JP2002290001A - プリント回路板の接続構造 - Google Patents

プリント回路板の接続構造

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JP2002290001A
JP2002290001A JP2001088974A JP2001088974A JP2002290001A JP 2002290001 A JP2002290001 A JP 2002290001A JP 2001088974 A JP2001088974 A JP 2001088974A JP 2001088974 A JP2001088974 A JP 2001088974A JP 2002290001 A JP2002290001 A JP 2002290001A
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JP2001088974A
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Junichi Hasegawa
純一 長谷川
Toru Niwa
徹 丹羽
Hiroaki Hara
寛明 原
Katsuyoshi Nakada
克佳 中田
Shigeo Ikeda
茂穂 池田
Seinosuke Obara
成乃亮 小原
Yuuji Sasaki
祐詞 佐々木
Jintaro Nagao
仁太郎 長尾
Atsushi Koseki
敦士 小関
Junichi Kamikaya
淳一 上仮屋
Noriaki Nishida
典明 西田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Meiji National Industrial Co Ltd
Original Assignee
Meiji National Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半田割れ等の不具合の発生を防ぐ。 【解決手段】子基板1の端縁より突設した接続部2を親
基板10に貫設した接続孔に挿通するとともに親基板1
0に形成した配線パターンと子基板1の接続部2に形成
した配線パターン3とを半田付けして両者を接続する。
子基板1の端縁と親基板10との間にスペーサ20を介
装し、半田付けの後にスペーサ20を取り除くことで接
続部2を突設した子基板1の端縁と親基板10との間に
隙間gが確保できる。而して、接続孔に対する接続部2
の挿通方向(親基板10の厚み方向)に沿った親基板1
0及び子基板1の膨張や収縮による変形を隙間gによっ
て吸収することができ、親基板10と子基板1の熱膨張
率の違いに起因する応力が半田部分4に加わることが無
くなって半田割れ等の不具合の発生を防ぐことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路板か
らなる親基板と子基板を電気的且つ機械的に接続するプ
リント回路板の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種集積回路とその他の回路部品
が実装されたプリント回路板(親基板)と、例えばハイ
ブリッド集積回路(HIC)を構成するプリント回路板
(子基板)とを電気的且つ機械的に接続する場合、図1
0に示すように子基板30の片側から突出する複数本の
外部端子31を親基板40に貫設されたスルーホール
(図示せず)に挿入して半田付けする接続構造が採られ
ていた。
【0003】しかしながら、上記接続構造では親基板4
0から子基板30の先端までの高さ寸法が大きくなって
しまい、親基板40及び子基板30を収納するハウジン
グの小型化の妨げとなっていた。
【0004】そこで、上記高さ寸法を抑えて小型化を図
るため、図11に示すように子基板1の端縁より突設し
た接続部2を親基板10に貫設した接続孔(図示せず)
に表面(図11における上面)から挿通するとともに、
親基板10に形成した配線パターン(図示せず)と子基
板1の接続部2に形成した配線パターン3とを親基板1
0の裏面(図11における下面)側で半田付けして接続
する接続構造が実施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記後者の
従来例においては、図12に示すように接続部2を突設
した子基板1の端縁が親基板10に密接させてあるた
め、親基板10と子基板1の熱膨張率の違いに起因する
応力が半田部分4に加わって半田割れ等の不具合が発生
する虞があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、半田割れ等の不具合
の発生を防ぐことができるプリント回路板の接続構造を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、プリント回路板からなる親基板
と子基板を電気的且つ機械的に接続するプリント回路板
の接続構造であって、子基板の端縁より突設した接続部
を親基板に貫設した接続孔に挿通するとともに親基板に
形成した配線パターンと子基板の接続部に形成した配線
パターンとを半田付けして接続する接続構造において、
接続部を突設した子基板の端縁と親基板との間に隙間を
