JP2002289118A - カラー陰極線管装置 - Google Patents

カラー陰極線管装置

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JP2002289118A
JP2002289118A JP2001091095A JP2001091095A JP2002289118A JP 2002289118 A JP2002289118 A JP 2002289118A JP 2001091095 A JP2001091095 A JP 2001091095A JP 2001091095 A JP2001091095 A JP 2001091095A JP 2002289118 A JP2002289118 A JP 2002289118A
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color cathode
cathode ray
coil
neck
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Yuichi Sano
雄一 佐野
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    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/70Arrangements for deflecting ray or beam
    • H01J29/72Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
    • H01J29/76Deflecting by magnetic fields only
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/70Electron beam control outside the vessel
    • H01J2229/703Electron beam control outside the vessel by magnetic fields
    • H01J2229/7032Conductor design and distribution

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インライン・セルフコンバーゼンス型カラー
陰極線管装置では、非斉一な偏向磁界とすることでダイ
ナミックコンバーゼンス回路を不要としていたが、更に
偏向ヨークでの消費電力を削減するためにベンドレス型
水平偏向コイルを導入しているが、ビームスポットに歪
を生じやすくフォーカス特性が劣化している。これらを
改善し良好なビームスポットが得られ、消費電力を削減
しつつフォーカス特性の劣化を抑制することが可能なイ
ンライン型カラー陰極線管装置を提供する。 【解決手段】 ベンドレス型水平偏向コイル25のネッ
ク15側のフランジ部32を、管軸方向に圧縮すること
によって、フランジ部27の軸方向長を短縮させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーテレビジョ
ン受像機やカラー端末ディスプレイ等に使用されるカラ
ー陰極線管装置に関し、特に高品位カラーテレビジョン
用や高解像度ディスプレイ用に用いられるカラー陰極線
管の画面の平坦化及び奥行きの短縮化等を行う上で問題
となるフォーカスの改善を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】一般にインライン型カラー陰極線管装置
は、図7に示すように、表示部が矩形状を呈するフェー
スパネル61と、このフェースパネル61に連接された
漏斗状のファンネル62と、このファンネル62の径小
部に連接された円筒状のネック63から構成されるガラ
ス製の外囲器64を有している。
【0003】このフェースパネル61の内面には、青、
緑、赤に発光するドット状もしくはストライプ状の3色
蛍光体層を有する蛍光体スクリーン65が設けられ、そ
