上記第1の標本
    化周波数の1/n(nは正の整数値)の第2の標本化周
    波数で第2のデータを順次出力する累算手段とを有し、 上記特定数のフィルタ係数は、阻止域において、上記第
    2の標本化周波数の整数倍の周波数を中心とした特定帯
    域幅の領域の減衰量をその他の阻止域の減衰量より大き
    くするものであることを特徴とするデシメーションフィ
    ルタ。
  3. 【請求項3】 上記領域は、上記第2の標本化周波数の
    整数倍の周波数を中心として両側に上記第2の標本化周
    波数の1/2以下かつ信号帯域幅以上の広がりを有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデシメーシ
    ョンフィルタ。
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