設けたことを特徴とし、接続孔に対する接続部の挿通方
向に沿った親基板及び子基板の膨張や収縮による変形を
隙間によって吸収することができる。その結果、親基板
と子基板の熱膨張率の違いに起因する応力が半田部分に
加わることが無くなって半田割れ等の不具合の発生を防
ぐことができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記隙間に弾性部材からなるスペーサを介装したこ
とを特徴とし、親基板又は子基板に衝撃力が加わった場
合においても弾性部材からなるスペーサによって衝撃力
を緩和することができる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、子基板の接続部を突設した端縁の両端より突部を突
設し、両突部の先端を親基板に当接させたことを特徴と
し、突部によって親基板と子基板の間の隙間が保持で
き、親基板の配線パターンと子基板の配線パターンの半
田付け作業が容易になる。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、子基板の突部近傍にスリットを形成したことを特徴
とし、スリットにより接続孔に対する接続部の挿通方向
に沿って突部が撓み自在となり、親基板又は子基板に衝
撃力が加わった場合においても突部によって衝撃力を緩
和することができる。
【0011】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、子基板のスリット近傍にコネクタを実装したことを
特徴とし、コネクタと相手側コネクタを着脱する際に接
続部に加わる応力を緩和することができる。
【0012】請求項6の発明は、請求項3又は4又は5
の発明において、突部の先端に位置決め用の突起を突設
し、この突起が挿通される挿通孔を親基板に設けたこと
を特徴とし、突起を挿通孔に挿通することで親基板の接
続孔に対する子基板の接続部の位置決めが可能であり、
接続孔の長手方向両端縁と接続部の長手方向両端との隙
間を均等にすることができ、接続孔の長手方向に沿った
親基板及び子基板の膨張や収縮が生じても接続部に応力
が加わり難くなって半田割れ等の不具合の発生をさらに
確実に防ぐことができる。
【0013】請求項7の発明は、上記目的を達成するた
めに、プリント回路板からなる親基板と子基板を電気的
且つ機械的に接続するプリント回路板の接続構造であっ
て、子基板の端縁より突設した接続部を親基板に貫設し
た接続孔に挿通するとともに親基板に形成した配線パタ
ーンと子基板の接続部に形成した配線パターンとを半田
付けして接続する接続構造において、親基板における接
続孔の長手方向両端部に、接続孔と連通し且つ子基板の
厚み方向に沿った接続孔の幅寸法よりも大きい幅寸法の
孔を貫設したことを特徴とし、親基板の接続孔周縁部を
撓み易くすることができ、親基板と子基板の熱膨張率の
違いに起因する応力が半田部分に加わることが無くなっ
て半田割れ等の不具合の発生を防ぐことができる。
【0014】請求項8の発明は、上記目的を達成するた
めに、プリント回路板からなる親基板と子基板を電気的
且つ機械的に接続するプリント回路板の接続構造であっ
て、子基板の端縁より突設した接続部を親基板に貫設し
た接続孔に挿通するとともに親基板に形成した配線パタ
ーンと子基板の接続部に形成した配線パターンとを半田
付けして接続する接続構造において、親基板における接
続孔の近傍に接続孔と並行する溝を貫設したことを特徴
とし、溝を設けたことで親基板の接続孔周縁部を撓み易
くすることができ、親基板と子基板の熱膨張率の違いに
起因する応力が半田部分に加わることが無くなって半田
割れ等の不具合の発生を防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態は、図
1に示すように接続部2を突設した子基板1の端縁と親
基板10との間に隙間gを設けた点に特徴がある。
【0016】子基板1はハイブリッド集積回路を構成す
るプリント回路板であって、主部1aの長手方向に沿っ
た片側の端縁より主部1aよりも幅狭の接続部2が突設
されて全体として略凸形に形成されている。そして、接
続部2の両面には主部1aに実装された集積回路等と電
気的に接続されている配線パターン3が形成されてい
る。また、親基板10には厚み方向に貫通する接続孔
(図示せず)が貫設されており、親基板10の裏面にお
ける接続孔周辺部には、子基板1の配線パターン3と半
田付けされる配線パターン(図示せず)が形成されてい
る。
【0017】ここで、子基板1の端縁と親基板10との
間に隙間gを設けるために、本実施形態では親基板10
の接続孔10に子基板1の接続部2を挿通する際に子基
板1の端縁と親基板10との間にスペーサ20を介装
し、子基板1の配線パターン3と親基板10の配線パタ
ーンを半田付けした後にスペーサ20を取り除くように
している。すなわち、スペーサ20を介装することで半
田付け作業が完了するまでの子基板1の傾きを防止する
と同時に、スペーサ20の厚み(例えば0.2mm以
上)によって隙間gの寸法を確保することができるもの
である。
【0018】而して、本実施形態の接続構造によれば、
接続部2を突設した子基板1の端縁と親基板10との間
に隙間gを設けているため、接続孔に対する接続部2の