してこの蛍光体スクリーン65に対向して、その内側を
一つのセンタービーム66G、その両側に一対のサイド
ビーム66B,66Rが位置する一列配置の電子ビーム
66B,66G,66Rが通過し、色選別を行うための
シャドウマスク67がフェースパネル61内側面にマス
クフレーム68を介して取着され、ネック63内には、
3本の電子ビーム66B,66G,66Rを放出する電
子銃69が配設されてカラー陰極線管70が構成されて
いる。
【0004】また、この電子ビーム66B,66G,6
6Rは、ネック63からファンネル62の径小部にかか
る外囲器64の外周に装着された偏向ヨーク71の磁界
によって偏向され、この電子ビーム66B,66G,6
6Rで蛍光体スクリーン65を水平及び垂直方向に走査
することによって、蛍光体スクリーン65上にカラー画
像を再生表示している。
【0005】更に、このネック63の外周面上には、ピ
ュリティマグネット72及びスタティックコンバーゼン
スマグネット73からなるピュリティ・コンバーゼンス
・マグネット(PCM)74が配設されている。このP
CM74は、いずれも板状で環状の一対のマグネットか
ら構成されており、このマグネットを相対的に回転させ
ることによって、電子ビーム66B,66G,66Rに
対する磁力を変化させて電子ビーム66B,66G,6
6Rの軌道等を調整している。
【0006】このようなカラー陰極線管装置では、回路
的なコンバーゼンス補正を一切不要としたインライン・
セルフコンバーゼンス型カラー陰極線管装置が現在の主
流となっている。このインライン・セルフコンバーゼン
ス型カラー陰極線管装置では、電子銃69を同一水平面
上を通るセンタービーム66G及び一対のサイドビーム
66R,66Bからなる一列配置の3電子ビーム66
R,66G,66Bを放出するインライン型カラー陰極
線管70と、このカラー陰極線管70と組合せて使用す
る偏向ヨーク71を水平偏向磁界がピンクッション型
に、垂直偏向磁界がバレル型となるように、夫々水平偏
向コイルと垂直偏向コイルを巻回して非斉一磁界とする
ことで、この偏向ヨーク71の磁界分布並びにPCM7
4を調整することで、格別の動的な補正手段を要するこ
となく、蛍光体スクリーン65全体に亘りコンバーゼン
ス特性を満足させている。
【0007】即ち、図8に示すように、ネック63の外
側にPCM74を配置し、このPCM74を調整して蛍
光体スクリーン65の中心でインライン型の3電子ビー
ム66B,66G,66Rを一致させると、蛍光体スク
リーン65の周辺では、3電子ビーム66B,66G,
66Rの行路長が長くなるために、図中破線で示したよ
うに一対のサイドビーム66B,66Rがオーバーコン
バーゼンスとなる。
【0008】これを補正するために、図9(a)に示す
ように、水平偏向コイル75Hの発生する水平偏向磁界
76Hをピンクッション型にすると、電子銃69から蛍
光体スクリーン65に向かって右側に偏向するときの3
電子ビーム66B,66G,66Rが水平偏向磁界76
Hから受ける力FHB,FHG,FHRは、 FHB>FHG>FHR の関係になり、相対的に一対のサイドビーム66B,6
6Rは、センタービーム66Gから遠ざかる方向に変位
してアンダーコンバーゼンス方向に作用する。同様に図
9(b)に示すように、垂直偏向コイル77Vの発生す
る垂直偏向磁界78Vをバレル型にすると、この垂直偏
向磁界78Vが一対のサイドビーム66B,66Rに及
ぼす力FVB,FVRには互いに遠ざかる方向の成分が
生じ、アンダーコンバーゼンス方向に作用する。そして
これら水平、垂直偏向磁界76H,78Vのピンクッシ
ョン型及びバレル型磁界の強さを調整することで、図8
中に実線で示したように、3電子ビーム66B,66
G,66Rを蛍光体スクリーン65の周辺で一致させて
いる。
【0009】しかしながら、このインライン・セルフコ
ンバーゼンス型カラー陰極線管装置では、非斉一偏向磁
界によって電子ビーム66B,66G,66Rに歪みが
生じ、特に画面周辺部のビームスポット横潰れによる解
像度劣化やモアレ発生の原因となっている。
【0010】即ち、水平、垂直偏向磁界76H,78V
を上記のような非斉一磁界にすると、3電子ビーム66
B,66G,66Rには、図10に示すような相対的な
力Fa,Fbが作用し、水平方向に発散、垂直方向に集
束するレンズ作用を受けることになる。このようなレン
ズ作用では、蛍光体スクリーン65中央に向かう電子ビ
ーム66B,66G,66Rは、偏向磁界によるレンズ
とダイナミックフォーカス電圧に依存する補助レンズの
影響を受けないために、水平、垂直方向のレンズ倍率が
共に等しい関係となり、丸い物点は蛍光体スクリーン6
5上でも丸い像点を結ぶ。
【0011】しかしながら、蛍光体スクリーン65周辺
に向かう電子ビーム66B,66G,66Rでは、電子
銃69の集束レンズから蛍光体スクリーン65側に大き
く離れた所にある偏向磁界によるレンズによって、垂直
方向で集束、水平方向で発散作用を受け、更に電子銃6
9の集束レンズ近傍の上記補助レンズで、偏向磁界によ
るレンズの非点収差を補償することになる。
【0012】このために、蛍光体スクリーン65中央に
向かう電子ビーム66B,66G,66Rの場合には、
電子銃69の集束レンズのみの倍率であるのに対して、
これらの組合せレンズの倍率では、垂直方向で縮小(蛍
光体スクリーン65上でビームスポットが小)、水平方
向で増大(蛍光体スクリーン65上でビームスポットが
大)となり、結果として丸い物点に対して水平方向に潰
れた像点を結ぶことになる。
【0013】これとは別にビームスポットの歪みを引起
す原因として、電子ビーム66B,66G,66Rの蛍
光体スクリーン65に対する入射角度にも一因がある。
これは蛍光体スクリーン65中心では、電子ビーム66
B,66G,66Rは直角(0°)に入射するためにビ
ームスポットの歪みはないが、蛍光体スクリーン65周
辺では蛍光体スクリーン65に対する入射角が大きくな
るので、ビームスポットが放射方向に延びる形状に歪む
ことが原因である。この歪みの作用も画面の平坦化また
は広角度偏向化によって更に増長される。
【0014】しかしながら、蛍光体スクリーン65の垂
直端では、バレル型の垂直偏向磁界78Vが及ぼすビー
ムスポットへの影響と、蛍光体スクリーン65に入射す
る電子ビーム66B,66G,66Rの入射角度による
影響が、互いに相反する方向であるために、ビームスポ
ットの歪みは緩和される。
【0015】これに対して、蛍光体スクリーン65の水
平端では、ピンクッション型の水平偏向磁界76Hと蛍
光体スクリーン65に入射する電子ビーム66B,66
G,66Rの入射角度の影響が、互いに強め合う方向で
あるために、ビームスポット歪みは増長される結果とな
る。
【0016】よって、インライン・セルフコンバーゼン
ス型カラー陰極線管装置では、図11に示すようなビー
ムスポットの歪みを生じる。ここで蛍光体スクリーン6
5上でのビームスポット形状として、特に問題となって
いるのは、蛍光体スクリーン65の対角方向を含む水平
方向(H端〜D端)でビームスポットが横長に歪んでし
まう点である。これは上述したメカニズムによるため、
カラー受像管70の奥行きの短縮や画面の平坦度が重視
されるようになってきた近年において、特に問題の重要
性が増してきたものである。単純にフェースパネル61
を平坦化すると、蛍光体スクリーン65のH軸端の入射
角が大きくなることから、ビームスポットが横長に歪
む。具体的には、蛍光体スクリーン65の対角有効径が
46cm、偏向角度が90°、フェースパネル61外面
の曲率半径が1330mm、フェースパネル61内面の
曲率半径が1240mmのカラー陰極線管70では、蛍
光体スクリーン65のH軸端におけるビームスポットの
縦横比が0.50(縦径/横径)であったものが、フェ
ースパネル61内外面を完全に平坦化した場合には、
0.45に劣化する問題が生じたまた、カラー陰極線管
装置においては、カラー陰極線管70に搭載されている
偏向ヨーク71が大きな電力消費源となっており、この
消費電力を低減するためには、特に偏向ヨーク71の水
平偏向コイル75Hによる消費電力を低減することが重
要である。この問題を解決するために、水平偏向コイル