挿通方向(親基板10の厚み方向)に沿った親基板10
及び子基板1の膨張や収縮による変形を隙間gによって
吸収することができる。その結果、親基板10と子基板
1の熱膨張率の違いに起因する応力が半田部分4に加わ
ることが無くなって半田割れ等の不具合の発生を防ぐこ
とができる。
【0019】ところで、本実施形態では半田付けの後に
親基板10と子基板1の間からスペーサ20を取り除い
ているが、スペーサ20を合成ゴムのような弾性部材で
形成して半田付け後も介装した状態とすれば、親基板1
0又は子基板1に衝撃力が加わった場合においても弾性
部材からなるスペーサ20によって衝撃力を緩和するこ
とができ、親基板10及び子基板1の破損や半田割れ等
の不具合の発生を防ぐことができるという利点がある。
【0020】(実施形態2)本実施形態は、図2に示す
ように子基板1の接続部2を突設した端縁の両端より突
部5,5を突設し、両突部5,5の先端を親基板10に
当接させる点に特徴がある。但し、実施形態1と同一の
構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0021】子基板1の主部1aにおける接続部2を突
設した端縁の長手方向両端より接続部2と同じ方向に突
部5,5を突設している。そして、子基板1を親基板1
0に接続した状態では、図2に示すように突部5,5の
先端が親基板10に当接させてある。
【0022】而して、本実施形態の接続構造によれば、
スペーサ20の代わりに突部5,5によって親基板10
と子基板1の間の隙間gが保持でき、親基板10の配線
パターンと子基板1の配線パターン3の半田付け作業が
容易になるものである。
【0023】ところで、図3に示すように子基板1の主
部1aにおける突部5,5近傍に親基板10と略平行な
スリット6,6を形成してもよい。すなわち、子基板1
の主部1aにおけるスリット6,6と隙間gとの間に位
置する部位1b,1bにばね性を持たせることができる
から、親基板10の接続孔に対する接続部2の挿通方向
に沿って突部5,5が撓み自在となり、親基板10又は
子基板1に衝撃力が加わった場合においても突部5,5
によって衝撃力を緩和することができる。なお、子基板
1にコネクタ7を実装する場合、図4に示すように子基
板1の主部1aにおけるスリット6,6近傍にコネクタ
7を実装することが望ましく、コネクタ7と相手側コネ
クタ(図示せず)を着脱する際に接続部2に加わる応力
が接続部2まで到達し難いために接続部2の破損や半田
割れ等の不具合の発生を防ぐことができる。
【0024】また、図5に示すように突部5,5の先端
に位置決め用の突起5a,5aを突設し、親基板10に
設けた挿通孔12,12に突起5a,5aを挿通して親
基板10に対する子基板1の位置決めを行うようにすれ
ば、接続孔11の長手方向両端縁と接続部2の長手方向
両端との隙間kを均等にすることができる。その結果、
接続孔11の長手方向に沿った親基板10及び子基板1
の膨張や収縮が生じても接続部2に応力が加わり難くな
り、半田割れ等の不具合の発生をさらに確実に防ぐこと
ができる。
【0025】(実施形態3)本実施形態は、図6に示す
ように親基板10における接続孔11の長手方向両端部
に、接続孔11と連通し且つ子基板1の厚み方向に沿っ
た接続孔11の幅寸法よりも大きい幅寸法の孔13,1
3を貫設した点に特徴がある。なお、実施形態1と同一
の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0026】長手方向両端に幅広の孔13,13が連通
する接続孔11は全体として略H形となり、図7に示す
ように親基板10の接続孔11の周縁部11aを撓み易
くすることができる。このため、接続孔11に挿通され
た接続部2の配線パターン3と親基板10の配線パター
ンとが半田付けされて親基板10と子基板1が接続され
た状態では、図8に示すように子基板1が親基板10に
対して傾く向きに外力がはたらいた場合でも接続孔11
の周縁部11aが撓むことで傾きによる応力が半田部分
4に加わることが無くなって半田割れ等の不具合の発生
を防ぐことができる。
【0027】(実施形態4)本実施形態は、図9に示す
ように親基板10における接続孔11の近傍に接続孔1
1と並行する溝14を貫設したことを特徴とする。な
お、実施形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0028】溝14は接続孔11と同じく略矩形であっ
て長手方向の寸法が接続孔11よりも長く設定されてい
る。而して、溝14,14を設けたことで親基板10の
接続孔周縁部(親基板10における接続孔11と溝1
4,14との間に位置する部位)10a,10aを撓み
易くすることができ、親基板10と子基板1の熱膨張率
の違いに起因する応力が半田部分4に加わることが無く
なって半田割れ等の不具合の発生を防ぐことができる。
【0029】なお、接続孔11が親基板10の端部近傍
に貫設してある場合には、図9(a)に示すように接続
孔11を挟んで端部と反対側にのみ溝14を設ければよ
く、接続孔11が親基板10の端部から離れた位置(中
央部など)に貫設してある場合には、図9(b)に示す
ように接続孔11の両側に溝14,14を設ければよ
い。
【0030】なお、上述した実施形態1〜4の各接続構
造は、例えば液晶プロジェクタの光源である高輝度放電
灯を点灯するための放電灯点灯装置において適用され
る。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、プリント回路板から
なる親基板と子基板を電気的且つ機械的に接続するプリ
ント回路板の接続構造であって、子基板の端縁より突設
した接続部を親基板に貫設した接続孔に挿通するととも
に親基板に形成した配線パターンと子基板の接続部に形
成した配線パターンとを半田付けして接続する接続構造
において、接続部を突設した子基板の端縁と親基板との
間に隙間を設けたので、接続孔に対する接続部の挿通方
向に沿った親基板及び子基板の膨張や収縮による変形を
隙間によって吸収することができ、その結果、親基板と
子基板の熱膨張率の違いに起因する応力が半田部分に加
わることが無くなって半田割れ等の不具合の発生を防ぐ
ことができるという効果がある。
【0032】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記隙間に弾性部材からなるスペーサを介装したの
で、親基板又は子基板に衝撃力が加わった場合において
も弾性部材からなるスペーサによって衝撃力を緩和する
ことができ、親基板及び子基板の破損や半田割れ等の不
具合の発生を防ぐことができるという効果がある。
【0033】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、子基板の接続部を突設した端縁の両端より突部を突
設し、両突部の先端を親基板に当接させたので、突部に
よって親基板と子基板の間の隙間が保持でき、親基板の
配線パターンと子基板の配線パターンの半田付け作業が
容易になるという効果がある。
【0034】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、子基板の突部近傍にスリットを形成したので、スリ
ットにより接続孔に対する接続部の挿通方向に沿って突
部が撓み自在となり、親基板又は子基板に衝撃力が加わ
った場合においても突部によって衝撃力を緩和すること
ができ、親基板及び子基板の破損や半田割れ等の不具合
の発生を防ぐことができるという効果がある。
【0035】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、子基板のスリット近傍にコネクタを実装したので、
コネクタと相手側コネクタを着脱する際に接続部に加わ
る応力を緩和することができ、接続部の破損や半田割れ
等の不具合の発生を防ぐことができるという効果があ
る。
【0036】請求項6の発明は、請求項3又は4又は5
の発明において、突部の先端に位置決め用の突起を突設
し、この突起が挿通される挿通孔を親基板に設けたの
で、突起を挿通孔に挿通することで親基板の接続孔に対
する子基板の接続部の位置決めが可能であり、接続孔の
長手方向両端縁と接続部の長手方向両端との隙間を均等
にすることができ、接続孔の長手方向に沿った親基板及
び子基板の膨張や収縮が生じても接続部に応力が加わり
難くなって半田割れ等の不具合の発生をさらに確実に防
ぐことができるという効果がある。
【0037】請求項7の発明は、プリント回路板からな
る親基板と子基板を電気的且つ機械的に接続するプリン
ト回路板の接続構造であって、子基板の端縁より突設し
た接続部を親基板に貫設した接続孔に挿通するとともに
親基板に形成した配線パターンと子基板の接続部に形成
した配線パターンとを半田付けして接続する接続構造に
おいて、親基板における接続孔の長手方向両端部に、接
続孔と連通し且つ子基板の厚み方向に沿った接続孔の幅
寸法よりも大きい幅寸法の孔を貫設したので、親基板の
接続孔周縁部を撓み易くすることができ、親基板と子基
板の熱膨張率の違いに起因する応力が半田部分に加わる
ことが無くなって半田割れ等の不具合の発生を防ぐこと
ができるという効果がある。
【0038】請求項8の発明は、プリント回路板からな
る親基板と子基板を電気的且つ機械的に接続するプリン
ト回路板の接続構造であって、子基板の端縁より突設し
た接続部を親基板に貫設した接続孔に挿通するとともに
親基板に形成した配線パターンと子基板の接続部に形成
した配線パターンとを半田付けして接続する接続構造に
おいて、親基板における接続孔の近傍に接続孔と並行す
る溝を貫設したので、溝を設けたことで親基板の接続孔
周縁部を撓み易くすることができ、親基板と子基板の熱
膨張率の違いに起因する応力が半田部分に加わることが
無くなって半田割れ等の不具合の発生を防ぐことができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す側面図である。
【図2】実施形態2を示す側面図である。
【図3】同上の他の構成を示す側面図である。
【図4】同上のさらに他の構成を示す側面図である。
【図5】同上の別の構成を示す側面図である。
【図6】実施形態3における親基板を示す平面図であ
る。
【図7】同上の親基板の裏面側から見た平面図である。
【図8】同上の側面断面図である。
【図9】実施形態4を示し、親基板の裏面側から見た平
面図である。
【図10】従来例を示し、(a)は側面図、(b)は他
の方向から見た側面図である。