75Hを図12に示すように、ベンドアップ型コイルの
形態からベンドレス型コイル形態に変えることで、水平
偏向コイル75Hのネック63側での偏向効率を高める
ことによって、消費電力を低減する方法が用いられてい
る。
【0017】このベンドレス型水平偏向コイル75Hで
は、偏向ヨーク71の消費電力を小さくするために、ネ
ック63側のコイル外径を小さくして、磁性体コア(図
示せず)の内径をできるだけ小さくすると良いと考えら
れていたために、ネック63側のフランジ部79の厚さ
を薄くして、フランジ部79の管軸方向長さを20mm
以上と長くした、換言すると、フランジ部79の管軸方
向の幅を大きく採る構成としていた。このフランジ部7
9は、図12のA−A´線に沿った断面を図13(a)
に示すように断面積Sfを有し、またB−B´線に沿っ
た断面では、図13(b)に示すように断面積Smを有
し、C−C´線に沿った断面は図13(c)に示す形状
となっている。また、当然のことながら、図13(c)
に示すネック63側のフランジ部79で最大となるコイ
ル厚Tfmaxは、図13(b)に示すメインコイル部
80のネック63側近傍で最大となるコイル厚Tm
maxと同一の厚さで構成され、同様にネック63側の
フランジ部79の管軸と垂直軸を含む面での断面積Sf
は、フランジ部79のコイル数が同じなので、結果的に
メインコイル部80の管軸に直交する面での断面積Sm
と同一の面積で構成されている。
【0018】ここで、水平偏向コイル75Hをベンドレ
ス型コイル及びベンドアップ型コイルとした場合の、夫
々の水平偏向磁界の管軸上のピン・バレル分布をシミュ
レーション及び試作品を用いて詳細に磁界解析を行った
ところ、図14に示すような特性を得ることができた。
図中実線で示す特性aは、ベンドレス型コイルの場合
で、破線で示す特性bは、ベンドアップ型コイルの場合
の特性を示す。理想的な水平偏向磁界の管軸上のピン−
バレル磁界分布は、図中の特性bで示すようなベンドア
ップ型コイルのように、ネック63側でバレル磁界cを
形成し、蛍光体スクリーン65側でピンクッション磁界
dを形成するような構成が良いとされている。
【0019】即ち、ネック63側のバレル磁界cによっ
て、蛍光体スクリーン65のH端でのセンタービーム6
6Gとサイドビーム66B,66Rとの差(HCR)
を、+方向(センタービーム66Gがサイドビーム66
B,66Rの中心よりも蛍光体スクリーン65の外側と
なる方向)に補正し、蛍光体スクリーン65側のピンク
ッション磁界dによって、蛍光体スクリーン65のH端
でのサイドビーム66B,66Rの差(XH)を、−方
向(アンダーコンバーゼンス方向)に補正することで、
蛍光体スクリーン65上の3電子ビーム66B,66
G,66Rを一致させることができる。
【0020】ところが、ベンドレス型コイルのネック6
3側部分は、図12に示すように、H軸側のコイル線8
1は、ネック63側に磁路長(Z軸方向長さ)が最も長
く(Lm)形成されるのに対して、V軸側のコイル線8
2、つまりベンドレス型のフランジ部79の上端部分に
位置するコイル線82は、フランジの長さ(Ls)分だ
けコイル線80に対して磁路長が短く(Lf)なってい
る。ここで、H軸に近いコイル線80ほど水平偏向磁界
はピンクッション磁界が強くなる。従って、図14に示
したベンドレス型コイルの管軸上のピンバレル磁界分布
aは、ネック63側端付近のeで必然的にピンクッショ
ン磁界となり、この部分でHCRを−方向に作用させる
ことになる。
【0021】そのため、このようなベンドレス型コイル
では、バレル磁界fを強くしてHCRを調整する必要が
ある。しかし、このバレル磁界fの強化によってXHは
+方向に変化するので、ピンクッション磁界gを強くし
てXHを−方向に作用させる力を増加させ、蛍光体スク
リーン65上でのXHを調整しなければならない。な
お、図中h,i部分は、水平偏向コイルから後方のネッ
ク63側に漏れる漏洩磁界であり、ベンドアップ型コイ
ル、ベンドレス型コイルのネック63側のピンーバレル
磁界に関わらず、常にバレル形となる。
【0022】このように、ベンドレス型コイルを使用し