【図11】他の従来例を示し、(a)は斜視図、(b)
は他の方向から見た斜視図である。
【図12】同上の側面図である。
【符号の説明】
1 子基板 2 接続部 3 配線パターン 10 親基板 20 スペーサ g 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 徹 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 原 寛明 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 中田 克佳 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 池田 茂穂 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 小原 成乃亮 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 祐詞 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 長尾 仁太郎 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 小関 敦士 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 上仮屋 淳一 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 (72)発明者 西田 典明 大阪市淀川区新高3丁目9番14号 明治ナ ショナル工業株式会社内 Fターム(参考) 5E317 AA04 CD34 GG07 5E338 BB02 BB12 EE26 EE51 5E344 AA08 AA09 AA15 AA16 AA26 AA28 BB02 BB06 CC05 CC13 CC23 CC25 CD38 DD02 DD13 EE16 EE26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント回路板からなる親基板と子基板
    を電気的且つ機械的に接続するプリント回路板の接続構
    造であって、子基板の端縁より突設した接続部を親基板
    に貫設した接続孔に挿通するとともに親基板に形成した
    配線パターンと子基板の接続部に形成した配線パターン
    とを半田付けして接続する接続構造において、接続部を
    突設した子基板の端縁と親基板との間に隙間を設けたこ
    とを特徴とするプリント回路板の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記隙間に弾性部材からなるスペーサを
    介装したことを特徴とする請求項1記載のプリント回路
    板の接続構造。
  3. 【請求項3】 子基板の接続部を突設した端縁の両端よ
    り突部を突設し、両突部の先端を親基板に当接させたこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリント回路板の接続構
    造。
  4. 【請求項4】 子基板の突部近傍にスリットを形成した
    ことを特徴とする請求項3記載のプリント回路板の接続
    構造。
  5. 【請求項5】 子基板のスリット近傍にコネクタを実装
    したことを特徴とする請求項4記載のプリント回路板の
    接続構造。
  6. 【請求項6】 突部の先端に位置決め用の突起を突設
    し、この突起が挿通される挿通孔を親基板に設けたこと
    を特徴とする請求項3又は4又は5記載のプリント回路
    板の接続構造。
  7. 【請求項7】 プリント回路板からなる親基板と子基板
    を電気的且つ機械的に接続するプリント回路板の接続構
    造であって、子基板の端縁より突設した接続部を親基板
    に貫設した接続孔に挿通するとともに親基板に形成した
    配線パターンと子基板の接続部に形成した配線パターン
    とを半田付けして接続する接続構造において、親基板に
    おける接続孔の長手方向両端部に、接続孔と連通し且つ
    子基板の厚み方向に沿った接続孔の幅寸法よりも大きい
    幅寸法の孔を貫設したことを特徴とするプリント回路板
    の接続構造。
  8. 【請求項8】 プリント回路板からなる親基板と子基板
    を電気的且つ機械的に接続するプリント回路板の接続構
    造であって、子基板の端縁より突設した接続部を親基板
    に貫設した接続孔に挿通するとともに親基板に形成した
    配線パターンと子基板の接続部に形成した配線パターン
    とを半田付けして接続する接続構造において、親基板に
    おける接続孔の近傍に接続孔と並行する溝を貫設したこ
    とを特徴とするプリント回路板の接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2018096927A1 (ja) * 2016-11-28 2019-07-04 三菱電機株式会社 立体型プリント配線板およびその製造方法

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