た場合、XHとHCRを共に補正するように巻線分布を
調整すると、結果的にベンドアップ型コイルよりも偏向
ヨーク71の蛍光体スクリーン65側でピンクッション
磁界gを強くすることが必要となり、このピンクッショ
ン磁界gを強くするとフォーカス特性が劣化することに
なる。
【0023】反対にベンドアップ型コイルを使用すれば
フォーカス特性は改善するが、偏向ヨーク71の消費電
力が上昇することになり、また最近では、ファンネル6
2の偏向ヨーク71が装着されるヨーク装着部分と、偏
向コイル及び磁性体コアの断面形状を夫々略矩形状に形
成することによって、偏向ヨーク71の消費電力を低減
することが行われるようになってきているが、この際使
用される略矩形状断面の磁性体コアについては、製造ば
らつき等を考慮すると非分割形であるほうが好ましく、
従って水平偏向コイルは、必然的にベンドレス型コイル
を採用する必要がある。
【0024】このように、ベンドレス型コイルを使用す
ると好適な状況は多々あるが、ベンドレス型コイルを採
用すると、前述のような理由によって、フォーカス特性
の劣化を招くことになる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】現在のカラー陰極線管
装置は、電子銃69が同一水平面上を通るセンタービー
ム66G及び一対のサイドビーム66B,66Rからな
る一列配置の3電子ビーム66B,66G,66Rを放
出するインライン型とし、偏向ヨーク71の発生する水
平偏向磁界76Hをピンクッション型、垂直偏向磁界7
8Vをバレル型として、これら水平、垂直偏向磁界76
H,78Vにより一列配置の3電子ビーム66B,66
G,66Rを偏向するインライン・セルフコンバーゼン
ス型カラー陰極線管装置が広く実用化されている。
【0026】しかし、このインライン・セルフコンバー
ゼンス型カラー陰極線管装置については、非斉一な偏向
磁界によるビームスポットの歪みを生じ、特に画面左右
端での解像度劣化等を引起す問題があった。
【0027】また、消費電力削減の観点から水平偏向コ
イルにベンドレス型コイルを採用すると、XHとHCR
を共に補正するように巻線分布を調整した場合に、結果
的にベンドアップコイルよりも蛍光体スクリーン65側
でピンクッション磁界を強くすることが必要となり、こ
のためにフォーカス特性が劣化する結果となっていた。
【0028】本発明は、このような課題に対処してなさ
れたものであり、消費電力低減化のために水平偏向コイ
ルにベンドレス型コイルを採用した場合でも、画面水平
方向で良好なビームスポットが得られ、フォーカス性能
の劣化を抑制したカラー陰極線管装置を得ることを目的
とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、内面に3色蛍
光体層を配置した蛍光体スクリーンを有する略矩形状の
フェースパネルと、このフェースパネルに連接された漏
斗状のファンネルと、このファンネルの外周部分に装着
された偏向ヨークと、この偏向ヨークによって水平及び
垂直方向に偏向されるセンタービーム及び一対のサイド
ビームを放出し、蛍光体スクリーンとシャドウマスクを
介して対峙するネック内に配置されたインライン型の電
子銃とを有するカラー陰極線管装置において、偏向ヨー
クは、カラー陰極線管の管軸方向に沿うように配置され
るメインコイル部と、このメインコイル部の蛍光体スク
リーン側に配置されたフランジ部及びネック側に配置さ
れたベンドレス型のフランジ部から構成される水平偏向
コイルを備え、このネック側フランジ部の最大コイル厚
が、メインコイル部のネック側フランジ部近傍の最大コ
イル厚よりも大きくなるように構成している。
【0030】また、内面に3色蛍光体層を配置した蛍光
体スクリーンを有する略矩形状のフェースパネルと、こ
のフェースパネルに連接された漏斗状のファンネルと、
このファンネルの外周部分に装着された偏向ヨークと、
この偏向ヨークによって水平及び垂直方向に偏向される
センタービーム及び一対のサイドビームを放出し、蛍光
体スクリーンとシャドウマスクを介して対峙するネック
内に配置されたインライン型の電子銃とを有するカラー
陰極線管装置において、偏向ヨークは、カラー陰極線管
の管軸方向に沿うように配置されるメインコイル部と、
このメインコイル部の蛍光体スクリーン側に配置された
フランジ部及びネック側に配置されたベンドレス型のフ
ランジ部から構成される水平偏向コイルを備え、このネ
ック側フランジ部は、管軸方向に圧縮成形して構成して
いる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るカラー陰極線
管装置について、図面を参照して詳細に説明する。
【0032】図1は、カラー陰極線管11に偏向ヨーク
12を装着したカラー陰極線管装置の構成を示す一部切
欠斜視図であって、このカラー陰極線管11は、管軸
(Z軸)を通り互いに直交する水平軸(H軸)と垂直軸
(V軸)を持つ外面が平坦な略矩形状のフェースパネル
13と、このフェースパネル13に連接された漏斗状の
ファンネル14、及びこのファンネル14の径小部端に
連接された円筒状のネック15からなる真空外囲器を有
している。このフェースパネル13の内面には、青、
緑、赤に発光するストライプ状の3色蛍光体層を有する
蛍光体スクリーン16が設けられ、更に、この蛍光体ス
クリーン16から離間し且つ対向して、その対向面に多
数の電子ビーム通過孔17が所定の配列ピッチで形成さ
れた色選別用のシャドウマスク18が、マスクフレーム
19を介して配置されている。
【0033】更に、ネック15内には、同一水平面上を
通るセンタービーム20G及び一対のサイドビーム20
B,20Rからなる一列配置の3電子ビーム20B,2
0G,20Rを放出するインライン型電子銃21が配置
されてカラー陰極線管11が構成されている。また、こ
のネック15のファンネル14側からファンネル14の
径小部にかけて位置する偏向ヨーク装着部22に偏向ヨ
ーク12が装着されて、この偏向ヨーク12後部のネッ
ク15の外側に、ピュリティ・コンバーゼンスマグネッ
ト(PCM)23及びコマフリーコイル24が設けられ
ている。
【0034】この偏向ヨーク12は、図2に示すよう
に、上下一対のベンドレス型水平偏向コイル25と、こ
の水平偏向コイル25と合成樹脂製のセパレータ26に
よって分離配置された左右一対のベンドレス型垂直偏向
コイル27と、これら水平及び垂直偏向コイル25,2
7の外側に配置された漏斗状の磁性体コア28と、上記
セパレータ26のネック15側径小部の外側面に設けら
れた上下一対のコマフリーコイル29と、セパレータ2
6の蛍光体スクリーン15側径大部の外側面に配置され
た上下一対のNSマグネット30、及びこの図では図示
していないPCM23とから構成されている。
【0035】この偏向ヨーク12を構成しているベンド
レス型の水平偏向コイル25は、図3に示すように、フ
ァンネル14側の径大フランジ部31をベンドアップ状
に成形し、ネック15側の径小フランジ部32をベンド
アップ状に成形せずに管軸方向に延在させ、且つプレス
等の手段によって図中破線にて示す従来のフランジ部の
管軸方向の長さLfよりも管軸方向に圧縮することによ
り、図中D−D´線にて切断した断面は、図4(a)に
も示すようにフランジ部32の管軸方向の長さLf´を
短縮させ、且つ、管軸方向と直交する方向の厚さSa
を、従来のフランジ部の厚さSbよりも厚く構成したも
のである。また図3のE−E´線及びF−F´線で切断
した場合の断面は、夫々図4(b)及び(c)に示すよ
うに、E−E´線の切断部分では従来と大差はないもの
の、F−F´線の断面では、破線で示す従来のものより
も大きくTf´max>Tfmaxの関係になってい
る。
【0036】このように構成することで、図14に示し
たネック15側端部付近のピンクッション磁界eを図5
に示すように小さくすることができ、結果的にフォーカ
スを劣化させる原因となっていた偏向ヨーク12の蛍光
体スクリーン16側のピンクッション磁界も小さくする
ことができる。この際、ネック15側フランジ部32の
管軸方向の長さを短縮して厚さを大きくしているので、
ネック15側フランジ部32のコイル外径が大きくなる
のに伴い、ネック15側のコア28内径もそれに応じて
大きくする必要がある。
【0037】しかしながら、ネック15側のコア28内
径は小さくするほど、消費電力も小さくなると一般的に
考えられていたが、シミュレーションや試作品を基にし
た詳細検討等から、ネック15側のコイル径やコア径を
拡大したとしても、メインコイル部33またはコア28
の管軸方向の磁路長をネック15側に延長することで、
電子ビーム20B,20G,20Rの通過領域とファン
ネル14側の偏向ヨーク12部分との余裕度を変更させ
ずに同一としたまま(蛍光体スクリーン15周辺に向か
う電子ビーム20B,20G,20Rの軌道を殆ど変化
させずに)水平偏向コイル25の消費電力も同等にでき
ることが判明した。このことから、ベンドレス型コイル
のネック15側フランジ部32の管軸方向長を短縮して
も、従来のベンドレス型コイルと同等の消費電力のまま
で、フォーカス特性を改善することが可能となることが
判明した。
【0038】そこで、前述したようなベンドレス型コイ
ルのネック15側フランジ部32の管軸方向長を短縮す
ることを検討した結果、図4(c)に示すように、ネッ
ク15側のフランジ部32のコイル厚Tf´を、メイン
コイル部33のネック15側近傍のコイル厚Tmよりも
全体的に厚くなるように、Tf´>Tmの関係に構成
し、このフランジ部32の管軸方向長Lf´を20mm
から12mmに短縮した。この場合の管軸上の水平偏向
磁界においては、図5に示すように、ネック15側フラ
ンジ部32で発生していたピンクッション磁界eをjの
ように弱めて、偏向ヨーク12の蛍光体スクリーン15
側におけるピンクッション磁界gよりも小さくすること
ができた。これによりフェースパネル13をフラット化
した場合でも、ビームスポットの縦横比をフラット化す
る以前に許容されていた0.50程度まで改善すること
ができた。
【0039】更に、90°偏向管よりも奥行きを短くし
た100°偏向管では、従来では90°偏向管から10
0°偏向管に適用変更をした場合には、更にビームスポ
ットが悪化していたが、フランジ部32の管軸方向長を
約7mmと従来よりも短く設定することによって、フラ
ット化する以前の90°偏向管並みのビームスポット形
状に抑えることができ、また90°偏向管に適用した場
合には、更に良好なビームスポットを得ることが可能で
ある。
【0040】なお、本発明は、上述のカラー陰極線管装
置に限定されることなく、例えば偏向ヨーク装着部22
を角型に構成したカラー陰極線管11にも、図6に示す
ように、コア28及び水平、垂直偏向コイル25,27
を角型にした偏向ヨーク12と組合わせて使用すること
が可能であり、この場合には更に消費電力の削減を図る
ことが可能である。またネック15側フランジ部32を
管軸方向にプレス等で圧縮して、フランジ部32を構成
しているコイル間に介在している空隙部分、あるいはコ
イルの被覆部分を圧縮する等して、フランジ部32の管
軸方向長を縮小し、換言すれば、ネック15側のフラン
ジ部32の管軸と垂直軸を含む面での断面積Sfが、メ
インコイル部33の管軸に直交する面での断面積Smよ
りも小さくなるように構成すれば、フランジ部32の厚
さを変えることがないので、コア28の内径を大きくす
る必要がなく、コア28の小型化及び偏向ヨーク12の
小型化を図ることが可能となる。また、垂直偏向コイル
27は、コア28にコイルを巻回したトロイダル型コイ
ルとすることや、ベンドアップ構成とすることも可能で
あり、その他にも種々の応用や変形が可能なことは言う
までもない。
【0041】
【発明の効果】本発明は、ベンドレス型コイルのネック
側フランジ部の管軸方向長を短縮することにより、蛍光
体スクリーンの水平方向端でのビームスポットを良好に
することができ、優れたコンバーゼンス特性を有するカ
ラー陰極線管装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインライン型カラー陰極線管装置
を示す一部切欠斜視図。
【図2】本発明に係るインライン型カラー陰極線管装置
を構成する偏向ヨークを示す斜視図。
【図3】同じく偏向ヨークを構成するベンドレス型水平
偏向コイルを示す斜視図。
【図4】同じく水平偏向コイルのフランジ部の巻線状態
を示す説明図。
【図5】同じく水平偏向コイルの磁界分布を示す特性
図。
【図6】同じく偏向ヨークの他の構成を示す斜視図。
【図7】従来のカラー陰極線管装置を示す断面図。
【図8】同じく蛍光体スクリーンの中心及び周辺での3
電子ビームのコンバーゼンスを説明するための説明図。
【図9】同じく水平及び垂直偏向磁界を示す説明図。
【図10】同じく偏向磁界が電子ビームに及ぼす力を説
明するための説明図。
【図11】同じくビームスポットの歪を説明するための
説明図。
【図12】同じくカラー陰極線管装置の偏向ヨークを構
成するベンドレス型水平偏向コイルを示す斜視図。
【図13】同じく水平偏向コイルのフランジ部の巻線状
態を示す説明図。
【図14】同じく水平偏向コイルの磁界分布を示す特性
図。
【符号の説明】
11:カラー陰極線管 12:偏向ヨーク 13:フェースパネル 14:ファンネル 15:ネック 16:蛍光体スクリーン 18:シャドウマスク 20G:センタービーム 20R,20B:サイドビーム 21:電子銃 25:水平偏向ヨーク 31:フランジ部 32:フランジ部 33:メインコイル部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に3色蛍光体層を配置した蛍光体ス
    クリーンを有する略矩形状のフェースパネルと、 このフェースパネルに連接された漏斗状のファンネル
    と、 このファンネルの外周部分に装着された偏向ヨークと、 この偏向ヨークによって水平及び垂直方向に偏向される
    センタービーム及び一対のサイドビームを放出し、前記
    蛍光体スクリーンとシャドウマスクを介して対峙するネ
    ック内に配置されたインライン型の電子銃とを有するカ
    ラー陰極線管装置において、 前記偏向ヨークは、カラー陰極線管の管軸方向に沿うよ
    うに配置されるメインコイル部と、このメインコイル部
    の蛍光体スクリーン側に配置されたフランジ部及びネッ
    ク側に配置されたベンドレス型のフランジ部から構成さ
    れる水平偏向コイルを備え、 このネック側フランジ部の最大コイル厚が、メインコイ
    ル部のネック側フランジ部近傍の最大コイル厚よりも大
    きくなるように構成したことを特徴とするカラー陰極線
    管装置。
  2. 【請求項2】 前記水平偏向コイルは、ネック側フラン
    ジ部の管軸方向と直交する方向での断面積が、前記メイ
    ンコイル部の管軸方向と直交する方向での断面積よりも
    小さくなるように構成したことを特徴とする請求項1記
    載のカラー陰極線管装置。
  3. 【請求項3】 前記水平偏向コイルは、最大ピンクッシ
    ョン磁界を発生する管軸上の位置が、偏向ヨークの中心
    位置よりもフェースパネル側に設定されていることを特
    徴とする請求項1または2記載のカラー陰極線管装置。
  4. 【請求項4】 内面に3色蛍光体層を配置した蛍光体ス
    クリーンを有する略矩形状のフェースパネルと、 このフェースパネルに連接された漏斗状のファンネル
    と、 このファンネルの外周部分に装着された偏向ヨークと、 この偏向ヨークによって水平及び垂直方向に偏向される
    センタービーム及び一対のサイドビームを放出し、前記
    蛍光体スクリーンとシャドウマスクを介して対峙するネ
    ック内に配置されたインライン型の電子銃とを有するカ
    ラー陰極線管装置において、 前記偏向ヨークは、カラー陰極線管の管軸方向に沿うよ
    うに配置されるメインコイル部と、このメインコイル部
    の蛍光体スクリーン側に配置されたフランジ部及びネッ
    ク側に配置されたベンドレス型のフランジ部から構成さ
    れる水平偏向コイルを備え、 このネック側フランジ部は、管軸方向に圧縮されて成形
    されていることを特徴とするカラー陰極線管装置。
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